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    B.O.M.Newsletter #488

  2021年5月15日
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目   次

今月のハイライト  1  
 新入荷ダイジェスト   2
 
  3
 (ブルーグラス)
  4  (インスト新入荷)
  5  (カントリー・ポップ新入荷)
 新入荷作品解説   6  
   7  ■ブルーグラス新入荷
   8  ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
   9  ■インスト新入荷
   10  ■カントリー・ポップ新入荷
   11  ■発掘・編集最新入荷
   12  ■日本のアーティスト
   13  ■映像新入荷
 最近作/お勧め作、再入荷   14  
   15  ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
   16  (新聞売りのジミー少年)
   17  (ムーンシャイナー5月号レビュー紹介作品)
   18   (ムーンシャイナー4月号レビュー紹介作品)
   19  ■ブルーグラス最近作/お勧め作
   20  *コンテンポラリー
   21  *トラッド
   22  *プログレッシブ
   23  ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作
   24  ■カントリー/ポップお勧め
   25  ■発掘、復刻、編集盤お勧め
   26  ■映像おすすめ
 楽器関連作品   27  
   28  ■バンジョー
   29  ■マンドリン
   30  ■フィドル
   31  ■ギター
   32  ■オートハープ
   33  ■書籍、教則おすすめ
 楽器、その他……    34  
 近日入荷   35  
 輸入雑誌   36  
   37  ■バンジョー・ニューズレター誌
   38  ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
 月刊『ムーン・シャイナー』   39  
>B.O.M.ご利用方法   40  



 今月のハイライト
  ●HTPM44155 STURGILL SIMPSON『Cuttin' Grass - Vol. 2 (cowboy Arms Sessions)』 CD(\2,450-)\2,695-税込

Call to Arms/Brace for Impact/Oh Sarah/Sea Stories/Hero/Welcome to Earth (Pollywog)/Jesus Boogie/Keep It Between the Lines/You Can Have the Crown/Tennessee/Some Days/Hobo Cartoon全12曲

 昨年の6月にライマン公会堂からブルーグラス・セットによる無観客配信ライブを敢行した、スタージル・シンプソン、彼曰く「おそらく地球上で最高のブルーグラスバンド」というシェラ・ハル(m)、スコット・ベスタル(bj)、ステュアート・ダンカン(f)、マーク・ハワード(g)、マイク・バブ(bs)と自身のバンド・メイトのマイルス・ミラー(drums)という面々を従えたアルバムの続編。。スタージル・シンプソンはケンタッキー州ジャクソン生まれ、メジャーデビューとなる『A Sailor's Guide To Earth』(ATL5513802)が2017年のベスト・カントリー・アルバム受賞、あまりに先鋭的な内容で保守的なカントリー界からは異端児扱いされているようで、続く『Sound & Fury』はそれに輪をかけて難解な内容だった。しかし、メジャー・デビュー前の『High Top Mountain』(HTM-478704,2013)はナッシュビルのベテランを配して、荒々しさの残る良き時代のホンキートンクで、ブルーグラス出身らしくラルフ・スタンレーに敬意を表した"Poor Rambler"を取上げていた事が印象に残っていた。本作は自身の2枚のメジャーからリリースされたアルバムの中から自作曲を中心にブルーグラス・アレンジで聞かせる。
 新入荷ダイジェスト
 (ブルーグラス)
  ●PC-1252 DANNY PAISLEY & THE SOUTHERN GRASS 『Bluegrass Troubadour』CD(\2,450-)\2,695-税込

 2004年にサザングラスの創設者で父親のボブ・ペイズリーが亡くなって以来、伝統あるサウンドを引き継ぐダニー・ペイズリー、。パワフルでストレートなボーカルでIBMA年間最優秀男性ボーカルを2度受賞したダニーのストレートなブルーグラス、パインキャッスル移籍第一弾。
  ●PATUX-352 SHANNON BIELSKI & MOONLIGHT DRIVE『Tennessee Heart』CD(\2,450-)\2,695-税込

 10代にリッキー・シンプキンスにフイドルの手ほどきを受けETSUのブルーグラス学科に奨学金を受けて進んだという才女、シャノン・ビエルスキー&ムーンライト・ドライブのパタクセント・デビュー作。
  ●MH-1955 STEVE GULLEY & TIM STAFFORD『Still Here』CD(\2,450-)\2,695-税込

 アリソン・クラウス&ユニオン・ステーションのサウンド創りの立役者として又、ブルー・ハイウェイの創立メンバーの一人として知られるティム・スタッフォードとドイル・ローソン&クィックシルバー卒業生でマウンテン・ハート、グラスタウンの創立メンバーとしてブルーグラスのメインストリームを背負って立ち、昨年の夏に惜しまれて亡くなったスティーブ・ガリー、最後のレコーディングとなった、『DogwoodWinter』(2010)に続く、二人によるのコラボレーションの第二作。
  ●REB-1873 KODY NORRIS SHOW『All Suited Up』CD(\2,450-)\2,695-税込 近日入荷

 ビル・モンローの発明によるブルーグラスの作法に則り、ジミー・マーチンのショーマンシップ、スタンレー・ブラザーズのハーモニー、グランドオールオープリーで聞かれたアーリー・カントリーやボードビルの雰囲気を現代に伝えるコディ・ノリス・ショーの、ブルーグラス・インディーズの老舗、レベル社からの第一作目となるアルバム。
 (インスト新入荷)
  ●RCSI-1182 MARK O'CONNOR『Markology II』CD(2,750-)\3,025-税込

Greensleeves/Goin' Home/Beaumont Rag/Salt Creek/On Top of The World/Alabama Jubilee/Shenandoah/Flailing/Kamala Boogie/Ease With The Breeze 全10曲

 マーク・オコーナーが1978年にリリースしたギター・アルバム『マーコロジー』から実に43年振りの続編。
 (カントリー・ポップ新入荷)
  ●BDPN140274 V.A『Willie Nelson American Outlaw (Live At Bridgestone Arena 2019)』2CD+DVD(\3,500-)\3,850-税込

 2019年1月12日土曜日、テネシー州ナッシュビルのブリヂストンアリーナで開催された歴史的コンサートを収録したCD二枚組+DVDのデラックス・エディション。                
 新入荷作品解説
 ■ブルーグラス新入荷
  ●PC-1252 DANNY PAISLEY & THE SOUTHERN GRASS 『Bluegrass Troubadour』CD(\2,450-)\2,695-税込

Blink of an Eye/Date With An Angel/Eat At The Welcome Table/Forty Years Of Trouble/Fancy Gap Runaway/He Can't Own Them/I Never Was Too Much/I'd Rather Live By The Side of the Road/Long Black Limousine/May I Sleep In Your Barn Tonight Mister全10曲

 2004年にサザングラスの創設者で父親のボブ・ペイズリーが亡くなって以来、伝統あるサウンドを引き継ぐダニー・ペイズリー、。パワフルでストレートなボーカルでIBMA年間最優秀男性ボーカルを2度受賞(2016年、2020年)したダニーのストレートなブルーグラス、パインキャッスル移籍第一弾。ダニー(g,v)&ライアン(m,v)・ペイズリー親子に加えてボビー・ランディ(bs)、マーク・ディレイニー(bj)、マット・フーバー(f)というサザン・グラスのメンバーに加えてリジー・ロングがボーカルで参加。エリック・ギブソン(ギブソン・ブラザーズ)、ボブ・エイモス、ブリンク・ブリンクマンといったソングライターの曲に加えて、ライアンのオリジナル・インスト、父親のボブ・ペイズリーのレパートリーから"Forty Years Of Trouble"古くはシェナンドー・カタップスも取上げていた"Eat At The Welcome Table"、マック・ワイズマンの名唱が印象に残る"I'd Rather Live By The Side of the Road"(リジー・ロングとのデュオ)や"May I Sleep In Your Barn Tonight Mister"、古いカントリーでグレン・キャンベルやマール・ハガードが演じてた"Long Black Limousine"等、バランスよい選曲で楽しめる。 
  ●MH-1955 STEVE GULLEY & TIM STAFFORD『Still Here』CD(\2,450-)\2,695-税込

Still Here/Living Shouldn't Be This Hard/So Far/There Ain't No Good Way To Go/She Threw Herself Away/My Last Excuse To Drink/She Comes Back To Me When We Sing/Long Way Around The Mountain/He's Trying To Tell You Something/It's All About The Game/Back When It Was Easy全11曲

 アリソン・クラウス&ユニオン・ステーションのサウンド創りの立役者として又、ブルー・ハイウェイの創立メンバーの一人として知られるティム・スタッフォードとドイル・ローソン&クィックシルバー卒業生でマウンテン・ハート、グラスタウンの創立メンバーとしてブルーグラスのメインストリームを背負って立ち、昨年の夏に惜しまれて亡くなったスティーブ・ガリー、最後のレコーディングとなった、『DogwoodWinter』(2010)に続く、二人によるのコラボレーションの第二作。スティーブ・ガリーとティム・スタッフォードは、ミュージシャン&ソングライターとして、それぞれバンドやソロ活動で高い評価を受けるミュージシャンであり、ブルーハイウェイが演奏して2008年のIBMAの年間最優秀曲"Throughthe Window of a Train"や、2020年にノミネートされ"BothEnds oftheTrain"等、斯界で最もクリエイティブで成功したソングライティングチームの1つとしても称賛をされている。参加メンバーはベテランのロン・スチュワート(f,bj)、バリー・ベールス(bs)、そして新人のトーマス・キャセル(m)に加えて、デール・アン・ブラッドリーが抜群のハーモニーで参加。
  ●MH-1928 ALEX LEACH『I'm The Happiest When I'M Moving』CD(\2,450-)\2,695-税込

Take The Long Way Home/The Turntable/I'm Happiest When I'm Movin'/Ellen/Take Me Back/Golden Rule/Rambler's Return/October Fall/James Russell Rag/Mandy Mae/I Can't Live On This Way全11曲

 ブルーグラス界期待のアレックス・リーチ、ブルーグラス・シンパでアメリカーナ系の最も信頼されるアーティストであるジム・ローダデイルをプロデュースに迎えて、満を持してのソロ・アルバムがマウンテン・ホームからリリースされた。父のラルフからラルフ・スタンレーIIが引き継いだクリンチ・マウンテン・ボーイズのメンバーとして活動、ノックスビルのWDVX局でブルーグラス番組のDJとして活動、沢山の有名無名バンドの曲を紹介した経験がソングライティングに役立っているという。ちょっとハスキーで印象に残るハイ・テナー・ボーカルでリーチが有名になるきっかけとなった初期のブルーグラスへの敬意を表して演奏された"Golden Rule"では、ドライブするリズムに乗せて伝統的なブルーグラスの作法に則って、現代のファンに向けて発信している。フォークタッチのメロディにも、どこかアパラチアを感じる、妻のミランダとの共作"Take Me Back"、彼女の透明感のあるボーカルも魅力。J.T.コールマン(bs)、ジョシュア・グッディング(m)、ブランドン・マスール(bj)にくわえて元クリンチマウンテンボーイズのバンドメイトであるジョン・リグスビーがフィドルで参加。スタンレーブラザーズからビーチボーイズ、カーティスメイフィールドからポーターワゴナーに至るまで影響を受けたアレックス・リーチの音楽は、伝統的かつ独創的で、ノスタルジックで進歩的、新世代のブルーグラス・アーティストのサウンドです。
  ●PATUX-352 SHANNON BIELSKI & MOONLIGHT DRIVE『Tennessee Heart』CD(\2,450-)\2,695-税込

Tennessee Heart/Those Memories of You/East Virginia/Angelina Baker/GreenridgE/Moonshiner/I’ll Go Stepping Too/Without Love/Tuscarora/Loving You/Power Is/EMD/Hot N Cold

 10代にリッキー・シンプキンスにフイドルの手ほどきを受けETSUのブルーグラス学科に奨学金を受けて進んだという才女、シャノン・ビエルスキー&ムーンライト・ドライブのパタクセント・デビュー作。
  ●REB-1873 KODY NORRIS SHOW『All Suited Up』CD (\2,450-)\2,695-税込

Brand New Hit in Nashville/I'm Going Back to the Mountains/Ole Carolina/Kentucky Darlin'/Love Bug/Farmin' Man/Virginia Bound/In the Shade of the Big Buffalo/Uncle Bill's Still/Let's Go Strollin'/Lady of the Evening/Whatcha Gonna Do全12曲

 ビル・モンローの発明によるブルーグラスの作法に則り、ジミー・マーチンのショーマンシップ、スタンレー・ブラザーズのハーモニー、グランドオールオープリーで聞かれたアーリー・カントリーやボードビルの雰囲気を現代に伝えるコディ・ノリス・ショーの、ブルーグラス・インディーズの老舗、レベル社からの第一作目となるアルバム。テネシー生まれのマルチ・レイヤーで優れたシンガー&ソングライティングでもあるコディ・ノリス(g)と其の妻でケンタッキー州ボーリングリーン出身同じくマルチ・プレイヤーでラリー・スパークス&ロンサム・ランブラーズのメンバーとしても活躍したマリー・レイチェル・ナリー・ノリス(f)、テネシー生まれテナー・ボーカルも魅力のジョサイア・タイリー(bj)、イリノイ州生まれでこのバンドでプロとしてのキャリアをスタートしたというカズン・チャーリー・ロウマン(bs)という面々。旧き良き時代のブルーグラスの雰囲気を現代に甦らせて、フレッシュに聞かせるところが魅力。
 ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
  ●VARVSD0013 JOHN DENVER『Leaving On A Jet Plane』CD(\2,450-)\2,695-税込

Leaving on a Jet Plane (Electric Version) (The Mitchell Trio)/Baby, That's Where It Is (The Mitchell Trio)/Like to Deal with the Ladies As Sung in the Shower Accompanied By a Twenty-Seven Piece Band (The Mitchell Trio)/Both Sides Now (Denver, Boise & Johnson) (Previously Unreleased)/Take Me to Tomorrow (Denver, Boise & Johnson)/Victoria Dines Alone (Denver, Boise & Johnson) (Previously Unreleased)/'68 Nixon (This Year's Model) (Denver, Boise & Johnson)/Yellow Cat (Denver, Boise & Johnson) (Previously Unreleased)/Leaving on a Jet Plane (The Mitchell Trio)/She Loves You (The Mitchell Trio)/He Was a Friend of Mine (The Mitchell Trio)/If You Had Me in Shackles (The Mitchell Trio) (Previously Unreleased Outtake from the Album the Mitchell Trio Alive, May, 1967)全12曲

 70年代に最も人気のあるアコースティックアーティストの一人、ジョン・デンバーの2018年にリリースされた未発表音源を含むコンピレーション。
 ■インスト新入荷
  ●RCSI-1182 MARK O'CONNOR『Markology II』CD(2,750-)\3,025-税込

Greensleeves/Goin' Home/Beaumont Rag/Salt Creek/On Top of The World/Alabama Jubilee/Shenandoah/Flailing/Kamala Boogie/Ease With The Breeze全10曲

 マーク・オコーナーが1978年にリリースしたギター・アルバム『マーコロジー』から実に43年振りの続編。天才フィドラーとして13歳でナッシュビルの.マスターフィドル・チャンピオンシップで優勝、14歳でラウンダーから『Pickin' In The Wind』をリリース、同年にカンサス州ウィンフィールドでナショナル・フラットピッキング・ギター・チャンピオンを獲得、デビッド・グリスマン、トニー・ライス、サム・ブッシュを迎えて、前述のギター・アルバム『Markology』をリリース、その後、ブルーグラスからニューアコースティック、ジャズ、ロック、クラシックまで主にフィドラー/バイオリニストとして多方面で活躍、近年はファミリーと共にまた、ブルーグラスやアコースティックのシーンにも戻って来たという印象。そんなマーク・オコーナーの最新作は、ドレッドノート・ギターを駆使した全くのソロによるライブ感溢れるパフォーマンス。トニー・ライスによって開花したブルーグラスから更に発展させたインストルメンタル音楽の極地はマークからトニーへのトリビュート。慢性滑液包炎の為に20年間の永い間、ギター演奏から離れていた鬱憤を晴らすかのようなエモーショナルでエキサイティングな演奏の数々、ギターという楽器の可能性を更に広げたような、凄まじいばかりの音の洪水とグループに酔いしれる。 
  ●GODM734706 RANDALL COLLINS 『Georgia Fiddler』CD CD (\2,450-)\2,695-税込

Sugar Hill/Pea Ridge Hornpipe/Georgia Lynn Waltz/King's Reel/Roanoke/Little Dave/Cades Cove/Almost Persuaded/Buck Snort #2/Louisville Breakdown全10曲

 テネシー州ノックスビルを拠点にピナクル・ボーイズの創立メンバー、ランドール・コリンズのアテイラムから1976年にリリースされた作品。
 ■カントリー・ポップ新入荷
  ●BDPN140274 V.A『Willie Nelson American Outlaw (Live At Bridgestone Arena 2019)』2CD+DVD(\3,500-)\3,850-税込

 2019年1月12日土曜日、テネシー州ナッシュビルのブリヂストンアリーナで開催された歴史的コンサートを収録したCD二枚組+DVDのデラックス・エディション。ウィリーネルソンを称える為に矯めに参加したアーティストはアリソン・クラウス、アヴェット・ブラザーズ、ボビー・ベア、クリス・ステイプルトン、デイブ・マシューズ、エミルー・ハリス、エリック・チャーチ、ジョージ・ストレイト、ジャック・ジョンソン、ジェイミー・ジョンソン、ジェイソン・イズベル、ジミー・バフェット、ジョン・メレンキャンプ、クリス。クリストファーソン、リアン・ウォーマック、ライル・ラベット、ノラ・ジョーンズ、レイ・ベンソン、シェリル・クロウ、スティーブ・アール、スタージル・シンプソン、ビンス・ギル他。
  ●SNYL982778 LORETTA LYNN 『Still Woman Enough』 CD(\2,450-)\2,695-税込 再入荷

Still Woman Enough (featuring Carrie Underwood and Reba McEntire)/Keep On The Sunny Side/Honky Tonk Girl/I Don't Feel At Home Any More/Old Kentucky Home/Coal Miner's Daughter (recitation)/One's On The Way (featuring Margo Price)/I Wanna Be Free/Where No One Stands Alone/I'll Be All Smiles Tonight/I Saw The Light/My Love/ You Ain't Woman Enough (Featuring Tanya Tucker)

 女性カントリー歌手の大御所、ロレッタ・リン、彼女が2002年に発表した自叙伝のタイトルにあやかった46枚目となるスタジオ録音アルバムはロレッタの娘のパッツィ・リン・ラッセルとジョニー・キャッシュとジューン・カーターの息子、ジョン・カーター・キャッシュのプロデュースでマイク・バブ(bs)、ショーン・キャンプ(m)、ラリー・パーキンス(bj)、ジェイミー・ハートフォード(g)等、ブルーグラス人脈が大きく関わった音創り。リーバ29)・マッキンタイアとキャリー・アンダーウッドを迎えたタイトル曲、マーゴ・プライスとの"One's On The Way"、タニヤ・タッカ―との"You Ain't Woman Enough"は1966年の彼女の最初の#1ヒット・アルバムのタイトル曲、デビュー・シングルの"Honky Tonk Giri"等、セルフ・カバー7曲とマザー・メイベルとカーター・ファミリーへのオマージュとして"Keep On The Sunny Side"やフォスター"My Old Kentucky Home"他、トラッド寄りの選曲。「炭坑夫の娘」の朗読も感動的。(ムーンシャイナー誌レビューより)
 ■発掘・編集最新入荷
  ●ACCD060 BILLY STRANGE『Climb Aboard The Hell Train』 CD(\2,450-)\2,695-税込

Tracklist 1.Cliffie Stone And His Orchestra -Barracuda 2.Billy Strange - (When The Dawn Comes) I Gotta Be Gittin' Home 3.Billy Strange - Let Me In There Baby 4.Billy Strange - The Devil In Me 5.Billy Strange- I Love You Twenty-Four Hours A Day 6.Billy Strange - Kiss, Kiss, Kiss 7.Billy Strange - Diesel Smoke, Dangerous Curves 8.Billy Strange - Hell Train 9.Billy Strange - Crazy Guilt Rag 10.Billy Strange - Catsup And Honey 11.Billy Hill And The Valley Boys - For Better For Worse 12.Billy Strange - The Almanac Song 13.Billy Strange - 16 Tons 14.Tennessee Ernie and Ella Mae Morse With Cliffie Stone's Orchestra - I'm Hog-Tied Over You 15.Ramblin' Jimmie Dolan - I Wonder If I Can Lose The Blues This Way 16.Skeets McDonald - Scoot, Git And Be Gone 17.Gene O'Quin - I Believe In Lovin' 18.Tommy Collins - Oklahoma Hills 19.Jean Shepard And Speedy West - Twice The Lovin' (In Half The Time) 20.Roy Clark - Weepin' Willow Twist 21.Sweetpea Johnson - How Come My Dog Don't Growl At You 22.Wanda Jackson - You're The One For Me 23.The Ventures - The 2,000 Pound Bee - Part 1 24.Elvis Presley With The Mello Men - One Broken Heart For Sale 25.Ricky Nelson - Ain't Nothin' But Love 26.Rose Maddox - Early In The Morning 27.Sweetpea Johnson - The Crawdad Scene 28.The Ventures - The 2,000 Pound Bee - Part 2 29.Jeanne Black - He'll Have To Stay 30.Jeanne And Janie - My Baby's Gone全30曲

 腕利きスタジオ・ミュージシャン集団、レッキングクルーの一員として知られ、ギタリスト、アレンジャー、ソングライターして活躍したビリー・ストレンジのホットギターとリッキー・ネルソン、ワンダ・ジャクソン、エルビス・プレスリー、ロイ・クラーク、ベンチャーズ、ローズ・マドックス等をフィーチャーした30曲収録のコンピレーション。 
  ●SNYM302190 JIM & JESSE & VIRGINIA BOYS『Bluegrass Classics』CD(\2,450-)\2,695-税込

Las Cassas, Tennessee/Drifting and Dreaming of You/The Grass Is Greener/What About You/I Wonder Where You Are/Why Not Confess/Nine Pound Hammer/The Violet and a Rose/Take My Ring from Your/The Little Paper Boy/When My Blue Moon Turns/Just When I Needed You全12曲

 兄弟デュオによるスムースなハーモニーが売り物のジム&ジェシー、1963年にエピックよりレリリースされた名盤。クロスピッキングによる卓越したマンドリンとリード・ボーカルの弟、ジェシーと、甘い声で抜群のハーモニーを聞かせるジムジム(g)・マクレイノルズの兄弟に加えて、スリー・フィンガー・スタイルのバンジョーの美学を伝えるアレン・シェルトン(bj)、リンゴ・スター、デビッド・グリスマン、グリーンブライアー・ボーイズ他、セッションマンとしても活躍するジム・ブキャナン(f)、ソングライターとしても知られるドン・マクハン(g)、デビッド・サザーランド(bs)というメンバーで現在もブルーグラス・スタンダードとなった名曲の数々を演じる。
  ●GODM734761 DRIFTING COWBOYS『Tribute To Hank Williams』CD(\2,450-)\2,695-税込

Move It on Over/Mansion on the Hill/You Win Again/Cold, Cold Heart/Hey Good Lookin'/Jambalaya (On the Bayou)/Your Cheatin' Heart/Kaw-Liga/I Can't Help It (If I'm Still in Love with You)/May You Never Be Alone/Keep It Country (Interlude)/Are You Walking and A-Talking with the Lord?/When God Comes and Gathers His Jewels/Calling You/Sing, Sing, Sing/The Funeral/Jesus Is Calling/Jesus Remembered Me/A House of Gold/How Can You Refuse Him Now?/1 I Saw the Light/Make Hank Happy (Instrumental Closing)全22曲

 1979年にスタンディング・ストーンからリリースされたハンク・ウィリアムスへのトリビュート盤。ハンク・ウィリアムスのバック・バンドを務めたドリフティング・カウボーイズのドン・ヘルムス(steel g)、ジェリー・リバース(f)、ボブ・マクネット(g)の3人がハンクの名曲の数々を思い出を語りながら演じる。
  ●GODM734651 JOE STUART & CARL SAUCEMAN『Together Again』CD(\2,450-)\2,695-税込

Might Have Known/The Grave on the Green Hillside/My Main Trial Is Yet to Come/Let Us Travel, Travel on/Pay Me No Mind/Lonely Tombs/Sweethearts in Heaven/Go Take the News to Mother/The Leaves Mustn't Fall/I Am a Pilgrim/Anywhere Is Home/Shenandoah Waltz全12曲

 弟のJ.P.と共にソースマン・ブラザーズとしてアーリー・ブルーグラスの時代から活躍したカール・ソースマンとブルーグラス・ボーイズでビル・モンローの片腕として知られるジョー・スチュアート、50年代に活動を共にした二人の1978年にアテイラムよりリリースされたリユニオン・アルバム。
 ■日本のアーティスト
  ●TRYH-2104 坂本愛江&尾崎博志 『Are You Lonesome Tonight』CD(\2,727-)\3,000-税込

Are You Lonesome Tonight (Introduction)/He Thinks I Still Care/Among My Souvenirs/I Don't Hurt Anymore/Too Far Gone/Blue Eyes Crying In The Rain/I Can't Help It/The Waltz Of The Wind/Twin Guitar Special/Half As Much/You Belong To Me/Have I Told You Lately/Under Your Spell Again/You Were Only Fooling/Are You Lonesome Tonight全15曲

 ボーカリストの娘、スティール・ギタリストの息子。お互いにミュージシャンの両親を持つ二人が彼らに大きな影響を受けながら始めた音楽活動。 半世紀以上前に生まれた曲が持つシンプルで美しいメロディーと、誰もが共感できる歌詞。時代を問わない真実と、誰もが経験してきた現実を、このアルバムの中で再認識する事ができました。 
  ●FJSP427 渡辺三郎『1975 セッション』CD(本体\2,500-)\2,750-税込

Billy in the Low Ground/Cedar Hill/Salt Creek/Bill Cheatham/Lonesome Road Blues/Bugle Call Rag/Shenandoah Breakdown他全22曲

 KBS京都・秘蔵音源シリーズ第3弾、ブルーグラスの世界的リジェンド、渡辺三郎、1975年のセッション録音を初CD化。京都山科のスタジオで名うてのミュージシャンと繰り広げられたブルーグラス・セッション。KBS京都ラジオでの放送用に録音され、最良の状態で保存されていた 6ミリ・テープを編集。川村 輝夫と井上 由利子監修で、渡辺三郎に加えて渡辺敏雄、鮫島敏明、久永雅史、安東昌郎、谷村順造、平井秀道、三上保、木崎豊、篠原和彦、岸本勇人、大西一由、北村謙、磯野正博、中西理(敬称略)といった現在も現役で活動する面々が参加。
  ●FJSP423 渡辺三郎とスーパー・ピッカーズ、西代宗良スイング・ハウス・ジャズ・バンド 『JAZZ VS. BLUEGRASS』3CD(本体\3,800-)\4,180-税込

 KBS京都・秘蔵音源シリーズ "KBS KYOTO INCREDIBLE第2弾としてリリースされた1975年10月11日京都円山公園音楽堂で開催された「ジャズ対ブルーグラス」の実況録音放送用マスターテープ150分をノーカット編集、 初CD化。「このライブの聴きどころは、ディキシーランド・ジャズのスイング感とブルーグラスのスイング感、そして各楽器のアドリブであろう。同じ曲を一緒に演奏するときに、その違いが明らかになるが老獪な大人のジャズと、ぶっつけ本番のブルーグラスの違いが面白い」(川村輝夫)
  ●TRCD-001 TEXAS CLUB『TEXAS SWING 2021』CD(本体\1,818-)\2,000-税込

Sweet Sue Just You/Honeysucle Rose/Estrellita/Limehouse Blues/Back Up and Push/Wayfaring stranger/Oh Lady be Good/East tennessee Blues/I'll See You In My Dreams/Danny Boy

 ジャズ・フィドラーの大矢貞男とブルーグラス・マンドリンの秋元慎、ジャズを中心に年間100本以上の演奏を行う熊谷侑真によるオール・インストのストリング・バンド、テキサス・クラブの第1作。ジャズのスタンダードやフィドル曲等、お馴染みのナンバーをインストルメンタルで演じる。
  ●YTM-106 やぎたこ『Dear Friends and Gentle Hearts ーThe Songs of Stephen Fosterー』CD(\3,181-)\3,500-税込

Open Thy Lattice Love /Oh! Susanna/Camptown Races/In the Eye Abides the Heart/Old Folks at Home/Old Dog Tray/Jeanie with the Light Brown Hair/Hard Times Come Again No More/Comrades, Fill No Glass for Me/Gentle Annie/Old Black Joe/Slumber My Darling/Beautiful Dreamer全13曲)

 2009年結成のやなぎと辻井貴子によるアコースティック・デュオ、やぎたこの5作目となる作品はアメリカン・ミュージックの父と呼ばれたスティーブン・フォスターの作品集。今も 愛唱される歌の数々であると同時に、コミック・ソング、パーラー・ソング、悲劇的バラードというフォスター作品の三大ジャンルを網羅した13曲を年代順に収録。156ページにわたる日本語と英語の解説は、ピッツバーグ大学教授でフォスター研究の第一人者、ディーン・L・ルート氏を始め、立命館大学教授のウェルズ恵子さん、Moon Shiner誌でもおなじみの片山明さん。そしてやぎたこのやなぎがフォスターの生涯や日本との関わりについて書いています。
 ■映像新入荷
  ●BDPN140274 V.A『Willie Nelson American Outlaw (Live At Bridgestone Arena 2019)』2CD+DVD(\3,500-)\3,850-税込

 2019年1月12日土曜日、テネシー州ナッシュビルのブリヂストンアリーナで開催された歴史的コンサートを収録したCD二枚組+DVDのデラックス・エディション。                       
 最近作/お勧め作、再入荷
 ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
 (新聞売りのジミー少年)
  ●COL-77627 LESTER FLATT & EARL SCRUGGS『Foggy Mountain Jamboree』CD(\1,500-)\1,650-税込

 「新聞売りのジミー少年」収録、おそらくブルーグラス史上、もっとも重要なアルバム。アール・スクラッグスの超有名バンジョー6曲とレス ター・フラットの"Blue Ridge Cabin Home"や、「愛ちゃんは花のよう」他6曲 のオリジナルに、オマケが3曲、"Dear Old Dixie"、"On My Mind"、"Pray for the Boys"を加えた全15曲。 
 (ムーンシャイナー5月号レビュー紹介作品)
  ●HTPM44155 STURGILL SIMPSON『Cuttin' Grass - Vol. 2 (Cowboy Arms Sessions)』 CD(\2,450-)\2,695-税込

 昨年の6月にライマン公会堂からブルーグラス・セットによる無観客配信ライブを敢行した、スタージル・シンプソン、彼曰く「おそらく地球上で最高のブルーグラスバンド」というシェラ・ハル(m)、スコット・ベスタル(bj)、ステュアート・ダンカン(f)、マーク・ハワード(g)、マイク・バブ(bs)と自身のバンド・メイトのマイルス・ミラー(drums)という面々を従えたアルバムの続編。自身の2枚のメジャーからリリースされたアルバムの中から自作曲を中心にブルーグラス・アレンジで聞かせる。 
  ●MFR-200700 AMANDA COOK『Narrowing the Gap』CD(\2,450-)\2,695-税込

 フロリダ生まれで現在はバージニア州ブルーリッジ・マウンテンの麓に拠点を移して活動するアマンダ・クックのマウンテン・フィーバーからの第3作。
  ●GODM734701 RALPH STANLEY & THE CLINCH MOUNTAIN BOYS『The Bluegrass Sound』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ラルフ・スタンレー、1968年にJalyn社よりリリースされた作品。ラリー・スパークス(g)、カーリー・レイ・クライン(f)に加えて、マンドリンの鬼才、フランク・ウェイクフィールド(m)、メルビン・ゴーインズの代わりにレーベル・オーナーのジャック・リンチ(bs)が参加。
  ●PC-1248 WILLIAMSON BRANCH 『Heritage & Hope: A 2 Volume Gospel Collection』2CD(\3.900-)\4,290-税込

 80年代からレッド・ウィングというバンドで父親のジェリーと共にPAを積んで各地のフェスを回っていたケビン・ウィリアムソンの素晴らしいファミリー・バンド、 ウィリアムソン・ブランチのパインキャッスルからの最新作はCD二枚組のブルーグラス・ゴスペル・アルバム。
  ●COMP-4734 MIKE BARNETT『+ 1』CD(\2,450-)\2,695-税込

Fire In the Hole/Higher Ground/Bucharest/Righteous Bell/Just Married他全14曲
 ナッシュビル生まれのフィドラー=マーク・バーネット、10代でジェシー・マクレイノルズ・バンドに参加後、ボストンのバークリー学院で学び、クルッキド・スキルやデッドリー・ジェントルメン等の新世代のブルーグラス・バンドで活動、ナッシュビルに戻ってブライアン・サットン・バンドやリッキー・スキャッグス&ケンタッキー・サンダーで活躍。彼の2017年リリースの『Portraits In Fiddles』に続く最新作。
  ●PATUX-346 FIVE MILE MOUNTAIN ROAD『Swingbilly Swagger』CD(\2,450-)\2,695-税込

 前作でオールドタイム・ストリングバンドの楽しさを伝えてくれたファイブ・マウンテン・ロードの二作目は更にスウィング、ブルース、アーリー・カントリー等々、彼らがスウィングビリーと呼ぶご機嫌なグッドタイム・ミュージック作品。
  ●VARVSD0013 JOHN DENVER『Leaving On A Jet Plane』CD (本体\2,450-)\2,695-税込

 70年代に最も人気のあるアコースティックアーティストの一人、ジョン・デンバーの2018年にリリースされた未発表音源を含むコンピレーション。ジョン・デンバーは、1960年代後半に「ミッチェル・トリオ」、「デンバー、ボイジー&ジョンソン」のメンバーとして活動していました。この作品には「悲しみのジェット機」や「Take Me to Tomorrow」のオリジナルバージョン他、1967年から1968年の間にリプリーズ時代にリリースされた物と未発表音源が含まれています。詳細次号にて。
  ●SNYL982778 LORETTA LYNN 『Still Woman Enough』 CD(\2,450-)\2,695-税込

 女性カントリー歌手の大御所、ロレッタ・リンの50枚目となるスタジオ録音(コンウェイ・トゥイッティとのデュオを除く)。マザー・メイベル・カーターとカーター・ファミリーへのオマージュとして"Keep On The Sunny Side"をカバーや彼女のデビュー・シングルである"Honky Tonk Girl"のセルフ・カバー、感動的な炭坑夫の娘の朗読、リーバ・マッキンタイアとキャリー・アンダーウッドを迎えた"Still Woman Enough"、マーゴ・プライスとの"One's On The Way"、タニヤ・タッカ―との"You Ain't Woman Enough"は1966年の彼女の最初の#1ビルボードホットカントリーアルバムのタイトルカット等々。
 (ムーンシャイナー4月号レビュー紹介作品)
  ●SFW-40238 V.A.『Industrial Strength Bluegrass: Southwestern Ohio's Musical Legacy』CD(\2,450-)\2,695-税込

 優れたブルーグラスの宝庫、オハイオで培われ、愛された名曲の数々をラジオ・ランブラーズのジョー・マリンズのプロデュースの下、ロンダ・ビンセント、ドイル・ローソン、シェラ・ハル他、現在のト詳細な解説とレアな写真満載の40頁のブックレット付。
  ●BBR-2278 ALAN BIBEY & GRASSTOWNE『Hitchhiking To California』CD(\2,450-)\2,695-税込

 IBMA年間最優秀マンドリンに2019年、2020年と2年連続受賞のアラン・バイビー率いるグラスタウン、ビリー・ブルー・レコード移籍第一弾。
  ●BBR-2295 BARRY ABERNATHY『Barry Abernathy CD(\2,450-)\2,695-税込

 現在、ダレル・ウェッブとのアパラチアン・ロード・ショーのメンバーとして活躍するバリー・アバナシーのソロ・プロジェクト。すかっとする豪快なブルーグラス。
  ●REB-1549 TONY RICE 『California Autumn』CD(\2,450-)\2,695-税込

 トニー・ライスのソロ第2作にあたる1974年作品がリマスター、新たなブックレット付でリイッシュ。グリスマンと共にドウグを始める前のギターが初々しい。
  ●BOM2634121 JIM & JESSE『Diesel On My Tail』 CD (本体\2,450-)\2,695-

 第一世代のブルーグラスの中でスムースで洗練されたコーラスで人気を博したジム&ジェシーのトラック・ドライビング・ソングを集めたエピック時代のアルバムのデジタル・マスター盤。
  ●PATUX-347 WILLIE MARSCHNER CD(本体\2,450-)\2,646-

  ワシントンDC地区在住、13歳のフィドラー、ウィリー・マーシュナーのデビュー作。ケニー・ベイカー、アーサー・スミス、ハウディ・フォレスター"等、先人達へのリスペクト溢れるカバーに加えて、スゥィングやオールドタイムやアイリッシュのメドレー等々。
  ●ACCD041 V.Q.『Hillbilly Deluxe』CD(\2,450-)\2,695-税込

 Atomicatレーベルお得意の1940年代後半から1950年代半ばにかけて録音されたウエスタン・スウィング、ヒルビリー・ブギー、ホンキートンクのレアな音源、ジョー・メフィスを除いて無名アーティストを集めたコンピレーション。
 ■ブルーグラス最近作/お勧め作
 *コンテンポラリー
  ●PC-1250 DALE ANN BRADLEY『Things She Couldn't Get Over』CD(\2,450-)\2,695-税込

Living On The Edge/Get Ove/After While/Yellow Creek/Falling Down/Pearl/Lost More Than I Knew/Lynwood/L.A. International Airport/In The End

 5度のIBMA年間最優秀女性ボーカル受賞、2度のグラミー賞ノミニーという輝かしい経歴を持つデイル・アン・ブラッドレイ、通算12枚目となる最新作。アパラチアの炭鉱町生まれでレンフロバレー・バーンダンスのレギュラー・バンドのニュー・クーン・クリーク・ガールズのメンバーとして活動後、独立、パインキャッスルをスタートにドゥビィシー、コンパス、そして古巣のパインキャッスルに復帰してからの4作目。2020年には女性ブルーグラッサーによるスーパーバンド、シスターセイディのメンバーとして活躍、IBMA年間最優秀エンターティナーを獲得、今年はシスターセイディを辞して、本作にも参加のキム・フォックス(g,v)、マット・レッドベター(d)、マイク・サムナー(bj)、パインキャッスルのCEOのイーサン・バークハルト(bs)というメンバーによる自身のムーン・ランナーを率いてソロ活動に専念するという気合の入れよう。アシュビー・フランク作"Falling Down"が先行シングルとしてチャート・イン、様々なジャンルから曲を引っ張ってくる彼女、本作のジョン・アンダーソン"Yellow Creek"やスーザン・レイ"L.A. International Airport"のブルーグラス・アレンジも秀逸。 
  ●MFR-110100 JUSTIN MOSES『Fall Like Rain』CD(\2,450-)\2,695-税込

 フィドル、ドブロ、マンとリン、バンジョー、ギター等々、どの楽器も超一級のマルチ・プレイヤー、ジャスティン・モーズのマウンテン・フィーバーからデビューとなるソロ・プロジェクト。
 *トラッド
  ●BBR-0908 JOE MULLINS AND THE RADIO RAMBLERS 『For the Record』CD (\2,450-)\2,695-税込

 IBMA年間最優秀企画作品受賞、ブルーグラス界で最も忙しいバンド=ジョー・マリンズ&ラジオ・ランブラーズ、ブルーグラス系ソングライターのジェリー・サリー主宰のビリー・ブルー移籍第一作目で通算8枚目、ジョーとは初共演というデル・マッカリーを迎えた"The Guitar Song"では質屋に吊るされたギターやバンジョーがレスター・フラットやドン・レノとの出会いを語るという内容。トム・ユーイング作の優れたブルーグラス・ソング"O-Hio"等々、良く吟味されたバラエティに富んだ選曲で楽しめる。 
  ●REB-8005 V.A.『Drive-Time Bluegrass』CD(本体\1,980-)\2,079-税込

It'S A Long, Long Road(Blue Highway)/I'Ve Always Been A Rambler(Ralph Stanley)/Leaving Baker County(Junior Sisk & Ramblers Choice)/A Ramblin' Man Is A Ramblin' Man(Steep Canyon Rangers)/My Little Georgia Rose(The Seldom Scene)/Eight More Miles To Louisville(James Alan Shelton)/Fox On The Run(The Country Gentlemen)/Reno Bound(Bill Harrell)/Sitting On Top Of The World(The Lonesome River Band)/Roving Gambler(Larry Sparks)/Hello City Limits(Red Allen)/Sweet Dixie(Bill Emerson)/My Little Home In Tennessee(Mac Wiseman)/Highway 52(Dave Evans)/Aunt Mary'S Spring(Larry Rice)/Milwaukee Blues(David Davis & The Warrior River Boys)/She Left Me Standing On The Mountain(Del Mccoury)/Nashville Jail(Larry Richardson & Happy Smith)

 ブルーグラス・レコードの老舗、レベル/カウンティのレーベルに残る全18曲。60年代のレッド・アレン"Hello City Limits"やラリー・リチャードソン"Nashville Jail"から、70年代のカントリー・ジェントルメン"Fox on the Run"やセルダム・シーン"My Little Georgia Rose"、80年代のデル・マッカーリー"She Left Me Standing on the Mountain"やラリー・ライス"Aunt Mary's Spring"、90年代のロンサム・リバー・バンド"Sittin' On Top of the World"やブルー・ハイウェイ"It's A Long, Long Road"、そして00年代のジュニア・シスク"Leaving Baker County"やスティープ・キャニオン・レンジャーズ"Ramblin' Man Is a Ramblin' Man"まで、ほぼ半世紀のブルーグラスを、有名アーティストとスタンダード/ヒット曲で一望する楽しいお徳用コンピレーション。
 *プログレッシブ
  ●FF-70440 JOHN HARTFORD ANTHOLOGY『Me Oh My, How the Time Does Fly』CD(\2,450-)\2,695-税込

Skippin' in the Mississippi Dew/The Julia Belle Swain/Natchez Whistle/I Would Not Be Here/Miss Ferris/Bear Creek Hop/Cukoo's Nest/Boogie/Gum Tree Canoe/Slumberin' on the Cumberland/Gentle on My Mind/In Tall Buildings/Nobody Eats at Linebaugh's Anymore/On Christmas Eve/Way Down River Road/Let Him Go on, Mama/Good Old Electric Washing Machine/I'm Still Here全18曲

 天才ミュージシャン、ジョン・ハートフォードの70 〜80年代の代表曲・録音を集めた自作のベスト集。サム・ブッシュの間奏が凄い代表曲"Gentle On My Mind"や"In Tall Buildings"、マーク・オコナーのギターが強烈な"I'm Still Here"まで、全18曲集。
 
 ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作
  ●SH-3711 TONY RICE & RICKY SKAGGS CD(\2,450-)\2,695-税込

Bury Me Beneath the Weeping Willow/Mansions for Me/There's More Pretty Girls Than One/Memories of Mother and Dad/Where the Soul of Man Never Dies/Talk About Suffering/Will the Roses Bloom/Tennessee Blues/The Old Crossroads/Have You Someone in Heaven Awaiting全10曲

 ブルーグラスが形作られる10年ほど前、1936年にビル・モンローは兄のチャーリーと共に、当時アメリカ東南部一帯で流行っていたマンドリンとギターによるブラザー・デュオ、モンロー・ブラザースを始めた。これはその約50年後にトップ・ブルーグラッサーのトニー・ライスとリッキー・スキャッグスが、その最もシンプルなアンサンブル音楽に取り組んだ名盤。息の合ったデュエット・ハーモニーと、現代的でありながらシンプルな素晴らしいギター&マンドリンが堪能出来る1980年代初期の名作。 
  ●SH-4035 PETER ROWAN『Best of the Sugar Hill Years』CD(\2,450-)\2,695-税込

The High Lonesome Sound(with Nashville Bluegrass Band)/Jealous Heart and a Worried Mind/Walls of Time/Dust Bowl Children/Girl in the Blue Velvet Band(with Jerry Douglas)/All on a Rising Day/Hiroshima Mon Amour/Rainmaker/The First Whippoorwill/You Taught Me How to Lose(with Jerry Douglas)/Memories of You(with Nashville Bluegrass Band)/Last Train/Howlin at the Moon/Wild Geese Cry Again/Meadow Green(with the Nashville Bluegrass Band) 全15曲

 あるときはビル・モンローの精神を受継ぐブルーグラス・シンガーとして又、ウッディ・がスリーを髣髴させる放浪のシンガーとして又、自身のルーツでもあるアイリッシュからテックスメックス、レゲエ等々、様々なルーツ音楽を訪ねて回る旅を続けるピーター・ローワンのシュガーヒル時代のベスト・アルバム。ビル・キース、リチャード・グリーン、サム・ブッシュを迎えたビル・モンロー・トリビュート盤とかナッシュビル・ブルーグラス・バンドとのコラボレーション等、ブルーグラスの最高の形を体現、メッセージ性の強いソロ・パフォーマンスで新境地を拓いた『Dust Bowl Children』やジェリー・ダグラスとのデュオや『Yonder』等々、非常に充実した演奏が一望出来るコンピレーション作品。
  ●PATUX-315 FIVE MILE MOUNTAIN ROAD CD(\2,450-)\2,695-税込

 耳に馴染みの深いフィドル・チューンを中心に聞かせるオールド・タイム・ストリング・バンド。"Dixie""Under the Double Eagle""Billy in the Lowground"等有名曲やギド・ターナー&スキレットリカーズ"Rocky Pallet"やチャーリー・プール"Milwaukee Blues"、トミー・ジャレルでお馴染みの"Sugar Hill"、ボブ・ウィルス"Lily Dale"、スタンレー・ブラザーズの"Next Sunday Darling is My Birthday"等々、ウェスタン・スウィング、ブルーグラスの名曲も織り交ぜて分かり易く演じている。フィドル・ファン、ブルーグラス・ファン、グッド・オールド・ミュージック・ファンにお勧め。
  ●SH-4019 RILEY BAUGUS『Long Steel Rail』CD(\2,450-)\2,695-税込

June Apple/Sail Away Ladies/Wandering Boy/Old John Henry/Lonesome Road Blues 他全14曲
 ニコール・キッドマン主演映画『コールド・マウンテン』の音楽で 注目を浴びた本物のオールドタイマー、クロウハンマー・バンジョーの名手、ライリー・ボーガスのシュガーヒル作品。ティム・オブライエンとダーク・パウェルのプロデュースで、選曲やアレンジに工夫を加えて、しかしあくまで本物のオール ドタイムを逸脱することなく聴かせる。
 ■カントリー/ポップお勧め

●891402753D V.A.『Sing Me Back Home: The Music Of Merle Haggard』2CD(\3,200-)\3,520-税込

CD1:What Am I Gonna Do (With The Rest Of My Life) /Heaven Was A Drink Of Wine/The Farmer's Daughter/I'm A Lonesome Fugitive/That's The Way Love Goes/Big City/Carolyn-Daddy Frank /Don't Give Up On Me/Footlights /Going Where The Lonely Go/Kern River/Silver Wings/I Think I'll Just Stay Here And Drink/Today I Started Loving You Again/Honky Tonk Night Time Man全15曲

CD2:Mama Tried/White Line Fever/Rainbow Stew/It's All In The Movies/The Bottle Let Me Down/Workin' Man Blues/If We Make It Through December/Natural High/Misery And Gin/Pancho And Lefty/Sing Me Back Home/Reasons To Quit/Ramblin' Fever/Okie From Muskogee全14曲

 参加アーティスト:Willie Nelson, Keith Richards, Kenny Chesney, Miranda Lambert, John Mellencamp, Dierks Bentley, Sheryl Crow, Loretta Lynn, Hank Williams Jr., Toby Keith, The Avett Brothers, Alison Krauss, Ronnie Dunn, Alabama, Billy Gibbons, Warren Haynes, Jamey Johnson, Kacey Musgraves, Rodney Crowell, Lucinda Williams, Lynyrd Skynyrd, Buddy Miller, Jake Owen, Chris Janson, Aaron Lewis, John Anderson, Bobby Bare, Tanya Tucker, Connie Smith, Ben Haggard.

 2017年4月6日テネシー州ナッシュビルのブリヂストンアリーナで開催されたマール・ハガード追悼オールスターコンサートのライブ・アルバム。ウィリー・ネルソン、キース・リチャーズ、ケニー・チェズニー、ミランダ・ランバート、ジョン・メレンキャンプ、ダークス・ベントレー、シェリル・クロウ、ロレッタ・リン、ハンク・ウィリアムス・ジュニア、トビー・キース、アヴェット・ブラザーズ、アリソン・クラウス他の参加。 
  ●PC-1238 JB & JAMIE DAILEY『Step Back In Time』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ドイル・ローソン&クイックシルバー卒業生でデイリー&ビンセントとしてオーブリーのメンバーにも抜擢されたジェイミー・デイリーが子供の頃、ローカルで活動を共にした73歳の父親でドブロ・プレイヤー&シンガーのJBのデビューとなるコラボレーション作品。"I'mm Coming Home"等のゴスペル・ナンバーも魅力。
 ■発掘、復刻、編集盤お勧め
  ●IMT5080276 THE KENTUCKY COLONELS『1966』CD (\2,450-)\2,695-税込

Soldiers Joy/The Fugitive/Rubens Train/One Tear/I Might Take You Back Again/Take Off Your Cheaters/Take Off Your Cheaters/Old Country Church/Earl's Breakdown/Give This Message To Your Heart/Rubens Train (Second Cut)/Cotton Eyed Joe全12曲

 クラレンス(g)&ローランド(m)・ホワイトのケンタッキー・カーネルズが1965年に解散後の1966年にエリック・ホワイト(bs)、デニス・モリス(g)、ボブ・ウォフォード(bj)ボビー・クレーン(f)という布陣で活動を再開した1966年にカリフォルニア州パラマウントに有ったシャイロ・レーベルのデイル・デイビス主宰の、主にデモ・テープの制作を行っていたスタジオで録音、後にシャイロから1978年にリリースされた。エンジニアは後にドラマーとして大成するラス・カンケルが担当。このメンバーで散発的にカーネルズの名義で演奏は活動を続けていたが1967年にクラレンス・ホワイトがビル・モンロー&ブルーグラス・ボーイズのギタリストとして招かれたが、結局は兄のローランド・ホワイトが参加することになり2度目の解散となった。2バージョン収録されたクラレンスの終生の十八番"Soldiers Joy"、と"Rubens Train"等、ギターもたっぷり聴けるインスト曲に加えてマール・ハガードの"The Fugitive"、ルービンやオズボーンの"Give This Message To Your Heart"、クラレンスの独特のギター・ランが聞ける"One Tear"スタジオ録音の少ないカーネルズとしては貴重な唄物のレパートリーが嬉しい。
  ●CCCD-0107 CARTER FAMILY『Diamonds in the Rough』CD (\2,450-)\2,695-税込

Little Moses/Little Log Cabin By The Sea/Room In Heaven For Me/The Storms Are On The Ocean/Your Mother Still Prays For You, Jack/Engine 143/Where Shall I Be?/Homestead On The Farm/Diamonds In The Rough/Broken Hearted Lover/Darling Daisies/Little Joe/My Heavenly Home Is Bright And Fair/The Last Letter/Leaning On The Everlasting Arms/My Old Pal Of Yesterday

 1941年、テキサス/メキシコ国境のラジオ局から発信されたオリジナル・カーター・ファミリーのラジ オ・ライブ16曲。アパラチアを離れ、家族を連れてミュージシャンのキャリアを積もうとした彼らもこの後しばらくで解散することになる。
 ■映像おすすめ
  ●LIB-4039 MULESKINER DVD(本体\2,250-)\2,475-税込

New Camptown Races/Dark Hollow/Land of the Navajo/Blackberry Blossom/Knockin On Your Door/Opus 57 In G Minor/Red Rocking Chair/The Dead March/Orange Blossom Special. 全9曲

 ビル・モンローがTV収録に間に合わず、急きょ集められた当時のロックスターたち、ピーター・ローワン、クラレンス・ホワイト(g)、デビッド・グリスマン(m)、ビル・キース(bj)、リチャード・グリーン(f)といった奇跡のメンバーによるジャムバンドとして30分のテレビ番組に出演、奇跡的にそのVTRが残っていたDVD映像。21世紀はじまりの今と同様1970年代、ブルーグラスがドラスティックに変わっていく精神的支柱となった彼らが、トラッドグラスへの愛情とすばらしい演奏を残した奇跡的な、永遠のお宝映像である。
  ●RCSI-BGCSC『BLUEGRASS COUNTRY SOUL DVD+BLU-RAY COMBO-SET』税送料込\7,920-再入荷

 1971年のキャンプ・スプリングのフェスを収めた映画『ブルーグラス・カントリー・ソウル』完成から50年を記念した4K画面レストア版。DVDとBLU-RAYに本編には含まれなかったボーナスDVDを加えたコンボ・セット。映画本編90分に加えて、本編にフレッド・バーテンステインによる解説のナレーションを加えた物、そして30分のメイキングのドキュメンタリー映像。43分の今回新たに収録されたリッキー・スキャッグス、ビル・エマーソン、大塚章、ロニー・レノ、ミッシー・レインズ他、関係者へのインタビュー映像。(DVDおよびBlu-ray)。今回の為の予告編、ボビー・オズボーンへのインタビュー音源。ボーナスDVDとして最新のデル・マッカリー、サム・ブッシュ、J.D.クロウ、エバレット・リリーJr.へのインタビューと写真がセットになっています。
 
●MVDV-4577 & BOOK-27 BILL MONROE『Father of Bluegrass Music』DVD +BOOKセット特価(本体\3,500-) \3,850-税込

 ブルーグラスの父、ビル・モンロー(1911-1996)がすべてを語る必携名作DVD。 故ジョン・ハートフォードとのモンロー農場でのインタビューを軸に、レスター・フラット、エミルー・ハリス、ポール・マッカートニー、オズボーン・ブラザーズ、ドリー・パートン、リッキー・スキャッグス、マーティ・ステュアート、そしてデル・マッカーリー/ビル・キース/チャビー・ワイズのブルー・グラス・ボーイズ・リユニオンなどの超貴重な演奏、ジェリー・ガルシアやロイ・エイカフのインタビューなど、日本語/英語併記の完全対訳本とともに、20世紀の偉大なアメリカ音楽家の生涯を再訪しましょう。

 
●LIB-4052 PETER, PAUL AND MARY『Peter, Paul And Mommy Too』DVD(本体\2,750-)\3,025-税込

 日本のフォークブームに絶大な人気を誇ったピーター、ポール&メアリ―のPBSの特別番組を収めた映像作品。"The Eddystone Light""The Fox""We Shall Overcome""Garden Song""Puff m(The Magic Dragon)等、子供も大人も楽しめるパフォーマンス。ブルックリン音楽アカデミーのマジェスティックシアターで収録。
 楽器関連作品
 ■バンジョー
  ●PATUX-307 BRENNEN ERNST『Had A Big Time Today』CD(\2,450-)\2,695-税込

 カール・シフレット&ビッグ・カントリー・ショーのメンバーとしてレノ、スクラッグス等、黄金時代のブルーグラスを演じ又、スウィング・スタイルのジャズ・ギタリストとしても多彩なブレンネン・アーンストのブルーグラスにフォーカスしたソロ・プロジェクトはメドレーを含むインスト7曲と唄物7曲。ジョン・ハートフォードに通じるグッドタイム・ミュージック、マニアも唸るバンジョー・インスト等々、楽しめます。 
  ●COMP-4616 NOAM PIKELNY『Plays Kenny Baker Plays Bill Monroe』CD(\2,450-)\2,695-税込

 2014年、現在最高のバンジョー奏者、パンチブラザーズのノーム・ピケルニーが創ったビル・モンロー曲集。2月号にタブ譜掲載の“Jerusalem Ridge”他、“Cheyenne”“Road To Columbus”、Lonesome Moonlight Waltz”、“Wheel Hoss”等々、ケニー・ベイカーがビル・モンローの有名インストをカバーした1976年のブルーグラス史上に残る名盤『Kenny Baker Plays Bill Monroe』(CO-2708 \2,646-、ビル・モンローもゲスト参加!!)を、現在バンジョーの最高峰であるノーム・ピケルニーがステュアート・ダンカン(f)、ロニー・マッカーリー(m)、ブライアン・サットン(g)、マイク・バブ(bs)とともに、曲目からジャケットまで、そのまんまカバーするインスト集。
  ●PC-1243 SCOTT VESTAL『Bluegrass 2020』CD(\2,450-)\2,695-税込

 スーパーピッカーが超有名インスト曲をガンガン弾きまくる人気シリーズの25周年を記念した最新作。プロデュースも務めるスコット・ベスタル(bj)、パトリック・マカベニュー(f)、コディ・キルビー(g)、ドミニク・レスリー(m)、カーティス・ベスタル(bs)という、いずれ劣らぬ実力者揃い。ベスタルは彼の代名詞とも云える自身が使用するバンジョーの名前をタイトルにした"By Stealth"、変拍子を取り入れた"Sunday Drive"他1曲を提供、"Foggy Mountain Chimes"では自身の1933年のグラナダに借物のキース・チューナーを装着してスクラッグスに近い演奏を試みたという。
 ■マンドリン
  ●REB-8009 V.A.『True Bluegrass: Mandolin』CD(\1,800-)\1,980-税込

 ブルーグラスのインディーズの老舗、レベル社とカウンティ社の豊富の音源からマンドリンのインストルメンタルを選りすぐったコンピレーション作品。カウンティ盤のビル・モンロー、レッド・レクター、ハーシャル・サイズモア、ドイル・ローソン等、超ベテランから、アラン・バイビー、デンプシー・ヤング、ジミー・グッドロウ、ラリー・ライス、ブッチ・バルダサリ、スコット・ネビア他、有名曲満載です。 
 ■フィドル
  ●REB-8007 V.A.『True Bluegrass: Fiddle』CD(\1,800-)\1,980-税込

 ブルーグラス・インディーズの老舗レベルレコードの豊富な音源から選りすぐったフィドル・インスト集。ジェイムズ・プライスの美しい"Soldier's Joy"ではじまり、ケニー・ベイカー"Dry &Dusty"、オールドタイムの伝統を引き継ぐアート・スタンパー“Goodbye Girls I'm Goin\g To Boston”他、廉価フィドルコンピレーション20曲集。20世紀フィドルのさまざまなスタイルが手軽に楽しめる廉価作品ではある。 
  ●FRC-727JIM SHUMATE『Pioneering Bluegrass Fiddler』CD(\2,750-)税込\3,025-

Katy Hill/Dixon County Blues[chat: Jim’s impact on bluegrass fiddle]Mean Old Rambling Blues/Sugar Hill[chat: Arthur Smith’s long bow]Billy in the Lowground/Paddy on the Turnpike/Rainbow of My Dreams[chat: Playing fiddle w/Monroe]John Henry/Smoky Mountain Rag[chat: Jim’s first fiddle] /Rain Crow Breakdown/Alone and Lonesome/Boggy Road to Texas/Done Gone/Lost Train Blues[chat: Recording w/Flatt & Scruggs]/Lee Highway Blues/[Unknown tune]Grey Eagle/Foggy Mountain Breakdown[chat: Mic placement]Going to Town/Bully of the Town/Lonesome Road Blues[chat: 78s with Flatt & Scruggs]My Cabin in Caroline/Muleskinner Blues/Dusty Miller[chat: Jim learned banjo & guitar]Cumberland Gap全33曲

 フラット&スクラッグスに“We'll Meet Again Sweetheart”と“Cabin In Caroline”他4曲だけを残して地元で家具セールスマンをまっとうした伝説的フィドラー、ジム・シューメイト。ミュージシャン、インストラクター、ヒストリアンとして知られるウェイン・アーブセンによるインタビューを挟んだ1974年の音源。バルサム・レンジで活躍するマーク・プルエット(bj)が参加。アーサー・スミス伝来のブルージーな左指の表現と弓さばきにブルーグラスフィドルが生まれていく過程を垣間見る気がする。初期のフラット&スクラッグスのラジオ・ショーの音源『 Live Again! WCYB Bristol Farm & Fun Time』(REBEL-2003廃盤) に収録されて、クリス・シャープのレッド・クレイ盤でマット・コムが再現していた"Rainbow of My Dreams"の見事なダブルストップ他、聞き所満載。
  ●PATUX-313 DANIEL GREESON『Done Gone』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ノース・キャロライナのリッチ・イン・トラディションのメンバーとして活躍、将来を嘱望されるフィドラー、ダニエル・グリーソン(f)、パタクセントからの2作目。ハウディ・フォレスターとのデュオで知られるジョージア・スリムのバージョンによる"Done Gone"、デビッド・グリスマンのドウグを正統的フィドル・チューンにアレンジした"Albuquerque Turkey"、ケニー・ベイカーが晩年まで好んで取上げた"Tune for Andy""Festival Waltz"等。
 ■ギター
  ●ROU-0233 TONY RICE & NORMAN BLAKE『Blake & Rice』CD(\2,450-)\2,695-税込

New Chance Blues/Green Light on the Southern/I'm Not Sayin'/Texas Gales/Ridge Road Gravel/Monroe's Hornpipe/Last Train from Poor Valley/New River Train/Stoney Point/Gonna Lay My Old Guitar Down/Little Beggarman-Gilderoy/The Shipyard Apprentice/Fiddlers Dram-Whiskey Before Breakfast/I'm Coming Back But I Don't Know When全14曲

 ノーマン・ブレイクとトニー・ライス、アコースティック・ギターの達人二人によるコラボレーション。
 ■オートハープ
  ●GODM734691 MAYBELLE CARTER『Queen Of The Auto-Harp』CD(\2,450-)\2,695-税込

The Bells of St. Mary/Wildwood Flower/The Lover's Farewell/Gold Watch and Chain/Kitty Waltz/He's Solid Gone/Liberty Dance/Lover's Return/My Native Home/The Sun's Gonna Shine in My Back Door Someday/Sweeter Than the Flowers/All I Have Left of You全12曲

 マザー・メイベル・カーター、1961年にブライアーからリリースされた初のソロ作に編集を加えて1964年にキャップから再発されたアルバムのCD化。
 
 ■書籍、教則おすすめ
  ●RW-TAB ROLAND WHITE『Approach to Bluegrass Mandolin』Book+CD2枚組(\5,800-)\6,380-税込

 自身のバンドと共に、フリーランスのセッションや楽器教師として活躍するローランド・ホワイト、初心者から 中級者への60頁の教則本とCD2枚組のセットで学ぶ31曲。一流を聴きながらの練習が1番!
  ●RW-CTAB CLARENCE WHITE 『The Essential Clarence White Bluegrass Guitar Leaads』102頁Book + CD 2枚組 (\6,600-)\7,260-税込

 不世出の天才ギタリスト、クラレンス・ホワイトの教則本。。クラレンスがそのスタイルの確立に向け、1962年にホーム・レコーディングした『33Acoustic Guitar Instrumentals 』から、さまざまなパターンが学べる14曲を厳選、クラレンス・ホワイトという偉大なギタリストの呼吸、すなわちブルーグラス・フラットピッキンの真髄を感じ取ることのできる素晴らしい教則本となっている。
  ●HL-195621 『Masters of the Mandolin: 130 of the Greatest Bluegrass and Newgrass Solos』 (\3,450-)\3,795-税込

 ブルーグラスとその周辺のマンドリン音楽の歴史的名演を集めたマンドリン・タブ集の決定版、ビル・モンローからサム・ブッシュ、クリス・シーリー、デイブ・アポロンやジェスロ・バーンズ、等、ブルーグラス以外も網羅した全130曲。
  ●BOOK-57 『EARL SCRUGGS AND FOGGY MOUNTAIN BREAKDOWN: THE MAKING OF AN AMERICAN CLASSIC (MUSIC IN AMERICAN LIFE)』BOOK(\3,000-)\3,300-税込

 アール・スクラッグスが1949年に録音したブルーグラスで最も有名なインストルメンタル曲"Foggy Mountain breakdown"の起源と影響を掘り下げ、アールの妻、ルイーズ、ベラ・フレック、カーリー・セクラー、マック・ワイズマン、ジェリー・ダグラス等へのインタビュー等を通じて、ビル・モンローとの関係等々、アール・スクラッグスの伝説的な経歴に迫った著作。
  ●BOOK-58 コンプリート版『アメリカは歌う』東理夫著(作品社)(\4,200-)\4,620-税込/送料別途\520-

 「ブルーグラスはいったい何を歌っているのか。何げない歌詞の中に隠されたアメリカの真の姿を探ろうと、この本を書きました。きっと、目が開かれるはずです。」(東理夫)「アメリカ音楽史の決定版!」とある通り、本書は第一部『荒野は歌う』、第二部『戦場は歌う』、第三部『北行列車に乗って』、第四部『女たちは歌う』という構成で歌を手掛かりに知るもう一つのアメリカの姿を探る、手元に置いておきたい好著。全846頁。
 楽器、その他……
  ●MISC-0007 REMO『Banjo Head』(\3,500-)\3,850-税込

 ブルーグラススタンダード、レモ社のバンジョー・ヘッド。バンジョー・ヘッドのベストセラー。
  ●MISC-SBPML 『秋元慎シグネチャー・ピック・ミディアムライト 1.3MM厚』(\250-)\275-税込

 フラットピッカー、特にマンドリン・プレイヤー向けのアセチレート素材によるラウンド・トライアングル、1.3mm厚のピック。マイク・コンプトンとの意見を交換、長年の経験から手に馴染む大きさ、ラウンドの取り方、フィニッシュにこだわりました。弦にあたるときの親和性が通常のセルロイドのピックより格段に良く、ハイポジションで弾いても音がつぶれ難いのが特徴。
 近日入荷


●PATUX-351 THE LARRY MCPEAK TRIBUTE BAND『Larry's Songbook』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ノース・キャロライナをベースにメジャー・レーベルでも活躍したマクピーク・ブラザーズのラリー・マクピークに捧げられたバンド。詳細次号にて。 
  ●NOX-002 ALAN SIBLEY & ANTHONY HOWELL『Time To Pick』CD(\2,450-)\2,695-税込

Ode to Joy/Wednesday Night Waltz/Redwing/Mia's Lament/Goodbye Liza Jane/Sweet Bunch of Daisies/What a Friend We Have in Jesus/Mark's Reel/Sailor's Hornpipe/Wildwood Flower/Bully of the Town/Auld Lang Syne/Blueridge Mountain Blues全13曲

 ウィリアムソン・ブランチの唯一の家族外メンバーのアンソニー・ハウエル(bj)とRDF-TVで放映されていたブルーグラス・トレイルのホストを務めるアラン・シブリー(m)によるブルーグラス。
  ●MIG02412 JOHN HARTFORD『Steamboat Whistle Blues』CD\2,750-税込\3,025-7/30

Buffalo gals/Skippin' in the Mississippi dew/Don't leave your records in the sun/Gentle on my mind/I would not be here/Waugh Paugh/Nobody eats the Linebaugh's anymore/Salty dog blues/Turn your radio on/Orange blossom special/Granny wontcha smoke some marihuana/A simple thing as love/Tryin' to do something to get your attention/You know, you know/Steamboat whistle blues/My rag/Austin minor sympathy/Let him go on, mama/Up on the hill where they do the boogie/(Good old electric) washing machine全20曲
 輸入雑誌
 ■バンジョー・ニューズレター誌
  ●BNL-21/05 2021年5月号 \970-税込

 表紙はプレイヤー、製作家としても活躍するウィルソン・バンジョー・カンパニーのスティーブ・ウィルソン、ETSU卒業生でプライス・シスターズで活躍するリンカーン・ヘンズレー、スコット・ベスタル・インタビュー、カーティス・マクピーク追悼他。
  ●BNL-21/04 2021年4月号 \970-税込

 オールドタイム楽器全般に精通したトム・ソーバーのインタビュー、コディ・ノリス・ショーのバンジョー弾き=ジョシア・タイリー、ロニ&ドナ・ストーマン・インタビューA、ハイポジションのコーナーはグランパ・ジョーンズのTAB"Fallen Leaves"、アール・スクラッグスのビル・モンロー&ブルーグラス・ボーイズ時代の音源からタブ"Cripple Creek"他。
  ●BNL-21/03 2021年3月号 \970-税込

 新作『The Legend Continues』をリリースしたロニー&ドナ・ストーンマン・インタビュー、鬼才ダニー・バーンズ・インタビュー、スロカン・ランブラーズのカナダ人バンジヨー弾き=フランク・エバンス、スクラッグス"If I Had My Life To Live Over"TAB譜、オキャロラン"Morgan Megan"タブ譜他。
 ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
  ●BU-21/05 2021年5月号 \1,100-税込

 表紙はカール.・ジャクソン、グレン・キャンベルの娘=アシュレイ・キャンベル、ロンサム・リバー・バンドのフィドラー=マイク・ハートグローブ、ステーション・インのオーナー=J.T.グレイ追悼他。
  ●BU-21/04 2021年4月号 \1,100-税込

 表紙はシェラ・ハル、ジャスティン・モーズ、オハイオ・ブルーグラスに着目した『Industrial Strength Bluegrass』プロジェクト、ポール・マリンズ、ピーター・ワーニックのジャム・キャンプ、モンロー。マンドリン・キャンプ、モリー・タトルの父=ジャック・タトル他。
 月刊『ムーン・シャイナー』
  1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス専門誌。日米ブルーグラスのホットな話題から、音楽の真髄を探求する月刊誌。

■定期購読:1年\6,400-
       半年\3,500-

 お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。
  ●2021年5月号 MS-3807 (通巻451号)\550-(税込)

 ブルーグラス45とイアン・タイソン、50年目の真実、ハートフォードフィドルチューンプロジェクト、ジョンハートフォード体験、ジョン・プライン追悼「アメリカ庶民の苦悩を淡々と歌うジョン・プライン」、J.T.グレイ追悼、Fiddle Fes Vol.1、「あの頃の北海道 1978-1986」、「新聞売りのジミー少年」、学生ブルーグラスプロファイル、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
  ●2021年4月号 MS-3806 (通巻450号)\550-税込

 2020年レコード総括、ブロンウィン・キース・ハインズ・インタビュー、カーティス・マクピーク追悼、How To Play Bluegrass #28"Sally D Goodin"、『小さな町の小さなライブハウスから』ふたたび、2021年フェスティバル・ガイド、みんなが聞きたかった、知らなかった音響さんのスゴイ仕事「 川口英治」、Green Bluegrass Fesの想いで 、学生ブルーグラスプロファイル、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
  ●2021年3月号 MS-3805 (通巻449号)\550-(税込)

 トニー・ライス追悼2、第24回IBMAアワードショウ「トニー・ライス奇跡のスピーチ」、ブルーグラスについて私が知ってる2,3の事柄第5回クリス・ヒルマンPart 2、フィドル・フェスVol.1に寄せて、トニー・ライス・アルバム・ガイド、ムーンシャイン=密造酒についてのアメリカ的考察、学生ブルーグラスプロファイル、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
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