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    B.O.M.Newsletter #460  
            2019年2月12日  
   
 

 
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目   次

 今月のハイライト  1   
新入荷ダイジェスト    2  
   3  (ブルーグラス)
   4  (インスト)
新入荷作品解説    5  
   6  ■ブルーグラス新入荷
   7  ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
   8  ■インスト新入荷
   9  ■発掘・編集最新入荷
   10  ■映像新入荷
最近作/お勧め作、再入荷    11  
   12  ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
   13
 (ムーンシャイナー2月号レビュー紹介作品)
   14   ■ブルーグラス最近作/お勧め作
   15  ■オールドタイム/フォーク/
 アメリカーナ最近作/お勧め作
   16  ■カントリー/ポップお勧め
   17  ■発掘/再発見お勧め
   18  ■映像お勧め
楽器関連作品   19  
   20  ■バンジョー
   21  ■マンドリン
   22  ■フィドル
   23  ■ギター
   24  ■ベース
教則物、書籍おすすめ  25  
楽器、その他……   26  
ロングセラー  27  
輸入雑誌   28  
  29  ■バンジョー・ニューズレター誌
  30  ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
 月刊『ムーンシャイナー』   31  
 コンサート情報  32  
B.O.M.ご利用方法   33  


 今月のハイライト
  ●MISC-BUSHD SAM BUSH『Revival:The Sam Bush Story 』DVD(本体¥2,950-)¥3,186-

 ニューグラス・リバイバルを率いて70年代以降のブルーグラス・シーンをリード、卓越したマンドリンとフィドルで様々なジャンルのミュージシャンと共演してアコースティック音楽の可能性を広げ、ソロ・アーティストとしてソウルフルなボーカルとインストルメンテーションで聴衆を熱狂の渦に巻き込んで自らのジャンルを開拓、「ニューグラスの父」と称されるサム・ブッシュの足跡を辿るドキュメンタリー映画『Revival』がDVDとして限定生産。アリソン・クラウス、ジョン・オーツ、エミルー・ハリス、リッキー・スキャッグス、クリス・シーリー、デビッド/・グリスマン、デル・マッカリー、ジョン・カウワン、ベラ・フレック、パット・フリン他の証言、サム・ブッシュ・バンドのパフォーマンスをフィーチャー。ムーンシャイナー誌で翻訳記事連載中。 (2月下旬入荷予定)
 新入荷ダイジェスト
 (ブルーグラス)
  ●PC-1226 CAROLINA BLUE『I Hear Bluegrass Calling Me』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 優れたブルーグラスの宝庫、ノース・キャロライナ州西部地区から登場した正統派ブルーグラス、キャロライナ・ブルーのパインキャッスル移籍第一弾。前作『SOUNDS OF KENTUCKY GRASS』(PMR-0004¥2,646-)に引き続きボビー・パウエル(g)とティム・ジョーンズ(m)を中心に、リース・コム(bs)、ジェームス・マクドウェル(bj)、こんんかいから紅一点、エインズレイ・ポチャック(f)が参加。デビッド・ジョンソン(f)が7曲で参加、ビル・モンロー&ブルーグラス・ボーイズの70年代頃のサウンドを髣髴させるツイン・フィドルを披露。ティムとボビーのペンによる正当ブルーグラスの作法に則ったオリジナルの数々。曲目、詳細はブルーグラス新入荷にて。
  ●LOR-620 KATHY KALLICK BAND『Horrible World』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 ローリー・ルイスと並ぶ西海岸女性ブルーグラス、キャシー・キャリック・バンドの最新作。アニー・ステにネックのフィドルもたっぷり聞ける気持ちの良いブルーグラス。曲目、詳細はブルーグラス新入荷にて。
  ●ND-760 APPLACHIAN ROAD SHOW 『Presented By: Barry Abernathy and Darrell Webb』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 ドイル・ローソン&クイックシルバーからマウンテン・ハートの創立メンバー、左手にハンディキャップを持ちながらも豪快なバンジョー・プレイを聞かせるバリー・アバナシーとJ.D.クロウ&ニューサウス、ロンサム・リバー・バンド、ロンダ・ビンセント&レイジを渡り歩いたダレル・ウェッブががっぷり四つに組んだ期待の新ユニット、アパラチアン・ロード・ショーのデビュー作。曲目、詳細はブルーグラス新入荷にて。
  ●REB-1872 BIG COUNTRY BLUEGRASS『Mountains Mamas And Memories』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-(2月下旬入荷予定)

 ブルーグラスの本場、ブルーリッジ・マウンテンのど真ん中を拠点に活躍するビッグ・カントリー・ブルーグラスはテッド・ランディ、ラリー・リチャードソン、ロイ・マクミラン等に合い通じるゲイラックスやマウント・エアリーのスタイルのサウンドを継承しています。1980年代の終わり頃、トミー&テレサ・セルズ夫妻を中心に結成、ヘイ・ホラー、マウンテン・ロード等にアルバムを残し、名門レベル社に移籍後、5枚のアルバム。エディ・ギルのテナー・ボイスを活かした素晴らしいボーカルによるる正統派ブルーグラス。曲目、詳細はブルーグラス新入荷にて。
  ●COMP-4720 FRANK SOLIVAN AND DIRTY KITCHEN『 If You Can't Stand The Heat』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 現在のブルーグラス・シーンのトップランナーとして活躍するフランク・ソリバン&ダーティ・キッチン、アリソン・ブラウンとの共同プロデュースでプログレッシブ・ブルーグラスからダドリー・コンネル、ダニー・ペイズリーを迎えたストレートなブルーグラスまで、ブルーグラスの本質を抑えながら、何処まで飛躍できるかチャレンジ。オーセンティックなサウンドが好みの方をニンマリさせる仕掛けが施されているところが従来からのブルーグラス・ファンにも嬉しい。詳細はブルーグラス新入荷にて。
 (インスト)
  ●PC-1215 DEANIE RICHARDSON『Love Hard, Work Hard, Play Hard』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 13歳でグランド・オール・オーブリーに登場、パティラブレスやチーフタンズのツアー・メンバーとして又、熊本カントリー・ゴールドにホリー・ダン、最近ではチーフタンズと来日、シスター・セイディのメンバーとしても活躍中、ディーニー・リチャードソンのソロ名義としては初のアルバム。曲目、詳細はインスト新入荷にて。
  ●RCSI-1148 MIKE COMPTON & NORMAN BLAKE『Gallop to Georgia:Play The Tunes of Narmour & Smith』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 マイク・コンプトン(md)がギターの巨匠、ノーマン・ブレイク(gt)の抜群のバックアップを得て、1930年代に活躍したフィドル&ギター・デュオ、ナーモー&スミスの作品を取上げたノスタルジックで格調高いマンドリン・インストルメンタル・アルバム、新ジャケットで再登場。曲目、詳細はインスト新入荷にて。
  ●PATUX-292 BILLY BAKER『Wise County Fiddler』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 1963年の伝説のビル・モンロー&ブルーグラス・ボーイズにデル・マッカリーやビル・キースと共に参加、都会のブルーグラス・ファンに強烈な印象を与えた伝説のフィドラー=ビリー・ベイカーのパタクセントからのリリース。 全盛期の切り込みの鋭さは望むべくもないが、ケニー・ベイカーの"Washington County"をタイトルだけ代えた"Wise County Breakdown"、"Katy Hill"や"Billy in the Low Ground"等、フレーズの端々に往時を偲ばせてくれるオーソドックスなフィドル・アルバム。曲目、詳細はインスト新入荷にて。
 新入荷作品解説
 ■ブルーグラス新入荷
  ●LOR-620 KATHY KALLICK BAND『Horrible World』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Ride AwayPockets Full of Rain/(It’s A) Horrible World/Cascade Blues/Dark as the Night, Blue as the Day/Solid Gone/My Honey Lou/Boot Heel Drag/The Sunday Road/Cotton Eyed Joe/Nothin' so Bad (It Can’t Get Worse)/Edale/This Beautiful World全13曲

 ローリー・ルイスと並ぶ西海岸女性ブルーグラス、キャシー・キャリック・バンドの最新作。70年代からバーン・ウィリアムスやフランク・ウェイクフィールドと云った第一世代のホンモノの立ちの薫陶を受けて、グッド・オールド・パーソンズ(ジェンダー・フリーを意識したバンド名)で、男性中心だったブルーグラス界での女性の地位を確固たる物として功績は大きい。ブルーグラスの本質をしっかりと捉えて、インテリジェンス溢れる都会的なセンスを加味した精神性の他界西海岸ブルーグラスの伝統を築き上げる事に大きく貢献した。ここでも第一世代のブルーグラス・フィドルを深く学んだアニー・スタニネック、モンロー・スタイルを軸にジョン・ライシュマン、トム・ロザムにも通じるバーサタイルなプレイが聞けるトム・べクニー(m)、ビル・エマーソンに師事してバンジョーを弾き始め、後にドブロに転向一年目にロッキーグラスのコンテストで優勝という経歴を持つグレッグ・ブース(bj,d)、ローリー・ルイスやブラザース・フォーとの来日経験を持つケアリー・ブラック(bs)という鉄壁の面々によるアンサンブルも聞き物。アニーの一音入魂のキックオフで軽快に始まる"Ride Away"他、様々な表情を持つキャシーのオリジナルが6曲。アニーのフィドルがたっぷり聞ける"Cotton Eyed Joe"、ビル・モンローのブルーズィな"Dark as the Night, Blue as the Day"、ここではナッシュビル・ブルーグラス・バンドのパット・エンライトの影響が見られる。グレッグ・ブースのドブロをフィーチャーしたスゥイギーなボブ・ウィルス"Boot Heel Drag"他、フイドル、マンドリンをフィーチャーしたインストが各1曲。ラストはジョン・ライシュマンとキャシーの共作による美しいワルツ曲。全曲歌詞付き、添えられた解説も興味深い。
  ●PC-1226 CAROLINA BLUE『I Hear Bluegrass Calling Me』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

I Hear Bluegrass Calling Me/Cold, Lonely, and Blue/Longing For Home/Rusty Rails/Mary Do You Wonder/Glory Bound Train/Dark Mountainside/Mountain Flower/Bluegrass Melodies/Breaking Up Rocks/I'll Meet Her In Heaven/Fried Taters and Onions/Sometimes Good Girls Go Bad全13曲

 優れたブルーグラスの宝庫、ノース・キャロライナ州西部地区から登場した正統派ブルーグラス、キャロライナ・ブルーのパインキャッスル移籍第一弾。前作『SOUNDS OF KENTUCKY GRASS』(PMR-0004¥2,646-)に引き続きボビー・パウエル(g)とティム・ジョーンズ(m)を中心に、リース・コム(bs)、ジェームス・マクドウェル(bj)、こんんかいから紅一点、エインズレイ・ポチャック(f)が参加。デビッド・ジョンソン(f)が7曲で参加、ビル・モンロー&ブルーグラス・ボーイズの70年代頃のサウンドを髣髴させるツイン・フィドルを披露。ティムとボビーのペンによる正当ブルーグラスの作法に則ったオリジナルの数々。
  ●REB-1872 BIG COUNTRY BLUEGRASS『Mountains Mamas And Memories』CD(本体¥2,450-)¥2,646- 2月下旬入荷予定

Country Boy, Banjo and Flat Top Guitar/The Whiskey or the Coal/Mama's Radio/Keep on Going/Times Were Good When Times Were Hard/Carolina Traveler/How Lucky I Was (To Be Their Son)/Back to the Mountains/Is This Seat Taken?/The Hills of Caroline/You Can't Buy Your Way Out of the Mines/Dead or Alive全12曲

 結成32年、ビッグ・カントリー・ブルーグラス、レベルから5枚目となる最新作。第一世代ブルーグラスの熱気をそのまま現代引き継ぐタイトでドライブ感溢れるサウンド、何よりも典型的なブルーグラスのテナー・ボイスによる溌剌としたボーカルとコーラスに引き込まれる。トミー(m)&テレサ(g)・セルズ夫妻を中心に、抜群のボーカルとジミー・マーチンを範とするギターのランが素晴らしいエディ・ギル(g)、素晴らしいフィドルはベテラン・マルチ・プレイヤーのティム・ローリン(f)、本作から参加のジョン・トレッドウェイはウェス・ゴールディング&シュアファイア他、80年代からプロとして活動。トニー・キング(bs)という面々。レッド・アレンのレベル社に残したシングル盤から"Keep on Going他全10曲、テレサの女性ボーカルをフィーチャーした2曲。
  ●PC-1220 THE KING JAMES BOYS『Time To Go Home』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Master'S Standing By/He'S Holding On To Me/Time To Go Home/That'S Love/Superwater/Was Nots/Let Not Your Heart Be Troubled/He Arose/Signs Of The Time/He'Ll See You Through/Children Of God全11曲

 1994年の結成以降、教会を中心に活動、SPBGMA(米国ブルーグラス音楽保存協会 )アワードの年間最優秀ブルーグラス・ゴスペル・グループにノミネート、分厚いコーラスに押し出しの強いマンドリンやバンジョー・ワークといった、ドイル・ローソン&クイックシルバーが確立したブルーグラス・ゴスペルを踏襲する新進気鋭のキング/ジェームス・ボーイズの10作目のスタジオ録音盤となるパインキャッスルからのデビュー作。ハード・ドライビングのサウンドに乗ってのトリオ・コーラス、トラッドとモダンがバランス良く混ざり有った心地よいブルーグラス。
  ●ND-760 APPLACHIAN ROAD SHOW 『Presented By: Barry Abernathy and Darrell Webb』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Intro/Little Black Train/Dance, Dance, Dance/Broken Bones/Milwaukee Blues/Georgia Buck/Piney Mountains/Old Greasy Coat/Anna Lee/Oh Lovin' Bab/I Am Just a Pilgrim全11曲

 ドイル・ローソン&クイックシルバーからマウンテン・ハートの創立メンバー、左手にハンディキャップを持ちながらも豪快なバンジョー・プレイを聞かせるバリー・アバナシー(bj)とJ.D.クロウ&ニューサウス、ロンサム・リバー・バンド、ロンダ・ビンセント&レイジを渡り歩いたダレル・ウェッブ(m)ががっぷり四つに組んだ期待の新ユニット、アパラチアン・ロード・ショーのデビュー作。ファミリー・バンド時代から超絶テクニックによるフラットピッキングに定評が有ったゼブ・スナイダー(g)、デビッド・グリスマン・クィンテットやブルーグラス・アルバム・バンド等々で知られるトッド・フィリップス(bs)に加えてブライアン・サットン(g)、ジミー・バン・クリープ(m)、ステュアート・ダンカン(f)他。バンド名の如くアパラチアン・トラッドの名曲を中心に新たなアレンジを加えて現代によみがえらせる。アイスランドのロックバンドのカレオの"Broken Bones"を黒人ワークソングに仕立てたり、スティーブ・ミラー・バンドの"Dance,Dance,Dance"では途中に"Cotton Eyed Joe"等のフイドル・チューンやモンローの"Uncle Pen"^を挟むアレンジが秀逸。チャーリー・プール"Milwaukee Blues"、70年代に活躍したダブル・デッカー・ストリング・バンドのクレイグ・ジョンソンが左手の指を失って楽器を弾けなくなった樵のフィドラーの逸話を元に作った"Piney Mountains"、ノース・キャロライナの新しいオールドタイムシーンから登場したローレリン・ドセット作"Anna Lee"は見事にコンポラ・ソリッド・ブルーグラス、ラストはドイル・ローソン&クイックシルバー時代を髣髴させるゴスペル"I Am Just a Pilgrim"、ダレルとバリーのソウルフルな歌の良さが際立つ非常によくプロデュースされたトップクラスのブルーグラス。
  ●MH-1726 BALSAM RANGE『Aeonic』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-(2月下旬入荷予定)

The Girl Who Invented the Wheel/Tumbleweed Town/The Rambler/Get Me Gone/Hobo Blues/Help Me To Hold On/Let My Life Be a Light/My Cross To Bear/Graveyard Blues/Angel Too Soon/If I Needed Someone全11曲

 2018年IBMAアワードの最高賞『年間最優秀エンターテイナー』をはじめ『年間最優秀男性ボーカル』(バディ・メルトン)『年間最優秀ベース』(ティム・サレット)を獲得したバルサム・レンジの最新作。チャート上昇中の“The Girl Who Invented the Wheel”他、詳細次号にて。
  ●COMP-4720 FRANK SOLIVAN AND DIRTY KITCHEN『 If You Can't Stand The Heat』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Crave/Crooked Eye John/My Own Way/Crack of Noon/Set in Stone/Lena/Wild Mustang/Rikki Don't Lose That Number/Shiver/Be Sure全10曲

 21世紀のブルーグラスの最先端をひた走るフランク・ソリバン&ダーティ・キッチンのコンパスからの三枚目、ソロ名義を含めて4作目。コンパス社の創設者でもあるアリソン・ブラウン(bj)を共同プロデューサーに迎えて、斯界最高のマンドリン・チョップと評されるフランク・ソリバン(m)、80年代からDC地区でテクニシャンとしてその名を知られたマイク・マンフォード(bj)、シアトル出身で2013年にibmaの期待の新人に贈られるモメンタム・アワードを受賞したクリス・ラケット(g)、U.S.ネイビー・バンドのメンバーで2016年から参加のジェレミー・ミドルトンというメンバーでプログレッシブからオーセンティック寄りのブルーグラスまで非常に洗練された聞き易いサウンド。"Lena"ではダニー・ペイズリー、ダドリー・コンネルを迎えて。ニューオールドタイムといった趣き“Crooked Eye John”ではマイケル・クリーブランド(f)、フランクとベッキー・ブラーの共作"Crave"ではクリス・ラケットのギター・ソロが聞き物。新加入のジェレミーのボーカルで70年代のジャズ・ロックで人気を集めたスティーリー・ダンの"Rikki Don't Lose"、マイク・マンフォードのペンによるインスト“Crack of Noon”等,聞き応えの有る作品に仕上がっている。
  ROU-610047 LONELY HEARTSTRING BAND『Smoke & Ashes』CD(2月下旬入荷予定)

Reverie/So Low/3 Smoke & AshesOnly Fallen Down/The Other Side/The Way It All Began/Just A Dream/Red Bird Flies/Borderland/In Time/Last Refrain全11曲

 詳細次号にて。
 ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
  ●DIRT-0074 DORI FREEMAN CD(本体¥2,450-)¥2,646-歌詞付

You Say/Where I Stood/Go On Lovin'/Tell Me/Fine Fine Fine/Any Wonder/Ain't Nobody/Lullaby/Song for Paul/Still a Child 全10曲

 フォーク、カントリー、オールドタイム、ブルーグラス等の影響を受けた若いアーチストを発掘、新たなルーツ音楽を産み出していると新興レーベル、フリーダートからリリースされた、バージニア州ゲイラックス出身の女性シンガー、ドリ・フリーマンの作品。 アパラチアン。トラッドを聞いて育ち、エミルー・ハリスやナンシ・グリフィスに通じる耳にすっと入る声質が魅力。ゲストで参加しているブリティッシュ・フォーク・ロックの大物、リチャード&リンダ・トンプソンの息子、テディ・トンプソンのプロデュース。アコースティック・ギターによる素朴なサウンドからフォーク・ロック、カントリー、ジャズ、オールディーズ風とサウンドは多岐にわたるが、全田を通して落ち着いた心地よい女性ボーカル作品。
  ●DIRT-0072 ANNA & ELIZABETH CD (本体¥2,450-)¥2,646-

Long Time Travelin/Little Black Train/Poor Pilgrim Of Sorrow/Soldier And The Lady/Lovin Babe/Orefeo/Father Neptune/Goin Across The Mountain/Don'T Want To Die In The Storm/Troubles/Voice From On High/Wont You Come And Sing For Me/Greenwood Sidey/Very Day I'M Gone/Grace Of God/Ida Red

 ブルーリッジのど真ん中、バージニア州フロイドを本拠にアパラチアン・トラッドを新たな感性で伝える女性デュオ、アンナ&エリザベス、ヘイゼル&アリスのお宝音源を発掘したフリー・ダートから2015年のリリース。アンナ・ロバーツ・ゲヴァルトとエリザベス・ラプリールに加えてアリス・ジェラルド他がゲスト参加。アパラチアン・トラッドを中心にギリアン・ウェルチにも通じるシンプルなバック、アーニャ。ヒンクルにも通じるマウンテンメスタイルの唱法でなんともけだるく、時代を超越したようなサウンドが何とも新鮮に響く。
 ■インスト新入荷
  ●PC-1215 DEANIE RICHARDSON『Love Hard, Work Hard, Play Hard』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Black and White Rag/Meadow Dancing (featuring Mike Snider)/Stoney Mae (featuring Ronnie Bowman)/Soppin’ the Gravy/Jack of Diamonds (featuring Patty Loveless)/Chickens in the House/Kentucky Waltz/Murchadh Tobha churraig dhuibh (Murdo Tobha’s black cap)/Lost Indian (featuring Clyde Richardson)/Tears Will Be the Chaser for Your Wine (featuring Dale Ann Bradley)/St Anne’s Reel/East Virginia Blues (featuring Amanda McKenney and Brandon Bostic)全12曲

 13歳でグランド・オール・オーブリーに登場、パティラブレスやチーフタンズのツアー・メンバーとして又、熊本カントリー・ゴールドにホリー・ダン、最近ではチーフタンズと来日、シスター・セイディのメンバーとしても活躍中、ディーニー・リチャードソンのソロ名義としては初のアルバム。テキサス・スタイルからホーダウン、オールドタイム、デイル・アン・ブラッドレイを迎えた典型的なカントリー・フィドル、アイリッシュ等々、彼女のバーサタイルなスタイルを窺い知れる。エンジニアとしても貢献するブラントン・ボスティック(g)、アシュビー・フランク(m)、オースチン・ワード(bs)を基本バンドに、コンテスト・スタイルとして知られるテキサス・フィドルのスタンダード"Black and White Rag"や、ここではステュアート・ダンカンを髣髴させるホーダウン・スタイルで演じられる"Soppin' the Gravy"や"St. Anne's Reel"、アシュビーのマンドリンも聞き物、マイク・スナイダーのクロウハンマーとのデュオ"Meadow Dancing"やオーブリーのダンサーを勤める弟のクロッグに合わせた"Lost Indian"、パティ・ラブレスとフィドルのみをバックにマウンテン・ソウル溢れる"Jack of Diamonds"、シスター・セイディのバンドデイル・アン・ブラッドレイを迎えて典型的なホンキートンク・スタイルでワンダ・ジャクソンの"Tears Will Be the Chaser for Your Wine"、アイルランドで録音された"Murchadh Tobha churraig dhuibh"、"Chickens in the House"のスコット・ベスタル(bj)、"Kentucky Waltz"のケイシー・キャンベル(m)等々、長年、ナッシュビルの音楽シーンでセッション・ミュージシャンとして様々なスタイルをこなしてきた彼女のショーケース的に内容のみならず、ブルーグラス・コミュニティの中で培ってきた人脈をバランス良く配して、とても暖かみの有る手作り感も味わえる、丁寧に創り上げられた作品。
  ●PATUX-292 BILLY BAKER『Wise County Fiddler』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Wise County Breakdown/Lonesome Indian/Katy Hill/Help Me Make it Through the Night/Billy in the Low Ground/Wheel Hoss/Fireball Mail/Walking in My Sleep/In the Sweet Bye and Bye/I Like to Hear ‘Em Preach It

 1963年の伝説のビル・モンロー&ブルーグラス・ボーイズにデル・マッカリーやビル・キースと共に参加、都会のブルーグラス・ファンに強烈な印象を与えた伝説のフィドラー=ビリー・ベイカーのパタクセントからのリリース。1936年バージニア州パウンド生まれ、両親がバンジョーを弾く音楽一家に育ち、4歳でバンジョー、6歳でフイドルを弾き始め、父親と共にローカルでダンスの伴奏を務めたという。50年代の初めからプロとして活動をスタート、60年代のはじめにアール・テイラーとメリーランド州WBMDに出演、1961年にジャック。クックの紹介でビル・モンロー&ブルーグラス・ボーイズに参加、1963年のニューポート・フォーク・フェスティバルにデル・マッカリー(g)、ビル・キース(bj)、ベッシー・リー・モウルデン(bs)という面々と共に出演、1964年にデルと共にカリフォルニアに移りの彼のアーフリーのデビュー盤に参加、その後はオールド・ホームステッドやザップ等にソロ・アルバムを残している。2018年にはBilly Baker / Dee Gunter / Al Jones『Just a Memory』(PATUX-320¥2,646-)を発表、健在振りを示してくれた。2016年リリースの本作は スタンレー・サウンドのフォロワー、コディ・ノリス(g)メリーランドのローカルシーンで活動するクレイトン(m)アーロン(bs)のマーチン・ブラザーズ、マット・ヘンダーソン(bj)という面々がサポート。ジミー・マーチンのゴスペル曲"I Like to Hear ‘Em Preach It"、1曲のみアル・ジョーンズのボーカルをフィーチャー。全盛期の切り込みの鋭さは望むべくもないが、ケニー・ベイカーの"Washington County"をタイトルだけ代えた"Wise County Breakdown"、"Katy Hill"や"Billy in the Low Ground"等、フレーズの端々に往時を偲ばせてくれるオーソドックスなフィドル・アルバム。
  ●RCSI-1148 MIKE COMPTON & NORMAN BLAKE『Gallop to Georgia:Play The Tunes of Narmour & Smith』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Avalon Blues/Charleston #2/Heel & Toe/Kiss Me Waltz/Texas Shuffle/Captain George,Has Your Money Came/Little Star/Gallop to Georgia/Mississippi Breakdown/Avalon Quickstep/Carroll County Blues/Charleston#1/Sweet Milk and Peaches/Sunny Waltz/Chareston #3/Who's Been Giving You Corn

 ナッシュビル・ブルーグラス・バンド、ジョン・ハートフォード・ストリングバンドやデビッド・グリアとのデュオを通じてモンロー・スタイルのマンドリンを突き詰めて、自らのスタイルを確立したマイク・コンプトンの最新作はノーマン・ブレイクの抜群のバックアップを得て、1930年代に活躍したミシシッピーのフィドル&ギター・デュオ、ナーモー&スミスのレパートリーを取り上げた全編マンドリン・ソロで聞かせる意欲作。ミシシッピー州キャロル・カウンティで活躍したナーモー&スミスはダンス曲、ワルツ、ラグタイム、ブルース等、幅広いレパートリーで知られ、あたり曲"Charleston #1"は大好評を得て、続編がいくつも発売されるという人気ぶりだったという。ここでのコンプトンの愛器ギルクリストを駆使したプレイはフィドルの弓の動きになるべく近づける様な手首の動きによるピッキングは特筆すべき。以前の印象で圧倒的な音圧の中低音の太い音色を活かしたプレイが印象的だったが、ここでは高音の柔らかな響きが耳に優しい。アンクル・ペンを通じてビル・モンローも親しんでいたであろうと思われる"Heel & Toe""Kiss Me Waltz""Carroll County Blues"、フィドルのボウイングのリズムをキープするのに並々ならぬ集中力を払ってるという印象の"Mississippi Breakdown"、古色蒼然とした懐かしいメロディが印象的なチャールストン・シリーズ。バックに徹して的確なベースランとメロディの行方を導くようなストロークで見事に補完するノーマン・ブレークの職人技は特筆すべき。ジョン・ハートフォードが晩年に目指した古くて新しいストリングバンド音楽を見事に引き継ぐコンプトンの新境地をお楽しみください。
 ■発掘・編集最新入荷
  ●MHCD-038 LOUVIN BROTHERS『The - Love And Wealth: The Lost Recordings』2CD (本体¥4,600-)¥4,968-

Spoken Message from Ira Louvin/It’s All Off/Take My Ring from Your Finger/I’ll Never Go Back (To the Ways of Sin)/Are You Missing Me?/Coo, Coo, Coo/Streamline Heartbreaker/(I’m Changing the Words To) My Love Song/Red Hen Boogie/Unpucker/Television Set/Discontented Cowboy/Two-Faced Heart/Don’t Compare The Future With The Past/That’s My Heart Talking/I’m Gonna Love You One More Time/Preach the Gospel/Born Again/They’ve Got the Church Outnumbered/The Sons and Daughters of God/Insured beyond the Grave/You’ll Meet Him in the Clouds/I Love God’s Way of Living/Love and Wealth/Bald Knob, Arkansas/Measured Love/Kiss Me Like You Did Yesterday/Would You Tear Down Your Castle/You’ll Forget/Never Say Goodbye

 美しいクローズ・ハーモニーで一世を風靡したルービン・ブラザーズの超レアな未発表音源。優れたソングライターとしても知られる彼らがエイカフ=ローズ音楽出版に寄せたデモ・テープからの29曲。アイラ(m)とチャーリー(g)の二人だけの演奏を中心にブルーグラス・スタイルで演じられる"Are You Missing Me?""Take My Ring from Your Finger"やバーン・ウィリアムスが取上げた"Bald Knob, Arkansas"等々、もお馴染みの曲やモンロー・ブラザーズ、ブルー・スカイ・ボーイズにも通じるブラザー・デュオ・スタイルの演奏と、予想以上にブルーグラス寄りの演奏に驚かされる。  
 ■映像新入荷
  ●MISC-BUSHD SAM BUSH『Revival:The Sam Bush Story 』DVD(本体¥2,950-)¥3,186-

 ニューグラス・リバイバルを率いて70年代以降のブルーグラス・シーンをリード、卓越したマンドリンとフィドルで様々なジャンルのミュージシャンと共演してアコースティック音楽の可能性を広げ、ソロ・アーティストとしてソウルフルなボーカルとインストルメンテーションで聴衆を熱狂の渦に巻き込んで自らのジャンルを開拓、「ニューグラスの父」と称されるサム・ブッシュの足跡を辿るドキュメンタリー映画『Revival』がDVDとして限定生産。
 最近作/お勧め作、再入荷
 ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
  ●COMP-4616 NOAM PIKELNY『Plays Kenny Baker Plays Bill Monroe』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 2014年、現在最高のバンジョー奏者、パンチブラザーズのノーム・ピケルニーが創ったビル・モンロー曲集。2月号にタブ譜掲載の“Jerusalem Ridge”他、“Cheyenne”“Road To Columbus”、Lonesome Moonlight Waltz”、“Wheel Hoss”等々、ケニー・ベイカーがビル・モンローの有名インストをカバーした1976年のブルーグラス史上に残る名盤『Kenny Baker Plays Bill Monroe』(CO-2708 ¥2,646-、ビル・モンローもゲスト参加!!)を、現在バンジョーの最高峰であるノーム・ピケルニーがステュアート・ダンカン(f)、ロニー・マッカーリー(m)、ブライアン・サットン(g)、マイク・バブ(bs)とともに、曲目からジャケットまで、そのまんまカバーするインスト集。
 (ムーンシャイナー2月号レビュー紹介作品)
  ●1166100425 THE EARLS OF LEICESTER 『Live at the CMA Theater in the Country Music Hall of Fame』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 現在のブルーグラスシーンのトップ・ミュージシャンによるフラット&スクラッグスカバーバンドの三作目となるライブアルバム。ジェリー・ダグラス(d)の音頭取りでスクラッグス・スタイルを知り尽くしたチャーリー・クシュマン(bj)と父親ポール直系のフィドル・スタイルを引き継ぐジョニー・ウォーレン(f)、レスター・フラット役を務めるショーン・キャンプ(g)、バリー・ベイルズ(bs)、カーリー・セクラー役を務めるジェフ・ホワイト(m)という面々で全盛期のフォギー・マウンテン・ボーイズのサウンドを現代によみがえらせる。超一級ミュージシャンの高級な遊びを超えて、聴衆に迫る物がある。特にジョニー・ウォーレンのフィドリングはまさに一子相伝のお家芸といった趣でチャーリー・クシュマンの産み出すグループに乗って、時空を超えて1963年のカーネギーホールに誘う。
  ●REB-1866 MICKEY GALYEAN & CULLEN'S BRIDGE『Songs From The Blue Ridge』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 ナッシュビル産の商業的なサウンドとは一線を画したゲイラックス・スタイルのブルーグラスを演じたマウンテン・ランブラーズやフット・ヒル・ボーイズで知られるカレン・ギャリアンを父に持ち、第一世代ブルーグラスのラリー・リチャードソンやオールドタイムの巨人、フレッド・コッカラムを輩出したノース・キャロライナ州サリー・カウンティを本拠に活躍するミッキー・ギャリアン&カレンズ・ブリッジ、レベル社からの第2作。ジョージ・ジョーンズとメルバ・モンゴメリーでお馴染みの"Dixieland For Me"、古くはボブ・ウィルスやハンク・スノウでも知られる"The Convict and the Rose"、ジョンソン・マウンテン・ボーイズの"Too Late to Say Goodbye"、ラリー・スパークス"These Old Prison Bars"、カントリー・ジェントルメン"Wear a Red Rose"、スタンレー・ソングでバーズのジーン・パーソンズがラルフ・スタンレーと録音した"The Drunkards Dream"といった名曲のカバーとオリジナル。正真正銘のブルーリッジ産ブルーグラス。
  ●JBB-2018 TERRY BAUCOM'S DUKES OF DRIVE 『Catch Another Dream』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

They Call Me Trouble/Tattered Window Shade/Catch Another Dream/The Girl I Left Behind Me/Even Somebody Like Me/Long Haul Trucker Blues/Brother Against Brother/Honey Hurry Home/Rainy Day Blues/Rawhide全10曲

 ブーンクリーク、クイックシルバー、サードタイム・アウトとハードドライビング・バンジョー一筋にブルーグラスの王道を突き進んできたテリー・バウカム率いるデュークス・オブ・ドライブの最新作。新進気鋭のソングライターの佳曲を揃えて、ノース・キャロライナ、バージニア近辺に在住の腕利きを集めて今に生きるブルーリッジ系ブルーグラスを演じる。
  ●PATUX-325 JEFF SCROGGINS & COLORADO『Over the Line』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Big Train download/Piney River Girl/Curse the Ohio/Darcy Farrow/Boardwalk/A Few Old Memories/Over the Line/The Future’s Not What It Used To Be/Zig Zag/Hide Your Heart/Ashes to Ashes/Headin’ West全12曲

 コロラドをベースに最近ではナショナル・ワイドに活躍するジェフ・スクロギンズ&コロラドのパタクセント移籍第一弾。アンディ・オウエンスと来日したことでも知られるジェフ・スクロギンズ(bj)、息子でモンローからニュー・アコースティックまで幅広いスタイルを弾きこなすトリスタン(m)、ウェスト・バージニア生まれの力強いシンガー、グレッグ・ブレイク(g)、オレゴン出身で2016年のロッキーグラスのフィドル・チャンピオンの紅一点、エリー・ハッカンソン(f)、トニー・ライス・ユニットやジョン・ハートフォードロストリングバンドで知られるベテラン、マーク・シャッツ(bs)という面々。ニューグラスという言葉自体がクラシックになりつつある現在のブルーグラス・シーンで、70年代のニューグラス・ムーブメントを思い起こさせる、少し懐かしさを憶えるようなコンテンポラリー・ブルーグラスが今、新鮮に聞こえる。
  ●BACM-605 PHIPPS FAMILY 『Sing the Carter Family』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-

A Distant Land To Roam/Anchored In Love Divine/Bring Back My Blue Eyed Boy To Me/Cyclone Of Ryecove/Darling Nellie Across The Sea/Diamonds In The Rough/Foggy Mountain Top/Forsaken Love/I Have No One To Love Me/Keep On The Sunny Side/Little Log Cabin By The Sea/Little Poplar Log House/My Clinch Mountain Home/No Telephone In Heaven/On The Rock Where Moses Stood/Poor Orphan Child/River Of Jordan/Storms Are On The Ocean/Sweet As The Flowers/Sweet Fern/Where Shall I Be/Wildwood Flower/Wreck On The L & N Railroad全23曲

 カーター・ファミリーに大きな影響を受けたフィップス・ファミリーが1960年代にスターディとパインマウンテンに残した録音からカーター・ファミリーのレパートリーのみを集めたコンピレーション。フォーク・リバイバル全盛期にニューポート・フォーク・フェスティバルに登場してカーター・ファミリーの音楽的遺産を広く伝えることに貢献。彼らのオリジナルを忠実に再現しようとする真摯な姿勢が窺える。
  ●RCSI-1162 GALAX BOGTROTTERS 『Old Time Jubliations』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 オールドタイムの聖地、ゲイラックスをバンド名に冠したゲイラックス・ボグトロッターズ、この地で活躍する精鋭たちによるスーパー・バンド。ゲイラックス地方で好んで演じられる名曲の数々を収めた、とても味わい深く聞き易いオールドタイム名曲集といった趣き。
 ■ブルーグラス最近作/お勧め作
  ●PC-1223 SISTER SADIE『Sister Sadie II』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

"Losing You Blues/No Smoky Mountains/Something To Lose/Raleigh's Ride/Since I Laid My Burden Down/Jay Hugh/It's You Again/I'm Not a Candle in the Wind/900 Miles/Morning Sky/Love Has No Pride/I Washed My Face in the Morning Dew全12曲

 ナッシュビルのステーションインのセッションがきっかけで誕生したベテラン女性ブルーグラッサーによるスーパー・バンド、トニー・ライスの持ち曲"Little Sadie"にインスパイアされて命名されたというシスター・セイディの第二作。ディル・アン・ブラッドレー(g)、ティナ・アデア(m,g)、ジーナ・ブリット(bj)、ディニー・リチャードソン(f)、ベス・ローレンス(bs)という面々。ティナのハイ・ロンサム感漂う凄みのあるボーカルによる"Losing You Blues"、哀愁漂う"900 miles"、ボニー・レイットやリンダ・ロンシュタットで知られる"Love Has No Pride"他全4曲、ディルの優しく心に染みる望郷ソング"No Smoky Mountains"、ダン・フォーゲルバーグ作でクリス・ヒルマンのブルーグラス・バージョンで知られる"Morning Sky"他全5曲、エンジェリック・ボイスで歌い上げるジーナによる"Something To Lose"他1曲と3人のリード・ボーカルとジーナのペンによるインスト曲という構成。
  ●PC-1157 JACK COOKE『Sittin' on Top of the World』CD(本体¥2,450-) ¥2,646-

Gotta Travel On/I'm Walking The Dog/That's How The Cookie Crumbles/Let's All Go Down To The River/North To Alaska/Dark Hollow/Long Black Veil/My Little Georgia Rose/On And On/Sittin' On Top Of The World/Seven Year Blues/There's A Higher Power/Sugar Coated Love/Let Me Rest At The End Of My Journey/I've Always Been A Rambler全15曲

 長年、クリンチ・マウンテン・ボーイズのベーシストとして活躍したジャック・クック(1936? 2009)、長いキャリアで唯一のリーダー・アルバム。2006年頃にティム・オブライエンのロード・ジャーナルで、ジム・ローダデイルのプロデュースでジャック・クックのソロ・プロジェクトが進行中である事を知って心待ちにして、IBMAのパインキャッスルのショーケースで名前を見つけて何はさて置いて駆けつけるとジム・ローダーデイルとデル・マッカリー・バンドを従えて登場、狭い会場だったが割れんばかりの拍手で迎えられ、最高のブルーグラスにノックアウトされた。ビル・モンロー&ブルーグラス・ボーイズのギター&リード・シンガーとしてデル・マッカリーと同時期に籍を置き、その後、ラルフ・スタンレーの下で活躍、ラルフの神戸公演の後、元町のロスト・シティのプライベートなジャム・セッションで強烈なギター&ボーカルを披露してギャラリーの度肝を抜いたという伝説を耳にした。長年の愛唱歌"I'm Walking The Dog"、デル・マッカリーとのコーラスには鳥肌が立つほど素晴らしい"Dark Hollow""On And On"、"My Little Georgia Rose"他、全篇を通して正しいブルーグラス。バックは当時のクリンチ・マウンテン・ボーイズとデル・マッカリー・バンド、ロニ-・マッカリー(m)の切込みにゾクッとする。これぞジャック・クックのテンポで演じられる"Sittin' On Top of the World"ではデビッド・グリスマン(m)のアプローチが微笑ましい。、。正しいテンポで演じられる"My Little Georgia Rose"、ロニ-・マッカリー(m)の切込みにゾクッとする。これぞジャック・クックのテンポで演じられる"Sittin' On Top of the World"ではデビッド・グリスマン(m)のアプローチが微笑ましい。ボーナス・カットの"Let Me Rest"のギター・ランの凄いこと。
  ●PATUX-311 DANNY PAISLEY & THE SOUTHERN GRASS 『That's Why I'M Lonesome』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

That’s Why I’m Lonesome/Rainbow of my Dreams/Does It Have to End This Way?/Runnin’ Late/No Vacancy/Harold’s Super Service/Cattle in the Cane/Who Do You Think You’re Foolin’/Mullingar Quickstep/I’ve Never Been So Lonesome/Walking Back to Bluefield/Light at the River/Will You Visit Me on Sundays? 全13曲

 父親、ボブ・ペイズリーがテッド・ランディと共に創り上げた、ペンシルバニア、メリーランド地区の南部からの移住者が持ち込んだブルーグラスの伝統を引き継ぐダニー・ペイズリー&サザン・グラス、パタクセント移籍第3弾となる最新作。
 2016年にIBMAアワード年間最優秀男性ボーカルに選ばれたマウンテン・ソウルたっぷりの歌いっぷりは益々、円熟味を増している。 ダニー(g)&ライアン(m)・ペイズリー親子、嘗てのバンド・メイト、テッド・ランディの息子であるボビー(bs)&T.J.(f)ランディ(bs)と元カントリー・ジェントルメンのマーク・ディレイニー(bj)という面々に加えて、ゲスト・ボーカルにロンダ・ビンセントと元ジョンソン・マウンテン・ボーイズで現セルダム・シーンのダドリー・コンネルが参加。 ディック・スティーバー、ドニー・エルドレスといった名マンドリにストを輩出したサザングラスの伝統を引き継ぐライアン、オールドタイム・フィドルの雰囲気を湛えたフィドリングのT.J.マークのロック・ソリッドで個性の際立ったバンジョーも魅力。 カウンティの名盤『Spring time In The Mountain』に収録されていた"I’ve Never Been So Lonesome"等、父親ボブ・ペイズリーのカバー、マール・トラビス、マール・ハガード、ジョージ・ジョーンズのブルーグラス・アレンジ、最も初期のフラット&スクラッグスのラジオ・ショー音源で知られる"Rainbow of my Dreams"やカールメストーリーのブルーグラス・ゴスペル等々、ゴイゴイのトラッド・ブルーグラスを聞かせる。 ラストはロンダ・ビンセントを迎えて死刑囚と恋人とのやりとりを切々と歌い上げる。
  ●PC-1219 LORRAINE JORDAN & CAROLINA ROAD『True Grass Again』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

True Grass (Why Can't Blue Grass Just Be True Grass Again)/I Don't Want to Lose You/Run Little Fox*/Poor Monroe/Another Soldier/Pickin' Rock Out of the Bluegrass/Preaching Praying Singing/Little Country Home/Portrait of the Blues/I Hear Angels Calling Your Name/Cherokee Shuffle全11曲

 前作、前々作とカントリー系アーティストの共演で話題を呼んだロレイン・ジョーダン&キャロライナ・ロードの最新作はタイトル通り、本物のブルーグラスを追求したアルバム。先行シングルのタイトルカットはジュニア・シスクとダニー・ペイズリーという当代随一のトラディショナル・ブルーグラス・シンガーを迎えて、同バンドのトミー・ロングと交互にソロを取ってトラディショナルなブルーグラスが廃れていく事を嘆くという内容。
  ●PATUX-303 DEDE WYLAND 『Urge for Going』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 トニー・トリシュカ&スカイラインの女性ボーカルとして2度の来日経験を持つデディ・ウェイランド『Keep the Light On』(PATUX-189 ¥2,646-)に続くパタクセントからの2作目。
  ●FR-104 GOOD OL' PERSONS『Part of a Story』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Broken-Hearted Lover/Easy Substitute /My My My/I Don’t Hurt Anymore/Center Of the World/Grey Eagle/It’s Gonna Rain/You’re A Flower/Crossing the Cumberlands/It Seems There’s Nothing I Can Do/This Young Boy/ Part Of A Story全12曲

 1986年に発表されたカリフォルニア・ブルーグラス名盤CD化である。キャシー・キャリック(g)とベ サニー・レイン(bs)の女性ボーカルとハーモニーを軸に、ジョン・ライシュマンの美しいマンドリン、サ リー・バン・メーターのドブロ、そしてウェストコースト・ブルーグラスのキーパーソン、ポール・シェ ラスキーのフィドルが、完璧なバンジョーレス・ブルーグラス・アンサンブルに昇華している。ブルー グラス名曲からデルモア・ソング、アーリー・カントリー、そしてオリジナル等、選曲バランスも抜群。 本場の東南部では成し得なかった「新しい女性ブルーグラス」の手法を編み出した、最初の作品といえる だろう。サンフランシスコという土地が生んだ、女性とブルーグラスの新しい関係を創った名作である。
 ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作
  ●YEP-2597 ROLAND WHITE & JIM LAUDERDALE『Jim Lauderdale & Roland White 』CD(本体¥2,750-)¥2,970-

 アメリカーナ系最重要アーティストの一人、ジム・ロウダーデイルとブルーグラス界のレジェンズ、ローランド・ホワイトが79年にアール・スクラッグスの自宅の地下室で録音した幻の音源。ローダデイルのオリジナル2曲他、ローランドお得意の"I Might Take You Back Again"、レノ&スマイリー"Walls Built Around Your Heart"、レスター・フラット"Six White Horses"他。マーティ・チュアート(g)、ジーン・ウートン(d)、ジョニー・ウォーレン(f)、テリー・スミス(bs)、スタン・ブラウン(bj)がサポート。 ナッシュビル・ブルーグラス・バンドやデル・マッカリー・バンドが登場する以前の、ポテンシャルを内包したナッシュビルのブルーグラスが弾ける前夜といった趣のサウンドが興味深い。
  ●RCSI-1083 MIKE COMPTON & JOE NEWBERRY『Live』CD(本体¥2,450-) ¥2,646-

 モンロースタイルを発展させた独自のマンドリンでジャンルを越えて活躍するマイク・コンプトンとオールドタイムの重要なマルチ・ミュージシャンで、シンガーソングライターでもあるジョー・ニューベリーの全方位ルーツ音楽のデュオライブ。
 ■カントリー/ポップお勧め
  ROU-0451 MERLE TRAVIS『Merle Travis in Boston, 1959』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Nine Pound Hammer/Welcoming Remarks/Goodbye My Bluebelle/Dark as a Dungeon/John Henry/Reminiscences about From Here to Eternity/Reenlistment Blues/I'll See You in My Dreams/"Sixteen Tons" intro/Sixteen Tons/Saturday Night Shuffle/Remarks about kids' songs/Muskrat 02:08/That's All/Lost John/Comic rap/Cannonball Rag/Memphis Blues/Remarks about Hollywood, Trains, Eating/Hominy Grits/Liza Jane/I Am a Pilgrim 全16曲  

 トラヴィス・スタイルと呼ばれるギター・ピッキン、ケンタッキー・ルーツのフォーク・ソングのシンガー、ソングライターとしてカントリーの歴史にその名を残すマール・トラヴィスの貴重なライヴ・レコーディング。ウェスト・コーストの人気TVショウ『Town Hall Party』のレギュラーとして絶頂を極めていた、1959年ボストンでのライヴ。代表作"Sixteen Tons"や"Dark as a Dungeon"、"Nine Pound Hammer"などのフォーク・ソング、そしてもちろん"Cannonball Rag"などのギター・マスターピース。マール・トラヴィスのすべてが最良のかたちで記録されたヒストリック・レコーディング。  
  ●RCSI-1006 SUZE SPENCER MARSHALL『Tall Boots:Rare Gems of America'sWestern Music Pioneers』CD(本体¥3,100)¥3,348-

Rye Whiskey Waltz/Howlin' Pup/When It's Night Time in Nevada/Bon Ton Schottische/Saddle Your Worries to the Wind/Clowin' the Fretts/Sierra Nevada/Honolulu Bound/Slumber Time on the Range/El Cajon Stomp/Lonesome Cowboy Blues/Yippi-Yi Your Troubles Away/Old Madeira Waltz/The Prairie Sings a Lullabye/Jack O' Diamonds/Ridin' on the Rocky Range/Over Nevada/Oom-Pah Rag/You'll Be Sorry When I'm Gone/Kelly's Waltz/If You Would Only Be Mine/The Old Wagoner/My Best to You 全23曲

 1930~40年代、ウェスターン・ミュージック/カウボーイ・ソングの黄金期、ハリウッドでは多くのプログラム・ピクチャーが製作された、そうした映画とともに人気のピークを極めた、インターナショナル・カウボーイズやサンズ・オヴ・ザ・パイオニアーズのメンバーの家系に生まれたスーズ・スペンサー・マーシャルが、当時映画のために作られながら埋もれてしまった曲を35年にわたって発掘、リクリエイトしたというウェスターン・ミュージックの大作。ワシントン州で活躍するスーズと仲間たちに、ステイシー・フィリップスやマイク・ダウリング、"レンジャー"・ダグ・グリーンといったヴェテランが加わり、古き良き時代のアメリカを見事に再現して見せる。
 ■発掘/再発見お勧め
  ●SF-40012 DOC WATSON FAMILY CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Ground Hog/House Carpenter/Your Long Journey/Train That Carried My Girl from Town/Lone Pilgrim/Darling Corey/Pretty Saro/Cuckoo Bird 他全26曲

 ノース・カロライナのブルーリッジの山懐に暖められていたファミリー・ミュージック。1960年にラルフ・リンズラーが発見したドック・ワトソンの驚くべき音楽才能を中心にはしているが、同時にスコットランド移民であったワトソン家と、ドックが結婚したローザ・リーの実家カールトン家に代々伝わってきたオールドタイム、いわゆるマウンテン・ミュージックのそのままのスタイルも収められている。のちにブルーグラスに至るアパラチアン・トラッドの真実の形を知るには最良の入門作品でもある。アリソン・クラウス&ロバート・プラント、ニッケル・クリーク、ティム・オブライエン、ピーター・ローワン、ボブ・ディラン、フラット&スクラッグスほか、ドック・ワトソン・ファミリーが伝えた音楽はこの50年間、多くのアーティストによってカバーされ続けている。1963年に同タイトルで発表されたLPの15曲にあたらしく11曲を加えたCD盤として1990年に発表されたアパラチアン・フォーク秀作。
 ■映像お勧め
  ●BVD-20123 ERNEST TUBB SHOW『Walking the Floor Over You Part 1』DVD映像(本体¥4,300-) ¥4,644-

 アーネスト・タブ(1914-1984)と彼のテキサス・トゥルバドーズの1965年、30分のライブTV番組4本を収めたDVD第1集。レギュラーゲストには、なーんと!当時32歳のウィリー・ネルソン(32)ほか、ウェイド・レイのホットなフィドル、そしてなんといってもギタリスト、レオン・ローズとペダル・スティールのバディ・チャールトンのギターバトルが楽しめるクラシックカントリーファンにはたまらない貴重映像集。 
  ●SRDVD-2001 MULESKINER DVD(本体¥2,950-)¥3,186-

New Camptown Races/Dark Hollow/Land of the Navajo/Blackberry Blossom/Knockin On Your Door/Opus 57 In G Minor/Red Rocking Chair/The Dead March/Orange Blossom Special. 全9曲

 ビル・モンローがTV収録に間に合わず、急きょ集められた当時のロックスターたち、ピーター・ローワン、クラレンス・ホワイト(g)、デビッド・グリスマン(m)、ビル・キース(bj)、リチャード・グリーン(f)といった奇跡のメンバーによるジャムバンドとして30分のテレビ番組に出演、奇跡的にそのVTRが残っていたDVD映像。
  ●MVDV-4577 & BOOK-27 BILL MONROE『Father of Bluegrass Music』DVD +BOOKセット特価 (本体¥3,500-)¥3,675-

 ブルーグラスの父、ビル・モンロー(1911-1996)がすべてを語る必携名作DVD。 故ジョン・ハートフォードとのモンロー農場でのインタビューを軸に、レスター・フラット、エミルー・ハリス、ポール・マッカートニー、オズボーン・ブラザーズ、ドリー・パートン、リッキー・スキャッグス、マーティ・ステュアート、そしてデル・マッカーリー/ビル・キース/チャビー・ワイズのブルー・グラス・ボーイズ・リユニオンなどの超貴重な演奏、ジェリー・ガルシアやロイ・エイカフのインタビューなど、日本語/英語併記の完全対訳本とともに、20世紀の偉大なアメリカ音楽家の生涯を再訪しましょう。感動です!! 必見必携のDVD&対訳本セット、特価にて!!!
  ●UM-013D RHONDA VINCENT『Bluegrass Legends/Live At The Ryman』 DVD(本体¥2,950-)¥3,186-

 ブルーグラス界の女帝、ロンダ・ビンセントがオズボーン・ブラザーズ、マック・ワイズマンを迎えてライマン公会堂で行ったライブ映像作品がCDと同時発売。ジミー・マーチンの当たり曲を皮切りに貫禄のステージを魅せるロンダ・ビンセント&レイジの面々、ロンダの娘でフィドルのハンターベリーの妻であるサリーも登場。久々に人前に登場したソニー(コーラスのみ)とボビーを迎えてオズボーン・サウンドを再現。マック・ワイズマンは十八番をメドレーで、ジェシー・マクレイノルズも昔と変わらぬアグレッシブなプレイを聞かせる。
 楽器関連作品
 ■バンジョー
  ●MH-1700 GINA CLOWES『True colors』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 祝年間最優秀バンジョーノミネート、バージニア州フロント・ロイヤル出身で現在はクリス・ジョーンズ&ナイト・ドライバーのメンバーとして活動中の女性バンジョー・プレイヤーで瑞々しい感性のシンガー&ソングライターとしても才能を発揮するジーナ・ファタード(旧姓クロウズ)のデビュー・ソロ・アルバム。アンドリュー・シスターズのようなコーラスでミュージカルに出てきそうな小粋でスウィンギーなタイトル曲ではバンジョー・ソロも魅力。サポートを勤める弟のビクターがクロウハンマーの名手であるマリア・ファタード(f)、フランク・ソリバン&ダーティ。キッチンのクリス・ラケット(g)、ジャック・ダンラップ(m)、ベテランのマーシャル・ウィルボーン(bs)等のシュアなプレイが魅力。ジャンルに囚われない、多才でバラエティに富んだ内容を支えるのは彼女の確かなテクニックに裏付けされたバンジョーと心にすっと入ってくる素朴で明るい歌声。
 ■マンドリン
  ●ROU-9166 SIERRA HULL『Weighted Mind』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 13歳でラウンダーレコードと契約、24歳の今、これがラウンダーの第3作。プロデューサーにベラ・フレックをすえ、ツアーをともにするベーシスト、イーサン・ジョズィウィックとのデュオという最小限アンサンブルというコンセプトをベースに、アビゲール・ワッシュバーン、アリソン・クラウス、元カロライナ・チョコレート・ドロップスのリアノン・ギデンズらが参加。自身のボーカルと驚異のマンドリンテクを武器に、まったく独自の世界に踏み出している。"Everybody'S Somebody's Fool"のあどけない声と超絶テクニックマンドリンのアンバランスさが魅力だった頃のファン方も、成長した彼女の音楽に耳を傾けて欲しい。 
 ■フィドル
  ●CO-3515 ECK ROBERTSON『Vintage Recordings 1922-1929』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Brilliancy Medley/Arkansas Traveler/Sallie Gooden/Turkey in the Straw 他全16曲

 米国音楽史上、最初に商業録音を行ったカントリー(広義の意味=ブルーグラスやオールドタイムはもちろん、後のフォークやロックも含む)アーティストとされるエック・ロバートソンのその録音(1922年6月30日)を含む戦前のSP録音集。現在もなお強いフィドル伝統を保ち続けているテキサス。数々のコンテストで鍛え上げられる彼らテキサス・フィドラーは、アパラチアのフィドラーと違いこの当時から洗練された音の並びとアレンジを身上としていた事が伺える。特にソロで1922年7月1日に録音された“Sallie Gooden”や“Ragtime Annie”等のバリエーションの作り方など、バイロン・バーラインで聞かれるスタイルがすでに完成された域にある様だ。
 ■ギター
  ●PC-1216 CLAY HESS『Just Another Story』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

Cold and Lonely/Someplace in France/All the Time/Blue Yodel #2/Next Train To Anywhere/Heart of the Morning/Tougher Than Nails/The Field Behind the Plow/Restless/Anita, You’re Dreaming全10曲

 元リッキー・スキャッグス&ケンタッキー・サンダーの凄腕ギタリストとして活躍したクレイ・へス、オハイオ州アセンズというブルーグラスの盛んな町の音楽一家で育ち、マウンテン・ハートやデビュー間もないシェラ・ハル、ジム・ローダーデイルとの活動、『Red haired boy』(2002)、『Rain』(2012)とソロ名義でリリースした後、クレイ・へス・バンドとして『1』(2014)を自主制作でリリース、満を持してのパインキャッスルからのデビュー。クレイ・へス(g)、息子のブレナン・へス(g)、ダスティン・フレイム(m)、ブレイディ・ウォーレン(bj)、アール・ヒューズ(bs)という面々。ウェロン・ジェニングスの1965年のヒット曲"Anita, You’re Dreaming"やジミー・ロジャース"Blue Yodel #2"、親子で交互にリード・ボーカルを取る"Cold and Lonely"他、ホットリックス満載で良く整理された上質のブルーグラス。 
 ■ベース
  ●COMP-4715 MISSY RAINES『Royal Traveller』 CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 IBMA年間最優秀ベースを7度受賞、ミッシー・レインズ、コンパスからの3作目。モリー・タトル(g)、シェラ・ハル(m)、ベッキー・ブラー(f)とプロデューサーのアリソン・ブラウン(bj)という女性ブルーグラスのオールスターをフィーチャーした先行シングルとしてリリースされた"Swept Away"で話題沸騰。
 教則物、書籍おすすめ
  ●BOOK-STOVE 『STOVE 魅惑の歌詞集 秘蔵ライブCD付き』BOOK+CD (本体¥1,852-)¥2,000-

 北海道のブルーグラス・バンド、ストーブ結成30周年記念して製作されたソングブック。 STOVEの演奏してきた日本語ブルーグラスの名曲32曲の歌詞集。『歌詞を読んだだけで、いろんな情景が浮かんできます。これだけですばらしいのに、なんと! 付録でライブ録音16曲のCDがつきます。客席での録音なのでノイズなど聞き苦しい部分がありますが、そんなライブの世界を、演奏者の多少の”おだち”とともにお楽しみいただければ幸いです。』
収録曲:墓に盆花/嵐の海に/ユーバリ父ちゃん/俺はくわがた虫だ/Blue Snow/落陽反射/Shady Grove/ギターのチカラ/転校してったみよちゃん2011/高き山/美々川の家/Love Grown Cold/Hokkaido Waltz/石狩Steamboat Blues/エゾオオカミの唄/武四郎さん旅日記 。
  ●BOOK-TOMS 『 聴かずに死ねるか! 小さな呼び屋トムス・キャビンの全仕事』麻田 浩(著)/奥 和宏(著)A5判256頁(本体¥2,200-)¥2,376-

 デビッド・グリスマン・クインテットを皮切りにニュー・グラス・リバイバル、カントリー・ガゼット等々、ブルーグラス関係をはじめトム・ウェイツ、ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレット等々、1965年にモダン・フォーク・カルテット(マイク真木も参加)の一員としてアメリカに渡り、現地の音楽を生で体感。トムス・キャビンという呼び屋を立ち上げ、自分が観たい!と思う、最先端のミュージシャンを招聘した伝説のプロモーター、麻田浩の自叙伝。金儲けだけではなく「小さな場所で、良い音で」をモットーに。最初に手掛けたのがデビュー・アルバムの発売前で結成間もないデビッド・グリスマン・クィンテットのリハーサルを尋ねて決めたというエピソードもブルーグラス・ファンには嬉しい。
  ●BOOK-49 『THE JIM KWESKIN JUG BAND REUNION TOUR 2013記念パンフレット写真集』(本体¥2,500-)¥2,700-

 トムスキャビン招聘、結成50周年を記念して2013年4月に日本公演を行ったジム・クエスキン・ジャグバンドのツアー記念の特別パンフレット。未発表を含む70点以上の写真がすごい、豪華68頁!! メンバー全員のディスコグラフィも充実しています。若き日のジムとジェフ・マルダー、そして歌姫マリア・マルダーに故フリッツ・リッチモンド、ブルーグラスからのリチャード・グリーン、そして故ビル・キース等々、フォークリバイバルの貴重な資料となること請け合いです。
 楽器、その他……
  ●MISC-PF190 『GHS AMERICANA SERIES BANJO LIGHT』(本体¥750-)¥810-

10-11-13-W20-10

 話題のGHS社、ノーム・ピケルニー使用弦。メーカーによるとDCT極低温凍結プロセスにより、弦を長持ちさせ、もう少し明るくする。低温処理を施すことによりステンレス鋼の輝きを保ちながら、ニッケルのようにあなたのフレットに優しい弦とのことです。
  ●B-DSMILE58 『ディーリング・スマイル・ブリッジ』(本体¥5,000-)¥5,400-

 トニー・トリシュカのアイデアにより、ディーリング社が新たに特許を取得したSMILEバンジョーブリッジはバンジョー・ヘッドに弦の圧力が均一に掛かるように、ブリッジの底部にカーブを描くようにデザインされた画期的な優れものです。豊かな中音域と低音から高温までのバランスが良くなり、フラットな弦高でプレイアビリティが向上します。高さは5/8インチ、フラット指板用のみ取扱中。 一度、お試し下さい。
  ●MISC-NP2 NATIONAL『Finger-Pick PAT. No. 1787136 U.S.A.』(本体 ¥300-)¥324-

 定番、戦前のオールド・ナショナルの復刻版フィンガーピック。ニッケル・シルバー素材厚み 0.025インチ、No.1787136の特許ナンバーの刻印入り、こちらも永遠のスタン ダードです。
 ロングセラー
  ●SFW-40228 V.A.『Epilogue: Tribute To John Duffey』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 カントリー・ジェントルメン、セルダム・シーンでおなじみ「モダン・ブルーグラスの父」称せられるジョン・ダフィ(1934-1996)、彼を敬愛するブルーグラス45の大塚章と故ロニー・フリーランドの共同プロデュースで、サム・ブッシュ、ジェリー・ダグラスをはじめとしてオールスター・キャストによる追悼アルバム。貴重な写真満載の40頁に及ぶブックレット付き。 
  ●MH-1724 ROLAND WHITE『Tribute To The Kentucky Colonels』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 クラレンス&ローランド・ホワイト兄弟を擁してブルーグラス不毛の地と呼ばれたカリフォルニアで孤軍奮闘した伝説のケンタッキー・カーネルズ、今年80歳になるローランドを中心にダリン&ブルック・オルドリッジ、クリスティン・スコット・ベンソン、デビッド・グリア、モリー・タトル、ビリー・ストリングス等々、ベテラン、若手が入り混じってケンタッキー・カーネルズのナンバーを演じる。
  ●REB-1864 HIGH FIDELITY『Hills and Home』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 「最近のブルーグラスは、」とお嘆きの皆さんに是非、聞いていただきたい作品。黄金時代ブルーグラスの熱気を現代に引き継ぐハイ・フィディリティ、レベル・デビュー作。タイトル曲はジョン・ダフィ作のカントリー・ジェントルメン、スターディ時代の名曲他、カーター・ファミリー、モンロー・ブラザーズ、リリー・ブラザーズ&ドン・ストーバー、ウェイド・メイナー、ジム&ジェシー、渋いところではロックンロールの初期のスター、バディ・ホリーのブルーグラス時代の"Gotta Get You Near Me Blues"等、渋い選曲で聞かせる。
  ●YEP-2597JIM LAUDERDALE『Jim Lauderdale & Roland White 』CD(本体¥2,750-)¥2,970-

 アメリカーナ系最重要アーティストの一人、ジム・ロウダーデイルとブルーグラス界のレジェンズ、ローランド・ホワイトが79年にアール・スクラッグスの自宅の地下室で録音した幻の音源。ローダデイルのオリジナル2曲他、ローランドお得意の"I Might Take You Back Again"、レノ&スマイリー"Walls Built Around Your Heart"、レスター・フラット"Six White Horses"他。マーティ・チュアート(g)、ジーン・ウートン(d)、ジョニー・ウォーレン(f)、テリー・スミス(bs)、スタン・ブラウン(bj)がサポート。 ナッシュビル・ブルーグラス・バンドやデル・マッカリー・バンドが登場する以前の、ポテンシャルを内包したナッシュビルのブルーグラスが弾ける前夜といった趣のサウンドが興味深い。
  ●PATUX-320 AL JONES, BILLY BAKER & DEE GUNTER 『Just a Memory』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 ワシントンDC地区で長年活動を続けるアル・ジョーンズと60年代のブルーグラス・ボーイズやデル・マッカリーのアーフリー録音で知られるビリー・ベイカー、メリーランド州ボルチモアで活躍するディー・ガンターというベテランによるハードコア・トラディショナル・ブルーブルーグラス。ビル・モンローの後落胤、アル・ジョーンズ、ビル・キースのラウンダー盤の"Pain In My Heart"で強い印象をを持った。ここではチャーリー・ムーアの望郷ソングでペイズリー親子の名唱でお馴染みの"Leaving Detroit"、ジミー・マーチン・ソングが"Losing You"他4曲、今年86歳とは思えない、しっかりしたボーカルに驚かされる。
  ●RCSI-1166 BECKY BULLER『Crepe Paper Heart』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 2018年のIBMAアワードで年間最優秀レコード・イベント、年間最優秀ゴスペル曲"Speakin’ to That Mountain" 、2016年の年間最優秀女性ボーカルと年間最優秀フィドラーのダブル受賞という快挙を成し遂げたベッキー・ブラー、待望の最新作はサム・ブッシュ・バンドのギター&ボーカルとして活躍中のスティーブ・モージンが主宰するダーク・シャドー・レコーディングスからのリリース。
  ●ATCF00004 JOHNNY WARREN & CHARLIE CUSHMAN『Tradition』CD(本体¥2,450-)¥2,646-

 紛れも無くアールズ・オブ・レスターの屋台骨を支えるジョニー・ウォーレン(f)&チャーリー・クシュマン(bj,g)の通算4作目。
二人によるオリジナル曲を中心に新たな伝統を紡いで行くという印象。サポートは現在のギブソン社のマンドリン製作のヘッドとしても知られるデビッド・ハーベィ(m)、マイク・バブ(bs)、ジェフ・ホワイト(g)、ジェリー・ダグラス(d)、サム・ブッシュ(m)。サム・ブッシュ(m)を迎えた"Stainer's Decline"ではケニー・ベイカーの絶頂期にも通じる。
  ●ACD-89 DAVID GRISMAN & DOC WATSON『Doc & Dawg: Live at Acoustic Stage』2CD(本体¥2,750-)¥2,970-

 ドック・ワトソン(1923-2012)とデビッド・グリスマンによる、1997年10月10日、ノース・キャロライナ州ヒッコリー、アコースティック・ステージにおけるライブ・パフォーマンス
 輸入雑誌
 ■バンジョー・ニューズレター誌
  世界唯一の米国産バンジョー専門月刊誌。毎号タブ譜満載(ウェブサイトから「MP3」で音源入手可!!)、バックナンバーもお問い合せ下さい。探しておられるタブ譜の曲名や演奏スタイル、またお気に入り奏者の特集も探します。収蔵曲のCDやDVDなども在庫していますので、お問い合わせください。
  ●BNL-19/02 2019年2月号 ¥950-

 カバー・ストーリーはビル・エバンスTAB譜"Scotland Yard""You've Got To Hide Your Love Away"、レッド・クレイ・ランブラーズのトミー・トンプソンTAB譜"Jaw Bones""Jaw Bones""Paddy Won't You Drink Some Cider?""Rabbit in the Pea Patch"、ネクビル・バンジョーの進化、バック・アップ:「ロン・スチュアートTAB譜"Going to the Races"、スクラッグスTAB譜"Cotton Fields"、ビギナーズTAB譜"8th of January"、メロディク・クロウハンマーTAB譜"The Lakes of Mallow"、ハイ・ポジションTAB譜"Master of The House"
  ●BNL-19/01 2019年1月号 ¥950-

カバー・ストーリーは自身のバンド、コロラドを率いて活躍中のジェフ・スクロギンズ、は最新アルバム『Over The Line』(Patux-325)から自作インスト"Zig Zag"タブ譜とレノ&ハレル"Big train"タブ譜。初心者コーナーはタブ譜"Red Haired Boy"、スクラッグス・コーナーは"Cotton-Eyed Joe"、トム・アダムスのコーナーはタブ譜"The Girl I Left in Sunny Tennessee"。2018年バンジョー・ギャザリングのレポート。オールドタイム・ウェイではノア・クライン・インタビュー。
 ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
  米国最大のブルーグラス月刊専門誌。お探しの記事などバックナンバーもお問い合わせください。
  ●BU-19/02 2019年2月号

表紙はブルーグラスを心にマルチ・ミュージシャンで多岐のシャンルに亘って活躍するロック・スター=ジョン・ジョーゲンソン。ブルーグラスの基本を守り続けるロンダ・ビンセント&レイジ、ノース・キャロライナのティーンエイジゃー・バンド=ジョナー・リドル&キャロライナ・エキスプレス。近代的なマウンテン・カルチャーをブルーグラスのステージにもたらすアンスポークン・トラディション。ブルーグラスを越えて活動するハービー・リード&ジョイス・アンダーセン。
 月刊『ムーンシャイナー』
 1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス専門誌。日米ブルーグラスのホットな話題から、音楽の真髄を探求する月刊誌。

■定期購読:1年¥6,300-
         半年¥3,450-
 お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。
   ●2019年2月号 MS-3604(通巻424号)¥540-(税込)

 ノーム・ピケルニーのトップテンション徹底解剖と“Jerusalem Ridge”、きつねのトンプソン『Foxology』と関西ツアー、全米フィドルコンテスト観戦記、 How To Play Bluegrass #2“The End of the World”、サム・ブッシュDVD“Revival発売” 新春若者「藍草(ブルーグラス)」対談後編、第29回 IBMAアワードショウ2018完全中継④「トム・T.&ディキシー・ホール名誉の殿堂入り」、学生ブルーグラスプロファイル#68 酪農学園大学「岩田美樹子」、日本ブルーグラス7吋シングルレコード史#8ビル・モンロー「ダニー・ボーイ/トイ・ハート」、ブルーグラス史観による...アメリカ歴史概論、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスだけの月刊誌です。
  ●2019年1月号 MS-3603(通巻422号)¥540-(税込)

 サミー・シーラー「日本の休日」、ステュアート・ダンカンとダークトーン・フイドルを作る。小寺拓実全米バンジョーコンテスト入賞。北海道のブルーグラス・バンド「Stove」結成30周年。ザ・ジェントルメン解散。新春「藍草(ブルーグラス)」対談。第29回IBMAアワードショー中継③。学生ブルーグラスプロファイル#67琉球大学「黒澤樹音」。成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスだけの月刊誌です。

 コンサート情報
 (いずれも、個々に確認してからお出かけ下さい)
◆やぎたこ
 最新2枚組CD『We Shall Overcome』を発表したルーラル・アメリカンな男女オールドタイムデュオ
2月11日(月)伊豆の国市、韮山時代劇場(韮山文化センター)リハーサル室1。withデイジーヒル(予約問)有馬090-4951-9443
2月24日(日)あきる野市、Cafe ToRamona(042-842-3488)
3月2日(土)板橋、Dream's Cafe(03-5375-5502)
3月9日(土)岡山・津山、“Talumache Arrow”(0868-32-9322)
総合(問)yanagi_yagitako@yahoo.co.jp
◆ラッシー
 アーリーカントリーもカバーするオールドタイム男女デュオ
2月12日(火)大阪、ソープオペラクラシック06-6809-1703
2月15日(金)京都、ビンセント075-441-3312
2月16日(土)京都、レミューズ・カフェ075-622-0014
2月22日(金)豊中、「岡町ブルーグラスジャム」06-713-8699
3月3日(日)西宮、壱服庵0798-51-0210
3月15日(金)京都、ビンセント075-441-3312
3月17日(日)京都、テルサ・ホール「京都オープリー」075-451-3797
総合(問)安田佳民 yoshitami-yasuda@purple.plala.or.jp

◆2月9日(土)東京「<BGスペシャルfrom関西>デイジーヒル/ブルーズビルAC」銀座、ロッキートップ03-3571-1955
◆ジョン・カーティ(fd,bj)初来日ツアー
 アイルランド音楽の巨匠、現在アイルランドで最高峰のフィドル、バンジョー奏者ジョン・カーティが初来日。
2月10日(日)京都、法然院
2月16日(土)高田馬場、早稲田奉仕園。午後にはアイルランド音楽のワークショップもあり
2月17日(日)下北沢、ラ・カーニャwith城田純二
(予約)https://peatix.com/group/6861895/events。総合(問)ウォークスローinfo.walkslow@gmail.com
◆2月12日(火)東京「稲葉和裕&ブルーグラス・バディーズ」銀座、ロッキートップ03-3571-1955
◆2月14日(木)東京「鉄かぶと」銀座、ロッキートップ03-3571-1955
◆2月14日(木)兵庫「テキサス・クラブ(大矢貞男f、秋元慎m、熊谷侑真g)」甲子園口、ダートマス・クラブ0798-66-4911
◆2月15日(金)東京「シティ・リミッツ・ブルーグラス・バンド」銀座、ロッキー・トップ03-3571-1955
◆きつねのトンプソンCDリリース迷子ツアー?
2月15日(金)大阪、堀江「5th Street」(06-6538-1533)、19時半、¥2500-
2月16日(土)岡山、禁酒會舘(086-222-6297)。15時、¥2500-
2月17日(日)西宮、壱服庵0798-51-0210、15時、¥2500-。20名限定、要予約
3月2日(土)群馬、安中「サウンドタム」(027-385-3220)。19時、¥3,000-
3月3日(日)東京、青梅「サイクルハーバー」(0428-84-0075)、13時半、¥1800-
3月11日(月)東京、銀座「ロッキートップ」19時半、¥2500-。w/小寺拓実&永田徹
3月16日(土)東京、小岩「バックインタイム」(03-3659-0351)、13時半、¥2000-
総合(問)thompsonthefox@gmail.com
◆2月16日(土)東京「<BGサタデイ・ナイト>レッド・ブル/ハニー・ダックス」銀座、ロッキー・トップ03-3571-1955
◆2月16日(土)大阪「ブルーグラスランブル20周年記念公演」堂島、ミスターケリーズ06-6342-5821。13時、¥3000-。稲葉和裕(g)伊藤創平(m)ランディー・コットン(bj)蔦川元(f)石平祐二(bs)。(問)オフィス・ホワイトオーク・スタジオ0798-72-0984
◆2月17日(日)東京「M・タナカ&カントリー・プラネッツ」曙橋、バック・イン・タウン03-3353-4655
◆2月17日(日)大阪「柳原陽一郎:平成の終わり~小唄三昧の旅with井上太郎」梅田、ムジカ・ジャポニカ06-6363-0846。18時半、前¥3300-当¥3800-。ゲストに井上太郎(m)を迎えて、CD「小唄三昧」発売記念ライブ。(問)yananet.com
◆2月17日(日)兵庫「ブルーグラスナッツ/千日前ブルーグラスアルバムバンド」甲子園口、ダートマスクラブ0798-66-4911
◆2月19日(火)東京「インステッド・オブ・ネット」曙橋、バック・イン・タウン03-3353-4655
◆2月19日(火)東京「グラス・トラディション/ブルーグラス・パートナーズ」銀座、ロッキートップ03-3571-1955
◆2月20日(水)東京「青木研with吉原聡」曙橋、バック・イン・タウン03-3353-4655
◆2月20日(水)東京「ブルーグラス・ポリス」銀座、ロッキー・トップ03-3571-1955
◆2月21日(木)東京「SHIME with ?」曙橋、バック・イン・タウン03-3353-4655
◆2月22日(金)東京「松田幸一」曙橋、バック・イン・タウン03-3353-4655。ゲスト:吉川忠英
◆2月22日(金)東京「アッシュグローブ」銀座、ロッキー・トップ03-3571-1955
◆茅ヶ崎ブルーグラス・ナイト
 毎月第四土曜日、毎月ホスト2バンドとジャム
2月23日(土)「茅ケ崎グラスアライアンス/EDB/雪中梅
3月23日(土)「ライズ&シャイン/リリー・レンレンとボーイフレンズ/オールド・カントリー・バンド
(問)参加型ライブバー「Botch-Botcy」(0467-83-6535)
◆フレンズ&ネイバーズ
2月23日(土)大阪神崎川、アビリーン06-6399-5335
3月23日(土)西宮、壱服庵0798-51-0210
◆2月24日(日)神奈川「春の湘南藤沢フェス」藤沢ライブホール「新堀ライブ館」0466-29-8309。12時、無料。秋の小田原フェスから、春の湘南藤沢フェスへ。出演:Jプロジェクトバンド、茅ヶ崎グラスアライアンス、ライズ&シャイン、小田原BG研究会他(問)清水090-1464-0633、b.grass.shimizu@ymobile.ne.jp
◆2月25日(月)東京「ブルーグラス・ナイト」曙橋、バック・イン・タウン03-3353-4655
◆2月26日(火)東京「有田純弘プレゼンツ・バンジョーナイト feat.小寺拓実」曙橋、バック・イン・タウン03-3353-4655
◆2月26日(火)東京「ライズ&シャイン/ヒルズ・オブ・ホーム」銀座、ロッキー・トップ03-3571-1955
◆2月28日(木)東京「ネッシーエクスペディション/デッドマン・ウォーキング」銀座、ロッキートップ03-3571-1955
◆3月1日(金)東京「スモーキーマウンテニアーズX3バンド」銀座、ロッキー・トップ03-3571-1955
◆3月2日(土)京都「藤沼哲朗テノール・チャリティコンサートwith KEN & YUKO」鹿ケ谷、法然院。18時半、¥1000-(収益金は法然院サンガ活動)。Ken & Yuko:北村謙と渡邉裕子(二十絃箏)はこのコンサートのみ再結成(問)banjo@officeken.net
◆3月2日(土)京都 「千日前ブルーグラスアルバムバンド」宝ヶ池、ホンキー・トンク075-701-8015
◆3月7日(木)東京「奥沢明雄withマーマレイド・スカイ」曙橋、バック・イン・タウン03-3353-4655
◆3月8日(金)東京「ザ・ニュー・アップルシード」銀座、ロッキー・トップ03-3571-1955
◆3月9日(土)神奈川「辻堂ブルーグラス・ナイト」辻堂、ステージコーチ0466-34-4251。19時、¥1500-。出演:小田原ブルーグラス研究会/マリン・グラス/ウインズ
◆3月11日(月)東京「<BG&ラグナイト>小寺拓実&永田徹/きつねのトンプソン」銀座、ロッキートップ03-3571-1955
◆3月16日(土)大阪「TRUE LIFE BLUEGRASS」堀江、5th Street 3F Like-a Hall(06-6538-1533)。18時、¥2500-学生¥2000-。自分たちの表現したい音楽に向き合っている女性中心のバンドが集う春一番のブルーグラスイベント。出演:It's about time、ぽっとでいじー、Chocolate Fountain Girls、tune delay、(司会)Chiko。(問)TLB2019実行委員会truelifebluegrass@gmail.com
◆3月20日(水)東京「リベラリズム/ブルーグラス・ベイブ」銀座、ロッキー・トップ03-3571-1955
◆3月21日(木)東京「鉄かぶと/市川パパ」曙橋、バック・イン・タウン03-3353-4655
◆3月23日(土)東京「<BGスペシャル・ナイト>新生ウエスト・オブ・ザ・ムーン」銀座、ロッキー・トップ03-3571-1955
◆3月23日(土)大阪「ブルーグラス・ランブルVol.182」堂島、ミスター・ケリーズ06-6342-5821。13時、¥3000-。稲葉和裕(g)伊藤創平(m)ランディー・コットン(bj)蔦川元(f)石平祐二(bs)。(問)オフィス・ホワイト・オーク・スタジオ0798-72-0984
◆3月26日(火)東京「ブルーグラス・ナイト」曙橋、バック・イン・タウン03-3353-4655
◆3月27日(水)東京「バンジョー・ストンパーズ」曙橋、バック・イン・タウン03-3353-4655
◆3月28日(木)東京「SHIME with 宇戸俊秀(pf)」曙橋、バック・イン・タウン03-3353-4655
◆3月31日(日)東京「第1回ライジング・ブルーグラス・ジャンボリー」曙橋、バック・イン・タウン03-3353-4655。ライジング=新進気鋭のブルーグラッサーたちの共演。出演:ソルティ・メイプル・クインテット(東北大学)、ネッシーズ(東北大学)、エヴァーラビット(名古屋大学)、Then And Now Ex(ホストバンド)
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