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      B.O.M.Newsletter #421
                 2015年11月11日  
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目   次
 今月のサブさん特選  
新入荷リスト   
   ■ニュースレター#421 新入荷ダイジェスト
   (ブルーグラス)
   (インスト)
   (オールドタイム/フォーク)
   (カントリー/ロック&ポップ)
新入荷作品、詳細   
   ■ブルーグラス新入荷
   ■インスト新入荷
   ■オールドタイム/フォーク新入荷
   ■カントリー/ロック&ポップ新入荷
   ■映像モノ新入荷
最近作/お勧め作、再入荷   
   ■クリスマス・アルバム
   ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
   ■[2015年IBMAアワード受賞作品より
   ■祝結成50年 シャギーマウンテンボーイズ
   ■アパラチアンボイスの源流「1927年夏ブリストルセッション再訪」
   ■モンローズミュージックの軌跡
   【ムーンシャイナー11月号レビュー紹介作品】
   ■ブルーグラス最近作/お勧め作
   ■インスト最近作/お勧め作
   ■オールドタイム/フォーク最近作/お勧め作
   ■カントリー最近作/お勧め作
   ■お勧め発掘・編集最近作/お勧め作
   ■映像ものお勧め作
 楽器関連作品   
   ■ギター
   ■バンジョー
   ■マンドリン
   ■フィドル
   ■ドブロ
楽器、その他……   
定期刊行雑誌   
   ■バンジョー・ニューズレター誌
   ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
   ■オールドタイム・ヘラルド誌
月刊『ムーンシャイナー』   
B.O.M.ご利用方法   
[LATE ARRIVAL]
先ほど入荷しました 
 

 十一月十一日は電池の日だって……。すがすがしい秋の空だけど、そういえば今年、秋ってあったっけ? めちゃ暑いのんから急に寒くなって……、なんか変ですね。
 秋フェスも終わって、今年の野外シーズンは終わり。もうすぐ師走です。すばらしいレコードが次々と発表されています。じっくり腰を落ち着けて、一所懸命に音を楽しみたい秋、もう少し長く、お願いね……!?

 ムーンシャイナー11月号の表紙、ビル・キース。どうしようかと迷ったんだけど、嬉しそうなビルを見てもらいたくて……。でも10月23日に亡くなってしまいました。享年75(歳)。12月号で追悼特集しますので想いのある方、11月16日までにメールください。

■月刊ブルーグラスジャーナル「ムーンシャイナー」
 創刊33年目!最新11月号は、第26回IBMAアワードショウ リポートほか、結成50年を迎えた神戸のシャギーマウンテンボーイズ、鎌倉/ナッシュビル友好協会イベント写真リポート、祝グランドオールオープリ放送開始90年「アメリカンエンターテイメント物語」@、アパラチアン ボイスの源流「1927年夏 ブリストル セッション再訪」D、秋元慎のモンローズミュージックの軌跡D「Mr. Blue Grass〜フォークリバイバルの時代へ」、New Look「フラットロンサム」ほか、日米ブルーグラス情報満載のブルーグラスだけの月刊誌です!
 発行33年目を迎えた月刊「ムーンシャイナー」定期購読は1年間(12冊)\6,300- 半年間(6冊)\3,450-。単冊\540-(+送料\78-)。定期購読は購読開始希望月をお知らせくだされば早速お送りします!! また情報提供、そしてご自由なテーマでのご寄稿など……、なにとぞムーンシャイナーにご協力を、よろしくお願いします!

■全国イベント・カレンダー
 以下、ムーンシャイナー誌11月号に寄せられたイベントです。なお、ここに掲載するのは、個別バンドのライブでは来日および国内バンドの遠征ライブやツアーのみ、またローカルではフェスやコンサートなど企画物イベントのみです。それ以外のライブやコンサート、全国各地の定期イベントなどは月刊ムーンシャイナー誌をご参照ください。
◆The CASH「秋の足音2015」
 井上太郎(md)、ドラマ”Mother”主題歌で知られる琵奈子(gt)、センチメンタルシティロマンスの瀬川信二(bs)のトリオ。アルバム『The Cash』(\2,000-在庫あり)

11月27日(金)ひたちなか市、Swing(029-274-2739)
11月28日(土)会津若松市、街バルで盛り上がらNight、ルネッサンス中の島(3F・4F)(問)Like会津実行委員会
11月29日(日)新潟、ソクラテス(025-241-7702)
◆やぎたこ
 CD『I'm Here』(\2,500-在庫あり)を発表した男女オールドタイム・デュオ
11月20日(金)京都西陣、ビンセント075-441-3312「ブルーグラス・デイ」
11月21日(土)京都嵐山、音や075-862-1225
11月22日(日)和歌山、レモネードカフェ073-428-3210
11月27日(金)京都一乗寺、のん075-721-3260
11月28日(土)大阪、パールヴァティ06-7501-9822
11月29日(日)大阪、オッピドム06-6151-8106
12月4日(金)千歳、カトマンズ・クラブ090-3115-4153
12月5日(土)旭川、グッド楽0166-22-5775
12月6日(日)札幌、Jack in the box(011-736-7736)
12月12日(土)岐阜美濃加茂、ワンダーランド0574-25-2281
12月13日(日)岐阜、地球YA(058-263-5108)
12月19日(土)松本、マイシャトー0263-86-0959
12月20日(日)長野、ロズベリー・カフェ026-266-0190
総合 (問)yanagi_yagitako@yahoo.co.jp
◆11月15日(日)神奈川「第40回ビッグ・マウンテン・オープリー」伊勢原市民文化会館小ホール。11時45分、無料。(問)BMO実行委員会http://www2h.biglobe.ne.jp/~foj/BMO.htm
◆11月15日(日)兵庫「茂泉次郎Special Edition」西宮、壱服庵0798-51-0210。茂泉次郎(f)秋山龍哉(g)今村日利(bj)平井秀道(m)久永雅史(bs)。茂泉次郎、関西では久方振りのブルーグラスセットによる単独ライブ
◆11月15日(日)鳥取「第8回ラブかにライブ」米子、ハイハイピカドス0859-35-3377。11時半、\1000-(飲食代別)。関西学院大学アメ民OBほか。ゲスト:安来カントリーボーイズ、坂本愛江、荻野信彦、イッツ・ア・クライン・タイムほか
◆秋元 慎バンド
 1年ぶりの関東ツアー、秋元 慎(md)、広田みのり(gt)、村片和彦(bj)、塚本 整(bs)
11月21日(土)銀座ロッキートップ(03-3571-1955)
11月22日(日)小平、ブルーグラスギャザリング
◆11月28日(土)岡山「倉敷Bluegrass忘年会2015」イオンモール倉敷東「五六八(ごろはち)」。18時、\5〜6000-(飲み放題、食べ放題)。楽器持参で弾き放題、歌い放題。(要予約)池田0866-93-9669、lindalou_bluegrass@mac.com
◆11月28日(土)徳島「大阪経済大学OBブルーグラス・パーティ」安芸郡東洋町、アントダイナ0887-29-2080
◆ウィ・バンジョー・スリー
 「アイリッシュ・オールドタイム・ブルーグラス」という触れ込みで、バンジョーをメインにしたアイリッシュバンド
12月3日(木)兵庫「ケルティック・クリスマスin 兵庫」西宮、兵庫県立芸術文化センター0798-68-0255
12月5日(土)東京「ケルティック・クリスマス2015」すみだトリフォニーホール大ホール。17時15分」
12月8日(火)大阪「ウィ・バンジョー・スリー×ハンバート・ハンバート」梅田、クラブ・クアトロ。19時、\4800−
12月9日(水)愛知「ウィ・バンジョー・スリー×ハンバート・ハンバート」名古屋、クラブ・クアトロ。19時、\4800-
12月10日(木)東京「ウィ・バンジョー・スリー特別公演〜バンジョーと三味線の出会い〜」三鷹市公会堂光のホール。19時、\4500-、23歳以下\3500-。ゲスト:上妻宏光
12月11日(金)東京「ウィ・バンジョー・スリー×ハンバート・ハンバート」渋谷、クラブ・クアトロ。19時、\4800-
12月12日(土)埼玉「ウィ・バンジョー・スリー×ハンバート・ハンバート」所沢市民文化センターマーキーホール。15時
12月13日(日)福岡「ウィ・バンジョー・スリー」福岡、住吉神社能楽殿。17時、前\5000-当\5500-
◆12月12日(土)東京「<BGスペシャル・ナイト>レッド・ジンジャー/トム・コリンズfrom東北大/あべかわfrom北大」銀座、ロッキー・トップ03-3571-1955
◆12月19日(土)東京「世界の民族音楽を聴くレクチャー&コンサート『バンジョーの響き、その誕生から現在まで(石川修次/原さとし/青木 研)」明治大学リバティアカデミーオープン講座。14時〜16時半、一般\2000-会員\1000-(問)明治大学リバティアカデミー事務局03-3296-4423
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ムーンシャイナー誌取扱店
ニセコ・ブルーグラス(倶知安)、トーンポエム(小樽)、おーるどたいむ(越谷)、オン・ザ・ボーダー、ロッキートップ、ウッドマン、ハートマン・ギターズ(東京)、くらま楽器(滋賀)、Jeugia四条店(京都)、梅田ナカイ楽器、アコースティック・ハーモニー(兵庫)、西野楽器(熊本)。少数でもOKです。MS誌取り扱い店募集中!
 今月のサブさん特選
  BCD-16094 V.A.『Bristol Sessions 1927-1928』CD5枚組+120頁ハードカバー本(本体\19,250-)\20,790-

 ムーンシャイナー7月号から連載している2枚組CD『Orthophonic Joy』(本体\2,750-)解説部分の翻訳連載「アパラチアンボイスの源流〜1927年夏 ブリストルセッション再訪」は、20世紀初頭のアパラチアの生活や文化、そして人々の感覚を見事に伝えてくれるブリストルセッションにまつわる素晴らしい物語、作者はマーク・トウェイン博物館の事務局長シンディ・ラヴェル博士。本作はそんな物語を生んだブリストルセッションの全容を収めた凄い、究極の超豪華ボックスセット。
 オールドタイムやブルーグラス、そしてロカビリーからロックを含めた広義のカントリー音楽、そのビッグバンと位置付けられ、カーターファミリーやジミー・ロジャーズをはじめ、さまざまなアーティストが発掘された「ブリストルセッション」の第1回、1927年夏の12日間、19のアーティストによる76曲と、あまり知られていない超レアな翌1928年の録音と合わせて全124曲を完全収録。第54回グラミー賞で最優秀歴史アルバムと最優秀ライナーノーツのダブルノミネーションをした究極の超豪華ボックスセットである。その凄いLPサイズのハードカバー120頁の本とともに、居間にデーンと置きたいフォーク、ブルーグラス、カントリー、ロックに至るアメリカ南部白人系音楽のもっとも重要な歴史遺産である。 
 新入荷リスト
 ■ニュースレター#421 新入荷ダイジェスト
 (ブルーグラス)
  RB-2015 RON BLOCK『Hogan's House of Music』CD(本体\2,650-)\2,862-

 大ヒット間違いなし!! 超強力なロン・ブロックのソロ第4作にして初のバンジョー集! 楽器特性を突き詰めた一曲目のオリジナルからフォスター、ジミー・マーティン、そして「埴生の宿」まで、スクラッグス丸コピー含め超豪華ゲストの凄い音も! 詳細解説はインスト新入荷参照
  REB-1855 MARK KUYKENDALL, BOBBY HICKS & ASHEVILLE BLUEGRASS『Down Memory Lane』CD(本体\2,450-)\2,646-

 久々に見事なソリッドグラス、じつに気持ちのいいビル・クリフトンの“You Go to Your Church”、ディキシージェントルメン“Will You Wait For Me”など、カバー選曲も秀逸。マーク・カイケンダルとボビー・ヒックスが率いるアッシュビルブルーグラスのデビュー作。トラッドグラスファン必聴の大推薦作! 詳細はブルーグラス新入荷参照
  RBST-2015 MIPSO『Old Time Reverie』(本体\2,450-)\2,646-(歌詞付き)

 2013年に来日、主に学生たちを頼ってツアーしたミプソの最新第3作。女性フィドルのリビーを迎えたジェイコブ・シャープ(md)、ジョセフ・ターレル(gt)とウッド・ロビンソン(bs)、1970年代シンガーソングライター系さわやか路線に絶妙のハーモニーと整理しまくったアコースティックを載せる見事な出来栄えで現在全米ツアー中! 詳細はブルーグラス新入荷参照
  MH-1625 FLATT LONESOME 『Runaway Train』CD(本体\2,450-)\2,646-

 2014年IBMA年間最優秀新人に選ばれた新進気鋭のバンド、現在、もっとも注目される若手ブルーグラスのフラットロンサム、最新第3作。グラム・パーソンズとカントリーガゼットで知られる“Still Feeling Blue”ほか、IBMAアワードショウ出演で好評を得た“You're the One”など、ブルーグラスバンドとして充実した作品。詳細はブルーグラス新入荷参照
  JG-2015 JEREMY GARRETT『The RV Sessions』CD(本体\2,450-)\2,646-

 インファマス ストリングダスターズのフィドルとリードボーカルを担当するジェレミー・ギャレット、2009年にシュガーヒルから発表されたデビューソロ『I Am A Stranger』(フラット&スクラッグスの“What's Good for You”ほか、まずはこちらお薦めの秀作)につづく最新自費制作ソロ集。詳細はブルーグラス新入荷参照
  HMG-1016 DONNA ULISSE『Hard Cry Moon』CD(本体\2,450-)\2,646-

 次々と新作を発表するドナ・ユリッシー、これで9作目の最新作。今回はブライアン・サットン(gt)をプロデュースに、スコット・べスタル(bj)、ステュアート・ダンカン(fd)、デニス・クラウチ(bs)、ケイシー・キャンベル(md)という申し分のないバックアップで、その素晴らしいボーカルと女性らしいオリジナルを聴かせてくれる。詳細はブルーグラス新入荷参照
  JSI-2015 JOE AND STACY ISAACS 『Happy Father's Day Daddy: In Memory of Mom and Dad』CD(本体\2,450-)\2,646-

 1960年代からラリー・スパークスとグリーンブライアーボーイズといった、もっとも濃い田舎と超先端ニューヨークでブルーグラスしたジョー・アイザックス、今どきとは思えない濃ーいスタンレー節が心に響くゴスペル秀作。詳細はブルーグラス新入荷参照
  RUR-1132 BILL EMERSON & Sweet Dixie『Gospel Side』CD(本体\2,450-)\2,646-

 もっとも美しいスリーフィンガーロールと言われるビル・エマーソンが率いるスウィートディキシーの最新第5作はゴスペル集。収録曲目と解説はブルーグラス新入荷参照
  REB-7525 THE FORBES FAMILY『A Forbes Family Treasury - Volume 1』(本体\1,980-)\2,138-

 1980年代はじめ、その清涼なボーカルで学生の間でも人気の出たリサ・フォーブスを中心にした四姉妹兄弟のフォーブス・ファミリー、中でも日本の多くのバンドか取上げた"Living in the Name of Love"を収録した初期ベストアルバム第1集。続編『A Forbes Family Treasury Volume 2』(REB-7526 本体\1,980-)も入荷中。詳細はブルーグラス新入荷にて。
  ROU-3755 COX FAMILY『Gone Like the Cotton』CD(本体\2,450-)\2,646-

 アリソン・クラウスがプロデュースして17年ぶりに完成させた極上のアコースティック系カントリーサウンドとブルーグラスソングのコラボと呼べる、極めて洗練された作品である。詳細はカントリー新入荷参照
 (インスト)
  CJA37992 CHICK COREA & BELLA FLECK『Two』CD2枚組(本体\3,200-)\3,456-

 ジャズピアノの第一人者チック・コリアとバンジョーの巨匠ベラ・フレックのピアノとバンジョーのデュオ作品第2弾。70年前にスクラッグスが弾きはじめたスリーフィンガーバンジョーがこんなに美しい音世界を創る! バンジョー愛に満ちた作品。詳細はインスト新入荷参照
  RB-2015 RON BLOCK『Hogan's House of Music』CD(本体\2,650-)\2,862-

 大ヒット間違いなし!! 超強力なロン・ブロックのソロ第4作にして初のバンジョー集! 楽器特性を突き詰めた一曲目のオリジナルからフォスター、ジミー・マーティン、そして「埴生の宿」まで、スクラッグス丸コピー含め超豪華ゲストの凄い音も! 詳細解説はインスト新入荷参照
  TRS-7007 TIM SMITH & FRIENDS『Fiddler - Volume 2』(本体\2,450-)\2,646-

 ノースカロライナを本拠に活躍をつづけるフィドラー、ティム・スミス、1978年のデビュー作以来、自身の6枚目となるソロアルバム。モンローからスウィングまで、几帳面なブルーグラスフィドルを聴かせる。解説はインスト新入荷参照
 (オールドタイム/フォーク)
  CO-6001 V.A.『Legends of Old Time Music: 50 years of County Records』CD4枚組+LPサイズ28頁冊子(本体\9,000-)\9,720-

 20世紀、われわれの時代にアパラチアに実在した、しかし今ではなくなってしまった真正オールドタイムの極め付けコレクション。トミー・ジャレル、E.C.ボール、フレッド・コッカラム、クラーク・キッシンジャーほか、未発表30曲を含む全113曲をLPアルバムサイズのボックスセット。カウンティレコード50年を記念する大秀作。ブルーグラス直系アパラチア音楽探求への決定盤! 収録曲リストと詳細はオールドタイム新入荷にて
  JSP-77186 CLARENCE ASHLEY『Country Music Pioneer 1927-1935』CD4枚組(本体\5,500-)\5,940-

 戦前、つまりアメリカンポップ音楽に影響される以前、アパラチアの山々に19世紀以来潜んでいた“CooCoo Bird”や“House Carpenter”、“Little Sadie”など、20世紀中盤のフォークリバイバルの基になったクラレンス・アッシュレーらの録音集。収録曲目や解説はオールドタイム/フォーク新入荷にて。
  NOT3CD-058 V.A.『Newport Folk Festival 1959』CD3枚組(本体\1,750-)\1,890-
NOT3CD-076 V.A.『Newport Folk Festival 1960』CD3枚組(本体\1,750-)\1,890-


 上記2種の各3枚組セットはイギリスの超廉価レーベル、ノットナウミュージックによるニューポートフォークフェスのライブ集。1959年にはアール・スクラッグスが単独で、1960年にはフラット&スクラッグスとして出演しているほか、1960年前後のフォークリバイバルからフォークブームに向かう前夜、ジョーン・バェズやニューロストシティーランブラーズの登場などが収められている。収録曲目はオールドタイム/フォーク新入荷にて。
 
 (カントリー/ロック&ポップ)
  ROU-3755 COX FAMILY『Gone Like the Cotton』CD(本体\2,450-)\2,646-

 アリソン・クラウスがプロデュースして17年ぶりに完成させた極上のアコースティック系カントリーサウンドとブルーグラスソングのコラボと呼べる、極めて洗練された作品である。詳細はカントリー新入荷参照
  ROC-3037 BUCK OWENS & SUSAN RAYE『Merry Christmas from Buck Owens & Susan Raye』CD(本体\2,450-)\2,646-

 バック・オウエンスとボーカルパートナー、スーザン・レイによる1971年発売のクリスマス・アルバム。収録曲目、解説はカントリー新入荷参照
  BACM-475 V.A.『Kentucky Round-Up』CD(本体\2,450-)\2,646-

 イギリスの超マニアックなレーベル、英国カントリー音楽アーカイブ(BACM)発掘モノの最新作はケンタッキー出身ほぼの無名なシンガーたち集。ロカビリーとシナトラなどのポップがトレンドだった1950年代後半から1960年代初頭の時代、ケンタッキーのフツーのスター候補たち。収録曲目、解説はカントリー新入荷参照
 新入荷作品、詳細解説
 ■ブルーグラス新入荷
  RB-2015 RON BLOCK『Hogan's House of Music』CD(本体\2,650-)\2,862-

 大ヒット間違いなし!! 超強力なロン・ブロックのソロ第4作にして初のバンジョー集! 楽器特性を突き詰めた一曲目のオリジナルからフォスター、ジミー・マーティン、そして「埴生の宿」まで、スクラッグス丸コピー含め超豪華ゲストの凄い音も! 詳細解説はインスト新入荷参照
  ROU-3755 COX FAMILY『Gone Like the Cotton』CD(本体\2,450-)\2,646-

 アリソン・クラウスがプロデュースして17年ぶりに完成させた極上のアコースティック系カントリーサウンドとブルーグラスソングのコラボと呼べる、極めて洗練された作品である。詳細はカントリー新入荷参照
  REB-1855 MARK KUYKENDALL, BOBBY HICKS & ASHEVILLE BLUEGRASS『Down Memory Lane』CD(本体\2,450-)\2,646-

Sweetheart of the Mountains/I Wonder Why You Said Goodbye/You Go to Your Church/End of Memory Lane/Never Again/On the Evening Train/Old Mountain Home/Girl of My Dreams/Coming Home Never to Part/Jesus Rescued My Soul/Will You Wait for Me/Love and Wealth/A Beautiful Life.

ノースカロライナ州アッシュビル、アパラチア山脈ブルーリッジの中で、もっとも魅力的な街からデビューしたマーク・カイケンダルと、ブルーグラスレジェンド、ボビー・ヒックスが率いるアッシュビルブルーグラスのデビュー作。
 マークのさわやかに軽いのだけれど感情のこもったボーカルは、恐らくオリジナルへのリスペクトと愛情から磨き上げられたのだろう、カーティス・ブラックウェルを思い出してしまった。そして82歳のボビーのフィドルは、持ち前のダブルストップでサウンドを誘導していくさすがのレジェンド貫禄。そしてそのふたりに寄り添うのは、きっちりとした安定スクラッグスロールと安心フレーズのセス・ラインハル(bj)、今風ブルーリッジ系でありながらトラッド曲に配慮したニック・チャンドラー(md)、そしてテナーもこなすニック・ドウフィネイス(bs)。なお2曲でドイル・ローソン(md)が友情出演。
 チャーリー・モンローの“End of Memory Lane”(わがレッドクレイのクライングタイムが1971年にブルーグラスで初めて取り上げ、米国で評判になった名曲)、ビル・クリフトンの“You Go to Your Church”、ディキシージェントルメン“Will You Wait For Me”、これを聴くと何故かロストシティーの野崎謙治さんを思い出す“I Wonder Why You Said Goodbye”、モンローの厳しい“Never Again”、ハイロ・ブラウン/フラット&スクラッグス“Love and Wealth”、みんな大好きゴスペル“Beautiful Life”ほか、非常に趣味のいい選曲が物語るように、マーク自身のオリジナル5曲も、とても素晴らしいトラッドグラスの雰囲気を放つ秀作だ。
 レイモンド・フェアチャイルドらと活躍していたマーク、子育てのためにアンティークカービジネスに入って15年、さまざまなジャムでブルーグラスは続けていたものの第一線を退いていた彼がそろそろ手が離れはじめ、ティーンエイジャーとなった娘のために録音を思いつき、完成した録音をソニー・オズボーンに聴かせたところ、レベルレコードに持ち込むようにアドバイスされたという。ビル・モンローの最晩年、1994年から95年にかけてテイター・テイトの体調不良のとき、ビル・モンローのブルーグラスボーイズでベースを担当した。
 ノースカロライナ州アッシュビルは、1928年に開かれた世界初のフォークフェス『マウンテンダンス&フォークフェス』が現在もつづくように、伝統を大切にしつつ、若者が多いヒッピー文化も息づく街。5年連続で「全米一の地ビール産地」と君臨し、「全米でもっとも住みたい10の街」、「芸術的な小都市25のひとつ」、ハフィントンポストは、「南部でもっともロマンチックな9ヶ所の街のひとつ」や「南部のヒッピーキャピトル」と認め、……そのほかさまざまな文化的なランキングで上位を占めるブルーリッジパークウェイが街の真ん中を走る街。そのバンコム郡周辺は、「木を揺するとバンジョー奏者が落ちてくる!?」とまで言われる土地柄、そんなところで昼夜ジャムに興じるブルーグラスフリークたちが立ち上げた、「これ!好きやネン?」と言った、襟を正したくなるような21世紀に生きるアーリーブルーグラスサウンドがいっぱい!
  MH-1625 FLATT LONESOME 『Runaway Train』CD(本体\2,450-)\2,646-

You'll Pay/Still Feeling Blue/You'Re The One/In The Heat Of The Fire/Don't Come Running/In The Morning/Road To Nottingham/New Lease On Life/Casting All Your Care On Him/Mixed Up Mess Of A Heart/Letting Go/Runaway Train.

 2014年IBMA年間最優秀新人に選ばれた新進気鋭のバンド、現在、もっとも注目される若手ブルーグラスのフラットロンサム、最新第3作である。(以下、ムーンシャイナー11月号より)ブルーグラスの深いルーツに根差しながら、柔軟にカントリーからプログレッシブなジャムグラス、ソウルフルなゴスペル音楽も熟す。そして決してトラディショナルなエッセンスを失うことは無い。
 フラットロンサムはダルトン・ロバートソン牧師と彼の妻リサの三人の子供たち、ケルシー、バディ、チャーリによるロバートソン家のファミリーバンド、フロリダ北部で活躍した「サンディクリーク・リバイバル」が母体となって生まれた。2011年に三人の子供たちに加えてドミニク・イリングワース(bs)、マイケル・ストックトン(db)、ポール・ハリギル(bj、2012年にケルシーと結婚)によりフラットロンサムとして活動を開始、本拠をナッシュビルの東隣マーフリーズボロに移し、結成直後の2011年にナッシュビルで開催されたSPBGMAインターナショナル・バンドチャンピオンシップで第三位入賞。翌年12年には優勝という快挙を成し遂げている。
 フラットロンサムは結成して短いキャリアにもかかわらず、ボストンの「ジョー・バル・ブルーグラス・フェス「、全米一の組織カリフォルニアブルーグラス協会の「グラスバレーフェス」やサンディエゴ「サマーグラス」、IBMAファンフェスなど全米規模で活躍、ついに8月29日にグランドオールオープリに初出演を果たし、その当日の詳細な日記「A Day In The Life: Flatt Lonesome's Opry Debut」をネット公開している。
 2012年8月にマウンテン・ホームのサブレーベル、ピスガーリッジ・レコードと契約、『Flatt Lonesome』をリリース、2014年にはマウンテン・ホームから『Too』を発表、2015年秋『Runaway Train』を発表、グラム・パーソンズとカントリーガゼットで知られる“Still Feeling Blue”ほか、IBMAアワードショウで好評を得た“You're the One”など、バンドとしての充実を質の高い作品に仕上げている。
  RBST-2015 MIPSO『Old Time Reverie』(本体\2,450-)\2,646-(歌詞付き)

Marianne/Down in the Water/Eliza/Bad Penny/Momma/Father's House/Captain's Daughter/Stranger/Honeybee/Everyone Knows/4 Train.

 2013年に来日、東北大学から神戸大学まで、さらには大分フェスから宝塚フェス、そして上海……と、主に学生たちを頼ってツアーしたミプソの最新第3作。女性フィドル、リビー・ローデンボーを迎えたジェイコブ・シャープ(md)、ジョセフ・ターレル(gt)とウッド・ロビンソン(bs)、1970年代のシンガーソングライター系さわやか路線に絶妙のハーモニーと整理しまくったアコースティック楽器を載せる見事な出来栄え!
 大学ランキングでは東大と京大の間に位置するノースカロライナ大学チャペルヒル校を一昨年に卒業したばかり、……そうそう、ジェイコブの卒論は「日本のブルーグラス」。また、ギターのジョセフの叔父が、OMSレコード(1995-2010)を立ち上げてベニー・マーティンやケニー・ベイカー、ジェシー・マクレイノルズ、ボビー・オズボーンら、第一世代の偉大なブルーグラッサーの晩年を記録したバンジョー奏者で、スミソニアンフォークウェイズからソロアルバムも発表しているヒュー・ムーアという、根っからのブルーグラス生まれはジョセフひとり。そして決して、誰ひとりとしてスーパーなピッカーじゃないし、聴き手を唸らせる美声の持ち主でもない。そんな彼らが、自分たちの持てる感性を最大限に擦り合わせて編み上げたサウンドは「ミプソ」だけ、ブルーグラスにまったく新しい感性を届けてくれる。
 11月は中西部14ヶ所、12月には西海岸9ヶ所の全米ツアーが予定されているミプソ。トラッドチューン“Cotton Eyed Joe”をモチーフにした曲や、クロウハンマーバンジョーを効果的に使ったり、オールドタイミーなアイデアで素晴らしいプロデューサー役をこなすのは、10月に来日した3人娘、イーファ・オドノバンも注目しているとインタビューで名を挙げていたマンドリンオレンジのアンドリュー・マーリン。東のシリコンバレーと呼ばれるノースカロライナ中部の、若きインテリジェンス溢れるクールなブルーグラスである。
 なお、さわやかなカロライナの若者たちの楽しい日本旅行記は短編映画(mipso in japanで検索)にて。日本のブルーグラッサー必見である。
  JSI-2015 JOE AND STACY ISAACS 『Happy Father's Day Daddy: In Memory of Mom and Dad』CD(本体\2,450-)\2,646-

Don't Wait Too Late/Not Afraid/Sad Life Of Sin/Found It All In The Blood/When Is He Coming Again/He's Everything To Me/Tired Of Sin/I've Got Jesus On My Mind/Happy Father's Day Daddy/Working On A Building/He Put A Breeze In Me/Shake Hands With Mother Again/Over In The Glory Land/Gone Home.

ジョー・アイザックス、1947年、レキシントンの南、ベリアやレンフローバレイに近いケンタッキー州ビッグヒル生。1964年、17歳のときに家を出て放浪、ギターからバンジョーを学び、同年生まれのラリー・スパークスとバンド結成。しかし1966年暮れ、カーター・スタンレー急逝でラリーがラルフのパートナーとしてバンドを去ったのち1967年、フランク・ウェイクフィールドに呼ばれてニューヨークでグリーンブライアーボーイズに参加、ピーター・ローワンやリチャード・グリーンがブルーグラスボーイズを退団した直後のホットなイーストコーストブルーグラスを目の当たりにしたはずだ。ディランやPPMが発掘されたニューヨークの有名なフォーククラブ「ガーディス(Gerdes)フォークシティ」に出演するなか、のちに妻となるリリー・フィッシュマン(両親はナチスの強制収容所にいたというユダヤ人でドイツ生まれ、リリー&マリアという名で1968年、コロンビアからアルバムデビューしている)と出会っている。
 1970年、ニューヨークからオハイオに戻ったジョーは、追ってきたリリーと結婚、同年に自動車事故で亡くなったジョーの兄弟のペンテコスタル派の葬儀で強い霊的な体験を持ち、キリスト者としての生活に入ったという。オハイオに戻ってからは、ラリー・スパークスが立ち上げたロンサム・ランブラーズの創立メンバーとなり、2年間在籍している。そののち1972年、ゴスペルへの思いが強くなり、妻リリーとともにキャルバリーマウンテンボーイズを結成、アルバム『Live It Everyday』を発表している。そののちセイクレッドブルーグラスというバンドを経由して、まだ幼かった子供たち、ベン、ソニヤ、ベッキーとともにのちのファミリーゴスペルバンド、ジ・アイザックス結成に至っている。
 1990年代中頃からしばしばラルフ・スタンレーのクリンチマウンテンボーイズでリードボーカルを担当するようになると同時に1998年、リリーと離婚、ファミリーバンド、ジ・アイザックスを退団、ケンタッキーに戻り、現在はウェイン・ルイスをはじめ、ビル・モンローのブルーグラスボーイズOBたちを中心にした濃いバンド、カンバーランドハイランダーズに在籍しながら活躍をつづけている。2010年に同バンドのステイシー・ヨークと再婚、本作の発表に至っている。
 1960年代ブルーグラスの根っ子から活躍する、いわゆるブルーグラスのもっとも濃い部分を表現することが出来る、今や貴重な存在である。1960年代後半にニューヨークで活躍した仲間、サンディ・ロスマンとジーン・イエリンとの3曲を含むゴスペル全14曲。ラルフ・スタンレーのサウンドクリエーターでもあるジョン・リグスビー(fd,md)をエンジニア/プロデューサーに、妻のステイシーのボーカル、ドン・リグスビーをテナーに、また子供たちベン、ソニヤ、ベッキーのジ・アイザックスも参加。何よりもジョー・アイザックスの魂のこもったソウルフルな田舎声とその歌い回しが見事! 私淑するスタンレーサウンドを凌駕する勢いだ。前作、モンローやスタンレーのカバーも多い『Dreaming Of Home』(2003)とともに、いまどき稀なトラッドグラス感が堪能できる秀作である。
  HMG-1016 DONNA ULISSE『Hard Cry Moon』CD(本体\2,450-)\2,646-

Black Train/Workin' On The C & O/We're Gonna Find A Preacher/Papa'S Garden/It Could Have Been The Mandolin/Hard Cry Moon/The River'S Runnin' Free/As Long As We're Together/Ain't That A Pity/I'm In For A Long Ride/Whispering Pines/I'll Sleep In Peace At Night.

 1991年、アトランティックレコードからメジャーデビューの経験もあるドナ・ユリッシー、コンスタントにアルバム発表をつづけ、これで9作目の紹介となる。これまでのキース・ソウェルからブライアン・サットン(gt)のプロデュースとなり、スコット・べスタル(bj)、ステュアート・ダンカン(fd)、デニス・クラウチ(bs)、ケイシー・キャンベル(md)という申し分のないバックアップ。
 今回もジョニー・ホートンのカバー“Whispering Pines”以外は全曲オリジナル、ブライアンのクロウハンマーバンジョーとステュアートのフィドルをバックにしたオールドタイミーなサウンドからスコットが目一杯弾きまくるハイパーグラス、ブライアンの美しいギターの響きを中心にしたフォーキーな作品まで、その高い創作能力と、何よりもカーターとラルフのスタンレー兄弟の従兄弟にあたるリック・スタンレーと結婚、夫の励ましの中、次々と湧き出る音楽への愛情が、たとえば“It Could Have Been The Mandolin”で歌われるように、素直に楽しく、素晴らしい。ドナの書いた曲はデル・マッカーリー・バンドやドイル・ローソンのクイックシルバー、クレア・リンチらベテランから、またバンケスターズら若手にも取り上げられている。IBMA最優秀ソングライターに4度ノミネートされているドナ・ユリッシー、同時に女性ブルーグラスシンガーとしても非常に魅惑的なアーティストである。
  JG-2015 JEREMY GARRETT『The RV Sessions』CD(本体\2,450-)\2,646-

Lucky Guy/Oh Little Darlin/The Cold Hard Truth/What's That You'Re Doin?/Fly Away To Your Love/Grand Mesa/Just Hold Hands For A Little While/Only You Can Say/Lean On Love/You/Will You Find A Way?/What Did You Have In Mind?

 インファマス ストリングダスターズのフィドルとリードボーカルを担当するジェレミー・ギャレット、2009年にシュガーヒルから発表されたデビューソロ『I Am A Stranger』(フラット&スクラッグスの“What's Good for You”ほか、自身のルーツを含め、21世紀の若いブルーグラスを象徴する秀作)につづく最新自費制作ソロ集。
 2007年のデビュー作『Fork in the Road』で衝撃的なデビューを飾ったダスターズ。そののち2枚、合計3枚をシュガーヒルで発表、メンバーにはジェレミーのほか、クリス・バンドルフィ(bj)、アンディ・ホール(db)、アンディ・ファルコ(gt)、トラビス・ブック(bs)という、若手スーパーピッカーたち。現在は、ジャムバンドのサーキットで地歩を築きつつあるダスターズ、その圧倒的なテクニックとジェリー・ガルシア以来のジャムバンド本流のグルーヴで会場狭しと暴れまわる。マウンテンハートとともに、ブルーグラス界での高い評価からジャムバンドというより広く大きなマーケットに進出、成功を収めている、その様子は、http://thestringdusters.com/site/video/。
 そのダスターズの中心人物で、その存在感の強烈さから“G-Grass”とか“Freedom Cobra”と呼ばれるというジェレミー・ギャレット、父グレンはアイダホブルーグラス協会の会長という、ブルーグラス不毛の地でフラット&スクラッグスを聴きながら育ったというジェレミー。父とのギャレットグラス・ゴスペルというプロジェクトでアルバムもある。そんなブルーグラスまみれだった彼が2枚目のソロアルバムで見せるのは、全楽器とボーカルをひとりでこなし、ストレートなブルーグラスリズムからロックやリズム&ブルースまで、とても幅広い音楽観。
 2013年秋、妻とともにナッシュビル郊外の家を売り払い、34フィート(10メートル)のRV(レクリエーショナル・ビークル、日本で言うキャンピングカー、現代版ジプシーキャラバンと本人は呼ぶ)に移り住み、そこで創り上げた生活観も込みの作品だろう。ブルーグラスファンには、手作り感あふれる本作よりもデビュー作『I Am A Stranger』(SH-4054 \2,646-)を、まずは最初にお薦めしたい。
  MH-1619 LONESOME RIVER BAND『Coming Back Home to You』CD(本体\2,450-) \2,646-

(from 『Window of Time』) Down The Line/Missed It By A Mile/Weary Day/Tune Of A Twenty Dollar Bill
(from 『Head On Into Heartache』) Tears In My Tracks/Coming Home To You/Raleigh And Spencer/Little Birdie
(from 『The Road with No End』) Lonesome Won't Get The Best Of Me/Won'T Be Over You/A Step Away/Hillbilly Cat Fight.

 2002年、ブランド・ブリックマン(gt)とジェフ・パーカー(md)を迎え、文字通りサミー・シーラーがリーダーとなり、あたらしいロンサムリバーバンドの歴史がはじまった最初のアルバム『Window of Time』(2002)と『Head On Into Heartache』(2005)、そしてブランドンが一時的にバンドを離れたとき(2007年に戻り現在も在籍)、サマーウェイジズやロスト&ファウンドで知られるバリー・ベリア―(bs)と同じくロスト&ファウンド卒業生のシャノン・スローター(gt)を迎えた『The Road with No End』(2006)の3枚のアルバムからベストトラックを4曲ずつの全12曲集。
 1982年にティム・オースティンを中心に創立されたロンサムリバーバンド、1990年に現在のバンドリーダーであるサミー・シラーがロニー・ボウマンとともに参加、アルバム『Carrying the Tradition』(1991)が1992年のIBMA最優秀アルバムに輝き一挙にブレークした。しかし1995年にティムが去り、ケニー・スミスとドン・リグズビーを迎え、2001年にボウマン、スミス、リグスビーが去ったあと、才能あふれるブランド・ブリックマン(gt)とマイク・ハートグローブ(fd)、ジェフ・パーカー(md現在、デイリー&ビンセント)が加入、本作はその新生LRBをとらえたマウンテンホームレコード時代の作品。今年新加入したジェシー・スマサーズ(md)とともに、バリー・リード(bs)、そしてサミー、ブランドン、マイクのLRBは、最新作『Turn on a Dime』(2014)とともに活躍中である。
  RUR-1132 BILL EMERSON & Sweet Dixie『Gospel Side』CD(本体\2,450-)\2,646-

He Knows My Name/Will A Light Be Shining Bright/What A Day/Little Stone Lambs/Fifty Miles Of Elbow Room/Thank Him For The Miracle/Beautiful/Last Night I Was There/Drifting Too Far From The Shore/The Rope/Keep On The Sunny Side Of Life/The Lord Will Light The Way.

 もっとも美しいスリーフィンガーロールと言われるビル・エマーソンが率いるスウィートディキシーの最新第5作はゴスペル集。カーターファミリーの“Fifty Miles Of Elbow Room”や“What A Day”、そしてスタンダード“Drifting Too Far From The Shore”の3曲が新録音、“Keep On The Sunny Side Of Life”や“Beautiful”など、トム・アダムズ、マーク・スティッフェル、ウェイン・ランハム、そして紅一点、素直なボーカルもいいテリ・チズムといったワシントンDC人脈によるストレートなトラッドグラス作品。
  REB-7525 The FORBES FAMILY『A Forbes Family Treasury - Volume 1』(本体\1,980-)\2,138-

It Is I, Be Not Afraid/Two Roads/Jesus Gave Me Water/The Other Side of Life/My Rock/Lord, I'll Be Loving You/The Whale Swallowed Jonah/The Prettiest Flowers Will Be Blooming/It's Just Like Heaven/Sacred Memories/Fill My Way Every Day With Love/A Vision of Mother/Living in the Name of Love/I Need Jesus/Blessed Assurance/Something That the World Didn't Give Me/Talk About Suffering/In My Robe of White.

 ホーマー(bj、1961年生)とジェイ(md、1963)の兄弟と、ロリ(bs、1962)とリサ(1965)のフォーブス四姉妹兄弟による清純なゴスペル集。ペンシルバニア州南部ゲティスバーグ近くの小さなバプティスト教会で歌い始めたという彼ら、1970年代にブルーグラスのファミリーゴスペルの典型パターンを成したマーシャル・ファミリー(ジュディの“I Just Want To Thank You, Lord”はいまだに聴くたびに鳥肌が立つ!『The Legendary Marshall Family, Vol. 1』に収録)の路線を踏襲、本作にも収められているリサの素直なボーカルでの“Living in the Name of Love”など、さわやかなファミリーゴスペルサウンドが日本の学生にも好評だった。
 1982年にデビューアルバムを発表、1984年にレベルレコードから『Gleams of the Golden Morning』で全米デビューしている。レベルでさらに『I'm Just a Pilgrim』(1985)と、デビッド・マーシャルを加えた『Outside the Gate』(1986)、そして1988年の『Farewell』を最後に、それぞれの家族を養うために解散している。しかしCD時代になった1993年、活動を再開、『Best of Early Forbes Family』というベスト集を発表したのち再結成、『I'll Look to Him』(1995)を発表、その宣伝を兼ねたIBMAでのショウケースを聴いたロン・ブロックがその素晴らしさに感動、次作『In the Shadow of Your Wing』(1996)のアルバムをプロデュースという話題になった。
 ブルーグラス音楽の大きな柱のひとつゴスペル、日本人にはなじみがないが、その真摯な音づくりとシェイプノート由来のハーモニー。第二世代であるフォーブスファミリー、第一世代の鬼気迫るゴスペルとは違ったソフトなサウンドが聴く者の気持ちを和らげてくれる。
続編『A Forbes Family Treasury Volume 2』(REB-7526 本体\1,980-)も入荷中ですので、この機会にどーぞ!!
 ■インスト新入荷
  RB-2015 RON BLOCK『Hogan's House of Music』CD(本体\2,650-)\2,862-

Smartville/Hogan's House of Boogie/Wolves A-Howling/The Spotted Pony (featuring: Stuart Duncan, Alison Krauss, Adam Steffey)/Clinch Mountain Backstep/Gentle Annie (featuring Tim Crouch)/Mooney Flat Road (featuring: Stuart Duncan, Alison Krauss)/Mollie Catherine Carter/Seneca Square Dance (featuring: Sierra Hull)/Calico/You Are My Sunshine/Lonesome Road Blues/'65 Mustang Blues (featuring: Sam Bush, Jerry Douglas)/Brushy Fork of John's Creek/Carter's Creek Pike/Home Sweet Home.

 これは大ヒット間違いなし!?ロン・ブロックの素晴らしいバンジョー&ギターアルバム。ソロ第4作にして初のバンジョー集! バンジョーの特性をロンなりに突き詰めた一曲目のオリジナルからスクラッグス丸コピーはもちろん、フォスターからジミー・マーティン、そして「埴生の宿」まで。考え抜かれたオリジナルと超有名スタンダードのアレンジがほぼ半々、そして登場するみんな凄い。
 ステュアート・ダンカンのえげつない凄さにティム・クロウチとアリソン・クラウスも存在感を示すフィドル群。いつ聴いてもハッピーになるサム・ブッシュ印にアダム・ステッフィとシエラ・ハルのマンドリン組。バリー・ベイルズ、バイロン・ハウス、マーク・フェインの完璧ベース団。ダン・ティミンスキ、クレイ・ヘスのギター、そしてジェリー・ググラスのひとりドブロ。曲によってリン・ウィリアムズのパーカッションが入る。
 ロン・ブロック、カリフォルニアという、ブルーグラスからは離れた土地で育ったゆえに、自分の音楽を考え尽したのだろうか。これまでに彼の書いたものを読むにつけ、ブルーグラス哲学探求者という思いがしてくる。11曲目からジミー・マーティンの『Big and Country Instrumentals』(1967)のJ.D.クロウ“You Are My Sunshine”、12曲目のフラット&スクラッグス『Foggy Mountain Banjo』の“Lonesome Road Blues”、そして最後の“Home Sweet Home”のコピーに、リスペクト以外のどんな意味があるのだろう?
 ロンらしく、どの曲のフレーズも考え尽され、またブレークの終わり目など、ややもすると気を抜きそうなところに入魂音をしのばせるなど、聴き応え十分のバンジョーアルバムである。もちろんロンのトーンやタイミング、そしてテイストやグルーヴが理解できない向きもあるだろうが最後の2曲、15曲目“Carter's Creek Blues”のアールに捧げた(チョッとアリソンのガールズBRDに似てるけど)ような可愛らしさと、最後16曲目の“Home Sweet Home”でのカール・ジャクソンのLP『Banjo Man: Tribute to Earl Scruggs』(1980、現在はCD『Songs of the South』に収録)によく似たトーンを聴かせるアールコピーには、哲学者を通り越したアール崇拝者の無邪気な表情にうなづける。全編、ブルーグラス楽器の楽しさに溢れた大秀作である。
  CJA37992 CHICK COREA & BELLA FLECK『Two』CD2枚組(本体\3,200-)\3,456-

Disc 1:
CC's Intro/Senorita/Menagerie/BF On The Waltse/Waltse For Abby/CC And BF On Joban/Joban Dna Nopia/The Climb/Mountain.
Disk 2:
Brazil/The Enchantment/BF On Bugle Call/Bugle Call Rag/CC And BF On Dutilleux/Prelude En Berceuse (From Au Gre Des Ondes)/Children's Song No. 6/CC And BF On Spectacle/Spectacle/Sunset Road/Armando's Rhumba.

 アール・スクラッグスが弾きはじめたスリーフィンガーバンジョーがこんなに美しい音世界を創る! バンジョー好きのはしくれとして、ただただ感動してしまう、ジャズ・ピアノの第一人者チック・コリアとビーバップブルーグラスバンジョーの巨匠と紹介されるベラ・フレックの8年ぶりに再会したピアノとバンジョーのデュオ作品第2弾。2007年リリースのデュオ作品『The Enchantment』(ラテン・グラミー受賞作品)に続く本作は、チックとベラのそれぞれの代表曲、および前作『The Enchantment』からの曲を織り交ぜた2枚組のライヴ・アルバム。
 来年春には全米ツアーが予定されているふたり、スクラッグススタイルの超スピード“Bugle Call Rag”に観客が狂喜するサマは、じつに爽快である。スタイルや手にしている楽器に関係なく、音楽するとはこういうことなのだと、つくづく納得する。そんな音楽ができるまでの血のにじむような努力と素晴らしい才能に敬意を表しつつ、ただただ音を楽しませてもらおう……。アルバムのプロモビデオは、以下にて。http://chickcorea.com/corea-fleck/
  TRS-7007 TIM SMITH & FRIENDS『Fiddler - Volume 2』(本体\2,450-)\2,646-

Milford's Old Fiddle/Careful Now/I'm A Pilgrim/Black Hills Hornpipe/Old New River (Vocal Version)/Deadwood/Lonesome Fiddler's Waltz/Mahogany Rock Blues/Sweet Spot/Blackberry Blossom/Nearer, My God, To Thee/Uncle Pen/Leather Britches/Red Is the Rose.

 1955年生まれというから今年60歳、高校を卒業した1973年にレスター・フラットのフェスでフィドルチャンピオンになって以来、ノースカロライナを本拠に活躍をつづけるティム・スミス、『1978 World Champion Fiddler』(1978年)のデビュー作以来、自身の6枚目となるソロアルバムである。
 彼の祖父、キルビー・リーブズもノースカロライナ州スパータ出身で、同郷のアート・ウートン(ブルーグラスのパイオニアフィドラー)に手ほどきをしたというトミー・ジャレルらの系列にあるアパラチア系のフィドラーだという伝統の中で育ったという。数々のフィドラーズコンベンションで優勝したのち、1979〜82年までブルーグラスカーディナルズに在籍したのをはじめ、主にブルーリッジ系ブルーグラスで活躍してきたほか、モンローのブルーグラスボーイズやトニー・ライスらとの共演を経験しているという。
 本作は2012年の『Fiddler: Tim Amith & Friends』の続編という位置づけで、オリジナルのフィドルチューンからスウィングやブルースも軽く取り上げ、ベテランらしい落ち着いたフィドル作品に仕上げている。前作と同様、ウェイン・ベンソンのマンドリンほか、アル・バッテンやエリック・エリスらのバンジョーなど、ノースカロライナ、ブルーリッジ系のミュージシャンたちが手堅くサポートしている。
 ■オールドタイム/フォーク新入荷
  CO-6001 V.A.『Legends of Old Time Music: 50 years of County Records』CD4枚組+LPサイズ28頁冊子(本体\9,000-)\9,720-

Disc 1:
June Apple/Stilllhouse/As Time Draws Near/Susanna Gal/Jimmy Sutton/Fortune/Home Sweet Home/Cluck Old Hen/Pretty Little Girl/Charming Betsy/Cripple Creek/Way Down In My Soul/Ducks On The Millpond/Sweet Boy's Tune/Cousin Sally Brown/Step-back Cindy/Peacock Rag/Hollyding/Old Wandering Boy/Alabama Gals/Pretty Saro/Sweet Sunny South/Roustabout/Dan Carter Waltz/Buster Crouse's Tune/Troubles & Trials/Fortune/June Apple.
Disc 2:
Fortune/John Brown's Dream/Johnson Boys/Little Satchel/Sally Ann/Ebenezer/White Oak Mountain/Jake Gillie/Greasy String/Shady Grove/Elkhorn Ridge/Sally Ann/Wild Bill Jones/Old Suzanna/Greenback Dollar/John Henry/Cumberland Gap/When Sorrows Encompass Me Around/Kitty Kline/Sail Away Ladies/Red Rocking Chair/Richmond/Cumberland Gap/Puncheon Floor/Heaven's Light Is Shining/Lee County Blues/John Henry/Sail Away Ladies.
Dusc 3:
Johnny Don't Get Drunk/Big Eyed Rabbit/Old Jake Gillie/Will You Miss Me/Flying Clouds/John Hardy/The Old Ark's A-Moving/Cleveland Is Elected/Kitty & I/Mitchell Blues/Johnny's Gone To War/Old True Love/Train On The Island/Lynchburg Town/Free State Hornpipe/Sourwood Mountain/Anchored In Love/Little Brown Jug/99 Years/Mississippi Sawyer/Sweet Story Of Old/Twin Sisters/Fox Chase Reel/Little Johnny's Gone To War/Big Eyed Rabbit/Arkansas Traveler/Take A Moment & Live/Too Young To Marry.
Disc 4:
Sally Ann Johnson/The Wearing Of The Green/Brushy Fork At John's Creek/Jenny Hang The Kettle On/Five Miles/Richmond/Ain't Gonna Work Tomorrow/Lost Gander/Three Forks Of Sandy/Bed Bug Blues/Cold Frosty Morning/Chinquapin Hunting/Goodbye Girls, I'm Going To Boston/Old Mister Rabbit/Old Jimmy Sutton/Man Of Constant Sorrow/Snake Chapman's Tune/Durang's Hornpipe/Standing On The Promises/Old Horse And Buggy-O/Coral Creek March/You Been Gone So Long/Moon Behind The Hill/Shout Lulu/Brushy Fork Of John's Creek/Poco River Blues/Skipping Through The Frost And Snow/Devil's Dream/Arkansas Traveler.

 1963年、オールドタイム音楽のSPレコードコレクターであった当時24歳のデビッド・フリーマンが立ち上げたレーベル、「カウンティ」はそののち、戦前のSPレコード復刻の500シリーズと、そして1965年からは新録音の700シリーズの二本立てで数々の名盤を生んできた。とくに1965年にはじまった700シリーズは、戦前のアパラチア音楽を継承した人々(“True-Vine”と形容される本流)が存命な間に録音された、アランとジョンのロマックス・コレクション(米国会図書館)同様、ブルーグラスとオールドタイムにとってはそれ以上に貴重なフィールドレコーディングである。そんな録音から、未発表30曲を含む全113曲をLPアルバムサイズのボックスセットに収めた、カウンティレコード50年を記念したデビッド・フリーマンの人生集大成力作、20世紀にわれわれとともに存在した真正オールドタイム音楽集である。
 新録音700シリーズでは、チャーリー・ファウロットとともに第一作目の701番『Clawhammer Banjo: Old Time Banjo and Fiddle Tunes』でウエイド・ウォードを再発掘、またフレッド・コッカラムやカイル・クリードという戦後のオールドタイム界の指針となる重鎮の初録音を、そののちのトミー・ジャレルの一連の録音とともに1970年代からはじまるオールドタイム・リバイバルに重要な役割を果たしている。
 ブルーグラスに関しても、702番ラリー・リチャードソン『Blue Ridge Bluegrass』を皮切りにナッシュビルのオープリスターらとは一線を画し、アパラチアのブルーリッジ地方に息づく本物(ある意味で)のブルーグラスを紹介。また703番ではベニー・トーマソンやバーノン・ソロモンほかによる『Texas Hoedown』、おそらくテキサス(コンテスト)・フィドルを初めて広く知らしめ、今日に至るもテキサスフィドルの大名盤として知られている。ブルーグラスではさらに、レッド・アレン(リチャード・グリーンの初録音となる704番やデビッド・グリスマン大活躍の710盤など)、705番にはバディ・ペンドルトンやソニー・ミラーなど、オールドタイムからブルーグラスへと移行するアパラチアフィドルをビビッドに捉えるなど、大手のレコード会社とはまったく異なった価値観で作品を発表、オールドタイムやブルーグラスがアパラチアで伝承されている「生」の様子を届けてくれた。
 それらの貴重な録音は、前述のファウロットほか、リチャード・ネビンズ(のちにシャナーキーレコード創設)、バリー・ポス(のちにシュガーヒル創設)、ボビー・ファルチャー(のちにテネシーバンジョー学会主宰)らが1965年から90年代にかけてフィールドレコーディング。20世紀にわれわれの時代とともに存在した真正(トゥルーバイン)オールドタイム音楽が網羅された決定盤。デビッド・フリーマンがもっとも大切にしたアパラチア伝承、オールドタイムのすばらしい録音を選りすぐったCD4枚組ボックスセット。ちなみにB.O.M.やレッドクレイもフリーマンのビジネスモデルを参考にしている。
 20世紀、われわれの時代にアパラチアに実在した、しかし今ではなくなってしまった真正オールドタイムの極め付けコレクション。トミー・ジャレル、E.C.ボール、フレッド・コッカラム、クラーク・キッシンジャー、カイル・クリード、ウエイド・ウォード、ヒ―ラム・スタンパ―、ベントン・フリッペン、キャンプクリークボーイズほか、アパラチア音楽探求には絶好の素晴らしい豪華ボックスセットである。http://www.countyboxset.com/
  JSP-77186 CLARENCE ASHLEY『Country Music Pioneer 1927-1935』CD4枚組(本体\5,500-)\5,940-

Disc 1: The Coo Coo Bird/The House Carpenter/Penitentiary Bound/Cincinnati Breakdown/The Old Arm Chair/One Dark And Stormy Night/Little Sadie/Sideline Blues/Baby All Night Long/Washington And Lee Swing/Goodnight Waltz/Old John Hardy/Naomi Wise/Sadie Ray/Bay Rum Blues/Ain'T No Use To High Hat Me/Drunk Man Blues/Go Way And Let Me Sleep/My North Carolina Home/Honeysuckle Rag/Short Life Of Trouble/Are You A Little Too Small/Frankie Silvers/Three Men Went A Huntin'.
Disc 2: Dark Holler Blues/Haunted Road Blues/Times Ain'T Like They Used To Be/Corrina Corrina/Rude And Rambling Man/The Train'S Done Left Me/There'S A Man Going Round Taking Names/Peg And Awl/The Hills Of Tennessee/Careless Love/Lay Down Baby Take Your Rest/Can'T You Remember When Your Heart Was Mine/Rising Sun Blues/The Old Grey Goose/Somebody'S Tall And Handsome/I'Ll Be Washed/Over At Tom'S House/Fiddler'S Contest/My Sweet Farm Girl/Greenback Dollar/I Am A Man Of Constant Sorrow/Jennie My Own True Love/The Day I Left Home/Blood Stained Dress.
Disc 3: The Little Black Train Is Coming/The Broken Wedding/Nobody'S Business/Down In Tennessee Valley/Train Whistle Blues/The Blind Boy/Six Months In Jail Ain'T Long/Empty Pocket Blues/Mother'S In Heaven Tonight/Frankie Baker - Part 1/Frankie Baker - Part 2/Heave Ho - The Anchor/Don't Get Married/My Own True Lover/Look Out For The Window/Ramblin' Hobo Blues/The Bootlegger'S Lullaby/Going Around The World/I'M Always Thinking Of You/Where The Silvery Colorado Wends Its Way/The Broken Wedding/I'M Always Think Of You/Sunshine And Shadows/Goodbye My Lover Goodbye/Reuben Oh Reuben.
Disc 4: I'm A Man Of Constant Sorrow/Let That Liar Alone/Railroad Lover For Me/Down South Blues/Sugar Baby/Country Blues/Sammie, Where Have You Been So Long/Old Rub Alcohol Blues/False Hearted Lover'S Blues/Lost Lost Blues/Will Sweethearts Know Each Other There/Danville Girl/Pretty Polly/New Prisoner'S Song/Hard Luck Blues/Old Rub Alcohol Blues/Will Sweethearts Know Each Othere There/Lost Love Blues/Cotton Eyed Joe/Tennessee Girls/Twilight Is Stealing/Far Beyond The Blue Sky/Golden Slippers/Shortening Bread.

“CooCoo Bird”や“House Carpenter”、“Little Sadie”など、20世紀中盤のフォークリバイバルに際して、アパラチアン オールドタイム音楽の真性として評価されたクラレンス・アッシュレー。1960年代に入ってからのドック・ワトソンとの活躍で知られるが、ここに収められたのは戦前の1930年代の録音集。ただし、クラレンスの残された録音だけでは足りなかったと見えて、ドック・ボッグスやエムリー・アーサーなどの録音も含めた全97曲集。そのレパートリーは、PPMからクリス・シーリのニッケルクリークまで、多くの時々の最先端のアーティストによってカバーされる、いわゆるアメリカンルーツの入り口とされる。
 ほとんどのオールドタイム音楽ファンは、すでに持っておられる音源と思うが、もしそうでなければ、これは廉価にして、重要な録音をカバーしたほぼ100曲に及ぶ、アメリカンルーツミュージックの宝物である。ラジオやレコードが出回る以前、純粋に18世紀以来の伝承を含むアパラチアの音楽がこうして残されていることに感動しない人はいるまい。アパラチアのブルーリッジに戦前まで、代々伝えられてきたバラッドの数々である。そののちのブルーグラスのベースとなっていく、活き活きとしたアパラチアンオールドタイム音楽の原初的な息吹を楽しめる廉価作品。
  NOT3CD-058 V.A.『Newport Folk Festival 1959』CD3枚組(本体\1,750-)\1,890-

Disc 1:
The Bells Of Rhymney/One Grain Of Sand/Abiyoyo/Careless Love - (Pete Seeger)/Hey Daroma/There's A Hole In My Bucket/Que Bonita Bandeira - (Martha Schlamme with Frank Hamilton)/Lonesome Traveller/ Every Night When The Sun Goes Down/Times Are Getting Hard/Sinner Man - (Leon Bibb with John Stauber & Eric Weisberg)/Cobbler's Song/Mountain Dew - (Tom Maken with Pat Clancy & Pete Seeger)/
Disc 2:
Joshua Fought The Battle Of Jericho/Cotton Fields At Home/Great Historical Bum/I've Been Driving On Bald Mountain/Water Boy - (Odetta)/Virgin Mary Had A Son/We Are Crossing The Jordon River - (Joan Baez & Bob Gibson)/Beware, O Take Care/When First Into This Country I Came/Hopalong Peter - (The New Lost City Ramblers)/Little Maggie/Dink's Blues - (Barbara Dane with Frank Hamilton & Bill Lee)/My Baby Done Changed The Lock On The Door/Pick A Bale Of Cotton - (Sonny Terry and Brownie McGhee)
Disc 3:
Flint Hill Special - (Earl Scruggs)/What're We Going To Do With The Baby-oh/Pretty Saro/Shady Grove - (Jean Ritchie)/Paper Of Pins - (Jean Ritchie & Oscar Brand with Billy Faier)/The Hangman, Or The Maid Freed From The Gallows - (John Jacob Niels)/Lady Gay - (Frank Hamilton)/Old Racoon - (Frank Warner)/Earl's Breakdown - (Earl Scruggs)/Which Side Are You On? - (Oscar Brand assisted by Billy Faier)/Un Domingo/Jalisco - (Cynthia Gooding)/The Old Fisherman/When Cockle Shells Turn Silver Bells/Twinkle, Twinkle Little Star/Frankie And Johnny - (Ed McCurdy)/Cumberland Gap - (Earl Scruggs).

 イギリスの超廉価レーベル、ノットナウミュージックによるニューポートフォークフェス1959年のライブ集。ピート・シーガーからアール・スクラッグス(ハイロ・ブラウンを伴った単独出演)まで、ジーン・リッチやオデッタに混ざってデビューしたてのジョーン・バエズやニューロストシティーランブラーズら、1960年代初頭のフォークリバイバルに至る前夜といった雰囲気が楽しめる。
  NOT3CD-076 V.A.『Newport Folk Festival 1960』CD3枚組(本体\1,750-)\1,890-

Disc 1:
East Virginia Blues/In The Evening When The Sun Goes Down - (Pete Seegar)/Hieland Laddie - (Pete Seegar with vocal and guitar by Oscar Brand)/Hobo Blues (or Dusty Roads)/Maudie/Tupelo (or Backwater Blues - (John Lee Hooker with Bill Lee, string bass)/A Si Mon Moine Voulait Danser/Le Reel Du Pendu/I Know An Old Lady/La Bastringue - (Alan Mills, with Jean Carignan playing fiddle)/Brian Boru (Instrumental) - (Tommy Makem Bagpipe Solo)/Johnny I Hardly Knew Ye/The Whistling Gypsy - (Tommy Makem with Pete Seeger and Eric Weisberg)/Old Joe Clarke/The Unfortunate Man - (Jimmy Driftwood)/Roll In My Sweet Baby's Arms/The Man Of Constant Sorrow/Foggy Mountain Top - (The New Lost City Ramblers).
Disk 2:
This Little Light Of Mine/Warfaring Stranger/You Can Tell The World - (Bob Gibson)/Well, Well, Well - (Bob Gibson & Bob Camp)/Railroad Bill/The Cat Came Back - (Cisco Houston)/Hush, Little Baby/The Lavender Cowboy/Blood On The Saddle - (Ed McCurdy)/Handsome Molly/Willy Moore - (Peggy Seeger)/Lang A Growing - (Ewan Maccoll)/The Ballad Of Springhill - (Peggy Seeger And Ewan Maccoll)/Salty Dog Blues//Before I Met You//Cabin On The Hill//Jimmy Brown - (Lester Flatt, Earl Scruggs and the Foggy Mountain Boys).
Disk 3:
Talking Atomic Blues/Great Selchie Of Shule Skerry/Horse With A Union Label - (Oscar Brand)/Three Jovial Huntsmen/Edward Ballad/M.T.A. - (Will Holt)/Bukhara/Russian Spoof/Ayil Ayil (The Ram) - (Oranim Zabar Troupe Featuring Geula Gill)/Al Harim (On The Mountain)/Mi Caballo (My Horse)/Three Jolly Rogues/Eres Alta (You Shan't Tell)/Galveston Flood - (Theodore Bikel Accompanying himself On Guitar Assisted By Ray Boguslav).

 上記、超廉価盤の第2弾、ニューポートフォークフェス1960年のライブ集。ピート・シーガーやニューロストシティーランブラーズ、ボブ・ギブソン、フラット&スクラッグス初出演の有名な4曲ほか、1960年代初頭のフォークリバイバル前夜といった雰囲気が楽しめる。
 ■カントリー/ロック&ポップ新入荷
  ROU-3755 COX FAMILY『Gone Like the Cotton』CD(本体\2,450-)\2,646-

Good Imitation Of the Blues/Lost Without Your Love/Cash On the Barrellhead/Desire/In My Eyes/Good News/Let It Roll/I'm Not So Far Away/Honky Tonk Blues/Too Far Gone/I'll Get Over You/Gone Like The Cotton.

 1998年、アリソン・クラウスがプロデュース、ゲイリー・パチョーザがエンジニアとして始まったプロジェクトが、メジャーレーベルの契約問題でお蔵入りという、よくある話が突然!なななんと!17年ぶりに復活、完成にこぎつけたというイワク!?作品。契約問題が解消したとき、アリソンが飛びついたというほどの思い入れがあったようだ。それだけ非常に完成度が高いすばらしい秀作だが、サウンドはブルーグラスではなく、趣味のいいエレキも登場する耳に優しいアコースティックカントリー系。
 ルイジアナ州コットンバレー出身、1964年にカントリーバンドに参加したフィドラーの父ウィラード(1937年生)、1958年に結婚したマリーとの間に、エブリン(1959年生)、リン(1960)、シドニー(1965)、スザンヌ(1967)の4人の子を成し、1974年にファミリーバンドとして活動を始めている。1993年、ラウンダーから発表した『Everybody's Reaching Out For Someone』、そして翌94年にアリソン・クラウスを迎えて発表した『I Know Who Holds Tomorrow』がグラミー賞最優秀サザンゴスペル作品を受賞、一気にメジャーになりかけて大手レーベルが食指を動かし、結局、つぶれてしまった……ということだ。しかし、2000年の映画『オーブラザー!』のサントラにも参加、そののちもコックスファミリーとしての録音は残していないものの、グランドオールオープリをはじめ、さまざまなところで活躍をつづけている。
 シドニーは、ソングライターとしてアリソン・クラウスがグラミー初受賞した記念すべきアルバムのタイトル曲“I've Got That Old Feeling”(1990年)をはじめ、“New Fool”や“Bonita and Bill Butler”など、数多くの曲をアリソンやロニー・ボウマン、またアラン・ジャクソン“Had It Not Been You”やガース・ブルックス、ジョン・アンダーソンなどカントリーシンガーらに提供している。
今月に紹介しただけでも、本作にフォーブスファミリー、そしてジ・アイザックス……。ブルーグラス音楽がビル・モンローとアール・スクラッグスというふたりの天才音楽家の産み出した芸術音楽であるという側面を咀嚼したうえで、それ以上に、ファミリーミュージックでもあったという視点を欠いてはならないと思う。ここまで洗練された音を創るのは、また別次元だが。本作はそんなブルーグラス伝統を持った素晴らしくデリケートなファミリーバンドが創り上げた極上のカントリー作品である。
  ROC-3037 BUCK OWENS & SUSAN RAYE『Merry Christmas from Buck Owens & Susan Raye』CD(本体\2,450-)\2,646-

One of Everything You Got/Home on Christmas Day/All I Want for Christmas Is My Daddy/A Very Merry Christmas/It's Not What You Give/Good Old Fashioned Country Christmas/Christmas Ain't Christmas Without You/Santa Looked a Lot Like Daddy/Santa's Gonna Come in a Stagecoach/Tomorrow Is Christmas Day/Here Comes Santa Claus.

 西海岸カントリー、ベイカーズフィールド サウンドで一世を風靡したバック・オウエンスとボーカルパートナー、スーザン・レイによる1971年発売のクリスマス・アルバム。バック・オウエンスのオリジナル曲をデュエット・バージョンで聞かせる。"Santa's Gonna Come in a Stagecoach"はドン・リッチの作品。ラストのボーナスカットはスーザン・レイのソロで聞かせるジーン・オートリーの"Here Comes Santa Claus。"
  BACM-475 V.A.『Kentucky Round-Up』CD(本体\2,450-)\2,646-

Clock On The Mantle/Greenlight In My Heart (Don Epperson & His Kentuckians)/I Want You/Empty Seat In A Bar Room Booth/Someday You'll Know/Tag Waltz (Gene Stewart)/Loves Commandments/Have A Little Talk With Your Heart/The Road To Your Heart/The Story Of Jimmy Osborne (Bob Rourk)/All The Answers/Notice Me/Ogee, Ome Omy/Tooten, Tellum/Alimony/In And Out Of Love/A Sinful Soul (Ginger Callahan)/I Long To Hear Hank Sing The Blues/Here Kitty Kitty (Jimmy Murphy)/Hog Pen Hop (Cliff Gross & His Texans)/Darby's Ram/Cane Break Blues/Jordan Am A Hard Road To Travel/Everly Rag (Merle Travis)/Wildwood Flower (Asher Sizemore)/A Little Fella Like Me/Don't Fetch (Ketch) It (Kentucky Boys aka Turner Brothers).

 イギリスのマニアックなレーベル、英国カントリー音楽アーカイブ(BACM)の最新作はケンタッキー出身ほぼの無名なシンガーたち集。ロカビリーとシナトラなどのポップがトレンドだった1950年代後半から1960年代初頭の時代、「テネシーワルツ」の作者のひとり、レッド・スチュワートの弟ジーン・スチュワートや女性シンガー、ブルーグラスを少し取り入れたジンジャー・キャラハン(フィドルはベニー・マーティン)、のちに初期のシュガーヒルからアルバムを発表するジミー・マーフィは“I Long To Hear Hank Sing the Blues”で、この時代から故ハンク・ウィリアムズへの憧憬がはじまっている。またあのマール・トラビスのアルバム『Walkin' the Strings』(1960、録音は主に40年代のもの)から4曲が収められている。
 ■映像モノ新入荷
  CFRC-GTBC 『Grassroots to Bluegrass Collection』10 DVD SET(本体\18,375-)\19,845-再入荷

 最新『Simply bluegrss』(CFRC-SB,5DVD\13,230-)が大好評のカントリー・ファミリー・リユニオンのシリーズの1999年に発表された第一世代のブルーグラス・レジェンズが勢ぞろいした見応えたっぷりのDVD10枚組み映像作品です。マック・ワイズマンをホスト役にジョン・ハートフォード("Gentle On My Mind"他)、オズボーン・ブラザーズ(往年のメンバー、ロニー・レノを迎えての"Rocky Top""Kentucky"は圧巻)、マック・ワイズマン&ボビー・オズボーン"Bluebirds Are Singing"、フラット&スクラッグスの草創期のメンバー=J.シューメイトによる"We'll Meet Again"、カーター・ファミリーの末裔=ジャネットによる"Weeping Willow"、エディ&マーサ・アドコック"Gold Watch & Chain"、ビル・クリフトン"Give Me The Roses While I Live""White Washed Chimney、ジム&ジェシー"Are You Missing Me"、デル・マッカリー"High On A Mountain"他、メルビン・ゴーインズ、ルイス・ファミリー、J.D.クロウ、ドイル・ローソン、ケニー・ベイカー、ラモナ・ジョーンズ、パッツィ・ストーンマン、リロイ・トロイ、ブラザー・オズワルド等豪華な顔ぶれ。
 最近作/お勧め作、再入荷
 (すでに新入荷で紹介済の作品たちです)
 ■クリスマス・アルバム
  CR-023 JOHN REISCHMAN & THE JAYBIRDS『On A Winter's Night』CD(本体\2,450-) \2,646-

I Heard From Heaven Today/Breaking Up Christmas/Oh Mary, Where Is Your Baby/Oh, Watch The Stars/Christmas Eve/Joseph And Mary (The Cherry Tree Carol)/A Roving On A Winter'S Night/Shine Like A Star In The Morning全8曲

 名マンドリン・プレイヤー、ジョン・ライシュマンをリーダーとして西海岸ブルーグラスのトップ・ミュージシャンによるジェイバーズ、2014年リリースのクリスマス・アルバム。トリシャ・ギャグノン(bs)のボーカルによる古いスピリチュアル・ソング"I Heard From Heaven Today"に続いてグレッグ・スパッツ(f)をフィーチャーしたフィドル・チューン"Breaking Up Christmas"、ライシュマンの卓越したトーンとホーンバックルのメロディク・プレイが素晴らしい"Christmas Eve"、ジム・ニュナリーによるドック・ワトソンで知られる"A Roving On A Winter'S Night"等々。
  THR-4121 CLAIRE LYNCH BAND『Holiday!』CD(本体\2,450-) \2,646-

クレア・リンチの201年発売のクリスマス・アルバム。初のバンド名義らしく各メンバーの技量の凄さもきっちりとフィーチャーしている。幅広いジャンルからのクリスマス・ソングに加えてインストも充実。
 ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
 (最新11月号、記事や特集などの話題作品です)
 ■[2015年IBMAアワード受賞作品より
  ROU-35772 EARLS OF LEICESTER CD(本体\2,450-) \2,646-

今年のアワードの7部門に渡って受賞したジェリー・ダグラスの音頭取りで集まったチャーリー・クシュマン(bj)、ジョニー・ウォーレン(f)、ショーン・キャンプ(g)、バリー・ベイルズ(bs)、ティム・オブライエン(m)、ナッシュビルのトップ・ミュージシャンによるフラット&スクラッグス・カバー作品。徹底したパフォーマンスは各地のフェスで大受け、フラット&スクラッグスのサウンドを新しい世代に引継いだ功績は大きい。
  UM-07 RHONDA VINCENT『Only Me』CD2枚組(本体\2,750-)\2,970-

 年間最優秀女性ボーカル:ロンダ・ビンセント、ブルーグラス・クィーンという称号にたがわぬ完璧なブルーグラスを聴かせる1枚目と、カントリーの2枚目の2枚組、各6曲全12曲。
  UM-06 RHONDA VINCENT『Sunday Mornin' Singin' Live!』 CD(本体\2,450-)\2,646-

I Feel Closer to Heaven Everyday/His Promised Land/Just As I Am/God Put a Rainbow in the Clouds/Where No Cabins Fall/Joshua/Old Rugged Cross 他全16曲

2000年から2006年まで7年連続受賞に続いて8度目の受賞という記録を持つロンダ・ビンセント、初のゴスペル・ライブ録音集。
  MH-1533 BALSAM RANGE 『Five』CD(本体\2,450-) \2,646-

年間最優秀ボーカル・グループ、年間最優秀ベース(ティム・サレット)、年間最優秀ソング(“Moon Over Memphis”)と絶大な人気を誇るバルサム・レンジ、年間最優秀ソングに輝く“Moon Over Memphis”が収録された最新作。トラッドからコンテンポラリーの今のメインストリーム・ブルーグラスが体感できる。
  ROU-35773 JERRY DOUGLAS,MIKE AULDRIDGE & ROB IKES『THREE BELLS』CD(本体\2,450-) \2,646-

年間最優秀インストルメンタル・パフォーマンス:“The Three Bells,”ジェリー・ダグラス、マイク・オールドリッジ、ロブ・アイクス、故マイク・オールドリッジの遺作となったドブロの三巨頭によるコラボレーション。ドブロ・ファン必聴!!
  BB-2014 BECKY BULLER『'Tween Earth and Sky』CD(本体\2,450-)\2,646-

 年間最優秀新人、年間最優秀ソングライター、年間最優秀レコード・イベントに輝く“Southern Flavor,” Becky Buller with Peter Rowan, Michael Feagan, Buddy Spicher, Ernie Sykes, Roland White and Blake Williamsが収録された彼女3作目に当たる最新作。
  MCM-0018 ROB McCOURY『The 5 String Flame Thrower』CD(本体\2,450-) \2,646-

祝2015年IBMA年間最優秀バンジョー受賞!!ロブ・マッカーリー初ソロアルバムがデル・マッカーリー・バンドをバックに発表だ。スクラッグス3曲(Foggy Mountain Chimes, I've Lost You, John Henry)、リノ4曲(Banjo Riff, Limehouse Blues, Charlotte Breakdown, Feuding Banjos)、オズボーン3曲(未発表“Jericho”ほか、Siempre, We Could)、クロウ1曲(Blackjack)の大名曲カバーのほかは、1曲目のトラッド“Kansas City Railroad Blues”、ウォルター・ヘンズレーの“Sugar Creek”、ラリー・パーキンス“Northwest Passage”、そして父デル・マッカーリーの“Caracas”のみという徹底したカバーぶりで、クリエイター志向よりもバンジョーチューンが大好きでたまらず、「録音した全曲をアルバムに入れました」というバンジョー小僧の面目躍如(通常は多めに録音してできのいいモノをアルバムに選ぶ)。
  COMP-4634 MICHAEL CLEVELAND & FLAMEKEEPER『On Down the Line』CD(本体\2,450-) \2,646-

 盲目のフィドラー、IBMA最優秀フィドルを10度受賞というマイケル・クリーブランド最新第7作、本作もアグレッシブなマイケルのフィドルを軸にイケイケのホットなトラッドグラス路線を一直線。
  PC-6501 JESSE BROCK『Kickin' Grass』 CD(本体\2,450-) \2,646-

年間最優秀マンドリン、現在、ギブソン・ブラザーズのマンドリン・プレイヤー、2009年に続き2度目の受賞、ジェシー・ブロックのソロ・デビュー作。自作オリジナルやデヴィッド・マクラフリン、ロン・スチュワートなどの新作に、ジミー・マーティン、フランク・ウェイクフィールドのクラシックを加えたインスト8曲とヴォーカル4曲。
  SH-4105 BRYAN SUTTON『Into My Own』CD(本体\2,450-)\2,646-

今回で9度目の受賞のブライアン・サットン最新作。サム・ブッシュ、ノーム・ピケルニー、ステュアート・ダンカン、グレッグ・ギャリソンという基本にトラベリング・マッカーリーズやビル・フリーゼルを迎えての至福のブル―グラス音曲集。
  ROU-35986 GIBSON BROTHERS『Brotherhood』CD(本体\2,450-) \2,646-

 今年のIBMAアワードのホスト役を務めたギブソン・ブラザーズ、最高の栄誉である年間最優秀エンターティナーを2度も受賞、各地のフェスのヘッドライナーとして活躍する彼等の93年デビュー以来12作目はエバリー、ルービン、ブルースカイ、ジム&ジェシー、スタンレー等々、ブルーグラス、カントリー、アーリー・ブルーグラスの隠れた名曲等々のブラザーデュオをカバー。
 ■祝結成50年 シャギーマウンテンボーイズ
  SC-1509 シャギーマウンテンボーイズ『50th Anniversary: 1965-2015』CD+DVD(本体\2,500-)\2,700-

 1965年結成、関西ブルーグラスの重鎮、シャギーマウンテンボーイズの50年を記念して、初期LPから1988年のグランドオールオープリ出演ライブまでの30曲がCDアルバムに、1977年の宝塚ブルーグラスフェスから2015年のフォートワースジャンボリーまでの15曲がDVDアルバムに収められた超すばらしい作品。まだブルーグラス奏法も不確かだった1960年代の勢いと雰囲気のすばらしいこと! とてもニューグラス世代には出せない愛がいっぱい詰まっている。レスター・フラットの雰囲気を持った家成靖明、そして後期にはのちに神戸でライブハウス「シャギー」を経営する筒見一夫(初期にバンジョーを担当)がボーカル、さまざまな時期のメンバーを率い、フラット&スクラッグス一筋にバンドを率いている高梨安弘……。何も言うことのない、すばらしい日本ブルーグラス史の大きな一ページである。ムーンシャイナー誌11月号で特集。
 ■アパラチアンボイスの源流「1927年夏ブリストルセッション再訪」
  SONY510135 V.A.『Orthophonic Joy: The 1927 Bristol Sessions Revisited』2CD(本体\2,750-)\2,970-

カーター・ファミリー、ジミー・ロジャースを輩出した『ブリストル・セッションズ』(1927年)をカントリーやポップ・シーンの有名スターが再演するという超話題盤。2014年にバージニアとテネシーの州境の町ブリストルに、スミソニアン財団の下” Birthplace of CountryMusic Museum”がオープンしたことを記念して企画されたコンピレーション。ブリストルが“カントリー・ミュージック生誕の地”として知られるきっかけとなった歴史的レコーディング『ブリストル・セッションズ』(1927年)を、現役で活躍するヴィンス・ギル、ドリー・パートン、マーティ・スチュワート、シェリル・クロウ、アシュリー・モンロー(ピストル・アニーズ)、ブラッド・ペイズリー等、錚々たるアーティストが再録音したコンピレーション。
 ■モンローズミュージックの軌跡
  ROC-3276 BILL MONROE『Live 1964』CD(本体\2,450-)\2,646-

 1964年8月録音というビル・モンロー(1911-1996)の貴重なドック・ワトソン(7曲)とブルーグラスボーイズ(20曲)とのライブ集。前衛パンクのような抑えがたい衝動に溢れたブルーグラスを率いるビルが、ドック・ワトソンという希有なアパラチアントラッドシンガーと出会ったことで自身のルーツを見直す結果となり、そのことがのちのモンロー伝説につながる一歩手前、1966年名盤LP『Bluegrass Time』に至る直前の、まだまだ粗削りなこの日の演奏の中にキラリと光る気高さへの序章を感じる。ブルーグラスの本質を知る大推薦!!
  SF-40064 BILL MONROE & DOC WATSON『Live Duet Recordings 1963-1980; Off the Record Vol.2』CD(本体\2,450-)\2,646-

 こんな録音が残っているって!!やっぱりレコード(記録)は偉大だ。生誕100年を迎えている「ブルーグラスの父」ビル・モンローがオールドタイム/フォークの大御所で88歳の米寿を祝うドック・ワトソンとモンロー・ブラザーズの再現をしてみせる!! ふたりがマンドリンvsギター・バトルを展開、そのラフな1音ずつに込められたスピリット、リズムに秘められた衝動、われわれが何故この音楽を愛し続けるのか、覇気に溢れたふたりの偉人が教えてくれる超貴重な全17曲。
  BCD-15529 BILL MONROE "1959-1969" CD4枚組(本体\11,000-)\11,880-(受注後2−3週で入荷)

ビル・モンロー60年代全曲集。ビル・キース、デル・マッカリー、ピーター・ローワン、リチャード・グリーン、ローランド・ホワイト、バイロン・バーライン等々、フォーク・ブームを背景に、都会生まれの若者をメンバーに加えることで、モンロー自身が変化していった姿をとらえている。
 【ムーンシャイナー11月号レビュー紹介作品】
  BAS-2015 RUSSELL MOORE & IIIrd TYME OUT『It's About Tyme』CD(本体\2,450-)\2,646-

 現在、正統派ブルーグラスのトップグループのひとつ、ラッセル・ムーアとサードタイムアウト、素晴らしい最新作。IBMA最優秀男性ボーカルに最高の5度選出されラッセルのバックを固めるのは、スーパーピッカー、ウェイン・ベンソン(md)に、典型的な現代ブルーグラスフィドルを聴かせるジャスティン・ヘイズ(fd)、バランスの整ったキース・マッキンノン(bj)、ブレイク・ジョンソン(bs)。カーター・ファミリーの“Are You Tired of Me My Darling”やカントリージェントルメン“River Bottom”ほか、キース・ウィットリーやミッキー・ニューベーリー、ニッティグリティダートバンド、サム・クックのモータウンサウンドらのカバーと新曲、絶対に期待を裏切らない完璧なサウンドを聴かせる。
  COMP-4658 ALISON BROWN『The Song of The Banjo』(Deluxe Edition)CD(本体\2,450-)\2,646-

とてもリリカルなプレイでバンジョーという楽器を別の次元まで引き上げた功労者の一人、アリソン・ブラウン、2009年以来の渾身のソロアルバム。ロブ・アイクスをフィーチャーしたオーリアンズのヒット曲"Dance With Me"、インディゴ・ガールズを迎えてマイケル・マーフィーの"Calorina In The Pines"、バートバカラックの"I'll Never Fall in Love Again"、シンディ・ローパーの"Time After Time"等々、耳に馴染み深い美しいメロディを極上のトーンのバンジョーで聞かせる。CDボーナストラックにはケブモを迎えてマービン・ゲイの"What's Going On"超お勧め!!
  HHS-2015 HELEN HIGHWATER STRINGBAND『Shad Cobb, Mike Compton, David Grier, Missy Raines』CD(本体\1,750-)\1,890-

Glory Bound/This Crazy Crazy Feeling/Blue Train/Please Baby/Cryin' Singin'.
 その分厚い音楽センスで一癖もふた癖ある天才肌のナッシュビル ブルーグラッサーたちが立ち上げたヘレン・ハイウォーター・ストリングバンドのデビューミニCDアルバム。とにかく、キショクいい音を出すことには定評の4人、シャッド・コッブ(fd)、マイク・コンプトン(md)、デビッド・グリア(g)、そして紅一点ミッシー・レインズ(bs)が、チョッとヒルビリーなブルース3曲(キャラハンブラザーズ、ジョニー・キャッシュとミシシッピーシークス)とシャッドのオリジナル2曲の全5曲。
  RUR-1127 STEVE GULLEY NEW PINNACLE CD(本体\2,450-) \2,646-

Leaving Crazytown/Hello Goodbye/You'Re Gone/It'S A Long, Long Way To The Top Of The World/She'S A Taker/Mattie'S Run/Don'T You Ever Get Tired Of Hurting Me全12曲

クイックシルバー、マウンテン・ハート、グラスタウンと渡り歩いたスティーブ・ガリーの新バンドのデビュー。
  THM-1510 DEBRA CLIFFORD & BECCA WINTLE『The Farewells』CD(本体\2,450-)\2,646-

ロンサム・シスターズの片割れ、デブラ・クリフォードとフィドラー&シンガーのベッカ・ウィンタルによる新ユニット。古いギブソンのサザン・ジャンボ・ギターやF-5マンドリン、クロウハンマー・バンジョー、テナー・ギターを駆使、ベースにジューン・ドラッカーを加えてオールドタイミーなサウンドを聞かせる。
  JRLA-0008 バンジョーアイ『Love My Love』CD(本体\1,388-)\1,500-

 沖縄出身のバンジョー奏者にしてシンガーソングライター、そしてアイドルとして活躍をつづけるバンジョーアイちゃん、2014年のシングル『唄の島』につづいて6曲入りの最新ミニアルバム。驚くべき“Foggy Mountain Special”の完璧なアール・スクラッグスとグレン・ミラーの“In the Mood”をパロディした「谷茶前の夜」ほか、全編にバンジョーを上手に使ったJ-ポップ作品。バンジョーとブルーグラスがこんな風に、若い子に愛されている……それだけで「応援すべし」!
 ■ブルーグラス最近作/お勧め作
  PATUX-275 BILL RUNKLE『Lonely Tonight』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ビル・ランクル!?……そう、デル・マッカーリーの大名盤『High On A Mountain』(1973)のバンジョー奏者にしてデル名曲“I'm Lonely Tonight”を書いた人物。自身のバンド、スミスホロー(ラリー・コナーg、ジュディ・ウィンターズbs)を率いての最新、おそらくデビュー作。ゲストに若手フィドラー、パトリック・マカビニューとマンドリンのジェフ・キッド。そしてデルにつづくトラッドボイスの旗手といわれるダニー・ペイズリーが“I'm Lonely Tonight”で特別ゲスト。ラルフ・スタンレーの“Hard Times”、ドン・レノの“Green ...”ほどには崩さない“Black Mountain Hop”などのDチューニング曲などのほかオリジナル含めた10曲と歌もの3曲の全13曲。1970年代の雰囲気に包まれたスリーフィンガーバンジョー作品である。
  PC-1196 DALE ANN BRADLEY『Pocket Full of Keys』 CD(本体\2,450-) \2,646-

The Stranger/Till I Hear it from You/Pocket Full of Keys/Ain't it Funny/Rachel Pack Your Sunday Clothes/Hard Lesson Road/Talking to the Moon/Sweet Hour of Prayer/Soldiers, Lovers, and Dreamers/Sweetheart of the Pines/I'm So Afraid of Losing You Again/I'll Live on Somewhere全12曲

IBMAアワードの年間最優秀女性ボーカルを5度受賞しているデイル・アン・ブラッドレィ、古巣のパインキャッスルに戻って、彼女自身がプロデュースも担当する意欲作。耳にすっと馴染む親しみやすい歌声は健在。彼女のオリジナルに加えて、以前にU2やトム・ペティのカバーも試みた事がある彼女らしく、90年代にカレッジ・チャートで人気を博したジン・ブロッサムズの"Till I Hear It From You"、ブルーグラス・ソングにはあまり無いメッセージがユニークでディル・アンの声にマッチして出色の仕上がり。80年代にカントリー・ジェントルメンで活躍したノーマン・ライトの"Ain't It Funny"、チャーリー・プライドの曲でJ.D.クロウもカバーしていた"I'm So Afraid of Losing You Again"、ゴスペルの名曲中の名曲"Sweet Hour Of Preyer"や"I'll Live on Somewhere"、非常に唄を大切にした音作りを支えるのはウィンフィールドのチャンピオン、マイク・サムナー(bj)、元バンドメンバーのマイケル・クリープランド(f)、スティーブ・トーマス(g,m)、フィル・レッドベター(d)、ティム・ディシュマン(bs)、コーラスにティナ・アデアー、キム・フォックス、ジェフ・ホワイト、ジム・ローダーデイル等が貢献している。(ムーンシャイナー誌レビューより)
  ROU-36733 STEEP CANYON RANGERS『Radio』CD(本体\2,450-)\2,646-

人気コメディアンバンジョー奏者=スティーブ・マーチンとのコラボレーションで一躍、トップバンドの仲間入り、グラミー受賞の快挙、スティーブ・キャニオン・レンジャーズ、ジェリー・ダグラスのプロデュースによるラウンダー移籍後3作目。ノース・キャロライナの学生バンド上がりという風情から、多くのコンテンツを含んだカラフルでエネルギッシュなコンテンポラリー・ブルーグラス。サウンドにマッチしたパーカッションの使い方が功を奏して、ブルーグラスの可能性をま拡げた音造り。
 ■インスト最近作/お勧め作
  COMP-4342 PHILLIPS, GRIER & FLINNER『Looking Back』CD(本体\2,450-)\2,646-

Tennessee Blues/Monroe's Hornpipe/I Am a Pilgrim/Afro Blues/Dixie Hoedown/I Want You 他全9曲

 トッド・フィリップス、デビッド・グリア、マット・フリナーのトリオによる2002年発売の2枚目のアルバム。トッドのプロデュースの下、タイトルにあるように、自分たちの音楽を「振り返る」、有名曲カバー作品集。ビル・モンロー 作品3曲を中心に、マール・トラビス(というより、クラレンス・ホワイトのギターで有名 か!?)やジミ・ヘンドリックスからビートルズ曲まで、名曲の数々をいかに料理するか。ベース を軸に、変幻自在のギターとマンドリンが、自由に音を重ねていく…見事な室内インプロバイズ 音楽である。ブルーグラスやジャズ、クラシックというジャンルを越えた、それぞれの楽器の美 しさと能力を、各アーティストが最大限の努力で引き出そうとする、何も難しくない、それだけ の音楽である。…それにしても、デビッド・グリアっていうギタリストは怪物だ。
 ■オールドタイム/フォーク最近作/お勧め作
  VHR-12003 ANTIQUE PERSUASION 『Don't Forget Me Little Darling』 CD(本体\2,450-) \2,646-

Bury Me Under The Weeping Willow/Broken Hearted Lover/Lonesome For You/Lover’s Lane/I’m Thinking Of My Blue Eyes/On The Sea Of Galilee/Lover’s Return/Hello Stranger/When Silver Threads Are Gold/You’re Gonna Be Sorry Cause You Let Me Down/Don’t Forget Me Little Darling/Dark And Stormy Weather全12曲

ナッシュビルの音楽プロデューサー=ジミー・メッツ監修によるカーター・ファミリー・トリビュート作品。ロンサムリバーバンドのブランドン・リックマン(g)、ラリー・コーデル&ロンサムスタンダードタイムのジニー・フリーナー(f,m,g)、オースティン在住で小粋な女性コーラスが売り物のカーパーファミリーで紹介したこともあるブレネン・リー(g,m)という面々でカーター・ファミリーの有名曲を演じる。
 ■カントリー最近作/お勧め作
  FLOATM-6057 HEATHER MYLES『Live In London and Texas』2CD SET (本体\2,750-)\2,970-

Disc1:Introduction/Read You All Wrong/Gonna Have Love/Other Side of Town See/Sweet Little Dangerous See/If The Truth Hurts/True Love Won't Let You Down/Lovin' the Bottle/When The Tingle Becomes A Chill/Love Me a Little Bit Longer/Rum and Rodeo/Worried Wife Blues/Changes/Walk Through This World With Me/Cadillac Cowboy
Disc 2:Just Walk On By/Vaya Con Dios/Begging to You/Stop Loving Me/Broken Heart for Sale/Every Honky Tonk In Town/Shoulder To Cry On/One Man One Woman Again/Big Cars/Nashvilles Gone Hollywood

メジャー・カントリーでは聴かれなくなった本格的な女性ホンキー・トンク・カントリー・シンガー、ヘザー・マイルス、1996年のロンドンとテキサスのライブを集めた作品。
 ■お勧め発掘・編集最近作/お勧め作
  ACD-81 OLD & IN THE WAY『Live at the Bording House: Complete Shows』CD4枚組(本体\5,500-)\5,940-

 1973年10月8日にサンフランシスコのボーディングハウスでライブ収録された10曲を収めたアルバム『Old & In The Way』(1975年発売、現在廃盤)が、ブルーグラス作品とされる映画『オーブラザー』サントラ盤(2000年作)の700万枚に次ぐ売り上げを誇る……でも、実質上、現在なお、ブルーグラスバンドのアルバムとしてもっとも売れた作品と言えるオールド&イン・ザ・ウェイ。その時代と存在自体がブルーグラス史上に大きな意味持つ偉大なバンドの正体を知るのにはうってつけ、10月1日の同地でのライブを含む2日間に渡るライブを完全収録した全55曲集。
 ■映像ものお勧め作
  CCD-GJ GEORGE JONES『Through The Years』(142分)DVD(本体\3,150-) \3,402-

1968年から1980年まで、以下のカントリーTVシリーズにジョージ・ジョーンズがゲスト出演した7作品を一堂に収めた約2時間半の映像もの。1968年の「ポーター・ワゴナー・ショー」(ほかにドリー・パートンらのゲスト)、1969年「ウィルバーン・ブラザーズ」(ほかに、この1ヶ月後に結婚することになるタミー・ワイネット、ロレッタ・リン、そしてアメージング・バディ・スパイカー)、あとの5本はいずれも「ポップ・ゴーズ・カントリー」シリーズからの1974年(ほぼ半年後に離婚することになるタミー・ワイネットほか)、1977年(ドティ・ウェストほか)、1977年(離婚後2年のタミー・ワイネット、ラリー・ギャトリンほか)、1979年(T.G.シェパード、チャーリー・マクレーンほか)、1980年(トム・T.ホール、ジャン・ハワードほか)。
  CCD-DP1 DOLLY PARTON『Dolly! Porter Wagoner & Pop Goes the Country Appearances, solos & duets』DVD本体\2,750-)\2,970-

(Solos) Dumb Blonde/Fuel To The Flame/I'll Always Love You/Your Old Handy Man/Mama, Say a Special Prayer for Me/Don't Let it Trouble Your Mind/The Bridge/Daddy/He’s A Go-Getter/Joshua/Just Because I’m A Woman/Coat of Many Colors/Tennessee Mountain Home/Traveling Man/I Can't Stop Loving You" (w/Chet Atkins on guitar)/Bubbling Over/Love With Me/Gypsy, Joe And Me/I Will Always Love You/Coat Of Many Colors/Jolene/Love is Like a Butterfly/Early Morning Breeze/Higher and Higher/It's All Wrong, But It’s Alright/Apple Jack.
(Duets with Porter Wagoner) Holding on to Nothing/Jeannie's Afraid Of The Dark/Milwaukee/Melinda/The Right Combination/Ten-Four/Last Thing On My Mind/Just Someone I Used To Know/Run That By Me One More Time/We Found It/Lost Forever in You Kiss/Her And The Car And The Mobile Home Was Gone/The Pain/Love Means the Most/Daddy Was an Old Time Preacher Man.

 1967年、21歳でポーター・ワゴナー・ショウのレギュラー女性シンガーに抜擢されたことで大スターへの階段を上りはじめたドリー・パートン。その初期の映像から、シンガーそしてソングライターとしても成功を収めた1977年の10年間に録画されたソロ26曲と、ポーター・ワゴナーとのデュエット15曲、全41曲集。言うまでもなく、20世紀のアメリカンアイコンのひとりである。
 楽器関連作品
 (楽器奏法や教則など、さまざまなご相談に関してはミュージシャン歴豊富なスタッフがアドバイス、また楽器につきましても、本体やパーツ/アクセサリーなど、ビンテージを含めて各種取り扱っています。お気軽にお問い合わせください)
 ■ギター
  SHA-6012 NORMAN & NANCY BLAKE"While Passing Along This Way" CD(本体\2,750-)\2,970-

He's Passin' This Way/Last Train From Poor Valley/I'm Going to Leave Old Dixie/Bonaparte Crossing the Rhine/On & On & ON/Hangin' Dog  他全14曲

 ノーマン&ナンシー・ブレイク夫妻の1994年の作品。ジョニー・キャッシュやボブ・ディランのギタリストを経て、70年代はじめにソロ活動に入ったノーマン・ブレイクはブルーグラスとの距離を快適に保ちながらアメリカン・トラッド・フォークの第1人者として素晴らしい音楽を創り続けている。今回はギター2本のアンサンブルをメインにウェイド・メイナーの2曲、トラッドを9曲、オリジナル3曲。セルダム・シーンで有名になった"Last Train from〜"も久々に録音している。定評のあるリード・ギターもインスト、唄物共にメロディーを重視した味わい深いものだ。昨秋、テネシー州ジョンソン・シティーという小さな街のライブ・ハウスで久々に彼等の演奏に接した。観客は少なかったけれどバージニア州境近く、アパラチア山中で聞く彼等はやはりカーター・ファミリーの精神をそのまま受け継いだ伝統音楽だという感を改めて強く持った。
 ■バンジョー
  SF-40037 VARIOUS ARTISTS "American Banjo Three Finger & ScRuggs Style" CD(本体\2,450-) \2,646- 

1956年、マイク・シーガーによってフィールド録音され、翌57年にブルーグラス・アルバムとして初めてLPとして発表された歴史的作品。CD化にあたり16曲の未発表録音が含まれるアリガターイ作品。スクラッグス・スタイルがその頂上を極めつつある時、その奏法の背景を探った素晴らしいリサーチである。 
 ■マンドリン
  PC-1183 ALAN BIBEY & WAYNE BENSON『Mandolin Chronicles』CD(本体\2,450-) \2,646-

Owensboro Train/Sweet Dixie/Black Friday/Waltz For Pamela/Wintergrass/Another Night/Surfside/Pilgrim'S Knob/Now'S The Time/Wilkes County Breakdown/Crazy Creek全11曲

ALAN BIBEY, WAYNE BENSON,RON STEWART,HAROLD NIXON,WYATT RICE,RUSSELL MOORE
ブルーリッジ系ブルーグラスのスーパーピッカー、ウェイン・ベンソンとアラン・バイビーによる楽しい!ツイン・マンドリン集。ロン・スチュワート(bj,f)とワイアット・ライス(g)、ハロルド・ニクソン(bs)という申し分ないメンツを配して、マンドリンファンにはおなか一杯、楽しいお勧めの一枚。
 ■フィドル
  CMH-9095 JOHHNY GIMBLE『Celebrating with Friends』CD(本体\2450-)\2,646-

Fiddlin' Around(Jason Roberts)/Somewhere South of San Antone(Vince Gill)/Sweet Georgia Brown(Merle Haggard)/Lady Be Good(Willie Nelson) 他全14曲

 70年近くに及ぶそのキャリアをとおして、テキサス・スウィング・フィドルの第一人者としてのみならず、カントリー・シーンを代表する偉大なフィドラーとして後進に絶大な影響を与えてきたジョニー・ギンブル(May 30, 1926 ? May 9, 2015)を称えた2010年発表のトリビュート作品。マール・ハガード、ウィリー・ネルソン、ビンス・ギル、レイ・ベンソン、デイル・ワトソン、ジェイソン・ロバーツ、エミリー・ギンブル他。
 ■ドブロ
  RCSI-1033 IVAN ROSENBERG & BILLY CARDINE『The Donkeys』CD(本体\2,450-))\2,646-

 スリーフィンガーとクロウハンマー・バンジョーのメチャ格調高い東洋マウンテン風の美しいインストではじまる、ともにドブロ奏者でもあるアイバン・ローゼンバーグ(左チャンネル)とビル・カーダイン(右チャンネル)、2007年の大秀作品が再プレス。クロウハンマー・バンジョー奏者としても知られるアイバンと新世代のドブロを代表するビルのふたりが、インド系のスライドギターのチャトランギ(Chaturangui)なども含む、弦をスライドするいう奏法のさまざまな可能性を聴かせてくれる。ビルのバンド、ビスケット・バーナーズのギタリスト、ダン・ブレッツが趣味の良い音を聴かせてくれ、同バンドのメアリー・ルーシー"No Ash Will Burn"やシャノン・ウィットワース"Don't Look Rough and Rocky"が素敵にスモーキーな女性ボーカルを聴かせてくれる。限りない可能性を持つスライドギター、ドブロのあたらしい世界を覗いてください。楽器の種類関係なく、お勧めのアコースティック作品!!
 楽器、その他……
 (スタッフは全員、バリバリピッカーです。どんなことでもお気軽にお問い合わせください)
 [ビル・キース追悼]
メロディック・スタイルでブルーグラスのみならずバンジョー音楽に新しい可能性をもたらした優れたミュージシャンで宝塚フェスにも来てくれた、日本との馴染みも深いビル・キースが長年の癌との闘病の末亡くなりました。謹んで古語冥福をお祈りします。彼が開発したキース・チューナーをはじめベーコン・バンジョー・カンパニーは家族によって継続されるとの事です。
[アクセサリー、パーツ]
  MISC-0017 KEITH BANJO TUNERS 2弦、3弦用2個セット (本体\31,000-)\33,480-

アールズ・ブレイクダウン、フリントヒル・スペシャルで使用されるDチューナーとも言われているもの。
  MISC-0012 =BILL KEITH BANJO STRINGS(本体\700-) \756-
★ビル・キース弦
ビル・キース御用達バンジョー弦。特徴は1、2、5弦が同じゲージ。.011 .011 .015 .022 .011(ミディアムゲージ)。お勧めは珍しい4弦がブロンズのもの、ニッケルもあります。
  BOOK-49 『THE JIM KWESKIN JUG BAND REUNION TOUR 2013記念パンフレット写真集』(本体\2,500)\2,700-

 結成50周年を記念して2013年4月に日本公演を行ったジム・クエスキン・ジャグバンドのツアー記念の特別パンフレットが限定数入荷しました。未発表を含む70点以上の写真がすごい、豪華68頁!! メンバー全員のディスコグラフィも充実しています。若き日のジムとジェフ・マルダー、そして歌姫マリア・マルダーに故フリッツ・リッチモンド、ブルーグラスからのリチャード・グリーン、そして故ビル・キース等々、フォークリバイバルの貴重な資料となること請け合いです。在庫限り売切れ御免。
 定期刊行雑誌
 ■バンジョー・ニューズレター誌
  世界唯一の米国産バンジョー専門月刊誌。毎号タブ譜満載(ウェブサイトから「MP3」で音源入手可!!)、バックナンバーもお問い合せ下さい。探しておられるタブ譜の曲名や演奏スタイル、またお気に入り奏者の特集も探します。収蔵曲のCDやDVDなども在庫していますので、お問い合わせください。
  BNL-15/11 2015年11月号\950-

 ラウンドピーク・クロウハンマーの教則本等で知られるブラッド・レフトウィッチのケン・パールマンによるインタビューとタブ"Jack of Diamond""Tumblin' Gap"、アイルランドのバンジョー奏者=イアン・カーマイケルによるタブ"Trampolinees""The Steamboat Hornpipe"、スクラッグス・スタイルのコーナーでは2002年のジャム・セッションの音源から"Campton Races"、ノーザン・バンジョー・イクスポージャーではフィンランドのアコーディオン・ポルカ曲"Karjaran Poikia"をクロウハンマーにアレンジ、ビギナーズ・コーナーはクリスマス・ゾング"Here Comes Santa Claus"、トム・アダムスのハイ・ポジョンの使い方を教示するコーナーでは"Long Journey Home"、ジャネット・デイビスのバックアップのコーナーでは"Poppy Leaf"を課題曲にメロディック・クロウハンマーとメロディック・スリー・フィンガーの対比他、バンジョー情報満載の32頁。
  BNL-15/10 2015年10月号\950-

 ノース・キャロライナの革新的なバンジョー奏者=レックス・マギーのライアン・カバナーによるインタビューとタブ"Jessie's Jamcakes"、スクラッグス・スタイルによるフィドル・チューンのタブ"Tennessee Mountain Fox Chase"、スティーブ・マーチン・アワードを獲得したダニー・バーンズのインタビュー(再掲)、チャーリー・クシュマンとジョニー・ウォーレンの『Purely Instrumental』より"Back To Foggy Mountain"(タブbyビル・エバンス)、トム・アダムスのアレンジによるギリアン・ウェルチ"Tear My Stillhouse Down"、オールドタイム・ウェイでは若手ブラッド・コロドナーのインタビューとタブ"Two O'clock in the Morning"と"Last Chance"、トミー・ジャレルのスタイルのタブ"Poor Ellen Smith"他、バンジョー情報満載の32頁。
 ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
  米国最大のブルーグラス月刊専門誌。お探しの記事などバックナンバーもお問い合わせください。
  BU-15/11 2015年最新11月号 \1,080-

 70年代後半から革新的なブルーグラス・バンドとしてコロラドから登場、今や伝説となったホットライズ、可憐なハーモニーで日本でも注目されたチャーチ・シスターズ、セルダムシーンの1985年初来日ツアーの追想、ロンダ・ビンセント&レイジのバンジョー奏者=アーロン・マクダリス、米国ブルーグラス情報満載の60頁。
  BU-15/10 2015年10月号 \1,080-

 結成40周年を迎えたグレッグ・ケイヒル率いるイリノイ・ベースのスペシャル・コンセンサス、2014年IBMA年間最優秀新人に選ばれた新進気鋭=フラット・ロンサム、オルソフォニック・ジョイ;1927年夏ブリストルセッション再訪、2016年タレント名鑑、イギリス新進気鋭フラッツ&シャープス、米国ブルーグラス情報満載の60頁。
  BU-15/09 2015年9月号 \1,080-

 デビューから40年を迎えるマンドリン&テナー・シンガー=ラリー・スティーブンソンがカバーストーリー、ニューヨーク市立博物館で開催中の『フォーク・シティ:ニューヨークとフォーク・ミュージック・リバイバル』展からブルーグラスとオールドタイムに関する展示を紹介、J.D.クロウ&ニュー・サウスの大名盤ROUNDER0044の大特集、J.D.クロウの1995年の作品『Flashback』録音時のメンバーによるフラッシュバック・バンド、米国ブルーグラス情報満載の60頁。
  BU-15/08 2015年8月号 \1,080-

 最新作『Pocket Full of Keys』(PC-1196)をリリースしたばかりのデイル・アン・ブラッドレィがカバーストーリー、初のリーダーバンドを率いて活動するスティーブ・ガリー、全米ネットのTV番組レイト・ショーのホスト役を勇退、ブルーグラスの理解者として又、スティーブ・マーチンとの親交で知られるデビッド・レターマン、ボブ・ペイズリー&サザングラスのフィドラーとして知られるリロイ・ムンマ、米国ブルーグラス情報満載の56頁。
 ■オールドタイム・ヘラルド誌
  米国産アメリカンルーツ/オールドタイム音楽専門誌。アメリカ伝統音楽研究に必読の良書!!バックナンバーが揃っています。お問い合わせください。
  OTH-1401 最新第14巻1号 \1,296-

 フォーク・リバイバルの時代にエレクトラ社から1964年にリリースされた4枚組LPによるコンピレーション『The Folk Box』の紹介、ジーン・リッチー(1922年12月8日−2015年6月1日)の追悼記事、ウォルト・コーケンのハイウッズ・ストリングバンド物語連載「Tales from the Woods Vol.12」、ファジー・マウンテン・ストリング・バンドやレッドクレイ・ランブラーズのメンバーとして活動してきたビル・ヒックスのインタビュー他、アメリカンルーツ音楽情報満載の54頁。
  OTH-1312 第13巻12号 \1,296-

 マイク・シーガーによるコンピレーション『Close To Home』で紹介されていたバージニア州スコット・カウンティのオールドタイム・ミュージシャン、スコット・ボートライトがカバー・ストーリー。2015年フェスティバル・キャンプ・ガイド、ウォルト・コーケンのハイウッズ・ストリングバンド物語連載「Tales from the Woods Vol.11」などの特集のほか、アメリカンルーツ音楽情報満載の54頁。
 月刊『ムーンシャイナー』
  1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス専門誌。日米ブルーグラスのホットな話題から、音楽の真髄を探求する月刊誌。
  MS-3301 2015年11月号 (通巻385号)\540-

祝シャギーマウンテンボーイズ50 周年、第26 回 IBMA アワードショウ2015、パートナーシップシティ鎌倉とナッシュヴィル「Roots Music 2015」リポート、祝グランドオールオープリ90 周年「アメリカンエンターテイメント物語#1」、モンローズミュージックの軌跡D「Mr. Blue Grass」とフォークリバイバル、アパラチアン ボイスの源流「1927 年夏 ブリストル セッション再訪」D、New Look, New Sound #1「フラット ロンサム」、日本ブルーグラス年表#93「1984 年」、アメリカ音楽史概論#66「ヒルビリー」、成田勝浩のロンサム・エアポート百二十七話「卒業旅行(その1)、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ。
  MS-3212 2015年10月号 (通巻384号)\540-

「I'm with Her」サラ・ワトキンズ、サラ・ジャローズ、イーファ・オドノバン来日直前インタビュー!!、アパラチアン ボイス「女性ボーカルに関して」、徳島・サーティ ボーイズの30 年人権グラス」、アパラチアン ボイスの源流「1927 年夏 ブリストル セッション再訪」C、モンローズミュージックの軌跡C「Knee Deep In Blue Grass」、八ヶ岳マウンテンボーイズ、日本ブルーグラス年表#92「1984 年」、学生ブルーグラスプロファイル#31 大阪大学「松村悠里」、アメリカ音楽史概論#65「バーンダンス」、成田勝浩のロンサム・エアポート第百二十六話、「アメリカンドリーム(その2)、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ
  MS-3211 2015年9月号 (通巻383号)\540-

1965年9月3〜5日世界初のブルーグラスフェスから50 年、やぎたこ3rd CD『I'm Here』、福島「鬼フェス」2014 リポート、ブラックベリージャム、山本敏史ブルーグラス物語「第1 回あまがさき歴史音楽祭」、「I'm with Her」……サラ・ワトキンズ、サラ・ジャローズ、イーファ・オドノバン 10月来日!、長谷川 光「ジャンゴ・ラインハルトとブルーグラス」、アパラチアン ボイスの源流「1927 年夏 ブリストル セッション再訪」B、モンローズミュージックの軌跡B「1950 ?1952 年」、日本ブルーグラス年表#91「1984 年」、学生ブルーグラスプロファイル#30 名古屋大学「原あかね」、アメリカ音楽史概論#64「バイコム・ラマー・ランスフォード“Jesse James”」、成田勝浩のロンサム・エアポート第百二十五話「アメリカンドリーム(その1)」、レコード・レビュー、
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 [LATE ARRIVAL]先ほど入荷しました
  OMNI101514 V.A.『The Winding Stream』CD(本体\2,650-)\2,862-

BEAR CREEK BLUES ? John Prine/LORD, I’M IN YOUR CARE ? Grey DeLisle & Murry Hammond/BURY ME UNDER THE WEEPING WILLOW TREE ? The Original Carter Family/SINGLE GIRL, MARRIED GIRL ? The Original Carter Family/WORRIED MAN BLUES ? George Jones/HELLO STRANGER ? Carolina Chocolate Drops/KEEP ON THE SUNNY SIDE ? The Original Carter Family/CANNON BALL BLUES ? The Original Carter Family/I’M THINKING TONIGHT OF MY BLUE EYES ? The Original Carter Family/WILDWOOD FLOWER ? Mother Maybelle & the Carter Sisters/WILL THE CIRCLE BE UNBROKEN ? Johnny Cash & The Carter Sisters/IN THE SHADOW OF CLINCH MOUNTAIN ? Murry Hammond/SWEET FERN ? Maybelle & Sara Carter/GOLD WATCH AND CHAIN ? The Nitty Gritty Dirt Band with Kris Kristofferson/STEP LIGHT LADIES ? The Home Folks, Joe Carter & John McCutcheon/THE WINDING STREAM ? Rosanne Cash全16曲

 カーター・ファミリーの故郷、アパラチア山脈の麓、バージニア州メイシス・スプリングスを源流としてA.P.,サラ&メイベルからジューン、アニタ、ヘレンの娘達、ジューンの夫であるジョニー・キャッシュとその娘、ロザンヌ・キャッシュへと連なるアメリカン・ルーツ音楽の歴史が如何に現代に繋がっているかを捉えたドキュメンタリー『The Winding Stream?The Carters, The Cashes And The Course Of Country Music.』(ベス・ハリントン監督)のサウンドトラック。詳細、次号にて。
  ROU-37395 STEVE MARTIN & EDIE BRICKELL『So Familiar』(本体\2,450-)\2,646-

So Familiar/Always Will/Way Back In the Day/Won't Go Back/I'm By Your Side/I Had a Vision/I Have You/Another Round/Mine All Mine/Heart of the Dreamer/My Baby/Heartbreaker全12曲

 ハリウッドの人気コメディアンとして又、最近ではバンジョー奏者としてもアクティブに活動を続けるスティーブ・マーチンとポール・サイモン夫人でシンガーソングライターとしても知られるエディ・ブリッケル、2013年リリースの『Love Has Come For You』(ROU-9150CD\2,646-)とツアーの模様を収めた『Live』(CD+DVD\3,780-)続くスタジオ録音盤。詳細次号にて。
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なお祝日は休みをいただきます)
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