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    B.O.M.Newsletter #485

  2021年2月15日
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目   次

 今月のハイライト   1  
新入荷ダイジェスト    2
 
   3  (ブルーグラス新入荷)
   4  (カントリー・ポップ新入荷)
   5  (インスト新入荷)
   6  (発掘・編集新入荷)
新入荷作品解説   7  
   8  ■ブルーグラス新入荷
   9  ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
   10  ■インスト新入荷
   11  ■カントリー・ポップ新入荷
   12  ■発掘・編集新入荷
   13  ■日本のアーティスト
   14  ■映像新入荷
最近作/お勧め作、再入荷    15  
   16  ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
   17  (ムーンシャイナー2月号レビュー紹介作品)
   18  ■ブルーグラス最近作/お勧め作
   19  ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作
   20  ■カントリー/ポップお勧め
   21  ■発掘/再発見お勧め
   22  ■映像おすすめ
楽器関連作品   23  
   24  ■バンジョー
   25  ■マンドリン
   26  ■フィドル
   27  ■ギター
   28  ■ドブロ
   29  ■教則、書籍おすすめ
楽器、その他……   30  
 近日入荷   31  
輸入雑誌   32  
   33  ■バンジョー・ニューズレター誌
   34  ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
月刊『ムーン・シャイナー』   35  
B.O.M.ご利用方法   36  



 今月のハイライト
  ●SOMU-1986 NEW GRASS REVIVAL『New Grass Revival』CD(本体\2,650-)\2,915-

What You Do To Me/Love Someone Like Me/Lonely Rider/Sweet Release/How Many Hearts/In The Middle Of The Night/Saw You Runnin'/Ain't That Peculiar/Seven By Seven/Revival全10曲

 1971年秋に結成され、ブルーグラスのあらゆる常識を塗り替え続けたニュー・グラス・リバイバル。昨年の秋にはIBMAブルーグラス名誉の殿堂入りを果たした。サム・ブッシュ(m)とジョン・カウワン(bs)の最強コンビが、ベラ・フレック(bj)とパット・フリン(g)という新メンバーを迎え、初めてメジャー音楽界にデビューした記念すべき1986年作品が、サム・ブッシュとランディ・リロイの再リマスタリングでCD化再発売の再入荷。シングル・カットもされたキャッチーな1曲目"What You Do to Me"で心ウキウキ、春の気分だ。その後もニューグラス・サウンド=ホットなブルーグラス・ロック魂を守りつつ、メジャー=より幅広いリスナーを意識したポップな音作りは見事!今聴いてもまったく古さを感じないのは、いかにロックやジャズのノウハウを取り入れようとも、ブルーグラス様式=マンドリンとバンジョー本来のインパクトと強烈な2ビートを基本にするからだろう。変拍子のシビアなインストからピーター・ローワン作のレゲェまで、春一番!いやがうえにも、息が詰るような彼等の凄さを再認識させてくれる。 ホンマ、凄いバンドだ。恐らく、20世紀のブルーグラスで、フラット&スクラッグスと並び、最も完成され、最も影響力のあるバンドだった、と言えるだろう。 
 新入荷ダイジェスト
 (ブルーグラス新入荷)
  ●MFR-110100 JUSTIN MOSES『Fall Like Rain』CD(本体\2,450-)\2,695-

 フィドル、ドブロ、マンとリン、バンジョー、ギター等々、どの楽器も超一級のマルチ・プレイヤー、ジャスティン・モーズのマウンテン・フィーバーからデビューとなるソロ・プロジェクト。
  ●PC-1250 DALE ANN BRADLEY『Things She Could』CD(本体\2,450-)\2,646-

 5度のIBMA年間最優秀女性ボーカル受賞、2度のグラミー賞ノミニーという輝かしい経歴を持つデイル・アン・ブラッドレイ、通算12枚目となる最新作。今年はシスターセイディを辞して自身のムーン・ランナーを率いてソロ活動に専念するという気合の入れよう。
  ●SPR-027 BRONWYN KEITH-HYNES『Fiddler's Pastime』CD(本体\2,450-)\2,646-

 マイル・トゥエルブのメンバーとして来日、現在、最も注目のブルーグラス・フィドラーの一人、ブロンウィン・キース・ハインズのソロ・デビュー作。
  ●PATUX-344 CAROLYN EYERLY『The Sunny Side of Life』CD(本体\2,450-)\2,646-

 北部バージニア生まれでサザンロックやブルーグラスを聴いて育ち、DC地区の女性ブルーグラス・バンドであるスウィート・ヤンダーのメンバーとして活動していたキャロリン・アイリーの初ソロ・プロジェクト。
  ●REB-1549 TONY RICE 『California Autumn』CD(本体\2,450-)\2,695-

 トニー・ライスのソロ第2作にあたる1974年作品がリマスター、新たなブックレット付でリイッシュ。当時のセルダム・シーンをバックに(ダフィーは参加せず兄のラリー)、リッキー・スキャッグスとジェリー・ダグラス、J.D.クロウのニュー・サウス仲間も加わって、オリジナル、ブルーグラス、フォーク、ジャズ・スタンダードからハンク・ウィリアムス曲まで、バラエティー豊かに演じる若きトニー。グリスマンと共にドウグを始める前のギターが初々しい。2月下旬入荷予定。
 (カントリー・ポップ新入荷)
  ●SNYL983945 WILLIE NELSON『That's Life』CD(本体\2,600-)\2,860- 2/26発売

 1933年4月29日生まれ、現在、87歳のウィリー・ネルソン、アウトロー・カントリーの名の下に、カントリー音楽の世界を変革し続けたウィリー、71作目となる最新アルバムは2018年の『My Way』に続くウィリー流のフランク・シナトラへのオマージュ作品。
 (インスト新入荷)
  ●PATUX-347 WILLIE MARSCHNER CD(本体\2,450-)\2,646-

  ワシントンDC地区在住、13歳のフィドラー、ウィリー・マーシュナーのデビュー作。ケニー・ベイカー"Road to Columbus""Brown County Breakdown"、アーサー・スミス、ハウディ・フォレスター"等、先人達へのリスペクト溢れるカバーに加えて、スゥィングやオールドタイムやアイリッシュのメドレー等々。
  ●WUND4072 SUITE STEEL『The Pedal Steel Guitar Album』CD(本体\2,450-)\2,695-

 1970年にエレクトラからリリースされたスチール・ギターをフィーチャーした伝説のアルバムのリイシュー。お馴染みのポピュラー・ソングをスチール・ギターのインストルメンタルでアレンジ。ナッシュビル産とは違ったサウンドが楽しめる。
  ●TRCD-001 TEXAS CLUB『TEXAS SWING 2021』CD(本体\1,818-)\2,000-

 ジャズ・フィドラーの大矢貞男とブルーグラス・マンドリンの秋元慎、ジャズを中心に年間100本以上の演奏を行う熊谷侑真によるオール・インストのストリング・バンド、テキサス・クラブの第1作。ジャズのスタンダードやフィドル曲等、同じミノのナンバーを演じる。
(発掘・編集新入荷)
  ●BOM2634121 JIM & JESSE『Diesel On My Tail』 CD (本体\2,450-)\2,695-

 第一世代のブルーグラスの中でスムースで洗練されたコーラスで人気を博したジム&ジェシーのトラック・ドライビング・ソングを集めたエピック時代のアルバムのデジタル・マスター盤。
 新入荷作品解説
 ■ブルーグラス新入荷
  ●MFR-110100 JUSTIN MOSES『Fall Like Rain』CD(本体\2,450-)\2,695-

Fall Like Rain/Taxland (feat. Sierra Hull)/Between The Lightning And The Thunder (feat. Dan Tyminski)/Walking to Lebanon/Wise & Born/My Baby's Gone (feat. Del McCoury)/Looking For A Place (Feat. Shawn Lane)/Watershed/U.F.O/Locust Hill全10曲

 フィドル、ドブロ、マンとリン、バンジョー、ギター等々、どの楽器も超一級のマルチ・プレイヤー、ジャスティン・モーズのマウンテン・フィーバーからデビューとなるソロ・プロジェクト。自身の裏声が効果的な涼やかなボーカルから互いに白熱していく様が圧巻の先行シングルとしてリリースされたエリック・クラプトンの"Fall Like Rain"を皮切りに、妻のシェラ・ハルとの超絶マンドリン・デュオ"Taxland"ではマイケル・クリーブランド(f)、ブライアン・サットン(g)、バリー・ベイルズ(bs)のバックも鉄壁。トム・ジュッズのペンによる"Between The Lightning And The Thunder"はダン・ティミンスキー(v)を迎えて。ウードのエキゾチックな響きとワイゼンボーンの絡み魅力の"Walking to Lebanon"はシェラとのハーモニーもばっちり。デル・マッカリーを迎えた"My Baby's Gone"はゴリゴリのソリッド・グラス、ジェイソン・カーターの切り込み鋭いフィドルとジャスティンのソリッドなバンジョー全開。ショーン・レインを迎えた"Looking For A Place"はトニー・ライスにも通じるフォーキー・グラスでジェリー・ダグラス(d)のサポートが聞き物。オリジナル・インスト"Watershed"は自身のドブロとバンジョー、シェラのマンドリンに加えてステュアート・ダンカンのフィドルが好演。ラストの"Locust Hill"ばベラ・フレックの『ドライブ』を髣髴させるバンジョー・インスト、シェラ(m)、ブライアン(g)、ジェリー(d)。ステュアート(f)、バリー(bs)の一体感がたまらない。緩急織り交ぜた素晴らしい作品。  
  ●PC-1250 DALE ANN BRADLEY『Things She Couldn't Get Over』CD 本体\2,450-)\2,695-

Living On The Edge/Get Ove/After While/Yellow Creek/Falling Down/Pearl/Lost More Than I Knew/Lynwood/L.A. International Airport/In The End

 5度のIBMA年間最優秀女性ボーカル受賞、2度のグラミー賞ノミニーという輝かしい経歴を持つデイル・アン・ブラッドレイ、通算12枚目となる最新作。アパラチアの炭鉱町生まれでレンフロバレー・バーンダンスのレギュラー・バンドのニュー・クーン・クリーク・ガールズのメンバーとして活動後、独立、パインキャッスルをスタートにドゥビィシー、コンパス、そして古巣のパインキャッスルに復帰してからの4作目。2020年には女性ブルーグラッサーによるスーパーバンド、シスターセイディのメンバーとして活躍、IBMA年間最優秀エンターティナーを獲得、今年はシスターセイディを辞して、本作にも参加のキム・フォックス(g,v)、マット・レッドベター(d)、マイク・サムナー(bj)、パインキャッスルのCEOのイーサン・バークハルト(bs)というメンバーによる自身のムーン・ランナーを率いてソロ活動に専念するという気合の入れよう。アシュビー・フランク作"Falling Down"が先行シングルとしてチャート・イン、様々なジャンルから曲を引っ張ってくる彼女、本作のジョン・アンダーソン"Yellow Creek"やスーザン・レイ"L.A. International Airport"のブルーグラス・アレンジも秀逸。
  ●SPR-027 BRONWYN KEITH-HYNES『Fiddler's Pastime』CD(本体\2,450-)\2,646-

Hendersonville Hop/Last Train (feat. Sarah Jarosz)/Fiddler's Pastime (feat. Laura Orshaw)/Open Water (feat. Sierra Hull)/Hello Trouble (feat. James Kee & Tim O'Brien)/The Minstrel Boy (feat. Tim O'Brien)/North Garden/Michelle's Waltz/Happy Hollow (feat. Wes Corbett)/Natchez Whistle (feat. Chris Eldridge)/I Don't Know Why (feat. James Kee & Tim O'Brien)全11曲

 マイル・トゥエルブのメンバーとして来日、現在、最も注目のブルーグラス・フィドラーの一人、ブロンウィン・キース・ハインズのソロ・デビュー作。シェラ・ハルを迎えたフィドルとマンドリンのユニゾンが心地よい"Open Water"他4曲のオリジナルのフィドル・チューンと有名カバー曲を演じている。プロデュースにはサム・ブッシュ・バンドのバンジョーでムーンシャイナー誌1月号の表紙を飾ったウェス・コーベットがプロデュース。サラ・ジャローズを迎えたピーター・ローワン作"Last Train"、注目のイースト・ナッシュ・バンドのジェームス・キー(m,v)とティム・オブライエンによるバック・オウエンスの"Hello Trouble"や"I Don't Know Why"、ツイン・フィドルにポーランブリン・ボーイズのローラ・オルショ―を迎えたタイトル曲、パンチ・ブラザーズのクリス・エルドリッジを迎えてジョン・ハートフォードの"Natchez Whistle"他、ジェイク・スタージェル(g)、ハリー・クラーク(ザ・ウックス,m)ジェフ・ピッカー(リッキー・スキャッグス&ケンタッキー・サンダー,bs)他のサポート。バージニア州シャーロッツビル出身で三歳からフィドルを手にしたというブロンウィン、第一世代のアイルランド系アメリカ人の父とアメリカ南部出身の母を持ち、アパラチアとアイルランドの音楽と文化を身近に育ち、ティーンエイジャーの時にブルーグラスに出会い、2014年からマイル・トゥエルブのメンバーとして活動、、過去6年間、米国、カナダ、日本、ニュージーランド、オーストラリア、イギリス、ヨーロッパをツアー、そして2枚のフルアルバムをリリース。2014年にはウィンフィールドフィドルチャンピオンシップでの優勝、2018年のIBMAの期待の亜へーティストに贈られるモメンタム・アワードを受賞。満を持してのソロ・デビュー作です。
  ●REB-1549 TONY RICE 『California Autumn』CD(本体\2,450-)\2,695-

California Autumn/Bullet Man/Mr. Poverty/Billy In The Low Ground/Red Haired Boy/Good Woman's Love/You Don't Know My Mind/Alone And Forsaken/Bugle Call Rag/Georgia On My Mind/Scarborough Fair/Beaumont Rag全12曲

 トニー・ライスのソロ第2作にあたる1974年作品がリマスター、新たなブックレット付でリイッシュ。当時のセルダム・シーンをバックに(ダフィーは参加せず兄のラリー)、リッキー・スキャッグスとジェリー・ダグラス、J.D.クロウのニュー・サウス仲間も加わって、オリジナル、ブルーグラス、フォーク、ジャズ・スタンダードからハンク・ウィリアムス曲まで、バラエティー豊かに演じる若きトニー。グリスマンと共にドウグを始める前のギターが初々しい。2月下旬入荷予定。
 ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
  ●PATUX-344 CAROLYN EYERLY『The Sunny Side of Life』CD(本体\2,450-)\2,646-

Take Me Home, Lord/Red Toad Road/Over in the Glory Land/Grandpa’s Garden/Your Anger is a Wall/Keep on the Sunny Side/People Get Ready/Heavenly Flow/As Though They Were King/Angel Band/Christmas in a Dive Bar/Go全12曲

 北部バージニア生まれでサザンロックやブルーグラスを聴いて育ち、DC地区の女性ブルーグラス・バンドであるスウィート・ヤンダーのメンバーとして活動していたキャロリン・アイリーの初ソロ・プロジェクト。カーター・ファミリーのお馴染みのタイトル曲他、全12曲中7曲のオリジナルに加えて、スタンレーの"Over in the Glory Land""Angel Band"、カーティス・メイフィールド"People Get Ready"等、黒人ソウル系を取上げたり、ゴスペル系の曲をエンジェリック・ボイスで聞かせる。プロデュースにはトニー・トリシュカ&スカイラインで来日経験もあるデデ・ワイランドが担当、バックはパタクセント・レーベルではお馴染み、デビッド・ブロムバーグと来日したダニー・ナイスリー(m)、フランク・ソリバン&ダーティ・キッチンのクリス・リュケット(m)とマイク・マンフォード(bj)、現セルダム・シーンのフレッド・トラバース(d)、ロニー・シンプキンス(bs)にロニー・スチュアート(f)というDC地区オールスターズ。(ムーンシャイナー誌レビューより)
 
 ■インスト新入荷
  ●PATUX-347 WILLIE MARSCHNER CD(本体\2,450-)\2,646-

Road to Columbus/Under the Double Eagle/Brown County Breakdown/Autumn Leaves/Sugar Tree Stomp/Queen of the Delta Waltz/Wild Fiddler’s Rag/Irish Slow Set: An Caislean Oir-Billy Malley’s Scottische El Cumbanchero/Lorena/Irish Jigs: Kilavel-Brendan Tonra’s-The Irish Inmates/Jesse Polka/Old Time Set: Sally in the Garden-Growling Old Man-Elzic’s Farewell/Mansions for Me/Grey Owl全15曲

  ワシントンDC地区在住、13歳のフィドラー、ウィリー・マーシュナーのデビュー作。2018年のゲイラックスのオールドタイム・フィドル、ユースの部で2位入賞他、父のピアスと共にバージニアやノースカロライナで開催されたフィドル・コンテストに参加、伝説的ミュージシャンとの交流を重ねているという。ここではケニー・ベイカー"Road to Columbus""Brown County Breakdown"、アーサー・スミス"Sugar Tree Stomp"、ハウディ・フォレスター"Wild Fiddler’s Rag"等、先人達へのリスペクト溢れるカバーに加えて、スゥィングする"Autumn Leaves"やオールドタイムやアイリッシュのメドレーやボブ・ウィリスモ取上げていた"Jesse Polka"、ジム&ジェシーの当たり曲"El Cumbanchero"、父ピアスのバンジョーをフィーチャーした南北戦争ソング"Lorena"、親子デュオによる"Mansions for Me"ではマンドリンも披露。バックはダニー・ナイスリー(g,m)、ブレネン・アーンスト(bj,piano)、マーク・シャッツ(bs)他。(ムーンシャイナー誌レビューより) 
  ●WUND4072 SUITE STEEL『The Pedal Steel Guitar Album』CD(本体\2,450-)\2,646-

Down on the Corner (Buddy Emmons)/Blackbird (Sneaky Pete)/Everybody's Talkin' (Rusty Young)/Wichita Lineman (Buddy Emmons)/Muddy Mississippi Line (J.D. Maness)/Something (Red Rhodes)/Sunshine of Your Love (Sneaky Pete, Rusty Young)/Yesterday (Buddy Emmons, Sneaky Pete)/Suite Steel: A. Turn Any Corner (Buddy Emmons)/B. L'hiver Sur la Plage (Buddy Emmons)/ C. Prodigal (Rusty Young)全12曲

 1970年にエレクトラからリリースされたスチール・ギターをフィーチャーした伝説のアルバムのリイシュー。スチール・ギター・ジャズで名を成したバディ・エモンズ、バーズやデザート・ローズ・バンドで知られるジェイ・ディ・メイネス、マイク・ネスミスとファースト・ナショナル・バンド、カーペンターズの"Top of The World"のプレイで知られるレッド・ローズ、フライング・ブリトゥ・ブラザーズで来日したスニーキー・ピート、ポコのラスティ・ヤングといったスチール・プレイヤーに加えてクラレンス・ホワイトも参加してお馴染みのポピュラー・ソングをスチール・ギターのインストルメンタルでアレンジ。ナッシュビル産とは違ったサウンドが楽しめる。
  ●TRCD-001 TEXAS CLUB『tEXAS sWING 2021』CD(本体\1,818-)\2,000-

 ジャズ・フィドラーの大矢貞男とブルーグラス・マンドリンの秋元慎、ジャズを中心に年間100本以上の演奏を行う熊谷侑真によるオール・インストのストリング・バンド、テキサス・クラブの第1作。ジャズのスタンダードやフィドル曲等、同じミノのナンバーを演じる。
 ■カントリー・ポップ新入荷
  ●SNYL983945WILLIE NELSON『That's Life』CD(本体\2,600-)\2,860- 2/26

Nice Work If You Can Get It/Just in Time/Cottage for Sale/I've Got You Under My Skin/You Make Me Feel So Young/I Won't Dance (Featuring Diana Krall)/That's Life/Luck Be a Lady/In the Wee Small Hours of the Morning/Learnin' the Blues/Lonesome Road全11曲

 1933年4月29日生まれ、現在、87歳のウィリー・ネルソン、アウトロー・カントリーの名の下に、カントリー音楽の世界を変革し続けたウィリー、71作目となる最新アルバムは2018年の『My Way』に続くウィリー流のフランク・シナトラへのオマージュ作品。バディ・キャノンとマット・ローリングスがプロデュース。ステュアート・ダンカンやデニス。クロウチと共に来日した女性ジャズ・シンガー、ダイアナ・クラールとのデュエット曲"I Won't Dance"も収録。詳細次号にて。
 ■発掘・編集新入荷
  ●BOM2634121 JIM & JESSE『Diesel On My Tail』 CD (本体\2,450-)\2,695-

Diesel on My Tail/Sam's Place/Ballad of Thunder Road/Six Days on the Road/Lovin' Machine/Hot Rod Race/Truck Drivin' Man/Girl on the Billboard/Give Me Forty Acres/Tijuana Taxi全10曲

 第一世代のブルーグラスの中でスムースで洗練されたコーラスで人気を博したジム&ジェシーのトラック・ドライビング・ソングを集めたエピック時代のアルバムのデジタル・マスター盤。バック・オウエンス&バッカルーズからニューライダースオブパープルセイジ、フライング・ブリトゥ・ブラザーズ、デザート・ローズ・バンドへと続く、カントリー・ロックに通じるブルーグラスが堪能できる。デザート・ローズ・バンドとジム&ジェシーが一緒に参加した熊本のカントリー・ゴールドのリハーサル前にステージ横で繰り広げられたジャム・セッションを目撃した。クリスとハーブが係員の制止を振り切って何度もリクエストをしていた光景が忘れられない。 
  ●BOM5080276 THE KENTUCKY COLONELS『1966』CD (本体\2,450-)\2,695-

Soldier's Joy/The Fugitive/Ruben's Train/One Tear/I Might Take You Back Again/Take Off Your Cheaters/Old Country Church/Earl's Breakdown/Give This Message to Your Heart/Ruben's Train (Second Cut)/Cotton Eyed Joe/Soldier's Joy (Conclusion)全12曲

 クラレンス(g)&ローランド(m)・ホワイトのケンタッキー・カーネルズが1965年に解散後の1966年にエリック・ホワイト(bs)、デニス・モリス(g)、ボブ・ウォフォード(bj)ボビークレーン(f)という布陣で活動を散発的に再開した1966年の録音。
  ●ADDCD3364 CARLISLES『The Carlisles Collection 1951-61』2CD 本体\2,650-)\2,915-

 カーライルズは、1950年代初頭にビル・カーライルによって結成されたヒルビリーカントリーグループでした。ビル・カーライルは、1930年代から40年代にかけて、兄クリフ(d})が1950年に引退するまで、カーライル・ブラザーズとして活動。ビルは、ステージを飛び回る彼のパフォーマンスによりジャンピン・ビル・カーライルとして知られていました。カーライルズは歌手/ギタリストのベティ・エイモスとロイ・スニード、ベース・プレーヤーのアーニー・ニュートンが在籍、1950年代から60年代までサウンドを変えながら活動。マーキュリーとコロンビアのシングル盤ほぼ全てEPとLP収録曲全61曲入り、ギタリストのチェット・アトキンスが多くのレコーディングで参加。また、RCA時代のビル・カーライルのソロ名義も含まれています。"No Help Wanted","Too Old To Cut The Mustard","Knothole", "Is Zat You、Myrtle""Tain"等、トップ10ヒットを収録。オールドタイムでで良く知られたメロディをロックンロールの時代に上手く適応させた過渡期のヒルビリー・カントリー・ミュージックが楽しめます。
 ■日本のアーティスト
  ●RC-108 大矢貞男『Beaumont Rag』CD(本体\1,980-)\2,178-

Panhandle Country/Used To Be/Shenandoah BRD/Kentucky Waltz/Song for Life/MinorSwing 他全12曲 レッドクレイ・アーカイブ・シリーズ

 東京ホット倶楽部バンドなどで活躍、現在は大阪に戻ってテキサス・クラブやサポート・ミュージシャンとして活動中のフィドラー、大矢貞男が、1985年、米国音楽留学から一時帰国中の有田純弘(bj)、赤木一孝(g,v)、谷村順造(m)、アンドレ佐藤(d)、久永雅史(m,v)という、当時の飛びぬけて優れていたブルーグラス・プレイヤー他、ジャズ人脈と創り上げた。ポップでスウィンギーなブルーグラス・アルバム。70〜80年代関西ブルーグラスの決定盤。
  ●RCSI-1181 戸田 和孝 『ぼちそろ』CD(本体\1,818-)\2,000-

 「音楽生活50周年、Stay Homeをこれ幸いと宅録し貯めた23曲をCDにまとめてこの程、『ぼちそろ』をリリースしました。ビルモンからバッハ、ジミー・ロジャースから宮城道雄まで、自分なりに料理した寄せ鍋アルバムです。ブルーグラスをやり始めた頃から、人に聴いてもらうのなら、他では聴けないような音を作らんとアカンやろ という思いを持ち続けていました。一方で、自分が好きと感じた音楽にはジャンル関係なく食いついてきた。その上で自分に出来ることを追求した一里塚がこれ。のんびりと弾き流したような曲、冗談っぽい曲、ひたすら道を究める曲、すべてに思いを込めて、真剣に遊んだ結実です。バンジョー弾きですから主役はこの楽器ですがBG系の楽器はほぼ総動員。おもちゃ箱のようなオモロさをぜひ。(戸田和孝)」戸田ワールド炸裂!!
 ■映像新入荷
  ●LIB-4052 PETER, PAUL AND MARY『Peter, Paul And Mommy Too』DVD(本体\2,750-)\3,025-

Puff (The Magic Dragon)/The Fox/Somagawaza/Hey Motswala/Inside/Day Is Done/Garden Song/The Eddystone Light/I Know An Old Lady (Who Swallowed a Fly)/Somos El Barco/Pastures of Plenty/Medley: Home On the Range-Don't Ever Take Away My Freedom/All Mixed Up/Right Field/Poem For Erika-For Baby/We Shall Overcome/It's Raining/If I Had A Hammer/Blowin' In The Wind/This Land Is Your Land

 日本のフォークブームに絶大な人気を誇ったピーター、ポール&メアリ―のPBSの特別番組を収めた映像作品。"The Eddystone Light""The Fox""We Shall Overcome""Garden Song""Puff m(The Magic Dragon)等、子供も大人も楽しめるパフォーマンス。ブルックリン音楽アカデミーのマジェスティックシアターで収録。
 最近作/お勧め作、再入荷
 ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
 (ムーンシャイナー2月号レビュー紹介作品)
  ●DSR-202002 BECKY BULLER『Distance And Time』CD(本体\2,450-)\2,695-

 18人のフィドラーをフィーチャーした先行シングル"The Barber's Fiddle"が昨年のIBMA年間最優秀レコード・イベントを受賞したベッキー・ブラー、インストルメンタルとボーカルの両方で受賞した最初のアーティストであり、女性として初めて年間最優秀フィドルを受賞したという輝かしい経歴を持つ彼女の、待望の最新作。 
  ●WC-2020 WES CORBETT『CASCADE』CD(本体\2,450-)\2,695-

 先月号(MS-3803)で紹介したウェス・コルベット、ボストン在住時代にジョイ・キルズ・ソウロウで注目を集め、ナッシュビル移住後はモリー・タトルやシェラ・ハルといった最も注目されるアーティストのとの活動を経て、現在はサム・ブッシュ・バンドのメンバーとして活躍中である彼の待望のデビュー作。
  ●DSR-202001 STEPHEN MOUGIN『Ordinary Soul』CD(本体\2,450-)\2,695-

 サム・ブッシュ・バンド(SBB)で活躍中の「モジョ」ことスティーブン・モージン(g,v)の「普通の魂」と題されたソロ・デビュー・アルバムが自身の主宰するダーク・シャドウ・レコーディングからリリース。
  ●MH-1859 THOMM JUTZ 『To Live In Two Worlds, Volume 1』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ドイツ生まれのシンガーソングライター&プロデューサーでナンシ・グリフィスのブルー・ムーン・オーケストラのメンバーとしもて活動したトム・ジュッツ。今年のグラミー・ノミニーに選ばれたマウンテン・ホーム移籍第一弾。
  ●MFR-201120 THE SHARP FLATPICKERS『Sundrops on the Water: Reflections』CD(本体\2,450-)\2,695-

 トニー・ライスの影響色濃いフラットピッカー、フロリダ州タラハシー在住のリー・コティックの新ユニット。ラリー・ライスと演奏活動経験のあるリーがデイジョブのリタイアを機に音楽活動に本腰を入れて取り組んだ意欲作。
  ●350-3003 CHRIS STAPLETON『Starting Over』CD (本体\2,650-)\2,915-

 ナッシュビルのベテランによるブルーグラス・バンド、スティールドライバーズでR&Bテイスト溢れるソウルフルなボーカルで異彩を放っていたクリス・ステイブルトン、2017年リリースの『From A Room: Volume 1 』『From A Room: Volume 2』に続く最新作。
  ●JS-0001 城田じゅんじ『in New Shoes』CD(本体\2,727-)\3,000-

 高石ともやとナターシャセブンのメンバーといて5弦バンジョーや日本語のブルーグラスやアメリカン・フォークを広めることに貢献、現在は内藤希花とのアイリッシュ・デュオで活動中の城田ゅんじ、70歳を記念してリリースされ作品。
  ●ACCD048 GRADY MARTIN『Diesel Smoke, Dangerous Curves, And Hot Guitar』CD(本体\2,250-)\2,475-

 トップ・セッションマンによる「The Nashville A-Team」のメンバー、グラディ・マーチンのレアな音源集。超一級ミュージシャンによる躍動する荒削りな部分の残ったサウンドが楽しめます。
 ■ブルーグラス最近作/お勧め作
  ●SCR-21 JIMMY GAUDREAU'S BLUEGRASS UNIT『Live in Holland』CD(本体\2,450-)\2,695-

Nine Pound Hammer/Beaumont Rag/Can't You Hear Me Callin'/Blue Night/Kentucjy Waltz/Shenandoah Valley Breakdown 他全17曲 再入荷

 故ジョン・ダッフィーの後任としてカントリー・ジェントルメンに参加以来30年間、トップ・グループのサイドマンとして活躍を続けるジミー・グドローが自身のユニットでヨーロッパ・ツアーした時のライブ1989年作品LPに未発表5曲を追加したCD。トニーの弟=ワイアット・ライス(g)、ポーターの息子=ケビン・チャーチ(bj) に、ウォーレン・ブレイアー(f)と、最後のブルー・グラス・ボーイ=アーニー・サイクス(bs)といった、当時のワシントンDC=バージニア周辺のスーパーピッカー達によるブルーグラス・スタンダード曲集はブルーグラス・ジャム・ユニットの楽しさを十分伝えてくれる。(渡辺三郎)  
  ●BBR-0908 JOE MULLINS AND THE RADIO RAMBLERS 『For the Record』CD(本体\2,450-)\2,695-

 IBMA年間最優秀企画作品受賞、ブルーグラス界で最も忙しいバンド=ジョー・マリンズ&ラジオ・ランブラーズ、ブルーグラス系ソングライターのジェリー・サリー主宰のビリー・ブルー移籍第一作目で通算8枚目、ジョーとは初共演というデル・マッカリーを迎えた"The Guitar Song"では質屋に吊るされたギターやバンジョーがレスター・フラットやドン・レノとの出会いを語るという内容。トム・ユーイング作の優れたブルーグラス・ソング"O-Hio"等々、良く吟味されたバラエティに富んだ選曲で楽しめる。
  ●PC-1238 JB & JAMIE DAILEY『Step Back In Time』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ドイル・ローソン&クイックシルバー卒業生でデイリー&ビンセントとしてオーブリーのメンバーにも抜擢されたジェイミー・デイリーが子供の頃、ローカルで活動を共にした73歳の父親でドブロ・プレイヤー&シンガーのJBのデビューとなるコラボレーション作品。
  ●HTPM58784 STURGILL SIMPSON『Cuttin' Grass』CD(本体\2,450-)\2,695-

 昨年の6月にライマン公会堂からブルーグラス・セットによる無観客配信ライブを敢行した、スタージル・シンプソン、彼曰く「おそらく地球上で最高のブルーグラスバンド」というシェラ・ハル(m)、スコット・ベスタル(bj)、ステュアート・ダンカン(f)、マーク・ハワード(g)、マイク・バブ(bs)と自身のバンド・メイトのマイルス・ミラー(drums)という面々を従えたアルバムをリリース。自身の2枚のメジャーからリリースされたアルバムの中から自作曲を中心にブルーグラス・アレンジで聞かせる。
  ●EMG-10370 FASTTRACK CD(本体\2,450-)\2,695-

 ブルーグラス・カーディナルスの流れを汲むカーディナルス・トラディションのメンバーがデビッド・パームリーの引退を受けて新たに結成したファスト・トラックのデビュー盤。ギター & ボーカルに元ラジオ・ランブラーズのデュエイン・スパークス(g )を迎えて、デイル・ペリー( bj )、スティーブ・デイ(f)といつたベテランにジェシー・ブロック(m)が加わりパワーアップ。ソングライターとしても知られるロン・ピアース( b s )作でリードボーカルも務める"I’d Like to Wander Back to the Old Home"、"Blue and Lonesome Again"。安心、安定のサウンド、心地よい大人のブルーグラス。
 
●REB-7516 SELDOM SCENE『Different Roads』CD(本体\1,980-)\2,138-

Different Roads/Old Train/Walk Through This World With Me/Gardens And Memories/Wait A Minute/Rebels 'Ye Res/Last Train From Poor Valley/I've Lost You/Keep Me From Blowin' Away/Reason For Being/If That'S The Way You Feel/Easy Ride From Good Times To The Blues/Pictures From Life'S Other Side/Pan American

 ブルーグラス界が生んだ最高のテナー・ボーカリストで稀代のエンターテイナー=ジョン・ダフィ、ブルーグラス・ボーカルにより繊細な表現を持ち込んだジョン・スターリング、ドブロという楽器の新たな可能性を広げたマイク・オールドリッジ、ベン・エルドリッジ(bj)、トム・グレイ(bs)といつた優れたミュージシャンによって結成、DCグラスの興隆に貢献、J.D.クロウ&ニューサウス、ニューグラス・リバイバルと並んで70年代ブルーグラスの発展に大きく貢献したセルダム・シーンの初期レペルの有名曲を集めたコンピレーション。
  ●REB-1654 LARRY SPARKS『Silver Reflection』CD(本体\2,450-)\2,695-

、最も正統派のトラッド・ブルーグラスを忠実に聞かせてくれる男=ラリー・スパークスのブルーグラス歴、25周年を記念して1987年に録音された入魂の名盤がデジパックで再発売再入荷。
  ●BBR-1654 CAROLINA BLUE 『Take Me Back』 CD(本体\2,450-)\2,695-

 年間最優秀新人ノミネート、トラッドグラスの新星、キャロライナ・ブルー、2018年リリースの『I Hear Bluegrass Calling Me』(PC-1229 \2,695)に続くビリー・ボーイ移籍第1作。ティム・ジョーンズが最近手に入れたギルクリストからビル・モンローのマナーを引き継ぐスタイルでトーンとタイミングを引き出して、バンドのサウンドをリードしている姿が聞かれる。アインスリーのケニー・ベイカーへの敬意を感じさせる端正なフイドルとジェームスのドライブするバンジョーの貢献度大。ハードコアなトラッド・ブルーグラス・ファンには嬉しい作品。
  ●FBR-1005 KENNY AND AMANDA SMITH 『With You』(本体\2,450-)\2,695-

 2001年に自主制作のアルバムでデビュー、2003年にはIBMAの年間最優新人、2014年にアマンダが年間最優秀女性ボーカルに選ばれる等、数々のアワードを受賞、20年近くに亘り活動を続ける彼らの通算8枚目となる最新作は楽器の響きを活かした非常に洗練されたアレンジでボーカル・ハーモニー、インストルメンテーション共に上質のブルーグラス。
  ●PC-1237 ROBERT HALE & THE 8TH WONDER BAND『Blue Haze』CD(本体\1,980-)\2,178-

Help!/It's All Over Now/Rapid Roy/Mr. Bojangles/House of the Rising Sun/The Shape You're In/Riding the Storm Out全7曲

 スコット・ベスタル(bj)とウェイン・ベンソン(m)、アーニー・サイクス(bs)との短命に終わったが強烈な印象を残したライブワイアーのメンバーとして活躍した後にJ.D.クロウ&ニューサウスやワイルドファイアー等を渡り歩いたロバート・へイル(g)のソロ・プロジェクトはビートルズやボブ・ディラン等々、有名曲をブルーグラス・アレンジで聞かせる7曲入りミニ・アルバム。
  ●REB-1520 SELDOM SCENE『Act 2』CD(本体\2,450-)\2,695-

 Keep Me From Browing Away(セルダムシーン)収録。1973年初春発表の第2作は初のマルチ録音でサウンド的にレベルアップしたスターリングの"Last Train from Poor Valley"、"Paradise"、"Train Leaves Here This Morning"、"Hello Mary Lou"、ダッフィの"Small Exception of Me"や"I've Lost You"、ベンさんの「ドクター・ジバゴ」など、シーン・サウンドの完成。
  ●RCSI-1031 HARTFORD/RICE/CLEMENTS CD(本体\2,450-)\2,695-

Bound to Ride/If I Should Wander Back Tonight/I Know You Don’t Love Me No More/My Baby’s Gone/The Wings of a Song/Sweet Sunny South/We Can’t Be Darlings/Long Journey Home/Love Grown Cold/Love Please Come Home/Heavenly Sunlight/Poor Ellen Smith/Where is Your Heart Tonight全13曲

 ジョン・ハートフォードとバッサー・クレメンツ、トニー・ライスによるスタンダードを中心としたストレート・ブルーグラス集。ブルーグラス偉人3人で1988〜90年にかけてカンバーランド河の岩盤をくり貫いたジョンの地下室スタジオに集ま、フラット&スクラッグスとベニー・マーティンを核にトラッド名曲などをカバーする超貴重オタク的私蔵スタジオ録音の発掘。きっとあっちで再会してることでしょう。
 ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作
  ●PATUX-340 DONNA & RONI STONEMAN 『The Legend Continues』 CD 本体\2,450-)\2,695-

Jackson/Rock-A-Bye Boogie/He Was There All the Time/May I Sleep in Your Barn Tonight/Classical Vibrations/Sunday Morning Coming Down/Amazing Grace/Sweet Thang/Blue Grass Breakdown/Living on the Hallelujah Side全10曲

 1927年の有名なブリストル・セッションにも参加したアーネスト・V.「ポップ」ストーンマン(1893-1968)の23人の子供たち(そのうち成長した13人)によるストーンマン・ファミリーのロニ&ドナ・ストーンマンのパトクセントからの最新作。同レーベルからはストーンマンズとしてパッツィ(2015年に90歳で死去)を加えて2枚のアルバムをリリース。生き残った姉妹による本作ではトラッドに加えてジョニー・キャッシュの"Jackson"やクリス・クリストファーソン作で同じくキャッシュでヒットした"Sunday Morning Coming Down"、デイビス・シスターズの"Rock-A-Bye Boogie"では年齢を忘れたように溌剌としている。マンドリンのファースト・レディの異名を持つドナのマンドリン・インストも2曲フィーチャー。プロデュースも務めるトム・ミンティ(v)他、ハイ・フィディリティのジェレミー・スティーブンス(g,autoharp)、コリーナ・ローズ・ログストン(f)がサウンドに活力を与える好演奏が印象に残った。(ムーンシャイナー誌レビューより) 
  ●COMP-4766 DIRK POWELL 『When I WaitFor You 』CD (本体\2,450-)\2,695-

 オールドタイムからケイジャン、アイリッシュ等々、伝統的なルーツ音楽の本質を翻訳して現在に伝えるダーク・パウエルの最新作『WHEN IWAIT FOR YOU』は、アメリカのルーツミュージックに対する彼の深い理解と、伝統的なサウンドを現代にアダプとさせる独自の世界を構築した新鮮で刺激的なコンテンポラリー・フォーク・アルバムを創り上げた。ゲストにリアノン・ギデンズ(v,viola,bj)、サラ・ワトキンス(v,f)、ショーン・ワトキンス(v)他が参加。
  ●COMP-4763 MOLLY TUTTLE『...But I'd Rather Be With You』 CD(本体\2,450-)\2,695-

 2020年3月にナッシュビルを襲った壊滅的な竜巻に続いて、世界的なパンデミックを経験したことをきっかけに「音楽が好きな理由を思い出す」ために、生涯を通じてお気に入りの曲を再訪した作品。カバーしたアーティストはローリング・ストーンズ、グレイトフル・デッド、キャット・スティーブン、カレン・ダルトン等、クラシック・ロックや70年代シンガーソングライター、ジャマイカにルーツを持つイギリスのシンガー&ソングライター=FKAツイッグス、西海岸のパンク・ロック・バンド=ランシド、ザ・ナショナル、ヤーヤ―ズといったニューヨークのオルタナ・ロック等々全10曲。ローリングストーンズの"She’s a Rainbow"やキャット・スティーブンス"How Can I Tell You"、モリーのアコースティック・ギターを随所にフィーチャーしたアレンジと表情豊かに歌うボーカリストとしての魅力も堪能できる。
 ■カントリー/ポップお勧め
  ●891402753D V.A.『Sing Me Back Home: The Music Of Merle Haggard』2CD(本体\3,200-)\3,520-

CD1:What Am I Gonna Do (With The Rest Of My Life) /Heaven Was A Drink Of Wine/The Farmer's Daughter/I'm A Lonesome Fugitive/That's The Way Love Goes/Big City/Carolyn-Daddy Frank /Don't Give Up On Me/Footlights /Going Where The Lonely Go/Kern River/Silver Wings/I Think I'll Just Stay Here And Drink/Today I Started Loving You Again/Honky Tonk Night Time Man全15曲
CD2:Mama Tried/White Line Fever/Rainbow Stew/It's All In The Movies/The Bottle Let Me Down/Workin' Man Blues/If We Make It Through December/Natural High/Misery And Gin/Pancho And Lefty/Sing Me Back Home/Reasons To Quit/Ramblin' Fever/Okie From Muskogee全14曲
参加アーティスト:Willie Nelson, Keith Richards, Kenny Chesney, Miranda Lambert, John Mellencamp, Dierks Bentley, Sheryl Crow, Loretta Lynn, Hank Williams Jr., Toby Keith, The Avett Brothers, Alison Krauss, Ronnie Dunn, Alabama, Billy Gibbons, Warren Haynes, Jamey Johnson, Kacey Musgraves, Rodney Crowell, Lucinda Williams, Lynyrd Skynyrd, Buddy Miller, Jake Owen, Chris Janson, Aaron Lewis, John Anderson, Bobby Bare, Tanya Tucker, Connie Smith, Ben Haggard.

 2017年4月6日テネシー州ナッシュビルのブリヂストンアリーナで開催されたマール・ハガード追悼オールスターコンサートのライブ・アルバム。ウィリー・ネルソン、キース・リチャーズ、ケニー・チェズニー、ミランダ・ランバート、ジョン・メレンキャンプ、ダークス・ベントレー、シェリル・クロウ、ロレッタ・リン、ハンク・ウィリアムス・ジュニア、トビー・キース、アヴェット・ブラザーズ、アリソン・クラウス他の参加。 
  ●BGOCD-1423 PURE PRAIRIE LEAGUE『Firin’ Up / Something In The Night』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ブルーグラス出身で後にカントリーで大スターとなるビンス・ギルが参加、オハイオをベースにスタートしたカントリー・ロック・バンド、ピュア・プレイリー・リーグ、スタジオ盤としては第8作目で最大のヒット曲"Let Me Love YouTonight"を含む『Firin’ Up 』(1980年)と続く『Something In The Night』(1981年)のカップリング。
  ●350-3003 CHRIS STAPLETON『Starting Over』CD (本体\2,650-)\2,915-

Starting Over/Devil Always Made Me Think Twice/Cold/When I'm With You/Arkansas/Joy of My Life/Hillbilly Blood/Maggie's Song/Whiskey Sunrise/Worry B Gone/Old Friends/Watch You Burn/You Should Probably Leave/Nashville, TN全14曲

 ナッシュビルのベテランによるブルーグラス・バンド、スティールドライバーズでR&Bテイスト溢れるソウルフルなボーカルで異彩を放っていたクリス・ステイブルトン(2008〜2010年に在籍)、2016年リリースのソロデビュー作『Traveller』がCMA(カントリー音楽協会)アワードで快挙といわれる新人賞と最優秀男性ボーカル、そして最優秀アルバムという三冠を獲得、そして第58回グラミー賞の総合部門の最優秀アルバムに最終ノミネート。まさにアメリカンドリーム作品を創った彼の、2017年リリースの『From A Room: Volume 1 』『From A Room: Volume 2』に続く最新作。今回トム・ペティ&ハードレイカーズのマイク・キャンベルやベンモント・テンチ、スチールには名手ポール・フランクリンが参加。ガイ・クラークの2曲"Worry B Gone""Old Friends"やCCRのジョン・フォガティ"Joy of My Life"といったカバーの他、骨太で土臭いオリジナルの数々はアメリカン・ロックカ、ントリー・ロックやスワンプ好きには溜まらない。(ムーンシャイナー誌レビューより)
  ●356-4858 TAYLOR SWIFT 『evermore』 [album deluxe edition]CD (本体\2,450-)\2,695-

willow/champagne problems/gold rush/tis the damn season/tolerate it/no body, no crime ft. Haim/happiness/dorothea/coney island ft. The National/ivy/cowboy like me/long story short/marjorie/closure/evermore ft. Bon Iver全15曲/right where you left me (ボーナストラック)/it's time to go (ボーナストラック)

 2020年7月にリリースされ全米チャート8週1位を記録した前作『フォークロア』の姉妹盤とテーラー自身が呼ぶ、9作目の最新作。「フォークロアの森の境に立った私達には、2つの選択肢が見えていました。ここで引き返すか、音楽の森をより深く探求するか。それで私達は探検を続けることを選んだのです。」15曲の本編とボーナス・トラックとして2曲が追加収録。シンガーソングライターとしての才能溢れる作品。
 ■発掘/再発見お勧め
  ●KOCH-7929 FLATT & SCRUGGS『At Carnegie Hall』CD(本体\2,450-)\2,695-

Salty Dog Blues/Durham's Reel/Down the Road/Flint Hill Special/Hot Corn, Cold Corn/Little Darling Pal of Mine/I Wonder Where You Are Tonight/Wildwood Flower/I Know What It Means to be Lonesome/Mountain Dew 他全32曲

 あの有名な1962年のフラット&スクラッグスの『カーネギー・ホール』ライブ(LPは全13曲)の未発表テイク含む全32曲入りのコンプリート盤。誰が何と言っても、1950〜60年代のブルーグラス界で最も優れたアンサンブルを誇り、レスター・フラットの表現し難い滑らかな極上ボーカルとギター、アール・スクラッグスの完全に円熟したバンジョー・テクニックの絶頂期にあった時、ジョッシュ・グレイヴスのドブロが吠え、ポール・ウォーレンが鋭く切り込む、折りからのフォーク・ブームも背景にしてナッシュビルのバンドとしては異例にニューヨーカー達に受け入れられた最高のバンド・アンサンブルの興奮が、そのまま35年を経ても直に伝わってくる名盤なのである。シビアなファンの間では半年後に発表された『バンダービルト大学』のライブに軍配を上げる人もいるが、その歴史的価値を加味して、また当時の思い入れを込めて、有無を言わずに、必携の歴史的1枚である、としたい。半世紀以上前に存在したブルーグラス史上最高のアンサンブルの全貌である。味わうべし!
 ■映像おすすめ
  ●RCSI-BGCSC『BLUEGRASS COUNTRY SOUL DVD+BLU-RAY COMBO-SET』税送料込\7,920-

 1971年のキャンプ・スプリングのフェスを収めた映画『ブルーグラス・カントリー・ソウル』完成から50年を記念して4K画面にてレストアする資金調達の為、500セット限定でリリースされた『GOLDEN ANNIVERSARY, LEGACY EDITION BOX-SET』が目出度く完売、ご協力頂いた皆様、制作者に成り代わってお礼申し上げます。つきましては買い漏らされた皆様のために、こちらも限定でDVDとBLU-RAYに本編には含まれなかったボーナスDVDを加えたコンボ・セットが、こちらもWEBサイト限定で用意されました。内容は映画本編90分に加えて、本編にフレッド・バーテンステインによる解説のナレーションを加えた物、そして30分のメイキングのドキュメンタリー映像。43分の今回新たに収録されたリッキー・スキャッグス、ビル・エマーソン、大塚章、ロニー・レノ、ミッシー・レインズ他、関係者へのインタビュー映像。(DVDおよびBlu-ray)。今回の為の予告編、ボビー・オズボーンへのインタビュー音源。ボーナスDVDとして最新のデル・マッカリー、サム・ブッシュ、J.D.クロウ、エバレット・リリーJr.へのインタビューと写真がセットになっています。 
  ●BBR-MULLINS JOE MULLINS & RADIO RAMBLERS『ENTERTAINER OF THE YEAR』DVD(本体\3,150-)\3,465-

 ストレイトなブルーグラスでIBMA年間最優秀エンターテイナーに輝くジョー・マリンズ&ラジオ・ランブラーズの最新映像集。全19曲中最新の『FOR THE RECORD』(BBR-0908)から6曲他、オズボーン・ブラザーズ・メドレー他、貫禄のパフォーマンスが楽しめる。新曲"Bacon In My Beans"のPVのボーナス映像付。
  ●PC-110D V.A.『Bluegrass Jamboree』DVD-(本体\2,750-)\3,025-(48分)

 パインキャッスル・レコードの新旧アーティストの映 像18曲集。1950年代の伝説のクーン・クリーク・ガールズの貴重な映像からデイル・アン・ブラッドリー(g) やディーニー・リチャードソン(bj)、パム・ペリー(dbj) を擁したニュー・クーン・クリーク・ガールズ、レノ&スマイリーの貴重な"I'm Using My Bible for a Roadmap"から、ドン・レノの遺児3人のレノ・ブラザーズ、1980年代と思われるチャビー・ワイズの貴重な2曲 "Lee Highway Blues"ともちろん"Orange Blossom Special"のフェス映像、ビック・ジョーダン(bj)とジム・ブロック(f)を擁した70年代のジム&ジェシー "Freight Train"、今年のIBMA最優秀バンジョーを受賞したクリスティン・スコット嬢の初々しくもシュアな ピッキンで"Rain Please Go Away"を含む3曲、今年のIBMA最優秀ギタリストに輝いた10代のジョッシュ・ ウィリアムズ(m)を擁したスペシャル・コンセンサス"Listening to the Rain"を含む3曲、そしてオズボーン・ブラザーズのステージから故ジーン・ウートン のドブロ"Foggy Mountain Rock"と若いテリー・エルドレッジの"One Tear"からオズボーンがヒット曲"Fastest Grass Alive"と"Rocky Top"でしめるオムニバス映像集。
  ●MVDV-4577 & BOOK-27 BILL MONROE『Father of Bluegrass Music』DVD +BOOKセット特価(本体\3,500-) \3,850-

 ブルーグラスの父、ビル・モンロー(1911-1996)がすべてを語る必携名作DVD。 故ジョン・ハートフォードとのモンロー農場でのインタビューを軸に、レスター・フラット、エミルー・ハリス、ポール・マッカートニー、オズボーン・ブラザーズ、ドリー・パートン、リッキー・スキャッグス、マーティ・ステュアート、そしてデル・マッカーリー/ビル・キース/チャビー・ワイズのブルー・グラス・ボーイズ・リユニオンなどの超貴重な演奏、ジェリー・ガルシアやロイ・エイカフのインタビューなど、日本語/英語併記の完全対訳本とともに、20世紀の偉大なアメリカ音楽家の生涯を再訪しましょう。感動です!! 必見必携のDVD&対訳本セット。
 楽器関連作品
 ■バンジョー
  ●UNI-170189 EARL SCRUGGS 『Earl Scruggs & Friends』CD(本体\2,450-)\2,646-

Country Comfort(with Elton John)/Borrowed Love(with Dwight Yoakam)/Ring Of Fire(with Billy Bob Thornton)/True Love Never Dies(with Gary Scruggs/Travis Tritt)/The Angels(with Melissa Etheridge)/Fill Her Up(with Sting)/Foggy Mountain Breakdown(with Jerry Douglas/Glen Duncan/Vince Gill/Albert Lee/Steve Martin/Leon Russell/Gary Scruggs/Randy Scruggs, Paul Shaffer/Marty Stuart)/Somethin' Just Ain't Right(with Randy Scruggs)/I Found Love(with Vince Gill/Rosanne Cash)/Blue Ridge Mountain Blues(with John Fogerty)/Passin' Thru(with Don Henley/Johnny Cash)/Foggy Mountain Rock-Foggy Mountain Special(with Marty Stuart) 全12曲

 晩年はファミリー&フレンズでのライヴ・アピアランスや、多くのセッションに招かれての録音等、その健在ぶりが示した御大アール・スクラッグスの、実に17年のブランクの後のアルバム・リリース。アメリカン・ミュージックの巨人の久々のアルバムを祝して、ロック/ポップ/カントリーのスーパー・スターが一堂に会しての、文字どおりのスーパー・セッションを息子ランディがプロデュース、ファンにはまたとない贈り物となった。当時77歳、日本流にいうなら喜寿を迎えたアールの、微塵も老いを感じさせないハイ・スピリット・バンジョー・プレイを、何も言わずにしっかりと聴いていたい作品。オリジナル・ブルーグラス・サウンドを伝える偉人の境地がここに表出されている。 
  ●REB-8006 VARIOUS ARTISTS 『True Bluegrass Banjo』CD(本体\1,800-)\1,980-

 カントリー・ジェントルメンで来日したビル・エマーソンの十八番"Sweet Dixie"を皮切りにラルフ・スタンレー、ドン・レノ&エディ・アドコック、J.D.クロウ、ソニー・オズボーン、アラン・マンデ、ジミー・アーノルド、サミー・シーラー、テリー・バウカム、ネッド・ルベレッキというレベル社所属の各プレーヤーの代表曲が収められて御手頃価格で、個性的な名プレイヤーが、これだけ揃うと圧巻!!
 ■マンドリン
  ●RCSI-1148 MIKE COMPTON & NORMAN BLAKE『Gallop to Georgia:Play The Tunes of Narmour & Smith』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ナッシュビル・ブルーグラス・バンド、ジョン・ハートフォード・ストリングバンドやデビッド・グリアとのデュオを通じてモンロー・スタイルのマンドリンを突き詰めて、自らのスタイルを確立したマイク・コンプトンの最新作はノーマン・ブレイクの抜群のバックアップを得て、1930年代に活躍したミシシッピーのフィドル&ギター・デュオ、ナーモー&スミスのレパートリーを取り上げた全編マンドリン・ソロで聞かせる意欲作。 
  ●COMP-4663 MATT FLINNER TRIO『Traveling Roots』CD(本体\2,450-)\2,695-

 クラスター・プラッカーズのバリンジャー・ファミリーと共に来日、ギルクリスト・マンドリンの最高の音色を引き出していたマット・フリナー(m)とマーチン・フラット・トップギターの可能性を広げるロス・マーチン(g)、コロラドのトラッド・グラス、オープンロードに居たエリック・ソーリン(bs)によるブルーグラスをベースに幅広い要素を取り入れた非常に洗練されたニューアコースティック音楽。グリスマンやマイク・マーシャルが推し進めてきたサウンドを更に進化、イマジネーション豊かに、生楽器の究極の音色を追求している。
  ●REB-8009 V.A.『True Bluegrass: Mandolin』CD(本体\1,800-)\1,980-

 ブルーグラスのインディーズの老舗、レベル社とカウンティ社の豊富の音源からマンドリンのインストルメンタルを選りすぐったコンピレーション作品。カウンティ盤のビル・モンロー、レッド・レクター、ハーシャル・サイズモア、ドイル・ローソン等、超ベテランから、アラン・バイビー、デンプシー・ヤング、ジミー・グッドロウ、ラリー・ライス、ブッチ・バルダサリ、スコット・ネビア他、有名曲満載です。
 ■フィドル
  ●COMP-4695 MIKE BARNETT『Portraits In Fiddles』CD(本体\2,450-)\2,695-

 フィドル音楽の楽しさを集大成したような素晴らしい作品。"Old Barnes"はステュアート・ダンカンとの素晴らしいツイン・フィドルをフィーチャー、ケイシー・キャンベル(m)、ノーム・ピケルニー(bj)、ブライアン・サットン(g)のホットなソロも強力。ティム・オブライエン(v,bouzouki)を迎えた美しいアイリッシュ・トラッド"Mary and the Soldier"、ブライアン・サットン(g)をフィーチャーした"Hangman's Reel"、デビッド・グリスマン(m)を迎えて"Waiting on Vassar"、ジェシー・マクレイノルズ(m)の健在振りが垣間見える"Dixie Hoedown"、ボビー・ヒックス(f)を迎えて、まさに火を吹くバトルが聞き物のカントリー・フィドルの難曲"Fiddle Patch"、ラストはバディ・スパイカー(f)とツイン・フィドルのみで"Tennessee Waltz"。 
  ●REB-8007 V.A.『True Bluegrass: Fiddle』CD(本体\1,800-)\1,980-

 ブルーグラス・インディーズの老舗レベルレコードの豊富な音源から選りすぐったフィドル・インスト集。ジェイムズ・プライスの美しい"Soldier's Joy"ではじまり、ケニー・ベイカー"Dry &Dusty"、オールドタイムの伝統を引き継ぐアート・スタンパー“Goodbye Girls I'm Goin\g To Boston”他、廉価フィドルコンピレーション20曲集。20世紀フィドルのさまざまなスタイルが手軽に楽しめる廉価作品ではある。
  ●CO-2705 KENNY BAKER 『Master Fiddler』 CD(本体\2,450-)\2,695-

 最高のブルーグラス・フィドラー、ケニー・ベイカーの68年から80年代までの素晴らしいカウンティー録音のコンピレーション。今やスチュアート・ダンカンの時代ですが、皆さん、ケニー・ベイカーを忘れてはいけません。彼が生み出した数々のブルーグラス・フィドル・チューン、それはトラッドな曲を元に独自の美学で組み立てられた見事なメロディー・ラインが感動的である。全20曲、歴代のブルー・グラス・ボーイズを始め、サム・ブッシュ、ボビー&ソニー・オズボーン、バック・ホワイト等々、素晴らしいリズム隊も聞き逃せない。是非、一枚は持っておきたいです。
 ■ギター
  ●EMG-10540 DAVID GRIER BAND 『ANOTHERNASHVILLE NIGHT』CD (本体\2,450- )\2,695-

 フラットピッキング・ギターの最高峰、デビッド・グリア、コロナ禍の影響でステイホームを余儀なくされたナッシュビル在住のトップ・ミュージシャン、ステュアー・ダンカン(f)、デニス・クロウチ(bs)、有望な若手、コリー・ウォーカー(bj)、ケイシー・キャンベル(m)という面々によるスタジオ・ライブ録音。
  ●REB-8010 V.A. 『True Bluegrass Guitar』CD(本体\1,800-)\1,980- 

 ブルーグラスのインディーズの老舗、レベル社の豊富の音源からギターのインストルメンタルを選りすぐったコンピレーション作品。トニー・ライスの"Salt Creek""Red Haired Boy""Billy in the Lowground"と"Georgia On My Mind"極めつけの4曲を始めとして、14歳の頃のコディ・キルビー、クリンチ・マウンテン・ボーイズのギタリストを20年間勤め上げた故ジェームス・アラン・シェルトン、デビッド・グリア、ケニー・ベイカー、ラリー・スパークス、チャーリー・ワーラー他、全19曲。ケンタッキー・サンダーからトラベリン。マッカリーズで活躍中のコディ・キルビー、ラルフ・スタンレーのバンドのメンバーとしてクリンチ・マウンテン・ボーイズ・スタイルのクロス・ピッキング・ギターを継承していた故ジェームス・アラン・シェルトン、トニー・ライス・クローンとしてJ.D.クロウ&ニューサウスのギター&ボーカルを務めたリチャード・ベネット、ドン・レノのスタイルのバンジョーの名手でギターにも長けているジェレミー・スティーブンス、ケニー・スミス&ティム・スタッフォード等、様々なスタイルが聞けるのが興味深い。
 ■ドブロ
  ●TAK-8914 MIKE AULDRIDGE『Dobro / Blues and Bluegrass』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ブルーグラス・インスト・アルバムとして歴史に残る大名盤。ドブロという楽器の未来を根底から変えた1972年発売『Dobro』と1974年発売『Blues and Bluegrass』の2枚のLPがCDになったもの。マイク・オルドリッジの引退宣言を受けて急遽入荷(ただし次回再入荷は未定)。1955年にアンクル・ジョッシュ・グレイブスによってフラット&スクラッグスに持ち込まれ、6番目のブルーグラス楽器となったドブロが、これらのアルバムでまったくあたらしい未来を歩きはじめた瞬間を記録した名盤。セルダム・シーンのほか、、デビッド・ブロムバーグやバッサー・クレメンツ、リンダ・ロンシュタットらを迎えたとてもすばらしい超大名盤です。
 ■教則、書籍おすすめ
  ●OTF-2 KENNY BAKER『Plays Bill Monroe"』TAB(本体\1500-)\1,650-限定入荷!!

Road to Columbus/Brown County Breakdown/Lonesome Moonlight Waltz/Jerusalem Ridge/Monroe's Hornpipe/Cheyenne/Big Sandy River/Wheel Hoss他全12曲

 70年代にブルーグラス・フィドルの頂上を極めたケニー・ベイカーの大名盤“Plays Bill Monroe”(CO-2708 CD\2,654-)のフィドル楽譜とタブ譜集が検定入荷。ビル・モンローをゲストに絶頂期の録音であり、この曲目!!には問答無用のモンロー&ベイカー美学がギッシリと詰っている。楽譜だがタブ譜もあるので、是非マンドリン奏者にもトライして頂きたい。正統派、ブルーグラス・インストの真髄が丁寧にお勉強できるコピー譜である。売り切れ御免!! 
  ●CO-2705T2 KENNY BAKER『TAB FOR Master Fiddler』TAB(本体\1,800-)\,1,980-

マンドリン弾きや五線譜に馴染みの無い人に朗報です。以前にスコアのみで発売されたケニー・ベイカーの『Master Fiddler』(CO-2705 CD\2,695-)のフィドル・パートの全てのタブ譜集です。ベイカーはビル・モンロー音楽の枠組みの中で完璧な一典型を創り上げた。ここに、その中のブルーグラス・フィドル・チューンの醍醐味を学ぶ事が出来る。簡易製本。
  ●RW-TAB ROLAND WHITE『Approach to Bluegrass Mandolin』Book+CD2枚組(本体\5,800-)\6,380-

 自身のバンドと共に、フリーランスのセッションや楽器教師として活躍するローランド・ホワイト、長年の懸案であったマンドリン教則本である。初心者から中級者向けに、さすがローランド、面倒な基本練習はテキトウに端折って、本丸の"Little Cabin Home on the Hill"に突入する辺り、なかなか苦労人、楽器を弾きたい人の気持をよく掴んでいる。所々にシビアなフレーズや憧れのローランド・タッチもしっかり加えられ、ローランドの唄うマンドリンの秘密(=独特のスラーとタイミングにダブルストップの捉え方など)も覗ける実戦向き、初心者から 中級者への60頁の教則本とCD2枚組のセットで学ぶ31曲。一流を聴きながらの練習が1番!
  ●BOOK-58 コンプリート版『アメリカは歌う』東理夫著(作品社)(本体\4,200-)\4,620- 送料\520-

 「ブルーグラスはいったい何を歌っているのか。何げない歌詞の中に隠されたアメリカの真の姿を探ろうと、この本を書きました。きっと、目が開かれるはずです。」(東理夫)「アメリカ音楽史の決定版!」とある通り、本書は第一部『荒野は歌う』、第二部『戦場は歌う』、第三部『北行列車に乗って』、第四部『女たちは歌う』という構成で歌を手掛かりに知るもう一つのアメリカの姿を探る、手元に置いておきたい好著。全846頁。
  ●BOOK-61『Bill Monroe: The Life and Music of the Blue Grass Man』BOOK(本体\5,040-)\5,544-

 ビル・モンローを最晩年までブルーグラス・ボーイズのメンバーとして佐支えたトム・ユーイングによる656ページに及ぶ伝記。新たなリサーチでモンロー家の先祖に迫る。本人へのインタビューと膨大な資料を駆使して、モンロー・ブラザーズ、オリジナル・ブルーグラス・ボーイズ、デッカ時代、フォーク・リバイバルから晩年に至るまでに残した業績に迫る好著。
  ●HL-195621 『Masters of the Mandolin: 130 of the Greatest Bluegrass and Newgrass Solos』 (本体\3,450-)\3,795-

 ブルーグラスとその周辺のマンドリン音楽の歴史的名演を集めたマンドリン・タブ集の決定版、ビル・モンローからサム・ブッシュ、クリス・シーリー、デイブ・アポロンやジェスロ・バーンズ、等、ブルーグラス以外も網羅した全130曲。
  ●BOOK-63『FOLK MUSIC IN OVERDRIVE』BOOK(本体\5,300-)\5,830-

 音楽学者、イバン・トライブがこれまでにブルーグラス・アンリミテッド誌他に寄稿した記事を集めたラディショナル・カントリーとブルーグラス・アーティストの入門書。チャーリー・モンローやクーン・クリーク・ガールズ、ベイルズ・ブラザーズ、キャラハン・ブラザーズ、ゴーインズ・ブラザーズ、ジョー&ステイシー・アイザックス他、テイター・テイト等のサイドメンにも言及している。
 楽器、その他……
  ●MISC-P118G『バンジョー・テイルピース・オールド・プレスト・ゴールド』(本体\8,600-)\9,460-

 ゴールド仕様のバンジョー・オーナーに吉報です・ゴールドのオールド・プレスト・タイプのテイルピース入荷しました。この機会にどうぞ。  
  ●BU-ST 『ブルーグラス・アンリミテッド社のバンパー・ステッカー』各(本体\ 300-)\330-

 この度、ブルーグラス・アンリミテッド誌の出版元が IBMM(国際ブルーグラス音楽博物館)に代わり旧デザインのステッカーは最後の入荷となりました。現在、BLUEGRASS MUSIC FINGER PICKING GOOD/MY GRASS IS BLUE/CLEAN UP AIR PORLUTION PLAYBLUEGRASS MUSIC/THAT AIN'T NO PART OF NOTHIN'THERE ビル・モンローの口癖"THAT AIN'T NO PARTOF NOTHIN' THERE" 29.3cm x 7.5cm、楕円形のFBP FINGER PICKIN' GOOD のみ。
  近日入荷
  ●YEP-2698 STEEP CANYON RANGERS『Arm In Arm』3/26

 ノース・カロライナ州アッシュビルを本拠地に活躍するスティープキャニオンレンジャーズ。コメディアンでバンジョー・プレイヤーとして知られるスティーブ・マーチンとのコラボで名を成しして、ブルーグラスのジャンルを広げる活動で幅広い層の人気を得ているのが特徴。本作ではブランドン・ベル(ザック・ブラウン、ジョン・プライン)がプロデュース、ウッド・ブラザーズのオリバー・ウッドとマイケル・ビアーデン(マイケル・ジャクソンの音楽監督)をフィーチャー、独自のサウンドを創造している。詳細、次号にて。 
  ●PC-1248 WILLIAMSON BRANCH 『Heritage & Hope: A 2 Volume Gospel Collection』2CD 3/12

Disc 1:Swing Low, Sweet Chariot/There Is Power In The Blood/Give Me Jesus/When I Die I'll Live Again/This World Is Not My Home/Leaning On The Everlasting Arms/I Just Steal Away And Pray/Where The Roses Never Fade/Be Thou My Vision/I'll Be A Friend To Jesus/Oh, How I Love Jesus/I'll Fly Away全12曲
Disc 2:Which Train/Walking In The Spirit/It Was Love/Walkin' And Jumpin'/I Don't Have Time/The Light Of His Love/On That Day/I Am Fearfully And Wonderfully Made/I'll See You On The Other Side/A Joyful Song/Every Time He Held A Nail全11曲
  ●SF-40238 V.A.『Industrial Strength Bluegrass: Southwestern Ohio's』CD(本体\2,450-)\2,646-

Readin', Rightin', Route 23/20/20 Vision/Suzanne/From Life's Other Side/Larry Sparks Medley: Dark Hollow-A Face in the Crowd -These Old Blues/When He Blessed My Soul/The Rolling Mills of Middletown/Family Reunion/Mountain Strings/Stone Walls and Steel Bars/Are You Missing Me/Once More/Barefoot Nellie/Garden Tomb/Baby Blue Eyes/We'll Head Back to Harlan全16曲
  ●COMP-4734 MIKE BARNETT『+ 1』CD(本体\2,450-)\2,646-

Fire In the Hole/Higher Ground/Bucharest/Righteous Bell/Just Married/Born To Be With You/Somewhere In The Middle/Anna Marie/Dexterity/The Breath and The Bow/Hollow City/Hybird Hoss ("Wheel Hoss”)/Little Sisters Medley/Piece O’ Shrimp全14曲

 ナッシュビル生まれのフィドラー=マーク・バーネット、10代でジェシー・マクレイノルズ・バンドに参加後、ボストンのバークリー学院で学び、クルッキド・スキルやデッドリー・ジェントルメン等の新世代のブルーグラス・バンドで活動、ナッシュビルに戻ってブライアン・サットン・バンドやリッキー・スキャッグス&ケンタッキー・サンダーで活躍。彼の2017年リリースの『Portraits In Fiddles』に続く最新作。詳細次号にて。
 輸入雑誌
 ■バンジョー・ニューズレター誌
  ●BNL-21/02 2021年2月号 \970-

 表紙は新作『Shall We Hope』をリリースしたトニー・トリシュカ、トニー・ライスへの感謝、ギタータブ譜"Your Love Is Like a Flower"""Old train"、バンジョーの為のトニー・ライス・リックス、アパラチアの黒人と先住民にルーツを持つ曲を選んだ作品を発表したジェイク・ブラウント他。
  ●BNL-21/01 2021年1月号 \970-

 表紙はオールドタイム・バンジョーのカーク・サトフィン、マンドリン奏者のジョン・ライシュマンの"Walk Along John To Kansas"のバンジョーtab
  ●BNL-20/12 2020年12月号 \970-

 カバーストーリーはサム・ブッシュ・バンドの新しいバンジョー・プレイヤーで超話題のソロ作『CASCADE』をリリースしたウェス・コーベットのインタビーとTAB"Mary Evelyn""Dinosaur's Birthday"。パックアップはクリスマス曲TAB"Hark The Herald Angel Sing"。今月のTABはラルフ・スタンレー"I'll Not Be Afraid"と"Frosty The Snowmn"。
 ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
  ●BU-21/02 2021年2月号 \1,100-

 表紙は91歳で現役のジェシー・マクレイノルズ、最古参メンバー手もあるオープリーの思い出。デビューソロをリリースしたスティーブ・モージン。レキシントンのフェスティバル・オブ・ブルーグラス。ブルーグラス名誉の殿堂入りアーティスト再訪他。
  ●BU-21/01 2021年1月号 \1,100-

 表紙は話題のブルーグラス・アルバムをリリースしたスタージル・シンプソン、元BU編集長ピート・カイケンドールの思い出、IBMAバーチャル・アワード・ショー、ストーンマン・ファミリー、トンプソン・ギターズ他。
 月刊『ムーン・シャイナー』
  1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス専門誌。日米ブルーグラスのホットな話題から、音楽の真髄を探求する月刊誌。

■定期購読:1年\6,400-
       半年\3,500-

 お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。
  ●2021年2月号 MS-3804 (通巻448号)\550-(税込)

 トニー・ライス追悼、学生ブルーグラスが熱かった東京で1979-1982年の学生ブルーグラス事情、ブルーグラスについて私が知ってる2,3の事柄第5回クリス・ヒルマンPart1、ブルーグラス・ジャムの作法。『我が心のトニー・ライス』、ライブの配信について、1979年アメリカフェスツアー体験記、学生ブルーグラスプロファイル、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
  ●2021年1月号 MS-3803 (通巻447号)\550-(税込)

 ウェス・コーベット「CASCADE」、ゴローショー夜明け前より、ジョン・ヘラルドの思い出を振り返りつつ、名盤をもう一度聴く!『ロール・オン・ジョンRoll On John』、追悼 島田敏秋さん、慎とクリス、モンローフリークの邂逅、ビギナーの為のお勧めマンドリン、Ear Trumpet microphone( イヤー・トランペット・マイクロフォン)、ブルーグラスファンの中でも恐らく私位しか知らないかもしれないレコードの深くてイイ話、
オーバーオール四方山話、学生ブルーグラスプロファイル、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
  ●2020年12月号 MS-3802 (通巻446号)\550-(税込)

 スタンレー・ブラザーズ『Shadow of The Past』制作秘話、ゴード・バンジョーの可能性を広げるアダム・ハート、ビッグ・ナイトatザ・ミュージアム、「私がブルーグラスについて知っている2、3の事柄」第5回 ヴィンス・ギル、アナログレコードでブルーグラスを聴こう。追悼「オースティン移住後に偉大な足跡を残したジェリー・ジェフ・ウォーカー」、ドク・ワトソンの名盤をもう一度聴く!『サウスバウンド』、ケン・バーンズから学ぶカントリー音楽の歴史第10話(最終回)、学生ブルーグラスプロファイル、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
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