|HOME PAGE | ご注文|NEWSLETTERINDEX |
    B.O.M.Newsletter #526

  2024年7月15日
  PDFファイル
PDFファイル印刷版のフォーマットでごらんいただけます。
またプリントアウトしてもお読みいただけます。

目   次

今月のハイライト   1  
新入荷ダイジェスト   2  
   3  (ブルーグラス新入荷) 
   4  (オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷)
   5  (インスト新入荷)
   6  (カントリー・ポップ新入荷)
   7  (発掘、編集新入荷)
   8  (日本人アーティスト)
新入荷作品解説    9  
   10  ■ブルーグラス新入荷
   11  ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
   12  ■インスト新入荷
   13  ■カントリー・ポップ新入荷
日本のアーティスト   14  
月刊ムーンシャイナー特集/関連作品   15  
   16  [ムーンシャイナー7月号レビュー紹介作品]
最近作/お勧め作   17  
   18  ■ブルーグラス最近作/お勧め作
   19  *コンテンポラリー
   20  *トラッド
   21  *プログレッシブ
   22  ■映像最近作/お勧め作
   23  ■インスト最近作 & お勧め作
   24  ■カントリー・ポップ最近作 & お勧め作
   25  ■発掘、編集 最近作 & お勧め作
楽器関連作品   26  
   27  *バンジョー
   28  *マンドリン
   29  *フィドル
   30  *ギター
   31  *ドブロ
近日入荷   32  
書籍、教則   33  
 楽器、その他……   34  
輸入雑誌   35  
   36  *ブルーグラス・アンリミテッド誌
 月刊『ムーン・シャイナー』   37  
B.O.M.ご利用方法   38
 



 今月のハイライト
  ●MCM-0024 DEL MCCOURY『Songs Of Love And Life』CD(\2,750-)\3,025-税込

If You Talk In Your Sleep/She's Heavenly/Sad Solemn Sorrow/Just Because/Red Cajun Girl/Legend of the Lost Confederate Gold/Only The Lonely/Treat Me Kind/You and the World Outside/Evangeline/Jimmie Rodgers Rode a Train/Sweet Music Man/Working For the WPA全13曲
 1939年2月1日生まれの現在85歳のデル・マッカリー、前作2021年リリースの『Almost Proud』に続く最新作。デル自身と息子のロニーがプロデュースで、ケニー・ロジャース、ロイ・オービソン、エルヴィス・プレスリー、そして次世代の才能モリー・タトル等々、ヴィンテージからコンテンポラリーまで様々な選曲で聞かせる。皮切りはエルビス・プレスリーのメンフィス録音のファンキーな"If You Talk in Your Sleep"をデル流ブルーグラスにアレンジ。本作ではカリフォルニアのR&Bバンド、カリフォルニア・ハニードロップスの"Just Because"、テレキャスターの名手でご機嫌なロッキン・カントリーを演じるビル・カーチェンの"Red Cajun Girl"、今回の目玉ともいえるロイ・オービソンのヒット曲、デルの新解釈が新鮮で聞き物の"Only The Lonely"、チャーリー・ダニエルズの"Evangeline"やケニー・ロジャース"Sweet Music Man"等、意表を突く選曲をデル流ブルーグラスに巧みに演じている。ビリー・スミスとクリス・ヘンリーの共作"She's Heavenly"ではモリー・タトルをゲスト・ボーカルに招いて歳の差デュオで聞かせる。のブルーグラス・カバー。はのカバー。徳川埋蔵金ならぬ「南軍の財宝」をテーマにした"Legend of the Lost Confederate Gold"。ニューヨークのシンガーソングライター、ビル・スコルザリやホット・ライズが取り上げていたオハイオのJ.D.ハッチソン、トム・ジュッツ等、気鋭のソングライターの作品も聞き物。デル(g)、ロニー(m)、ロブ(bj)のマッカリー親子、ジェイソン・カーター(f)、アラン・バートラム(bs)という不動のメンバーによる磐石のサウンドで、新たなマテリアルに果敢に挑戦し続けるデル・マッカリーに脱帽。 
 新入荷ダイジェスト
 (ブルーグラス新入荷)
  ●MCM-0024 DEL MCCOURY『Songs Of Love And Life』CD(\2,750-)\3,025-税

 1939年2月1日生まれの現在85歳のデル・マッカリー、前作2021年リリースの『Almost Proud』に続く最新作。デル自身と息子のロニーがプロデュースで、ケニー・ロジャース、ロイ・オービソン、エルヴィス・プレスリー、そして次世代の才能モリー・タトル等々、ヴィンテージからコンテンポラリーまで様々な選曲で聞かせる。  
  ●DTRD19442 BLUE HIGHWAY『Lonesome State Of Mind』CD(\2,750-)\3,025-税込

 1994年結成以来、メインストリームのブルーグラスのヘッドライナーを務めるブルー・ハイウェイは、15枚目のスタジオ・アルバム。現在はジェイソン・バールソン(bj,m,g)、ショーン・レーン(m,f,g)、ティム・スタッフォード(g)、ウェイン・テイラー(bs)、ゲイリー・ハルトマン(d)という面々。ソングライティングの才能豊かな個性の違うリード・ボーカルを揃えて、高い技術に裏打ちされた非常に洗練されたブルーグラスを聞かせる。
  ●DTRD00152 TONY TRISCHKA『Earl Jam』CD(\2,750-)\3,025-税込

 トニー・トリシュカ、新興ダウンザロードからの最新作は1980年代から90年代にかけてアール・スクラッグスの家でアールとジョン・ハートフォードがジャムっている非常に貴重なプライベート録音に触発されて創られた作品。サム・ブッシュ、ダドリー・コネル、マイケル・デイヴス、シエラ・フェレル、ギブソン・ブラザーズ、ヴィンス・ギル、デル・マコーリー、ブルース・モルスキー、ビリー・ストリングス、モリー・タトルをゲストに迎えて録音されたアルバムが完成した。トニー・トリシュカがアール・スクラッグスを今日のブルーグラスとオールドタイムの一流スターと共演!
  ●SIG-2156 AJ Lee & Blue Summit 『City of Glass』CD(\2,750-)\3,025-税込

 カリフォルニア州サンタクルーズを拠点に活動するAJリー&ブルー・サミット、シグネチャー・サウンドからのデビュー作。若い頃、モリー・タトルと共に切磋琢磨していたAJ(m)が、10代の頃に地元のブルーグラス・フェスティバルで出会った、モリー・タトルの兄弟のサリバン・タトル(g)、スコット・ゲイツ(g)、ジャン・プラット(f)というメンバーに加えて、カリフォルニア・ハニードロップスのレッチ・ヴィエルジンスキーがプロデュース他、ルーク・アボット(bj)、マツダ・ミキヤ(steel g)が参加。選曲はAJ・リーやAJ・リーメンバーのオリジナルに加えてアラバマのソウル・シンガー、キャンディ・ステイトンの"He Called Me Baby"のカバー曲他。
  ●OBR-83 SWAMP DOGG『Blackgrass: From West Virginia To 125th St』CD(\2,650-)\2,915-税込

 「20世紀アメリカ音楽の偉大なカルト人物の一人」(wiki)、スワンプ・ドッグことジェリー・ウィリアムズ・ジュニア、ノーム・ピケルニー、シエラ・ハル、ジェリー・ダグラス、クリス・スクラッグス、ビリー・コントレラス、ケニー・ヴォーン、ゲストにマーゴ・プライス、ジェニー・ルイス、ヴァーノン・リードを迎えて制作されたブルーグラス作品。
  ●RPRW725347 BILLY STRINGS『Billy Strings Live Vol 1』2CD(\3,500-)\3,850-税込

 今やブルーグラス界を牽引する勢いのビリー・ストリングスの2枚組ライプ・アルバム。
 (オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷)
  ●SIG-2150 BRENNEN LEIGH『Ain't Through Honky Tonkin' Yet』CD(\2,750-)\3,025-税込

 1984年生まれてノース・ダコタ出身のブレナン・リー、シグネチャー・サウンドから2作目となるソロ・アルバム。自主制作のソロ・デビューではブルーグラス。カントリー・ルーツに根ざしたソングライティングによる粒揃いのオリジナルの数々を、表現力豊かなボーカルで聞かせる。
 (インスト新入荷)
  ●BLFK83731 CHICK COREA & BELA FLECK『Remembrance』CD(\2,450-)\2,695-税込

 2024年リリースの『Remembrance』は、バンジョー奏者のベーラ・フレックとピアニストのチック・コリアが、2007年のラテン・グラミー賞を受賞した『The Enchantment』で初めてフル・アルバムで共演した、彼等の創造的かつ個人的な深い絆の感動的な最終記録である。また、このアルバムはコリアのレガシーに対する重要な補遺でもあり、コリアの未発表曲3曲と、フレックが書き下ろした5曲の短いフリー・インプロヴィゼーション(即興曲)を収録している。 
 (カントリー・ポップ新入荷)
  ●BGOCD-1513 KATHY MATTEA『Kathy Mattea / From My Heart / Walk The Way The Wind Blows / Untasted Honey』2CD(\2,950-)\3,245-税込

 ウェスト・バージニア生まれのカントリー・シンガーでブルーグラス・アルバムもリリースしているキャシー・マティア、84年のデビュー作『Kathy Mattea』、1985年『From My Heart』からプロデュースにアレン・。レイノルズが担当、ティム・オブライエン作のタイトル曲やナンシー・グリフィス作"Love at the Five and Dime"他、ブルーグラス・ミュージシャンが起用されている1986年『Walk The Way The Wind Blows』、No.1ヒット"Eighteen Wheels and a Dozen Roses"やティム・オブライエンとのデュオ"The Battle Hymn of Love"、ナンシ・グリフィスも取り上げていた"Goin' Gone"を収録、ブルーグラス寄りのアコースティック・カントリー路線がより明確となった『Untasted Honey』の4作を2枚のCDに収めたコンピレーション。 
 (発掘、編集新入荷)
  ●JASMCD3806 THE MCCORMICK BROTHERS『Tennessee Bluegrass For Home Folks - The Hickory 45s 1954-1962』CD(\2,450-)\2,695-税込

 マコーミック・ブラザーズが1954年から1962年にかけて発表したクラシック・ブルーグラスの27曲。彼らのオリジナル曲の他、ルーヴィン、ラスティとダグ・カーショウ、フェリスとブードロー・ブライアントによる作品も収録。ハスケル・マコーミックのバンジョー・プレイとケリー・マコーミックのマンドリン・プレイも聞ける。マコーミック・ブラザーズのレアなレコーディングのリリースは1950年代のブルーグラス・ミュージックのサウンドの形成に貢献した、ほとんど忘れ去られた名前のひとつを紹介する完璧な入門書として又、彼らの多くの既存ファンにも受け入れられるに違いない。
  ●BCD-17756 V.A.『Meet Me At The Coffee Shop』CD(\2,250-)\2,475-税込

 1940年から1962年までの30年間の歌とヒット曲、25曲のコーヒーに関する歌を集めた絶妙なミュージカル・カフェイン・ショット。ジャズ、ポップスからカントリー、R&B、R'n'Rまで、ジャンルを超えて、コーヒーを飲み、楽しみ、踊ることをテーマにしている。世界中で愛飲されてるコーヒーに因んで、アメリカ、ペルー、イタリア、イギリスの国際的なアーティストを紹介、ビル・ヘイリー、ペギー・リー、インク・スポッツなどの有名アーティストとあまり知られていないパフォーマーをミックス。フルカラー16ページのブックレットには各曲の解説と豊富なイラストが掲載。
 (日本人アーティスト)
  ●DF-240701 THE REFLECTION『Bluegrass Dream』CD(\1818-)\2,000-税込)

 国内現役最古参のジプシージャズバンド、イエロー・ジャンゴ・リバイバルのリーダーを務める長谷川光(bj,cello,bs,f,g,v)と谷口敏郎(g,v)で2007年から活動開始、2013年に亀井孝浩(m,v)によるリフレクションのアルバム。
 新入荷作品解説
 ■ブルーグラス新入荷
  ●MCM-0024 DEL MCCOURY『Songs Of Love And Life』CD(\2,750-)\3,025-税込

If You Talk In Your Sleep/She's Heavenly/Sad Solemn Sorrow/Just Because/Red Cajun Girl/Legend of the Lost Confederate Gold/Only The Lonely/Treat Me Kind/You and the World Outside/Evangeline/Jimmie Rodgers Rode a Train/Sweet Music Man/Working For the WPA全13曲

 1939年2月1日生まれの現在85歳のデル・マッカリー、前作2021年リリースの『Almost Proud』に続く最新作。デル自身と息子のロニーがプロデュースで、ケニー・ロジャース、ロイ・オービソン、エルヴィス・プレスリー、そして次世代の才能モリー・タトル等々、ヴィンテージからコンテンポラリーまで様々な選曲で聞かせる。 詳細次号にて。 
  ●DTRD19442 BLUE HIGHWAY『Lonesome State Of Mind』CD(\2,750-)\3,025-税込

Lonesome State Of Mind/The North Side/On The Roof Of The World/I've Had Enough Missouri For A While/Emerson/Just Like Today/Soil And Soul/Bull Moose/Packing Up These MemoriesPacking Up These Memories/ Sleepless Nights, Endless Tears, Broken Heart/Randall Hayes/Why Did I Wait So Long全12曲

 現在はジェイソン・バールソン(bj,m,g)、ショーン・レーン(m,f,g)、ティム・スタッフォード(g)、ウェイン・テイラー(bs)、ゲイリー・ハルトマン(d)という面々。ティム・スタッフォードとボビー・スターンズの共作によるタイトル曲、ブルー・ハイウエイのサウンドを象徴するような"Lonesome State of Mind"を皮切りに、ショーン・レーンと弟のチャド・レーン、ジェラルド・エレンバーグによる"The North Side"ではショーンと息子のグレイソンとのデュオ、家族ならではの.息の有ったハーモニーが聞ける。"On The Roof of the World"はエベレスト登山のチベット人シェルパの物語。
 ティム・スタッフォードとトム・ジュッツによる"I've Had Enough Missouri For A While"はウェイン・テイラーによるリード・ボーカル。ジェイソン・バールソンによるバンジョー・インスト"Emerson"はタイトルが示すとおり偉大なバンジョー奏者、故ビル・エマーソンにちなんだ曲と Bull Moose はどちらもインストゥルメンタル トラックです。 Jason Burleson が作曲した前者は、伝説のバンジョー奏者 Bill Emerson の演奏にちなんで名付けられ、彼の演奏にインスピレーションを受けています。 Shawn Lane による後者は、彼のマンドリンに対するクリーンでありながら力強いアプローチの見事なデモンストレーションです。
 ショーン・レイン作のしっとりとした"Just Like Today"に続いてハイロンサム感漂うフイドルのイントロによる"Soil And Soul"。  "Bull Moose"はショーン・レインのシュアなマンドリンをフィーチャーしたインスト曲。  続いてウェイン・テイラー自作自演の哀愁を帯びた"Packing Up These Memories"、ゲイリー・ハルトマンのリード・ボーカルによる"Sleepless Nights, Endless Tears"、ティム・スタッフォードとリック・ラング作の人殺しを扱った"Randall Hayes"、ラストはショーン・レーン作でリッキー・スキャッグスも取り上げていた"Why Did I Wait So Long"。
  ●DTRD00152 TONY TRISCHKA『Earl Jam』CD(\2,750-)\3,025-税込

Brown's Ferry Blues/San Antonio Rose/Chinese Breakdown/My Horses Ain't Hungry/Roll on Buddy/Freight Train Blues/Casey Jones/Dooley/Cripple Creek/Amazing Grace/Lady Madonna/Bury Me Beneath the Willow/Shout Little Lulu/Little Liza Jane/Amazing Grace - Postlude全15曲 トニー・トリシュカ、新興ダウンザロードからの最新作は1980年代から90年代にかけてアール・スクラッグスの家でアールとジョン・

 ハートフォードがジャムっている非常に貴重なプライベート録音に触発されて創られた作品。サム・ブッシュ、ダドリー・コネル、マイケル・デイヴス、シエラ・フェレル、ギブソン・ブラザーズ、ヴィンス・ギル、デル・マコーリー、ブルース・モルスキー、ビリー・ストリングス、モリー・タトルをゲストに迎えて録音されたアルバムが完成した。トニー・トリシュカがアール・スクラッグスを今日のブルーグラスとオールドタイムの一流スターと共演!
  ●SIG-2156 AJ Lee & Blue Summit 『City of Glass』CD(\2,750-)\3,025-税込

Hillside/He Called Me Baby/Seaside/I Can't Find You At All (Ft. Molly Tuttle)/City Of Glass/Toys/I Still Think Of Her/Sick On A Plane/Bakersfield Clay/Bedside Window/Solicitor Man/All I Know全12曲

 カリフォルニア州サンタクルーズを拠点に活動するAJリー&ブルー・サミット、シグネチャー・サウンドからのデビュー作。若い頃、モリー・タトルと共に切磋琢磨していたAJ(m)が、10代の頃に地元のブルーグラス・フェスティバルで出会った、モリー・タトルの兄弟のサリバン・タトル(g)、スコット・ゲイツ(g)、ジャン・プラット(f)というメンバーに加えて、カリフォルニア・ハニードロップスのレッチ・ヴィエルジンスキーがプロデュース他、ルーク・アボット(bj)、マツダ・ミキヤ(steel g)が参加。選曲はAJ・リーやAJ・リーメンバーのオリジナルに加えてアラバマのソウル・シンガー、キャンディ・ステイトンの"He Called Me Baby"のカバー曲他。
  ●OBR-83 SWAMP DOGG『Blackgrass: From West Virginia To 125th St』CD(\2,650-)\2,915-税込

Mess Under That Dress/Ugly Man's Wife/Curtains On The Window/Have A Good Time/The Other Woman (feat. Margo Price)/Songs To Sing/Count The Days (feat. Jenny Lewis)/Gotta Have My Baby Back/Your Best Friend/This Is My Dream/Rise Up (feat. Vernon Reid)/Murder Ballad全12曲

 ビル・モンローに影響を与えたトレイシー・シュルツを始めとして黒人がブルーグラスの起源に大きく関わった事は良く知られているが、ビヨンセが最新作『Cowboy Carter』でリアノン・ギデンズを起用してブルーグラス、スワンプ・ドッグことジェリー・ウィリアムズ・ジュニア、ソウル・シンガーで敏腕プロデューサー、ソウル系アメリカーナ・アーティストとしての一面を持つ彼が初のブルーグラス・アルバムを創り上げた。90年代にカントリー側からのアプローチによる『Rhythm, Country and Blues』(MCA)で大きな役割を果たしたマーテイ・スチュアートの現バンド、ファビュラス・スーパーラティヴスのメンバーからクリス・スクラッグス(bs,hambone)とケニー・ヴォーン(g)、パンチ・ブラザーズのノーム・ピケルニー(bj)、シエラ・ハル(m)、ジェリー・ダグラス(d)、ビリー・コントレラス(f)といった斯界最高のミュージシャン等加えて、ロイ・ホフマン(m,cello bj)、ゲストにマーゴ・プライス、ジェニー・ルイス、ヴァーノン・リードが参加。サザン・ソウルと名うてのブルーグラス系ミュージシャンの創り出すサウンドが見事に融合、意味深な歌詞に耳を傾けながら楽しんで欲しい。(ムーンシヤイナー・レビューより)
  ●DTRD00485 SELDOM SCENE『Canges』CD(\2,750-)\3,025-税 再発売

 ワシントンDCのキャピタル・ブルーグラスの伝統を、オリジナル・メンバーが一人も居なくなった現在も守り続けるセルダム・シーン、最後の創立メンバー故ベン・エルドリッジ引退後、ラウンダー移籍第一弾が新生ダウンザロードより再発売された。映画『真夜中のカーボーイ』でハリー・ニルソンのカバーで有名になったフレッド・ニール作"Everybody's Talkin'"、ワクワクするバンジョーのイントロに導かれてルーの硬質なボーカルがブルーグラスらしいる。ジョン・ダフィの美意識を引き継いだようなフレッド・トラバースの"Darcy Farrow"、イーグルスのウェスト・コースト風コーラスが印象深い"Seven Bridges Road"もここではスタンレーの香りがする。典型的なセルダム・シーン流ブルーグラスという趣きの"Pack Up Your Sorrows "、ダドリー・コンネルはジョンソン・マウンテン・ボーイズ時代のハイテンションのボーカルのイメージが強いが、ここではフォーク・タッチの曲を丁寧に歌いこんでいる。ルーリード長年の愛唱歌"Sweet Baby James"(J.テイラー)は流石に説得力がある。
 ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
  ●SIG-2150 BRENNEN LEIGH『Ain't Through Honky Tonkin' Yet』CD(\2,750-)\3,025-税込

Running Out of Hope, Arkansas/Somebody's Drinking About You/The Red Flags You Were Waving/I Ain't Through Honky Tonkin' Yet/Mississippi Rendezvous/Carole With An E/The Bar Should Say Thanks/Every Time I Do/Throwing Away A Precious Jewel/I'm Still Looking For You/When Lonely Came To Town/You Turned Into A Dragon全12曲

 1984年生まれてノース・ダコタ出身のブレナン・リー、シグネチャー・サウンドから2作目となるソロ・アルバム。自主制作のソロ・デビューではブルーグラス。オールドタイム色の濃いフォーク・カントリーという趣だったが、本作ではクリス・スクラッグス(g)のプロデュースで、マーティ・スチュアート(m)、アーロン・ティル(f,v)、トミー・ハナム(pedal steel,d)、ミカ・ハルシャー(piano)、アレック・ニューマン(bs)、ネイト・フェルティ(drums)、ロドニー・クロウェル(v)、ヴィッキー・ヴォーン(v)他のサポートで、フィドルとマンドリンとスチールの絡みが心地良い"Running Out of Hope, Arkansas"を皮切りに、ホンキートンク・カントリーの作法に則ったタイトル曲、メアリー・ブラックとの共作"Mississippi Rendezvous"他、カントリー・ルーツに根ざしたソングライティングによる粒揃いのオリジナルの数々を、表現力豊かなボーカルで聞かせる。(ムーンシヤイナー・レビューより) 
  ●PSR-10 LAURA CANTRELL『Just Like A Rose: The Anniversary Sessions』CD(\2,750-)\3,025-税込

Push the Swing/Bide My Time/Brand New Eyes/Just Like a Rose/When the Roses Bloom Again/Secret Language/Unaccompanied/I'm Gonna Miss This Town/Good Morning Mr. Afternoon/Holding You in My Heart/Awm-Bless全11曲

 国際的なアメリカーナ&ルーツ・ミュージック・シーンでおなじみの存在であるローラ・カントレルが、9年間の活動休止後、最新スタジオ・アルバムを携えて帰ってきた。長年にわたり、絶え間ないツアーと数多くのメディア出演を通じて、彼女は母国と英国の両方で忠実な聴衆を獲得してきた。このアルバムは当初、彼女のデビュー・アルバム20周年を記念して制作される予定だったが、コヴィッドの制約によりレコーディングが遅れていた。この新しいコレクションは、スティーブ・アール、バディ・ミラー、ロージー・フローレスといった著名なミュージシャンの協力を得て、ニューヨークとナッシュビルのスタジオで制作された。
  ●NW-6505 SARA WATKINS『Under the Pepper Tree』CD(\2,750-)\3,025-税込

Pure Imagination/The Second Star to the Right/Blue Shadows on the Trail (Feat. Nickel Creek)/Edelweiss/Moon River/Under the Pepper Tree/When You Wish Upon a Star/Night Singing/La La Lu/Tumbling Tumbleweeds (Feat. I’m With Her)/Blanket for a Sail/Beautiful Dreamer/Stay Awake/You'll Never Walk Alone/Good Night全15曲

 ニッケル・クリーク、アイム・ウィズ・ハーで来日経験も有るサラ・ワトキンスの最新作。映画「夢のチョコレート工場」(1971年)の主題歌"Pure Imagination"、『ピーターパン』の"The Second Star to the Right"、ニッケル・クリークを迎えた"Blue Shadows on the Trail"や『サウンド・オブ・ミュージック』の"Edelweiss"、『ティファニーで朝食を』の"Moon River"、『ピノキオ』の"When You Wish Upon a Star"等々、古今の名曲をノスタルジックに歌い上げる癒しのボーカル作品。
  ●NW-6566 SECRET SISTERS『Mind, Man, Medicine』CD(\2,750-)\3,025-税込

Space/Paperweight/If the World Was a House/All the Ways (feat. Ray LaMontagne)/Planted/Never Walk Away/I Needed You/Bear With Me/Same Water/I Can Never Be Without You Anymore/I’ve Got Your Back全11曲

 2010年にモンローやジョージ・ジョーンズの名曲を涼やかな女性ボーカルのデュオでカバーしたT.ボーン・バーネットのプロデュースによるセルフタイトルのアルバムでデビューしたシークレット・シスターズ、5作目となる2023年リリース作品。「子育て、人間関係の育成、世界を変えるウイルスの生存、別れ、考え方の転換、そしてこれまでに見たことのない平和の感覚の発見の深みの中で私たちを見つけました。」
 ■インスト新入荷
  ●PATUX-377 BILL EMERSON『String Time』CD(\2,650-)\2,915-税込

Old Joe Clark/Lonesome Road Blues/Baby Sue (Old Spinning Wheel)/String Time (Theme Time)/Weepin’ Willow (Bury Me Beneath the Willow)/Big Maggie (Aunt Dinah’s Quilting Party)/Lightnin’ Banjo (Lonesome Road Blues)/Runnin’ Wild (Cumberland Gap)/Home Sweet Home/Sweet Dixie/The Chicken Reel/Jesse James/Push and Shove (Back Up and Push)/Honeysuckle (Littie Maggie)/Banjo Harp (Little Darling Pal of Mine)/Hogwash (Hey Mr. Banjo)/Rainbow Blues (Fireball Mail)/Fingers On Fire (John Henry)/Party Time (When You and I Were Young, Maggie)/Banjo Pickin’ Time (Rainbow)全20曲

 カントリー・ジェントルメンの創立メンバーでジミー・マーチン&サニー・マウンテン・ボーイズで活躍した名バンジョー・プレイヤー、ビル・エマーソンが1962年と1963年に廉価盤専門レーベルのコロネット・レーベルからリリースした『Bill Emerson and his Virginia Mountaineers, Banjo Pickin' N' Hot Fiddlin', Country Style』の第1集と第2集のリイッシュ。カントリー・ジェントルメンの来日公演で、超絶技巧のお手本のような演奏、完璧で端正なロールで日本のバンジョー・プレイヤーの心を鷲掴みにしたビル・エマーソンのスタンダード曲の独自のバンジョー・アレンジと、スタンダードとなったオリジナル曲のレアな音源の全貌が一望できる。発売当初は参加ミュージシャンのクレジットが無かったり、アルバム記載のタイトルが"String Time"は"Theme Time"であったり、"Honeysuckle"は"Little Maggie"であったりして混乱が生じていたが、今回の発掘でビル・エマーソン(bj)の他、レッド・アレン(g)、フランク・ウェイクフィールド(m)、バズ・バスビー(m)、トム・モーガン(bs)、ケニー・ハドック(d)、カール・ネルソン(f)、チャーリー・ウォーラー(g)、ビル・ハレル(g)の参加が確認されている。(ムーンシャイナー・レビューより) 
  ●BLFK83731 CHICK COREA & BELA FLECK『Remembrance』CD(\2,450-)\2,695-税込

The Otter Creek Incident/Impromptu III: March Hare/Enut Nital/Impromptu II: Mock Turtle/Bemsha Swing/Lucky Bounce/Impromptu I: Cheshire/Remembrance/Juno/Scarlatti Sonatas/Impromptu V: Jabberwocky/Small Potatoes/Continuance/Impromptu IV: Gentleman Fish全14曲

 2024年リリースの『Remembrance』は、バンジョー奏者のベーラ・フレックとピアニストのチック・コリアが、2007年のラテン・グラミー賞を受賞した『The Enchantment』で初めてフル・アルバムで共演した、彼等の創造的かつ個人的な深い絆の感動的な最終記録である。また、このアルバムはコリアのレガシーに対する重要な補遺でもあり、コリアの未発表曲3曲と、フレックが書き下ろした5曲の短いフリー・インプロヴィゼーション(即興曲)を収録している。
 ■カントリー・ポップ新入荷
  ●BGOCD-1513 KATHY MATTEA『Kathy Mattea / From My Heart / Walk The Way The Wind Blows / Untasted Honey』2CD(\2,950-)\3,245-税込

 ウェスト・バージニア生まれのカントリー・シンガーでブルーグラス・アルバムもリリースしているキャシー・マティア、84年のデビュー作『Kathy Mattea』、1985年『From My Heart』からプロデュースにアレン・。レイノルズが担当、ティム・オブライエン作のタイトル曲やナンシー・グリフィス作"Love at the Five and Dime"他、ブルーグラス・ミュージシャンが起用されている1986年『Walk The Way The Wind Blows』、No.1ヒット"Eighteen Wheels and a Dozen Roses"やティム・オブライエンとのデュオ"The Battle Hymn of Love"、ナンシ・グリフィスも取り上げていた"Goin' Gone"を収録、ブルーグラス寄りのアコースティック・カントリー路線がより明確となった『Untasted Honey』の4作を2枚のCDに収めたコンピレーション。
  ●NW-6575 EMILY NENNI『Drive & Cry』CD(\2,750-)\3,025-税込

Get To Know Ya/Greatest Hits/Lay Of The Land/I Don’t Have To Like You/Drive & Cry/Changes/I Don’t Need You/I Can’t Pretend It Never Happened/Rootin’ For You/We Sure Could Two Step/Set On The Steps/Amarillo Highway全12曲

 ナッシュビルを拠点に活躍するエミリー・ネンニ、2022年の『On The Ranch』に続く、ニュー・ウェストからのセカンド・アルバムはハードコアな本格的ホンキートンク・カントリー。詳細次号にて。
  ●NW-6276 DWIGHT YOAKAM『21st Century Hits: Best Of 2000 - 2012 (Deluxe Edition) 』CD+DVD(\4,500-)\4,950-税込

[CD]The Sad Side of Town/The Late Great Golden State/The Back of Your Hand/If Teardrops Were Diamonds/Long Goodbye (with Michelle Branch)/Intentional Heartache/Blame the Vain/I Wanna Love Again/Just Passin' Time/Crazy Little Thing Called Love/Close Up the Honky Tonks/My Heart Skips a Beat/Act Naturally/A Heart Like Mine全14曲

[DVD] MUSIC VIDEOS: The Back of Your Hand/The Late Great Golden State/Intentional Heartache/Blame the Vain/Close Up the Honky Tonks/[Bonus Material]

 80年代にカウパンクの旗頭として登場、あれよあれよという間に大すたーに登り詰めたドワイト・ヨーカムがニューウエストに残した音源を集めたベスト・アルバム。自身が監督を務めるミュージック・ビデオの映像を納めたDVD付。
 日本のアーティスト
  ●DF-240701 THE REFLECTION『Bluegrass Dream』CD(\1851-)\2,000-税込

 70年代の後半から80年代の前半に掛けて日本のブルーグラスが大いに盛り上がった時代、フラット & スクラッグスやカントリー・ジェントルメンの来日には乗り遅れたけど、J.D.クロウ & ニュー・サウス、オズボーン・ブラザーズ、カントリー・ガゼット、セルダム・シーンには間に合った世代、振り返ればブルーグラスのアルバムが日本盤で数多く発売され、来日アーティストもひっきりなしに公演が行なわれ、宝塚をはじめとしたブルーグラス・フェスティバルの全盛期を謳歌した世代で、現在は国内現役最古参のジプシージャズバンド、イエロー・ジャンゴ・リバイバルのリーダーを務める長谷川光(bj,cello,bs,f,g,v)と谷口敏郎(g,v)で2007年から活動開始、2013年に亀井孝浩(m,v)が加わって現在のバンド名になってレパートリーも増えたのを機会にレコーディングを決意、旧メンバーの佐藤俊次(f)をゲストに迎えて、本作の完成へと至った。選曲はあの頃のブルーグラスを知る者の琴線に触れる名曲揃い。以下、誌上ライナーノーツ(MS7月号より)
・Cold Kentucky Love

クリフ・ウォードロンの名唱でオールド・ファンにおなじみの曲。あんなに速くできないのでジジイのリズムで。
・Mean Mother Blues
セルダム・シーンで有名ですが、クリス・エルドリッジの歌を気に入って僕ら流にアレンジした。・Melody For Baby
カントリー・ガゼットでおなじみの曲。これも速くできないのでジジイのリズムで。
・Blue Virginia Blues
ラリー・スパークスの名唱で知られる渋い曲。谷口敏郎が思い入れたっぷりに歌う。
・Peaches And Cream
アラン・マンデ作のバンジョー・インスト。僕は40年前を思い出しながら弾いた。
・Always On A Mountain
ブルーグラス・カバーもいくつかある、マール・ハガードの名曲。これは僕らのオリジナルアレンジ。
・月の庭(Sally's Garden)
ケルトの方のトラッドで、佐々木由紀さんが日本語歌詞を書いたのを谷口敏郎が劇的にカバー。
・City Of New Orleans
1970年代初めにスティーブ・グッドマンが作ってアーロ・ガスリーがヒットさせたトレインソング。当時、ブルーグラスのカバーがたくさんあった。
・Arkansas
ブルーグラスでもいくつかカバーされている、カントリーのウィルバーン・ブラザーズのヒット曲。
・My Baby's Gone
ルービン・ブラザーズの名曲。僕らはカントリー・ガゼットとかカーネルズのイメージで。
・Texas Crapshooter
1930年代のファー・ブラザーズの録音が有名なテキサス・フィドルのトラディショナル。
・Gentle On My Mind
ご存知ジョン・ハートフォードの名曲。
  ●LS-2404 レモン・スライス『Lemon Slice the 2nd』CD(\1,818-)\2,000-税込

 大分で活動するレモンスライス、2010年の『Remember me』に続く、2作目の『Lemon Slice the 2nd』。ギターとボーカル & ベースという最小ユニットで、今年の月と2月に大分市のテイク5スタジオでギターとベースだけでの録音。(ギターだけはリズムギターを重ねている)。「ボーカルとベースの優さん(v,bs)が子育てのため、しばらくは県内のみ活動をしてきましたが、昨年から美星フェスや宝塚フェスへ参加できるようになりました。今のレモンスライスのブルーグラスをお楽しみください。(上尾光邦)」
  ●RC-106 V.A.『The 8th Takarazuka Bluegrass Festival』 CDR \1,980-(\2,178-)税込
レッド・クレイ・アーカイブ・シリーズ

Fastest Grass Alive/Oh, Las Vegas/Help/Blue & Lonesome/Lonesome Feeling/Could You Love Me One More Time/Roll in My Sweetbaby's Arms 他全14曲
 1979年夏、もっともホットだった時代の宝塚ブルーグラス・フェスの記録。全国から集まった若者が、ゴローショーの「スーダラ・ブレイクダウン」に笑い転げ、タイムスリップした重鎮シャギー・マウンテン・ボーイズの登場に驚き、20代最後の年を迎えた笹部益生&大西一由や渡辺三郎&AHOに、当時の若者たち、奥沢明雄、ブルーグラス・ナッツ、弟マウンテン・ボーイズ、キープ・オン・グラス、グラス・ストアー、サウスバウンド、ハンプティ・ダンプティ・ヒポポトマス、相撲スペシャルら、学生たちのほとばしるようなブルーグラスがめちゃくちゃ爽快だ。あれから45年、今年も52回目の宝塚ブルーグラス・フェスの季節だ。
 月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
 [ムーンシャイナー7月号レビュー紹介作品]
  ●MFR-240349 JUNIOR SISK『If there's a will there's a way』CD(\2,650-)\2,915-税込

 ブルーリッジを本拠に活動を続けるジュニア・シスク(g,v)、『意志があれば道は開ける』と題されたマウンテン・フィーバーから6枚目となる最新作。を収録。正統派ブルーグラス・ファンに強くお勧めします。 
  ●BRC-5032 DANIEL GRINDSTAFF『Heroes & Friends』CD(\2,650-)\2,915-税込

 18歳の頃からジム & ジェシーのバンジョー奏者として活動を開始、ドリー・パートン、デイリー & ヴィンセント、ドイル・ローソン等の下で20年に亘ってサイドメンとして活動してきたダニエル・グラインドスタッフの、多彩なゲストを迎えたソロ・プロジェクト。良くプロデュースされた上質のブルーグラスが楽しめる。
  ●OMAC-30 MARK AND MAGGIE O’CONNOR『Life After Life 』CD(\2,650-)\2,915-税込

 マークとマギー・オコーナー夫妻によるマギーのボーカルを中心とした作品。TNNの人気番組『アメリカン・ミュージック・ショップ』のバンマスを務めていたマークのフィドルとギターをたっぷりとフィチャーした流石の音創り。
  ●JASMCD3812 JUNE CARTER『No Swallerin’ Place』CD(\2,450-)\2,695-税込

 5度のグラミーを受賞しているジューン・カーター、カーター・ファミリーのメンバーであり、、ジョニー・キャッシュの2番目の妻としても知られる。本作は1949年から62年にかけての、彼女の初期のヒット曲"Baby, It's Cold Outside"、"The Heel"、"Overalls And Dungarees"等、ジューンの初期のキャリアから選りすぐりの32曲、シングルを中心に、グランド・オール・オープリーやルイジアナ・ヘイライドでの超レアなライヴ3曲も収録。 
 最近作/お勧め作
 ■ブルーグラス最近作/お勧め作
 *コンテンポラリー
  ●BBR-8548 KRISTY COX『Shades Of Blue』CD(\2,450-)\2,695-税込→\1,350-税込(特価)

 オーストラリアのブルーグラスの女王の異名を持つクリスティ・コックス、マウンテン・フィーバーからのビリー・ブルー移籍第一弾。"Kentucky's Never Been This Far From Tennessee"ではマーティ・レイボンとのデュオをフィーチャー、自身の作品やプロデューサーのジェリー・サリーとの共作等々、心地よいオリジナル・ブルーグラス。
  ●ROU-00620 BLUE HIGHWAY『Somewhere Far Away - Silver Anniversary』 CD (\2,450-)\2,695-税込

 IBMAアワードを始めとして数々の受賞歴を誇るブルー・ハイウェイ自身のプロデュースによる『Somewhere Far Away:Silver Anniversary』。ティム・スタッフォード(g)、ウェイン・テイラー(bs)、ショーン・レイン(m,f)、ジェイソン・バールソン(bj)という創立メンバー(ロブ・アイクスのみ2015年に脱退)が25年の歳月をかけて創り上げた超一級のオリナル・サウンドの集大成。西部をテーマとした12のオリジナル曲を収録。
  ●EMG-10830 FAST TRACK『Heartache And Trouble』CD(\2,450-)\2,695-税込→\1,350-税込

 ブルーグラス・カーディナルスの流れを汲む人気バンド、ファスト・トラックの早三枚目。ブルーグラス・スピリッツ溢れるタイトル曲と"Plain Old Country Boy"は元トラディショナル・グラスのジェラルド・エバンスJr.作。フイドル曲をモチーフにした"Jenny Lynn"等、ストレートなブルーグラス・ファンには嬉しい内容。
  ●ROU-0103 J.D.CROWE & THE NEW SOUTH『My Home Ain't In The Hall Of Fame』CD(\2,450-)\2,695-税込

 故キース・ウィットリーを擁したJ.D.クロウ&ニュー・サウスが78年に発表したランドマーク・アルバムがまさかの再入荷。J.D.がキースという希代のシンガーを得たことでブルーグラスから大きく一歩踏み出したアルバム。J.D.、キースにジミー・グッドロー、ボビー・スローン、スティーヴ・ブライアントというラインナップから繰り出される先鋭的なブルーグラス、ダグ・ジャーニガン(pedal steel)をフィ−チュアしたカントリー・サウンドを大胆に取り込んだ新しいスタイル、プログレッシヴな内容故に当時物議を醸したアルバムである。
  ●PC-1281 THE GOODWIN BROTHERS『If You Hadn't Noticed』 CD(\2,450-)\2,695-税込

 イースタン・ケンタッキーをベースに活動するグッドウィン・ブラザーズ、パインキャッスルからのリリース。ジョナサンとウィリアム・グッドウィンを中心に(ヴォーカル、ギター、マンドリン)、そしてケネス(チェイス)・ブッシュによるコーラスが秀逸。
 *トラッド
  ●BBR-1654 CAROLINA BLUE 『Take Me Back』 CD(\2,450-)\2,695-税込→\1,350-税込(特価)

 年間最優秀新人ノミネート、トラッドグラスの新星、キャロライナ・ブルー、2018年リリースの『I Hear Bluegrass Calling Me』(PC-1229 \2,695)に続くビリー・ボーイ移籍第1作。ティム・ジョーンズのギルクリストからビル・モンローのマナーを引き継ぐスタイルでトーンとタイミングを引き出して、バンドのサウンドをリードしている姿が聞かれる。アインスリーのケニー・ベイカーへの敬意を感じさせる端正なフイドルとジェームスのドライブするバンジョーの貢献度大。ハードコアなトラッド・ブルーグラス・ファンには嬉しい作品。
  ●BBR-5668 AUTHENTIC UNLIMITED『The Gospel Sessions Vol. 2』CD(\2,950-)\3,245-税込

 ドイル・ローソンの隠退を受けて残ったクイックシルバーのメンバーにジェシ・ブロック(m)が参加して結成されたオーセンティック・アンリミテッドの2タイトルが同時にリリース。『So much for forever』はジョナサン・エドワーズの"Ain’t Got Time"以外、メンバーのオリジナル。ソングライターとしての多才さに驚かされる。前作に続く『The Gospel Sessions Vol. 2』、スタンレーで知られる"Cry From the Cross"を皮切りにメンバーのオリジナルが5曲、クイックシルバーの伝統を引き継いで2曲のアカペラも収録。ド迫力のコーラス、完璧な楽器ワーク、ハイクォリティのブルーグラスが聴ける。
  ●REB-1770 RALPH STANLEY 『Clinch Mountain Sweethearts』CD(\2,650-)\2,915-税込

Ridin' That Midnight Train(with Iris DeMent)/Will You Miss Me?(with Pam Tillis)/Little Willie(with Patty Mitchell)/Oh, Death(with Gillian Welch)/Loving You Too Well(with Dolly Parton)/The Memory of Your Smile(with Maria Muldaur)/Are You Tired of Me My Darling(with Sara Evans)/Weeping Willow(with Joan Baez)/I'll Never Grow Tired of You/(with Kristi Stanley)/Rank Stranger(with Gail Davies)/Trust Each Other(with Iris DeMent)/Angel Band(with Chely Wright)/You Win Again(with Melba Montgomery)/I'm Ready to Go(with Jeannie Seely)/Farther Along(with Lucinda Williams)/I'll Remember You Love in My Prayers(with Valerie Smith) 全16曲

 カントリー/フォーク/ブルーズなど各分野から、トップ・ランクの女性シンガーを招いてのスタンレー・サウンド・コレクション。『O Brother』の大ヒットで、マウンテン・ソウルの導師としてひろくその名を知らしめたラルフの存在感と、対等にわたりあう女性陣の組み合わせの妙が実に面白い。ラルフU世(g)、ジェイムズ・プライス(f)、ジョン・リグスビー(m)など、クリンチ・マウンテン・ボーイズの現役メンバー総出演でのサポートも光る。
  ●ACBT3482 MAC WISEMAN『The Voice With A Heart: The Singles Collection 1951-61』CD(\2,750-)\3,025-税込

 ボイス・ウィズ・ハートの異名を持つマック・ワイズマン、ドット時代の59曲。ツイン・フィドルをフィーチャーしたブルーグラスから徐々にメインストリームのカントリーやポップ・テイストの作品へと移行していったこの時代に、彼がDotからリリースした作品の中から選りすぐりのA面、B面全59曲を収録。
 *プログレッシブ
  ●FF-70032 NEW GRASS REVIVAL 『Fly Through the Country/When the Storm Is Over』CD(\2,750-)\3,025-税込

 70年代初期のロックや南部の若者を見事に反映した、当時としては衝撃的な新しいブルーグラスのソウル・ミュージック。そこには永遠に変らぬアメリカ南部の独特の文化のニオイが強烈に香る。多くの若者をブルーグラスに誘い込んだ彼等の音楽は、実は伝統的なブルーグラスそのものだった!?あるうちにどうぞ!! 
 
●FF-70020 JOHN HARTFORD "Mark Twang" CD(\2,750-)\3,025-税込

Skippin in the Mississippi Dew/LittleCabin Home on the Hill Waugh Waugh/Tater Tate & Allen Mundy他全10曲  

 ジョン・ハートフォード、1976年作、グラミー受賞作。彼とタップのリズムだけで創られた全くのソロ・パフォーマンスによる大名盤。ウィットと確かな楽器テク、美しいメロディーがジョンの天才ぶりを遺憾なく表現する。ブルーグラス人名録的Tater..や、レコード・ファンの哀歌Don't Leave Your Records in the Sun、モンロー&フラット&スクラッグス名曲Little Cabin...等々。
 ■映像最近作/お勧め作
  ●MVD14875A V.A.『We Still Can't Say Goodbye: A Musicians' Tribute To Chet Atkins』CD+DVD (\3.900-)\4,290-税込

 ギターの神様、チェット・アトキンスへのミュージシャンズ・トリビュート、ヴィンス・ギル、エリック・クラプトン、アリソン・クラウス、ジェイムス・テイラーらが参加。本作はヴィンス・ギル、トミー・エマニュエル(CGP)、エリック・クラプトン、ブラッド・ペイズリー、ジェリー・ダグラス、リッキー・スキャッグス、ジェイムス・テイラー、アリソン・クラウス、チャーリー・マッコイ、マイケル・クリーヴランド、ブライアン・サットン、アシュリー・キャンベル、ブレント・メイスン、ガスリー・トラップ、シエラ・ハル、ヴォーカリストのブラッドリー・ウォーカーといったトップ・ミュージシャンとシンガーが、チェットへのオマージュを捧げている。 
  ●MVD2331D V.A.『Woody Guthrie All-Star Tribute Concert 1970』DVD 80分(\3,100-)\3,410-税込

 1970年にカリフォルニア州ハリウッドの野外音楽堂、ハリウッド・ボウルで開催されたウッディ・ガスリー追悼コンサートの模様を収めた映像作品。出演はウッディの息子、アーロ・がスリー、ジョーン・バエズ、ピート・シーガー、カントリー・ジョー・マクドナルド、オデッタ、リッチー・ヘブンス、ランブリン・ジャック・エリオット。ナレーションに映画『イージーライダー』の主演、ピーター・フォンダとウィル・ギアが務める。12分のボーナス映像としてアーロとジャックののリハーサル、ジャックの"1913 Massacre"、オデッタ"John Hardy"、ジョーン・バエズ"Pastures Of Plent"が収められている。ジョン・ピラ(g)、クリス・エスリッジ(bs)、ジョン・ベランド(d)、スタン・プラット(drums)、ギブ・ギルボウ(f)、サド・マクスウェル(g)、ライ・クーダー(g,m)がサポート・ミュージシャンとして参加。
  ●MVDV-4577 & BOOK-27 BILL MONROE『Father of Bluegrass Music』DVD +BOOKセット特価(\3,500-) \3,850-税込 再入荷

 ブルーグラスの父、ビル・モンロー(1911-1996)がすべてを語る必携名作DVD。 故ジョン・ハートフォードとのモンロー農場でのインタビューを軸に、レスター・フラット、エミルー・ハリス、ポール・マッカートニー、オズボーン・ブラザーズ、ドリー・パートン、リッキー・スキャッグス、マーティ・ステュアート、そしてデル・マッカーリー/ビル・キース/チャビー・ワイズのブルー・グラス・ボーイズ・リユニオンなどの超貴重な演奏、ジェリー・ガルシアやロイ・エイカフのインタビューなど、日本語/英語併記の完全対訳本とともに、20世紀の偉大なアメリカ音楽家の生涯を再訪しましょう。
 ■インスト最近作 & お勧め作
  ●BLFK83939 BELA FLECK『Rhapsody In Blue』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ベラ・フレックの2024年リリースの最新作は、ジョージ・ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」を拡大・探求し、伝説の作曲家へのオマージュを捧げながら、ちょうど100周年を迎えるアメリカの名曲を再定義。ブルーグラス・セットではブライアン・サットン(g)、マーク・シャッツ(bs)、サム・ブッシュ(m)、シエラ・ハル(m)、マイケル・クリーブランド(f)、ジェリー・ダグラス(d)、ジャスティン・モーゼス(d)等、マイ・ブルーグラス・ハートのメンバーが参加。  
 ■カントリー・ポップ最近作 & お勧め作
  ●NW-6129 DWIGHT YOAKAM『Dwight Sings Buck』CD(\2,750-)\3,025-税込 再入荷

My Heart Skips a Beat/Foolin' Around/Act Naturally/Cryin' Time/Love's Gonna Live Here/Under Your Spell Again/Excuse Me/Together Again 他全15曲

 ウェスト・コースト・カントリーの異端児ドワイト・ヨーカムが、心の師バック・オウエンズに捧げ た魂のこもった力作。ドワイトが師バックの超有名曲、初期の隠れた名曲 などを、オリジナルに忠実なスタイルにドワイト印をしっかりと刻印しながら、彼一流のロックン ロール・テイストが鮮烈なヒネリの効いたアレンジを織り交ぜて、バックが生み出したベイカーズ フィールド・サウンドの軽快なサウンドにのせた絶妙のヴォーカルで謳いあげる。ベイカーズ フィールド・サウンド中興の祖ドワイトの面目躍如たる、これ以上は望むべくもない完璧のトリ ビュート盤。 
  ●ROU-138820 SARAH JAROSZ『Polaroid Lovers』CD(\2,650-)\2,915-税込

 グラミー賞を4度受賞している才女、サラ・ジャローズの7枚目のスタジオ・アルバムである。ダニエル・タシアンのプロデュース。ジャローズがタシアン、ジョン・ランドール、ラストン・ケリー、ナタリー・ヘンビーらソングライターと共作した全11曲。
 ■発掘、編集 最近作 & お勧め作
  ●JASMD-3680 Bill MONROE & HIS BLUEGRASS BOYS『Gotta Travel On』2CD(\2,750-)\3,025-税込 再入荷

Disc1:New Mule Skinner Blues/The Old Fiddler/I'm Blue, I'm Lonesome/Bluegrass Ramble/Uncle Pen/On The Old Kentucky Shore/Lord Protect My Soul/Kentucky Waltz/Swing Low Sweet Chariot/Rotation Blues/I'Ll Meet You In Church Sunday Morning/Highway Of Sorrow/The Brakeman'S Blues/Christmas Time'S A Coming/Rawhide/I'm On My Way Back To The Old Home/When The Cactus Is In Bloom/Pike County Breakdown/Footprints In The Snow/You'Re Drifting Away/Cabin Of Love/Memories Of Mother And Dad/I Hope You Have Learned/A Letter From My Darling/Walking In Jerusalem/Y'All Come/Get Up John/Happy On My Way全28曲

Disc2:Blue Moon Of Kentucky/I'm Working On A Building/Cheyenne/Wait A Little Longer, Please Jesus/Put My Little Shoes Away/On And On/You'Ll Find Her Name Written There/A Fallen Star/Molly And Tenbrooks/Panhandle Country/Gotta Travel On/My Little Georgia Rose/Alabama Waltz/Poison Love/The Prisoner'S Song/Lonesome Truck Driver'S Blues/Travellin' Blues/In The Pines/The Little Girl And The Dreadful Snake/Close By/A Voice From On High/Roanoke/New John Henry Blues/Wheel Hoss/Four Walls/Sitting On Top Of The World/Scotland/No One But My Darlin'全28曲

 60年以上もの長きに亘るキャリアで、ブルーグラスの父として君臨してきたビル・モンロー、後にハイロンサム・サウンドと称され、名演を残した1950年代のすべてのシングルから、A面曲とB面曲を集めたコンピレーション。ハイロンサム・サウンドの真髄を聴くべし!!
  ●ROC-3412 GOOD OLD BOYS 『LIVE:DRINK UP AND GO HOME』2CD (本体\2,750-)\3,025-税込

 グレイトフル・デッドのジェリー・ガルシアのプロデュースでニューライダース・オブ・パープルセイジのデビッド・ネルソン(g)、鬼才=フランク・ウェイクフィールド(m)にブルーグラス界の巨匠=ドン・レノ(bj)とチャビー・ワイズ(f)を迎えてピュアなブルーグラスを演じて、ミュールスキナー、オールド&イン・ザ。ウェイと並んで70年代ロック・ファンの間で支持されブルーグラス・アルバム『Pistol Packin' Mama』(1976現在廃盤)の録音直後に、録音メンバーのパット・キャンベル(bs)とジェリー・ガルシア(bj)とブラントリー・カーンズ(f)というメンバーで行ったグッド・オールド・ボーイズのライブ音源。ピストル・パッキン・ママに収録された曲を中心に煙漂うブルーグラス。
 楽器関連作品
 *バンジョー
  ●BGOCD-1420 EARL SCRUGGS『Nashville's Rock / Dueling Banjos / TheStoryteller & The Banjo Man /Top Of The World』2CD(\2,950-)\3,245-税込

Disc One:(NASHVILLE’S ROCK)Honky Tonk Women/Hey Jude/Bridge Over Troubled Water/(DUELING BANJOS)String Bender/Flint Hill Special/Randy Lynn Rag/Fireball Mail

Disc Two:(THE STORYTELLER AND THE BANJO MAN)Song Of The South/Shackles And Chains/The Engineers Don’t Wave From The Trains Anymore/Don’t This Road Look Rough And Rocky(TOP OF THE WORLD)Sittin’ On Top Of The World/We’ll Meet Again Sweetheart/Could You Love Me (One More Time)/Love Gone Cold他42曲

 47歳のアール個人名義で1971年に発表された幻のバンジョーインスト集。続いて73年アール・スクラッグス名義のバンジョー・インスト集、そのゴールデン・トーンと音を創ろうとする指先に込められた衝動は学ぶべきだろう。ランディ・スクラッグス(g)他、絶頂期のバッサー・クレメンツ(f)とジョッシュ・グレイブス(d)の3人が目一杯フィーチャーされているのも嬉しい。初CD化となる82年作のトム・T・ホールと共演の『The Storyteller & The Banjo Man』、83年作『TOP OF THE WORLD』ではロドニー・ディラード、リッキー・スキャッグス、レイシー・ダルトン等が参加、印象的なバンジョーインスト"Roller Coaster"も聞き物。 
  ●COMP-4788 ALISON BROWN『On Banjo』CD(\2,450-)\2,695-税込

 アリソン・ブラウンの新作は彼女の美しいバンジョーのトーンをたっぷりフィーチャー、ショーロ、弦楽四重奏、スウィング・ジャズ、ボサノバ等、多岐のジャンルにわたってバンジョーの可能性を広げた意欲作。お馴染みのステュアート・ダンカン、俳優のスティーブ・マーチンのクロウハンマーとのデュオやクロノス・クァルテット他、極上のサウンドを聞かせる。
  ●PATUX-372 ALAN MUNDE『Excelsior』CD(\2,650-)\2,915-税込
●PATUX-372T ALAN MUNDE『Excelsior』TAB BOOK(\3,500-)\3.850-税込


 70年代にカントリー・ガゼットのバンジョー奏者として絶大な人気を誇ったアラン・マンデの最新スタジオ作品とタブ譜同時発売。
 *マンドリン
  ●PATUX-050 FRANK WAKEFIELD『Midnite on the Mandolin』CD(\2,650-)\2,915-税込

Midnight on the Mandolin/Faded Memory/Charl /The Convict and the Child/Bluegrass Band No. 1/Alone and Forgotten/The Greek/Affection /Hovanna/Faded Love/Darlin’ Cindy/Countin’ on David

 ブルーグラス・マンドリンの偉大な変革者、フランク・ウェイクフィールド(m,v)の2000年リリースのパタクセントからの第1作。ワシントンDCやメリーランド地区のローカルで、レーベル主宰のトム・ミンティと共に活動していたパタクセント・パートナーズのメンバー、マーク・ディレイニー(bj)、ジョン・グリック(f)、 ビクトリア・マクマレン(bs)、ジャック・レイダーマン(g)に加えてデイデイ・ウェイランドがハーモニーで参加。フランクの知的なオリジナルと常人を超えたインパクトの健在振りを示した作品。 
  ●PATUX-075 FRANK WAKEFIELD『Don't Lie to Me』 CD(\2,650-)\2,915-税込

El Nino/Don't Lie to Me/Early Morning Train/I Thought I Heard You Calling My Name/Miss Marsha/My Aching Heart/Banks of the Ohio/Two Lonely Hearts/Bluegrass Mandolin/White Silver Sands/Daughter of Midnight/Danny Boy 全12曲

 ブルーグラス・マンドリンの鬼才フランク・ウェイクフィールドの2003年作。ウェイクフィールドといえば、なんといってもその余人には真似のできない発想から生まれるエキセントリックなフレーズがまず思い浮かぶが、ここでもオリジナル・インストにその異彩を放つ演奏をたっぷりと楽しませてくれる。ビル・キース(bj)、ジョン・グリック(f)、ジャック・レイダーマン(g)という気心の知れたメンバーに、マイク・オールドリッジ(d)などをゲストに迎え、実に伸び伸びとしたパフォーマンス、若干リズムの怪しいあたりはご愛嬌ということで、久しぶりのウェイクフィールド節を堪能できる。ヴォーカルも自身のちょっと頼りなげな唄が懐かしい"White Silver Sands"や、ディディ・ワイランド、トム・ミンテなどのクラシックな雰囲気いっぱいのトラッド・スタイルなど、実にいい味を出している。ラストの"Danny Boy"、ウェイクフィールドならではのソロ・マスターピースに仕上げているあたり、まさに面目躍如といったところ。
 *フィドル
  ●SFR-105 HOWARD "HOWDY" FORRESTER『The MGM Recordings』CD(\2,750-)\3,025-税込

 伝説のフィドラー、ハウディ・フォレスターの有名な、そして希少な貴重盤1958年のMGM録音が復刻。16歳でフィドリン・アーサー・スミスに認められ、20歳の1942年にはビル・モンローのブルー・グラス・ボーイズ、戦後、オクラホマ/テキサスで活躍、テキサス・フィドル美学の詰まった大名曲"Rutland's Reel"を書いている。1950年にはフラット&スクラッグスで"Earl's Breakdown"ほかの名演を残し、1951年からはロイ・エイカフのバンドで活動、ナッシュビル・フィドラーの核として尊敬を集めた。本作はおそらく史上初のカントリー系フィドルLPアルバムであろうと言われる名盤でもある。 
  ●PATUX-294 FRANK MALOY, PAUL ANASTASIO, CASEY DRISCOLL『Stop Look & Listen』CD(\2,650-)\2,915-税込 再入荷

 トリプル・フィドルをフィーチャーしたグッドタイム・フィドル・ミュージック。
1927年ジョージア生まれでジャズ、ウェスタン・スウィング等、幅広い音楽性のフランク・マロイ(f)、 ジャズ・バイオリンの巨匠のジョー・ベヌーチに師事し、その音楽性を引き継ぐポール・アナスターシォ(f)、6歳でフィドルをはじめ各地のコンテストを制覇して、ナッシュビルのベルモント大学で学んだケイシー・ドリスコール(f)の三人による良くスウィングするフィドルと、プロデューサーでもあるトム・ミンティをフィーチャーしたスウィギーでオールド・ファッションなボーカル物も魅力。パタクセント・レーベル界隈で活発に活動するダニー・ナイスリー(m)、テイラー・ベイカー(electric m)、ブレナン・アーンスト(g)もここではスウィンギーなギターを聞かせる。ジョニー・ギンブルやタイニー・ムーアを髣髴させるエレクトリック・マンドリンとギターのアンサンブルが小気味よい。マロイによる様々な表情を見せるオリジナルに加えて、1920年代にガイ・ロンバルド&ロイヤル・カナディアンズが録音を残している"Coquette"、ダニー・ナイスリーのアコースティックによるマンドリンのプレイが光る。
 *ギター
  ●REB-1880 LARRY SPARKS『It's Just Me』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ブルーグラス・シンガーの最高峰、ラリー・スパークスのレベル社から18枚目と成る新作は、バンドから離れて、ラリーのギターとボーカルに焦点を当てた音創りで、過去のセルフカバーに加えてジョージ・ジョーンズ、ハンク・ウィリアムス、新進気鋭のライターの作品も収録。
 *ドブロ
  ●MFR-110100 JUSTIN MOSES『Fall Like Rain』CD(\2,650-)\2,915-税込

 フィドル、ドブロ、マンとリン、バンジョー、ギター等々、どの楽器も超一級のマルチ・プレイヤー、ジャスティン・モーズのマウンテン・フィーバーからデビューとなるソロ・プロジェクト。-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
 近日入荷
  ●DOSD18 JENNY DON'T & THE SPURS『Call Of The Road』CD(\2,650-)\2,915-税込

Call of the Road/My Only Desire/Before You Were Mine/Sunset on the Alamo/Paso Del Norte/Nobody's Cryin' Over You/She's to Blame/Is It Too Late?/This Heart of Mine/Ghost of His Love全10曲

 セルフ・リリース・シングル、そしてセルフ・タイトルのデビューLP(2015年)に続く『Call Of The Road』は、魅惑的なサウンドスケープを創り出すバンドの伝統を引き継いでいる。ジェニー・ドント・アンド・ザ・スパーズは、伝統的なカントリー・ウエスタンのサウンドと、彼ら独自のインスピレーションに満ちたソングライティングを組み合わせることで、一種の音楽的錬金術を生み出すことに成功した。それは、アメリカ西部の広々とした空間、孤独な風景、自然の美しさのエッセンスを抽出し、ほとんどの現代アーティストに欠けているオリジナリティと情熱を持った楽曲にすることだ。
  ●MFR-240349 JUNIOR SISK『If there's a will there's a way』CD(\2,650-)\2,915-税込

 ブルーリッジを本拠に活動を続けるジュニア・シスク(g,v)、『意志があれば道は開ける』と題されたマウンテン・フィーバーから6枚目となる最新作。を収録。正統派ブルーグラス・ファンに強くお勧めします。
  ●SFW-40267 PO' RAMBLIN BOYS『Wanderers Like Me』 CD(\2,450-)\2,695-税込

 オーセンティック・ブルーグラスの旗頭、ポーランブリン・ボーイズ、フォークウェイズの2枚目となる最新作。
 書籍、教則
  ●TIM-1 EARL SCRUGGS『Mercury Sessions 1』Tab\(1,000-)1,100-税込
●TIM-2 EARL SCRUGGS『Mercury Sessions 2』Tab\(1,000-)1,100-税込
●TIM-3 EARL SCRUGGS『Foggy Mountain Jamboree』Tab\(1,000-)1,100-税込
●TIM-4 EARL SCRUGGS『Kings of Bluegrass』Tab\(1,000-)1,100-税込


 日本のアール・スクラッグス研究家の故津田敏之氏が私家版で出していた完全コピー集のリプリント判。アール・スクラッグスのフラット&スクラッグス時代の全録音の可聴部分をバックアップを含めてオリジナルLP順にタブ譜化した小冊子。TIM-1はマーキュリー録音の前半。TIM-2はマーキュリー録音後半、TIM-3はアルバム『Foggy Mountain Jamboree』、"TIM-4"は『Kings of Bluegrass』の計4冊)がある。スクラッグス虎の巻!
  ●RW-TAB ROLAND WHITE『Approach to Bluegrass Mandolin』Book+CD2枚組(本体\5,800-)\6,380-税込

 伝説のケンタッキー・カーネルズ、カントリー・ガゼット、ナッシュビル・ブルーグラス・バンドで活躍したローランド・ホワイト、初心者から 中級者への60頁の教則本とCD2枚組のセットで学ぶ31曲。一流を聴きながらの練習が1番!
  ●BLUEGRASS FIDDLE MINUS ONE(MFD-0206) フィドル用TAB BOOK+CD(\3,000-)\3,300-税込
●BLUEGRASS BANJO MINUS ONE(MFD-0207) バンジョー用TAB BOOK+CD (\3,000-)\3,300-税込
●BLUEGRASS MANDOLIN MINUS ONE(MFD-0208) マンドリン用TAB BOOK+CD (\3,000-)\3,300-税込 収録曲(各巻共通)


 フェスやジャムで最もよく取り上げられる有名曲を吟味。デモ演奏、ソロパートのみの演奏、マイナスワン(カラオケ)演奏 TAB譜(Bluegrass Fiddle Minus One,MFD-0206は譜面と連段)譜面通りに弾くもよし、自分なりにアレンジして弾くもよし自宅でバンド練習ができます。Jimmy Akazawaと渡辺敏雄がプロデュース。
  ●RCSI-1184T MIKE COMPTON『Rare and Fine - Uncommon Tunes of Bill Monroe』TAB (\3,150-)\3,465-税込

 ビル・モンローがプライベートで残した録音を掘り起こして未発表曲を集めたマイク・コンプトンの新作のマンドリン・タブ・ブック。
 楽器、その他……
  ●MISC-SBMP 『秋元慎シグネチャー・マルチカラーピック』(\250-) \275-税込

 何故か一部のミュージシャンの間で人気のマルチカラー・グリスマン・シェイプのピック。 
  ●MISC-SBPML 『秋元慎シグネチャー・ピック1.3mm厚』(\250-) \275-税込

 フラットピッカー、特にマンドリン向けのアセチレート素材によるラウンド・トライアングル、1.3mm厚のピック。今回、ティアドロップも入荷。
  ●MISC-PF190 『GHS AMERICANA SERIES BANJO LIGH(10-11-13-W20-10)』(\900-)\990-税込

 話題のGHS社、ノーム・ピケルニー使用弦。メーカーによるとDCT極低温凍結プロセスにより、弦を長持ちさせ、もう少し明るくする。低温処理を施すことによりステンレス鋼の輝きを保ちながら、ニッケルのようにあなたのフレットに優しい弦とのことです。
  ●MISC-0012 =BILL KEITH BANJO STRINGS(\1,200-) \1,320-税込

 ビル・キースバンジョー弦限定入荷。特徴は1、2、5弦が同じゲージ。.011 .011 .015 .022 .011(ミディアムゲージ)。4弦ブロンズ(スチールも有り)が珍しい。
 輸入雑誌
 *ブルーグラス・アンリミテッド誌
  ●BU-24/07 2024年7月号 \1,650-税込

 表紙は『Earl Jam』をリリースしたトニー・トリシュカ、フランク・ウェイクフィールド追悼、ジム・ミルズ-バンジョー・マスターの早すぎる逝去、ケアリー・アンダーウッド、インディゴ・ルーツ・バンド、新世代のフィドラー"オースティン・シェルツォ"、フィドル製作家-リジー・ロング、ブルーグラスが大学へ。--------

--------

 表紙にダークス・ベントリー、ベン・エルドリッジ追悼、アール・スクラッグス100歳追想、ナッシング・ファンシー、IBMMジェリー・ガルシア・ブルーグラス・ジャーニー展、ウォルト・マイケル他。
 月刊『ムーン・シャイナー』
  ●2024年7月号 MS-4109 (通巻489号)\605-(税込)

 祝傘寿ジョッシュ大塚、マンドリン・キャンプ・ノース、追悼ジム・ミルズ邸訪問記、ワシントンDCだより、The Reflection "Bluegrass Dream"、古希記念CD レイニーブルー「Then & Now」FOLKSONG V、ブッチ・ロビンズ・プレゼンツ「ブルーグラス・ミュージック、その起源とユニークで創造的な芸術形態としての発展」第四章 1977年-21世紀(Part 2)K、あの名曲だけを聴き比べてAngel Band" 、Fiddlers in Japan 列伝P山田重夫さん、「ブルーグラス学生プロファイル」#131 早瀬 英和 (はやせ ひでかず)、成田勝浩のロンサム・エアポート第弐百参拾壱話「至福の時」レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
  ●2024年6月号 MS-4108 (通巻488号)\605-(税込)

 バンジョー奏者ベン・エルドリッジ、85歳で死去、ブッチ・ロビンズ・プレゼンツ「ブルーグラス・ミュージック、その起源とユニークで創造的な芸術形態としての発展」第四章 1977年-21世紀( Part 1)J、追悼ロニ・ストーンマン、レモンスライス 14年ぶりとなるセカンドアルバムが完成「ありのままのCD制作記」、MAN-O-MANDOLIN 〜宮崎勝之を想う会〜at Back In Town 4.24、鶴舞ブルーグラスフェス、ガン(星野右郷)さん追悼 斎島のお話、あの名曲だけを聴き比べて"Bury Me Beneath the Willow me( Weeping Willow )" 25曲目、Fiddlers in Japan 列伝O森繁 昇さん、「ブルーグラス学生プロファイル」#130 片岡佳美、成田勝浩のロンサム・エアポート第弐百参拾話、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
  ●2024年5月号 MS-4107 (通巻487号)\605-(税込)

 原点に立ち返ったブルーグラス・アルバム『ハイランダー』をリリースしたミッシー・レインズ、オーディー・ブレイロックと千日前ブルーグラスアルバムバンド、ブッチ・ロビンズ・プレゼンツ「ブルーグラス・ミュージック、その起源とユニークで創造的な芸術形態としての発展」第三章 1945年〜 1959年( Part 3)、「2023年9月25日、カントリー・ゴンバン、初のアメリカ訪問」、ホワイトトップ・マウンテニアーズ:マーサ・スペンサー & ジャクソン・カニンガム、私とヨーロッパのブルーグラス、フィドルフェスVol.4、ローランド・ホワイトの1968 Randy Wood #2 マンドリン、あの名曲だけを聴き比べて"Blues Stay Away From Me" 24曲目、Fiddlers in Japan 列伝N高木光介さん、「ブルーグラス学生プロファイル」#129 神戸大学 岩橋慧、成田勝浩のロンサム・エアポート第弐百弐拾九話「小芝居」、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
 B.O.M.ご利用方法
 ビー・オー・エムのニューズレターはどなたでもご利用いただけます。ご注文をお待ちしています。

1)このニューズレターで紹介する商品は、ニューズレター発行時点で、すべて在庫しています。

2). ハガキやお電話、ファックス、Eメイル等で、6桁お客様コード番号とお名前と共に、ご希望の商品コードをお知らせ下さい。

3). 通常ご注文から1週間以内にはお届けします。ただ、レター掲載時には充分な在庫を心掛けていますが品切れになった場合、再入荷を期して発送が遅れる場合もありますのでご了承ください。

4). 基本送料は下記の通りです。 CD/DVD 全国均一、2枚まで\250-、3枚以上、もしくは\8,000-以上お買い上げの場合、送料全国無料!! (ただし、特定地域、特定商品などについては、別途加算の場合があります。お問い合せ下さい)

5). お支払は、品物を受け取られてから1週間以内に同封請求書(代金+送料+消費税)をご確認の上、郵便振替や銀行振込でお願いします。

●郵便振替=01160-8-74352
●三井住友銀行・宝塚支店=普通1229492 カ)ビー.オー.エム.サービス
●池田銀行・宝塚支店=普通2330116 カ)ビーオーエムサービス 宛て
●ペイペイ銀行 本店営業部(ホンテン) 普通預 金 店番号-口座番号 001-1340424 カ)ビーオーエムサービス
●Visa, Master Card, AMEX,Expressでのお支払いはご注文時に電話でもお伺いいたします。
●商品、請求書の到着後PayPal を通じてクレジットカード(VISA,Master Card, Amex,JCB)でのお支払いもうかがいます。 e-mailで請求書及びお支払いURLをお送りしますのでご注文の際毎にお申し出下さい。
PayPalのリンク(https://www.paypal.me/bomservices)からお支払いも出来ます。
●ビー・オー・エム・サービスのホームページでは随時、最新入荷案内やニュースを更新しています。 ニューズレター、在庫リスト、ムーンシャイナー誌バックナンバーなども紹介しています。最新情報の更新案内をメールでご希望の方はお申し出ください。

 
〒665-0842 宝塚市川面6-5-18 
株式会社ビー・オー・エム・サービス
(phone)0797-87-0561 (fax)0797-86-5184
info@bomserv.com http://bomserv.com
 Top of this page
  |HOME PAGE | ご注文|NEWSLETTERINDEX |