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    B.O.M.Newsletter #467  
            2019年9月15日  
   
 

 
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目   次

今月のハイライト  1  
新入荷ダイジェスト    2  
   3  (ブルーグラス)
   4   (オールドタイム、フォーク、アメリカーナ)
   5  (カントリー・ポップ新入荷)
   6 (インスト新入荷)  
新入荷作品解説    7  
   8  ■ブルーグラス新入荷
   9  ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
   10  ■インスト新入荷
   11  ■カントリー・ポップ新入荷
   12  ■発掘・編集最新入荷
   13  ■日本のアーティスト
 最近作/お勧め作、再入荷  14  
   15  ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
   16  (ムーンシャイナー9月号レビュー紹介作品)
   17  ■ブルーグラス最近作/お勧め作
   18  *コンテンポラリー
   19  *トラッド
 20  ■ レッド・クレイ・アーカイブ・シリーズ
   21  ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作
   22  ■カントリー/ポップお勧め
   23  ■発掘/再発見お勧め
   24  ■映像おすすめ
 楽器関連作品  25  
   26  ■バンジョー
   27  ■マンドリン
   28  ■フィドル
   29  ■ギター
   30  ■教則おすすめ
 楽器、その他……  31  
 輸入雑誌  32  
   33  ■バンジョー・ニューズレター誌
   34  ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
月刊『ムーン・シャイナー』  35  
 B.O.M.ご利用方法  36
 



  いつもBOMをご利用いただきありがとうございます。 

 さてこのたびの消費税改定に伴い税込み表示価格が変更になります。

 ニュースレターおよびウエブサイトに表示しています旧消費税での価格は10月1日より新税に読み替えていただくようお願い申し上げます。

 またムーンシャイナーの年間契約は¥6,400-、半年は¥3,500-といたします。

 なにとぞご理解を頂きたくお願い申し上げます。

 今月のハイライト
  ●COMP-4737 MICHAEL CLEVELAND『Tall Fiddler』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Arkansas/High Lonesome Sound/20 Cent Cotton and 90 Cent Meat/Beauty of My Dreams/5-String Swing/Old Time River Man/Tennessee Plates/Tall Fiddler/Tarnation/Son of a Ramblin' Man/Mountain Heartache/Me and Helen/Lazy Katie

 グラミー賞ノミネートをはじめIBMAアワード年間最優秀フィドラー11回受賞としいう快挙を遂げたマイケル・クリーブランド、この度、ドキュメンタリー映画『Flamekeeper:The Michael Cleveland Story』も公開されて乗りに乗っている彼の最新作。
 現メンバーのフレイムキーパーを基本バンドにゲストを加えたトラックが6曲、その他、適材適所に豪華なゲストによるよるセッションが7曲という構成。  マイケル(f)、ジョッシュ・リチャーズ(g)、ネイサン・リヴァーズ(m)、タイラー・グリフィス(bs)、ジャサイア・シュロード(bj)という現在のフレームキーパーの面々によるジム・シューメイトのインスト"Arkansas"、デル・マッカリー(v)を迎えて、デルのラウンダー時代の十八番"Beauty of My Dreams"、ダン・ティミンスキーを迎えたビンス・ギル作の"Son of a Ramblin' Man""Mountain Heartache"と共にヘビー級ブルーグラス、メンバーの緊張の中にも嬉々とした様子が伝わる。  最近はブルーグラスのフィールドでの活躍の目立つトミー・エマニュエルを迎えたタイトル曲はトミー自作によるオリジナル・フィドルチューン、途中のギター&フィドルのバトルが凄まじい。ジェリー・ダグラスを迎えた"Me and Hele"は叙情的なジョッシュのオリジナル・ソング。ジェリーとマイケルの会話が聞こえてきそうなリリカルなプレイが美しい。
 マイケルとトラベリン・マッカリーズの共演によるピーター・ローワンのビル・モンロー賛歌"High Lonesome Sound"、ティム・オブライエン(m,bj,v)、ジェフ・ホワイト(g)、バリー・ベイルズ(bs)という面々でストリングビーンのオールドタイムの色濃い"20 Cent Cotton and 90 Cent Meat"、こちらにベラ・フレックが加わって小粋にスウィングするマイケルのオリジナル"5-String Swing"、ティムのクロウハンマーとベラのフィンガー・スタイルのバンジョー共演でジョン・ハートフォードのノスタルジックな"Old Time River Man"、ジョンやベニー・マーチンの香りのするマイケルのフィドリングも聞き物。"Tarnation"はベラとマイケルの共作によるフィドル&バンジョー曲。サム・ブッシュを迎えたジョン・ハイアット作"Tennessee Plates"ではラリー・アタマニュィック(drums)、ガスリー・トラップ(elec.g)とサムのスライド・マンドリンも加わったスワンプ・ロック。ラストはフレイムキーパーの前メンバーのコディ・ルーパー(bj)、サム(m)、ジェフ(g)、バリー(bs)とマイケルのリード・ギターをフィーチャーしたミディアム・テンポのオリジナル・フイドル曲"Lazy Katie"は、何処か懐かしさを感じさせる味わい深い仕上がり。
 新入荷ダイジェスト
 (ブルーグラス)
  ●ROU-610065 PO' RAMBLIN BOYS 『Toil Tears & Trouble 』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 黄金時代のブルーグラスを再現したようなワンマイクを駆使したオールド・ファッションなスタイルでトラッド・ブルーグラス・ファンのみならず、そのエネルギッシュなパフォーマンスで、若いプログレッシブなストリングバンド音楽ファンからも支持されているというポーランブリン・ボーイズのラウンダー・デビュー盤。 
  ●MAC-2019 MAC MARTIN & THE DIXIE TRAVELERS  『Live at Walsh's Lounge (1971 & 1972)』CD(本体¥2,250-)¥2,430-

 ペンシルバニア州ピッツバーグを拠点に活動してきたマック・マーチン&デキシー・トラベラーズ。1957年のバンド結成から1976年までレギュラー出演を続けたウォルシュ・ラウンジで1971年と1972年のライブ音源集。
  ●COMP-4737 MICHAEL CLEVELAND『Tall Fiddler』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 グラミー賞ノミネートをはじめIBMAアワード年間最優秀フィドラー11回受賞としいう快挙を遂げたマイケル・クリーブランド、最近、ドキュメンタリー映画『Flamekeeper:The Michael Cleveland Story』も公開されて乗りに乗っている彼の最新作。
 (オールドタイム、フォーク、アメリカーナ)
  ●SFW-40207 V.A.『Mike Seeger's Final Trip Through Appalachia On ' Just Around The Bend'』2CD+DVD(本体¥5,500-)¥5,940-
2-CD and DVD features Riley Bagus, Rhiannon Giddens, Leroy Troy and Joey Ayers

 フォーク・リバイバルの最大の功労者の一人、マイク・シーガーが2009年に妻のアレクサ・スミスと映像作家のヤシャ・アギンスキーと共にアパラチア・マウンテンを訪ねて、現地のオールドタイム・バンジョーのプレイヤーの音源と映像を集めた最後のフィールド・レコーディング&映像集。
 (カントリー・ポップ新入荷)
  ●721-506 TANYA TUCKER 『While I'm Livin』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 1958年生まれで1972年、13歳の時に『デルタの夜明け』の大ヒットを飛ばした一躍人気歌手の仲間入りをしたタニヤ・タッカーの25枚目となるスタジオ録音盤。プロデュースに先日来、テルライドやニューポート・フォーク・フェスの圧巻のパフォーマンスでカントリー、アメリカーナの分野で存在感を示したブランディ・カーライル(楽曲も提供)とアウトローカントリーの先駆者=ウェロン・ジェニングスの息子であるシューター・ジェニングスをプロデュースに迎えた意欲作。
  ●B003035602 VINCE GILL 『Okie』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 ビンス・ギル、彼の生まれ故郷、オクラホマ出身者を意味するオーキーと題された待望のニューアルバム。ダストボウル・チルドレンと呼ばれた、1930年代にテキサス、オクラホマ・アーカンソーを襲った砂嵐の被害で故郷を離れてカリフォルニア等に移住を余儀なくされた歴史を見据えて、アコースティック・ギターを基調にポール・フランクリンのスチールやマイケル・ローズ(bs)、ジョン・ジャービス(piano,etc)等、鉄壁のバックで、先頃亡くなったマール・ハガードやガイ・クラークに捧げられた曲等、シンガーソングライターとして自伝的色合いの強い作品。
 (インスト新入荷)
  ●REB-8009 V.A.『True Bluegrass: Mandolin』CD(本体¥1,800-)¥1,944-

 ブルーグラスのインディーズの老舗、レベル社とカウンティ社の豊富の音源からマンドリンのインストルメンタルを選りすぐったコンピレーション作品。レッド・レクター、ハーシャル・サイズモア、ドイル・ローソン等、超ベテランから、アラン・バイビー、デンプシー・ヤング、ジミー・グッドロウ、ラリー・ライス、ブッチ・バルダサリ、スコット・ネビア、ビル・モンロー他。

-More Information-
  ●RCSI-1175 小寺拓実『SUNSET GLOW』CD(本体¥2,315) ¥2,500-

 昨年(2018年)、ウィンフィールドのバンジョー・コンテストで2位入賞の快挙を成し遂げた小寺拓実、今年3月にレコーディング、構想から含めて1年半かけて創り上げたソロ・アルバム。
 新入荷作品解説
 ■ブルーグラス新入荷
  ●ROU-610065 PO' RAMBLIN BOYS 『Toil Tears & Trouble 』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Next Train South/Hickory, Walnut & Pine/Cold Hard Truth/Toil, Tears & Trouble/Ice Covered Birches/Old New Borrowed and Blue/Bidding America Goodbye/Don't Kneel at My Graveside/Ice On The Timber/Widow Mae/Searching For a Soldier's Grave/Longing For The Ozarks全12曲

 ミズーリ州をベースに黄金時代のブルーグラスを再現したようなワンマイクを駆使したオールド・ファッションなスタイルでトラッド・ブルーグラス・ファンのみならず、そのエネルギッシュなパフォーマンスで、若いプログレッシブなストリングバンド音楽ファンからも支持されているというポーランブリン・ボーイズのラウンダー・デビュー盤。エンジニアにはアリソン・クラウスやサラ・ジャローズも担当したゲイリー・パチョーザ。先行シングルの"Next Train Southがチャートを賑わせていて待ちに待ったアルバム発売。タイトル曲はコニー&ジョーのバックウッズ・ボーイズの古いスターディ録音から、ラウンダー社の創立者の一人、ケン・アーウィンが、ポーランブリン・ボーイズが一時バックバンドを務めていたことも有る、ジェームス・キングがこの曲を録音するときに作者のコニー・ゲイトリーに新たに3番の歌詞を依頼したと言う曰く付き。タニヤ・タッカーの"Bidding America Goodbye"、オースチンのシンガーソングライター=スレイド・クリーブスの"Hickory, Walnut & Pine"、80年代にオケーンズとしてヒットを飛ばしたジェイミー・オハラ作でジョージ・ジョーンズで知られる"Cold Hard Truth"、イリノイのフォーク・デュオ=ゴードンズの"Widow Mae"、ケン・アーウィンの強い勧めで取上げたバリー&ホリー・タシアンの"Don’t Kneel At My Graveside"、レボナ社から2枚のアルバムを残したパイン・ヒル・ランブラーズのレパートリーから"Ice Covered Birches"ではアラスカ在住の作者のカール・ホフマンを尋ねて3番の歌詞を新たに加えた。ロイ・エイカフ作でハンク・ウィリアムスやスタンレーも取上げていた"Searching For a Soldier's Grave"、オザーク・ブルーグラスの先達、シダーヒルのレパートリーから"Ice on the Timber"という選りすぐりの選曲で聞かせる。 
  ●MAC-2019 MAC MARTIN & THE DIXIE TRAVELERS  『Live at Walsh's Lounge (1971 & 1972)』CD(本体¥2,250-)¥2,430-

Just to Ease My Troubled Mind/Doin' My Time/Salt Creek/Does It Have to End This Way/Used to Be/Why Do You Weep Dear Willow?/Lee Highway Blues/Don't You Cry over Me/I'm Lonesome Without You/Pretty Flowers for My Pretty Baby/In Despair/White House Blues全12曲

 ペンシルバニア州ピッツバーグを拠点に活動してきたマック・マーチン&デキシー・トラベラーズ。
1957年のバンド結成から1976年までレギュラー出演を続けたウォルシュ・ラウンジで1971年と1972年のライブ音源集。  マック・マーチンは1925年生まれで現在、95歳。本名、ビル・コレラン、1940年代の後半にペンシルバニア州グリーズバーグのWHJB局でビル・ヒギンズ(f)、ビル・ワグナー(bs)とパイクカウンテイ・ボーイズを始めたときに、同じバンドに3人のビルが居るのは紛らわしいのでマック・マーチンのステージ・ネイムを使うようになったという。  デキシートラベラーズは1957年に結成、メンバーの仕事や家庭の関係でピッツバーグに留まっての活動が中心となったが、ブルーグラスのスタンダードやアーリー・カントリー、トラッド曲等、幅広いレパートリーでルーラル・リズムやゲイトウエィ、カウンテイ等に20枚以上のアルバムを残している。 ここでは名盤の誉れ高い『Dixie bound』(CO-743)から"Just to ease my worried mind""Does it have to end this way"他、モンロー、フラット&スクラッグス、デルモア・ブラザーズ、ロイ・エイカフ、ベイルズ・ブラザーズ等々、録音から40年経った今、彼らの上質のトラッド・ブルーグラスが楽しめる。
  ●NEDY10512 DOYLE LAWSON & QUICKSILVER『Live In Prague Czech Republic』CD(本体¥2,450-)¥2,646- 9月下旬入荷予定

Driving It Home/Back In My Baby’s Arms Again/Jealous/Living Like There’s No Tomorrow/I’ll Be True While You’re Gone/Shenandoah Breakdown/I’m Going To Heaven/On The Sea Of Life/Little Girl/Leaving On Her Mind/Out In The Cold World/She’s Walking Through My Memory/Clinch Mountain Backstep/Julie Ann

 ドイル・ローソン&クィックシルバー、チェコ共和国プラハに於けるライブ・アルバム。1979年にシュガーヒルからデビュー以来、ラウンダー他、レーベルを渡り歩き、ここ15年位はマウンテン・ホームからコンスタントに上質の作品をリリースはてきたが、心機一転、新興レーベル、ビリー・ブルー・レコーズ移籍第1作。ベルリンの壁が崩壊する以前の東欧の国の中で。特にブルーグラスが盛んだったチェコ共和国で、2016年と2017年にグラミーノミネート、8回のIBMAの年間最優秀ボーカル・グループ受賞他、輝かしい経歴を持つドイル・ローソン&クイックシルバーを迎えて、聴衆の期待の高さとミュージシャンの想いの相乗効果が伝わる。現在のメンバーはドイル(m)、 2017年の年間最優秀ドブロに選ばれたジョッシュ・スイフト(d)、ジョー・ディーン(bj)、スティーブン・バーウェル(f)、ジェリー・コール(bs)、ジェイク・バノーバー(g)、メンバーチェンジを繰り返しながらも、高いクォリティのバンドを維持しているのは流石。初っ端からハードにドライブするバンジョーに導かれて分厚いコーラスと卓越した楽器のソロ回しが続く"Driving It Home"、否が応でも期待が高まる。ジョージ・ジョーンズのヒット曲をジミー・マーチンを髣髴させるソリッドなブルーグラスに仕上げた"Back In My Baby’s Arms Again"、ポール・クラフト作"Jealous"とがっちりと聴衆を掴む様は圧巻。キース・ホィットリーの絶妙の節回しの印象が強い"Living Like There’s No Tomorrow"、、『The News Is Out』(sugar hill 1987年)収録のピート・ゴーブル作"She’s Walking Through My Memory"と"I’ll Be True While You’re Gone"はジーン・オートリーの古いコロンビア録音から。アカペラの"I’m Going To Heaven"、バンド結成当時からの当り曲"On The Sea Of Life"等、セイクレッド曲、前作『Life Is A Story』から"Little Girl"、新メンバー、ケンタッキー出身のジェイク・をフィーチャーした新曲"Living Like There's No Tomorrow"、ドイルのボーカルで"Out In The Cold World"、2曲のインストを交えて、最も人気の高い"Julie Ann"まで鉄壁の演奏を繰り広げる。
  ●ROU-00620 BLUE HIGHWAY『Somewhere Far Away - Silver Anniversary』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-9月下旬入荷予定

 IBMAアワードを始めとして数々の受賞歴を誇るブルー・ハイウェイ自身のプロデュースによる最新作『Somewhere Far Away:Silver Anniversary』。ティム・スタッフォード(g)、ウェイン・テイラー(bs)、ショーン・レイン(m,f)、ジェイソン・バールソン(bj)という創立メンバー(ロブ・アイクスのみ2015年に脱退)が25年の歳月をかけて創り上げたオリジナル・サウンドの集大成。本作では西部をテーマとした12曲のオリジナル曲。
  ●REB-1867 "BAND OF RUHKS『Run Fanny Run』CD(本体¥2,450-)10/18発売

 ドン・リグスビー、ロニー・ボーマン、ケニー・スミス、元ロンサムリバー・バンドのメンバーによる強力ユニット、レベル移籍第一弾。10月18日発売予定
 ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
  ●DIRT-0094 CHE APALACHE 『Rearrange My Heart』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Saludo murguero/Maria/The Dreamer/24 de marzo (Dia de la Memoria) /Rock of Ages/The Wall/Rearrange My Heart/春の便り (The Coming of Spring)/New Journey/La milonga del cuis empedernido/ Over in Glory-New Swing/Once Took Me In

 ノース・キャロライナ生まれのフィドラー&バンジョー・プレイヤーで2007年頃に長野で英語指導助手として働きながら、各地のブルーグラスの集まりにも出没していたジョー・トゥループが、帰国後に南米アルゼンチンのブエノスアイレスでブルーグラスをはじめとしたアメリカのルーツ音楽とラテン音楽を融合した"Latingrass"と自ら呼ぶユニークな音楽演じる「チェ・アパラチェ」、ベラ・フレックのプロデュースによるフリー・ダートからのデビュー作。。ジョーに加えてアルゼンチン生まれのフランコ・マルティーノ(g)、マルティン・ボブリック(m)、メキシコ人のポーバルジャウ(bj)の4人組、ボーカル&ハーモニー、演奏技術共に素晴らしい。本作ではウルグアイのムルガ、カンドンベ、フラメンコ、スタンレー・ブラザーズにも通じるマウンテンゴスペル、ストレートなハードドライブブルーグラスなど、さまざま要素を融合したクリエイティブな作品です。トニー・ライスが好みそうなフォークタッチのメロディにラテンのコーラスが絶妙な"The Dreamer"、ラルフ・スタンレーにも通じるアカペラによるクァルテット・ナンバーで強い政治的メッセージを持った"The Wall"、来日経験を活かした完璧な日本語による民謡調の"春の便り (The Coming of Spring)"、ストレイトなブルーグラス"Over in Glory-New Swing"等々、初めて聴いた音楽では有るが、全く不自然さを感じないのは、それぞれの音楽の本質的な部分を捉えた上で、有機的に融合していると言う印象。素晴らしい。 
  ●COMP-4736 ROB ICKES & TREY HENSLEY『World Full Of Blues』CD(本体¥2,450-)¥2,646- 10月入荷予定

Born With The Blues/Brown Eyed Woman (Feat. Vince Gill)/I'm Here But I'm Lonely/Thirty Days/World Full Of Blues (Intro)/World Full Of Blues (Feat. Taj Mahal)/The Fatal Shore/Nobody Can Tell Me I Can't/There's Always Something To Remind Me Of You/Suzanne/Both Ends Of My Rainbow/Rugged Road

 ブルーハイウェイの創立メンバーの一人で15回のIBMA年間最優秀ドブロ受賞という輝かしい経歴を持つロブ・アイクスが退団後、2015年に超絶テクニックのギタリスト&シンガーのトレイ・ヘンズリーとのデュオ結成以来、コンパスからの3作目。ジャッズを見出したことで知られるナッシュビルの大物=ブント・メーハーのプロデュースの下、ビンス・ギルとタジ・マハールをゲストに迎え、ハモンド・オルガンやホーン・セクションを加えた意欲作。
 ■インスト新入荷
  ●REB-8009 V.A.『True Bluegrass: Mandolin』CD(本体¥1,800-)¥1,944-

Old Town - Butch Baldassari/Florida Blues - Ricky Skaggs/Rebecca - Hershel Sizemore/Juke Joint Boogie - Lyle Meador/Around the Carousel - Scott Napier/Road to Columbus - Bill Monroe and Kenny Baker/Rocky Run - Jerry Stuart/Speckled Pups - Dempsey Young/The Jackrabbit Trail - Butch Baldassari/Coo Coo's Nest - Larry Rice/Cricket on the Hearthと - Norman Blake and Red Rector/Gordon McGregor - Alan Bibey/Lover's Concerto - Doyle Lawson/Bounce Away - Hershel Sizemore/Bill Cheatham - Frank Wakefield and Red Allen/Fisher's Hornpipe - Jimmy Gaudreau and Moondi Klein/Foggy Valley - Red Rector and Fred Smith/Stuart's March - Jerry Stuart

 ブルーグラスのインディーズの老舗、レベル社とカウンティ社の豊富の音源からマンドリンのインストルメンタルを選りすぐったコンピレーション作品。カウンティ盤のビル・モンロー、レッド・レクター、ハーシャル・サイズモア、ドイル・ローソン等、超ベテランから、アラン・バイビー、デンプシー・ヤング、ジミー・グッドロウ、ラリー・ライス、ブッチ・バルダサリ、スコット・ネビア他。フランク・ウェイクフィールド&レッド・アレンの"Bill Cheatham"はレッド・クレイからリリースされている『Frank Wakefild, Don Stover, Kenny Kosek, Kevin Smyth, Greg & Neal Allen』(RC-104¥2,138-)のセッションのアウトテイクの未発表音源。  ハーシャル・サイズモアのマスターピースで若手のジャムでも人気の高い"Rebecca"、ドイル・ローソンの押し出しの強いピッキングでキャッチーなメロディを奏でる"Lover's Concerto"、ジェリー・スチュアートの変則チューニングがユニークな"Rocky Run"、ケニー・ベイカーの作品にビル・モンローがサイドメンとして参加した"Road to Columbus"、A-4丸穴マンドリンのサウンドが特徴的なレッド・レクター(m)とノーマン・ブレイクー(g)の"Cricket on the Hearth"といったカウンティ音源、リッキー・スキャッグスのデビュー・ソロから弾けるピッキングが特徴的な"Florida Blues"や カール・シフレットやロスト&ファウンドのアルバムた収録されたユニークなマンドリン曲がフィーチャーされている他、良く吟味された選曲が嬉しい。 

-More Information-

  ●REB-8010 V.A. 『True Bluegrass Guitar』CD(本体¥1,800-)¥1,944-

Tom and Jerry - Cody Kilby/Freight Train - James Alan Shelton/Bucktime - Kenny Baker and Josh Graves/Salt Creek - Tony Rice/The Girl I Left Behind Me - Norman Blake and Red Rector/Memories of You - Cody Kilby/Just Pickin' - Jeremy Stephens/Eight More Miles to Louisville - James Alan Shelton/Red Haired Boy - Tony Rice/Greensleeves - Richard Bdennett/Billy in the Lowground - Tony Rice/Angeline the Baker - Kenny Smith and Tim Stafford/Carter's Blues - Larry Sparks/Whiskey Before Breakfast - David Grier/Cannonball Rag - Charlie Waller and Randall Hylton/Georgia On My Mind - Tony Rice/Song for Greta - James Alan Shelton/Washington County - Richard Bennett/St Anne's Reel - Cody Kilby

 ブルーグラスのインディーズの老舗、レベル社の豊富の音源からギターのインストルメンタルを選りすぐったコンピレーション作品。トニー・ライスの"Salt Creek""Red Haired Boy""Billy in the Lowground"と"Georgia On My Mind"極めつけの4曲を始めとして、14歳の頃のコディ・キルビー、クリンチ・マウンテン・ボーイズのギタリストを20年間勤め上げた故ジェームス・アラン・シェルトン、デビッド・グリア、ケニー・ベイカー、ラリー・スパークス、チャーリー・ワーラー他、全19曲。ケンタッキー・サンダーからトラベリン。マッカリーズで活躍中のコディ・キルビー、ラルフ・スタンレーのバンドのメンバーとしてクリンチ・マウンテン・ボーイズ・スタイルのクロス・ピッキング・ギターを継承していた故ジェームス・アラン・シェルトン、トニー・ライス・クローンとしてJ.D.クロウ&ニューサウスのギター&ボーカルを務めたリチャード・ベネット、ドン・レノのスタイルのバンジョーの名手でギターにも長けているジェレミー・スティーブンス、ケニー・スミス&ティム・スタッフォード等、様々なスタイルが聞けるのが興味深い。

-More Information-

  ●RCSI-1175 小寺拓実『SUNSET GLOW』CD(本体¥2,315) ¥2,500-

New String Waltz/Lollypops/Hekireki/DFW/Forked Deer/A Crow / Crowds Of Crows/Piano Sonata No.16 in C major, K545 Allegro/I'm Blue, I'm Lonesome/Sunset Glow/バンジョーでワルツを全10曲

 昨年(2018年)、ウィンフィールドのバンジョー・コンテストで2位入賞の快挙を成し遂げた小寺拓実、今年3月にレコーディング、構想から含めて1年半かけて創り上げたソロ・アルバム。2017年にジョージア州サバナミュージック・フェスティバルのアコースティックミュージックセミナーで同世代の優れたミュージシャンとの交流をきっかけに日本の音楽仲間と自信を持って世界に発信できる音楽を創り上げるという目標が結実、安永一平(m)、塚田慎太郎(g)、永田徹(f)、手島昭英(bs)を基本バンドに彼のメンターで本作のディレクターも務めた有田純弘(bj,g)、山田拓斗(f)、戸松研人(piano)、クリス・シルバースタイン(bj)という面々。箱根フェスでレコーディング・メンバーで1曲のみ披露した"New String Waltz"他、6曲のオリジナルに加えて、ブルーサイド・ロンサムとの"I'm Blue, I'm Lonesome">永田とのフィドル&バンジョー"Forked Deer"、有田とのバンジョー・デュオによるモーツアルトのピアノソナタ ハ長調 K. 545 、4弦バンジョーをスリー・フィンガー・スタイルにアレンジしたハリー・リーサー"Lollypops"4曲のカバー。ムーンシャイナー9月号(MS36-11 ¥540)にて特集記事掲載中。
 ■カントリー・ポップ新入荷
  ●721-506 TANYA TUCKER 『While I'm Livin』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Mustang Ridge/The Wheels of Laredo/I Don't Owe You Anything/The Day My Heart Goes Still/High Ridin' Heroes/The House That Built Me/Hard Luck/Rich/The Bridges/Bring My Flowers Now

 1958年生まれで1972年、13歳の時に『デルタの夜明け』の大ヒットを飛ばした一躍人気歌手の仲間入りをしたタニヤ・タッカーの25枚目となるスタジオ録音盤。プロデュースに先日来、テルライドやニューポート・フォーク・フェスの圧巻のパフォーマンスでカントリー、アメリカーナの分野で存在感を示したブランディ・カーライル(楽曲も提供)とアウトローカントリーの先駆者=ウェロン・ジェニングスの息子であるシューター・ジェニングスをプロデュースに迎えた意欲作。 
  ●B003035602 VINCE GILL 『Okie』 』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

I Don't Want to Ride the Rails No More/The Price of Regret/Forever Changed/An Honest Man/What Choice Will You Make/Black and White/The Red Words/When My Amy Prays/A Letter to My Mama/Nothin' Like a Guy Clark/That Old Man of Mine/A World Without Haggard全12曲

 ビンス・ギル、彼の生まれ故郷、オクラホマ出身者を意味するオーキーと題された待望のニューアルバム。ダストボウル・チルドレンと呼ばれた、1930年代にテキサス、オクラホマ・アーカンソーを襲った砂嵐の被害で故郷を離れてカリフォルニア等に移住を余儀なくされた歴史を見据えて、アコースティック・ギターを基調にポール・フランクリンのスチールやマイケル・ローズ(bs)、ジョン・ジャービス(piano,etc)等、鉄壁のバックで、先頃亡くなったマール・ハガードやガイ・クラークに捧げられた曲等、シンガーソングライターとして自伝的色合いの強い作品。
 ■発掘・編集最新入荷
  ●FW-31088 RED ALLEN 『Red Allen and Friends』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

She's Country/Dig a Hole in the Meadow (Darling Corey)/Stone Wall/Bill Cheatham/Troubles 'Round My Door/Hello City Limits/Sweet Love Ain't Around/Gold Watch and Chain/Bad News/Fire on the Mountain

 レッド・アレンがハーリー&グレッグの息子達とゲストを迎えて、スクラッグス・サウンド・スタジオでスティーブ・スクラッグスをプロデュースに迎えて1981年にリリースされた作品。レッド(g,v)、ジョン・ファーマー(bj)、テリー・スミス(bs)、マーティ・スチュアート(g,m)、バッサー・クレメンツ(f)を基本バンドに、ランディ(g)&ゲイリー(harp)・スクラッグス、ジョン・マッキュエン(bj)がゲスト参加。1973年に夭逝したもう一人の息子、ニールのペンによる"She's Country"を皮切りに"Hello City Limits"やハンク・ウィリアムス"Sweet Love Ain't Around"のセルフカバーやカーター。ファミリー"Gold Watch and Chain"やカントリーのブルーグラス・アレンジ等、手堅い選曲、レッドのスターディ時代の"Troubles 'Round My Door"ではハーリー・アレンのリード・ボーカルで。バッサーのぶっ飛びフイドルとマーティのテクニシャンぶりが冴え渡るインスト"Bill Cheatham""Fire on the Mountain"、ニールの死後、活動のペースを抑えた時代ではあるが、フォークウエイズ時代の作品も味わい深い。 
  ●BCD-16036 V.A.『The Bakersfield Sound』10CD+220PP hardcover book (本体¥26,950-)¥29,106-受注後約2週間で入荷

 ベーカーズフィールド・サ ウンドの集大成的なボックスセット。 西のカントリー音楽の首都、ナッシュビル・ウェストと呼ばれたベイカーズフィールドの音楽の歴史を紐解く大全集。1940年代のフィールド・レコーディングから1970年代まで、未発表スタジオ音源やライブ音源、デモ・テープ等、貴重な音源満載。 Merle HaggardやBuck Owens, ギターの名手 Don Rich やFerlin Husky, Dallas Frazier, Jean Shepard, Wynn Stewart, Tommy Duncan, Red Simpson, Kay Adams, Duck Curless, Joe Maphis, David Frizzell, The Gosdin Brothers, Clarence White他、有名無名アーティストの作品全299曲を収録。貴重な写真満載の豪華ハードカバーブック付き。曲目,詳細は御問い合わせ下さい。
 ■日本のアーティスト
  ●MM-2019 みなかみまゆ子(本体¥1389)¥1,500-

元気を出して/大切なひと ~The Lakes Of Pontchartrain~/Desperado/ひこうき雲/石狩挽歌/竹田の子守唄/やさしさに包まれたなら/Ring Them Bells/木蘭の涙/翳りゆく部屋

 酪農学園大学のブルーグラス出身で、現在は扇町ボンバーズ、ひいらぎ弦楽団等で活躍、札幌のライブ・ミュージックの発信基地として重要な珈琲軽食ひいらぎの店主も務めるみなかみまゆ子のソロ・アルバム。ハードトゥファインドのギター&ブズーキ奏者でひいらぎの常連客でも有る星直樹との共同プロデュースで、耳に馴染みのあるメロディを素朴で清涼感のあるボーカルで聞かせる。竹内まりや、荒井由美、スターダスト・レビュー等々、同時代を生きた、ブルーグラス女子の方々の中にも共感を覚えるであろう名曲の数々を星のギターとブズーキによるシンプルで歌心有るサウンドでアレンジ、「石狩挽歌」はDADGADチューニングを用いてアイリッシュと演歌の邂逅。サラ・ジャローズにインスパイアされたボブ・ディラン・ソング"Ring Them Bells"。、80年代にアイリッシュの国民的バンド、ディダナンの女性ボーカリストだったモーラ・オコンネルやメアリー・ブラックが登場して、アメリカン・フォークソングやビートルズ曲を取上げた時の新鮮な感覚を思い出した。北海道ブルーグラス界の功労者の一人、関野文男が"Desperado"でぺダル・スチールで参加。
 最近作/お勧め作、再入荷
 ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
 (ムーンシャイナー9月号レビュー紹介作品)
  ●REB-1870 LARRY SPARKS『New Moon Over My Shoulder』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 結成50周年を迎えるラリー・スパークス&ロンサムランブラーズの5年ぶりのスタジオ新録音がトラッド・ブルーグラスの名門、レベル社からリリース。
  ●SFR-005 RALPH STANLEY & CLINCH MOUNTAIN BOYS『Way Out West:1977』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 50代になったばかりのパワフルなラルフ・スタンレー、キース・ホィットリー在籍時のクリンチ・マウンテン・ボーイズ、西海岸ツアーの貴重なライブ音源。後にカントリー歌手として大成功を収めるキース・ホィットリー(g,当時22歳)がJ.D.クロウ&ニューサウスに参加する直前、カーリー・レイ・クライン(f)、ジャック。クック(bs)と共に観客の心を鷲掴みにする磐石のパフォーマンスは圧倒的。
  ●ACD-90 V.A.『Bluegrass Reunion Deluxe Edition』CD (本体¥2,450-)¥2,646-

 ホンモノのブルーグラス・ボーカリストとして、一部のシティ派ブルーグラッサーから熱烈な支持を受けた、故レッド・アレン(1930年-1993年)を主役に、デビッド・グリスマン(m)、ハーブ・ペダーソン(bj)、ジム・ブキャナン(f)、ジェイムズ・カウィン(bs)、そしてジェリー・ガルシア(g)が3曲に参加した素晴らしい1992年発表のトラッドグラス作品に2曲の未発表音源を加えたデラックス・エディション。
  ●ROU-00485 SELDOM SCENE『Changes』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 最後の創立メンバー、ベン・エルドリッジの引退を受けて、再出発の新生セルダム・シーンのラウンダー移籍第一弾は同レーベル創立メンバーのケン・アーウィンとの共同プロデュースの下、70年代初頭にジョン・スターリングが取上げて、ブルーグラス界に新風を巻き込んだ様な、60ー70年代のシンガーソングライターの作品を取上げた、云わばセルダム・シーンの原点に立ち返ったような作品。
  ●PC-1231 MERLE MONROE 『Back To The Country』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 ブルーグラスの父、ビル・モンローと男性カントリー歌手の最高峰、マール・ハガードに因んで名付けられたマール・モンローのデビュー作。メジャー・カントリーで活躍するシェナンドーのリードボーカリストで兄のマーティとレイボン・ブラザーズとして活動していたティム・レイボンと、マーティ・レイボンのブルーグラス・バンドのバンジョー・プレイヤー、ダニエル・グラインドスタッフを中心に誕生したニューバンド。先行シングルの"This Town"はオズボーン・ブラザーズを髣髴させるハード・ドライビング・ナンバー。
  ●KURI-0001 木崎豊『気のせい』CD(本体¥2,778-)¥3,000-

 京都在住のベテラン・オートハープ奏者でシンガー&ソングライターで、第1回宝塚ブルーグラス・フェスティバルに参加しているクリさんこと木崎豊、音楽活動50周年を記念してリリースされたデビュー・ソロ作品。
  ●PC-1230 GENA BRITT 『Chronicle: Friends And Music』 CD(本体¥2,450-) ¥2,646-

 女性ブルーグラッサーのリトル・セイディーのメンバーとして活躍中のジーナ・ブリット(bj)のパインキャッスルから、自身のプロデュースによるデビュー・ソロは長年の活動で培ってきた交友関係を通じて集まってきた才能溢れるミュージシャン達とのコラボレーション。リトル・セイディのメンバーとして2枚のアルバムをリリース、満を持してのソロ・プロジェクト。
 ■ブルーグラス最近作/お勧め作
 *コンテンポラリー
  ●MH-1723 UNSPOKEN TRADITION『Myths We Tell Our Young』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Nothing But Sky/Land/Force Of Nature/Dark Side Of The Mountain/Uncharted Territory/I Say Let's Go (Colorado)/Lonesome's Gonna Be Here/Light Just One Candle/Cold Mountain Town/The Mountains Win Again

 ウェスタン・ノース・キャロライナから登場した活きの良いコンテンポラリー・ブルーグラスのアンブロークン・トラディションの3作目。スチール・ドライバーズにも通じるロック・フィーリングのボーカルとロンサム・リバー・バンドに通じるロック・ソリッドなリズム、根底にはスタンレー・サウンドに合い通じるハイ・ロンサム感が漂う。巧みなソングライティングによるキャッチーなメロディで個性際立つオリジナル曲に細かいアレンジを施してソリッドでモダンな味わい深いブルーグラスに仕上げている。
  ●PC-1164 BETH STEVENS & EDGE『Strong Enough』CD(本体¥1,500-)¥1,620-価格改定

If I Knew Then What I Know Now/Back to Back Heartaches/Demons and Angels/Close By 他全13曲
 フィドラーである父の影響で幼くしてバンジョーを 弾き始め、12歳からファミリーバンドで活躍、そののち妹のエイプリルとともにスティーヴンズ・シスター ズとしてラウンダーから2枚のアルバムを発表したベス・スティーブンスが自身のバンド、エッジを率いて のデビュー作。女性とは思えないパンチの効いたバンジョープレイ同様に、アパラチア直系のストレートで 硬質なヒルビリー・ボイスが気持ちいい。父親ダグラスをギター/ボーカルに、マット・レッドベターのす ばらしいドブロ(父フィルもドブロ奏者)、ゲイリー・ロウズ(bs)のメンバーに、いつも目一杯弾いてくれる ストリングダスターズのジェシ・コッブ(m)、シュアーなスティーブ・トーマス(f)を基本セットに、スティー ブ・ガリー、デイル・アン・ブラッドリーらをゲストボーカルに迎えたスコット・ベスタルの制作。東テネ シーで生まれ育ち、ETSUバンドではアダム・ステッフィーやティム・スタッフォード、ケニー・チェズニー らと活躍、アパラチア伝統を背負ったすばらしい女性ブルーグラッサーである。
 *トラッド
  ●BBR-0908 JOE MULLINS AND THE RADIO RAMBLERS 『For the Record』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 ブルーグラス界で最も忙しいバンド=ジョー・マリンズ&ラジオ・ランブラーズ、ブルーグラス系ソングライターのジェリー・サリー主宰のビリー・ブルー移籍第一作目で通算8枚目、オーセンティックなストレイト・ブルーグラス。ジョー・マリンズの歯切れの良いバンジョーとテナー・ボーカルを中心に、抜群のボーカルも魅力のデュエイン・スパークス(g)、マイク・テリー(m)、ランディ・バーンズ(bs)、ドイル・ローソン&クイックシルバーにいたジェイソン・バリー(f)という強力な布陣。ジョニー・キャッシュとハンク・ウィリアムスJr.のデュオのブルーグラス・アレンジ"That Old Wheel"を皮切りに、ジョーとは初共演というデル・マッカリーを迎えた"The Guitar Song"では質屋に吊るされたギターやバンジョーがレスター・フラットやドン・レノとの出会いを語るという内容。
 トム・ユーイング作の優れたブルーグラス・ソング"O-Hio"、徹底的泥臭いエンターテイナーぶりでローカル・フェスで人気だつたボーイズ・フロム・インディアナの"Things That I Lik"、美しい"Dreamers Hill"、ゴスペル・ナンバー"I Want To Know More About My Lord"、マリンズのレノ・スタイルのリックが効果的な"Bacon In My Beans"、ジミー・マーチンのソリッド・グラスを髣髴させる"Georgia Slammer"等々、良く吟味されたバラエティに富んだ選曲で楽しめる。(ムーンシャイナー誌レビューより)
  ●RCSI-1170 WINDY HILL『Live from The Ratz Nest』CD(本体¥1,500-)¥1,620-価格改定

You'll Never Know/Down South in New Orleans/Rollin'/What's the Matter with the Mill?/Frog on a Lilly Pad/Would You Care?/Beers I Regret/Tears of Regret/Pistol Packin' Mama/I See Through You/Love Call Waltz他全19曲

 バーン・ウィリアムス・ファン必聴!!西海岸のブルーグラスの灯を絶やすことなく点しつづけるウィンディ・ヒル、シリコン・バレーの高校の友人たちで結成。  カリフォルニアのトラディショナル/ブルーグラスの伝統を引き継ぐウィンディ・ヒルの4枚目。ライアン・ブリーン(bj)、カイル・マケイブ(bs)、トーマス・ウィル(g)、アンディ・オブライエン(m)、ブランドン・ゴッドマン(f)という面々で1950~60年代のスタイルを踏襲。  オズボーンMGM時代の"You'll Never Know"、ウエスタン・スウィングの名曲でブルーグラスではアール・テイラーが取上げていた"What's the Matter with the Mill?"他、コンデンサーマイクの周りに集まって一発取り。ブルーグラス本来のエキサイティングな乗りを見事に伝えている。
 ■ レッド・クレイ・アーカイブ・シリーズ
  ●RC-111 BILLY & TERRY SMITH"Grass Section"CD(本体¥1,980-)¥2,138-

Blue Field/Hard on My Heart (Easy on My Eyes)/He'll Take You In/Righteous Prayer/(There'll Always Be A) Rocking Chair/Grandpa's Mandolin/Can't Stay Here Anymore/His Child on Earth/Hobo Blues/Lonely Side of Love/In My Dreams/Giving My Soul Back to Him/The Stallion/Darling Corey/Bluefeld  
 1992年にレッド・クレイがリリースしたビリー&テリーのスミス・ブラザーズのデビュー作。ビリー・スミスはブルーグラス系ソングライターとしてロンサム・リバー・バンドをはじめ数多くのアーティストに作品を提供.テリー・スミスはガラスカルズのベース&ボーカルとして活躍中。本作では現在、アールズ・オブ・レスターで活躍中のチャーリー・クシュマン(bj)、ジョニー・ウォーレン(f)、グレン・ダンカン(f)ねロニー・マッカリー(m)、ティム・グレイブス(d)という面々で、オープニングとエンディングを飾るグレン・ダンナン作のフィドル・チューンとトラッドの"Darling Corey"以外はビリーのオリジナル(共作含む)。米国でも最も信頼の於ける評論家の一人、カウンティー・セールスのデビッド・フリーマン選出の1992年度ベスト・トラッド・ブルーグラス・アルバムの堂々の第3位に(因みに1位はデル・マッカーリー、2位はラリー・コードル&ロンサム・スタンダード・タイム)選ばれた。ロンサム・リバー・バンドのカバーやテリーが好んで取上げる"Hobo Blues"、サード・タイム・アウトが取上げた"He'll Take You In""Grandpa's Mandolin""I Can't Stay Here Anymore""Giving My Soul Back to Him"、デビッド・パームリー"(There'll Always Be A) Rocking Chair"等々、後にメインストリーム・ブルーグラスのバンドにカバーされた名曲揃い。全曲歌詞付。 
 ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作
  ●OMNI101514 V.A.『The Winding Stream』CD(本体¥1,500-)¥1,620-価格改定

Bear Creek Blues (John Prine)/Lord, I’m In Your Care (Grey DeLisle & Murry Hammond)/Bury Me Under The Weeping Willow Tree (The Original Carter Family=OCF)/Single Girl, Married Girl (OCF)/Worried Man Blues (George Jones)/Hello Stranger (Carolina Choclate Drops)/Keep On The Sunny Side (OCF)/Cannon Ball Blues (OCF)/I’m Thinking Tonight Of My Blue Eyes (OCF)/Wildwood Flower (Mother Maybelle & The Carter Sisters)/Will The Circle Be Unbroken (Johnny Cash & The Carter Sisters)/In The Shadow Of Clinch Mountain (Murry Hammond)/Sweet Fern (Maybelle & Sara Carter)/Gold Watch And Chain (The Nitty Gritty Dirt Band with Kris Kristofferson)/Step Light Ladies (Home Folks with Joe Carter & John McCutcheon)/The Winding Stream Rosanne Cash). 全16曲

 カーターファミリーの故郷、アパラチア山脈の麓、バージニア州メイシス・スプリングスを源流としてA.P.,サラ&メイベルからジューン、アニタ、ヘレンの娘達へとつづくカーター家、そしてジューンの夫となるジョニー・キャッシュと前妻との娘、ロザンヌのキャッシュ家へと連なるアメリカンルーツ音楽の歴史が如何に現代に繋がっているかを捉えたドキュメンタリー映画『The Winding Stream: The Carters, The Cashes And The Course Of Country Music.』(ベス・ハリントン監督)のサウンドトラック。  音源はボーダーラジオのライブを含むオリジナルカーターファミリーを軸に、2004年に発表された『Unbroken Circle: Musical Heritage of the Carter Family』からのジョージ・ジョーンズ、ジョン・プライン、クリス・クリストファーソンとニッティグリティダートバンド、またカロライナチョコレートドロップスやグレイ・ディライル&マーリー・ハモンド、そしてマザーメイベルとサラの1960年代の再会時の録音やジョニー・キャッシュとカーターシスターズのライブ録音など、さまざまな時代から映画に合うようにセレクトされた16曲。最後のロザンヌ・キャッシュの“The Winding Stream”のオギュメントが気持ちいいすばらしいカバーで綴じられる。 
  ●ROU-00317 I'M WITH HER 『See You Around』CD(本体¥2,650-)¥2,862-

 2015年にピーター・バラカン主宰によるライブ・マジックに来日、クリス・シーリーと兄のショーンとのニッケル・クリークでメジャー・シーンで活躍後、ソロ活動も充実のサラ・ワトキンス、クルッキド・スティル他で瑞々しいボーカルを披露して女性ブルーグラス・シンガーとして鮮烈な印象を残したイーファ・オドノバン、サラ・ジャローズ、マルチインストルメンタリストとして又、優れたシンガー&ソングライターとしてシュガーヒルに素晴らしいソロ・アルバムを発表しているサラ・ジャローズという才女三人によるアイム・ウィズ・ハー、ラウンダーからの初のフル・アルバム。
 ■カントリー/ポップお勧め
  ●UM-011 RHONDA VINCENT & DARYLE SINGLETARY『American Grandstand』CD(本体¥1,500-)¥1,620-価格改定

American Grandstand/One/Above and Beyond/As We Kiss Our World Goodbye/A Picture of Me Without You/After the Fire is Gone/We Can't Live Life/Golden Ring/Louisiana Woman Mississippi Man/Slowly But Surely/We Must Have Been Out of Our Minds/Up This Hill and Down全12曲

 ブルーグラス界の女帝、ロンダ・ビンセントと男性カントリーのダリル・シングルタリーがロレッタ・リン&コンウェイ・トゥイッティ、ジョージ・ジョーンズ&タミー・ワイネット等々の名曲を取上げたデュエット集。メジャー・カントリー進出も経験、チャーリー・ルービン、ジーン・ワトソン等との共演経験も豊富なロンダが選んだのはジョージ・ジョーンズ、マール・ハガード等、正統派カントリーの伝統を引き継ぐダリル・シングルタリー。コンウェイ・トゥッティ&ロレッタ・リン"After the Fire is Gone"Louisiana Woman Mississippi Man、タミー・ウィネット&ジョージ・ジョーンズ、ブルーグラスではドライ・ブランチ・ファイアー・スクワッドが取上げていた"Golden Ring"、同じくジョージ・ジョーンズ&メルバ・モンゴメリー"We Must Have Been Out of Our Minds、"マール・ハガード&ボニー・オウエンス"Slowly But Surely"、バック・オウエンスとドン・リッチの"Above and Beyond"、オズボーン・ブラザーズ"Up This Hill and Down"等、アリソン・クラウスの『Windy City』(B002625002Deluxe Edition¥3,186-)にも参加していたマイク・ジョンソン(steel g)他、手堅いバックで盛り立てる。近頃のカントリーはとお嘆きの皆さんにお勧めの骨太カントリー作品。 
 ■発掘/再発見お勧め
  ●LH-004 JAMES REAMS "Kentucky Songbird" CD(本体¥1,500-)¥1,620-価格改定

Standing at the Bedside/Turkey Buzzard/Little Joe/Ballad of a Few Days/Can't Exchange It/Salvations Plan/Dry and Dusty/Daisy Dean/Rilvery Colorado 他全15曲

 イースタン・ケンタッキーというバラッド・シンガーにとっては素材の宝庫の様な土地の出身のジェイムズ・リームス、ニューヨーク在住時代のトラディショナル集である。ソウルフルなボーカルとトム・ペイリー(bj)、ビル・クリストファーセン(f)、デビッド・ハンバーガー(d)、アダム・クレイスウィアース(m)、ジョン・ヘラルド(v)らのバックアップで素晴らしい高い質のオールドタイム・バラッド集に仕上げている。曲も馴染みの少ないものだが、3曲以外はトラッドだという。現在はアリゾナに移住、ブルーグラス・アンリミテッド誌9月号に紹介記事掲載中。
 ■映像おすすめ
  ●SFW-40207 V.A.『Mike Seeger's Final Trip Through Appalachia On ' Just Around The Bend'』2CD+DVD(本体¥5,500-)¥5,940-

features Riley Bagus, Rhiannon Giddens, Leroy Troy and Joey Ayers

 フォーク・リバイバルの最大の功労者の一人、マイク・シーガーが2009年に妻のアレクサ・スミスと映像作家のヤシャ・アギンスキーと共にアパラチア・マウンテンを訪ねて、現地のオールドタイム・バンジョーのプレイヤーの音源と映像を集めた最後のフィールド・レコーディング&映像集。ボブ・カーリン編集によるDisc1にはノース・キャロライナ、バージニア、ウェスト・バージニア在住のライリー・ボガス、ティナ・ステフィ、リアノン・ギデンズ他11人のプレイヤーによる全26曲、disc2にはケンタッキー、アラバマ、テネシー在住のマット・キンマン、ロバート・モンゴメリー、リロイ・トロイ他8人のプライヤーによる全17曲を収録。DVDにはマウント・エリーのフィドラーズ・コンベンションでのマイク・シーガー自身の演奏やトリッシュ・カービー・フォーからスタートしてCD収録アーティストのパフォーマンスを23のチャプターに収録、見ごたえ十分の内容。DVDボックスサイズの全80頁にわたる解説書付、曲目の詳細に加えて収録アーティストについても詳しく解説されているのが嬉しい。現在も生き残っている南部のバンジョー・サウンド、伝統的なスタイルから発展途上のスタイルまでシーカーの視点で幅広くカバー、次世代へ残した貴重なドキュメンタリーとしてのみならず、ミュージシャンとして又、民俗学者、歴史家としてしてオールドタイム音楽の啓蒙に生涯を捧げたマイク・シーガーへのトリビュートとしても素晴らしい作品。 
 楽器関連作品
 ■バンジョー
  ●PATUX-319 VICTOR FURTADO 『Dellorto Island』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Rattletrap/Candy Girl/Rusty/Dance All Night with a Bottle in Your Hand/Elzic's Farewell/Branches and Vines/Grub Springs/Denver Belle/Clifftop Belle/If I Should Wander Back Tonight/The Indian Song/Dellorto Island/Sugar Hill/Heart of Gold/The Bear Chase/Tirth

 祝スティーブ・マーチン賞受賞!!超絶テクニックによるメロディク・クロウハンマーバンジョー奏者、ビクター・ファータドのソロ名義ではパタクセントからの2作目。ネイト・リース(f)、ダニー・ナイスリー(g)、エリ・ワイルドマン(m)、ショーン・ニューマン(bs)等を迎えて現在進行形オールドタイムの若者たちのシーンを垣間見るには打ってつけのアルバム。
 ■マンドリン
  ●RCSI-1148 MIKE COMPTON & NORMAN BLAKE『Gallop to Georgia:Play The Tunes of Narmour & Smith』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Avalon Blues/Charleston #2/Heel & Toe/Kiss Me Waltz/Texas Shuffle/Captain George,Has Your Money Came/Little Star/Gallop to Georgia/Mississippi Breakdown/Avalon Quickstep/Carroll County Blues/Charleston#1/Sweet Milk and Peaches/Sunny Waltz/Chareston #3/Who's Been Giving You Corn

 ナッシュビル・ブルーグラス・バンド、ジョン・ハートフォード・ストリングバンドやデビッド・グリアとのデュオを通じてモンロー・スタイルのマンドリンを突き詰めて、自らのスタイルを確立したマイク・コンプトンの最新作はノーマン・ブレイクの抜群のバックアップを得て、1930年代に活躍したミシシッピーのフィドル&ギター・デュオ、ナーモー&スミスのレパートリーを取り上げた全編マンドリン・ソロで聞かせる意欲作。ミシシッピー州キャロル・カウンティで活躍したナーモー&スミスはダンス曲、ワルツ、ラグタイム、ブルース等、幅広いレパートリーで知られ、あたり曲"Charleston #1"は大好評を得て、続編がいくつも発売されるという人気ぶりだったという。ここでのコンプトンの愛器ギルクリストを駆使したプレイはフィドルの弓の動きになるべく近づける様な手首の動きによるピッキングは特筆すべき。以前の印象で圧倒的な音圧の中低音の太い音色を活かしたプレイが印象的だったが、ここでは高音の柔らかな響きが耳に優しい。アンクル・ペンを通じてビル・モンローも親しんでいたであろうと思われる"Heel & Toe""Kiss Me Waltz""Carroll County Blues"、フィドルのボウイングのリズムをキープするのに並々ならぬ集中力を払ってるという印象の"Mississippi Breakdown"、古色蒼然とした懐かしいメロディが印象的なチャールストン・シリーズ。バックに徹して的確なベースランとメロディの行方を導くようなストロークで見事に補完するノーマン・ブレークの職人技は特筆すべき。ジョン・ハートフォードが晩年に目指した古くて新しいストリングバンド音楽を見事に引き継ぐコンプトンの新境地をお楽しみください。 
  ●RCSI-1148B MIKE COMPTON & NORMAN BLAKE『TAB BOOK Gallop to Georgia:Play The Tunes of Narmour & Smith』BOOK(近日入荷予定)

 上記アルバムの収録曲のマンドリンタブ集。
 ■フィドル
  ●NEDY10102 JASON BARIE『Pieces』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Waiting On Isaac/I'm So Lonesome I Could Cry/Sarah Jo/We'll Be Sweethearts In Heaven/Adalynn's Lullaby/Two Left Shoes/Beyond The Sunset For Me/Sassafras/Diary Of My Mind/Oak Grove Shuffle/Blue Eyed Darlin'/The Rapido Kid/Ashokan Farewell

 ジョー・マリンズ&ラジオ・ランブラーズのフィドラー、ジェイソン・バリー、自主制『作My great grandfather's fiddle』と前作『The past is present』(PC-6512 ¥2,646)に続くソロ・アルバム。1979年フロリダ州タンパ生まれ。祖父や父親の影響でブルーグラスに馴染み、15歳でフロリダ州フィドル・チャンピォンを獲得、ジェシー・マクレイノルズやボビー・オズボーンとの活動後、2009年にドイル・ローソン&クイックシルバーに参加、この時期にドイルとJ.D.クロウ、ポール・ウィリアムスとのプロジェクトにも参加、現在はジョー・マリンズ&ラジオ・ランブラーズのフィドラーとして活躍中。ジェイソンによる7曲の新曲と6曲のボーカル物を収録。
 ■ギター
  ●REB-8010 V.A. 『True Bluegrass Guitar』CD(本体¥1,800-)¥1,944-

 ブルーグラスのインディーズの老舗、レベル社の豊富の音源からギターのインストルメンタルを選りすぐったコンピレーション作品。トニー・ライス、14歳の頃のコディ・キルビー、クリンチ・マウンテン・ボーイズのギタリストを20年間勤め上げた故ジェームス・アラン・シェルトン、デビッド・グリア、ケニー・ベイカー、ラリー・スパークス、チャーリー・ワーラー他、全19曲。 

-More Information-
 ■教則おすすめ
  ●RCSI-1148B MIKE COMPTON & NORMAN BLAKE『TAB BOOK Gallop to Georgia:Play The Tunes of Narmour & Smith』BOOK近日入荷予定

 ナッシュビル・ブルーグラス・バンド、ジョン・ハートフォード・ストリングバンドやデビッド・グリアとのデュオを通じてモンロー・スタイルのマンドリンを突き詰めて、自らのスタイルを確立したマイク・コンプトンの最新作はノーマン・ブレイクの抜群のバックアップを得て、1930年代に活躍したミシシッピーのフィドル&ギター・デュオ、ナーモー&スミスのレパートリーを取り上げた全編マンドリン・ソロで聞かせる意欲作のアルバムの収録曲のマンドリン・タブ集。
  ●BRC-5005 ALAN BIBEY 『Bluegrass Mandolin Method: A Guide To Melodic Improvisation And Soloing』DVD118分 (本体¥2,750-)¥2,970-

 超絶テクニックを武器にニュー・クィックシルバー、サード・タイム・アウトを皮切りにメインストリーム・ブルーグラス・シーンを歩み続けて来たアラン・バイビーによるマンドリン教則DVD。"Blue Ridge Mountain Home"のイントロ、フィルイン、リズム・チョップ、間奏他、"Cincinatti Rag"と"Daybreak in Dixie"。基本的なテクニックからマンドリン・ソロの組み立て方まで幅広い内容。基本的なマンドリンの構え方、ピッキングするときの右手の位置、フレットの抑える時の左手の位置。開放弦を使ったスケールと小指を使ったクローズ・ポジションでのスケール練習。クローズポジションによる基本的なマンドリン・チョップからダブルストップのポジションで余った指でミュートするモダンなスタイルのリズム・プレイ。Head Over heelsやcan't You Hear Me Calling, Nine Poubd Hammerを例題にしたイントロやソロの作り方。Blue Ridge Cabin Homeを題材にKey of Bのソロとバックアップの組み立てとギターとのデュオでパフォーマンス。"Cincinatti Rag"では基本的な5度進行のメロディの組み立てからファンシーなリックを加える方法を伝授。"Daybreak in Dixie"ではダブルストップを使った基本的なソロとギターを加えたパフォーマンス。
  ●ES-BOOKAO EARL SCRUGGS『and his Five String, Revised and Enhanced Edition』Book+ONLINE AUDIO(本体¥6,250-)¥6,750-

 バンジョー教則本のバイブル改訂版が再入荷。これまで の『Foggy Mountain Banjo』や『Foggy Mountain Jamboree』からのタブ譜に加えて、新しく追加されたタブ譜はフ ラット&スクラッグス以降を中心に以下の通り、"American Made-Worls Played"、"Bleeker Street Rag"、"Broad River"、"Carolina Boogie"、"Carolina Traveler"、"Instrumental in D Minor"、"Loraderojpst III Breakdown"、"Pedal to the Medal"、"Pick Along"、"Roller Coaster"、"Silver Eagle"、"Station Break"、"String Bender"、"Train Number Forty-Five"、そしてオリジナル版からカットされたのは、"Down the Road""Maggie Blues""Nine Pound Hammer""Home Sweet Home/Silver Bells(Banjo Duet)"。また、自筆のセルフバイオグラフも加えられている。 Earl自らの説明とサウンドとがダウンロードできる。
●BLUEGRASS FIDDLE MINUS ONE(MFD-0206) フィドル用TAB BOOK+CD (本体¥3,000-)¥3,240-
●BLUEGRASS BANJO MINUS ONE(MFD-0207) バンジョー用TAB BOOK+CD(本体¥3,000-)¥3,240-
●BLUEGRASS MANDOLIN MINUS ONE(MFD-0208) マンドリン用TAB BOOK+CD(本体¥3,000-)¥3,240-


収録曲(各巻共通)
Happy Sunny Side of Life/Foggy Mountain Breakdown/Footprints in the Snow/East Tennessee Blues/Salty Dog Blues/Ragtime Annie/I Wonder Where You’ re Tonight/Shenandoah Breakdown/Can’ t You Hear Me Calling/Smith’ s Reel/Sitting on Top of the World/Big Mon/Blue Nigh

 フェスやジャムで最もよく取り上げられる有名曲を吟味。
デモ演奏、ソロパートのみの演奏、マイナスワン(カラオケ)演奏 TAB譜(Bluegrass Fiddle Minus One,MFD-0206は譜面と連段)
譜面通りに弾くもよし、自分なりにアレンジして弾くもよし自宅でバンド練習ができます。Jimmy Akazawaと渡辺敏雄がプロデュース。
 
 楽器、その他……
  ●MISC-0053 スナッフィ・スミス・バンジョー・ブリッジ (本体¥5,500)¥5,940-

 故スナッフィ・スミスのデザイインを引き継ぐニュー・ジェネレーション・バンジョー・ブリッジ取扱開始しました。
良く寝かせたメイプルにエボニー・トップ、高さは1/2,9/16,5/8,3/4,11/16、レギュラーとJ.D.クロウ・スペーシング等、各種選べます。受注後約2週間で入荷します。 
  ●MISC-PF190 『GHS AMERICANA SERIES BANJO LIGH(10-11-13-W20-10)』(本体¥750-)¥810-

 話題のGHS社、ノーム・ピケルニー使用弦。メーカーによるとDCT極低温凍結プロセスにより、弦を長持ちさせ、もう少し明るくする。低温処理を施すことによりステンレス鋼の輝きを保ちながら、ニッケルのようにあなたのフレットに優しい弦とのことです。
  ●MISC-NP2 NATIONAL『Finger-Pick PAT. No. 1787136 U.S.A.』(本体 ¥300-)¥324-

 定番、戦前のオールド・ナショナルの復刻版フィンガーピック。ニッケル・シルバー素材厚み 0.025インチ、No.1787136の特許ナンバーの刻印入り、こちらも永遠のスタン ダードです。
  ●MISC-SBPML 『秋元慎シグネチャー・ピック・ミディアムライト 1.3MM厚』(本体¥250-)¥270-

 フラットピッカー、特にマンドリン・プレイヤー向けのアセチレート素材によるラウンド・トライアングル、1.3mm厚のピック。マイク・コンプトンとの意見を交換、長年の経験から手に馴染む大きさ、ラウンドの取り方、フィニッシュにこだわりました。弦にあたるときの親和性が通常のセルロイドのピックより格段に良く、ハイポジションで弾いても音がつぶれ難いのが特徴。
  ●MISC-SBMP 『秋元慎シグネチャー・マルチカラーピック』(本体¥250-)¥270-

 永らく品切れ中でしたデビッド・グリア(g)、ブッチ・ バルダサリ(m)等、御用達の旧グリスマン・ピックのマルチカラーのピック、ご要望に応えて特注しました。角の取れたトライアングル・シェイプでピッキング・ノイズが軽減、弦に対して深目に当てれば楽器本来のウッディなトーンが引き出せます。
 *マンドリン弦
  ●MISC-EJ74『ダダリオ・マンドリン・ミディアム』(011 015 026w 040w) (¥1,200-)¥1,296-

 グリスマン弦として知られるダダリオ社の定番フォスファーブロンズ弦ミディアム。結局はこれに落ち着かれるプレイヤーも多いようです。 
  ●MISC-EJ62『ダダリオ・マンドリン・ライト』(010 014 024w 034w) (本体¥1,200-)¥1,296-

 とにかく弾き易い物というご要望にお応えして柔らかめの弦、ご用意しました。ミディアム・ゲージに比べてパンチ力は劣りますが指は楽です。
  ●MISC-A270『GHSマンドリン・フォスファー・ブロンズ弦』(.11 .16 .26w .40w)(本体¥1,400-) ¥1,512-

 ダダリオEJ74とほぼ同じ感じですが2弦がダダリオに比べて若干、太いのでチューニングが安定するということで好まれるプレイヤーも居られるようです。...................................................................................................
 [スタイリッシュで機能性も高いマウンテン・トレイル・マンドリン用ギグバッグ!!]

本格的野外フェス・シーズン真っ最中、軽くてしかもヘビーデューティなAAAバッグMountain Trail シリーズです。#1680デニールナイロン生地、10mm幅の大型ジッパーを採用しています。
 またポジション移動可能のネックホールドクッションを装備し、愛器のネックをしっかりと支えます、バッグ内部全面は20mm厚クッションを施しています。 また、バッグの外ボトム部にはラバーパットを取り付け接地面からの衝撃を和らげます。
● AC-300 Moutain Trail Mandolin Bag フラットマンドリン用(Aモデル、Fモデル、LH対応)(本 体¥7,000-) ¥7,560-(税込抜)約1.0Kg
カラー 
ネイビー(NV)、バーガンディ(RD)、ベージュ(BE)
その他、各楽器取り揃えています。
●AC-250 Moutain Trail Banjo Bag オープンパックバンジョー用 ¥8,640‐(税込み)
●AC-100 Mountain Trail Guitar Bag ドレッドノートギタータイプ用 ¥8,640-(税込み)約1.7Kg
●AC-180 Mountain Trail Guitar Bag ミニギタータイプ用 ¥8,640-(税込み)
●AC-103 Mountain Trail Guitar Bagトリプルオータイプ用 ¥8,640-(税込み)
●AC-200 Moutain Trail Banjo Bag リゾネーターバンジョー用 ¥8,640‐(税込み)約1.4kg

 


 輸入雑誌
 ■バンジョー・ニューズレター誌
  ●BNL-19/09 2019年9月号 ¥950-

 ジャム・グラス系人気バンド、レフトオーバー・サーモンのバンジョー奏者=アンディ・ソーンのインタビューとタブ譜"Thornado""Isabelle's Wake"。+ワシントンDCをベースに新しいオールドタイムのバンジョー&フィドル奏者ジェイク・ブロント。スクラッグス・コーナーは2010年のライブ・ショーから"Step It Up and Go"。トム・アダムスのハイ・ポジションのコーナーはタプ譜"Clarks Summit"。今月のタブ譜ヘンリー。マンシーにの「子象の行進」。初心者コーナーは「クレメンタイン」「ダウン・イン・ザ・バレー」「オスモーキーの山頂で」他。
  ●BNL-19/08 2019年8月号 ¥950-

 カバーストーリーはマール・モンローで活躍中のダニエル・グリンドスタッフとタブ譜"Movin' On、ニューヨーク生まれでブロードウェイでバンジョーを弾くヒラリー・ホウク、ドイツでのピート・シーガー・トリビュート、アールスクラッグスのコーナーはライブ音源からウェイド・メイナーの"Run Mountain"、今月のタブ譜はバック・オウエンス"I've Got A Tiger By The Tail (Don Rich)"、フレンチ・カナディアンのリール曲"The Old Man and the Old Woman""Sherbrooke Reel"他。
  ●BNL-19/07 2019年7月号 ¥950-

 ロスアンゼルスのオールドタイム・ティキィ・パーラーを本拠に様々なミュージシャンを招いて映像作品やCDをリリース、自らもミュージシャンして活躍するデビッド・ブラガーがカバーストーリーとTAB譜"Over The Mountain"。アール・スクラッグスのコーナーは1993年のオーブリーの音源からTAB譜"Bury Me Beneath the Weeping Willow, Part 2"。初心者コーナーはビル・モンローGmのTAB譜"Kentucky Mandolin"、オールドタイム・スリー・フィンガー・スタイルTAB譜"Greasy Coat"。バックアップはジョン・ハートフォードのフィドル&バンジョー曲TAB譜"Old Sport"。今月のブルーグラスはJ.D.クロウ、ブルーグラス・アルバム・バンドからTAB譜"Gonna Settle Down"、今月のタブはFフォームによるTAB譜"Big Sciota"他。
 ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
  ●BU-19/09 2019年9月号 ¥1,080-

 表紙はイースト・テネシーをベースに活躍するブルー・ムーン・ライジング、ダリル・ウェッブとバリー・アバナシー他の新バンド=アパラチアン・ロード・ショー、カントリー・ジェントルメン・トリビュート・バンド、「ボイス・オブ・ザ・ブルーリッジ」として開局71年目を迎えるノース・キャロライナの名物ラジオ局『WPAQ』。ニューヨークからアリゾナに移住してブルーグラスを続けるジェームス・リームス他
  ●BU-19/08 2019年8月号 ¥1,080-

 表紙はデイリー&ビンセントを離れて自身のバンドで活動中のジェフ・パーカー、ウエスト・バージニアのコンテンポラリー・バンド=サーか・ブルー、結成20年を迎えるディア・クリーク・ボーイズ、トラディショナル・ブルーグラスの伝統を引き継ぐロレイン・ジョーダン、ジュニア・シスク、ダニー・ペイズリーによるトルー・グラス・ショー。オーストラリアのブルーグラツサーで日本との繋がりも深いピート・デナヒー、ペンシルバニアのコールブルック・ロード他。
  ●BU-19/07 2019年7月号 ¥1,080-

 表紙はニューアルバム『Changes』を発表した新生セルダム・シーン。自身のバンドを始めとしてアリソン・クラウス&ユニオン・ステーション、アールズ・オブ・レスター等、八面六臂の活躍を続けるドブロの達人、ジェリー・ダグラス。ロスト&ファウンド他、マンドリン・プレイヤーとして又、教育者としても活躍するスコット・ネイピア。SPBGMA他、多くのアワードに輝くファーム・ハンズ。2018年IBMAのモメンタム・アワード年間最優秀バンドに選ばれたノース・キャロライナ・ベースのトレイルブレイザーズ。
 月刊『ムーン・シャイナー』
 1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス専門誌。日米ブルーグラスのホットな話題から、音楽の真髄を探求する月刊誌。

■定期購読:1年¥6,300-
         半年¥3,450-
 お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。
  ●2019年8月号 MS-3611 (通巻431号)¥540-(税込)

 蓄音機とSPレコードで聴く1940 ?1950年代のブルーグラス、ブルーグラスフィドラーとクロウハンマーバンジョイスト、古都 鎌倉でブルーグラスミュージックを楽しむチャリティー、リオ グランデ鉄道に乗って-マイケル・マーティン・マーフィー、How To Play Bluegrass #9 バンジョーTAB譜 “虹の彼方に - Somewhere Over the Rainbow”、小寺拓実・初のバンジョーアルバム『Sunset Glow』、ロッキーグラス、一人旅、カーリーメイ・バックナー「ノースカロライナから来た女子高生フィドラー」、サム・ブッシュDVD!映画『Revival: The Sam Bush Story』⑦、成田勝浩のロンサム・エアポート、ブルーグラス史観によるアメリカ歴史概論#106、酪農学園大学「上原光留」、日本ブルーグラス7吋シングルレコード史⑮、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスだけの月刊誌です。
  ●2019年8月号 MS-3610(通巻429号)¥540-(税込)

 1979年、第8回宝塚ブルーグラスフェス 40年後の「スモウスペシャル」と「グラスストアー」、笹部裕子ブルーグラス フィドル修行、「フィドルとバイオリン」、その超えがたい境界点について、稲葉和裕、CBA(カリフォルニア ブルーグラス)リポート、サム・ブッシュDVD「Revival!」完全中継その⑥、ワークショップ⑧バンジョーTAB譜「Waltzing Matilda 」、BIG FAMILY: The Story of Bluegrass Music”、ケンタッキーとブルーグラス“Big Family”サイドストーリー、第7回 オーシスタージャンボリー リポート、初めてのビーンブロッサム、1979年、40年前の第8回宝塚フェス、後のフォギーマウンテンボーイ、カーリー・セクラー物語⑧、成田勝浩のロンサム・エアポート第百七十二話、ブルーグラス史観による...アメリカ歴史概論#105、1934年、大谷大学「中田美咲」学生プロファイル#171、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスだけの月刊誌です。
  ●2019年7月号 MS-3609(通巻429号)¥540-(税込)

 パンチブラザーズ来日!!。ケンスケのNYリポート#4。2019年度全国8大学ブルーグラス新入生報告。琉球大学ブルーグラス同好会第1回 琉球ブルーグラス フェスに向け。「やぎたこ」10周年記念ライブ。今年もタイのブルーグラッサー来日!フランス「ラロッシュ」ブルーグラスフェス。 2019年第1回カウアイ フォークフェス。ほぼ30年を経たケンタッキーとの邂逅①。最後のフォギーマウンテンボーイ、カーリー・セクラー物語⑦。日本ブルーグラス7吋シングルレコード史⑬。バンジョーTAB譜「七夕さま」。成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスだけの月刊誌です。

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