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    B.O.M.Newsletter #474
  2020年3月15日
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目   次

今月のハイライト   1  
 新入荷ダイジェスト   2  
   3   (ブルーグラス新入荷)
   4  (オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷)
   5  (映像新入荷)
新入荷作品解説   6  
   7  ■ブルーグラス新入荷
   8  ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
   9  ■カントリー・ポップ新入荷
   10  ■発掘・編集最新入荷
   11  ■日本のアーティスト
   12  ■映像新入荷
最近作/お勧め作、再入荷   13  
   14  ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
   15  (ムーンシャイナー3月号レビュー紹介作品)
   16  ■ブルーグラス最近作/お勧め作
   17  ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作
   18  ■カントリー、ポップお勧め
   19  ■発掘/再発見お勧め
   20  ■映像おすすめ
楽器関連作品   21  
   22  ■バンジョー
   23  ■マンドリン
   24  ■フィドル
   25  ■ギター
   26  ■ドブロ
   27  ■オートハープ
   28  ■教則おすすめ
 楽器、その他……   29  
輸入雑誌   30  
   31  ■バンジョー・ニューズレター誌
   32  ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
 月刊『ムーン・シャイナー』   33  
B.O.M.ご利用方法   34  


 今月のハイライト
  ●RCSI-1177 V.A.『THE JOHN HARTFORD FIDDLE TUNE PROJECT VOLUME 1』CD(本体\2,450-)\2,695-

Tennessee Politics/Calhoun County/Old Beveled Mirror/Running Board Waltz/Little Country Town/Don Brown And The Boys/John Rice/On Guitars, The Ends Of New Fingers Get Sore/Long White Road/The Old Man’s Drunk/Heartache What To Do/How Can We Love/Just Enough Room To Turn Around/Every Hour On The Hour/The Half-Price Hornpipe/Over At The Side Of The Road/Evening Farewell全17曲

 ジョン・ハートフォードのオリジナル・フィドル曲を演ずるプロジェクトの第一弾。ジョン・ハートフォード・ストリング・バンド名義でグラミー賞にノミネートされた『Memories of John』(RC-125 \2,695-)や楽譜集『John Hartford’s Mammoth Collection of Fiddle Tunes』(BOOK-JHM \7,480-)に大きな役割を果たし、ジョンの音楽的遺産を引き継ぐマット・コムと娘のケイティ・ハートフォード・ホーグの共同プロデュース、現在のブルーグラス、アコースティック・シーンの名うてのミュージシャンを集めて、オールドタイム・フィドルからニューグラス・ムーブメントを主導したジョン・ハートフォードの音楽スタイルが継承されています。カバー写真は写真家チャールズ・セトンによる1970年代中頃のイリノイ州エヴァンストンにあるアメージングレース・コーヒーハウスでショット。参加ミュージシャンはマット・コムズ、ブリタニー・ハース、ティム・オブライエン、メーガン・リンチ・チャニング、ケイト・リー・オコナー、フォレスト・オコナー、シエラ・ハル、マイク・コンプトン、トリスタン・スクロギンズ、ロニー・マックーリー、ドミニク・レスリー、ヤン・ファブリキウス、アリソン・ブラウン、シャッド・コブ、ノーム・ピケニー、クリス・エルドリッジ、クリス・シャープ、ジョーダン・タイス、マーク・ハワード、レイチェル・コームズ、ポール・コワート、デニス・クラウチ、マイク・バブ、クリスティン・アンドレアセン。
 新入荷ダイジェスト
 (ブルーグラス新入荷)
  ●SMM-1014 LAURIE LEWIS『and Laurie Lewis』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ローリー・ルイスの最新作は多彩なゲストを招いてデュオでのパフォーマンスを集めた企画アルバム。子供の頃から知っているというモリー・タトル(g)とカーター・ファミリー"You Are My Flower"を皮切りに、トッド・フィリップス(bs)とはボブ・ウィリス"Baby, That Would Sure Go Good"、ケイト・ウルフの片腕として歌心有るプレイが魅力のニナ・ガーバー(g)を迎えて60年代から活躍するフォークシンガー、ロザリー・ソレルス(1933-2017)の沁みる"My Last Go-Round"、盟友、キャシー・キャリックとはローリー作"Old Friend"、長年のパートナー、トム・ロザムとはモンロー・ブラザーズのバージョンによる"Will The Circle Be Unbroken”他。
  ●ROU-00579 SIERRA HULL『25 Trips』CD(本体\2,600-) \2,860-

 ブルーグラスからスタートして革新的なマンドリン・スタイルをボーカルを武器に新たな音楽をクリエイトし続けるシエラ・ハル、グラミーにノミネートされた前作『Weighted Mind』(ROU-9166)に続くラウンダーからの第4作。「このアルバムがどのカテゴリーに属するのかは本当にわかりませんが、ジャンルの重要性がますます減っていると思います。私にとって本当に重要なことは、自分が自分であると自分自身を信じることと、自分の声と心を可能な限り誠実な方法でそこに置くことです。」(シェラ・ハル談)彼女の多様な音楽性を目の当たりにした。
  ●MH-18262 SIDELINE『Breaks To The Edge』CD(本体\2,450-)\2,695-

 昨年のIBMAアワード年間最優秀ソング"Thunder Dan"受賞したサイドライン、マウンテン・フィーバーから3枚のアルバムをリリース後、マウンテンホームに移籍して2作目、通算5作目。畳み掛けるようなリズムでハイロンサムなメロディを歌い上げる分厚いサウンドに乗った"Digging My Own Grave"を皮切りにジョン・ワイズバーガー、カール・ジャクソン、ブリンク・ブランクマン等、実力派のソングライターの作品に加えて、オールド・ファンには嬉しいコニー&ジョーの"Roll On Blues"、スティーブ・ウォーリナーの"Crash Course In The Blues"ではスキップのギター・プレイ他、楽器のよるバトルが聞き物。超ド級、野球なら大リーグ、ボクシングならヘビー級のブルーグラス。
  ●RCSI-1177 V.A.『THE JOHN HARTFORD FIDDLE TUNE PROJECT VOLUME 1』CD予価(本体\2,450-)\2,695-

 ジョン・ハートフォードのオリジナル・フィドル曲を演ずるプロジェクトの第一弾。ジョン・ハートフォード・ストリング・バンド名義でグラミー賞にノミネートされた『Memories of John』(RC-125 \2,695-)や楽譜集『John Hartford’s Mammoth Collection of Fiddle Tunes』(BOOK-JHM \7,480-)に大きな役割を果たし、ジョンの音楽的遺産を引き継ぐマット・コムと娘のケイティ・ハートフォード・ホーグの共同プロデュース、現在のブルーグラス、アコースティック・シーンの名うてのミュージシャンを集めて、オールドタイム・フィドルからニューグラス・ムーブメントを主導したジョン・ハートフォードの音楽スタイルが継承されています。
  ●PC-1236 FLASHBACK『Blues Around My Cabin』CD(本体\2,450-)\2,695-

 J.D.クロウ&ニューサウスの1995年リリースでグラミー賞にノミネートされた名作『Flashback』のリリース20周年の際に録音当時のメンバー、J.D.(bj)、リチャード・ベネット(g)、ドン・リグスビー(m)、フィル・レッドベター(d)、カート・チャップマン(bs)でリユニオン、その後、J.D.の引退を受けてスチュアート・ワイリック(bj)を加えてフラッシュバックとしてバンドをスタート、『Foxhounds & Fiddles』(2017)、『Denver Snow』(2018)に続く3作目。詳細、次号にて。
  ●MFR-200100 KRISTY COX『No Headlights』CD(本体\2,450-)\2,695-

 オーストラリアの女性ブルーグラス・シンガー、クリスティ・コックス、マウンテン・ホームのサブ・レーベル、ピスガリッジで2枚のアルバムをリリース、マウンテン・フィーバー移籍後、『Ricochet』(mfr-180119)に続く第2作。ジェイソン・ローラー(g,f)、ジャスティン・モーゼス(m,d)、マイク・バブ(bs)、アーロン・マクダリス(bj)に加えて作品も提供しているスティールドライバーズのタミー・ロジャースとジェリー・サリーがコーラスで参加。"Finger Picking Good"では同じくオーストラリアのフィンガーピッキングの達人、トミー・エマニュエルをたっぷりフィーチャーしているのも嬉しい。
  ●DSR-201901 RICK FARIS『Breaking In Lonesome』CD(本体\2,450-)\2,695-(入荷遅れの見込み)

 サム・ブッシュ・バンドのギター&ボーカルを務めるステーブ・モージンが主宰、人気女性フィドル&ボーカルのベッキー・ブラーを擁するダーク・シャドー・レコーディングスの最新作はスペシャル・コンセンサスのギター&ボーカルのリック・ファリスのソロ・プロジェクト。カンサス生まれで、チャンピオン・フィドラーの父、ボブ・ファリスと共にファリス・ファミリーとして活動というキャリア。本作では兄弟のエディ・ファリス(bs)、ジャスティン・モーズ(bj)、ローラ・オールショー(f)、ハリー・クラーク(m)を基本バンドに、リックの妻に捧げたというスウィンギーな"Honeybabe"ではバンド・リーダーのグレッグ・ケイヒル(bj)が小粋なソロを披露。
  ●TGE-69093 JEFF PARKER & COMPANY『Time Has Made a Change』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ケンタッキー生まれでロンサム・リバー・バンドやデイリー&ビンセントでシュアなマンドリンとボーカルで人気を集めたジェフ・パーカー、共同プロデュースにニューサウスのギター&ボーカルを長年務めたリッキー・ワッソンを迎えたソロ・プロジェクト。気持ちの良いストレートなブルーグラス。
 (オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷)
  ● ROU-00808 THE STEELDRIVERS『Bad For You』CD(本体\2,600-)\2,860-

 クリス・ステイプルトンとゲイリー・ニコルスというサザンロックやブルース、リズム&ブルースといったルーツ系の要素を取り入れたソウルフルでスピリッツ溢れるボーカリストを擁して伝統的なブルーグラス以外のマーケットで大成功を修めたスティールドライバーズの5作目。ナッシュビルのアンダーグランド・シーンで活躍したベテランの集まりで、超絶テクニックを駆使したプログレッシブ系や所謂、ジャムバンド系ブルーグラスとは一線を画した大人の音創り。ロック魂溢れるシャウトするボーカルがブルーグラスでは有りそうで無かったのが新鮮。 
  ●TIKI-017 AARON JONAH LEWIS『Mozart of the Banjo: the Joe Morley Project』CD(本体\2,750-)\3,025-

 バンジョーニュースレター3月号の表紙を飾ったアーロン・ジョナ・ルイスによるクラシックバンジョー奏者、ジョー・モーリーに捧げた作品。古色蒼然とした古き良き時代のバンジョー音楽。
  ●LB-1998 LAURA BOOSINGER『Down the Road』CD(本体\2,750-)\3,025-

 クロウハンマー・バンジョー奏者でもあるローラ・ブージンガー。オールドタイムをレパートリーにしつつもポップ・シンガー顔負けの広がりを持った美声を、クラスター・プラッカーズの音を創ったスタッフが盛り上げる。"Dixie Darling"他のカーター・ファミリー曲からスタンダード・ジャズ風曲、"Tom Dula"や"Fly Around My Pretty Little Miss"などの伝承曲まで幅広く、…心和む作品である。
 (映像新入荷)
  ●BBR-MULLINS JOE MULLINS & RADIO RAMBLERS『ENTERTAINER OF THE YEAR』DVD予価(本体\3,150)\3,465-

 詳細、次号にて。  *******************************************************************************************************************************
 新入荷作品解説
 ■ブルーグラス新入荷
  ●SMM-1014 LAURIE LEWIS『and Laurie Lewis』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ローリー・ルイスの最新作は多彩なゲストを招いてデュオでのパフォーマンスを集めた企画アルバム。子供の頃から知っているというモリー・タトル(g)とカーター・ファミリー"You Are My Flower"を皮切りに、トッド・フィリップス(bs)とはボブ・ウィリス"Baby, That Would Sure Go Good"、ケイト・ウルフの片腕として歌心有るプレイが魅力のニナ・ガーバー(g)を迎えて60年代から活躍するフォークシンガー、ロザリー・ソレルス(1933-2017)の沁みる"My Last Go-Round"、盟友、キャシー・キャリックとはローリー作"Old Friend"、長年のパートナー、トム・ロザムとはモンロー・ブラザーズのバージョンによる"Will The Circle Be Unbroken”他。
  ●ROU-00579 SIERRA HULL『25 Trips』CD(本体\2,600-) \2,860-

Beautifully Out Of Place/Middle Of The Woods/How Long/25 Trips/Ceiling To The Floor/The Last Minute/Escape/Poison/Waiting/Everybody's Talking/Envy/Less/Father Time全13曲

 ブルーグラスからスタートして革新的なマンドリン・スタイルをボーカルを武器に新たな音楽をクリエイトし続けるシエラ・ハル、グラミーにノミネートされた前作『Weighted Mind』(ROU-9166)に続くラウンダーからの第4作。共作含む全曲オリジナル。自身のプロデュースでボーカル&マンドリンに加えてエレキ・マンドリン、ギター、テナー・ギター、マンドラ、オクターブ・マンドリン、ツアーを共にするイーサン・ジョズィウィック(bs)、マイク・シール(g)、アレックス・ハーグリーブス(f)、クリスチャン・セドルマイヤー(f)等、同世代のミュージシャンに加えて、夫でマルチ・インストルメンタリストのジャスティン・モーズ、ステュアート・ダンカン(f)、ビクター・クラウス(bs)、ブライアン・サットン(g)、ポール・フランクリン(pedal steel)、モリー・タトル、ロニー・ボウマン、ロン・ブロック他がゲスト参加。アコースティックの響きを活かした広がりのある音世界に加えて、パーカションを加えた創造力溢れる展開も魅力。「このアルバムがどのカテゴリーに属するのかは本当にわかりませんが、ジャンルの重要性がますます減っていると思います。私にとって本当に重要なことは、自分が自分であると自分自身を信じることと、自分の声と心を可能な限り誠実な方法でそこに置くことです。」(シェラ・ハル談)彼女の多様な音楽性を目の当たりにした。
  ●MH-18262 SIDELINE『Breaks To The Edge』CD(本体\2,450-)\2,695-

Digging My Own Grave/Return To Windy Mountain/Crash Course In The Blues/Someone Like You/Your Selfish Heart/Roll On Blues/I'll Live Again/Square Dance Town/Twister (Devil's Dance)/Amy/Southern Wind/Down In The Willow Garden全12曲

 昨年のIBMAアワード年間最優秀ソング"Thunder Dan"受賞したサイドライン、マウンテン・フィーバーから3枚のアルバムをリリース後、マウンテンホームに移籍して2作目、通算5作目。長年、メインストリーム・ブルーグラスを牽引してきた元サードタイム・アウトのスティーブ・ディリング(bj)と元マウンテン・ハートのジェイソン・ムーア(bs)、ファミリーバンドのチェリーホームズでいきなりIBMA年間最優秀エンターテイナーに輝いたスキップ・チェリ―ホームズ(g)等が一時はロードをセミ・リタイアした形で始まったサイドライン、ノース・キャロライナ州立大学出身のベイリー・コウ(g)とETSUのブルーグラス学科出身のトロイ・ブーン(m)とダニエル・グリーソン(f)という面々。畳み掛けるようなリズムでハイロンサムなメロディを歌い上げる分厚いサウンドに乗った"Digging My Own Grave"を皮切りにジョン・ワイズバーガー、カール・ジャクソン、ブリンク・ブランクマン等、実力派のソングライターの作品に加えて、オールド・ファンには嬉しいコニー&ジョーの"Roll On Blues"、スティーブ・ウォーリナーの"Crash Course In The Blues"ではスキップのギター・プレイ他、楽器のよるバトルが聞き物。ゆったりとしたテンポでじっくりとコーラスを聞かせる"Someone Like You"。これぞコンポラ・ソリッドという趣向の"Your Selfish Heart"は何処か懐かしさを覚える。超ド級、野球なら大リーグ、ボクシングならヘビー級のブルーグラス。
  ●PC-1236 FLASHBACK『Blues Around My Cabin』CD(本体\2,450-)\2,695-

John Henry Holliday/Will You Fold My Flag For Me/Dixon Farm/Take Me To The River/Tater Valley Chimes/God Sees Me/This Old Town/Just Dreamin'/Virginia In The Springtime/Queen Of The Bar Room/When The Blues Come Around My Cabin Door
 J.D.クロウ&ニューサウスの1995年リリースでグラミー賞にノミネートされた名作『Flashback』のリリース20周年の際に録音当時のメンバー、J.D.(bj)、リチャード・ベネット(g)、ドン・リグスビー(m)、フィル・レッドベター(d)、カート・チャップマン(bs)でリユニオン、その後、J.D.の引退を受けてスチュアート・ワイリック(bj)を加えてフラッシュバックとしてバンドをスタート、『Foxhounds & Fiddles』(2017)、『Denver Snow』(2018)に続く3作目。詳細、次号にて。
  ●MFR-200100 KRISTY COX『No Headlights』CD(本体\2,450-)\2,695-

Yesterday's Heartache/The One Who Makes Her Cry/No Headlights/Everyday Man/Train/The One I Wanna Be/Finger Picking Good (feat Tommy Emmanuel)/So Many Rainy Days/Running Circles 'Round Your Memory/Hole In My Heart全10曲

 オーストラリアの女性ブルーグラス・シンガー、クリスティ・コックス、マウンテン・ホームのサブ・レーベル、ピスガリッジで2枚のアルバムをリリース、マウンテン・フィーバー移籍後、『Ricochet』(mfr-180119)に続く第2作。ジェイソン・ローラー(g,f)、ジャスティン・モーゼス(m,d)、マイク・バブ(bs)、アーロン・マクダリス(bj)に加えて作品も提供しているスティールドライバーズのタミー・ロジャースとジェリー・サリーがコーラスで参加。"Finger Picking Good"では同じくオーストラリアのフィンガーピッキングの達人、トミー・エマニュエルをたっぷりフィーチャーしているのも嬉しい。
  ●DSR-201901 RICK FARIS『Breaking In Lonesome』CD(本体\2,450-)\2,695-

If the Kansas River Can/Hate's Decree/Mississippi Steamboat Blues/Stoneman's Raid/Wrong Done Right/Breaking in Lonesome/The Wedding Couple/Never Is a Long Time/Honeybabe/Matthew and Mark's Wisdom/How Long/Faith in Man全12曲

 サム・ブッシュ・バンドのギター&ボーカルを務めるステーブ・モージンが主宰、人気女性フィドル&ボーカルのベッキー・ブラーを擁するダーク・シャドー・レコーディングスの最新作はスペシャル・コンセンサスのギター&ボーカルのリック・ファリスのソロ・プロジェクト。カンサス生まれで、チャンピオン・フィドラーの父、ボブ・ファリスと共にファリス・ファミリーとして活動というキャリア。本作では兄弟のエディ・ファリス(bs)、ジャスティン・モーズ(bj)、ローラ・オールショー(f)、ハリー・クラーク(m)を基本バンドに、リックの妻に捧げたというスウィンギーな"Honeybabe"ではバンド・リーダーのグレッグ・ケイヒル(bj)が小粋なソロを披露。
  ●TGE-69093 JEFF PARKER & COMPANY『Time Has Made a Change』CD(本体\2,450-)\2,695-

Southern Wind/What About You/Dixieland or Bust/He Guides My Life/While Endless Ages Roll/You Can't Break My Heart/A Memory of You/Carolina Line/Wrong/Time Has Made a Change in Me全10曲
ケンタッキー生まれでロンサム・リバー・バンドやデイリー&ビンセントでシュアなマンドリンとボーカルで人気を集めたジェフ・パーカー、共同プロデュースにニューサウスのギター&ボーカルを長年務めたリッキー・ワッソンを迎えたソロ・プロジェクト。今年、60歳を迎えるジェフが23歳でETSU出身でクリアーなテナー・ボイスのコリン・レイを新たなパートナーに迎えてパーカー&レイ・ショーとして始動、ここでもジム&ジェシーの"A Memory of You"他4曲で素晴らしいリード・ボーカルを披露。モアヘッド州立大学のケンタッキー伝統音楽センター出身のアンティ・ブラウンがベース。アラン・バイビー&ブルーリッジ、ドイル・ローソン&クイックシルバー他を渡り歩いたジョーイ・コックスのJ.D.クロウ、サミー・シーラーを髣髴させる王道バンジョーとロニー・スチュアートがフイドルで参加。タイトル・カットは古いサザン・ゴスペル・ナンバー他、ブルーグラスの作法に則った印象的なオリジナル曲に加えてジェフ・パーカーお得意のカントリー・ソングのブルーグラス・アレンジ気持ちの良いストレートなブルーグラス。
 ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
  ●ROU-00808 THE STEELDRIVERS『Bad For You』CD(本体\2,600-)\2,860-

Bad For You/The Bartender/12 O'Clock Blues/I Choose You/Falling Man/Forgive/Glad I'm Gone/Innocent Man/Mama Says No/Lonely And Being Alone/When A Heart Breaks全11曲

 クリス・ステイプルトンとゲイリー・ニコルスというサザンロックやブルース、リズム&ブルースといったルーツ系の要素を取り入れたソウルフルでスピリッツ溢れるボーカリストを擁して伝統的なブルーグラス以外のマーケットで大成功を修めたスティールドライバーズの5作目。11曲中10曲を提供(共作含む)しているタミーロジャース(f)、クラスター・プラッカーズやローランド・ホワイト・バンドでも知られるリチャードベイリー(bj)、同じくクラスター・プラッカーズやアリソン・クラウス、ディキシー・チックスのツアー・バンドとして又、エンジニアとしても有能なブレント・トゥリット(m)、マイクフレミング(bs)、新加入のケルビン・ダムレル(g)という面々。ナッシュビルのアンダーグランド・シーンで活躍したベテランの集まりで、超絶テクニックを駆使したプログレッシブ系や所謂、ジャムバンド系ブルーグラスとは一線を画した大人の音創り。ニューグラス・リバイバルから現在はドゥビー・ブラザーズにも参加しているジョン・コーワン以来のロック魂溢れるシャウトするボーカルがブルーグラスでは有りそうで無かったのが新鮮。 
  ●TIKI-017 AARON JONAH LEWIS『Mozart of the Banjo: the Joe Morley Project』CDCD(本体\2,750-)\3,025-

 バンジョーニュースレター3月号の表紙を飾ったアーロン・ジョナ・ルイスによるクラシックバンジョー奏者、ジョー・モーリーに捧げた作品。古色蒼然とした古き良き時代のバンジョー音楽。
  ●LB-1998 LAURA BOOSINGER『Down the Road』CD(本体\2,750-)\3,025-

 クロウハンマー・バンジョー奏者でもあるローラ・ブージンガー。オールドタイムをレパートリーにしつつもポップ・シンガー顔負けの広がりを持った美声を、クラスター・プラッカーズの音を創ったスタッフが盛り上げる。"Dixie Darling"他のカーター・ファミリー曲からスタンダード・ジャズ風曲、"Tom Dula"や"Fly Around My Pretty Little Miss"などの伝承曲まで幅広く、…心和む作品である。
 ■カントリー・ポップ新入荷
  ●721-4571 JAMES TAYLOR『American Standard』CD(本体\2,450-)\2,695-

 70年代シンカー・ソングライターのブームで登場して以来、全世界でアルバム・セールス1億枚以上、5度のグラミー受賞とアメリカン・ミュージック史に多大な足跡を残すジェームス・テイラー、5年ぶりとなる初の全曲スタンダード・カバー集。スチュアート・ダンカン (vln)ジェリー・ダグラス (dobro)、ヴァクター・クラウス (upright-b)の名前があるのがブルーグラス・ファンには嬉しい。ジェームス・テイラーの特徴的なアコースティック・ギターがたっぷりフィーチャーされているのも聞き物。
 ■発掘・編集最新入荷
  ●KCD-646 RENO & SMILEY『A Variety of Country Songs』CD(本体¥2,450-)¥2,695-

I'm Gone, Long Gone/Always Be Kind To Your Mother/There's Another Baby Waiting For Me Down The Line/Springtime In Dear Old Dixie/Never Get To Hold You In My Arms Anymore/I Can Hear The Angels Singing/If It Takes Me A Lifetime/Old Home Place/It's Grand To Have Someone To Love You/I Could Cry/Your Tears Are Just Interest On The Loan/Since I've Used My Bible For A Roadmap全12曲

 ご存知レノ&スマイリー、1959年リリースの名盤の復刻。後に西海岸のデビッド・ネルソン等のピストル・パッキンママが取上げる"I'm Gone, Long Gone"やセイクレッドのスタンダードのアンサーソング"Since I've Used My Bible For A Roadmap"等、お馴染みの曲の数々、スマイリーの伸びやかで豊かな歌声にレノのスタイリッシュなテナーとバンジョーが絡む。
 ■日本のアーティスト
  ●FJSP-384 高石ともやとザ・ナターシャ・セブン『1972 コンサート KBS KYOTO INCREDIBLE TAPES』3CDセット(本体\3,800-)\4,180- 

 元KBS京都、伝説のディレクター、川村輝夫氏が制作、保管していた秘蔵の音源から高石ともやとザ・ ナターシャ ・ セブン1周年リサイタル (1972年2月6日、京都・シルクホール(司会:山崎弘士 アナウンサー)、 3時間に渡るその模様をMCまで漏らすことなく3枚組の CD に編集。オンエア用に録音された6ミリのマザーテープからの音源。高石ともや、金海孝寛、城田じゅんじ、という初期の編成に加えてゲストで人気 カントリーシンガー、諸口あきらが4曲に参加。高石ともや、 川村 輝夫元KBS京都ディレクター最新インタビュー掲載。
  ●RCSI-1153 FRETLAND『1st』 CD (本体\1,389-)\1,528-

Voice of Calling Sun(N.Kido)/Dreams written(S.Takenaka)/Sprout! written(N.Kido)/Blacksburg(Y.Arita)/Once in Heaven(S.Takenaka)

 鬼怒無月、有田純弘、竹中俊二、、、日本を代表する三人の凄腕ギタリストによるフレットランドのデビュー作。ブルーグラスにルーツを持ち、森山良子のツアーをはじめライブやレコーディングで活躍、洗足学園大学ジャズコースで教鞭を執る、本誌でもお馴染みの有田。プログレッシブ・ロックをルーツにジャズ、ロックの枠を越えて前衛音楽、クラシック、タンゴ等々、幅広い音楽性で知られる鬼怒。実家がジャズ喫茶を営む豊かな音楽環境で育ち、ジャズ、ロック、ソウル、クラシック、ブラジル音楽にも造詣が深く、話題の女性ジャズシンガー、ギラ・ジルカをはじめ、多くのアーティストのサウンドプロデュースを手掛ける竹中の3人が意気投合。有田のバンジョーもフィーチャーして、世界レベルを目指すアコースティック・ギター・トリオとして活動を開始。ライブではデビッド・グリスマンの初期の名曲"Fish Scale"を取上げ、グリスマンのドウグ、ベラ・フレック等の推し進めるブルーグラスかに端を発した新しいアコースティック音楽に通じるアプローチも見られる。フュージョン風味の"Voice of Calling Sun"から有田がバンジョーに持ち替えて美しいメロディを優しいトーンで奏でる"Dreams"、一転してファンキーな"Sprout!"、ワイアットのリズム・ギターが入ったらそのままトニー・ライス・ユニットという趣の"Blacksburg"、ギターの響きをじっくり聞かせるとい趣の"Once in Heaven"。
 幅広い曲調で巧みなアレンジを施して、彼等の世界へ引き込まれる。ムーンシャイナー誌2016年4月号に特集記事有り。
  ●RCSI-1175 小寺拓実『SUNSET GLOW』CD(本体\2,315) \2,547-

 昨年(2018年)、ウィンフィールドのバンジョー・コンテストで2位入賞の快挙を成し遂げた小寺拓実、今年3月にレコーディング、構想から含めて1年半かけて創り上げたソロ・アルバム。2017年にジョージア州サバナミュージック・フェスティバルのアコースティックミュージックセミナーで同世代の優れたミュージシャンとの交流をきっかけに日本の音楽仲間と自信を持って世界に発信できる音楽を創り上げるという目標が結実、安永一平(m)、塚田慎太郎(g)、永田徹(f)、手島昭英(bs)を基本バンドに彼のメンターで本作のディレクターも務めた有田純弘(bj,g)、山田拓斗(f)、戸松研人(piano)、クリス・シルバースタイン(bj)という面々。箱根フェスでレコーディング・メンバーで1曲のみ披露した"New String Waltz"他、6曲のオリジナルに加えて、ブルーサイド・ロンサムとの"I'm Blue, I'm Lonesome">永田とのフィドル&バンジョー"Forked Deer"、有田とのバンジョー・デュオによるモーツアルトのピアノソナタ ハ長調 K. 545 、4弦バンジョーをスリー・フィンガー・スタイルにアレンジしたハリー・リーサー"Lollypops"4曲のカバー。
 ■映像新入荷
  ●BBR-MULLINS JOE MULLINS & RADIO RAMBLERS『ENTERTAINER OF THE YEAR』DVD予価(本体\3,150)\3,465-

 詳細、次号にて。 
  ●QLDVD6697 NITTY GRITTY DIRT BAND『Greatest Hits Live』DVD(\2,750-)\3,025-

High Horse/Home Again In My Heart/Long Hard Road/Partners, Brothers, Friends/Cadillac Ranch/Dance Little Jean/Randy Lynn Rag/Mr Bojangles/(STELLA PARTON)Standard Lie #1 & Danger of a Stanger/(GUS HARDING)Walls of Tears &All Tangled Up

 フォーク、カントリー・ロック、ブルーグラスとジャンルを跨って多大な足跡を残し、ロック、ポップ、カントリーのチャートでヒット曲を持つニッティ・グリッティ・ダートバンド、フロリダ州オーランドのチャーチストリートステーションシアターでの1984年のライブ・パフォーマンスを収めた映像作品。ゲストにステラ・パートンとガス・ハーディングを迎えての共演。
 最近作/お勧め作、再入荷
 ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
 (ムーンシャイナー3月号レビュー紹介作品)
  ●ROU-00681 DARIN & BROOKE ALDRIDGE『Inner Journey』CD(本体\2,450-)\2,695-

 3年連続だIBMAアワードの最優秀女性ボーカル受賞のブルックと夫のダリン・オルドリッジの夫婦デュオ。共同プロデュースにリッキー・スキャッグス&ケンタッキーサンダーのマーク・フェインを迎えてのラウンダー・デビュー作。 "When You Love Someone" (ブライアン・アダムス), "Teach Your Children" (クロスピー・スティルス・ナッシュ&ヤング), スウェーデン出身の女性フォークデュオ=ファースト・エイド・キットの "Emmylou" 等のカバーを収録。 
  ●MH-1820 GINA FURTADO PROJECT『I Hope You Have a Good Life』CD(本体\2,450-)\2,695-

 バージニア州フロント・ロイヤル出身、クリス・ジョーンズ&ナイト・ドライバーを離れて、自らのユニットで活動を始めた女性バンジョー・プレイヤーで瑞々しい感性のシンガー&ソングライターとしても才能を発揮するジーナ・ファタード(旧姓クロウズ)の新プロジェクト。
  ●VHR-19001 BRENNEN LEIGH & NOEL McKAY『McKay and Leigh』CD(\2,650)\2,915-

 カーパーファミリーですばらしいマンドリンを弾いていた女性ブレネン・リー(m,g)と男性ギタリストのノエル・マッケイの男女デュオ作品。テキサス州オースティンからノース・キャラライナのど田舎に拠点を移して活動中。ふたりのマンドリンとギターに、フィドルやバンジョーも加えてオシャレでノスタルジックなアコースティック・ルーツ・デュオ秀作。ジミー・マーチン"Losing You"のカバーも秀逸。
  ●PATUX-339 RANDY BARRETT『Shake Rattle & Roar』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ワシントンDCで活躍するランディ・パレット、スクラッグス・スタイルとクロウハンマー両刀遣いのバンジョー・プレイヤー。オリジナル7曲とアール・スクラッグス"Nashville Blues"、エリック・ワイズバーグが映画『脱出』のサントラ盤で披露していた"Pony Express"、伝説のテキサス・フィドラー、ベニー・トマソンの美しい"Midnight on the Water"という選曲。マーク・シャッツのベースも聞き物。
  ●SPCD1408 IAN & SYLVIA TYSON『The Lost Tapes』2CD(本体\3,100-)\3,410-

 カナダのフォーク・デュオ、イアンとシルビア、1970年の大阪万博のカナダ館での演奏は今でも語り草、フォーク&アメリカーナの先駆者としてニューヨークのグリニッジビレッジとカナダのトロントのヨークビルで行われた60年代初期のフォークシーンで有名になりました。196年のニューポートフォークフェスティバルのヘッドライナーでした。イアンの作曲した"Four Strong Winds"は多くのミュージシャンがカバーされています。ニューヨークとナッシュビルのミュージシャンを用いてカントリーロックの先駆けとなった録音を残しています。2019年のはじめ頃、シルビアは屋根裏部屋に古い1/4インチアナログテープの箱を発見しました。これは1970年代初期のスタジオ・ライブの録音でした。彼らののクラシックの多くを含む、これまでにリリースされていない20曲を超える録音には、アルバムには含まれなかった曲のが含まれていました。この作品はシルビアがカナダのソングライターの殿堂入りを記念して2枚組CDとしてリリースされました。これでイアンとシルビアの両方がカナダ音楽殿堂入りしました。
 ■ブルーグラス最近作/お勧め作
  ●PATUX-311 DANNY PAISLEY & THE SOUTHERN GRASS 『That's Why I'M Lonesome』CD(本体\2,450-)\2,695-

 父親、ボブ・ペイズリーがテッド・ランディと共に創り上げた、ペンシルバニア、メリーランド地区の南部からの移住者が持ち込んだブルーグラスの伝統を引き継ぐダニー・ペイズリー&サザン・グラス、パタクセント移籍第3弾となる最新作。2016年にIBMAアワード年間最優秀男性ボーカルに選ばれたマウンテン・ソウルたっぷりの歌いっぷりは益々、円熟味を増している。"I’ve Never Been So Lonesome"等、父親ボブ・ペイズリーのカバー、マール・トラビス、マール・ハガード、ジョージ・ジョーンズのブルーグラス・アレンジ、最も初期のフラット&スクラッグスのラジオ・ショー音源で知られる"Rainbow of my Dreams"やカールメストーリーのブルーグラス・ゴスペル等々、ゴイゴイのトラッド・ブルーグラスを聞かせる。ラストはロンダ・ビンセントを迎えて死刑囚と恋人とのやりとりを切々と歌い上げる。
  ●ROU-00638 BILLY STRINGS 『Home』CD(本体\2,450-)\2,695-

 昨年のIBMAアワード、最優秀新人とギター・プレイヤーのダブルで受賞したビリー・ストリングスの2枚目となるスタジオ録音盤で、ラウンダーからのデビュー作。ミシガン州生まれで、現在はのナッシュビルを拠点としてアクティブに活躍。従来のブルーグラスの領域を広げてパンク、カントリー、フォークロックの要素で再構築、オリジナルなサウンドを創り上げています。モリー・タトルと並んで最も注目されるブルーグラス・シーンから登場した素晴らしい才能です。
  ●PC-1235 DALE ANN BRADLEY & TINA ADAIR『Oh Darlin'』CD(本体\2,450-)\2,695-

 グラミーにノミネートされた女性スーパーバンド、シスター・セイディのデイル・アン・ブラッドレイとティナ・アディアが子供の頃から親しんできた名曲の数々をデュエットする企画アルバム。
  ●BBR-1092 DONNA ULISSE 『Time For Love』 CD(本体\2,450-)\2,695-

 2016年のIBMA年間最優秀ソングライターに選ばれたドナ・ユリシー、新興ビリー・ボーイ・レコード移籍第一弾。全13曲中10曲のオリジナルに加えて50年代のポピュラーソングでカントリーではパッツィ・クラインで知られる"Seven Lonely Days"やオーストラリア出身のフォークグループ、シーカーズのヒット曲で日本ではニューサウスリバイバルがカバーしていた"I'll Never Find Another You"も秀逸。
  ●EMG-10225 RONNIE BOWMAN CD(本体\2,450-)\2,695-

 90年代のブルーグラス・シーンを席巻したロンサム・リバー・バンドのリード・ボーカリストとして又、カントリーのメジャーヒットも手掛けるソングライターとしても知られるロニー・ボウマンの最新作。アコースティック・カントリーといった趣の自作曲と渋めのブルーグラス曲カバーという構成がオーセンティック・ブルーグラスにも嬉しい。デル・マッカリーとダン・ティミンスキーとのコーラスでジミー・マーチンの"Hit Parade Of Love"他、超一級プレイヤーを従えたお馴染みのブルーグラス・スタンダードの素晴らしさもさることながら、バラエティに富んだ曲調を見事に唄い分けるオリジナル曲も素晴らしい。
  ●MFR-191025 VOLUME FIVE 『For Those Who Care to Listen』CD(本体\2,450-)\2,695-

 バージニア州ウィリスを本拠地に活動するブルーリッジ系ブルーグラス、ボリューム・ファイブ、2010年のデビュー以来、コンスタントにラジオのチャートの上位に持ち曲を送り込んできた彼等の通算9枚目。2017年にはIBMAの最優秀新人と"I Am a Drifter"が年間最優秀ソングに選ばれている。グレン・ハレル(f,v)を中心にパットン・ウェイジス(bj)、ジェイコブバーレソン(g)、ジェフ・パーティン(d,bs)にアダム・ステフィ(m)というメンバー。
  ●MH-1693 DONNA ULISSE『Breakin' Easy』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ドナ・ユリッシー、メジャー・カントリーデビューの経験を持ちながらブルーグラスのシンガー&ソングライターとして活躍中のドナのマウンテン・ホーム、2017年リリースのブルーグラス作品。ドイル・ローソンのプロデュース、ジョッシュ・スイフト(d)、グレッグ・デイビス(bj)、ハリー・クラーク(g,m)、ティム・サレット(bs)他のメンバーがサポート。全12曲中、ドティ・ウェストの1964年の大ヒット曲"Here Comes My Baby Back Again"とブランドン・リックマンの"I'm In A Hurry To Go Nowhere"を除く10曲がドナのオリジナル。ブルーグラスの作法に則った様々な曲調が楽しめる。
  ●ROU-610065 PO' RAMBLIN BOYS 『Toil Tears & Trouble 』CD(本体\2,450-)\2,695-

 黄金時代のブルーグラスを再現したようなワンマイクを駆使したオールド・ファッションなスタイルでトラッド・ブルーグラス・ファンのみならず、そのエネルギッシュなパフォーマンスで、若いプログレッシブなストリングバンド音楽ファンからも支持されているというポーランブリン・ボーイズのラウンダー・デビュー盤。
  ●ROU-00620 BLUE HIGHWAY『Somewhere Far Away - Silver Anniversary』 CD(本体\2,450-)\2,695-

 IBMAアワードを始めとして数々の受賞歴を誇るブルー・ハイウェイ自身のプロデュースによる最新作『Somewhere Far Away:Silver Anniversary』。ティム・スタッフォード(g)、ウェイン・テイラー(bs)、ショーン・レイン(m,f)、ジェイソン・バールソン(bj)という創立メンバー(ロブ・アイクスのみ2015年に脱退)が25年の歳月をかけて創り上げたオリナル・サウンドの集大成。本作では西部をテーマとした12曲のオリジナル曲。
  ●PC-1234 WILLIAMSON BRANCH『Classy. Sassy. Bluegrassy.』CD(本体\2,450-)\2,695-

 80年代からレッド・ウィングというバンドで父親のジェリーと共にPAを積んで各地のフェスを回っていたケビン・ウィリアムソンの素晴らしいファミリー・バンド、ウィリアムソン・ブランチのパインキャッスルからのセカンド。子供達の成長と共にバンドとして成熟している。
  ●JW-316 JEFF WHITE『Right Beside You』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ユニオン・ステーション、ビンス・ギル・バンド、チーフタンズ等、超一級サイドメンとして活躍するジェフ・ホワイト、なんと18年ぶり、自費制作の最新ソロ第3作。 C.クッシュマン、M.クリーブランド、V.ギル、R.マッカーリー、D.ティミンスキ、J.ダグラス、A.クラウスほか、気心の知れたバンド仲間たちと入魂の最高級のブルーグラス。
  ●REB-1103 SELDOM SCENE『Live at Cellar Door』CD(本体\2,450-)\2,695-

 初期セルダムシーンが最も充実していた時の2枚組ライブLPがデジパックの新しいジャケットで再発売。最後までアンチ・ナッシュビルを貫き通して、商業主義とは違うところでプロフェッショナルを貫き通したジョン・ダッフィのショーマンぶりとジョン・スターリングの卓越したボーカル、マイク・オールドリッジのドブロの概念を変えた革新的なプレイ等、完璧なアンサンブルで、都会の大人向けブルーグラスを完成させた究極のライブ。長年、DC地区でDJを務めたケイテイ・デイリーのライナーノーツを加えたデジパックで新登場。
  ●RCSI-1120 BROOKE & GEORGE BUCKNER『So Far from Forgetting: Mountain Ballads, Gospel and Banjo Tunes from North Carolina』CD(本体\2,450-)\2,695-

 昨年、宝塚フェスにも参加してくれるパックナー・ファミリーのカーリー・メイの両親、ブルック&ジョージ・バックナー唯一のアルバム。アール・スクラッグス本人に「君の右手が欲しい」と云われたという、知る人ぞ知るスクラッグス・トーンを再現し得る数少ないひとり、ジョージと愛妻ブルック・ウィンザーによるアパラチアのピッキンパーティそのままの限りなく手作りの、肩の凝らない暖かい家庭の味がするホームメイドミュージックの大秀作。
  ●CMH-8627 JIM & JESSE『Jim & Jesse Today!』CD(本体\2,450-)\2,695-

Colorado Calling Me/It's A Little More Like Heaven/Johnny B. Goode/Where Do We Go From Here/Are You Tired Of Me My Darling/Mandolin Man/Rider In The Rain/First Step/Truck Stops And Pretty Girls/Those Brown Eyes/Magic Little Garden 全11曲

 ジム&ジェシーが1980年に発表したアルバムのCD化。ヴァージニア・ボーイズのヴェテラン、アレン・シェルトンとヴィック・ジョーダン、ふたりのバンジョー、フィドルにはブレイン・スプラウスを配し、ウェルドン・マイリック(d)、ジミー・キャップス(g)、バディ・ハーマン、ウィリー・アッカーマン(dr)、ビリー・リンネマン(bs)といったスタジオ・エースを加えてのセッション。50年代、60年代のキャピトル、エピックでの作品群、あるいは80年代後半以降のラウンダーやパインキャッスルでの作品ほどには語られることのない、オールド・ドミニオンあるいはCMHでのジム&ジェシーではあるが、いろんなソースからのマテリアルを独特のハーモニーとハード・ドライヴィング・サウンドで、自分たちのブルーグラスに仕立て続けている彼らのこと、このアルバムでも常に代わらぬ安定したジム&ジェシー・サウンドを聴かせてくれる。
  ●REB-1788THE LILLY BROTHERS & DON STOVER『What Will I Leave Behind』CD(本体\2,450-)\2,695-

I Would Not Be Denied/In A Little Village Churchyard/On My Way To Glory/What Will I Leave Behind/What Would The Profit Be/Will You Meet Me Over Yonder/I'll Live On/I Need The Prayers Of Those I Love/On The Sunny Side Of Life/The Dying Boy's Prayer/The Great Reaping Day/I Have Found The Way 全12曲

 2002年にIBMA名誉の殿堂入りを果たしたリリー・ブラザーズとドン・ストーヴァーが73年に発表したゴスペルの逸品のCD化。モンロー・ブラザーズ以降のブラザー・デュオ・トラディションを見事に継承した、ヒルビリー・テイスト満点の鄙びたコーラスと、ドンのダイナミックなバンジョー、エヴァレットの独特のフィーリングに満ちたマンドリン。ファースト・ジェネレーションの、ブルーグラスにかける熱いハートがひしひしと伝わってくる名盤のひとつだ。
  ●RCSI-1173 GREGG WELTY 『Community』CD(本体\2,450-)\2,695-

 「これが現在のブルーグラス・コミュニティの全て!!」、ブルーグラス・シーンで第一線で活躍する50人のパフォーマーと30のスタジオを巡って、3年がかりで完成、これまでで最大のブルーグラス・プロジェクトという触れ込みでリリースされた作品。ブルーグラスの作法に則ったソリッドなパフォーマンスのオンパレード、フェスのパーキングロットで若い活きの良いブルーグラッサーたちが繰り広げるホットなセッションをそのままパッケージしたような、ブルーグラスの醍醐味を捉えた素晴らしい作品。
 ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作
  ●ROU-00770 DELLA MAE『Headlight』CD(本体\2,450-)\2,695-

 2009年にボストンから登場した女性ブルーグラス・バンド。全編キーボード、エレキギター、オルガン、ドラムを取り入れたブルーグラスの呪縛から解き放たれたような音創り。男性優位の音楽シーンを混乱させるという野望を持って、デラメイというブルーグラスによく登場する女性名をバンド名にしたという彼女達の新境地。 
  ●DITTY-009 ERYNN MARSHALL & CARL JONES『Old Tin』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ゲイラックスを本拠に活躍する夫婦デュオ、エリン・マーシャル(f,viola,g)とカール・ジョーンズ(g,m,bj)。トラッド曲を中心に二人のオリジナル曲、ハンク・ウィリアムスの"Cause My Sweet Love Ain't Around"ノーマン&ナンシーに通じる上質で格調高いオールドタイム音楽が楽しめる。
  ●TTMR389652 THE HADEN TRIPLETS『Family Songbook』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ジャズ・ベーシストの巨匠、チャーリのー・ヘイデンの三つ子による姉妹、ペトラ、ターニャ、レイチェルによるヘイデン・トリプレッツ、2014年にライ・クーダー・プロデュースでリリースしたセルフ・タイトルのデビュー作に続くセカンド・アルバム。エミルー・ハリスが取上げて有名な"Wayfaring Stranger"やカーター・ファミリー"Wildwood Flower"、モンロー・ブラザーズ"What Would You Give"、映画『オーブラザー』でエミルー・ハリス、アリソン・クラウス、ギリアン・ウェルチが共演した"Pretty Baby(Didn't Leave Nobody But The Baby)"、"I'll Fly Away"等々。
  ●PATUX-338 SOUTH CAROLINA BROADCASTERS『Home to Stay』CD(本体\2,450-)\2,695-

カーター・ファミリーの雰囲気を湛えるオールドタイムストリングバンド、サウス・キャロライナ・ブロードキャスターズのパタクセント第一弾で第6作目。オールドタイムやアーリー・カントリーの名曲をリファイン、ブルーグラス寄りの曲も織り交ぜながら、聞きやい形で味わい深く聞かせてくれる。古い音楽へのリスペクト溢れたお勧め作品。
  ●BCD-15699 GORDON LIGHTFOOT 『Did She Mention My Name/back Here On Earth』CD\(本体\3,100-)\3,410-

 トニー・ライスを初めとして.古くはクリフ・ウォードロン、ティム・オブライエンもカバーしていることで知られるカナダのシンガーソングライター、ゴードン・ライトフットがブレイクした1968年、ユナイテッド・アーティストに残した3枚目のアルバム『Did She Mention My Name』はニューヨークの才人、ジョン・サイモンのプロデュース、続く68年の『Back Here On Earth'』はナッシュビル録音のアコースティックなサウンド。J.D.クロウやクリフ・ウォードロンがカバーした"Did She Mention My Name"やトニー・ライスが取上げた"Bitter Green"、よく計算されたアコースティック・ギターのアンサンブルに乗って演じられる。40頁のブックレット付。
 ■カントリー、ポップお勧め
  ●LFM2CD622 EMMYLOU HARRIS & LINDA RONSTADT 『Girl's Night Out』2CD(本体\3,250-)\3,575-

Disc 1:Loving The Highwayman/For A Dancer/Raise The Dead/Icy Blue Heart/The Blue Train/Valerie/It Doesn't Matter Anymore/Blue Bayou/1917/Green Pastures/Orphan Girl/Telling Me Lies/All I Left Behind/Get Up John

Disc 2:Hello Stranger/Sweet Spot/He Was Mine/Sisters Of Mercy/This Is To Mother You/Falling Down/Goin Back To Harlan/Talk To Me Of Mendocino/Heart Like A Wheel/Wheels/Born To Run/Feels Like Home/Rose Of Cimarron/Pancho & Lefty/High Sierra

 エミルー・ハリスとリンダ・ロンスタットによる1998年8月にリリースされたデュオ作品『WESTERN WALL: THE TUCSON SESSIONS』のプロモーション・ツアーのラジオ音源。アリソン・クラウスとコックス・ファミリーもカバーしていたロイ・オービソン"Blue Bayou"、ジョン・ハイアット"Icy Blue Heart"レナード・コーエン"Sisters of Mercy"やブルース・スプリングスティーン"Born to Run"、ジャクソン・ブラウン"For a Dancer"、ケイト&アンナ・マクガリグル"Heart Like a Wheel"、タウンズ・バン・ザント"Pancho & Lefty"に、ギリアン・ウェルチ"Orphan Girl"等、お互いの持ち曲に加えてビル・モンロー"Get Up John"、カーター・ファミリー"Hello Stranger"、スタンレー"Green Pastures"等、ブルーグラス、オールドタイムの名曲を演じているのが嬉しい。
  ●721-506 TANYA TUCKER 『While I'm Livin』CD(本体\2,450-)\2,695-

 祝グラミー受賞。1958年生まれで1972年、13歳の時に『デルタの夜明け』の大ヒットを飛ばした一躍人気歌手の仲間入りをしたタニヤ・タッカーの25枚目となるスタジオ録音盤。プロデュースに先日来、テルライドやニューポート・フォーク・フェスの圧巻のパフォーマンスでカントリー、アメリカーナの分野で存在感を示したブランディ・カーライル(楽曲も提供)とアウトローカントリーの先駆者=ウェロン・ジェニングスの息子であるシューター・ジェニングスをプロデュースに迎えた意欲作。 
  ●771-1729 GEORGE STRAIT 『Honky Tonk Time Machine 』CD(本体\2,450-)\2,695-

 王道、メインストリーム・カントリーを貫くヴェテラン、現在、66歳のジョージ・ストレート、2015年アルバム『Cold Beer Conversation』以来4年ぶり、通算30作目となる最新スタジオ・アルバム。テキサス・スウィング・トラディションとホンキー・トンクを融合させた独自のスタイルで、デビュー以来、45曲のナンバー・ワン・ヒットを記録、国民的なスターの座に君臨し続けている。"God And Country Music"では孫のハーベィ・ストレイト、"Sing One With Willie"ではウィリー・ネルソンとのデュオ。
 ■発掘/再発見お勧め
  ●JSP-77215 V.A.『Mississippi Hillbillies』4CD(本体 \4,500-)\4,950-

 1920年代初頭から1930年代半ばのミシシッピーで活躍したアーリー・カントリーとオールド・タイムの貴重な録音集。映画『オー・ブラザー』で効果的に使われていた"Indian War Whoop"(フロイド・ミン&ヒズ・ヘップ・ステッパーズ)、マイク・コンプトンがノーマン・ブレイクとの最新のデュオ・アルバムで取上げたナーモー&スミス、リチャード・グリーンのアルバム・タイトル曲で取上げた"Sales Tax Toddle"(ネイション・ブラザーズ)、リーク・カウンテイリベラーズやミシシッピーポッサム・ハンターズ等々、南部で人気の有ったストリングバンドの演奏、全12アーティスト、94曲が収められています。
  ●JASMD-3608 V.A.『Bluegrass: That High Lonesome Sound』CD2枚組(本体\2,750-)\3,025-

 アパラチアをはじめ東南部一帯のストリングバンドが一斉に「ブルーグラス」を演奏しはじめた時代、有名無名のフォロワーたちの楽曲が雑多に収められている。ソニー・オズボーンが14歳で1952年に録音した"Uncle Pen"を1曲目に、1953年発売のロウズ・ブラザーズ"Orange Blossom Special"が2曲目、つづいて1960年代に日本盤が出ていたバリア・ブラザーズ、4曲目にはラッキー・チャップマンの"Blue Grass"、なんとジョン・ダッフィによるアグレッシブなマンドリン・インスト!!……などなど。この麗しい!?アーリー・デイズ・オブ・ブルーグラスの雰囲気にどっぷりと浸ることをオススメします!!
  ●SF-40180 THE NEW LOST CITY RAMBLERS『50 Years:Where Do You Come From? Where Do You Go?』CD3枚組(本体\4,800-)\5,280-

 ジョン・コーエン(1932-2019)が亡くなって、マイク・シーカー(1933-2009) トム・ペリー(1928-2017)とオリジナル・メンバーの3人が鬼籍に入り、後から入ったトレイシー・シュワルツだけが残ったニュー・ロスト・シティ・ランブラーズの足跡を集大成した3枚組大作。50年の歴史に終止符を打ったNLCRの残した膨大な音源から選びぬかれた作品と、彼らが範とした先人たち、偉大なオールドタイマーの、未発表音源を含む貴重なフィールド・レコーディングを3枚に集めた全81曲。
  ●SF-40029 DOC WATSON & CLARENCE ASHLEY "1960〜62"CD2枚組(本体\3,450-)\3,795-

Crawdad Song/Sittin' on Top of the World/Free Little Bird/Coo-Coo Bird他全48曲

 ドック・ワトソン発掘の瞬間である。南部アパラチア山脈に伝承されていた音楽をそのまま、収めた貴重な録音だ。当時はまだブルーグラスに影響されない古老たちが伝承音楽を守り続けていた。ここに登場するドック・ワトソンは、現在もそうであるように、キヤロライナの伝統を伝える一人としての純粋な姿勢が素晴らしい。他に、クリント・ハワード、フレッド・プライス、ゲイザー・カールトン、ジャック・バーチェット等々、オールドタイム音楽のみならず米国白人民俗音楽にとって非常に貴重な録音であり、ジャンルを越えて必聴の名盤だ。
 ■映像おすすめ
  ●PC-110D V.A.『Bluegrass Jamboree』DVD\3,025-(本体\2,750-)(48分)

 パインキャッスル・レコードの新旧アーティストの映 像18曲集。1950年代の伝説のクーン・クリーク・ガールズの貴重な映像からデイル・アン・ブラッドリー(g) やディーニー・リチャードソン(bj)、パム・ペリー(dbj) を擁したニュー・クーン・クリーク・ガールズ、レノ&スマイリーの貴重な"I'm Using My Bible for a Roadmap"から、ドン・レノの遺児3人のレノ・ブラザーズ、1980年代と思われるチャビー・ワイズの貴重な2曲 "Lee Highway Blues"ともちろん"Orange Blossom Special"のフェス映像、ビック・ジョーダン(bj)とジム・ブロック(f)を擁した70年代のジム&ジェシー "Freight Train"、今年のIBMA最優秀バンジョーを受賞したクリスティン・スコット嬢の初々しくもシュアな ピッキンで"Rain Please Go Away"を含む3曲、今年のIBMA最優秀ギタリストに輝いた10代のジョッシュ・ ウィリアムズ(m)を擁したスペシャル・コンセンサス"Listening to the Rain"を含む3曲、そしてオズボーン・ブラザーズのステージから故ジーン・ウートン のドブロ"Foggy Mountain Rock"と若いテリー・エルドレッジの"One Tear"からオズボーンがヒット曲"Fastest Grass Alive"と"Rocky Top"でしめるオムニバス映像集。 
 楽器関連作品
 ■バンジョー
  ●SF-40037 V.A.『American Banjo; Scruggs and Three Finger Style』CD(本体\2,450-)\2,695-再入荷

 1957年、世界最初のブルーグラスLPアルバムとして発表された作品は、その前年に若きマイク・シーガーが録音したスマイリー・ホッブス、J.C.サトフィン、ジューニー・スクラッグス、スナッフィ・ジェンキンス、ジョー・スチュアート、ラリー・リチャードソン、ピート・カイケンドール、エリック・ワイズバーグ、マイク・シーガー他15人のさまざまなバンジョー奏者によるスリー・フィンガー・スクラッグス・バンジョー・ スタイルへの軌跡を記録した貴重な作品。オリジナルLPに16曲のオマケ付き。 
  ●PATUX-339 RANDY BARRETT『Shake Rattle & Roar』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ワシントンDCで活躍するランディ・パレット、スクラッグス・スタイルとクロウハンマー両刀遣いのバンジョー・プレイヤー。オリジナル7曲とアール・スクラッグス"Nashville Blues"、エリック・ワイズバーグが映画『脱出』のサントラ盤で披露していた"Pony Express"、伝説のテキサス・フィドラー、ベニー・トマソンの美しい"Midnight on the Water"という選曲。マーク・シャッツのベースも聞き物。
  ●ROU-3626 BELA FLECK & ABIGAIL WASHBURN CD(本体\2,450-)\2,695-(歌詞付き)

 ムーンシャイナー2015年の1月号と2月号の連載「IBMA基調演説全訳」で吐露されたベラ・フレックのブルーグラス愛、そしてバンジョー愛に、ベラを見直された方も多いのではないでしょうか? 彼が妻のアビー・ウォッシュバーンと、「3.11」を念頭に創られ曲を含む全編バンジョーのみで、愛息ジュノのために愛情いっぱい込めて創られたフレック家の宝物のような、あらゆるジャンルを超えて音楽好きな人すべてに贈る素晴らしく嬉しい絶対のお勧め作品。
  ●PATUX-319 VICTOR FURTADO 『Dellorto Island』CD(本体\2,450-)\2,695-

Rattletrap/Candy Girl/Rusty/Dance All Night with a Bottle in Your Hand/Elzic's Farewell/Branches and Vines/Grub Springs/Denver Belle/Clifftop Belle/If I Should Wander Back Tonight/The Indian Song/Dellorto Island/Sugar Hill/Heart of Gold/The Bear Chase/Tirth

 祝スティーブ・マーチン賞受賞!!超絶テクニックによるメロディク・クロウハンマーバンジョー奏者、ビクター・ファータドのソロ名義ではパタクセントからの2作目。ネイト・リース(f)、ダニー・ナイスリー(g)、エリ・ワイルドマン(m)、ショーン・ニューマン(bs)等を迎えて現在進行形オールドタイムの若者たちのシーンを垣間見るには打ってつけのアルバム。
 ■マンドリン
  ●REB-8009 V.A.『True Bluegrass: Mandolin』CD(本体\1,800-)\1,980-

 ブルーグラスのインディーズの老舗、レベル社とカウンティ社の豊富の音源からマンドリンのインストルメンタルを選りすぐったコンピレーション作品。カウンティ盤のビル・モンロー、レッド・レクター、ハーシャル・サイズモア、ドイル・ローソン等、超ベテランから、アラン・バイビー、デンプシー・ヤング、ジミー・グッドロウ、ラリー・ライス、ブッチ・バルダサリ、スコット・ネビア他、有名曲満載です。 
  ●ACD-84 THE DAVID GRISMAN SEXTET CD(本体\2,450-)\2,695-

 1976年、日本のブルーグラスファンに衝撃を与えた来日公演(ムーンシャイナー誌2016年5〜6月連載大特集!各\500-)を果たしたデビッド・グリスマン・クインテット。それから40年を記念した2016年リリース、同じジャケットデザインで聴かせる第11作。本作もブルーグラスはもちろんハッピーなフィドルチューン的発想からなにやら悲しげなジプシーやユダヤという背景を背負ったヨーロピアンムード、またマンドリンバンジョーを使ったラグタイムっぽいアーリージャズ、カリビアンなボサノバ……、ドウグのメロディセンスとスピリットは健在だ。
 ■フィドル
  ●PATUX-315 FIVE MILE MOUNTAIN ROAD CD(本体\2,450-)\2,695-

 耳に馴染みの深いフィドル・チューンを中心に聞かせるオールド・タイム・ストリング・バンド。"Dixie""Under the Double Eagle""Billy in the Lowground"等有名曲やギド・ターナー&スキレットリカーズ"Rocky Pallet"やチャーリー・プール"Milwaukee Blues"、トミー・ジャレルでお馴染みの"Sugar Hill"、ボブ・ウィルス"Lily Dale"、スタンレー・ブラザーズの"Next Sunday Darling is My Birthday"等々、ウェスタン・スウィング、ブルーグラスの名曲も織り交ぜて分かり易く演じている。フィドル・ファン、ブルーグラス・ファン、グッド・オールド・ミュージック・ファンにお勧め。
 ■ギター
  ●CCCD-0217 GEORGE SHUFFLER & LAURA BOOSINGER『Mountain Treasures』 CD(本体\2,450-)\2,695-

 クロス・ピッキング・ギターのオリジネイターとして名を残す大ヴェテラン、ジョージ・シャフラー(当時78歳)と、クロウハンマー・バンジョーを弾きながらトラッド・ソングに新しい生命を吹き込みつづけるローラ・ブージンガーという、なんとも珍しいコンビによる2003年リリース作品。2002年にウェスタン・ノース・キャロライナの音楽的遺産を伝える学校教育の一環としてローラの提案でジョージ・シャフラーが協力、このプロジェクトが誕生した。ローラのスムーズなヴォーカルと、ジョージの年輪を感じさせる渋い声そしていつもながらのギター。収録曲はお馴染みのアパラチアン・トラッドを中心に、ジョージのユニークなクロスピッキングとローラのクロウハンマーでインストで聞かせるカーター・ファミリーの"Little Annie"やビル・モンロー"Little Georgia Rose"、ショージの素朴なボーカルとプレイの端々にブルース風味も加味されたギターにローラの心地よいコーラスが重なる"Will The Circle Be Unbroken"、ローラがクレイトン・マクミチェンの録音から学んだという"Grave In The Pines"他、全編二人のデュオで聞かせる特別な作品。 
  ●CO-3512 V.A. 『Old Time Mountain Guitar, 1926-1931』 CD(本体\2,450-)\2,695-

 かつて、多くの音楽ファンを狂喜させたカウンティーLP500シリーズでも、最も多くの音楽ファンに受け入れられた一枚がCD化された。今や楽器の代表となったギターも、前世紀のパーラー・ギター・ブームに始まり、今世紀はじめに米国の山間部や南部に至ったギターがアパラチアの貧しい白人達の間でいかに扱われていたか、その一端を知る事が出来る素晴らしいコンピレーションである。ロイ・ハービー、サム・マッギー、フランク・ハッチソン等々、白人ミュージシャンが聴かせるインストを中心にしたギター奏法の数々は、トラビス・スタイル等が完成される以前の様々なフィンガーピッキン・スタイルを聴く事が出来る。ギターの歴史に興味ある人にもお勧めの名盤だ。
 ■ドブロ
  ●RC-121 JOSH GRAVES『Just Joshin'』CD(本体\2,450-)\2,695-

Leading in the Hound Dog/We're Gonna Have a Ball/Somehow Tonight/Dobro Rhumba/Right Before My Eyes/Old McDonald's Farm/When You're Lonely 他全15曲
1963年にコットンタウン・ジュビリー・レコードから発表されたきわめて珍しい「アンクル」・ジョッシュ・グレイブスと「カズン」・ジェイク・ターロック(1922-1988)、フラット&スクラッグスのコメディ・ルーティンを担当した2人名義のアルバムが、ジョッシュ・グレイブスの希望でレッド・クレイから3曲の未発表ドブロ・インスト録音を含めて、初のCD化である。バックにはカーティス・マクピーク(bj)やチャビー・ワイズ(f)、セドリック・レインウォーター(bs)らを伴って、ジョッシュのリード・ボーカルにジェイクのテナー(ソロの「マクドナルドの農場」含む)、そして6曲のドブロ・インストで構成された貴重な作品の初CD化だ。 
 ■オートハープ
  ●PATUX-329 BRYAN BOWERS BAND『Woodland Dream』CD(本体\2,450-)\2,695-

 70年代から活躍する革新的なオートハープ奏者でシンガーソングライター、ニューグラス・リバイバルやセルダム・シーンとの共演でも知られるブライアン・バワーズの最新作。5ストリングバンジョーで革新的な奏法を開発したアール・スクラッグスと同様に、オートハープでメロディクなスタイルを創造したブライアン・バワーズ(autoharp, mandolincello,g,v)。
 ■教則おすすめ
  ●HL-195621 『Masters of the Mandolin: 130 of the Greatest Bluegrass and Newgrass Solos』 (本体\3,450-)\3,795-

 ブルーグラスとその周辺のマンドリン音楽の歴史的名演を集めたマンドリン・タブ集の決定版、ビル・モンローからサム・ブッシュ、クリス・シーリー、デイブ・アポロンやジェスロ・バーンズ、等、ブルーグラス以外も網羅した全130曲。以前にデビッド・ピータースの手書きによる私家版をベースに編集、ライブテープ音源は同じアーティストの公式録音に差し替えられ、全てのタブ譜について、より正確に採譜し直されている。インストのみならずサム・ブッシュのニューグラス・リバイバル時代や、ドイル・ローソンのブルーグラス・アルバム・バンドの歌物の間奏や渋いところでハーシャル・サイズモア"Rebecca"、ドイル・ローソン"Georgia Cracker"、ボビー・クラーク"Red Wing"、ローランド・ホワイト、リッキー・スキャッグス等々、誰もがあこがれた曲が取上げられているのが嬉しい。タブ譜のみ。全192頁。持ってて安心の1冊。
  ●RCSI-1148 MIKE COMPTON & NORMAN BLAKE『Gallop to Georgia:Play The Tunes of Narmour & Smith』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ナッシュビル・ブルーグラス・バンド、ジョン・ハートフォード・ストリングバンドやデビッド・グリアとのデュオを通じてモンロー・スタイルのマンドリンを突き詰めて、自らのスタイルを確立したマイク・コンプトンの最新作はノーマン・ブレイクの抜群のバックアップを得て、1930年代に活躍したミシシッピーのフィドル&ギター・デュオ、ナーモー&スミスのレパートリーを取り上げた全編マンドリン・ソロで聞かせる意欲作。ミシシッピー州キャロル・カウンティで活躍したナーモー&スミスはダンス曲、ワルツ、ラグタイム、ブルース等、幅広いレパートリーで知られ、あたり曲"Charleston #1"は大好評を得て、続編がいくつも発売されるという人気ぶりだったという。ここでのコンプトンの愛器ギルクリストを駆使したプレイはフィドルの弓の動きになるべく近づける様な手首の動きによるピッキングは特筆すべき。以前の印象で圧倒的な音圧の中低音の太い音色を活かしたプレイが印象的だったが、ここでは高音の柔らかな響きが耳に優しい。アンクル・ペンを通じてビル・モンローも親しんでいたであろうと思われる"Heel & Toe""Kiss Me Waltz""Carroll County Blues"、フィドルのボウイングのリズムをキープするのに並々ならぬ集中力を払ってるという印象の"Mississippi Breakdown"、古色蒼然とした懐かしいメロディが印象的なチャールストン・シリーズ。バックに徹して的確なベースランとメロディの行方を導くようなストロークで見事に補完するノーマン・ブレークの職人技は特筆すべき。ジョン・ハートフォードが晩年に目指した古くて新しいストリングバンド音楽を見事に引き継ぐコンプトンの新境地をお楽しみください。
  ●RCSI-1148B Mike Compton & Norman Blake『TAB BOOK Gallop to Georgia:PlayThe Tunes of Narmour & Smith』BOOK(本体\3,800-)\4,180-

 上記作品のマンドリンタブ集。モンロー・スタイルのマンドリンを突き詰めたマイク・コンプトンの新境地、ノーマン・ブレイクのバックアップを得て全編マンドリン・ソロで聞かせる意欲作にチャレンジしてみて下さい。
  ●BOOK-JHM 『John Hartford’s Mammoth Collection of Fiddle Tunes』フルカラー176頁(本体\6,800-)\7,480-

 ジョン・ハートフォードが生前に書き溜めた176曲のオリジナル・フィドル・チューンの楽譜と60点に及ぶ手描きのスチームボートやリバーライフのデッサンや未公開の写真、親交の深かったマーティ・ステュアート、サム・ブッシュ、ノーマン・ブレイク、マイク・コンプトンやジョンの家族へのインタビュー等々、盛り沢山な内容の豪華本。クラスター・プラッカーズのメンバーとしても知られるプロデューサー&エンジニア、マーク・ハワードと創り上げた美しいオリジナル・インスト作品『Cadillac Rag』(SD-191)やジョン・ハートフォード・ストリング・バンドとの録音でも知られる数々のオリジナル・インスト、とりわけ美しいストリングスのアレンジが印象に残る"Ohio River Rag” “Delta Queen Waltz,” ツイン・フイドルにアレンジされた“Gentle On My Mind”等々。コアなジョン・ハートフォード・ファン必携及びストリングバンド音楽、フィドル音楽ファンにお勧めです。
  楽器、その他……
  ●MISC-0012 =BILL KEITH BANJO STRINGS(本体\900-) \990-

 ビル・キースバンジョー弦限定入荷。特徴は1、2、5弦が同じゲージ。.011 .011 .015 .022 .011(ミディアムゲージ)。4弦ブロンズが珍しい。
 輸入雑誌
 ■バンジョー・ニューズレター誌
  ●BNL-20/03 2020年3月号 \970-

 カバー・ストーリーはクラシックバンジョー奏者、ジョー・モーリーに捧げた『Mozart of the 5-String Banjo: The Joe Morley Project』をリリースしたアバンギャルド・ジャズ・バンジョー奏者=アーロン・ジョナ・ルイス、タブ譜"Walk Round"、エリック・ワイズバーグ・パート2、イギリス人バンジョー奏者=ジェイミー・フランシス。スクラッグス・コーナーは1988年のジャム音源から"Some Old Day"他。
  ●BNL-20/02 2020年2月号 \970-

 映画『脱出』で使われた"Dueling Banjos"他、バンジョー・プレイヤーとして又、マルチ・インストルメンタリストとして数々の功績を残したエリック・ワイズバーグを称えて、彼の足跡と多くの信奉者のコメントを綴ったカバーストーリーとタプ譜"Pony Express""Jesse James"、デイル・アン・ブラッドレイのバンジョー奏者として又、ミュージック・キャンプのインストラクターとしても活躍するマイク・サムナー・インタビュー、スクラッグス・コーナーはアール・スクラッグス・レビュー『Today and Forever』よりモンロー"Blue Moon of Kentucky"他。
 ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
  ●BU-20/03 2020年3月号 \1,100-

 
恒例の楽器特集号、ボジョア・ギター、エルクホーン・マンドリン、オーストラリアのメイトン・ギター、ストレイト・アップ弦、ハフマン・ギター他。
  ●BU-20/02 2020年2月号 \1,100-

 ドブロの新たな可能性を広げるロブ・アイクス、IBMAアワード年間最優秀新人とギターの2部門を獲得した注目のビリー・ストリングス、トラッド・グラスのニュースター=キャロライナ・ブルー、ベラ・フレック主宰のブルーリッジ・バンジョー・キャンプ、バレンタイン・ディに因んでケニー&アマンダ・スミス、ウェイン&クリスティン・スコット・ベンソン他ブルーグラス界のおしどり夫婦特集他。
 月刊『ムーン・シャイナー』
  1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス専門誌。日米ブルーグラスのホットな話題から、音楽の真髄を探求する月刊誌。

■定期購読:1年\6,400-
       半年\3,500-

 お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。
  ●2020年3月号 MS-3705 (通巻437号)\550-(税込)

 2019年発表レコード総括、スタンレー・ブラザーズのラジオ番組のレア音源復活!!、日本人離れした「好き」の全開ぶり(サブさん夫妻のあり方から考えた、日本のブルーグラス界での女性の立ち位置)、ひいらぎ、札幌の音楽発信基地、How To Play Bluegrass “Hit Parade Of Love”、「私がブルーグラスについて知っている2、3の事柄」第2回「70年代初期に現れたカントリー・ロックシンガーソングライターその中に見え隠れするブルーグラスを探る?」、ゴースト・シュガー、True Life Bluegrass U~Pure & Simple開催に寄せて、ビル・エマーソン インタビュー Part 4、ケン・バーンズ『カントリー・ミュージック』から学ぶカントリー音楽の歴史@、成田勝浩のロンサム・エアポート第179話、学生ブルーグラスプロファイル#80 川上桜、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバル他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスの月刊誌です。
  ●2020年2月号 MS-3704 (通巻436号)\550-(税込)

 ムーンシャイナーはこうして始まった、ラマー・グリア逝去で振り返る裏街道なバンジョー、佐々木仁さん追悼、How To Play Bluegrass #14バンジョーTAB譜"Tennessee"Jimmy Martin、今だから聴いてみよう!、サブさん追悼2、ビル・エマーソン インタビュー Part 3、同志社大SMMA創立50周年記念 ブルーブラスOB会レポート、The Story of The Bluegrass Album Banjo、ケン・バーンズ『カントリー・ミュージック』、成田勝浩のロンサム・エアポート第百七十八話「、学生ブルーグラスプロファイル#79 高澤拓夢東北大学ブルーグラス同好会、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバル他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスだけの月刊誌です。
  ●2020年1月号 MS-3703 (通巻435号)\550-(税込)

 サブさん、最後の日々、哀悼するは我にあり"THE LAST THING ON MY MIND"、サブさん追悼、How To Play Bluegrass #13バンジョーTAB譜"Lullaby Of Birdland"(バードランドの子守唄)、ビル・エマーソン インタビュー Part 2、「ブルーグラスについて私が知っている2、3の事柄」第一回-70年代初期に現れた新世代のブルーグラス・グループ達、フォークリバイバル以前、ブルーグラスは都市部にどう伝播し発展したのか第一回ニューイングランド編、アパラチア滞在記2、グランド・オール・オーブリーのテレビ番組復活、成田勝浩のロンサム・エアポート第百七十七話「、学生ブルーグラスプロファイル#78中村唯人(なかむらゆいと)大谷大学、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスだけの月刊誌です。
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