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    B.O.M.Newsletter #473
  2020年2月23日
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目   次

新入荷ダイジェスト    1  
   2 (ブルーグラス新入荷) 
   3  (オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷)
   4  (インスト新入荷)
   5  (カントリー・ポップ新入荷)
   6  (発掘・編集最新入荷)
新入荷作品解説    7  
   8  ■ブルーグラス新入荷
   9  ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
  10   ■インンスト新入荷
  11   ■カントリー・ポップ新入荷
  12   ■発掘・編集最新入荷
最近作/お勧め作、再入荷   13   
  14   ■インスト再入荷
  15   ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
  16   *ラマーグリア追悼
  17   *ビル・エマーソン
  18 *ケンバーンズ『カントリー』 
  19   (ムーンシャイナー2月号レビュー紹介作品)
  20   [2020年グラミー受賞作品]
  21   ■ブルーグラス最近作/お勧め作
  22   *トラディショナル
  23   *コンテンポラリー
  24  *女性ブルーグラス
  25   *ゴスペル
  26   *プログレッシブ
  27    ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作
  28   ■発掘/再発見お勧め
  29   [温故知新]
  30   ■映像おすすめ
  31   ■日本のアーティスト
 楽器関連作品   32   
  33   ■バンジョー
  34   ■フィドル
  35  ■ギター
  36   ■教則、書籍おすすめ
 楽器、その他……   37   
 輸入雑誌  38   
  39   ■バンジョー・ニューズレター誌
  40   ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
 月刊『ムーン・シャイナー』  41   
B.O.M.ご利用方法  42   


 新入荷ダイジェスト
 (ブルーグラス新入荷)
  ●PC-1235 DALE ANN BRADLEY & TINA ADAIR『Oh Darlin'』CD(本体\2,450-)\2,695-

 グラミーにノミネートされた女性スーパーバンド、シスター・セイディのデイル・アン・ブラッドレイとティナ・アディアが子供の頃から親しんできた名曲の数々をデュエットする企画アルバム。
  ●BBR-1092 DONNA ULISSE 『Time For Love』 CD(本体\2,450-)\2,695-

 2016年のIBMA年間最優秀ソングライターに選ばれたドナ・ユリシー、新興ビリー・ボーイ・レコード移籍第一弾。全13曲中10曲のオリジナルに加えて50年代のポピュラーソングでカントリーではパッツィ・クラインで知られる"Seven Lonely Days"やオーストラリア出身のフォークグループ、シーカーズのヒット曲で日本ではニューサウスリバイバルがカバーしていた"I'll Never Find Another You"も秀逸。
  ●EMG-10225 RONNIE BOWMAN CD(本体\2,450-)\2,695-

 90年代のブルーグラス・シーンを席巻したロンサム・リバー・バンドのリード・ボーカリストとして又、カントリーのメジャーヒットも手掛けるソングライターとしても知られるロニー・ボウマンの最新作。アコースティック・カントリーといった趣の自作曲と渋めのブルーグラス曲カバーという構成がオーセンティック・ブルーグラスにも嬉しい。デル・マッカリーとダン・ティミンスキーとのコーラスでジミー・マーチンの"Hit Parade Of Love"他、超一級プレイヤーを従えたお馴染みのブルーグラス・スタンダードの素晴らしさもさることながら、バラエティに富んだ曲調を見事に唄い分けるオリジナル曲も素晴らしい。
  ●MFR-191025 VOLUME FIVE 『For Those Who Care to Listen』 CD(本体\2,450-)\2,695-

 バージニア州ウィリスを本拠地に活動するブルーリッジ系ブルーグラス、ボリューム・ファイブ、2010年のデビュー以来、コンスタントにラジオのチャートの上位に持ち曲を送り込んできた彼等の通算9枚目。2017年にはIBMAの最優秀新人と"I Am a Drifter"が年間最優秀ソングに選ばれている。グレン・ハレル(f,v)を中心にパットン・ウェイジス(bj)、ジェイコブバーレソン(g)、ジェフ・パーティン(d,bs)にアダム・ステフィ(m)というメンバー。
  ●SMM-1014 LAURIE LEWIS『and Laurie Lewis』CD(本体\2,450-)\2,695-(3/23発売)

 ローリー・ルイスの最新作は多彩なゲストを招いてデュオでのパフォーマンスを集めた企画アルバム。子供の頃から知っているというモリー・タトル(g)とカーター・ファミリー"You Are My Flower"を皮切りに、トッド・フィリップス(bs)とはボブ・ウィリス"Baby, That Would Sure Go Good"、ケイト・ウルフの片腕として歌心有るプレイが魅力のニナ・ガーバー(g)を迎えて60年代から活躍するフォークシンガー、ロザリー・ソレルス(1933-2017)の沁みる"My Last Go-Round"、盟友、キャシー・キャリックとはローリー作"Old Friend"、長年のパートナー、トム・ロザムとはモンロー・ブラザーズのバージョンによる"Will The Circle Be Unbroken?"他。詳細次号にて。
  ●MFR-200214 JUNIOR SISK『Load The Wagon』CD(本体\2,450-)\2,695-

Get In Line Buddy/Best Female Actress/Hooked On Bluegrass/Poor Sister Cry/Lily Dale/I'm Going There/Just Load The Wagon/I'm Lonesome and Blue/Lover's Farwell/He Died A Rounder At 21/Mend This Heart of Mine

 正統派トラッド・ブルーグラスの継承者、ジュニア・シスクの最新作。詳細、次号にて。
 (オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷)
  ●ROU-00770 DELLA MAE『Headlight』CD(本体\2,450-)\2,695-

 2009年にボストンから登場した女性ブルーグラス・バンド。全編キーボード、エレキギター、オルガン、ドラムを取り入れたブルーグラスの呪縛から解き放たれたような音創り。男性優位の音楽シーンを混乱させるという野望を持って、デラメイというブルーグラスによく登場する女性名をバンド名にしたという彼女達の新境地。
  ●DITTY-009 ERYNN MARSHALL & CARL JONES『Old Tin』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ゲイラックスを本拠に活躍する夫婦デュオ、エリン・マーシャル(f,viola,g)とカール・ジョーンズ(g,m,bj)。トラッド曲を中心に二人のオリジナル曲、ハンク・ウィリアムスの"Cause My Sweet Love Ain't Around"ノーマン&ナンシーに通じる上質で格調高いオールドタイム音楽が楽しめる。
  ●TTMR389652 THE HADEN TRIPLETS『Family Songbook』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ジャズ・ベーシストの巨匠、チャーリのー・ヘイデンの三つ子による姉妹、ペトラ、ターニャ、レイチェルによるヘイデン・トリプレッツ、2014年にライ・クーダー・プロデュースでリリースしたセルフ・タイトルのデビュー作に続くセカンド・アルバム。エミルー・ハリスが取上げて有名な"Wayfaring Stranger"やカーター・ファミリー"Wildwood Flower"、モンロー・ブラザーズ"What Would You Give"、映画『オーブラザー』でエミルー・ハリス、アリソン・クラウス、ギリアン・ウェルチが共演した"Pretty Baby(Didn't Leave Nobody But The Baby)"、"I'll Fly Away"等々。
 (インスト新入荷)
  ●PATUX-339 RANDY BARRETT『Shake Rattle & Roar』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ワシントンDCで活躍するランディ・パレット、スクラッグス・スタイルとクロウハンマー両刀遣いのバンジョー・プレイヤー。オリジナル7曲とアール・スクラッグス"Nashville Blues"、エリック・ワイズバーグが映画『脱出』のサントラ盤で披露していた"Pony Express"、伝説のテキサス・フィドラー、ベニー・トマソンの美しい"Midnight on the Water"という選曲。マーク・シャッツのベースも聞き物。
 (カントリー・ポップ新入荷)
  ●721-4571 JAMES TAYLOR『American Standard』CD(本体\2,450-)\2,695-

 70年代シンカー・ソングライターのブームで登場して以来、全世界でアルバム・セールス1億枚以上、5度のグラミー受賞とアメリカン・ミュージック史に多大な足跡を残すジェームス・テイラー、5年ぶりとなる初の全曲スタンダード・カバー集。スチュアート・ダンカン (vln)ジェリー・ダグラス (dobro)、ヴァクター・クラウス (upright-b)の名前があるのがブルーグラス・ファンには嬉しい。ジェームス・テイラーの特徴的なアコースティック・ギターがたっぷりフィーチャーされているのも聞き物。
 (発掘・編集最新入荷)
  ●FJSP-384 高石ともやとザ・ナターシャ・セブン『1972 コンサート KBS KYOTO INCREDIBLE TAPES』3CDセット(本体\3,800-)\4,180- 

 元KBS京都、伝説のディレクター、川村輝夫氏が制作、保管していた秘蔵の音源から高石ともやとザ・ ナターシャ ・ セブン1周年リサイタル (1972年2月6日、京都・シルクホール(司会:山崎弘士 アナウンサー)、 3時間に渡るその模様をMCまで漏らすことなく3枚組の CD に編集。オンエア用に録音された6ミリのマザーテープからの音源。高石ともや、金海孝寛、城田じゅんじ、という初期の編成に加えてゲストで人気 カントリーシンガー、諸口あきらが4曲に参加。高石ともや、 川村 輝夫元KBS京都ディレクター最新インタビュー掲載。 
  ●JSP-77215 V.A.『Mississippi Hillbillies』4CD(本体 \4,500-)\4,950-

 1920年代初頭から1930年代半ばのミシシッピーで活躍したアーリー・カントリーとオールド・タイムの貴重な録音集。映画『オー・ブラザー』で効果的に使われていた"Indian War Whoop"(フロイド・ミン&ヒズ・ヘップ・ステッパーズ)、マイク・コンプトンがノーマン・ブレイクとの最新のデュオ・アルバムで取上げたナーモー&スミス、リチャード・グリーンのアルバム・タイトル曲で取上げた"Sales Tax Toddle"(ネイション・ブラザーズ)、リーク・カウンテイリベラーズやミシシッピーポッサム・ハンターズ等々、南部で人気の有ったストリングバンドの演奏、全12アーティスト、94曲が収められています。
 新入荷作品解説
 ■ブルーグラス新入荷
  ●EMG-10225 RONNIE BOWMAN CD(本体\2,450-)\2,695-

Alabam (with Del McCoury & Bobby Bare)/Hey Lord It's Me/Hit Parade Of Love/I'd Rather Be A Memory/Looking For A Reason/Love Of The Mountains/Matterhorn/Gonna Be Raining When I Die/Simple Man/Music Of The Mountains/Truck Driver's Queen/You Cut The Ties全12曲

 90年代のブルーグラス・シーンを席巻したロンサム・リバー・バンドのリード・ボーカリストとして又、カントリーのメジャーヒットも手掛けるソングライターとしても知られるロニー・ボウマンの最新作。アコースティック・カントリーといつた趣の自作曲と渋めのブルーグラス曲カバーという構成がオーセンティック・ブルーグラスにも嬉しいカウボーイ・コパスの"Alabam"はオウブリー・ヘイニーのご機嫌なフィドルのイントロに導かれてカントリーの大御所ボビー・ベアとデル・マッカリーとのボーカルを分け合うのに加えてダン・ティミンスキー(m)、ワイアット・ライス(g)、スコット・ベスタル(bj)、ジミー・スチュアート(d)が楽器のバトルを繰り広げる。デルとダン・ティミンスキーとのコーラスでジミー・マーチンの"Hit Parade Of Love"。上記のメンバーにジェフ・テイラーのアコーディオンとスティーブ・ブリュースターの趣味の良いスネアによる美しい"Hey Lord It's Me"、ステュアート・ダンカン(f)とオーブリーのマンドリンの掛け合いが美しい"I'd Rather Be A Memory"、ショーン・キャンプとの共作"Looking For A Reason"ではロブ・マッカリー(bj)とフラット&スクラッグスを髣髴させるメロディが秀逸。ロスト&ファウンドのアレン・ミルズ作でラリー・スパークスの名唱が印象深い"Love Of The Mountains"。カントリー・ジェントルメンの雰囲気を湛えた"Matterhorn"、ピート・ゴーブル&ボビー・オズボーン作の"Gonna Be Raining When I Die"てはスティル・ドライバーのメンバーからソロに転向して大成功を収めたクリス・ステープルトンを迎えて、ワイアット・ライスのトニーと見紛うギターも冴える。オールド・ファンには嬉しいムーア&ネピアの"Truck Driver's Queen"。超一級プレイヤーを従えたお馴染みのブルーグラス・スタンダードの素晴らしさもさることながら、バラエティに富んだ曲調を見事に唄い分けるオリジナル曲も素晴らしい。
  ●PC-1235 DALE ANN BRADLEY & TINA ADAIR『Oh Darlin'』CD(本体\2,450-)\2,695-

Oh Darlin'/Please Mommy Please/Send Me/Wicked, Twisted Road/Apartment #9/The Old Logging Train/Pick Me Up On Your Way Down/The Singing Waterfall/Hold To God's Unchanging Hand/Rocking Alone In An Old Rocking Chair

 グラミーにノミネートされた女性スーパーバンド、シスター・セイディのデイル・アン・ブラッドレイとティナ・アディアが子供の頃から親しんできた名曲の数々をデュエットする企画アルバム。スコット(bj)&カーティス(bs)・ベスタル兄弟をフィーチャーした3曲とギターの達人、ジム・ハーストが2曲で参加。オケーンズの86年のヒット曲"Oh Darlin'"、エディ・アーノルド作でヘイゼル・ディケンズやラリー・スパークスが取上げた"Please Mommy Please"、オーすチンのカントリーロック・バンド、レックレス・ケリーの"Wicked, Twisted Road"、タミー・ワイネット"Apartment #9"、スタンレーの古いゴスペル曲"Hold To God's Unchanging Hand"、ハンク・ウィリアムスの作品からハンクが父親に捧げた"The Old Logging Train"やモリー・オディが取上げた"The Singing Waterfall"、古いポピュラーソングでエバリーめブラザーズやブルーグラスではジョー・バルが取上げていた"Rocking Alone In An Old Rocking Chair"全10曲
  ●BBR-1092 DONNA ULISSE 『Time For Love』 CD(本体\2,450-)\2,695-

When I Go All Bluegrass On You/Heart Of Rosine/My Whole World is Standing Still/When We've Got Time for Love/Come To Jesus Moment/Seven Lonely Days/Get On Home Boy/A Little Less Gone/Hi Lonesome/Red Top Mountain Road/I'm Not Afraid/Magazine Rack/I'll Never Find Another You全13曲

 2016年のIBMA年間最優秀ソングライターに選ばれたドナ・ユリシー、新興ビリー・ボーイ・レコード移籍第一弾。ドイル・ローソンのプロデュースで門下生のジョッシュ・スイフト(d)とスティーヴン・バーウェル(f)、トラベリン。マッカリーズのコディ・キルビー(g)等がサポート。ブルーグラス・アーティストの名前が次々と登場する"When I Go All Bluegrass On You"やビル・モンローのことを唄う"Heart Of Rosine"他、全13曲中10曲のオリジナルに加えて50年代のポピュラーソングでカントリーではパッツィ・クラインで知られる"Seven Lonely Days"やオーストラリア出身のフォークグループ、シーカーズのヒット曲で日本ではニューサウスリバイバルがカバーしていた"I'll Never Find Another You"も秀逸。
  ●STR-3239 THE LITTLE ROY AND LIZZY SHOW『10』CD(本体\2,450-)\2,695-

It's a Good Day/Let's All Go Down to the River/Standing Here Wondering Which Way to Go/Shotgun Boogie/If I Should Fall Behind/Shoulder to Shoulder/The Birds & the Bees/Down the Dixie Line/I'd Rather Die Young/Dig a Little Deeper

 ブルーグラス・ゴスペルと徹底的なショーマンで絶大な人気を誇ったルイス・ファミリーのリトル・ロイ・ルイスと養女のリジー・ロング、結成10周年記念作品。ペギー・リーの1947年のヒット曲"It's a Good Day"のブルーグラスにアレンジ。スクラッグス・スタイルのギターを駆使して歌い上げられる"Standing Here Wondering Which Way to Go"はマヘリア・ジャクソンでも知られる黒人霊歌。"Shotgun Boogie"はテネシー・アーニー・フォードの1950年のヒット曲。ブルース・スプリングスティーンのワルツ曲"If I Should Fall Behind"はオートハープを駆使して格調高く仕上げている。マクピーク・ブラザーズで知られる"Shoulder to Shoulder"はハードドライビング・ブルーグラス。ドゥワップ風のコーラスも聴かれる"The Birds & the Bees"はジュエル・エイケンスの1964年のヒット曲。"Down the Dixie Line"はマーティ・スチュアートによる軽快なトレイン・ソング。ジーン・シェパード、1950年代のキャピトル録音が有名な"I'd Rather Die Young"。ルイス・ファミリーも取上げていた古いゴスペル曲"Dig a Little Deeper"。ゴスペル曲からストレートなブルーグラス、カントリーまでバラエティに富んだ選曲が楽しめる。
  ●ROU-00493 DELLA MAE『The Butcher Shoppe EP』CD(本体\2,250-)\2,475-

Bourbon Hound (featuring Molly Tuttle, Avril Smith)/No-See-Um Stomp (featuring Molly Tuttle, Alison Brown, Avril Smith)/Sleep With One Eye Open (featuring Alison Brown, Molly Tuttle)/Sixteen Tons (featuring Avril Smith, Alison Brown)/Bluebird Blackbird (featuring Avril Smith)/Whipping Post (featuring Avril Smith)

 デラ・メイ、2019年リリースのミニ・アルバム、モリー・タトルとアブリル・スミスという才女を迎えたノリノリの"Bourbon Hound "はセリア・ウッドスミス(g)作。キンバー・ルディカの強烈なフイドル曲"No-See-Um Stomp"ではアリソン・ブラウン(bj)、モリー・タトル(g)が参加。フラット&スクラッグス"Sleep With One Eye Open "。ボストン・ベースのセッション・アメリカーナというバンドのディンティ・チャイルドとショーン・ステイプルズ作のフォーク・タッチの"Bluebird Blackbird "、ラストはオールマン・ブラザーズのアコースティック楽器によるカバーで"Whipping Post"ではセリアのソウルフルなボーカルが冴える。
  ●MFR-191025 VOLUME FIVE 『For Those Who Care to Listen』 CD(本体\2,450-)\2,695-

All the Way to the Bottom/Today's the Day I Get My Gold Watch and Chain/Song for Jack (Live)/Lonliness and Time/You Can't Stop a Fool from Holding On/Use Me Lord/The Army Vet Song/Somewhere/North Carolina Moon/The Story of Simon Lowe/The 15th of October/Wings of a Song全12曲

 バージニア州ウィリスを本拠地に活動するブルーリッジ系ブルーグラス、ボリューム・ファイブ、2010年のデビュー以来、コンスタントにラジオのチャートの上位に持ち曲を送り込んできた彼等の通算9枚目。2017年にはIBMAの最優秀新人と"I Am a Drifter"が年間最優秀ソングに選ばれている。グレン・ハレル(f,v)を中心にパットン・ウェイジス(bj)、ジェイコブバーレソン(g)、ジェフ・パーティン(d,bs)にアダム・ステフィ(m)というメンバー。詳細次号にて。
  ●HID-575 AUDIE BLAYLOCK AND REDLINE『Originalist』 CD(本体\2,450-)\2,695-

Love is an Awful Thing (R. Jones)/In Foggy Old London (Al Robinson)/Always a Fight (R. Jones)/The Ghost of Cecil Martin (A. Blaylock/R. Jones)/Don't Know Why (Delmore/Raney/Delmore)/(Is This) My Destiny (H. Carter)/Prodigal Son (Public Domain)/I Just Came to Get My Baby (Wayne Kemp)/Medicine Springs (Ralph Stanley/Bill Grant)/Leave Me to Cry (Robert C. Amos)/The Gate Called Beautiful (R. Jones)/Huckleberry's Hope (R. Jones)全12曲

 オウディ・ブレイロック(g,v)の最新作。エバン・ワード(bj)、メイソン・ライト(f)、リード・ジョーンズ(bs)という面々。2曲のチャート1位に上り詰めたシングル含む6曲のオリジナル 'Love Is An Awful Thing''The Gate Called Beautiful'とインスト曲 'Huckleberry's Hope'に加えてジミー・マーチン'In Foggy Old London'、ラルフ・スタンレー"Medicine Springs"、ウェイン・レイニーとデルモア・ブラザーズのキング録音から'Don't Know Why'、オズボーン・ブラザーズのMGM録音から"(Is This) My Destiny"等々のカバー。詳細次号。
 ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
  ●ROU-00770 DELLA MAE『Headlight』CD(本体\2,450-)\2,695-

Headlight/Change/The Long Game/I Like It When You're Home/The Odds of Getting Even/Wild One/It's About Time/Waiting for You/Peg Monster/First Song Dancer/Working/I Can't Pretend全12曲

 2009年にボストンから登場した女性ブルーグラス・バンド。2度のナショナル・フィドル・チャンピオンに輝いたキンバー・ルティカ(f)、セリア・ウッドスミス(g)のハスキーな迫力あるリードボーカル、ジェニー・リン・ガードナー(m)という面々。暫く活動休止後、昨年にミニ・アルバム『The Butcher Shoppe EP』(ROU-00493)をリリース、今年に入って4枚目となるフル・アルバム。本作ではダン・ノブラーをプロデュースに迎えて全編キーボード、エレキギター、オルガン、ドラムを取り入れたブルーグラスの呪縛から解き放たれたような音創り。「あなたはこの暗い夜を照らすヘッドライトです。」と逆境に立ち向かうメッセージを持ったタイトル曲を皮切りに、ナッシュビルの黒人の女性クァルテット、マクラリー・シスターズを迎えた"Change"では重厚なゴスペル・ナンバーに仕上がっている。ケイジャン・ザディコ風味がごきげんな "I Like It When You're Home"サム・ブッシュ・バンドにも通じるフイドルとマンドリンのバトルが聞ける。オールドタイムのグループによるキンバー・ルティカのフィドル全開の"Peg Monster"ではジェニー・リン(m)のソロも聞き物。安酒場が似合いそうなホンキートンクロスウィング・ナンバー"First Song Dancer"。男性優位の音楽シーンを混乱させるという野望を持って、デラメイというブルーグラスによく登場する女性名をバンド名にしたという彼女達の新境地。
  ●DITTY-009 ERYNN MARSHALL & CARL JONES『Old Tin』CD(本体\2,450-)\2,695-

Halloween Wedding March/Old Tin/Curly Tail/Turkey Scratch/Cause My Sweet Love Ain't Around/Waltz Of Old Memories/Southern Special/Fosters Favorite- Mr. Barwick's/Prayer of the Donkey/Tulse Hill Days/Colored Aristocracy/Reno Blues/The Oaks They Do Entwine/Bill Cheatham-John Riley The Shepherd/Half A Century Waltz/The Turning Tide全16曲

 ゲイラックスを本拠に活躍する夫婦デュオ、エリン・マーシャル(f,viola,g)はクリフトップのコンテストで女性として初の1位獲得、伝統的なアパラチアのフイドル・スタイルの継承者。カール・ジョーンズ(g,m,bj)はジョージア出身のシンガーソングライター、マルチ・インストルメンタリストとしてジェームス・ブライアン、ノーマン&ナンシー・ブレイクと活動、彼の作品はナッシュビル・ブルーグラス・バンドやトニー・ライス等にも取上げられている。本作ではボブ・カーリン(bj)、サラ・ケイト・モーガン(dulcimer)、ジョゼフ・デジャーネット(bs)が参加。トラッド曲を中心に二人のオリジナル曲、ハンク・ウィリアムスの"Cause My Sweet Love Ain't Around"ノーマン&ナンシーに通じる上質で格調高いオールドタイム音楽が楽しめる。
  ●TTMR389652 THE HADEN TRIPLETS『Family Songbook』CD(本体\2,450-)\2,695-

Wayfaring Stranger/Who Will You Love/Say You Will/Ozark Moon/Flee as a Bird/Memories of Will Rogers/Pretty Baby/Gray Mother Dreaming/Every Time I Try/Wildwood Flower/What Would You Give/I'll Fly Away

 ジャズ・ベーシストの巨匠、チャーリのー・ヘイデンの三つ子による姉妹、ペトラ、ターニャ、レイチェルによるヘイデン・トリプレッツ、2014年にライ・クーダー・プロデュースでリリースしたセルフ・タイトルのデビュー作に続くセカンド・アルバム。前作同様、オールドタイム、フォークの名曲の数々を演じる。父親のチャーリーは4歳の頃からヘイデン・ファミリーとしてアイオワ、ミズーリのラジオ局でヒルビリー、アーリー・カントリーを演じてたというキャリアの持ち主で娘達も幼いころからカーター・ファミリーやスタンレー。ブラザーズの音楽に親しんでいたという。ぺトラ・ヘイデンとの共演、ブルーグラス系ミュージシャンとも共演するジャズ・ギタリストのビル・フリーゼル、スチール・ギターの グレッグ・リーズ他のサポート。スコティッシュ起源でエミルー・ハリスが取上げて有名な"Wayfaring Stranger"やカーター・ファミリー"Wildwood Flower"、モンロー・ブラザーズ"What Would You Give"、映画『オーブラザー』でエミルー・ハリス、アリソン・クラウス、ギリアン・ウェルチが共演した"Pretty Baby(Didn't Leave Nobody But The Baby)"、"I'll Fly Away"等々。
  ●OGR-0119 RILEY BAUGUS 『Little Black Train's a Comin』CD(本体\2,450-)\2,695-

Little Black Train's a Comin'/Train On The Island/Danville Girl/Undone In Sorrow/Roustabout/Pastures of Plenty/Shady Grove/Last Pale Light In The West/Things In Life/Cole Younger/Mother/Reuben's Train/Black Jack Davy/Tater Patch/Waterbound/Little Black Train全16曲

 ノースキャロライナ出身のオールドタイム・ミュージシャン、ライリー・ボーガス。70年代、10代の頃からブルーリッジ・マウンテンの伝説的なミュージシャンから学んだ。ライリーは、アカデミー賞を受賞した映画『コールドマウンテン』のサウンドトラックに参加、プロデューサーのTボーン・バーネットの引きでロバート・プラント&アリソンクラウスのグラミー受賞作『Raising Sand』(UNI478199 \2,695-)やウィリー・ネルソン『Country Music』(ROU-3280 \2,695)に参加。この作品は2006年にティム・オブライエンやダーク・パウエル等との『Long Steel Rail』(SH-4019)以来、13年ぶりのソロ・アルバム。クロウハンマーによる弾語りによる有名トラッド曲に加えて、バージニア州フロイドのスタジオ808aのエンジニアでもあるジョゼフ・デジャーネット(bs)、セイクレッド・スチール奏者(古くは1930年代からホーリネス/ペンテコステ派の教会で用いられてきたスティール・ギターによる教会音楽)のDaShawn Hickmanとシンガーのウェンディ・ヒックマンを迎えたジョン・レノン作"Mother"は秀逸。
 ■インンスト新入荷
  ●PATUX-339 RANDY BARRETT『Shake Rattle & Roar』CD(本体\2,450-)\2,695-

Mercury Dime/December Light/Nashville Blues/Gracie's Groove/Midnight on the Water/Appomattox/Old Zeke/Shake, Rattle and Roar/Pony Express/Tiber
Creek/Walkin' Boss全11曲

 ワシントンDCで活躍するランディ・パレット、スクラッグス・スタイルとクロウハンマー両刀遣いのバンジョー・プレイヤー。オリジナル7曲とアール・スクラッグス"Nashville Blues"、エリック・ワイズバーグが映画『脱出』のサントラ盤で披露していた"Nashville Blues"、伝説のテキサス・フィドラー、ベニー・トマソンの美しい"Midnight on the Water"という選曲。パタクセントのハウス・ミュージシャンという趣のネイト・リース(f)、ダニー・ナイスリー(m)、トム・マクラフリン(g)、マーク・シャッツ(bs)という面々がサポート。フラットヘッドの1929年ギブソンRB-6と1922年ベガ・チューバホーン#9、1893年S.S.スチュアート・ユニバーサル・フェバリット#4を駆使してバンジョーの特性を活かした趣味の良い曲創りが魅力。タイトル曲はダブルC(E-C-G-C-g)によるスゥインギーなナンバー、マーク・シャッツのベースも聞き物。
 ■カントリー・ポップ新入荷
  ●721-4571 JAMES TAYLOR『American Standard』CD(本体\2,450-)\2,695-

My Blue Heaven/Moon River/Teach Me Tonight/As Easy as Rolling Off a Log/Almost Like Being in Love/Sit Down, You're Rockin' the Boat/Nearness of You/You've Got to Be Carefully Taught/God Bless the Child/Pennies From Heaven/My Heart Stood Still/Ol' Man River/It's Only a Paper Moon/The Surrey with the Fringe on Top

 70年代シンカー・ソングライターのブームで登場して以来、全世界でアルバム・セールス1億枚以上、5度のグラミー受賞とアメリカン・ミュージック史に多大な足跡を残すジェームス・テイラー、5年ぶりとなる初の全曲スタンダード・カバー集。小粋なアコースティック・スウィング・ギターのジョン・ピザレリ、ジェイムス・テイラーと長年の盟友デイヴ・オドネルとの共同プロデュース。参加ミュージシャンはスティーヴ・ガッド (ds)ルイス・コンテ (perc)、ジミー・ジョンソン(b) 、ルー・マリーニ (cl, sax)ウォルト・ファウラー (tp, flgh)ラリー・ゴールディングス (melodica, hammond B3)に加えてスチュアート・ダンカン (vln)ジェリー・ダグラス (dobro)、ヴァクター・クラウス (upright-b)の名前があるのがブルーグラス・ファンには嬉しい。ジェームス・テイラーの特徴的なアコースティック・ギターがたっぷりフィーチャーされているのも聞き物。 
 ■発掘・編集最新入荷
  ●FJSP-384 高石ともやとザ・ナターシャ・セブン『1972 コンサート KBS KYOTO INCREDIBLE TAPES』3CDセット(本体\3,800-)\4,180-

CD1[第1部:高石ともやとザ・ナターシャ・セブン]
私を待つ人がいる/兄妹心中/別れの恋唄 その 3/陽気に行こう/花嫁/家をつくるなら/柄パン人生/下駄のブレイクダウン/あの娘のひざまくら/音頭与三郎/近江の子守唄
CD2[第 2 部:諸口あきら]
悲しきディスクジョッキー/座頭市の唄/リターン・トゥ・パラダイス/キーストン・ブルース[第 3 部:高石ともや]よそ者のブルース/ミッドナイト・スペシャル/時には化粧を変えてごらんなさい/ひとりぼっちの裸の子供/たづるさん
CD3[第 4 部:高石ともやとザ・ナターシャ・セブン]ナターシャのテーマ/オールド・ジョー・クラーク/一人旅/サンサンサン/別れの恋唄その 1/フォギー・マウンテン・ブレイクダウン/クレメンティ:ソナチネ36番/デイブレイク・イン・デキシー/想い出の赤いヤッケ/ほっちょせ節/ランブリングボーイ/春を待つ少女/ヘイ・ヘイ・ヘイ/一人旅

 元KBS京都、伝説のディレクター、川村輝夫氏が制作、保管していた秘蔵の音源から高石ともやとザ・ ナターシャ ・ セブン1周年リサイタル (1972年2月6日、京都・シルクホール(司会:山崎弘士 アナウンサー)、 3時間に渡るその模様をMCまで漏らすことなく3枚組の CD に編集。オンエア用に録音された6ミリのマザーテープからの音源。高石ともや、金海孝寛、城田じゅんじ、という初期の編成に加えてゲストで人気 カントリーシンガー、諸口あきらが4曲に参加。高石ともや、 川村 輝夫元KBS京都ディレクター最新インタビュー掲載。
  ●JSP-77215 V.A.『Mississippi Hillbillies』4CD(本体 \4,500-)\4,950-

 1920年代初頭から1930年代半ばのミシシッピーで活躍したアーリー・カントリーとオールド・タイムの貴重な録音集。映画『オー・ブラザー』で効果的に使われていた"Indian War Whoop"(フロイド・ミン&ヒズ・ヘップ・ステッパーズ)、マイク・コンプトンがノーマン・ブレイクとの最新のデュオ・アルバムで取上げたナーモー&スミス、リチャード・グリーンのアルバム・タイトル曲で取上げた"Sales Tax Toddle"(ネイション・ブラザーズ)、リーク・カウンテイリベラーズやミシシッピーポッサム・ハンターズ等々、南部で人気の有ったストリングバンドの演奏、全12アーティスト、94曲が収められています。
  ●BCD-16094 V.A.『Bristol Sessions 1927-1928』CD5枚組+120頁ハードカバー本(本体\19,250-)\21,175-再入荷

 ブリストルセッションの全容を収めた凄い、究極の超豪華ボックスセット。 オールドタイムやブルーグラス、そしてロカビリーからロックを含めた広義のカントリー音楽、そのビッグバンと位置付けられ、カーターファミリーやジミー・ロジャーズをはじめ、さまざまなアーティストが発掘された「ブリストルセッション」の第1回、1927年夏の12日間、19のアーティストによる76曲と、あまり知られていない超レアな翌1928年の録音と合わせて全124曲を完全収録。第54回グラミー賞で最優秀歴史アルバムと最優秀ライナーノーツのダブルノミネーションをした究極の超豪華ボックスセットである。その凄いLPサイズのハードカバー120頁の本とともに、居間にデーンと置きたいフォーク、ブルーグラス、カントリー、ロックに至るアメリカ南部白人系音楽のもっとも重要な歴史遺産である。
  ●SPCD1408 IAN & SYLVIA TYSON『The Lost Tapes』2CD(本体\3,100-)\3,410-

Disc 1:Keep On The Sunny Side/Darcy Farrow/Will The Circle Be Unbroken/When First Until This Country/Come All Your Fair and Tender Ladies/Four Rode By/Nancy Whiskey/Four Strong Winds/Little Beggarman/The French Song/Summer Wages/Crazy Arms/I'll Fly Away全13曲
Disc 2:After The Fire Is Gone/Heartaches By The Number/Sweet Dreams/Come On In My Kitchen/Jimmie's Texas Blues/How Long/The Last Thing On My Mind/That's The Way Love Goes/Crying Time/Starting All Over Again/Together Again/Silver Threads and Golden Needles/The Goodnight Loving Trail全13曲

 カナダのフォーク・デュオ、イアンとシルビア、1970年の大阪万博のカナダ館での演奏は今でも語り草、フォーク&アメリカーナの先駆者としてニューヨークのグリニッジビレッジとカナダのトロントのヨークビルで行われた60年代初期のフォークシーンで有名になりました。196年のニューポートフォークフェスティバルのヘッドライナーでした。イアンの作曲した"Four Strong Winds"は多くのミュージシャンがカバーされています。ニューヨークとナッシュビルのミュージシャンを用いてカントリーロックの先駆けとなった録音を残しています。
 2019年のはじめ頃、シルビアは屋根裏部屋に古い1/4インチアナログテープの箱を発見しました。これは1970年代初期のスタジオ・ライブの録音でした。彼らののクラシックの多くを含む、これまでにリリースされていない20曲を超える録音には、アルバムには含まれなかった曲のが含まれていました。この作品はシルビアがカナダのソングライターの殿堂入りを記念して2枚組CDとしてリリースされました。これでイアンとシルビアの両方がカナダ音楽殿堂入りしました。
 最近作/お勧め作、再入荷
  ■インスト再入荷
  ●SF-40037 V.A.『American Banjo; Scruggs and Three Finger Style』CD(本体\2,450-)\2,695-

Shortening Bread(Smiley Hobbs, Pete Kuykendall, and Mike Seeger)/Pig in a Pen (Smiley Hobbs, Pete Kuykendall, and Mike Seeger)/rain 45 (Smiley Hobbs, Pete Kuykendall, and Mike Seeger)/Rosewood Casket (Smiley Hobbs, Pete Kuykendall, and Mike Seeger)/Cotton Eye Joe (Smiley Hobbs, Pete Kuykendall, and Mike Seeger)/Don't Let Your Deal Go Down (J.C. Sutphin)/Under the Double Eagle (J.C. Sutphin)/I Don't Love Nobody (J.C. Sutphin)/Sally Goodin'-Sally Ann (medley) (Junie Scruggs)/Cripple Creek (Junie Scruggs)/Cumberland Gap (Snuffy Jenkins )/John Henry (Snuffy Jenkins ) /Chicken Reel (Snuffy Jenkins ) /Shortening Bread (Snuffy Jenkins )/John Henry (Snuffy Jenkins )/Lonesome Road Blues (Snuffy Jenkins ) /Kansas City Kitty-Big Eared Mule (medley) (Snuffy Jenkins )/Twinkle, Twinkle Little Star (Snuffy Jenkins )/ Careless Love (Snuffy Jenkins )/Sally Ann-Sally Goodin' (medley) (Snuffy Jenkins ) /Home, Sweet Home (Oren Jenkins)/Spanish Fandango (Oren Jenkins)/Cripple Creek (Oren Jenkins)/Down the Road (Oren Jenkins)/Liza Jane (Oren Jenkins)/Hey, Mr. Banjo (Oren Jenkins) /Bugle Call Rag (Oren Jenkins)/Cackling Hen-Cumberland Gap (medley) (Joe Stuart )/Dear Old Dixie (Larry Richardson)/Little Maggie (Larry Richardson)/Take Me Back to the Sweet Sunny South (Larry Richardson)/Bucking Mule (Larry Richardson)/Lonesome Road Blues (Larry Richardson)/Turkey in the Straw (Don Bryant and Pete Kuykendall)/Jenny Lynn (Don Bryant and Pete Kuykendall)/Irish Washerwoman (Pete Kuykendall)/Wildwood Flower (Eugene Cox and Roni Stoneman)/Lonesome Road Blues (Eugene Cox and Roni Stoneman)/Ground Hog ( Mike Seeger and Bob Baker )/Cindy (Dick Rittler, Hazel Dickens, and Mike Seeger)/Little Pal (Kenny Miller)/Rueben's Train (Kenny Miller and Mike Seeger)/Jesse James / Hard Ain't it Hard (medley) (Eric Weissberg, Mike Seeger, and Ralph Rinzler) 全43曲

 1957年、世界最初のブルーグラスLPアルバムとして発表された作品は、その前年に若きマイク・シー ガーが録音したスマイリー・ホッブス、J.C.サトフィン、ジューニー・スクラッグス、スナッフィ・ジェンキンス、ジョー・スチュアート、ラリー・リチャードソン、ピート・カイケンドール、エリック・ワイズバーグ、マイク・シーガー他15人のさまざまなバンジョー奏者によるスリー・フィンガー・スクラッグス・バンジョー・ スタイルへの軌跡を記録した貴重な作品。オリジナルLPに16曲のオマケ付き。  
 ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
 *ラマーグリア追悼
  ●SF-40065 HAZEL DICKENS & ALICE GERRARD "Pioneering Women of Bluegrass"CD(本体\2,750-)\2,970-

TB Blues/The One I Love Is Gone/Who's That Knockin?/Walkin' in My Sleep/Won't You Come and Sing for Me?/Can't You Hear Me Calling/Darling Nellie/Coal Miner's Blues/Sugar Tree Stomp/Train on the Island/Cowboy Jim/Lee Highway Blues他全26曲

 女性ブルーグラスにとって歴史的な、そしてデビッド・グリスマンという天才マンドリン奏者の若き衝動を知る、60年代ブルーグラスの名盤の完全復刻。「女性にブルーグラスは無理」という定説?を完全にひっくり返してしまった、つまり女性でもハイ・ロンサム・サウンドが創れるというヘイゼル・ディッケンズとアリス・ジェラードの1965年録音作品全26曲(LP2枚分="Who's That Knocki?"と"Won't You Come and Sing for Me?")
  ●ARH-9003 STRANGE CREEK SINGERS CD(本体\2,450-)\2,695-(再入荷)-

 1969年に録音されたマイク・シーガー、アリス・ジェラード、ヘイゼル・ディケンズ、トレイシー・シュワルツ、ラマー・グリアによるオールドタイムとブルーグラスに強烈な南部土着音楽文化をまぶして出来上がった音楽である。
 *ビル・エマーソン
  ●REB-4002 COUNTRY GENTLEMEN 『Early Rebel Recordings:1962-1971』 CD4枚組(本体\6,800-)\7,480-

 カントリー・ジェントルメンの初期レベル録音全集。レベル社曰く「Thank You for Waiting:完成に数年を要したこのボックス・セットは、十分に待った甲斐があったものと自信を持ってお送りします」とのコメントが寄せられた労作である。チャーリー・ウォーラー、ジョン・ダッフィ、エディ・アドコック、トム・グレイの時代から、ジミー・グドローとドイル・ローソン、ビル・エマーソンの時代へ、7枚のアルバムからのCD4枚組全110曲には8曲の未発表曲が含まれており、24頁に及ぶ冊子が付いている。
 
 *ケンバーンズ『カントリー』
  ●CMLR601D V.A.『Country Music: Live At The Ryman』DVD120分(本体\3,450-)\3,795-
(リージョン1に設定の為、国内のプレイヤーでは再生できない可能性があります。)

 『Civil War』(1990)、『Jazz』(2001年)他、優れたドキュメンタリー作品を世に送り出してきたケン・バーンズが手掛けた新作『Country Musicn』PBS(公共放送サービス)の16時間に亘るドキュメンタリー番組『Country Music』の放映に先駆けて、ナッシュビルのライマン公会堂で行われたオールスター出演によるコンサートのライブ映像。出演はダークス・ベントレー、ロザンヌ・キャッシュ、ロドニー・クロウェル、リアノン・ギデンズ、ビンス・ギル、ブレンダ・リー、キャシー・マテア、ケッチ・セコー(オールド・クロウ・メディスン・ショー)、リッキー・スキャッグス、マーティ・スチュアート、アスリープ・アット・ザ・ホイール、ホリー・ウィリアムス、ドワイト・ヨーカム他。
本編の全8話のDVD8枚組セット(KBCM600D\12,155-税込)在庫有り。 
 (ムーンシャイナー2月号レビュー紹介作品)
  ●ROU-00638 BILLY STRINGS 『Home』CD(本体\2,450-)\2,695-

 昨年のIBMAアワード、最優秀新人とギター・プレイヤーのダブルで受賞したビリー・ストリングスの2枚目となるスタジオ録音盤で、ラウンダーからのデビュー作。ミシガン州生まれで、現在はのナッシュビルを拠点としてアクティブに活躍。従来のブルーグラスの領域を広げてパンク、カントリー、フォークロックの要素で再構築、オリジナルなサウンドを創り上げています。モリー・タトルと並んで最も注目されるブルーグラス・シーンから登場した素晴らしい才能です。
  ●LSR-001 DEWEY AND LESLIE BROWN and the Carolina Gentlemen『Under the Mountain』 CD(本体\2,450-)\2,695-

 晩年のラルフ・スタンレー&クリンチ・マウンテン・ボーイズのフィドラーを11年間務めたデューイ・ブラウンと妻でシンガー&ソングライターとしての才能を発揮するレスリーによるキャロライナ・ジェントルメン。ヘイゼル・ディケンズ作でアカペラで歌われる切実なマウンテン・バラッド"Black Lung"、ラルフ・スタンレーとパティ・ラブレスのデュオが印象的なトラッド曲"Pretty Polly"以外、全14曲中12曲が炭坑夫の娘として育った、レスリーの作品。クリンチマウンテン・ボーイズに通じるハイ・ロンサム・サウンドに乗せて、ブルーグラスの作法に則ったオリジナルを中心に味わい深く聞かせる。
  ●MH-1758 GRASCALS 『Straighten the Curves』CD(本体\2,450-)\2,695-

 2004年結成、ドリー・パートンのツアーに同行して鳴り物入りでデビューしたザ・グラ スカルズ、創立メンバーのテリー・エルドレッジ(g)脱退後初、通算11枚目となる最新アルバム。テリー・スミス(bs)、ダニー・ロバーツ(m)のオリジナル・メンバー、2009年から参加で2018年にはバンジョーの分野で著しい活躍をしたプレイヤーに贈られるスティーブ・マーチン賞を獲得したクリスティン・スコット・ベンソン(bj)、メルビン・ゴーインズやジェームス・キング、グラスタウン等を渡り歩き2013年から参加のアダム・へインズ(f)、2015年から参加で祖父がドック・ワトソンの従兄弟というジョン・ブライアン(f)、テリー・エルドレッジに替わって新加入のクリス・デイビス(g)という布陣。ベッキー・ブラーの"My Virginia Mama"を皮切りにエディ・ラビットの80年代のカントリーヒット"Drivin 'My Life Away"、マンドリンのリフによるキックオフが印象的なタイトル曲、ダニーのクリアで力強いピッキングとクリスティンのタイトなロールによるインスト曲"AndiWayne"他。
  ●MH-1868 THE CHUCK WAGON GANG『No Depression in Heaven』CD(本体\2,450-)\2,695-

 1935年結成、ゴスペル・バンドの名門、チャック・ワゴン・ギャングによるカーター・ファミリーの作品集。男女混声のクァルテット・スタイルでお馴染みの曲の数々を格調高く歌い上げる。ギター、マンドリン、フィドル、チェロ他、シンプルながらも歌を活かすプレイが素晴らしいデビッド・ジョンソン、ベースにはマーク・フェイン。アパラチア・トラッドの土臭さはここでは見事に洗練されて、耳障りの良いサウンドに仕上げられている。改めてカーター・ファミリーの楽曲の良さを再認識。
  ●PATUX-338 SOUTH CAROLINA BROADCASTERS『Home to Stay』CD(本体\2,450-)\2,695-

 カーター・ファミリーの雰囲気を湛えるオールドタイムストリングバンド、サウス・キャロライナ・ブロードキャスターズのパタクセント第一弾で第6作目。オールドタイムやアーリー・カントリーの名曲の数々をリファイン、ブルーグラス寄りの曲も織り交ぜながら、聞きやい形で味わい深く聞かせてくれる。古い音楽へのリスペクト溢れたお勧め作品。
 [2020年グラミー受賞作品]
  ●COMP-4737 MICHAEL CLEVELAND『Tall Fiddler』CD(本体\2,450-)\2,695-

 IBMAアワード年間最優秀フィドラー11回受賞としいう快挙を遂げたマイケル・クリーブランド、最近、ドキュメンタリー映画『Flamekeeper:The Michael Cleveland Story』も公開されて乗りに乗っている彼の最新作。
 ■ブルーグラス最近作/お勧め作
  ●ROU-00485 SELDOM SCENE『Canges』CD(本体\2,450-)\2,695-

 最後の創立メンバー、ベン・エルドリッジの引退を受けて、再出発の新生セルダム・シーンのラウンダー移籍第一弾は同レーベル創立メンバーのケン・アーウィンとの共同プロデュースの下、70年代初頭にジョン・スターリングが取上げて、ブルーグラス界に新風を巻き込んだ様な、60ー70年代のシンガーソングライターの作品を取上げた、云わばセルダム・シーンの原点に立ち返ったようなコンセプト・アルバム。 映画『真夜中のカーボーイ』でハリー・ニルソンのカバーで有名になったフレッド・ニール作"Everybody’s Talkin’"、ワクワクするバンジョーのイントロに導かれてルーの硬質なボーカルがブルーグラスらしいる。ジョン・ダフィの美意識を引き継いだようなフレッド・トラバースの"Darcy Farrow"、イーグルスのウェスト・コースト風コーラスが印象深い"Seven Bridges Road"もここではスタンレーの香りがする。典型的なセルダム・シーン流ブルーグラスという趣きの"Pack Up Your Sorrows "、ダドリー・コンネルはジョンソン・マウンテン・ボーイズ時代のハイテンションのボーカルのイメージが強いが、ここではフォーク・タッチの曲を丁寧に歌いこんでいる。ルーリード長年の愛唱歌"Sweet Baby James"(J.テイラー)は流石に説得力がある。 
  ●COMP-4720 FRANK SOLIVAN AND DIRTY KITCHEN『 If You Can't Stand The Heat』 CD(本体\2,450-)\2,695-

 21世紀のブルーグラスの最先端をひた走るフランク・ソリバン&ダーティ・キッチンのコンパスからの三枚目、ソロ名義を含めて4作目。
  ●REB-1853 JIMMY GAUDREAU & MOONDI KLEIN『If I Had a Boat』CD(本体\2,450-) \2,695-

 ジミー・グドローとムーンディ・クラインの2014年リリースの第3作。マンドリン(+オクターブマンドリンとマンドラ)とギター、そして素晴らしいボーカルハーモニーでの1970年代のブラザーデュオというコンセプトがバッチリと決まった12曲集。1曲目に1978年のマール・ハガード“I'm Always On a Mountain When I Fall”を持ってきて、タイトルのライル・ラベット作品のほか、カーターファミリーがデビュー録音に選んだ"Bury Me Beneath the Willow"、ジミー・ロジャーズがマイク・オルドリッジの叔父エルスワース・コズンズと書いたという"Treasures Untold"でトラッドに敬意を評し、ディランの"One More Night"、ライトフットの"Did She Mention My Name"、ジェイムズ・テイラーの"Bartender's Blues"、ジョナサン・エドワーズ"Surrounded" ……。1970年代に花開いた、いわゆるシンガーソングライターの時代の素晴らしい素材をブラザーデュオという究極の最小アンサンブルで表現するセンスとさすがの技量に感服だ。
 *トラディショナル
  ●PC-1226 CAROLINA BLUE『I Hear Bluegrass Calling Me』CD(本体\2,450-)\2,695-

 バディ・パウエル(g)とティム・ジョーンズ(m)を中心に2007年に結成、キャロライナ・ブルーの『SOUNDS OF KENTUCKY GRASS』(PMR-000)に続く、パインキャッスル移籍第1作。リース・コム(bs)、ジェームス・マクドウェル(bj)、今回から参加の紅一点、エインズレイ・ポチャック(f)に加えて、ベテランのデビッド・ジョンソン(f)が7曲で参加、ビル・モンロー&ブルーグラス・ボーイズの70年代頃のサウンドを髣髴させるツイン・フィドルを披露。ティムとボビーのペンによる正統派ブルーグラスの作法に則ったオリジナルの数々。IBMA年間最優秀女性ボーカルに輝くブルック・オールドリッジを迎えて強力なデュオによる"Mary Do You Wonder"、ラジオ・ランブラーズのジョー・マリンズのハイ・ロンサムなテナーを迎えた"Dark Mountainside"、ティムのダウンストロークを多用したプレイも聞き物。オズボーンの"Bluegrass Melodies"他、オーセンティックなブルーグラス・ファンの琴線に触れる演奏の数々が楽しめる。
  ●ROU-610065 PO' RAMBLIN BOYS 『Toil Tears & Trouble 』CD(本体\2,450-)\2,695-

 黄金時代のブルーグラスを再現したようなワンマイクを駆使したオールド・ファッションなスタイルでトラッド・ブルーグラス・ファンのみならず、そのエネルギッシュなパフォーマンスで、若いプログレッシブなストリングバンド音楽ファンからも支持されているというポーランブリン・ボーイズのラウンダー・デビュー盤。
 *コンテンポラリー
  ●ROU-00620 BLUE HIGHWAY『Somewhere Far Away - Silver Anniversary』 CD(本体\2,450-)\2,695-

 IBMAアワードを始めとして数々の受賞歴を誇るブルー・ハイウェイ自身のプロデュースによる最新作『Somewhere Far Away:Silver Anniversary』。ティム・スタッフォード(g)、ウェイン・テイラー(bs)、ショーン・レイン(m,f)、ジェイソン・バールソン(bj)という創立メンバー(ロブ・アイクスのみ2015年に脱退)が25年の歳月をかけて創り上げたオリナル・サウンドの集大成。本作では西部をテーマとした12曲のオリジナル曲。
 *女性ブルーグラス
  ●MH-1820 GINA FURTADO PROJECT『I Hope You Have a Good Life』CD(本体\2,450-)\2,695-

 バージニア州フロント・ロイヤル出身、クリス・ジョーンズ&ナイト・ドライバーを離れて、自らのユニットで活動を始めた女性バンジョー・プレイヤーで瑞々しい感性のシンガー&ソングライターとしても才能を発揮するジーナ・ファタード(旧姓クロウズ)の新プロジェクト。
  ●PC-1234 WILLIAMSON BRANCH『Classy. Sassy. Bluegrassy.』CD(本体\2,450-)\2,695-

 80年代からレッド・ウィングというバンドで父親のジェリーと共にPAを積んで各地のフェスを回っていたケビン・ウィリアムソンの素晴らしいファミリー・バンド、ウィリアムソン・ブランチのパインキャッスルからのセカンド。子供達の成長と共にバンドとして成熟している。
 *ゴスペル
  ●BBR-0824 VARIOUS ARTISTS 『Gonna Sing Gonna Shout』CD(本体\2,450-)\2,695-

 クレア・リンチの歌うタイトル曲が今年のIBMAアワードの年間最優秀ゴスペル曲に選ばれた、オールスター・キャストによるブルーグラス・ゴスペルの強力盤。新興レーベル、ビリー・ブルー・レコードを立ち上げたソングライター、ジェリー・サリーのプロデュースによるゴスペル・ソングライター、リック・ラングの作品集。デイブ・アドキンス、マーティ・レイボン、ザ・ホワイツ、ジェリー・サリー、クレア・リンチ、ブラッド・リー・ウォーカー、ケニー&アマンダ・スミス、ラリー・コードル、コックス・ファミリーという面々をジャスティン・モーゼス、アーロン・マクダリス、ラリー・スティーブンソン、タミー・キング、ブランドン・リックマン、ジョシュ・スウィフトといった面々がバックアップ、ナッシュビル産のウェルメイドなブルーグラス。
 *プログレッシブ
  ●COMP-4736 ROB ICKES & TREY HENSLEY『World Full Of Blues』CD(本体\2,450-)\2,695-

 ブルーハイウェイの創立メンバーの一人で15回のIBMA年間最優秀ドブロ受賞という輝かしい経歴を持つロブ・アイクスが退団後、2015年に超絶テクニックのギタリスト&シンガーのトレイ・ヘンズリーとのデュオ結成以来、コンパスからの3作目。ジャッズを見出したことで知られるナッシュビルの大物=ブント・メーハーのプロデュースの下、ビンス・ギルとタジ・マハールをゲストに迎え、ハモンド・オルガンやホーン・セクションを加えた意欲作。ボトムを支えるマイク・バブのナッシュビルの伝統に則ったベースが素晴らしい。 
 ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作
  ●LL-408 LAURA BOOSINGER & JOSH GOFORTH『Most of All』CD(本体\2,750-)\3,025-

 癒し系アパラチアン・ボイスで人気のローラ・ブージ ンガーが、ETSU(東テネシー州立大学)バンドとしてTAROらとともに来日もしたマルチプレイヤーのジョッ シュ・ゴーフォースとふたりで録音した優しく暖かい男女デュエット集。カーター・ ファミリー曲でのギター2本による柔らかいデュオや、フィドル&バンジョーによるダンスチューン(そうい えば映画『ソングキャッチャー(歌追い人)』でフィドルを弾いていたのは10代だったジョッシュだよ)、マン ドリン&ギターのブラザー・デュオでのベイルズ・ブラザーズ曲、ローラ得意のちょっとブルージー/スウィ ンギーなスローバラード、その他、オートハープも登場してのカーター・ファミリー(計4曲)やスコットラン ド系マウンテン・バラッド、アルバム・タイトルにもなったレイモンド・マクレイン先生のハイロンサム・ソ ング等々、そして最後はみんなの尊敬するジョン・ハートフォードの名曲"In Tall Buildings"は、優しい女性ボーカルに男性ハーモニーが美しい。ジョッシュ のウェイン・ヘンダーソン・ギターが冴え、バート・レイター特製バンジョーが見事なクロウハンマーを刻む もっともシンプルなアンサンブル、20世紀はじめからの伝統的なアパラチアン・デュオを、ゆったりと聴かせ てくれるローラとジョッシュの秀作である。
 ■発掘/再発見お勧め
  ●SF-40160 V.A.『Friends of Old Time Music』CD3枚(本体\5,750-)\6,325-(再入荷)

 1961年から65年のフォーク・リバイバルの真っ只中、ニューヨークの若者たちが「ホンモノ」の南部音楽 に接するチャンスを提供した同好会、「オールドタイム音楽友の会…!?」が主宰したコンサートの貴重なライブ 全55曲(内未発表53曲)と60頁の冊子がついた超すばらしいボックスセット。ビル・モンロー、メイベル・カー ター、スタンレーズらのエスタブリッシュされたアーティスト、ドック・ボッグス、ロスコ・ホルコム、クラ レンス・アッシュレーらの発掘されたオールドタイマー、ミシシッピ・ジョン・ハート、ジョセフ・スペン ス、ジェシー・フラーらの貴重なブルース/ギタリスト、ドック・ワトソン、ニュー・ロスト・シティ・ラン ブラーズ、グリーンブライアー・ボーイズらの若手新人たち等々、このときのニューヨークが、現在に至るまで のルーツ系音楽のすべての基礎となっている。 
 [温故知新]
  ●JSP-7712 BILL MONROE『All The Classic Releases 1937-1949』 4CD(本体 \4,500-)\4,950-価格改定

 ビル・モンローのもっとも初期の録音を(ほぼ)集大成した、イギリス編集の廉価盤ボックス・セット。モンロー・ブラザーズでの60曲、ブルー・グラス・ボーイズでのヴィクター録音16曲、そしてレスター・フラット、アール・スクラッグス、チャビー・ワイズらを従えての、オリジナル・ブルーグラス・サウンドの完成をみた歴史的セッションを含むコロムビア録音36曲("Nobody Loves Me""Come Back to Me in My Dreams""Why Did You Wander?""Shine Hallelujah Shine"の4曲が何故かカットされている)を収録。
 コロムビアでの未発表曲や膨大なオルタネイト・テイクを収録したベア・ファミリー盤(6枚組BCD-16399\24,750)の完璧さには及ばないものの、この価格でこれだけしっかりとまとまった内容は推薦に価するだろう。
 ■映像おすすめ
  ●CMLR601D V.A.『Country Music: Live At The Ryman』DVD120分(本体\3,450-)\3,795-
(リージョン1に設定の為、国内のプレイヤーでは再生できない可能性があります。)

 『Civil War』(1990)、『Jazz』(2001年)他、優れたドキュメンタリー作品を世に送り出してきたケン・バーンズが手掛けた新作『Country Musicn』PBS(公共放送サービス)の16時間に亘るドキュメンタリー番組『Country Music』の放映に先駆けて、ナッシュビルのライマン公会堂で行われたオールスター出演によるコンサートのライブ映像。出演はダークス・ベントレー、ロザンヌ・キャッシュ、ロドニー・クロウェル、リアノン・ギデンズ、ビンス・ギル、ブレンダ・リー、キャシー・マテア、ケッチ・セコー(オールド・クロウ・メディスン・ショー)、リッキー・スキャッグス、マーティ・スチュアート、アスリープ・アット・ザ・ホイール、ホリー・ウィリアムス、ドワイト・ヨーカム他。
本編の全8話のDVD8枚組セット(KBCM600D\12,155-税込)在庫有り
  ●MVD2331D V.A.『Woody Guthrie All-Star Tribute Concert 1970』DVD 80分(本体\3,150-)\3,465-

 1970年にカリフォルニア州ハリウッドにある野外音楽堂、ハリウッド・ボウルで開催されたウッディ・ガスリー追悼コンサートの模様を収めた映像作品。出演はウッディの息子、アーロ・がスリー、ジョーン・バエズ、ピート・シーガー、カントリー・ジョー・マクドナルド、オデッタ、リッチー・ヘブンス、ランブリン・ジャック・エリオット。ナレーションに映画『イージーライダー』の主演、ピーター・フォンダとウィル・ギアが務める。12分のボーナス映像としてアーロとジャックののリハーサル、ジャックの"1913 Massacre"、オデッタ"John Hardy"、ジョーン・バエズ"Pastures Of Plent"が収められている。ジョン・ピラ(g)、クリス・エスリッジ(bs)、ジョン・ベランド(d)、スタン・プラット(drums)、ギブ・ギルボウ(f)、サド・マクスウェル(g)、ライ・クーダー(g,m)がサポート・ミュージシャンとして参加。
 ■日本のアーティスト
  ●RCSI-1175 小寺拓実『SUNSET GLOW』CD(本体\2,315) \2,547-(再入荷)

 昨年(2018年)、ウィンフィールドのバンジョー・コンテストで2位入賞の快挙を成し遂げた小寺拓実、今年3月にレコーディング、構想から含めて1年半かけて創り上げたソロ・アルバム。2017年にジョージア州サバナミュージック・フェスティバルのアコースティックミュージックセミナーで同世代の優れたミュージシャンとの交流をきっかけに日本の音楽仲間と自信を持って世界に発信できる音楽を創り上げるという目標が結実、安永一平(m)、塚田慎太郎(g)、永田徹(f)、手島昭英(bs)を基本バンドに彼のメンターで本作のディレクターも務めた有田純弘(bj,g)、山田拓斗(f)、戸松研人(piano)、クリス・シルバースタイン(bj)という面々。箱根フェスでレコーディング・メンバーで1曲のみ披露した"New String Waltz"他、6曲のオリジナルに加えて、ブルーサイド・ロンサムとの"I'm Blue, I'm Lonesome">永田とのフィドル&バンジョー"Forked Deer"、有田とのバンジョー・デュオによるモーツアルトのピアノソナタ ハ長調 K. 545 、4弦バンジョーをスリー・フィンガー・スタイルにアレンジしたハリー・リーサー"Lollypops"4曲のカバー。
  ●LH-2016 TATSUO KAMENO『Rockin' Chair』(本体\2,315-)\2,546-

 日本のオールドタイム・ストリングバンドの草分け的存在のマウンテン・ランブラーズ、70年代にアメリカ・ツアーを敢行したブルーグラス・バンド、アップルシードのバンジョー・ブレイヤーとして活躍した伝説のミュージシャンで旭川在住の亀野達夫氏のハートウォーミングでお洒落なデビュー・ソロ作。フォーク・リバイバルの名曲やジミー・ロジャース、ホギー・カーマイケル等の小粋なグッド・タイム・ミュージック、モンローの60年代のエポックメイキングな"Walls of Time"等々、坂本愛江や旭川の地元の様々なスタイルのミュージシャンのサポートを得て、自身の唄とバンジョー、ギター、ウクレレを駆使して、キャリアに裏打ちされた余裕綽々の演奏を悠々自適に演じる佳盤。
  楽器関連作品
 ■バンジョー
  ●RCSI-1173 GREGG WELTY 『Community』CD(本体\2,450-)\2,695-

 「これが現在のブルーグラス・コミュニティの全て!!」、ブルーグラス・シーンで第一線で活躍する50人のパフォーマーと30のスタジオを巡って、3年がかりで完成、これまでで最大のブルーグラス・プロジェクトという触れ込みでリリースされた作品。ブルーグラスの作法に則ったソリッドなパフォーマンスのオンパレード、フェスのパーキングロットで若い活きの良いブルーグラッサーたちが繰り広げるホットなセッションをそのままパッケージしたような、ブルーグラスの醍醐味を捉えた素晴らしい作品。
 ■フィドル
  ●CO-2705 KENNY BAKER 『Master Fiddler』 CD(本体\2,450-)\2,695-

 最高のブルーグラス・フィドラー、ケニー・ベイカーの68年から80年代までの素晴らしいカウンティー録音のコンピレーション。今やスチュアート・ダンカンの時代ですが、皆さん、ケニー・ベイカーを忘れてはいけません。彼が生み出した数々のブルーグラス・フィドル・チューン、それはトラッドな曲を元に独自の美学で組み立てられた見事なメロディー・ラインが感動的である。全20曲、歴代のブルー・グラス・ボーイズを始め、サム・ブッシュ、ボビー&ソニー・オズボーン、バック・ホワイト等々、素晴らしいリズム隊も聞き逃せない。是非、一枚は持っておきたいです。
 ■ギター
  ●CO-3512 V.A. 『Old Time Mountain Guitar, 1926-1931』 CD(本体\2,450-)\2,695-

Lonesome Weary Blues/Buck Dancer's Choice/Guitar Rag/Blue Grass Twist/Take Me To the Land of Jazz/Spanish Fandango 他全18曲

 かつて、多くの音楽ファンを狂喜させたカウンティーLP500シリーズでも、最も多くの音楽ファンに受け入れられた一枚がCD化された。今や楽器の代表となったギターも、前世紀のパーラー・ギター・ブームに始まり、今世紀はじめに米国の山間部や南部に至ったギターがアパラチアの貧しい白人達の間でいかに扱われていたか、その一端を知る事が出来る素晴らしいコンピレーションである。ロイ・ハービー、サム・マッギー、フランク・ハッチソン等々、白人ミュージシャンが聴かせるインストを中心にしたギター奏法の数々は、トラビス・スタイル等が完成される以前の様々なフィンガーピッキン・スタイルを聴く事が出来る。ギターの歴史に興味ある人にもお勧めの名盤だ。
 ■教則、書籍おすすめ
  ●BRC-5005 ALAN BIBEY 『Bluegrass Mandolin Method: A Guide To Melodic Improvisation And Soloing』DVD118分 (本体\2,750-)\3,025-再入荷

 超絶テクニックを武器にニュー・クィックシルバー、サード・タイム・アウトを皮切りにメインストリーム・ブルーグラス・シーンを歩み続けて来たアラン・バイビーによるマンドリン教則DVD。"Blue Ridge Mountain Home"のイントロ、フィルイン、リズム・チョップ、間奏他、"Cincinatti Rag"と"Daybreak in Dixie"。基本的なテクニックからマンドリン・ソロの組み立て方まで幅広い内容。基本的なマンドリンの構え方、ピッキングするときの右手の位置、フレットの抑える時の左手の位置。開放弦を使ったスケールと小指を使ったクローズ・ポジションでのスケール練習。クローズポジションによる基本的なマンドリン・チョップからダブルストップのポジションで余った指でミュートするモダンなスタイルのリズム・プレイ。Head Over heelsやcan't You Hear Me Calling, Nine Poubd Hammerを例題にしたイントロやソロの作り方。Blue Ridge Cabin Homeを題材にKey of Bのソロとバックアップの組み立てとギターとのデュオでパフォーマンス。"Cincinatti Rag"では基本的な5度進行のメロディの組み立てからファンシーなリックを加える方法を伝授。"Daybreak in Dixie"ではダブルストップを使った基本的なソロとギターを加えたパフォーマンス。
  ●BOOK-57 『EARL SCRUGGS AND FOGGY MOUNTAIN BREAKDOWN: THE MAKING OF AN AMERICAN CLASSIC (MUSIC IN AMERICAN LIFE)』BOOK(本体\3,000-)\3,300-

 アール・スクラッグスが1949年に録音したブルーグラスで最も有名なインストルメンタル曲"Foggy Mountain breakdown"の起源と影響を掘り下げ、アールの妻、ルイーズ、ベラ・フレック、カーリー・セクラー、マック・ワイズマン、ジェリー・ダグラス等へのインタビュー等を通じて、ビル・モンローとの関係等々、アール・スクラッグスの伝説的な経歴に迫った著作。
  楽器、その他……
 (春のフェス・シーズン到来を控えて楽器のメンテナンスを承ります)
●フィドル・メンテナンス

 弓毛替え(\6000+税)ブリッジや魂柱調など、メンテナンスも行います。その他の楽器につきましてもお気軽にお問い合わせ下さい。
●SA-BA15 ソル・アネモ「鼈甲ピック」各(本体\2,200)\2,420-

 最高級の素材をハンドメイドで丁寧に仕上げた鼈甲製フラットピック。トライアングル、ティアドロップ、グリスマン・シェイプ、厚みは1.5mm。オーダーメイドにも対応出来ます。なお当商品は手作りのため3-4週間の余裕をいただきます。
  ●MISC-0012 =BILL KEITH BANJO STRINGS(本体\900-) \990-

 ビル・キースバンジョー弦限定入荷。特徴は1、2、5弦が同じゲージ。.011 .011 .015 .022 .011(ミディアムゲージ)。4弦ブロンズが珍しい。
  ●MISC-EJM74 『ダダリオ・マンドリン・モネル弦ミディアム』(本体\2,400-)\2,640-

 ギブソン社が採用してサム・ブッシュが愛用したモネル弦がダダリオ社からリリースされた。ニッケルと銅の合金であるモネル製の巻弦を使用、通常のブロンズ弦に比べてぎらついた感じがあまりしないので、張りたての状態でもウッディな暖かみのある楽器本来の音色を引き出すのに適しています。
派手さは無いがナチュラルな響きが魅力でビンテージ楽器の本来の鳴りを引き出すことで愛用者も多い。ミディアム・ゲージ (11, 15, 26, 40)、2弦のチューニングが安定するので推奨、サム・ブッシュが好むミディアム・プラス(11, 14, 25, 41)も有り。
張りたてのきらびやかな感じがお好みの方はデビッド・グリスマン愛用のフォスファー・ブロンズ、定番のEJ74(\1,320税込)をお勧めします。
●TBFT-2019 宝塚ブルーグラス・フェスティバルのオフィシャルTシャツ  \2,500- (税、送料込)

 カラー白、サイズはM(アメリカンサイズです。日本の通常サイズより少し大きめです)
サイズ M: 着丈: 72.0 身幅: 51.5 袖丈: 17.5 肩幅: 47.5
 輸入雑誌
 ■バンジョー・ニューズレター誌
  ●BNL-20/02 2020年2月号 \970-

 映画『脱出』で使われた"Dueling Banjos"他、バンジョー・プレイヤーとして又、マルチ・インストルメンタリストとして数々の功績を残したエリック・ワイズバーグを称えて、彼の足跡と多くの信奉者のコメントを綴ったカバーストーリーとタプ譜"Pony Express""Jesse James"、デイル・アン・ブラッドレイのバンジョー奏者として又、ミュージック・キャンプのインストラクターとしても活躍するマイク・サムナー・インタビュー、スクラッグス・コーナーはアール・スクラッグス・レビュー『Today and Forever』よりモンロー"Blue Moon of Kentucky"他。
  ●BNL-20/01 2020年1月号 \970-

 ボストンから登場したティーンエイジャーの注目のG.ロックウェル・インタビューとオリジナル曲TAB"Banjology"。スクラッグス・コーナーは1993年のジョン・ハートフォード他とのジャム・セッションからTAB"The Fox"、今月のクロウハンマーは元レッドクレイランブラーズのトミー・トンプソンTAB"Peter Francisco""Cabin Creek"、ニック・ホーンバックル他。
 ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
  ●BU-20/02 2020年2月号 \1,100-

 ドブロの新たな可能性を広げるロブ・アイクス、IBMAアワード年間最優秀新人とギターの2部門を獲得した注目のビリー・ストリングス、トラッド・グラスのニュースター=キャロライナ・ブルー、ベラ・フレック主宰のブルーリッジ・バンジョー・キャンプ、バレンタイン・ディに因んでケニー&アマンダ・スミス、ウェイン&クリスティン・スコット・ベンソン他ブルーグラス界のおしどり夫婦特集他。
  ●BU-20/01 2020年1月号 \1,100-

 昨年の11月22日に亡くなったムーンシャイナー誌の編集長、井上三郎追悼、ブルーグラスとスカイダイミングや遊覧飛行が合体したフライ・イン・フェスティバル、86年の歴史を持つホィーリング・ジャンボリー、再オープンするキャンプ・スプリング、ノースキャロライナ州フィドラーズ・グロウブキャンプ場、恒例2020年フェスティバル・ガイド、フェスティバル・バンド・コンテスト
 月刊『ムーン・シャイナー』
  1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス専門誌。日米ブルーグラスのホットな話題から、音楽の真髄を探求する月刊誌。

■定期購読:1年\6,400-
       半年\3,500-

 お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。
  ●2020年2月号 MS-3704 (通巻436号)\550-(税込)

 ムーンシャイナーはこうして始まった、ラマー・グリア逝去で振り返る裏街道なバンジョー、佐々木仁さん追悼、How To Play Bluegrass #14バンジョーTAB譜"Tennessee"Jimmy Martin、今だから聴いてみよう!、サブさん追悼2、ビル・エマーソン インタビュー Part 3、同志社大SMMA創立50周年記念 ブルーブラスOB会レポート、The Story of The Bluegrass Album Banjo、ケン・バーンズ『カントリー・ミュージック』、成田勝浩のロンサム・エアポート第百七十八話「、学生ブルーグラスプロファイル#79 高澤拓夢東北大学ブルーグラス同好会、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバル他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスだけの月刊誌です。
  ●2020年1月号 MS-3703 (通巻435号)\550-(税込)

 サブさん、最後の日々、哀悼するは我にあり"THE LAST THING ON MY MIND"、サブさん追悼、How To Play Bluegrass #13バンジョーTAB譜"Lullaby Of Birdland"(バードランドの子守唄)、ビル・エマーソン インタビュー Part 2、「ブルーグラスについて私が知っている2、3の事柄」第一回-70年代初期に現れた新世代のブルーグラス・グループ達、フォークリバイバル以前、ブルーグラスは都市部にどう伝播し発展したのか第一回ニューイングランド編、アパラチア滞在記2、グランド・オール・オーブリーのテレビ番組復活、成田勝浩のロンサム・エアポート第百七十七話「、学生ブルーグラスプロファイル#78中村唯人(なかむらゆいと)大谷大学、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスだけの月刊誌です。
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