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NEW ARRIVALS & BACK IN STOCKS 06年/05月 2006/06/2 updated |
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6月のNEW ARRIVAL & BACK IN STOCK(新入荷、再入荷)はこちらをクリックしてください。 | |
RCSI-1005 ROD MOAG『Ah-Hah! Goes Grass:A
Bluegrass Tribute to Bob Wills』 CD\2,888(本体\2,750)[新入荷] San Antonio Rose/Faded Love/Will You Miss Me When I'm Gone/My Brown-Eyed Texas Rose/Hang Your Head in Shame/So Long, I'll See You Later/Tater Pie/The Convict and the Rose/Roly Poly/I Had a Little Mule/Corrine Corrina/No Disappointment in Heaven/Don't Let the Deal Go Down 全13曲 長年、オースティンにあるテキサス大学の客員教授として南アジアの言語を教える傍ら、DJとして、またテキサス・グラスというブルーグラス・バンドのリーダーとして地元では有名なロッド・モーグが、テキサスの王様ボブ・ウィルスに捧げたアルバム。アラン・マンデとバイロン・バーラインを核に、ウィルスゆかりのジョニー・ギンブルやテキサスでは馴染み深いジェイク・ジェンキンズ(bj、元カール・シフレット・バンド)、シンディ・キャッシュダラー(d)などに加えて、マイク・オールドリッジにバディ・スパイカー、ポール・グラッセ(m)などなど、錚々たる顔ぶれを集めての、なんとも楽しげなセッション。ロッドとウィルスの姪デイナのリード・ヴォーカルをサポートするハーモニー・シンガーにはラッセル・ムーアを配するという贅沢な選択も。曲によって入れ替わり登場するバーライン、ギンブル、スパイカーのスウィング・テイスト満点のフィドル陣が、ウィルス・ミュージックの真髄をブルーグラス・スタイルに巧みにアジャストして、流石の出来をみせている。 |
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DREY-36685 BIRELI LAGRENE & GYPSY PROJECT『Live
in Paris』DVD \3,990-(本体\3,800-)(106分+27分、英語字幕付き)[再入荷] ブルーグラスのフラットピッキンも凄いけど…、こ りゃ凄いマカフェリ・ギターから飛び出すビレリ・ラグレーンのフラットピッキン。1980年に13才でデビュー して以来、ジャンゴ・ラインハルトの再来といわれ続けたジプシー(ロマ)少年が、脂の乗り切った全盛期を迎 えている。オノ・リントシュタイン(g)、ジゴ・インベルト(bs)、フランク・ウルフ(sax)とのカルテットで ジャンゴの曲を中心に、チャーリー・パーカーからスティービー・ワンダーまでの16曲。もちろん、異質な ものだが、ある種、現在のブルーグラスと大いに共通するホットなインパクトと相通じるスウィング(ドライ ブ)感、その華麗なアコースティック・フラットピッキンを理屈抜きにお楽しみください。30分ほどのボーナ ス・ドキュメントも秀逸である。…ギターの虫だ。 |
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HAPPY-0615 ふたり乗り『Futarinori』CD\1.499-(本体\1,428-)[再入荷] コインランドリー/Cry to Laugh/ふたり/あの町/JoyHum/Life 全6曲 京都大谷大学アメ民で結成されたフォーリップス(ムーンシャイナー誌2004年7月号特集参照)のマンド リン(サラ)とベース(ツバサ)のふたりが組んだデュオ、「ふたり乗り」のデビュー・ミニCD。1930年代に米 国南部で流行ったブラザー・デュオの21世紀版といったコンセプトながら、女の子2人の創るオリジナルな 詩は等身大の女子大生らしいユーモアや視点、…が、メロディーやリズム、そしてアレンジはブルーグラス・ ツービート(=レゲェ)、スウィング、R&B等々を駆使し てミックスした、つまりニューグラスだ。これまでの日本語フォークがブルーグラスを借りたという感じじゃな くて、自然にマンドリンやニューグラスが彼女たちの音楽の中に溶け込んでる。マンドリンとベースのほか、ゲ ストにエレキギター、カホーンとフィドル(吉富はるか) が曲によって参加しているが、エレキの代わりにドブロやバンジョーを入れ、アコースティックにすればそのま まニューグラスになりそうだ。歌に込める彼女らの小さな幸せはもちろん、ここまでマンドリンとベースを弾き こなしてきたミュージシャンとしての努力とセンスに拍手を送りたい。 |
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COL-80739 DIXIE CHICKS『Taking the Long Way』CD\2,783(本体\2,650)[新入荷] The Long Way Around/Easy Silence/Not Ready to Make Nice/Everybody Knows/Bitter End/Lullaby/Lubbock or Leave It/Silent House/Favorite Year/Voice Inside My Head/I Like It/Baby Hold on/So Hard/I Hope 全14曲 アメリカン・ミュージック史上最高の女性バンド、ディキシー・チックスの最新第4作(インディーズ時代からの通算では第7作)。前作『Home』(COL-86840 \2,783)でひとつの区切りをつけた彼女たちが新たな方向へと踏み出すべく、ジョニー・キャッシュのアメリカン・レコーディング・シリーズなどの鬼才リック・ルービンと組んだ意欲作。ナタリー・メインズのあのロンドンでの発言以来さまざまなバッシングを経験してきたディキシー・チックス、いまもなおとんがった言動が続いているようだが、「わたしたちはカントリー・バンドじゃない」というナタリーの言葉は、あまりに保守的なナッシュヴィル・エスタブリッシュメントへの反発、内容のない歌詞に終始するメインストリーム・カントリーへのアンチ・テーゼと受け止めておきたい。ここでは、シェリル・クロウやケブ・モーといった優秀なコンテンポラリー・ライターとの共作で、あのロンドン発言をテーマとしたファースト・シングル"Not Ready to Make Nice"に象徴されるポリティカルなメッセージや、アルツハイマーなど身の回りにある社会的な問題というシリアスな内容を、アコースティック楽器を巧みに生かしながらロック色の濃いカントリー・サウンドに仕上げて、これまで以上に「うた」の力を感じさせる作品となっている。とりわけ、ラストのゴスペル調には圧倒されるだろう。プロデューサー、リック・ルービンがいうように、「カントリー・アクトがロック・アルバムを作ったのではなく、偉大なロック・アクトがカントリー・アルバムを作ったんだ」。 |
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COL-94265 JOHNNY CASH『Personal File』2CD\3,990(本体\3,800)[新入荷] [Disc 1]The Letter Edged in Black/There's a Mother Always Waiting at Home/The Engineer's Dying Child/My Mother Was a Lady/The Winding Stream/Far Away Places/Galway Bay/When I Stop Dreaming/Drink to Me Only with Thine Eyes/I'll Take You Home Again Kathleen/Missouri Waltz/Louisiana Man/Paradise/I Don't Believe You Wanted to Leave/Jim, I Wore a Tie Today/Saginaw, Michigan/When It's Springtime in Alaska(It's Forty Below)/Girl in Saskatoon/The Cremation of Sam McGee/Tiger Whitehead/It's All Over/A Fast Song/Virgie/I Wanted So/It Takes One to Know Me [Disc 2]Seal It in My Heart and Mind/Wildwood in the Pines/Who at My Door Is Standing/Have Thine Own Way Lord/Lights of Magdala/If Jesus Ever Loved a Woman/The Lily of the Valley/Have a Drink of Water/The Way Worn Traveler/Look unto the East/Matthew 24(Is Knocking at the Door)/The House Is Falling Down/One of These Days I'm Gonna Sit Down and Talk to Paul/What on Earth(Will You Do for Heaven's Sake)/My Children Walk in the Truth/No Earthly Good/Sanctified/Lord, Lord, Lord/What Is Man/Over the Next Hill(We'll Be Home)/A Half a Mile a Day/Farther Along/Life's Railway to Heaven/In the Sweet Bye and Bye 全49曲 故ジョニー・キャッシュの遺産発掘、キャッシュの自宅スタジオに保管されていた遺品のなかにあった『Personal File』と題されたテープ、そこに収められたキャッシュの魂の唄が初めて陽の目を見た、貴重なコレクション。フォルサムやサン・クエンティンでのライヴ、TVシリーズ『ジョニー・キャッシュ・ショウ』の大成功などでピークを極めていた73年7月録音の曲を中心に、82年までの間に自らのギターをバックに唄い綴った、タイトルが示すとおり、自分のためだけに録音した全49曲。それぞれの曲に綴られた「ストーリー」、それは母への思いであり故郷や家族への思い、そして愛しいひとへの思いを、自らの思い出と共に語り、唄ったディスク1、さらには神への敬虔な気持ちを素直に表したゴスペル(その多くは自作のオリジナル)を集めたディスク2、絶頂期にありながら自らの進むべき道を捜し求めて揺れ動いていたであろう、キャッシュの心情が手に取るように伝わってくる、淡々としたヴォーカルに秘められた「うた」のちからが素晴らしい。公式にはレコーディングすることのなかった、クラシック・カントリーやコンテンポラリー・ソングのカヴァー、未発表のままに終わった自作オリジナルを多数含む弾き語り集、のちにリック・ルービンという異才を得て、キャッシュ晩年のライフワークとなった『アメリカン・レコーディング』シリーズの原点ともいうべき重要な作品集となっている。著名な評論家グリール・マーカスの示唆に富んだライナー・ノーツとあわせて、真摯にむきあいたいアルバムである。 |
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教則DVD各種再入荷中 | |
GW-602D『Flatpicking Fiddle Tunes on
DVD
taught by Eric Thompson』\4,410(本体\4,200) 60年代にユニオン・グローブのギター・チャンピオンとして一躍、全米に名を馳せたエリック・トンプソンがリール、ラグ、ホーダウン等々、オールドタイム・フィドル・チューンをフラットピッキング・スタイルに判りやすくアレンジ。 HL-641788 _MARK SCHATZ/BLUEGRASS BASS#2 DVD \5,775-(本体\5,500-) 最も信頼されるベース・プレイヤー.、マーク・シャッツの上級者向き教則DVD。リチャード・ベイリー(bj)とデビッド・グリア(g)を迎えてブルーグラス・ベースの奥儀を披露します。 HL-641811 DAROL ANGER, RUSHAD EGGLESTON, CASEY DRIESSEN『String Groove』DVD\5,775-(本体\5,500-)(2時間) アメリカン・ミュージックの特徴は、コードによる発想とリズムである、と思っている。本作は、ダロル・アンガーによるフィドルのリズム作りが焦点である。「バイオリン(=フィドル)にリズム・チョップ(グルーヴ)を持ち込んだのはブルーグラスのリチャード・グリーンである」とするダロルの紹介で、さまざまなチョップの詳細が紹介される。「グルーヴとは、基本的に2人以上のミュージシャンの間で起こるリズム感情の同意である…」とし、「通常、フィドル奏者なら常にそれを意識するが、バイオリン奏者にはないもので…、本来は音楽がダンスのために存在していたゆえに生まれてきたものである」、という。つまり、日本人にはけっこう苦手な部分であろう。ダロルのフィドル、ケーシー・ドリーセンの5弦フィドル、そしてラシャッド・イグルストンのチェロが、それぞれさまざまなリズム・チョップで、グループを創っていく様子が興味深い。ジャズの"Cousin Joe"、モンローの"Old Dangerfield"、ラテンの"Iguana Dawn"、ロック・シャッフル"The Scuffler"、スウィングの"Sweet Georgia Brown"、アイリッシュ・ジグ"Banish Misfortune"、ジャズ・ファンク"Mercy, Mercy"、そしてオールドタイム・フィドル・チューン"Forked Deer"でしめる。それにしてもブルーグラス出身のダロルとケーシーのフィドル・オタクぶり、…凄いね。中級から上級向け、クラシック経験者には特にお勧め!!。 DVDBREGT21『The Real Merle Travis Guitar Like Father, Like Son Taught By Thom Bresh』 \4,800) 革新的なフィンガー・ピッキングでカントリー・ギターに多大な功績を残したマール・トラビスのギター・スタイルを彼の息子で音楽的遺産を引継いだトム・ブレッシュが教える。Guitar Rag,・Cannonball Rag,・Walking The Strings,・I'll See You In My Dreams,・Bugle Call Rag,・Farewell My Blue Belle,・Hangin' With The Girls I Know DVDBSHMN29『Sam Bush Mandolin Method』2DVD SET (\9,700) ご存知、サム・ブッシュがブルーグラス・マンドリンの基本から自身のスタイルによるバリエーションまでタップリと教えてくれる。 Ragtime Annie/Bile Them Cabbage Down/Blackberry Blossom/Sally Goodin/Big Mon/Get Up John/Brilliancy/Whayasay/Big Rabbit DVDICKDB29『Essential Techniques for Dobro Taught By Rob Ickes』2DVD (\8,100) 当代随一の人気バンド、ブルーハイウェイのドブロ奏者=ロブ・アイクスによる教則。 最先端のテクニックを習得できる。 DVDKAUFL29『Learning To Flatpick DVDs A Complete Course in Bluegrass GuitarTaught By Steve Kaufman』3dvd set(\9700) DVDMONMN21『The Mandolin of Bill Monroe #1Taught By Bill Monroe』(本体\4,800) DVDMONMN22『The Mandolin of Bill Monroe #2Taught By Sam Bush』(本体\4,800) ブルーグラスの父、ビル・モンローの貴重な教則映像、#1ではジョン・ハートフォードによるインタビューを交えて有名曲を披露。#2ではモンローの映像を見ながらサム・ブッシュが解説を加える。 DVDSEBAU21『Learn to Play Autoharp Taught By John Sebastian』(\4,800) ウッドストック系のミュージシャン&シンガーもジョン・セバスチャンによるオートハープ教則。初心者から中級向け。 |
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ARH-524 VERN & RAY 『SAN FRANCISCO 1968』CD
\2,363-(本体\2,250-)期間限定価格[新入荷] Band Intro/20 Second Rag/How Many Times/Muleskinner Blues(Blue Yodel No.8)/Sweet Fern/Intro/The Leather Britches/I Wonder Where You Are Tonight/Little Georgia Rose/The Buckin' Mule/The Bottle Let Me Down/Ode to the Little Brown Shack/Poor Ellen Smith/Hard Times/The Touch of God's Hand/On My Mind/Orange Blossom Special全15曲 60年代初め、スターデイに録音した"Cabin on a Mountain"と"Bluegrass Style"が早くに日本でも紹介されたことで知られるヴァーン&レイ、しかしながらそれ以外には殆ど公式録音がなく、いつしか「幻のバンド」となっていった彼らの貴重極まりない音源発掘だ。カリフォルニアにトラッド・ブルーグラスが根付いていく基盤を作ったパイオニアとして、いまも多くのフォロワーを生んでいる伝説のバンド、ヴァーン&レイが68年、サン・フランシスコ大学で開かれたサン・フランシスコ・フォーク・フェスティヴァルに出演したときのライヴ。ヴァーン・ウィリアムズの耳に突き刺さってくるような強烈なテナー、ゴリゴリと押しまくるリズム、若きハーブ・ペダーセンの突っかかるような勢いを感じさせるバンジョーなどなど、どれをとっても洗練とは無縁の生々しいサウンド、草創期の先達からじかに受け継いだソウル、ほとばしるエネルギーをなんの計算もなしにストレートに目いっぱい表現した、「ナマ」のブルーグラスに圧倒される。レイ・パークの、フィドラーとしての見せ場もしっかりと作った構成。60年代前半のケンタッキー・カーネルズと並ぶ、ウェスト・コースト・トラッド・ブルーグラス・シーンの最重要遺産である。 |
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ARH-514 THE VERN WILLIAMS BAND『Traditional
Bluegrass』 CD \2,573-(本体\2,450-)[再入荷] Roll On Buddy/Close By/Montana Cowboy/I'm On My Way Back To The Old Home/Happy I'll Be/Live And Let Live/Bald Knodb, Arkansas/When The Golden Leaves Begin To Fall/I Hear A Choo Choo Coming/Can't You Hear Me Calling/Traveling The Highway Home/Love Me Darling Just Tonight/In Despair/I'm Going Back To The Old Kentucky/Darling Nellie Across The Sea/Pig In A Pen 全16曲 ウェストコースト・トラッド・ブルーグラスの導師、ヴァ―ン・ウィリアムズ・バンド絶頂期のライヴがここに初めて世に出ることとなった。ラウンダーのあの名盤『Bluegrass from the Gold Country』(ROU-0131\2,573)発表直後82年の、グラス・ヴァレー・フェスのライヴを核に88年の音源も含めての全16曲。ビル・モンローのハイ・ロンサム・サウンドをその精神的な深みにまで継承したトラッド・ブルーグラスの真髄、ヴァ―ン&レイの時代も含め、残された音源の少なさ故に半ば伝説と化した感のあるその音楽が見事によみがえった。モンロー・クラシックはもちろんのこと、あのケンタッキー・カーネルズの昔からウェストコーストに継承されてきたスタンレー・トラディションもきっちりとふまえての、抜群のトラッド・スタイルが堪能できる。息子デル(g)のクラシック・ブルーグラスを手のうちに収めたリズム・ギターと、独特のタッチ、グル―ヴが印象的なキース・リトル(bj)、若者ふたりを包み込むヴァ―ン(m)とエド・ネフ(f)のヴェテランの味が一体となったサウンドにのった、ヴァ―ンのこれ以上はないくらいにテンションとエモーション漲るヴォーカルが、ホンモノのブルーグラスの快感を伝えてくれる。近頃話題のオープン・ロードをはじめとする若いバンドのお手本であり、精神的支柱でありつづけるヴァ―ン・ウィリアムズ・バンドの真髄ここにあり。 |
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COL-8464 FLATT & SCRUGGS『Songs of the
Famous Carter Family』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷] Keep on the Sunny Side/Foggy Mountain Top/Homestead on the Farm 他全12曲 1960年代はじめのフラット&スクラッグスのオリジナル・アルバム、『カーター・ファミリーを唄う』のCDである。マザー・メイベル・カーターのオートハープをゲストに、アール・スクラッグスも半数以上の曲でバンジョーをギターに持ち替えて、絶妙にバランスの取れたカーター・ピッキンを聴かせる。当時の録音の常ながら、エコーが少々きつめなのが気になるが、仕方ない。現在入手可能なフラット&スクラッグスの数少ないオリジナル・アルバムの一つである。 |
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RC-112 THE SIDEMEN "Almost Live at the
Station Inn"CD\2,888(本体\2,750)[再プレス入荷] Lost John/Why Did You Wander/Let Those Brown Eyes Smile At Me/Why Baby Why/That Old Book of Mine/Wandering Soul/Katy Dear/Those Two Blue Eyes 他全13曲 今話題のグラスカルズの前身、我がレッド・クレイ・レーベルから、1994年のヒット・アルバム。「90年代の フラット&スクラッグスを」とナッシュビルのライブハウス、ステーション・インに集まったロ ニー・マッカーリー(m)、マイク・バブ(bs)、テリー・エルドレッジ(g)、ジミー・キャンベル (f)、ジーン・ウートン(d)、そしてスクラッグスを思わせるラリー・パーキンス(bj)とエド・ダイ の超ストレート・ブルーグラスの名作。 |
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OM-0444 V.A.『Grand Ole Opry Live Classics:The
Bluegrass Collection』CD\2,888(本体\2,750)[新入荷] Salty Dog Blues(Flatt and Scruggs)/Mule Skinner Blues(The Osborne Brothers)/Blue Moon of Kentucky(Bill Monroe)/Before I Met You(Flatt and Scruggs)/Darling Corey(Bill Monroe)/Charlie Cotton(The Osborne Brothers)/Petticoat Junction(Flatt and Scruggs)/Train Special 500(Stringbean)/Old, Old House(Bill Monroe)/Sweet Little Miss Blue Eyes(Jim & Jesse)/You Are My Flower(Flatt and Scruggs)/Blue Grass Breakdown(Bill Monroe & The Blue Grass Boys) 全12曲 81年目に入っている最長寿ライヴ・ショウ、グランド・オール・オープリ、その膨大なアーカイヴからセレクトされた超強烈コンピレーションだ。オープリの公式スポンサーとして番組をサポートしているファミリー・レストラン・チェーン、クラッカー・バレルがオープリと共同で製作したこの作品、あそらく60年代前半が中心と思われる未発表音源から、モンロー、フラット&スクラッグス、オズボーンズ、ジム&ジェシーそして珍しいストリングビーンという全12曲。1曲目、絶頂期レスターのヴォーカルがなんともいえない"Salty Dog Blues"でのアンクル・ジョッシュの鋭い切り込みに集約される、フォギー・マウンテン・ボーイズの「間合い」の凄さを見よ。気力体力充実の極みにあるモンローのエネルギー、デッカ移籍で気合十分のオズボーンズ、お約束のクロス・ピッキン・マンドリンも嬉しいジム&ジェシー、そして滅多に聴く機会のないストリングビーン。クラッカー・バレル・オールド・カントリー・ストアでしか手に入らない、一般には流通していないアルバムの限定入荷!! |
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RCSI-1006 SUZE SPENCER MARSHALL『Tall Boots:Rare
Gems of America'sWestern Music Pioneers』CD\3,255(本体\3,100)[新入荷] Rye Whiskey Waltz/Howlin' Pup/When It's Night Time in Nevada/Bon Ton Schottische/Saddle Your Worries to the Wind/Clowin' the Fretts/Sierra Nevada/Honolulu Bound/Slumber Time on the Range/El Cajon Stomp/Lonesome Cowboy Blues/Yippi-Yi Your Troubles Away/Old Madeira Waltz/The Prairie Sings a Lullabye/Jack O' Diamonds/Ridin' on the Rocky Range/Over Nevada/Oom-Pah Rag/You'll Be Sorry When I'm Gone/Kelly's Waltz/If You Would Only Be Mine/The Old Wagoner/My Best to You 全23曲 1930〜40年代、ウェスターン・ミュージック/カウボーイ・ソングの黄金期、ハリウッドでは多くのプログラム・ピクチャーが製作された、そうした映画とともに人気のピークを極めた、インターナショナル・カウボーイズやサンズ・オヴ・ザ・パイオニアーズのメンバーの家系に生まれたスーズ・スペンサー・マーシャルが、当時映画のために作られながら埋もれてしまった曲を35年にわたって発掘、リクリエイトしたというウェスターン・ミュージックの大作。サンズ・オヴ・ザ・パイオニアーズなど先達のスタイルを踏襲したコーラスがいやがうえにも雰囲気を盛り上げるカウボーイ・ソングやウェスターン・ララバイ、ファー・ブラザーズもかくや、と思わせるフィドル&ギターが冴え渡るスウィンギーなインストと、どこを切ってもホンモノのウェスターン・ミュージックが溢れ出してくる。ワシントン州で活躍するスーズと仲間たちに、ステイシー・フィリップスやマイク・ダウリング、"レンジャー"・ダグ・グリーンといったヴェテランが加わり、フィドルやスティール、アコーディオン、ドブロそして抜群のリズム・ギターというお約束どおりのサウンドにのせて、サブ・タイトルが象徴する古き良き時代のアメリカを見事に再現して見せる。全く無名の存在ながら、スーズが継承するファミリー・トラディション、ウェスターン・ミュージシャンの家系が生み出した奇跡の1枚。 |
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RHY-1029 JIM VAN CLEVE『No Apologies』CD\2,573-(本体\2,450-)(歌詞付)[新入荷] Nature of the Beast/Let the Big Dog Eat/Fall Creek Falls/Highlands/We Can't Be Darlings Anymore/Grey Afternoon/Wheel Hoss/Tarin 45 他全11曲 マウンテン・ハートのフィドラーで、現在もっともアグレッシヴなブルーグラス・フィドラーのひとり、ジム・バンクリーヴのデビュー・ソロ作品だ。インストが6曲とボーカル物が5曲、アダム・ステッフィ(m)、クレイ・ジョーンズ(g)、ジェイソン・ムーア(bs)といったバンドの同僚にロン・スチュワート(bj)、ロブ・アイクス(d)の6人を基本に、ブライアン・サットン(g)を5曲で起用、といったバックの凄いこと凄いこと…!! ボーカル・ゲストにロニー・ボウマン(世界一速いブルーグラス曲挑戦!?)、ソニヤ・アイザックス、バリー・アバーナシー、そして自身が2曲で歌う。ベニー・マーティンやスコット・ストーンマンら先人のノウハウを基礎に、ステュアート・ダンカンらが築いている現代ブルーグラス・フィドルのスパイスを効かせながら、それでもひたすら突っ走るこのアグレッシヴさはアルバムを通して見事なローリングヒルのジェットコースター気分を味わわせてくれる。フラット&スクラッグスの超名曲"We Can't Be Darlings..."を聴けば、皆さんは納得されるだろう…、50年代に完成されたブルーグラスが半世紀を経た今も、執着と挑戦の対象であり続けるのか、五つの楽器が一瞬の隙も見せずにひたすら緊張し続けている理由なのだ。凄い!! |
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