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ニュースと入荷情報
 ここでは最新新入荷などのご案内を致していますが以前の日付のものは品切れの可能性もありますのでお問い合わせください。
2011/11/29 ★B.O.M 12月最新入荷&ベストセラー★
[ブルーグラス・カレンダー2012]
● WOBC-2012『Women of Banjo 2012』\2,573-(本体 \2,450-)

あたらしいカレンダー(A4変型)は、これまでとは趣向が変わってシンプルな日付のみと毎月の写真は、女性バンジョーピッカー特集。ムーンシャイナーにも協力してくれる、ダーウィン・デビッドソンの撮った女性ピッカーと個性的なバンジョーが主役です。
[最新入荷映像作品]
● RCSI-1048D JEFF AUTRY,DON STIERNBERG,BEN TUCKER & TONY WILLIAMSON『Low Country Jazz』\3,307(本体\3,150-)

Lady Be Good/Wild Julio/Avalon/Well You Needn’t/Blue Heels/Limehouse Blues/Blues Santa Cruz/Spanish Eyes/Mr. Ambassador/Blooming Dale/Midnight on the Water/Now’s the Time/Short Sleeves in December/DVD Bonus Feature: When It’s Time for the Whippoorwill to Sing ? Randy Wood & Tony Williamson/The Making of Low Country Jazz/(I’m Changing the Words to) My Love Song?Randy Wood & Tony Williamson

ブルーグラスからジャズ、クラシックまでバーサタイルなスタイルのマンドリン・プレイのみならずオールド・ギブソンの研究家としても名高いトニー・ウィリアムソン、ジェスロ・バーンズの愛弟子でジャズ・マンドリンの第一人者、ドン・スターンバーグ、サム・ブッシュ・バンドのメンバーとしても活躍したフラットピッキングの名手、ジェフ・オートリー、ジャズ畑で高名なベーシスト、ベン。タッカーという面々がマンドリン・ビルダーとして名高いランディ・ウッドのショップにある100シートのピッキン・パーラーで行った白熱のライブ映像作品。ボーナス・トラックでランディ・ウッド自身の歌が聞けるのも御愛嬌。
[最新入荷]
●ACD-77 DAVID GRISMAN『Dawg Plays Big Mon:Happy Birthday Bill Monroe 』CD\2573(本体\2,450)

New Muleskinner Blues/Happy Birthday Bill Monroe/Uncle Pen/I'm Rollin' On*/Kentucky Waltz*/On & On*/Watson Blues/My Little Georgia Rose*/Wayfaring Stranger/In the Pines*/Roanoke/Wicked Path of Sin/Bluegrass Stomp*/Letter from My Darlin'/B Natural/Bury Me Beneath the Willow/Lonesome Moonlight Waltz/John Henry*/Rawhide*/My Last Days on Earth*/Ralph Rinzler Interviews Bill Monroe*(* 未発表音源)

ビル・モンロー生誕100年を祝してデビッド・グリスマン自身がが取上げたビル・モンロー曲の既発の録音を中心に貴重なライブ音源他、未発表曲も鏤めてまとめたモンロー・トリビュート作品。
●ACD-76 DAVID GRISMAN'S FOLK JAZZ TRIO with JOIM HURST & SAMSON GRISMANCD\2573(本体\2,450)

East Tennessee Blues/Cold Hard Business/Vaya Con Dios/I Wish We Had Our Times/Swang Thang/Lorena/Noche Romantica/Cypress Grove/Windy and Warm/Sails/Sally Ann/Mary of the Wild Moor/The Bells Of St. Mary's/Through The Country Sample/Beautiful Dreamer

オレゴン州で開催されたブルーグラス・アット・ザ・ビーチというミュージック・キャンプで出会ったデビッド・グリスマン(m.mandola,Tenor guitar,v,etc.)と、クレア・リンチ・バンド他で驚異的なテクニックを披露するジム・ハースト(g,v)が出会い、デビッドの息子であるベーシストのサムソン・グリスマン(bs,v)を加えて、互いの共通のルーツであるフォーク、ジャズ、カントリー、ブルーグラスの御馴染みの名曲を演ずる。
●ACD-74 DAVID GRISMAN & MASRTIN TAYLOR『Live at Wigmore Hall 4/21/96』2CD SET \3,360(本体\3,200)

DISC ONE:Mugavero/It Had To Be You/Wigmore Intro/Swing '42/Nuages /Tone Poems Instruments/Out Of Nowhere/Lulu's Back In Town/Tenor Guitar Talk/Tears*/Please/Besame Mucho/Dawgmatisma(Total Time: 61:02)
DISC TWO:Blue Moon*/Czardas/Stompin' At The Savoy/Minor Swing/Steppin' With Stephane/Nick Lucas Intro/Teasin' The Frets*/Fiddle Tune Medley/Martin On Wigmore/Why Did I Choose You?/Mood Indigo/Closing Remarks/El Cumbanchero/Manoir De Mes Reves〜Daphne(Total Time: 59:16)

ビンテージ楽器を取替え引換え、弾き比べをする人気企画トーン・ポエムの第二弾でデビッド・グリスマンと共演したマーチン・テイラー二人のデュオによる1996年4月21日ロンドンのウィグモア・ホールにおけるライブ・レコーディング。御互いにジャズ・バイオリンのレジェンド、ステファン・グラッペリとツアーした経験を持つ彼等ならではのクラシック・ジャズ・スタンダード、オリジナル作品を交えてCD2枚分、2時間に及ぶギター&マンドリン・バトルを繰広げる。
●PSR-1111 城田純二&内藤希花『KEEP HER LIT!』 \3,000(本体\2,857)

…アイリッシュフィドル・内藤希花 + ギター・城田純二…
確固としたトラディショナル・アイリッシュ・ミュージックを基盤に、1960年代のフォークソング、クラシック、ポップス、アパラチアン・オールドタイミー、ブルーグラスをもレパートリーに取り入れたエンターティメント性溢れるデュオとして2011年1月始動。
彼らの初めてのアルバムは、骨太のトラディショナル・アイリッシュ・ミュージック、他に類をみないスタイルを確立したと絶賛される城田のギターワークを楽しんでいただけるソロ演奏と唄も収録した聴き応えのある1枚です。(公式サイトより)
[ブルーグラス&アコースティック再入荷]
●ACD-75 DAVID GRISMAN QUINTET『25th Year Reunion Concert』CDR\2,573-(本体\2,450-)

EMD/Swing 51/Opus 57/Blue Midnight/Pneumonia/Fish Scale/Ricochet/Dawg's Rag 他全11曲

 1976年にデビッド・グリスマン・クインテット(同年来日!)が結成されてから25年。ブルーグラスのドライブとジャズのノウハウが見事に融合、多くのアコースティック・ピッカーに衝撃を与え、ブルーグラスの音楽性を根本から構築し直さざるを得なくなった大名盤『David Grisman Quintet』('77、現在廃盤)の1曲目からオリジナル盤の全10曲を順に演じきり、なおかつ"Minor Swing"をはじめ3曲を追加した全11曲の目くるめくライブ78分。もちろんデビッド・グリスマン(m)、トニー・ライス(g)、ダロル・アンガー(f)、マイク・マーシャル(m)、トッド・フィリップス(bs)、オリジナルベーシストのジョー・キャロルこそいないが、当時使っていたマンドリンまで持ち出しての入れ込みよう。2001年2月、ムーンシャイナー誌でも直後に報じたウィンターグラスでのライブは、完全にドーグ・グルーヴに乗ったすばらしい音の粒立ち。演じる彼ら同様、血湧き肉踊るアドレナリン噴出の、さすがブルーグラス経由究極のアコースティック・アンサンブルである。最後1曲、息子サム・グリスマンが参加。ドーグって、すごい!! ファン必携/必聴!!
●RCSI-1031 HARTFORD/RICE/CLEMENTS CD\2,573-(本体\2,450-)

Bound To Ride/If I Should Wander Back Tonight/My Baby's Gone/Sweet Sunny South/We Can't Be Darlings Anymore/Love Please Come Home 他全13曲

 故ジョン・ハートフォードと故バッサー・クレメンツ、そしてトニー・ライス……。このブルーグラス偉人3人で1988〜90年にかけてカンバーランド河の岩盤をくり貫いたジョンの地下室スタジオに集まり、フラット&スクラッグスとベニー・マーティンを核にトラッド名曲などをカバーする超貴重オタク的私蔵スタジオ録音の発掘である。バックは故ロイ・ハスキーJr(bs)と、プロデュサーでもあるマーク・ハワード(m)のふたり。
●MSM-1330 MIKE SCOTT『Smoky Mountain Bluegrass』CD\2,573-(本体\2,450-)

Goodbye Liza Jane/Lonesome Road Blues/Home Sweet Home/Bully of the Town/Turkey in the Straw/Tennessee Waltz/Alabama Jubilee/Red Wing/Roll in My Sweet Baby’s Arms/Careless Love/When You’re Smiling/Dear Old Dixie.

以上、超有名スタンダード12曲を、元ジム&ジェシーの正統派スリーフィンガー・スタイリストのマイク・スコットを中心に、ブライアン・サットン(g)、アダム・ステッフィ(m)、オーブリー・ヘイニー(f)、ロブ・アイクス(d)、ベン・アイザックス(bs)が、観光地のお土産用アルバムとして制作、自由に楽しくスタジオ・ジャムを繰り広げるといった企画モノ。どーよ!?……アルバムとしての芸術的価値はさておき、これほど楽しいジャムを眺めない手はないぞ!! リスナーにはとっても美味しい、そしてプレイヤーにはとても参考になる企画作品。
●MSM-1209 MIKE SCOTT『Foggy Mountain Breakdown』CD\2,573-(本体\2,450-)

Blackberry Blossom/Grandfather's Clock/Foggy Mountain Breakdown/Sweet Georgia Brown/Sally Ann/Cripple Creek/Limehouse Blues/Sally Goodin/Fireball Mail/Soldier's Joy/Soimebody Touched Me/Farewell Blues/Cumberland Gap/Train 45.

上記有名スタンダード14曲を、スコット・ヒューストン(g)、ジャッキー・ミラー(f,m)、ジム・ブキャナン(f)、ロブ・アイクス(d)、ダーリン・ビンセント(bs)に曲によってハンマーダルシマにクレイグ・ダンカンとスコット・ミラーを迎えた企画インスト作品。
●PSR-0901/2 坂庭省悟『メモリアルアルバム 心の旅2』CD2枚組\4,000-(本体\3,810-)

「ミュージシャン・坂庭省悟の記録をもう少し、カタチとして残してみたいと思い、このアルバムをつくることにしました。前作『坂庭省悟メモリアルアルバム 心の旅』を出版してから二年の歳月が過ぎようとしています。当初第二弾を、という考えはなかったのですが、たくさんの方からのご要望もあり、『心の旅2』をリリースいたします。今回のアルバムは、坂庭省悟が大好きだった、たいせつな仲間と、「聖なる一回性」ともいえる価値ある時を共有した彼の姿を想い出しながら編集しました。ソロ活動を始めて以降の、宮崎勝之さん・有山じゅんじさん・松田"ari"幸一さん・茶木みやこさん、青木まり子さんと組んだMMS・PETAさん・そして盟友・城田じゅんじさん、Shogo BRAND.でのライブ音源に加え、古くは、1970年フェスティバルホールでのマヨネーズの音源なども収録」と。
●GT7-2207 STANLEY BROTHERS『King Years 1958-1961』CD4枚組\4,750-(本体\4,500-)

かつて縦長の化粧箱入りボックスセットとして発売されたスタンレー・ブラザーズのキング録音全曲集の前半がプラスチックケース4枚組廉価版として再発売。4曲の未発表テイク他、有名な"How Mountain Girls Can Love" や"Mountain Dew"等全109曲。スタンレーがビル・モンロー、フラット&スクラッグスと並んでブルーグラス創成期の御三家と呼ばれる理由を味わってみよう。素晴らしいオリジナル音楽が展開されている。特に、ビル・ネピアがマンドリンからリード・ギターに持ち替えてからの色気など、カーターの独壇場だ。スタンレー・ファン、およびシビアなグラス・ファンは必携の物だ。
●GT7-2180 STANLEY BROTHERS『King Years 1961-1965』CD4枚組\4,750-(本体\4,500-)

 かつて縦長の化粧箱入りボックスセットとして発売されたスタンレー・ブラザーズのキング録音全曲集の後半がプラスチックケース4枚組廉価版として再発売。ロカビリー旋風でバンド存亡の危機にあった50年代後半から、60年代初頭のフォークブームで、その生のままのマウンテン・ミュージックとして都会のインテリから高い評価を受けはじめたものの、アルコールが原因で1966年にはカーター・スタンレーが他界する。ジェイムズ・ブラウンなども擁してR&Bなどでも成功しいたキング社のシド・ネイサンの助言で、ギターリード(クロスピッキン!!)をフィーチャーしたホンキートンク受けなども狙いつつ、カーターファミリーやトラッド曲などでアパラチア伝承も堅持する綱渡りがすばらしい、そんな軌跡がCD4枚に収められた全111曲。
●GT-5161 V.A.『Nashville Mandolins Play Their 100 Best』CD4枚組\2,573-(本体\2,450-)

 かつて、4枚別々に売り出されたものが、4枚組セッ トとして登場です。観光地のお土産などとして制作されたもので、ミュージシャンなどのクレジットはあり ませんが、恐らく、ブッチ・バルダサリのマンドリンを中心とした、シンプルなやっつ け仕事ではあるが、なかなかどーして、質の良い有名アメリカン・メロディー全100曲インスト集。耳障り ではないBGMに、また、楽器を弾く人はスタンダード曲のメロディーの把握に、とてもいいヨ。
●SPC-0003 FERRELL STOWE『Personal Tribute to: JOSH』CD\2,573-(本体\2,450-)

Randy Lynn Rag/Flatt Lonesome/Cannonball Blues/Fireball Mail/Home Sweet Home/Fireball/What a Friend We Have in Jesus/Shuckin' the Corn/Foggy Mtn. Rock/Maggie Blues-Maiden's Prayer 他全12曲

 ブルーグラス・ドブロってすごくカッコいいんですよ、皆さん!! 左手に鉄のバー1本という制限の中で生まれとんでもない発想と自由自在の音の伸びが絡むスリルはとても刺激的だ。そのドブロのパイオニア、アンクル・ジョッシュ・グレイブス(1928-2006)に捧げられたすばらしいフラット&スクラッグス・インスト曲集。バックにはポールの息子ジョニー・ウォーレン(f)のほか、チャーリー・クッシュマン(bj)が2曲ゲストと、そしてスネア・ブラッシュを入れるというさすがのセンス……分かってらっしゃるね! こうして聴くとドブロのおいしいフレーズのほとんどをジョッシュがルールしたのだとつくづく納得してしまう。偉大なジョッシュに捧げられた、みんな大好き!?フラット&スクラッグス・インスト・ファン大喜びのお楽しみアルバムです!!
●SFR-1003 TENNESSEE MAFIA JUG BAND『Poor Leroy's Almanack』CD\2,573-(本体\2,450-)

Uncle Eef/Gathering Flowers from the Hillside/Rabbit in the Log/Whoa Mule/Redwing 他全13曲

 あのマーティ・ステュアートが影のメンバーで参加するすばらしいヒルビリー音楽、テネシー・マフィア・ジャグバンド最新作。1930〜40年代にロイ・エイカフやブラザー・オズワルドがブルーグラスやホンキートンク・カントリーのはじまる前に確立した懐かしのサウンドが一杯。アンクル・デイブ・メイコンの再来といわれるリロイ・トロイ(bj)とレスターとマイク(g)のアミステッド親子のド・ヒルビリー唱法に、それでも主役のフィドルにはダン・ケリー(アラン・ジャクソンやクリント・ブラックで活躍)を配して現代フィドル美学を聴かせつつ……、田舎の白人農場社会の底辺にあり続けるスピリット、この強烈なエネルギーにはひれ伏すしかない。 2003年のデビュー第1作『Barnyard Frolic』(RME-0600 \2,573-)には、デビッド・タルボット(bj)、マット・コムスとシャド・コッブ(f)にマック・ワイズマン、あのジャック・クレメンツまで登場!!
[カントリー再入荷]
●DO-7012 LAURA CANTRELL『Kitty Wells Dresses: Songs of the Queen of Country Music』CD\2,573-(本体\2,450-)

Making Believe/One By One/It Wasn't God Who Made Honky Tonk Angels/I Gave My Wedding Dress Away/Serching for a Soldier's Grave 他全10曲

 ローラ・キャントレルが現在92歳カントリー音楽の女王キティ・ウェルズに捧げたメチャクチャいいホンキートンク作品。1950〜60年代の雰囲気を完璧に再現できるすばらしいインテリジェンスと、何よりもこのすばらしいクラシック・カントリーの音を創ったバックミュージシャン――バディ・スパイカーの秘蔵っ子ビリー・コントレラスのソウルフルに唄に寄り添う極上フィドル(凄いです!!)、アールの孫にして初期スティールギターを再現するクリス・スクラッグス、そしてマイク・バブ(bs)というブルーグラス・コネクションに、ウィリアム・タイラーとベン・ホール(g)――の凄さ! ローラはもちろん、ナッシュビルが生み出した極上のホンキートンク・サウンドを再現してみせるメチャクャいいアルバムである。強力にお勧めします!!
[ベスト・セラー]
●COMP-4565 NOAM PIKELNY『Beat the Devil and Carry a Rail』CD\2,573-(本体\2,450-)

Jim Thompson's Horse/Fish and Bird/Cluck Old Hen/Day Down/Bob McKinney/Pineywoods 他全12曲

 ブルーグラスをまったく異次元に運びつつあるパンチ・ブラザーズのバンジョー奏者ノーム・ピケルニーの凄い!!バンジョー集。昨年、第1回スティーブ・マーティン・バンジョー&ブルーグラス賞を獲得、ベラ・フレック以降のもっとも才能溢れるクリエーターとして誰もが認めるノーム、2004年の『In the Maze』(CD\2,573-)に次ぐ第2作。新幹線のホームだろうが居酒屋だろうが、10分以上の時間があるとすぐにバンジョーケースらバンジョーを出して弾きはじめてバンジョーの虫。イーファ・オドノバンのボーカルを迎えたトム・ウエイツ曲と、すばらしいケンタッキーフィドラー、アート・スタンパーのカバーでの強烈フィドル&バンジョーにトラッドが2曲のほか、すばらしく表情のあるオリジナルの数々を聴かせる。基本バンドはティム・オブライエン(m)、ステュアート・ダンカン(f)、クリス・エルドリッジ(g)、マーク・シャッツ(bs)にジェリー・ダグラス(d)が3曲。イーファのほかティム・オブライエンもバウンシーなブルースボーカルを1曲聴かせるほかに、ゲストにはすばらしいクロウハンマーでノームのスリーフィンガーとアンサンブルするスティーブ・マーティン、独自の世界観でケムに巻くデビッド・グリアと天才少年アレックス・ハーグリーブズ、クリス・シーリとブライアン・サットン、マイク・コンプトンほか、さすがの一癖二癖が並ぶ。
●ROU-0660 STEVE MARTIN & STEEP CANYON RANGERS『Red Bird Alert』CD\2,573-(本体\2,450-)

IBMA年間最優秀エンターティナーに輝くスティーブ・マーチン&スティーブ

●COMP-4549 GIBSON BROTHERS『Help My Brother』CD\2,573-(本体\2,450-)(歌詞付)

[年間最優秀ボーカル・グループ][年間最優秀アルバム]に輝くギブソン・ブラザーズ最新作。
●MH-1309 BOXCARS CD\2,573-(本体\2,450-)

[年間最優秀インスト・グループ][年間最優秀新人][年間最優秀バンジョー(ロン・スチュアート)]ボックスカーズ 
●SH-4057 ADAM STEFFEY『One More for the Road』CD\2,573-(本体\2,450-)

Deep Rough/Don't Lie to Me/Let Me Fall/Warm Kentucky Sunshine/Half Past Four 他全12曲
[年間最優秀マンドリン(アダム・ステフィー)]受賞作。
●RUR-1085 RUSSELL MOORE & IIIrd TYME OUT『Prime Tyme』CD\2,573-(本体\2,450-)

[年間最優秀男性ボーカル]ラッセル・ムーア率いるサードタイム・アウトの最新作。超一級の王道ブルーグラス。
●COMP-4564 DALE ANN BRADLEY『Smewhere South of Crazy』CD\2,573-(本体\2,450-)

[年間最優秀女性ボーカル]デイル・アン・ブラッドレイの最新作。シェラ・ハル、デビッド・ロング、アリソン・ブラウン他。
●MH-1292 CROWE/LAWSON/WILLIAMS『Old Friends Get Together』CD\2,888-(本体\2,750-)

Prayer Bells of Heaven/Goodbye/Little White Church/Stormy Waters/This World Is Not My Home/Lord I'm Coming Home/Who'll Sing for Me 他全12曲

[年間最優秀ゴスペル録音][年間最優秀レコード・イベント]に輝くポール・ウィリアムス、ドイル・ローソン、J.D.クロウのコラボ。
●MH-1295 BALSAM RANGE『Trains I Missed』CD\2,573-(本体\2,450-)

[年間最優秀ソング]タイトル曲が受賞。ブルーリッジ系ブルーグラスの新進気鋭のバンド。
●BGR-1001 GRASCALS『Dance Til Your Stockings Are Hot and Ravelin'』CD\1,260-(本体\1,200-)

[年間最優秀バンジョー]クリスティン・スコット参加のグラスカルズの最新作。
●SH-4040 BRYAN SUTTON & Friends『Almost Live』CD\2,573-(本体\2,450-)

[年間最優秀ギター]ブライアン・サットンの最新作。
●RCD-05335 ROB ICKES『Road Song』CD\2,573-(本体\2,450-)

最新ソロ・アルバム。
●ROU-9107 BLUE HIGHWAY『Sounds of Home』CD\2,573-(本体\2,450-)

[年間最優秀ドブロ]ロブ・アイクスの参加するブルーハイウェイの最新作。
●COMP-4541 SPECIAL CONCENSUS『35』CD\2,573-(本体\2,450-)

[功労賞]に輝くグレッグ・ケイヒルがリーダーを務めるスペシャル・コンセンサス結成35周年記念アルバム。
●REB-1815 V.A.『Stelling Banjo Anthology』CD\2,573-(本体\2,450-)

今年のIBMA功労賞に輝くジェフ・ステリングのバンジョー・ユーザーによるコンピレーション作。弾き比べが楽しい。
●RW-TAB ROLAND WHITE『Approach to Bluegrass Mandolin』CD2枚組+Book\6,090-(本体\5,800-)
●RW-CTAB CLARENCE WHITE『The Essential Clarence White Bluegrass Guitar Leaads』102頁Book CD 2枚組 \6,930-本体\6,600-


今年のIBMA功労賞に輝くローランド・ホワイトの教則作品の秀作2タイトル。
2011/11/10
ムーンシャイナー7月号で紹介したノースカロライナ州アッシュビル在住の陶芸家/バンジョー奏者の佐竹晃さんが主宰した東日本大震災チャリティーライブで、ティム・オブライエンやトニー・トリシュカ、ケーシー・ドリーセンらとともに出演したドブロ奏者のビリー・カーダインが震災犠牲者鎮魂のためにと、「君が代」を自身のラップスティールで捧げた演奏を届けてくれた。
http://www.youtube.com/watch?v=GLiTVsKZqOs&feature=related
ちなみにビリー・カーダインが朋友のドブロ奏者イバン・ローゼンバーグと創った以下のアルバムはインスト・ファンにはお勧めの秀作です!!

RCSI-1033 IVAN ROSENBERG & BILLY CARDINE『The Donkeys』CD\2,573-(本体\2,450-

 スリーフィンガーとクロウハンマー・バンジョーのメチャ格調高い東洋マウンテン風の美しいインストではじまる、ともにドブロ奏者でもあるアイバン・ローゼンバーグ(左チャンネル)とビル・カーダイン(右チャンネル)、2007年の大秀作品が再プレス。クロウハンマー・バンジョー奏者としても知られるアイバンと新世代のドブロを代表するビルのふたりが、インド系のスライドギターのチャトランギ(Chaturangui)なども含む、弦をスライドするいう奏法のさまざまな可能性を聴かせてくれる。ビルのバンド、ビスケット・バーナーズのギタリスト、ダン・ブレッツが趣味の良い音を聴かせてくれ、同バンドのメアリー・ルーシー"No Ash Will Burn"やシャノン・ウィットワース"Don't Look Rough and Rocky"が素敵にスモーキーな女性ボーカルを聴かせてくれる。限りない可能性を持つスライドギター、ドブロのあたらしい世界を覗いてください。楽器の種類関係なく、お勧めのアコースティック作品!!
2011/09/08
●FLOATM-6057 HEATHER MYLES『Live In London and Texas』2CD SET \2,888-(本体\2,750-)

Disc1:Introduction/Read You All Wrong/Gonna Have Love/Other Side of Town See/Sweet Little Dangerous See/If The Truth Hurts/True Love Won't Let You Down/Lovin' the Bottle/When The Tingle Becomes A Chill/Love Me a Little Bit Longer/Rum and Rodeo/Worried Wife Blues/Changes/Walk Through This World With Me/Cadillac Cowboy
Disc 2:Just Walk On By/Vaya Con Dios/Begging to You/Stop Loving Me/Broken Heart for Sale/Every Honky Tonk In Town/Shoulder To Cry On/One Man One Woman Again/Big Cars/Nashvilles Gone Hollywood

メジャー・カントリーでは聴かれなくなった本格的な女性ホンキー・トンク・カントリー・シンガー、ヘザー・マイルスのロンドンとテキサスのライブを集めた作品。
●SKFR-1011 RICKY SKAGGS『Country Hits Bluegrass Style』CD\2,573-(本体\2,450-)
Heartbroke/Honey(Open That Door)/You've Got A Lover/Cajun Moon/Crying My Heart Out Over You
/He Was On To Something (So He Made You)/Highway 40 Blues/Uncle Pen/Lovin' Only Me/I Don't Care/Country Boy/I Wouldn't Change You If I Could/Don't Get Above Your Raising/Somebody's Prayin'

 ブルーグラス界に復帰後、シーンを牽引するリッキー・スキャッグスの最新作は、彼が80年代にカントリー界で立て続けに送り出したナンバーワン・ヒットの数々を現在のケンタッキー・サンダーの面々とブルーグラス・スタイルでセルフカバーするという企画作品。南部を中心とした外食チェーン店のクラッカーバレルでのみで取り扱っていた『Higg Notes』という12曲入りのアルバムから1曲カット、Crying my Heartに続く#1"I Don't Care"、同じくフラット&スクラッグスの名曲をカバーした初期のヒット"Don't Get Above Your Raising"他3曲が新たに収録されている。
[ニュース]

大物ハリウッド俳優でバンジョー奏者としても大活躍のスティーブ・マーチンが自らの名前を冠してバンジョーやブルーグラスの分野で優秀な業績を残した者に贈るスティーブ・マーチン賞にロンサム・リバー・バンドのリーダーであるサミー・シーラーが選ばれた。11月3日にデヴィッド・レターメンのTV番組『レイト・ショー』で全米中継されサミーには$50,000の小切手が授与される。
●RHY-1040 LONESOME RIVER BAND『No Turning Back』CD \2,573-(本体\2,450-)

Them Blues/Like a Train Needs a Track/Dime Store Rings/One Little Teardrop/Wires and Wood/Somebody's Missin' You/I'm Not There Yet/Long Way fromHere/We Couldn't Tell/Molly/Darkness Wept/I'd Worship You/Struttin' to Ferrum/Flowers 全14曲

サミー・シーラー率いるロンサム・リバー・バンド、ルーラルリズム移籍第一作。A.ボール(m)、B.リックマン(g)、M.ハートグローブ(f)他。
90年代のコンポ ラソリッドからトラッドにシフトしながらも、その圧倒的 な影響力を持つサミー・シーラーのバンジョーに乗って軽 快なブルーリッジ系ブルーグラスを聴かせる。サミーと共に来日したアンディ・ボール(m)のほか、ブランドン・リックマン(g)がすばらしい。
●RHY-1065 LONESOME RIVER BAND『Still Learning』CD\2,573-(本体\2,450-)(歌詞付)

Record Time Machine/Goodbye Wheeling/Jack Up the Jail/Any Ole Time/Don't Cry Blue/High Lonesome/Red Bandana/Pretty Little Girl 他全13曲

 ブランドン・リックマン(g)とアンディ・ボール(m)という2枚看板ボーカルを前面に、かつてのような意図的なタテノリから脱してストレートなドライブの上にメロディアスな曲を乗せて、ブルー・リッジ系ブルーグラスの今を演じるロンサム・リバー・バンドの最新作。サミー・シーラーの安定したバンジョーとマイク・ハートグローヴのフィドル、マイク・アングリンのベースのブルーグラス標準編成の5人組が、モダンでキャッチーなサウンドを創っていく。メル・ティリスやマール・ハガード、ジョナサン・エドワーズとセルダム・シーンらのカバーなどに、現在のブルーグラス・ソングライターやブランドンのオリジナル、そして最後のトラッド曲"Pretty Little Girl"はオールドタイム風味を強調したイケイケのインストで締めくくる。
PSR-0901/2 坂庭省悟『メモリアルアルバム 心の旅2』CD2枚組\4,000-(本体\3,810-) [新入荷]

「ミュージシャン・坂庭省悟の記録をもう少し、カタチとして残してみたいと思い、このアルバムをつくることにしました。前作『坂庭省悟メモリアルアルバム 心の旅』を出版してから二年の歳月が過ぎようとしています。当初第二弾を、という考えはなかったのですが、たくさんの方からのご要望もあり、『心の旅2』をリリースいたします。今回のアルバムは、坂庭省悟が大好きだった、たいせつな仲間と、「聖なる一回性」ともいえる価値ある時を共有した彼の姿を想い出しながら編集しました。ソロ活動を始めて以降の、宮崎勝之さん・有山じゅんじさん・松田"ari"幸一さん・茶木みやこさん、青木まり子さんと組んだMMS・PETAさん・そして盟友・城田じゅんじさん、Shogo BRAND.でのライブ音源に加え、古くは、1970年フェスティバルホールでのマヨネーズの音源なども収録」と。今年12月で坂庭が亡くなってから8年、早いような長いような……。昨年の宝塚フェスには弟さんが来てくれた。
WJRC-42812 NORMAN BLAKE 『Green Light On The Southern』CD\2,573-(本体\2,450-) [新入荷]

Roll On Buddy/Goodbye To The Plains/Little Bunch Of Roses/The Tramp/Hawaiian Mother O'Mine/The Old Wooden Rocker/Railroading On The Great Divide/Steel Guitar Chimes/Have No Desire To Roam/Green Light On The Southern/Fifteen Miles From Birmingham/The Wreck On The C&O/He Rambled/Whistling Rufus/Goodbye Dear Old Stepstone/Bandit Cole Younger/The New Spanish Two Step

 ジョニー・キャッシュやボブ・ディランとのセッション、元祖ニューグラス=ジョン・ハートフォードのエアロ・ブレイン・バンドに参加、映画「オー・ブラザー」と、それに続くダウン・フロム・ザ・マウンテンのツアー等々、セッション・ギタリストとして又、ソロ・アーティストとしてもゆるぎない地位を築き上げたノーマン・ブレイクの最新作。ナンシー・ブレイクと二人で悠々自適、南部の古き良き時代の音楽を伝える。
CR-0400 BRYAN BOWERS『Bristlecone Pine』CD\2,573-(本体\2,450-) [新入荷]

Bristlecone Pine/iza Jane/The Friar's Britches/Let It Be/Soul of Man/Poor Howard/When You and I Were True/Workin' On The Car/Friend For Life/St.Anne's Reel/Magnolia/Opry Reel/WhenI Go/Flowers In Edinburgh/Star of the County Down/Kitchen Girl/Flat World/Why I Love Bluegrass

 ダイアトニック・オートハープによるメロディク・スタイルで衝撃的なデビューを果たし、セルダム・シーンやニューグラス・リバイバル等の交流でも知られるブライアン・バワーズの'06年の作品。マーク・ハワードのプロデュースの下、ティム・オブライエン、サム・ブッシュ、ロン・ウォール、アラン・オブライエント、パット・エンライト、ステュアート・ダンカン他の参加。
DO-7012 LAURA CANTRELL『Kitty Wells Dresses:Songs of the Queen of Country Music』CD\2,573-(本体\2,450-) [新入荷]

Kitty Wells Dresses/I Don't Claim To Be An Angel/Poison In Your Heart/One By One/I Can't Tell My Heart/It Wasn't God Who Made Honky Tonk Angels/Making Believe/Amigo's Guitar/I Gave My Wedding Dress Away/Searching For a Soldier's Grave

 ナッシュビル生まれで学生時代にニュージャージーでDJ経験も有ると言うチャーミングなシンガー、ローラ・キャントレル、彼女のオリジナルのタイトル曲以外、キティ・ウェルズ・カバー集。BR5-49のクリス・スクラッグス(父親のアールと最近、対面したという)やケビン・ウェルチのサポートで知られるファッツ・キャプラン他のサポートで黄金時代のカントリーに新たな生命を与えている。
GAT3-0608 KENNY SMITH『Return』CD\2,573-(本体\2,450-)  [新入荷]

Half Step/Warren Chapel/Cumberland Gap/Getaway/Rising Fawn/Acorn Hill Breakdown/Leather Britches/Arkansas Traveler/Model A/Sail Away Ladies/Forked Deer/Billy In The Low Ground/Black Mountain Rag/Jesus Loves Me
ロンサム・リバー・バンド時代にIBMA年間最優秀ギター・プレイヤーを獲得、現在はケニー&アマンダ・スミス・バンドで活躍するケニー(g)の久々のギター・インスト集。バリー・ベイルズ(bs)、アダム・ステフィ(m)、ジム・デンマン(bj)、アダム・ハート(clawhammer bj)、オウブリイ・ヘイニー(f)という腕利きをバックに
DUAT-1533 GUY CLARK『Songs & Stories』CD\2,573-(本体\2,450-)  [新入荷]

Introduction/L.A. Freeway/From different/Story: Sometimes They Come Easy/Maybe I Can Paint Over That/Story: Townes' Road Keets/If I Needed You/Cape/Homegrown Tomatoes/Shawn and Verlon:Story: the Legend of Sis Draper/ Sis Draper/Magnolia Wind/Story: I'm From Greasy Bend/Darwettia's Mandolin/Story: Hang In There/Joe Walker's Mare/Nod To Rodney Crowell/Stuff That Works/Out In the Parkin' Lot/Intro: the Randall Knife/Randall Knife/Curtain Call For the Cast/Dublin Blues

 テキサス出身のシンガーソングライターの超大物、ガイ・クラークの長いキャリアを振り返るライブ・アルバム。彼の右腕として絶大な信頼を寄せるバーロン・トンプソン、ブルーグラス系のマルチ・プレイヤー、シンガーソングライターとしても有能なショーン・キャンプ、ニューグラス・リバイバルの5番目のメンバーとも称されたケニー・マローン(percussion)、トニー・ライス&ピーター・ローワン・クァルテットでも活躍のブリン・デイブス(bs)という抜群のアコースティックによるサポートでガイの代表曲を披露。
KC-0003 UNCLE JOHN『Hillbilly Jazz:A Guitar Instrumental Album』CD\2,573-(本体\2,450-)  [新入荷]

Satin Doll/Patches/Honky Tonk/Misty/What Do I Do With The Moon/Kansas City/Mix 'N Match/Beaumont Rag/Danny Boy/Greensleeeves
 インディアナ州をベースに活躍するアンクル・ジョン・ポットハストによるヒルビリー・ジャズと題されたアーチトップのフルアコによるギター・インスト集。アップライト・ベースとスネア・ドラムのシンプルなバックでスタンダード曲を聞かせる。
PSR-1102 _城田&坂庭/FIFTY-FIFTY LIVE DVD(本編52分 特典映像13分) \4,500-(本体\4,286-) [映像新入荷]

朝の雨/Windy and Warm/ミシシッピジョンの想い出/Home Sweet Home-Done Gone/楽しい時はいつでも/初恋/今、風の中/力をあわせて/Dueling Banjos/Foggy Mountain Breakdown 他全14曲+特典映像・別れのうた・Cape Clear・川のほとり

元ナターシャ・セブンの故坂庭と城田、50歳記念の全国ツアー・ライブ・ドキュメントのDVD化。年に1、2回しか会うチャンスがなかったという彼等の音楽の誤差が次第に埋まって行く様子が、彼等の人柄と同時に良く描けている。共に50を迎えた二人、それぞれの音楽や友人たち(観客を含む)へのスタンスが伝わる作品。DVD化にあたり3曲の特典映像が追加されている。
FGM-1016D SCOTT NYGAARD,JACK LAWRENCE,ROBERT BOWLIN『Picking At Peaceful Bend II』DVD(63分)\3,990-(本体\3,800-) [映像新入荷]

 フラット・ピッキング・マガジン社の大好評企画、西海岸の凄腕フラットピッカーでインストラクターとしても活躍するスコット・ナイガード、ドック・ワトソンの片腕として活躍するジャック・ローレンス、クラレンス・ホワイト・スタイルのギターのみならずマルチ・プレイヤーで最後のブルーグラス・ボーイズのフィドラーとしても知られるロバート・ボウリングの3人がテイストフルなギター・ピッキングの腕前を披露、ロバート・ボウリングのパートナー、ウィル・マーリングも可憐な歌声で花を添える。
2011/9/6 10/10(祝)アリソン・ブラウン・クァルテット大阪公演@アナザードリーム決定!!
10月10日(月・祝)大阪 アナザードリーム

開場18:00/開演 19:00
前売¥6,000/当日\7000(整理番号付/税込/ドリンク代別)
問:06-6211-5759
ビーオーエム・サービスにてチケット取扱い中

その他の地方の公演
2011/9/5 [[[祝ビル・モンロー生誕100年]]]
9月13日にブルーグラスの父、ビル・モンロー(1911-1996)の生誕100年を迎えます。この機会に彼の残した音源他を通してブルーグラス音楽について再認識してみては如何でしょうか?
[映像,BOOK]
●PHOTO-2 BILL MONROE "写真集" \1,890-(税込み)

 1984年のビル・モンロー来日コンサート・ツアーを追った素晴らしい写真集。名古屋、大阪、東京、北海道で見せた素顔やステージ写真、厳選された99点を収めた素晴らしい写真集A4版50頁。久保田利伸、玉置浩二、長渕剛、泉谷しげる他、メジャー・ロックの写真やビデオ監督等でも知られる吉田恒星が撮った「ブルーグラスの父」。ブルーグラス・ファンの書棚に必ず1冊!
●MVDV-4577 & BOOK-27 BILL MONROE『Father of Bluegrass Music』DVD +BOOKセット特価 \3,675-(本体\3,500-)

 今年生誕100年を迎えるビル・モンロー(1911-1996)がすべてを語る必携名作DVD。 故ジョン・ハートフォードとのモンロー農場でのインタビューを軸に、レスター・フラット、エミルー・ハリス、ポール・マッカートニー、オズボーン・ブラザーズ、ドリー・パートン、リッキー・スキャッグス、マーティ・ステュアート、そしてデル・マッカーリー/ビル・キース/チャビー・ワイズのブルー・グラス・ボーイズ・リユニオンなどの超貴重な演奏、ジェリー・ガルシアやロイ・エイカフのインタビューなど、日本語/英語併記の完全対訳本とともに、20世紀の偉大なアメリカ音楽家の生涯を再訪しましょう。感動です!! 必見必携のDVD&対訳本セット!!!
●MS-2704 ムーンシャイナー2010年2月号(通巻316号)\525-

 ビル・モンロー特集「1950年、ハイロンサムの誕生と背景」他、ティム・オブライエン「グラミー授賞式インサイド・リポート」、アレン・シェルトン追悼、佐々木仁の日本初オールドタイムLP「マウンテン・ランブラーズ」物語後編、斉藤ジョニー「IBMA2009 WOBリポート前編」ほか。
[ビル・モンロー自身による作品]
●SF-40063 BILL MONROE『Live 1956-1969; Off the Record Vol.1』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ビル・モンローの、不遇時代からフォークリバイバルとともに若者たちからブルーグラスの父と尊敬されはじめる頃、もっとも尖っていた1960年代の凄まじい75分ライブ全27曲集。ピーター・ローワン、デル・マッカーリー、ビル・キース、ローランド・ホワイト、ヘイゼル・ディッケンズや超貴重な兄、チャーリー・モンローとの歴史的モンロー・ブラザーズ・リユニオンほか。この抑え難い衝動、そのエネルギーと内に秘めた寂寥感、ブルーグラスのある本質である。この熱とエネルギーこそ民衆音楽の魂だ。ビル・モンロー音楽を芸術の域に認めさせた最大の功労者、故ラルフ・リンズラーが制作編集した入魂の「生(ライブ)」のビルモン!!
●SF-40064 BILL MONROE & DOC WATSON『Live Duet Recordings 1963-1980; Off the Record Vol.2』CD\2,573-(本体\2,450-)

 こんな録音が残っているって!!やっぱりレコード(記録)は偉大だ。生誕100年を迎えている「ブルーグラスの父」ビル・モンローがオールドタイム/フォークの大御所で88歳の米寿を祝うドック・ワトソンとモンロー・ブラザーズの再現をしてみせる!! ふたりがマンドリンvsギター・バトルを展開、そのラフな1音ずつに込められたスピリット、リズムに秘められた衝動、われわれが何故この音楽を愛し続けるのか、覇気に溢れたふたりの偉人が教えてくれる超貴重な全17曲。
●B000442402 BILL MONROE『Definitive Collection』CD\2,079-(本体\1,980-)

Blue Moon of Kentucky/Jimmy Brown the Newsboy/I Saw the Light/Footprints in the Snow/Scotland/Walls of Time/Kentucky Waltz/Uncle Pen 他全22曲

 1954年夏、エルビス・プレスリーがデビュー盤に取り上げたことで急遽録音した"Blue Moon of Kentucky"を1曲目に、1981年にガンが発覚したときに録音された"My Last Days on Earth"まで、主に1950年代のいわゆる「ハイロンサム」を強く押し出したもっともモンローらしい、言い換えればもっとも厳しいビル・モンローの音楽が堪能できる、現在発売中の正式録音モノの中ではイチ押しの作品。
[カバー、トリビュート作品]
●SH-3749 PETER ROWAN『The First Whippoorwill』CD\2,079-(本体\1,980-)

 "I'm On My Way Back to the Old Home"からビル・モンロー名曲を全12曲、ピーター・ローワン(g)がサム・ブッシュ(m)、ビル・キース(bj)、リチャード・グリーン+バディ・スパイカー(f)、ロイ・ハスキーJr(bs)、そしてアラン・オブライアンのテナー・ボーカルとともに1985年に創ったモンロー曲集。ピーター自身、おそらくレスター・フラットと並ぶ、もっとも偉大なビル・モンローのブルーグラス・ボーイでもあり、これがモンロー・サウンドは、かくあるべきというお手本です。
●SH-2209 V.A.『True Life Blues; the Songs of Bill Monroe』CD\2,573-(本体\2,450-)

1996年9月、ビル・モンローが病の床にあるときにこのアルバムが完成、当時最高のブルーグラス・アーティストが参加したこの作品のテープが早速届けられ、そのすばらしい出来映えに、彼はとても喜んだと伝えられる。その翌年2月、このビル・モンロー曲集はグラミー賞を獲得、世界に放映されたグラミー授賞式の生中継でビル・モンロー追悼演奏が放映された。本作には、モンローの遺志(ブルーグラス)をあたらしい形で伝える最高のミュージシャンたちが、おそらく病床のモンローに聴いてもらうことも意識して創ったであろう(と思いたいほど)すばらしいビル・モンロー超名曲集である。バッサー・クレメンツ、ボビー・ヒックス、デル・マッカーリー、ピーター・ローワン、ローランド・ホワイトらの元ブルー・グラス・ボーイズのほか、サム・ブッシュ、デビッド・グリスマン、ティム・オブライエン、クリス・シーリ、デビッド・グリア、ハーブ・ピーダセンほか、そして最後の故ジョン・ハートフォード"Little Cabin Home on the Hill"には、ただ「涙」する……。超名盤!!
●SKFR-1002 RICKY SKAGGS & FRIENDS 『Big Mon:The Songs Of Bill Monroe』 CD\2,573-(本体\2,450-)

ビル・モンローの後継者をもって自認するリッキー・スキャッグスが、カントリー、ロックのスーパー・スターを動員して制作したモンロー・トリビュート。ジム・ミルズ以下のケンタッキー・サンダーにスチュアート・ダンカンを基本セットとして、ディキシー・チックス、ドリー・パートン他をフィ−チュア、夫々の個性を十二分に生かした、文句の付けようのない見事なアルバムに仕上げている。ディキシー・チックスとの"Walk Softly on This Heart of Mine" が、カントリー・コラボレーション部門にノミネート。
[新作コンピレーション]予約受付中
●REB-7528 V.A『With Body and Soul:A Bluegrass Tribute to Bill Monroe』 CD予価\2,079- (本体\1,980-)

My Little Georgia Rose/Rocky Road Blues/White House Blues/A Good Woman'S Love/Big Mon/Blue Yodel #3/Kentucky Waltz/Road To Columbus/With Body And Soul/Uncle Pen/Tallahassee/The Girl In The Blue Velvet Band/Close By/Brown County Breakdown/Mule Skinner Blues/Blue Moon Of Kentucky/Footprints In The Snow
(Seldom Scene,Lonesome River BandDel Mccoury,Tony Rice,Bobby Hicks,Iiird Tyme Out,Don Rigsby,Kenny Baker,Peter Rowan,Jim & Jesse Mcreynolds,Boys From Indiana,Red Allen,Richard Greene,Ralph Stanley,Mac Wiseman)

 モンロー生誕100年を記念してレベル・レコード所属アーティストによる既成の音源を中心としたビル・モンロー曲集。
●REB-7529 V.A『Let The Light Shine Down:A Gospel Tribute to Bill Monroe』 CD予価\2,079- (本体\1,980-)

A Beautiful Life/You'Re Drifting Away/Wait A Little Longer, Please Jesus/Working On A Building/When The Saints Go Marching In/I Am A Pilgrim/Swing Low Sweet Chariot/Boat Of Love/The Old Cross Road/He Will Set Your Fields On Fire/I'Ll Meet You In Church Sunday Morning/Let The Light Shine Down/Mansions For Me/Wayfaring Stranger/Little Community Church House/Mother'S Only Sleeping/Shine Hallelujah Shine(Country Gentlemen,Lost & Found,Del Mccoury,Seldom Scene,Lilly Brothers & Don Stover,Stanley Brothers,Don Reno & Benny Martin,Larry Richardson,Junior Sisk & Ramblers Choice,Dave Evans,Boys From Indiana,Red Smiley)

モンロー生誕100年を記念してレベル・レコード所属アーティストによる既成の音源を中心としたビル・モンロー、ゴスペル曲集。
●ROU-9123 V.A『THE BILL MONROE CENTENNIAL CELEBRATION: A CLASSIC BLUEGRASS TRIBUTE』2CD 予価\2,888-(本体\2,750-)

祝ビル・モンロー生誕100年記念、ラウンダー所属アーティストが残したビル・モンロー作品を集めたCD2枚組企画アルバム。
Disc 1:
Tall Timber(The Bluegrass Album Band)/Will You Be Loving Another Man(The Grascals)/Dark As The Night, Blue As The Day(Michael Cleveland with Dan Tyminski and Vince Gill)/Cheyenne(The Bluegrass Album Band)/Close By(Dailey & Vincent)/I Hear A Sweet Voice Calling(Joe Val & The New England Bluegrass Boys)/Shenandoah Breakdown(Wyatt Rice)/My Florida Sunshine(Claire Lynch)/I’m Blue I’m Lonesome(Nashville Bluegrass Band)/Toy Heart(Ricky Skaggs)/Wheel Hoss(The Bluegrass Album Band)/On The Old Kentucky Shore(The Bluegrass Album Band)/Come Back To Me In My Dreams(Al Jones and Frank Necessary & The Spruce Mountain Boys)/Wicked Path Of Sin(Blue Highway)
Disc 2:
Old Brown County Barn(Michael Cleveland)/You’d Better Get Right(The Vern Williams Band)/Voice From On High(Joe Val & The New England Bluegrass Boys)/Lonesome Moonlight Waltz(The Bluegrass Album Band)/Dog House Blues(Nashville Bluegrass Band)/Walls Of Time(The Johnson Mountain Boys)/Big Mon(Tony Rice)/Footprints In The Snow(IIIrd Tyme Out)/Jerusalem Ridge(Michael Cleveland & Flamekeeper)/Mansions For Me(Bobby Osborne & The Rocky Top X-press)/In Despair(Ralph Stanley And The Clinch Mountain Boys featuring Charlie Sizemore)/You’re Drifting Away(Nashville Bluegrass Band)/True Life Blues(Hazel and Alice)/Goodbye Old Pal(Joe Val & The New England Bluegrass Boys)
2011/07/23 [映像新入荷]
●RCSI-1037D THE KARL SHIFLETT & BIG COUNTRY SHOW『June Bug & VintageKarl』2 DVD SET \3,097(本体\2,950)

Take Me Back To Tulsa/Blue Grass Breakdown/Act Naturally/Turkey In The Straw/Misery Loves Company/Blue Grass Romp/June Bug/Don'Y Get Above Your/Raisin'/Katy Hill/Why Baby Why/Truck Driving Man/Evening Prayer Blues/Where The Smoke Goes Up/Shuckin' The Corn/Kansas City Kitty/Boston Boy/I Don'T Care Anymore/Cold, Cold Love/You'Re Gonna M Iss Me When I'M Gone/I'Ll Be All Smiles Tonight/It'S
Fall Again/Blue Grass Stomp/I Live In The Past/I Know You'Re Married/Old Dangerfield/Cumberland Gap


50年代ブルーグラス黄金時代の雰囲気を現代に伝えるカール・シフレット&ビッグ・カントリー・ショーのライブ映像集。
●RCSI-1038D TERRY BAUCOM『Driving With The Duke:Banjo Techniques of Terry Baucom Vol.1』\2,940(本体\2,800)

インパクトの強いバンジョー・スタイルブーンクリーク、クイックシルバー時代に一世を風靡したテリー・バウカムが自らテクニックを伝授する教則DVD。
2011/07/23 [CD新入荷]
●RCSI-1040 THE CARTER FAMILY III『Past & Present』CD\2,573-(本体\2,450-)

 A.P.,サラ&メイベルのオリジナル・カーター・ファミリーから数えて第三世代による作品。デュアルトーンのカーター・ファミリー・トリビュート関連のプロデューサーとして活躍するマザー・メイベルの娘ジューン・カーターとジョニー・キャッシュを両親に持つジョン・カーター・キャッシュ(v,g,autoharp)とその妻で、テキサス・レンジャーズのメンバーとして来日経験も有るローラ・キャッシュ(v,g,f)と、サラ・カーターの娘のジャネット・カーターの息子、デイル・ジェット(v,autoharp,g)と妻のテレサ(bs)を中心にノーマン(g,d,v)&ナンシー(m,chello,v)・ブレイク、デニス・クロウチ(bs)、ラリー・パーキンス(g)、ジェイミー・ハートフォード(g,v)、チャーリー・チャドウィック(chello)、エンジニアにグラミー・ウィナーでもあるチャック・ターナーという面々でカーター・ファミリーの名曲の数々と新たに書き下ろされたオリジナルでアメリカ音楽史に多大な功績を残したカーター・ファミリーの伝統を今に伝える。(ムーンシャイナー誌8月号レビューより)
●BNR-222 DAN CRARY & THUNDERATION『Perfect Storm』CD\2,573-(本体\2,450-)

Sail Away Ladies / Sally Ann/Thunderation/One More Dollar/I'd Do It Again/Muley was a Railroad Man/Deep River Blues/Girl from the North Country/Highway 17/Tumbleweed Town/Suite 222 (Shenandoah, Gold Rush, Soldier's Joy)/Long Journey Home / Reuben's Train

ブルーグラス・フラットピッキング・ギターのパイオニアの一人、ダン・クレアリーの最新作。
●KHM-0511 WILL PATTON『Flow』CD\2,573-(本体\2,450-)

Cheesecake/Le Marais/Charanga/Waltz For Anna/Bebop In Pastel/Sampa/Big Dawg/Daydream/November/ Caporal Swing

Aタイプの丸穴マンドリンを駆使するジャズ・マンドリンの名手、ウィル・パットンの最新作。スタンダードとオリジナル半々。
●OB-708 V.A『In The Field Behind The Stage:Recordings From Galax Old Fiddler's Conventions 1967 & 2010』CD\2,573-(本体\2,450-)

1. SAIL AWAY LADIES - T. J. Lundy 2. LEATHERBRITCHES - Billy Hurt, Jr. 3. CRICKET ON THE HEARTH - Blue Ridge Mountain Ramblers 4. DURHAM'S REEL - John Ashby 5. BREAKING UP CHRISTMAS - New Ballards Branch Bogtrotters 6. RICHMOND - Kilby Spencer 7. JIMMY SUTTON - SOUTHERN PRIDE 8. RACHEL - Corrina Logston 9. PINEY WOODS GAL - Betty Vornbrock 10. LEAKE CAUDLE'S TUNE - Leake Caudle 11. COTTON EYED JOE - Buckstankle Boys 12. RYESTRAW - T. J. Lundy 13. PARKER BROWN - Grayson Country Daredevils 14. GIRL OF MY DREAMS - Oscar Jenkins 15. BILL BAILEY - Buddy Pendleton 16. RAT CHEESE UNDER THE HILL - Billy Hurt, Jr. 17. BIRDIE - Leake Caudle 18. GREY EAGLE - Blue Ridge Mountain Ramblers 19. SALLY ANN - Roan Mountain Hilltoppers 20. BELLE OF LEXINGTON - Kirk Sutphin with the New Ballards Branch Bogtrotters 21. BENTON'S DREAM - Buckstankle Boys 22. REUBEN - New Ballards Branch Bogtrotters 23. SOURWOOD MOUNTAIN - Roan Mountain Ramblers 24. TAKE ME BACK TO TULSA - Oscar Jenkins 25. BOARDING HOUSE BLUES - Billy Hurt, JR. 26. BLACKBERRY BLOSSOM - Kirk Sutphin 27. BRICK YARD JOE - Grayson County Daredevils 28. WESTERN COUNTRY - Oscar Jenkins 29. PAT HIM ON THE BACK - Betty Vornbrock 30. LOST INDIAN - Southern Pride 31. SALLY IN THE GARDEN - John Ashby 32. WAKE UP SUSAN - John Ashby 33. WESTERN COUNTRY - New Ballards Branch Bogtrotters 34. SANDY RIVER BELLE - Billy Hurt, Jr.

1967年と2010年のゲイラックス・オールド・フィドラーズ・コンベンションの音源を集めたコンピレーション。
●BGR-1001 GRASCALS『Dance Til Your Stockings Are Hot and Ravelin':A Tribute To The Music of The Andy Griffith Show』 CD\1,260(本体\1,200)

Dooley/Boil Them Cabbage Down/Stay All Night/Ol Joe Clark/Leaning On The Everlasting Arms/Mayberry's Finest Theme/Boy Giraffes Are Selfish

当代随一の人気ブルーグラス・バンド、グラスカルズが、ディラーズがレギュラー出演していたことで知られる人気テレビ・シリーズ、アンディ・グリフィス・ショーに関連する曲を集めた企画アルバム。
●LDR-1006 SUZY BOGGUSS『American Folk Songbook』CD\2,573-(本体\2,450-)

今やベテラン女性カントリー歌手としての地位を築 いたスージー・ボガスによるアパラチアン・トラッドを含むアメリカン・フォークソング集。癒されます。
2011/07/23 [CD再入荷]
●RCSI-1030 THE GRASCALS『Country Classics with a Bluegrass Spin』CD \2,888-(本体\2,750-)[再入荷]

 米国レストランチェーン、クラッカーバレルでしか入手できないザ・グラスカルズの最新作。 カントリー・ゴールドにオズボーン・ブラザーズのメンバーとして来日した二人のテリー・エルドレッジ(g)&スミス(bs)とボビー・オズボーンクローンの一人、ジェイミー・ジョンソン(g)、超絶テク二シャンでギブソン社のマンドリン部門の責任者」も務めたダニー・ロバーツのオリジナル・メンバーにジェレミー・アビシア(f)、紅一点クリスティン・スコット・ベンソン(bj)という布陣で当代随一の人気と実力を誇るグラスカルズの最新作はカントリーの人気スターを迎えて、超有名曲を彼等流ブルーグラスに仕上げた南部田舎料理の外食チェーンのクラッカーバレルのみで入手可能な企画アルバム。ブラッド・ペイズリーのギターもたっぷり聴ける"Tiger By The Tail"、駆出しの頃はステーション・インの常連でギブソン社で働いていたというダークス・ベントレーとの"Folsom Prison Blues"(J.キャッシュ)、彼等をオープニング・アクトに抜擢して世に出るきっかけを与えたドリー・パートンとの"Pain Of Lovin' You"、エルドレッジの長年の十八番"White Lightning"(G,ジョーンズ)はダレル・ウオーリーと、一昨年のクリスマス・アルバムでも共演したチャーリー・ダニエルズの大ヒット曲"The Devil Went Down To Georgia"、ジョー・ニコルスとじっくり聞かせる"Mr.Bojangles"、個性の強いカントリー歌手達と互角に渡り合って引けを取ってないのが素晴らしい。圧巻は小児ガンの子供達のベネフィットの為にジェイミー・ジョンソン他作による"I Am Strong"が美しくも力強い。
●RCSI-1031 John Hartford, Tony Rice and Vassar Clements『Hartford, Rice, Clements』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

 ジョン ・ ハート、トニー ・ ライス、ヴァッサー ・ クレメンツ、伝説的ベーシスト、ロイ・ハスキー・Jr.とマスタープロデューサーでありマンドリンプレィやーでもあるマーク・ハワードも加わって 1988年、カンバーランド川沿い、ジョンの自宅、石壁の地下室で行われた4度のジャムセッションを2本マイクの2トラックのデジタルVHSマシンで録音。
●FF-70566 JOHN & JAMIE HARTFORD 『Hartford & Hartford』 CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

ジョン・ハートフォードが息子ジェィミーと組んだ91年の傑作。最近のクリス・シャープのアルバムでも聴かれた彼の、バンジョー・プレイヤー、スクラッギストとしての真髄を見せた作品で、ここにアール・スクラッグスの本質を完璧に昇華し、自らのものとしたジョンの入魂のプレイが詰まっている。カーター・ファミリー・ソングなど、郷愁を誘うメロディーと、ジョンのレイド・バックしたヴォーカル、そしてバンジョーの真髄とマーク・ハワードの繊細なギター、すべてが渾然一体となったハートフォード流ブルーグラス。
●ROU-0640 DAILEY & VINCENT『Sings the Statler Brothers』CD\2,888-(本体\2,750-)[再入荷]

Flowers on the Wall/Class of 57/Hello Mary Lou/Do You Know You Are My Sunshine 他全12曲

現在、米国ブルーグラス界でもっとも人気のあるデイリー&ビンセントが、彼らの子供時代からのアイドルで1972年から8年連続で年間最優秀カントリー・ボーカル・グループを受賞したスタットラー・ブラザーズのヒット曲をカバーしたポップなブルーグラス作品。現在最高のブラザーデュオを目指す彼らが、強力なバス・ボーカルを加えたカルテットで聴かせる楽しい作品。米国レストラン・チェーン、クラッカーバレルの店頭のみで入手できる超貴重アルバム。
●ROU-0661 JOSH WILLIAMS『Down Home』CD\2,573-(本体\2,450-)

'93年のIBMAブルーグラス・ユース・オールスターズで注目を集め、スペシャル・コンセンサス、ロンダ・ビンセント&レイジ、トニー・ライス・ユニットの客演ボーカルとしてキャリアを重ね、'08-'09年とIBMAの最優秀ギターを獲得、現在は自身のバンドを率いて活躍中=ジョッシュ・ウィリアムス通算5作目、'10年にパインキャッスルからリリースされたアルバムがラウンダーより再発売。
●VAN-187/9 V.A.『Newport Folk Festival; Best of Bluegrass』CD3枚組\3,360-(本体\3,200)-[ブルーグラス再入荷]

 1960年代のフォーク・ブームの熱気を伝えるニューポート・フォーク・フェス(1959-66)か ら、ビル・モンロー&ブルー・グラス・ボーイズ、フラット&スクラッグス、スタンレー・ ブラザーズの御三家の他、ジム&ジェシー、リリー・ブラザーズとドン・ストーバー、アー ル・スクラッグスwithハイロ・ブラウン、そしてヘイゼル&アリスまで、ブルーグラス第一世 代の超貴重なライブ全51曲が一望できる素晴らしいお徳用な3枚組である。
●GT7-2145 BILL CLIFTON『Bluegrass Sound of Bill Clifton』CD\1,260-(本体\1,200-)

I'm Rollin' On/Loneley Heart Blues/Pal of Yesterday/All the Good Times/Gathering Flowers from the Hillside/ Girl I Left in Sunny Tenn. 他全12曲

 1962年3月に発売されたビル・クリフトンLP3枚目の名作がオリジナルのままCD化である。あの懐かしい名曲が、あの明るいボーカルとともに還ってくる。1960年代にブルーグラスを聴きはじめた人たち、その多くが大学生だった人たちにとって、当時はアパラチアや田舎育ちではない数少ないアーティストだったビル・クリフトンの音楽は、その生き方とともに大きく心に残る一枚に違いない。
●GT7-2151 ALLEN SHELTON『At His Best, Bending the Strings and Other Great Instrumentals』CD\1,365-(本体\1,300-)

Bending the Strings/Log Cabin in the Lane/Shuckin' the Corn/I Can't Stop Lovin' You/Under the Double Eagle/Wildwood Flower/Whispering/Weeping Willow 他全10曲

 2009年11月21日、惜しくも他界した名バンジョー奏者、アレン・シェルトンを悼んで発表されたスターディとアテイラムお宝録音10曲集。もちろん、あのチューナー多様の大名曲"Bending the Strings"をはじめ、1曲を除いてジム&ジェシーをバックにした、わたしは聴いたことがない録音だ。
●GT7-0958 COUNTRY GENTLEMEN『High Lonesome; Complete Starday Recordings』CD2枚組\3,255-(本体\3,100-)[再入荷]

カントリー・ジェントルメン、その初期からダッフィ/ウォーラー/アドコック/グレイのクラシック・カントリー・ジェントルメンまで、彼らが絶頂期に向かう爆発的エネルギーが収められた1960年代のスターデイ録音の全曲が収められた2001年の2枚組秀作(全51曲)が廉価版で再登場である。"Two Little Boys"や"Sunrise"はもちろん、フォスター名曲を多く収録して日本だけで発売された幻のLP『Folk Hits Bluegrass Style』も収録、これで彼ら、謎のスターデイ録音全貌が明かされた。ムーンシャイナー誌2001年6月号(MS-1808 \525-)「カントリー・ジェントルメン〜明かされたスタディ録音の謎」参照。
●5SP-8003 ALICE GERRARD & MIKE SEEGER『Bowling Green』CD\2,888-(本体\2,750-)[再入荷]

 '60年代のフォーク・リバイバルを牽引、ブルーグラス、オールドタイム界に多大な貢献を果たしたマイク・シーガーと元パートナーでヘイゼル・ディケンスとのデュオで女性ブルーグラスのパイオニアとして又、ソングライター、オールドタイム・ヘラルド誌を主宰するアリス・ジェラルドというアメリカン・トラディショナル音楽で最も影響力のある二人が'80年にグリーンへイズ社に残したアルバムに加えて、'67年の来日コンサートの音源他による作品。オリジナルのアルバムからカズン・エミーのタイトル曲を皮切りに、ジャズの名曲をブラザー・デュオ・スタイルで聞かせる"St.Louis Blues"やデルモア・ナンバー、トミー・ジャレルのフィドル曲、アカペラ・デュオ等、オールドタイム音楽の様々なスタイルを披露する様子は流石。今回追加の来日コンサート音源は当時、日本盤のみリリース、若き日の麻田浩さんの司会に導かれてフォーク・リバイバルの熱気が伝わる演奏が興味深い。
●DTR-001 BRAD LEFTWICH & THE HOGWIRE STRINGBAND『Rascal Fair』CD\2,573-(本体\2,450-)

現在のオールドタイム・シーンで最も優れたフィドラー、バンジョー・プレイヤー&シンガーの一人、ブラッド・レフトウィッチ(f,v)を中心としたサザン・オールドタイム・ストリング・バンド、ホッグワイアー・ストリングバンドのデビュー作。ブラッドの長年のパートナーでステディなビートで貢献するリンダ・ヒギンボサム(bj,banjo uke,v)、オールドタイムの西のメッカ、オレゴン州ポートランド出身で元パンク・ロッカーだったというジョエル・レンシュ(g,v)、美しいワルツのタイトル曲を提供しているマリエル・アベル(bs,v)という面々でホットで上質なアンサンブルのみならず素晴らしいボーカル・ナンバーを聞かせてくれる。
2011/06/24
●CCD-JEB1 V.A.『The Best of Jim Ed Brown's Country Place Volume 1』DVD\2,573-(本体\2,450-)[映像新入荷]

 マキシン、ボニーの姉妹と結成したヒルビリー・フレーバー溢れるコーラス・グループ、ブラウンズで一世を風靡したジム・エド・ブラウンはその後、ソロ・シンガーとしての活動と共にラジオ・ショーでも人気を集めました。彼が60年代の後半から70年代にかけてホストを務めたテレビ番組、イースト・テネシーの山荘を舞台にゲストを招いて繰り広げられる。今回のハイライトはケニー・ベイカー(f)、ルアル・ヤーブロウ(bj)、ジェームス・モンロー(g)、ビル・イエイツ(bs)在籍中のブルーグラス・ボーイズを率いたビル・モンロー、RAWHIDEは圧巻!!他ゲストはジョージ・モーガン、スキーター・デイビス、ボビー・ベア、ジーン・シェパード、コニー・スミス。
●CCD-PW11 V.A.『The Porter Wagoner Show Volume 11』DVD\2,573-(本体\2,450-)[映像新入荷]

 1955年に"A Satisfied Mind"、65年に"Green Green Grass of Home"、そしてドリー・パートン(1946-)を見出したことでも知られるポーター・ワゴナー(1927-2007)、1960年から1981年まで、686本の30分番組が創られた『ポーター・ワゴナー・ショウ』から、1970年前後に収録されたと思われるビデオから、そのCMを抜いた6本分(約133分)。いずれのプログラムもポーターの曲で始まり、その日のゲスト、そしてレギュラーのドリー・パートン(1971年前後のヘアスタイル/ファッションに注目!?)と自身のバンド、ワゴンマスターズのバック・トレント(1938-)のエレキ・バンジョー(強烈チキン・ピッキンとチューナーがお得意)、またはマック・メゲェヘ(1929-2003)の踊るフィドルをフィーチャーした曲やベーシストのスペック・ローズ(1915-2000)のコメディから、ふたたびポーター、そしてゲストというルティーンが繰り返される。今回収録分のゲストにはレッド・ソバイン、ファロン・ヤング、メル・ティルスとウィリス・ブラザー
ズ、ジム&ジェシー、アーチー・キャンベル、ビル・カーライル。ラインストーンも派手なヌーディ/マニュエル・スーツを身につけ、しかし親しみやすい友人を演出するポーターと、カントリー(田舎)を意図したショウ進行は、1960年代の典型的なカントリーTVショウを楽しめる。本シリーズは順次紹介していきたい。
●RCSI-1036 JO ANN SMITH『Lyrical』CD\2,573-(本体\2,450-)[最新入荷]

1 Patty Ann/2 Rebecca/3 Especially You/4 Skye Boat Song/5 Fanny Piwer/6 Bill Cheatham/7 Amazing Grace/8 Hewlett/9 Big Sciota/10 Goodbye Liza Jane/11 Hyfrydol/12 Going Home/13 Wayfaring Stranger/14 America The Beautiful全14曲

 1999年度ウィンフィールド最優秀オートハープ奏者 を受賞、マウンテン・ローレルでオートハープ・チャンピオンに輝いたジョー・アン・スミスの最新作。メロディーを美しく拾っていく独自の奏法で、オートハープの持つシンプルさと同時 にそのエネルギーも伝えてくれる。幻想的なアパラチアを感じさせるかと思えば、一転して、高度なテク ニックを駆使した奏法に耳を奪われる。フィドル・チューンの定番、Bill CheathamやGoodbye Liza Jane、アイリッシュのFanny Piwer、ゴスペル曲Amazing GraceやWayfaring Stranger、オールドタイム・シャムで最もリクエストの多いBig Sciota、同じくブルーグラス・ジャムで人気の高いハーシャル・サイズモアのマンドリン曲をオートハープにアレンジしたRebecca、アメリカの愛国歌・第2の国歌として知られるAmerica the Beautiful等々、地元のミュージシャンをバックに卓越したオートハープで聞かせてくれる。
●PB-2427 V.A.『MZM PRESENTS WE ARE FRIENDS』2CD \3,500(本体\3,333)[最新入荷]

CD-1) 1 Take Me Home ,Country Roads 2 Jambalaya/田村大介 3 I Really Don't Want To Know/坂本愛江 4 テネシー・ワルツ/山木康世 5 Friends (Instrumental)  6 Wichita Lineman/マイク・ダン 7 Take Me Back To Tulsa/福原照晃  8 Amazing Grace/ハンク佐々木 9 Molly Darling(remix)/ジミー時田

CD-2) 1 Ghost Riders In The Sky/森下昇 2 デビー・クロケットの唄/坂本孝昭 3 Oh ,Lonesome Me/宮前ユキ 4 Honky-Tonk Man/おおの眞虎 5 Oklahoma Stomp (Instrumental) 6 Devil Woman/三田ひろし 7 I'm Throwing Rice/チャーリー永谷 8 I Can't Stop Loving You/愛江&マイク 9 今、いちばんのありがとう '94 (remix)/小坂一也全18曲

日本のカントリー・シーンで信頼されるバックミュージシャンとして知られるマイク・ダン(bs)、尾崎孝(steel g)、松本亮(dr)の3人が活動30周年を機に新たに"MZM"というユニットとして、彼らと長年付き合いのあるシンガー、ミュージシャンを招いて作り上げた作品。若手からベテランまで30数名のアーティストとともに全18曲。歌あり、オリジナルインストルメンタル、スティールギターバトルまで、心にしみるアナログレコーディングの響きを再現・・・・と。
●MCM-0015 PRESAVATION HALL JAZZ BAND & DEL McCOURY BAND『American Legacies』CD\2,573-(本体\2,450-) [最新入荷]

 ジャズとブルーグラスという、アメリカのもっとも大きな伝統文化の流れの中にある音楽が正面から対峙した話題作、デル・マッカーリー・バンドとプリザベーション・ホール・ジャズ・バンドの共演作である。ニューオーリンズの街中で生まれた黒人たちによるジャズの原形とアパラチアの山で育まれ、1946年に偶然の才能が集まることによって生まれた白人たちによるブルーグラス、このふたつの音楽が、その双方の伝説的ミュージシャンたちによっていかに料理され、混ぜ合わさるのか……!? 興味津々のコラボレーションである。
●HMG-1007 DONNA ULISSE『An Easy Climb』CD\2,573-(本体\2,450-)[最新入荷]

 ドナ・ユリッシー、メジャー・カントリーデビューの経験を持ちながらブルーグラスに打ち込むドナの自費制作最新ブルーグラス第4作。前作同様の才人キース・ソウェル(g)をプロデューサーに、アンディ・レフトウィッチ(f,m)、スコット・ベスタル(bj)、ロブ・アイクス(d)、ビクター・クラウス(bs)の、申し分のないトップミュージシャンのホットなプレイに囲まれて、夫リック・スタンレー(ラルフの従兄弟)に教えられたというマウンテン・ライフをつづるオリジナルの数々は、「ブルーグラス・ポエット」と自身で表現する。
2011/06/22
GT7-2207 STANLEY BROTHERS『King Years 1958-1961』CD4枚組\4,750-(本体\4,500-) [最新入荷]

かつて縦長の化粧箱入りボックスセットとして発売されたスタンレー・ブラザーズのキング録音全曲集の前半がプラスチックケース4枚組廉価版として再発売。4曲の未発表テイク他、有名な"How Mountain Girls Can Love" や"Mountain Dew"等全109曲。スタンレーがビル・モンロー、フラット&スクラッグスと並んでブルーグラス創成期の御三家と呼ばれる理由を味わってみよう。素晴らしいオリジナル音楽が展開されている。特に、ビル・ネピアがマンドリンからリード・ギターに持ち替えてからの色気など、カーターの独壇場だ。スタンレー・ファン、およびシビアなグラス・ファンは必携の物だ。
E1-2133 BELA FLECK & FLECKTONES『Rocket Science』CD\2,573-(本体\2,450-) [最新入荷]

Gravity Lane/Prickly Pear/Joyful Spring/Life In Eleven/Falling Forward/Storm Warning 他全12曲

ベラ・フレック&フレックトーンズとして13枚目(ベスト集除く)の最新作は、なんと1990年のデビュー当時のメンバー、ハワード・リービー(piano/harmonica)が戻り、ロイ「フューチャーマン」ウートン(drums/drumitor)とビクター・ウートン(bs)兄弟との4人組となったオリジナル・フレックトーンズでの録音である。ブルーグラスとジャズのフュージョンという途方もないアイデアが生み出したまったく新しいアンサンブルとしてバンドとして4個のグラミーを獲得(ベラ個人は12個獲得、またグラミー史上もっとも広範な分野でノミネートされたアーティストとされる)、アメリカ音楽界に確固たる地位を築いている。もうやるべきことをやり尽くしたというベラ52歳、まだまだ若いぞ!
MDCL-1515 LONESOME STRINGS & MARI NAKAMURA『Folklore Session』\3,150-(本体\3,000-)[最新入荷]

 オリジナリティ溢れるバンジョー・スタイルで、日本の音楽シーンで最もアクティブにブルーグラスやバンジョー音楽の啓蒙、発信を続ける原聡(bj)が参加、桜井芳樹(g)、田村玄一(steel guitar)、松永孝義(bs)という個性的で卓越したミュージシャンによるロンサム・ストリングスはオールドタイム・ストリング・バンドにインスパイアされながらも独自の解釈によるユニークなサウンドでミュージシャンから強く支持されている。今回の作品はアメリカン・フォークやブルーグラス他、アメリカン・ルーツ音楽に根ざした英詞のオリジナルを歌うユニークな女性シンガー、中村まりとのコラボレーションによるアメリカン・トラッド・カバーと2曲のオリジナル。グリスマン&ガルシアやクルックド・スティルに見られるように"The cuckoo Bird""Man of Constant Sorrow""Fishin' Blues"等、60年代のフォーク・リバイバルの時に再発見された名曲の数々を原曲にリスペクトを払いながら今に甦らせる手法は見事。
SH-4046 SARA BORGES AND THE BROKEN SINGLES『STAR ARE OUT』CD\2,573-(本体\2,450-)
VAN-79858 LEVON HELM『Ramble At The Ryman』CD\2,573-(本体\2,450-)

ROU-0658 SIERRA HULL『Daybreak』CD\2,573-(本体\2,450-) [再入荷]

Easy Come Easy Go/Don't Pick Me Up/Bombshell/Best Buy/I've Always Be Waiting for You/What Do You Say?/Tell Me Tomorrow/Chasin Skies 他全12曲

天才マンドリン奏者シエラ・ハルの最新第3作。来日ツアーしたのはもう3年前、ちょうど全米デビュー作『Secret』(ROU-0601 \2,573-)を発表した16歳のときだった。あれから3年、19歳になったシエラはブルーグラスからは初めてとなるボストンのバークリー音楽院の学長特選奨学金を得て今年5月には2年間の留学を終え、フルタイムでのミュージシャン活動に入るという。相変わらずの可憐な少女といった容姿とは似ても似つかぬ超ハイテク・マンドリンにはますます磨きがかかり、ボーカルには安定感が増しタイトル曲"Daybreak"ではしっとりと聴かせ、さらに12曲中7曲のオリジナルと、大きく成長したところを見せる。2年間の東部での大学生活から得た知識よりも、シエラが根っから持っている素直なブルーグラス感覚がストレートに出た、さわやか作品となっている。バリー・ベイルズのプロデュースで、ロン・ブロック(g)やロン・スチュワート(bj)、ブライアン・サットン(g)、ステュアート・ダンカン(f)らもサポートしているが、来日したクリスチャン・ウォード(f)やコリー・ウォーカー(bj)、ジェイコブ・イーラー(bs)、そしてクレイ・ヘス(g)らのハイウェイ111のメンバーも活躍するさわやかブルーグラスだ。
ROU-0661 JOSH WILLIAMS『Down Home』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

 '93年のIBMAブルーグラス・ユース・オールスターズで注目を集め、スペシャル・コンセンサス、ロンダ・ビンセント&レイジとして又、トニー・ライス・ユニットの客演ボーカルとしてキャリアを重ね、'08-'09年とIBMAの最優秀ギターを獲得、現在は自身のバンドを率いて活躍中=ジョッシュ・ウィリアムス通算5作目、'10年にパインキャッスルからリリースされたアルバムがラウンダーより再発売された。オズボーン、ハーブ・ペダーセンで御馴染みの軽快な"Lonesome Feeling"、ロンダもコーラスで参加。ケニー・イングラム(bj)のツボを心得た"Polka on The Banjo"、続くジミー・マーチン"The Last Song"、軽いスネアに賛否が分かれるだろう。ワン&オンリー=トニー・ライス(g)、ランディ・コーアズ(d)を迎えたデルモア"Blue Railroad Train"、ジョッシュのボーカルの成長振りとマンドリン・プレイに注目。マルチ・プレイヤー(g,bj,m)ぶりを遺憾なく発揮する"Cherokee Shuffle"、ステュアート・ダンカン(f)の職人技も素晴らしい。カール・ジャクソン作のタイトル曲ではキース・ホィットリーばりの歌唱力をアピール。"Strrets of Bakersfield"のブルーグラス・アレンジ、スペシャル・コンセンサス時代のセルフ・カバー"Stealin' Away"と共にダグ・ジャニガンのスティールが秀逸。(ムーンシャイナー誌レビューより)
VAN-206/7 THE GREENBRIAR BOYS『Best Of The Vanguard Years』CD2枚組\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

Katy Cline/We Shall Not Be Moved/Ragged But Right/Minor Breakdown/Shackles And Chains/Alligator Man/Russian Around/Up To My Neck In High Muddy Water/Little Birdie/Prisoner's Song/Different Drum 他全35曲

1960年代にカントリー・ジェントルメンとザ・ディラーズと並んで、都会の若者の心をつ かんだグリーンブライアー・ボーイズが残したアルバム3枚からと、ジョーン・バエズとの共演 盤からの2曲を含むベスト35曲集。ジョン・ヘラルドの都会的なボーカルと田舎臭プンプンの選 曲との絶妙なバランスと、何といってもボブ・イェリン(bj)のバカ・テク、ラルフ・リンズラー (m)の知的なトラッド・アレンジ・センス、後期にはフランク・ウェイクフィールド(m)が参加 してメンバー5人(ジム・ブキャナンとラス・サバッカスを得た最高作からはほとんどの曲が収 められている)だけでオーケストラを感じさせる広がりにまで達した彼ら、ブルーグラス編成とし ては1960年代で最も先んじたアレンジとアンサンブルを創りえたバンドだと思う。今一度、彼 らの偉大さと、ブルーグラス音楽の奥深い楽しみを味わっていただきたい秀作である。
VAN-187/9 V.A.『Newport Folk Festival; Best of Bluegrass』CD3枚組\3,360-(本体\3,200)-[再入荷]

 1960年代のフォーク・ブームの熱気を伝えるニューポート・フォーク・フェス(1959-66)か ら、ビル・モンロー&ブルー・グラス・ボーイズ、フラット&スクラッグス、スタンレー・ ブラザーズの御三家の他、ジム&ジェシー、リリー・ブラザーズとドン・ストーバー、アー ル・スクラッグスwithハイロ・ブラウン、そしてヘイゼル&アリスまで、ブルーグラス第一世 代の超貴重なライブ全51曲が一望できる素晴らしいお徳用な3枚組である。
VAN-77018 STANLEY BROTHERS 『Clinch Mountain Bluegrass』CD\2,573-(本体\2,450-)

Orange Blossom Special/How Mountain Girls Can Love/Man of Constant Sorrow/ChooChoo Coming/White Dove/Hard Times/Little Glass of Wine/Rank Stranger 他全22曲

 スタンレー・ブラザースの伝説的なニューポート・フォーク・フェスティバルでの実況録音が陽の目を見た。北部大都会のインテリ大学生を混乱のルツボに叩き込んだビートとハイテクが体験できる。彼等にとっては日常の事だろうが、1959年にはじめて彼等の音楽に接した若者たちにとって、この音楽が持つ新しいエネルギーと古い伝統に大きな衝撃を受けた事は間違いあるまい。彼等の南部式のジョークでさえ、北部には新鮮だったろう。もちろん、彼等自身にとっても北部の若者集団の前で演じる緊張感は普段よりも高いテンションを生み出している。このCDは1959年のチャビー・アンソニー(f)らとの第1回ニューポート出演から8曲、1964年のジョージ・シャフラー(g,bs)とレッド・スタンレー(f)との第2回訪問から14曲、計22曲が収められている(コメディーや曲の重複も含)。1964年は唄えないカーターの不調(喉頭炎というが?)をカバーするラルフの力強さに大きな成長が伺える。5年のギャップを感じながら、スタンレー兄弟の偉大さ、そのソウルフルな音楽にブルーグラスのエネルギーの本質を見る思いがする。スタンレー・ブラザースのベストではない(兄弟のCDは15種類ある)がファンには必携の貴重な、そして晩年のカーターの悩みを聴く事が出来る歴史的録音だろう。
GT7-2145 BILL CLIFTON『Bluegrass Sound of Bill Clifton』CD\1,260-(本体\1,200-)

I'm Rollin' On/Loneley Heart Blues/Pal of Yesterday/All the Good Times/Gathering Flowers from the Hillside/Girl I Left in Sunny Tenn. 他全12曲

 1962年3月に発売されたビル・クリフトンLP3枚目の名作がオリジナルのままCD化である。裕福な名門家庭に生まれた大学出のエリートがブルーグラスに、そしてカーター・ファミリーに深く深く入り込み、イギリスをはじめヨーロッパにブルーグラスを最初に伝え、帰米後はカーター・ファミリーの故郷近くのクリンチ・マウンテンに移り住み、ジャネット・カーターの相談役としてカーター・フォールドなどに尽力した偉大なビル・クリフトン。本作には"All the Good Times..."や"Gathering Flowers..."、そして「Em」に落ちるコード進行が当時新鮮だった"You Don't Think About Me (When I'm Gone)"や"...Sunny Tennessee"など、あの懐かしい名曲が、あの明るいボーカルとともに還ってくる。1960年代にブルーグラスを聴きはじめた人たち、その多くが大学生だった人たちにとって、当時はアパラチアや田舎育ちではない数少ないアーティストだったビル・クリフトンの音楽は、その生き方とともに大きく心に残る一枚に違いないだろう。
GT7-2151 ALLEN SHELTON『At His Best, Bending the Strings and Other Great Instrumentals』CD\1,365-(本体\1,300-)

Bending the Strings/Log Cabin in the Lane/Shuckin' the Corn/I Can't Stop Lovin' You/Under the Double Eagle/Wildwood Flower/Whispering/Weeping Willow 他全10曲

 2009年11月21日、惜しくも他界した名バンジョー奏者、アレン・シェルトンを悼んで発表されたスターデイお宝録音10曲集。もちろん、あのチューナー多様の大名曲"Bending the Strings"をはじめ、1曲を除いてジム&ジェシーをバックにした、わたしは聴いたことがない録音だ。たとえば……、驚きの大名演"Log Cabin..."…このギターはなななんなんだ!!――1960年代ということを考えるとこんな凄いのはグラディ・マーティンくらいしか思いつかないぞ――、そしてジェシー・マクレイノルズのマンドと、おそらくバッサーの強い影響を受けたのちのジム・ブロックのフィドル、そしてこの見事なベース・トーン(この品の良さはナッシュビルのトップクラスのセッションマンに違いない)等々、アレン・シェルトンの類まれな、アール・スクラッグスに迫るほどの右手ロールの安定感とインパクト、そしてジム&ジェシー時代の高いアレンジ能力を堪能できるスターデイ・レコードの企画物にしては珍しく強力にお薦めしたい名録音集だ。初期ジム・イーンズとの録音が2曲、そしてトレードマークでもあるドブロ・バンジョー曲が4曲含まれているが、ブルーグラス・バンジョーの歴史に永く名を残すだろう偉大なアレン・シェルトンとじっくり付き合ってみませんか? ムーンシャイナー2010年2月号に追悼特集と「シェルトンのヒ・ミ・ツ」、3月号に典型的なシェルトン・ロールをタブ譜などで紹介した「シェルトン美学」などの特集もご参照ください。
GT7-0958 COUNTRY GENTLEMEN『High Lonesome; Complete Starday Recordings』CD2枚組\3,255-(本体\3,100-)[再入荷]

カントリー・ジェントルメン、その初期からダッフィ/ウォーラー/アドコック/グレイのクラシック・カントリー・ジェントルメンまで、彼らが絶頂期に向かう爆発的エネルギーが収められた1960年代のスターデイ録音の全曲が収められた2001年の2枚組秀作(全51曲)が廉価版で再登場である。"Two Little Boys"や"Sunrise"はもちろん、フォスター名曲を多く収録して日本だけで発売された幻のLP『Folk Hits Bluegrass Style』も収録、これで彼ら、謎のスターデイ録音全貌が明かされた。ムーンシャイナー誌2001年6月号(MS-1808 \525-)「カントリー・ジェントルメン〜明かされたスタディ録音の謎」参照。
5SP-8003 ALICE GERRARD & MIKE SEEGER『Bowling Green』CD\2,888-(本体\2,750-)[再入荷]

 '60年代のフォーク・リバイバルを牽引、ブルーグラス、オールドタイム界に多大な貢献を果たしたマイク・シーガーと元パートナーでヘイゼル・ディケンスとのデュオで女性ブルーグラスのパイオニアとして又、ソングライター、オールドタイム・ヘラルド誌を主宰するアリス・ジェラルドというアメリカン・トラディショナル音楽で最も影響力のある二人が'80年にグリーンへイズ社に残したアルバムに加えて、'67年の来日コンサートの音源他による作品。オリジナルのアルバムからカズン・エミーのタイトル曲を皮切りに、ジャズの名曲をブラザー・デュオ・スタイルで聞かせる"St.Louis Blues"やデルモア・ナンバー、トミー・ジャレルのフィドル曲、アカペラ・デュオ等、オールドタイム音楽の様々なスタイルを披露する様子は流石。今回追加の来日コンサート音源は当時、日本盤のみリリース、若き日の麻田浩さんの司会に導かれてフォーク・リバイバルの熱気が伝わる演奏が興味深い。(ムーンシャイナー誌レビューより)
MSM-1330 MIKE SCOTT『Smoky Mountain Bluegrass』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

Goodbye Liza Jane/Lonesome Road Blues/Home Sweet Home/Bully of the Town/Turkey in the Straw/Tennessee Waltz/Alabama Jubilee/Red Wing/Roll in My Sweet Baby’s Arms/Careless Love/When You’re Smiling/Dear Old Dixie.

以上、超有名スタンダード12曲を、元ジム&ジェシーの正統派スリーフィンガー・スタイリストのマイク・スコットを中心に、ブライアン・サットン(g)、アダム・ステッフィ(m)、オーブリー・ヘイニー(f)、ロブ・アイクス(d)、ベン・アイザックス(bs)が、観光地のお土産用アルバムとして制作、自由に楽しくスタジオ・ジャムを繰り広げるといった企画モノ。ア
ルバムとしての芸術的価値はさておき、これほど楽しいジャムを眺めない手はな
いぞ!! リスナーにはとっても美味しい、そしてプレイヤーにはとても参考にな
る企画作品。
DTR-001 BRAD LEFTWICH & THE HOGWIRE STRINGBAND『Rascal Fair』CD\2,573-(本体\2,450-)

現在のオールドタイム・シーンで最も優れたフィドラー、バンジョー・プレイヤー&シンガーの一人、ブラッド・レフトウィッチ(f,v)を中心としたサザン・オールドタイム・ストリング・バンド、ホッグワイアー・ストリングバンドのデビュー作。ブラッドの長年のパートナーでステディなビートで貢献するリンダ・ヒギンボサム(bj,banjo uke,v)、オールドタイムの西のメッカ、オレゴン州ポートランド出身で元パンク・ロッカーだったというジョエル・レンシュ(g,v)、美しいワルツのタイトル曲を提供しているマリエル・アベル(bs,v)という面々でホットで上質なアンサンブルのみならず素晴らしいボーカル・ナンバーを聞かせてくれる。
SH-4063 MARTY STUART『Ghost Train:The Studio B Sessions』 CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

Branded/Country Boy Rock & Roll/Drifting Apart/Bridge Washed Out/A World Without You/Hummingbird/Hangman/Ghost Train Four-Oh-Ten/Hard Working Man/I Run to You(Feat. Connie Smith)/Crazy Arms(Feat. Ralph Mooney)/Porter Wagoner's Grave/Little Heartbreaker/Mississippi Railroad Blues 全14曲

 ナッシュヴィルで独自の地位を築き上げたマーティ・スチュアートがこのところ情熱を燃やしている、トラディショナル・カントリー/クラシック・カントリー復権への想いを結実させた意欲作。現代の正統カントリーに大きな影響を及ぼしつづけているマール・ハガードとバック・オウエンズ、ふたりを髣髴させる作品を前後に配して、スティール・ギターがすすり泣くバラードや男女デュエット、カントリーの祖ジミー・ロジャースのトレイン・ソングの現代版とも目されるタイトル曲など、これぞクラシック・カントリー、の醍醐味を満喫させてくれる。マーティ自身のストリング・ベンダーを駆使したインストや相棒ケニー・ヴォーンとのツイン・リードなど、カントリー・ギターの凄みもたっぷり、さらに、ベイカーズフィールド・サウンド完成の影の立役者ラルフ・ムーニーやハンク・スノウのバックを永年務めたケイトン・ロバーツなど、スティール名人への敬意もしっかりと表している。そして、マーティがもっとも敬愛するふたり、ジョニー・キャッシュとポーター・ワゴナーへの真摯なトリビュートも、、、。ナッシュヴィルの歴史を創ってきたといっても過言ではない伝説のスタジオ、RCAスタジオBで制作されたクラシック・カントリーへの心のこもったオマージュ、マーティの熱い想いがひしひしと伝わってくる力作だ。
MP-0510 LESTER FLATT AND THE NASHVILLE GRASS 'First Generation Bluegrass'DVD\2,573-(本体\2,450-)[映像再入荷]

Durham'S Bull/Will You Be Loving Another Man/Flatlands Tourister/Footprints In The Snow/Six White Horses/Shady Grove/Matterhorn/My Little Cabin Home On The Hill/Hound Dog Roundup/I'M Just A Used To Be To You/Mccormick String Picnic/I'Ve Been Walking/Twinkle Little Star/Mountain Dew/Free As I Can Be/Wake Me When It'S Over/Dixie Breakdown/Leaving On That New River Train/The Ballad Of Jed Clampett

フラット&スクラッグス解散後レスター・フラットが'69年に新たに結成したナッシュビル・グラスの貴重な映像、ブルーグラス・ボーイズを退団後、'73年に弟クラレンスとニュー・ケンタッキー・カーネルズで活動する前のローランド・ホワイト、ハスケル・マコーミックという新しいメンバーとジョッシュ・グレイブス(d)、ポール・ウォーレン(f)、ジョニー・ジョンソン(g)等、フォギー・マウンテン・ボーイズからのベテランによるサウンドが楽しめる。ビル・エマーソン(bj)、ジミー・グッドロウ(m)、ウェイン・イエイツ在籍時のカントリー・ジェントルメンによるも"Matterhorn"も収録。
MP-0410 VARIOUS ARTISTS 'Pioneers And Legends' DVD\2,573-(本体\2,450-)[映像再入荷]

Mule Skinner Blues/Rawhide(Bill Monroe And The Bluegrass Boys)/Folsom Prison Blues/Shucking The Corn(Lester Flatt And The Nashville Grass)/All I Have To Offer You Is Me/The Silver Haired Daddy Of Mine/Tis Swet To BeRemembered(Mac Wiseman)/New Jerusalem Way/Are You Washed In The Blood/How Can You Refuse Hime Now(Lewis Family)/Hard Hearted/Paradise/Cotton Mill Man(Jim And Jesse Mcreynolds And The Virgina Boys)/Five Hundred Miles/I Just Think I'Ll Stay Around(Sam Bush & Tony Rice)

これまた貴重なお宝映像集。'93年のトム・ユーイング、ロバート・ボウリン等在籍時のビル・モンロー、'71年のレスター・フラット、'75年のルイス・ファミリーのテレビ・ショー、'01年のマック・ワイズマンの弾き語り、'77年のジョー・メドウズ(f)、ガーランド・シュピング(bj)参加のジム&ジェシー'71年、サム・ブッシュとトニー・ライス在籍時ののブルーグラス・アライアンス等々。
[今年の9月13日で生誕100年を迎えるブルーグラスの父、ビル・モンローへのトリビュート作品2タイトル]
SH-2209 V.A.『True Life Blues』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

 ビル・モンロー曲カバー集の最高傑作は、奇しくも1996年9月に発表された。ブルーグラス界のトッ プ・ミュージシャンたちが一堂に会した問答無用、ファン必携のトリビュート作品。グラミー賞受賞作品 である。
SH-3749 PETER ROWAN『First Whippoorwill』CD\2,079-(本体\1,980-)[再入荷]

 1965年にシティー・ボーイのシンガーとしてブルー・グラス・ボーイズに参加、ビル・モンロー その後の人生や評価に多大な貢献をしたピーター・ローワンが、ビル・キース、リチャード・グリー ン&バディ・スパイカー、サム・ブッシュ、ロイ・ハスキーJrらと創った85年作品。
2011/06/08
ニュース 最新作『Red Bird Alert』(ROU-0660 CD\2,573-)でポール・マッカートニーやディキシー・チックスという超セレブを迎えて大きな話題となっているハリウッドスター、スティーブ・マーティンとスティープ・キャニオン・レンジャーズのアルバムから、初のビデオ "Jubilation Day" が発表された。
http://www.cmt.com/videos/steve-martin/659725/jubilation-day.jhtml
現在カントリー局「CMT」でヒット度数を判定中とのこと。インストリーム・カントリー界に「ブルーグラスの力を見せよう!」と、ラウンダー・レコードのケン・アーウィンさんからのお誘いです。「スティーブ・マーティンらしく、面白おかしく、かつカントリービデオとは一線を画したユニークな作品」とのことです。
RCSI-1035 BILL CARDINE『Yours To Find』CD\2,573-(本体\2,450-[新入荷]

 ドブロという楽器が出し得る、あらゆる気色いい音を、実に趣味良く各曲に配していく。さきのアイバン・ローゼンバーグとのデュオ『The Donkeys』(RCSI-1033 CD\2,573-)でも聴けた通り、あらゆる細部にまで若いミュージシャンとしてのデリカシーを行き届けるビリー・カーダインの最新作。アビー・ウォッシュバーン在籍時のアンクル・アールやバリバリのトラッドグラス=アルビン・ブリーデン&バージニア・カッタップス、ボビー・ヒックスやロス・ホームズ(元キャディラック・スカイのフィドラー)らをゲストに、、パンチ・ブラザーズのポール・コワート(bs)らとのトリオをはじめ、さまざまなドブロ世界を聴かせてくれる大秀作である。ムーンシャイナー7月号で、ビル・カーダインの特集を予定している。
REB-1838 BIG COUNTRY BLUEGRASS『The Boys In Hats & Ties』CD\2,573-(本体\2,450-)(再入荷)

Black Mountain Special/Prodigal/Lonely Old Man/Foggy Old London/Wreck on the Highway 他全15曲

 ジェフ・マイケル(f)のボーカルを中心に、デリケートなセンスのビッグサウンドを聴かせるリンウッド・ランスフォード(bj)、トミー・セルズ(m)、テレサ・セルズ(g)、ジョニー・ウィリアムズ(g)、アラン・メスティン(bs)、バンド結成から20年以上を経たバリバリの正統派ブルーリッジ・ブルーグラス。タイトル曲(トム・T.ホールと2〜3月に来日したドン・リグスビー作曲)ではアーリー・ブルーグラス時代に小粋な「帽子とネクタイ」でアパラチア地方を席巻した第一世代ブルーグラスに敬意を表し、なんとムーンシャイナー誌3月号のブルーグラス・ソングチャート第1位!! アルバムも3位。……やっぱブルーグラス、アメリカでもこういうバタ臭いアパラチア物が受けるんだ!? カレン・ギャリーンやロイ・マクミランらブルーリッジ系重鎮、クリス・ワーナーやアル・ロビンソンらのジミー・マーティン系、そしてロイ・エイカフで有名な"Wreckon the Highway"など、トラッドグラス選曲も秀逸。近年のブルーグラス、中途半端じゃないバリバリのローカル、ホンモノを感じさせるアパラチアン・ソウルが受けるのだ。
RF-1 『ルーベン・フィドル』 定価\105,000→\89,250(本体\80,000) 予約受付中

日本を代表するフィドラー、Jimmy赤澤お薦めブルーグラス向きセットアップに特化したフィドルが登場。Reubenフィドルは、フィドルとしての細かなチューンナップから、バイオリン工房に指導をして、ブルーグラス、オールドタイム独特のダークでスイートなトーンを実現。多くのフィドラーが使用するダダリオ・ヘリコア弦やウィットナーのアジャスタブル・テールピースも標準装備。
音のバランス、音量、ホールド感など既に高い評価を得ている。初回入荷分即完売、今回からなんとカーボン製の弓が付いて来ます。初心者にはまたとないお勧めセットとなります。なんちゃってフィドラーの方々にもお勧めします。エボニーフィッティング、アンティックフィニッシュ、ケース、弓、ロジン付き
2011/06/04
ニュース ◆故ヘイゼル・ディッケンズ・トリビュート!
6月5日、ウエストバージニア州都チャールズトンで、4月22日に他界したヘイゼル・ディッケンズに捧げるコンサート、『Music Saves Mountains: The March on Blair Mountain, A Tribute to West Virginia Music Legend Hazel Dickens』が開かれる。曰く「アパラチアの社会正義のために闘ってきたヘイゼルを偲んで、採炭のための山の破壊、強化される労働権への干渉、持続可能な仕事への投資などを求める5日間50マイル行進に協賛するコンサート」だという。ティム・オブライエンやニュー・ロスト・シティ・ランブラーズのトレーシー・シュワルツと妻のギニー・ホウカーほかの出演という。
http://www.marchonblairmountain.org
SF-40065 HAZEL DICKENS & ALICE GERRARD『Pioneering Women of Bluegrass』CD\2,573-(本体\2,450-)

 女性がブルーグラスをするという、さまざまな意味での障害を乗り越えた真のパイオニア、ヘイゼル・ディッケンズが4月22日に他界した。
 女性ブルーグラスのパイオニアとされるヘイゼル・ディッケンズとアリス・ジェラードのコンビ、その初期のLP2枚の録音、全26曲を集めた名盤。デビッド・グリスマン(m)のデビューとも言える作品で、他にチャビー・ワイズ、ビリー・ベイカー(f)やラマー・グリア(bj)ら、バックも凄じい。何ゆえに彼女らはブルーグラス史に大きな存在なのか?それは彼女らが初めてブルーグラスを音楽スタイルとして理解しようとした女性、つまり、旧態然としたアパラチア地方の生活意識を破り、バンド・サウンドのリーダーになったから、じゃないだろうか?ヘイゼルとアリスの音楽は1960年代以降、ブルーグラスを音楽スタイルとして感じた女性たちの精神的支柱となった。
BACM-330 LULU BELLE & SCOTTY 『The Sweethearts Of Country Music』 CD\2,888-(本体\2,750-)

That's Only Half Of It/ Each Time You Leave/ My Heart Cries For You/ Shenandoah Waltz/ You're The Sweetest Mistake/ New Love Waltz/ Carolina Cabin/ Good Old USA/ I'm Dyin' Fer Someone To Love Me/ We'll Walk In The Sunshine/ Kicking Mule/ Banjo Sam/ I'd Rather Live By The Side Of The Road/ Down By The Railroad Track/ Precious Memories/ Spearmint On The Bedpost/ Tell Her You Love Her Today/ You Don't Love Me Like You Used To/ Beyond The Starry Sky/ Mush/ Barn Dance Polka/ Have I Told You Lately That I Love You/ Sally In The Valley/ Remember Me/ If I Had My Druthers/ My Pretty Little Indian Naponee

 ブルーグラス/オールドタイム/カントリー音楽の故郷ノースカロライナのブルーリッジ出身のふたり、『カントリー音楽界の恋人たち』と呼ばれたルル・ベル&スコッティ。本名マートル・エレノア・クーパー(1913-1999)とスコット・グリーン・ワイズマン(1908-1981)、1934年に結婚したおしどりデュオは、毎週2千万人がチューナーを合わせたというシカゴWLS局の番組「ナショナル・バーンダンス」で人気を博し、バンジョー奏者でもあったスコッティを相方に、コミカルなキャラクターながら気の効いたジョークが役回りのルルベルは1938年に、全米雑誌『ラジオ・ガイド』で、カントリー出身者としては珍しく、もっとも人気のある女性ラジオ・スターにも選ばれたという全米的人気者となった。
 スコッティは、バスコム・ラマー・ランスフォードの"Mountain Dew"にあたらしいバースをつけて大ヒット(バスコムと著作権は分け合った)させたほか、大分の人気ギター/ベース男女デュオ、レモンスライスのデビュー作のタイトル曲にも選ばれた"Remember Me"という名曲、そしてハンク・ウィリアムズの"Cold Cold Heart"以前にポピュラーとクロスオーバーした最初の曲といわれる名曲"Have I Told You Lately That I Love You?"(1945)などを書いている。"Have I Told..."はビング・クロスビーやトニー・ベネットをはじめ、エルビス・プレスリー、リッキー・ネルソン(ポップチャート29位)からリンゴ・スターまでがカバーしている名曲。またロッド・スチュワートに同名異曲があるが、発想法は同じだ。「最近、『愛してる』って言ったっけ?」という、実にストレートな問いかけ通り、アメリカ的理想のカップルを盛り上げる1940年代サウンド。
 本作に収録されている録音は1940年代後半と思われるFMレコーディング社やTru Tone社、1950年のロンドン、1950〜1952年のマーキュリーなどから集められている。スティールギターを伴ったり、スコッティのバンジョーをフィーチャーしたものから、中にはオーケストラを従えたものまで、ブルーリッジ出身の音楽センスが聴き取れるスコッティのオリジナルを中心にした全28曲(最後の2曲は1933年の貴重なWLSバーンダンス10周年記念ライブより……翌年にモンロー・ブラザーズを結成するビル・モンローがダンサーとして出演していた可能性大か!?)。 ふたりは1958年にショービジネスから引退した後、故郷のブルーリッジに戻り、スコッティは教育者として、またルルベルはノースカロライナ州議会下院に民主党議員として二期を務めた政治家となったという。
REB-1827 DAVID DAVIS & WARRIOR RIVER BOYS『Two Dimes & a Nickel』CD\2,573-(本体\2,450-)
[再入荷]


 後期のビル・モンローのスタイル、其の立ち居振る舞い、マンドリン・スタイル等々、多大な影響が見られるデビッド・デイビスの現在のところ最新作。グランパ・ジョーンズの名曲"I've Been All Around"を1曲目に、モンロイズムを意識しながら南部アラバマで家族の伝統を受け継ぐデビッド・デイビス。1938年にビル・モンローが雇った最初のブルー・グラス・ボーイ、あのクリオ・デイビスが叔父にあたる。ほかに、ドック・ワトソンやフラット&スクラッグスで知られる"Train That Carried My Girl from Town"、そしてジム・イーンズ"Broken Promise"など、トラッドグラスの王道サウンドを守りつつオリジナルな最新作。背筋を伸ばし、ステットソン帽を被り、ロアーを抱える姿はヒーロー、ビル・モンローを髣髴させるデビッド、2006年の前作『Troubled Times』(REB-1817\2,573-)もすばらしい。
BACM-337 SKEETER DAVIS 『LOST TO A GEISHA GIRL』

He Left His Heart With Me/ Don't Let Your Lips Say Yes/ Lost To A Geisha Girl/ I'm Going Steady With A Heartache/ Walk Softly Darling/ I Need You All The Time/ Wave Bye Bye/ I Ain't A Talkin'/ Slave/ Set Him Free/ Devil's Doll/ Homebreaker/ Give Me Death/ Am I That Easy To Forget/ Wishful Thinking/ I Can't Help You I'm Falling Too/ No Never/ My Last Date With You/ Someone I'd Like To Forget/ Chained To A Memory/ Standing In The Shadows/ Under Your Spell Again/ Let Those Brown Eyes Smile At Me/ Just When I Needed You/ Have You Seen This Man/ Your Cheatin' Heart/ One You Slip Around With

 1963年の世界ヒット"The End of the World"であまりに有名なスキーター・デイビス、1957年から1960年の録音27曲集である。本名メアリー・フランセス・ぺニック(1931-2004)は、ケンタッキー州の東北部ドライリッジの出身で、子供のときから元気な賑やかな子供で、おじいちゃんにスキーター(蚊=モスキートの略)というあだ名をもらったという。
 16歳のとき、さらに北、ケンタッキーとオハイオの州境シンシナティ郊外アーランジャーに引っ越し、そのデキシー・ハイツ高校で出会ったベティ・ジャック・デイビスと『デイビス・シスターズ』という架空の姉妹デュオを名乗り、1949年にラジオデビュー、1952年にRCAレコードと契約、チェット・アトキンスをフィーチャーして1953年に "I Forgot More Than You'll Ever Know"が大ヒット(カントリーは8週1位、ポップでも18位。そのB面の"Rock-a-Bye Boogie"は、プレスリー登場以前のロカビリー前哨曲として評価が高い)。しかしその曲がチャート登場2週間前の53年8月、ふたりは大きな自動車事故に会いベティ・ジャックが亡くなりスキーターは重傷を負う。そののち、ベティの妹ジョージアとともにデイビス・シスターズをつづけるが、大きなヒットを生むことなく1956年に解散、スキーターは最初の結婚をする。 翌年ソロとしてカムバック、ハンク・ロックリンのヒット曲"Geisha Girl"(1957)のアンサーソングとして発表された本作タイトルでもある"Lost to a Geisha Girl"が1958年、チャート15位まで上り、スキーター初のソロヒットとなっている。その後もアンサーソングなどで小ヒットを重ね、カントリーシンガーとしてブレンダ・リーやパッツィ・クラインの後塵を拝しながらも、1959年にWSM局の名物DJ、ラルフ・エメリーと再婚(64年に離婚)、同年にWSM『グランド・オール・オープリ』のメンバーとなっている。そして1963年、"The End of the World"で大ブレイクで広く知られる(リズム&ブルース・チャートでもヒットした数少ない白人物という)。 その後、大ヒットには恵まれなかったがヒットを重ね、70年代には反戦歌"One Tin Soldier"(ブルーグラスではサム・ブッシュとトニー・ライスのいたブルーグラス・アライアンスで知られる)ではグラミー女性カントリーにノミネート、また革新的な発言で保守的なオープリから締め出されることもあった。1970〜90年代には、彼女が大スターとして歓迎された中南米バルバドスやシンガポール、スウェーデンなどをツアーを重ね活動、1985年にはロック・バンド、NRBQとのコラボ『She Sings, They Play』で衝撃的カムバック、1987年にはNRBQのベーシスト、ジョイ・スパンピナトと再婚している。2001年、乳がんを発症、2004年9月19日、72歳で永眠。 本作は1957年から1960年、スキーターの初期シングルから集められた27曲集は、スキーターのなんともいえないヒルビリーガール的唄い回しと同時に、チェット・アトキンスが主導した「ナッシュビル・サウンド」のあの手この手が楽しめる作品となっている。また、デイビス・シスターズを意識した初期オーバーダブ技術によるヒルビリーデュオも堪能できる。ちなみに、スキーターはのちにアルバム『I Love Flatt & Scruggs』を作ったり、ビル・モンローの晩年には友人としてずいぶんと力になったと聞くブルーグラス・シンパでもあったと聞く。
TRMF-1101 宮崎勝之&古橋一晃『Woody Talkin'』CD\2,500-(本体\2,381-)

North Island/Beaumont Rag/Jitterbug Waltz/Nozori Kisuge/East Tennessee Blues/さすらいのマンドラー/My Blue Heaven/Alabama Jubilee 他全10曲

 マンドリンの宮崎が、カントリーギター(エレキ)出身の古橋と組んだマンドリン/ギターの最新アコースティック・インスト・デュオ・アルバム。宮崎のクリアなマンドリンとオリジナル4曲を含むスタンダードを中心に古橋のホワイト/グリア・スタイルのギターととも、スタジオ・ジャムといったリラックスしたセッションを聴かせる。ブルーグラス/フォーク畑で活躍する宮崎の端正なマンドリンと、カントリー/ロック畑で活躍する古橋のフレキシブルなアコギが、デュオ時代に培われた呼吸を再現する。
 なお、宮崎のソロアルバムはほかに、1996年にロニー・マッカーリーが制作したデビュー作『Man-O-Mandolin』(RC-114 \2,573-、マンドリンTab譜RC-114T \2,150-もある)、2003年にスコット・ベスタル(bj)、オウブリー・ヘイニー(f)、ビクター・クラウス(bs)を迎えたデビッド・グリア(g)制作『Mandoscape』(R-119 \2,573-)、そして2007年作のラテン/カリプソ系ポップな5曲入りオリジナル・インスト集『Mondo Novo』(RHR-0003 \2,000-)の在庫がある。 また、古橋のインタビュー記事がムーンシャイナー誌1月号(MS-2803 \525-)で特集されている。

RCSI-1033 IVAN ROSENBERG & BILLY CARDINE『The Donkeys』CD\2,573-(本体\2,450-)

Banjo a Trios Minu Uno/No Ash Will Burn/Far in the Wind/Don't Look Rough and Rocky 他全10曲

スリーフィンガーとクロウハンマー・バンジョーのメチャ格調高い東洋マウンテン的な美しいインストではじまる、ともにドブロ奏者でもあるアイバン・ローゼンバーグ(左チャンネル)とビル・カーダイン(右チャンネル)の2007年の大秀作品が再プレスだ。クロウハンマー・バンジョー奏者としても知られるアイバンと新世代のドブロを代表するビルのふたりが、インド系のスライドギターとしても知られるチャトランギ(Chaturangui)なども含む、弦をスライドするいう奏法のさまざまな可能性を聴かせてくれる。ビルのバンド、ビスケット・バーナーズ(ここのオデッサ・ジョーゲンソンは現在ベアフットで人気の女性シンガー/フィドラー)のギタリスト、ダン・ブレッツが趣味の良い音を聴かせてくれ、同バンドのメアリー・ルーシー"No Ash Will Burn"やシャノン・ウィットワース"Don't Look Rough and Rocky"が素敵にスモーキーな女性ボーカルを聴かせてくれる。限りない可能性を持つスライドギター、ドブロのあたらしい世界を覗いてください。
AC-0700 ウルトラライト・ギターケース ドレッドノート用 定価\12,600→\10,710(本体\10,200)

 長年、ご愛顧いただいているウルトラライト・ケース、ギター用がこの度、リニューアルしました。主な変更点はストラップ金具が従来のプラスチック製から金属製に。強度が増し、長期にわたる仕様での安心感が大幅にアップ。外ポケットのサイズが幅30x高40X厚6cmの大容量に。厚みのある楽譜、チューナー、譜面台、楽器スタンド等の収納が可能に。内装がブラックから高級感漂うワインレッドに。これだけのリニューアルで何と定価は据え置き。00サイズ、000サイズもあります。
2011/06/02
DRY-400 『弦楽器用除湿剤:ドライフォルテ』\420-(本体\400-)

 今年は例年より早い入梅宣言、この季節の必需品、楽器用除湿剤です。「ケースの中など密閉された空間 の中の余分な湿気をとことん!!吸い取ります。しかも楽器にとって1番適性とされる約50%に保ちます。又、 消臭、防カビ、防錆等、あなたの愛器を湿気から護ります」と。 フェス・シーズン真っ最中、過酷な条件から愛器を護るアイテムです。
BU-ST 『ブルーグラス・アンリミテッド社のバンパー・ステッカー』各\315-(本 体\300-)[再入荷]

 30年以上に渡り、ベストセラーを続けていますブルーグラス・アンリミテッド社のバンパー・ステッ カー全6種類が揃いました。紺地に白字で鮮やかなブルーグラス・スローガンが書かれたシンプルなも の。29cmx7cmの横長。スローガンは以下の通り。

●I LOVE BLUEGRASS

●BLUEGRASS MUSIC FINGER PICKING GOOD

●BLUEGRASS MUSIC HEARIT, PLAY IT, LOVE IT!

●MY GRASS IS BLUE

●HAVE YOU HUGGED YOUR BANJO TODAY?

●CLEAN UP AIR PORLUTION PLAY BLUEGRASS MUSIC
RUR-1072 BOBBY OSBORNE & THE ROCKY TOP X-PRESS『Memories:Celebrating Bobby's 60th Anniversary As A Proffesional Entertainer』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

 今年80歳を迎えるボビー・オズボーン、口笛よりも高いテナー・ボイスと16分音符を多用した独自のマンドリン・スタイルを確立、オズボーン・ブラザーズとしてブルーグラスとカントリーに跨って多大な足跡を残し、弟のソニー引退後もロッキー・トップ・エクスプレスを率いて精力的に活動を続けるボビー、彼自身と息子の愛称ボージ、グレン・ダンカンのプロデユースの下、多彩なゲストを迎えた音楽活動60周年記念作品。"Rocky Top""Ruby"といった十八番のセルフ・カバーでは衰えを知らぬパワフルなボーカルを魅せ付ける。充実した現在のバンドとの"Bring Back Yesterday"は往年のサウンドを髣髴させる。サードタイムアウトのラッセル・ムーアを迎えたマック・ワイズマンとの素晴らしいコラボレーションが印象深い"Mountain Fever"。マウンテン・ソウル2が好評のパティ・ラブレスとの"Memories"。デビッド・グリスマン(m)、ローニー・マッカリー(m)、デビッド・ハーベイ(m)、サミー・シーラーを迎えてボビー(m)のプレイが冴える"Man from Rosine"。国本武春の三味線をたっぷりフィーチャーした"Up This Hill and Down"も秀逸。(ムーンシャイナー誌レビューより)
ROU-0660 STEVE MARTIN AND THE STEEP CANYON RANGERS『Pare Bird Alert』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

前作『The Crow』で旋風を巻き起こし、ブルーグラスをメジャーなメディアに乗せて広く一般に知らしめることに貢献、グラミー賞の最優秀ブルーグラス・アルバムまで獲得した超有名ハリウッド・スター、スティーブ・マーチン、全曲書下ろしによるラウンダーからのブルーグラス・アルバム第二弾。奥さんの家族のバケーション先でジャムをしたのがきっかけでツアー・バンドに大抜擢、ノース・キャロライナのアッシュビル・ベースでレベル社から優れたアルバムを発表、IBMAの新人賞にも選ばれたスティーブ・キャニオン・レンジャーズとの有機的で創造的なコラボレーション、スリー・フィンガーとクロウハンマーを使い分けた独自のバンジョー・スタイルによるオリジナルの数々、トニー・トリシュカのプロデュース&ゲイリー・パチョーザのエンジニアによる音楽的にも非常に洗練されたという印象。最後にはアカペラによる無神論者の為のセイクレット・ソング??、'77年の自身のヒット曲のブルーグラス・バージョンによるセルフ・カバー"King Tut"等々のライブバージョンも収録。ポール・マッカートニー、ディキシー・チックスをさりげなく、贅沢に起用した素晴らしい作品に仕上がっている。
(ムーンシャイナー誌レビューより)
5SP-8003 ALICE GERRARD & MIKE SEEGER『Bowling Green』CD\2,888-(本体\2,750-)[再入荷]

 '60年代のフォーク・リバイバルを牽引、ブルーグラス、オールドタイム界に多大な貢献を果たしたマイク・シーガーと元パートナーでヘイゼル・ディケンスとのデュオで女性ブルーグラスのパイオニアとして又、ソングライター、オールドタイム・ヘラルド誌を主宰するアリス・ジェラルドというアメリカン・トラディショナル音楽で最も影響力のある二人が'80年にグリーンへイズ社に残したアルバムに加えて、'67年の来日コンサートの音源他による作品。オリジナルのアルバムからカズン・エミーのタイトル曲を皮切りに、ジャズの名曲をブラザー・デュオ・スタイルで聞かせる"St.Louis Blues"やデルモア・ナンバー、トミー・ジャレルのフィドル曲、アカペラ・デュオ等、オールドタイム音楽の様々なスタイルを披露する様子は流石。今回追加の来日コンサート音源は当時、日本盤のみリリース、若き日の麻田浩さんの司会に導かれてフォーク・リバイバルの熱気が伝わる演奏が興味深い。(ムーンシャイナー誌レビューより)
AMB-027 LOUIE SETZER『Wish I Were There』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

 1948年生まれというから今年で63歳、長年、マーチン・ギターの出荷責任者として勤め上げ、引退後は悠々自適にハード・ドライビングなブルーグラスを演じるルイ・セッツアー&アパラチアン・マウンテン・ボーイズの最新作。ジミー・マーチンやマック・ワイズマンの影響色濃い、50年代ブルーグラスの熱気を今に伝えるボーカルは秀逸。ペンシルバニアといえばメリーランド、オハイオと同様、大恐慌の頃に仕事を求めてアパラチアからの移住してきた人の多い土地柄で、本場以上にブルーグラス臭の強いバンドが多く見られるが、其の中でもトップ・クラス。デル・マッカリーのラウンダー・デビュー盤の鮮烈な印象が残る"Take Me In Chain"を皮切りにモンローのハイ・ロンサム感漂う"You'll Find Her Name Written There"、カパー・クリークのスタンレー・シリーズでピー・ウィー・ランバートをフィーチャーした"I'll be True While You're Gone"、レスター・フラット&マック・ワイズマンのRCA録音から"I Like You Best of All the Leading Brands"、ルイお得意のジミー・マーチン・ナンバーから"Hit Parede of Love""Mr.Engineer"等々。フィドルのロブ・ヘットとボブ・ハリスのバリバリ弾きまくるフラットピッキングが活気を与えている。(ムーンシャイナー誌レビューより)
VES-13103D V.A.『Four American Roots Music Films by Yasha Aginsky』DVD \3,308(本体\3,150)(104分)[再入荷]

 マイク・シーガーとアリス・ジェラードのふたりが、 オールドタイム・フィドル&バンジョーのトミー・ジャレルや、ケンタッキー・バラッドのロスコー・ホウカム (会話に字幕が付く!!)、女性カントリー・ミュージシャンの元祖リリー・メイ・レッドフォード(クー ン・クリーク・ガールズ)で、アパラチア音楽が土地の民に受け継がれそれがエンターテイメントと して機能していく様からエリザベス・コットン("Freight Train"の作者)のアフロ・アメリカンの紹介、そこからマイク&アリスの活動を通じて、 トラディショナルを踏まえて新しいオリジナル曲を作る女性の立場、またトラッド音楽をいかに自 身で昇華するかというテーマ。またディウィー・バルファやマーク・サボイらのケイジャン伝統など からカリフォルニアでの仲間らとのジャムなどなどを収めたドキュメント『Homemade American Music』(42分、1980年作)のほか、3本の短編からアメリカの伝承音楽の本質を目で確かめられる大秀作映 像。他の3本は、盲目の黒人ブルース・ハーモニカのソニー・テリーの至芸『Shoutin' the Blues』(6分、1969年作)、ケイジャンをルイジアナ以外に広めた至宝 バルファ・ブラザーズが揃った最後の映像を含むバルファ家のドキュメント『Les Blues de Balfa』(27分、1983年作、ダーク・パウェルと結婚することにな る当時12才のクリスティンの可愛いこと…)、そして伝統的なケイジャン音楽を演じる6組のマスター・ ミュージシャンたち共演の『Cajun Visits』(29分、1983年作)。すべては、現在では触れることのできない 人たちと音楽、映像作家ヤーシャ・アギンスキの素晴らしい仕事だ。
RCD-59496 THREE RING CIRCLE『Brothership』CD\2,573-(本体\2,450-)[新入荷]

Brothership/Just a Rumor/Anthem/A Day in Bolinas/A Go Go/Wildflowers/B Funky 他全11曲

 至るところにスーパーピッキンが聴けるお楽しみインスト・トリオ、アンディ・レフトウィッチ(m,f)、ロブ・アイクス(d)、デイブ・ポメロイ(bs)によるプロジェクト、スリー・リング・サークルの2006年デビュー作につづく最新第2作。マンドリンとドブロというメロディ楽器を、歌うベースがリズムのみならず、しっかりとした方向付けをしていくダグラス/バレンバーグ/マイヤーのトリオと同様、まったく新しいアコースティック・アンサンブルを楽しませてくれる。

2011/05/27
本格的野外フェス・シーズンの到来を告げる第31回春の宝塚ブルーグラス・フェ
スティバル、本年も下記の要領で開催いたします。
皆様のお越しをお待ち申し上げております。


第31回春の宝塚ブルーグラスフェスティバル
●日時: 2011年5月28日(土)3:00〜29日(日)昼過

● 場所:三田アスレチック・カナディアン大磯内ウッディホール 079-569-0024
    
雨天の場合はカナディアン大磯大広間で行いますのでご心配なく!!

● 参加費:2,500円

●出演バンド受付
  バンド出演希望は現地で6時からプログラムに自由書き込みで受け付けています。

●宿泊&設備:
 今回、春フェス特別にウッディ・ホール内の大部屋を無料開放します。寝袋等、ご持参下さい。
 ふとんが必要な方(別料金)は三田アスレチック(079-569-0024)にお申し込み下さい

バンガローを一棟\4,000の春フェス特別料金にて提供、こちらも三田アスレチック(079-569-0024)まで。
民宿(カナディアン大磯)*バンガロー*貸テント*貸キャンプ用品*男女別大部屋*プール*フィールド・アスレチック*釣り堀り*食堂*自販機*野外バーベキュー*岩風呂等。
(以上、宿泊に関しては三田アスレチックまで「フェス参加者」とお申し出の上、お問い合わせください。)

バーベキューもよし、ジャムもよし。
春の行楽に今年もフェスでアウトドアーとアコースティック・ミュージックを楽しみましょう!!

「観覧用の椅子を持参」もお勧めします。


<車で>
京都、大阪、神戸から約1〜1時間半。
宝塚、三田、池田から30分
<公共交通機関で>
JR宝塚線三田駅から神姫バスにて波豆川行き終点より徒歩15分。
西宮北から三田アスレチックまでの地図 東大阪市 の「屋根の上のFiddler」さんから提供していただきました。


2011年夏の第40回宝塚ブルーグラスフェスティバル
8月4日(木)〜7日(日)
会場  同上
会費 \3,500-
MP-0510 LESTER FLATT AND THE NASHVILLE GRASS 'First Generation Bluegrass'DVD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

Durham'S Bull/Will You Be Loving Another Man/Flatlands Tourister/Footprints In The Snow/Six White Horses/Shady Grove/Matterhorn/My Little Cabin Home On The Hill/Hound Dog Roundup/I'M Just A Used To Be To You/Mccormick String Picnic/I'Ve Been Walking/Twinkle Little Star/Mountain Dew/Free As I Can Be/Wake Me When It'S Over/Dixie Breakdown/Leaving On That New River Train/The Ballad Of Jed Clampett

フラット&スクラッグス解散後レスター・フラットが'69年に新たに結成したナッシュビル・グラスの貴重な映像、ブルーグラス・ボーイズを退団後、'73年に弟クラレンスとニュー・ケンタッキー・カーネルズで活動する前のローランド・ホワイト、ハスケル・マコーミックという新しいメンバーとジョッシュ・グレイブス(d)、ポール・ウォーレン(f)、ジョニー・ジョンソン(g)等、フォギー・マウンテン・ボーイズからのベテランによるサウンドが楽しめる。ビル・エマーソン(bj)、ジミー・グッドロウ(m)、ウェイン・イエイツ在籍時のカントリー・ジェントルメンによるも"Matterhorn"も収録。
RCSI-1034 LARRY CORDLE 『Pud Marcum's Hanging』、CD\2,573-(本体\2,450-)

リッキー・スキャッグス、キース・ウィットリーと同郷、同窓で"Highway 40 Blues"始めとしてブルーグラス・サウンドを基調としたアコースティック・カントリーで数多くのヒットを送り出す優れたソングライター、またソウルフルなブルーグラス・シンガーとして知られるラリー・コーデルの最新作。デル・マッカリーやロニー・ボウマン等々、ゲスト・ボーカルに迎えて、ランディ・コーアズのプロデュースの下、現在のロンサム・スタンダード・タイムのメンバーに加えて、名うてのブルーグラス系ミュージシャンを適材適所に配して今の空気に合いながらも、どこか懐かしみをおぼえる作品が非常に印象的。
ROU-0662 LARRY SPARKS『Almost Home』CD\2,573-(本体\2,450-)

Blue Mountain Melody/Momma's Apron Strings/There's More That Holds the Picture/Send Me the Pillow You Dream On/Sombody Touched Me 他全12曲 1964年、16歳でスタンレー・ブラザーズのリード・ギタリストとなり、1966年のカーター・スタンレーという偉大なシンガーの死によってそのあとを継いでラルフ・スタンレー&クリンチ・マウンテン・ボーイズを支えたのは今から45年前のことだ。そののちラリー・スパークスは自身のバンド、ロンサム・ランブラーズを率いて一筋に自分の歌を歌いつづけてきた。そのギターと同様、バンドは激しくドライブし、決して美しく収めようとするのではなく、むき出しの感情をぶつけてきた。その「生」のブルーグラスは、多くの人にデル・マッカーリーと並ぶ第一世代からの正統ブルーグラスの継承者として、現在ブルーグラスの「宝」と呼ばれる。田舎の歌(カントリーソング)の王道を聴かせてくれる。
DTR-001 BRAD LEFTWICH & THE HOGWIRE STRINGBAND『Rascal Fair』CD\2,573-(本体\2,450-)

現在のオールドタイム・シーンで最も優れたフィドラー、バンジョー・プレイヤー&シンガーの一人、ブラッド・レフトウィッチ(f,v)を中心としたサザン・オールドタイム・ストリング・バンド、ホッグワイアー・ストリングバンドのデビュー作。ブラッドの長年のパートナーでステディなビートで貢献するリンダ・ヒギンボサム(bj,banjo uke,v)、オールドタイムの西のメッカ、オレゴン州ポートランド出身で元パンク・ロッカーだったというジョエル・レンシュ(g,v)、美しいワルツのタイトル曲を提供しているマリエル・アベル(bs,v)という面々でホットで上質なアンサンブルのみならず素晴らしいボーカル・ナンバーを聞かせてくれる。
NONE-79649 CHRIS THILE & MICHAEL DAVIS『I'm Gonna Sleep With One Eye Open』CD\2,573-(本体\2,450-)

Rabbit in the Log/Cry Cry Darling/Tennessee Blues/20-20 Vision/My Little Girl in Tennessee/Rain and Snow/Weeping Willow/Billy in the Lowground/Roll in My Sweet Babys Arms 他全16曲

パンチ・ブラザーズを率いてとんでもない未知の世界に分け入っているクリス・シーリが180度、方向転換して1930年代から1950年代、アパラチアに表われたブルーグラスのキモを引っつかみに、マイケル・デイヴズ(g)という稀有な才能とともに、これ以上にないという「生」な音と感情で体当たりするマンドリンとギターのブラザーデュオ集!! フラット&スクラッグス名曲(当時、放送禁止となった曰くつき曲)をタイトルに、モンローからジミー・マーティン、デル・マッカーリー、ピーター・ローワンほかのスタンダードがずらり、かつて経験したことのない鳥肌が立つものすごいスリルと感動が味わえる。
MDCL-1515 LONESOME STRINGS & MARI NAKAMURA『Folklore Session』\3,150-(本体\3,000-)

 オリジナリティ溢れるバンジョー・スタイルで、日本の音楽シーンで最もアクティブにブルーグラスやバンジョー音楽の啓蒙、発信を続ける原聡(bj)が参加、桜井芳樹(g)、田村玄一(steel guitar)、松永孝義(bs)という個性的で卓越したミュージシャンによるロンサム・ストリングスはオールドタイム・ストリング・バンドにインスパイアされながらも独自の解釈によるユニークなサウンドでミュージシャンから強く支持されている。今回の作品はアメリカン・フォークやブルーグラス他、アメリカン・ルーツ音楽に根ざした英詞のオリジナルを歌うユニークな女性シンガー、中村まりとのコラボレーションによるアメリカン・トラッド・カバーと2曲のオリジナル。グリスマン&ガルシアやクルックド・スティルに見られるように"The cuckoo Bird""Man of Constant Sorrow""Fishin' Blues"等、60年代のフォーク・リバイバルの時に再発見された名曲の数々を原曲にリスペクトを払いながら今に甦らせる手法は見事。
2011年5月1日   
RCSI-1031 John Hartford, Tony Rice and Vassar Clements『Hartford, Rice, Clements』CD\2,573-(本体\2,450-)[新入荷]

Bound to Ride/If I Should Wander Back Tonight/I Know You Don't Love Me/My Baby's Gone/The Wings of a Song/Sweet Sunny South/We can't be darlings/Long Journey Home/Love Grown Cold/Love Please Come Home/Heavenly Sunlight/Poor Ellen Smith/Where is Your Heart Tonight全13曲

 ジョン ・ ハート、トニー ・ ライス、ヴァッサー ・ クレメンツ、彼らは既にブルーグラス界において多大な貢献をなした大物であるが曰く「よき友として楽しんだ記録」である。勿論伝説的ベーシスト、ロイ・ハスキー・Jr.とマスタープロデューサーでありマンドリンプレィやーでもあるマーク・ハワードも加わっている。
 1988年、カンバーランド川沿い、ジョンの自宅、石壁の地下室で行われた4度のジャムセッションからの録音である。現在の常識である
デジタル・マルチトラックで編集ミキシングされたものではなく2本マイクの2ドラックのデジタルVHSマシンで録音されたものである。
 彼らはクラシックなブルーグラススタンダードに火をつけ、トニーをして「クソ楽しかった」と言わしめた。 残念ながらジョン、ヴァッサーとロイはこの世から去りましたが20年以上たった今日とニートの会話の中からジョンのライブラリーで発見されたのです。幾多のアルバムがリリースされている今日ではありますがこのアルバム、「タイムカプセルを開く準備が出来たのです。」

RCSI-1032 Terry Baucom 『In A Groove』 CD \2,363-(本体\2,250-)[新入荷]

Do You Wrong Kind of Girl/Good Time Mountain Man/Nothin' Like the Scorn of a Lover/In a Groove/Stepping Stones/My Eyes Shall Be On Canaan's Land/Open Up Your Heart/Young Lillie's Dreams/There Ain't No Future in the Past/I Wish You Knew/The Sentence/The Next Last Time全12曲

オリジナル・インスト曲が1曲、 John Cowan, Gibson Brothers, Jamie Dailey, Ronnie Bowman, the original Doyle Lawson & Quicksilver, more. Musicians with Terry are Barry Bales, Jason Carter, Wyatt Rice and Adam Steffeyとのボーカル物が11曲。

WC-2009 JOHNNY WARREN & CHARLIE CUSHMAN『A Trivute to Fiddlin' Paul Warren』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

Katy Hill/Poplar Top/Sugar Tree Stomp/Ole Joe Can't Play the Fiddle/Buck Creek Gal 他全17曲

 フラット&スクラッグスの黄金期を支えたフィドラー、ポール・ウォーレンの息子ジョニー・ウォーレン と、アール・スクラッグス・フォロワーとして知られるチャーリー・クッシュマンが、ポールとアールが愛した テネシー・フィドルの数々を聴かせる落ち着いたトラッドグラス・インスト作品。決して器用なフィドラー じゃなかったポールだが、アーサー・スミスに代表されるテネシー・スタイルのフィドル奏者としてその鋭い 切り込みと突っ込むリズムでフラット&スクラッグスを活気づけ、アールのバンジョー美学を完成に導いた 功績は大きい。そんなポールそのまま、プロゴルファーとしてのキャリアを重ねながら父親のスタイルと1956 年以来父が使いつづけた古いステイナー・バイオリンを受け継いだジョニーが、アールの息遣いまでもを再現す るチャーリー、ジョッシュ・グレイブスの甥であるティム・グレイブス(g)、マーティ・ステュアート、カーリー・ セクラー(m)の縁者をバックに、ポールのレパートリーを中心に、自作曲1曲とジェイムズ・ブライアン作品1 曲に、御大アール・スクラッグスを迎えた1曲(カーネギーホールに収められていた"Fiddle and Banjo"!!)を含む、ポールとF&Sへ、心のこもった作品。

CMC-001 CHARLIE CUSHMAN『Five String Time』CD\2,888-(本体\2,750-)[再入荷]

 現在、デイブ・タルボットと並んでナッシュビルのク ロート筋に圧倒的な評価を受けるチャーリー・クッシュマンの唯一のバンジョー・アルバムがCD化された (1990年のカセット発売にボーナス)。その歯切れのよいトーンとタイミングは安定したインパクトを生む右 手!! フィドルにはポール・ウォーレンの息子ジョニー、ギターにロイ・エイカフ・バンドのチャーリー・ コリンズ、マンドリンにはボビー・クラーク、ベースにビリテリのテリー・スミス。超有名スタンダードの数々 と、あのゴールデン・トーンとタイミングがブルーグラス・バンジョー・フォロワーの琴線を激しく揺さぶって しまう。

 2011/04/26  
RCSI-1023 BALLINGER FAMILY BAND CD-R\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

Wildflowers/Wave the Ocean/Speed of the Sound of Lonliness/Love Song/Canned Music/Scotch and Soda/Spanish Pipe Dream(Blow Up Your TV) 他全9曲

 クリスとデール妻夫と息子イーサンのバリンジャー・ファミリーが創った暖かいファミリー・ミュージック。録音当時23歳、スーパーピッカーのイーサン(m,g)が、両親の音楽を見事にアレンジ、トラッド2曲にキングストン・トリオやエルトン・ジョン、トム・ペティやジョン・プライン、ダン・ヒックスらの名曲を優しくアコースティックに包んだホームメードCD。ジミー・マッティングリー(f)、マット・フリナー(bj)、マイク・ウィッチャー(d)、ランディ・コーアズ(lap steel)ら、スーパーピッカーたちを随所に配し、母クリスの暖かいボーカルと父デールのちょっとヒップなハスキーボイス、そしてイーサンのマンドリンとギターを軸にしたインスト2曲が、ホッコリとした家族の様子を伝えてくれる。
   その他、クラスタープラッカーズ在庫中
CP-8901 CLUSTER PLUCKERS CD\2,888-(本体\2,750-)[再入荷]

I Wonder Where You Are Tonight/Woman In Love/Life’s Railway to Heaven/I Still Miss Someone/Will You Miss Me/Darlin’ Cory/Farther Along 他全10曲

 マーガレットとクリス、2人の女性ボーカルが癒し系ブルーグラスを演じるクラスター・プラッカー ズの1989年作デビュー盤。"I Wonder Where You Are Tonight"(ライブでは最後に"I Wear Your Underwear Tonite" と歌って爆笑を誘う)や"Woman in Love"、"Life's Railway to Heaven"や"I Still Miss Someone"など、選曲も秀逸。ホッ…と、どうぞ。
CP-9202 CLUSTER PLUCKERS "Just Pluck It" CD\2,750-[再入荷]

 Nagasaki/Peach Pickin' Time in Georgia/You'll Remember Me/Roly Poly/Ding Dong/Wayfarin'  Stranger/I Can't Help It If I'm Still in Love With You他全14曲

 女性ボーカルが癒し系ブルーグラスを演じるクラスター・プラッカーズの1 9 9 2 年発表の第2作。" Nagasaki " や"Sheik of Araby"、"Ain't Misbehavin'" や"Roly Poly " などの軽いスウィングを軸に、" You 'll Remember Me" や"Peach Pickin' Time In Georgia"、"I Can't Help It If I'm Still In Love With You"などの名曲、" Ding Dong " のような大人のジョーク、マーガレットがチェット・アトキンスと書いたキリスト教右派説教師への批判" Would Jesus Wear a Rolex " など、明るく楽しいエンタメ・バンド。
CP-9503 CLUSTER PLUCKERS『Un-Plucked』CD\2,888-(本体\2,750-)[再入荷]

Willow Garden/I Will/Mama Tried/Family Bible/Midnight on the Water/Keep On Lovin' You 他全12曲

何故か日本人好みの女性ふたり、マーガレットとクリスを中心に爽やかな唄とサウンド、そして馴染みの選曲でブルーグラス・ファンをハッピーにしてくれるクラスター・プラッカーズ、ちょうど来日した頃の1995年作、彼らの第3作目だ。1989年のデビュー作、"I Wonder Where You Are Tonight"や"Woman in Love"などが収められた『Cluster Pluckers』(CP-8901 \2,888-)も評価が高い。
  2011/04/22  
  V-PICKSにブルーグラス・バージョン登場
  V-BGL Bluegrass,Lite(1.5mm) \630-(本体\600-)
V-BG Bluegrass,Normal(2.75mm) \630-(本体\600-)

 手に吸い付くように馴染むのが特徴のV-PICKSに待望のブルーグラス専用モデルが登場しました。シェイプは円形に近いラウンド・トライアングル、旧グリスマン・ピックに近い形状。エッジはV-PICKSの特徴であるナイフ・エッジ、丸みのあるウッディなアタック音をより得やすくするためにあえてエッジを丸くしています。V-PICKSの基本性能はそのままに、ギターのベースランやマンドリンのソロプレイ/カッティングがより弾きやすくなった、「ブルーグラス専用ピック」に仕上がっています。ブルーグラスにはもちろん、通常のピックだとアタックが強すぎると感じるプレイヤーにもぜひお試しいただきたいピックです。厚みは明るくクリスピーなサウンドを生み出しますLite(1.5mm)とファットなサウンドを生み出すNormal(2.75mm)の二種類。
   バンジョー・パーツ&アクセサリー
   フェス・シーズンに備えてメンテナンスに抜かりは御座いませんか? リペア、セットアップ等、ご相談ください。
   MISC-P118 =BANJO TAILP/PRESTO OLD \4,725-(税込み)
ギブソンのマスタートーンに採用されているオールド・プレスト・タイプのテイルピース。楽器に過剰な荷重がかかることを避ける為の消耗品となっています。

MISC-GP5 \210(本体)
定番のサム・ピック、パーロイド素材Mサイズが入荷。アイボロイド(MISC-GP11)も在庫中です。お好みで微妙なタッチの違いをお楽しみください。またラリー・パーキンスやブッチ・ロビンが好んで使うLLサイズの分厚いものも在庫中、お気軽にお問い合わせください。

MISC-0007 REMO『Banjo Head』\3,675-(税込み)
ブルーグラススタンダード、レモ社のバンジョー・ヘッド。バンジョー・ヘッドのベストセラー。11インチ。 ギブソンは純正パーツとして採用している。
  GHS弦
 MISC-PF140 =GHS BANJO LIG. J.D.CROWE STUDIO \788-(税込み)
J.D. Crowe stainless, light .0095 .011 .012 .020w .0095(ライトゲージ)
J.D.クロウ・スタジオ用セット
 MISC-PF135 =GHS BANJO LIG. J.D.CROWE STAGE \788-(税込み)
J.D. Crowe stainless, light .010 .011 .012 .020w .0010(ミディアム・ライトゲージ)
J.D.クロウ・ステージ用セット
 MISC-PF150 =GHS BANJO LIGHT \788-(税込み)
phos brz 4th light .010 .012 .014 .022w .010(ライトゲージ)
4弦にブロンズ弦を使用したセット。
 MISC-PF175 =GHS BANJO MED. S.OSBORNE \788-(税込み)
S. Osborn, stainless med-light .011 .012 .013 .022w .011(ミディアム/ライトゲージ)
ソニー・オズボーン・モデル
  2011/04/20  
ROU-0661 JOSH WILLIAMS『Down Home』CD\2,573-(本体\2,450-)

 '93年のIBMAブルーグラス・ユース・オールスターズで注目を集め、スペシャル・コンセンサス、ロンダ・ビンセント&レイジとして又、トニー・ライス・ユニットの客演ボーカルとしてキャリアを重ね、'08-'09年とIBMAの最優秀ギターを獲得、現在は自身のバンドを率いて活躍中=ジョッシュ・ウィリアムス通算5作目、'10年にパインキャッスルからリリースされたアルバムがラウンダーより再発売された。オズボーン、ハーブ・ペダーセンで御馴染みの軽快な"Lonesome Feeling"、ロンダもコーラスで参加。ケニー・イングラム(bj)のツボを心得た"Polka on The Banjo"、続くジミー・マーチン"The Last Song"、軽いスネアに賛否が分かれるだろう。ワン&オンリー=トニー・ライス(g)、ランディ・コーアズ(d)を迎えたデルモア"Blue Railroad Train"、ジョッシュのボーカルの成長振りとマンドリン・プレイに注目。マルチ・プレイヤー(g,bj,m)ぶりを遺憾なく発揮する"Cherokee Shuffle"、ステュアート・ダンカン(f)の職人技も素晴らしい。カール・ジャクソン作のタイトル曲ではキース・ホィットリーばりの歌唱力をアピール。"Strrets of Bakersfield"のブルーグラス・アレンジ、スペシャル・コンセンサス時代のセルフ・カバー"Stealin' Away"と共にダグ・ジャニガンのスティールが秀逸。(ムーンシャイナー誌レビューより)
REB-1839 JOE MULLINS & RADIO RAMBLERS『Hymns From The Hills』CD\2,573-(本体\2,450-)

 フィドラー&DJとして著名な父の故ポール・マリンズとのトラディショナル・グラスで活躍、ラジオ局経営に専念する為に第一線から退いたジョー・マリンズ(bj)がクラシック・カントリー専門局のプロモーションの為に結成したラジオ・ランブラーズの自主制作含む3作目のゴスペル・アルバム。トラッド系ブルーグラスのトップ・スターを集めたスーパー・バンド=ロングビューでも輝いていた安定感したロールによるハード・ドライビング・バンジョーとパワフルなテナー・ボイスが魅力のジョーを中心にマイク・テリー(m)、アダム・マッキントッシュ(g)、エバン・マクレガー(f)、ティム・キッド(bs)というメンバーによるタイトで上質な演奏に加えて、ラルフ・スタンレー、ラリー・スパークス、ポール・ウィリアムス、ドイル・ローソン、ロンダ・ビンセント等豪華なゲストが花を添える。グランパ・ジョーンズで知られる"Fallen Leaves"では新たに発掘された歌詞を加えてより深い味わいに仕上がってる。(ムーンシャイナー誌レビューより)
 2011/03/30

COL-77627 LESTER FLATT & EARL SCRUGGS『Foggy Mountain Jamboree』CD\2,079-(本体\1,980-)

 おそらくブルーグラス史上、もっとも重要なアルバ ムが廉価版としてコロムビア・レーベルから再発売。アール・スクラッグスの超有名バンジョー6曲とレス ター・フラットの"Blue Ridge Cabin Home"や「新聞売りのジミー少年」、「愛ちゃんは花のよう」など6曲 のオリジナルに、オマケが3曲、"Dear Old Dixie"、"On My Mind"、"Pray for the Boys"を加えた全15曲。すでにお持ちの方も多いだろうが、このアルバムは 何枚あってもいい!? マンドリンの影が薄いものの、1950〜60年代に「これが典型的なブルーグラス」とし て多くの人に認知された大名盤である。ちなみに本作のバンジョー、バックアップも含めた完全コピーTAB譜 (TIM-3 Book\1,050-)がある。

CCM-2064 LESTER FLATT & EARL SCRUGGS 『Foggy Mountain Banjo』 CD \2,573-(本体\2,450-)再発売新入荷

Ground Speed/Home Sweet Home/Sally Ann/Little Darlin', Pal Of Mine/Reuben/Cripple Creek/Lonesome Road Blues/John Henry/Fire Ball Mail/Sally Goodwin/Bugle Call rag/Cumberland Gap

 '60年8月と9月にインストルメンタル・アルバムとしての企画、録音されたスクラッグスバンジョーのバイブル。50年近く経った現在でもまったく色あせない。問答無用の名作である。
2011/03/30
GT7-2188 V.A.『The Best of King and Starday Bluegrass』CD4枚組\4,725-(本体\5,000-)

 珍しい録音が一杯の1950〜60年代のアーリー・ブルーグラスお宝集が廉価盤にて再登場。1946年 のJ.E.メイナーから1973年のニュー・グラス・リバイバルまで、バック・ミュージシャンも含めて、ま さに宝の山である。レノ&スマイリーを擁したトミー・マグネスは1951年、ケニー・ベイカーと ジャック・クックを擁したフラット・マウンテン・ボーイズの1954年録音、61年にレッド・アレンが ドン・レノ、フランク・ウェイクフィールド、チャビー・ワイズ、ロイ・ハスキーと録音した"Wii the Circle Be Unbroken"なんて、知っていましたか?そして、お蔵入りになったエディ・アドコックのセカ ンド・ジェネレーションからはウェンディ・サッチャーと現ダイアモンド・リオのジーン・ジョンソ ンを擁した"Let's"と"Miss You Mississippi"、NGRは同じくお蔵入り幻アルバムからの未発表…やっぱりサ ム・ブッシュは凄かった"Norwegian Wood"と"Door into Summer"の2曲。…1950〜60年代当時、他のあらゆるアメリカ音楽と同様、アメリカの高度経済 成長期と重なり、次から次へと新しいアイデアが生まれていった時代、その希望に満ちた明るさとエネル ギーとともに新しい消費者を虜にしていったサウンドが詰め込まれた全100曲。キングとスターデイという 当時の準メジャーなるがゆえ、そのシングル盤の多くが知られることなく、埋もれていった。しかしここ には、芸術性など念頭になく、大衆の求めに忠実であろうとした商業音楽としてのブルーグラスのすばら しい姿が記録されている。多くの人にとっては未知の、しかし何故か、懐かしい時代のブルーグラスを 堪能してください。
[映像新入荷]
貴重な映像作品2タイトル、入荷しました。
MP-0510 LESTER FLATT AND THE NASHVILLE GRASS 'First Generation Bluegrass'DVD\2,573-(本体\2,450-)

Durham'S Bull/Will You Be Loving Another Man/Flatlands Tourister/Footprints In The Snow/Six White Horses/Shady Grove/Matterhorn/My Little Cabin Home On The Hill/Hound Dog Roundup/I'M Just A Used To Be To You/Mccormick String Picnic/I'Ve Been Walking/Twinkle Little Star/Mountain Dew/Free As I Can Be/Wake Me When It'S Over/Dixie Breakdown/Leaving On That New River Train/The Ballad Of Jed Clampett

フラット&スクラッグス解散後レスター・フラットが'69年に新たに結成したナッシュビル・グラスの貴重な映像、ブルーグラス・ボーイズを退団後、'73年に弟クラレンスとニュー・ケンタッキー・カーネルズで活動する前のローランド・ホワイト、ハスケル・マコーミックという新しいメンバーとジョッシュ・グレイブス(d)、ポール・ウォーレン(f)、ジョニー・ジョンソン(g)等、フォギー・マウンテン・ボーイズからのベテランによるサウンドが楽しめる。ビル・エマーソン(bj)、ジミー・グッドロウ(m)、ウェイン・イエイツ在籍時のカントリー・ジェントルメンによるも"Matterhorn"も収録。
MP-0410 VARIOUS ARTISTS 'Pioneers And Legends' DVDCD\2,573-(本体\2,450-)

Mule Skinner Blues/Rawhide(Bill Monroe And The Bluegrass Boys)/Folsom Prison Blues/Shucking The Corn(Lester Flatt And The Nashville Grass)/All I Have To Offer You Is Me/The Silver Haired Daddy Of Mine/Tis Swet To BeRemembered(Mac Wiseman)/New Jerusalem Way/Are You Washed In The Blood/How Can You Refuse Hime Now(Lewis Family)/Hard Hearted/Paradise/Cotton Mill Man(Jim And Jesse Mcreynolds And The Virgina Boys)/Five Hundred Miles/I Just Think I'Ll Stay Around(Sam Bush & Tony Rice)

これまた貴重なお宝映像集。'93年のトム・ユーイング、ロバート・ボウリン等在籍時のビル・モンロー、'71年のレスター・フラット、'75年のルイス・ファミリーのテレビ・ショー、'01年のマック・ワイズマンの弾き語り、'77年のジョー・メドウズ(f)、ガーランド・シュピング(bj)参加のジム&ジェシー'71年、サム・ブッシュとトニー・ライス在籍時ののブルーグラス・アライアンス等々。
2011/03/26
HL-311484 THE BIG BOOK OF BLUEGRASS SONGS BOOK\3,990-(本体\3,800-)

 曲目は下記72曲である。ピアノ、ボーカルの譜面とギターコード、及び歌詞集である。なぜかFoggy Mt. BRDはキーが"C"で不思議なコード展開となっている(この曲だけではない)のが興味深い。
  • Alabama Jubilee
  • Angel Band
  • Arkansas Traveler
  • Ashes Of Love
  • Before I Met You
  • Bill Cheatham
  • Blue Moon Of Kentucky
  • Blue Ridge Cabin Home
  • Blue Yodel No. 4 (California Blues)
  • Blue Yodel No. 8 (Mule Skinner Blues)
  • Careless Love
  • Columbus Stockade Blues
  • Cripple Creek
  • Dark Hollow
  • Dixie Hoedown
  • Doin' My Time
  • Dooley
  • Down To The River To Pray
  • Down Yonder
  • East Virginia Blues
  • Flint Hill Special
  • Foggy Mountain Breakdown
  • Foggy Mountain Top
  • Fox On The Run
  • Gold Rush
  • Gotta Travel On
  • How Mountain Girls Can Love
  • I Am A Man Of Constant Sorrow
  • I Don't Believe You've Met My Baby
  • I Never Will Marry
  • I Saw The Light
  • I Wouldn't Change You If I Could
  • I'll Fly Away
  • I'll Go Stepping Too
  • I'm Goin' Back To Old Kentucky
  • I'm Using My Bible For A Roadmap
  • If That's The Way You Feel
  • In The Pines
  • Jimmie Brown The Newsboy
  • John Hardy Was A Desperate Little Man
  • Keep On The Sunny Side
  • Kentucky Waltz
  • Let Me Love You One More Time
  • Little Maggie
  • Live And Let Live
  • The Long Black Veil
  • Long Time Gone
  • Mountain Dew
  • My Little Girl In Tennessee
  • My Rose Of Old Kentucky
  • Nine Pound Hammer
  • Orange Blossom Special
  • Pretty Polly
  • The Prisoner's Song
  • Red Wing
  • Roanoke
  • Rocky Top
  • Roll In My Sweet Baby's Arms
  • Salty Dog Blues
  • Shady Grove
  • Sitting On Top Of The World
  • Soldier's Joy
  • Steel Rails
  • Uncle Pen
  • Wabash Cannonball
  • Wayfaring Stranger
  • We'll Meet Again Sweetheart
  • Wheel Hoss
  • Wildwood Flower
  • Will The Circle Be Unbroken
  • The Wreck Of The Old '97
  • You Don't Know My Mind
The 10th Anniversary FORTWORTH JAMBOREE 拡大ポスター

 第10回フォートワースジャンボリーが4月24日(日)いつもの西宮アミティホールで行われる。
2:00会場2:30開演、
前売\3,500-当日\4,000-チケットはBOMまで。

 出演は
    永冨研二& Tennessee Five
    WOMAAN'S with Honky Tonk Devils
    マーベラス桜井 & His Hot Fiddle Band
    稲葉和裕& Bluegrass Ramble
    ハレクラニ・ボーイズ
    The Shaggy Mountain Boys
    安澤恭代/北川征一/TAE with Tambleweeds
    福原照晃 & Cowboy Dreamers
[ブルーグラス]
MH-1309 BOXCARS CD\2,573-(本体\2,450-)[新入荷]

 今、最も話題のスパーバンド、ボックスカーズのデビュー作。初期のロンサム・リバー・バンドで超絶テクニックを披露、アリソン・クラウス&ユニオン・ステーション、マウンテン・ハート、アイザックス等で活躍、クリーンで力強いマンドリン・プレイは他の追随を許さないアダム・ステフィー(m)を中心に、ブルーグラスのメッカ、ビーンブロッサムに程近い、サウス・インディアナで生まれ育ち、9歳でレスター・フラット&ナッシュビル・グラスと共演おいう神童ぶりを発揮、ゲイリー・ブリューワー&ケンタッキー・ランブラーズ、リン・モリス・バンド、J.D.クロウ&ニュー・サウス等で活躍、現在、最も多忙なセッシヨンマンとしても知られるロン・スチュアート(bj,m)、ドイル・ローソン&クイックシルバー、ユニオン・ステーション、アイザックス等で活躍のマルチ・プレーヤー、ジョン・ボウマン(f)、イースト・テネシー・ベースのニュームーン・ライジングの創立メンバーで、本アルバムの大半を手掛けソングライターとしても有能なキース・ギャレット(g)、J,D.クロウ&ニュー・サウスからハロルド・ニクソン(bs)という強力な布陣で、オリジナル他、ジム・イーンズ、アール・テイラーのカバー含むバラエティ溢れる超弩級のサウンドが圧巻。
RUR-1072 BOBBY OSBORNE 『Memories』CD\2,573-(本体\2,450-)[新入荷]

 ボビー・オズボーン、今年80歳を迎えるブルーグラス第一世代の偉大なマンドリン奏者/シンガーの最新作は、ラッセル・ムーアやパティ・ラブレス、サミー・シーラーやオウディ・ブレイロック、デビッド・グリスマンやロニー・マッカーリー、そしてなんと!!三味線の国本武春らをゲストに迎え、充実のオズボーン節炸裂14曲集である。1949年にロンサム・パイン・フィドラーズで自作の"Pain in My Heart"を録音、同年フラット&スクラッグスがカバーしてブルーグラス・スタンダードとなった名曲から、出世曲"Rubeeeeee"、そしてテネシー州歌にもなった"Rocky Top"をはじめ、ボビーの美しくかつダイナミックなカントリーバラッド。そしていまやボビーのサウンドクリエーターでもあるグレン・ダンカンのオリジナル、そして縦横無尽のフィドル、曲調によってはスティール・ギターやドラムスも加えた大胆なアレンジがボビーの新バンド、ロッキー・トップ・エクスプレスを引っ張っていく偉大なアーティスト/ミュージシャンである。
 ちなみに、弟ソニーの引退を受けてあたらしく結成したロッキー・トップ・エクスプレスの作品として、2009年の前作『Bluegrass & Beyond』(ROU-0603 \2,573-)と2007年の前々作『Bluegrass Melodies』(ROU-0582 \2,573-)も、強力にお勧めしたい。ボビー近年のすばらしいインパクトを内包する作品群である。
MH-1292 CROWE/LAWSON/WILLIAMS『Old Friends Get Together』CD\2,888-(本体\2,750-)[再入荷]

Prayer Bells of Heaven/Goodbye/Little White Church/Stormy Waters/This World Is Not My Home/Lord I'm Coming Home/Who'll Sing for Me 他全12曲

 いわゆる「ハード・ドライビング」な「ソリッドグラス」の典型を創ったジミー・マーティンとサニー・マウンテン・ボーイズ(SMB)、その主要メンバー、J.D.クロウ(bj)とドイル・ローソン(g)、そしてポール・ウィリアムズ(m)の3人がリユニオンして創ったすばらしいゴスペル集。フィドルにロン・スチュワート、スネアドラムにハリー・スティンソン、ベースにベン・アイザックスを据え、ゲストのハイ・ハーモニーにはシア・チェリーホームズとソニア・アイザックスを迎え、見事な60年代のSMBサウンドを堪能させてくれる。75歳のポールのクリアなテナーボイスは衰えず、73歳のJ.D.は絶妙のタイミングとトーンをキープ、66歳のドイルはまだまだ絶頂期……、どの曲も懐かしいSMB時代の再現だ。
RCSI-1029 JOHN HARTFORD『Aereo Plain/ Morning Bugle』CD\2,888-(本体\2,750-)[再入荷]

Turn Your Radio On/Steamboat Whistle Blues/Up on the Hill/With a Vamp in the Middle/Symphony Hall Rag/Tear Down the Garnd Ole Opry/Nobody Eats at Linebough's Anymore 他全26曲

 1970年代、あたらしいブルーグラス音楽の到来を告げたジョン・ハートフォード究極の歴史的名盤がユーロから2on1。1967年に世界的ヒット曲"Gentle On My Mind"を書き、翌年にはザ・バーズ『Sweetheart of the Rodeo』に参加、そして1971年と72年に発表したこの2枚のアルバム……、サム・ブッシュが言うように、「この2枚がなければ、ニューグラスは生まれなかった」。バッサー・クレメンツ(f)、ノーマン・ブレイク(g)、タット・テイラー(db)、ランディ・スクラッグス(bs)を従え、デビッド・ブロムバーグが制作した本作、エリオ・プレイン・バンドとしてのちにカルト的な支持を集めるブルーグラス/オールドタイムの基盤にインプロバイズとヒッピー文化が織り成した創造的な作品である。ブルーグラスが商業カントリー音楽との決定的な違いを証明した作品でもある。1960〜70年代の比類ない自由な精神の時代を知る人には宝物となる必携のアルバムである。
AMB-027 LOUIE SETZER & Appalachian Mountain Boys『Wish I Were There』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

Take Me In Chain/You'll Find Her Name Written There/Letter Edged in Black/Hit Parade of Love/Mr. Engineer/Nobody's Love Is Like Mine 他全16曲

 すばらしい!!トラッドグラスとブルーグラス楽器のインプロバイズが見事に融合、現代の北部ブルーグラスの大秀作ではないか!? ルーイ・セッツァーについてはムーンシャイナー2007年2月号でも「模倣こそは追従のもっとも真摯なかたち」(MS-2404 \525-)という特集をしたほど、ジミー・マーティンの臭みを見事に昇華、「ハード・ドライビング・ホンキートンク・ブルーグラス」を目指すという彼と、強烈なボブ・ハリスのリードギターとロブ・ヘットのフィドルのふたりが自在に繰り広げる強烈なインプロバイズがメチャクチャ面白い(ナッシュビルのお利巧さんたちはここまでやってくれないよ!)。もちろんバンジョーとマンドリンも調子に乗って反応していく面白さ。ほぼ全曲がデル・マッカーリーやマック・ワイズマン、カンジェンほかの隠れた名曲を中心にしたカバーだが、ルーイの力強い節とダイナミックな声量、強烈なバックのインタープレイが見事なオリジナリティを生んでいる。そうそう、ルーイは1970年代以降のマーティン・ギターの出荷責任者で、「ルーイがマーティンだというまで、マーティンじゃない」というCMで知られた1948年生まれ、団塊の世代ど真ん中の今年63歳!! きっとあなたのマーティンもルーイの証明付かもしれませんよ……!? 楽しさ一杯のお奨め作品!!
SKFR-2021 CHERRYHOLMES『W; Common Threds』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

When It's Not with Me Everyday/It's Your Love/Standing/Weaver of Lies/Just You 他全13曲

 子供をひとり亡くしたことで窮地に追い込まれた家族を立て直すためにブルーグラスをはじめたシロート集団、チェリーホームズ一家、バンド結成10年でこんなにものすごい作品を創る。現在の米国ブルーグラス・コミュニティのすごさが凝縮したような作品だ。マッチョな父ジェリー(bs)、張り切り母さんサンディ(m)、そして溢れかえる才能に恵まれた4人の子どもたち。長女シアはバンドの看板であるリード・ボーカルと超ソリッドなバンジョー、長男B.J.の超絶フィドル、次男スキップのハイテク・ギター/マンドリン、次女モリー・ケイトの見事な左利きフィドル……、それらどれもが機能的に組み合わさり、家族だけでここまで完成されたサウンドが創れるものかと、驚きを通り越してあきれ返る。しかも全曲オリジナル。アルバム最後の1曲、唯一のインスト"Tattoo of a Smudge"で驚くまでもない、ブルーグラスの楽器とそのノウハウだけで、ここまで豊かな表現力を創り上げる家族の絆、それをつなぐブルーグラスのすごさに改めて思いを致す。自費制作3枚につづくリッキー・スキャッグス・レーベルからの4枚目、前作『V: Don't Believe』(SKFR-2020 \2,573-)あたりから水を得たように、ものすごい完成度に達したチェリーホームズ、その圧倒的なライブ・ステージも印象的、しかしながら、惜しくも解散決定のアナウンスが有った。子供たちの今後の活躍が楽しみだ。
[再入荷映像作品]
AMB-004D LOUIE SETZER & APPALACHIAN MOUNTAIN BOYS『Homegrown Music Concert』DVD-R \2,888-(本体\2.750-)[再入荷]

Big Country/Please Play the Jukebox/Little Old Log Cabin in the Lane/I Bowed My Head and Cried Again/Will You Be Lovin' Another Man/Think of What You've Done/Back Up & Push/She Thinks I Still Care/Honey, You Don't Know My Mind/Help Me Make It Through the Night/Give My Love to Rose/Dear Old Pal/I'll Break Out Again Tonight/Long Black Vail/Sunny Side of the Mountain 全15曲

 ペンシルヴァニアのローカル・ヴェテラン、ルーイ・セッツァーとアパラチアン・マウンテン・ボーイズのライヴDVD。さきに紹介したCD (AMB-001\2,573) やムーンシャイナー誌2007年2月号の特集記事で知られるようになったルーイ、ジミー・マーティンやジョージ・ジョーンズらの田舎魂を強烈に内に秘め、そのはじけんばかりの志でジミー・マーティンを演じきっている。有名ミュージシャンもスーパーピッカーもいない荒っぽいローカル・バンドのライブといってしまうと身もふたもないが、その分、彼のトラッド・ブルーグラスにかけた想い、情熱が、故ジミー・マーティンやジミーも敬愛したジョージ・ジョーンズらに影響された泥臭い節まわしを介してびんびんと伝わってくる。デル・マカーリーがいう「ほんものの音楽を紡ぎ出す強烈な声」で、誰よりもジミー・マーティンに似たサウンドで唄うルーイ・セッツァー、今は亡きジミーの思い出を伝え続けようとする姿勢がここでも印象的である。
SKFR-1009 RICKY SKAGGS『Solo; Songs My Dad Loved』CD\2,573-(本体\2,450-)(歌詞付)[再入荷]

 1970年の高校生時代にデビュー後、1970年代のブルーグラスに大きな足跡を残し、1980年代にあたらしいトラッド・カントリーを標榜してカントリー界のスーパースターとなったリッキー・スキャッグス、1997年にブルーグラス界に戻ってきた彼が子供の頃に父から学んだ曲をシンプルに演じる2009年作。「父の好きだった(古い田舎の)音楽」を、文字通りソロ(全楽器/ボーカルをひとりで)で丁寧に演じる。トラッドフォーク部門にノミネートされ、わがジョン・ハートフォード・ストリング・バンドの有力対抗馬であった。
DVDSUTGT21 BRYAN SUTTON/SECRETS FOR SUCCESSFUL FLATPICKING DVD\5,040-(本体\4,800-)(115分)(再入荷)

超売れっ子フラットピッカー、ブライアン・サットンの教則DVD。良くコントロールされた右手のテクニック、無駄の無い左手の動きに注目。特にコディ・キルビーをリード・ギターに迎えて、バラエティに富んだリズム・プレイを披露するコーナーは見応え充分。
RCSI-1026 LARRY PERKINS & FRIENDS『I Just Want to Pick Like Earl』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

 誰しも「アールのように弾きたいんだ!!」って、思うよね。本作はそんなラリー・パーキンズが、ほぼ22年間にわたって録りためた22曲、アールとフラット&スクラッグス、そしてカーター・ファミリーに捧げたボーカル物とインスト物半々の作品である。今は故人となったベニー・マーティン、アンクル・ジョッシュ・グレイブス、ジャネット・カーターをはじめ、今も元気なドック・ワトソン、カーリー・セクラー、ボブ・ムーアら伝説のミュージシャンたち、そしてすばらしいフラットピッキンを聴かせるチャーリー・クッシュマンやロブ・アイクス(d)、ローラ(f)とジョン・カーター・キャッシュ夫妻、ロニー・マッカーリー(m)、フート・へスター(f)、マーク・カイケンダル(g)ほか、どの曲にもそれぞれの思いがこもった演奏を聴かせ、ついには最後にアールも登場という、実にバラエティに富んだ楽しいアルバム。ラリーは一音ずつにアールの呼吸(バンジョー/ギターともに)を込めることができる稀有のお宅である。「わが友よ、私は、あなたがあなたであり、私が私であるということをよく知っており、その事実に感謝しています。でも、もっと私がアールのように弾けば、もっと私が私らしくなるんです!!」。バンジョー奏者のみならず、この抜けがたい泥沼を楽しむブルーグラス・ファンに捧げる秀作。
KONCDR-006 ストーヴ『The Bluegrass Band of Hokkaido, Japan』CD-R\1,000-(本体\952-)[再入荷]

俺はくわがた虫だ/山川草木/通り過ぎる街/花/森のワルツ/ウィスキー・ソング/墓に盆花 他全13曲

 ムーンシャイナー7月号で特集された北海道のブルーグラス・バンド、デビュー作。全員がブルーグラ ス・ノウハウをマスターしたベテラン・ピッカーたちが、ギター&ボーカルの中原直彦の書いた日本語のオ リジナル(ハンク・ウィリアムズ「We Live in Two Different Worlds」、喜納昌吉「花」、トム・パクストン「Ramblin' Boy」を除く)をストレート・ブルーグラスする。ハード・トゥ・ファインドのハンマーダルシ マ奏者としても知られる小松崎健(bj,bv)、金一 健(m,tv)、広吉直樹(f)、大沼 元(bs)。ふるさとの自 然や日々の思いがストレートに伝わる自然な詩作とカーター・ファミリー(アパラチア)伝統をベースにし たメロディーにときおりブルーヨーデルを加えるなど、ブルーグラスへの知識と愛情にベテランらしい工夫を 加えた中原のアイデアは見事だ。ブルーグラス・ワルツ曲などは特にいい。完全にブルーグラス・スタイルをマ スターしたミュージシャンシップが日本語詩をいかに料理するか、そんな難題に自然体で向かっている。
[祝ビル・モンロー生誕100年]
B000442402 BILL MONROE『Definitive Collection』CD\2,079-(本体\1,980-)[再入荷]

Blue Moon of Kentucky/Jimmy Brown the Newsboy/I Saw the Light/Footprints in the Snow/Scotland/Walls of Time/Kentucky Waltz/Uncle Pen 他全22曲

 1954年夏、エルビス・プレスリーがデビュー盤に取り上げたことで急いで録音した"Blue Moon of Kentucky"を1曲目に、1981年にガンが発覚したときに録音された"My Last Days on Earth"まで、主に1950年代のいわゆる「ハイロンサム」を強く押し出したもっともモンローらしい、言い換えればもっとも厳しいビル・モンローの音楽が堪能できる、現在発売されている中ではもっともお薦めできる「ビル・モンローのハイロンサム・サウンド」作品。
RUR-1075 V.A.『Blue Moon of Kentucky: Instrumental Tribute to Bill Monroe』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

Uncle Pen/Footprints in the Snow/Kentucky Waltz/My Rose of Old Kentucky/Road to Columbus/Molly & Tenbrooks/Jerusalem Ridge/I Saw the Light 他全18曲

 大阪のウェイド・マンドリンのビル・モンロー・レプリカF5をジャケットにした本作は同タイトルのマイク・スコット版ベストセラー作品で紹介した12曲に、ほかのシリーズ作品からあたらしい6曲を追加した1時間超の全18曲、ルーラル・リズム社がビル・モンロー生誕100年企画の第一弾としてリセット発表したビル・モンロー名曲やレパートリー(ボーカル物含む)のインスト版。なんといってもこの豪華な面子が、スタジオで楽しみながらビル・モンロー曲をジャムる、といったコンセプトがたまらぬワイ!! 中心のマイク・スコットはジム&ジェシーで活躍したストレートなスリーフィンガー奏者、モンローといえばマイク・コンプトンのマンドリン(内6曲はアダム・ステッフィー)、熱しやすく冷めにくいオウブリー・ヘイニーのフィドル、ちょっとやり過ぎてしまうブライアン・サットンのフラットピッキン・ギター(内3曲ティム・スタッフォード)、影の力持ちベン・アイザックスのベース、そしてあたらしく加えられた6曲にはロブ・アイクスのドブロが参加。ブルーグラスがフォークやカントリーと一線を画す最大の理由、息詰まる楽器=アコースティック・アンサンブルの面白さ/楽しさを詰め込んだ嬉しい企画作品。とにかく、各人それぞれの楽器の「歌い方」が、リスナーにはとても聴き応えあり、プレイヤーには参考になる、とても楽しいお勧め作品です。
BOOK-27 BILL MONROE "Father of Bluegrass" 翻訳:西垣内寿枝、西垣内泰介 Book\1,995-(税込み)

 1996年9月9日、84才でこの世を去った偉大な音楽家、ビル・モンロー。彼の生涯を、ビル・モンロー自身と、その時々に彼に関わった人々とのインタビューで綴るドキュメンタリー・ビデオ作品『Bill Monroe〜Father of Bluegrass』のオリジナル原稿を対訳したA4版56頁の本である。制作者のスティーヴ・ゲブハートはジョン・レノンの“Fly”や“Imagine”のオリジナル・ビデオの制作でも知られる映像作家。その彼が愛する音楽=ブルーグラスの「父」を腰を据えて追っている。故チャビー・ワイズをはじめ、ソニー・オズボーン、ピーター・ローワン、ビル・キース、ケニー・ベイカー他、歴代の主要なブルー・グラス・ボーイ達の他、故ジェリー・ガルシア、エミルー・ハリス、ジョージ・グルーン、リッキー・スキャッグス等々がインタビューに応えている。ビデオにはレスター・フラットやポール・マッカートニーも登場する。とにかく、間違いなく、我々がここにいるのも、ブルーグラス、否、「父」がいればこそだ。その彼の肉声に、表情に、音楽に、様々な想いが重なっていく。映像作品と共にブルーグラス・ファン必携本!
MVDV-4577 BILL MONROE『Father of Bluegrass Music』DVD\2,783-(本体\2,650-)(対訳本とのセット特価\3,675-)[再入荷]

 今月生誕99年を迎えたビル・モンロー(1911-1996)がすべてを語る必携名作DVD。故ジョン・ハートフォードとのモンロー農場でのインタビューを軸に、レスター・フラット、エミルー・ハリス、ポール・マッカートニー、オズボーン・ブラザーズ、ドリー・パートン、リッキー・スキャッグス、マーティ・ステュアート、そしてデル・マッカーリー/ビル・キース/チャビー・ワイズのブルー・グラス・ボーイズ・リユニオンなどの超貴重な演奏、ジェリー・ガルシアやロイ・エイカフのインタビューなど、日本語/英語併記の完全対訳本(BOOK-27 \1,995-)とともに、20世紀の偉大なアメリカ音楽家の生涯を再訪しましょう。感動です!! 必見必携のDVD!!!
2011/03/04
VES-13058D TONY RICE『The Video Collection』DVD\3,308-(本体 \3,150-)[再入荷]

 ブルーグラス・フラットピッキン・ギターに革命をもたらした第一人者、トニー・ライスの1992年、 まだ歌うことの出来た絶頂期のマールフェス・ライブからのライブ映像。なんと言っても、サム・ブッ シュ、ベラ・フレック、ジェリー・ダグラス、マーク・オコナー、マーク・シャッツを従えたオールス ター・ジャムの4曲が白眉。1992マールフェスのステージの興奮は、そのまま20世紀ブルーグラスの最良のライブの一つだろう。他、グリスマンやリッキー・スキャッグス、そしてトニー・ライス・ユニットの演奏など。
SH-3752 DOC WATSON『Ridin' the Midnight Train』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

I'm Going Back to the Old Home/Highway of Sorrow/We'll Meet Again Sweetheart/Baby Blue Eyes/What Does the Deep Sea Say 他全13曲
 1986年発表、翌年グラミーを受賞したドック・ワトソン唯一のストレート・ブルーグラス作品。IBMA名誉の殿堂に選ばれたドックがサム・ブッシュ、ベラ・フレック、マーク・オコナーを従えてのブルーグラスだ。
SH-3916 DOC WATSON『Foundation:Guitar Instrumental Collection, 1964-1998』CD \2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

Black Mountain Rag/Windy & Warm/Doc's Rag/Victory Rag/Nashville Pickin'/Billy in the Lowground/Cannonball Rag 他全16曲

 今年のIBMA名誉の殿堂入りを果したドック・ワトソン。言うまでもなく、彼がアメリカのギター音楽に成した功績は計り知れないものがある。ブルーグラスのフラットピッキンのみならず、ドックの名声と共に、60年代以降のフィンガーピッキンやブルース・ギターなどの隆盛に大きく寄与した事は論を待たない。恐らく本人はトラディショナル・フォーク・シンガーという意識なのだろうが、60年代以降のギタリストは、ほとんど例外なくドック・ワトソンのギターを基本とした事だろう。そんなドックの初期から最新録音までの44年間、主に初期バンガード時代の音源を中心に16曲のギター・インスト・コレクション。シンプルながら力強い1音づつにエネルギーが満ちている。ムーンシャイナー11月号(MS-1801 \500-)に彼の歴史と、ほぼ完璧なディスコグラフィーが掲載されている。

SH-4055 SAM BUSH『Circles Around Me』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

 サム・ブッシュの最新2009年作がグラミー賞ブルーグラス部門ノミネート。カントリー・ジェントルメン名曲から、知られざるレッド・アレン曲、デル・マッカーリーをテナーに迎えてモンロー2曲、そしてニュー・グラス・リバイバル中期とデビュー・アルバムからのカバー2曲等々、待ってました!!のブッシュ流ブルーグラス。本作の発表日が結婚25周年記念日の57歳、1曲目には「ここまで生き延びた俺たち」の感慨が込められている。2006年の前作『Laps in Seven』(SH-4013 \2,573-)までニューグラスの先頭を走りつづけ、70年代以降のブルーグラス全体をそのエネルギーで背負ってきたサム・ブッシュ。本作の曲目解説を含むムーンシャイナー誌2009年11月号(\525-)のカバーストーリーとともにお楽しみください。また2010年1月号には本作に収められているストリングビーン殺人事件に関するサムとガイ・クラークの共作オリジナル、"The Ballad of Stringbean and Estelle"の物語を特集。ムーンシャイナー来年、2011年1月号はサム・ブッシュのIBMA基調講演を特集予定!! サムはいつまでもわれわれをハッピーにしてくれる凄いヤツだ!

SH-4063 MARTY STUART『Ghost Train; The Studio B Sessions』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

 エレキ・パリパリのインスト、"Hummingbyrd"が最優秀カントリーインストにノミネート。2曲目の"Country Boy Rock & Roll"(ドン・レノ作)のイントロでバレバレのクラレンス・ホワイト・フリーク、マーティ・ステュアートの最新作は、伝説のスティールギダー奏者ラルフ・ムーニーを迎えた彼の名曲"Crazy Arms"のインスト・バージョンほか、伝説のRCAスタジオBで録音された、まさにナッシュビルビル・カントリーの王道サウンドを再現したカントリー秀作。レスター・フラットのナッシュビルビル・グラスの後、バッサー・クレメンツ、ドック・ワトソン、そしてジョニー・キャッシュのパートナーを務め、1990年「ヒルビリー・ロック」のヒットで一躍カントリースターとなり、カントリー音楽財団会長もつとめたカントリー音楽史やコレクション、またそのすばらしい写真集などでも知られるマーティ、カントリー音楽全般への大きな愛情のほどは、本作品を聴けばお分かりだろう。筋金入りのカントリー・ミュージシャンだ。
SF-40064 BILL MONROE & DOC WATSON『Live Duet Recordings 1963-1980, Off the Record Vol.2』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

 1960年代のフォーク・リバイバルの中、ブルースとオールドタイム等のルーツ音楽の様々な発掘や、ブルーグラスやジャズ等の都会の若者への紹介がなされた中、ビル・モンローとドック・ワトソンという異色の組み合せが、モンロー・ブラザース=ブラザー・デュオの再現として故ラルフ・リンズラーの企画で実現した。これはそんな貴重で珍しいライブを集めた17曲集。ビルとドック、偉大な2人のアーティストの出会いが生む緊張が素晴らしい。
SF-40157 MIKE SEEGER『Early Southern Guitar Sounds』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

Wildwood Flower/Spanish Fandango/Guitar Rag/Fishin' Blues/Johnny Doyle/John Henry他全28曲

 1930年代にマーティン社がドレッドノート・スタイルのギターを発表、多くの南部ミュージシャ ンに行き渡るまで、南部にはさまざまな種類のギターが存在し、また、奏法自体もパーラー奏法の流れを 汲むラグ、マウンテン・モダルやブルース、ハワイアン・ ブームの影響から生まれたスライド奏法など、さまざまな奏法が生まれた。それら初期のギター自体と南部 ギタリストのスタイルを、写真と35頁に及ぶライナーノーツ、そしてインストを中心にボーカルのリズムも 含めて再現するマイク・シーガーの最新作。あまりにも有名なマザー・メイベルのカーター・スクラッチを1曲 目に74分全28曲、さまざまな奏法をオリジナルに忠実に紹介したマイク・シーガーの本領発揮!!ギター秀作 である。
SF-40094 V.A.『Classic Mountain Songs from Smiyhonian Folkways』CD\2,250-[再入荷]

 20世紀のアメリカ民俗音楽を見事に記録したフォー クウェイズ・レコードが、ノース・カロライナ、バージニア、ケンタッキー、テネシーの南部アパラチア 地方で蒐集した貴重な音源から24曲をセレクトしたマウンテン・ソングやインストのお徳用アパラチア音楽 集。ドック・ボッグスやレスリー・リドル、ハイロンサムの本家本元=ロスコー・ホルカムやジーン・ リッチー他、様々なコミュニティーの素晴らしい土着音楽が楽しめるお勧めの一枚。
SWM-2008 McCROMICK BROTHERS『Somewhere in Time』CD\2,573-(本体\2,450-)(歌詞付)[新入荷]
Don't Call Me, I'll Call You/East Bound and Down/Haskel's Stomp/I Still Miss Someone/Salty Dog Blues/Nashville Grass Breakdown 他全18曲
 ブルーグラス第一世代に属するマコーミック・ブラザーズ、2009年に発表されたこの最新作は半世紀、50年以上も経った、いまや孫たちに囲まれたおじいちゃんらのブルーグラスとはとても、とても、とても思えないハツラツとした若々しさとエネルギーに満ちた大秀作である。1954年にヒッコリー・レコードからデビューした彼ら、有名にはならなかったけれど、そのオーセンティックでありながら進取の粋なサウンドは高い評価を得た。そうそう、バンジョーのハスケルは1970年代、レスター・フラットのナッシュビル・グラスですばらしいバンジョーを弾いていたことでも知られる。そのよく乾いた小気味よいバンジョー・トーンは近年聴くことの少なくなった1950〜60年代の、あのウキウキとする当時のバンジョーらしいバンジョー(現在はどちらかといえば陰のあるウッディなトーンが好まれる傾向)、そして年齢を感じさせない驚くべき安定感とスピード感のあるが堪能できる。そしてリード・ボーカル、ジェラルドの伸びのあるテナーボイスと実にブルーグラスらしい選曲(中には『トランザム7000』のテーマや『じゃじゃ馬億万長者』などのお楽しみ付き!)にハスケルのすばらしいテナー、3人兄弟のもうひとりウィリアムはステディなベースで貢献。そして、あのマイケル・クリーブランドが全編、フィドルとマンドリンで耳をそばだててくれる(けれどもアーリー・ブルーグラスの雰囲気は決して壊さない)

RCSI-1030 THE GRASCALS『Country Classics with a Bluegrass Spin』CD \2,888-(本体\2,750-)[新入荷]

 米国レストランチェーン、クラッカーバレルでしか入手できないザ・グラスカルズの最新作。 カントリー・ゴールドにオズボーン・ブラザーズのメンバーとして来日した二人のテリー・エルドレッジ(g)&スミス(bs)とボビー・オズボーンクローンの一人、ジェイミー・ジョンソン(g)、超絶テク二シャンでギブソン社のマンドリン部門の責任者」も務めたダニー・ロバーツのオリジナル・メンバーにジェレミー・アビシア(f)、紅一点クリスティン・スコット・ベンソン(bj)という布陣で当代随一の人気と実力を誇るグラスカルズの最新作はカントリーの人気スターを迎えて、超有名曲を彼等流ブルーグラスに仕上げた南部田舎料理の外食チェーンのクラッカーバレルのみで入手可能な企画アルバム。ブラッド・ペイズリーのギターもたっぷり聴ける"Tiger By The Tail"、駆出しの頃はステーション・インの常連でギブソン社で働いていたというダークス・ベントレーとの"Folsom Prison Blues"(J.キャッシュ)、彼等をオープニング・アクトに抜擢して世に出るきっかけを与えたドリー・パートンとの"Pain Of Lovin' You"、エルドレッジの長年の十八番"White Lightning"(G,ジョーンズ)はダレル・ウオーリーと、一昨年のクリスマス・アルバムでも共演したチャーリー・ダニエルズの大ヒット曲"The Devil Went Down To Georgia"、ジョー・ニコルスとじっくり聞かせる"Mr.Bojangles"、個性の強いカントリー歌手達と互角に渡り合って引けを取ってないのが素晴らしい。圧巻は小児ガンの子供達のベネフィットの為にジェイミー・ジョンソン他作による"I Am Strong"が美しくも力強い。

GT-0955 DON RENO & RED SMILEY『1959-1963』CD4枚組+24頁冊子\4,725-(本体\4,500-)[再入荷]

 レノ&スマイリー、彼らのキング録音後期のボックスセットがです。アルバム、『Wanted』、『Banjo Special』、『Country Singing & Instrumentals』、『Songs of the Civil War』、そして2枚のゴスペル作品ほか全102曲を収録、ブルーグラス・スタンダードとなった名曲は 前作に多いものの、ここではドン・レノのさまざまなバンジョー・インスト名演、"Steel Guitar Rag"、"Follow the Leader"、"Double Eagle"、"World Is Waiting for the Sunrise"、"Washington & Lee Swing(Washington County)"、"Grandfather's Clock"、"Dill Pickle Rag"、"Lady of Spain"ほか、また、"Love Please Come Home"や"Sweet Thing"などのヒット曲、知る人ぞ知るドン・レノのすばらしい フラットピッキン・ギターをフィーチャーした美しいゴスペルの数々など、知られざる名曲の数々が収めら れている。ビル・モンロー、フラット&スクラッグス、スタンレー・ブラザーズの、いわゆるブルーグラス元祖 御三家の影に隠れてしまいがちなレノ&スマイリー、バージニアからカロライナのピードモント地方でエン ターテイナーとして成功した彼らの実力、つまり音素材を楽しく豊かに聴かせる彼ら才能に感服する。フィ ドルのマック・マガハ(メゲーヘと発音するらしい)、子 供だったマンドリンのロニー・レノ、そしてジョン・パーマー(bs)ら、サイドメンのお仕事も見事だ。

GT-0665 DON RENO『Golden Guitar』CD\1,260-(本体CD\1,200-)[再入荷]

Grey Eagle/Polka on the Guitar/Turkey in the Straw/Dixie Medley/I Like Mountain Music 他全15曲

 お蔵入りしていたドン・レノ(1927-1984)、1972年録音のギター・インスト・アルバムが1999年にCD化されたものが、さらに廉価版として再々登場である。ブルーグラス・フラットピッキンのお手本作品。ドック・ワトソン登場以前からバリバリのフラットピッキンを聴かせていたドン・レノ、13歳でアーサー「ギター・ブギ」スミスのバンドに入ったキャリアから当時のポップ音楽にも精通した音楽観はメイン楽器であるバンジョーにも遺憾なく発揮されているのはご承知の通り。スクラッグス同様、彼らの育ったカロライナのピードモント地方は、けっこうな音楽先進地だったのだろう。

SHA-212D DAVID GRISMAN QUARTET『Classic Dawg』DVD\3,675-(本体\3,500-)(カラー、58分)[再入荷] 

Cedar Hill/Dawg Funk/Minor Swing/Janice/Opus 38/Solo Base/Gator's Dream/Dawg Grass/Blue Midnight/Dawgology/Gypsy Medley/Dawg Jazz. 全12曲

 1976年5月、衝撃的な来日と共に世界中のブルーグ ラス/アコースティック界にまったく新しい価値観と可能性を持ち込んだデビッド・グリスマン。ジャズ界で 高い評価を受けていた1983年、モントリオール・ジャズ・フェスでのデビッド・グリスマン・カルテットの貴 重なライブ映像。2回目の来日メンバーと同じ、ダロル・アンガー(f)、マイク・マーシャル(g)、ロブ・ワッ サーマン(bs)を率いて次々と初期ドーグ音楽を聴かせる。

TL-17039 HANK WILLIAMS『The Complete Mother's Best Recordings...Plus』CD15枚+DVD+120ページ本\29,800-(本体 \28,381-)取り扱い中(受注後2-3週間)

 カントリー・ミュージック史上最大の遺産発掘のひとつとも目される、ハンク・ウィリアムズがそのピークを極めようとした時期に残した大量のラジオ録音、長年、既に失われたものと思われていた『Mother's Best Radio Show』の音源が奇跡的に発掘され、2008年からその一部がリリースされてきた。今回はその全貌がすべて明らかにされるという、これを至高のお宝発掘といわずしてなんとする、まさにすべてのカントリー・ファンへの最高のプレゼントだ。1951年、ナッシュヴィルのWSM局で毎朝7時15分からライヴで放送された15分番組『Mother's Best Radio Show』、ハンクがツアーで不在となったときのためにアセテート盤に収録された72本分がそのまま15枚のCDにパックされた文字通りの完全版、ハンクが唄う143曲に加えて妻オードリーなどのヴォーカルや、ジェリー・リヴァース、ドン・ヘルムズなどドリフティング・カウボーイズのインストなどが、ハンクの軽妙なMCによって進行する、当時のラジオ・ショウのフォーマットに沿った内容がたっぷりと楽しめる。ハンクが唄うマザーズ・ベストのCMソングもあり、サザン・ゴスペルや当時のはやり歌など、その半数が公式には録音していないという珍しいレパートリーをハンク節で楽しむことができる。オマケというにはあまりに貴重なDVDには、ドン・ヘルムズなどドリフティング・カウボーイズのメンバーへのインタヴューが収録され、ハンクの生の姿が語られる。CD15枚とDVD、そしてハンク研究の第一人者コリン・エスコットによる解説など120ページの本、それらをオールド・ファッションなラジオを模した豪華なボックスに収めた、これでもかの仕上げには涙する人もあるだろう。すべてのカントリー・ファンに聴いてほしい、最高のボックス・セットだ。特筆すべきは音の生々しさである。60年近く前の録音であるがそこにいるかのような錯覚を覚える。
 グラミー賞ベスト・ヒストリカル・アルバム部門ノミネート作品です。
2011年2月9日
ARI-75878 BRAD PAISLEY『Hits Alive』CD2枚組\2,363-(本体\2,250-)[再入荷]

{Disc 1:Studio Hits}Mud on the Tires/Ticks/Anything Like Me/The World/Little Moments/When I Get Where I'm Going(featuring Dolly Parton)/Celebrity/Then[Piano Mix]/I'm Still a Guy/He Didn't Have to Be/Alcohol/Whiskey Lullaby(featuring Alison Krauss)/We Danced/Online
{Disc 2:Live Hits}Water/American Saturday Night/Waitin' on a Woman/I'm Gonna Miss Her/Mud on the Tires/She's Everything/Time Warp/Letter to Me/Then/Alcohol/Online(Reprise) 全25曲

 1999年のデビューから10年あまり、17曲のナンバー・ワン・ヒットを放ちいまやナッシュヴィルを代表するスーパー・スターの座に上り詰めたブラッド・ペイズリーのヒット曲をぎっしりとパックした初めてのグレイテスト・ヒッツ・アルバム。しかも、ただのベスト・アルバムではなくて2枚組、1枚は最初のナンバー・ワン・ヒットとなった"He Didn't Have to Be"から最新シングル"AnythingLike Me"までのスタジオ・ヴァージョン、もう1枚はスタジアム・ツアーのヘッドライナーとして多くの経験をつんできたライヴ・アクト、ブラッド・ペイズリーの真価を発揮したパワフルなライヴ・ヴァージョンという、2倍、3倍にも楽しませてくれる豪華パッケージ。メインストリーム・カントリーの「いま」を体現するサウンド、正統カントリーの本流を継承するバラードの見事さ、抑制の効いた中にも聴くものの心に強く訴えかけてくるエモーショナルなヴォーカル、そして特にライヴでの完璧なギタリストぶり。最近のナッシュヴィル録音では珍しくなったツアー・バンドのメンバーを多用する中に、ブライアン・サットンやジェリー・ダグラス、ロン・ブロックなどを迎えてアコースティック・テイストも加味したサウンドが新鮮に響く。シンガー、ソングライターそしてギタリストとして頂点に立ったブラッド・ペイズリー、その凄みを実感させてくれるグレイテスト・ヒッツ・アルバム、ディスク1、2、それぞれラストにちょっとした仕掛けが、、、。
2011年2月8日
 グラミー賞関連で2月10日(木曜)7:30頃フジテレビ系列で「めざましテレビ」出演します。



    アルバムの詳細はこちら、まだの方はせひともお求め下さい。
THE JOHN HARTFORD STRING BAND 『MEMORIES OF JOHN』CD \2,573-(本体\2,450-) 絶賛発売中!!
   
[ジョン・ハートフォード再入荷]
●SD-191 J.H.& MARK HOWARD "Cadillac Rag" CD\2,363-(本体\2,250-)価格改定

All American Rodeo Reel/Stones River/Alaskan Hornpipe/Fritz Waltz   他全10曲

なんて美しいインストの数々なんだろう。爽やかな朝にこれを聴いて感動しなければきっと何処かに問題が…?。マーク・ハワード(g,m)とロイ・ハスキーJr(bs)、ケニー・マローン(perc)が創る天下一品のリズムに乗ってジョン・ユドキンのフィドルを中心に、ハートフォード(bj)やバディー・エモンズ(d)、マーク(lg,m)が心地好く泳ぐ。
●SD-292 JOHN HARTFORD "Goin' Back to Dixie" CD\2,573-(本体\2,450-)

I Wonder Where You Are Tonight/The Girl I Left Behind/Little Girl with Her Hair All Down Behind/Death of John Henry/The Boys from North Carolina  他全10曲

 先々月紹介した最新作の一作前、1992年のジョン・ハートフォード、あまりにも美しい南部賛歌である。最新作のソロとは違い、こちらはクラスター・プラッカーズの音楽を支えるマーク・ハワードの心優しいギターとマンドリン、IBMA最優秀ベースを4年連続受賞のロイ・ハスキー・ジュニア、アコースティックに優しいパーカッションでは右に出るもののないケニー・マローンらがジョンの、あまりにも美しいバンジョーとフィドル、そしてメロディーを、実に弁えて、盛り上げる。ブルーグラスやその周辺音楽好きの気持ちに何故かある空気の美しさ、緑の美しさ、丘や山に芽吹く自然、川の流れに踊る小魚等々への共感、それをDixie=南部と感じるジョンと、我が裏山の六甲山と感じる私の間に隔たりはない。感動なくしては決して聞けない、ブルーグラス界の生んだピーター・ローワンと双壁の天才、ジョン・ハートフォードのもの凄い、最極上の音楽である。
●SD-696 JOHN HARTFORD『No End of Love』CD\2,573-(本体\2,450-)(歌詞付)

Gentle on My Mind/Railroad Cap/My Tears Don't Show/Medicine Chest/Goodbye Waltz 他全10曲

 1996年発表の故ジョン・ハートフォード自費制作アルバムが、息子ジェイミーによって限定再プレスだ。バンジョーとフィドルのジョンに、マイク・コンプトン(m)、ロニー・マッカーリー(g)、ロイ・ハスキーJr.(bs)のブルーグラス編成5楽器によるジョンのストレート!?ブルーグラス集。今なお、日本のBGMでもしばしば流れる世界的名曲"Gentle on My Mind"がツーコードのブルーグラスとなる妙に、つくづく感心させられる。クリス・シャープも好んでレパートリーにするカール・バトラー作の1曲を除いてジョンのオリジナル。歌詞付きなのでジョンの大好きな物語やメッセージ/ユーモアが心に響く。2001年に63歳の若さで逝った天才ジョン・ハートフォードのブルーグラスをゆったりと楽しみたい。
●BPM-401 JOHN HARTFORD『Live from Mountain Stage』CD\2,573-(本体\2,450-)価格改定

I Wish We Had Our Time Again/Lorena/Gum Tree Canoe/Gentle on My Mind/I Wonder Where You Are Tonight/Annual Waltz他全13曲

 恐らく、ビル・モンロー以降のソングライターとして、ピーター・ローワンと共に、ブルーグラス界に最も大きな精神的影響を及ぼしたアーティストである、と僕は思う。これは1994年から96年にかけて、全米的に有名な(VOAでも聞けるという)ウェスト・バージニアの公共ラジオ局の公開番組「マウンテン・ステージ」で収録されたジョンの素晴らしいライブ。マイク・コンプトンのハイスピリットなマンドリンと、ダーリン・ビンセン(ロンダの兄弟)のベース(デルの弟ジェリー・マッカーリーが2曲担当)、そしてハウスバンドのボブ・トムプソンのピアノ(3曲)等の組み合わせで、まさしく「ジョン・ハートフォード芸術」の神髄を聴かせてくれる息遣いが感動的である。ライナーに曰く「彼は音楽を生き、呼吸する」と。ジョンの味わい深いボーカルにはブルーグラス・ヘヴンのメンバー達が、そして、そのバンジョーとフィドルには精霊が宿っている。
●RCSI-1029 JOHN HARTFORD『AERO PLAIN/MORNING BUGLE』CD\2,888(本体\2,750)

故ジョン・ハートフォードの超名盤、エアロ・プレインとモーニング・ビューグルがカップリングで入荷。詳細ニュースレターにて。
★★新年!!2011年ニュー・リリース&ベストセラー★★
[最新入荷]
●RUR-1075 MIKE SCOTT『Blue Moon of Kentucky』CD\2,573-(本体\2,450-)[再入荷]

Blue Moon of Kentucky/Footprints in the Snow/Uncle Pen/Kentucky Waltz/My Rose of Old KY 他全12曲

ビル・モンロー生誕100周年としてルーラル・リズムからのリリース。マイク・スコット(bj)名義でマイク・コンプトン(m)、オウブリー・ヘイニー(f)、ブライアン・サットン(g)、ベン・アイザックス(bs)を迎えて'05年にメイプル・ストリート・ミュージックからリリースされたアルバムの12曲に新たにティム・スタッフード(g)、アダム・ステフィ(m)、ロブ・アイクス(d)等を迎えた6曲を追加。
●RHY-1067 BARTLEY BROTHERS『Hit The Road』CD\2,573-(本体\2,450-)

ハート・ウォーミングなボーカルとハーモニー、ソングライティングの才能も溢れるリック&シェイン・バートレイルーラル・リズムが御贈りするケンタッキーの上質のブルーグラス・バンド。まだまだ素晴らしいバンドが出てくるブルーグラス界、層の厚さを実感。
●PATUX-212 TRAVERS CHANDLER & AVERY COUNTRY『State of Depression』CD\2,573-(本体\2,450-)

ダニー・ペイズリー、ジェイムス・キング、カール・シフレット等のサイドメンを務めたモンロー・スタイルのマンドリンの名手、トラバース・チャンドラー、渾身のトラッド・ブルーグラス集。
●RCSI-1027 NATHAN STANLEY『My Kind Of Country』CD\2,573-(本体\2,450-)****カントリー新入荷

Love's Gonna Live Here Again/All I Ever Loved Was You/Folsom Prison Blues/I'm So Lonesome I Could Cry/May the Bird of Paradise Fly Up Your Nose/Soldier's Grave/I Only Exist/Pass Me Not/Think of What You've Done/ong Black Veil/Why Baby Why/Angel Band/I Still Miss Someone/The Darkest Hour Is Just Before Dawn/Once a Day/Don't Let Me Cross Over/You Win Again/I'd Love to Lay You Down/The White Dove/Act Naturally/A Satisfied
Mind 全21曲
 人間国宝ドクター・ラルフ・スタンレーの孫息子ネイザン・スタンレー、1992年生まれというからやっと18歳にしてその音楽キャリアは既に16年、クリンチ・マウンテン・ボーイズにマンドリンで加わったのち、叔父ラルフUが自身のバンド活動を本格化したのに伴って、リード・シンガー&リズム・ギタリストとして祖父ラルフをサポートすると同時に叔父ラルフUのバンドにも参加、そして昨年からはクラシック・カントリー、ホンキー・トンクのバンドを自ら立ち上げて、カントリー・シンガーとしても活動を開始したという多才な若者が、そのカントリー・シンガー宣言を世に問うた最新作。デル・マカーリーを迎えたバック・オウエンズ・ナンバーに始まって、誰もが馴染んだクラシック・カントリーを中心にブルーグラス曲の正統カントリー・アレンジをまじえ、無名のミュージシャンながらも的確なサウンドを作り出したバンドのサポートで、きっちりとしたカントリー・アルバムに仕上げている。デル以下、リッキー・スキャッグス&ホワイツ、ロンダ・ヴィンセント、ヴィンス・ギル、マーティ・スチュアート、パティ・ラヴレスなど、これはもう祖父の威光が十二分にあらわれた豪華なヴォーカル・パートナーとも対等にわたりあった、若さに似合わぬ落ち着いたヴォーカル、ときにヴィンスを思わせるハスキーな声も豊かな将来を約束させるものがある。ベイカーズフィールド調に仕立てたスタンレー・クラシックではラリー・スパークスの濃いヴォーカルをもってきたり、コニー・スミスやリトル・ジミー・ディッケンズなどのオリジネイターへの敬意を表すといった仕掛けも楽しい。若さゆえにか、あれもこれもと詰め込みすぎたきらいはあるが、クラシック・カントリーへの挑戦というその意気やよし、だ。
●ROU-0649 JOE DIFFIE『Homecoming』CD\2,573-(本体\2,450-)

'80年代にスペシャル・エディションなるブルーグラス・バンドでオクラホマをベースに活躍後、ナッシュビルでカントリー・シンガーとして成功を収めたジョー・ディフィーが長年の夢を叶えたブルーグラス・アルバム。オウブリー・ヘイニー(f)、ブライアン・サットン(g)、チャーリー・クシュマン(bj)、マイク・コンプトン(m)、ロブ・アイクス(d)、マーク・フェイン(bs)という強力なバンドがストレイトなブルーグラスからメジャー・ヒットも狙えるようなキャッチーのアコースティック・カントリーまで柔軟且つ豪快なサポートが冴える。"Rainin' On Her Rubber Dolly"では彼が駆け出し時代に職を得たギブソン社時代に知り合ったダニー・ロバーツ(m)参加のグラスカルズとのコラボ。
●ROU-3289 ABIGAIL WASHBURN『City of Refuge』CD\2,573-(本体\2,450-)(歌詞付)

Bring Me My Queen/Ballad of Treason/Last Train/Burn Thru/Corner Girl/Divine Bell 他全10曲

 アパラチアン・オールドタイムのノウハウがここまでの音楽観と世界観を広げられる!!という驚きのアビゲイル・ウォッシュバーン最新第3作であるアビーの弾くクロウハンマーバンジョーが全体のリズム・グルーヴと繊細なアンサンブルの基となっていく様が圧巻である。パンチ・ブラザーズと同様のインディーポップという立ち位置で、アパラチアン・トラッド魂を21世紀の世界観に漂わせるもの凄い作品である。アジアを意識したジャケット・イラスト(エリカ・ハリス作"East Meets West Falling Into the Great Sea"という題名)にもアビーの音の秘密がありそうだ。全女性ブルーグラッサー&オールドタイマーにも是非聴いてほしい、21世紀のアパラチアン・オールドタイム音楽である。