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    B.O.M.Newsletter #464  
            2019年6月15日  
   
 

 
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目   次

今月のハイライト    1  
新入荷ダイジェスト   2  
   3  (ブルーグラス)
   4  (オールドタイム、フォーク、アメリカーナ)
   5  (カントリー・ポップ新入荷)
   6  (インスト新入荷)
新入荷作品解説   7  
   8  ■ブルーグラス新入荷
   9  ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
   10  ■インスト新入荷
   11  ■カントリー・ポップ新入荷
   12  ■発掘・編集最新入荷
   13  ■日本のアーティスト
最近作/お勧め作、再入荷    14  
   15  ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
   16  *追悼ジョン・スターリング
   17  (ムーンシャイナー6月号レビュー紹介作品)
   18  ■ブルーグラス最近作/お勧め作
   19  *トラッド
   20  *コンテンポラリー
   21 ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作  
   22  ■カントリー/ポップお勧め
   23  ■発掘/再発見お勧め
   24  ■映像おすすめ
楽器関連作品    25  
   26  ■バンジョー
   27  ■フィドル
   28  ■教則おすすめ
楽器、その他……    29  
輸入雑誌   30  
   31  ■バンジョー・ニューズレター誌
   32  ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
月刊『ムーンシャイナー』   33  
近日入荷    34  
 コンサート情報   35  
B.O.M.ご利用方法    36  


 今月のハイライト
  ●SFR-005 RALPH STANLEY & CLINCH MOUNTAIN BOYS『Way Out West:1977』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Are You Waiting Just For Me/Another Night/Cacklin’ Hen/John Henry/If That’s the Way You Feel/Rocky Island/Pikeville Jail/Beautiful Star of Bethlehem/Gloryland/Children Go Where I Send Thee/Orange Blossom Special/I Hear a Choo Choo Coming
Bonus tracks:Lost Train Blues/Let Me Love You One More Time/Little Maggie-Pretty Polly/I’m a Man of Constant Sorrow/Rank Strangers/Festival Pitch/Pretty Little Indian

 50代になったばかりのパワフルなラルフ・スタンレー、キース・ホィットリー在籍時のクリンチ・マウンテン・ボーイズ、1977年10月から11月の西海岸ツアー、カリフォルニア州アルケータのフンボルト州立大学に於ける45分譜フルセットのライブ音源に加えて、同じツアーのオレゴン州ポートランドでの音源がボーナス・カットとして収められている。後にカントリー歌手として大成功を収めるキース・ホィットリー(g,当時22歳)、高校時代にリッキー・スキャッグスと共にツアーに加わり、その後、ジミー・グッドロゥ(m)、ジミー・アーノルド(bj)と共にニュー・トラディションで活動後、ラルフに請われて復帰、その後にJ.D.クロウ&ニューサウスに参加する直前、カーリー・レイ・クライン(f)、ジャック。クック(bs)という、長年に亘ってラルフをサポートするメンバーと共に、磐石のパフォーマンス。アップテンポのラルフとキースによるスタンレー・ブラザーズ時代のレパートリーでキックオフしてカーリー・レイの火を吹くフィドル・チューンに繋げて、ジャック・クックのパワフルなボーカルをフィーチャー、"If That’s the Way You Feel"をしっとり聞かせて、ラルフのクロウハンマーで多いに盛り上げ、セイクレッド・ナンバーをびしっ決める。観客の心を鷲掴みにするパフォーマンスは圧倒的。
 新入荷ダイジェスト
 (ブルーグラス)
  ●MH-1727 LONESOME RIVER BAND『Outside Looking In 』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 5度のIBMAアワード年間最優秀バンジョーに輝くサミー・シーラー率いるロンサム・リバー・バンドの最新アルバム。本作ではサミーの懐深いバンジョー・ロールに引っ張られてバンド全体が塊になってグループするサウンドは健在。ハイロンサム感漂うナンバーから、ブルーグラッサーの琴線に触れる、どこか懐かしいメロディだったり、ブルーグラスの作法に倣ったトラディショナルとモダンがバランス良く配され、正に1991年リリースの名盤のタイトル『Carrying the tradition』(REB-1690¥2,646-)を体現している。
  ●MFR-190401 AMANDA COOK 『Point of No Return』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 フロリダから登場した女性ブルーグラス・ボーカルの新星、透き通った甘い印象に残る声質が魅力のアマンダ・クック、『Deep water』(MFR-171103)に続く、マウンテン・フィーバーからの2作目。前作同様、明るくキャッチーな曲満載の爽やかブルーグラス。アマンダ自身とアーロン・ラムジーの共同プロデュースによるバージニア録音、トム・ジュッツ、シェラ・ハル、マール・ハガード等の曲を取上げている他、アリソン・クラウスの初期のヒット"Will You Be Leaving"を超高速で演じている。曲目、詳細解説はブルーグラス新入荷にて。
  ●CLO-0751 JOHN JORGENSON BLUEGRASS BAND『From the Crow's Nest』CD(本体¥2,750-)¥2,970-

 デザート・ローズ・バンドやエルトン・ジョンのツアーバンド、駆け出しの頃はディズニーランドでディキシーランド、ブルーグラス、ジャンゴ・ラインハルト・スタイルのスウィグ・ギターの3つのバンドを掛け持ちしていたという天才的マルチ・プレイヤー、ジョン・ジョーゲンソンのブルーグラス・バンド。西海岸ブルーグラスの生き字引ハーブ・ぺダーセン(bj)、サム・ブッシュと共にエミルー・ハリス&ナッシュランブラーズで活躍したジョン・ランドール(g)、リッキー・スキャッグス&ケンタッキーサンダーのマーク・フェイン(bs)という面々で正面からブルーグラスを演じる。ハーブ・ぺダーソンの自作でセルダム・シーンでお馴染みの"Wait a Minute"やディラーズの“There is a Time”、ハーブの歌声が聴けるのがファンには嬉しい。曲目、詳細解説はブルーグラス新入荷にて。
  ●RGM-118 TROY ENGLE『Southern Skies』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 ナッシュビルで12年間、ブルーグラスやカントリーの世界でサイドメンとして働いてきた凄腕ミュージシャンでシンガー&ソングライターのトロイ・イングルがペンシルバニアに戻って奥さんとの共作を含む、ブルーグラッサーの琴線に触れるオリジナルの数々を、全ての楽器からマスタリングまで一人でこなすと言う才人振りを発揮した自主制作による初ソロ・アルバム。。曲目、詳細解説はブルーグラス新入荷にて。
  ●MFR-190322 BLUE MOON RISING 'After All This Time'CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 2000年にイースト・テネシーで結成されたブルームーン・ライジングの最新作はコンテンポラリーとオーセンティックが非常にバランス良く配されたスカッとするメインストリーム・ブルーグラス。ラストの"We'll Meet Again Sweetheart"では先人達へのリスペクト溢れた素晴らしいプレイを披露。曲目、詳細解説はブルーグラス新入荷にて。
  ●ROU-00485 SELDOM SCENE『Changes』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 最後の創立メンバー、ベン・エルドリッジの引退を受けて、再出発の新生セルダム・シーンのラウンダー移籍第一弾は同レーベル創立メンバーのケン・アーウィンとの共同プロデュースの下、70年代初頭にジョン・スターリングが取上げて、ブルーグラス界に新風を巻き込んだ様な、60ー70年代のシンガーソングライターの作品を取上げた、云わばセルダム・シーンの原点に立ち返ったような作品。曲目、詳細解説はブルーグラス新入荷にて。
 (オールドタイム、フォーク、アメリカーナ)
  ●MFR-190510 IRENE KELLEY 『Benny's TV Repair』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 やわらかなベルベットボイスを持つ、ふたりの娘の子育てを終えた女性がさわやかにアパラチアやブルーリッジの生活を歌う、アイリーン・ケリーのブルーグラス最新第3作(アコースティックカントリー作品含む5作目)。曲目、詳細解説はオールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷にて。 
  ●PATUX-329 BRYAN BOWERS BAND『Woodland Dream』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 革新的なオートハープ奏者でシンガーソングライター、ブライアン・バワーズの最新作。
 (カントリー・ポップ新入荷)
  ●SONY593562 WILLIE NELSON『Ride me Back Home』CD 6/21米発売(本体¥2,450-)¥2,646-

Ride Me Back Home/Come On Time/My Favorite Picture of You/Seven Year Itch/Immigrant Eyes/Stay Away From Lonely Places/Just the Way You Are/One More Song To Write/Nobody's Listening/It's Hard To Be Humble - (featuring Lukas Nelson/Micah Nelson) /Maybe I Should've Been Listening全11曲

 何度も病に倒れながら不屈の闘志で復帰、最近ではアリソン・クラウスとのツアー中のウィリー・ネルソンの最新スタジオ盤。アリソンの前作も手掛けたバディ・キャノンのプロデュースの下、ウィリーが殺場から引き取った60頭以上を数える馬達をイメージして書かれたというタイトル曲、バディとウィリーの書き下ろしの新曲、ガイ・クラークがグラミーの最優秀フォーク・アルバム受賞作のタイトル曲"My Favorite Picture of You"、息子のルーカス&マイカ・ネルソンをフィーチャーした"It's Hard To Be Humble "、ビリー・ジョエルの大ヒット曲「素顔のままで」他全11曲。  
  ●BCD-17504 V.A.『Sun Shines On Hank Williams: Sun Artists』CD (本体¥3,100-)¥3,348-

 エルビス・プレスリー、ジョニー・キャッシュを輩出したメンフィスの名門サン・レコードに残されたハンク・ウィリアムスのカバー曲集。
 (インスト新入荷)
  ●MCR-005 ALAN MUNDE & BILLY BRIGHT『ES MI SUERTE』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-再入荷

 70年代にウエスト・コーストから登場してロック・ファンの注目も集め、特に日本やヨーロッパで人気を博したカントリー・ガゼットのバンジョー、アラン・マンデ(bj)とテキサスのトゥー・ハイ・ストリングバンドで活躍したビリー・ブライト(m,mandola,g)との2作目となる共演アルバム。ガゼット・ファンには溜まらないアラン・マンデ節炸裂の"Dapple Patti"、マック・ワイズマンやセルダム・シーンも取上げた有名曲をマンデ・スタイルで演じる"By the Side of the Road"、前衛的なソロをツイン・バンジョーで演じる"Going Bodmin"、ラストのゆつたりとした"Goodnight Irene"で眠りに誘う。落ち着いた大人の趣のインスト集。
  ●HORN-3008 ANDY STATMAN『Monroe Bus』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 ニューヨークのカリスマ的マンドリン・プレイヤー、アンディ・スタットマンの見た
夢からアルバム・タイトルが付けられたと言うビル・モンローへのトリビュート最新作。凄まじいドライブ感に圧倒されるモンローの傑作をモチーフにした"Raw Hide"、エモーショナルなトレモロが特徴的なワルツ曲、オーセンティックなジャズやメロディアスな曲等々、バラエティに富んだ中にも筋の通ったプレイが堪能できる。曲目、詳細はインスト新入荷にて。
 新入荷作品解説
 ■ブルーグラス新入荷
  ●MH-1727 LONESOME RIVER BAND『Outside Looking In 』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Generosity Killed This Cat/New Ballards Branch/Outside Looking In/If I Had a Cheating Heart/Cassidy’s Prayer Book/Little Magnolia/Going With the Flow/Circle of Lies/Wreck of My Heart/Your Memory Wins Again/Home of the Red Fox/Rough and Tumble Heart/Calling Elvis全13曲

 5度のIBMAアワード年間最優秀バンジョーに輝くサミー・シーラー率いるロンサム・リバー・バンドの最新アルバム。昨年、愛媛県の朝倉ブルーグラス・フェスのゲストの来日に合わせて、日本各地のブルーグラッサーとの交流を持ち、圧倒的なプレイとその人柄に触れた方も多いことだろう。本作ではサミーの懐深いバンジョー・ロールに引っ張られてバンド全体が塊になってグループするサウンドは健在。ハイロンサム感漂うナンバーから、ブルーグラッサーの琴線に触れる、どこか懐かしいメロディだったり、ブルーグラスの作法に倣ったトラディショナルとモダンがバランス良く配され、正に1991年リリースの名盤のタイトル『Carrying the tradition』(REB-1690¥2,66-)を体現している。ブランドン・リックマン。心地よくバンドのサウンドを後押しするようなパーカッションの使い方も絶妙。ニューグラス・リバイバル以降、進歩したものだと妙に感心。
  ●CLO-0751 JOHN JORGENSON BLUEGRASS BAND『From the Crow's Nest』CD(本体¥2,750-)¥2,970-

Beautiful Sound/I Will Shelter You/Wait a Minute/Wandering Boy/There Is a Time/Ladies Bluff/Travelin' Angels/No One Else/Die Tryin'/If You Could See/Feather/A Heart Always True/Let Me Get Out of This World/Gina/Whiskey Lullaby全15曲

 デザート・ローズ・バンドやエルトン・ジョンのツアーバンド、駆け出しの頃はディズニーランドでディキシーランド、ブルーグラス、ジャンゴ・ラインハルト・スタイルのスウィグ・ギターの3つのバンドを掛け持ちしていたという天才的マルチ・プレイヤー、ジョン・ジョーゲンソンが、デザート・ローズ・バンドの創立メンバーで、カントリー・ガゼット、ディラーズに参加、西海岸ブルーグラスの生き字引的存在のハーブ・ぺダーセン(bj)、サム・ブッシュと共にエミルー・ハリス&ナッシュランブラーズで活躍、カントリー畑でシンガー&ソングライタージョン・ランドール(g)、リッキー・スキャッグス&ケンタッキーサンダーのマーク・フェイン(bs)という面々で正面からブルーグラスを演じる。録音はシェリル・クロウのナッシュビルの自宅のスタジオ。ハーブ・ぺダーソンの自作でセルダム・シーンでお馴染みの"Wait a Minute"やディラーズの“There is a Time”等、ハーブの歌声が聴けるのがファンには嬉しい。ジョン・ジョーゲンソンのシュアでパワフルなホット・ピッキングとウエスト・コースト・サウンドの影響色濃いリード&ハーモニー・ボーカル、ブルーグラスの作法に従っている姿が感じ取れる。ジョン・ランドールとビル・アンダーソンの共作でブラッド・ペイズリーとアリソン・クラウスが取上げてCMAのソングオブジイヤーを獲得した"Whiskey Lullaby"、ロドニー・クロウエルの"Wandering Boy"ではウエスト・コースト・サウンドのコーラスとキース・チューナーを上手く使ったバンジョー・プレイが印象に残る。ディラーズ,カントリー・ガゼット、CSN&Y等、70年代に日本でも流行った、西海岸サウンドの香りがするブルーグラス。
  ●MFR-190401 AMANDA COOK 『Point of No Return』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Point of No Return/You Were Mine/Time To Say Goodbye/Good Enough (Ain't Good Enough)/Calhoun County/Ssarah, Dear/Lonesome Soul/Standing 'Cross the River/Two Acres At A Time/My Favorite Memory/Will You Be Leaving

 フロリダから登場した女性ブルーグラス・ボーカルの新星、透き通った甘い印象に残る声質が魅力のアマンダ・クック、自主制作のデビュー、『Deep water』(MFR-171103)に続く、マウンテン・フィーバーからの2作目。前作同様、明るくキャッチーな曲満載の爽やかブルーグラス。アマンダ自身とアーロン・ラムジー(m)の共同プロデュースによるバージニア録音。バンド結成時からのメンバーとしてソングライターとしても有能なキャロライン・バン・ライアーロップ(bj)、ジョシュア・ファウル(bs)、ジョージ・メイソン(f)というツアーを共にするメンバーに加えて、ブルームーン・ライジングのブランド・ボステイック(g,v)がサポート。優れたマンドリン・プレイヤーとしても著名なアシュビー・フランクのタイトル曲を皮切りにアマンダとキャロラインとの共作含むオリジナル、ナンシ・グリフィスのプロデュースも勤めたトム・ジュッツとシェラ・ハル、アンドレア・ゾンの共作による美しい"Good Enough (Ain't Good Enough)"、マール・ハガードの"My Favorite Memory#、ジョン・ペンネル作で初期のアリソン・クラウスが取上げた"Will You Be Leaving"他、ブルーグラスとアコースティック・カントリーがバランス良く配されている。
  ●RGM-118 TROY ENGLE『Southern Skies』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Southern Skies/Haunting Me/Days Between The Dust/Mama Raised Me Right/Keeping Things Together/Home Of My Heart/Life In A Song/Springtime In Old Tennessee/Light Is the Cross/Snow On The Mountain/Lonesome Pine/You Can Go Home

 ラリー・スパークス。パティ・ラブレス、アイザックス、マーク・ニュートン等々、メインストリーム・ブルーグラスからナッシュビルのカントリーと幅広い分野でバック・ミュージシャンとして活躍、ハード・ドライビングなブルーグラス・ナンバーからコンテンポラリーまで幅広いレンジのソングライターとしても有能なトロイ・イングル、12年間のナッシュビルでの活動を終えて、ペンシルバニアのグレン・ロックに居を移して、20年間のサイドメンとしての活動を経て、満を持しての初ソロ・ブルーグラス作品。12曲のオリジナル曲を自らギター、マンドリン、バンジョー、フィドルとマルチなテクニシャン、ミキシングからマスタリングまでを一人でこなすという才人振りを発揮。マーク・ニュートン・バンド在籍時に触れ合う機会が有ったが、唄に楽器に溢れ出る才能に目を見張った。ここでは生活に根ざしたブルーグラス・ファンの琴線に触れるメロディによるオリジナルを味わい深く聞かせる。大阪のウェイド・マンドリンのエンドーサーでもある。
  ●MFR-190322 BLUE MOON RISING 'After All This Time'CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Dollar Bill Blues/I'm Leaving You/Fallen Star Saloon/It Doesn't Matter Anymore/Me and Lonesome Again/Stand By Me/Louisville Rambler/He Had A Long Chain On/The Rocket/They Won't Believe/Gun That Never Was For Sale/I Know Love Now/We'll Meet Again Sweetheart

 2000年にイースト・テネシーで結成されたブルームーン・ライジングの最新作はコンテンポラリーとオーセンティックが非常にバランス良く配されたスカッとするメインストリーム・ブルーグラス。セルダムシーンの信奉者と思しハー木クリス・ウェスト(g)、ティム・ティプトン(bs)、キース・ギャレット(m)、ジャスティン・モーズ(f)という面々で結成されたブルームーンライジング、その後、キースがボックスカーズからハイランド・トラベラーズを経て復帰、J.D.クロウ引退後のニューサウスのメンバーによるアメリカン・ドライブに参加していたジャスティン・ジェンキンス(bj)、ブルーグラス・ゴスペル・バンドで鳴らしたランドール・マッセンギルのテナー。ボーカル、ゲストにシェラ・ハルのパートナーでオリジナル・メンバーだったジャスティンが参加、13曲中、3曲のオリジナルの他、ハイロンサム感溢れる仕上がりのタウンズ・バン・ザント"Dollar Bill Blues"、バディ・ホリー作でブルーグラスではスペクトラムが取上げていた"It Doesn't Matter Anymore"、「ニューオリンズの戦い」の作者ジミー・ドリフトウッドの"A Long Chain On"のブルーグラス・アレンジも聞き物。"I Know Love Now"のみ軽いパーカッションとスチールの入ったアコースティック・カントリー、ラストの"We'll Meet Again Sweetheart"では先人達へのリスペクト溢れた素晴らしいプレイを披露。
  ●ROU-00485 SELDOM SCENE『Canges』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Everybody’s Talkin’ (Fred Neil)/Steel Rail Blues (Gordon Lightfoot)/Darcy Farrow (Stephen B. Gillette-Thomas Campbell)/Louise (Paul Siebel)/A Good Time (John Prine)/Seven Bridges Road (Steve Young)/Bob Dylan’s Dream (Bob Dylan)/Pack Up Your Sorrows (Richard Farina-Pauline Marden Bryan)/Changes (Phil Ochs)/I’ll Be Here In the Morning (Townes Van Zandt)/Morning Sky (Dan Fogelberg)/Sweet Baby James (James Taylor)全12曲

 最後の創立メンバー、ベン・エルドリッジの引退を受けて、再出発の新生セルダム・シーンのラウンダー移籍第一弾は同レーベル創立メンバーのケン・アーウィンとの共同プロデュースの下、70年代初頭にジョン・スターリングが取上げて、ブルーグラス界に新風を巻き込んだ様な、60ー70年代のシンガーソングライターの作品を取上げた、云わばセルダム・シーンの原点に立ち返ったような作品。
  ●SRM-120 CURTIS MCPEAKE & ANDY MAY『The Good Things』CD(本体¥2,650-)¥2,862-

 元ブルーグラス・ボーイズで、フラット&スクラッグスのアール代役を務め、ナッシュビルのスタジオ・ミュージシャンとして数え切れない程の録音を残したバンジョーの達人、カーティス・マクピーク(bj,92歳)と、古くからの友人で、20年以上も共に演奏を共にしてきたアンディ・メイ(g)によるブルーグラス・スタンダード集。トラッドグラス・ラバーにはお勧めの一枚。
  ●PC-1231 MERLE MONROE 『Back To The Country』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Movin' On/Back Where It's At/Whippoorwill/Beautiful Kentucky/Blessed City/Hungry Eyes/Singing Crazy (Like Patsy Cline)/Dad/I'll Follow You/He Will Roll You Over the Tide/The Kindest Man/This Town全12曲

 ブルーグラスの父、ビル・モンローと男性カントリー歌手の最高峰、マール・ハガードに因んで名付けられたマール・モンローのデビュー作。メジャー・カントリーで活躍するシェナンドーのリードボーカリストで兄のマーティとレイボン・ブラザーズとして活動していたティム・レイボンと、マーティ・レイボンのブルーグラス・バンドのバンジョー・プレイヤー、ダニエル・グラインドスタッフを中心に誕生したニューバンド。先行シングルの"This Town"はオズボーン・ブラザーズを髣髴させるハード・ドライビング・ナンバー。詳細、次号にて。
  ●PC-1221 NIGHTFLYER『Flight』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Ride/Send My Body Home On A Freight Train/Be Leaving/Six Days On the Road/Satan's Jewel Crown/Lightning Rod/A House Of Gold/Guitar Man/Only God Knows My Name/Not Even Dying Can Stop Me Now/The Old Rounder/River Don't Run Dry全12曲

 トニー・ライスのアルバムタイトルにあやかって命名したと言うオハイオをベースに活躍するナイトフライヤー。トラック・ドライバー・ソングの名曲"Six Days On the Road"、ルービンのセイクレッド"Satan's Jewel Crown"やハンク・ウィリアムス"A House Of Gold"、ジェリー・リードの"Guitar Man"、ランディ・トラビス"Send My Body Home On A Freight Train"等、カントリーのヒット曲のブルーグラス・アレンジと新進気鋭のソングライターの曲で構成。ゴスペル・バンドからやってきたリチャード・プロップス(g)、ギブソン・ブラザーズのメンバーとして活躍、現在は楽器製作も手掛けるリック・ヘイズ(m)、ロニー・スチュアート(bs、セルダム・シーンのロンとは別人)、トニー・カカリス(bs)、ティム・ジャクソン(d)のドブロが効果的に使われてニューサウスやセルダム・シーンを髣髴させる。
 ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
  ●MFR-190510 IRENE KELLEY 『Benny's TV Repair』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Something About A Train Sound/Bluegrass Radio/Cabbage Head/Thunderbird/Out Of Arkansas/Benny's TV Repair/Highway Back to You/Anything To Help You Say Goodbye/Hills of Home/Faster Than Angels Could Fly/Walk With Me Today

 ペンシルバニア生まれで、80年代にウェスト・バージニアを本拠にブルーグラス・フェスティバルのPAを担当しながらサーキットしていたレッド・ウィングのギター&ボーカルを担当、モンローのビーンブロッサムやスタンレーのマクルーア等、メジャーなフェスを経験、その後、ナッシュビルに移り住んでソングライターとしてアラン・ジャクソン、リッキー・スキャッグス&シャロン・ホワイト、ロレッタ・リン等に楽曲を提供、本作はブルーリッジのど真ん中バージニア州ウィルスを本拠に良質のブルーグラス、アメリカーナ作品をリリースするマウンテン。フィーバーから2013年にマウンテン・フィーバーから『These Hills』(MFR-160617 ¥2,646-) に続く2作目。ビリー・スミスとの共作の"Thunderbird"は2004年リリースの自主制作盤のタイトル曲のセルフカバー。"Anything To Help You Say Goodbye"は典型的なモダン・ブルーグラスの曲調にテレキャスターの名手、スティーブ・クロッパーが何ともさりげないプレイで参加してるのがユニーク。自身のプロデュースの下、ケンタッキー・サンダーのマーク・フェイン(bs)、ブライアン・サットン(g)、ステュアート・ダンカン(f)、アダム・ステフィー(m)、キャデラック・スカイの創立メンバーのマット・メネフィー(bj)という鉄壁のバックに乗って、耳優しいボーカルが冴える。、ダリン&ブルック・オールドリッジ、カール・ジャクソン、デイル・アン・ブラッドレィ、ロニー・ボーマン他、コーラス陣も豪華。
  ●PATUX-329 BRYAN BOWERS BAND『Woodland Dream』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

The Man Who Stole the Water (Well Well Well)/Too Old to Die Young/Pirates Night Out/Sitting on Top of the World/Patty Ann/Dem Deer/Cluck Ol? Hen/Hey Boys/Parting Glass/High on a Mountain/A Place in the Heart/Woodland Dream/Will You Love Me Tomorrow/Gold Watch and Chain全14曲

 革新的なオートハープ奏者でシンガーソングライター、ブライアン・バワーズの最新作。
 ■インスト新入荷
  ●HORN-3008 ANDY STATMAN『Monroe Bus』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Monroe Bus/Reminiscence/Ice Cream On The Moon/Ain't No Place For A Girl Like You/Reflections/Old East River Road/Brooklyn Hop/Lakewood Waltz/Statman Romp/Mockingbird/Brorby's Blues/Raw Hide/Burger And Fries全13曲

 ニューヨークのカリスマ的マンドリン・プレイヤー、アンディ・スタットマンの見た夢からアルバム・タイトルが付けられたと言うビル・モンローへのトリビュート最新作。アンディの弾くフレーズの端々にビル・モンローの影響が見え隠れする。有田純弘氏と共に来日経験も有るジム・ウィトトニー(bs)、アンディのプレイに寄り添ったプレイが際立つラリー・イーグル(drums)といういつものトリオに加えて、マイケル・クリーブランド(f)、マイケル・デイブス(g)、グレン・パスハ(keyboard)という面々。ケニー・ベイカーの『Plays Bill Monroe』(CO-2708 ¥2,646-)の"Brown County Breakdown"を髣髴させるタイトル曲、凄まじいドライブ感に圧倒されるモンローの傑作をモチーフにした"Raw Hide"、エモーショナルなトレモロが特徴的なワルツ曲、オーセンティックなジャズやメロディアスな曲等々、バラエティに富んだ中にも筋の通ったプレイが堪能できる。
  ●RRR-0001 ALAN MUNDE『Banjo Sandwich』CD(本体¥2,450-)¥2,646- (再入荷)

Whisperin’ George/Dear Old Dixie/Blackberry Blossom/Darcy Farrow/Durang’s Hornpipe/Banjo Boy Chimes/Sally Johnson/Sleepy Eyed John/Blue Ridge Express/Sail Away Ladies/Doc’s Riverboat Reel/Beat the Heat/Remember Me全13曲

 偉大なバンジョー奏者、アラン・マンデが1975年に 発表したバンジョー名盤。高校生だったサム・ブッ シュとの『Poor Richard's Almanac』(絶版)でテキサス・フィドルのノウハウを見事にバンジョーにアダプトしたのを皮切りに、ジミー・マーティンのサニー・マウンテン・ボーイで完璧なドライブを学び、カントリー・ガゼットの大名盤 『Traitor in Our Midst/Don't Give Up Your Day Job』(BGOCD-298 CD¥2,970-)で花開いたアラン、ただ単に完璧なメロディック・スタイルを弾くだけではなく、独特のメロディー美学とコード感覚を持って16部音符に強いバンジョー弾きにはたまらないドライブをかみ合わせ、弾けるものなら弾いてみたいと思わせる世界を作り上げた偉大なスタイリストである。当時の ガゼット、ローランド・ホワイト(m)、デイブ・ファーガソン(f)、ロジャー・ブッシュ(bs)に、ゲストのドッ ク・ハミルトン(g)がバックアップ。ステリングのビッグ・サウンドとともに、現在にいたるフレキシブルなバ ンジョー奏法の基礎になった名盤である。
 ■カントリー・ポップ新入荷
  ●SONY593562 WILLIE NELSON『Ride me Back Home』CD 6/21米発売(本体¥2,450-)¥2,646-

Ride Me Back Home/Come On Time/My Favorite Picture of You/Seven Year Itch/Immigrant Eyes/Stay Away From Lonely Places/Just the Way You Are/One More Song To Write/Nobody's Listening/It's Hard To Be Humble - (featuring Lukas Nelson/Micah Nelson) /Maybe I Should've Been Listening全11曲

 何度も病に倒れながら不屈の闘志で復帰、最近ではアリソン・クラウスとのツアー中のウィリー・ネルソンの最新スタジオ盤。アリソンの前作も手掛けたバディ・キャノンのプロデュースの下、ウィリーが殺場から引き取った60頭以上を数える馬達をイメージして書かれたというタイトル曲、バディとウィリーの書き下ろしの新曲、ガイ・クラークがグラミーの最優秀フォーク・アルバム受賞作のタイトル曲"My Favorite Picture of You"、息子のルーカス&マイカ・ネルソンをフィーチャーした"It's Hard To Be Humble "、ビリー・ジョエルの大ヒット曲「素顔のままで」他全11曲。  
 ■発掘・編集最新入荷
  ●BCD-17504 V.A.『Sun Shines On Hank Williams: Sun Artists』CD (本体¥3,100-)¥3,348-

Ernie Barton - Hey Good Looking (prev. unissued)/Jerry Lee Lewis - Cold Cold Heart/Sonny Burgess - My Bucket's Got A Hole In It (prev. unissued alt. take)/Johnny Cash - I Could Never Be Ashamed Of You (undubbed alt. take)/Cliff Gleaves - Your Cheating Heart (prev. unissued alt. take)/Jerry Lee Lewis - Long Gone Lonesome Blues/Barbara Pittman - Cold Cold Heart/Jeb Stuart - I Can't Help It (prev. unissued)/Johnny Cash - You Win Again (originally unissued)/Warren Smith - Dear John/Annette McGee - Your Cheating Heart (prev. unissued demo)/Jerry Lee Lewis - Jambalaya/Hank Davis - Half As Much (prev. unissued demo)/ Eddie Cash - Hey Good Looking (previously unissued)/David Wilkins - You Win Again (prev. unissued)/Jerry Lee Lewis - You Can't Help It (2.5) [take 4]/Johnny Cash - I Heard That Lonesome Whistle Blow/Sonny Burgess - My Bucket's Got A Hole In It (Sun 285)/Jeannie Greene (Mary Johnson) - Your Cheatin' Heart/Jerry Lee Lewis - You Win Again/Carl McVoy - There'll Be No Teardrops Tonight (prev. unissued)/Johnny Cash - I Can't Help It (If I'm Still In Love With You)/Carl Mann - Take These Chains From My Heart/Jerry Lee Lewis - Setting The Woods On Fire (orig. unissued)/Eddie Bond - I Saw The Light/Johnny Cash - Hey Good Lookin'

 エルビス・プレスリー、ジョニー・キャッシュを輩出したメンフィスの名門サン・レコードに残されたハンク・ウィリアムスのカバー曲集。ハンク・ウィリアムスの有名曲の数々をジョニー・キャッシュやジェリー・リー・ルイス等、同レーベルの看板アーティストから無名アーティストまでの演奏を収録。ストリング・バンド音楽、ブルーグラス等、アーリー・カントリーからロカビリーに移行する過程を垣間見れて非常に興味深い。
  ●SFR-005 RALPH STANLEY & CLINCH MOUNTAIN BOYS『Way Out West:1977』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 ラルフ・スタンレー&クリンチマウンテン・ボーイズのキース・ホィットリー在籍の貴重な音源がリリースされました。 カーリー・レイ・クライン(f)、ジャック・クック(bs)を従えて、50代になったばかりのラルフの脂の乗り切ったパフォーマンスがたっぷり聞けます。
 ■日本のアーティスト
  ●GCP-001 THE BRIARS CD(本体¥926-)¥1,000-

You Can't Stop Me from Dreaming/Mama Don't Allow/San Francisco Bay Blues/Night Herding Song/Yellin Holler/CHICKEN/Ragged But Right/Workin' on the Railroad/Grandfather's Cloc

 ザ・ジェントルメン、タヒチ・クラブ等で活躍する東京ブルーグラス界の重鎮、須貝重太率いる、シティ派ブルーグラスの先駆者的存在として60年代フォーク・リバイバルから登場したグリーン・ブライアー・ボーイズと12弦ギターを駆使したサウンドが特徴的なモダン・フォーク・バンド、ルーフトップ・シンガーズのカバー・バンド、ブライアーズのデビューCD。スクラッグス・スタイルも得意とする女性バンジョー・ピッカー=山本南希(bj,v)、スタンレー・サウンドを追求して箱根フェスを沸かせた「木村達弥と彼のエルニーニョ」の槇原邦暁(m,v)、関東屈指のベース弾き=佐藤しょう(m,v)、ゲストに津田りつ子(Percussion)というメンバーで60年代のニューヨーク、グリニッジビレッジやブリーカー・ストリートの雰囲気を伝えてくれる。  
  ●KURI-0001 木崎豊『気のせい』CD(本体¥2,778-)¥3,000-

ゆっくりとゆっくりと/一番星/よく言うわね/おからを肴に/きりなしうた/ラブ・アゲイン・ブルース/会えないもう/覚めない夢/港町/震え取れへん/月に照らされて/やだ/寝返りのブルース/クリのオートハープ/虹のむこうに/並んでもう一度 /雨に濡れ/眠れぬ水夫/Waltz For You 全19曲

 京都在住のベテラン・オートハープ奏者でシンガー&ソングライターで、第1回宝塚ブルーグラス・フェスティバルに参加しているクリさんこと木崎豊、音楽活動50周年を記念してリリースされたデビュー・ソロ作品。プロデュースには北村謙。
「アルバム創ったら?」から何年たったことだろう?この曲にはこのメンバー?あの曲にはこのメンバー?と考えても見たが結局は「一人で奏ったほうがいい」を決断 木崎豊の囁くようなAutoharpの音色を彼の耳に聞こえているように表現したAutoharperだけでなく十分に楽しめるアルバム(公式サイトより)
  ●MNJS-0007 MAREKA NAITO, JUNJI SHIROTA & ALEC BROWN 『Just a Hunch』CD(本体¥2,315-)¥2,500-

Farewell to Trion/Crabs in The Skillet-The Cock and the Hen/The Night in That Land/Sandy Boys/Maple Tree/Greenfields of Glentown-Jerusalem Ridge/Margare-Amelia’s/Joe Coleman’s March/Leaving Brittany-Horizonto/Tribute to Peadar O’Donnell/Planxty Dermot Grogan-Big Country-Johnson Boy全11曲

 城田純二、内藤希花とアーカンソー出身のチェロ奏者アレク・ブラウンとのトリオ。古いフィドルチューンの"Farewell to Trion"、ビル・モンロー&ケニー・ベイカーの"Jerusalem Ridge"を取上げている。
 最近作/お勧め作、再入荷
 ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
 *追悼ジョン・スターリング
  ●REB-1103 SELDOM SCENE『Live at the Cellar Door』CD(本体¥2,450-)¥2,646- 6月末入荷予定

 第1期セルダム・シーン(ダッフィ、スターリング、エルドリッジ、オルドリッジ、グレイ)が最も充実していた時の2枚組ライブLPがCDに。故ジョン・ダッフィのショーマンぶりと完璧なアンサンブルで、都会の大人向けブルーグラスを完成させた究極のライブ。
  ●REB-1561 SELDOM SCENE『The New Seldom Scene Album』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Big Rig/If That's The Way You Feel/Easy Ride From Good Times To The Blues/Paradise Valley/California Earthquake/Railroad Man/Answer Your Call/I Know I Haven't Got The Right To Love You/Song For Life/Rebels Ye Rest/Pictures From Life's Other Side全11曲

 ジョン・スターリング在籍時のセルダム・シーン、『Old Train』(REB-1536¥2,646-)『Live At The Cellar Door』(REB-1103¥2,646-)に続く6枚目となる1976年リリース作品。ロドニー・クロウェル"Song For Life"、"California Earthquake"ではリンダ・ロンシュタットがコーラスで参加。ダフィ節が堪能できる "I Haven't Got the Right to Love You"や スターリングのスタンレー好きが伺える"If That's The Way You Feel"、マイク・オールドリッジのペダル・スチールをフィーチャーしたハーブ・ぺダーセン作"Easy Ride From Good Times To The Blues"等々、その後の貴重なレパートリーとなった名曲満載。
 (ムーンシャイナー6月号レビュー紹介作品)
  ●DTT-0045 MILE TWELVE『City On A Hill』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 昨年の3月に来日したボストンの新進気鋭のブルーグラス・バンド、マイル・トゥエルブのセカンド・アルバム。今回はプロデュースにブライアン・サットンを迎えてエンジニアはミッシー・レインズの夫のベン・サレットを迎えて、前作同様に伝統的なブルーグラスのノウハウを踏まえたメンバーによるオリジナル・ブルーグラス。 
  ●DREAD-1801 David Grier『Ways Of The World』CD (本体¥2,750-)¥2,970-

 フラット・ピッキング・ギターの達人、デビッド・グリア、アコースティック・ギターの響きを最大限に活かしたギター・ミュージックに加えて、ソングライターとしての才能も発揮した意欲作。ティム・オブライエン、マイク・コンプトン&シャド・コッブ、ステュアート・ダンカン、デニス・クロウチ、ケイシー・キャンベル、コリー・ウォーカー他。
  ●RCSI-1174 きつねのトンプソン『Foxology』CD(本体¥1,852-)¥2,000-

 バンジョーと木琴でラグタイム、ブルーグラス、フィドル曲、トラッドからモダンのジャズ等を演じるユニークな異種創造音楽バンド、「きつねのトンプソン」のデビュー作。
  ●BRC-5007 SHAWN LANE & RICHARD BENNETT『LAND & HARBOR』EPCD (本体¥1,500-)¥1,620-

 ブルー・ハイウェイのショーン・レーンと元J.D.クロウ&ニューサウスでトニー・ライス・クローンのリチャード・へネットのオリジナル・ソングを演ずるミニ・アルバム。シンコペーションを多用したフラットピッキンが隙間を縫う様はトニー・ライス・ユニットを髣髴させる。
  ●PC-1220 THE KING JAMES BOYS『Time To Go Home』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 1994年の結成以降、教会を中心に活動、SPBGMA(米国ブルーグラス音楽保存協会 )アワードの年間最優秀ブルーグラス・ゴスペル・グループにノミネート、分厚いコーラスに押し出しの強いマンドリンやバンジョー・ワークといった、ドイル・ローソン&クイックシルバーが確立したブルーグラス・ゴスペルを踏襲する新進気鋭のキング/ジェームス・ボーイズの10作目のスタジオ録音盤となるパインキャッスルからのデビュー作。
  ●SRM-120 Curtis McPeake & Andy May『The Good Things』CD(本体¥2,650-)¥2,862-

The Good Things (Outweight the Bad)/My Home's Across the Blue Ridge Mountains/Sally Gardens/Reuben's Train/Home in the Rock/Sweet Sunny South/Grampa's Mule/Steel Drivin' Man/The Unclouded Day/Leather Britches

 元ブルーグラス・ボーイズで、フラット&スクラッグスのアール代役を務め、ナッシュビルのスタジオ・ミュージシャンとして数え切れない程の録音を残したバンジョーの達人、カーティス・マクピーク(bj,92歳)と、古くからの友人で、20年以上も共に演奏を共にしてきたアンディ・メイ(g)によるブルーグラス・スタンダード集。トラッドグラス・ラバーにはお勧めの一枚。
 ■ブルーグラス最近作/お勧め作
 *トラッド
  ●PC-1226 CAROLINA BLUE『I Hear Bluegrass Calling Me』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 優れたブルーグラスの宝庫、ノース・キャロライナ州西部地区から登場した正統派ブルーグラス、キャロライナ・ブルーのパインキャッスル移籍第一弾。前作『SOUNDS OF KENTUCKY GRASS』(PMR-0004¥2,646-)に引き続きボビー・パウエル(g)とティム・ジョーンズ(m)を中心に、リース・コム(bs)、ジェームス・マクドウェル(bj)、こんんかいから紅一点、エインズレイ・ポチャック(f)が参加。デビッド・ジョンソン(f)が7曲で参加、ビル・モンロー&ブルーグラス・ボーイズの70年代頃のサウンドを髣髴させるツイン・フィドルを披露。ティムとボビーのペンによる正当ブルーグラスの作法に則ったオリジナルの数々。
  ●BBR-0908 JOE MULLINS AND THE RADIO RAMBLERS 『For the Record』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

That Old Wheel/The Guitar Song (ft. Del McCoury)/A Folded Flag/Tell Me True/Here and Now/Things That I Like/Acres of Diamonds/O-hio/Dreamers Hill/Bacon In My Beans/I Want To Know More About My Lord/Georgia Slammer

 ブルーグラス界で最も忙しいバンド=ジョー・マリンズ&ラジオ・ランブラーズのビリー・ブルー移籍第一弾。オーセンティックなストレイト・ブルーグラスが心地よい。デル・マッカリーを迎えた"The Guitar Song"では質屋に吊るされたギターやバンジョーがレスター・フラットやドン・レノとの出会いを語るという内容他、バラエティ溢れる選曲で楽しませてくれる。
  ●CO-2740 CURLY SECKLER『That Old Book of Mine』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 70年代トラッドグラスの超大名盤!カーリー・セクラー『Sings Again』、ビリー・エドワーズ(bj)クリスプなリード・ボーカルに覆いかぶさるように吼えるカーリーのテナー、ハーシャル・サイズモア(m)とテイター・ テイト(f)、ジョン・パーマー(bs)、ソリッドグラスの第一人者として知られたシェナンドー・カッタップス の全盛期、1971年5月に録音された奇跡的なカーリーのカムバック作。
 *コンテンポラリー
  ●ROU-610047 LONELY HEARTSTRING BAND『Smoke & Ashes』CD(本体¥2,750-)¥2,970-

 ブルーグラスの新たな発信基地となりつつあるニューイングランド、ボストンのバークリー音楽学校の学生中心に結成、ビートルズの名盤『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』からバンド名を取ったロンリー・ハートストリング・バンド、古典的なブルーグラスのフォーマットを上手に活かして、現代的な視点によるメロディアスで美しいハーモニーと高度に洗練された心地よいアンサンブルに加えて、ブルーグラス特有のドライブ感や高揚感を残しているサウンドはで従来のブルーグラス・ファンも納得。超お勧めです。 
  ●PATUX-325 JEFF SCROGGINS & COLORADO『Over the Line』CD (本体¥2,450-)¥2,646-

 コロラドをベースに最近ではナショナル・ワイドに活躍するジェフ・スクロギンズ&コロラドのパタクセント移籍第一弾。
アンディ・オウエンスと来日したことでも知られるジェフ・スクロギンズ(bj)、息子でモンローからニュー・アコースティックまで幅広いスタイルを弾きこなすトリスタン(m)他、ニューグラスという言葉自体がクラシックになりつつある現在のブルーグラス・シーンで、70年代のニューグラス・ムーブメントを思い起こさせる、少し懐かしさを憶えるようなコンテンポラリー・ブルーグラスが今、新鮮に聞こえる。
 ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作
  ●SD-292 JOHN HARTFORD "Goin' Back to Dixie" CD(本体¥2,450-)¥2,646-

I Wonder Where You Are Tonight/The Girl I Left Behind/Little Girl with Her Hair All Down Behind/Death of John Henry/The Boys from North Carolina  他全10曲

、1992年のジョン・ハートフォード、あまりにも美しい南部賛歌である。クラスター・プラッカーズの音楽を支えるマーク・ハワードの心優しいギターとマンドリン、IBMA最優秀ベースを4年連続受賞のロイ・ハスキー・ジュニア、アコースティックに優しいパーカッションでは右に出るもののないケニー・マローンらがジョンの、あまりにも美しいバンジョーとフィドル、そしてメロディーを、実に弁えて、盛り上げる。ブルーグラスやその周辺音楽好きの気持ちに何故かある空気の美しさ、緑の美しさ、丘や山に芽吹く自然、川の流れに踊る小魚等々への共感、それをDixie=南部と感じるジョンと、我が裏山の六甲山と感じる私の間に隔たりはない。感動なくしては決して聞けない、ブルーグラス界の生んだピーター・ローワンと双壁の天才、ジョン・ハートフォードのもの凄い、最極上の音楽である。
  ●COMP-4727 MOLLY TUTTLE『When You're Ready』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 モリー・タトル待望の初のフル・アルバム。去年と一昨年、2年連続IBMAの年間最優秀ギターに選ばれたモリー、ここではソングライターとしての才能を遺憾なく発揮したボーカル作品。グラミーの最優秀アメリカーナ・アルバム受賞、ルーツ・ロック系で最も注目のシンガー&ソングライター=ジェイソン・イズベルを迎えた"Million Miles"、唄に絡むモリーのギターとシェラ・ハルのマンドリンとさりげないストリングスが心地良く響く。クロウハンマーのテクニックを取り入れたフラットピッキングでマウンテン・マイナーのモーダルな雰囲気を湛えた"Take The Journey"、アコースティク・ギターのリフやデイストーションの掛かったエレキギターに70年代ロックの香りがする"Make My Mind Up"、ブリタニー・ハース(f)とグレン・ウルフ(bs)を迎えたフォークタッチの"The High Road"、ピアノ。ハモンド、ウーリッツァー等、キーボードを上手く使い分けてサウンドに彩を与えているのが印象的。
  ●FOG-7492 FOGHORN STRINGBAND 'Rock Island Grange' CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Reuben's Train/Rose in the Mountain-Tennessee Girls/Pretty Fair Miss Out In the Garden/Grigsby's Hornpipe/The Violet and the Rose/Lonesome Homesick Blues/Natural Bridge Blues/Ain't Got Time/Banks of Old Tennessee-Kennesaw Mountain Rag/Only the Lonely/Jake's Got the Bellyache/Mon Vieux Wagon/Ridin' In An Old Model T/Lonesome Valley/Train on the Island/Going Home/Give Me the Roses/Rose Connolly/The Rose Waltz

 西海岸でオールドタイムの盛んなオレゴン州ポートランドを拠点に活躍するフォグホーン・ストリングバンドの8枚目のアルバム。ブルーグラス・ファンにも馴染み易いカレブ・クラウダー(m,v)、サミー・リンド(f,bj,v)、リーブ・ウィリムス(g,v)とナディーン・ランドリー(bs,v)という面々で全員がボーカルを取り、洗練されたヒルビリー・フレーバー溢れるパワフルなパフォーマンスが魅力。ブルーグラスがモダンな方に進む中で、アーリー・ブルーグラス、ヒルビリー、ケイジャン等、ストリングバンド音楽の良さを保持するする彼らの、非常にわかりやすく、圧倒的な音楽に触れて欲しい。
 ■カントリー/ポップお勧め
  ●771-1729 GEORGE STRAIT 『Honky Tonk Time Machine 』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 王道、メインストリーム・カントリーを貫くヴェテラン、現在、66歳のジョージ・ストレート、2015年アルバム『Cold Beer Conversation』以来4年ぶり、お馴染みのメンバーをバックに配した通算30作目となる最新スタジオ・アルバム。テキサス・スウィング・トラディションとホンキー・トンクを融合させた独自のスタイルで、デビュー以来、45曲のナンバー・ワン・ヒットを記録、国民的なスターの座に君臨し続けている。"God And Country Music"では孫のハーベィ・ストレイト、"Sing One With Willie"ではウィリー・ネルソンとのデュオ。 オースチンの老舗ホンキートンク・バー、ブロークン・スポークを配したアルバムのカバー写真が中身を物語っている。
  ●673-3445 Kacey Musgraves『Golden Hour』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Slow Burn/Lonely Weekend/Butterflies/Oh, What A World/Mother/Love Is A Wild Thing/Space Cowboy/Happy & Sad/Velvet Elvis/Wonder Woman/High Horse/Golden Hou/Rainbow

 テキサス州ゴールデン出身のシンガー・ソングライター、ケイシー・マスグレイヴス。第61回グラミー賞にて、主要部門の『年間最優秀アルバム』を含む最多4部門を受賞!しかも、ノミネートされていた4部門全て受賞!
 ■発掘/再発見お勧め
  ●SFR-002 THE STANLEY BROTHERS『Valley View Park 1957』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 スタンレー・ブラザーズ、1957年にペンシルバニア州バレイ・ビュー・パークでマイク・シーガーによって録音されたライブ・ショー音源が15曲(チャビー・アンソニーf,カーリー・ランバートm,リンディ・クリアーbs)、メリーランド州ボルチモアのユニティ・ホールが7曲(ビル・ネイピアm,ジャック・クックbs,"I Hope You Have Learned"のみジミー・グリアf,)。 "Flower Blooming In The Wildwood"と"Gathering Flowers From The Hillside"ではビル・クリフトン(g,v)が参加。『the Shadows Of The Past 』(CCCD-0101)に収録 の"Here Today And Gone Tomorrow""Thinking Of The Old Days"の2曲以外は未発表音源。 
  ●SFR-003 RALPH STANLEY 『Live In Seattle - 1969』2CD(本体¥3,500-)¥3,780-

 ラルフ・スタンレー&クリンチ・マウンテン・ボーイズ、1969年シアトルのワシントン州立大学に於けるライブ音源。カリー・レイ・クライン(f)、ラリー・スパークス(g)、病気でツアーに参加出来なかったメルビン・ゴーインズに代わって西海岸のローカル・ミュージシャンのバーニー・マンガー(bs)が参加。スタンレー・ブラザーズ時代のお馴染みの曲に加えてラルフのキングのソロ作品から"I Only Exist"や"My Long Skinny Lanky Sarah Jane" は、このライブの後に録音された『Hills of Home』で取上げられた曲が収録されているのも興味深い。
  ●YEP-2597JIM LAUDERDALE『Jim Lauderdale & Roland White 』CD(本体¥2,750-)¥2,970-

 アメリカーナ系最重要アーティストの一人、ジム・ロウダーデイルとブルーグラス界のレジェンズ、ローランド・ホワイトが79年にアール・スクラッグスの自宅の地下室で録音した幻の音源。ローダデイルのオリジナル2曲他、ローランドお得意の"I Might Take You Back Again"、レノ&スマイリー"Walls Built Around Your Heart"、レスター・フラット"Six White Horses"他。当時のレスター・フラット&ナッシュビル・グラスを髣髴させるマーティ・チュアート(g)、ジーン・ウートン(d)、ジョニー・ウォーレン(f)、テリー・スミス(bs)、スタン・ブラウン(bj)がサポート。 ナッシュビル・ブルーグラス・バンドやデル・マッカリー・バンドが登場する以前の、ポテンシャルを内包したナッシュビルのブルーグラスが弾ける前夜といった趣のサウンドが興味深い。
 ■映像おすすめ
  ●UM-013D RHONDA VINCENT『Bluegrass Legends/Live At The Ryman』 DVD(本体¥2,950-)¥3,186-

 ブルーグラス界の女帝、ロンダ・ビンセントがオズボーン・ブラザーズ、マック・ワイズマンを迎えてライマン公会堂で行ったライブ映像作品がCDと同時発売。ジミー・マーチンの当たり曲を皮切りに貫禄のステージを魅せるロンダ・ビンセント&レイジの面々、ロンダの娘でフィドルのハンターベリーの妻であるサリーも登場。久々に人前に登場したソニー(コーラスのみ)とボビーを迎えてオズボーン・サウンドを再現。マック・ワイズマンは十八番をメドレーで、ジェシー・マクレイノルズも昔と変わらぬアグレッシブなプレイを聞かせる。
  ●PCBE-54308『ハウ・トゥ・グロウ・ア・バンド ~パンチ・ブラザーズの作り方』収録時間:本編88分+映像特典173分DVD (本体¥3,800円)¥4,104-

 祝パンチ・ブラザーズ来日!!ブルーグラスを超えて「史上最高のストリングバンド」と呼ばれるパンチ・ブラザーズ。彼らの初アルバム『Punch』発表の2008年2月26日前後の初の英国ツアーや米国ツアーの様子を中心に、前人未踏の音世界を創る様子を丹念に追ったドキュメンタリー映画『How To Grow a Band』(88分)と、その本編ではカットされた映像をほぼ3時間(173分)に渡って収めたボーナス映像、日本語字幕付き。新しいバンドが生まれる瞬間を見事に捉えた奇跡の映像作品。
 楽器関連作品
 ■バンジョー
  ●TFM-1901 MOLSKY'S MOUNTAIN DRIFTERS『Closing the Gap』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

  ニューヨークのブロンクス生まれでアパラチア音楽(オールドタイム)を極め、フルタイム・ミュージシャンとして活躍、グラミー賞にもノミネート、現在はボストンのバークリー音楽院のアメリカン・ルーツ音楽プログラムで教鞭を執るブルース・モルスキーと、モルスキーの教え子でバークリーでクロウハンマー・バンジョーを専攻、タティアナ・ハーグリーブスとのコラボでリリースした素晴らしいデュオ・アルバムが記憶に新しいアリソン・ディ・グルート(bj)、ボストン・ベースの新世紀ブルーグラス・バンド、デッドリー・ジェントルメンのメンバーとしても活躍したスタッシュ・ワイスロック(g)による、モルスキーズ・マウンテン・ドリフターズの2016年のデビュー作に続くセカンド・アルバム。3年間の活動を経て、より活き活きとした自由な音楽が展開されているという印象。アリソンのペンによるタイトル曲とケイト・ラズビーのカバーによる美しい"Sweet Bride"以外はトラッドという選曲も抜群。現在、最高のストリングバンドの一つ。 
  ●MCR-005 ALAN MUNDE & BILLY BRIGHT『ES MI SUERTE』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-
●MCR-005T ALAN MUNDE & BILLY BRIGHT『ES MI SUERTE』TAB譜(本体¥2,950-)¥3,186-

 70年代にウエスト・コーストから登場してロック・ファンの注目も集め、特に日本やヨーロッパで人気を博したカントリー・ガゼットのバンジョー、アラン・マンデ(bj)とテキサスのトゥー・ハイ・ストリングバンドで活躍したビリー・ブライト(m,mandola,g)との2作目となる共演アルバム。アランのスタイリッシュなメロディック・スタイルのバンジョーとビリーのセンシティブなマンドリンを中心に、ビリーが現在参加するウッド&ワイアーのドム・フィッシャー(bs)と1曲のみトレバー・スミス(bj)、アスリープ・アト・ザ・スリープのデニス・ルディカー(f)が参加。マザー・グースにインスパイアされたという"Jenny's Desire"、ビリーのオリジナルの美しい"Moms' Waltz"、スリム・リッチーに捧げられたタイトル曲、ガゼット・ファンには溜まらないアラン・マンデ節炸裂の"Dapple Patti"、マック・ワイズマンやセルダム・シーンも取上げた有名曲をマンデ・スタイルで演じる"By the Side of the Road"、前衛的なソロをツイン・バンジョーで演じる"Going Bodmin"、ラストのゆつたりとした"Goodnight Irene"で眠りに誘う。落ち着いた大人の趣のインスト集と同アルバムのバンジョータブ譜集。
  ●RPB-1802 TRISH KILBY FORE 『Clawhammer Banjo Blue Ridge Style』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Poor Rambler/Carlie Marion's Fisher's Hornpipe/June Apple/John Henry/Merry Girl/Lonesome Road Blues/Twin Sisters/Johnson Boys/High On A Mountain/Rattletrap/Rock the Cradle Joe/A Gathering In The Sky/Ramblin' Hobo/Bile Them Cabbage Down/When the Snowflakes Fall Again

 ゲイラックス在住のクロウハンマー・バンジョー奏者トリッシュ・カービー・フォアによるブルーリッジ地方に伝わる有名曲集。地元の実力派のサポートを得て、バンジョー・ソロ、フィドル&バンジョー、ストリングバンド、ブルーグラスとバラエティに富んだスタイルを演じる。素朴なボーカルも良い雰囲気。
 ■フィドル
  ●FRC-727JIM SHUMATE『'Pioneering Bluegrass Fiddler』CD(本体¥2,750-)¥2,970-

 フラット&スクラッグスに“We'll Meet Again Sweetheart”と“Cabin In Caroline”他4曲だけを残して地元で家具セールスマンをまっとうした伝説的フィドラー、ジム・シューメイト。ミュージシャン、インストラクター、ヒストリアンとして知られるウェイン・アーブセンによるインタビューを挟んだ1974年の音源。バルサム・レンジで活躍するマーク・プルエット(bj)が参加。アーサー・スミス伝来のブルージーな左指の表現と弓さばきにブルーグラスフィドルが生まれていく過程を垣間見る気がする。初期のフラット&スクラッグスのラジオ・ショーの音源『 Live Again! WCYB Bristol Farm & Fun Time』(REBEL-2003) に収録されて、クリス・シャープのレッド・クレイ盤でマット・コムが再現していた"Rainbow of My Dreams"の見事なダブルストップ他、ブルーグラス・フィドラー.必聴。
 
 ■教則おすすめ
  ●MCR-005T ALAN MUNDE & BILLY BRIGHT『ES MI SUERTE』TAB譜(本体¥2,950-)¥3,186-

 アラン・マンデがテキサスのマンドリン奏者、ビリー・ブライトと発表した最新アルバムのバンジョータブ譜集。                                                                                                                                             +++
 楽器、その他……
  ●BMB-5 『Blanton TREK バンジョー 』 (本体¥38,000-)¥41,040-送料込み

 低価格で良質のブルーグラス楽器を提供するブラントンが自信を持って発表したミニ・サイズのオープンバック・バンジョー。レギュラーサイズのバンジョーに比べると、ほぼ半分のサイズ。ミニ・バンジョーとは云えど、楽器とした大事な演奏の為の正確なスペックのもと設計デザインされています。演奏しやすいネックシェイプ、正確なオクターブが取れるチューニングスケール、バンジョー弾きが拘るネック。 
 輸入雑誌
 ■バンジョー・ニューズレター誌
  ●BNL-19/06 2019年6月号 ¥950-(税込)

 カバー・ストーリーは世界の叡智が講演をおこなう極上のカンファレンスTEDに登場したニューヨーク在住の10代のオールドタイム・バンジョー奏者、ノラ・ブラウン。トム・アダムスのコラムは故ジョン・スターリングと彼がセルダム・シーンで録音した"I'd Rather Live by the Side of the Road"のタブ譜。初心者コーナー"I'd Rather Live by the Side of the Road"、アール・スクラッグスは1954年頃のラジオ・ショーから"Foggy Mountain Breakdown" 、ケン・パールマン「メロディック・クロウハンマー」他。
 ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
  ●BU-19/06 2019年6月号 ¥1,080-(税込)

 エネルギッシュなプログレッシブ・ブルーグラスで人気のフランク・ソリバン&ダーティ・キッチン、ワシントンD.C.地区のパイオニア、ハッピー・メロディ・ボーイズ。ジョン・ハートフォードの手書きによるオリジナル・フィドル曲の楽譜集『マンモス・ブック・オブ・フィドル・チューンズ』、洞窟の中に有るコンサートホールで繰り広げられる『ブルーグラス・アンダーグラウンド』、ドン
・リグスビー、リチャード・ベネット等、ニューサウスの残党によるバンド『フラッシュバック』他。
  ●BU-19/05 2019年5月号¥1,080-

 ドキュメンタリー映画が完成したマイケル・クリーブランド&フレイムメーカー、バージニアの音楽名所を繋ぐクルッキド・ロードとコンサート・シリーズ「マウンテン・ミュージック・ホームカミング」、ジェフ&トリスタン・スクロギンズを中心にメキメキと頭角を現してきたコロラド、スタンレー・サウンドの伝統を引き継ぐラルフ・スタンレーII他。
 月刊『ムーン・シャイナー』
 1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス専門誌。日米ブルーグラスのホットな話題から、音楽の真髄を探求する月刊誌。

■定期購読:1年¥6,300-
         半年¥3,450-
 お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。
  ●2019年6月号 MS-3608(通巻428号)¥540-(税込)

 ケンスケのNYリポート#3、ライト恵の「ケンタッキー便り」#1、ブライアーズ デビューCD『the BRIARS』、ウィンターグラス2019 リポート、サム・ブッシュDVD「Revival!」完全中継その⑤、 How To Play Bluegrass #6 バンジョー「バンジョーTAB譜“Raindrops Keep Fallin' on My Head「雨にぬれても」”、パンチブラザーズ、7月9-12日、東京「ブルーノート」、4日間連続公演、クリス・シーリ、ジョン・スターリング追悼『シーンでのリズムギターに関して」、ジョシュア・メシック来日、ハンマーダルシマの新世代、第29回 IBMAアワードショウ2018中継⑧最終回、ブルーグラス史観による...アメリカ歴史概論#103、1933年、東北大学「山口芳真」学生プロファイル#170、日本ブルーグラス7吋シングルレコード史#12ジム&ジェシーとヴァージニア・ボーイズ「おじさんのフィドル/ダーリンの声」、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスだけの月刊誌です。
  ●2019年5月号 MS-3607(通巻427号)¥540-(税込)

 平成30年間のブルーグラス、1989 ?2019後編、リリーピッキンパーティーリポート、ジョン・グリック日本探訪フィドル旅、 How To Play Bluegrass #5 フィドル/マンドリン入門「初級ダブルストップ編」“Will the Circle Be Unbroken”、ニューヨークのブルーグラス、ケンスケのNYリポート#1, #2 、世界の真ん中、 ニューヨークで ブルーグラーっス、サム・ブッシュDVD「Revival!」完全中継その④、第29回 IBMAアワードショウ2018完全中継⑦「最優秀アルバム」、ーリー・セクラー物語り⑥「最後のフォギーマウンテンボーイ」、日本ブルーグラス7吋シングルレコード史#11フラット&スクラッグス「ジョニーの物語」1963年2月発売、学生ブルーグラスプロファイル#71 神戸大学「三木碩己」、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスだけの月刊誌です。
  ●2019年4月号 MS-3606(通巻426号)¥540-

 追悼マック・ワイズマン“The Voice with a Heart”(1925ー2019)、2018年6月1日マック・ワイズマンとの思い出、平成30年間のブルーグラス、1989-2019中編、サム・ブッシュDVD「Revival!」その③、境港でブルーグラーッス!、映画『Bluegrass Country Soul 』50周年!、How To Play Bluegrass #4“When the Springtime Comes Again(Little Annie)”バンジョータブ譜、タイ王国でブルーグラス三昧!、追悼・坂田昭夫、第29回 IBMAアワードショウ2018完全中継⑥「ポール・ウィリアムズ名誉の殿堂」、カーリー・セクラー物語り⑤「最後のフォギーマウンテンボーイ」、学生ブルーグラスプロファイル#70 北海道大学「田谷友里恵」、日本ブルーグラス7吋シングルレコード史#10フラット&スクラッグス「じゃじゃ馬億万長者/ジョニーの物語」1963年2月発売、ブルーグラス史観による...アメリカ歴史概論 、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスだけの月刊誌です。

 近日入荷
  ●PRC-1130 GENA BRITT 『Chronicle: Friends And Music』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Over and Over/You Don't Get over That/Soldier's Lament/Get Up In Jesus' Name/Runaway Train/On and On/Come To Jesus/Traveling Poor Boy/Daddy's Shoes/Untold Stories/Ships That Don't Come In/Big Country/Looking Forward to the Good Life全13曲

 シスター・セイディのバンジョー・プレイヤー、ジーナ・ブリットのパインキャッスル/デビュー作。
  ●REB-1870 LARRY SPARKS『New Moon Over My Shoulder』7/19 CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Down in Union County/I'm Really Leaving/Henry Hill/Take Me Back to West Virginia/New Highway/I Was Wrong/Peacock Rag/There's a New Moon Over My Shoulder/I Only Exist/Annie's Boy/Things Will Get Better/Green Pastures in the Sky全12曲

 ラリー・スパークス、ロンサム・ランブラーズ結成50年記念の新録音によるニューアルバム。
  ●WDM-7428 LARRY STEPHENSON BAND『30』 CD(本体¥2,750-)¥2,970-

Blue Memories/Two Ol' Country Boys Like Us/Who Are They/Tears/Two Hearts on the Borderling/Just When I Needed You Most/Timber, I'm Falling In Love/Darling Little Joe/Sweet Little Miss blue Eyes/Journey's End/Love Lifted Me/I Was Bluegrass (When Bluegrass Wasn't Cool)

 透き通ったテナー・ボイスでビル・ハレルやブルーグラス・カージナルスのメンバーとして活動後、自らのバンドを立ち上げて30年を記念して発表された最新作。
  ●MGM-190524 ALAN BIBEY AND GRASSTOWNE『'Gonna Rise and Shine』CD (本体¥2,450-)¥2,646-

Born Again/When Jesus Swings the Wrecking Ball/Nobody's Fault But Mine/Bloodstained Bible/Gonna Rise and Shine/Stormy Waters/Keep Your Eyes on the Prize/I'll Live In Glory/I'd Rather Have Jesus/In the Sweet By and By/New Life/He's Right There

 超絶マンドリン・テクニックを武器にニュー・クィックシルバー、サード・タイム・アウトを皮切りにメインストリーム・ブルーグラス・シーンを歩み続けて来たアラン・バイビーがリーダーを務めるグラスタウンの最新ゴスペルアルバム。
 コンサート情報
 (いずれも、個々に確認してからお出かけ下さい)
◆東京セイクレッド・ハープ
 19世紀初頭からアメリカ南部に広まった図形音符(シェイプノート)を使用したアカペラ4部ハーモニーの月例集会
6月20日(木)池袋聖公会。19時
7月6日(土)下北沢ナザレン教会。17時
7月18日(木)池袋聖公会。19時
総合(問)http://tokyosacredharp.blogspot.jp/
◆やぎたこ
 最新2枚組CD『We Shall Overcome』を発表、今年3月結成10周年を迎えたルーラルアメリカンな男女オールドタイムデュオ
6月21日(金)大和市鶴間、菩南座090-7704-4871
6月29日(土)東中野、cafeじみへん090-9242-6183
6月30日(日)大宮、キング・ジョージ048-649-5040
7月11日(木)札幌(予定)
7月12日(金)旭川(予定)
7月18日(土)東中野、cafeじみへん090-9242-6183
7月20日(土)越谷(予定)
7月21日(日)板橋、Dream's Cafe(03-5375-5502)
7月27日(土)御茶ノ水、ウッドストック・カフェ03-3233-8015「10周年記念スペシャル・ライブ(予定)」要予約総合(問)
yanagi_yagitako@yahoo.co.jp
◆城田純二、内藤希花、アレック・ブラウン
 ギター/バンジョー奏者の城田、フィドルの内藤がチェロのブラウンを迎えてツアー。アイリッシュを中心にフィドル音楽のさまざまを聴かせる
6月14日(金)埼玉県越谷市、ライブCafe おーるどタイム。19時~。048-971-1812
6月15日(土)群馬県安中市、サウンドタム(027-385-3220)、19時~。
6月16日(日)横浜市港北区、大倉山記念館。19時~。サウンドポート045-243-9999
6月18日(火)愛知県西尾市、勤労会館、18:30開演。0563(57)4621(林)、090(8671)9835(手嶋)
6月20日(木)徳島市、Bar&Live寅家、19時半~、寅家(088-677-3233)
6月21日(金)兵庫県福崎町、リンゴの木(0790-23-1339)、14時~
6月21日(金)兵庫県明石市、Tree Top(078-934-2815)、19時半~
6月22日(土)奈良、パパドウルス丘の上食堂(0742-72-4186)
6月23日(日)京都、細見美術館 茶室・古香庵、18時~、総合(問)10strings.j@gmail.com
◆6月15~16日(土、日)静岡「朝霧ブルーグラス・ピッキン・パーティ2019」富士山YMCAグローバル・エコ・ビレッジ。参加費¥3000-。テント・タープ可、風呂(時間制限あり)、お弁当(土曜夜¥800-日曜朝¥650-要予約)、宿泊ロッジ(要予約、別料金)。(問)森下029-859-4356、、中西047-323-2615、bunnymt@yahoo.co.jp(Telは20時~22時)
◆6月22日(土)山梨「“新生”八ヶ岳マウンテン・ボーイズ」笛吹市、ウエスト・マウンテン0553-26-2820
◆6月22~23日(土、日)富山「第18回北陸ブルーグラス・フェスティバル」南砺市城端、桜ケ池公園自遊の森。参加費¥2500-学生¥1500-高校生以下無料。コテージ、朝食等 予約:自遊の森0763-62-3360、www.s-jiu.com。(問)嶋090-2038-8860、vrai@ruby.ocn.ne.jp
◆6月23日(日)神奈川「リリー・ピッキン・パーティ2019緑芸術祭」横浜市緑公会堂。12時45分、無料。出演:小田原BG研究会、ハニーナイツ、Wheeling、Jプロジェクト・バンド、ワタボウズ、カントリーラビッツ、リバーオブタイム、ブルーグラス有識者会議、ウインズ(問)杉崎045-932-9741、十鳥045-932-0249
◆6月23日(日)兵庫「関学アメ民OB有志ライブ」夙川、フォートワース0798-39-1923。14時半。Mountain Bows、ヒッコリー・ホロウズ1977、ナッシュビル・ウエスト、ブルーグラス・ナッツ、Rakkan、☆ひまなスターズ☆他
◆7月8日(月)東京「<BGスペシャル・ナイト>カントリー・コング・バングfrom韓国」銀座、ロッキートップ03-3571-1955
◆パンチブラザーズ
 現在最高のブルーグラスバンド、クリス・シーリ率いるパンチ、大評判となった2016年につづく2度目のジャパンツアー。全員30代後半、その超絶テクニックとブルーグラスに対する熱い想いを聴くべし!!
7月9日~12日(火~金)東京・ブルーノート。連日5時半開場(6時半スタート)と8時20分開場(9時スタート)の2回公演。(問)03-5485-0088
◆7月13~14日(土、日)北海道「第31回石山ラッキー★フェスティバル」札幌市南区石山、吉田観光農場
◆7月13~14日(土、日)新潟「第34回新潟ジャズ・ストリート」13日ピア万代ステージ025-249-2560。12時。ニュー・ラグーン・ランブラーズ、ブルーグラス・セトラーズ、グラス・ピッカーズ、アイランド・グラス、鉄かぶと、The Reflection。14日カポタスト025-250-0290。12時。アイランド・グラス、鉄かぶと、The Reflection、December、West Flash、グラス・ピッカーズ・ニュー・ラグーン・ランブラーズ
◆7月13日(土)東京「O Sister Jumboree Vol.7」曙橋、バック・イン・タウン03-3353-4655。今回で7回目となる女性を含んだブルーグラス・バンドだけのフェス。出演:ザ・ナチュラル・ゴールド、アベニュー(東北大OBバンド)、ようこ&フレンズ、Lonesome Fiddler & friends、Dapper Dun Family Band、スタジオ501、Opera House(東北大)、Winnie Brownie(東北大)
◆7月20~21日(土、日)大分「第25回飯田高原ブルーグラス・フェスティバル」九重町筋湯、九重森林スキー場。(問)城崎山本歯科097-537-1141、上尾mitukuni@lapis.plala.or.jp
◆7月28日(日)愛知「Bluegrass Meeting 2019 summer Vol.27」北名古屋市総合福祉センターもえの丘。10時半、無料。(問)オール・ザット・グラスhttps://allthat.exblog.jp/

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