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    B.O.M.Newsletter #475
  2020年4月15日
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目   次

今月のハイライト   1  
新入荷ダイジェスト   2  
   3  (ブルーグラス新入荷)
   4  (インスト新入荷)
   5  (カントリー・ポップ新入荷)
   6   (オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷)
新入荷作品解説    7  
   8  ■ブルーグラス新入荷
   9  ■インスト新入荷
   10  ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
   11  ■カントリー・ポップ新入荷
   12  ■発掘・編集最新入荷
   13  ■日本のアーティスト
   14   ■映像新入荷
最近作/お勧め作、再入荷    15  
   16  ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
   17  *ローリー・ルイス
   18  *ビル・エマーソン
   19   *ケンバーンズ『カントリー』
   20  *レオナ&J.P.
   21  *ワークショップ バンジョータブ譜Jimmy Martin"Big Country"
   22   *ケイシー・ドリーセン
   23  (ムーンシャイナー4月号レビュー紹介作品)
   24  ■ブルーグラス最近作/お勧め作
   25  ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作
   26  ■発掘/再発見/企画物お勧め
   27  ■映像おすすめ
楽器関連作品    28  
   29  ■バンジョー
   30  ■マンドリン
   31  ■フィドル
   32  ■ベース
   33  ■ハーモニカ
   34  ■教則おすすめ
 楽器、その他……   35  
 輸入雑誌   36  
   37  ■バンジョー・ニューズレター誌
   38  ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
 月刊『ムーン・シャイナー』  39  
B.O.M.ご利用方法   40  


 今月のハイライト
  ●REB-1654 LARRY SPARKS『Silver Reflection』CD(本体\2,450-)\2,695-

Tennessee 1949/Kentucky Girl/Please Don'T Wake Me/Richmond/Don'T Neglect The Rose/You'Re The Girl Of My Dreams/I'D Like To Be A Train/Natural Thing To Do/I Wonder Why You Said Goodbye/Blue Virginia Blues/Old Faded Picture/Crusin'Timber全12曲

 昨年、自身のロンサム・ランブラーズ結成50年記念『New Moon Over My Shoulder』(REB-1870\2,450-)をリリース、最も正統派のトラッド・ブルーグラスを忠実に聞かせてくれる男=ラリー・スパークスのブルーグラス歴、25周年を記念して1987年に録音された入魂の名盤がデジパックで再発売。このアルバムから"Tennessee 1949""Blue Virginia Blues""Kentucky Girl""Don'T Neglect The Rose"等のヒット曲が生まれた。確かに、若くしてカーター・スタンレー亡き後のリード・ボーカリストに抜てきされた才能は、その後1970年代のLP乱発時代を経て、80年代のレベル・レコード時代に花開いた。彼のディープなソウル・ブルーグラスとでも形容すべきボーカルと、凄じいリード・ギター、ドロ臭いオハイオ・ブルーグラスのシーンから登場して、ブルーグラス・ボーカルの最高峰に登り詰めたラリー・スパークスのマイルストーン的名作。デッビッド・ハーベィ(m)、ランディ・ジョーンズ(m)、バリー・クラブトリー(bj)、グレン・ダンカン(f)、アート・スタンパー(f)、ティム・サージェント(d)、ラリー・D・スパークス(bs)。素晴らしいトラディショナル・ブルーグラス作品。 
 新入荷ダイジェスト
 (ブルーグラス新入荷)
  ●REB-1654 LARRY SPARKS『Silver Reflection』(本体\2,450-)\2,695-

 昨年、自身のロンサム・ランブラーズ結成50年記念『New Moon Over My Shoulder』(REB-1870\2,450-)をリリース、最も正統派のトラッド・ブルーグラスを忠実に聞かせてくれる男=ラリー・スパークスのブルーグラス歴、25周年を記念して1987年に録音された入魂の名盤がデジパックで再発売。 
  ●PC-1236 FLASHBACK『Blues Around My Cabin』CD(本体\2,450-)\2,695-

 J.D.クロウ&ニューサウスの1995年リリースでグラミー賞にノミネートされた名作『Flashback』のリリース20周年の際に録音当時のメンバー、J.D.(bj)、リチャード・ベネット(g)、ドン・リグスビー(m)、フィル・レッドベター(d)、カート・チャップマン(bs)でリユニオン、その後、J.D.の引退を受けてスチュアート・ワイリック(bj)を加えてフラッシュバックとしてバンドをスタート、『Foxhounds & Fiddles』(2017)、『Denver Snow』(2018)に続く3作目。
  ●ROU-00579 SIERRA HULL『25 Trips』CD(本体\2,600-) \2,860-

 ブルーグラスからスタートして革新的なマンドリン・スタイルをボーカルを武器に新たな音楽をクリエイトし続けるシエラ・ハル、グラミーにノミネートされた前作『Weighted Mind』(ROU-9166)に続くラウンダーからの第4作。
  ●MH-18262 SIDELINE『Breaks To The Edge』CD(本体\2,450-)\2,695-

 昨年のIBMAアワード年間最優秀ソング"Thunder Dan"受賞したサイドライン、マウンテン・フィーバーから3枚のアルバムをリリース後、マウンテンホームに移籍して2作目、通算5作目。
 (インスト新入荷)
  ●RCSI-1177 V.A.『THE JOHN HARTFORD FIDDLE TUNE PROJECT VOLUME 1』CD(本体\2,450-) \2,695-********

 ジョン・ハートフォードのオリジナル・フィドル曲を演ずるプロジェクトの第一弾。
 (カントリー・ポップ新入荷)
  ●CRIMCD662 JOHN DENVER 『Gold』3CD(本体\3,500-)\3,850-

 1970年代、ポップ、フォーク、カントリーのジャンルで最も売れたアーティストの一人ねジョンデンバーのヒットナンバー45曲を集めたコンピレーション。
  LFM2CD639 MARK KNOPFLER & EMMYLOU HARRIS 『Balcony Of Love』 2CD(本体\3,250-)\3,575-

 ロミオとジュリエットの故郷で2006年に行われたマーク・ノップラー&エミルー・ハリスのラジオ音源。最近のレコードのトラックと、マークとエミルーの両方のレパートリーが含まれている。
 (オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷)
  ●SFW-40235 DOC WATSON AND GAITHER CARLTON CD(本体\2,600-)\2,860-

 フォークリバイバルの最大のスター、ドック・ワトソンと義父のゲイザー・カールトン、1962年の未発表音源集。まさにドック・ワトソンがソロ・アーティストとして都会の聴衆の前での最も初期のパフォーマンスが収められている。
  ●SFW-40236 WU FEI & ABIGAIL WASHBURN CD(本体\2,450-)\2,695-

 ベラ・フレックの細君でバンジョー奏者として又、才能溢れるシンガーソングライターとして活躍するアビゲイル・ワッシュバーンとアパラチアン・トラッドと中国の古筝奏者=ウー・フェイによる中国民謡の完璧なコラボレーション。
  ●TIKI-017 AARON JONAH LEWIS『Mozart of the Banjo: the Joe Morley Project』CD(本体\2,750-)\3,025-

 バンジョーニュースレター3月号の表紙を飾ったアーロン・ジョナ・ルイスによるクラシックバンジョー奏者、ジョー・モーリーに捧げた作品。古色蒼然とした古き良き時代のバンジョー音楽。イギリス人のジョー・モーリー(1867?1937) はクラシック・バンジョー奏者として内外で名声を博し、何百ものバンジョーソロ曲を遺した。
 新入荷作品解説
 ■ブルーグラス新入荷
  ●PC-1236 FLASHBACK『Blues Around My Cabin』CD(本体\2,450-)\2,695-

 J.D.クロウ&ニューサウスの1995年リリースでグラミー賞にノミネートされた名作『Flashback』のリリース20周年の際に録音当時のメンバー、J.D.(bj)、リチャード・ベネット(g)、ドン・リグスビー(m)、フィル・レッドベター(d)、カート・チャップマン(bs)でリユニオン、その後、J.D.の引退を受けてスチュアート・ワイリック(bj)を加えてフラッシュバックとしてバンドをスタート、『Foxhounds & Fiddles』(2017)、『Denver Snow』(2018)に続く3作目。IBMAアワードのドブロ部門で2005年と2014年と2019年に獲得のフィル・レッドベター(d)、トニー・ライス・クローンの一人でシンガー&ソングライターとしても有能なリチャード・ベネット(g)、ロンサム・リバー・バンドとその残党によるバド・オブ・ルークス他、日本でもお馴染みのドン・リグスビー(m)、J.D.クロウの引退を受けてニュー・サウスから派生したワイルド・ファイアのメンバーとしても活躍したカート・チャップマン(bs)、J.D.クロウ、ビル・エマーソンに通じる端正なロールが持ち味、『East Tennessee Sunrise』(rur-1134 \2,695)をリリースしたステュアート・ワイリック(bj)というメンバーに加えて、 カントリーポップ・バンド、エグザイルのJ.P.ぺニントンを迎えて1983年のヒット曲"Take Me To The River"、ジム・へファーナンのペダル・スチールを加えてJ.D.クロウ好みのカントリー・サウンドに仕立てた"Queen Of The Bar Room"、先行シングルとしてリリースされた"John Henry Holliday"は西部開拓時代、OK牧場の決闘に登場するドク・ホリデーをモチーフにしたリチャード・ベネットのオリジナル他。 
  ●ROU-00579 SIERRA HULL『25 Trips』CD(本体\2,600-) \2,860-

Beautifully Out Of Place/Middle Of The Woods/How Long/25 Trips/Ceiling To The Floor他全13曲

 ブルーグラスからスタートして革新的なマンドリン・スタイルをボーカルを武器に新たな音楽をクリエイトし続けるシエラ・ハル、グラミーにノミネートされた前作『Weighted Mind』(ROU-9166)に続くラウンダーからの第4作。共作含む全曲オリジナル。自身のプロデュースでボーカル&マンドリンに加えてエレキ・マンドリン、ギター、テナー・ギター、マンドラ、オクターブ・マンドリン、ツアーを共にするイーサン・ジョズィウィック(bs)、マイク・シール(g)、アレックス・ハーグリーブス(f)、クリスチャン・セドルマイヤー(f)等、同世代のミュージシャンに加えて、夫でマルチ・インストルメンタリストのジャスティン・モーズ、ステュアート・ダンカン(f)、ビクター・クラウス(bs)、ブライアン・サットン(g)、ポール・フランクリン(pedal steel)、モリー・タトル、ロニー・ボウマン、ロン・ブロック他がゲスト参加。アコースティックの響きを活かした広がりのある音世界に加えて、パーカションを加えた創造力溢れる展開も魅力。「このアルバムがどのカテゴリーに属するのかは本当にわかりませんが、ジャンルの重要性がますます減っていると思います。私にとって本当に重要なことは、自分が自分であると自分自身を信じることと、自分の声と心を可能な限り誠実な方法でそこに置くことです。」(シェラ・ハル談)彼女の多様な音楽性を目の当たりにした。
  ●MH-18262 SIDELINE『Breaks To The Edge』CD(本体\2,450-)\2,695-

Digging My Own Grave/Return To Windy Mountain/Crash Course In The Blues/Someone Like You/Your Selfish Heart/Roll On Blues/I'll Live Again/Square Dance Town/Twister (Devil's Dance)/Amy/Southern Wind/Down In The Willow Garden全12曲

 昨年のIBMAアワード年間最優秀ソング"Thunder Dan"受賞したサイドライン、マウンテン・フィーバーから3枚のアルバムをリリース後、マウンテンホームに移籍して2作目、通算5作目。長年、メインストリーム・ブルーグラスを牽引してきた元サードタイム・アウトのスティーブ・ディリング(bj)と元マウンテン・ハートのジェイソン・ムーア(bs)、ファミリーバンドのチェリーホームズでいきなりIBMA年間最優秀エンターテイナーに輝いたスキップ・チェリ―ホームズ(g)等が一時はロードをセミ・リタイアした形で始まったサイドライン、ノース・キャロライナ州立大学出身のベイリー・コウ(g)とETSUのブルーグラス学科出身のトロイ・ブーン(m)とダニエル・グリーソン(f)という面々。畳み掛けるようなリズムでハイロンサムなメロディを歌い上げる分厚いサウンドに乗った"Digging My Own Grave"を皮切りにジョン・ワイズバーガー、カール・ジャクソン、ブリンク・ブランクマン等、実力派のソングライターの作品に加えて、オールド・ファンには嬉しいコニー&ジョーの"Roll On Blues"、スティーブ・ウォーリナーの"Crash Course In The Blues"ではスキップのギター・プレイ他、楽器のよるバトルが聞き物。ゆったりとしたテンポでじっくりとコーラスを聞かせる"Someone Like You"。これぞコンポラ・ソリッドという趣向の"Your Selfish Heart"は何処か懐かしさを覚える。超ド級、野球なら大リーグ、ボクシングならヘビー級のブルーグラス。
  ●MFR-200214 JUNIOR SISK『Load The Wagon』CD(本体\2,450-)\2,695-

Get In Line Buddy/Best Female Actress/Hooked On Bluegrass/Poor Sister Cry/Lily Dale/I'm Going There/Just Load The Wagon/I'm Lonesome and Blue/Lover's Farwell/He Died A Rounder At 21/Mend This Heart of Mine

 正統派トラッド・ブルーグラスの継承者、ジュニア・シスクの最新作。2018年に10年間続いたランブラーズ・チョイスを解散して自身の名義で『Brand New Shade of Blue』(MFR-180608 \2,695-)に続くマウンテンフィーバーからの第二作。本作では素晴らしいブルーグラス、オールドタイム夫婦デュオ、トニー(bj,g,v)&ヒザー(g,v)・メイブ、ニューヨークからバージニアに移住してきたベテラン、ダグラス・バートレット(f)、最初のマルチディ・ブルーグラスが行われた場所として知られるフィンキャッスル在住のゲイリー・クリード(bs)、ランブラーズ・チョイスから継続して参加のジョナサン・ディロン(m)という面々でよりトラッドな方向にシフトしたブルーグラスを聞かせる。カントリー・ジェントルメンで来日したビル・イエイツ作"Get In Line Buddy"は成功を夢見てナッシュビルで奮闘するという内容。チャーリー・ムーアとレッド・スマイリーの共作"Best Female Actress"、フラット&スクラッグス"I'm Lonesome And Blue"、クロウハンマーを活かしたオールドタイムの雰囲気が素晴らしいタイトル曲とストレートなハードドライビング・ナンバー"Hooked On Bluegrass"、ボブ・ウィルスの古いウエスタン・スウィングのブルーグラス・アレンジ"Lily Dale"、スクラッグス・スタイルのギターをフィーチャーした素晴らしいゴスペル曲"I'm Going There"、ヒザー・メイブの女性ボーカルをフィーチャーしたカーター・ファミリー"Lover's Farewell"はトリオ・コーラスによるアップテンポのブルーグラスにアレンジ。アラン・オブライエントがブッチ・ロビンストのブルーグラス・バンドで取上げていたのが印象に残る"He Died A Rounder At 21"、ここではジュニア・シスクが弾語りで情感たっぷりに歌い上げる。アルバムの最後を飾るのはソニー・オズボーン名義でゲイトウェイからシングルで出ていた曲のカバー"Mend This Heart Of Mine"、ご機嫌なハードドライビング・ブルーグラス。
  ●MFR-200100 KRISTY COX『No Headlights』CD(本体\2,450-)\2,695-

Yesterday's Heartache/The One Who Makes Her Cry/No Headlights/Everyday Man/Train/The One I Wanna Be/Finger Picking Good (feat Tommy Emmanuel)/So Many Rainy Days/Running Circles 'Round Your Memory/Hole In My Heart全10曲

 オーストラリアの女性ブルーグラス・シンガー、クリスティ・コックス、マウンテン・ホームのサブ・レーベル、ピスガリッジで2枚のアルバムをリリース、マウンテン・フィーバー移籍後、『Ricochet』(mfr-180119)に続く第2作。ジェイソン・ローラー(g,f)、ジャスティン・モーゼス(m,d)、マイク・バブ(bs)、アーロン・マクダリス(bj)に加えて作品も提供しているスティールドライバーズのタミー・ロジャースとジェリー・サリーがコーラスで参加。"Finger Picking Good"では同じくオーストラリアのフィンガーピッキングの達人、トミー・エマニュエルをたっぷりフィーチャーしているのも嬉しい。
  ●COMP-4756 SPECIAL CONSENSUS 『Chicago Barn Dance』CD(本体\2,450-)\2,695-

Chicago Barn Dance/Lake Shore Drive/East Chicago Blues/My Kind of Town/Looking Out My Back Door/I Hope Gabriel Likes My Music/City of New Orleans/I Am the City/Won't That Be a Happy Time/Sweet Home Chicago/Chicago Barn Dance - Reprise

 結成45周年、2018年のIBMAアルバムオブザイヤーを受賞、グラミーにもノミネートされた『Rivers and Roads』(COMP-4709)に続くスペシャル・コンセンサスの最新作。バンドの創設者のグレッグ・ケイヒルの故郷であるシカゴに因んだタイトル曲はベッキー・ブラー、ミッシー・レインズ、プロデューサーのアリソン・ブラウンによって書かれ、人気ラジオ番組だったWLSバーン・ダンスのストーリーを伝え、ベッキーとマイケル・クリーブランドのツイン・フイドルをフィーチャー、元メンバーでアメリカーナのシーンで大成したロビー・ファルクスはビル・モンローがケンタッキーからシカゴの製油所で働いたエピソードをモチーフにしたオリジナル"East Chicago Blues"で参加、フランク・シナトラの"My Kind of Town"をアリソンとグレッグのツイン・バンジョーとマイク・バーネットとパトリック・マカビニュのツイン・フィドルをフィーチャーしたインスト曲に仕立てている。"Lake Shore Drive"は70年代のアリオッタ・ヘインズ・ジェレミアのポップ・ヒットのブルーグラス・アレンジ。ネイト・バリー(m)とダン・ユーバンクス(bs)をフィーチャーした"City of New Orleans"、ロブ・アイクス(d)を迎えた"Looking Out My Back Door"等々。
  ●BBR-273 APPALACHIAN ROAD SHOW 『Tribulation』(本体\2,450-)\2,695-

 ドイル・ローソン&クイックシルバーからマウンテン・ハートの創立メンバー、左手にハンディキャップを持ちながらも豪快なバンジョー・プレイを聞かせるバリー・アバナシーとJ.D.クロウ&ニューサウス、ロンサム・リバー・バンド、ロンダ・ビンセント&レイジを渡り歩いたダレル・ウェッブががっぷり四つに組んだ期待の新ユニット、アパラチアン・ロード・ショーの2作目。詳細次号にて。
 ■インスト新入荷
  ●RCSI-1177 V.A.『THE JOHN HARTFORD FIDDLE TUNE PROJECT VOLUME 1』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ジョン・ハートフォードのオリジナル・フィドル曲を演ずるプロジェクトの第一弾。ジョンの音楽的遺産を引き継ぐマット・コムとジョンの娘のケイティ・ハートフォード・ホーグの共同プロデュース、現在のブルーグラス、アコースティック・シーンの名うてのミュージシャンを集めて、オールドタイム・フィドルからニューグラス・ムーブメントを主導したジョン・ハートフォードの音楽スタイルが継承されています。マットを中心にデニス・クロウチ(bs)、マイク・コンプトン(m)、クリス・シャープ(g)、マーク・ハワード(bj)とJHSBの残党によるセットで"Calhoun County"他3曲。パンチ・ブラザーズのノーム・ピケルニー(bj)、クリス・エルドリッジ(g)とロニー・マッカリー(m)を迎えて"Tennessee Politics"他1曲。ティム・オブライエン(f,v)、ジャン・ファブリクス(m)、シャド・コブ(bj)、マイク・バブ(bs)、クリスティン・アンドレアセン(foot percussion)の"The Old Man’s Drunk"とティム(f,v)による弾語り"On Guitars, The Ends Of New Fingers Get Sore"。シェラ・ハル(m.octuve mandolin)による一人マンドリン・アンサンブル"Old Beveled Mirror"、マーク・オコーナーの息子夫婦、ケイト・リー・オコナー(f)&フォレスト・オコナー(m,g)による"The Half-Price Hornpipe"、ラストはティム・オブライエン(f)、シャド・コブ(f)、マット(f,bass chello)の美しいストリングスによる"Evening Farewell"で幕を閉じる珠玉の17曲。
  ●SS-9482 CINDY CASHDOLLAR『Waltz For Abilene』CD(本体\2,450-)\2,695-

Foggy Mt. Rock (feat. Albert Lee)/That's No Way for Me to Get Along (feat. Rory Block)/Sey Seychelles (feat. Sonny Landreth)/Skylark (feat. Jake Langley)/Peacock Alley (feat. Ray Benson, Derek O'Brien & Mike Flanigin)/How Many More Years (feat. Omar Kent Dykes)/Salvation (feat. Marcia Ball)/In the Heart of This Town (feat. Arlen Roth)/Ring Them Bells (feat. Amy Helm)/Memphis Blues (feat. Albert Lee)/.Oh Susanna/This Train (feat. John Sebastian)/Waltz for Abilene全13曲

 ジョン・ヘラルドやウッドストック周辺で女性ドブロプレイヤーとして活躍、アスリープ・アット・ザ・ホイールのスチール・ギター奏者として又、ボブ・ディランやレオン・レッドボーン等、数多くのミュージシャンとの共演で知られるシンディー・キャッシュダラー、2004年の『Slide Show』以来の2作目。アルバート・リー、ロリー・ブロック、ソニー・ランドレス、アーレン・ロス、ジョン・セバスチャン、エイミー・ヘルム、レイ・ベンソン他、豪華なゲストを迎えてフラット&スクラッグスでのアンクル・ジョッシュの名演が印象的な"Foggy Mt. Rock"をエレクトリックに仕上げる。ロリー・ブロックと古いブルース"That's No Way for Me to Get Along"。ソニー・ランドレスを迎えてケイジャン風味の伸びやかで美しいワルツ"Sey Seychelles"。ジャズ・ギタリストのジェイク・ラングリーを迎えてムーディな"Skylark"。アスリープとの"Peacock Alley"他。
 ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
  ●SFW-40235 DOC WATSON AND GAITHER CARLTON CD(本体\2,600-)\2,860-

Double File/Handsome Molly/He's Coming to Us Dead/Corrina/Brown's Dream/Groundhog (Blind Lemon's version)/My Home's Across the Blue Ridge Mountains/Bonaparte's Retreat/Willie Moor/The Blue Ridge Mountain Blues/Goin' Back to Jericho/Billy in the Low Ground/Reuben's Train/The Dream of the Miner's Child/Groundhog (F.O.T.M. version)全15曲

 フォークリバイバルの最大のスター、ドック・ワトソンと義父のゲイザー・カールトン、1962年の未発表音源集。フォークリバイバル初期からエンジニア、プロデューサーとして又、マルチ・ミュージシャンとして活躍する18歳のピート・シーゲルが、ドック・ワトソンと二人のファミリーによるニューヨーク大学で行われたフレンズ・オブ・オールド・タイムめコンサートに入手したばかりのテープレコーダーを持ち込んで録音、ドックはクラレンス・アシュレイのグループのメンバーとして来て以来、2度目のニューヨーク、ヘッドライスナーとして初めての公演、その一週間後にグリニッジ・ビレッジのコーヒーハウス「ブラインド・レモンズにお忍びで演奏した時の演奏というまさにドック・ワトソンがソロ・アーティストとして都会の聴衆の前での最も初期のパフォーマンスが収められている。収録曲はゲイザーのオリジナル"Double File"、ゲイザーがグレイソン&ウィッターから学び、後にニューポート・フォーク・フェスでもドックと共に披露した"Handsome Molly"や"He's Coming to Us Dead"。ミシシッピー・シークスやクラレンス・アシュレーも録音しているブルース"Corrina"をバンジョー片手に演じる。この後、ニューヨークのガーズ・フォーク・シティやロスのアッシュグローブ等で爆発的人気を得て快進撃を続ける。
  ●FLAT-99364 TONY & HEATHER MABE『Old Soul - A collection of Mountain Music』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ジュニア・シスクの最新作の"Lover's Farewell"で素晴らしいボーカルを披露していたヒザー・メイブと同じくバンジョーで゜参加のトニーによる夫婦デュオの最新作。詳細次号にて。
  ●SFW-40236 WU FEI & ABIGAIL WASHBURN CD(本体\2,450-)\2,695-

Water is Wide-Wusuli Boat Song/Four Seasons Medley: Four Seasons-Dark Ocean Waltz/Ping Tan Dance/Banjo Guzheng Pickin' Girls/Who Says Women Aren't as Good as Men/The Roving Cowboy-Avarguli/Weaving Medley: Busy Weaving-Julianne Johnson-Open Little Hand-Back Step Cindy/Bu Da Da/Ho Hey-Cluck Old Hen/Pretty Bird

 ベラ・フレックの細君でバンジョー奏者として又、才能溢れるシンガーソングライターとして活躍するアビゲイル・ワッシュバーンとアパラチアン・トラッドと中国の古筝奏者=ウー・フェイによる中国民謡の完璧なコラボレーション。
北京出身の古筝奏者、シンガー&ソングライターのウー・フェイは中国音楽学院卒業後、2000年からアメリカで活動、中国の伝統音楽をベースに前衛ジャス等とコラボレーション。
  ●TIKI-017 AARON JONAH LEWIS『Mozart of the Banjo: the Joe Morley Project』CD(本体\2,750-)\3,025-

 バンジョーニュースレター3月号の表紙を飾ったアーロン・ジョナ・ルイスによるクラシックバンジョー奏者、ジョー・モーリーに捧げた作品。古色蒼然とした古き良き時代のバンジョー音楽。イギリス人のジョー・モーリー(1867?1937) はクラシック・バンジョー奏者として内外で名声を博し、何百ものバンジョーソロ曲を遺した。アーロンはコーンポテトストリングバンド他で活躍するオールドタイム.・フィドル&バンジョー奏者として知られる。
 ■カントリー・ポップ新入荷
  ●CRIMCD662 JOHN DENVER 『Gold』3CD(本体\3,500-)\3,850-

Disc 1:Take Me Home, Country Roads/Leaving, On A Jet Plane/Mr. Bojangles (Alternate Take)/Rocky Mountain High/I'd Rather Be a Cowboy (Lady's Chains)/Everyday/Back Home Again/Sweet Surrender/Follow Me/Rhymes and Reasons/Daydreams/Friends with You/Calypso/Farewell Andromeda (Welcome to My Morning)/Goodbye Again

Disc 2:Annie's Song/Sunshine on My Shoulders/Fly Away/Thank God I'm A Country Boy/The Eagle and the Hawk/I'm Sorry/My Sweet Lady/How Can I Leave You Again/Baby You Look Good To Me Tonight/It Makes Me Giggle/Matthew/Starwood In Aspen/Poems, Prayers and Promises/Looking for Space/I Guess He'd Rather Be in Colorado

Disc 3:Perhaps Love/Is It Love/Autograph/It Amazes Me/The Cowboy and the Lady/Dancing With The Mountains/Some Days Are Diamonds (Some Days Are Stone)/Like A Sad Song/This Old Guitar/Seasons of the Heart/I Want to Live/Shanghai Breezes/Dreamland Express/Please Daddy/Christmas for Cowboys

 1970年代、ポップ、フォーク、カントリーのジャンルで最も売れたアーティストの一人ねジョンデンバーのヒットナンバー45曲を集めたコンピレーション。Take Me Home Country Roads(先頃、亡くなったエリック。ワイズバーグがスチールで参加), Rocky Mountain High, Leaving on a Jet Plane, Calypso, Annie's Song他。
  ●LFM2CD639 MARK KNOPFLER & EMMYLOU HARRIS 『Balcony Of Love』 2CD(本体\3,250-)\3,575-

Disc 1:Right Now/Red Staggerwing/Michelangelo/I Dug Up A Diamond/Born To Run/Red Dirt Girl/Band Introduction/Done With Bonaparte/Romeo And Juliet/Song For Sonny Liston

Disc 2:Belle Star/This Is Us/Boulder To Birmingham/All The Roadrunning/Speedway At Nazareth/If This Is Goodbye/So Far Away/Our Shangri-LA/Why Worry

 ロミオとジュリエットの故郷で2006年に行われたマーク・ノップラー&エミルー・ハリスのラジオ音源。 イギリスの人気ロックバンド、ダイアストレイツのフロントマン、マーク・ノップラーは95年にバンド解散後、いくつかのソロアルバムをリリース、多数の映画のサウンドトラックに関わった後、2006年にエミルー・ハリスをパートナーに迎えて、7年の歳月をかけ手セッションを重ねた『All The Roadrunning』(UNI9877385)をリリース、二人はレコードは特にヨーロッパで好評で、デンマーク、ノルウェー、スイスのアルバムチャートで1位になりました。 ノップラーとハリスは、2006年5月26日にベルギーのブリュッセルで始まり、23の都市で23のコンサートを含み、2006年6月30日にカリフォルニアのバークレーで終了する、ヨーロッパと北米の「オールザロードランニングツアー」を敢行、ハイライトの1つは、ダイアストレイツのヒット曲のタイトルでも有るロミオとジュリエットの故郷と伝えられる、イタリアのヴェローナでのコンサートでした。ここに収録されているのはFMラジオ放送用音源で、最近のレコードのトラックと、マークとエミルーの両方のレパートリーが含まれています。
  ●LM7716 EMMYLOU HARRIS & THE NASH RAMBLERS『San Francisco 1993』CD(本体\2,450-)\2,695-

 エミルー・ハリスがサム・ブッシュを迎えたアコースティック・バンド、ナッシュランブラーズ、1993年のサンフランシスコに於けるFMラジオのブロードキャスト音源をリマスター。詳細次号にて。
 ■発掘・編集最新入荷
  ●ACCD029 V.A.『Hank Williams Songbook: Rockin' Chair Money』CD(本体\2,450-)\2,695-

 本物のカントリー&ウエスタン、ホンキートンク、ゴスペルとブルーグラスでハンク・ウィリアムスの歌の精神を伝えるコンピレーション作品。 有名、無名アーティストがハンク・ウィリアムスの様々な表情を持った有名曲、無名曲の数々をカバーする3部作の第1集。本作ではアップテンポの曲を中心。ジミー&レオン・ショート、ジョニー・ダンカン、ビルカーライル、マービンレインウォーター、カーリー・ウィリアムズ、ドン・ギブソン、ポーター・ワゴナー、スキート・マクドナルド、ビル・モンロー他。ラストの"Will Live Forever (In People's Hearts)"は ジョニー&ジャックのハンクに捧げた曲。詳細解説付き。 
  ●AACD0163 JONI MITCHELL & JAMES TAYLOR 『Paris Theatre 1970』CD(本体\2,450-)\2,695-

Introduction By John Peel/That Song About The Midway/The Gallery/Rainy Day Man/Steamroller Blues/The Priest/Carey/Carolina In My Mind/California/For Free/The Circle Game/You Can Close Your Eyes/The Good Samaritan/River/My Old Man/A Case Of You/Dialogue (Origin Of The Dulcimer)/Carey

 1970年にロンドンのパリ・シアターに於けるジェームス・テイラーとジョニー・ミッチェル、当時、公私共に蜜月関係を築いていた二人によるデュオ・コンサートのBBC制作によるライブ音源。
 ニューヨークで始まったフォークリバイバルの後、デビッド・クロスビー、グラハム・ナッシュ、キャロル・キング等によってロサンゼルスのローレル・キャニオン地区で新たな音楽シーンが生まれました。長引くベトナム戦争の影響による世相を反映したような個人的で繊細で告白的な歌詞によるシンガー・ソングライター系とカテゴライズされたジャンルの中でも突出した、公私共にパートナーだった二人のスーパースターによる最も初期の共演です。
 ■日本のアーティスト
  ●DF-200430 TORU IIDA『One More Time』CD(本体\1,500-)\1,650-

My Blue Heaven/Miss The Mississippi And You/Bubbles In My Beer/Black And White Rag/Shame On You/One More Time/My Window Faces The South/My Baby's Gone他全18曲

 佐渡にたった二人の現役ブルーグラッサーの片翼、飯田徹氏が長年暖めてきたアイデアを自身のソロアルバム『One More Time』(Dried Fish 200430)として纏め上げた。自身のプロデュース、長谷川光ディレクションの下、氏のボーカルとマンドリン+ジャンルを越えた多彩なメンバーのバックアップにより、ブルーグラス、ウエスタンスイング、古ジャズと、幅広い音楽性をボーダーレスで楽しめる。録音は東京・佐渡・新潟と距離を隔てて行い、参加ミュージシャンはお互いを知らないまま製作が進んだという。ムーンシャイナー5月号(MS-3707)に特集記事有り。 
  ●FJSP-384 高石ともやとザ・ナターシャ・セブン『1972 コンサート KBS KYOTO INCREDIBLE TAPES』3CD(本体\3,800-)\4,180-

 高石ともやとザ・ ナターシャ ・ セブン1周年リサイタル (1972年2月6日、京都・シルクホール(司会:山崎弘士 アナウンサー)、 3時間に渡るその模様をMCまで漏らすことなく3枚組の CD に編集。オンエア用に録音された6ミリのマザーテープからの音源。高石ともや、金海孝寛、城田じゅんじ、という初期の編成に加えてゲストで人気 カントリーシンガー、諸口あきらが4曲に参加。京都・秘蔵音源シリーズとしてKBS京都、近畿放送のディレクター、川村輝夫氏が制作、保管して来た音源からの復刻。高石ともや、 川村 輝夫元KBS京都ディレクター最新インタビュー掲載。
 ■映像新入荷
  ●BBR-MULLINS JOE MULLINS & RADIO RAMBLERS『ENTERTAINER OF THE YEAR』DVD予価(本体\3,150) \3,465- ***************
 詳細、次号にて。  
 最近作/お勧め作、再入荷
 ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
 *ローリー・ルイス
  ●SMM-1014 LAURIE LEWIS『and Laurie Lewis』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ローリー・ルイスの最新作は多彩なゲストを招いてデュオでのパフォーマンスを集めた企画アルバム。子供の頃から知っているというモリー・タトル(g)とカーター・ファミリー"You Are My Flower"を皮切りに、トッド・フィリップス(bs)とはボブ・ウィリス"Baby, That Would Sure Go Good"、ケイト・ウルフの片腕として歌心有るプレイが魅力のニナ・ガーバー(g)を迎えて60年代から活躍するフォークシンガー、ロザリー・ソレルス(1933-2017)の沁みる"My Last Go-Round"、盟友、キャシー・キャリックとはローリー作"Old Friend"、長年のパートナー、トム・ロザムとはモンロー・ブラザーズのバージョンによる"Will The Circle Be Unbroken”他。
 *ビル・エマーソン
  ●REB-4002 COUNTRY GENTLEMEN 『Early Rebel Recordings:1962-1971』 CD4枚組(本体\7,800-)\8,580-

 カントリー・ジェントルメンの初期レベル録音全集。レベル社曰く「Thank You for Waiting:完成に数年を要したこのボックス・セットは、十分に待った甲斐があったものと自信を持ってお送りします」とのコメントが寄せられた労作である。チャーリー・ウォーラー、ジョン・ダッフィ、エディ・アドコック、トム・グレイの時代から、ジミー・グドローとドイル・ローソン、ビル・エマーソンの時代へ、7枚のアルバムからのCD4枚組全110曲には8曲の未発表曲が含まれており、24頁に及ぶ冊子が付いている。  
 *ケンバーンズ『カントリー』
  ●CMLR601D V.A.『Country Music: Live At The Ryman』DVD120分(本体\3,450-)\3,795-
(リージョン1に設定の為、国内のプレイヤーでは再生できない可能性があります。)

 『Civil War』(1990)、『Jazz』(2001年)他、優れたドキュメンタリー作品を世に送り出してきたケン・バーンズが手掛けた新作『Country Musicn』PBS(公共放送サービス)の16時間に亘るドキュメンタリー番組『Country Music』の放映に先駆けて、ナッシュビルのライマン公会堂で行われたオールスター出演によるコンサートのライブ映像。出演はダークス・ベントレー、ロザンヌ・キャッシュ、ロドニー・クロウェル、リアノン・ギデンズ、ビンス・ギル、ブレンダ・リー、キャシー・マテア、ケッチ・セコー(オールド・クロウ・メディスン・ショー)、リッキー・スキャッグス、マーティ・スチュアート、アスリープ・アット・ザ・ホイール、ホリー・ウィリアムス、ドワイト・ヨーカム他。本編の全8話のDVD8枚組セット(KBCM600D\12,155-税込)。
  ●JSP-7712 BILL MONROE『All The Classic Releases 1937-1949』 4CD(本体 \4,500-)\4,950-

 ビル・モンローのもっとも初期の録音を(ほぼ)集大成した、イギリス編集の廉価盤ボックス・セット。モンロー・ブラザーズでの60曲、ブルー・グラス・ボーイズでのヴィクター録音16曲、そしてレスター・フラット、アール・スクラッグス、チャビー・ワイズらを従えての、オリジナル・ブルーグラス・サウンドの完成をみた歴史的セッションを含むコロムビア録音36曲("Nobody Loves Me""Come Back to Me in My Dreams""Why Did You Wander?""Shine Hallelujah Shine"の4曲が何故かカットされている)を収録。コロムビアでの未発表曲や膨大なオルタネイト・テイクを収録したベア・ファミリー盤(6枚組BCD-16399\24,750)の完璧さには及ばないものの、この価格でこれだけしっかりとまとまった内容は推薦に価するだろう。
 *レオナ&J.P.
  ●MR-1292 FIDDLING LEONA『On My Own』CD(本体\2,314-)\2,545-

 イースト・テネシーで活動中のフィドリン・レオナの最新第3作。前回の日本ツアーは故・国本武春のラストフロンティアのメンバーであった3人、夫であるJ.P.マシス(bj)、アーロン・ジャクソン(gt)、ジェイソン・クロウフォード(bs)とのカルテットで、高い完成度を見せたが、本作でもその3人を核に(ジェイソンが2曲ですばらしいマンドリンを聴かせる)、トラッドフィドルチューン2曲を除いて、全曲がレオナとJ.P.のオリジナルである。コミカルな「山手線」やオールドタイミーな「空耳」……、そして国本に捧げられたインスト「Japanese Storyteller」など、ラストフロンティアのメンバーとバンドを組むことに、特別な意味があったというレオナ、彼女の思いはムーンシャイナー2016年5月号(MS-3307)特集に詳しい。 
 *ワークショップ バンジョータブ譜Jimmy Martin"Big Country"
  ●BCD-15705 JIMMY MARTIN 『Jimmy Martin & The Sunny Mountain Boys』 5CD+44-PAGE BOOK (本体\16,500-)\18,150-

 受注後2週間ほどで入荷予定 ジミー・マーティンは50年代のビル・モンローとの歴史的な活躍に続いて、ここに収められているRCAからデッカ=MCA録音で、現在ソリッド・ブルーグラスと呼ばれているブルーグラス音楽の中のある特徴的なサウンドの基礎とその理想を示した、と私は思っている。ポール・ウィリアムスとの完璧なソリッド・ハーモニーは言うまでもなく、J.D.クロウをはじめビル・エマーソン、クリス・ワーナー、ポール・クラフト、アラン・マンデという歴代のバンジョー弾きを彼のリズム・ギターが見事に引っ張りソリッド・グラスのなんたるかを常に表現してきたのがジミー・マーティン&サニー・マウンテン・ボーイズだった、と思う。ベア・ファミリー共通の素晴らしい音質(ポール・ウィリアムスが耳につき刺さる)と完璧なディスコグラフィーを含む小冊子、そしてLPサイズの化粧箱入り。
 *ケイシー・ドリーセン
  ●RSR-20901 CASEY DRIESSEN『OOG』CD(本体\2,450-)\2,695-

Green Flash/Uncontinental Breakfast/Hummingbirds Vs Yellowjackets/Conversation With Death/The Day Before Halloween 

 ティム・オブライエン、ベラ・フレックとアビゲイル・ワッシュバーンのスパロウ・クァルテット等々で活躍、4年間のスペイン生活を終えて、3月に家族で世界旅行中に日本を訪れた、最もヒップで才気あふれるフィドラー=ケイシー・ドリーセンが自らのトレイドマークのレッドシューズを冠した自身のレーベルから2009年リリースのソロ・プロジェクト。パーカッシブなフィドルのカッティングが冴え渡り、オリエンタルなメロディも垣間見られる。ラルフ・スタンレーが映画『オー・ブラザー』で取り上げて話題となった"OH DEATH"をエレキ・ギター(マンドリン?)のリフを効かせたハードなナンバーに仕立て上げたり、モンローの"Ashland Breakdown"はエフェクターを多用してグループ感たっぷりのナンバーにアレンジ、フィドラー魂、ブルーグラッサーとしての矜持が見え隠れするジャンル分けが不可能な幅の広い音楽性のイマジネーション溢れる音世界を創り上げている。
 (ムーンシャイナー4月号レビュー紹介作品)
  ●HID-575 AUDIE BLAYLOCK AND REDLINE『Originalist』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ジミー・マーチン門下生でソリッド・グラス一直線、オウディ・ブレイロック(g,v)の最新作。エバン・ワード(bj)、メイソン・ライト(f)、リード・ジョーンズ(bs)という面々。2曲のチャート1位に上り詰めたシングル含む6曲のオリジナル 'Love Is An Awful Thing''The Gate Called Beautiful'とインスト曲 'Huckleberry's Hope'に加えてジミー・マーチン'In Foggy Old London'は納得の仕上がり、ラルフ・スタンレー"Medicine Springs"、ウェイン・レイニーとデルモア・ブラザーズのキング録音から'Don't Know Why'、オズボーン・ブラザーズのMGM録音から"(Is This) My Destiny"等々のカバー。 
  ●ROU-00770 DELLA MAE『Headlight』CD(本体\2,450-)\2,695-

 2009年にボストンから登場した女性ブルーグラス・バンド。2度のナショナル・フィドル・チャンピオンに輝いたキンバー・ルティカ(f)、セリア・ウッドスミス(g)のハスキーな迫力あるリードボーカル、ジェニー・リン・ガードナー(m)という面々。本作ではダン・ノブラーをプロデュースに迎えて全編キーボード、エレキギター、オルガン、ドラムを取り入れたブルーグラスの呪縛から解き放たれたような音創り。男性優位の音楽シーンを混乱させるという野望を持って、デラメイというブルーグラスによく登場する女性名をバンド名にしたという彼女達の新境地。
  ●STR-3239 THE LITTLE ROY AND LIZZY SHOW『10』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ブルーグラス・ゴスペルと徹底的なショーマンで絶大な人気を誇ったルイス・ファミリーのリトル・ロイ・ルイスと養女のリジー・ロング、結成10周年記念作品。ゴスペル曲からストレートなブルーグラス、カントリーまでバラエティに富んだ選曲が楽しめる。
  ●DSR-201901 RICK FARIS『Breaking In Lonesome』CD(本体\2,450-)\2,695-(入荷遅れの見込み)

 サム・ブッシュ・バンドのギター&ボーカルを務めるステーブ・モージンが主宰、人気女性フィドル&ボーカルのベッキー・ブラーを擁するダーク・シャドー・レコーディングスの最新作はスペシャル・コンセンサスのギター&ボーカルのリック・ファリスのソロ・プロジェクト。本作では兄弟のエディ・ファリス(bs)、ジャスティン・モーズ(bj)、ローラ・オールショー(f)、ハリー・クラーク(m)を基本バンドに、リックの妻に捧げたというスウィンギーな"Honeybabe"ではバンド・リーダーのグレッグ・ケイヒル(bj)が小粋なソロを披露。
  ●PC-1235 DALE ANN BRADLEY & TINA ADAIR『Oh Darlin'』CD(本体\2,450-)\2,695-

 グラミーにノミネートされた女性スーパーバンド、シスター・セイディのデイル・アン・ブラッドレイとティナ・アディアが子供の頃から親しんできた名曲の数々をデュエットする企画アルバム。スコット(bj)&カーティス(bs)・ベスタル兄弟をフィーチャーした3曲とギターの達人、ジム・ハーストが2曲で参加。オケーンズの86年のヒット曲"Oh Darlin'"、エディ・アーノルド作でヘイゼル・ディケンズやラリー・スパークスが取上げた"Please Mommy Please"他全10曲
  ●DITTY-009 ERYNN MARSHALL & CARL JONES『Old Tin』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ゲイラックスを本拠に活躍する夫婦デュオ、エリン・マーシャル(f,viola,g)とカール・ジョーンズ(g,m,bj)。トラッド曲を中心に二人のオリジナル曲、ハンク・ウィリアムスの"Cause My Sweet Love Ain't Around"ノーマン&ナンシーに通じる上質で格調高いオールドタイム音楽が楽しめる。
  ●BCD-146 MOSE SCARLETT 『Precious Seconds』CD(本体\2,750-)\3,025-

 カナダのグッド・オールド・ミュージックを演じるモーズ・スカーレット、2002年リリース作品。
  ●COOP-220CD THE WAINWRIGHT SISTERS FEATURING MARTHA WAINWRIGHT, LUCY WAINWRIGHT ROCHE 『Songs In The Dark』CD(本体\2,450-)\2,695-

 マーサ&ルーシー・ウェインライト姉妹による伝承歌の持つゴシック文学的な側面にスポットを当てた異色作。
 ■ブルーグラス最近作/お勧め作
  ●MCM-0004 LARRY SPARKS『The Last Suit You Wear』(本体\2,450-)\2,695-(歌詞付)

The Old Coal Mine/Casualty Of War/For Your Love/Lazarus And The Rich Man/I'm Country And Nothing More/Pretty Girls/The Last Suit You Wear/Goodbye Little Darlin'/Follow The Star/Larro/Hand In Hand/Those Blue Eyes Don't Sparkle Anymore)全12曲

 米国ブルーグラス界のボーカル至宝、ラリー・スパー クス、2007年リリース作品は、同じくブルーグラス至宝と並び称せられるデル・マッカーリーのレーベルから初の外部アーティストとしてのアルバム。J.D.クロウやデルをゲストに、ジャック・キンケード(m)、ジョッシュ・マクマー レイ(bj)、息子ラリー・D.スパークス(bs)のロンサム・ランブラーズ、そしてステュアート・ダンカン(f)とロン・スチュワート(バンジョーとフィドルの双方)が大活躍して、それまでの作品とはひと味違う、きちんと創り込まれた作品になっている。…ラリーやデルが至宝と尊敬される理由は、ピーター・ローワンやティム・オブライ エンとは違う、ふたりの持っている体臭のようなものだと思う。それはブルーグラスだけで純粋培養された、 しかも決して周囲の状況に動かされない頑固さを持つヒトだけに漂う信念、…というより本作の曲にある "I'm Country and Nothing More"の通り、正真正銘の「田舎」者=自然や風土に同化したかっこいい単純 (シンプル)さ、から生まれる「トゥルー・ソング」の力ではないだろうか。"Banks of the Ohio"や"Little Girl Of Mine in Tennessee"(得意の超早で)を思わせる新曲などのこれぞブルーグラス!や、イラク兵士 の母子悲劇を歌う曲などのコンテンポラリーながら田舎の情感をことさらに歌い込むバラッドなど、ラリー の独壇場である。ラリーの声に、そしてあのリード・ギターに、まさしくブルーグラスの誇りが詰まっている。 彼もまた、スタンレー経由であるものの、フラット&スクラッグスっ子であることを隠さない。亡くなった人に着せるスーツにポケットは要らないと歌ったタイトル曲はハーガス・ピッグ・ロビンスの優雅なピアノをフィーチャーして切々と歌われる。
  ●PATUX-289 AUDIE BLAYLOCK AND REDLINE 『The Road That Winds』CD(本体\2,450-)\2,695-

Daniel/All Three in Tow/Safe Water/Life Without a Spare/Down Where the Wild River Rolls/Ride and Roll/The Ties that Bind/The Road that Winds/I'm Still Alive/Cousin Sally Brown

 ジミー・マーチン、ロンダ・ビンセント、マイケル・クリーブランドのバンド・メンバーとしてハード・ドライブするリズム・ギターとボーカルで貢献してきたオーディ・ブレイロック(g)が自身のバンド、レッド・ライン名義では2012年『Hard Country』(rural rhythm)以来の5作目となる2016年リリース作品、スコット・ベスタル録音による、パタクセント移籍第一弾。初っ端からエルトン・ジョンの"Daniel"の軽快なブルーグラス・アレンジ、パトリック・マカビニュー(f,m)、4曲のオリジナルを提供しているリード・ジョーンズ(bs)、リッキー・スキャッグスのバンドに移籍したラス・カーソン(タイトル曲のみ参加)に代わって復帰したエバン・ワード(bj)とのコンビネーションも抜群、コーラスも決まって、タイトなバンド・サウンドが心地よい。コロラドのフロント・レンジのボブ・エイモス作"Where The Wild River Rolls"、パトリックが参加するオールドタイム・バンド、チャーム・シティ・ジャンクションでも取上げていたインスト曲"Cousin Sally Brown"も痛快。
  ●LDR-012 BLUE MOON RISING『One Lonely Shadow』(本体\2,450-)\2,695- (歌詞付)

Angeline/Hanging Tree/Youngstown/Marie/Five More Days of Rain/I Will Come Back Again 他全13曲

 2007年IBMA新人賞にノミネートされた東テネシーの真っ直ぐなブルーグラス。ジャスティン・ ジェンキンス(bj)はロン・ブロック的なビートを巧く取り入れたロールがすばらしいし、後にボックスカーズに参加するキース・ ギャレット(m)も抑揚のはっきりした軽快さが身上だ。よく響くクリス・ウェストのギターも、メチャ うまティム・クロウチ(f)、ランディ・コーアズ(d)、マイク・バブ(bs)らとともにアンサンブルをタイ トにしている。アパラチア南部のさまざまな「伝奇」をテーマに、ブルース・スプリングスティーン やタウンズ・バン・ザントらのカバーにオリジナルをバランスよく配して、どの曲もストーリー性の ある味わい深い曲を丁寧に演じる秀作である。サウンドとしてもすばらしいブルーグラスだが、歌詞も付いていることだし、歌われる詩の意味を知りたい作品。
  ●RCSI-1108 BRAD LEE FOLK『Somewhere Far Away』CD(本体\2,450-)\2,695-

 強力トラッドブルーグラスシンガー、ブラッド・リー・フォークの2014年リリースの初ソロアルバム! 2004年、オープンロードというバンドで米国トラッドグラスの救世主的に大きな話題となっていたとき に来日、そのあまりのリードボーカルの素晴らしさにノックアウトされて以来、わたし大ファ ンになったブラッド待望のデビューソロである。
  ●RUR-1094 V.A.『MACC Life Goes On』CD2枚組(本体\2,450-)\2,695-

 オハイオ州フロンティアランチのブルーグラス・クラシック・フェスは現在、小児ガンと闘う子供たちを援助するボランティア・フェスとなっており、本作は2006年発表の第一作につづく、小児ガン寄付のライブ2枚組である。現在、南部系ブルーグラスの第一線で活躍する139アーティストによる全39曲は、第一作発表後、2006年から2011年までに録音されたもの。一枚目はジョンソン・マウンテン・ボーイズのリユニオンを皮切りに、マイケル・クリーブランド&フレームキーパー、ジョッシュ・ウィリアムズ・バンド、ギブソン・ブラザーズ、ブランドン・リックマン、クレイ・ヘス、スティールドライバーズ、グラスカルズ、ジュニア・シスク、ロンサム・リバー・バンド、ロンダ・ビンセント&レイジ、ロスト&ファウンド、J.D.クロウ&ニューサウスほか。二枚目にはトニー・ライス"Manzanita"を皮切りに、シエラ・ハル&ハイウェイ111、ドイル・ローソン&クイックシルバー、サードタイム・アウト、ブルーハイウェイ、ダドリー・コンネル、ケニー&アマンダ・スミス、ジェイムズ・キング、ダニー・ペイズリー、マーティ・レイボンほか、トップアーティストがずらり。その上、このフェス名物の特別企画による珍しい顔合わせによるスタンダード曲などのお楽しみが一杯。2000年、小児ガンで娘マンディを亡くしたプロモーターのダレル・アドキンスがはじめた非営利フェスMACC(Musician Against Children Cancer)は2012年の時点で、合計59万ドルがテネシー州メンフィスの聖ジュード小児病院やYMCAなどに贈られている。南部系ブルーグラス・トレンドを一望できるライブ秀作。
  ●ROU-0550 V.A.『Moody Bluegrass:A Nashville Tribute To The Moody Blues』(本体\2,450-)\2,695-

Lovely To See You/Land Of Make Believe/The Voice/The Other Side Of LIfe/It's Up To You/Ride My See Saw/I'm Just A Singer In A Rock & Roll Band/Legend Of A Mind/Your Wildest Dreams/Nights In White Satin/Late Lament/Never Comes The Day全12曲

 60年代末から70年代、日本でも絶大な人気のあったブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックの雄ムーディー・ブルース、美しいメロディ・ラインと幻想的なイメージャリーの「サテンの夜」などのヒット曲、『童夢』などの大作アルバムが知られている彼らの曲をブルーグラスに仕立てるという、ロンサム・スタンダード・タイムなどのヴェテラン・マンドリン・プレイヤー、デヴィッド・ハーヴェイが仕掛けた2004年リリースの好企画アルバム。スチュアート・ダンカンのフィドルとアンドリュー・ホール(インファマス・ストリングダスターズ)のドブロを中心に、アリソン・ブラウンやキース・リトル(bj)、フレッド・カーペンターやオーブリー・ヘイニ―(f)などによる繊細なアンサンブルが、オリジナルの雰囲気を損なうことなく、見事なプログレッシヴ・ブルーグラスに生まれ変わらせている。ヴォーカル陣には、ハーリー・アレン、ジョン・コウワン、アリソン・クラウス、サム・ブッシュ、ティム・オブライエン、ラリー・コードル、ジョン・ランドール等々、これでもかという強力な顔ぶれを集めて、なんとも贅沢なハーモニーを聴かせてくれる。一見してミス・マッチな組み合わせから生まれた秀作。
 ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作
  ●HS-2017 TIM O'BRIEN 『Where the River Meets the Road』CD(本体\2,650-)\2,915-(再入荷)

High Flying Bird/Grandma's Hands/Guardian Angel/Where the River Meets the Road/Friday, Sunday's Coming/When the Mist Clears Away/Queen of the Earth and Child of the Skies/My Old Brown Coat and Me/Drunkard's Grave/Windy Mountain/Few Old Memories/Little Annie

 80年代以降のブルーグラスを牽引してきたホットライズのメンバーとして活躍、ブルーグラス界が輩出した最も優れたシンガー&ソングライター、マルチ・インストルメンタリストの一人、ティム・オブライエン、2017年リリース作品。アイルランドからの移民である祖先がこの土地に定住するまでを歌に託したタイトル曲他、ウェスト・バージニアに関わりのある唄を集めたブルーグラス、オールドタイム色色濃い意欲作。ステュアート・ダンカン(f)、ブライアン・サットン(g)、ノーム・ピケルニー(bj)、シヤッド・コブ(f)、マイク・バブ(bs)といった気心の知れたメンバーをバックに、元スティール・ドライバーズでソロ転向後にグラミー獲得したクリス・ステップルトンとのデュオが圧巻。カーター・ファミリーの作品で地元出身のリリー・ブラザーズの名演で有名な"Little Annie"やヘイゼル・ディケンズの"Few Old Memories"、ロンサムパイン・フィドラーズの"Windy Mountain"等々、ブルーグラス・ファンにもおなじみの曲を取り上げている。
  ●RCSI-1159 BALLINGER FAMILY『It's About Time』CD(本体\2,450-)\2,695-

Pearls On String/Kathy's Song/Bloody heart/I Wish It Would Rain/Gonna Lay Down my old Guitar/The One I Love Is Gone/Song For A Winter's Night/Presbyterian Guitar-Wish We Had Our Time Again/Something Special他全12曲

 1995年に来日して爽やかな旋風を巻き起こしたクラスター・プラッカーズのデイル&クリス・バリンジャー夫妻とマルチ・ミュージシャンでプロデュースも勤める息子のイーサンによるバリンジャー・ファミリー、2017年リリース作品。色々なジャンルから気に入った曲を引っ張ってきて、自分たちのスタイルに纏め上げるクラスター・プラッカーズ時代からの手法は健在。ジョン・ハートフォードとの思い出が沢山詰まった"Wish We Had Our Time Again"、ポール・サイモンの"Kathy's Song"ではクリスが70年代に学んだときと同じギブソンの12弦ギターを使って録音。トニー・ライスが好んで取上げてブルーグラスでもお馴染みのゴードン・ライトフットの作品から"Song For A Winter's Night"ではルーク・ブラのフィドルが冴える。ナンシー・グリフィスの"I Wish It Would Rain"ではイーサンの、ナンシのギタリスト、フィリップ・ドナリーを髣髴させるプレイ、デルモアの"Gonna Lay Down my old Guitar"でも印象的なプレイを披露。ビル・モンロー作でヘイゼル&アリスで知られる"The One I Love Is Gone"。デイルがハスキー・ボイスで切々と歌うトム・ウェイツ"Picture In A Frame"。  イーサンがバックを務めるリーアン・ウォーマックの娘=オーブリー・セラーズの"Something Special"、オルタナ・カントリーでフジ・ロックにも来日したライアン・アダムス"Pearls On String"等、新世代の作品もバリンジャー夫妻の手に掛かると耳に馴染んだサウンドに変わるのは流石。
  ●LB-1998 LAURA BOOSINGER『Down the Road』CD(本体\2,750-)\3,025-[再入荷]

 クロウハンマー・バンジョー奏者でもあるローラ・ブージンガー。オールドタイムをレパートリーにしつつもポップ・シンガー顔負けの広がりを持った美声を、クラスター・プラッカーズの音を創ったスタッフが盛り上げる。"Dixie Darling"他のカーター・ファミリー曲からスタンダード・ジャズ風曲、"Tom Dula"や"Fly Around My Pretty Little Miss"などの伝承曲まで幅広く、…心和む作品である。
 ■発掘/再発見/企画物お勧め
  ●BGOCD-1295 EARL SCRUGGS 『 Live At Kansas State / The Earl Scruggs Revue / Rockin’ ’Cross The Country / Family Portrait』2CD(本体\2,750-)\3,025-

(Live At Kansas State)T For Texas/Bound In Jail All Night Long/Rambling ‘Round Your City/Sally Gooding/Most Likely You Go Your Way (And I’ll Go Mine)/Carolina Boogie/Everybody Wants To Go To Heaven/You Ain’t Going Nowhere/Both Sides Now/Good Woman’s Love/Bugle Call Rag/Foggy Mountain Breakdown

(The Earl Scruggs Revue)If I’d Only Come And Gone/Tears/Some Of Shelley’s Blues/It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry/Step It Up And Go/Back Slider’s Wine/Down In The Flood/Love In My Time/Holiday Hotel/Come On Train/Salty Dog Blues/Station Break

(Rockin’ ’Cross The Country)Travelin’ Prayer/My Tennessee Mountain Home/Good Morning Sundown/I Shall Be Released/Will The Circle Be Unbroken/King Blue/Are My Thoughts With You/Silver Eagle/I Just Can’t Seem To Care/Be My Woman Tonight/Back Door Lover, Ain’t Got No Cover

(Family Portrait)Tall Texas Woman/(A) Mansion On The Hill/Tomorrow Is A Long Time/Daydream/Know My Needs/Watching The River Flow/Train To ‘Frisco/Lady In The First Degree/Wooden Nickels/One Man Show

 アール・スクラッグスがフラット&スクラッグス解散後に息子たちと結成したアール・スクラッグス・レビューの4枚のアルバムを集めたコンピレーション入荷。絶頂期のバッサー・クレメンツとアンクル・ジョッシュの凄いプレイが聞ける『Live At Kansas State』はアール・スクラッグス・レビューの1972年作ライブ盤、ブルーグラスを創ったその一人が、こだわりなくロックとの共生を模索している姿勢、そのゴールデン・トーンと音を創ろうとする指先に込められた衝動は学ぶべきだろう。『The Earl Scruggs Revue』(1973)ではアールが子供の頃、母親に「メロディが判るように弾きなさい。」とアドバイスを受けるきっかけとなった"Step It Up And Go"や"Salty Dog Blues"やニッティ・グリッティ・ダート・バンドがクロウハンマーバンジョーとロックを融合させた"Some of Shelley's Blues"やボブ・ディラン。『Rockin’Cross The Country』(1974)はデラニー&ボニーのボニー・ブラムレットが全面参加でスワンプロック風味に絡むスクラッグスとアンクル・ジョッシュのドブロ最高。知る人ぞ知るバンジョーインスト"Silver Eagle"のゴールデン・トーンとタイミングを是非、聞いて欲しい。 
  ●DDCD-00721 V.A.『Constant Sorrow: A Tribute To Ralph Stanley』CD(本体\2,450-)\2,695-

(Ralph Stanley II)Katy Daly/(Jeff Bates)I Think I'll Just Go Away/(Marty Raybon and Sonya Isaacs)Constant Sorrow/(Jeff & Sheri Easter)Going Up Home To Live In Green Pastures/(The Lewis Tradition)Dad's Ole Rocky Field/(Vince Gill and Rebecca Lynn Howard)Pretty Polly/(Charlie McCoy)Little Maggie/(Jimmy Fortune)A Room At The Top Of The Stairs/(Gene Watson)Oh Death/(Nathan Stanley)A Robin Built A Nest On Daddy's Grave/(Ricky Skaggs)Masters Bouquet/(Rhonda Vincent)The Darkest Hour全12曲

 ラルフの孫、ネイサン・スタンレーがプロデュースするカントリースターたちをメインにしたラルフに捧げる2015年リリース作品。全12曲の主役は、ラルフ・スタンレー2世とネイサン・スタンレーの親族ほか、リッキー・スキャッグス、ビンス・ギル&レベッカ・リン・ハワード、ジェフ・ベイツ、マーティ・レイボン&ソニヤ・アイザックス、ジェフ&シェリ・イースター、ザ・ルイス・トラディション、チャーリー・マッコイ、ジミー・フォーチュン、ジーン・ワトソン、そして最後12曲目“Darkest Hour”で最高の演唱を聴かせるロンダ・ビンセント!バックはジュニア・ブランケンシップ(g)、デューイ・ブラウン(f)、ドン・リグスビー(m)、ラルフ・スタンレーII(g)、ミッチェル・バンダイク(bj)
 ■映像おすすめ
  ●HC-1102DVD PETER FELDMANN『50 Years In The Bluegrass』DVD(本体\3,150-)\3,465-

The Coo-Coo Bird/Waves On The Sea/Texas Plains/Stern Old Bachelor/The Gold Rush/Cabin Home On The Hill/Deep Ellem Blues/Lonesome Moonlight Waltz/Roanoke/The Golden West/What’S The Matter With The Mill/High On A Mountain Top/Jesse James

 カリフォルニア・ブルーグラスのパイオニアの一人、ミュージシャンとして又、ヒストリアンとしても知られるピーター・フェルドマンの音楽活動50年記念コンサートの模様を収めた映像作品。フォークリバイバルで一躍注目を集めたクラレンス・アシュレー、カーター・ファミリー、カウボーイ・ソング、ブルーグラス、カントリー・ブルース等々、マイク・シーガーにも通じる、様々なスタイルを披露している。バイロン・バーラインとブレイン・スプルースを迎えたツイン・フィドルによるビル・モンロー・ナンバーは見ごたえあり。
 楽器関連作品
 ■バンジョー
  ●PATUX-339 RANDY BARRETT『Shake Rattle & Roar』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ワシントンDCで活躍するランディ・パレット、スクラッグス・スタイルとクロウハンマー両刀遣いのバンジョー・プレイヤー。オリジナル7曲とアール・スクラッグス"Nashville Blues"、エリック・ワイズバーグが映画『脱出』のサントラ盤で披露していた"Pony Express"、伝説のテキサス・フィドラー、ベニー・トマソンの美しい"Midnight on the Water"という選曲。マーク・シャッツのベースも聞き物。
 ■マンドリン
  ●PC-1183 ALAN BIBEY & WAYNE BENSON『Mandolin Chronicles』CD(本体\2,450-) \2,695-

Owensboro Train/Sweet Dixie/Black Friday/Waltz For Pamela/Wintergrass/Another Night/Surfside/Pilgrim'S Knob/Now'S The Time/Wilkes County Breakdown/Crazy Creek全11曲

 アラン・バイビーとウェイン・ベンソンという当代随一の超テクニシャンによるコラボレーション。サポートはロン・スチュアート(f,bj)、ハロルド・ニクソン(bs)、ワイアット・ライス(g)。  モンロー・フレーズをモチーフに掛け合いが楽しい二人の共作を皮切りにオリジナルからモンローの未発表曲、チャーリー・パーカーのカバー他、10曲のインストと1曲のボーカル物"Another Night"ではサードタイムのラッセル・ムーアを迎えて。バイビーの'23年7月9日のフラワーポット・インレイのロイド・ロアとベンソンのファーン・パターンのポスト・ロアのビンテージ・マンドリンの聞き比べも楽しめる。
 ■フィドル
  ●RH-01 RANDY HOWARD『Survival of the Fiddlist』CD(本体\2,750-)\3,025-

Ga. Camp Meeting/Benny Was A Good Man/Play It Like Kenny/It's A Long Wayto Ireland/King's Road/Can't Make a Living on Sandy Land/John Hardy  他全12曲

 1999年、38歳という若さで他界した天才フィドラー、ランディ・ハワード、史上最年少でユニオン・グローヴのワールド・チャンピオンに選ばれ、スコッティ・ストーンマンの記録を破る8回のナショナル・チャンピオン獲得など、コンテスト・フィドラーとして最高の栄誉に輝いている。が、1度として有名バンドに在籍することもなく、ナッシュヴィルのセッション・フィドラーとしてその短い生涯を終えた彼の本当の凄さは、日本では殆ど知られることもなく今日に至っている。ナッシュビル録音に度々名前を見かけるスーパー・フィドラー、キャシー・キアボラ・バンドでの活躍を中心に数々のセッションを熟している。実際、ナッシュビルに数多い凄いフィドラーの中でも光っていた一人である。初めてのソロ・アルバムは従って、と言うか、当然バックも豪華だ。ランディー自身がフィドルの他、マンドリンを3曲とリード・ギターを2曲で聞かせる他は、ベラ・フレックが5曲でホットなバンジョー、ブレント・トリィット(クラスター・プラッカーズ)のマンドリン、ロイ・ハスキー・ジュニアのベース、キャシー・キアボラのリズム・ギターの5人である。スリルに満ちた素晴らしいブルーグラス・インスト集のフィドル作品だ。在庫の有るうちにどうぞ。
 ■ベース
  ●COMP-4323 VICTOR WOOTEN『Live in America』CD2枚組(本体\2,450-)\2,695-

 ベラ・フレック&フレックトーンズのエレキ・ベーシストで、そのテクニックでは圧倒的な高い評価を持 つ、ビクター・ウートンの2001年リリース2枚組ライブ作品。ナッシュビルでは知られた音楽一家、ウートン家の天 才ビクター、日本食好きの、いつまでたってもスターらしくない好漢である。ブッツィー・コリンズやマー カス・ミラーといった大物ゲストを迎えたライブで、ノリノリのファンクからバカテク・エレベを堪能させ てくれる。
 ■ハーモニカ
  ●BGOCD-1329 CHARLIE MCCOY 『The Real McCoy / Charlie McCoy / Good Time Charlie / The Fastest Harp In The South』 2CD(本体\2,750-)\2,970-

 ナッシュビルのトップ・スタジオ・ミュージシャンの集合体として活躍したエリア・コード615、ベアフット・ジェリーのメンバーとして活躍、フラット&スクラッグス、オズボーン・ブラザーズ等、ブルーグラスとも馴染みの深いハーモニカの第一人者、チャーリー・マッコイがモニュメントに残した初期のアルバムを収録したコンピレーション。  ナッシュビルの最高のミュージシャン達と創り上げたインストルメンタル作品。 
 ■教則おすすめ
  ●DVD---SG29 MIKE SEEGER『Early Southern Guitar Styles』DVD2枚組(本体\6,900-)\7,590-(3時間25分、 解説書、タブ譜PDFファイルにて収録)

 教則でありながら米国南部初期ギター・スタイルが一目瞭然に紹介されるワークショップとして 見るだけでも値打ちのマイク・シーガーの教則映像作品。先に紹介しているの2007年作CD『Early Southern Guitar Sounds』(SF-40157 \2,695-。ムーンシャイナー誌今年8月号でライナーノーツ翻訳あり)の 映像編として製作されたギターの歴史に関する秀作。19世紀後半のパーラー・ギター・スタイルか ら、ブルー・リッジ地方のスタイル、フラットピック/ジミー・ロジャース、メイベル・カーター・ス タイル、フィンガーピッキン/カントリー・ラグタイム&ブルース/スライド・ギター、ボトル ネックそれぞれの基本や典型、発展型など、25曲が23種類の戦前ビンテージ・ギターによって演じ られる。さすが、マイク・シーガー、最高の歴史家/教育者、そしてエンターテイナーである。
 楽器、その他……
  ●MISC-0007 REMO『Banjo Head』(本体\3,500-)\3,850-**************************************************************************
 ブルーグラススタンダード、レモ社のバンジョー・ヘッド。バンジョー・ヘッドのベストセラー。
 輸入雑誌
 ■バンジョー・ニューズレター誌
  ●BNL-20/04 2020年4月号 \970-

 カバーストーリーはチェコのプラハから世界に向けて良質のバンジョーやマンドリンを提供するプルカ・ブルーグラス・インストルメンツ。トム・アダムスTAB譜"Brakeman's Blues"、スクラッグス・コーナーTAB譜"Down The Road"、初心者コーナーTAB譜"Gentle On My Mind"他。
  ●BNL-20/03 2020年3月号 \970-

 カバー・ストーリーはクラシックバンジョー奏者、ジョー・モーリーに捧げた『Mozart of the 5-String Banjo: The Joe Morley Project』をリリースしたアバンギャルド・ジャズ・バンジョー奏者=アーロン・ジョナ・ルイス、タブ譜"Walk Round"、エリック・ワイズバーグ・パート2、イギリス人バンジョー奏者=ジェイミー・フランシス。スクラッグス・コーナーは1988年のジャム音源から"Some Old Day"他。
 ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
  ●BU-20/04 2020年4月号 \1,100-
  ●BU-20/03 2020年3月号 \1,100-

 
恒例の楽器特集号、ボジョア・ギター、エルクホーン・マンドリン、オーストラリアのメイトン・ギター、ストレイト・アップ弦、ハフマン・ギター他。
  ●BU-20/02 2020年2月号 \1,100-

 ドブロの新たな可能性を広げるロブ・アイクス、IBMAアワード年間最優秀新人とギターの2部門を獲得した注目のビリー・ストリングス、トラッド・グラスのニュースター=キャロライナ・ブルー、ベラ・フレック主宰のブルーリッジ・バンジョー・キャンプ、バレンタイン・ディに因んでケニー&アマンダ・スミス、ウェイン&クリスティン・スコット・ベンソン他ブルーグラス界のおしどり夫婦特集他。
 月刊『ムーン・シャイナー』
  1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス専門誌。日米ブルーグラスのホットな話題から、音楽の真髄を探求する月刊誌。

■定期購読:1年\6,400-
       半年\3,500-

 お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。
  ●MS-3706 2020年4月号 (通巻438号)\550-(税込)

 「私が選んだ音楽仲間: ローリー・ルイスが語るコラボレーションの魔術」、全国ブルーグラス・フェスティバル年間スケジュール、レオナ& J.P.のキッチン・カー、オーストラリアのブルーグラス風景 第一回、How To Play Bluegrass #16バンジョーTAB譜 “Big Country"、ビル・エマーソン インタビュー Part 5 、歌を手掛かりに知る、もう一つのアメリカの姿『アメリカは歌う』書評、ケン・バーンズ『カントリー・ミュージック』から学ぶカントリー音楽の歴史A、梅ナカ教室の皆さんから「ありがとうサブさん! 」、学生ブルーグラスプロファイル#81岡田 拓明、成田勝浩のロンサム・エアポート第百七十九話「無駄」、レコード・レビュー、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバル他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
  ●MS-3705 2020年3月号 (通巻437号)\550-(税込)

 2019年発表レコード総括、スタンレー・ブラザーズのラジオ番組のレア音源復活!!、日本人離れした「好き」の全開ぶり(サブさん夫妻のあり方から考えた、日本のブルーグラス界での女性の立ち位置)、ひいらぎ、札幌の音楽発信基地、How To Play Bluegrass “Hit Parade Of Love”、「私がブルーグラスについて知っている2、3の事柄」第2回「70年代初期に現れたカントリー・ロックシンガーソングライターその中に見え隠れするブルーグラスを探る?」、ゴースト・シュガー、True Life Bluegrass U~Pure & Simple開催に寄せて、ビル・エマーソン インタビュー Part 4、ケン・バーンズ『カントリー・ミュージック』から学ぶカントリー音楽の歴史@、成田勝浩のロンサム・エアポート第179話、学生ブルーグラスプロファイル#80 川上桜、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバル他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
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