|HOME PAGE | ご注文|NEWSLETTER INDEX |  
         B.O.M.Newsletter #417
                   2015年7月14日
  PDFファイル
PDFファイルは印刷版のフォーマットでごらんいただけます。
またプリントアウトしてもお読みいただけます。


今月のサブさん特選   
   アーニャ・ヒンクル来日!!
   ■アーニャ・ヒンクル関連作品
新入荷リスト   
   ■ニュースレター#417 新入荷ダイジェスト
   (ブルーグラス)
   (インスト)
   (オールドタイム/フォーク)
   (カントリー)
   (映像モノ)
   (久々の再入荷特選)
新入荷作品解説   
   ■ブルーグラス新入荷
   ■インスト新入荷
   ■オールドタイム/フォーク新入荷
   ■カントリー/ポップ新入荷
   ■映像モノ新入荷
最近作/お勧め作、再入荷   
   ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
   【ムーンシャイナー7月号レビュー紹介作品】
   ■ブルーグラス最近作/お勧め作
   [名盤再訪]
   ■インスト最近作/お勧め作
   ■オールドタイム/フォーク最近作/お勧め作
   ■カントリー最近作/お勧め作
   ■お勧め発掘・編集最近作/お勧め作
   ■映像ものお勧め作
楽器関連作品   
   ■ギター
   ■バンジョー
   ■マンドリン
   ■フィドル
   ■ドブロ
   ■楽器、その他……
   ■教則もの/ソングブックお勧め
   [バンジョー教則]
  [教則お勧め] 
定期刊行雑誌   
   ■フラットピッキン・ギター誌
   ■バンジョー・ニューズレター誌
   ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
   ■オールドタイム・ヘラルド誌
月刊『ムーンシャイナー』   
B.O.M.ご利用方法    


  44年目を迎える今年の「宝塚ブルーグラス」夏フェスは7月30日から8月2日、誰にも邪魔されない山中でブルーグラス三昧です!! 今年も44回目の出演となるブルーグラスナッツをはじめ、ノースカロライナからのアーニャ・ヒンクルなど、全国から100以上のバンドが集まってくれます。メインステージはクリーク横の木立の中で、日中も過ごしやすいです。椅子の持ち込みをお勧めします。また神戸大学のブルーグラスサークルが金曜夜から飲食に関する模擬店を開いてくれます。
 ……木曜日の夜からの前夜祭、金曜の午後はワークショップやジャム、金曜日の夕方からプログラムによるバンド演奏が始まります。金曜日の深夜には、神戸大学ブルーグラス主宰で、学生と社会人の交流を目的にした楽しい企画、新趣向の「イントロドン」「二人で一人バンド演奏」などを考えてくれているようです。(模擬店メニュー、学生企画詳細はビーオーエムのホームページでご確認ください。)そして土曜日は朝から深夜まで、ベテランから若手まで、様々なバンドが次々とステージを楽しみます。そして「朝までジャム」を経て、日曜日のステージは、土曜日に受け付ける有志バンドによるステージがお昼ごろまで。
 いつの間にか、ビル・モンローのビーンブロッサムとラルフ・スタンレーのヒルズオブホームフェスにつづく、世界で3つ目に古いブルーグラスフェスとなった宝塚フェス、久しぶりの再会にウキウキしませんか……!?


■月刊ブルーグラスジャーナル「ムーンシャイナー」
 最新7月号は、カール・ジャクソン制作の話題盤『Orthophonic Joy』のナレーション完訳「アパラチアン ボイスの源流――1927年夏、ブリストルセッション物語」の第1回ほか、ビル・モンローの生涯録音を追う「秋元慎のモンローミュージックの軌跡、第1回1936〜1948年」、高円寺の仲間たち「ブルーグラス ストンプ」CDデビュー、沖縄の若者ブルーグラス事情、追悼・暁 照雄「ゴローショーの夢舞台」、名古屋大学ブルーリッジツアー前編、東京ブルーグラスパイオニア「ウェイファーリングストレンジャーズ、ブルーマウンテンボーイズII、ケンタッキームーンシャイナーズ」、ブルーグラス誕生から70年記念シリーズ第4弾「日本ブルーグラスのはじまり」、大谷大学「内林茉莉花」ほか、創刊32年目のブルーグラスだけの月刊誌ですよ!
 月刊ムーンシャイナー定期購読は1年間(12冊)\6,300- 半年間(6冊)\3,450-。単冊\540-(+送料\78-)。定期購読は購読開始希望月をお知らせくだされば早速お送りします!! また情報提供、そしてご自由なテーマでのご寄稿など……、なにとぞムーンシャイナーにご協力を、よろしくお願いします!

■全国イベント・カレンダー
 以下、ムーンシャイナー誌7月号に寄せられたイベントです。なお、ここに掲載するのは、個別バンドのライブでは来日および国内バンドの遠征ライブやツアーのみ、ローカルではフェスやコンサートなど企画物イベントのみです。それ以外のライブやコンサート、全国各地の定期イベントなどは月刊ムーンシャイナー誌をご参照ください。

◆レオナ&J.P.マシス
 フィドリン・レオナとJ.P.マシス夫妻の恒例ツアー
7月15日(水)福岡、Dream Boat
7月16日(木)大分、カンタループ
7月17日(金)岡山、ブルー・ブルース
7月18日(土)大阪、オッピドム
総合(問)facebook.com/fiddlingleona、fiddlingleona@gmail.com

◆やぎたこ
 ルーラル・アメリカンな男女オールドタイム・デュオ
7月16日(木)札幌、ひいらぎ011-231-3939
7月17日(金)旭川(予定)
7月19日(日)札幌、じょじょ011-684-1040
7月20日(月)今金(予定)
7月25日(土)ひたちなか、スウィング029-274-2739
7月26日(日)東中野、cafeじみへん090-9242-6183
7月30日(木)伊勢佐木町、JhonJhon(045-251-5382)
8月8日(土)松本、マイシャトー0263-86-0959
8月29日(土)池袋、ポルカドッツ03-6666-2122
総合 (問)yanagi_yagitako@yahoo.co.jp

◆7月17日(金)北海道「STOVE with Anya, Sapporo Bluegrass Session」札幌市北区 Hamburger "RISA"

◆7月18〜19日(土、日)北海道「第27回ラッキー・フェス@札幌石山」札幌、吉田観光農園。参加費\2500-(夕朝食付き、高校生まで無料)。テント泊、キャンピングカー可。ブルーグラス、オールドタイム、アイリッシュ、その他各地のルーツ・ミュージックによる、世界平和のためのフェス!(問)中原ナオヒコstove-since1988@fork.ocn.ne.jp

◆新潟ジャズ・ストリート・ブルーグラス・コーナー
7月18日(土)14時〜17時、カポタスト(025-250-0290)にて、ブルーグラス・セトラーズ/アイランド・グラス/ブルーグラス鉄かぶと。18時〜21時、イタリアン・レストラン(025-228-3756)にて、グラス・ピッカーズ/ディセンバー/谷やん&もーやん
7月19日(日)12時〜19時、カポタスト(025-250-0290)にて、グラス・ピッカーズ/ブルーグラス・セトラーズ/ディセンバー/アイランド・グラス/谷やん&もーやん/ウェスト・フラッシュ/ブルーグラス鉄かぶと
(問)新潟ジャズ・ストリート事務局025-223-4349

◆松山ブルーグラス会ライブ&ジャム会
7月23日(木)松山、Y's Cafe(089-933-5075)。19時半
8月27日(木)松山、Y's Cafe(089-933-5075)。19時半

◆7月25日(土)東京「Appalachian Voice 〜アメリカン ロック / ポップの源流 アパラチアの音楽とは?〜 出演:ピーター・バラカン / 渡辺三郎 / アーニャ・ヒンクル」代官山 「晴れたら空に豆まいて」(03-5456-8880、http://mameromantic.com)。6時半開場7時半開演、前\3,000 (1drink別)

◆7月25〜26日(土、日)大分「第21回飯田高原ブルーグラス・フェスティバル」玖珠郡九重町、九重森林公園スキー場0973-79-2200。参加費\2000-キャンプ設営費\500-。エントリー受付:7月11日まで、上尾handafes@yahoo.co.jp。(問)城崎山本歯科097-537-1141

◆7月30日〜8月2日(木〜日)兵庫「第44回宝塚ブルーグラス・フェスティバル」三田アスレティック079-569-0024。参加費\3500-高校生以下無料。バンド受付:7月1日〜15日。(問)BOMサービス0797-87-0561、info@bomserv.com

◆8月22〜23日(土、日)北海道「第41回札幌ブルーグラス・フェスティバル」札幌、豊平峡温泉特設会場。参加費\3000-(温泉、カレー・チケット付)。北海道大学性が主催するフェス。バンド受付;8月16日まで。(問)札幌ブルーグラス・フェスティバル実行委員satsufes@gmail.com
 今月のサブさん特選
 アーニャ・ヒンクル来日!!
(ムーンシャイナー編集長一押し情報!)
  ノースカロライナ州アッシュビルの人気ブルーグラスバンド「テリコ(Tellico)」の中心で、オールドタイムフィドルとカーターファミリーやピードモントブルースを聴かせるアーニャ・ヒンクル。日系の夫ゲンとの娘、さっちゃん(すごい日本語上達!)とともに2年ぶりの来日。
◆7月17日(金)北海道「STOVE with Anya, Sapporo Bluegrass Session」札幌市北区 Hamburger "RISA"
◆7月18〜19日(土、日)北海道「第27回ラッキーフェス@札幌 石山」札幌、 吉田観光農園。ストーブとともに出演。
◆7月25日(土)東京「Appalachian Voice 〜アメリカン ロック / ポップの源流 アパラチアの音楽とは?〜出演:ピーター・バラカン / 渡辺三郎 / アーニャ・ヒンクル」代官山 「晴れたら空に豆まいて」03-5456-8880、http://mameromantic.com、6時半開場7時半開演、前\3,000 (1drink別)
 幕末にやってきた最初のアメリカンポップ「オースザンナ」以来、唱歌や大正デモクラシーを経て日本に定着したスコットランド系音楽。その同じ系列の音楽は1927年(昭和2年)夏のテネシー/バージニア州境の街で行われた「ブリストルセッション」で20世紀のアメリカンポップのベースとなった。そんな歌と曲の数々をピーター・バラカンと渡辺三郎の案内で、アーニャ・ヒンクルが歌いフィドルする。ムーンシャイナー7月号との連動企画です。
◆7月30日、京都、パイレーツカヌーと共演
◆8月1日、宝塚ブルーグラスフェス出演
◆8月2日、京都、パイレーツカヌーと共演
◆8月12日 大阪、大阪ブルーグラスナイト出演
 ■アーニャ・ヒンクル関連作品
  RCSI-1136 TELLICO『Relics and Roses』(本体\1,980-)\2,070-

 アーニャの新バンド、テリコの6月発表、最新デビュー作。アーニャのルーツィーなハスキー系の魅力的なボーカルとオリジナルを中心に、モダンなブルーグラスの曲調とディープな暖かいトーンのオールドタイミーなアパラチアの陰影に乗ったビートがとても新鮮な、若者と地ビールの街ノースカロライナ州アッシュビルで人気のバンドのデビュー作だ。デリアロウ時代のドブロ奏者、アーロン・バランスとベース奏者スティッグ・スティグレッツ(もう一人のソングライター)のふたりと、そしてタウンマウンテンの創立メンバーだったジェド・ウィリス(マンドリンとクロウハンマーバンジョー)の4人組が2013年に結成。ニール・ヤングの2曲メドレー“White Line - River of Pride”以外はアーニャとスティッグのオリジナル。ハリケーンカトリーナと東日本の津波をテーマにした作品も収めている。 
  RCSI-1101 DEHLIA LOW『Tellico』CD(本体\1,980-)\2,070-

 2013年夏、愛娘サチちゃんとフィドルを背負って、夫ゲンとともに来日したアーニャ・ヒンクル。アーニャのボーカルを中心に2007年に結成されたデリアロウ、2009年のこのアルバムの成功でマールフェスへの出演やレベルレコードからの全米デビュー(2011年)をものにしたノースカロライナ本拠にした若いブルーグラスバンドの3枚目自費制作品。アーニャのアパラチアン・ブルース(ブルーリッジ育ちで、カリフォルニア大学バークレー校在学時代にピードモントブルースを学んだという)といった風のハスキー系の魅力的なボーカルを中心に、若者たちがそれぞれのオリジナリティを持ち寄って創り上げた労作。
◆ムーンシャイナー2014年1月号で彼女が初めて接した日本ブルーグラス界のリポートの前編「北海道編」、そして2014年5月号では後編「関西編」がある(各\540-)。
 新入荷リスト
 ■ニュースレター#417 新入荷ダイジェスト
 (ブルーグラス)
  RUR-1130 RONNIE RENO『Lessons Learned』CD(本体\2,450-) \2,646-

 音楽活動60年を祝うロニー・レノ(67)の最新作は彼の最高傑作といってもいい仕上がり。元ジム&ジェシーのマイク・スコット(bj)に、女性テナーのヒース・バン・ウィンクル(bs)、ジョン・メイベリー(md)、スティーブ・デイ(fd)というレノ・トラディションを率いてレノ&スマイリーの“Trail Of Sorrow”とレフティ・フリーゼル“Always Late”のブルーグラスアレンジにはレフティの弟デビッド・フリーゼルをゲストに、そのほか、マンドリンインスト1曲を含む、すとんと胸に落ちるロニーの優しいオリジナルが9曲の全11曲集。収録曲“All That's Worth Remembering”のメッセージそのままの優しく暖かいアルバム。詳細はブルーグラス新入荷参照
  MFR-150602 SIDELINE『Session 2』CD(本体\2,450-)\2,646-

 元サードタイムアウトのスティーブ・ディリンク(bj)のもとに集まった、第一線で活躍してきた超スーパーピッカーたちが、バンドのツアーを抑え気味に組んだコンセプトバンドの第2作。ギターにはスキップ・チェリーホームズ、ベースには昨年までマウンテンハートにいた才人ジェイソン・ムーア、そしてマンドリンとボーカルには1981年生まれのブライアン・オルドリッジ(アルバムのマンドリンはアーロン・ラムジー)、そしてフィドルにロン・スチュワートを迎えた録音メンバー。ブルーグラス新入荷参照
  MFR-150120 VOLUME FIVE『Voices』CD(本体\2,450-) \2,646-
 昨年はIBMAE最優秀新人賞にノミネートされたバリバリの若手、ボリュームファイブの最新第5作。ゲストボーカルにロンダ・ビンセントが参加、数ある若手バンドり中で、歌良し、ハーモニー良し、楽器バカウマ……の、とても趣味よくバランスの取れた新進バンド、現在ブルーグラスの典型のひとつである。詳細はブルーグラス新入荷参照
  REB-1858 BIG COUNTRY BLUEGRASS『Country Livin'』CD(本体\2,450-)\2,646-

 なんと18枚目、名門レベルからは3枚目の最新作となるビッグカントリーブルーグラス。ジミー・マーティンとボビー・オズボーン共作の“My Loonely Heart”をはじめ、ヨークブラザーズ、ケンタッキートラベラーズなどのアーリーブルーグラス名曲のカバーや、新作もトム・T.&ディキシー・ホール夫妻をはじめ、スリーコード正調ブルーグラス。中心人物のトミー・セルズのモンロースタイルマンドリンと、ジミー・マーティン出身のソリッドバンジョー奏者、リンウッド・ランスフォード、そして新メンバーのティム・マクロウリン(fd)らのストレートなソリッドグラス。詳細はブルーグラス新入荷参照
  PATUX-274 LOUIE SETZER『Jukebox Bluegrass』CD(本体\2,450-)\2,646-

 トラッドブルーグラッサー、ルイ・セッツァーが目指す、「ハード・ドライビング・ホンキートンク・ブルーグラス」を感情一杯に聴かせる、洗練やハイテクとは真逆の、生々しく素晴らしい最新作である。カーター・スタンレーやチャーリー・ムーア、バズ・バズビーらの隠れたブルーグラス名曲、ジョニー・ホートンやジョージ・ジョーンズなどのカントリーバラード、ジョニー・ティロットソンのポップバラッドなど、全14曲を感情を込めて演じる。詳細はブルーグラス新入荷参照
  PC-1197 LORRAINE JORDAN & CAROLINA ROAD『Country Grass』CD(本体\2,450-) \2,646-

 リン・アンダーソン“Rose Garden”やクリスタル・ゲイル“Ready for the Times”、先日亡くなったブラウンズのジミー・エド・ブラウン“You Can Have Her”やリー・グリーンウッド“Dixie Road”ほか、T.G.シェパード、エディ・レイブン、ジョン・コンリー、ケンタッキーヘッドハンターズらをゲストに、ビジネスウーマンとして成功したロレーン・ジョーダンの人柄と人脈ならではの豪華な企画作品。全編ジョッシュ・ゴーフォースによるカントリーヒットのブルーグラスアレンジは最後のフロイド・クレイマーのピアノインストのバンジョーアレンジまで、とても楽しめる、ちょっとポップなブルーグラスアルバム。詳細はブルーグラス新入荷参照
  MFR-150512 JAMIE HARPER『Old Pal』CD(本体\2,450-) \2,646-

 現在、トラッドグラスシンガーのトップと位置付けられるジュニア・シスクのランブラーズチョイスのフィドラーとして活躍ジェイミー・ハーパーのソロデビュー作。バンドの同僚ジェイソン・デイビス(bj)、キャメロン・ケラー(bs)らに、ラッセル・ムーアのサードタイムアウトに抜擢されたキース・マッケノン(bj)と双子の兄弟で、現在はドイル・ローソンのクイックシルバーにいるケビン・マッケノン(md)、クイックシルバーの才人ジョッシュ・スウィフトが超スピードのフィドルチューンで超絶ドブロを聴かせるなど、現在の若手トップクラスの面々の爽快な強烈テクニックを堪能することができる。詳細はブルーグラス新入荷参照
  RUR-1127 STEVE GULLEY & NEW PINNACLE CD(本体\2,450-) \2,646-

 ドイル・ローソンのクイックシルバー(在籍1995-1998)でソウルフルなボーカルで大評判となったスティーブ・ガリーが2013年に結成した新バンド「ニューピナクル」、デビュー作である。そう、父のドン・ガリーは70年代、日本盤も発表されたピナクルボーイズの創立メンバーという、そんな伝統を引き継いだわけだ。そのソウルフルなボーカルが引き立つ硬質でクリスプなサウンド作りにまい進するメンバーの妙技と、稀代のブルーグラスソウルシンガーと言われるスティーブ・ガリーのボーカル、ごゆっくりお楽しみください。詳細はブルーグラス新入荷参照
  PATUX-272 BLUESTONE『What Goes On』CD(本体\2,450-) \2,646-

 ワシントンDCエリアの北側、ボルチモアからペンシルベニア南部一帯、ブルーグラス伝統の濃い地域で活躍するベテランたち、トミー・ニール(bj)、ジョン・グリック(fd)、ラス・フーパー(db)、そしてキャロル・スワム(gt)、ディック・レアード(md)をメインにラリーの息子、ジェフ(gt)とヒース(bs)が参加した7人組のトラッドグラス。フラット&スクラッグスやレッド・アレン、ビル・モンローやロイ・エイカフ、ゴードン・ライトフットやレイ・プライスらのカバーなど、トラッドグラスの魂であるトゥルーソングを武骨に伝えるベテランたちのいぶし銀グラス...!? 詳細はブルーグラス新入荷参照
  FB-1002 NESSIE EXPEDITION『Hear the First Whippoorwill』CD(本体\2,000-)\2,160-

 1973年、大学を出たばかりの若者たち、本間正敏(法政大)、松本康男(千葉大)、窪田光紀(青学大)らが結成、1976年にLP『Hello City Limits』を発表し、渡米ツアーを行ったネッシーエクスペディション。仕事も家庭も一段落し、2012年に再び渡米ツアー、37年ぶりの興奮に、ついつい(!?)2014年1月に山田重夫(関学大)と佐藤美和(法政大)を加えバンド再編、最新CDアルバムを制作。ビル・モンローのカバーを中心にネッシー流のソリッドグラスとハイロンサムを聴かせる。詳細はブルーグラス新入荷参照
 (インスト)
  WC-2015 JOHNNY WARREN & CHARLIE CUSHMAN『Purely Instrumental』CD(本体\2,450-) \2,646-

 「インストゥルメンタルだけ」とタイトルされたジョニー・ウォーレンとチャーリー・クッシュマンの大人気フィドル&バンジョーコンビ、最新第三作である。ジェリー・ダグラス(db)、デル・マッカーリーのリズムとブライアン・サットンのリードギター、マイク・バブまたはケント・ブラントン(bs)という最強のメンツで、みんなの憧れ……フラット&スクラッグスのビッグサウンドに挑むジョニーとチャーリーの心意気、ポールとアール、かくありきと思わせる驚きの呼吸とタイミング、トーン&テイスト! 詳細はインスト新入荷参照 
  COMP-4647 MR. SUN『The People Need Light』CD(本体\2,450-)\2,646-

 永遠のフィドル小僧ダロル・アンガー。若い才能を集めて自分のブルーグラスを見事に演じる新ユニット、ミスターサンの登場。デビッド・グリスマン・クインテットのグラント・ゴーディ、ギブソン・ブラザーズでの活躍で知られるジョー・ウォルシュ、そして天才ベーシストとして注目、シエラ・ハルとのデュオでも活躍するイーサン・ジョズィウィック(bs)といった21世紀のスーパーピッカーたちを自由に、しかしブルーグラス系のストリングバンドというコンセプトを失わずに素晴らしいアンサンブルを聴かせる。詳細はインスト新入荷参照
  MASON-2015 BRENT MASON & RANDY MASON『Two Brothers Two Guitars』DVD(本体\2,650-)\2,862-

 ナッシュビルのセッションギタリストとして圧倒的な信頼を受けるブレント・メイソン、バックは兄弟ランディのリズムギターのみで素晴らしい音楽とギターテクニックを堪能するDVD映像集。ただしカメラワークはシロートレベルの、撮っただけだが、そんなことより、テレキャスターを多彩に弾きこなすアメージングなフィンガーワークとサムピックと自在なフィンガーピッキンに目を奪われてください。詳細は映像モノ新入荷参照
 (オールドタイム/フォーク)
  LAS-2015 LASSIE『懐かしき思ひで(Happiest Days of All)』CD(本体\2,450-) \2,646-

 15年前の2000年、宝塚ブルーグラスフェスでデビューした安田佳民とこづゑ、カーターファミリーを中心に、愛犬ラッシーの名をつけた夫婦デュオのデビュー作。ムーンシャイナー6月号特集に詳しい彼ら、国境や人種/宗教、言語などというものを超えた山の民のメッセージが聴こえてきそうな、シンプルにして素晴らしい作品。詳細はオールドタイム/フォーク新入荷参照
  ISL-2015 小島常男『My Song Book』CD(本体\2,000-)\2,160-

 レイニーブルーというモダンフォークバンドで活躍する小島常男さんが「アイランド(Island)」というユニット名義で、ギター、マンドリン、バンジョー、ベース、リコーダーなどすべての楽器を担当、自分の好きな曲を歌い演じたワンマン作品。フォーク新入荷参照
 (カントリー)
  CSRINC-003 LYNN ANDERSON『Bridges』CD(本体\2,650-) \2,862-

 1970年、世界ヒット「ローズガーデン」を飛ばしたリン・アンダーソン(1947-)の最新作は明るいカントリーゴスペル集。2005年、彼女にとって30年ぶりのグラミーノミネーションを勝ち取った『The Bluegrass Sessions』のビル・ボーンディックがプロデュースを担当。衰えないボーカルにオーク・リッジ・ボーイズやマーティン一家などをゲストに溌剌としたゴスペルを聴かせる。 
  CB-496788 WAYLON JENNINGS『Live In Concert』CD(本体\2,950-)\3,186-

 いわゆるテキサスアウトローカントリーのウエロン・ジェニングズ(1937-2002)のキャリアを俯瞰するライブ音源14曲集。
  PC-1197 LORRAINE JORDAN & CAROLINA ROAD『Country Grass』CD(本体\2,450-) \2,646-

 リン・アンダーソン“Rose Garden”やクリスタル・ゲイル“Ready for the Times”、先日亡くなったブラウンズのジミー・エド・ブラウン“You Can Have Her”やリー・グリーンウッド“Dixie Road”ほか、T.G.シェパード、エディ・レイブン、ジョン・コンリー、ケンタッキーヘッドハンターズらをゲストに、ビジネスウーマンとして成功したロレーン・ジョーダンの人柄と人脈ならではの豪華な企画作品。全編ジョッシュ・ゴーフォースによるカントリーヒットのブルーグラスアレンジは最後のフロイド・クレイマーのピアノインストのバンジョーアレンジまで、とても楽しめる、ちょっとポップなブルーグラスアルバム。詳細はブルーグラス新入荷参照
 (映像モノ)
  MASON-2015 BRENT MASON & RANDY MASON『Two Brothers Two Guitars』DVD(本体\2,650-)\2,862-

 ナッシュビルのセッションギタリストとして圧倒的な信頼を受けるブレント・メイソン、バックは兄弟ランディのリズムギターのみで素晴らしい音楽とギターテクニックを堪能するDVD映像集。ただしカメラワークはシロートレベルの、撮っただけだが、そんなことより、テレキャスターを多彩に弾きこなすアメージングなフィンガーワークとサムピックと自在なフィンガーピッキンに目を奪われてください。詳細は映像モノ新入荷参照
 (久々の再入荷特選)
  VAN-206/7 THE GREENBRIAR BOYS『Best Of The Vanguard Years』CD2枚組(本体\2,750-)\2,970-[再入荷]

Katy Cline/We Shall Not Be Moved/Ragged But Right/Minor Breakdown/Shackles And Chains/Alligator Man/Russian Around/Up To My Neck In High Muddy Water/Little Birdie/Prisoner's Song/Different Drum 他全35曲

1960年代にカントリー・ジェントルメンとザ・ディラーズと並んで、都会の若者の心をつ かんだグリーンブライアー・ボーイズが残したアルバム3枚からと、ジョーン・バエズとの共演 盤からの2曲を含むベスト35曲集。ジョン・ヘラルドの都会的なボーカルと田舎臭プンプンの選 曲との絶妙なバランスと、何といってもボブ・イェリン(bj)のバカ・テク、ラルフ・リンズラー (m)の知的なトラッド・アレンジ・センス、後期にはフランク・ウェイクフィールド(m)が参加 してメンバー5人(ジム・ブキャナンとラス・サバッカスを得た最高作からはほとんどの曲が収 められている)だけでオーケストラを感じさせる広がりにまで達した彼ら、ブルーグラス編成とし ては1960年代で最も先んじたアレンジとアンサンブルを創りえたバンドだと思う。今一度、彼 らの偉大さと、ブルーグラス音楽の奥深い楽しみを味わっていただきたい秀作である。
 新入荷作品解説
 ■ブルーグラス新入荷
  RUR-1130 RONNIE RENO『Lessons Learned』CD(本体\2,450-) \2,646-

Lower Than Lonesome/Lessons Learned/I Think Of You/Sweet Rosa Lee/Deep Part Of Your Heart/Reno's Mando Magic/Trail Of Sorrow/All That's Worth Remembering/Our Last Goodbye/Bad News At Home/Always Late(with David Frizzell).

 音楽活動60年を祝うロニー・レノ(67)、レノ&スマイリーのジャケットでわれわれが目にした子供時代から、その活動を通して常に控え目でありながら重要な場面でブルーグラスとカントリーの垣根をしなやかに越え、独自の優しいサウンドを送り続けてきた(プロデューサー―としての最新の仕事はマック・ワイズマンとマール・ハガードのコラボという究極のボーカル作品!!)、……たとえばブルーグラスしても“Trail of Sorrow”(フラット&スクラッグスの“I Wanna Be Loved”と同じメロディ)でのおごらない柔らかい目線はほかではあまり感じることがない。本作はそんなロニーの優しさに包まれた最高傑作といってもいいんじゃないかな……!?
 元ジム&ジェシーのマイク・スコット(bj)に、女性テナーボーカルも提供するヒース・バン・ウィンクル(bs)、ジョン・メイベリー(md)、スティーブ・デイ(fd)というレノ・トラディションを率いてレノ&スマイリーの“Trail Of Sorrow”とレフティ・フリーゼル“Always Late”のブルーグラスアレンジにはレフティの弟デビッド・フリーゼルをゲストに、そのほか、マンドリンインスト1曲を含む、すとんと胸に落ちるロニーの優しいオリジナルが9曲の全11曲集。
 7歳から10年ほど参加したレノ&スマイリー解散後はオズボーンブラザーズのトリオコーラスを4年間に渡って支え、そののちマール・ハガードに見込まれて前座を務めのちにストレンジャーズに在籍しヒット曲"I've Got a Darling."を提供、1978年にはコンウェイ・トゥイッティの大ヒット曲“Boogie Grass Band”(ビル・モンローとオールマンブラザーズ賛歌)を提供し、折からのブルーグラスブームに弾みをつけた。1993年からは全米初のブルーグラスTVショウ『Reno’s Old Time Music Festival』をはじめ、現在は毎週土曜日、RFD-TV系列で『Reno's Old Time Music』を放映、1か月に120万人の視聴を誇っている。年齢は若いものの、ブルーグラス界でもっとも古い業界人のひとりとしてIBMAにも多大な貢献をつづけるブルーグラス紳士でもある。
 ブルーグラスとカントリーの世界で60年間、人々の信頼と友情を築いてきたすばらしいミュージシャンの仕事、じっくりと味わってみませんか? 1960〜70年代の音楽を自然に呼吸してきた人にはとてもお勧めの、収録曲“All That's Worth Remembering”のメッセージそのままの優しく暖かいアルバムですよ。 
  PC-1197 LORRAINE JORDAN & CAROLINA ROAD『Country Grass』CD(本体\2,450-) \2,646-

Runnin' Water(with the Kentucky Headhunters)/I Got Mexico(Eddy Raven)/Darned If I Don't, Danged If I Do(Marty Raybon)/Common Man(John Conlee)/Ready for the Times to Get Better(Crystal Gayle)/Dixie Road(Lee Greenwood)/You Can Have Her(Jim Ed Brown)/Boogie Grass Band(various guests)/Diggin' Up Bones(Tommyt Long)/Do You Wanna Go to Heaven?(T.G. Sheppard)/Don't Close Your Eyes(Jesse Keith Whitley)/Rose Garden(Lynn Anderson)/Last Date.

 こりゃまた賑やかな!アルバム。リン・アンダーソン“Rose Garden”やクリスタル・ゲイル“Ready for the Times”、先日亡くなったブラウンズのジミー・エド・ブラウン“You Can Have Her”やリー・グリーンウッド“Dixie Road”、ケンタッキー・ヘッドハンターズ“Runnin' Water”ほか、またキース・ウィットリーの“Don't Close Your Eyes”では故キースとロリー・モーガンの間の息子ジェス・キース・ウィットリーも登場、カントリーのナンバーワンヒットを成したゲストたちと曲の数々、ロニー・レノ作の“Boogie Grass Band”には参加者のほとんどで大団円……!!という、ビジネスウーマンとして成功したロレーン・ジョーダンの人柄と人脈ならではの豪華な企画作品。
 バックアップはロレーン(md)を支えるスーパーピッカー、2001年にETSUバンドとしてJ.P.マシスや井上太郎、ダニエル・ボナー(ETSU学部長として昨年、学生を引率し来日公演をした)らとともに来日したジョッシュ・ゴーフォース(fd,gt,md)を核に、ベン・グリーン(bj)、トミー・ロング(gt)、ジェイソン・ムーア(bs)、ブラッド・ハドソン(db)。ツービートのブルーグラストリオのハーモニーにした“Rose Garden”やフィンガーピッキンギターを効果的に使った“Ready for the Times...”などのほか、オリジナルの印象的なリフを残しながら決して奇をてらわず、ジェイソン・ムーアのたしかなブルーグラスベースをボトムに、全編ジョッシュのカントリーヒットの完璧なブルーグラスアレンジは最後のフロイド・クレイマーのピアノインストのバンジョーアレンジまで、とても楽しめる、ちょっとポップなブルーグラスアルバムだよ!
  PATUX-274 LOUIE SETZER『Jukebox Bluegrass』CD(本体\2,450-)\2,646-

Rollin' on Rubber Wheels/It Keeps Right on a-Hurtin'/Send Me Poppa's Fiddle/Long and Lonesome Old Freight Train/All for The Love of a Girl/King of Fools/Wrong's What I Do Best * Burning Bridges/Christmas in Tennessee/Judge and Jury/Blue Eyes Crying in the Rain/Truck Driver's Queen/Everyone Has to Answer in the End/Me and the Jukebox.
 ホンモノのトラッドブルーグラッサー、ルイ・セッツァーが目指す、「ハード・ドライビング・ホンキートンク・ブルーグラス」を感情一杯に聴かせる、洗練やハイテクとは真逆の、生々しく素晴らしい最新作である。本作では現在のワシントンDCグラスの精鋭たち、ユニークなフレージングで知られるマーク・ディレイニー(bj)、デビッド・ブロムバーグと来日した若手フィドラー、ネイト・グロウワー(fd)、パタクサント社の総帥、ウェイクフィールド系マンドリンのトム・ミンテ(md)を配し、カーター・スタンレーやチャーリー・ムーア、バズ・バズビーらの隠れたブルーグラス名曲、ジョニー・ホートンやジョージ・ジョーンズなどのカントリーバラード、ジョニー・ティロットソンのポップバラッドなど、全14曲を、感情過多に演じる。厳しい労働のあと、ホンキートンクに集まり、一杯ひっかけながら低俗な、つまり本音の生活の歌に耳を傾ける……そんな音楽を真摯に演じている。
 ルーイ・セッツァーについてはムーンシャイナー2007年2月号でも「模倣こそは追従のもっとも真摯なかたち」(MS-2404 \525-)という特集をしたほど、ジミー・マーティンの臭みを見事に昇華、「ハード・ドライビング・ホンキートンク・ブルーグラス」を目指すという一途なトラッド爺さん。なお前作、ボブ・ハリスのリードギターとロブ・ヘットのフィドルのふたりが自在に繰り広げる強烈なインプロバイズがメチャクチャ面白い(ナッシュビルのお利巧さんたちはここまでやってくれないよ!)。もちろんバンジョーとマンドリンも調子に乗って反応していく面白さ。ほぼ全曲がデル・マッカーリーやマック・ワイズマン、カンジェンほかの隠れた名曲を中心にしたカバー集『Wish I Were There』(AMB-024 CD\2,646-)も残部些少だが、在庫がある。
 そうそう、ルーイは1970年代以降のマーティン・ギターの出荷責任者で、「ルーイがマーティンだというまで、マーティンじゃない」というCMで知られた1948年生まれ、団塊の世代ど真ん中の今年67歳!! あなたのマーティンもルーイの証明付かもしれませんよ……!?
  REB-1858 BIG COUNTRY BLUEGRASS『Country Livin'』CD(本体\2,450-)\2,646-

The Bluefield West Virginia Blues/Easy Memories/Country Livin'/The Cotton Mill Song/A Heart is Like a River/The Hound Dog from Harlan/Just an Old Friend/Hold Me Closer, Jesus/Blue River/Till I Met You/The Boy from the Country/Snow White Grave/My Lonely Heart.

 なんと18枚目、名門レベルからは3枚目の最新作となるビッグカントリーブルーグラス。ジミー・マーティンとボビー・オズボーン共作の“My Loonely Heart”やヨークブラザーズ“Blue River”、ケンタッキートラベラーズ“Till I Met You”などのアーリーブルーグラス名曲のカバーや、新作もトム・T.&ディキシー・ホール夫妻をはじめ、スリーコード正調ブルーグラス。中心人物のトミー・セルズのモンロースタイルマンドリンと、ジミー・マーティン出身のソリッドバンジョー奏者、リンウッド・ランスフォード、そして新メンバーのティム・マクロウリン(fd)らのストレートなソリッドグラス。
 カンバーランドギャップからカーターファミリーの郷、ヒルトンズ、そしてカントリー音楽発祥の地ブリストルを通ってダンビル、そしてノーフォークからバージニアビーチで大西洋に抜ける国道58号線、その中でもバージニア州マウスオブウィルソンとゲイラックスの間、インディペンデンスというブルーリッジのど真ん中を本拠とするバンドだ。決して、売れ筋バンドのような驚くべきタイトなサウンドや完璧なアンサンブルはないが、70年前のブルーグラス誕生のときから田舎(カントリー)で培われ、積み重ねられたフツーのブルーグラスが、フツーにいい。……とても落ち着く、ホッとするような古き良きブルーグラスの香りを楽しめるお勧め作品である。
  RUR-1127 STEVE GULLEY & NEW PINNACLE CD(本体\2,450-) \2,646-

Leaving Crazy Town/Hello Goodbye/You're Gone/It's A Long, Long Way To The Top Of The World/She's A Taker/Mattie's Run/Don't You Ever Get Tired Of Hurting Me/That Ground's Too Hard To Plow/You Can't Take Jesus Away/Every Time You Leave/Not Fade Away/Take A Look.

 ドイル・ローソンのクイックシルバー(1995-1998)で稀代のソウルフルなリードボーカリーストとして大評判となったスティーブ・ガリー、98年にアダム・ステッフィとバリー・アバナシーとともにマウンテンハートを創立、そののちグラスタウン(2006-2011)やデイルアン・ブラッドリーらと活躍、ソロアルバムやティム・スタッフォードとの企画アルバムを経て2013年に結成した新バンド「ニューピナクル」、デビュー作である。そう、父のドン・ガリーは70年代、日本盤も発表されたピナクルボーイズの創立メンバーという、そんな伝統を引き継いだわけだ。
 スティーブのソウルフルなボーカルが引き立つような硬質でクリスプなサウンド作りにまい進するのはマット・クラビー(bj)、ゲイリー・ロビンソン(md)、ブライアン・ターナー(bs)という無名の、しかしすごいピッカーたち。曲によってティム・クロウチのすごいフィドルとフィル・レッドベターのドブロが助っ人。特にジム&ジェシーで知られる“It's a Long, Long Way to the Top of the World”やハンク・コクラン作のレイ・プライス曲“Don’t You Ever Get Tired Of Hurting Me”、そしてアマンダ・スミスをゲストに迎えたルービンブラザーズ“Every Time You Leave”などにおけるフィドルとスティーブの素晴らしいこと……(わたしふだん、カントリーとは距離を置いてますが、ホンマにくさいのは好きなんです)。稀代のソウルフルなブルーグラスシンガーと言われるスティーブ・ガリーのボーカル、ごゆっくりお楽しみください。
  MFR-150602 SIDELINE『Session 2』CD(本体\2,450-)\2,646-

Mountain Girl/I Won't Go Away/Flora, The Lily of the West/I'd Rather Die Young/Kentucky Country Home/Don't Come Running/Mountain Song/Going Across The Sea/Lord Don't Leave Me Here/Rose In Paradise/Handsome Molly.

 サードタイムアウトを健康上の理由で退団したスティーブ・ディリンク(bj)のもとに集まった、第一線で活躍してきた超スーパーピッカーたちが、バンドのツアーを抑え気味に組んだ新バンドの第2作。ギターにはスキップ・チェリーホームズ、ベースには昨年までマウンテンハートにいた才人ジェイソン・ムーア、そしてマンドリンとボーカルには1981年生まれのブライアン・オルドリッジ(アルバムのマンドリンはアーロン・ラムジー)、そしてフィドルにロン・スチュワートを迎えた録音メンバー。仕事バンドでは、売れることを第一にする彼ら、しかし楽しみで仲間が集まれば当然、大好きなブルーグラスをやるだけだ。
 トラッドスタンダードの“Handsome Molly”や“Going Across the Sea”ほか、ジェイク・ランダーズ“Mountain Girl”やハーシャル・サイズモア“Kentucky Country Home”やデビッド・パームリー作品やドイル・ローソンのアカペラなど、カバーを主体にどれも現在のブルーグラスの王道を行くサウンドを楽しませてくれる。
 デル・マッカーリーやラリー・スパークス、レスター・フラットやジミー・マーティンらのカバーにトラッド名曲などを中心にした前作『Session 1』(MFR-130611 \2,646-)も強力お勧めだ。
  MFR-150120 VOLUME FIVE『Voices』CD(本体\2,450-) \2,646-

King of California/Going Across the Mountain/Dream Softly/Crazy Night/Strangest Dreams/Daddy Was An Old Time Preacher Man/Satan's Ridge/Colder and Colder/Sam's Gap/Amanda/Soldier For The Lonely/Faithfully.

 若いブルーグラッサーに絶大な支持と信頼を受けるアーロン・ラムジー(マウンテンハートのマンドリン奏者)のプロデュースで、昨年はIBMAE最優秀新人賞にノミネートされたバリバリの若手、ボリュームファイブの最新第5作。ゲストボーカルにロンダ・ビンセントが参加、数ある若手無名バンドで、歌良し、ハーモニー良し、楽器バカウマ……の、とても趣味よくバランスの取れた新進バンドである。
 2008年、リードボーカルでフィドラーのグレン・ハーレルによって、「数年で解散する一時しのぎのバンドを作るのではなく、業界でしっかりとしたビジョンを実現できる目標を持ったメンバーを集めて、リスナーにユニークだと覚えてもらえるようなバンド」を目指して結成されたという。バンジョーのパットン・ウェイジズのロールはよく考え抜かれているし、マンドリンのハリー・クラークとギターのコルビー・レニー、ベースのクリス・ウィリアムソンのメンバー5人、誰もがよく創り込まれたアレンジの中で、隅々まで完全に役割をこなしている。……創り込み過ぎというなかれ、とにかくよく考えられ、各自のミュージシャンシップを極限にまで高める現在ブルーグラスのひとつの典型なのだから。その素晴らしくまとめあげられたサウンドをお楽しみください。
  MFR-150512 JAMIE HARPER『Old Pal』CD(本体\2,450-) \2,646-

Booth Shot Lincoln/To Fly/A Piece At A Time/Enough On My Mind/Old Joe Clark/Goodbye Little Darlin'/Till I Was Gone/Her Memory's Bound To Ride/Remember The Cross/This Heart of Mine/Goodbye Old Pal/Cotton Eyed Joe.

 2003年、高校を卒業した18歳でフィドラーとしてフルタイムのミュージシャンとなって12年、満を持して発表したデビュー作。現在はトラッドグラスシンガーのトップと位置付けられるジュニア・シスクのランブラーズチョイスのフィドラーとして活躍中。
 本作のバックアップには健康上の問題で退団したスティーブ・ディリングの後釜にラッセル・ムーアのサードタイムアウトに抜擢されたキース・マッケノン(bj)と双子の兄弟、現在はドイル・ローソンのクイックシルバーにいるケビン・マッケノン(md)という、若いころからともに活動していたふたりや、昨年からETSU(東テネシー州立大学)ブルーグラス専攻科の講師も務めるという現在ランブラーズチョイスでの同僚ジェイソン・デイビス(bj)、キャメロン・ケラー(bs)ら、またクイックシルバーの才人ジョッシュ・スウィフトが超スピードのフィドルチューンで超絶ドブロを聴かせるなど、現在の若手トップクラスの面々の爽快な強烈テクニックを堪能することができる。
 "Old Joe Clark" と"Cotton Eyed Joe"という、定番フィドルチューンと自作のトラッド風自作曲"Booth Shot Lincoln"の三曲を軸に、現在のボスであるジュニア・シスクはビル・モンローの“Remember the Cross”、ドイル・ローソン&クイックシルバーのダスティン・パータルやイーライ・ジョンストン、人気カントリーグループのシェナンドーのリードボーカルだったマーティ・レイボンがオズボーンの“This Hear of Mine”、そして本人のビル・モンロー“Goodbye Old Pal”ほか、あくまでもブルーグラス本流にリスペクトを払いつつハイテンションな現代風ブルーグラスを目いっぱい楽しませてくれる。
  PATUX-272 BLUESTONE『What Goes On』CD(本体\2,450-) \2,646-

Moonshine Run/As Long as I Live/Step in the Right Direction/Come Back Darling/What Goes On?/Crazy Arms/What Would You Give in Exchange?/Troubles Keep Hanging Around my Door/Red Velvet/Heartbreak/Jarrettsville/Did She Mention my Name?/El Cumbanchero/We Shall Meet.

 ワシントンDCエリアの北側、ボルチモアからペンシルベニア南部一帯、ブルーグラス伝統の濃い地域で活躍するベテランたち、2年前に発表したバンジョーアルバム『Banjoland』(PATUX-245 \2,646-)も評判のトミー・ニール(bj)、このところ日本に住む息子を訪ねて毎年来日、井上太郎や稲葉和裕とのコラボを重ねている元デル・マッカーリーのディキシーパルズのジョン・グリック(fd)、初期カントリージェントルメンとの活躍で知られるラス・フーパー(db)、そしてキャロル・スワム(gt)のリードボーカルとディック・レアード(md)をメインにラリーの息子、ジェフ(gt)とヒース(bs)が参加した7人組のトラッドグラス。
 フラット&スクラッグスやレッド・アレン、ビル・モンローやロイ・エイカフ、ゴードン・ライトフット“Did She Mention My Name”やレイ・プライスのカントリー名曲“Crazy Arms”など、タイトルはジョン・レノン曲だが見事にトラッドグラス化され、ビートルズのイメージは湧かない。自分たちの信じるブルーグラス手法で、トラッドグラスの魂であるトゥルーソングの物語を武骨に伝えるベテランたちのいぶし銀グラス...!?
  FB-1002 NESSIE EXPEDITION『Hear the First Whippoorwill』CD(本体\2,000-)\2,160-

Toy Heart/When You Are Lonely/Two O'Clock in the Morning/How Com, I Ain't Dead/My Blue Eyed Darling/Bluegrass Part One/Let Me Reast at the End of My Journey/Send Me Your Address from Heaven/Rawhide/I'm Going Back To Old Kentucky/Gotta Get a Message To You/Flint Hill Special/The Foirst Whippoorwill/Roust-A-Bout/The Old Brown County Barn.

 1976年、アルバム『Hello City Limits』を制作、渡米してビル・モンローらと共演、青春時代の宝物にした関東のトラッドグラスバンド、ネッシー・エクスペディション。2012年に再結成しふたたび渡米、オリジナルメンバーのフィドラー、山本ジョーが活躍するサンフランシスコのライブハウスでのギグ、IBMA(国際ブルーグラス音楽協会)の年次大会での出演、そしてビル・モンロー生誕地ロジーンでの「エルサレムリッジフェス」に出演したのは記憶に新しい(ムーンシャイナー誌2013年4〜8月号にかけて4回にわたって連載)。今年秋、彼らは3度目の米国ツアーに臨むにあたり、二枚目になる最新CDアルバムを発表した。
 ネッシーエクスペディションは1973年に、マンドリンの本間正敏(法政大)、ギターの松本康男(千葉大)、バンジョー窪田光紀(青学大)、フィドル山本 譲(青学大)、ベース北島健二(青学大)で結成。六本木にあった「タイムトンネル」を中心にライブ活動、デビッド・グリスマンがライナーノーツを書いたLPアルバム『Hello City Limits』(1976)を制作、現在は米国でのビル・モンローとの共演などのボーナスを加えてCD化している。カントリージェントルメン一色の東京ブルーグラス界がビル・モンローの来日などを経てトラッドグラスを志向した中、もっとも先鋭にソリッドグラスとハイロンサムを信奉した本間に、ブルースなどの素養もある松本が賛同、とにかく「速く」、そして「高く」という……ある種、はた迷惑な思想を持ったバンドである。
 そんな迷惑をこうむり続ける結成以来のメンバー窪田のほか、2014年1月からは関西出身の山田重夫(関学大)に、佐藤美和(法政大)が加わり、同年12月から(佐藤の夫であるベーシストの佐藤 渉も参加して)本アルバムを収録したという。王道ブルーグラスであるビル・モンローを意識しつつ、なぜかティム・オブライエンとショーン・キャンプ作の“How Come, I Ain't Dead”とビージーズ“I Got to Get a Message To You”をカバー、新曲への意欲も示している。ほかに、紅一点の佐藤美和が歌うレッド・アレンの“Send Me Your Address...”、アールのバンジョー曲“Flint Hill ...”、フィドルチューン“Two O'Clock...”、ブレイ・ブラザーズの“My Blue Eyed Darling”以外の9曲は、いずれもビル・モンローのレパートリー。ネッシー流のソリッドグラスとハイロンサム、……1曲目が始まる前のスクラッチノイズと最後の15曲目、曰く「タイトなドライブ」が終わった後の荒い息遣いがネッシーの本音だろうか.....!?
 ■インスト新入荷
  COMP-4647 MR. SUN『The People Need Light』CD(本体\2,450-)\2,646-

The Likes of You/The Fiddler's Boot/A Little Heart’s Ease/Hunter's Permit/A Stranger Come to Town/Ben's House/If I Were a Bell/The People Need Light/Key Signator/After You’ve Gone/Dry & Dusty.

 やりましたネ、永遠のフィドル小僧ダロル・アンガー。若い才能を集めて自分のブルーグラスを見事に演じるユニット、ミスターサンの登場である。デビッド・グリスマン・クインテットのグラント・ゴーディ(gt、ムーンシャイナー誌2011年12月号カバーストーリー)、バークリー音楽院のブルーグラス専攻初卒業生でギブソン・ブラザーズでの活躍で知られるジョー・ウォルシュ(md、現在はダロルとともにバークリーの講師も務めている)、そして天才ベーシストとして注目、シエラ・ハルとのデュオでも活躍するイーサン・ジョズィウィック(bs)といった21世紀のスーパーピッカーたちを自由に、しかしブルーグラス系のストリングバンドというコンセプトを失わずに素晴らしいアンサンブルを聴かせる。
 ブルーグラスソングライターのランドル・ヒルトン作でジョー・ウォルシュのボーカル曲“The Like of You”を1曲目に、7曲のオリジナルインスト、そしてジョーのボーカルをフィーチャーしたスタンダード“After You've Gone”、そしてケニー・ベイカーで知られるフィドルチューン“Dry & Dusty”をまったくあたらしいテンポで広がりのあるロマンチックなメロディーに仕上げて締めくくる。全編に硬質なアコースティックなげんの音で高揚感を持ち続ける素晴らしいアンサンブルを聴かせる。ダロルはバリー・ダドリーの5弦フィドルをメインに、ジョーのマンドリンはギルクリストのAスタイル、グラントは1944年製マーティン000-18……。
  WC-2015 JOHNNY WARREN & CHARLIE CUSHMAN『Purely Instrumental』CD(本体\2,450-) \2,646-

Back to Foggy Mountain/Peelin' Taters/Brushfire/Charleston #2/Lonesome Reuben/Warren's Reel/Old Dubberchase/Charleston #1/Way on Down the Road/Sippin' the Whiskey/Bear Creek Hop/Old Liberty/Liza Jane.

 「インストゥルメンタルだけ」とタイトルされたジョニー・ウォーレンとチャーリー・クッシュマンの大人気フィドル&バンジョーコンビ、最新第三作である。フラット&スクラッグスがドック・ワトソンを迎えて創ったアルバム『Strictly Instrumental』(1967)のジャケットをパロディしたジャケットに、みんなの憧れ……フラット&スクラッグスのビッグサウンドに挑むジョニーとチャーリーの心意気、ポールとアール、かくありきと思わせる驚きの呼吸とタイミング、トーン&テイスト!
 もちろん、ジョニーはあのサウンドを支えた切込みフィドラー、ホール・ウォーレンの息子だし、チャーリーは誰もが認めるスクラッグスオタク。そしてこの二人のユニットが現在もっとも話題のバンド、アールズ・オブ・レスター誕生の引き金になったのはジェリー・ダグラスが「本気」で参加、「アンクル」ジョッシュ・グレイブズの丸まんまコピーに嬉々としたことに由来する。そしてサイコーのブルーグラスビートを生み出すデル・マッカーリーのリズムギターにマイク・バブまたはケント・ブラントンというナッシュビルのトップベーシストという、これ以上にないメンツで創られた前2作のコンセプトとメンツそのまま、本作ではブライアン・サットンのリードギターが参加というオマケつき。
 ジョニーの父親、ポール・ウォーレンに捧げられた1枚目『A tribute to Fiddlin' Paul Warren』(2008)はマーティ・ステュアートをゲストにポールのレパートリーを中心にフィドルチューン、そして2枚目『A tribute to Fiddlin' Paul Warren, Vol. 2』(2011)がジェリー・ダグラスをその気(フラット&スクラッグスのコピーバンドを創るという、プロにはあるまじき暴挙)にさせた作品と、フラット&スクラッグスのカバーを軸にしたこれまでの2作品とは異なり、今回はジョニーとチャーリーのオリジナルインストを中心にまとめられた作品。
 コピー/カバーしようが、オリジナルであろうが、表現者としてのスタンスをかたくなに守る、……というか、ポールやアールの呼吸がそのまま彼らの、いや、リスナーを含めたわれわれ、そうフラット&スクラッグスの子供たちのものになってしまっているのだから世話はない。プレイヤーとリスナーが一体となれる、それも偉大なるフラット&スクラッグスのなせる技なのだ。
 ■オールドタイム/フォーク新入荷
  LAS-2015 LASSIE『懐かしき思ひで(Happiest Days of All)』CD(本体\2,450-) \2,646-

Happiest Days Of All/Engin One-Forty-Three/Stoney's Waltz/Diamonds In The Rough/There Is A Time/The Cyclone Of Rye Cove/Where The Soul Of Man Never Dies/Maple On The Hill/Foggy Mountain Top/Wildwood Flower/Black Mountain Rag/Fifty Miles Of Elbow Room/My Clinch Mountain Home.

 15年前の2000年、宝塚ブルーグラスフェスでデビュー、家庭も仕事も一段落がついたころ、「子供のころから好きだった音楽に嫁さんを強引に引っ張り込んだのがきっかけでした。ちょうど家にオートハープがあったので、カーターファミリーソングをぼちぼちやり始めました。」という安田佳民とこづゑ、愛犬ラッシーの名をつけた夫婦デュオ始まりだったという。
 ムーンシャイナー6月号特集に詳しい彼ら、1960年代にカントリージェントルメンやディラーズのバンジョーに夢中になったという佳民、ここはぐっとこらえて(!?)佳民のギターとこづゑのオートハープに森田二郎のベースでのカーターファミリーソングが中心(アルバム録音をした渡辺敏雄のべースボーカルとツーフィンガーバンジョーが一曲ずつフィーチャーされている)。そのサウンドは真摯にして謙虚。ギターのトーンとオートハープが見事に響鳴しているのはおふたりの愛情のたまものだろう。
 クリンチもブルーリッジも丹波も同じ、アルバムライナーに記された短いメッセージですべてが言い尽くされている国境や人種/宗教、言語などというものを超えた山の民のメッセージが聴こえてきそうな、シンプルにして人の生活の根源的な普遍性を持った素晴らしい作品である。 
  ISL-2015 小島常男『My Song Book』CD(本体\2,000-)\2,160-

I'm Going Home/Abilene/Hobo's Lullaby/The Water Is Wide/The Last Thing On My Mind/Shenandoah/A Fool Such As I/500 Miles/Change/Today.

 レイニーブルーというモダンフォークバンドで活躍する小島常男さんが「アイランド(Island)」というユニット名義で、ギター、マンドリン、バンジョー、ベース、リコーダーなどすべての楽器を担当、自分の好きな曲を歌い演じたワンマン作品。1960年代のフォークブームとそれ以前のカントリー&ウエスタン定番のような上記レパートリーを丁寧に演じている。当時のメロディーにはとても優しいものが多かったとつくづく思う。いわゆる循環コードや、TからVコードにいくゾクゾク感……、ジャンルを超えて米英系音楽の美味しいところを小島さんが心を込めて優しく歌う。
 なお2009年、「日経おとなのバンド大賞」で審査員奨励賞を受賞した大阪の5人組モダンフォークバンド、レイニーブルーとして2010年発表の第三作『Folk Songs U/帰郷』(RB-1001 CD\2,000-)もある。
 ■カントリー/ポップ新入荷
  CSRINC-003 LYNN ANDERSON『Bridges』CD(本体\2,650-) \2,862-

Heaven Has a Human Touch/Get Up Joseph(featuring The Oak Ridge Boys)/Bridge/Drift Away/He Saw It All/Meanwhile Back at the Cross/Sky Full of Angels featuring The Martins/My Guardian Angel/Fishin’/Wanderer’s Prayer/The Road to Surrender/Rise Up.

 1970年、世界ヒット「ローズガーデン」を飛ばしたリン・アンダーソン(1947-)の最新作は明るいカントリーゴスペル集。2005年、彼女にとって30年ぶりのグラミーノミネーションを勝ち取った『The Bluegrass Sessions』のビル・ボーンディックがプロデュースを担当。衰えないボーカルにオーク・リッジ・ボーイズやマーティン一家などをゲストに溌剌としたゴスペルを聴かせる。
  CB-496788 WAYLON JENNINGS『Live In Concert』CD(本体\2,950-)\3,186-

Rainy Day Woman/Mamas Don't Let Your Babies/Grow Up To Be Cowboys/Good Hearted Woman/Wrong/Amanda/This Time/Living Legends Part II/If I Can Find a Clean Shirt/Til I Can Gain Control Again/A Couple More Years/Good Ol' Boys (Dukes Theme Song)/Luckenbach, TX/Flyin' W/Suspicious Minds (featuring Jessi Colter).

 いわゆるテキサスアウトローカントリーのウエロン・ジェニングズ(1937-2002)のキャリアを俯瞰するライブ音源14曲集。
 ■映像モノ新入荷
  MASON-2015 BRENT MASON & RANDY MASON『Two Brothers Two Guitars』DVD(本体\2,650-)\2,862-

Smokin' Section/Last Minute Waltz/First Rule of Thumb/Hot Wired/December/Guitar Man/Limnehouse Blues/Liitle Ballerina/Roly Poly/Swing with a Sting.

 ナッシュビルのセッションギタリストとして圧倒的な信頼を受けるブレント・メイソン、バックは兄弟ランディのリズムギターのみで素晴らしい音楽とギターテクニックを堪能するDVD映像集。ただしカメラワークはシロートレベルの、撮っただけだが、そんなことより、テレキャスターを多彩に弾きこなすアメージングなフィンガーワークとサムピックと自在なフィンガーピッキンに目を奪われてください。
 1959年生まれで今月13日に56歳、何といってもカントリーギターとジャズギターを苦も無く弾きこなすその剛腕……、チェット・アトキンス、グラディ・マーティン、ハンク・ガーランドなどのナッシュビルギタリスト系譜を継承しつつ、現代的なギタリストとしてのセンスな恵まれたトップギタリストの妙技は見ていて胸がすく、ミュージシャンズミュージック!
 5歳から父親のギターをいじり始め、独学でマスターした現在も楽譜は読めないという。高校を卒業後、地元オハイオの工具箱製造会社に就職、会社の同僚の多くが怪我をする(最悪なケースは腕をなくした者もいたという)という劣悪な労働環境の中、自身も親指に穴をあける。このままでは、自身の音楽の将来は危ないと21歳でナッシュビルに向かう。しかし1980年代になっていたナッシュビルはすべてがシステム化されていて、譜面も読めない彼にはなかなかチャンスは来ない。
 オハイオ時代から知っていたただ一人の業界での知人ポール・フランクリン(ナンバーワンのスティールギタリストと言われる)の紹介で、ようやく1983年、ナッシュビル郊外のクラブ(ステージコーチラウンジ)での仕事を得たという。そこに評判を聞きつけ、ブレントを聴きに来たのがチェット・アトキンズ。「ぼくの近くに座り、ジッーと指を見ていた。それまでの人生の中で最もエキサイトした時だった」というブレント、そののち1か月ほどしてまたチェットが、今度はジョージ・ベンソンと一緒にやってきた。
 「その翌日、当時住んでいた二所帯住宅にチェットから電話が入り、『次のアルバムで弾いてもらいたいんだけれど、来週は空いているかい?』って。ぼくは極めて平静を装い、ボロボロにあがってしまいながら、吹雪のように真っ白なカレンダーをにらみ、『うーん、はいはい、なんとか行けそうです』って。もちろん、何の予定もなかったんだけどね」。チェットは、だれもが言う通り、いつも若くて才能あるギタリストに手を貸そうとしていたとブレントは言う。そのアルバムはジョージ・ベンソン、アール・クルー、マーク・ノップラー、ラリー・カールトンら、錚々たるギタリストを擁したグラミー受賞作『Stay Tuned』(1985)、「レコードストアーに行ってアルバムを手に取り、ぼくの名前を確かめたよ……」。そのとき以降、ドミノ現象のように彼の電話は鳴りやまないという。
 ほとんどの名の知られたカントリーシンガーのアルバムに名を連ねる最高のナッシュビルのセッションギタリストであるブレント・メイソン、子供のときからのヒーローは当然、ジェリー・リードである!! シルバーグレイの1968年製テレキャスターを駆ってオリジナルとスタンダードの10曲、ギターファンにはお勧めの、ジャンルを超えたトップギタリストの正味である。
 最近作/お勧め作、再入荷
 (すでに新入荷で紹介済の作品たちです)
 ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
 (最新7月号、記事や特集などの話題作品です)
  SONY510135 V.A.『Orthophonic Joy: The 1927 Bristol Sessions Revisited』2CD(本体\2,750-)\2,970-

I’m Redeemed-Doyle Lawson & Quicksilver/Bury Me Beneath the Willow-Emmylou Harris/Black Eyed Susie-Marty Stuart/When They Ring Those Golden Bells-Dolly Parton/The Storms Are On the Ocean-Ashley Monroe/Sweet Heaven When I Die-Steve Martin and the Steep Canyon Rangers/Where We’ll Never Grow Old-The Church Sisters/In the Pines-Brad Paisley & Carl Jackson/The Wandering Boy-Sheryl Crow/Train on the Island-Larry Cordle & The Virginia Luthiers/Johnny Goodwin〜The Girl I Left Behind-Jesse McReynolds & Carl Jackson/Shall We Gather at the River-The Chuck Wagon Gang & The Orthophonic Choir他全37tracks

カーター・ファミリー、ジミー・ロジャースを輩出した『ブリストル・セッションズ』(1927年)をカントリーやポップ・シーンの有名スターが再演するという超話題盤。2014年にバージニアとテネシーの州境の町ブリストルに、スミソニアン財団の下” Birthplace of CountryMusic Museum”がオープンしたことを記念して企画されたコンピレーション。ブリストルが“カントリー・ミュージック生誕の地”として知られるきっかけとなった歴史的レコーディング『ブリストル・セッションズ』(1927年)を、現役で活躍するヴィンス・ギル、ドリー・パートン、マーティ・スチュワート、シェリル・クロウ、アシュリー・モンロー(ピストル・アニーズ)、ブラッド・ペイズリー等、錚々たるアーティストが再録音したコンピレーション。
  RGMCD-172 BILL MONROE『5 Classic Albums plus Bonus Singles』CD4枚組(本体\2,450-)\2,646-

 ビル・モンロー、「ブルーグラスの父」と呼ばれる音楽ジャンルの創始者である。ムーンシャイナー6月号特集した「1966年のブルーグラスボーイズ」以前、まだ自身の音楽的な価値に気付く、というか祭り上げられる以前、田舎のシンガーとして自分なりに精一杯の営業努力をしていた時代。本作にはその最初のLPアルバム『Knee Deep in Bluegrass』(1958年7月)から順に、『I Saw the Light』(1958年8月)、『Mr. Blue Grass』(1961年5月)、『Bluegrass Ramble』(1962年6月)、『My All Time Country Favorites』(1962年10月)、以上合計5枚の公式アルバム全曲に、1955年から1960年に発表されたLPには含まれないシングル15曲の合計全75曲が収められている。
 【ムーンシャイナー7月号レビュー紹介作品】
  RCSI-1134 MERLE HAGGARD & MAC WISEMAN『Timeless』CD(本体\2,750-)\2,970-

マック・ワイズマンとマール・ハガードが2012年に録音、クラッカーバレル限定発売。ロニー・レノのプロデュースの下、マーティ・スチュアート(m)、カール・ジャクソン(g)、ロブ・アイクス(d)、オウブリー・ヘイニー(f)、アンディ・レフトウィッチ(f,m)、ベン・アイザック(bs)、クレイグ・ダンカン(autoharp,hammer dulcimer)、ハリー・スティンソン(drums)、ソニア&ベッキー・アイザック、ビンス・ギルがコーラス。上質のアコーステイツク・サウンドに鉄壁のコーラス、二人の表現力豊かで味わい深い歌を支える。
  REB-1858 BIG COUNTRY BLUEGRASS『Country Livin'』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ブルーリッジのど真ん中を拠点に、ジミー・マーチンの有名なインストの曲名を拝借して、'80年代にトミー(m)&テレサ(g)・セルズによって結成されたビッグ・カントリー・ブルーグラスのレベル移籍第3作。現在はエディ・ギル(g)、リンウッド・ランスフォード(bj)、ベテラン、ティム・マクロウリン(f)、バージニア州ゲイラックストニー・キング(bs)というメンバーで非常に質の高いオールドスクール・ブルーグラスを聞かせる。
  MH-1502 CROWE,LAWSON & WILLIAMS『Standing Tall and Tough』CD(本体\2,450-) \2,646-

ドイル・ローソン(71歳)、J.D.クロウ(77歳)、ポール・ウィリアムス(80歳)というキング・オブ・ブルーグラス=故ジミー・マーチンの門下生でソリッド・ブルーグラスというスタイルを推し進めたサニー・マウンテン・ボーイズ・サウンドに大いに貢献、それぞれにブルーグラス界に大きな足跡を残す超ベテランによるコラボレーション第二作。
  MRI-5484 BRAD DAVIS『A Bluegrass Tribute To George Jones』CD(本体\2,650-)\2,862-

 超絶フラットピッカー、マルチプレイヤー、シンガーソングライター、インストラクターとしても才能を発揮、アール・スクラッグス&フレンズ、サム・ブッシュ・バンド等で活躍のブラッド・デイビスによる故ジョージ・ジョーンズへのブルーグラス・トリビュート作品。リードボーカルとハーモニー、全ての楽器をこなして、ジョージ・ジョーンズの往年のヒット曲を巧みにブルーグラスにアレンジ。随所にニューグラスリバイバル風味のアレンジが聞かれる。白眉は"Grand Tour"、唄とバックのアンサンブルが絶妙で面白い。
  LDR-043 JEFF PARKER & COMPANY CD(本体\2,450-)\2,646-

デイリー&ビンセントのメンバーとして活躍中のジェフ・パーカーの第4作目のソロ。ジミー・マーチン、スタンレー、モンロー、ロンゾ&オスカー他、パーカー流ストレート・ブルーグラスを聞かせる。ジェシー・ベイカー(bj)、BJ & モリー・チェリーホルムズ、超絶フラットピッカー=セス・テイラー(g)やジミー・バン・クリープ(f)、ロニーボウマン、ドン・リグスビー、デイル・ペリー、マーク・フェイン(bs)がサポート。
  LAS-2015 LASSI『Happiest Days Of All:懐かしき思ひで』CD(本体\2,450-) \2,646-

 亀岡在住の安田佳民(v.g,dulcimer)&こづゑ(v,autoharp)夫妻によるラッシーのデビュー作品。2014年7月から2015年2月まで、コツコツと宝塚のレッドクレイレコーディングスタジオで録音を重ねた成果がようやく完成。タイトル曲他、カーター作品が8曲、他、ディラーズの"There Is Time"、ウェイド・メイナー"Maple On The Hill"、アーネスト・ストーンマン"Stoney's Waltz"他オートハープのインストが2曲、ダルシマーのインスト"Where The Soul of Man Never Dies"全13曲。
 ■ブルーグラス最近作/お勧め作
  PATUX-272 BLUESTONE『What Goes On』CD(本体\2,450-) \2,646-

Moonshine Run/As Long As I Live/A Step In The Right Direction/Come Back Darling/What Goes On/Crazy Arms/What Would You Give In Exchange/Troubles Keep Hanging Around My Door/Red Velvet/Heartbreak/Jarrettsville/Did She Mention My Name/El Cumbanchero/We Shall Meet Someday全14曲
Artists:Dick Laird(m),Carroll Swam(g),Tom Neal(bj),Russ Hooper(d),Jon Glik(f),Heath Laird(bs),Jeff Laird(g)

カントリー・ジェントルメン、エマーソン&ウォルドロン、セルダム・シーン等、DCグラスの伝統を引き継ぐ、メリーランド=ペンシルバニアベースのブルーストーン。トム・ニール(bj)、ラス・フーバー(d)参加。
 [名盤再訪]
  SH-2202 SELDOM SCENE『15th Anniversary Celebration』CD(本体\2,450-) \2,646-

Sitting on Top of the World/Dark As a Dungeon/Blue Ridge/Raised by the Railroard/If I Needed You/Rose of Old Kentucky/The Sweetest Gift 他全20曲

 セルダム・シーン人気絶頂の1986年、リンダ・ロンシュタット、エミルー・ハリス、ザ・ホワイ ツ、リッキー・スキャッグス、トニー・ライス、ステュアート・ダンカンらをゲストにケネディー・セ ンターで開かれた結成15周年記念コンサートの2枚組LPのCD盤。ルー・リードをリード・ボーカルに迎 えたシーン、10年後に急逝するジョン・ダッフィとのテンション高いコーラス、創立メンバーのジョン・ スターリングとの懐かしい初期シーン、ジョンの朋友チャーリー・ウォーラーとのカントリー・ジェント ルメン再現、のどの弱さが感じられるもののジミー・マーティン"Honey, You Don't Know..."を歌い切るトニー、彼らの再婚を暗示させるカントリー・スター として人気絶頂のリッキーとシャロンのデュオ、後のトリオに結びつくリンダとブラザー(シスター)・ デュオ等々、フォークやカントリーとの垣根なく、米国の首都ワシントンDCのセレブ(政府要人)を巻き 込んで花開いたDCグラス・ブームの最良のサンプルがこのライブ1枚に凝縮されている。  
  SH-2209 V.A.『True Life Blues; Songs of Bill Monroe』CD(本体\2,450-) \2,646-

 奇しくも1996年9月、ビル・モンローの他界と同時に完成した最高のビル・モンロー・トリビュート 作品。モンローの創った音楽を理解した20世紀最高のブルーグラス・ミュージシャンらが演じるモン ロー・ナンバー全17曲。1996年度のグラミー受賞作品でもある。必聴の名作。
  SMM-1012 LAURIE & KATHY『Sing the Songs of Vern & Ray』CD(本体\2,450-)\2,646-

ローリー・ルイスとキャシー・キャリック、トラッドグラスとバーン&レイへの愛情が溢れた秀作。
  SF-40199 SELDOM SCENE『Long Time... Seldom Scene』CD(本体\2,450-)\2,646-

あのセルダムシーンの名曲の数々が戻って来た!! しかも、エミルー・ハリスとオリジナルメンバーのジョン・スターリングとトム・グレイ、そしてパンチブラザーズのクリス・エルドリッジをゲストに迎えて……! 7年ぶり、素晴らしいシーンの最新作です。
 ■インスト最近作/お勧め作
  RGMCD-018 CHET ATKINS『8 Classic Albums』CD4枚組(本体\2,450-)\2,646-

 マール・トラビスのケンタッキーサムスタイルにはじまり、ジャンゴ・ラインハルト、ジョージ・バーンズとレス・ポール、そして後年にはジェリー・リードに影響を受けたと言い切るチェット。おそらくその探求は並大抵のモノじゃなかっただろう。ドックやクラレンスらがどれほどチェットから学んだことか……!? これは1952年のファーストLPアルバム『Chet Atkins' Gallopin' Guitar』から順に、『Stringin' Along with Chet Atkins』(1953)、『A Session with Chet Atkins』(1954)、『Chet Atkins in Three Dimensions』(1955)、『Finger Style Guitar』(1956)、『Chet Atkins at Home』(1957)、『Hi-Fi in Focus』(1957)、『Chet Atkins in Hollywood』の8枚を完全収録した全90曲。初期のジェスロ・バーンズやデイル・ポッター、バド・アイザックスほかとのカントリースウィングセッションからさまざまなポピュラー音がをどん欲に取り入れ、ギターのもっとも美しい鳴らせ方を習得していくチェットに興味津々だ。こののちに、彼が主導して花開くいわゆるナッシュビルサウンドへの道のりとしても興味深い。ギターファンが、「とかく持って置くだけ」でもお値打ちの廉価版だろう。
  RUR-1075 V.A.『Blue Moon of Kentucky: Instrumental Tribute to Bill Monroe』CD(本体\2,450-)\2,573-

 大阪のウェイド・マンドリンのビル・モンロー・レプリカF5をジャケットにした本作は同タイトルのマイク・スコット版ベストセラー作品で紹介した12曲に、ほかのシリーズ作品からあたらしい6曲を追加した1時間超の全18曲、ルーラル・リズム社がビル・モンロー生誕100年企画の第一弾としてリセット発表したビル・モンロー名曲やレパートリー(ボーカル物含む)のインスト版。マイク・コンプトンのマンドリン(内6曲はアダム・ステッフィー)、オウブリー・ヘイニーのフィドル、ブライアン・サットンのフラットピッキン・ギター(内3曲ティム・スタッフォード)、ベン・アイザックスのベース、ロブ・アイクスのドブロが参加。各人それぞれの楽器の「歌い方」が、リスナーにはとても聴き応えあり、プレイヤーには参考になる、とても楽しいお勧め作品です。
 ■オールドタイム/フォーク最近作/お勧め作
  RGMCD-151 NEW LOST CITY RAMBLERS『SIX CLASSIC ALBUMS』4CD (本体\2,450-)\2,646-

 60年代のフォークリバイバルの原動力となり、都会の若者にオールドタイムとブルーグラスを広めた立役者、マイク・シーガー、ジョン・コーエン、トム・ペリーによるニューロストシティランブラーズ、『The New Lost City Ramblers Volume 1 (1958)』、『The New Lost City Ramblers Volume 2 (1959)』、『Songs From The Depression (1959)』、『The New Lost City Ramblers Volume 3 (1961)』『The New Lost City Ramblers Volume 4 (1962)』、『American Moonshine And Prohibition Songs (1962)』初期フォークウェイズの6枚のアルバムを収録した廉価セット。高石ともやとナターシャ・セブンもお手本にしたアパラチアン・トラッドの名曲の数々。元ネタ探しも楽しみです。
  ROU-3626 BELA FLECK & ABIGAIL WASHBURN CD(本体\2,450-)\2,646-(歌詞付き)

 ムーンシャイナー1月号と2月号の連載「IBMA基調演説全訳」で吐露されたベラ・フレックのブルーグラス愛、そしてバンジョー愛に、ベラを見直された方も多いのではないでしょうか? 彼が妻のアビー・ウォッシュバーンと、「3.11」を念頭に創られ曲を含む全編バンジョーのみで、愛息ジュノのために愛情いっぱい込めて創られたフレック家の宝物のような、あらゆるジャンルを超えて音楽好きな人すべてに贈る素晴らしく嬉しい絶対のお勧め最新作品。
 ■カントリー最近作/お勧め作
  NOT2CD-541 GEORGE JONES『Sings Hank & Bob』2CD(本体\1,750-)\1,890-

DISC1[Salutes Hank Williams]Cold Cold Heart/Nobody's Lonesome For Me/Hey Good Lookin'/Howlin' At The Moon/There'll Be No Teardrops Tonight/Half As Much/Jambalaya (On The Bayou)/Why Don't You Love Me (Like You Used To Do)/Honky Tonkin'/I Can't Help It (If I'm Still In Love with You)/Settin' The Woods On Fire/Window Shopping[Sings Bob Wills]Bubbles In My Beer/Faded Love/Roly Poly/Trouble In Mind/Take Me Back To Tulsa/The Warm Red Wine
DISC2[My Favourites Of Hank Williams]Wedding Bells/I Heard You Crying In Your Sleep/I Just Don't Like This Kind Of Living/You Win Again/I Could Never Be Ashamed Of You/You're Gonna Change/Lonesome Whistle/A House Without Love/Your Cheating Heart/They'll Never Take Her Love From Me/Mansion On The Hill/Take These Chains From My Heart[Sings Bob Wills]Time Changes Everything/Worried Mind/Silver Dew On The Bluegrass Tonight/San Antonio Rose/Steel Guitar Rag/Big Beaver全36曲

 最も優れたカントリー歌手の一人ジョージ・ジョーンズ(1931-2013)による『Salutes Hank Williams』(1960)と『My Favorites of Hank Williams』(1962)2枚のハンク・ウィリアムス・カバー集と『Sings Bob Wills』(1962)ボブ・ウィルスのカバー・アルバムを集めた廉価盤コンピレーション。
HOTR-7331 V.A.『A Tribute to Ernest Tubb: Thanks A Lot Texas Troubadour』CD(本体\2,450-) \2,646-
 昨年、生誕100年を迎えたアーネスト・タブへの、新旧カントリーシンガー14名によるトリビュート作品。1941年に“Walking the Floor Over You”でブレーク、カントリーの王道といわれる典型的なホンキートンクサウンドを創っていったとされる。
 参加シンガーはトニー・ブース、ジョニー・ブッシュ、ノーマ・ジーン、ジョージ・ジョーンズ、ダレル・マッコール、アンバー・ディグビー、フランキー・ミラー、ドッツィー、カーティス・ポッター、ドリー・パートン、ボビー・ルイス、ジョージェット・ジョーンズ、ジョー・ポール・ニコルス、ジョージ・ハミルトン4世の14人14曲。エレキギターにはチャーリー・ウォルトン、ピート・ウエイド、ディブ・ビラー、リバイ・ミューレン、ジョー・マニュエル、ピアノにT.ボンタ、フロイド・ドミノ、ハーガス・ピッグ・ロビンズ、ペダルスティールにディキー・オーバービー、ジミー・ロースバーグ、ダグ・ジャーニガン、リック・プライス、フィドルにはボビー・フローレス、レジー・ルーファ、フート・へスターらにベース、ドラムス、リズムギターなど、手堅いバックアップで今風のホンキートンクサウンドを聴かせる。
 ■お勧め発掘・編集最近作/お勧め作
  CO-2719 CAMP CREEK BOYS『Old Time String Band』CD(本体\2,450-) \2,646-

Fortune/Let Me Fall/Old Joe Clark/Fall On My Knees/Honeysuckle/Suzanna Gal/June Apple/Cider Mill/Fire In The Mountain/Soldier'S Joy/Lonesome Road Blues/Cotton Eyed Joe/Breaking Up Christmas/Pretty Little Girl全14曲

 1930年に結成されながらもフォークリバイバルで発見されるまではひっそりと伝統的なスタイルを守り続けたキャンプ・クリーク・ボーイズ、長らく廃盤だった1967年の録音が再発売。カイル・クリード(bj)、フレッド・コッカラム(f)、アーネスト・イースト(f)、ポール・サトフィン(g)、ロスコウ・ラッセル(g)、バーレン・クリフトン(m)を擁した最も重要なサザン・マウンテン・オールドタイム・ストリング・バンド。
 ■映像ものお勧め作
  CFRC-SB V.A.『Simply Bluegrass』DVD5巻組(本体\12,250-)\13,230-

2013年晩秋、リッキー・スキャッグスの呼びかけで集まったブルーグラス界、トップクラスのメンバーが一堂に会して最高のパフォーマンスと和気あいあいのトークを繰り広げる6時間。参加者全員の視線を浴びての演奏という、おそらくこの参加者らにとって極めて珍しいシチュエーションが思わぬキンチョー感に満ちたすばらしい演奏を観せる。DVD映像4枚と、ボーナスDVDとしてバックステージの様子が収められた「カントリーファミリーリユニオン」シリーズのDVD5枚組。トーク部分での貴重なブルーグラスの歴史やそれぞれの人間性が楽しめる裏話などの興味深い内容は、ムーンシャイナー誌にて随時要約特集の予定です。当初、国外への発売予定はなかったが、ようやく日本での発売が可能となった。 
  RCSI-1131 DAILEY & VINCENT 『Alive in Concert』DVD(本体\4,500-)\4,860-

We Are All Here to Learn/I Will Leave My Heart in Tennessee/Nine Yards 4.Simple Man/Mississippi River/Oh Baby Mine/Elizabeth/Alabama Blue/I Believe/Cumberland River/Beyond Romance/American Pride/Till They Came Home/Less of Me他全21トラック

 デイリー&ビンセントのライブ・コンサートがクラッカーバレル限定でDVDとCDで同時発売された。CDの方は14曲、DVDの方はCD未収録曲やバンド紹介、バックステージの様子やデイリー&ビンセント・ストーリー他、ボーナス映像も含まれている。
  TIKI-9901 DAN GELLERT DVD+CD(本体\3,300)\3,564-

 オールドタイム「チキ」パーラーからの第2作、ダン・ゲラートのバンジョーとフィドル、そしてすごいボーカルのソロパフォーマンスがたっぷり。すごいオールドタイムミージシャンの全容がDVDとCDで堪能できる素晴らしい作品。ちなみに2012年、ダンを発見したライ・クーダーは彼との初デュオライブにオハイオまで出向いたという。また、アンクルアールのレイナ・ゲラートは娘である。
  SHA-614D FLATT & SCRUGGS『Best of Flatt & Scruggs TV Show, Vol. 4』DVD(本体\3,150)\3,402-

フラット&スクラッグスのお宝映像第4集。1本目は録画時期不明、1曲目から超ホットな"Ground Speed"から、レスター得意のバウンシーな"I Know What It Means to Be Lonesome"、"Thinking About You"、"Nine Pound Hammer"、"Salty Dog"ほか9曲、レスター・フラットが堪能できるプログラム。2本目は1962年3月の録画、8才のランディ・ リン・スクラッグスがゲストに登場、オートハープで"Wildwood Flower"を披露するほか、レスターの"Shady Grove"、"I'll Never Shed Another Tear"、"I Wonder How the Old Folks..."などに、セカンドボーカルのハイロ・ブラウンも2曲、アールは "Lonesome Road Blues"!!の全10曲。
 楽器関連作品
 (楽器奏法や教則など、さまざまなご相談に関してはミュージシャン歴豊富なスタッフがアドバイス、また楽器につきましても、本体やパーツ/アクセサリーなど、ビンテージを含めて各種取り扱っています。お気軽にお問い合わせください)
 ■ギター
  SZCD-6026 "CLARENCE WHITE : FLATPICK - COLLECTOR'S EXTENDED EDITION- SPECIAL LIMITED 2CD SET 2CD(本体\2,750-)\2,970-

シエラ・レコードが発掘したクラレンス・ホワイトの未発表音源集。ディスク1は1964年に録音された、ローランドのマンドリンがフィーチュアされたトラックを含む17曲と、67年の"Laughing Guitar"ワーナー・ブラザーズからのソロ・アルバムのために録音した"Alabama Jubilee"。ディスク2は1970年、バーズ在籍中のクラレンスがロジャー・ブッシュのリズム・ギターを伴って2チャンネル・ステレオで録音した9曲と、ギター・インストラクション・テープからの3曲、73年春のライヴ・テイク2曲そしてヴォーカル・ヴァージョンの"Lost Highway"という構成。 
  HESS-2012 CLAY HESS『Rain』CD(本体\2,450-) \2,573-

リッキー・スキャッグスのケンタッキーサンダーでブライアン・サットンの後釜として全米デビュー、そのシュアなフラットピッキンで人々を驚かせたクレイ・ヘス2012年の作品。 KYサンダーから移籍したマウンテンハート、そののちシエラ・ハル&ハイウェイ111で2011年末まで活躍、現在は自身のクレイ・ヘス・バンドを率いるスーパーギタリスト。本作では、シエラ・ハルとアダム・ステッフィ(m)、ロン・ブロック、コリー・ウォーカー(bj)、クリスチャン・ウォードとティム・クロウチ(f)、ハロルド・ニクソンとアーロン・ラムジー(bs)といった完璧な面子。その渋いバリトン・ボイスを活かしたボーカル作品だが、1曲のインスト(ロンのバンジョー!!)、F&Sのマーキュリーカバー2曲"Cabin in Caroline"と"My Little Girl in Tennessee"のすごいこと。
 ■バンジョー
  PATUX-245 TOM NEAL『Banjoland』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ウォルター・ヘンズリーのチューナー名曲"Walt's Breakdown"やケニー・ベイカーのフィドルで有名になりジミー・アーノルドのアレンジで知られる"Charmaine"、マンドリン定番"New Camptown Races"や"Shenandoah Vally BRD"ほか、スタンダードインストを含む14曲、ベテランバンジョー奏者トミー・ニールの味わい深い秀作。マイケル・クリーブランド(f)、フランク・ソリバン(m)、マーク・コスグローブ(g)らのスーパーピッキンなトラッドグラスを楽しめる6曲に、自身を含むジョン・グリック(f)、ラス・フーパー(d)、ディック・レアード(m)らとのバンド、「ブルーストーン」にジェフ・プレズリーのリードボーカル4曲を迎えたセットでのこなれたトラッドグラスのドライブなど、スクラッグスはもちろんだが、それだけではない都会ワシントンDCの気風を受け継いだフレキシブルなバンジョーがすばらしい。
  PATUX-250 V.A.『The Patuxent Banjo Project』 2CD(本体\2,750-)\2,970-

超お勧めバンジョー作品。マーク・ディレイニーのプロデュースでDC地区、ボルチモア、ノーザン・バージニア、サザン・ペンシルバニアという地域限定でバンジョー弾きを集めたコンピレーション。T.アダムス、M.マンフォード、I.トリン等、現役バリバリに加えてE.アドコック、B.エマーソン、R.ストーンマン、B.ランクル、T.ニール、F.ゲイガー、W.ヘンズリー、D.スミス等のベテラン勢、M.シャッツ、J.ハーマン、P.ブラウン等クロウハンマーまで全40曲。
 ■マンドリン
  BR-1901 ASHBY FRANK『First Crossing』CD(本体\2,450-)\2,646-

ザ・サイドメンの後釜としてステーションインのレギュラーを務めていたマッシュビル・ブリゲイドの一員として又、マーティ・レイボンのサポートでも知られるテクニシャン、アシュビー・フランク(m)、1999年のデビュー作。愛器ランディ・ウッドを駆使して、繰り出すユニークなフレイジングで個性を発揮。アラン・オブライエント、ルーリード
バリー・ベイルズ(bs)、ジーナ・ブリット(bj)、ステュアート・ダンカン(f)、ロブ・アイクス(d)、ケニー・スミス(g)によるサポートも充実。 
 ■フィドル
  HER-651 JIM SHUMATE 『Collection Volume 1』CD(本体\2,450-)\2,646-

フラット&スクラッグスに“We'll Meet Again Sweetheart”と“Cabin In Caroline”のたった2曲だけを残して地元で家具セールスマンをまっとうした伝説的フィドラー、ジム・シューメイト。しかし、むかし取った杵柄、地元で演奏を続けていたという。そんな彼を1992年、ゲイラックスのレコード会社ヘリテイジが採算度外視で録音、合計5本のカセットアルバムを発表、そこから24曲を選んで1999年に発表された作品がこれ。最初の92年録音時でも71歳、そのブルーグラス魂溢れんばかりの覇気は素晴らしいが技術的衰えは仕方ない。それでも、フィドルチューン19曲、歌物5曲からは、アーサー・スミス伝来のブルージーな左指の表現と弓さばきにブルーグラスフィドルが生まれていく過程を垣間見る気がする。ブルーグラスの歴史に敬意を表したい。
  SRCD-1001 VASSAR CLEMENTS『New Hillbilly Jazz』CD(本体\3,000-)\3,240-

Pan American/Golden Rocket/Gone Gone Gone/Sweet Kentucky Woman/Cajun Fiddle 他全13曲

 ジャンルを超えたアメリカン・フィドルの歴史の中 でもっとも偉大な功績を遺したバッサー・クレメンツのすばらしい89年のスウィング・アルバムが初CD化。 ハンク・ウィリアムズやハンク・スノウらのカントリー名曲が、ゴキゲンにスウィング。バッサーのなんとも 暖かく洒落たボーカルとフィドルに、マイク・ドウリングのドブロ&ラップ・スティール、ボブ・ホーバー のピアノにサックスも参加、そしてクラスター・プラッカーズの姉妹のようなマーガレットとクリスが可愛い コーラスガール…、ウキウキのヒルビリースウィングだ。ボーナスに89年来日時、奥沢明雄、西海孝、海宝 弘之、下村哲を従えてのの"Midnight Moonlight"と"Kissimie Kid"、そしてそこにラストショーが加わった"Orange Blossom Special"の3曲がオマケ。ムーンシャイナーの「ナッシュビル・リポート」連載でお 馴染みの四方敬士氏の主宰するシカタ・レコード、バッサーの葬儀で使用された写真集や徳武弘文とレオナ父 娘や奥沢らのインタビューを含んだCD-ROM付き。
 ■ドブロ
  SH-3875 JERRY DOUGLAS『Restless on the Farm』CD(本体\2,450-)\2,646-

 ジェリー・ダグラス、1998年リリースの7枚目のソロ・アルバム。ティム・オブライエンのボーカルによるドン・ストーバー作"Things In Life"から一転してラップスチールをフィーチャーしたエキゾチックな"Turkish Taffee"のふり幅の大きさに度肝を抜かれた話題作。アイルランドの歌姫、モーラ・オコンネルによる"Follow On"(P.ブラディ作)、宝塚がまさかのスペルミスの"Takarasaka"、エロル・ガーナー作の小粋なジャズ曲"Like It Is"等々、バーサタイルなドブロ音楽が堪能できる一枚。 
 ■楽器、その他……
 (スタッフは全員、バリバリピッカーです。どんなことでもお気軽にお問い合わせください)
  AHM-660 A.A.A.ギター用調湿マット 6x60cm (本体1500円)\1,620-

HOSCOより梅雨前の湿度対策グッズ、調質マットが登場しました。湿度管理グッズは世間に数あれど、ケースの中を適度な湿度に保つだけじゃなく フレットをキズから守っちゃう調湿マットです。ギター弦と指板に挟み込むように取り付けるだけでOK。そのまましまっておくだけでケースの中を40〜60%の適湿に保ちます。さらに持ち運び時に楽器がケースの中で動くことよるフレットと弦が当たるこすれキズも防いじゃうのです。
AHM-530マンドリン用 5 x 30cm -(本体1200円)\1.296-もあります。
  BM-IUCCI Iucci Banjo Mute(本体\3,500) \3,780- 

1924年に特許を取ったというバンジョーミュートの復刻版。横からバンジョーを挟む形で装着しますので落ちることなく、演奏の邪魔にもなりません。
消音効果とサスティーンが増します。周りの方に迷惑掛けずにバンジョーの練習が出来ます。
  LG-24N Gary Levinson Greenbriar Guitar(本体\110,000-)\118,800-

 スイス人ギター・製作家ゲイリー・レベンソンのデザイン&監修による小ぶり(マーチン000サイズに近い)のアコースティック・ギター。スブルース・トップ、サペリマホガニーのサイド&バック、ローズウッド指板。音の輪郭がはっきりしたクリスプなサウンド、フイドルチューンのバッキングやカッティングプレイに威力を発揮しそうな感じ。低音から高音までバランスよく鳴るのでフィンガー・ピッキングや弾き語りなんかにも向いてそうです。上品な仕上がりで、いつでも手元に置いておきたい気にさせる一台。
  MISC-NP2 NATIONAL『Finger-Pick PAT. No. 1787136 U.S.A.』\324-(本体 \300-)再入荷

定番、戦前のオールド・ナショナルの復刻版フィンガーピック。今回、価格据置き、急激な円安と物価の高騰で今後、この価格を維持するのが困難になると予測されます。この機会に纏め買いをお勧めします。
  BU-ST 『ブルーグラス・アンリミテッド社のバンパー・ステッカー』各\324-(本 体\300-)[再入荷]

 30年以上に渡り、ベストセラーを続けていますブルーグラス・アンリミテッド社のバンパー・ステッ カー全6種類が揃いました。
I LOVE BLUEGRASS/BLUEGRASS MUSIC FINGER PICKING GOOD/BLUEGRASS MUSIC HEARIT, PLAY IT, LOVE IT!/MY GRASS IS BLUE/HAVE YOU HUGGED YOUR BANJO TODAY?/CLEAN UP AIR PORLUTION PLAY BLUEGRASS MUSIC
 ■教則もの/ソングブックお勧め
  また、教則モノに関しては演奏レベル/ニーズに応じて、ご相談ください。また、スタッフは全員、バリバリ!?ピッカーです。どんなことでもお気軽にお問い合わせください
 [バンジョー教則]
  MFD-0204 ジミー赤澤『Enjoy Bluegrass Banjo』教則本+DVD(本体\4.571-) \4,936-

Will the Circle Be Unbroken/Turkey in the Straw/Banks of the Ohio/Red Wing/Final Round.
たしかに、ブルーグラス・バンジョーは非常に難しく、いきおいタブ譜に頼ってしまうことが多いものだが、タブ譜はもろ刃のヤイバで、タブに慣れてしまうとフレキシブルな対応/発想がおろそかになる。そんな悩みを理解したうえで、ブルーグラス・バンジョーに習熟する方法を、マルチプレイヤーであるジミィ赤澤が提案するDVD教則。ムーンシャイナー誌12月号特集「バンジョー教則DVDを作った訳……」でも彼が述べているように、「基本構造」を知り、「ずっこい弾き方」ができるようになるか……、少なくともジミィは、サンプル曲"Will the Circle Be Unbroken"をベースに、さまざまなワザのパーツを見せ、さらに、"C"フォームと"D"フォームからバックアップまで、キッチリとその導入口を示している。さて、皆さんも「ずっこい弾き方」ができるだろうか? それはひとえにこれを見た皆さんが、さまざまな応用を繰り返すことでしょう。初心者から上級者まで、さまざまな奏法を網羅し、最後にはオリジナル曲でしめる、腹一杯な教則である。 
 [教則お勧め]
   ジミー赤沢監修&演奏、ブルーグラス・マイナス・ワン、遂に発売!!

MFD-0206 BLUEGRASS FIDDLE MINUS ONE フィドル用TAB BOOK+CD (本体\3,000-)\3,240-
MFD-0207 BLUEGRASS BANJO MINUS ONE バンジョー用TAB BOOK+CD(本体\3,000-)\3,240-
MFD-0208 BLUEGRASS MANDOLIN MINUS ONE マンドリン用TAB BOOK+CD(本体\3,000-)\3,240-


フェスやジャムで最もよく取り上げられる有名曲を吟味。デモ演奏、ソロパートのみの演奏、マイナスワン(カラオケ)演奏、TAB譜(Bluegrass Fiddle Minus One,MFD-0206は譜面と連段)を収録。譜面通りに弾くもよし、自分なりにアレンジして弾くもよし、一人自宅でバンド練習ができます。 
 定期刊行雑誌
 ■フラットピッキン・ギター誌
  米国産、隔月刊の掲載全タブ譜対応CD付きフラットピッキン・ギター誌。ブルーグラスからスウィング/アーリージャズまで。一冊でさまざまなフラットピッキン奏法が学べる人気雑誌。
  FGM-19.3 最新「2015年3〜4月号」CD付き70頁Tab-Book(本体\2,500-)\2,700-

 ゴスペル・ギター特集、年間300日位は演奏とフルタイムで活躍するハーバー・ファミリー・ゴスペルバンドの若きフラットピッカー、ダルトン・ハーバーによる"In His Will There Is A Way"、将来が嘱望されるブルーグラス・マーチンズのデイル・マーチン"Whispering Hope"、バレリ・スミス&リバティ・パイクで超絶テクニックを披露していたトラビス・オールトラップ"Let The Lower Lights Be Burning"、ダン・ハッカビーによる初心者コーナーではピーター・ローワン作、ニューグラス・リバイバルでお馴染みの"Dancing With The Angels"、スティーブ・カウフマンによる"Amazing Grace"、コード弾きのソロと三連符を駆使した単音弾きで。オープン・チューニングを使ったオリジナル・ゴスペル曲"Hell Fire"を紹介するのはブラッド・デイビス。スティーブ・ポッテイアのクラシック・ブルーグラスのコーナーではクラレンス・ホワイトで知られる"I Am A Pilgrim"、ダン・ミラーに寄る故ジョー・カー追悼記事等々、タブ譜満載CD付きの60頁。
  FGM-19.2 「2015年1〜2月号」CD付き70頁Tab-Book(本体\2,500-)\2,700-

 今年のグラミー最優秀ブルーグラスアルバム受賞で話題のアールズ・オブ・レスターのギター/ボーカリスト、ショーン・キャンプのカバーストーリーとタブ譜は“Grandpa That I Know”、フラットピッキンチャンピオンのジェイク・ワークマン“Ragtime Annie”のフルバージョン、ベン・コックマン“Born To Shine”の特集3本ほか、連載コラムは、ダン・ハッカビーの初心者“Choctaw”、スティーブ・カウフマン“June Apple”、ジョン・カーリニ「バッハを学べばすべて分かる」シリーズ“Bach Invenstion #7”、ブラッド・デイビスのナッシュビルフラットトップは“タイミングとシンコペーション”、ダン・ミラーのソロの組み立ては“More Pretty Girls Than One”ほか、"Turkey Knob”、“The Sweet Sunny South”、フィドルチューンは“The Farmer’s Jamboree”、“Father Kelley’s”と“Father Flynn”、スティーブ・ポティア―のブルーグラスは“Maury River Blues”、ペンタトニックスケールの使用方法ほか、タブ譜満載CD付きの70頁。
  FGM-19.1 「2014年11〜12月号」CD付き70頁Tab-Book(本体\2,500-)\2,700-

 ハーブ・ピーダセン(かつてペダーセンと表記)のカバーストーリーほか、6月にETSUバンドを率いて来日したダン・ボナ―特集とタブ譜“Where Grass Won't Grow”、タブ譜は、スティーブ・カウフマン“Cattle in the Cane”、ブラッド・デイビス“John Henry”、オリン・スター“Kiss Me Waltz”、ディックス・ブルース“Whiskey Before Breakfast”、アダム・グレンジャー“Durango's Hornpipe”、スティーブ・ポティア―“Blue Moon of Kentucky”ほか、タブ譜満載CD付きの66頁。
 ■バンジョー・ニューズレター誌
  世界唯一の米国産バンジョー専門月刊誌。毎号タブ譜満載(ウェブサイトから「MP3」で音源入手可!!)、バックナンバーもお問い合せ下さい。探しておられるタブ譜の曲名や演奏スタイル、またお気に入り奏者の特集も探します。収蔵曲のCDやDVDなども在庫していますので、お問い合わせください。
  BNL-15/07 最新2015年7月号 \864-

ミッシングリンクと題して進化の中で取り残された楽器、ゴールドトーン社べラ・フレック・モデルのバリトン・バンジョーの紹介とインタビューと"Railroad"のタブ譜、トム・アダムスのコーナー"Careless Love"、バック・アップ。バンジョーは『Patuxent Banjo Prolect』(patux-250)からマイク・マンフォードによる"Hot Burrito Breakdown"、初心者コーナーはコード・チェンジの時に有効なフレーズ集、オールドタイム"Johnny Walk Along With Your Paper Collar On"他、アメリカ独立記念日に因んで"The Star Spangled Banner"他、バンジョー情報満載の32頁。
  BNL-15/06 2015年6月号 \864-

ソロ・デビュー作が好評なロビー・マッカリー、グレッグ・ケーヒルによるインタビュー、tabはラリー・パーキンス作でロビーのソロにも収められている"Northwest Passage""Sugar Creek"。アール・スクラッグス・コーナーではアールがブルーグラスボーイズ在籍時のビル・モンローのスポンサー、ウォーライトのテーマとして使われていた"Camptown Races"、トム・アダムスによるTAB"Down Yonder"、人気タレント・オーディション番組「アメリカン・アイドル」に登場した女性バンジョー奏者エレン・ピーターセン、メロディク・クロウハンマー、インプロビゼーション他、バンジョー情報満載の32頁。
  BNL-15/05 2015年5月号 \864-

トム・アダムスのコーナーでは通常は他の楽器でキックオフされる曲のバンジョー・イントロTABで"Back To The Cross""I Still Miss Someone""Dim Light,Thick Smoke"、イースタン・ケンタッキーのジム・リード"Devil's Dream"Maple Blossom"他、メロディクを上手く取り入れたスリー・フィンガー・スタイル、ケン・パールマンによるメロディック・クロウハンマー、「バンジョー製作の新技術」と題してチェコのプルカを紹介。左利きのクロウハンマー奏者ニール・ジェームス他、バンジョー情報満載の32頁。
  BNL-15/04 2015年4月号 \864-

ニューイングラントのベテラン、ノーザンライツのメンバーとして又、バンジョー・キャンプ・ノースのディレクターとしても活躍するマイク・クロップ、マーク・ホロウイッツによるインタビューでTABは古いフィドル・チューン"Cricket On The Hearth"他、アールズ・ウェイのTABはカーネギーホールの"I Wonder Where You Are Tonight"、初心者コーナー"Solder's Joy"、オールドタイム・ウェイではデビッド・ウィンストンのインタビューとTAB、バンジョー製作家ティム・ガードナーによるシダーマウンテンバンジョー、トム・アダムス"Faded Love"他、バンジョー情報満載の32頁。
  BNL-15/03 2015年3月号 \864-

 ブルーグラスからジプシー・ジャズ、新旧の様々なアコーステイツク音楽のエッセンスを取り入れたプレイで知られるスペイン人のバンジョー奏者、ルイ・ゴメス、トニー・トリシュカに寄るインタビューでタブは"Blue Drag"、モンロー"Evwning Prayer Blues"とオリジナル"Dowling Groove Blues"、初心者コーナーは「大きな古時計」、プルカ・バンジョーが戦前のスペックでワンピース・フランジを発売他、ケン・パールマンによるメロディッククロウハンマー、トム・アダムスは新バンド、スプリングフィールド・エグジットのにアルバムから"I've Endured"他、バンジョー情報満載の32頁。
 ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
  米国最大のブルーグラス月刊専門誌。お探しの記事などバックナンバーもお問い合わせください。
  BU-15/07最新2015年7月号 \1,080-

 最後に立つ男として伝統を継承し続けるノーマン・ブレイクがカバーストーリー、ムーンシャイナー誌でも大特集を組んだベッキー・ブラー、ジェームス・キングのサイドメンとして活躍したケビン・プレーター(m)の新バンド、フォギー・マウンテン・ボーイズのベーシスト=ジェイク・ターロックの古い写真満載の特集、"Rutland Reel"で知られるジョージア・スリム・ラトランドのスタイルを伝承するヘンリー・ラトランド、米国ブルーグラス情報満載の60頁。 
  BU-15/06 2015年6月号 \1,080-

 カバー・ストーリーはブラザーデュオとアーリー・ブルーグラスの名曲満載の最新作「Brotherhood」が好評のギブソン・ブラザーズ、フラットピックで弾くドブロ・プレイヤーとして又、楽器製作家として知られるタット・テイラー追悼、新進気鋭のブルーマフィア。共に90歳を迎えたマック・ワイズマンとマック・マーチン、女性フィドラー&インストラクターとしても知られるメーガン・リンチ、米国ブルーグラス情報満載の60頁。
  BU-15/05 2015年5月号 \1,080-

 シンガー&ソングライター、ギター・プレイヤーとして又、ラジオのブルーグラス・プログラムのDJとしても活躍中クリス・ジョーンズとナイト・ドライバーズ、「面白い人、ブルーグラスに関しては真面目」と題してカバーストーリー。メリッサ・アームストロングという素晴らしい女性ボーカルを擁するデトゥア、ソングライターとしても才能を発揮するドナ・ユリシー、元クリンチ・マウンテン・ボーイズのサミー・アドキンス、 米国ブルーグラス情報満載の60頁。
  BU-15/04 2015年4月号 \1,080-

 「ホーム・スィート・ホーム、バンジョー・パワー・カップルが一緒に美しい音楽を作った」と題してベラ・フレック&アビゲール・ワッシュバーンのカバーストーリー、サム・ブッシュ・バンドのメンバーでベッキー・ブラーのプロデュースも務めたステェファン・モージン、全編ストレート・ブルーグラスのカバー・アルバムが好評のロブ・マッカリー、第三世代のマンドリン・クラフトマン=スペンサー・ストリックランドの特集他、米国ブルーグラス情報満載の60頁。
 ■オールドタイム・ヘラルド誌
  米国産アメリカンルーツ/オールドタイム音楽専門誌。アメリカ伝統音楽研究に必読の良書!!バックナンバーが揃っています。お問い合わせください。
  OTH-1312 最新第13巻12号 \1,296-

 マイク・シーガーによるコンピレーション『Close To Home』で紹介されていたバージニア州スコット・カウンティのオールドタイム・ミュージシャン、スコット・ボートライトがカバー・ストーリー。2015年フェスティバル・キャンプ・ガイド、ウォルト・コーケンのハイウッズ・ストリングバンド物語連載「Tales from the Woods Vol.11」などの特集のほか、アメリカンルーツ音楽情報満載の54頁。
  OTH-1311 第13巻11号 \1,296-

 ブラッド・レフトウィッチによるインディアン居留地のフィドラー、トム・フラーの時代と人生物語り、カナダ・トロントのオールドタイムシーンを支えるバンジョー奏者クリス・コールのインタビュー、ウォルト・コーケンのハイウッズ・ストリングバンド物語連載「Tales from the Woods Vol.10」などの特集のほか、アメリカンルーツ音楽情報満載の54頁。
  OTH-1310 第13巻10号 \1,296-

 ジョン・コーヘンが1956年にはじめて旅したアンデス地方ペルーの「オールドタイム音楽」のほか、ビル・キース以前にメロディック的なバンジョー奏法を編み出していたといわれるキャロル・ベスト、フィドル奏者フレッド・マクブライド、ウォルト・コーケンのハイウッズ・ストリングバンド物語連載「Tales from the Woods Vol.9」、19〜20世紀初期写真集など、アメリカンルーツ音楽情報満載の54頁。
 月刊『ムーンシャイナー』
  1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス専門誌。日米ブルーグラスのホットな話題から、音楽の真髄を探求する月刊誌。
■定期購読:1年¥6,300-半年¥3,450-
 お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。
■バックナンバー:各¥540-。
 下記以外にも、アーティストや知りたい事をお知らせ下さい。掲載号を探してお送りします。
  MS-3209 最新2015年7月号 (通巻381号)\540-

 アパラチアン ボイスの源流「1927 年夏 ブリストル セッション再訪」@、モンローズミュージックの軌跡「1936 〜1948 年」、高円寺界隈の「ブルーグラス ストンプ」、沖縄の若者ブルーグラス事情、名古屋大学「ブルーリッジ ツアー前編」、暁照雄追悼!ゴローショーの“ 夢舞台”、東京のブルーグラス パイオニアたち:ウェイファーリングストレンジャーズ/ブルーマウンテンボーイズU/ケンタッキームーンシャイナーズ、ブルーグラス誕生から70 年 part 4「日本ブルーグラス史、前篇」、日本ブルーグラス年表#89「1983 年」、学生ブルーグラスプロファイル#28 大谷大学「内林 茉莉花」、アメリカ音楽史概論#62「バーノン・ダルハート“The Wreck of the Old 97”」、成田勝浩のロンサム・エアポート第百二十三話「催眠術師」、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ。
  MS-3208 2015年6月号 (通巻380号)\540-

ビル・モンロー初来日から40 年「あなたはビル・モンローを見た!最終回、三井 徹の1966 年10 月30 日ビーンブロッサム」、ラッシーCD デビュー「懐かしき思ひで」、ブルーグラス誕生から70 年 part 3「モンロー亡きあと、そして21 世紀……」、 1966年のブルーグラスボーイズ 「リチャード・グリーンのフィドルを中心に」、ブルースビルAC vs グラスアバウツ、ロバート・アール・キーンのブルーグラスがとてもいい!「シンガーソングライター/カントリーシンガー達のブルーグラス」、日本ブルーグラス年表#88「1983 年」、学生ブルーグラスプロファイル #27 酪農学園大学「堀 槙之介」、アメリカ音楽史概論#61「ガーシュイン、ジャズとブルーグラスの芸術性」、成田勝浩のロンサム・エアポート第百二十二話「SEEING IS BELIEVING」、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ。
  MS-3207 2015年5月号 (通巻379号)\540-

2015 年全国9大学ブルーグラス新入生勧誘リポート、ベッキー・ブラー、インタビュー、女性ブルーグラス小史 後編「女性ピッカー史」、ブルーグラス誕生から70 年 part 2「ストレングスインナンバーズの衝撃」、ドイル・ローソン「世紀を跨いだ正統ブルーグラス!」、ベッキー・ブラー『'Tween Earth and Sky』レコーディング日記後編 最終回、ビル・モンロー初来日から40 年「あなたはモンローを見た......!?」E、クロサワ楽器 お茶の水駅前店 ブルーグラス訪問、日本ブルーグラス年表#87「1983 年」/津田敏之、アメリカ音楽史概論#60「ロイド・ロアー#73987」、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ。
  MS-3206 2015年4月号 (通巻378号)\540-

ブルーグラス誕生から70 年「モンローからパンチへ」、川本容生「グラスホッパーズと40 年」、チチ松村インタビュー「バンジョー、あとの祭り」後編、バンジョーの起源と発展、ベッキー・ブラー『'Tween Earth and Sky』レコーディング日記 中編、女性ブルーグラス小史、ジミー赤澤「カラオケCD、作っちゃいました!」、ビル・モンロー初来日から40 年「あなたはモンローを見た......!?」D、日本ブルーグラス年表#86「1982 年」、学生プロファイル#26「塚田慎太郎、アメリカ音楽史概論#59「1923 年、ラルフ・ピア」、成田勝浩のロンサム・エアポート、レコード・レビュー、コンサーツ&フェスティバルズ。
  MS-3205 2015年3月号(通巻377号)\540-

 3月号は、今が旬な女性ブルーグラス、シンガーソングライターのベッキー・ブラー最新アルバム『'Tween Earth and Sky』の女性らしく楽しい制作記前編をカバーストーリーに、チチ松村インタビュー「バンジョー、あとの祭り」前編、3月号恒例2014年発売ブルーグラスレコード総括、ニューイースト「謎の大復活!」、ビル・モンロー初来日から40年「あなたはモンローを見た……C」、アコーディオンとバンジョー『Hush Music』、慶応義塾大学「佐々木元康」などの特集ほか、創刊32年目のブルーグラスだけの月刊誌には日米のブルーグラス事情満載!
  MS-3204 2015年2月号(通巻365号)\540-

 マック・ワイズマンと母自筆のオールドタイムソングブックから選んだ有名フォークソング集についての特集、ベラ・フレックとアビー・ウォッシュバーン夫妻が送ってくれた最新の家族写真とともにベラが率直に自身の音楽人生を語る「IBMA基調講演完訳」後編ほか、バンジョーアルバムを発表した坂本 健、ビル・モンロー初来日から40年投稿特集連載「あなたはモンローを見た!そのB」、東 理夫「鎌倉市とナッシュビル市のパートナーシティ締結」、秋元 慎「オールドタイム音楽入門」、追悼・田頭啓介、東北大「上田 大」などの特集ほか、ブルーグラスだけの月刊誌には日米のブルーグラス事情満載!! 全編日本語だよーー!
 B.O.M.ご利用方法
   ビー・オー・エムのニューズレターはどなたでもご利用いただけます。ご注文をお待ちしています。
1). このニューズレターで紹介する商品は、ニューズレター発行時点で、すべて在庫しています。
2). ハガキやお電話、ファックス、Eメイル等で、6桁お客様コード番号とお名前と共に、ご希望の商品コードをお知らせ下さい。
3). 通常ご注文から1週間以内にはお届けします。ただ、レター掲載時には充分な在庫を心掛けていますが品切れになった場合、再入荷を期して発送が遅れる場合もありますのでご了承ください。
4). 基本送料は下記の通りです。
CD/DVD 全国均一、1枚\185-、2枚\220-、3枚以上、もしくは\8,000-以上お買い上げの場合、送料全国無料!! (ただし、特定地域、特定商品などについては、別途加算の場合があります。お問い合せ下さい)
5). お支払は、品物を受け取られてから1週間以内に同封請求書(代金+送料+消費税)をご確認の上、郵便振替や銀行振込でお願いします。

●郵便振替=01160-8-74352
●三井住友銀行・宝塚支店=普通1229492
●池田銀行・宝塚支店=普通2330116
潟rー・オー・エム・サービス 宛て
●ジャパンネット銀行 本店営業部(ホンテン)
普通預 金 店番号-口座番号 001-1340424
カ)ビーオーエムサービス
●Visa, Master Card, AMEX,Expressでのお支払いはご注文時に電話でお伺いいたします。
●PayPal を通じてクレジットカード(VISA,Master Card, Amex,JCB)でのお支払いもうかがいます。
e-mail で請求書及びお支払いURLをお送りしますのでご注文の際毎にお申し出下さい。
またPayPalのサイトからBOMの口座toshiow@bomserv.com宛にお支払いも出来ます。
ビー・オー・エム・サービスのホームページでは随時、最新入荷案内やニュースを更新しています。ニューズレター、在庫リスト、ムーンシャイナー誌バックナンバーなども紹介しています。最新情報の更新案内をメールでご希望の方はお申し出ください。
  (株)ビー・オー・エム・サービス
●〒665-0842 兵庫県宝塚市川面 6-5-18
0797-87-0561
(営業時間:月〜金の午前10時〜午後5時。なお祝日は休みをいただきます)
●fax.0797-86-5184(24時間)
●http://www.bomserv.com/
●E-mail:info@bomserv.com
 Back to top of this page
  |HOME PAGE | ご注文|NEWSLETTER INDEX |