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    B.O.M.Newsletter #508

  2023年1月15日
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目   次

2022年売上ベスト10  01  
今月のハイライト   02  
新入荷ダイジェスト  03  
   04 (ブルーグラス新入荷) 
 05  (オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷)
 06  (インスト新入荷)
   07  (カントリー・ポップ新入荷)
新入荷作品解説    08  
   09  ■ブルーグラス新入荷
   10  ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
   11  ■インスト新入荷
   12  ■カントリー・ポップ新入荷
   13  ■日本のアーティスト
月刊ムーンシャイナー特集/関連作品   14  
   15  [フランク・ウェイクフィールド]
   16  [ジョー・K.ウォルシュ]
  17  [NEW LOOK!NEW SOUND!]
   18  [ムーンシャイナー1月号レビュー紹介作品]
ブルーグラス最近作/お勧め作   19  
   20  *コンテンポラリー
   21  *トラッド
  22  *プログレッシブ
  23  *温故知新
  24  ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作 & お勧め作
  25  ■映像最近作 & お勧め作
  26  ■インスト最近作 & お勧め作
  27  ■カントリー・ポップ最近作 & お勧め作
  28  ■発掘、編集 最近作 & お勧め作
楽器関連作品  29  
  30  *バンジョー
  31  *マンドリン
  32  *フィドル
  33  *ドブロ
  34  *ギター
  35  *ハーモニカ
書籍、教則おすすめ  36  
楽器、その他……  37  
輸入雑誌  38  
  39  *ブルーグラス・アンリミテッド誌
月刊『ムーン・シャイナー』   40  
B.O.M.ご利用方法  41  

 2022年売上ベスト10
     
●SFW-40254 SAM BUSH『Radio John: Songs Of John Hartford』CD(\2,450-)\2,695-税込
●NNS677309 MOLLY TUTTLE & GOLDEN HIGHWAY『Crooked Treeby』CD(\2,450-)\2,695-税込
●AMVB71 INFAMOUS STRINGDUSTERS『A Tribute To Bill Monroe』 CD(\2,250-)\2,475-税込
●RCSI-1184 MIKE COMPTON『Rare and Fine - Uncommon Tunes of Bill Monroe』CD (\2,750-)\3,025-税込
●BBR-0248 TENNESSEE BLUEGRASS BAND『The Future Of The Past』CD(\2,650-)\2,915-税込
●PC-1263 V.A.『Bluegrass 2022』CD(\2,450-)\2,695-税込
●REB-1871 PETER ROWAN『Calling You From My Mountain』CD(\2,450-)\2,695-税込
●COMP-4784 MR. SUN『Extrovert』CD(\2,450-)\2,695-税込 
●EMG-10870 BOB MINNER 『From Sulphur Springs to Rising Fawn: The Songs of Norman Blake』CD(\2,450-)\2,695-税込
●MRIA332022 THE NITTY GRITTY DIRT BAND『Dirt Does Dylan』CD(\2,950-)\3,245-税込
●BGRT832419 DAILEY & VINCENT『Let's Sing Some Country』CD(\2,650-)\2,915-税込

(以下のRed Clay作品は除いています。)
●RC-128 FICTION TWINS PLUS(Toshio Watanabe)『My Favorit Songs』CD(\2,450-)\2,695-税込
 今月のハイライト
  ●BBR-0059 APPALACHIAN ROAD SHOW『Jubilation』CD(\2,650-)\2,915-税込 

In Time, Jubilation/Blue Ridge Mountain Baby/La La Blues/Tonight I'll See You In My Dreams/Ballad Of Kidder Cole/A Lonesome Road To Travel/Graveyard Fields/Troubled Life/Hard Times In The Mines/Gallows Pole/In The Shadow Of The Pines/Only A Hobo/Brother Green全13曲
 ドイル・ローソン&クイックシルバーからマウンテン・ハートの創立メンバー、左手にハンディキャップを持ちながらも豪快なバンジョー・プレイを聞かせるバリー・アバナシーとJ.D.クロウ&ニューサウス、ロンサム・リバー・バンド、ロンダ・ビンセント&レイジを渡り歩いたダレル・ウェッブ、ゼブ・スナイダー(g)、ジム・ヴァンクリーブ(f)、トッド・フィリップス(bs)によるアパラチアン・ロード・ショーの第3作は。ドリー・パートンの語りによるイントロダクション"In Time, Jubilation"に続いてバリーとジムのオリジナル"Blue Ridge Mountain Baby"では各楽器の卓越したソロをフィーチャー。一転して古き良き時代の雰囲気を現代に甦らせるポーキー・ラファージ作"La La Blues"をマウス・トランペットも加えてソウルフルに演じる。一転してミディアムテンポの正しいブルーグラスという趣のオリジナル曲"Tonight I'll See You In My Dreams"、バスコム・ラマー・ランスフォードの"Ballad Of Kidder Cole"、ジョー・スチュアート作の"A Lonesome Road To Travel"、ジム・ヴァン作のフィドル曲"Graveyard Fields"、リック・ラングとティム・スタッフォード作のハイロンサム感溢れる"Troubled Life"、炭鉱ソングや囚人ソング、カーター・ファミリーの失恋ソング、ヘイゼル・ディケンズも取上げていたボブ・ディランの"Only A Hobo"、悲痛な叫びを美しく歌い上げる南北戦争時代のバラード"Brother Green"まで、バンド名に相応しく様々なストーリーをブルーグラスで魅せてくれる。
 新入荷ダイジェスト
 (ブルーグラス新入荷)
  ●BBR-0059 APPALACHIAN ROAD SHOW『Jubilation』CD(\2,650-)\2,915-税込 

 ドイル・ローソン&クイックシルバーからマウンテン・ハートの創立メンバーで豪快なバンジョー・プレイを聞かせるバリー・アバナシーとJ.D.クロウ&ニューサウス、ロンサム・リバー・バンド、ロンダ・ビンセント&レイジを渡り歩いたダレル・ウェッブ、ゼブ・スナイダー(g)、ジム・ヴァンクリーブ(f)、トッド・フィリップス(bs)によるアパラチアン・ロード・ショーの第3作。
 (オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷)
  ●PLECT01256 NORMAN BLAKE, NANCY BLAKE & TUT TAYLOR『Shacktown Road』CD(\2,450-)\2,695-税込

 その仙人然とした風貌と音楽が見事にシンクロするようになって、まさにワン・アンド・オンリーというべき悠々たる境地に達した感のあるノーマン・ブレイクの2007年リリース作品のリイッシュ。 
 (インスト新入荷)
  ●RCSI-1187 JOE K.WALSH『If Not Now, Who?』CD(\2,750-)\3,025-税込

 ミスター・サンのマンドリン・プレイヤーとして又、母校のバークリー音大で教鞭を執るジョー・Kウォルシュの最新アルバム。....................................
 (カントリー・ポップ新入荷)
  ●250110-CW EMMYLOU HARRIS & CARL JACKSON『I've Always Needed You』CD(\2,450-)\2,695-税込

 これまでも様々な形でリリースされていたカール・ジャクソンの1980年代に録音にエミルーがデュエットで参加したアルバムのリイッシュ。..........................................
 新入荷作品解説
 ■ブルーグラス新入荷
  ●PATUX-360 EDDIE RAY BUZZINI 『Eddie Ray』CD(\2,650-)\2,915-税込

Ragnarok/Farewell Blues/Bringin' in the Georgia Mail/I'll Try Not to Care/When You and I Were Young, Maggie/Preachin' Prayin' Singin'/Cash Don't Sleep/New Camptown Races/You're No Good/Old Flame/Sunny Ray/Daniel Prayed (feat. Southbound 77 Bluegrass)全12曲

 DC地区、メリーランドのローカル・バンドの紹介と共に若い世代のミュージシャンを見つけ出して作品を発表しているトム・ミンティ主宰のパタクセント・レーベルから15歳のバンジョー & ギター・プレイヤー、エディ・レイ・バジーニのソロ・プロジェクトがリリースされた。「私はこの音楽を22世紀まで続けていくつもりだ」と頼もしい発言の彼はノースカロライナ州モーズビルでスイス系イタリア人の父とイースト・テネシー生まれの母親の下で、ヨーロッパとアパラチアの文化が入り混じった環境で育ったという。祖父の影響でアール・スクラッグス、ドン・レノをはじめとしオーセンティックなブルーグラスを引き継ぐと共に、クラシック・カントリー、ラテン・ジャズからヴァン・ヘイレンまで興味の対象という。1864年に作曲された"When You and I Were Young, Maggie"やスクラッグス、ウェイクフィールドのお馴染みの曲に加えて、11歳のときに作曲した"Ragnarok "他3曲のオリジナル。サポートには同レーベルお馴染みのダニー・ナイスリー(m,g)、パトリック・マカベニュー(f)、マーシャル・ウィルボーン(bs)他。ラストの"Daniel Prayed"でエディ・レイが定期的に共演している若手ピッカーによるブルーグラス・バンド、サウスバウンド77をフィーチャー。エディ・レイの幅広い音楽的才能がじっくりと楽しめる。 
  ●MFR-221014 AMANDA COOK『Changes』CD(\2,650-)\2,915-税込 

Another Highway/Carried Away/Ready For A Bluer Sky/Look Me Up By The Ocean Door/Back To My Home/Stars/Walk The Way Of Light/Ohio/Things That Matter Most/Lay Me To Rest全10曲

 フロリダ出身で。現在はバージニアに居を移してフル・ツアー・バンドを率いて活動するアマンダ・クックのマウンテン・フィーバーからの4作目。フロリダ時代からの盟友、キャロラインナ・ファンリーロップ (bj)、トロイ・ブーン(m)、ブラディ・ウォーレン(g)、ジョージ・メイソン(f)、ジョシュア・ファウル(bs)というメンバーに加えてアーロン・ラムジーが"Stars" にギターで参加。シングルとしてリリースされたスザンヌ・コックスとシドニー・コックス作"Look Me Up By The Ocean Door"、トム・ジュッツとマーク・フェインの"Another Highway This Time"他。
  ●MFR2211405 JR WILLIAMS 『Railroad Town』CD(\2,650-)\2,915-税込

 J.D.クロウ&ニューサウスやブーンクリークを輩出したケンタッキー州レキシントンをベースにニュータウンやニュー・ファウンド・ロード等で活躍して来たバンジョー&ボーカルのジュニア・ウィリアムスのソロ・プロジェクト。ティム・スタッフォードとトム・ジュッツのペンによるタイトル曲"Railroad Town Without a Train"やフラット&スクラッグス"Gonna Settle Down"ハンク・ウィリアムス"House of Gold"、オズボーンのインスト"Sled Riding'"等々。
  ●MFR221028 THEO & BRENNA『DREAMS FOR SALE』CD(\2,650-)\2,915-税込

 ケンタッキー州ウィンチェスター出身でブレア・カレッジのブルーグラス・アンサンプルで活動したテオ(g)& ブレンナ(bj)・マクミラン兄妹のフル・アルバム。マリー・マイやー(m)、マディ・デントン(f)、エバン・ウィンザー(bs)というナッシュビルの若手メンバーに加えてポール・サイモンの"KodaChrome"ではマイク・バブ(bs)、ハリー・クラーク(m)が参加。ロネッツの"Be My Baby"のカバーとか軽やかに爽やかに演じる。
  ●PC-1275 LORRAINE JORDAN & CAROLINA ROAD 『A Little Bit Of Bluegrass』CD(\2,450-)\2,695-税込

 安定したバンド運営で秀作を次々とリリースしているロレイン・ジョーダン & カロライナ・ロードの最新作。詳細次号にて。
 ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
  ●PLECT01256 NORMAN BLAKE, NANCY BLAKE & TUT TAYLOR『Shacktown Road』CD(\2,450-)\2,695-税込

Shacktown Road/Kindred Spirit/Guitar Rag/Not a Word from Home/The Old Dobro Man/Worried Blues/Tom Scala's Waltz/Lizzie Hubbard Blues/Going to Georgia/Ode to Bascom/On the Banks of Lake Pontchartrain/It Must Be Jelly/The Tag Railroad Rag/Running Wild/Times Ain't Like They Used to Be/End of the World/Steel Guitar Blues/The Buffalo Left Yesterday 全18曲

 その仙人然とした風貌と音楽が見事にシンクロするようになって、まさにワン・アンド・オンリーというべき悠々たる境地に達した感のあるノーマン・ブレイクの2007年リリース作品のリイッシュ。71年のジョン・ハートフォードとのエアロプレーン・バンド、そして74年のサム・ブッシュやジェスロ・バーンズとのノー・タイトル・ジャム以来となる、旧友タット・テイラーとの共演アルバム。タットのオリジナルを中心に据え、ノーマンのオリジナルを交えながら、ロイ・エイカフやブラザー・オズワルドの懐かしいナンバーにトラッド曲をも散りばめて、セピア色のイメージに彩られた独自の音楽世界を展開している。40年代のノース・キャロライナ、古いフィルコ製のラジオから流れてきたグランド・オール・オープリの音源をコラージュしたタイトル・トラックに象徴される、古きよき時代の思い出、ノスタルジー、センチメント、アルバムに通底するその思いが聴く側にもひしひしと伝わってくる、そんなあったかい、優しいアルバムに仕上がっている。オールド・ファッションなカントリー・スタイルからブルーズ、フォークさらには遠くギリシャをイメージさせるようなサウンドまで、クルーガー・ブラザーズや愛犬バスカムの手も借りながら、タットの枯れた味わい深いドブロを軸にギター、マンドリン、チェロなどを駆使して、いまもノース・キャロライナの山あいに息づいている伝承音楽の懐の深さを実感させてくれる。 
 ■インスト新入荷
  ●RCSI-1187 JOE K.WALSH『If Not Now, Who?』CD(\2,750-)\3,025-税込 

 ミスター・サンのマンドリン・プレイヤーとして又、母校のバークリー音大で教鞭を執るジョー・Kウォルシュの最新アルバム。ギブソン・ブラザーズとの活動でオーセンティックなブルーグラス・マンドリンの腕前は実証済み、本作にも参加のダロル・アンガー(f)、グラント・ゴーディ(g)とのミスター・サン他、未来志向のアコースティク・ストリング・ミュージシャンとの共演を重ねて最も一目置かれる先進的なマンドリン・プレイヤーとして認知されている。ジョーはソロでの演奏が非常に優れている一方で、その並外れた素晴らしいトーンとテイスト、本能的なコラボレーション能力、トラッド音楽へのクリエイティブなアプローチで有名になった。ここでは一見、アドリブに見えて計算しつくされたアンサンブルによるオリジナル曲の数々は、プログレッシブなストリングバンドシーンにおける新たなアンサンブルサウンドの登場という形になっている。 本作は、音楽的な経験や影響をジョーならではの傑出した天賦の才能で融合させたもので、全世界的にみても現代アコースティック音楽界におけるベストの一つに位置づけられるものだ。(公式プレス・リリースより) 
 ■カントリー・ポップ新入荷
  ●250110-CW EMMYLOU HARRIS & CARL JACKSON『I've Always Needed You』CD(\2,450-)\2,695-税込

Walk Through The World With Me/Something Draws Me To You/When My Blue Moon Turns To Gold/I Take The Chance/I've Always Needed You/We Must Have Been Out Of Our Minds/Gone, Gone, Gone/To Keep Your Memory Green/Under Your Spell Again/I'll Never Love Another/You Made A Memory Of Me/Before I Met You/Dying On Sorrows Wine/The Best We Could Do/Nobody's Darlin' But Mine全15曲

 これまでも様々な形でリリースされていたカール・ジャクソンの1980年代に録音にエミルーがデュエットで参加したアルバムのリイッシュ。本作の主役はカール・ジャクソンでエミルーはハーモニー・パートを主に担当他、メルバ・モンゴメリー、リッキー・スキャッグス、ジェリー・ダグラス、シェリル・ホワイト等が参加。ジャケット写真とタイトルは看板に偽りだが、今更ながらカール・ジャクソンの才能に感嘆する。 
 ■日本のアーティスト
●RCSI-1174 THOMPSON THE FOX『FOXTALE』2CD(\2,727-)\3,000-税込

 小寺拓実が参加する異種創造音楽バンド、「きつねのトンプソン」、『Foxology』(RCSI-1174 \2,037)に続く第二作。小寺拓実のバンジョーと小山理恵の木琴(シロフォン)という共にアフリカ起源の楽器をフロントに手島昭英のウッドベースと吉島智仁のドラムというクァルテット編成。ディスク1ではラグタイム、ディスク2ではプロコイエフのピーターと狼をうえの善巳のフルートとあしゅら紅丸のナレーションをゲストに収録。
  ●TRCD-001 TEXAS CLUB『TEXAS SWING 2021』CD(本体\1,818-)\2,000-税込

 ジャズ・フィドラーの大矢貞男とブルーグラス・マンドリンの秋元慎、ジャズを中心に年間100本以上の演奏を行う熊谷侑真によるオール・インストのストリング・バンド、テキサス・クラブの第1作。ジャズのスタンダードやフィドル曲等、お馴染みのナンバーをインストルメンタルで演じる。
  ●SBR-2201 KAZUHIRO INABA & BLUEGRASS RAMBLE『Live』2CD(\2,727-)\3,000-税込

Blue Virginia Blues/Sweetheart You’ve Done Me Wrong/Keep On The Sunny Side/Amazing Grace/When My Time Comes To Go/Polka On A Banjo/Tennessee 1949/White Dove他全36曲収録

 稲葉和裕(g,bj,v)&ブルーグラス・ランブル、998年の結成以来、公演通算200回を記念してリリースされたライブ・アルバム。石平祐二(bs)、蔦川 元(f)、ランディー・コットン(bj)、伊藤創平(m)
  ●RC-128 FICTION TWINS PLUS(Toshio Watanabe)『My Favorit Songs』CD(\2,450-)\2,695-税込

Girl I Love Don't Pay Me No Mind/Bummin' An Old Freight Train/How Will I Explain About You?/Knoxville Girl / On The Sea Of Galilee/Watson Blues/What Became Of That Beautiful Picture/ Are You Tired Of Me My Darling? /The Bluebirds Singing are Singing for Me/Go Home/Rocky Run/The Cyclon Of Rye Cove/Don't Forget Me/Mama Don't Allow

 前作から10年、今回はbanjo, fiddle, bassなどを加えてbluegrassを、と言う趣向。長らく聞き覚えた好みの曲を中心にbluegrass basicsを演じている。オリジナルアレンジをと考えたが所詮ブルーグラススタンダードパターンになったとは本人の言。曲はアーサー・スミス、カーター・ファミリー、モンロー・ブラザーズ、チャーリー・モンローから学んだものが中心である。
 月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
 [フランク・ウェイクフィールド]
  ●RC-104 RED ALLEN 『Frank Wakefild, Don Stover, Kenny Kosek, Kevin Smyth, Greg & Neal Allen』CD-R(\1,980-)\2,178-税込

 米国でお蔵入りしたカウンティ・レコードのレッド・アレン三部作となるはずだった一枚を探り当て、1976年にレッドクレイからリリースした作品。「これは決して最高の演奏ではないけれど、レッドと(師匠である)フランク・ウェイクフィールドの最後の録音であり、レッドが(のちに数々のアルバムを発表する)息子たちと録音した最初の作品」(デビッド・グリスマンのライナーより)。フランクのモンロー直系のマンドリンが聞ける一枚。
  ●SF-40127 RED ALLEN 『The Folkways Years 1964-1983 Featuring Frank Wakefield』 CD(\2,450-)\2,695-税込

 60年代前半を代表する名盤のひとつ、レッド・アレンとフランク・ウェイクフィールドのフォークウェイズ盤『Bluegrass』(FA-2408 '64)のCD化。CD化に当たって、オリジナルLPの12曲に加えて、アウト・テイクとなっていた6曲(これが実に素晴らしい!!)が初登場、更に、70年代後半以降に息子たちや友人を交えてフォークウェイズに残した4枚のアルバムから10曲をセレクトしての全28曲という構成。
  ●PATUX-258 RED ALLEN & FRANK WAKEFIELD『WDON 1963』CD(\2,650-)\2,915-税込

 本作はオズボーン・ブラザーズを離れたレッド・アレンと"New Campton Races"で名声の高まったフランク・ウェイクフィールドがフォークブームに沸くワシントンDCで活動を始めてビル・キースを迎えてフォークウェイズからデビュー・アルバム『Bluegrass』(1964)を発表する直前の1963年、メリーランド州ウィートンのWDON局の15分番組の為にカイケンダール家の地下室にあるウィンウッド・スタジオでピート、トム・モーガンを従えて残した録音が陽の目を見た。
 [ジョー・K.ウォルシュ]
  ●RCSI-1187 JOE K.WALSH『If Not Now, Who?』CD(\2,750-)\3,025-税込 

 ミスター・サンのマンドリン・プレイヤーとして又、母校のバークリー音大で教鞭を執るジョー・Kウォルシュの最新アルバム。 
  ●RCSI-1186 GREG GARRISON, GRANT GORDY, ALEX HARGREAVES, JOE K. WALSH『Bluegrass and the Abstract Truth』CD(\2,750-)\3,025-税込

 元パンチ・ブラザーズのグレッグ・ギャリソン、ミスター・サンのジョー・K.ウォルシュ(m)、グラント・ゴーディ(g)、アレックス・ハーグリーブスという面々によるプロジェクト。           
 [NEW LOOK!NEW SOUND!]
  ●MVD11629A GREG BLAKE & HOMETOWN『View From Here』CD(\2,950-)\3,245-税込

 コロラドをベースにナショナル・ワイドに活躍したジェフ・スクロギン ズ& コロラドの強力なリード・シンガー兼ギタリストとして一躍注目を集め、現在はシカゴ・ベースのスペシャル・コンセンサスと平行したソロ活動を行っているグレッグ・ブレイクとホームタウン名義でリリースした最新作。 
 [ムーンシャイナー1月号レビュー紹介作品]
  ●SFW-40254 SAM BUSH『Radio John: Songs Of John Hartford』CD(\2,450-)\2,695-税込

 サム・ブッシュが彼のヒーローであり師であるジョン・ハートフォードに捧げるトリビュート作品。1970年代にステージやスタジオでハートフォードと一緒に演奏した曲等、ハートフォードの膨大な持ち歌の中からのセレクション。28頁のブックレットにはジョンとサムの貴重な写真も収録。サムの想いがたっぷり詰まった作品。
  ●MH-2073 ANDY LEFTWICH『The American Fiddler』CD(\2,650-)\2,915-税込

 リッキー・スキャッグス&ケンタッキー・サンダーの超重量級ハイパー・ブルーグラスの主軸のひとりとして、その超絶テクニックでファンの度肝を抜いたアンディ・レフトウィッチの2003年のソロ作に続く最新作。
  ●DDR-2022 TERRY BAUCOM'S DUKES OF DRIVE 『Here In The Country』CD(\2,650-)\2,915-税込

 ドライブ公爵ことテリー・バウカムとデュークス・オブ・ドライブの2022年最新作。
  ●PC-1271 ROUTE 3 『Losing Time』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ミズーリ州南部出身のベテラン・ブルーグラスバンド、ルート3のパインキャッスル・デビュー作。9歳でビル・モンローと出合ったジェイソン・ジョーダン(m)、ダグ・クリフトン(bs)、ゲイロン・ハーパー(bj)、ロイ・ボンド(g)というメンバー。伝統的なサウンドによるオリジナル曲、確かな楽器テクニックでハードドライビングなブルーグラスサウンドを演じる。
  ●MH-19102 UNSPOKEN TRADITION『Imaginary Lines』CD(\2,650-)\2,915-税込

 ノースカロライナ州西部を本拠に活動するアンスポークン・トラディション、満を持してのフル・アルバム。オーセンティックなブルーグラスのノウハウを踏襲して、幅広いリスナーに向けてのアプローチも試みていると言う印象。
  ●MFR220520 THOMAS CASSELL『What You Need to Prove』CD(\2,650-)\2,915-税込

 若手注目のプログレッシブ・ブルーグラス・バンド、サーカスNo.9の創立メンバーのトーマス・カッセル(m.v)、マウンテン・フィーバーからの第1作。ベッキー・ブラー、ティム・スタッフォード、ジョン・ワイズバーガー等、気鋭のソングライターとの共作含むオリジナル・ソングとインスト2曲他。
  ●SPCD1452 MIKE STEVENS『Breathe In The World Breathe Out Music』CD(\2,750-)\3,025-税込

 ジム&ジェシーのバージニア・ボーイズでハーモニカ・プレイヤーとしてとして活動、その後、35年以上にわたってソロで活動を続けるマイク・スチーブンスのジャンルを越えた最新作『Breathe In The World, Breathe Out Music』。
 ブルーグラス最近作/お勧め作
 *コンテンポラリー
  ●MH-19102 UNSPOKEN TRADITION『Imaginary Lines』CD(\2,650-)\2,915-税込

 ノースカロライナ州西部を本拠に活動するアンスポークン・トラディション、満を持してのフル・アルバム。オーセンティックなブルーグラスのノウハウを踏襲して、幅広いリスナーに向けてのアプローチも試みていると言う印象。 
  ●ROU-0103 J.D.CROWE & THE NEW SOUTH『My Home Ain't In The Hall Of Fame』CD(\2,450-)\2,695-税込 再入荷

 故キース・ウィットリーを擁したJ.D.クロウ&ニュー・サウスが78年に発表したランドマーク・アルバムがまさかの再入荷。キース在籍時のアルバムでは、82年の『Somewhere Between』がカントリー・リミックスを加えて『Sad Songs And Waltzes』(ROU-0399)として発売されているが、今作はそれに先立つ作品で、J.D.がキースという希代のシンガーを得たことでブルーグラスから大きく一歩踏み出したアルバム。J.D.、キースにジミー・グッドロー、ボビー・スローン、スティーヴ・ブライアントというラインナップから繰り出される先鋭的なブルーグラス、ダグ・ジャーニガン(pedal steel)をフィ−チュアしたカントリー・サウンドを大胆に取り込んだ新しいスタイル、プログレッシヴな内容故に当時物議を醸したアルバムである。
 *トラッド
  ●SFW-40238 V.A.『Industrial Strength Bluegrass: Southwestern Ohio's Musical Legacy』CD(\2,450-)\2,695-税込

 祝IBMA年間最優秀アルバム。アパラチアらの移住者がもたらしたブルーグラスとカントリーの歴史にスポットを当てた素晴らしい企画作品。ラジオ・ランブラーズのリーダーでラジオ局経営にも携わってきたジョー・マリンズのプロデュースの下、オールスター・キャストで、この地で愛され育まれてきた名曲の数々を新録音で集めた作品。 
  ●PATUX-358 LEON MORRIS『The Best of Leon Morris』CD(\2,650-)\2,915-税込

 カナダのトロント生まれでオンタリオ育ち、幼少の頃からハンク・スノウ等のカントリーに親しみ、デトロイト、シカゴ。カンサスと渡り歩き、60年代からワシントンDCでバズ・バズビーやビル・エマーソンと活動を始めたベテラン・ブルーグラス・シンガー、レオン・モリスの、フランク・ウェイクフィールド(m)との共演盤から5曲他、パタクセントの音源を集めたコンピレーション。レオンの親しみ易いボーカルが耳に心地よい。"Lena"と"Sitting Here Waiting for You"ではダニー・ペイズリーの強力なテナー・ボーカルとのデュオが圧巻。
  ●MCM-0004 LARRY SPARKS『The Last Suit You Wear』CD(\2,450-)\2,695-税込(歌詞付)

Old Coal Mine/Casualty of War/I'm Country and Nothing More/Pretty Girls/Goodbye Little Darlin'/Those Blue Eyes Don't Sparkle Anymore 他全12曲
 米国ブルーグラス界のボーカル至宝、ラリー・スパー クス、同じくブルーグラス至宝と並び称せられるデル・マッカーリーのレーベルから初の外部アー ティストとして2007年リリース作品。J.D.クロウやデルをゲストに、ジャック・キンケード(m)、ジョッシュ・マクマー レイ(bj)、息子ラリー・D.スパークス(bs)のロンサム・ランブラーズ、そしてステュアート・ダンカン(f)とロ ン・スチュワート(バンジョーとフィドルの双方)が大活躍して、これまでの作品とは違う、きちんと創り込ま れた作品になっている。
 *プログレッシブ
  ●AR00010 THE JACOB JOLLIFF BAND『The Jacob Jolliff Band』CD(\2,750-)\3,025-税込

Columbus Stockade Blues/The Good, The Bad And The Home-Schooled/They're Holding Up The Ladder/Heads Carolina, Tails California/One Night In Glasgow/Green Green Rocky Road/Don't Cry Blue/Middle Of The Moon/Old Dizzy Legs/Outbound Plane/Large Garbage Barge全10曲

 ジャンルを超えた才能と、様々な音楽家とのコラボレーションで知られるマンドリン・プレイヤー、ジェイコブ・ジョリフの、自身の名前を冠したバンドによるブルーグラス・アルバム。ビル・モンローが取上げた"Columbus Stockade Blues"を皮切りブルーグラスととモダンビバップの融合と評されるインスト曲"The Good, The Bad, And The Home-Schooled"、イースター・ブラザーズのゴスペル曲"They're Holding Up The Ladder"、デイブ・バン・ロンクの "Green, Green Rocky Road"はハードドライビング・ブルーグラスにアレンジ。ジョナサン・エドワーズ他で知られる"Don't Cry Blue"等々。
  ●NNS677309 MOLLY TUTTLE & GOLDEN HIGHWAY『Crooked Treeby』CD(\2,450-)\2,695-税込

 祝グラミー・ノミニー。カリフォルニアのブルーグラス・シーンから登場して高く評価されているシンガーソングライター&ミュージシャン、モリー・タトルのノンサッチ移籍第1作『Crooked Tree』は、彼女の新しいブルーグラス・バンド、ゴールデンハイウェイとの共同名義でのリリース。タトルのブルーグラスへの愛情を掘り下げ、ブルーグラスの伝統を尊重しながら、このジャンルを新しい方向に推し進めている。
  ●SFW-40254 SAM BUSH『Radio John: Songs Of John Hartford』CD(\2,450-)\2,695-税込

 サム・ブッシュが彼のヒーローであり師であるジョン・ハートフォードに捧げるトリビュート作品。1970年代にステージやスタジオでハートフォードと一緒に演奏した曲等、ハートフォードの膨大な持ち歌の中からのセレクション。28頁のブックレットにはジョンとサムの貴重な写真も収録。サムの想いがたっぷり詰まった作品。
  ●KOCH-2304 JOHN COWAN『The Massenburg Sessions』CD(\2,450-)\2,695-税込

 本家ニューグラスのジョン、ロックのヒットメーカー、メッセンバーグと創った「これぞニューグラス!」。
 *温故知新
  ●SF-40063 BILL MONROE 『Live Recordings 1956-1969』 CD(\2,450-)\2,695-税込

 ただ、ただ、凄い。ブルーグラスという音楽、その様式を創った男、ビル・モンローの最も過激な時代の50〜60年代、その過激なライブ録音集だ。様式以上に重要なブルーグラスという音楽の持つ精神的な支柱がこれだ。強烈なビート=ドライブと弧高のブルーズ=ハイロンサムがここに凝縮されている。75分に及ぶライブ録音や非公式なジャム・セッションにはピーター・ローワン、リチャード・グリーン、ラマー・グリアの強力66年セットやビル・キース、デル・マッカーリー、ケニー・ベイカーらの63年セット、伝説のエド・メイフィールド、ドン・レノ、テイター・テイトの56年セット、同年のルディー・ライルとボビー・ヒックス、イエーツ・グリーンらのセット、その他ピーター・ローワンを相手にしたジャム・セッションではデビッド・グリスマンがベースを弾いたりしている。そしてオマケにしてはあまりにも貴重なビルの兄達、チャーリーとバーチとの1969年のスミソニアン・フォークライフ・フェスから貴重なワークショップも収められている。「好き嫌い」とは別次元で語られるべき超貴重な作品であろう。是非、彼の精神に触れ、より幅広いブルーグラスの世界を楽しもう。
  ●SFW-40252 HAZEL DICKENS & ALICE GERRARD『Pioneering Women of Bluegrass: The Definitive Edition』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ヘイゼル・.ディケンズ&アリス・ジェラルドがラマー・グリア(bj)、デビッド・グリスマン(m)、ビリー・ベイカー(f)、チャビー・ワイズ(f)等とフォークウェイズに残した2枚のアルバム全曲、(前回カットされた"Weary Lonesome Bluess"も収録)に未発表曲"Childish Love"を追加して全28曲収録。オリジナル盤のプロデューサーのピーター・シーゲルがリマスターしてリイッシュ。
  ●KOCH-7929 FLATT & SCRUGGS『At Carnegie Hall』CD(\2,450-)\2,695-税込

Salty Dog Blues/Durham's Reel/Down the Road/Flint Hill Special/Hot Corn, Cold Corn/Little Darling Pal of Mine/I Wonder Where You Are Tonight/Wildwood Flower/I Know What It Means to be Lonesome/Mountain Dew 他全32曲

 あの有名な1962年のフラット&スクラッグスの『カーネギー・ホール』ライブ(LPは全13曲)の未発表テイク含む全32曲入りのコンプリート盤。誰が何と言っても、1950〜60年代のブルーグラス界で最も優れたアンサンブルを誇り、レスター・フラットの表現し難い滑らかな極上ボーカルとギター、アール・スクラッグスの完全に円熟したバンジョー・テクニックの絶頂期にあった時、ジョッシュ・グレイヴスのドブロが吠え、ポール・ウォーレンが鋭く切り込む、折りからのフォーク・ブームも背景にしてナッシュビルのバンドとしては異例にニューヨーカー達に受け入れられた最高のバンド・アンサンブルの興奮が、そのまま35年を経ても直に伝わってくる名盤なのである。シビアなファンの間では半年後に発表された『バンダービルト大学』のライブに軍配を上げる人もいるが、その歴史的価値を加味して、また当時の思い入れを込めて、有無を言わずに、必携の歴史的1枚である、としたい。半世紀以上前に存在したブルーグラス史上最高のアンサンブルの全貌である。味わうべし!(渡辺三郎)
  ●SH-3711 TONY RICE & RICKY SKAGGS CD(\2,450-)\2,695-税込 再入荷

Bury Me Beneath the Weeping Willow/Mansions for Me/There's More Pretty Girls Than One/Memories of Mother and Dad/Where the Soul of Man Never Dies/Talk About Suffering/Will the Roses Bloom/Tennessee Blues/The Old Crossroads/Have You Someone in Heaven Awaiting全10曲 

 ブルーグラスが形作られる10年ほど前、1936年にビル・モンローは兄のチャーリーと共に、当時アメリカ東南部一帯で流行っていたマンドリンとギターによるブラザー・デュオ、モンロー・ブラザースを始めた。これはその約50年後にトップ・ブルーグラッサーのトニー・ライスとリッキー・スキャッグスが、その最もシンプルなアンサンブル音楽に取り組んだ名盤。 息の合ったデュエット・ハーモニーと、現代的でありながらシンプルな素晴らしいギター&マンドリンが堪能出来る1980年代初期の名作。あるうちにどうぞ。
 ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作 & お勧め作
  ●FW-2397 NEW LOST CITY RAMBLERS『New Lost City Ramblers Vol.2』CD(\2,450-)\2,695-税込

Whoop 'Em Up Cindy/The Story Of The Mighty Mississippi/Louisville Burglar/Late Last Night When Willie Came Home/Hawkins Ra/Didn't He Ramble/Texas Rangers/Tom Dooley/Leaving Home (Frankie and Johnny)/When First Unto This Country/Sally Goodin'/Banks of the Ohio/George Collins/Everyday Dirt/Raging Sea/Up Jumped the Devil全16曲

 50年代後半の米国フォークリバイバルを牽引、オールドタイム・ストリング・バンドやアパラチアン・トラッド・ミュージシャンのフィールドレコーディングや、古い78回転盤の曲を取上げてオールドタイム音楽をより多くの聴衆に届けることに貢献したニュー・ロスト・シティ・ランブラーズの2NDアルバム。
  ●FW-2396 NEW LOST CITY RAMBLERS『New Lost City Ramblers Vol.1』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ニュー・ロスト・シティ・ランブラーズの歴史的ファースト・アルバム。マイク・シーガーのオリジナル・ライナーノーツによると「南東部の山間部で1925年から1935年の間に商業的レコード会社や国会図書館によって録音され、現地のミュージシャンたちが伝統的な曲をを演じてヒットを狙おうとした試みが見られる。」と記されている。
  ●PLECT40125 NORMAN & NANCY BLAKE, BOYS of the LOUGH, JAMES & RACHEL BRYAN『Rising Fawn Gathering』CD(\2,450-)\2,695-税込

 悠々たる音楽活動を通じてアメリカ南部音楽を、独自の視線を通して提示してくれるギター仙人、ノーマン・ブレイク、アイリッシュ/スコティッ シュの名門ボーイズ・オブ・ザ・ロックと、昔からのフィドル相棒ジェイムズ・ブライアンをゲストに迎え、アメリカ南部ストリングバンド音楽とケルト音楽の品の良い コラボ作品。
  ●RHR-202 JORMA KAUKONEN『Stars in My Crown』CD(\2,450-)\2,695-税込 在庫限り

 団塊の世代のど真ん中の余裕と貫禄、そして年輪を見事にアコースティック・ギターに語らせる ヨーマ・コーコネンの2007年作品。ベースにルーツ音楽としてブルースとカントリー感覚を持ちつつ、ラグタイムからカリプソ/レゲエ、アーリー・ジャズ/カントリー/ブルースなど、全編で誰にもスッ と入ってくるアメリカ音楽を暖かく、優しく聴かせる。バリー・ミターホフ(m)、サリー・バン・メー ター(d)ほか、素朴なボーカルとギターの響きがホッコリとした気分にさせてくれる癒し 系作品。
 ■映像最近作 & お勧め作
  ●HPXR1995 映画『ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック コレクターズ・エディション(2枚組ブルーレイ)』Blu-ray(\6,500-)\7,150-税込 1月11日発売

 ウェストコースト・ロックの聖地であるロサンゼルス郊外、ローレル・キャニオンに住むミュージシャンたちの貴重な映像と写真で綴る永遠なる名曲誕生の歴史。巨大産業と化したロックの象徴でもあるイーグルスまでL.A/音楽シーンの変遷を描く西海岸濃度100%、至福の120分! 2022年5月に公開された劇場公開版+本邦初登場となる米国放映157分ヴァージョンの2枚組ブルーレイ発売!!日本語字幕入り。出演:ヘンリー・ディルツ ジャクソン・ブラウン ジョニ・ミッチェル デヴィッド・クロスビー グラハム・ナッシュ スティーヴン・スティルス ニール・ヤング ロジャー・マッギン ドン・ヘンリー。 
 ■インスト最近作 & お勧め作
  ●RCSI-1186 GREG GARRISON, GRANT GORDY, ALEX HARGREAVES, JOE K. WALSH『Bluegrass and the Abstract Truth』CD(\2,750-)\3,025-税込

 元パンチ・ブラザーズのグレッグ・ギャリソン、ミスター・サンのジョー・K.ウォルシュ(m)、グラント・ゴーディ(g)、アレックス・ハーグリーブスという面々によるプロジェクト。          
 ■カントリー・ポップ最近作 & お勧め作
  ●RHR-308 DALE WATSON『Call Me Lucky』 CD(\2,450-)\2,695-税込

 過去30年間、ピュアなカントリーの灯を灯し続けたキング・オブ・モダン・ホンキートンク・カントリー=デイル・ワトソン、オースチンからメンフィスのエルビス・プレスリーの住居、グレイスランドからも程近い所に移っての最新作。全12曲中11曲はエルビス・プレスリー、ジョニー・キャッシュ等を輩出したサン・レコードのサム・フィリップス・レコーディング・スタジオでの録音、ジョニー・キャッシュ&ジューン・カーターに捧げられた"Johnny and June"は爆弾娘セリーヌ・リーとのデュエット、ウィリー・ネルソンのハーピスト、ミッキー・ラファロのプレイが冴える。ジョニー・キャッシュ張りに低音を聞かせたメンフィスと言う土地柄かクラシック・カントリーに加えてホーンやピアノを加えたロカビリー・サウンドが聞かれる。マーティ・ステュアート同様に、こういうのを聞くとロックもブルースもカントリーも根っこは同じと痛感する。 
  ●RBR-021 ERIC BRACE & PETER COOPER『C&O Canal』 CD(\2,450-)\2,695-税込 在庫限り

 70年代のシンガーソングライターたちの空気を見事にブルーグラスに反映させたセルダムシーン、そんなシーンを高校生時代にかぶりつきで見ていたふたり、先頃、亡くなった音楽評論でも高名なピーター・クーパーとエリック・ブレイスが、ナッシュビル一級のサイドメンたちと創った、「われわれからあの時代、あの場所、そしてあの人たちへの“Thank You”」。ジョン・スターリング、エミルー・ハリス、アリス・ジェラード、そしてスタンレーら名曲を、軽いアコースティック・カントリーポップで演じる。
 ■発掘、編集 最近作 & お勧め作
  ●SFR-101 UNCLE DAVE 『At Home』CD(\2,750-)\3,025-税込 在庫限り

Cumberland Mountain Deer Race/Rabbit in the Pea Patch/Bully of the Town/Mountain Dew/Old Maid's Love Song/Rock of Ages/Keep My Skillet Good and Greasy/Death of John Henry/That's Where My Money Goes/Long John Green/Lady in the Car/Cotton Eyed Joe/Something's Sure to Tickle Me/Chewing Gum/All in Down and Out Blues/Hungry Hash House/Whoa Mule/No One to Welcome Me Home/Banjo Solo/Jenny Put the Kettle On/Kissing On the Sly

 オーブリーの最初のスター、アンクル・デイブ・メイコンが亡くなる2年前の1950年頃に自宅の暖炉の前でリラックスした雰囲気で残した音源、1987年にベア・ファミリーからアナログ盤でリリースされていたものと同内容をミドル・テネシー州立大学ポピュラー音楽センターの手によってデジタル化された音源のCD化。慣れ親しんで歌い続けてきた有名曲の数々をフレイリング・スタイルでバンジョーを掻き鳴らしながら披露。
 楽器関連作品
 *バンジョー
  ●BGRT89228 BELA FLECK『My Bluegrass Heart』2CD(\2,750-)\3,025-税込

 祝2022年IBMA年間最優秀インストルメンタル・グループ、年間最優秀アルバム、年間最優秀インストルメンタル録音、年間最優秀バンジョー、バンジョーの巨匠、ベラ・フレックが『Drive』(1988年)、『The Bluegrass Sessions: Tales From The Acoustic Planet, Volume 2』(1999年)に続くブルーグラス・アルバム。オールスター・キャスト、レコーディング・メンバーと共にツアー中。本気でブルーグラスに取り組んだ意欲作。 
  ●PATUX-175 MARK DELANEY『Sidecar』CD(\2,450-)\2,695-税込

Candlewood/Baby Blue Eyes/McCormick String Picnic/Six Days on the Road/Black Diamond/Bird Bath/I'll Go Steppin' Too/Who Done It? 他全14曲

 ダニー・ペイズリー&サザングラスで活躍中のマーク・ デラニーのデビュー作。同郷のエディ・アドコックをはじめ、これまで60余年のブルーグラス・バン ジョーのさまざまなテクニックをバランス良く取り入れつつ、何よりも「音」に対するその抑え難い感情を爆 発させる弦へのアタックと意表をつくタイミングの取り方が堪らない。マークの尋常ではないアタック/タイミングを支えるのは、「アーリーブルーグラス魂」にあふれたオーディ・ブレイロック(g)の仲間、マイケル・ クリーブランド(f)、ジェシー・ブロック(m)、バリー・リード(bs)といった凄腕たち。地元DC周辺のゲストを 迎えたスタンダードのボーカル物を間に、ドン・ストーバーやハースケル・マコーミック、ジェシー・マクレイ ノルズらの隠れた名曲など、ホットピッキンとともにあきさせない選曲も楽しい。ストレートなブルーグラ スと刺激的な音が見事な作品!!
  ●UNI-170189 EARL SCRUGGS 『Earl Scruggs & Friends』CD(\2,450-)\2,695-税込

Country Comfort/Borrowed Love/Ring Of Fire/True Love Never Dies/The Angels/Fill Her Up/Foggy Mountain Breakdown/I Found Love/Blue Ridge Mountain Blues/Passin' Thru/Foggy Mountain Rock-Foggy Mountain Special全12曲 

 晩年はファミリー&フレンズでのライヴ・アピアランスや、多くのセッションに招かれての録音等、その健在ぶりが示した御大アール・スクラッグスの、実に17年のブランクの後のアルバム・リリース。アメリカン・ミュージックの巨人の久々のアルバムを祝して、ロック/ポップ/カントリーのスーパー・スターが一堂に会しての、文字どおりのスーパー・セッションを息子ランディがプロデュース、ファンにはまたとない贈り物となった。当時77歳、日本流にいうなら喜寿を迎えたアールの、微塵も老いを感じさせないハイ・スピリット・バンジョー・プレイを、何も言わずにしっかりと聴いていたい作品。オリジナル・ブルーグラス・サウンドを伝える偉人の境地がここに表出されている。ゲイリー(2021年没)とランディ(2018年没)の二人の息子も参加。
 *マンドリン
  ●RCSI-1184 MIKE COMPTON『Rare and Fine - Uncommon Tunes of Bill Monroe』CD (\2,750-)\3,025-税込

 ビル・モンローがプライベートで残した録音を掘り起こして未発表曲を集めたマイク・コンプトンの新作。40年代後半のオープリーでのパフォーマンスから取ったという"Orange Blossom Breakdown"やモンローがテックス・ローガンの為に書いた曲をブッチ・ロビンスから習ったという"Big Spring"、モンローがバックステージで弾いていた録音を組み合わせたという"California Forest Fire"等々、モンローのキャリアのほとんどにまたがる素材が含まれている。トリプル・フィドルにマイケル・クリーブランド、ローラ・オルショー、シャッド・コブ、バンジョーにラス・カーソン、ギターにジェレミー・スティーブンス、ベースにマイク・バブを迎えてナッシュビルのジャック・クレメンツのスタジオで録音。
  ●RCSI-1184T MIKE COMPTON『Rare and Fine - Uncommon Tunes of Bill Monroe』TAB (\3,150-)\3,465-税込

 マイク・コンプトンが発表した上記、ビル・モンローの未発表曲を集めた作品『Rare and Fine - Uncommon Tunes of Bill Monroe』のマンドリン・タブ・ブック。
 *フィドル
  ●SRCD-1001 VASSAR CLEMENTS『New Hillbilly Jazz』CD\(\3,000-)\3,300-税込  在庫限り

Pan American/Golden Rocket/Gone Gone Gone/Sweet Kentucky Woman/Cajun Fiddle 他全13曲

 ジャンルを超えたアメリカン・フィドルの歴史の中 でもっとも偉大な功績を遺したバッサー・クレメンツのすばらしい89年のスウィング・アルバムが初CD化。 ハンク・ウィリアムズやハンク・スノウらのカントリー名曲が、ゴキゲンにスウィング。バッサーのなんとも 暖かく洒落たボーカルとフィドルに、マイク・ドウリングのドブロ&ラップ・スティール、ボブ・ホーバー のピアノにサックスも参加、そしてクラスター・プラッカーズの姉妹のようなマーガレットとクリスが可愛い コーラスガール…、ウキウキのヒルビリースウィングだ。ボーナスに89年来日時、奥沢明雄、西海孝、海宝 弘之、下村哲を従えてのの"Midnight Moonlight"と"Kissimie Kid"、そしてそこにラストショーが加わった"Orange Blossom Special"の3曲がオマケ。ムーンシャイナーの「ナッシュビル・リポート」連載でお 馴染みの四方敬士氏の主宰するシカタ・レコード、バッサーの葬儀で使用された写真集や徳武弘文とレオナ父 娘や奥沢らのインタビューを含んだCD-ROM付き。 
  ●MH-2073 ANDY LEFTWICH『The American Fiddler』CD(\2,650-)\2,915-税込

 リッキー・スキャッグス&ケンタッキー・サンダーの超重量級ハイパー・ブルーグラスの主軸のひとりとして、その超絶テクニックでファンの度肝を抜いたアンディ・レフトウィッチの2003年のソロ作に続く最新作。
  ●RCSI-1177 V.A.『THE JOHN HARTFORD FIDDLE TUNE PROJECT VOLUME 1』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ジョン・ハートフォードのオリジナル・フィドル曲を演ずるプロジェクトの第一弾。ジョン・ハートフォード・ストリング・バンド(JHSB)名義でグラミー賞にノミネートされた『Memories of John』(RC-125 \2,695-)や楽譜集『John Hartford's Mammoth Collection of Fiddle Tunes』(BOOK-JHM \7,480-)に大きな役割を果たし、ジョンの音楽的遺産を引き継ぐマット・コムとジョンの娘、ケイティ・ハートフォード・ホーグの共同プロデュース。現在のブルーグラス、アコースティック・シーンの名うてのミュージシャンを集めて、オールドタイム・フィドルからニューグラス・ムーブメントを主導したジョン・ハートフォードの音楽スタイルが継承されています。
 *ドブロ
  ●RC-121 JOSH GRAVIS 『JUST JOSHIN'』CD(\2,450-)\2,695-税込

Leading in the Hound Dog/We're Gonna Have a Ball/This World of Mine/Who Was Here?/Somehow Tonight/Dobro Rhumba/You're Leaving Me/Cottontown Jubilee/Just Joshin'/Right Before My Eyes/Bucks Stumble/Old McDonald's Farm/Oswald's Chimes/When You're Lonely/Big Ball in Brooklyn 全15曲

 ブルーグラス・ドブロのパイオニア、バーケット・"アンクル・ジョッシュ"・グレイヴスが、フラット&スクラッグスのフォギー・マウンテン・ボーイズで絶頂期を迎えていた1963年、僚友イングリッシュ・"カズン・ジェイク"・タロックと組んで発表した幻の名盤が遂にCD化された。ジェリー・ダグラスをして、ジョッシュのドブロはバンジョーにおけるアール・スクラッグスと同等の位置にある、とまでいわしめたその名人芸のすべてと、ヴォーカリストとしてのジョッシュの芸達者ぶりを見事に具現化した傑作である。知る人ぞ知る達人カーティス・マクピークとチャビー・ワイズ、ふたりのいうことなしのサポートに、後期フォギー・マウンテン・ボーイズのコーラスの要でもあったジェイクのハイ・ハーモニー、すべてがフラット&スクラッグス・スタイルのブルーグラスを完璧に昇華した、最高のパフォーマンスに結実している。因みに、アンクル・ジョッシュとカズン・ジェイクというのは、フラット&スクラッグス・ショウでコメディ・ルーティーンを演じるときのふたりの役柄、ここでもお約束の"Old McDonald's Farm"でコメディアンぶりの一端を披露している。コットンタウン・ジュビリーというスモール・レーベルからの発売で、おそらく数百枚しか流通しなかったと思われる、まさに「幻」のアルバムの、未発表3曲を加えての記念すべき復刻である。ブラザー・オズワールド、セドリック・レインウォターなどもこのセッションに参加している。
  ●TAK-8914 MIKE AULDRIDGE『Dobro / Blues and Bluegrass』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ブルーグラス・インスト・アルバムとして歴史に残る大名盤。ドブロという楽器の未来を根底から変えた1972年発売『Dobro』と1974年発売『Blues and Bluegrass』の2枚のLPがCDになったもの。セルダム・シーンのほか、、デビッド・ブロムバーグやバッサー・クレメンツ、リンダ・ロンシュタットらを迎えたとてもすばらしい超大名盤です。
  ●SH-3817 JERRY DOUGLAS, RUSS BARENBERG,EDGARMEYER 『Skip, Hop & Wobble』CD(\2,450-)\2,695-税込

Big Bug Shuffle/Why Don't You Go Backto the Woods/Big Sciota/The Earl of Hyndford/Monkey Bay/Here on Earth 他全11曲

 ジェリー・ダグラスのドブロ、ラス・バレンバーグのギター、エドガー・マイヤーのベース。この3人の強力なトリオが創りだした1993年リリースのインスト集。それぞれの楽器でトップのテクニックとセンスを持つ彼等が自由に創り出すオリジナルはニュー・エイジを超えたホットなアンサンブル。
 *ギター
  ●SF-40064 BILL MONROE & DOC WATSON『Live Duet Recordings1963-1980』CD(\2,450-)\2,695-税込

 これまた超貴重ライブ集だ。かつて海賊LP盤として出回ったことがあるが公式には初の登場である。ビル・モンローとドック・ワトソンという2人の巨人が、その全盛期に組んでマンドリン&ギターのブラザー・デュオ・スタイルに挑戦するという、正しく「夢の共演」である。
 *ハーモニカ
  ●SPCD1452 MIKE STEVENS『Breathe In The World Breathe Out Music』CD(\2,750-)\3,025-税込

 ジム&ジェシーのバージニア・ボーイズでハーモニカ・プレイヤーとしてとして活動、その後、35年以上にわたってソロで活動を続けるマイク・スチーブンスのジャンルを越えた最新作『Breathe In The World, Breathe Out Music』。
 書籍、教則おすすめ
  ●ES-BOOKAO EARL SCRUGGS『and his Five String, Revised and Enhanced Edition』Book+ONLINE AUDIO(\6,250-)\6,875-税込

 バンジョー教則本のバイブル改訂版が再入荷。これまで の『Foggy Mountain Banjo』や『Foggy Mountain Jamboree』からのタブに加えて、新しく追加されたタブ譜はフ ラット&スクラッグス以降を中心に以下の通り、"American Made-Worls Played"、"Bleeker Street Rag"、"Broad River"、"Carolina Boogie"、"Carolina Traveler"、"Instrumental in D Minor"、"Loraderojpst III Breakdown"、"Pedal to the Medal"、"Pick Along"、"Roller Coaster"、"Silver Eagle"、"Station Break"、"String Bender"、"Train Number Forty-Five"、そしてオリジナル版からカットされたのは、"Down the Road""Maggie Blues""Nine Pound Hammer""Home Sweet Home/Silver Bells(Banjo Duet)"。また、自筆のセルフバイオグラフも加えられている。 Earl自らの説明とサウンとがダウンロードできる。
  ●TIM-1 EARL SCRUGGS『Mercury Sessions 1』Tab\(1,000-)1,100-税込
●TIM-2 EARL SCRUGGS『Mercury Sessions 2』Tab\(1,000-)1,100-税込
●TIM-3 EARL SCRUGGS『Foggy Mountain Jamboree』Tab\(1,000-)1,100-税込
●TIM-4 EARL SCRUGGS『Kings of Bluegrass』Tab\(1,000-)1,100-税込


 日本のアール・スクラッグス研究家の故津田敏之氏が私家版で出していた完全コピー集のリプリント判。アール・スクラッグスのフラット&スクラッグス時代の全録音の可聴部分をバックアップを含めてオリジナルLP順にタブ譜化した小冊子。TIM-1はマーキュリー録音の前半。TIM-2はマーキュ リー録音後半、TIM-3はアルバム『Foggy Mountain Jamboree』、"TIM-4"は『Kings of Bluegrass』の計4冊)がある。スクラッグス虎の巻!
  ●HL-195621 『Masters of the Mandolin: 130 of the Greatest Bluegrass and Newgrass Solos』 (\4,450-)\4,895-税込

After You've Gone (Jethro Burns)/Alabama Jubilee(Jimmy Gaudreau)/Whiskey Before Breakfast(Adam Steffey)/Raw Hide(Bill Monroe)/Reach(Sam Bush)/Rebecca(Herschel Sizemore)/Red Wing(Bobby Clark)他全130曲

 ブルーグラスとその周辺のマンドリン音楽の歴史的名演を集めたマンドリン・タブ集の決定版、ビル・モンローからサム・ブッシュ、クリス・シーリー、デイブ・アポロンやジェスロ・バーンズ、等、ブルーグラス以外も網羅した全130曲。インストのみならずサム・ブッシュのニューグラス・リバイバル時代や、ドイル・ローソンのブルーグラス・アルバム・バンドの歌物の間奏や渋いところでハーシャル・サイズモア"Rebecca"、ドイル・ローソン"Georgia Cracker"、ボビー・クラーク"Red Wing"、ローランド・ホワイト、リッキー・スキャッグス等々、誰もがあこがれた曲が取上げられているのが嬉しい。タブ譜のみ。全192頁。持ってて安心の1冊。
  ●OK-10031 MATT GLASER『Bluegrass Masters: Vassar Clements (Fiddle) 』book-(\2,850-)\3,135-税込

 お宝楽譜集、発見! ! 1978年オーク出版から出た、不世出の天才超人フィドラー、バッサー・クレメンツの超絶テクニックの秘密にバークリー音楽院にブルーグラス科を創設した! ? マット・グレイザーが迫る全 17 曲のコピー楽譜。オールド & イン・ザ・ウェイやニッティ・グリッティ・ダートバンドの『永遠の絆』で圧倒的なフィドリングで聞くものを圧倒したバッサーの代表曲が収められている。在庫限り、ある内にどうぞ。
  ●BLUEGRASS FIDDLE MINUS ONE(MFD-0206) フィドル用TAB BOOK+CD(\3,000-)\3,300-税込
●BLUEGRASS BANJO MINUS ONE(MFD-0207) バンジョー用TAB BOOK+CD (\3,000-)\3,300-税込
●BLUEGRASS MANDOLIN MINUS ONE(MFD-0208) マンドリン用TAB BOOK+CD (\3,000-)\3,300-税込 収録曲(各巻共通)


 フェスやジャムで最もよく取り上げられる有名曲を吟味。デモ演奏、ソロパートのみの演奏、マイナスワン(カラオケ)演奏 TAB譜(Bluegrass Fiddle Minus One,MFD-0206は譜面と連段)譜面通りに弾くもよし、自分なりにアレンジして弾くもよし自宅でバンド練習ができます。Jimmy Akazawaと渡辺敏雄がプロデュース、ステイ・ホームのお供に!!
 楽器、その他……
●VN-30 DORFLER VIOLIN VOW (\30,000-)\33,000-税込

 デルフラーVN30、バイオリン弓取扱再開しました。MADE IN GERMANYでこの作りでこの価格です。バランスの良さが特徴です。他、オールド・バイオリンも取扱中です。弓の毛替え他、メンテナンスも取扱中。なんなりと御相談下さい。
  ●MISC-NP2 NATIONAL『Finger-Pick PAT. No. 1787136 U.S.A.』(\550-)\605-税込

 定番、戦前のオールド・ナショナルの復刻版フィンガーピック。ニッケル・シルバー素材厚み 0.025インチ、No.1787136の特許ナンバーの刻印入り、こちらも永遠のスタンダードです。ディーラーシップの変更に伴い止む無く価格改定させて戴きました。
  ●HU-BRG11/16『HUBER オリジナルバンジョーブリッジ11/16インチ』(\9,500-)\10,450-税込

 プリウォー・バンジョーのサウンドを追求するヒューバーの50〜100年前のメイプル材を使用して作らたオリジナル・バンジョー・ブリッジ。
他に高さ5/8、21/32、夫々にレギュラーとワイドピッチが有ります。在庫確認下さい。
  ●MISC-0030 GROVER BANJO BRIDGE 5/8 (\2,400-)\2,640-税込

 GIBSON社純正ブリッジに採用されていたグローバー社ミンストレル。ブリッジ5/8インチ、久々に入荷しました。3本足でメープル材の上にエボニー・トップというブルーグラス・バンジョーの永遠のスタンダードです。
  ●MISC-5THN =BANJO 5弦用釘(\150-) \165-税込

 鉄道模型用の犬釘です。少し加工が必要ですがブルーグラスバンジョープレーヤーのスタンダード。簡単なインストラクションとスペア用も含めて10本入りです。
  ●MISC-SBMP 『秋元慎シグネチャー・マルチカラーピック』(本体\250-)\275-税込 

 旧グリスマン・ピックのマルチカラーのピック、ご要望に応えて特注しました。角の取れたトライアングル・シェイプでピッキング・ノイズが軽減、弦に対して深目に当てれば楽器本来のウッディなトーンが引き出せます。
 輸入雑誌
 *ブルーグラス・アンリミテッド誌
  ●BU-23/1 2023年1月号 \1,650-税込

 カバー・ストーリーは引退から復帰したデビッド・パームリー。ハーシャル・サイズモアの思い出。ルービン・ブラザーズと姻戚関係のベース弾き、エドガー・ラウダーミルク。ラリー・ライスと愛器1959年製ギブソンF-5。2023年フェスティバル・ガイド他。
  ●BU-22/12 2022年12月号 \1,650-税込

 アール・スクラッグス大特集。インファマス・ストリングダスターズのクリス・パンドルフィ(bj)、テネシー・ブルーグラス・バンドのリンカーン・ヘンズレー、東海岸のベテラン、マイク・マンフォード、ディーリング・バンジョーとプロピック。第1回アール・スクラッグス・フェス。ロッキーグラスのホットライズ。
  ●BU-22/11 2022年11月号 \1,100-税込

 ジョン・ハートフォード・トリビュートを発表したサム・ブッシュ、注目のストリング・バンドのホウクテイル、ダロル・アンガー・インタビュー、スティルハウス・ジャンキーズ、黒人バンジョー・プレイヤーのトレイ・ウェリントン、タレント名鑑他。
  ●BU-22/10 2022年10月号 \1,100-税込

 ブルーグラス時代のキース・ホイットリー特集、ドワイト・ホイットリー、IBMAブルーグラス名誉の殿堂入り「ポール・ムーン・マリンズ、ノーマン・ブレイク、ピーター・ローワン」、フォーリン・ランダース(タビサ&デビッド・ベネディクト)、ドナ・ヒューズ、ゴールド・トーン・バンジョー「ブルーグラス・ハート」他。
 月刊『ムーン・シャイナー』
  ●MS-4003 2023年1月号 (通巻471号)\550-税

 My New Friend,Frank Wakefield、フランク・ウェイクフィールド略歴、ジョー・K・ウォルシュ『If Not Now, Who?』、ケンタッキー州レキシントンにおけるブルーグラス小史Part3、アパラチア音楽とダンスの集い、九州ブルーグラス創成期の頃、New Look New Sound No.10「グレッグ・ブレイク」、有田純弘ユニット観戦記、私のバンジョー遍歴「伊藤直己」、神戸ブルーグラス今昔物語「敬老会でブルーグラス」、あの名曲だけを聴き比べて ♪Ida Red、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
  ●MS-4002 2022年12月号 (通巻470号)\550-税込

 サム・ブッシュ 『ラジオ・ジョン:ジョン・ハートフォードの歌』、渡辺敏雄インタビュー、ブルーグラスで聞くクリスマス・ソング、ケンタッキー州レキシントンにおけるブルーグラス少史Part2、「じゃじゃ馬億万長者 "The Beverly Hillbillies" 研究会」開催報告、New Look New Sound No.9 アマンダ・クック『Changes 』、よーちゃんのちょっと一服、あの名曲だけを聴き比べて「Salty Dog Blues 」、私のブルーグラス自分史「平井孝介」、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
  ●MS-4001 2022年11月号 (通巻469号)\550-税込

 第33回2022年IBMAブルーグラス・アワード、アメリカーナ・アーティストとしてのピーター・ローワン(70年代後半〜90年代)、ノーマン・ブレイクについて私が知っている幾つかの事柄(茶色い髪のベッキーと西洋人参採りのサリバンの物語)、ケンタッキー州レキシントンにおけるブルーグラス小史 Part1、New Look New Sound No.8 アンスポークン・トラディション『Imaginary Lines』/秋元慎…23、ハーシャル・サイズモア追悼、書評『Mandolin Man : The Bluegrass Life of Roland White』、さぶさんの没後3年に寄せて、第1回オートハープ・フェスティバル、学生ブルーグラス・プロファイル #111 丸井駿弥(京都大学)、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
  ●MS-3912 2022年10月号 (通巻468号)\550-税込

 祝ブルーグラス名誉の殿堂入りピーター・ローワン、アメリカーナ・アーティストとしてのピーター・ローワン、ブルーグラス名誉の殿堂入りポール・"ムーン"・マリンズ、クロウフェスに行ってきました、アーニャ・ヒンクル & 佐竹晃 "Coming Home"、きつねのトンプソン 2ndアルバム『FOXTALE 』、ワイアット・エリス「私のブルーグラス物語」、ハッピー・トラウム トラディショナル一筋の音楽人生と珠玉の最新アルバム、韓国のカントリーゴンバン、ブルーグラス・イン・ラ・ロシェルへ、How to Play Bluegrass #45(番外編) バンジョーTAB譜( #202210)"Breakin' It Down"、New Look New Sound No.7「ジェイコブ・ジョリフ・バンド」、私のマンドリン遍歴「中西強」、オンライン・ブルーグラス・フェスティバル、学生ブルーグラス・プロファイル #111 丸井駿弥(京都大学)、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
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