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NEW ARRIVALS & BACK IN STOCKS  06/06  
 updated
 06/07/6
NW-30423 ABIGAIL WASHBURN『Song of the Traveling Daughter(遊女吟)』CD\2,888-(本体\2,750-)[再入荷]
Sometimes/Rockabye Dixie/Single Drop of Honey/Who's Gonna Shoe/Backstep Cindy/Halo 他全14曲
 アビゲイル・ウォッシュバーン、彼女をIBMAで発見 したときは正直、ショックだった。華奢でお人形さんのような可愛い女の子がシンプルなクロウハンマー・バ ンジョーを見事に操り、アパラチアの陰影をそのまま東洋の幽玄に持ち込んだような世界を創り上げていた。 それが中途半端じゃないんだ。聞けば、中国語もバリバリだという。どうりで、アパラチアを山水画で描いたよ うな音楽が創れるんだ。すでに昨夏、女性ばかりのオールドタイム・ストリングバンドとしてヒットしたアン クル・アール『She Waits for Night』(ROU-0565 \2,573-)のメンバーとしてチェック済のリスナーも多いかもしれない。このアビーのソロ・デビュー作はベ ラ・フレックもプロデュースとギター&バンジョーに参加、ティム・オブライエンとの活躍で知られるケー シー・ドリーセン、ザ・ダックスのジョーダン・オコンネル、チェロのベン・ソリー、若き女性ベーシスト として知られるアマンダ・コワルスキら、若手ミュージシャンを中心に見事なアンサンブルを創り上げてい る。アビーのボーカル…、ちょっとハスキーでブルースのフィルターがかかったアパラチアン・シンガーと いったメチャクチャ魅力的な声と、すばらしいオリジナル。ここにも2曲の中国語作品が収められている。 ムーンシャイナー1月号で「アビー・イン・チャイナ」の特集を組んでいる。超お勧め。
RC-01V BLUEGRASS 45『That's the Time』 VHS\5,040-(本体\4,800-)ライブ記念特価\2,079-(本体\1,980-)
 Theme/You'd Better Get Right/Little Maggie/Blues Stay Away from Me/I Don't Love Nobody/Heavenly Angel/スーダラ・ブレイクダウン/涙の日曜日(I Cried Again)/Orange Blossom Special/Blue Moon of Kentucky/That's the Time.
 35年前の1971年夏、米国とカナダを約3ヶ月間に渡ってツアーした初めての日本人ブルーグラス・バンド、ブルーグラス45が25周年を記念して1996年にリユニオンし、日本と米国をツアーした様子を収めたビデオ・ドキュメンタリーとして素晴らしい作品である。大塚(ショッシュ)つよし大塚章、渡辺敏雄、渡辺三郎、廖学誠、李健華が参加している。音楽の出来をカバーして余りある素晴らしい監督、吉田恒星の目は「日本中でコツコツと活躍するブルーグラス・バンドに勇気を与える素晴らしさ!」との評もある。この6月アメリカ・ビーン・ブロッサム及びオーエンズ・ボロのフェスティバルに招待され凱旋した。結成38年7/8大阪でライブがある

CMH-8983 JIMMY GAUDREAU『In Good Company』CD\2,888-(本体\2,750-)[再入荷]
Follow the Leader/You've Got to Hide Your Love Away/Colleen Malane/Ain't Nobody Gonna Miss Me When I'm Gone/Another Lonesome Morning 他全17曲
 1969年、ジョン・ダッフィの後釜としてカントリー・ ジェントルメンに鮮烈なデビューを飾ったジミー・グドロー、ソロ名義としては3枚目最新作。その輝かし いサイドマンとしてのキャリアを振り返るように故チャーリー・ウォーラーに捧げられた本作、ビル・ク リフトン、トニー・ライス(なんと歌物発掘!!)、ジョン・スターリング、キム・フォックス(スリー・フォッ クス・ドライブ)、ムーンディ・クライン(チェサピーク)、ロビン&リンダ・ウィリアムズ、レオン・モリス、 ランディ・ウォーラー、そしてチャーリー・ウォーラー(感動的なバラッドだ)らのボーカル陣、ビル・エマー ソンやベラ・フレック、マイク・オルドリッジ、サミー・ シーラー、エモリー・レスター、ジャック・ローレンスらのインスト陣など、貴重なライブも含め、ジミー のキャリアを一望する作品となっている。1971年にCGのマンドリンの座をドイル・ローソンに譲ったあと、セ カンド・ジェネレーション、カントリー・ストア(=ニュー・トラディション)、J.D.クロウ&ニュー・サウ ス、スペクトラム、トニー・ライス・ユニット、チェサピーク、ビル・クリフトン&ファースト・ゼネレー ション、そして現在はロビン&リンダとファイン・グループとジョン・スターリング&カロライナ・スター ……、北部出身で、ニューグラス出現直前にブルーグラス界に飛び込んだ若者がその後40年近く、独自の クールなモダニズムと脇の締まったリズムに洒落た16分音符、そしてさわやかなクリア・テナーで、確たる 地位を築いてきた。そのさわやかな音楽と同じ、とてもいい人だ…。

BJK-2071 BOBBY THOMPSON『Thompson Picks』CD\2,888-(本体\2,450-)[再入荷]
Little Rock Getaway/Diesel On My Tail/Banderilla/Goin' Back To Harlan/Casey Jones/Classical Gas/Katy Hill/Tennessee Green/John Henry/Foxfire/Devil Dance/Faded Love
 ビル・キースとともにメロディック奏法の創始者と して、また、クロマティック奏法でのアドリブを確立した革命的なバンジョー奏者、ボビー・トムプソンの2004 年に発表された唯一のリーダー・アルバム。伝説的なエリア・コード615のメンバーであり、その後70年代の あらゆるメジャー・アーティストのセッションで知られ、ジム&ジェシーの数々の録音やビル・モンローの名 作アルバム『Uncle Pen』での名演などで、ブルーグラス・バンジョー奏者としても高い評価を持つボビー。 多発性硬化症のため、1986年以来現役を退いていたが惜しくも 年 月他界した。
彼の革命的な録音を集めたバンジョー奏者必聴の1枚。
RW-TAB ROLAND WHITE『Approach to Bluegrass Mandolin』Book+CD2枚組 \6,090-(本体\5,800-) [再入荷]
Bile Em Cabbage Down/Cabin Home on the Hill/Soldier's Joy/St.Anne's Reel/Clinch Mtn Backstep/Salty Dog Blues/Bluegrass Stomp/Road to Columbus/Blackberry Blossom/Blue Moon of Ky/Foggy Mountain Breakdown/Jerusalem Ridge 他全31曲  昨年NBBを退団し、自身のバンドと共に、フリーランスのセッションや楽器教師として活躍す るローランド・ホワイト、長年の懸案であったマンドリン教則本である。初心者から中級者向け に、さすがローランド、面倒な基本練習はテキトウに端折って、本丸の"Little Cabin Home on the Hill"に突入する辺り、なかなか苦労人、楽器を弾きたい人の気持をよく掴んでいる。所々にシビ アなフレーズや憧れのローランド・タッチもしっかり加えられ、ローランドの唄うマンドリンの秘 密(=独特のスラーとタイミングにダブルストップの捉え方など)も覗ける実戦向き、初心者から 中級者への60頁の教則本とCD2枚組のセットで学ぶ31曲。一流を聴きながらの練習が1番!
CAP-25337 CLUSTER PLUCKERS "Old Time Gospel Favorites"CD \2,363-(本体\2,250-)[再入荷]
What a Friend We Have in Jesus/Pass Me Not/Angel Band/In the Sweet By and By/ Keep on the Sunnyside/When They Ring Those Golden Bells/Never Grow Old他全12曲 昨年来日し、全国にさわやかなブルーグラスをふりまいていったクラスター・プラッカーズが超有名ゴスペル曲をメジャー・レーベルのために録音した最新作品。メジャーのキャピトルにとってはアーティストはどうでもいい、聴きやすいアコースティック・ゴスペルを創ったのだが、その企画に実にハマッているのが彼等だ。マーガレットとクリスの美しいボーカル、そしてマーク・ハワードの最良の音作り、ゲストにはブレント・トゥルイット(m)、ブレイン・スプラウス(f)、リチャード・ベイリー(bj)、アル・パーキンス(d)、ロイ・ハスキーJr.(bs)等々、お馴染みのハイセンスなアコースティック・サウンドを創っている。イージー・リスニング・ブルーグラスとでも言うべき彼等には1枚目"Cluster Pluckers"(CP-8901CD \2,750-)、2枚目"Just Pluck It"(CP-9202 CD\2,750-)、3枚目"Unplucked"(CP-9503 CD\2,750-)、そしてナッシュビルのステーション・インを集約したオムニバス名作"All Night Gang"(REB-1693CD \2,750-彼等3曲、他はキース・リトル、サイドメン、ニュー・ケンタッキー・カーネルズ)がある。
MSM-1300 MIKE SCOTT『Blue Moon of Kentucky』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]
Blue Moon of Kentucky/Footprints in the Snow/Uncle Pen/Kentucky Waltz/My Rose of Old KY 他全12曲  これはないよね!!…だって、マイク・コンプトン(m)、 ブライアン・サットン(g)、オウブリー・ヘイニー(f)、ベン・アイザックス(bs)、そしてマイク・スコット(bj) が、上記ビル・モンロー・スタンダード曲でインストしてしまう…、という企画、それだけで一丁上がりやね。 ほんでこのメンツ、悪いわけないやろ!? マイク・スコットはカール・ストーリーやジム&ジェシーからダ ニー・デイビス&ナッシュビル・ブラスなどを経て現在、ロニー・レノ&レノ・トラディションに在籍する几 帳面で丁寧なスリーフィンガー・ピッカーだ。…ムーンシャイナー誌1月号にも少し書いたけど、バックアップ の重要性、そしてソロのコツは…、つまり歌いながら、歌うように寄り添う、そのためのお勧めジャムがこ れ!!。聴きなれた歌モノを延々とジャムする、と、曲の表情が見えてくる、また他のメンバーが何を弾いている (表現している)のか、だんだんとクリアになっていく。 そして、自分の楽器(の声)を含め、そんな音がすべて聴こえるようになったとき、すばらしいソロが、バック アップが出来るように(聴こえるように)なる、のじゃ!!…と私は思う。使用楽器は1934年ギブソン・オ リジナル・フラットヘッド、19世紀後期ガルネリ・モデル・フィドル、1940年D-28ヘリンボーン、1940年 代アメリカン・スタンダード・ブランド・ベース、2002年ギルクリスト・マンドリンだと…。
R2-74669 GRAM PARSONS『The Complete Reprise Sessions』R2-74669 CD3枚組 \5,198-(本体\4,950-)[新入荷]
[Disc 1]Still Feeling Blue/We'll Sweep out the Ashes in the Morning/A Song for You/Streets of Baltimore/She/That's All It Took/The New Soft Shoe/Kiss the Children/Cry One More Time/How Much I've Lied/Big Mouth Blues/GP Radio Promo/Gram Parsons Interview:How Did You Meet Emmylou Harris?, What Is the Story Behind "A Song For You?", What Is the Story Behind "The New Soft Shoe?", WBCN Interview with Maxine Sartori/Love Hurts(with Emmylou Harris)/Sin City(with Emmylou Harris & N.D.Smart)
[Disc 2]Return of the Grievous Angel/Hearts on Fire/I Can't Dance/Brass Buttons/$1000 Wedding/Medley Live from Northern Quebec:Cash on The Barrelhead-Hickory Wind/Love Hurts/Ooh Las Vegas/In My Hour of Darkness/Return of the Grievous Angel(Instrumental)/Gram Parsons Interview:Did You Sing "Hickory Wind" at the Grand Ole Opry?, What Differences Do You See Between Pure Country and Country Rock
[Disc 3]She(Alternate Version)/That's All It Took(Alternate Version)/Still Feeling Blue(Alternate Version)/Kiss the Children(Duet with Barry Tashian)/Streets of Baltimore(Alternate Version)/We'll Sweep out the Ashes in the Morning(Alternate Version)/The New Soft Shoe(Alternate Version)/Return of the Grievous Angel #1(Alternate Version)/In My Hour of Darkness(Alternate Version)/Ooh Las Vegas(Alternate Version)/I Can't Dance(Alternate Version)/Sleepless Nights(Alternate Version)/Love Hurts(Alternate Version)/Brass Buttons(Alternate Version)/Hickory Wind(Alternate Version)/Brand New Heartache/Sleepless Nights/The Angels Rejoiced Last Night 全41曲
クラレンス・ホワイトが亡くなった1973年、もうひとりの伝説のミュージシャンもドラッグとアルコールのオーヴァー・ドーズで27歳という若さで亡くなった。ウェスト・コースト・カントリー・ロックの生みの親として、今もカリスマ的存在として絶大な影響を及ぼし続けるグラム・パーソンズである。インターナショナル・サブマリン・バンドからザ・バーズそしてフライング・ブリトウ・ブラザーズで、ホンキー・トンク、ベイカーズフィールド・サウンドに立脚したカントリー・スタイルを模索し続けた彼が、エミルー・ハリスという最高のデュエット・パートナーを得てつくりあげた2枚のソロ・アルバム、たった2枚で歴史を書き換えたリプリーズ音源のすべてを、多数の未発表オルタネイト・テイクと、詳細な解説を収めた大部のブックレットを伴ってコンプリートにまとめた、ウェスト・コースト・カントリーの最高峰。ディスク1には最初のソロ・アルバム『GP』と、エミルーとの出会いや収録曲についてグラム自身とエミルーが語るインタヴュー・テープそしてインフォーマルなエミルーとのデュエット、ディスク2には没後リリースされたセカンド・アルバムにして、ポップ・ミュージック史上最高のデュエット・アルバムとの評価も高い『Grievous Angel』とインタヴュー、そしてディスク3には両アルバム・セッションの未発表オルタネイト・テイクが収録され、グラム・パーソンズという稀有のシンガー/ソングライター/ミュージシャンの全貌が明らかにされる。エミルー・ハリスという最良のパートナー、ジェイムズ・バートン以下最高のバック・バンドがひとつになった、奇跡の作品群である。そして、肉声で語られるアルバムの裏側のエピソードも興味が尽きない。
HD-001 BILL MALONE & ROD MOAG『Remember Me:Play the Music of the Bailes Brothers』CD\2,888-(本体\2,750-)[新入荷]
Oh So Many Years/Give Mother My Crown/As Long As I Live/Will the Angels Have a Sweetheart/There's Tears in My Eyes All the Time/What Will You Be Doing Then?/I Guess I'll Go on Dreaming/Dust on the Bible/I Want to Be Loved/It's So Hard to Smile/Something Got Ahold of Me/Goodbye Halleluyah I'm Gone/Searching for a Soldier's Grave/Whiskey Is the Devil(in Liquid Form)/Read Romans Ten and Nine/The Songbirds Are Singing in Heaven Tonight/Avenue of Prayer/I Can't Help What Others Do/Remember Me
カントリー音楽研究の第一人者ビル・マローンと、テキサスでブルーグラス/カントリーを追い求め続けてきたロッド・モーグ、ふたりの引退した大学教授がコンビを組んだベイルズ・ブラザーズへのトリビュート・アルバム。ウェスト・ヴァージニア州カナワ出身の兄弟たち、カイル(bs)、ジョニー(g)、ウォルター(g)、ホーマー(f)からなるベイルズ・ブラザーズは、40年代初め頃から、兄弟のいろんな組み合わせによるブラザー・デュエットを武器に各地のラジオ局に出演し、人気を集めていた。ロイ・エイカフの推薦で44年にオープリに登場、その後シュリーヴポートのルイジアナ・ヘイライドに移ってヒルビリー・テイスト溢れるスタイルに加え、当時としては実にモダンなサウンドで絶大なる人気を誇っていた。ここでは、ビルのギターとリード・ヴォーカル、ロッドのマンドリンとテナーというブラザー・デュオの基本スタイルを軸に、ティム・オブライエン、ロイド・メインズ、シンディ・キャッシュダラー以下、地元のミュージシャンを起用して、ショット・ジャクソン風のスティールが主役のクラシック・カントリーから、テキサス・スタイルのシャッフル、さらにはブルーグラスまで、音楽の坩堝テキサスならではの幅広いサウンドにのせたふたりの鄙びたヴォーカルが、往時のベイルズ・ブラザーズのヒルビリー・サウンドを鮮やかに切り取って、オールドタイム、アーリー・カントリーとブルーグラスの狭間で輝きをみせたベイルズ兄弟の絶頂期を見事に蘇らせている。ただひとり残されたホーマーが2曲に参加している。
Gibson Banjo TB-1Conversion 1934,¥885,000-(税込み)
■メイプル・ネック(By Randy Wood)■ローズウッド指板レノ・インレイ■メイプル・リゾネーター■ワンピース・フランジ■3プライ・5/8"メイプル・リム■ヒューバー・ヴィンテージ・トーンリング■ハードケース付
ARI-83103D ALAN JACKSON『Precious Memories:Live at the Ryman』 DVD\3,360-(本体\3,200-)[新入荷]
Blessed Assurance/In the Garden/I Love to Tell the Story/Turn Your Eyes Upon Jesus/'Tis So Sweet to Trust in Jesus/When We All Get to Heaven/Softly and Tenderly/Standing on the Promises/Are You Washed in the Blood-I'll Fly Away/What a Friend We Have in Jesus/Leaning on the Everlasting Arms/The Old Rugged Cross/How Great Thou Art/I Want to Stroll over Heaven with You 全14曲
 アラン・ジャクソンがゴスペル・アルバム『Precious Memories』(ARI-80281\2,783)の発売にあわせ、プロモートの一環として行ったライマン公会堂でのコンサートを収録した、アラン自身初めてのライヴDVD。CMTに対抗する新興のケーブルTV、GAC(Great American Country)-TVで3月にオン・エアされたものに2曲のボーナス・トラックを加えた完全盤。幼いころから親しんだゴスペルの名曲を、アルバム同様、真摯なヴォーカルで心に染み入るように唄い綴っており、"Mother Church of Countyr Music"ライマン公会堂という会場もその荘厳な雰囲気をいやがうえにも盛り上げて、敬虔で清澄な空気に包まれたコンサートの演出に一役買っている。ブレント・メイソン(g)、マット・ローリングス(p)、グレン・ワーフ(bs)など最高の布陣によるアコースティック・セットのバッキング、アラン・ジャクソンのツアー・メンバーでもある男女デュオ、ザ・ライツのコーラスも鮮やか。とにかく、ジャクソンの「うた」の見事さ、存在感に圧倒される。アラン自身や奥さん、母親のインタヴューを収めたボーナス映像で、家族でブルーグラス・バンドを組んでいた頃の話など、彼の音楽のルーツを語る興味深いエピソードが紹介されている。全米に展開する某スーパー・マーケット・チェーンだけで販売されており、一般には流通していないDVDの限定入荷!!
B000647002 ERNEST TUBB『The Difinitive Collection』CD\2,573-(本体\2,450-)[新入荷]
Walkin' the Floor over You/Mean Mama Blues/Our Baby's Book/You Nearly Lose Your Mind/Soldier's Last Letter/Tomorrow Never Comes/It's Been So Long, Darling/Rainbow at Midnight/Filipino Baby/Drivin' Nails in My Coffin/Have You Ever Been Lonely(Have You Ever Been Blue)/Let's Say Goodbye Like We Said Hello/Slipping Around/Blue Christmas/Letters Have No Arms/I Love You Because/Goodnight, Irene/You Don't Have to Be a Baby to Cry/Two Glasses, Joe/The Yellow Rose of Texas/Half a Mind/Thanks a Lot/Mr. & Mrs. Used to Be/Waltz Across Texas/Sweet Thang 全25曲
 "Daddy of 'Em All""Texas Troubadour""ET"といくつものニックネームで親しまれたアーネスト・タブ究極のベスト・アルバム。エレキ・ギターをカントリーの必須楽器とし、ホンキー・トンク・スタイルと呼ばれるサウンドを確立したパイオニアであり、40年代から84年に亡くなるまでオープリのスターとして君臨してきたカントリー・レジェンド。その独特の尻下がり節のヴォーカル・スタイルと、間奏でビリー・バードやバディー・エモンズ、レオン・ローズなどソロイストを呼びこむ合いの手はまさにワン・アンド・オンリーとしかいいようがない。41年に放った最初のヒット曲で終生のテーマ・ソングとなった"Walkin' the Floor over You"から60年代の"Thanks a Lot"やタブ自身のフェイヴァリット・ソング"Waltz Across Texas"などに加えて、ロレッタ・リンとのデュエットでヒットした"Mr. & Mrs. Used to Be"にクリスマス・ソングまで、40年以上にわたるキャリアをコンパクトにまとめた編集の手並みも鮮やか。初期のシンプルなエレキ・ギターが主役のスタイルから、後期、バディ・エモンズほかのペダル・スティールを押し立てたスタイルまで、ホンキー・トンクの王道がここにある。
RCSI-1007 HANK THOMPSON & THE BRAZOS VALLEY BOYS『The Instrumentals』 CD\2,888-(本体\2,750-)[新入荷]
Jersey Bounce/Redskin Girl/Summit Ridge Drive/Wildwood Flower/Woodchopper's Ball/Johnson Rag/Coconut Grove/Across the Alley from the Alamo/Orange Blossom Special/Give the World a Smile/String of Pearls/River Road Two Step/Prosperity Special/Dardanella/Rose City Chimes/Under the Double Eagle/Wesphalia Waltz/Panhandle Rag/Tuxedo Junction/Steel Guitar Rag/Weeping Willow/Sunrise Serenade/Big Beaver/Don't Be That Way/Beaumont Rag/Gathering Flowers 全26曲
 ボブ・ウィルス直系のウェスタン・スウィングとテキサス・ホンキー・トンクを融合させた男性的なサウンドで一世を風靡したハンク・トンプソン&ブラゾス・ヴァレー・ボーイズの、62年に発売されたLP『The Number One Country and Western Band』をメインに、代表的なインスト・ナンバーを集めたナイス・コンピレーション。50年代半ばから60年代はじめの、マール・トラヴィスのあの強烈なギターをフィーチュアした"Wildwood Flower"や"Under the Double Eagle"など日本でも大人気の名曲をはじめ、カーター・ファミリーなどのクラシックのアレンジ、ウィルス直系のぶあついフィドル・セクションが主役(トリプル・フィドル、ときには4本!)のスウィング・チューンや、ベニー・グッドマン、グレン・ミラーなどのビッグ・バンド・スウィングにポップ・チューンと、多彩なレパートリーを豪快なアレンジで畳み掛けてくる快感は、ツイン・リード・ギターにスティール、フィドルズ、ピアノにトランペットと、ほかにはない大編成のブラゾス・ヴァレー・ボーイズならではのもの。61年にカントリー・バンドとして初めてラス・ヴェガスに出演したときのライヴ"Orange Blossom Special""Steel Guitar Rag"も含まれている。
COL-93629 RALPH STANLEY 『A DISTANT LAND TO ROAM-Sing Songs Of Carter Family 』 CD \2,783-(本体\2,650-)[新入荷]
God Gave Noah The Rainbow Sign/Little Moses/Worried Man Blues/Longing For Home/Motherless Children/Storms Are On The Ocean/Keep On The Firing Line/Engine 143/I'm Thinking Tonight Of My Blue Eyes/Poor Orphan Child/On A Hill Lone And Grey/Waves On The Sea/Distant Land To Roam全13曲

 ラルフ・スタンレー、コロムビアからの最新第2作はギタリストのジェイムズ・アラン・シェルトン が用意したシビアな選曲のカーター・ファミリー曲集である。サントラ盤『オー・ブラザー』のT. ボーン・ハーネットをプロデューサーに、まさしく人間国宝級のラルフの渋いボーカルで本物のカー ター・ファミリーが堪能できる。カーター・ファミリーとはクリンチ・マウンテンをはさんでその北側 を故郷とするラルフ、ひとやま越えれば違う文化が存在するというアパラチアの山奥、メランジオンで はないかとも言われるラルフが受け継いだ唱法と発音が見事にマッチする。バックはクリンチ・マウン テン・ボーイズ、フィドルに現在ETSUで学生に戻ったトッド・ミード他は、不動のメンバーだ。マイク・ シーガーのオートハープをゲストに迎えている。79才のラルフ、昨年夏には緊急入院などがあったが、 この5月最終週末に第36回のマクルーア・フェスを終え、今も元気にツアーをつづけている。

NFB-003 NAKASHIMA FAMILY BAND 『20 YEARS WITH BLUEGRASS MUSIC』 CD \3,000- (本体\2,857-)[新入荷]
M4/Can't you hear me calling/Indiana avenue/Those memories of you/Free wheeling/In fusion/I want to be a cowboy's sweetheart/Sound of home/Message/In the heart/Jambalaya/Dream/Worlds on fire/ When the saints go marching全12曲
 九州福岡と日本ブルーグラスが生んだ奇跡の4人姉妹、中島ファミリーバンドの最新第3作。若 い女の子が青春のすべてをブルーグラスにかけて20年、「もう三十路に差しかかる…」という彼女た ちが、ブルーグラスを与えてくれた両親ととも家族の絆を再確認したという作品。絵美とサム・ブッ シュのマンドリン・ジャム…、やったね!!そのほか、アリソン・ブラウン、デビッド・グリア、ステュ アート・ダンカン、ミッシー・レインズ、パム・ガッド、バイロン・ハウス他、超豪華ゲストを迎え(ムー ンシャイナー6月号に人物評!?付き特集)、ブルーグラス・スタンダートや"Jambalaya"や"I Want To Be a Cowboy's Sweetheart"などの有名曲を配して、半分の6曲は、由美のすばらしいワールド・ ミュージック組曲、美雅の「赤とんぼ」から展開していく組曲、絵美とグリアのジャズ・バラードな ど、オリジナル・インストで本領発揮だ。最後は美雅とアリソンのバンジョー・デュオから、1986年 に大宰府フェスでの両親・中島守利&美智子のカーター・ファミリー曲からデビューした当時、6 才から11才の姉妹が歌う"When the Saints Go Marching In"まで、姉妹としてのバンド活動がしばらく途切れているものの、それぞれにあたらし いブルーグラスを吸収しつづけている姿勢がすばらしい。
AC-04 STACY PHILLIPS & PAUL HOWARD/NEO-URBAN TRADITIONS CD \2,888- (本体\2,750-)[新入荷]
Walking Down Whalley/Nao Toque/Smooth One/Blues for Charlemagne/September 27-Tears/Four From Hawaii/Cobblestones/Noites Cariocas/Gee Baby, Ain't I Good To You/Shalom to Slivovitz/If Six Was Nine全12曲  すばらしい!!ドブロとフラットピッキン・ギターのインスト・デュオ(数曲のボーカル含む)。 70年代からニューヨーク・ブルーグラスの一員として活躍を続けてきたステイシー・フィリップス、 すばらしいドブロ奏者ながら、多くの人は彼のフィドル教則本でお馴染みかも知れない。そんな 彼がドブロで追いつづけているのは、左手に持つ鉄のバー1本でどこまでこまかい音を表現できる か…。本作でもショーロのジャコブ・ド・バンドリンに2曲で挑戦、そのほか、ベニー・グッドマ ンからジミ・ヘンドリックス、ハワイアンからブルーズ、クレズマーそしてオリジナル…。相方の ポールはブルーグラス出身ながら、ロックやスウィング・ギター教師も長年務めてきた超ベテラ ン、彼との絶妙なコンビはステイシーにあたらしいドブロの可能性を与えている。先月紹介したお 勧めの若いドブリスト、ビル・カーダイン『Organically Grown #94060』(IDR-4088 CD\2,573-)らの道標になっているのか、ステイシーのドブロ はグレイブス/オルドリッジ/ダグラスの王道とは違う、ワン&オンリーで、遊び心一杯のドブロ が素敵だ。
OMR-001 *ひとつ山こえてみよう会『ローカルフィールド』 CD \2,000- (本体\1,905-)[新入荷]
柳田国男に寄せる歌/もうせんごけ/室津の港/夢二の手紙/弁けい/市川/遠くまで泳ごう/水の生まれる町/酒呑み人生/桜月夜/いちかわ物語/メバル好日/ハリマの散歩道 全14曲
 兵庫県たつの市や姫路市に住むミュージシャンらが集まったひとつ山こえてみよう会、播磨地方 のさまざまな風物を歌にするシンガー/ソングライター守谷忠彦の作品を中心に全員で創り上げた デビュー作。大西隆志や中村幹夫のバンジョーやマンドリン、松川清のギターやオートハープ、林孝 のギターやマンドリン、大石准良のバイオリン、田中洋一のベース、佐藤久雄のパーカッションのメ ンバー8人がそれぞれ適材適所で役割をこなし、ポップなジャグバンド風のフォーク・サウンドに 仕上げている。ふるさとと仲間、音楽の要素は揃っている。
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