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B.O.M.Newsletter #447
2018年1月15日 |
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目 次
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2018年、最初のニュースレターです。フォギーマウンテン・ボーイズでレスター・フラットのボーカル・パートナーとして名演を残し、レスター亡き後はナッシュビル・グラスを率いて活躍したカーリー・セクラーが2017年12月28日に亡くなりました。謹んでご冥福をお祈りします。3月にはボストンの新進気鋭のブルーグラス・バンド、マイル・トゥエルブの来日が予定されています。久々のフルバンドでやってきます。お見逃しなきよう。
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今月の特選作品! |
(ムーンシャイナー・レビュー担当のお勧めダイジェスト) |
[マイル・トゥエルブ来日] |
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●DTT-0044 MILE TWELVE 『Onwards』CD(本体\2,450-)\2,646-
Onwards/Call My Soul/Sunny Side of Town/The Margaret Keene/Soldiers and Sailors/Wickwire/The Day You Left/Ace of Hearts/In the Shade/You Don't Even Know It Yet/Old Tom/Settle Down BluesAce of Hearts
今年3月に来日が予定されているボストンの新進気鋭のブルーグラス・バンド、マイル・トゥエルブ、2015年のミニ・アルバムに続く初のフル・アルバム。いきなりハードにドライブするタイトル曲、メロディに自然な流れで巧く変拍子を取り入れ、コーラス、楽器の掛け合い等、捻りの効いたアレンジがワクワクした気分にさせてくれる。2曲を除いて全曲、伝統的なブルーグラスのノウハウを踏まえたメンバーによるオリジナル・ブルーグラス。ボストンのフォーク・シーンでソングライターとしての腕を磨き、その後、ニューヨーク在住期間にでマイケル・デイブスの下でブルーグラスを学んだというエバン・マーフィー(g)、バージニア州シャーロッツビル出身で16歳で奨学金を受けてバークリーで学んだという才女、2014年にはウィンフィールド、2015年にフレッシュ・グラスのフィドル・チャンピン、現在は母校の講師を務めるというブロンウィン・キース=ハインズ(f)、同じくバークリーでベースと声楽を学びソングライター、アレンジャーとしても多才なネイト・サバト(bs)、ニュージーランド出身で2015年のフレッシュグラスのバンジョー・チャンピオンのキャサリン・BB・バウネス(bj)、サウス・キャロライナ出身でマット・フリナーの下でマンドリンを学びミッシー・レイズ&ニューヒップに参加後、ボストンにやってきたデビッド・ベネディクト(m)という面々。ラストのモンローの伝統を引き継ぐブルーヨーデル・ナンバー"Settle
Down BluesAce of Hearts"他、は様々なパターンのブルーグラスを良く学んで、伝統的なスタイルに則ったインテリジェンスの感じられる曲作りが魅力。演奏技術は文句なし。若さゆえの線の細さは否めないが、才気が邪魔にならない素直なサウンドが魅力。2018年3月、久々のフル編成のブルーグラス・バンドの来日に備えて充分に予習して置いて頂きたい。 |
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[カーリー・セクラー追悼] |
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●CO-2740 CURLY SECKLER『That Old Book of Mine』CD(本体\2,450-)\2,646-
70年代トラッドグラスの超大名盤!カーリー・セクラー『Sings Again』、ビリー・エドワーズ(bj)クリスプなリード・ボーカルに覆いかぶさるように吼えるカーリーのテナー、ハーシャル・サイズモア(m)とテイター・ テイト(f)、ジョン・パーマー(bs)、ソリッドグラスの第一人者として知られたシェナンドー・カッタップス の全盛期、1971年5月に録音された奇跡的なカーリーのカムバック作。カーリーのソロ3曲、そしてつぼを心 得たリズムギター、また、録音(機材)の能力を超えて音楽自体の瞬発力を優先させるポール・ゲイリーのミ キサー魂など、70年代のブルーグラス・フェス時代到来の前夜、沸々としたミュージシャンたちの気合が伝 わってくる。そのアルバム『Sings Again』の11曲に、1989年、カーリー・セクラーがウィリス・スピアーズ (レスターのソックリさん)とコンビを組んで、ラリー・ パーキンス(bj)、ロン・スチュワート(f)、フィリップ・ スタッフ(bs)と創ったカセット・アルバム『Tribute to Lester Flatt』からの5曲を足した全16曲。カーリー・セクラーとシェナンドー・カッタップスが1971年に遺した奇跡的な名演。 |
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新入荷リスト |
■ニュースレター#447 新入荷ダイジェスト |
(映像モノ) |
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●RCSI-1163 V.A.『The Porchlight Sessions』DVD-R (\3,100-)\3,348-
ムーンシャイナー誌2018年1月号で特集記事が掲載された21世紀のブルーグラスを紹介する秀逸なドキュメンタリー映画。ラルフ・スタンレー、ドック・ワトソン、サム・ブッシュ、クリス・シーリー、ティム・オブライエン、ジェリー・ダグラス、ブライアン・サットンetc.アリソン・ブラウン(bj)、シェラ・ハル(m)等によるポーチライト・セッション・バンド他。詳細は映像新入荷をご参照下さい。 |
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(ブルーグラス) |
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●ROU-00267 STEVE MARTIN & STEEP CANYON RANGERS 『Long Awaited Album』CD(本体\2,450-)\2,646-
ハリウッドスターにして、最も影響力の有るバンジョー・プレイヤー=スティーブ・マーチン、2009年『The Crow : new songs
for the five-string banjo』でブルーグラス界に参入以来、第5作目、スティーブ・キャニオン・レンジャーズとのコラボとしては『Rare
Bird Alert』(2011年)、エディ・ブリッケルも交えた『Live』(2014年)年に続く3作目。詳細はブルーグラス新入荷にて。 |
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●PC-1211 REMINGTON RYDE『A Storyteller's Memory』CD(本体\2,450-)\2,646-近日入荷予定
Days Of Grey And Black/Bed By The Window/Crazy Heart/Thirty Years Of Farmin'/Daddy
Doesn'T Pray Anymore/Leavin'/The Voice Of My Savior/A Few Old Memories/Old
Swinging Bridge/Mr. King/(Bonus Track)It'S A Cold Cold World - James King
ペンシルバニアを拠点に活躍するトラディショナル・ブルーグラス・バンド、レミントン・ライドによる故ジェームス・キングへの追悼アルバム。詳細次号にて。 |
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●MH-1673 BALSAM RANGE『Mountain Voodoo』CD(本体\2,450-)\2,646-再入荷
2017年IBMAアワードの最優秀アルバム、最優秀エンターテイナー、最優秀ボーカルグループ、最優秀インストルメンタル・グループ、最優秀ソング、最優秀ゴスペル、最優秀男性ボーカル、最優秀ベースにノミネート、ノース・カロライナ州をベース、2007年のデビュー以来、メインストリーム・ブルーグラスのヘッドライナーに登りつめたバルサム・レンジ、2014年の『Five』(MH-1533CD\2,646-)に続く最新6枚目の作品。 |
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(インスト) |
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●QFP-070 MARK JOHNSON & EMORY LESTER 『Acoustic Milestones - 20 Years』CD(本体\2,450-)\2,646-
優れたバンジョー奏者に与えられるスティーブ・マーチン・プライズを2012年に受賞、クロウグラスを標榜して自在にメロディを操るクロウハンマーバンジョーの名手=マーク・ジョンソン(bj)とマンドリンの超絶テクニシャンでマルチ・ミュージシャンのエモリ―・レスター(m,g,bs,f,v)が活動を共にして20年を記念してリリースした作品。詳細はインスト新入荷にて。 |
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●HDR-02 TIM STAFFORD『Acoustic Guitar』CD(本体\2,450-)\2,646-
Safe Water/Distant Island/Temperance Reel/Janet'S Waltz/Hillbilly Neighbor/Angel
Terrace/Wildwood Flower/Smitten Kitten/Presbyterian Hymn Medley/The Girl
I Left Behind Me/Via Dolorosa/Mason Orchard/Backseat Blues/Watercolor Sky/Tideline/Shaker
Vanity/Long Branch Coffee/I Am America
アリソン・クラウス&ユニオン・ステーション、ブルー・ハイウェイで活躍、トニー・ライスが確立した洗練されたブルーグラス・ギターのリズムワーク、リードプレイを継承してサウンド・クリエイターとしての優れた才能も発揮するティム・スタッフォードの最新ソロ・プロジェクト。詳細次号にて。 |
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●REB-1778 DOYLE LAWSON『Tennessee Dream』 CD(本体\2,450-)\2,646-再入荷
50年以上に及ぶながいキャリアをもつドイル・ローソンが、これまでにたった1枚だけ発表したマンドリン・インストの名盤。詳細はインスト最近作にて。 |
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(オールドタイム/フォーク/アメリカーナ) |
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●RCSI-1162 GALAX BOGTROTTERS『Old Time Jubliations』CD(本体\2,450-)\2,646-
Highlanders Farewell/Ida Red/Red Rocking Chair/Drunk Man'S Blues-Little Brown Hand/Ship In The Clouds/Southern Girl'S Reply/Bull Run Creek/Highway Man/Foggy Creek/Pretty Little Widder/Lovers Return/Oak Ridge Waltz/Shady Grove/October Morning/Kingdom Come
オールドタイム音楽の聖地、ゲイラックスの伝統を伝えるゲイラックス・ボグトロッターズ、エディ・ボンド(bj)、エリン・マーシャル(f)、カール・ジョーンズ(m)、エリック・ヒル、ボニー・ボンドという地元のベスト・ミュージシャンたちによるストリングバンド音楽。詳細次号にて。 |
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●YTM-104 やぎたこ『We Shall Overcome』2CD(本体\3,703-)\4,000-
アメリカン・フォークやアパラチアン・トラッドのカバーで活躍するやぎたこ(やなぎ&辻井貴子)の4作目となる最新2枚組CDは、いとうたかお、金森幸介、木崎豊、北村謙、佐藤GWAN博、シバ、豊田勇造、中川五郎、長野たかし、林亭(佐久間順平・大江田信)、古川豪、村上律、よしだよしこといった日本のフォーク・シーンのレジェンドが参加。アパラチアン・トラッドやアメリカン・ルーツに色濃く影響を受けた日本語によるフォーク・ソングを豪華なゲストを招いて、代表曲を演じた渾身のカバー作品。 詳細はオールドタイム/フォーク/アメリカーナ新入荷にて。 |
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●NONE564711 CHRIS THILE 『Thanks for Listening 』 CD(本体\2,650-) \2,862-
クリス・シーリーが司会を務める人気ラジオ番組「プレーリーホームコンパニオン」の為に「ソング・オブ・ザ・ウィーク」と題して毎回、書き下ろした19曲のうちから10曲を選んで新たに録音した作品。 詳細はオールドタイム/フォーク/アメリカーナ新入荷にて。 |
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(カントリー/ポップ) |
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●GLLN7382 LORRIE MORGAN & PAM TILLIS 『Come See Me And Come Lonely』CD(本体\2,450-)\2,646-
ロリー・モーガン&パム・ティリス、共にが偉大なカントリー・シンガーを父に持つ女性2世シンガーによるカバー・アルバム。80年代にヒットを飛ばしたK.T.オスリンの"Do Ya"、エバリー・ブラザーズ"Walk Right Back"、ドワイト・ヨーカム"Guitars, Cadillacs"、リンダ・ロンシュタットで知られる"It Doesn't Matter Anymore"、ダリル・ウォーリーとジョー・ディフィーを迎えた"Summer Wine、アウトロー・カントリーのウェイロン・ジェニングス"Rose in Paradise"、スキーター・デイビスの大ヒット"The End of the World"、ドティ・ウエストのタイトル曲等、60年代のナッシュビル・サウンド、ベイカーズ・フィールド・サウンド、アウトロー・カントリー等々、カントリー・ミュージックがソフィスティケイトされながらもカントリーらしさを残したサウンドへのオマージュといった趣向。今のナッシュビルの一流サイドメンによるサポートを得た素晴らしいボーカル作品。詳細はカントリー/ポップ新入荷にて。 |
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●LEG-545361 WILLIE NELSON『Willie and the Boys: Willie's Stash Vol.2』CD(本体\2,450-)\2,646-
何度も病魔に教われて、死亡説まで流れながらも、そのたびに立ち上がった来た不死身の男、ウィリー・ネルソンが息子達と創り上げたカントリーの名曲を取上げたカバー集。ハンク・ウィリアムスの作品を中心にハンク・ロックリン、ハンク・コックランウィリーがレイ・プライスに提供した"Healing
Hands of Time"やウィリーのセルフ・カバーも含めて全12曲、衰えを感じさせない完成されたオリジナルなボーカル・スタイルは健在。詳細はカントリー/ポップ新入荷にて。 |
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(発掘、編集物) |
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●SPF-28425 THE ENGLAND BROTHERS『 'Twilight in Alabama' Old Time Southern
Tunes』CD(本体\2,450-)\2,646-
1977年にデイビス・アンリミテッドからリリースされていたアルバムがCDとして復刻された。デルモア・ブラザーズ、モンロー・ブラザーズ、ブルースカイ・ボーイズのブラザー・デュオによるクローズ・ハーモニーをギター二台によるシンプルなバックで聞かせる。商業主義とは程遠い素朴な歌声で、先人たちへのリスペクトがひしひしと伝わる演奏に心動かされる。
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●TCR-004 VARIOUS ARTISTS 『The Crooked Road - A Century of Heritage Guitar
Music』2CD予価(本体\3,100)\3,348-
アパラチアの音楽史跡を巡るクルッキド・ロード沿いのゲイラックス、ケイナ、インデペンデンス、フェーラム、フロイド、サルトビル、ロッキーマウント、メイシス・スプリング、ミードウズ・オブ・デン、フェリスといったローカル・タウンに所縁のある新旧ミュージシャンによるギター音楽を集めたコンピレーション。メイベル・カーター、グレイソン&ウイッター、ワイアット・ライス、サミー・シーラーといった有名どころから無名まで全52曲、36ページのブックレット付。曲目詳細は発掘、編集新入荷にて。 |
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●REB-1582 TONY RICE『Guitar』CD(本体\2,450-)\2,646-
レッド・クレイから『Got Me A Martin Guitar』(RC-103 \2,138-オリジナル・ジャケット在庫有)のタイトルで1973年、トニー(g)&ラリー(m)・ライス、J.D.クロウ(bj)、ボビー・スローン(bs)という結成間もない時期のニューサウスの全貌が明らかになった歴史的録音。レッドクレイからの全世界デビュー作がジャケットも新たに再発売。詳細は発掘、編集新入荷にて。 |
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新入荷作品解説 |
■ブルーグラス新入荷 |
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●ROU-00267 STEVE MARTIN & STEEP CANYON RANGERS 『Long Awaited Album』CD(本体\2,450-)\2,646-
Santa Fe/Caroline/All Night Long/Canadian Girl/Office Supplies/Bad Night/Strangest
Christmas Yet/Always Will/So Familiar/Nights in the Lab/Angeline the Barista/On
the Water/Girl From River Run/Promontory Point全14曲
ハリウッドスターにして、最も影響力の有るバンジョー・プレイヤー=スティーブ・マーチン、2009年『The Crow : new songs
for the five-string banjo』でブルーグラス界に参入以来、第5作目、スティーブ・キャニオン・レンジャーズとのコラボとしては『Rare
Bird Alert』(2011年)、エディ・ブリッケルも交えた『Live』(2014年)年に続く3作目。アカデミー授賞式の司会も 務めた米国民的人気コメディアン、自らの名前を冠してバンジョーの部門で活躍したプレイヤーを顕彰するスティーブ・マーチン・プライズを制定、ブルーグラスやバンジョー音楽を広める事に最も貢献している。全編に楽しい仕掛けが散りばめられたブルーグラス作品。クロウハンマーとスク
ラッグス・スタイルを駆使して、70年代の伝説のTV番組『ゴングショー』や『サタデイ・ナイト・ライブ』で ブレークしたのち、80年代以降には映画『サボテンブラザーズ』、『大災難P.T.A.』(たしか、ビル・モンロー
のジョークが出てきた!?)、『花嫁のパパ』などで知られる彼、ブルーグラスのCDが映画の最新作ほど期待されていないことを逆手にとったアルバム・タイトル。モダン・フォークにも通じる洒脱なオリジナル・ブルーグラス・ソングの数々、スティーブ・キャニオン・レンジャーズとの息もぴったり、セレブのお遊びではまったくな
い、すばらしくユニークな作品である。 |
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●WI-001 WIDE ISLAND『Going Home(本体\2,000-)\2,160-
広島と縁の深い日系オーストラリア人のブルーグラッサー=ピート・デナヒー(f)と福山を中心に活動するマエドリンこと前田宏樹(m)、アロン・マクリーン(bs)、京都出身で現在、タスマニア在住のバンジョー&シンガーソングライター松本もんつ(Bj、村田智行(g)というメンバーで結成された、その名もワイド・アイランド(広島)。もんつのバンジョーのイントロによる軽快なドライビングメナンバー"Long
Way Over"他、ブルーグラスのノウハウを上手く取り入れたピートが6曲、東洋的な日本語ソングとインストともんつが2曲、アーロン、前田(インスト)が各1曲とオリジナル全10曲。村田のリード・ギターもたっぷりフィーチャー。オーストラリアのTOYOTAゴールデン・ギター・アワードのBluegrass
Recording of the Yearノミネート作品。オーストラリアの音楽ファンを引き連れて日本各地でブルーグラスによる文化交流に貢献しているピートと広島で地道に啓蒙活動を続けるマエドリン、バンジョーによる弾き語りで独自の世界を築くモンツという個性が集まって、ビル・モンローがセットしたフォーマットに則っての創り上げたブルーグラス作品。 |
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■インスト新入荷 |
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●QFP-070 MARK JOHNSON & EMORY LESTER 『Acoustic Milestones - 20 Years』CD(本体\2,450-)\2,646-
Crazy Creek/Misfortune's Child/Cheyenne/Home Sweet Home (Revisited)/Back
up and Push/Wind in the Leaves/One Morning in May/Booth Shot Lincoln/Darcy
Farrow/Temperance Reel
優れたバンジョー奏者に与えられるスティーブ・マーチン・プライズを2012年に受賞、クロウグラスを標榜して自在にメロディを操るクロウハンマーバンジョーの名手=マーク・ジョンソン(bj)とマンドリンの超絶テクニシャンでマルチ・ミュージシャンのエモリ―・レスター(m,g,bs,f,v)が活動を共にして20年を記念してリリースした作品。トミー・ジャクソンのフイドル・チューンでビル・キースやトニー・ライスの名演でお馴染みのCrazy
Creek"やモンローの"Cheyenne"等々の起伏の富んだメロディをクロウグラスにアレンジ、ストリングスをバックに格調高くバンジョーが響く"Wind
in the Leaves"、エモリーのフォークタッチのボーカルをフィーチャーした"Home Sweet Home (Revisited)""Darcy
Farrow"等、トニー・ライスが80年代以降にセットしたニューアコースティック路線のブルーグラスを継承して、自らのアイデアを加えたユニークなサウンド作りに成功している。 |
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■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ新入荷 |
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●SPF-28425 THE ENGLAND BROTHERS『 'Twilight in Alabama' Old Time Southern Tunes』CD(本体\2,450-)\2,646-
When It's Time for the Whippoorwills to Sing/Maple on the Hill/What Would
You Give in Exchange for Your Soul/Weary Lonesome Blues/Sinful to Flirt/Sand
Mountain Blues/Springtime in the Rockies/Twilight in Alabama/Southern Moon/Eastbound
Train/I'm Leavin' You/Need the Prayer/ Leaving on That Train/Young Hearts/Hillbilly
Boogie/Mother's Bible/Birmingham Jail /Seeing Nellie Home/I'm Going Away/Alcatraz
Island Blues全20曲
1977年にデイビス・アンリミテッドからリリースされていたアルバムがCDとして復刻された。デルモア・ブラザーズ、モンロー・ブラザーズ、ブルースカイ・ボーイズのブラザー・デュオによるクローズ・ハーモニーをギター二台によるシンプルなバックで聞かせる。商業主義とは程遠い素朴な歌声で、先人たちへのリスペクトがひしひしと伝わる演奏に心動かされる |
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●YTM-104 やぎたこ『We Shall Overcome』2CD(本体\3,703-)\4,000-
ラブ・ソング(加川 良)/かみしばい(岩井 宏)/くつが一足あったなら/この世に住む家とてなく(高田 渡 )/受験生ブルース(中川 五郎)/Arkansas
Traveler -instrumental-/谷間の灯/ミッドナイトスペシャル(武蔵野タンポポ団/We Shall Overcome( traditional)他全27曲
やぎたこ(やなぎ&辻井貴子)の4作目となる最新2枚組CDは、いとうたかお、金森幸介、木崎豊、北村謙、佐藤GWAN博、シバ、豊田勇造、中川五郎、長野たかし、林亭(佐久間順平・大江田信)、古川豪、村上律、よしだよしこといった日本のフォーク・シーンのレジェンドが参加。北村謙&やなぎによるツイン・バンジョーによる"Arkansas Traveler"、よしだよしこ&辻井貴子によるダルシマー・メドレー"Will the Circle Be Unbroken〜She'll Be Comin' 'Round The Mountain〜I'll Fly Away〜Frere Jacques, Are You Sleeping〜Rousseau's Dream〜Will the Circle Be Unbroken"2曲のインストを交えて、アパラチアン・トラッドやアメリカン・ルーツに色濃く影響を受けた日本語によるフォーク・ソングを豪華なゲストを招いて、代表曲を演じた渾身のカバー作品。 今は亡き高田渡、岩井宏、加川良といったカーター・ファミリーやミシシッピー・ジョン・ハートといったフォーク・リバイバルで再発見されたアメリカン・トラッドの巨人たちから直接影響を受けて曲作りを創めたシンガーの作品をはじめとして、アメリカで50年代後半から60年代にかけて巻き起こったフォーク・リバイバルは日本にも伝播して、ウッディ・ガスリーやピート・シーガーとその直接の影響を受けたボブ・ディランやジョーン・バエズ、キングストン・トリオをはじめとするモダン・フォーク・グループの影響を受けて、自らの言葉で歌を作り始めた、日本のフォークの草創期から活躍するシンガー達をゲストに招いて、やぎたこの二人と共に日本のフォークソングの歴史を振り返って、明日に繋げて行くという内容。 |
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●RCSI-1162 GALAX BOGTROTTERS『Old Time Jubliations』CD(本体\2,450-)\2,646-
Highlanders Farewell/Ida Red/Red Rocking Chair/Drunk Man'S Blues-Little
Brown Hand/Ship In The Clouds/Southern Girl'S Reply/Bull Run Creek/Highway
Man/Foggy Creek/Pretty Little Widder/Lovers Return/Oak Ridge Waltz/Shady
Grove/October Morning/Kingdom Come
オールドタイム音楽の聖地、ゲイラックスの伝統を伝えるゲイラックス・ボグトロッターズ、エディ・ボンド(bj)、エリン・マーシャル(f)、カール・ジョーンズ(m)、エリック・ヒル、ボニー・ボンドという地元のベスト・ミュージシャンたちによるストリングバンド音楽。 詳細次号にて。 |
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●NONE564711 CHRIS THILE 『Thanks for Listening 』 CD(本体\2,650-) \2,862-
I Made This for You/Feedback Loop/Elephant in the Room/Douglas Fir/Thank
You, New York/Stanley Ann/Modern Friendship/Falsetto/Balboa/Thanks for
Listening全10曲.
クリス・シーリーが司会を務める人気ラジオ番組「プレーリーホームコンパニオン」の為に「ソング・オブ・ザ・ウィーク」と題して毎回、書き下ろした19曲のうちから10曲を選んで新たに録音した作品。
ライブ・マジックで来日も果たしたアイム・ウィズハーからサラ・ジャロッズとイーファ・オドノバンがゲスト参加。 |
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■カントリー/ポップ新入荷 |
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●GLLN7382 LORRIE MORGAN & PAM TILLIS 『Come See Me And Come Lonely』CD(本体\2,450-)\2,646-
Do Ya/Walk Right Back/t's Over/Guitars, Cadillacs/Summer Wine - (featuring
Darryl Worley/Joe Diffie)/Saunders Ferry Lane/Rose in Paradise/Blanket
on the Ground/Tennessee Waltz/It Doesn't Matter Anymore/The End of the
World/Come See Me and Come Lonely
ロリー・モーガン&パム・ティリス、共にが偉大なカントリー・シンガーを父に持つ女性2世シンガーによるカバー・アルバム。80年代にヒットを飛ばしたK.T.オスリンの"Do
Ya"、エバリー・ブラザーズ"Walk Right Back"、ドワイト・ヨーカム"Guitars,
Cadillacs"、リンダ・ロンシュタットで知られる"It Doesn't Matter Anymore"、ダリル・ウォーリーとジョー・ディフィーを迎えた"Summer
Wine、アウトロー・カントリーのウェイロン・ジェニングス"Rose in Paradise"、スキーター・デイビスの大ヒット"The
End of the World"、ドティ・ウエストのタイトル曲等、60年代のナッシュビル・サウンド、ベイカーズ・フィールド・サウンド、アウトロー・カントリー等々、カントリー・ミュージックがソフィスティケイトされながらもカントリーらしさを残したサウンドへのオマージュといった趣向。今のナッシュビルの一流サイドメンによるサポートを得た素晴らしいボーカル作品。 |
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●LEG-545361WILLIE NELSON『Willie and the Boys: Willie's Stash Vol.2』CD(本体\2,450-)\2,646-
Move It on Over/Mind Your Own Business/Healing Hands of Time/Can I Sleep
in Your Arms/Send Me the Pillow You Dream On/I'm So Lonesome I Could Cry/I'm
Movin' On/Your Cheatin' Heart/My Tears Fall/Cold, Cold Heart/Mansion on
the Hill/Why Don't You Love Me
何度も病魔に教われて、死亡説まで流れながらも、そのたびに立ち上がった来た不死身の男、ウィリー・ネルソンが息子達と創り上げたカントリーの名曲を取上げたカバー集。アリソン・クラウスの最新作を手掛けたバディ・キャノンのプロデュースの下、ウィリーの二人の息子達、ルーカス(v,g,)&マイカ・ネルソン(v)、アリソンのアルバムにも参加のボビー・テリー(g)、マイク・ジョンソン(steel)、ジム・ムース・ブラウン(piano)他、ウィリーの長年のサイドメン、ミッキー・ラファエル(harmonica)が参加。3人の声質は若干、違っているが歌い回しが同じで、親子ならではのハーモニー。ハンク・ウィリアムスの作品を中心にハンク・ロックリン、ハンク・コックランウィリーがレイ・プライスに提供した"Healing
Hands of Time"やウィリーのセルフ・カバーも含めて全12曲、衰えを感じさせない完成されたオリジナルなボーカル・スタイルは健在。息子達がそれぞれに存在感を示し、伝統が引き継がれていくことを実感できる秀作。 |
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■発掘・編集新入荷 |
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●TCR-004 VARIOUS ARTISTS 『The Crooked Road - A Century of Heritage Guitar Music』2CD予価(本体\3,100)\3,348-
Disc A:The Cannon Ball(Maybelle Carter)/Motherless Children(Lesley Riddle)/The
Turkey Derby(Jesse Mcreynolds)/Banks Of The Ohio(James Alan Shelton And
George Shuffler)/Pretty Polly(E. C. Ball)/Aslley Anne(Wayne Henderson)/Barnyard
Funk(Scott Fore)/Don'T Let Your Deal Go Down(Doug Rorrer)/Bed Bugs Makin'
Their Last Go Round(Byrd Moore)/Sheebeg And Sheemore(Tony Collins)/Jaybird
Boogie(J. C. Poff)/Unknown Blues(Stephen Tarter And Harry Gay)/Nine Pound
Hammer(Josh Pickett)/King Edward'S Blues(King Edward Smith)/Salt Creek(Matt
Bright)/In The Blue Hills Of Virginia(Mac Traynham)/I Gave My Love A Chery(Dean
Jackson)/Riley And Spencer(Fields Ward)/Cash'S Last Ride(Will Jones)/Wound
Time Can'T Erase(Sammy Shelor)/The Road Is Rough And Rocky(Archie Edwards)/Cluck
Ole Hen(Nick Weitzenfeld)/Shady Grove(Olen Gardner)/The Ballad Of Caty
Sage(Willard Gayheart)/Farewell Blues(Claiborne Woodall)/Tell Me Darlin'
Would You Care(Jackson Cunningham)全26曲
Disc B:Silver Bells(Jim Lloyd)/Slow Drag(Turner Foddrell)/Durham'S Bull(Steve Kilby)/One Fond Adieu(Carl Jones)/Taylor Brooke(Ralph Stanley II)/Farewell To You Baby(Carl Martin)/Black Mountain Rag(Tori Bartfai)/Don'T Let Cain Kill Abel(Garry Dalton)/What You Donna Do With The Baby(Henry Whitter)/Evan'S Smile(Brandon Davis)/There Ain'T Nobody Gonna Miss Me When I'M Gone(Junior Blankenship)/Spanish Fandango(Scott Perry)/Railroad Bill(Hobart Smith)/Sweet Serenity(Denny Alley)/Forked Deer(Gerald Anderson)/Looking For My Woman(Marvin Foddrell)/Victory Medley(Michael Brown)/Single Girl, Married Girl(Junior Sisk)/Devil'S Dream(Spencer Strickland)/Early Morning Blues(James Lowry)/Soft Mountain Breeze(Jimmy Mullins)/Over The Waterfall(Scott Freeman)/The Old Hickory Cane(Ernest Stoneman)/The Mountains Are Where You Long To Be(Tim Yates)/Damascus(Wyatt Rice)/Wildwood Flower(Maybelle Carter)全26曲
アパラチアの音楽史跡を巡るクルッキド・ロード沿いのゲイラックス、ケイナ、インデペンデンス、フェーラム、フロイド、サルトビル、ロッキーマウント、メイシス・スプリング、ミードウズ・オブ・デン、フェリスといったローカル・タウンに所縁のある新旧ミュージシャンによるギター音楽を集めたコンピレーション。メイベル・カーター、グレイソン&ウイッター、ワイアット・ライス、サミー・シーラーといった有名どころから無名まで全52曲、36ページのブックレット付。 |
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●REB-1582 TONY RICE『Guitar』CD(本体\2,450-)\2,646-
Freeborn Man/Faded Love/Salt Creek/Doin' My Time/Windy and Warm/John Hardy/Nine Pound Hammer/Lonesome Ruben.
レッド・クレイから『Got Me A Martin Guitar』(RC-103 \2,138-オリジナル・ジャケット在庫有)のタイトルで1973年、トニー(g)&ラリー(m)・ライス、J.D.クロウ(bj)、ボビー・スローン(bs)という結成間もない時期のニューサウスの全貌が明らかになった歴史的録音。70年代から現在に至るまでのフラットピッキング・ギターのスタイルをセットした偉大なギタリスト=トニー・ライス、あまりにも有名なブルーグラス・ギターの歴史を変えた我がレッドクレイからの全世界デビュー作がジャケットも新たに再発売された。極めつけのイントロに導かれた"Freeborn
man"や"Nine Pound Hammer"といった、トニーの代表曲とも言える演奏を収録。 |
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■映像モノ新入荷 |
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●RCSI-1163 V.A.『The Porchlight Sessions』DVD-R (\3,100-)\3,348-
21世紀のブルーグラスを紹介する秀逸なドキュメンタリー映画。ラルフ・スタンレー、ドック・ワトソン、サム・ブッシュ、クリス・シーリー、ティム・オブライエン、ジェリー・ダグラス、ブライアン・サットンetc.アリソン・ブラウン(bj)、シェラ・ハル(m)等によるポーチライト・セッション・バンド他。1991年に発表されたブルーグラスの優れたドキュメンタリー映画『High
Lonesome』(SHA-604DVD)以降のブルーグラス界の動きを見据えてキーになるミュージシャンによる証言と古い貴重なフィルムと、今のミュージシャンによるパフォーマンス場面によって綴られた作品。サム・ブッシュやジェリー・ダグラス等々、第一世代を間近で見てきた第一線で活躍するミュージシャンにハイロンサムとは?ブルーグラスとは?といったテーマを語らせ、ドック・ワトソン、アビゲール・ウォッシュバーンが登場してブルーグラスから遡ったオールドタイムにまで踏み込んでいく。ディラーズの貴重なフィルムを交えてアリソン・ブラウンがバンジョーの魅力を語り、マンドリン製作家シム・デイリーの語りからクリス・シーリーの素晴らしいマンドリン・ソロに繋がる。ラストのアリソン・ブラウンとトッド・フィリップス、シェラ・ハル他による"Long
Journey Home"は圧巻。 |
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最近作/お勧め作、再入荷 |
■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品 |
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●DTT-0044 MILE TWELVE 『Onwards』CD(本体\2,450-)\2,646-
来年3月に来日が予定されているボストンの新進気鋭のブルーグラス・バンド、マイル・トゥエルブ、2015年のミニ・アルバムに続く初のフル・アルバム。2曲を除いて全曲、伝統的なブルーグラスのノウハウを踏まえたメンバーによるオリジナル・ブルーグラス。 |
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●ROU-00290 ABIGAIL WASHBURN AND BELA FLECK 『Echo in the Valley 』CD(本体\2,650-)\2,862-歌詞付
1979年に『Crossing the tracks』(ROU-0121)でソロ・デビュー以来、バンジョー音楽の可能性を広げ続けてきたベラ・フレックと、クロウハンマー奏者でソロの他、女性オールドタイムのスーパーバンド、アンクル・アールやスパロウ・クァルテット等の活動で知られるアビゲイル・ウォッシュバーン夫妻の2015年グラミーベスト・フォーク・アルバム受賞作に続く2作目。 |
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●PMR-0004 CAROLINA BLUE『SOUNDS OF KENTUCKY GRASS』CD(本体\2,450-)\2,646-
今年IBMAに行った方々が口々に素晴らしかったと大絶賛のノースキャロライナ西部地区から登場した、コーラスも楽器ワークは素晴らしい今に生きる素晴らしい正統派ブルーグラス。 |
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●COMP-4695 MIKE BARNETT『Portraits In Fiddles』CD(本体\2,450-)\2,646-
10代でジェシー・マクレイノルズ・バンドに参加後、ボストンのバークリー学院で学び、クルッキド・スキルやデッドリー・ジェントルメン等の新世代のブルーグラス・バンドで活動、現在はブライアン・サットン・バンドやリッキー・スキャッグス&ケンタッキー・サンダーで活躍する彼のコンパスからの超豪華ゲストを迎えた素晴らしいフィドル・アルバム。 |
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●MH-1701 DOYLE LAWSON AND QUICKSILVER『Life Is A Story』CD(本体\2,450-)\2,646-
スクール・オブ・ブルーグラスと称されて多くのブルーグラス・ミュージシャンを輩出してきたドイル・ローソン&クイックシルバーの最新アルバム。 |
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●WI-001 WIDE ISLAND『Going Home(本体\2,000-)\2,160-
広島と縁の深い日系オーストラリア人のブルーグラッサー=ピート・デナヒー(f)と福山を中心に活動するマエドリンこと前田宏樹(m)、アロン・マクリーン(bs)、京都出身で現在、タスマニア在住のバンジョー&シンガーソングライター松本もんつ(Bj、村田智行(g)というメンバーで結成された、その名もワイド・アイランド(広島)。 |
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●RCSI-1136 TELLICO『Relics and Roses』(本体\1,980-)\2,070-
アパラチアン・ボイスを体現、2月に来日するアーニャ・ヒンクル参加のテリコのデビュー作。アーニャのルーツィーなハスキー系の魅力的なボーカルとオリジナルを中心に、モダンなブルーグラスの曲調とディープな暖かいトーンのオールドタイミーなアパラチアの陰影に乗ったビートがとても新鮮な、若者と地ビールの街ノースカロライナ州アッシュビルで人気のバンドのデビュー作。 |
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■ブルーグラス最近作/お勧め作 |
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●PMR-0004 CAROLINA BLUE『SOUNDS OF KENTUCKY GRASS』CD(本体\2,450-)\2,646-
Enoch'S Still/Faded Rose/Dreaming Of You/The Love I'Ve Lost Today/Hell
Come The Night/No Room In My World/Are You Living Right/Her True Love Now
Is Sleeping/Bonnie Goodbye/Home/Kiss Me Once And Go Love/Just A Poor Country
Boy/Jesus Broke The Bonds/Take Me Back To Kentuck全14曲
今年はブルーグラス45が出演したことも有って、応援を兼ねてノースキャロライナ州ローリーで開催されたIBMAワールド・オブ・ブルーグラスに多くの日本人が参加していたが、そこに行った方々が口々にとても印象に残ったというトラッド・ブルーグラス・バンド=キャロライナ・ブルー。スティーブ・キャニオン・レンジャーズ、バルサム・レンジ、ダリン&ブルックス・オルドリッジ等、優れたブルーグラスの宝庫、ノース・キャロライナ州西部地区から登場、ビル・モンローやフラット&スクラッグスを踏襲した正統派ブルーグラス、キャロライナ・ブルー。バディ・パウエル(g)とティム・ジョーンズ(m)を中心に2007年に結成、現在はリース・コム(bs)、ジェームス・マクドウェル(bj)、パタクサント・レーベルからソロ・アルバムを発表していたマール・ジョーンズ(f)というラインナップ。ツイン・フィドルをフィーチャー、メロディにF&Sやレノ&スマイリーがそこはかとなく薫る"Faded
Rose"。ベニー・マーチンの美学を髣髴させる"Hell Come The Night"。オズボーンの影響が見え隠れする"Dreaming
Of You"。モンロー・スタイルのマンドリンが聞ける"The Love I've Lost Today"。"No
Room In My World"は70年代のクリンチ・マウンテン・ボーイズの雰囲気。"Bonnie Goodbye"はブルーグラスには不可欠なハードドライビングなトリオ・ナンバー。"Just
A Poor Country Boy"のバンジョー・ソロではドン・レノ、アール・スクラッグス、エディ・アドコックが次々と現れる。"Take
Me Back To Kentucky"は"Panhandle Country"をモチーフにエンディングを飾るに相応しい内容。コーラスも楽器ワークは素晴らしい今に生きる正統派ブルーグラス。 |
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●PATUX-279 KARL SHIFLETT & BIG COUNTRY SHOW『Sho Nuff Country』CD(本体\2,450-)\2,646-再入荷
ブルーグラスやカントリーの黄金期のサウンドを再現して人気のカール・シフレット&ビッグ・カントリー・ショーのパタクセント移籍第一弾。ハンク・トンプソン"Six
Pack to Go"に始まり、ハンク・ウィリアムス"My Bucket's Got a Hole in It"、ハーラン・ハワードの名曲でチャーリー・ウォーカーでヒット、ブルーグラスではデル・マッカリーの印象が強い"Pick
Me Up on Your Way Down"、ジャスティン・ハリソン(m)をフィーチャーしてビル・モンローのダウンビートのインスト"Blue
Grass Stomp"を挟んで、隠れたソングライターとして名曲を残すモンロー・フィールズの"Only You"、アウトロー・カントリー、ウェロン・ジェニングスの"Sally
was a Good Old Girl"、ビリー・ハートJr.(f)のオーソドックなフィドル曲でバック・ライアンの名演が印象に残る"Snow
Deer"、ハンク・スノウ、マック・ワイズマンあたりで有名な"The Waltz You Saved For Me"、ドン・ギブソン"Oh
Lonesome Me"、祝ノーベル文学賞!ボブ・ディラン"Walking Down the Line"、ジャンゴとグラッペリを髣髴させるスウィング・ナンバー"I
Got Rhythm"、ブルースカイ・ボーイズのオールドタイミーな"I'm Troubled"、ジョージ・ジョーンズ"Why
Baby Why"、ジャズ・スタンダードでドン・レノのバンジョー・インストとして有名な"Yes Sir That's My
Baby"ではブレネン・アーンスト(bj)をフィーチャー、ラストにボブ・ウィルスのウエスタン・スウィング"Bring it
on Down to My House"という良くぞ集めた有名曲のカバーをカール・シフレット流ブルーグラスに仕上げている。 |
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●SH-3895 BLUERIDGE『Common Ground』CD(本体\1,750-)\1,890-在庫限り
Katie's Winter Love/Shoot the Moon/Appalachian Queen/Sugar Coated Love
他全12曲
ブーン・クリーク、クイックシルバー、サードタイムアウトを渡り歩き、いわゆるコンテンポラリー・ソリッド・ブルーグラス=日本での分類ではあるが、言い得て妙である=コンポラ・ソリッドの生みの親の一人とされるテリー・バウカム。その端正なビートを生み出すバンジョーに、マンドリンのスーパーピッカーとして知られるアラン・バイビー、テナー・ボイスに定評のランディー・グラハム(bs)、ソングライターとして活躍するウェイン・ウィンクル(g)の4人が組んだブルーリッジ、1999年のデビュー作。折り目正しいステリング・バンジョーのイントロに続いてお決まりのGラン(リード・ギターも聴かせる)、そしてコブシの効いたボーカルからハーモニー、そして売り物のマンドリンのスーパーピッキンとフィドルのゲストにはロニー・ステュアート。Sugar
Coated Love以外は新しいソングライターらの曲を中心に取り上げ、コンポラ・ソリッド・グラスの典型を聴かせる。アパラチアの生活や意識を背景にした彼らのサウンドや歌詞は80年代以降、メインストリーム・ブルーグラスとして定着した。 |
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●MFS-10430 BUBBA CHANDLER『Somebody To Sing To』CD\1,000-(本体\925)在庫限り
ブルーリッジの若いブルーグラッサーに絶大の影響を与えたロスト&ファウンドの全盛期を支えたマイルドなボーカリスト、ブバ・チャンドラーが、シンガーソングライター系のカバーとオリジナルで、オールドタイム/ブルーグラス/カントリーが生まれたアパラチアの70年代を懐かしむような、ジャンルを越えた作品。ジョン・デンバー"Matthew"、アレン・ミルズ(v,bs)、ジーン・パーカーを迎えた"Rabbit
Song"、ゴードン・ライトフット"If You Could Read My Mind"、クリス・クリストファーソン"Casey's
Last Ride"等、70年代シンガーソングライターの作品を取上げている。サミー・シーラーのテレキャスター・ソロが炸裂する"Everybody's
Got Stories"他、最近、充実したブルーグラス&アメリカーナ作品をリリースするマウンテン・フィーバー・レコードの初期のリリース。 |
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●PC-6506 DARIN ALDRIDGE『Call It A Day』CD\1,000-(本体\925) 在庫限り
Pretty Words/How Could You Go/Coast Of Colorado/Call It A Day/Driving Nails/I
Don't Worry About You Anymore/Where I Am Bound/Broken Chains/Stain Glass
Tears/WIll You Be Ready/Abigails Reel/Late In The Day/Crying Holy 全13曲
嫁のブルック・アル土リッジがIBMAの最優秀女性ボーカルを受賞して大ブレークしたダリン・アルドリッジのデビューソロ・アルバム。地元でのダリン・アルドリッジ・バンドとしての自主制作盤に続くこのアルバムでは、ティム・スタッフォード(g)、ジェイソン・バールソン(bj)、グレッグ・ラック(f)などいまをときめく顔ぶれに、元同僚ジャレット・カーター(d)を加え、ショーン・レーンやアマンダ・スミス、ルー・リードなどのハーモニーを伴って、CGでは表に立つことのなかったハスキーなテナー・ヴォイスで、アマンダのハーモニーが印象的なゴスペルなど随所に本場仕込みのトラッド・ブルーグラスへの愛情を窺わせながら、すっきりとしたコンテンポラリー・ブルーグラスに仕上げている。コンポラ、トラッドのいずれにも精通した自身のオリジナル曲を主体に、ヴィンス・ギルやスキップ・ユーイングのカントリー・ヒットのカヴァーなど。 |
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●ACD-61 OLD SCHOOL FREIGHT TRAIN『Run』CD\1,000-(本体\925)在庫限り
デビッド・グリスマンの目に留まり、2000年にナショナ ル・デビューを飾った21世紀ブルーグラス、オールド・スクール・フレイト・トレイン。2009年にバンドは解散してしまったがメンバーのネイト・リースはパタクサント・レコードから独自の解釈による2枚のオールドタイム・フィドル・アルバムをリリースした他、プロデューサーとしても活躍。本作のメロディーや詩の世界は、みずみずしい感性に溢れて、新鮮に響いてくる。 |
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■インスト最近作/お勧め作 |
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●REB-1778 DOYLE LAWSON『Tennessee Dream』 CD(本体\2,450-)\2,646-再入荷
50年以上に及ぶながいキャリアをもつドイル・ローソンが、これまでにたった1枚だけ発表したマンドリン・インストの名盤。ジミー・マーティンのサニー・マウンテン・ボーイズに始まって、J.D.クロウのケンタッキー・マウンテン・ボーイズからカントリー・ジェントルメン、そして現在のクイックシルヴァーと、常に最前線にあってソリッド・ブルーグラスを作り続けてきたドイルではあるが、マンドリン・プレイヤーとして語られることは少なかった。そんな彼が、自身のマンドリンとギターに、J.D.、ケニー・ベイカー、ジェリー・ダグラスといったスーパー・ピッカーたちと作った77年作品。ゆったりとしたなかにキラリと光るものを散りばめた演奏は、さすがつわものたち。優れたバンド・リーダーであり、サウンド・クリエーター、シンガーであると同時に、卓越したプレイヤーでもあることを実証したアルバム。モンロー・メドレーとポップ・ヒット2曲のカヴァーの他はすべてドイルのオリジナル。
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■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作/お勧め作 |
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●PATUX-302 THE WILDMANS『Wandering Thoughts』CD(本体\2,450-)\2,646-
Timeless/Turbo Dog/Darlin' Corey/Wandering Thoughts/Bluegrass in the Backwoods/It
Takes One to Know One/Soggies/Summertime/Grey Eagle/Walk On Boy/Salt Creek/Wheel
Hoss/Wade in the Water/J.S. Bach: Concerto for Two Violins in Dm, 3rd Movement
ブルーリッジのど真ん中、カウンティ・セールスの所在地としてお馴染みのバージニア州フロイドのフロイド・カントリー・ストアで毎週金曜日に開かれるジャム会育ちの兄妹エリ(m)&アイラ(f)・ワイルドマン、将来が嘱望される若きオールドタイム&ブルーグラス・ミュージシャンのデビュー作。超絶テクニックを駆使してクロウハンマー・バンジョーの世界を広げるビクター・ファタード(bj)とマルチ・ミュージシャンとしてパタクセント作品ではお馴染みのダニー・ナイスリー(g)とベテラン、マーク・シャッツ(bs)がサポート。 |
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●ROU-0336 JOHN McCUTCHEON "Between the Eclipse" CD\1,000-(本体\925)在庫限り
S'Posed to Do/Mending Fences/Woman Like You/Old Coat/Same Small Town 他全10曲
ハンマーダルシマーを駆使したオールドタイム音楽をスタートに社会派フォーク・シンガーとして地位を確立したのジョン・マカッチェオンの1994年リリース、サイ・カーンとの共作を含むオリジナル・コンテンポラリー・フォーク作品集。カリプソ調からニューエイジ調まで、ホーンを含めたポピュラーな音作りで彼の新しい世界を聴かせる。ピート・ケネディーをはじめとするワシントンDC地区ミュージシャン達が好サポート。全曲歌詩付きで彼のメッセージが良く伝わってくる彼の迫力と存在感だ。 |
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■カントリー/ポップ最近作/お勧め作 |
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●PC-1207 EDDY RAVEN WITH CAROLINA ROAD 『All Grassed Up』CD(本体\2,450-)\2,646-
All Grassed Up/Too Wet To Plow/Good Morning Country Rain/Bayou Boys/Thank
God For Kids/Rollin' In My Sweet Baby'S Arms/I Should Have Called/I Got
Mexico/Who Do You Know In California/Island/Operator, Operator/Sooner Or
Later全13曲
2002年のカントリー・ゴールドで来日したエディ・レイヴェンと、先頃、カントリー・スターとの共演アルバムが好評だったロレイン・ジョーダン&キャロライナ・ロードの共演盤。 "I Got Mexico""Bayou Boys""Operator Operator""Thank God for Kids"等、エディのヒット曲のブルーグラス・アレンジや超スタンダード"Rollin' In My Sweet Baby'S Arms"に加えて、エディ流ブルーグラス賛歌のタイトル曲を含め8曲のオリジナルを提供。ロレイン(m)に加えて、ETSU出身のジョッシュ・ゴーフォース(f)、ベン・グリーン(bj)、トミー・ロング(g)、元マウンテン・ハートのジェイソン・ムーア(bs)という凄腕のサポート。
"Good Morning Country Rain"はバック・ホワイトが取上げてブルーグラスでもお馴染み。ブルーグラス賛歌といつた趣のタイトル曲を皮切りに、キャッチーなイントロに導かれてマンドリンのオブリガードが心地よい"I Got Mexico"、アコースティックなバックに切々と歌われる"Thank God For Kids"、歌の説得力は半端無い。70年代カントリーのポップさを残しながらもブルーグラスのテンションをキープしているのがこっち寄りのファンには嬉しい。良いトーンでハードにドライブするバンジョー、必要な場所に切り込むフィドル、心地よいリズムを提供するベース等、バックを勤める面々の実力は相当なもの。洗練され過ぎないところが魅力なのかもしれない。 |
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●577-8798 TYMINSKI『Southern Gothic』CD(本体\2,450-)\2,646-
Southern Gothic/Breathing Fire/Gone/Temporary Love/Perfect Poison/Devil
Is Downtown/Hollow Hallelujah/Good for Your Soul/Wailing Wall/Haunted Heart/Bloodline/Wanted/Numb
アリソン・クラウス&ユニオン・ステーションののメンバーとして又、映画『オー・ブラザー』の劇中に登場するソギー・ボトム・ボーイズとして主人公が歌う"Man of Constant Sorrow』の吹替えを務めたダン・ティミンスキー改めティミンスキーのメジャー・デビュー作はブルーグラス、カントリーから大きく踏み出したアメリカーナ/ワールド・ミュージック的な内容で、アパラチアン・トラッドの"Knoxvill Girl"や"Banks of the Ohio"のようなマーダーソングに通底するテーマではあるが、音楽のスタイル的には全く違っている。強いて言えばクリス・スティプルトン、スタージル・シンプソンといつたグラミー賞を受賞したブルーグラス出身の先鋭的なカントリー・シンガーたちと共に新たなジャンルを築いていくと予感させる問題作。本来の意味はさておいて日本の音楽シーンでゴシックと云えば黒い衣装で怪奇幻想志向のロックのイメージだが、ここでもタイトル曲の歌詞には教会の塔に止まる黒い鳥とか聖書と装填された銃等、死にまつわる武器なイメージを思い起こさせる。刺激的なサウンドではあるが、退廃的なイメージがつきまとう。キーボード、エレキギターに混じって色づけ程度にブルーグラス楽器が使われて南部のイメージを醸し出しているがアリソン・クラウス&ユニオン・ステーションやダン・ティミンスキーの他のブルーグラス・プロジェクトのファンにとっては期待外れの内容である。しかし、ここで聞かれる歌声は紛れも無くマウンテン・ソウルを湛えた彼そのもの。確かに映画『オー・ブラザー』はコーエン・ブラザーズの捻りの聞いた喜劇仕立てにはなっている物の、そこでは人種、宗教、政治等々の問題を扱って、南部の闇のような部分を垣間見ることが出来た。彼が何処まで意識しているのかは判らないが、こういったサウンドが、どこまで大きなマーケットで受け入れられるか見極めたい。
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■お勧め発掘・編集最近作/お勧め作 |
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●PC-1184 OSBORNE BROTHERS 『Nashville』CD(本体\2,250-) \2,430-
Gonna Be Raining When I Die/Muddy Waters/The Oak Tree/My Baby'S Gone/Going
Back To The Mountains/When I Stop Dreaming/The Hard Times/Half A Mind
パインキャッスル・レコード社の創業者、カーネル・トム・リグスの肝いりでスタートしたオズボーン・ブラザーズのデビューからの足跡を辿るという企画作品4部作の最終回。ケンタッキー州ハイデンをスタートにカントリーの殿堂オープリーの大スターに登りつめた彼らの安住の地となったナッシュビルと冠されたアルバムはトム・リグスの健康上の理由でこれまでリリースされなかったが、新たな経営となって再スタートした同社がこれまで未発表だった'75年のオウエン・ブラッドレイのスタジオで録音された7曲の音源と1995年のリッチー・アドラー・スタジオの音源全8曲を集めてシリーズを完結させた。'75年セッションはデル・スレッドに加えてレイ・エディントン、ピッグ・ロビンス、バッサー・クレメンツ、レオン・ローズ、ハル・ラッグ等、名うてのスタジオ・ミュージシャン達とセッションが熱い。ソニーの独創的なバンジョーが冴える。ルービンの2曲とジェイク・ランダースが3曲提供しているのも特徴的。
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■映像ものお勧め作 |
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●BRRMBGD V.A.『Moody Bluegrass:Live At The Ryman October 23,2005』2DVD SET(本体\4,200-)\4,536-
60年代末から70年代、日本でも絶大な人気のあったブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックの雄ムーディー・ブルース、美しいメロディ・ラインと幻想的なイメージャリーの「サテンの夜」などのヒット曲、『童夢』などの大作アルバムが知られている彼らの曲をブルーグラスに仕立てるという、ヴェテラン・マンドリン・プレイヤー、デヴィッド・ハーヴェイが手掛けた、一見してミス・マッチな組み合わせから生まれた秀作アルバム『Moody Bluegrass』(ROU-0550)のメンバーが集まって、カントリーの聖地、ライマン公会堂で開催された素晴らしいライブの映像集。最後の最後に、デイブ・ハーヴェイによるバンド・メンバー紹介の後にハーリー・アレン、ティム・オブライエン、ラリー・コーデル、ジョン・ランドールが登場、交互にリードボーカルを取って、延々とソロ回しをする強烈なストレートなブルーグラス・ソング"Little Maggie"、(ムーディ・ブルーのジャスティン・ヘイワードも楽しそうにギターで参加する姿が微笑ましい)、これが無いとブルーグラスは終われないのかなぁという演奏を聞かせる。 |
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楽器関連作品 |
■ギター |
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●RCSI-1153 FRETLAND『1st』 CD (本体\1,389)\1,500-
鬼怒無月、有田純弘、竹中俊二、、、日本を代表する三人の凄腕ギタリストによるフレットランドのデビュー作。ライブではデビッド・グリスマンの初期の名曲"Fish
Scale"を取上げ、グリスマンのドウグ、ベラ・フレック等の推し進めるブルーグラスかに端を発した新しいアコースティック音楽に通じるアプローチも見られる。幅広い曲調で巧みなアレンジを施して、彼等の世界へ引き込まれる。
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■バンジョー |
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●PATUX-275 BILL RUNKLE『Lonely Tonight』CD(本体\2,450-)\2,646-
ビル・ランクル!?……そう、デル・マッカーリーの大名盤『High On A Mountain』(1973)のバンジョー奏者にしてデル名曲“I'm Lonely Tonight”を書いた人物。自身のバンド、スミスホロー(ラリー・コナーg、ジュディ・ウィンターズbs)を率いての最新、おそらくデビュー作。ゲストに若手フィドラー、パトリック・マカビニューとマンドリンのジェフ・キッド。そしてデルにつづくトラッドボイスの旗手といわれるダニー・ペイズリーが“I'm Lonely Tonight”で特別ゲスト。ラルフ・スタンレーの“Hard Times”、ドン・レノの“Green ...”ほどには崩さない“Black Mountain Hop”などのDチューニング曲などのほかオリジナル含めた10曲と歌もの3曲の全13曲。1970年代の雰囲気に包まれたスリーフィンガーバンジョー作品である。
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■フィドル |
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●CO-2705 KENNY BAKER "Master Fiddler" (本体\2,450-)\2,646-
最高のブルーグラス・フィドラー、ケニー・ベイカーの68年から80年代までの素晴らしいカウンティー録音のコンピレーション。彼が生み出した数々のブルーグラス・フィドル・チューン、それはトラッドな曲を元に独自の美学で組み立てられた見事なメロディー・ラインが感動的である。全20曲、歴代のブルー・グラス・ボーイズを始め、サム・ブッシュ、ボビー&ソニー・オズボーン、バック・ホワイト等々、素晴らしいリズム隊も聞き逃せない。是非、一枚は持っておきたいです。 |
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■ドブロ |
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●RHY-1030 RANDY KOHRS『OLD PHOTOGRAPH』 CD(本体\1,750-)\1,890-
Rockwell'S Gold/The Trouble With The Truth/Lena Mae/Old Photograph/Two Boys From Kentucky/Can You Give Me A Drink/Who'S Goin' With Me/White Ring If All Those Trains Were Still Around(I'D Be An Ol' Hobo)/Don'T Let Your Wounded Heart Come Between Us/She Ain'T Comin Back/Shallow Grave
ドリー・パートンの3枚のブルーグラス作品でガッツのあるドブロ・プレイがとても印象に残った超絶テクニシャンのランディ・コーアズ、ジム・ローダーデイル他、セッションメンとしての活躍のみならずソングライターやプロデューサーとしても才能を発揮しているが、力強いボーカリストとしての実力も目を見張る物がある。ここではクレイ・へス(g)、ジム・ハースト(g)、スコット・ベスタル(bj)、ジェシー・コブ(m)、ティム・クロウチ(f)、ダリン・ビンセント(bs)他、実力者ぞろいの面々を従えて、ソリッドなブルーグラス、ロンダ・ビンセントとのデュエットによる"Don't
Let Your Wounded Heart Come Between Us"ではジョージ・ジョーンズを髣髴させる節回しが楽しめる。ドブロをフィーチャーしたアコースティック・カントリー、新しい今風アレンジを施したハードコア・ブルーグラス。強烈な黒人ゴスペルとのコラボ"Can
You Give Me a Drink"や、フォービートのド・ホンキートンク・カントリー"White Ring"(お約束通りのフィドルが美しい!!)、完璧にコントロールされた見事なアンサンブルの創り方に、ランディ・
コーアズの非凡さを強く感じる秀作だ。 |
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■日本のアーティスト |
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●KSSM-0201 SHIME『Years & Years』CD(本体\2,381-)\2,571-
東京のブルーグラス・シーンから登場して70年代のアメリカン・ロックをカバーして人気を博したテキーラ・サーキット(LDM-0201 CD\2,800-)の活動で知られるSHIME(シメ)が98年に発表したソロ・アルバム。自身のブルーグラスやカントリーのルーツを踏まえて、自身のオリジナルを日本語で、しかしキッチリと70年代ロックや南部ロックの雰囲気を漂わせる作品。全編で現在も活動を共にする西海孝(g)が参加、5曲で奥沢明雄が参加、期せずしてテキーラ・サーキットを再現。1月26日(金)には大阪アナザードリームで大阪ブルーグラス・ナイト主催のライブが予定されている。 |
★1月26日(金)「SHIME with林孝明(bs)古橋一晃(g)and久永雅史(g)小野田こうじ(bj)秋元慎(m) OPEN
18:30 START 19:30 チケット 3,500円(ドリンク代別途)
アナザードリーム(06-6211-5759)
大阪市中央区千日前1-9-7
レッドルーフプラス大阪難波 B1
*ビーオーエム・サービスにてチケット取扱中!! |
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●YTM-103 やぎたこ『I'm Here!』CD(本体\2,315-)\2,500-
2009年にディランやガスリーら、アメリカンフォークのカバーから始まったという男女デュオ「やぎたこ」、最新第3作である。今回は、北村 謙をプロデュースに、最後14曲目の“Angel
Band”ではライナー「フォークは歌詞や!」を担当した木崎豊のオートハープや鮫島敏明のギターを加えたバンドが登場するものの、それ以外は主にバンジョーとフィドルを担当するやなぎと、ギターとマウンテンダルシマーを担当する辻井のふたりだけで有名アパラチアン系トラッドが14曲、アカペラを含めたもっともシンプルでオネストな音楽形態で聴かせる。毎月、驚異的な数の全国各地のライブをこなす彼ら、われわれが愛するアパラチア音楽の伝統を多くの人に知ってもらえるきっかけになって欲しいものだ。 |
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■楽器、その他…… |
●ゴールド・スター・バンジョー (1970S)1970年代後半、ツーピース・フランジ、アーチトップ、メイプル、ナチュラル仕上げ。(本体\98,000-)\105,840-
●ウォッシュバーン・パーラー・ギターStyle-5327 1920−30年代 ブラジリアン・ローズ、00サイズ (本体\350,00-)\378,000- |
詳細写真は下記をクリックしてください
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●楽器のメンテナンス承ります
春の野外フェスティバル・シーズンに備えてお手持ちの楽器のメンテナンスのお手伝いさせてもらいます。
ギター、マンドリン、バンジョー、フィドル、ドブロ、ベース等々、フレット交換、弓の毛替え、バンジョーのセットアップ等々、長年の実績と経験で適所にて修理調整を行います。 先ずは相談下さい!!
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●MISC-0007 REMO『Banjo Head』(本体\3,500-)\3,780-
新年を迎えて気分も新たにバンジョー・ヘッドの交換などは如何でしょうか?ブルーグラススタンダード、レモ社のバンジョー・ヘッド。バンジョー・ヘッドのベストセラー。
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●MISC-0030 GROVER BANJO BRIDGE 5/8 (本体\1,500-)\1,620-
長らく品切れ中でした、GIBSON社純正ブリッジに採用されていたグローバー社ミンストレル。ブリッジ5/8インチ、久々に入荷しました。3本足でメープル材の上にエボニー・トップというブルーグラス・バンジョーの永遠のスタンダードです。 |
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輸入雑誌 |
■バンジョー・ニューズレター誌 |
世界唯一の米国産バンジョー専門月刊誌。毎号タブ譜満載(ウェブサイトから「MP3」で音源入手可!!)、バックナンバーもお問い合せ下さい。探しておられるタブ譜の曲名や演奏スタイル、またお気に入り奏者の特集も探します。収蔵曲のCDやDVDなども在庫していますので、お問い合わせください。 |
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● BNL-17/12 017年12月号 \950-
カバーストーリーはクリス・ジョーンズ&ナイトドライバーズの女性バンジョー奏者、ジーナ・クロウズ、フォーク系バンジョー奏者でブラザーズ・フォーやキングストン・トリオと共演経験を持つボブ・ハワース、初心者コーナーはクリスマスに因んでタプ譜"It Came Upon a Midnight Clear"、スクラッグスのコーナーは1992年のライブ・ジャムから"Auld Lang Syne"(蛍の光)、トム・アダムスのコーナーではルディ・ライルのビル・モンローのデッカ録音から"On and On"他、バンジョー情報満載の40頁。 |
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●BNL-17/11 017年11月号 \950-
カバーストリーはクラシカル・バンジョーの第一人者、ジョン・ブラード、タブ譜「バンジョーの為のスラー」アイラ・ギトリンによる2017年IBMAワールド・オブ・ブルーグラスのレポート、2017年ウィンフィールドのコンテスト、フォークリバイバルで活躍したトム・ペリーの追悼記事。スクラッグスのコーナーはラジオ・ショー音源から"Pretty Polly"、トム・アダムスのハイポジョン講座はタブ譜"Take This Hammer"、初心者コーナーはスタンレー・ブラザーズの"How Mountain Girls Can Love"を課題曲に。今月のタブはビル・エマーソンのカントリー・ジェントルメン時代の"Redwood Hill"他、バンジョー情報満載の40頁 |
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■ブルーグラス・アンリミテッド誌 |
米国最大のブルーグラス月刊専門誌。お探しの記事などバックナンバーもお問い合わせください。 |
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●BU-18/01 2018年1月号 \1,080-
毎年1月号はブルーグラス・フェスティバル特集号。年間スケジュールを網羅した2018年のフェスティバル・ガイド。カントリー音楽発祥の地として知られるブリストルのダウンタウンで開催されるブリストル・リズム&ルーツ・リユニオン。ウエスト・バージニア州クリフトップで開催されるアパラチアン・ストリングバンド・ミュージック・フェスティバル他。 |
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●BU-17/12 2017年12月号 \1,080-
カバー・ストーリーは絶大な人気を誇るデイリー&ビンセントのオーブリーのメンバーになって10年記念と最新作。第28回IBMAアワードのレポート。ドック&マール・ワトソン、1974年のライブ音源を集めたボックス・セット、スティーブ・ディリングを中心に結成されたサイドライン、クリンチ・マウンテン・ボーイズを正式に引き継いで活動知友のラルフ・スタンレーII他。 |
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■オールドタイム・ヘラルド誌 |
米国産アメリカンルーツ/オールドタイム音楽専門誌。アメリカ伝統音楽研究に必読の良書!!バックナンバーが揃っています。お問い合わせください。
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●OTH-1405 OLD-TIME HERALDVOL.14 NO.5 \1,425-
カバーストーリーはヴァージニア州フロイド生まれの盲目のアパラチアン・ブラッド・シンガー、ブラインド・アルフレッド・リード、ウェスト・バージニアのフィドラー、ボビー・テイラー他。 |
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月刊『ムーンシャイナー』 |
1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス専門誌。日米ブルーグラスのホットな話題から、音楽の真髄を探求する月刊誌。
■定期購読:1年¥6,300-半年¥3,450-
お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。
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●MS-3503 2018年1月号(通巻411号)\540-
1958年1月、日本ブルーグラス元年!〜60年前、初ブルーグラス音源『新聞売りのジミイ少年」発売、「ワイドアイランド」オーストラリア最優秀ブルーグラス候補、ブルーグラスヴォーカリスト「SHIME」ポールラッシュ祭にて、ブルーグラスを弾こう!K「I-IV-I-Vの基本バックアップコードの巻」/お年玉!?バンジョータブ譜「お正月」、ドキュメント映画『ポーチライトセッション』、「鷲見明保」全米フィドルコンテスト3位入賞!リポート前編、宮本 有の“Foggy Mountain Breakdown”「霧山に迷い込んで」A、学生ブルーグラスプロファイル#55 名古屋大学「今井 安里沙」、成田勝浩のロンサム・エアポート百五十三話「紆余曲折」、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスだけの月刊誌です! |
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●MS-3502 2017年12月号(通巻410号)\540-
IBMAワールドオブブルーグラス2017後編「カントリージェントルメン トリビュートとワイドオープンブルーグラス」、ネッシーエクスペディション「関西/東海ツアーを終えてブルーグラス東西問題!」京都産業大学ブルーグラス研究会かくありき「ブルーリッジマウンテンボーイズ史」後編、ブルーグラスを弾こう!J「Key of F」で弾く
“I'm On My Way Back to the Old Home”の巻、「霧山崩落」の衝撃!、1937-1938組ブルーグラスの真実……!?、宮本 有の“Foggy Mountain Breakdown”IBMAワールドオブブルーグラス2017後編、学生ブルーグラスプロファイル#54 京都大学「鈴木 裕太」、ブルーグラス史観アメリカ音楽史概論#90「1927年H、番外編・ブリストル観光案内後編」、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ他、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスだけの月刊誌です! |
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コンサート情報 |
◆やぎたこ
最新CD『We Shall Overcome』を発表したルーラルアメリカンな男女オールドタイム
・デュオ
1月21日(日)横浜、自家焙煎珈琲 陽のあたる道045-744-7017
1月21日(日)東中野、Cafeじみへん090-9242-6183。「6周年記念東中野ミュージッ
クフェス」(やぎたこは夜の部に参加予定)
1月27日(土)熱海、Billy's(080-4883-7731)
1月28日(日)伊豆市修善寺、琴茶庵0558-73-2313
2月2日(金)花巻、せがわ京染店0198-24-4333
2月3日(土)宮古、カントリーズ・カフェ0193-64-3451
2月7日(水)藤沢、中華三番0466-45-3777
2月10日(土)京都、京都市北いきいき市民活動センター。「フォークソングが日本に
やってきて半世紀……フォークソングの源流をたずねて」。w/ ウェルズ恵子、古川 豪
2月11〜12日(日、月)京都、Music & Art Gallery VEGA。CD発売記念ライブ。11日は
18時、ゲスト:古川豪、長野たかし。12日は15時、ゲスト:北村謙、木崎豊。20名限定
、要予約、\3000-。(予約)vega@officeken.net
総合(問)yanagi_yagitako@yahoo.co.jp
◆アーニャ・ヒンクル
ブルーリッジのオールドタイムとピードモントのブルースをベースにしたニューグラ
スなソングライター
1月20日(金)長野、大鹿村 @Piggott House
1月21日(土)渋谷、フライング・ブックス、w/スーマー
1月26日(金)岡山、城下公会堂。w/パイレーツカヌー
1月27日(土)広島・府中市、府中第一ホテル
1月28日(日)松山、Y's Cafe
2月1日(木)大阪、ムジカジャポニカ。w/パイレーツカヌー
2月2日(金)京都、一乗寺・インキョカフェ、w/スーマー
2月4日(金)京都、グローブマウンテンコーヒー、w/スーマー
2月11日(日)京都、拾得。withパイレーツ・カヌー
総合(問)https://www.facebook.com/anya.hinkle
◆1月20日(土)新潟「第31回新潟ジャズ・ストリート」新潟市、カポタスト025-250-
0290。12時。出演:グラス・ピッカーズ、アイランド・グラス、鉄かぶとfrom東京、サ
ザン・マウンテン・ボーイズ・エターナルfrom関西大学OBほか
◆1月20日(土)愛知「Bluegrass Meeting 2018 Winter Vol.24」北名古屋市総合福祉
センターもえの丘。14時、無料。地元や名大の若手バンドが多数出演。(問)オール・ザット・グラスhttp://allthatgrass.music.coocan.jp
◆1月21日(日)大阪「オールドタイム・ジョイントライブVol.2:Joke on the Pupp
y Old-Time Stringband/Old Tyme Cooking」神崎川、アビリーン06-6399-5335。14時
、\2500-。
◆1月26日(金)大阪「大阪ブルーグラスナイト・プレゼンツ・スペシャルライブ:SH
IME w/林孝明(bs)、古橋一晃(g)」千日前、アナザードリーム06-6211-5759。今回は千
日前ブルーグラスアルバムバンドの久永雅史(g)、小野田こうじ(bj)、秋元慎(m)とのセ
ッションも予定。(問)秋元慎shina@bomserv.com
◆1月27日(土)愛知「千日前ブルーグラスアルバムバンド/Tea Time Breakdown(名
大)」名古屋、りとるびれっじ052-732-7210
◆1月28日(日)大阪「ブルーグラス・ランブル19周年記念公演」堂島、ミスターケリ
ーズ06-6342-5821。13時、\3000-。稲葉和裕(g)、伊藤創平(m)、ランディー・コットン
(bj)、蔦川元(f)、石平祐二(bs)(問)ホワイト・オーク・スタジオ0798-72-0984
◆2月14日(水) 大阪「大阪ブルーグラス・ナイト」千日前 アナザードリーム 06-6211-5759
(問)秋元慎shina@bomserv.com
◆2月17日(土) 大阪「きたむらいづみwith大矢貞男(f)、秋元慎(m)」神崎川 アビリーン06-6399-5335。18時、\3,000-
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