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        B.O.M.Newsletter #394web 2013年8月13日

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INDEX


今月の特選作品
今月の注目作品
ブルーグラス新入荷
ブルーグラス発掘&編集モノ新入荷
B.O.M.特選コーナー
ブルーグラスお勧め作品
ブルーグラス古今の名作コーナー!?
インスト新入荷
各楽器別お勧め作品
オールドタイム&フォーク新入荷
オールドタイム&フォークお勧め作品
カントリー発掘、編集モノ新入荷
カントリーお勧め作品
映像新入荷
 映像ものお勧め作品
教則ものお勧め
 楽器、その他……
輸入雑誌
月刊『ムーンシャイナー』
B.O.M.ご利用方法



  第42回宝塚ブルーグラス・フェス、今年も無事に終えることが出来ました。42年間の歴史で、たぶん、過去最高の130バンドのエントリーでしたが、土曜日の夜もほとんどスケジュールが遅れることなく、毎年毎年、プレイヤーの皆さんのご協力に感謝するばかりです。またこの酷暑にもかかわらず、夜には寒いほどだったという方もおられた木陰の観覧エリアでじっーと観続けてくれたリスナーの皆さんにも感謝します。そして、金曜深夜の社会人と学生の交流企画や模擬店で協力してくれた神戸大学の若者たち、またいろいろと気を配ってくれるてっつんにも感謝します。みなさん、ありがとー!!

 年に一度、ブルーグラスフェスは何の気兼ねもなく1日24時間×4日間(正味3日間)、「ブルーグラスだけ」のために集う、世界で一番すばらしい人たちのコミュニティだと思っています。そんなお手伝いが出来るだけで、とても幸せな気分になります。これからもまだ、各地でさまざまなフェスが開かれます。皆さん、楽しみましょう...!!

 この夏、またまたクラレンス・ホワイトの未発表音源(1973年のオランダでのライブ盤)が発掘され、ちょうど40年前の夏の悲劇的な事故を思い起こさせました。今月の特集として、現在に至るブルーグラスギターのリズム/リード双方を方向づけた「クラレンス・ホワイト」の特集を組んでいます。
 そのほか、今月もミュージシャンたちは一生懸命に音楽を創りつづけ、われわれはそれを、何とかうまく紹介しようと努めています。一過性のヒットではなく、腰を落ち着けて楽しめ、感動できる音楽を求めていきたいと思います。

◆創刊30周年を迎えている月刊ムーンシャイナー、8月号(\525-)は「ハウトゥープレイ・ブルーグラス」特集として、ブルーグラス楽器奏法のつかみ方を「岸本一遥のケニー・ベイカーから学んだこと」や「アールの日」のリポートを軸に特集。そのほか、奥 和宏「アメリカン・ルーツミュージック、ディスクでたどるアメリカ音楽史」、全国サイマル放送一覧表とFMはしもと「しもちゃんの“Bluegrass”でナイト」、学生プロファイル#7は首都大学東京「山本南希」、人口16人の瀬戸内海での「斎島ブルーグラス」、ブルーリッジに本拠を置くマウンテン・フィーバー・レコード社、埼玉・狭山市の美食ブルーグラスレストラン「SOFT」、ネッシーエクスペディション37年目の渡米顛末記Cほか、日米ブルーグラス情報満載!!

 月刊ムーンシャイナー定期購読は1年間(12冊)\6,000- 半年間(6冊)\3,300-。単冊は\525-ですが、ぜひとも定期購読をお願いします。購読開始希望月をお知らせください、早速お送りします!!
 また情報提供、そしてご自由なテーマでのご寄稿など……、なにとぞムーンシャイナーにご協力を、よろしくお願いします!
 ■全国イベント・カレンダー
 以下、ムーンシャイナー誌に寄せられたイベントです(個別バンドのライブ=ツアー以外=は誌面にて)。今年も、われわれの標語は、「Buy Studio Releases! ...and Go to Live Shows!!」。……日本ブルーグラス・コミュニティを元気に、楽しく...!!

◆8月17〜18日(土、日)北海道「第39回札幌ブルーグラス・フェス」札幌、豊平峡温泉第2駐車場。参加費\2500-(温泉・カレーチケット付き)。北海道大学の学生が主催するフェス(問)satsufes@gmail.com

◆奥沢明雄ユニット(西日本ツアー)
 オリジナルや国内外のロック/フォークのカバーほか、「ニューグラスやガゼットの曲も歌う!」
8月22日(木)大阪、Pena(ペーニャ)
8月23日(金)高松、丸亀町グリーンけやき広場“Cafe Music Blue”17:30〜20:00
8月24日(土)高松、丸亀町グリーンけやき広場“Cafe Music Blue”17:30〜20:00
8月25日(日)広島、Kentauros(ケンタウロス)。19時開場19時半開演、\2000-
8月26日(月)京都、El Latino(エル・ラティーニョ)。ゲスト:宮崎勝之。19時開場19時半開演、\2500-
http://marmaladesky.s2.weblife.me/akio_okusawa/◆ザ・キャッシュ
 井上太郎(m)、hinaco(g)、瀬川信二(bs)の新ユニット
8月23日(金)福岡、ドリームボート(092-713-4233)
8月24日(土)大分、詳細未定
8月29日(木)岡山、城下公会堂(086-234-5260)
8月30日(金)神戸、ジェイムズ(078-371-2720)
総合(問)TARO http://www.jahmando.com

◆8月23〜25日(金〜日)神奈川「箱根夕日の滝ブルーグラス・フェスティバル」南足柄、夕日の滝キャンプ場。参加費\3000-。(問)森下幸治029-859-4356、中西孝仁047-323-2615、小森谷信冶03-3916-2027(20〜22時)

◆8月25日(日)広島「斎で遊ぼう〜島ライブ」呉市豊浜町・斎島。10時〜15時、カンパ。13頁特集参照(問)星野0823-67-1330、gansanstar@akinada-hiroshima.jp

◆8月26日(月)東京「<北海道大学BG東京ツアー>ブレーメン・バックパッカーズ/ウォーキング・オン・ハイウェイ/プルッツエルXプロッツエル」ロッキー・トップ03-3571-1955

◆8月31〜9月1日(土、日)群馬「カントリーinカントリー」上野村、ヴィラせせらぎ裏ステージ。前\2000-当\3000-1日券\1500-中学生無料(問)03-3360-3099

◆8月31日(土)埼玉「夏のブルーグラス・ミニライブ」狭山、ソフト04-2958-5979。15時、参加費\3000-(飲み放題+軽食)。参加バンド募集!

◆9月7日(土)愛知「ブルーグラスミーティング2013 Autumn」北名古屋市総合福祉センターもえの丘。バンド参加申し込み締切:8月10日。(問)オール・ザット・グラス http://homepage1.nifty.com/allthatgrass/

◆9月7日(土)兵庫「第53回三田ブルーグラス・ナイト」三田、キー・ラーゴ079-562-6080

◆9月14〜15日(土、日)茨城「第26回水戸ブルーグラス・フェスティバル」茨城町下土師、ポケットファームどきどき。参加費\1000-。(問)ホワイト029-226-6846

◆9月15日(日)東京「小平アメリカンオールドタイム・コンサート」小平市中央公民館ホール042-341-1211。12:00-16:30、\1000-。主催:ササキジン

◆9月15日(日)長崎「第22回長崎ブルーグラス・フェス」長崎、あぐりの丘村のエリアレストハウス。10時半、前\1200-当\1500-。エントリー締切り:9月1日。(問)蒲生浩郷095-857-4441、gamou@mxc.cncm.ne.jp
 今月の特選作品
 (B.O.M.一押し話題作です)
  COMP-4603 REBECCA FRAZIER『When We Fall』CD\2,573-(本体\2,450-)

 あのフラットピッキンマガジン誌の表紙(2006年9月号)を女性として初めて飾ったレベッカ・フレイジャー。コロラドを本拠に、夫ジョンとのヒット&ラン・ブルーグラスの凄腕フラットピッカーにして可憐な女性ボーカリストとしてクロート筋!?には知られてきた彼女のソロデビュー作。さわやかな明るさを持つ10曲のオリジナル(内3曲はハイテクフラットピッキンインスト!!)に、カバーは、ニール・ヤングの“Human Highway”と、カーターファミリーソング“Ain't Gonna Work Tomorrow”の2曲。ロン・ブロックやスコット・ベスタル(bj)、天才フィドルのシャド・コッブ、イケイケドブロのアンディ・ホール、クールに手堅いバリー・ベイルズ(bs)、そしてデラ・メイのシェルビー・ミーンズがハーモニー。最後の“Babe in Arms”はブルーグラス・ママらしく、アパラチアン風味の息子への子守唄。素直に歌い、軽々と凄いことを弾くレベッカ、ここまでの努力は尋常ではなかったろうと想像する。
  AM-5127 THE ROSENTHALS『Fly Away』CD\2,573-(本体\2,450-)

 元セルダムシーンのフィル・ローゼンタール親子、バンジョー/ギターとトランペットという意外な組み合わせがすばらしい世界を創っているというので、ここで紹介しよう。……ムーンシャイナー誌でもよく書くが、世界を席巻する現在のアメリカンポップのベースは間違いなく19世紀にあったと思う。ミンストレルとフォスター、軍楽隊とマーチ/ラグタイム、そしてボードビルなどのストーリーテリング伝統……、そんな初期アメリカ音楽を思わせるすばらしい広がりを持った、フィルとダニエル・ローゼンタール親子の最新作品。ブルーグラス/オールドタイムの父と、ジャズ/クラシックを修めた息子、バンジョーとトランペットがまったく違和感を感じさせない落ち着きを見せるのは、ジョニー・キャッシュまでもがカバーした“Muddy Water”に代表されるような……その伝統音楽の本質を見抜いたフィルの音楽センスゆえだろうか。アメリカンメロディの重要な伝統が詰まったフィルのレパートリーから息子ダニエルはルイ・アームストロングを通して自分の世界を創っていた……というような、ジャンル/スタイルに拘泥しない音造りこそ、本作の肝であり成功の所以だろう。"I'll Fly Away"や"Little Birdie"ほかのトラッドカバーもおいしいが、主にかつてフィルが書いていた詞にダニエルがメロディをつけて行ったオリジナルが中心という。まったく違和感のない、落ち着いたフォーク/ジャズ作品として強力お勧め。
  ROU-9141 DAILEY & VINCENT『Brothers of the Highway』CD\2,573-(本体\2,450-)

 過去2枚の作品はいずれもビルボード・ブルーグラスチャート1位をヒットしたデイリー&ビンセントの最新作。ブルーグラスというアグレッシブな音楽がカントリー市場で受け入れられるようになったのは、ほんの最近のこと……多分リッキー・スキャッグスというカントリースーパースターが1998年にブルーグラスに戻ってきてから、同時にアコースティック音楽でもアリーナ規模でも超ド級の音圧を出せるようになってからと考える。そこにデイリー&ビンセントはビジュアルな演出も加え、アコースティックアンサンブルの粋とともに「詞」と見た目の感動を押し出した。そんな小手先エンタメが苦手なわたしでさえ、あの細身のクリスチャン・デイビスのバスボーカルに驚き、ジェイミーのテナーボイス“Close By”には感動してしまった。その上に若手ナンバーワンといわれる右手の持ち主、ジェシー・ベイカー(bj)に攻めまくられ、アルバム要員のオウブリー・ヘイニー(f)がすごい。見た感じおっさんのジェフ・パーカー(m)もイッチョ前なレベルになるという相乗効果。アーリーブルーグラスから、ビル・モンローの“Close By”と“Tomorrow I'll Gone”、レノ&スマイリーの“Howdy Neighbor Howdy”、ピート・ゴーブルとビル・エマーソンの“Back To Hancock County”など、そしてカントリーヒット曲からルービンの“When I Stop Dreaming”、ジョージ・ストレイト“Brothers of the Highway”、ビンス・ギル“Hills of Caroline”、キャシー・マティア“Where've You Been”などを、実にバランスよく配して、新曲ながらアーリーブルーグラスを思わせるロンサムな“Big River”(B.J.とモリー・チェリーホームズのツインフィドルが快感)や、1曲目に持ってきたブルーグラス界最速の曲のひとつに数えられる1曲目“Steel Drivin' Man”など、いやはや、ほんま、すごいですわ。
 今月の注目作品
 (新入荷を中心に、話題作品のダイジェストです)
  SXCD-6034 COUNTRY GAZETTE『The Four Album Collection』CD2枚組\2,888-(本体\2,750-)

 またまた出ました!!クラレンス・ホワイトの超お宝秘蔵録音5曲を含む未発表音源15曲を含む全54曲集。クラレンスとガゼットのライブ5曲のほか、愛すべきローランド・ホワイト、弟クラレンスを亡くした1973年から5年間、クラレンスのギターを使っての未発表録音10曲。ただし、その15曲以外は、昨年イギリス盤(BGOCD-1016)で発表されたものと同じ、カントリー・ガゼットの『Live At McCabe's』(1975)、『Out To Lunch』(1976)、『What A Way To Make A Living』(1977)、3枚のアルバムを2枚のCDに収めたものだが、ホワイト家フォロワーやクラレンス・ファンは必携だろう。没後40年、クラレンス・ホワイトの未発表音源発掘が続く...!! 詳細はブルーグラス発掘新入荷参照。 
  MFR-130423 SPINNEY BROTHERS『No Borders』CD\2,573-(本体\2,450-)

 このところずっと、全米ブルーグラス・チャート(ムーンシャイナー)をにぎわすスピニー・ブラザーズ今夏の最新作。タテノリ系!?ドッキマリ型ブルーグラスとは違う、昔のトラッドグラスを標榜するストレートブルーグラス。1曲目のイントロ、ロン・スチュワートのフィドルもブルーリッジ系で聴かれるアグレッシヴなフレーズとは一転、トラッドサウンドを意識したフィドル(といっても凄い押し出しだが)ではじまり、モンロー/スタンレーへの強いリスペクトを隠さない。伝統的なブルーグラス手法を踏襲しながら現在ブルーグラスチャートでトップを獲る、その秘密にうなづける好盤である。ブルーグラス新入荷参照。
  ROU-9174 DEADLY GENTLEMEN『Roll Me, Tumble Me』CD\2,573-(本体\2,450-)

 21世紀のブルーグラスにまた、まったくあたらしい方向性を持った才能集団が全米デビュー! イーファ・オドノバンという少女とアパラチア伝統音楽をとても大切に21世紀に伝えてきたクリキッド・スティルを率いた天才バンジョー奏者/ソングライター、グレッグ・リストが20代のブルーグラス界のあたらしいスーパーピッカーたちを自身の翼の下に、自由に羽ばたかせ、ポップなブルーグラスを創っている。パンチ・ブラザーズ以来のサウンドインパクト/衝撃をどーぞ!! ブルーグラス新入荷参照。
  MFR-130611 SIDELINE『Session 1』CD\2,573-(本体\2,450-)

 超強力セッションバンドによるカバー集の登場だ。専門以外の商品とか副業という意味もある「サイドライン」と名付けた、サードタイムアウトのスティーブ・ディリング(bj)とジャスティン・ヘイズ(f)、現在は自身のバンドを率いる元チェリーホームズのスキップ・チェリーホームズ(g)と元ロンサム・リバーバンドのダレル・ウェッブ(m)、そしてマウンテンハートのジェイソン・ムーア(bs)といった全員がブルーグラス育ちのアラフォー。デル・マッカーリーを1曲目に、モンロー/フラット/スクラッグス名曲からジミー・マーティン、ラリー・スパークスなどのカバーに近年の新しいブルーグラスソングを、一流バンドのメンバーが期間限定で演じる現代ブルーグラス秀作。ブルーグラス新入荷参照。
  MFR-130625 JASON DAVIS『Second Time Around』CD\2,573-(本体\2,450-)

 現在、ジュニア・シスク&ランブラーズチョイスのバンジョー奏者として活躍するジェイソン・デイビスのソロプロジェクト最新第二作目。現在のブルーリッジ系の活きのいい若手らを集合、これぞ今風ソリッドグラスバンジョーといったドッキマリサウンドで、4曲のインスト(うち3曲はトラッドスタンダード)とさまざまなゲストボーカルもの9曲。ブルーグラス新入荷参照。
  BACM-418 BILL CLIFTON & HAMILTON COUNTY BLUEGRASS BAND『Two Shades of Bluegrass』CD\2,573-(本体\2,450-)

 1970年、ビル・クリフトンが平和部隊に在籍していたとき、にニュージーランドのハミルトン・カウンティ・ブルーグラス・バンドと録音したすばらしいトラッドグラス作品。いつものビルらしく、カーター・ファミリーはもちろん、グランパ・ジョーンズやアーネスト・タブ、アンクル・デイブ・メイコン、クリフ・カーライルら初期カントリーの名曲などをブルーグラススタイルで聴かせる13曲。そして残りの15曲は、ビルのトラッドソングに対する丁寧な愛情を感じる(オートハープも含めた)同時期のソロライブ・パフォーマンス。全28曲、ビル・クリフトンのブルーグラスとトラッドソング/フィドルチューンなどの弾き語りの両方が楽しめる、若いビルの貴重なCD化である。詳細はブルーグラス発掘新入荷参照。
  PATUX-245 TOM NEAL『Banjoland』CD\2,573-(本体\2,450-)

 無名ながら1968年に発表されたデル・マッカーリーのデビューソロ作にも名を連ねるワシントンDC地区のブルーグラスのバンジョー名人、トミー・ニール初のブルーグラスバンジョーアルバム! すばらしい/びっくりの一言に尽きるベテランの味わいと、第一世代ブルーグラスバンジョーテクニックを網羅してなおかつ、現在にもすごいインパクトで迫るセンスの効いたコントロール。65歳のデビューアルバムにはマイケル・クリーブランド(f)、フランク・ソリバン(m)、マーク・コスグローブ(g)らを迎えた現代トラッドバージョンと、最近なぜか銀座ロッキートップに出没するというジョン・グリック(f)、ラス・フーパー(d)らを迎えたオールドスクールバージョンのふたつのセッションがそれぞれの味わいで楽しめるのも秀逸。いいブルーグラスバンジョーアルバムをお探しの方、是非ドーゾ!! インスト新入荷参照。
  OMAC-19 MARK O'CONNOR『The Improvised Violin Concerto』DVD+CD\2,573-(本体\2,450-)

 1974年にデビューアルバムを発表以来40年、ちょうど40枚目のアルバムとなるというマーク・オコナー、今月52歳になったばかり、もっとも充実する年齢を迎えている。マークの最新作は、ボストン・ユース管弦楽団をバックにマークが自在にインプロバイズしていく即興交響曲「ファイアー/エアー/ウォーター/アース/フェイス」と名付けられた五楽章を収めたDVDと、韓国生まれのジュリアード卒業生の天才姉妹、アンジェラ(violin)、ルシア(piano)、マリア(CELLO)のアーン・トリオが演じるマークの交響曲「March bof the Gypsy Fiddler」三楽章のCDがセットになった作品。インスト新入荷参照。
  SH-4097 DOC WATSON『The Definitive Doc Watson』CD2枚組\3,675-(本体\3,500-)

 昨年5月29日、僚友アール・スクラッグスが亡くなったほぼ2ヶ月後、アールを追うように89歳で亡くなったドック・ワトソン(ふたりの隠された物語はムーンシャイナー誌2012年7月号「ドック・ワトソン追悼特集」にて)。そのドック、1962年のデビューから最晩年の2005年まで、バンガードとシュガーヒル・レーベルに残された、これぞ「ドック・ワトソンの生涯」といったコンピレーション。オールドタイム/フォーク新入荷参照。
  PATUX-239 BRIAN VOLLMER『Old Time Music Party』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ブルーリッジのど真ん中、バージニア州フロイドのスタジオに集まった仲間たちと典型的なオールドタイム・ストリングバンドを聴かせるブライアン・ボルマー。非常に私的な音楽観、つまり閉鎖的なアパラチアに伝わる本物の伝承音楽を受け継ぐという気概に溢れたすばらしいオールドタイム作品である。取り上げられた曲(解説あり)のオリジナルの雰囲気を大切に伝承しようとする仲間たちと、まるでパーティをしている雰囲気が伝わる秀作である。オールドタイム/フォーク新入荷参照。
  BVD-20124 ERNEST TUBB SHOW『Walking the Floor Over You Part 2』DVD映像\4,515-(本体\4,300-)

 アーネスト・タブ(1914-1984)と彼のテキサス・トゥルバドーズの1965年、30分のライブTV番組4本を収めたDVD映像、先月の第1集につづく第2集。レギュラーゲストには、キャリアをスタートしたばかりのウィリー・ネルソン(32)ほか、ウェイド・レイのホットなフィドル、そしてなんといってもトゥルバドーズのギタリスト、レオン・ローズとペダル・スティールのバディ・チャールトンのギターバトルが楽しめるクラシックカントリーファンにはたまらない貴重映像集。映像新入荷参照。
  SOTM-2011 V.A.『Song of the Mountain: Season 6』DVD映像集\2,888-(本体\2,750-)

 6月に紹介した「シーズン1」から5年、ローカルを強みに全米で人気となったサザン・アパラチアで収録するTVシリーズの映像第6集。ジョー・マリンズとレディオランブラーズをはじめ、グラスカルズやドナ・ユリッシー、話題のスナイダーファミリーやオールドタイムのジェイムズ・リーバ、さらにはドック・ワトソンも登場する2011年収録のシーズン6。現在この番組でDVD化されているのは、この2本だけである。映像新入荷参照。
 ブルーグラス新入荷
  MFR-130423 SPINNEY BROTHERS『No Borders』CD\2,573-(本体\2,450-)

Louisville Woman Play/On That Glorious Day/Grandpa’s Way of Life Play/I Wish That I Could Have Met Carter/On That Road Leadin' Home/I'm Not Over You/I Want My Dog Back/Big Marshall/Mama's Roses/The Moon Saw Me Crying/Gotta Go Down/Darlin' Think of What You've Done/He Never Went Away/Whiskey Daniels. 全14曲

 全米ブルーグラス・チャート(毎月ムーンシャイナー掲載)でトップの常連になっているスピニー・ブラザーズ今夏の最新作。1960年代、日本の学生バンドもよく取り上げたケンタッキートラベラーズの"The Moon Saw Me Crying"や、カーター・スタンレーのブルーグラススタンダード"Think of What You've Done"などのカバーほか、現在のブルーグラスソングライターたちのストレートなブルーグラス曲を取り上げ、丁寧なトラッドグラスサウンドを聴かせる。アラン(g)とリック(bj)のスピニー兄弟にゲリー・ダリンプル(m)、ダリル・ヘッブ(bs)というメンバーに、トラッドグラスサウンドに合わせてアグレッシブながらもストレートなブルーグラスフィドルに抑えたロニー・スチュワートとドブロにロブ・アイクス(d)、そして1曲のみだがスピニー兄弟が崇拝するスタンレー・ブラザーズ直系のラルフ・スタンレーUがボーカルで参加。ブルーリッジ系に聴かれるソリッドグラスやナッシュビル系のビッグサウンドとはまったく違うストレート(古風!?)なブルーグラスサウンドがとてもいい。ロン・スチュワートのフィドルがブルーリッジ系のときとはまったく違ったフレージングになるのも聴きものである。こんなにすばらしいブルーグラスバンドがカナダのノバスコーシア(ニュースコットランド)の出身なんです。
  ROU-9174 DEADLY GENTLEMEN『Roll Me, Tumble Me』CD\2,573-(本体\2,450-)

I Fall Back/Bored Of The Raging/Roll Me, Tumble Me/A Faded Star/Beautiful's Her Body/All The Broken Pieces/It'll End Too Soon/Working/Now Is Not The Time/Falsehearted Anthem. 全10曲

 クルキッド・スティル(ムーンシャイナー誌2010年5月号=\525-=にカバーストーリー)を率いて、イーファ・オドノバンという稀代の少女を導いてきた天才バンジョー奏者/ソングライター、グレッグ・リストが20代のブルーグラス界のあたらしいスーパーピッカーたちを自身の翼の下に呼び寄せ、自由に羽ばたかせる新バンド、デドリージェントルメン(致命的な/酷い/地獄に落ちる男ども)の全米デビュー作である。ムーンシャイナー誌でも度々報じてきた彼ら(今春4月号の表2グラビア写真はキョーレツだった!!)、生まれたときからブルーグラスとドーグに囲まれていたデビッドの息子、サム・グリスマン(bs)、15歳でジム&ジェシーのフィドラーとしてツアーしたという天才フィドラーのマイク・バーネット(f)、父親が裕福なバンジョー奏者という恵まれた家庭で育ち15歳で発表したデビュー作『Signs of Courage』はムーンシャイナー誌でも特集が組まれたドミニク・レスリー(m)、そして唯一ブルーグラス育ちではないスタッシュ・ウィラウチ(g, Wyslouch)はヘビーメタル出身という五人組である。グレッグの書いたポップなメロディとシュールな詩に、この5人のブルーグラス編成のバンドが凄いアンサンブルでフォローしていくのをお楽しみください。クリス・シーリという、ビル・モンローやアール・スクラッグスを軽々と超えるような才能を持ったマンドリン奏者がパンチ・ブラザーズという強烈なブルーグラスバンドを生み出した21世紀。ビルとアールが出会った1945年12月から(その前も含めて)延々とつづいていくブルーグラスという音楽形態/ジャンルにまた、前代未聞のあたらしいサウンドが生まれた。こんなのは「ブルーグラスじゃない!」というのは簡単だが、どっこい、1955年にフラットアンドスクラッグスがドブロを入れたときも……、1957年にフィドルのないカントリージェントルメンが結成されたときも……、1971年に長髪のヒッピーがロックをカバーしてニュー・グラス・リバイバルと名乗ったときも……、1976年にデビッド・グリスマンがバンジョーレスのアンサンブルを生み出してドーグと名乗ったときも……、リスナーはみんな「ブルーグラスじゃない!」と大声を張り上げていたという歴史に立てば、デドリー(致命的な/ヒドイ)ジェントルメンのあたらしい挑戦を楽しまなくてどーする!?!? グレッグ・リストはエール大学卒業後、MIT(マサチューセッツ工科大学)で分子生物学の博士号を習得後、すぐにブルース・スプリングスティーンのバンジョー奏者としてワールドツアーを体験するという、はっきりいってクレイジーな生活を送りつつ、フォーフィンガー奏法を開発するという、はっきり言って天才です。パンチ・ブラザーズ以来の衝撃をどーぞ!!
  MFR-130611 SIDELINE『Session 1』CD\2,573-(本体\2,450-)

Loneliness & Desperation/Little Willie/What Made Milwaukee Famous/Goodbye To The Blues/Old Joe Clark Blues/The Blues Are Still The Blues/When You're Lonely/I Wonder If Our Love Is The Healing Kind/The Way, The Truth, The Light/Don't Let My Love Get in the Way/Girl At The Crossroads Bar/Sophronie. 全12曲

 デル・マッカーリーのカバーではじめて、ジミー・マーティンの超速カバーで閉じる全12曲……この気持ち、分かるよね!? ドーパミンどばどば、アドレナリン噴出、アリナミン一発!!...!?...?? つまり、ブルーグラスが持つソリッドグラスという側面を意図的にデフォルメしようという五人組、サイドラインのデビュー作である。それぞれが有名バンドに属しているものの、ツアー休みが多くなる12月限定でやり始めたというセッションバンド。サードタイムアウトのスティーブ・ディリング(bj)とジャスティン・ヘイズ(f)、現在は自身のバンドを率いる元チェリーホームズのスキップ・チェリーホームズと元ロンサム・リバーバンドのダレル・ウェッブ、そしてマウンテンハートのジェイソン・ムーア(bs)といったトップグループのスーパーピッカーたち。1970〜80年代にブルーグラスのスタンダードカバーといえば、モンロー/フラット&スクラッグス/スタンレーが中心だったが、ここでの目玉は"Loneliness..."と"Don't Let My Love..."のデル・マッカーリーや"Girl At The Crossroads..."のラリー・スパークスといった塩梅がなかなか良い。
  MFR-130625 JASON DAVIS『Second Time Around』CD\2,573-(本体\2,450-)

Where The Wild River Rolls/One More Rocky Road/Bully Of The Town/I’ll Be Waiting For You/Darby’s Castle/Oh Death/Hard Rock Bottom Of Your Heart/Just Another Broken Heart/Liberty/Bootleg John/Ted’s Tune/Gold In Carolina/Shamrock. 全13曲

 見事に均一でソリッドなロールで今風ソリッドグラスのドライブを主導していくジェイソン・デイビスのバンジョーを主役にしたイケイケ!ブルーグラスの秀作だ。ミシェル・ニクソン&ドライブ、ケニー&アマンダ・スミス、ブルーリッジやグラスタウンなど、現在のブルーリッジ系ブルーグラスを代表するバンドを経て、現在はダニー・ペイズリーと並んでトラッドグラスのトップランナーといわれるジュニア・シスク&ランブラーズチョイスのバンジョー奏者として活躍中のジェイソン。ドン・レノ・スタンダードの"Bully of the Town"を「Key of B」の凄いテンションで演じるインストをはじめ、ロン・スチュワートとのフィドル&バンジョーで演じるトラッドスタンダード"Liberty"、アーロン・ラムジー(m)の書いた"Ted's Tune"、そして最後にそのアーロンを迎えて、「何ぼなんでもこの速さはないやろ!!」と言いたくなるスッゲェー超速でのトラッド"Shamrock"といったインストをはさみながら、各曲に個性的なボーカリストを迎えて、ラルフ・スタンレーの"Oh Death"や"Bootleg John"、クリス・クリストファーソン"Darby's Castle"、そしてジュニア・シスクを迎えてのカーター・ファミリーの"Just Another Broken Heart"(これまた超速!!)など、バンドではないソロということで、現在のブルーグラッサーたちの趣向や好みがうかがい知れる楽しいアルバムになっている。バックアップには、ロン・スチュワートのフィドルほか、ものすごいドブロを聴かせるジョッシュ・スウィフト、無名だがスティル・ハウスというバンドをリードするケビン(m)とキース(g)のマッキンノン兄弟も凄いです。なおジェイソン、前作2008年のデビューCD『Steppin' Out』(PC-6511 \2,573-)はIBMA最優秀インストアルバムにもノミネートされた秀作でもあった。第一世代のバンジョー奏者の味わいとはまた違う、爽快なバンジョーロールをお楽しみあれ!
 ブルーグラス発掘&編集モノ新入荷
  SXCD-6034 COUNTRY GAZETTE『The Four Album Collection』CD2枚組\2,888-(本体\2,750-)

『Country Gazette Live』: Black Mountain Rag/Roses For A Sunday Morning/Blue Blue Day/To Prove My Love To You/Lonesome Road/Will You Be Lonesome Too/Only Way Home/Sally Goodin/My Baby’s Gone/Sunday Sunrise/Laughing Guitar/Never Ending Love/Holland Holiday/Down In The Bluegrass/
『Out To Lunch』: Still Feeling Blue/Sure Didn’t Take Him Long/Out To Lunch/Melody For Baby/Sing A Sad Song/Sunny Side Of The Mountain/Down Down Down/Why You Been Gone So Long/Forked Deer/Time Left To Wander/Last Thing On My Mind/Uncle Cloony Played The Banjo (But Mostly Out Of Time)/Blue Light/
『What A Way To Make A Living』: Goodbye Mitchell Jayne/Loving You Too Well/Dark Hollow/In Despair/Old Old House/Beautiful Life/One Woman Man/White Washed Chimney/On My Mind/Don’t Let Your Deal Go Down/Last Letter/Nantyglo R.F.C./
『The Archives Album - Unreleased Rarities 1973-1977』: Durham's Reel/No Longer A Sweetheart of Mine/Miller's Reel/I Know What It Means To Be Lonesome/Hide Your Love Away/Hard Hearterd/We'll Meet Again Sweetheart/Some Old Day/Eighth of January/Tragic Romance/Soldier's Joy/I Wish You Knew/Prisoner's Song/I Might Take You Back Again/Mocking Banjos. 全54曲

 なんといっても本作の白眉は、ローランド&クラレンス・ホワイト兄弟がカントリーガゼットと協演している未発表音源5曲。1960年代のケンタッキーカーネルズ時代を髣髴させる荒っぽさの中にメジャーシーンのロッカーを経験したクラレンスのちょいと大人なフラットピッキンが、いまだに唯一無二のブルーグラスギターのスリルを聴かせてくれる。クラレンスが1973年7月に事故死してから40年、その遺品であるD-28ギターを使うトニー・ライスをはじめ数多のフラットピッカーが妍を競うが、わたしにとってクラレンスを超える呼吸を持つフラットピッカーはいまだにいない。それは、技術やタイミングといった、学ぶことで解決できる問題ではなく、彼の体の中に仕組まれているなんだか得体の知れない揮発性の精神物質の作用であるようにすら感じる。ミストーンやリズムを超えて、その洗練はアールの域にあり、ブルーグラスギターが何たるか?をルール(支配)する根源であるといってもいいと、わたしは思っている。つまり、アールが生来体得していたポリリズム(ムーンシャイナー誌8月号「アールの日」リポート参照)を見事にギターに昇華したのがクラレンスだと……。そんな5曲のほか、ローランド・ホワイトを迎えたカントリーガゼットが、より「ブルーグラス化」していくサウンドに見る10曲(内4曲はアルバム『Live』、1曲は『Out To Lunch』、5曲は『What A Way To Make A Living』に使用されなかった未発表モノ)には、なんともホットなホワイト家に流れるブルーグラス魂!(つい今春発表されたエリックを加えたホワイト家3人とハーブ・ピーダセンとの4人、ニューケンタッキーカーネルズの未発表オランダ1973年ライブ音源集『Live in Holland 1973』=\2,573-=で証明済み!!)を再確認、またローランドとロジャー・ブッシュが交互に取るリードボーカルの妙などのケンタッキーカーネルズ伝統など、この2枚組CDに『The Archives Album - Unreleased Rarities 1973-1977』として収められた15曲は、それだけのために買うだけの値打ちがあるものだと、言っておこう。1960年代のウエストコーストブルーグラスがベイカーズフィールドサウンドと混ざり合って、いわゆるカントリーロックの核となるサウンドを生んでいく一方、ブルーグラスにとどまってまったくあたらしいアコースティックを呈示したカントリー・ガゼット。それにしてもバイロン・バーラインとアラン・マンデのノー天気さが生んだ爽快なフィドル&バンジョーを軸にしたウエストコーストのブルーグラスがヨーロッパ市場でポップヒットしたガゼット初期LP2枚を収めた『Traitor In Our Midst/Don't Give Up Your Day Job』(BGOCD-298 \2,573-)とともに、1970年代の西海岸ブルーグラスを堪能できるアルバムとして(昨年のイギリス盤を購入された方には心苦しいけれども)、大推薦の一枚である。
  BACM-418 BILL CLIFTON & HAMILTON COUNTY BLUEGRASS BAND『Two Shades of Bluegrass』CD\2,573-(本体\2,450-)

Blue-Eyed Elaine/Jordan Is A Hard Road To Travel/Ridin' On That Train/A Dollar Down And A Dollar A Week/Red Wing/Baby, You Done Flubbed Your Dub With Me/Night Train To Memphis/Po' Folks/My Native Home/He's Up With The Angels Now/Sarah's Willijog/Feast Here Tonight/Talking Guitar Blues//Peach Pickin' Time in Georgia/The Burglar Man/Wildwood Flower/Happy Days/Life Gets Tedious Don't It/Green To Grey/Sister Lucy Lee/There Ain’t No Bugs In me/Whistlin' Rufus/Boll Weevil/Stoney's Waltz/Motherless Children Gets A Hard Time/Little Whitewash Chimney/Mary Dear/There Ain't Nobody Gonna Miss Me. 全28曲

 1952年、ブルーグラスの草創期にデビュー、裕福な家庭に生まれた大学生で、田舎音楽をやることに家族の反対を恐れてビル・クリフトンという芸名をつけたという元祖!?筋金入りブルーグラス・フォロワー。1961年にはブルーグラス史に残るブルーグラス・コンサートを開催、そののちイギリスに移住、ケネディ大統領の呼びかけた平和部隊でフィリピンにも滞在、その間、日本でも学生ブルーグラッサーらと交流会を持ったという経歴を持ち、外国にブルーグラスを広めた第一人者である。82歳の現在もなお、カーターファミリーを中心にトラッド音楽の普及に努め、さらにヨーロッパや日本など外国からのミュージシャンを影から支えつづけている。本作もニュージーランドのブルーグラスバンド、ハミルトン・カウンティ・ブルーグラス・バンド(HCBB)と録音したすばらしいトラッドグラスと、同時期に行ったソロライブ・パフォーマンスの全28曲、ビル・クリフトンのカーターファミリーを軸にしたトラッド音楽への愛情とやさしさに溢れたすばらしい演奏が楽しめる。ちなみに、HCBBは1971年に外国ブルーグラス・バンドとして初めてビル・モンローのビーンブロッサムフェスの金曜日に出演したのだが、一般には翌土曜日に米国本土に到着、出演した日本のブルーグラス45の方がセンセーショナルな話題(なにせ人種が違った!?)となっている。とにかく本作、ビル・クリフトンの優しく柔らかいボーカルが堪能できるすばらしいブルーグラス作品である。
 B.O.M.特選コーナー
  月刊ムーンシャイナー誌の特集関連の音源ほか、新旧問わず、今月のBOMからの特選作品たち!
■最新ムーンシャイナー2013年8月号より
  SH-613D FLATT & SCRUGGS『The Best of Flatt & Scruggs TV Show Vol.3』DVD\3,308-(本体\3,150-、白黒約1時間)

 「ハウトゥープレイ・ブルーグラス」特集として、ブルーグラス楽器奏法のつかみ方を紹介する記事の「アールの日」リポート。アールのトーン/タイミング/テイストなどが、より明らかになっていったのは2007年から発売が始まった1960年代のフラット&スクラッグスDVDライブ映像のおかげだった。本作は10巻発売された中でも、大きな話題となった第三巻。収録された2本の番組のうち、1本目は1961年11月か12月の録画、のち80年代はじめにリッキー・スキャッグスでナンバーワン・ヒットとなる"Crying My Heart Out Over You"や、レスター・フラット得意……、というか大好きだったのだろうバウンシーにアレンジされた"If I Should Wander Back Tonight"、そしてカーター・ファミリー曲"I Ain't Gonna Wor"、アール・スクラッグスは"Home Sweet Home"とギターでの"Wildwood Flower"のインスト等々、全10曲。そして2本目は1962年1月の録画、なななんと、そのリッキー・スキャッグスがゲストに出演するという超貴重映像!! 当時7才のリッキーがマンドリンを抱えて "Foogy Mountain Special"で間奏を弾き、オズボーンズのトレードマーク"Ruby"を唄うというもので、まさか誰もがのちの大スターになるとは思っていないかった貴重な瞬間ほか、レスターは"I Wonder How the Old Folks Are at Home"など、アールは"Cumberland Gap"と、バンジョー弾きがその運指に釘付けとなる先の"Special"等々の全10曲。
 もちろん、このほかの9巻とも、バンジョー奏者のみならず、ブルーグラス第一世代のもっとも成功したバンドの持つさまざまな要素から、音楽すること、「ハウトゥープレイ・ブルーグラス」の本質が直接目に飛び込んでくる。必見の10巻である!!
 ■ケニー・ベイカー
  「ハウトゥープレイ・ブルーグラス」特集として、ブルーグラス楽器奏法のつかみ方を「岸本一遥のケニー・ベイカーから学んだこと」などで紹介。日本を代表するフィドラー、岸本のベイカーに対する分析と憧憬が入り混じったすばらしい文だ。ケニー・ベイカーの作品はどれもお勧めだが、まずは以下の3点を紹介しよう。
  CO-2731 KENNY BAKER『Frost on the Pumpkin』CD\2,573-(本体\2,450-)

 1977年に発表された、ビル・モンロー歴代最高のフィドラー、ケニー・ベイカー(1926-2011)絶頂期の最高傑作アルバム。バックアップはボブ・ブラック(bj)、サム・ブッシュ(m)、ジョー・ステュアート(g)、ランディ・デイビス(bs)、数曲にブレイン・スプラウスがツイン・フィドル参加。ジャンゴ・ラインハルトのジプシージャズからインスピレーションを得たという超絶1曲目"Bluegrass in the Backwoods"からポルカ、ワルツ、ブレイクダウン、オールドタイミーほか、録音当時50歳、ケニーのフィドルが最も充実していた時期、7曲のオリジナルを含む大秀作である。ブルーグラスフィドラー必携の1枚! 
  CO-2708 KENNY BAKER『Plays Bill Monroe』CD\2,573-(本体\2,450-)

 1976年作品はビル・モンローをマンドリンに迎え、"Jerusalem Ridge"や"Road to Columbus"をはじめ、モンローとふたりで創り上げたブルーグラス・フィドル・チューンの完成形を聴かせるブルーグラス・フィドル永遠の名盤。モンローの超有名オリジナル12曲集。ケニーとビルのほか、ビック・ジョーダンまはボブ・ブラック(bj)、ジョー・ステュアート(g)、ランディ・デイビス(bs)。
  CO-2705 KENNY BAKER『Master Fiddler』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ブルーグラス・フィドルの正統スタイルを完成させたケニー・ベイカーの1968年デビュー・ソロ作から83年にかけてのアルバムからベスト20曲集。"Washington County"から"Grassy Fiddle Blues"、"Dry & Dusty"や"Gold Rush"、大好きなキーオブBbでの"Sweet Bunch of Daisies"等々…、ベイカー美学が詰まった作品。現代ブルーグラス・フィドル必須入門作品。まずこの一枚からという方法もある。
FB-1001 NESSIE EXPEDITION『Hello City Limits』CD\2,000-(本体\1,905-)

 8月号にはネッシーの2012年秋の米国ツアーリポート連載第四話。本作は1976年発表のLPアルバムに未発表曲3曲("Country Rain"を歌うお茶目な本間が楽しめるぞ!?)と、最初の渡米時のすばらしいデンバーフェスのライブ10曲を追加の全27曲集である。「伝説のフィドラー」山本ジョーをはじめ、本間正敏(m)、松本康男(g)、窪田光紀(bj)、そして今回の渡米には参加しなかった北島健次(bs)、渡米時のデンバーでのライブではビル・モンローとの共演2曲も収録している。全員が20代、日本ブルーグラスがアメリカと交流をはじめた1970年代半ば、その演唱は米国の50〜60年代のアーリー・ブルーグラスの熱さとエネルギーを横溢させたすばらしいものだ。楽器技術やブルーグラスの意味よりも、ひたすらにバンドサウンドを追った結果の勝利だろうか、その純粋無垢なブルーグラスは現在の日本ブルーグラスの伝統ルーツとなるに充分な高い精神性を持っているのかも知れないぞ。
 ブルーグラスお勧め作品
 (すでにニューズレターで紹介済みの作品です)
 ■ブルーグラス最近作
  今、旬なブルーグラス・アルバムたち……
  REB-1848 BIG COUNTRY BLUEGRASS『Memories of the Past』CD\2,573-(本体\2,450-)

 1曲目のトム・T.ホールとディキシー夫妻の新曲にもかかわらず、1950年代を思わせるバリバリのアーリーブルーグラス・サウンドを聴かせ、つづいてはジム&ジェシーからトラッド、そしてモンローのハイロンサム名曲、そしてカール・バトラーのクラシックカントリーと……次々とつづく。インストはドン・レノの名曲“Choking the Strings”。どの曲もブルーグラスのプリミティブな様式を残したまま、アーリーブルーグラスの香りをプンプンとさせ、バンド名どおり、正真正銘の田舎バンドである……そのことが、とてもすばらしいお勧めのトラッドグラスバンド。
  COMP-4610 CLAIRE LYNCH『Dear Sister』CD\2,573-(本体\2,450-)

 いつまでも可憐なボーカルが聴く者を癒すクレア・リンチ。もう、なんとも言いようのないすごーい若手ピッカーたちの創る最高級のアコースティック・アンサンブルに乗って、とても70年代から活躍をつづけているとは思えない若々しいワクワクとするような歌声とメッセージを届けてくれる。近年良く取り上げるオズボーンとピート・ゴーブルの名曲、本作でも“I'll Be Alright Tomorrow”を見事に演じているほかは自身のオリジナルを含む比較的モダンなサウンド志向の新曲が中心だが、バンジョーレスのすばらしいマンドリン/フィドル/ギター/ベースで演じきる。ゲストは1曲目にロブ・アイクス、2曲目でティム・オブライエン。アリソン・ブラウンのバンジョーを迎え、メチャ凄い若手ふたり――マット・ウィンゲート(g,m)と噂のマルチスーパーピッカー、21歳のブライアン・マクドウェルのフィドル/マンドリンの凄いこと。最後の曲ではハンボーン(体をたたくパーカッション)とクロッグダンスステップでも存在感を聞かせてくれるマーク・シャッツ(bs)のクロウハンマーバンジョーをフィーチャーしたオールドタイムで締める、さすが40年目になる大ベテランのすばらしい作品だ。
  BHM-005 EARL BROTHERS『Outlaw Hillbilly』CD\2,573-(本体\2,450-)(歌詞付)

 “less is more”、つまり「より少ないほうが豊か」というモットーのアール・ブラザーズ最新自費制作第5弾。1曲目から、妻の家族を全員殺害する物語から、クリス・ヒルマンが、「われわれが最初に好きになったブルーグラスのもっとも原初的な魂と歌と態度を貫く、人々が何年もの間かけて創り上げた山の嘆きを甦らせる稀有なバンド。ブルーグラスはここに健在だ」と評したものすごい泥臭さ……、超ヒルビリーという衣を纏って、現代社会の問題を正面から取り上げる。アメリカでももっとも先進的な西海岸の都会で、苦境、女、酒、死などをテーマにした全曲オリジナルで、テクニックよりも溢れんばかりの感情(アウトローヒルビリー)演唱はまさに「Real Music」。ムーンシャイナー7月号で説いた、カントリーが物語をブルーグラスが真実を希求するという仮説に近いオリジナルにこだわるバンジョー奏者ロバート・アール・デイビス、単純にして力強い詩とメロディーに全身全霊で集中する彼ら、バーン・ウィリアムズのまいたトラッドグラスの種が育つサンフランシスコのバンドである。彼ら2006年作品『Troubles To Blame』(EB-2006 \2,573-)も在庫がある。
  COMP-4611 THE BANKESTERS『Looking Forward』CD\2,573-(本体\2,450-)

 今後の活躍が期待される若者を顕彰するIBMAモーメンタム・アワード最優秀ボーカリストの第1回受賞者に選ばれたエミリー・バンケスター嬢の参加するファミリーバンド、ザ・バンケスターズの最新第三作。サム・ブッシュ・バンドのギタリスト、スティーブ・モウジンのプロデュースで、のびのびとした美声を聴かせるエミリー(f)のほか、アリシャ(m)、メリッサ・トリプレット(bs)の美形三姉妹がリードを歌う8曲と、メリッサの夫カイル(bj,d,lg)の1曲、そして母親ドリーンと父親フィル(g)が3曲の全12曲。女声四部によるアカペラ"Desert Lullaby"ほか、ちょっとケルトっぽいレパートリーにスウィングなど、歌う天使といったイメージをうまく出した作品にしている。ベッキー・ビューラーの2曲ほか、クリス・ステュアートやクリス・ジョーンズ、ブラッド・デイビスやベス・ディックらブルーグラス系ソングライターの新作を丁寧に演じるさわやかファミリーバンドである。
  PC-1185 MARK NEWTON & STEVE THOMAS『Reborn』CD\2,573-(本体\2,450-)

 1990年11月、リッキー&ロニー・シンプキンズとサミー・シーラーを率いてバージニア・スクワイアーズとして初来日したマーク・ニュートン。そののち、自身のバンドを率いながらプロデューサーとしても手腕を発揮、2007年には本作にも収録している"Hillbilly Hemingway"がIBMA候補となっている。一方のスティーブ・トーマス、彼がすごい!! 生まれながらのサイドマンなのか、そのマルチプレイヤーぶりは知る人ぞ知る。ロンサム・リバー・バンドやザ・サイドメンの創立メンバーであるほか、ジム&ジェシー、ザ・ホワイツ、オズボーン・ブラザーズ、デル・マッカーリーをはじめ数々のバンドに在籍、カントリー界でもブルックス&ダンやケニー・チェズニーほか、あまたのメジャーアーティストを助けてきている。アルバム全編、ホットで確かなスティーブの演奏も快感。ブルーグラススタンダード曲、デルモアの"Blue Railroad Train"、ジム&ジェシー"Are You Missing Me"、モンローの"Kentucky Waltz"、スタンレー"Nobody's Business"ほか、ビル・クリフトン名曲をゆったり感情たっぷりに歌う"Girl I Left in Sunny Tennessee"が嬉しい。
  COMP-4600 PETER ROWAN『The Old School』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ピーター・ローワン、70歳になった今もこの創作能力と、なによりも音楽力=音と詞に向かう精神力。タイトル通り、ブルーグラス第一世代の「やり方」を見事に見せ付ける。「クリーンに弾き、誠実に歌うこと……それは時代が変わってもおんなじなんだぜ!!」と繰り返すアルバムタイトル曲のテーマ。ロニーとロブのトラベリン・マッカーリーズ(デル抜きでツアーするときのバンド名)に、マイケル・クリーブランド(f)、クリス・ヘンリー(m)、マイク・ウィッチャー(d)、ジェイソン・カーター(f)ら活きのいい若手がバンドを支える。そのほか、もっとも信頼するキース・リトル(bj)、ゲストには第一世代のボビー・オズボーン(81)、ジェシー・マクレイノルズ(84)、そしてデル・マッカーリー、ドン・リグズビーとJ.D.クロウ、……モンロー調のハイロンサムではバディ・スパイカー&ステュアート・ダンカンのツインフィドル、またドックに捧げた“Doc Watson Morning”はブライアン・サットンをゲストにドックの名曲を組み込みながら、巧妙なストーリーに仕上げ、もちろんボビーとジェシーという偉大なパイオニアにはそれぞれ特別な聴かせどころを配慮……。ますますブルーグラス精神の奥底に分け入っていくピーター・ローワン、ブルーグラス・パイオニアを迎えた傑作だ。
  ECM-001 SHANNON SLAUGHTER『Sideman Steps Out』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ルー・リード&カロライナほか、ロスト&ファウンドやロンサム・リバー・バンドのメンバーとしてすばらしいリードギターとボーカルで存在感を示してきたシャノン・スローターのソロ、「一歩前へ!!」です。音楽をしながらウィルクスボロ高校(マールフェスの地元)の歴史教師でフットボールのコーチも務める中、元クイックシルバーのジョーイ・コックス(bj)、ケニー&アマンダ・スミス・バンドのロナルド・インスコア(m)ら、フルタイムからパートタイムとなった優秀なミュージシャンを集め、妻のヒザー・スローター(bs)とともに結成した自身のバンド、カントリー・クレアを核にロン・スチュワート(bj)やロブ・アイクス(d)らが参加、超一級ソリッドグラスに仕上げている。フツーの生活をするこんな人たちがブルーリッジのブルーグラスを支えているという。
  REB-1841 DON RIGSBY『Doctor's Orders - A Tribute to Ralph Stanley』CD\2,573-(本体\2,450-)

 5歳のときに聴いた“Little Maggie”に衝撃を受け、6歳の誕生日にプレゼントとしてバックステージでラルフ・スタンレーに会って以来、ラルフのようになることを夢見てミュージシャンの道を志したというドン・リグスビー、J.D.クロウ&ニューサウス、ブルーグラス・カーディナルズ、ロンサム・リバーバンド、スーパーバンドのロングビューなどという輝かしい経歴を重ねている。現在、40代半ばのもっとも充実しているとき、自身のもっともベースにある音楽に真摯に取り組んでいる。ラルフのバンジョー奏法をそのまま受け継いだスティーブ・スパークマン、ここではカーリー・レイ・クラインを意識しまくるロン・スチュワート(f)、ジョージ・シャフラーのクロスピッキンを受け継ぐジェイムズ・アラン・シェルトン、ベースにはアリソン・クラウスからバリー・ベイルズ。そして特別ゲストとして、ラルフ自身が“Daughter of Geronimo”ですばらしいリードボーカル、“Home in the Mountain”ではテナーを聴かせ(リッキー・スキャッグスがバリトン)、名曲“I Only Exist”ではラリー・スパークスがリード・ボーカルで、また“Medicine Springs”では唯一無二のリードギターで登場、“Walking Up This Hill on Decoration Day”ではチャーリー・サイズモアがリード、“Tennessee Truck Driving Man”ではハーモニーリード(この曲もスキャッグスがバリトン)、最後の“Traveling the Highway Home”ではラルフが母から学んだクロウハンマーバンジョーを聴かせる。トラッドグラス界随一のテナーボイスでスタンレーサウンドと名曲を蘇らせた秀作である。
  LOR-580 KATHY KALLICK『Time』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ローリー・ルイスとともに1975年に女性バンド、グッドオール・パーソンズを結成、サンフランシスコの女性ブルーグラス/オールドタイムのパイオニア、自身がメンバーとして17枚目のアルバムという女性ブルーグラスの大ベテラン、キャシー・キャリックの最新作。自身のオリジナル4曲のほか、ビル・モンローからバーン・ウィリアムズ他、トラッドスタンダードに各楽器のインストなど、ブルーグラス・バンドとしてのアイデンティティをきっちりと押さえた秀作。モンローの荘厳なゴスペル"Lord Protect My Soul"やブルーグラス・ボーイの定番"Dark Hollow"などで聴かせるトラッドグラスへの畏敬。宝塚フェスにもよく来ていた日系のアニー・スタニネック、トラッド無視でめちゃくちゃ弾きまくっていた少女時代から一転のフィドル、驚くばかりの成長振りで聴かせるアーサー・スミスの"North Carolina Breakdown"、そして歌も1曲、ローズ・マドックスやマイク・シーガーで知られる"Old Black Choo-choo"も抜群! 大ベテランらしい落ち着いたアルバム作りとメンバーへの気配り、トラッドグラスへの忠誠と同時にオリジナル、とてもバランスの取れた秀作である。
  COMP-4599 GIBSON BROTHERS『They Called It Music』CD\2,573-(本体\2,450-)

 昨年、ついにIBMA最優秀エンターテイナーを獲得、ブルーグラスの伝統的な手法であるブラザーデュオを看板に、現在ブルーグラス界の頂点に立ったギブソン・ブラザーズの最新作は、前作と同様、兄エリック・ギブソンとジョー・ニューベリー(マイク・コンプトンとのデュオ作が評判)との共作をタイトルにしたシンプルで、誠実な作品。2010年に"Ring the Bell"(同名アルバム)で最優秀ソング、2011年には『Help My Brother』で最優秀アルバムと最優秀ボーカルグループ、そして2012年にIBMA最優秀エンターテイナーと、アリソン・ブラウン主宰するコンパスに移籍したのちの三年間のアルバム三枚で確実にステップアップした彼ら、兄のエリック(bj)と弟レイ(g)、そしてもうひとりの兄弟とも言えるマイク・バーバー(bs)の3人(プロデュースも)に、バークリー音楽院マンドリン専攻一期生のジョー・ウォルシュ(m)とクレイトン・キャンベル(f)、コンパスの三作で不動の5人組である。かれらの決してやり過ぎない品のいいバックアップに、特徴的なオリジナルソングとマーク・ノップラーやロレッタ・リン、そしてハンク・ウィリアムズ"Sundown and Sorrow"を見事なアーリーブルーグラス名曲にしてしまうなどの選曲も秀逸。ムーンシャイナー8月号の全米ブルーグラス・チャートのアルバム部門第1位だ。
  REB-1851 JUNIOR SISK & RAMBLERS CHOICE『The Story of the Day That I Died』CD\2,573-(本体\2,450-)

 現在トラッドグラスのもっとも安定したサウンドを聴かせると高い評価を得るジュニア・シスク&ランブラーズチョイス最新作。ソニー・オズボーンが美しいアール流バンジョーインストにした"Jesse James"をバンジョー奏者ビリー・ホウクスは「Key of B」で、ドライブのかかった見事なロールの引っ掛かりを聴かせてくれたり、トラッド曲"でスタンレー・ブラザーズで知られる"Lover's Quarrel"、フラット&スクラッグスを思わせるkey of Gのビッグサウンドが心地いい"Old Bycycle Chain"は、久々に今秋来日予定のビリー・スミス作、最後のとてつもなく早い"Drinking at the Water Hole"はやっぱりのラリー・スパークス作など、「演奏する彼らは第三世代だが、どの曲にも第一世代のタッチが感じられる」という評がうなずける秀作。昨年のIBMA最優秀アルバム『The Heart of a Song』(REB-1845 \2,573-)と同作からのソング“A Far Cry from Lester & Earl”をダブル受賞、ライマン公会堂で男泣きしたジュニア・シスク、現在もっとも素直に聴けるトラッドグラスのひとつだろう。ムーンシャイナー8月号の全米ブルーグラス・チャートのアルバム部門、上記のギブソンズにつづく第2位だ。
 ■話題のインスト最近作
   OR-1469 ADAM STEFFEY『New Primitive』CD\2,573-(本体\2,450-)

 当代随一マンドリン奏者アダム・ステッフィ(47)最新ソロ第3作。全13曲がトラッドという、思い切ったオールドタイム・フィドル・チューンをベースにした意欲作で、アパラチアに伝わったさまざまなメロディから現在最高峰のマンドリンテクニックがいかなるメロディをつむぎ出すのか、非常に興味深い作品である。ブルーグラスで演じられる多くのフィドルチューンは、すでに第一世代と第二世代によって形式化されている中、本作で取り上げられたフィドルチューンは現代オールドタイマーたちのレパートリーが多く、たとえて言えば、まだ「生」の状態。そんなフィドルチューンを、スナイダーファミリーで活躍するまだ10代のゼブ・スナイダーの強烈フラットピッキンとともにあたらしい解釈で演じていく。ケニー・ベイカーが1960〜70年代にフィドルでやり遂げたほどの功績を、アダムが残すことが出来るだろうか? ジャズからクラシックへと発展するマンドリンに、オールドタイムという原点を新しく認識させる作品となるかもしれない意欲作だろう。なおムーンシャイナー誌2009年10月号(\525-)にアダム・ステッフィのカバーストーリーがある。
  HDS-701 NORMAN BLAKE/ TUT TAYLOR/ SAM BUSH/ BUTCH ROBINS/ VASSAR CLEMENTS/ DAVE HOLLAND/ JETHRO BURNS CD\2,888-(本体CD\2,750-)

 ブルーグラス楽器とミュージシャンが初めて正面からジャズと出会い、しかも、きわめて質の高い音楽を即興セッションで残した“Sweet Georgia Brown”でキックオフされる1975年発表の歴史的秀作が再度のCD化である。米国ではミュージシャン名のみのタイトルなしで、日本では『アンタイトル・ジャム・アルバム』としてLP発売された歴史的名盤。1974年、ハンク・ディーンとジョン・ハートフォードの肝いりでスタジオに集まったのは高名なジャズ・ベーシストのデイブ・ホーランドやジャズ・マンドリンという新ジャンルを切り拓いたジェスロ・バーンズ、そして伝統的な感覚でまったくあたらしいニューグラスを提示したジョン・ハートフォードのエアロ・プレーン・バンドのノーマン・ブレイクとタット・テイラー、……この4人を若く向こう見ずなサム・ブッシュとブッチ・ロビンスがあおり、そして天才バッサー・クレメンツが見事に暴れ回る究極のジャムセッション作品。ジェスロをリズム・ギターに配したドボルザークの「新世界」や、デイブとのフィドル&ベース即興「Vassar & Dave」など、バッサーの独壇場である。このアルバムを契機にブルーグラスがジャズに正面から出会い、ブルーグラスの持つ本来の機能=ジャム=を商業作品として発表した最初のアルバムといえる歴史的な大名盤である。
  PC-1183 ALAN BIBEY & WAYNE BENSON『Mandolin Chronicles』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ともに、いわゆるブルーリッジ系ブルーグラスのスーパーピッカーであるサードタイムアウトのウェイン・ベンソン43歳と、グラスタウンのアラン・バイビー48歳による楽しい!ツイン・マンドリン集。ビル・モンローの特徴的フレーズをモチーフにしたふたりの掛け合いのオリジナル曲にはじまり、ビル・エマーソンのバンジョー名曲"Sweet Dixie"のマンド対決、ラッセル・ムーアのボーカルを迎えた"Another Night"、そしてマイク・コンプトンに教わったというビル・モンローの未発表曲"Pilgrim's Knob"、ほかにチャーリー・パーカー曲のジャズマンド対決、最後にトミー・ジャクソンのフィドル名曲"Crazy Creek"のふたりだけのデュオ・カバーにオリジナルなどを、ロン・スチュワート(bj,f)とワイアット・ライス(g)、ハロルド・ニクソン(bs)という申し分ないメンツを配して、マンドリンファンにはおなか一杯、楽しいお勧めの一枚。
  RCSI-1092 柴田貴子/稲川友則『Accordion & Banjo』CD\2,000-(本体\1,905-)

 バンジョーという楽器をブルーグラスやオールドタイム、ディキシーランドジャズなど、既成の音楽形態から見るばかりでは気付かないその魅力。元セルダムシーンのフィル・ローゼンタール親子の最新作『Fly Away』(AM-5127 \2,573-)でのバンジョーとトランペットの組み合わせという試みでも明らかなように、新鮮なシチュエーションの驚きを聴かせてくれるバンジョー奏者の稲川友則とアコーディオン奏者の柴田貴子のバンジョーとアコーディオンのインストデュオのデビュー作。浜松/豊橋を本拠に、東海/中部地方のさまざまなイベントで活躍、「聴く方にどこか癒しのような感覚を味わっていただけたらうれしい」というふたり、フランスのミュゼットやバッハ、そしてアイリッシュや南米系のタンゴなどが各二曲ずつ、「異国情緒あふれる仕上がり」も感じて欲しいという。ムーンシャイナー誌7月号(\525-)で紹介された稲川さんとバンジョー/ブルーグラスの出会いも新鮮で、その発想/オリジナリティの源泉が読み取れる。ともに騒々しい楽器としてジョークのネタにされることも多いバンジョーとアコーディオン、それぞれの楽器が持つ表現方法を自由に探そうという姿勢を応援したい。
  OFKT-2013 TRI BARREL(尾崎博志/古橋一晃/河合徹三)『詩のかけら』\2,800-(本体\2,666-)

 ムーンシャイナー6月号特集で紹介したトライバレルのデビュー作。日本を代表するペダルスティール奏者である父、孝を越えるという評判の尾崎博志と、カントリー/ブルーグラスをこなせるエレキ/アコギ・ギタリストとして京都から東京に移った古橋一晃というふたりの若者を、1970年代に日本のカントリーロックに一時代を創ったラストショー以来、さまざまなメジャーシーンで活躍、カントリー/フォーク界のベースを支えてきた河合徹三が支えるトリオ、「トライバレル」の楽しいインスト集。テキサス・トゥルバドーズのリオン・ローズらの"Honey Figers"やベアフットジェリーの"Snuff Queen"、そしてノーム・ハムレットとロイ・ニコルズがマール・ハガードのストレンジャーズで書いた名曲"Stealin' Corn"などの3曲では、実にカントリー・セッションマンの遊び心が満載。オリジナル6曲も秀逸。「トライ・バレル」、ジャンル無縁に音遊びを楽しめる新ユニットの登場だ。
  JASMD-3537 SPEEDY WEST『Travellin' from Georgia to West of Samoa』CD\2,079-(本体\1,980-)

 上記「トライバレル」の師匠筋!?にあたるスピーディ・ウエスト(1924-2003)は、超スーパーピッカーのジミー・ブライアン(1925-1980)のエレキギターとともに独自のインスト世界を作り、ペダルスティールギターの普及に大きな役割を果たした。エレキものながら、ベンチャーズのずっと前、ブルーグラスがまだ山の音楽だった時代、より広い世界を知るふたりの縦横無尽の面白さが味わえるインスト23曲廉価版。
  JMD-001 TARO & JORDAN『Did I Laugh in Your Dream?』CD\2,000-(本体\1,905-)

 今年1月、北海道から沖縄まで全国ツアーをしたマンドリン/ギターのインストデュオ、井上太郎とジョーダン・マコンネルの驚異的なデビュー作品。ゴンチチのチチ松村氏曰く、「マンドリンとギターだけで、このグルーヴと高揚感を醸し出すとは恐れ入った。アクースティックミュージックの究極の形に、身も心もスカッとする。二人の若きツボ師に乾杯!」と。またコピーに曰く、「カナダから来た最強のグルーヴ製造機、DUHKSのギタリスト、ジョーダン・マコンネルと縦横無尽のマンドリン井上太郎(中略)のオリジナル曲の数々、アイリッシュ、オールドタイム、ブルーグラス、結局何だって一緒……」と。タウンズ・バン・ザントとチャズ・ジャスティスのカバー以外、すばらしいオリジナル・インストを、ぜひ聴いてみてください。
 ブルーグラス古今の名作コーナー!?
 ■ブルーグラス必聴盤!!
  KOCH-7929 FLATT & SCRUGGS『at Carnegie Hall』CD\2,573-(本体\2,450-)

 昨年12月でちょうど50年、この歴史的なライブ盤がベストセラーとなっている。1962年12月8日、カーネギーホールで収録され、そして今から50年前の1963年8月に発売されたこの大名盤、おそらくブルーグラスのライブ盤でもっとも有名な作品だろう。50年前にこのライブに行った若者たちのストーリーは、ムーンシャイナー12月号と1月号で紹介した。とにかくこの名盤、あのオリジナルLPに収められていたのは13曲、ところが1998年にCD化された本作には、なーんと全32曲、収録時間77分、当日のコンサートの全容が収められている。1960年代、信じられない完成度を誇ったフラット&スクラッグスを、何度も何度も、じっくりと味わってみませんか? 「ヨーク聴くと、1曲目の"Salty Dog Blues"に、カーネギーホールが震えたのが分かるはずだ」と当夜、ホールに居合わせた人の証言だ。
  KG-0541 RENO & SMILEY『Wanted』CD\2,363-(本体\2,250-)

Please Remember That I Love You/Tennessee Stomp/Born To Lose/The Bells Of St, Mary's/When It's Time For The Whippoorwill To Sing/Steel Guitar Rag/Love Please Come Home/Pick And Hold/San Antonio Rose/Down On The Farm/Unfaithful One/Bringin' In The Georgia Mail. 全12曲

 レノ&スマイリーの1961年の秀作アルバムがオリジナルのままCD化された。ここからの"Love Please Come Home"が小ヒットしているし、バンジョー・インストが半分の6曲、そして良く知られた曲のカバーも含んで、レノ&スマイリーらしく聴きやすい作品に仕上げている。モンローやフラット&スクラッグスらのタイトさとは少し違う、ちょっと揺れるようなダンサブルにも感じられるリズムに乗って独特のモダニズムを漂わせるレノ&スマイリーの本領発揮アルバムである。レノ&スマイリー入門にもぜひお勧めしたい名盤!! なお、レノ&スマイリーのキング時代の録音は現在、1951年から59年の4枚組全集『Early Years 1951-1959』(GT7-0959 CD4枚組\4,725-)、『1959-1963』(GT7-2209 CD4枚組\4,725-)、『1963-1972』(GT7-2176 CD4枚組\4,725-)でほぼ全録音が廉価盤CDセットで再発表されている。
  KG-0542 V.A.『Cabin on a Mountain』CD\2,363-(本体\2,250-)

 これぞアーリーブルーグラスが遺した珠玉の名演。バーン・ウィリアムズが「バーンとレイ」として世に出した、タイトル曲を含む4曲だけのスターデイ録音のほか、ジミー・マーティン&ボブ・オズボーンの大名曲"Blue Eyed Darling"や、同じく胸が裂けそうなハーモニーが凄い"You'll Never Be the Same"を含む4曲、そしてスコッティ・ストーンマンの強烈"Orange Blossom Special"を含むストーンマンズの4曲の全12曲。現在、いくら技術が発達しても絶対に真似ることのできない、唯一無二のすばらしいアーリー・ブルーグラスの名演集だ。歴史家/研究家でもあるカパークリークレコードのオーナー、ゲイリー・リードが監修した「さすが」の歴史的名演をまとめた大秀作である。
 ■今月の特集「クラレンス・ホワイト」
  ロックスターという地位からブルーグラス界に戻ろうとしていた1973年、ちょうど40年前の7月15日、酔っ払い運転の日系女性の車にはねられ、29歳で亡くなったクラレンス・ホワイト。ドン・レノからドック・ワトソンというアコースティック・フラットピッキン伝統を踏襲しながら、アール・スクラッグスの持つポリリズムによるシンコペーションとトーンセンスを加味することによってブルーグラス・ギターを完成させたクラレンス・ホワイト。その上質な完成度は、クラレンス以降のトニー・ライスやデビッド・グリアをはじめ、何人たりとも到達できない境地にある。フラットピッキンギターなら誰から学ぼうと勝手だが、ことブルーグラスギターに関して言えば、レスター・フラットとクラレンス・ホワイトを聴かずしてその習得は無理……と、あえて言ってしまおう。
 クラレンス・ホワイトに関しては兄ローランド・ホワイトの労作、教則本『The Essential Clarence White: Bluegrass Guitar Leads』に掲載された「ホワイト家の物語」が、ムーンシャイナー誌2009年3月号から10月号まで、8ヶ月にわたって翻訳連載されています(各号\525-)。3月号はクラレンスの表紙です。カリフォルニアでブルーグラスに憧れた兄弟のすばらしい物語、ぜひ読んでみてください。
 今夏発表されたニューケンタッキーカーネルズのオランダライブ(1973年)を含む以下、現在在庫中のクラレンス・ホワイト作品である。
  OXCD-6023 CLARENCE WHITE『33 Acoustic Guitar Instrumentals』CD\2,573-(本体\2,450-)

Wildwood Flower/Master's Bouquet/Bury Me Beneath The Willow/Black Mountain Rag/Billy In The Lowground/I'm So Happy/He Will Set Your Fields On Fire/Sugarfoot Rag/Nine Pound Hammer/Cripple Creek/Under The Double Eagle/Farewell Blues/I Am A Pilgrim/Country Boy Rock and Roll/Forsaken Love/False Hearted Lover/Black Jack Davy/Banks of the Ohio/Jimmy Brown, the Newsboy/Sally Goodin/Buckin' Mule/Shady Grove/Pike County Breakdown/Old Joe Clark/Footprints In The Snow/In The Pines/Journey's End/Pretty Polly/Cotten Eyed Joe/Clinch Mountain Backstep/Randy Lynn Rag/Mandolin Medley. 全33曲

ブルーグラス・フラットピッキン・ギターに無限の可能性を与えることになるクラレンス・ホワイトがリード・ギターに取り組みはじめた1962年、ロジャー・ブッシュのリズム・ギターをバックに、スタンレーブラザーズのジョージ・シャフラー・スタイルのクロスピッキン奏法を中心に収めたホーム・レコーディング集。地味ではあるが、クラレンス・ギターの原点として、そのベーシックを学ぶ第一歩。
  M-109 KENTUCKY COLONELS『Bluegrass America』CD\2,888-(本体\2,750-)(限定、紙ジャケット仕様、歌詞付)

Three Finger Blue/I'll Be Coming Home Tomorrow/If You're Ever Gonna Love Me/Banjo Picking Fever/I Might Take You Back Again/Memphis Special See/Cabin In the Sky/Leroy's Ramble/Howdy Hoss/Won't You Call Me Darling/Rainbow Shining Somewhere/420 Special/Just Joshing/To Prove My Love to You/Just Like Old Times/Buck's Run/I Hear Him Calling. 全17曲

 1962年9月に録音、翌年10月に発売されたケンタッキー・カーネルズの記念すべきデビュー盤に3曲のボーナストラックを付けた特別限定版全17曲。ローランド・ホワイトが兵役のために不参加ながら、当時彼らが愛してやまなかったフラット&スクラッグス・サウンドとそのグルーヴに一歩でも近づこうとした努力が、クラレンス・ホワイト(g)の見事なレスター・フラットのリズムと完璧なGランになって結実(リードはまだあまり弾いていないけど)、カーター&ラルフ・スタンレーのプロデュースの下、ロジャー・ブッシュ(bs)、ビリー・レイ・レイザム(bj)、リロイ・マック(d)に、ゲスト・フィドラー、ゴードン・テリーを迎えたアーリー・ブルーグラスの名盤である。ムーンシャイナー誌2009年8月号の連載「クラレンス・ホワイト物語E」にて、このアルバムの前後の出来事が詳しく語られている。
  OXCD-6033 BUSH, LATHUM & WHITE『Legendary Kentucky Colonels' Trio』CD\2,363-(本体\2,250-)

Shucking The Corn/ChugA Lug/She's No Angel/Salty Dog/Just Stay Around/Dixie Breakdown/Mocking Banjo/Once More/Green Corn/Ruebin's Train/Don't Let Your Deal Go Down/Flop Eared Mule/Black Eyed Susie/Sally Ann/Cumberland Gap/Shady Grove. 全16曲

 1964年というから、あの『Appalachian Swing』(現在廃盤)を発表した翌年、バンドとして油が乗りはじめたケンタッキー・カーネルズ。シカゴでのライブにローランド・ホワイトが欠席、そのために友人のヒューストン家でクラレンス・ホワイト、ビリー・レイサム、ロジャー・ブッシュの3人が練習しているところを収めたチョー貴重な録音である。もちろん、60年代のプライベート録音なので音質はよくないが、クラレンスのグルーヴを知るには十分である。なお本作は2003年、故・四方敬士氏がビリー・レイ・レイサムと共同でローランドが参加した6曲のボーナスを含めた全22曲『Rare Performances』(廃盤)として発表しており、また四方氏によってムーンシャイナー誌1999年11月号(MS-1701)から2000年4月号(MS-1706)まで6ヶ月にわたって詳細なビリー・レイのインタビューが掲載されている(各\525-、売り切れゴメン!!)。
  VAN-77004 KENTUCKY COLONELS『Long Journey Home』CD\2,573-(本体\2,450-)

Roll On Buddy/Bill Cheatham/There Ain't Nobody Gonna Miss Me When I'm Gone/Shuckin' The Corn/A Beautiful Life/Get Down On Your Knees And Pray/Over In The Glory Land/Sally Ann/Brakeman's Blues/Soldiers Joy/Listen To The Mockingbird/Farewell Blues/Lonesome Road Blues/Beaumont Rag/Footprints In The Snow/Long Journey Home/In The Pines/Chicken Reel/Old Hickory/Auld Lang Syne/Nola/Flat Fork/Shady Grove. 全23曲

 1964年のニューポート・フォーク・フェスに登場したケンタッキー・カーネルズ、ローランド(m)&クラレンス・ホワイト(g)、ビリー・レイ・レイザム(bj)、ロジャー・ブッシュ(bs)。多くの耳目がクラレンス・ホワイトのギターに注がれるが、まぎれもなく彼らは1960年代最強の若手トラッドグラス・バンドであり、本作はすばらしいゴスペル・カルテットも含めそのホットな無敵トラッドグラスライブである。また全23曲のうち、6曲のドック・ワトソンとクラレンスのギターワークショップ、2曲のローランドとクラレンスによるブラザーデュオ、そして4曲のビル・キースのバンジョー・インストへのバックアップが含まれている『Livin' in the Past』と並び称せられるブルーグラスライブ秀作である。
  RHY-1020 KENTUCKY COLONELS『Livin' in the Past』CD\2,573-(本体\2,450-)

Introduction: Jerry Garcia/Fire On The Mountain/If You're Ever Gonna Love Me/Julius Finkbine's Rag (Beaumont Rag)/Dark Hollow/Memphis Special/He Said If I Be Lifted Up/Get Down on Your Knees and Pray/Lee Highway Blues/Shuckin' the Corn/Ocean of Diamonds/Angel of Death/Barefoot Nellie/Train 45/Hard Hearted/Chug-a-lug/Alabama Jubilee/Sunny Side of the Mountain/Journey's End (A Life of Sorrow)/Sheik of Araby/Good Woman's Love/Listen to the Mocking Bird/Old Joe Clark/I Am a Pilgrim/Jordan/Shady Grove. 全25曲

 ケンタッキー・カーネルズがいかにすごいバンドだったのか、このライブを聴けばすぐに分かる!! ローランド&クラレンス・ホワイト、ビリー・レイ・レイザム、ロジャー・ブッシュ、ゲストにスコッティ・ストーンマンのフィドルを迎えた数曲を含むケンタッキー・カーネルズのもっとも有名なライブ盤である。LP時代からCD化に際して6曲を加えた全25曲、1960年代のホットな若者のエネルギーと驚異的なギターグルーヴが生む、恐らくトラッドグラス最高のライブ記録の一つだろうブルーグラスファン必聴必携の一枚!
  SXCD-6026 CLARENCE WHITE『Flatpick [Deluxe Edition]』CD2枚組\2,888-(本体\2,750-)

(DISC ONE)
John Henry Blues/Reno Ride/Salt Creek/Kickin' Mule/Big Sandy River/Sheik of Araby/Black Mountain Blues (Rag) & Soldier's Joy/Durham's Reel/Barefoot Nellie/Weeping Willow/Ragtime Annie/When You're Smiling/Columbus Stockade Blues/Texas Gales & Blackberry Rag/Silver Bells/San Antonio Rose/Listen to the Mocking Bird/Laughing Guitar/Alabama Jubilee 全19曲
(DISC TWO)
Kickin' Mules/Sheik Of Araby/Soldier's Joy & Black Mountain Blues (Rag)/Way Downtown/Crawdad Song/New River Train/Julius Finkbine's Rag (Beaumont Rag)/Billy In The Lowground/Fire On The Mountain/Sally Goodin'/Black Mountain Blues (Rag)/Farewell Blues/Moonlight Waltz/Old Joe Clark/Lost Highway. 全15曲

 シエラ・レコードが発掘したクラレンス・ホワイトの未発表音源集の特別限定盤。ディスク1はレギュラー盤『Flatpik』と同じクラレンスの練習テイク19曲。そしてディスク2がデラックス版と銘打った本作のみ限定という15曲。1970年、バーズ在籍中のクラレンスがロジャー・ブッシュのリズム・ギターを伴って2チャンネル・ステレオで録音した9曲と、ギター・インストラクション・テープからの3曲、73年春のライヴ・テイク2曲、そして最後にハンクの"Lost Highway"を唄う。1962年にリードギターに取り組みはじめたクラレンス、その息遣いとアドリブ発想方法が手に取るように感じられる秀作。
  SXCD-6030S CLARENCE WHITE『White Lighetnin' Special Edition』CD+DVDR\2,888-(本体\2,750-)

No Title Yet Blues/Tuff & Stringy/Tango For A Sad Mood/Buckaroo/Tuff & Stringy/Yesterday's Train/Sally goodin Meets The Byrds/Oakridge Tennessee/Louisiana Redbone/Birmingham/Freeborn Man/Dear Landlord/Cuckoo Bird/From Eden To Canaan/I'm On My Way Home Again (Take 1)/I'm On My Way Home Again/White's Lightning/Around The Barn 全18曲

 クラレンス・ホワイトのおもにストリング・ベンダーを駆使したエレキギタリストとしての録音を集めたCDアルバム(アコギはバーズの"Sally Goodin"を含み3曲)に、ザ・バーズ時代の"Truck Stop Girl"と"Take a Whiff on Me"のボーナスDVDが付いた2枚組、6カット以外の12曲は初CD化だという。
  SXCD-6034 COUNTRY GAZETTE『The Four Album Collection』CD2枚組\2,888-(本体\2,750-)

Soldier's Joy/I Wish You Knew/Prisoner's Song/I Might Take You Back Again/Mocking Banjos 他全54曲

 クラレンス・ホワイトが兄ローランドとともに、カントリーガゼットをバックアップバンドとしてライブする希少な上記5曲を含む、カントリーガゼットのアルバム3枚とアウトテイク曲など全54曲集。今月のブルーグラス発掘新入荷参照。
  SRDVD-2005 CLARENCE WHITE『Guitar Workshop』DVD\3,098-(本体\2,950-)

Wildwood Flower/Listen to the Mockingbird/Crawdad Song/I Am a Pilgrim/Soldier's Joy/Sally Goodin. 全6曲+

 フラットピッキン/ブルーグラス・ギターのスタンダードを創ったクラレンス・ホワイトの奇跡的に残された24分のギター・ワークショップ映像を中心に写真やビデオ(1961年のTV番組『メイベリー110番』や1965年の映画『Farmer's Other Daughter』などの超貴重な映像)で構成された45分のDVD作品。ワークショップでアップされたクラレンスのギタータッチ、美しい運指と羽のような右手を間近で見る喜びは……。究極のギタートーン、タッチ、テイスト、そしてタイミング……!!
  OXCD-6000 MULESKINNER『Live』CD\2,573-(本体\2,450-)

New Camptown Races/Dark Hollow/Land of the Navajo/Blackberry Blossom/Knockin' On Your Door/Opus57 In G Minor/Red Rocking Chair/Going To The Races/Eighth Of January/I Am A Pilgrim/The Dead March/Sitting Alone In The Moonlight/Orange Blossom Special. 全13曲

 1973年、ビル・モンローとブルー・グラス・ボーイズがロサンゼルスのTV局出演に間に合わなくなったため、リチャード・グリーンが急きょ集めたカリフォルニア在住の元ブルー・グラス・ボーイたち、ピーター・ローワンとビル・キースに、デビッド・グリスマンとクラレンス・ホワイトにステュアート・シュルマン(bs)を加えた超強力スーパーバンドが嬉々として演じるスタンダード・ブルーグラスジャム。マリア・マルダーを加えた"Sitting Alone..."など、下記DVD映像には含まれていない4曲を含めた全13曲集。クラレンスのブルーグラスギターが完成された最晩年のホットな、いやクールなライブ!?
  SRDVD-1001 MULESKINER DVD\3,098-(本体\2,950-)

New Camptown Races/Dark Hollow/Land of the Navajo/Blackberry Blossom/Knockin On Your Door/Opus 57 In G Minor/Red Rocking Chair/The Dead March/Orange Blossom Special. 全9曲

 上記のジャムバンドとして30分のテレビ番組に出演、奇跡的にそのVTRが残っていたDVD映像。この後、ワーナー・ブラザーズに歴史的な名盤『Muleskinner; A Potpourri of Bluegrass Jam』を残すことになる彼ら、このテレビ出演ではトラッドを中心に、ブルーグラスを思いっ切り楽しんで演じている。なお、この演奏を採譜した155頁の完全タブ譜集『Muleskinner Live Band Score』(BOOK-25 \4,725-)もある。1970年代、ブルーグラスが大きく変わっていく原動力となった彼らが、しかし、トラッドグラスへの愛情とすばらしい演奏を残した奇跡的な、永遠のお宝映像である。
  OXCD-6009 MULESKINNER『A Portpourri of the Bluegrass Jam』CD\2,888-(本体\2,750-)

Muleskinner Blues/Blue And Lonesome/Footprints In The Snow/Dark Hollow/Whitehouse Blues/Opus 57 in G Minor//Runways Of The Moon/Roanoke/Rain and Snow/Soldier's Joy/Blue Mule. 全11曲

 クラレンス・ホワイト、デビッド・グリスマン、リチャード・グリーン、ピーター・ローワン、ビル・キース、ジョン・カーンによるスーパーバンド、ミュールスキナー唯一の1973年スタジオ録音盤。元ビル・モンローのブルーグラス・ボーイたちによるニューグラス提案。そしてクラレンス・ホワイトのギター(アコギとエレキの双方収録)の完成形を味わえる秀作。廃盤扱いの限定入荷品につき売り切れゴメン。
  RW-0001 NEW KENTUCKY COLONELS『Live in Holland 1973』CD\2,573-(本体\2,450-)

Fire on the Mountain/Never Ending Song of Love/Dixie Breakdown/The Fields Have Turned Brown/Take A Whiff On Me/Is This My Destiny/Mocking Banjo/If You're Ever Gonna Love Me/Last Thing on My Mind/Dark Hollow/Soldier's Joy - Black Mountain Rag/Why You Been Gone So Long/Roll In My Sweet Baby's Arms - Will You Be Lovin' Another Man?/I Know What It Means To Be Lonesome/Working on a Building/Rawhide. 全16曲

 クラレンス・ホワイトが事故で亡くなるわずか2ヶ月前、兄のエリックとローランド、そしてハーブ・ピーダセンとともにオランダをツアーした。本作は、そのときに彼らのブルーグラス魂を爆発させた、この夏に発表された未発表ライブである。クラレンスの生ギターが縦横に駆け巡り、そのリズム/ビートに引っ張られるようにローランドのマンドリンとハーブのバンジョー、そしてエリックのすばらしいスラップベース。全員がブルーグラスをすることに集中していくさまが手に取るように感じられる貴重な録音である。
  RW-CTAB CLARENCE WHITE『The Essential Clarence White Bluegrass Guitar Leads』102頁Book+CD2枚組\6,930-(本体\6,600-)

Shady Grove/Sally Goodin/Flop-eared Mule/Banks of the Ohio/Wildwood Flower/Billy in the Lowground/Black Mountain Rag/Pretty Polly/Under the Double Eagle/Footprints in the Snow/Bury Me Beneath the Willow/Nine Pound Hammer/Farewell Blues/In the Pines. 全14曲

 不世出の天才ギタリスト、クラレンス・ホワイトの教則本が兄、ローランド・ホワイトとその妻ダイアン・ボウスカの手によって完成。クラレンスの奏法の基礎となったクロスピッキンを14曲、みっちり学べる秀作。14曲のオリジナル録音CDと、ローランドやミッシー・レインズ(bs)によるリズム・トラックのカラオケCDの2枚組、そして各曲ごとにスティーブ・ポティアとマット・フリナーによる詳細な技術解説と楽譜とタブ譜。また、本書にローランドが書いたホワイト家とクラレンスや家族、そしてその音楽軌跡は、ムーンシャイナー誌2009年3月号から10月号まで、8回の連載で翻訳されている(各\525-)。
 インスト新入荷
  OMAC-19 MARK O'CONNOR『The Improvised Violin Concerto』CD+DVD\2,573-(本体\2,450-)

(CD)
March of the Gypsy Fiddler: Movement I/March of the Gypsy Fiddler: Movement II/March of the Gypsy Fiddler: Movement III.
(DVD)
The Improvised Violin Concerto: I. Fire/The Improvised Violin Concerto: II. AIR/The Improvised Violin Concerto: III. Water/The Improvised Violin Concerto: IV. Earth/The Improvised Violin Concerto: V. Faith.

 今月52歳になったばかりのマーク・オコナー最新作は、今春初演されたばかりの自身とボストンユースシンフォニーによる即興交響曲五楽章「ファイアー/エアー/ウォーター/アース/フェイス」のDVD映像(約35分)と、バイオリン/チェロ/ピアノ姉妹アーン・トリオとニュージャージーユースシンフォニーによるマークの交響曲「March of the Gypsy Fiddler」のCD。DVD映像ではクライマックスに向かう第五楽章「Faith」におけるブルーグラス・フィドルの連発フレーズで聴衆を引きつけるマーク、40年に及ぶ最高のアメリカン・フィドラーとしてのゆるがないカリズマ性を見せ付ける。13歳の幼い写真をカバーに1974年、ラウンダーから発表された衝撃のフィドル集『National Junior Fiddle Champion』にはじまり、つづいて15歳でフラットピッキンギター作品『Pickin' in the Wind』、16歳でドーグ/ジャズを視野に入れたニューエイジ調のオリジナルを主体にしたフラットピッキンギター作品『Markology』などを発表、おそらく、クリス・シーリと並ぶブルーグラス界が生んだ究極の天才なのだろう。1980年、デビッド・グリスマン・クインテットに参加し『Quintet '80』、そしてDGQ『Live』でステファン・グラッペリと協演、ジャズにも深くかかわるようになる。また同時期にはフュージョンバンド、スティーブ・モーズ(1994年以来ディープパープルのギタリストとして活躍)のディキシー・ドレッグス『Industry Standard』にも参加、そののちはワーナーでオリジナル中心のソロアルバムを発表しながらナッシュビルセッションマンとして八面六臂の活躍、そして1989年、ベラ・フレックとエドガー・マイヤーとの出会いから生まれたストリングバンドレングス・イン・ナンバーズ『Telluride Sessions』でクラシックに向かい、『The Fiddle Concerto』(1994)につづいてヨーヨー・マとエドガー・マイヤーとのトリオで発表した『Appalachian Waltz』(1996)が、同作発表の1ヶ月前のアトランタ・オリンピックの閉会式でソロパーフォーマーとしてフィーチャーされた勢いもあってか空前のクラシック界ヒット、そののちはクラシック界を軸に、ジャズ/ブルーグラスと活躍をつづけている。1999年のメリル・ストリープ主演映画『ミュージック・オブ・ハート(Music of the Heart)』では、アイザック・スターンやイツァーク・パールマンらとカーネギーホールでともに"Orange Blossom Special"を披露するという、ブルーグラス/フィドル界には測り知れない貢献も残している。マークは現在、米クラシック界で確固たる地位を築き、そのバイオリン教育に「フィドル音楽」を取り入れた「アメリカン・クラシック」を提唱、「オコナーメソッド」の普及に尽力している。今や世界的な芸術家としての貫禄を観てください……!? 
  PATUX-245 TOM NEAL『Banjoland』CD\2,573-(本体\2,450-)

Banjoland/Coal Miner's Gold/Walt's Breakdown/Charmaine/Cincinnati Rag/Got Enough Love to Hold You On/New Camptown Races/Reuben/Shenandoah Breakdown/Calvary/Miller's Reel/Miss McLeod's Reel/Tyler's Tune/In His Arms I'm Not Afraid 全14曲

 ウォルター・ヘンズリーのチューナー名曲"Walt's Breakdown"やケニー・ベイカーのフィドルで有名になりジミー・アーノルドがあきれた!?アレンジをした"Charmaine"(このトミー・ニール版もなかなか手が込んだ聴き応え!!)、マンドリン定番"New Camptown Races"や"Shenandoah Vally ..."ほか、スタンダードインストを含む14曲、マイケル・クリーブランド(f)、フランク・ソリバン(m)、マーク・コスグローブ(g)らのスーパーピッキン・トラッドグラスを楽しめる6曲に、自身を含むジョン・グリック(f)、ラス・フーパー(d)、ディック・レアード(m)らとのバンド、ブルーストーンにジェフ・プレズリーのリードボーカル4曲を迎えたセットでのこなれたトラッドグラスでのドライブなど、スクラッグスはもちろんだが、それだけではない都会ワシントンDCの気風を受け継いだフレキシブルなバンジョーがすばらしい。近年、ワシントンDc地区に本拠を置くパタクサント・レコード、知られざる才能を世に引き出すすばらしい仕事をしている。
  JSP-77171 V.A.『Country Fiddle - Fine Early String Band Music 1924-1937』CD4枚組\5,775-(本体\5,500-)

 南部アパラチアのストリングバンドは、すでに存在していた主にスコットランド由来のフィドルとバラッド音楽という旋律に、南北戦争(1861-1865)ののちに持ち込まれたバンジョー、すなわちアフリカ由来のリズムとコードが加味されて生まれた、と理解している。そんなストリングバンドの原初的な貴重な録音集4枚組全100曲集。一枚目にはフィドルバンドが盛んだったというジョージア州出身のアール・ジョンソンが率いたクロッドホッパーズとディキシーエンターテイナーズの25曲。二枚目はミシシッピ州本拠のリークカウンティ・レベラーズ。最大のヒットは"Wednesday Waltz"というフィドル、マンドリン(バンジョーマンドリンも)、5絃バンジョー、ギターの4人組の25曲。三枚目はウエスタンスウィングの元にもなったイーストテキサス・セレネーダーズやテキサスフィドルの原型のようなフリーニーハーモナイザーズ、ケンタッキー州コービンを本拠にしていたというラリー・ヘンズリーのマンドリン中心のウォーカーズコービンランブラーズなどの25曲。そして四枚目はエイケンカウンティ・ストリングバンドほか、無名なバンドたちを収めた25曲の全100曲集。録音に残る南部アパラチア系ストリングバンドたちが20世紀の初頭から、すでに様々な変革をしはじめている様子が聴き取れる。
 各楽器別お勧め作品
 (楽器奏法や教則、またCDに関してはミュージシャン歴豊富なスタッフがアドバイス、また楽器につきましては、本体やパーツなど、各種取り扱っています。お気軽にお問い合わせください)
 ■ギター
  GRR-1003 JACK LAWRENCE 『Arthel's Guitar』CD\2,573-(本体\2,450-)
 クラレンス・ホワイト大好きの少年だったジャック・ローレンス、そののちニューディールストリングバンドからブルーグラス・アライアンスを経て、1980年代から息子マールを喪ったドック・ワトソンの片腕となった。自身のルーツであるノースカロライナはもちろん、クラレンス・アッシュレー、モンロー/フラット&スクラッグス、ザ・ディラーズ、レノ&スマイリー、そしてもちろんドック・ワトソン……、そんな自身のヒーローたちからの有名レパートリーやトラッド曲を軸に、ドック、デビッド・グリスマン、サム・ブッシュ、デル・マッカーリー・バンドらをゲストに迎えた楽しい朴訥なボーカルとギターの最新作。近年のパキパキギターじゃなく、こうしてジャックのように、誠実に自分のトーンを磨き、ニカッとするようなフレーズを忍ばせる奥ゆかしさ、ジャックはほんと、思慮深くて、すばらしいミュージシャン(音楽する人)なんです。そうそう、ドックのD-18をジャックは弾いています。
 ■バンジョー
  REB-7524 LOST & FOUND『Down On Sawmill Road』CD\2,079-(本体\1,980-)

 1973年に結成され、いわゆるブルーリッジ系の元祖的サウンドを創り上げたと、わたしは考えるロスト&ファウンドの30周年を記念して発表されたベスト集。そのオリジナルメンバーのバンジョー奏者ジーン・パーカーのバンジョーがユニークなメロディの採り方をするので取り上げてみた。全14曲のすべてがジーンではないが、おそらく超一級のマンドリン奏者のデンプシー・ヤングが目指した、きわめて整理されたアンサンブルの中に嵌まる落ち着いたスリーフィンガーロールというコンセプトを理解したところから生まれるのだろう、スクラッグス/リノに則りながらもユニークなフレージングが楽しい。4人組ブルーグラスバンドの典型的なサウンド整理の手法も学べるすばらしいバンドだ。
 ■マンドリン
  ACD-75 DAVID GRISMAN QUINTET『25th Year Reunion Concert』CDR\2,573-(本体\2,450-)

 1976年にデビッド・グリスマン・クインテット(同年来日)が結成されてから25年目、2001年2月23日に、トニー・ライスやダロル・アンガー、トッド・フィリップスやマイク・マーシャルなど初期メンバーを集め、ウィンターグラスで収録された強力ライブ。ブルーグラスのドライブとジャズのノウハウが見事に融合、多くのアコースティック・ピッカーに衝撃を与え、ブルーグラスの音楽性を根本から構築し直さざるを得なくなったドーグ大名盤『David Grisman Quintet』('77、現在廃盤)の1曲目からオリジナル盤の全10曲を順に演じきり、なおかつ"Minor Swing"をはじめ3曲を追加した全11曲の目くるめくライブ78分。 
 ■フィドル
  OB-709 V.A.『Fiddle Classics: From the Vaults of County Records & Old Blue Records』CD\2,573-(本体\2,450-)

 1965年から2012年まで主にカウンティ・レコードを通じてオールドタイム・フィドルの真髄を集めてきたリチャード・ネビンが、そのコレクションから厳選した有名曲を中心としたホンマモン28曲。そのうち1965年から1971年にカウンティ・レコードに録音された23曲は、トミー・ジャレルやフレッド・コックラムほかのブルーリッジ系オールドタイム、ベニー・トーマソンやソロモン兄弟ほかのテキサス系、アートの父ハイラム・スタンパーやケニー・ベイカーなどのケンタッキー系、リンドー・ファミリーのフレンチ・カナディアン系、シリル・スティンネットのオザーク系など、北米のさまざまなフィドルスタイルを収めており、言うまでもなくそれらは、ラジオ/レコードに影響される以前の地方スタイルを色濃く残している。一方、2010年から2012年にかけて録音された5曲には、現在の若いブルーリッジ系フィドラーたちがさまざまなスタイルの影響を取り入れているという興味深い作品である。ボーイングやメロディの捉え方に、地方それぞれの特色を聴き取る面白さから、フィドルがテクニックよりもリズムをグルーヴする醍醐味を味わえば、あなたもオールドタイム・フィドルの魅力にはまる!! 
 ■ドブロ
  RHY-1030 RANDY KOHRS『Old Photograph』CD\2,573-(本体\2,450-)(歌詞付)

 歌とドブロの才能を授かったランディー・コーアズのソロ3作目、2007年作品。1曲目から今風ブルーグラス特有のスリルを目一杯に楽しませてくれ、今の若いブルーグラッサーのレベルの高いミュージシャンシップが堪能できる秀作。ドブロ・インスト作品ではないが、ドブロの音選びとトーンはもちろん、楽器ひとつずつが何を弾いているか、完璧にコントロールされた見事なアンサンブルにも、現在はプロデューサーとしても活躍するランディの非凡さを強く感じる秀作だ。ランディに関してはムーンシャイナー07年7月号(MS-2409 \525-)特集参照。
 ■オートハープ
  SF-40115 V.A.『Masters of Old-Time Country Autoharp』CD\2,573-(本体\2,450-)

 1960年代のフォークブームの時代から、その優しい響きに日本でも人気のオートハープ。本作は1960年代にマイク・シーガーが録音したオートハープのマスター奏者、キルビー・スノウ、アーネスト・ストーンマン、ケネス&ナリア・ベンフィールドの超有名スタンダード中心の全38曲。フィドル・チューンやトラッド・バラッド、カーター・ファミリーや当時彼らが気に入った人気のカントリー&ウエスタン・ソングなどが楽しめる71分、32頁のライナー付き。飾り気のない民衆音楽とオートハープの基本を知る決定盤です。……いかがですかオートハープ、はじめませんか?楽器に関しても、お問い合わせ下さい。 
 オールドタイム&フォーク新入荷
  PATUX-239 BRIAN VOLLMER『Old Time Music Party』CD\2,573-(本体\2,450-)

Arkansas Two-Step/Fall On My Knees/The Lost Goose/Ladies on the Steamboat/Elzik's Farewell/Rambler's Blues/Birchfield's Sally Ann/Skipping and Flying/Been All Around This World/What We Got's Rich/The Green Door/Trouble in Mind/Skilet Licker Breakdown/My Favorite Waltz. 全14曲

 オールドタイム音楽は、商業音楽という側面が強いブルーグラスとは違って、伝承するということが基本であるために、そのメロディやボーイング/ピッキングなどに集中し、オリジナルにつながるグルーヴを追い求めて何度も同じことを繰り返す中で、ある種リズムのトランス状態を生み出しつつ、その過程で踊り出したくなるような衝動を生む。そのためあるプロテスタント宗派からは悪魔の音楽とみなされてきたが、20世紀後半からは自然回帰やヒッピームーブメントとともに個々のテクニックやソロよりも、全体(コミュニティとも言える)が生み出すグルーヴを至上とする独自の世界を創っているように見受けられる。本作のメインはブライアンのフィドルとクロウハンマーバンジョーを中心にしたストレートなストリングバンド演奏だが、ブライアンが若いとき、最初に伝統音楽の衝撃を受けたというスタンレー・ブラザーズの"Rambler's Blues"と、ケンタッキーハイロンサムの元祖ロスコー・ホルカムの"Trouble In Mind"で聴かれるサラ・ジェイミソン(g)とロージー・ニュートン(f)の女性ボーカルはゾクッとするほどすばらしい。ほかにベン・タウンセンド(bj,f)、マーク・シミック(m,g,tenor bj)、ジョセフ・ディジャーネット(bs)ほか。全編でニューグラスやジャズの奇才として知られるネイト・リースが参加、1曲目の出だしで強烈なギターグルーヴを聴かせるほか、多くの曲でフィドルを担当、また最後のワルツではブライアンのフィンガーピッキンバンジョーをバックに美しいフィドルで見事なワルツを聴かせる。なお、オールドタイムストリングバンド音楽を聴くときには体全体をリズムとメロディに預けると気持ち良いように思われる。非常によく出来た現代ストリングバンド作品、お勧めだ。
  SH-4097 DOC WATSON『The Definitive Doc Watson』CD2枚組\3,675-(本体\3,500-)

DISC ONE
The Cyclone of Rye Cove/St. Louis Blues/The House Carpenter/The Wagoner's Lad/Anniversary Blue Yodel (Blue Yodel #7)/Sitting on Top of the World/Black Mountain Rag/Country Blues/Weary Blues/Little Sadie/Dream of the Miner's Child/Southbound/Tennessee Stud/Blue Railroad Train/Georgie/Katie Morey/Matty Groves.
DISC TWO
Whistlin' Rufus - Ragtime Annie/Big Spike Hammer/Listening to the Rain/Willie Moore/My Rough and Rowdy Ways/The Wreck of the Number Nine/Omie Wise/Shady Grove/Watson's Blues/Slidin' Delta/Bright Sunny South/Greenville Trestle High/I'm Going Back to the Old Home/George Gudger's Overalls/The Ninety and Nine/Your Lone Journey/Whiskey Before Breakfast.

 「ドック・ワトソンを聴いてギターを弾きはじめた」という人が、日本にも結構いる……それほどに、1960年代フォークブームの真っ只中で影響力を持ち、その看板を昨年に亡くなるまでずっと背負いつづけたアコースティックギターの名手というのが世界で知られるドック・ワトソンである。40歳でデビューしながら、50歳(1973)でグラミー最優秀トラッド(ブルースを含む)録音を受賞以来、80歳を越してグラミー最優秀カントリーインスト録音をブライアン・サットンとの協演まで合計7個のグラミーを受賞、2004年にはその全米録音協会から生涯功労賞をビル・モンロー(1993)に次いで受賞という、アメリカンミュージックのアイコンでもある偉大なミュージシャンだった(ブルーグラス/オールドタイム関係の受賞者はほかに、アール・スクラッグスとカーター・ファミリーのみ)。そんなドックが、もっとも愛したのはアパラチアントラッドの伝承者としての立ち位置ではなかろうか? それも20世紀のジャズやブルース、ロカビリーにも影響されながら、アメリカで最も古いバラッド/フィドル伝統の宝庫に生まれ育った南部アパラチア人として。そんなドック、1曲目のカーター・ファミリーから2曲目にブルースの父と呼ばれるW.C.ハンディ、3曲目アパラチアンバラッド名曲"House Carpenter"...、そして33曲目には妻ローザ・リー(ドックが亡くなって半年後にあとを追うように亡くなった)との名曲"Your Lone Journey"、最後の34曲目には最後のグラミーを受賞したブライアン・サットンとの"Whiskey Before Breakfast"を配している。今一度、偉大なドック・ワトソンの足跡を聴いてみてはいかがでしょうか?
オールドタイム&フォークお勧め作品
  JASMD-3540 V.A.『Country Brothers - The Brother Bands of Country Music』CD\2,079-(本体\1,980-)

MONROE BROTHERS In My Dear Old Southern Home/BAILES BROTHERS That Beautiful Picture/ALLEN BROTHERS Roll Down the Line/LONE STAR COWBOYS (Bob & Joe Attlesey) Just Because/DIXON BROTHERS The Intoxicated Rat/J.E. MAINER'S MOUNTAINEERS Seven and a Half/BLUE SKY BOYS Sold Down the River/J.E. MAINER'S MOUNTAINEERS Johnson's Old Grey Mule/SHELTON BROTHERS Hang Out the Front Door Key/ROUSE BROTHERS Orange Blossom Special/DELMORE BROTHERS Nashville Blues/SAM & KIRK McGEE C-H-I-C-K-E-N/YORK BROTHERS My Tears Will Never Make You Change/BAILEY BROTHERS Alabama/BUCHANAN BROTHERS Silver Meteor/MADDOX BROTHERS & ROSE Meanest Man in Town/CARTWRIGHT BROTHERS Dying Ranger/FARR BROTHERS Alabamy Stomp/STANLEY BROTHERS Rambler's Blues/MORRIS BROTHERS Salty Dog Blues/CALLAHAN BROTHERS Somebody's Been Using That Thing/CARLISLE BROTHERS Chicken Roost Blues/LOUVIN BROTHERS Seven Year Blues. 全23曲

 「カントリー音楽における兄弟バンド」と名づけられた1920年代から50年代までのさまざまな、いわゆる「オールドタイム・デュオ」のコンピレーション23曲集。チャーリーと後にブルーグラスの父となるビルのモンローブラザーズからベイルズ・ブラザーズ、1927年にバンジョーとカズーでヒット"Salty Dog Blues"を出したアレン・ブラザーズ(同曲は本作ではフラット&スクラッグスが手本としてモリスブラザーズ版を収録)やたぶんにテキサス的に洗練されたローンスターカウボーイズなどのラグタイムやジャグバンド系列にあるサウンド、ユニークなドブロを伴ったディクソンブラザーズの「ラリッたネズミ」からメイナーズ兄弟のストリングバンド音楽ほか、ラウズ兄弟のオリジナルとされる"Orange Blossom Special"やドック・ワトソンで知られるデルモアブラザーズの"Nashville Blues"ほか、スタンレーブラザーズからルービンブラザーズまで登場の楽しいコンピレーションである。デュエットハーモニーのときの声の同質性はもとより、20世紀はじめの移動距離の小ささから生まれた家族音楽、さらには当時の女性がエンタメビジネスで旅をすることの難しさなどから「ブラザーデュオ」のみならず、20世紀前半に「ブラザーバンド」が圧倒的に多かったと言う必然を証明する数々のバンドたちが一望できるとともに、20世紀後半にはポップ/ロックという名のもとに拡散していったアメリカンルーツ音楽のベースである「家族音楽」を俯瞰する秀作だ。
 カントリー発掘、編集モノ新入荷
  BACM-360 V.A.『Dot Label: Classic Country Music』CD\2,573-(本体\2,450-)

 1950年から1960年まで、ドット・レコードに残された有名/無名アーティストの、実にさまざまなアメリカンミュージック集全26曲集。1曲目のレノ&スマイリー“Howdy Neighbour Howdy”のブルーグラスから2曲目ジミー・C.ニューマン“Honky Tonk Tears”ほか、フィドルのズータカとバンジョーをロカビリーに混ぜたようなジミー・リンゴの“I Like This Kind of Music”、ロニー・ギターの西部劇テーマのような“Johnny Vagabond”、マック・ワイズマンのバンジョー入りポップウエスタン!?“Kentuckian Song”ほか、ウェイド・レイ、レオン・マコーリフ、ロンゾ&オスカーら、ブルーグラス、ホンキートンク、ロカビリーなど、さまざまな音楽がゴッチャに楽しめた、まさにアメリカンがキラキラしていた時代のキラキラした無名音楽集。例外は、最後の西部劇俳優で名を馳せたウォルター・ブレナンの語りとオーケストラによる“Dutchman's Gold”はトップ30のポップヒットを記録したという。
 カントリーお勧め作品
  HOTR-4165 GEORGETTE JONES『Strong Enough to Cry』CD\2,573-(本体\2,450-)

 ジョーゼット・ジョーンズ、「カントリー音楽界のプリンセス」……なにせ両親がともにカントリー音楽名誉の殿堂メンバーのジョージ・ジョーンズとタミー・ワイネット、ジョーゼットの2011年作品である。今回はテキサス州ブレイディのスタジオで地元ミュージシャンたちのストレートなホンキートンクサウンドをバックに録音、母タミーの"Run Woman Run"、そして父ジョージの"I Just Don't Give A Damn"をカバー、自作も3曲、日本のような「親の七光り」的な人目を気にしなくていい本人次第の米国、そのあっさりとした、キュートな声質の通り、のびのびと自由に歌っているのが気持ちよい。ゴテゴテとした装飾音が時おり耳につくナッシュビルと違ったワンパターンのテキサスサウンドが、かえってボーカルを引き立てて正統派カントリー心をくすぐる……!? 2012年、このアルバムを持って熊本カントリーゴールドに初来日している。 
 ■ジョージ・ジョーンズ追悼特集
  ムーンシャイナー6月号と7月号の連載特集ジョージ・ジョーン(1931-2013)追悼では、「カントリーソング」の意味を「ハンクとジョージ、そしてモンロー」と対比させながら探っている。おそらく、商業カントリー音楽にとってハンク・ウィリアムズの次に重要な立ち位置を持ったシンガーだった彼、カントリーが大衆/ポップ化する中で、その存在理由を求めていた時代の1960年代後半の豪華全集と映像集を紹介しておきます。
  BCD-16928 GEORGE JONES『Walk Through This World With Me:The Complete Musicor Recordings 1965-1971(Part 1)』CD5枚組+本\17,325-(本体\16,500-)

 やわなヒットカントリーじゃない、ハードコアなカントリー、その本質をえぐるように歌い出すジョージ・ジョーンズ、1967年のナンバーワンヒットをタイトルにした初期全集のミュージコー編(1965〜71年)の第一部CD5枚組+豪華冊子の全193曲。彼が1962年以降のユナイト(UA)、そして本作に納められたミュージコーに在籍した10年足らずのこの期間こそは、もっともジョージ・ジョーンズらしかった時代、ウェストコーストに君臨したバック・オウエンズという強力なライヴァルと競い合って、ナッシュビル・カントリーの本流を守り抜き、ポップに流れていた状況を一変させたストレートかつ重厚なサウンドを完成に導いた時期として、歴史に残っている。"White Lightning"や"She Thinks I Still Care"などのセルフカバーほか、"Green Green Grass of Home"、"Six Days on the Road"、"Blue Side of Lonesome"、"Once a Day"、"Don't Let Me Cross Over"、"King of the Road"、さらにはマール・ハガードの"Swinging Doors"などのヒット曲のカバーほか、スタンダードゴスペルのカバーなども数多く収録、また5枚目には、スタジオでの何度ものやり直しや生々しいやり取りなどが含まれて、「ノーショー・ジョーンズ」と異名をとったわがままなスターの一面を感じたりするベアファミリーの丁寧な仕事だ。カントリー音楽がナッシュビル・サウンドやポップカントリーに向かっていた時代、頑固に、……というか、わがままにわが道を歩みつづけた「キング」、ジョージ・ジョーンズの生身の姿が約200トラックで楽しむことができるすばらしい全集である。
 
  CCD-GJ GEORGE JONES『Through The Years』DVD\3,307-(本体\3,150-、142分カラー映像集)

 1968年から1980年まで、米国のカントリーTVシリーズにジョージ・ジョーンズがゲスト出演した7作品を一堂に収めた映像もの。1968年の「ポーター・ワゴナー・ショー」(ほかにドリー・パートンら)、1969年「ウィルバーン・ブラザーズ」(ほかに、この収録1ヶ月後に結婚することになるタミー・ワイネット、ロレッタ・リン"I Still Miss Someone")、あとの5本はいずれも「ポップ・ゴーズ・カントリー」の1974年(ほぼ収録の半年後に離婚することになるタミー・ワイネットほか)、1977年(ドティ・ウェストほか)、1977年(離婚後2年のタミー・ワイネット、ラリー・ギャトリンほか)、1979年(T.G.シェパード、チャーリー・マクレーンほか)、1980年(トム・T.ホール、ジャン・ハワードほか)。ムーンシャイナー誌6月号の追悼特集でも紹介しているように、商業カントリー音楽のもっとも本質的な胆を握った歌い方がすごい。
 映像新入荷
  SOTM-2011 V.A.『Song of the Mountain: Season 6』DVD映像集\2,888-(本体\2,750-)

Joe Mulllins & Radio Ramblers“Katy Daley”/Redhead Express“Maple Sugar Daddy”/Likewise“Hard Ryde”/James Leva & Purgatory Mountain“Old Joe Clark”/Doc Watson & Jeff Little“Whiskey Before Breakfast”/Michael Reno Harrell“Greyhound Station”/Donna Ulisse“Caney Creek To Cannan Land”/North Sea Gas“Bonnie Lass O'Fyvie”/Snyder Family“Bill Cheatham”/Chuck Wagon Gang“Beautiful Life”/Primitive Quartet“Didn't He Shine”/VW Boys“Rooster Song”/Grascals“Sally Goodin”.

 2005年からはじまった米国公共放送ネットPBSのローカル番組のDVD「シーズン1」(SOTM-2008 \2,888-)が高い評価を得て、次第に全米に配信され、第2シーズンが終わるころには163曲で放映されるまでになっていたという、バージニア州マリオンの歴史的なリンカーン劇場500席を舞台に、5バンド前後のブルーグラス/オールドタイムバンドを集めて繰り広げられる地元のシニア層を対象にしたコンサート。VWボーイズというコミックバンドを率いるティム・ホワイトが、あくまでも南部アパラチア・ローカルの雰囲気を壊さずに積み上げてきたTV番組の2011年収録の「シーズン6」からのベスト映像集。ジョー・マリンズとレディオランブラーズをはじめ、グラスカルズやドナ・ユリッシー、話題のフラットピッカー、ゼブのいるスナイダーファミリーやオールドタイムのジェイムズ・リーバ、さらにはドック・ワトソンまでもが登場する。ブルーリッジ地方のフツーの音楽と、それを楽しみミュージシャンたちを勇気づける観衆たちの日常が体験できる。 
  BVD-20124 ERNEST TUBB SHOW『Walking the Floor Over You Part 2』DVD映像97分\4,515-(本体\4,300-)

 カントリー音楽の王道である「ホンキートンク」スタイルを完成したといわれるアーネスト・タブ(1914-1984)と彼のテキサス・トゥルバドーズの1965年、30分のライブTVカラー番組4本を収めた先月号紹介の第1集につづくDVD第2集。レギュラーゲストには、今年80歳になったウィリー・ネルソンのアウトロー以前、まじめな時代!?の若かりし姿ほか、のちにソロでスターとなったジャック・グリーンやカル・スミス(ともにトゥルバドーズのメンバー)、女性歌手ルイス・ジョンソンや女性コーラス4人組のジョンソン・シスターズ、また日本でもよく知られたフィドルアルバムの定番『Down Yonder: The Country Fiddlers』(1967、ソニー・オズボーンやジェスロ・バーンズらが参加)のウェイド・レイ(1913-1998)のホットなフィドルと甘いボーカルなど、そしてなんといってもトゥルバドーズのメンバー、ギタリストのレオン・ローズとペダル・スティールを担当したバディ・チャールトンのすさまじいギターバトルが楽しめる。クラシックカントリーと呼ばれる正統的な、いわゆるカントリー音楽のエンターテイメントが楽しめるファンにはたまらない作品。カントリーにあまり馴染みのない方には、ムーンシャイナー6月号と7月号でジョージ・ジョーンズ追悼を機に連載した「カントリー音楽とブルーグラス音楽の違い」を映像を通して感じ取っていただくのもありがたいことだ。全44曲、16頁のカラーブックレットつきという豪華版DVDである。第1集(\4,515-)も在庫している。
 映像ものお勧め作品
  COMP-4577D V.A.『Pa's Fiddle: The Music of America』DVD\2,573-(本体\2,450-)

 2012年1月6日、"Gum Tree Canoe"、"Gal I Left Behind Me"、"Sweet By and By"、"Dixie / Battle Hymn of Republic"、"My Old Kentucky Home"...ほか14曲、アメリカ人の心のふるさととも言える有名曲を軸に19世紀のアメリカをイメージしたライブ、2012年6月に全米公共TVネットで放映された特別企画番組『Pa's Fiddle(とーさんのフィドル)』のDVD盤。19世紀後半のアメリカ開拓を記録したローラ・インガルス著の大ベストセラー『大草原の小さな家』シリーズ、フィドラーで音楽好きなとーさん、チャールズのお気に入りでインガルス家のみんなが楽しんだ(小説に登場する)曲の数々をアールの息子ランディ・スクラッグスの音楽監督で現代風に再現したもの。歌手はカントリーのランディ・トラビス、ロニー・ミルサップ、ロドニー・アトキンス、アシュトン・シェパード、ナタリー・グラント(ゴスペル音楽協会最優秀女性ボーカルを3度受賞)、ブルーグラスからリーとエレインのロイ兄妹、そして昨年ソニーからデビューした黒人学生アカペラのコミッテッドの全7組のシンガーが登場。バックアップにはランディ・スクラッグス(g)をリーダーに、ハートフォード・ストリングバンドのマット・コム(f)、シャド・コッブ(clawhammer bj)、フート・へスター(m)、デニス・クロウチ(bs)、チャド・クロムウェル(drums)。シンガーたちの個性を大切にしつつ、19世紀のアメリカ、小説『大草原の小さな家』に書き留められた家族の音楽を、音楽学者の解説で背景を紹介しながら、現代風に紹介する楽しくハッピーなTVエンタメ番組。
  MH-1063D DOYLE LAWSON『Through the Years』DVD\3,990-(本体\3,800-)

 2004年春、ドイル・ローソン&クイックシルバーが結成25周年を祝った豪華な記念コンサートから、全32曲2時間に及ぶ素晴らしいライブ映像(ムーンシャイナー誌2004年9月号に詳細)。別名「School of Bluegrass」とも呼ばれるクイックシルバー、本作では歴代のメンバーが一堂に会し、1980年代以降のブルーグラス主流派をリードしたスマートなソリッドグラスが、当時の現役メンバー(ジェイミー・デイリー、バリー・スコット)ほか、つぎつぎと迎えるラッセル・ムーア、ジム・ミルズ、テリー・バウコム、スティーブ・ガリー、ジョン・ボウマンなどのゲストとともに、現在最高峰のブルーグラスライブが堪能できる秀作ライブ映像集。
  CCD-GJ GEORGE JONES『Through The Years』(142分)DVD \3,307(本体\3,150)

 ムーンシャイナー6月と7月号のジョージ・ジョーンズ追悼特集でも取り上げた「カントリーソング」の魅力。本作は1968年から1980年まで、米国のカントリーTVシリーズにゲスト出演したジョージ・ジョーンズ集めたDVD映像もの。1968年の「ポーター・ワゴナー・ショー」(ほかにドリー・パートンら)、1969年「ウィルバーン・ブラザーズ」(ほかに、この1ヶ月後にジョージと結婚することになるタミー・ワイネット、ロレッタ・リン、そしてアメージングなバディ・スパイカーのフィドル!)、あとの5本はいずれも「ポップ・ゴーズ・カントリー」の1974年(ほぼ半年後に離婚することになるタミー・ワイネットほか)、1977年(ドティ・ウェストほか)、1977年(離婚後2年のタミー・ワイネット、ラリー・ギャトリンほか)、1979年(T.G.シェパード、チャーリー・マクレーンほか)、1980年(トム・T.ホール、ジャン・ハワードほか)。もっともカントリーらしいシンガーと言われたジョージ・ジョーンズの中期映像集である。
  RC-127D BLUEGRASS 45『That's the Time: 1996 Reunion』DVD-R\2,573-(本体\2,450-、カラー43分)

You'd Better Get Right/Little Maggie/Blues Stay Away from Me/Orange Blossom Special/Blue Moon of Kentucky/Sudara Breakdown 他全11曲

 昨年11月、結成45周年記念全国ツアーをしたブルーグラス45。1967年、NYのフォーククラブを模した神戸元町のコーヒーショップ「ロストシティ」で結成された、ジョッシュ大塚、渡辺敏雄、廖学誠、李健華、大塚章、渡辺三郎の6人組ブルーグラス・バンド。神戸のメリケン波止場の船員や米兵に人気を博し、1971年6月から9月まで、米国東部/南部とカナダをツアー、当時はじまったばかりの米国ブルーグラス・フェス・サーキットでセンセーションを巻き起こし、米レベル社からLP2枚を発表、帰国後解散。そののち1996年春、前年の阪神大震災を機に解散25年を記念してリユニオン・ツアーしたとき、カメラマンの吉田恒星が制作監督したライブ・ドキュメント映像作品。
  MP-0410 V.A.『Pioneers and Legends of Bluegrass』DVD\2,573-(本体\2,450-、カラー55分)

Mule Skinner Blues/Rawhide(Bill Monroe)/Folsom Prison Blues/Shuckin' the Corn(Lester Flatt)/That Silver Haired Daddy of Mine/Tis Sweet To Be Remembered 他(Mac Wiseman)/Are You Washed in the Blood 他(Lewis Family)/Hard Hearted/Paradise/Cotton Mill Man(Jim & Jesse)/500 Miles/I'll Stay Around(Bluegrass Alliance) 他全15曲

 米国ブルーグラス界でさまざまな出来事があった特異年、1971年夏のブルーグラスイベント、元気なビルモンやレスターほか、マック・ワイズマンやジム&ジェシーら、第一世代ブルーグラスのトップアーティストたち、そしてまだNGR結成寸前、19歳のサム・ブッシュと20歳のトニー・ライスが参加するブルーグラス・アライアンスのライブ2曲をはじめとした超お宝映像集!!
  MP-0510 LESTER FLATT & NASHVILLE GRASS『Vintage Video』DVD\2,573-(本体\2,450-、カラー55分)

 フラット&スクラッグスとして来日したときは体調が悪かったというレスター・フラット(1914-1979)、3年後の1971年、ここでは元気ハツラツ、ボーカルはもちろんそのギター/MC/身のこなし……レスター・ファンのお宝映像だ。69年春にアール・スクラッグスとコンビ解消、アンクル・ジョッシュ(d)とポール・ウォーレン(f)、ジョニー・ジョンソン(bs)というフォギー・マウンテン・ボーイズにハスケル・マコーミック(bj)とローランド・ホワイト(m)が加わったナッシュビル・グラスを悠々と率いて、その類まれなパフォーマンスを見せてくれる1971年夏の野外ライブ。ファン必携映像!!
  MP-0511 MAC WISEMAN『Legacy:An American Treasure』DVD3枚組+CD\4,725-(本体\4,500-)

I Wonder How the Old Folks Are At Home/Me & Bobby McGee/Catfish John/Keep on the Sunnyside/Mansion on the Hill/Jimmy Brown, the Newsboy/Love Letters in the Sand/Tis Sweet To Be Remembered 他全58カット

 1948年にフラット&スクラッグス結成に参加、"We'll Meet Again Sweetheart"ほか4曲を残し、1949年にはビル・モンローのブルー・グラス・ボーイズで"Can't You Hear Me Callin'"ほか4曲を残した、現在88歳のマック・ワイズマン(1925-)。そののち、ドット・レコードのA&Rマンなどを務め、パット・ブーンの「砂に書いたラブレター」のヒットを生みながら自身もソロとして独自のブルーグラス・スタイルを確立、「ボイス・フロム・ハート」と称される稀有なボーカルを武器に最近まで活躍をつづけて来た。そんなマックのさまざまな表情を捉えたDVD3枚と、マックのヒット曲を収めたCDの4枚組(曲は重複します)。
 1枚目DVD、1978年収録のいかついバックミュージシャンたちは誰かと思いきや、ビル・モンローのフィドラーとしても知られるマルチプレイヤーのベニー・ウィリアムズ(m)、オズボーンズの"Fastest Grass Alive"で歌われる「アル」ことアルビン・ブリーデン(bj)、ソニー・ミード(f)、ハリー・イースト(d)、ウディ・ケレンズ(bs)が、今からみれば荒っぽい、つまり生のエネルギーに満ちたすばらしい第一世代ブルーグラスを聴かせ、そしてマックのホットなこと!! そして後半はなんと、エディ・アドコックのセカンド・ジェネレーション(マーサ・アドコックg/ジーン・ジョンソンm/ジェフ・ワイザーf/ジョニー・キャッスルbs=ホンマ、エディの音楽の才が華開いたいいニューグラス・バンドだったんだ!!)をバックに7曲("Virginia"や"Miss You Mississippi"などのセカンド・ジェネレーションのヒット曲も聴かせるぞ!!)、建国200年を意図したアメリカとブルーグラスの歴史を組み込んだ企画を含めてマックのナレーターとしてのすばらしい才能も見せる。70年代のトラッドグラスとニューグラス双方を楽しめる二本のTV番組、合計48分。
 2枚目DVDは、1980年頃、アラバマ・ジュビリーで収録という「Live in Concert」。すばらしいバックはアロハシャツとサングラスでラフにキメた怪しい若者たち、なんとデル・マッカーリー・バンド(ポール・シルビウスbj、ジョン・グリックf、ジェリー・マッカーリーbs、マンドリンは変装したロニーか)だという。リゾート地でのリラックスしたライブの様子が楽しい55分のライブ。
 3枚目DVDは、1980年代『New Country』というTV番組から、アメイジング・フィドルのバディ・スパイカー(呼吸の仕方が見えるよ!!)にスティールギターとドブロにバディ・エモンズというバディーズを配し、ビック・ジョーダンのバンジョーほかドラムやピアノも、完璧なバックアップに囲まれて悠々と歌い飛ばすマックが快調だ。が、8曲目のフィル・ボウらしきすごいエレキが聴こえたとたん20分で途切れる。そしてアーチー・キャンベルとの1983年のインタビューを含めた2曲。そして1986年収録の『New Country』から3曲。この3枚目DVDは、「カントリールーツ」とサブタイトルされ、ナッシュビル・ミュージシャンの実力を見聴きする50分。
 そして4枚目はボーナスCDとして、最初に録音された自身とギターだけのコンサート。ギター1本で聴かせるこの「ボイス・フロム・ハート」、本領発揮である。13曲目からリトル・ロイ・ルイスのバンジョーが、17曲目からポリー・ルイスら、ルイス・ファミリーが参加してハーモニーでゲストの全19曲。
 チャーリー・ウォーラーをはじめ、多くのシンガーに影響を与えた偉大なブルーグラス・シンガー、マック・ワイズマンの70〜80年代のTV番組などを集めたすばらしい映像集である。
 ■写真集
  ジム・クェスキン・ジャグバンド・リユニオン・ツアー記念パンフレット限定入荷
  BOOK-49 『THE JIM KWESKIN JUG BAND REUNION TOUR 2013記念パンフレット写真集』\2,675-(本体\2,500-)

 結成50周年を記念して4月に日本公演を行ったジム・クエスキン・ジャグバンドのツアー記念の特別パンフレットが限定数入荷しました。未発表を含む70点以上の写真がすごい、豪華68頁!! メンバー全員のディスコグラフィも充実しています。若き日のジムとジェフ・マルダー、そして歌姫マリア・マルダーに故フリッツ・リッチモンド、ブルーグラスからのリチャード・グリーン、そしてビル・キース等々、フォークリバイバルの貴重な資料となること請け合いです。ライブ会場で飛ぶように売れてました。会場で買い逃した皆さん、足を運べなかった皆さん、この機会にお買い求め下さい。
 ■書籍
  BOOK-50 『アメリカン・ルーツ・ミュージック ディスクでたどるアメリカ音楽史』奥和宏著 \1,785-(本体\1,700-)

ブルーグラスやオールドタイム他、民族音楽で使用される楽器を音楽のジャンルと共に紹介した『アメリカン・ルーツ・ミュージック 楽器と音楽の旅』のディスクガイド編。ミンストレル・ショーからオールドタイム、ヒルビリー、ブルーグラス、ニューグラス、ブルース、ジャグバンド、ウェスタン・スゥィング等々、さまざまなルーツ系のCDを300枚紹介。特別付録として、トムス・キャビン代表・麻田浩さんのインタビュー「片道切符でニューポートを目指した頃」も掲載。 
 教則ものお勧め
  下記のほか、教則に関しては演奏レベル/ニーズに応じて、ご相談ください。
  CDZ-TR01 TONY RICE『Teaches Bluegrass Guitar』BOOK+CD\3,413-(本体\3,250-)

Red Haired Boy/Little Sadie/Your Love Is Like A Flower/Blue Railroad Train/Home From The Forest/Wildwood Flower/Old Train/Wild Horse/Jerusalem Ridge.

 ブルーグラスギターの歴史を作ったトニー・ライス本人が教えるブルーグラスギターの極意...!? トニーの上記有名9曲を楽譜、タブ譜、コード譜など24頁の教本と、79トラックにわたるCDで分解して紹介する。 
  CDZ-TT01 TONY TRISCHKA『Teaches 20 Easy Banjo Solos』BOOK+CD\3,413-(本体\3,250-)

Shortenin' Bread/Ground Hog/Shady Grove/Train 45/Sally Johnson/Wildwood Flower/Roll in my Sweet Baby's Arms/Pretty Polly/Nine Pound Hammer/Sitting On Top of the World/John Henry/Little Liza Jane/Casey Jones/Little Maggie/Back Up and Push/Redwing/Little Rabbit/Uncle Joe (Hop High Ladies)/Alabama Jubilee/Cumberland Gap.

 スクラッグス/キース以降、第二世代のブルーグラスバンジョーリーダーの一人、トニー・トリシュカが教えるブルーグラスバンジョー入門編。上記有名20曲を、簡単なアレンジで32頁のタブ譜と、スローバージョン含んで一緒に弾けるCD付。
  CDZ-RU01 RUSS BARRENBERG『Teaches 20 Bluegrass Guitar Solos』BOOK+CD\3,413-(本体\3,250-)

Liberty/Soldier's Joy/Little Annie/The Eighth of January/Hot Corn, Cold Corn/Blackberry Blossom/Down Yonder/Leather Britches/Whitesburg/Molly & Tenbrook/John Hardy/John Henry/Fisher's Hornpipe/Forked Deer/Opera Reel/Temperance Reel/St. Anne's Reel/Red-Haired Boy.

 有名フィドルチューンを中心に、ブルーグラスギターのソロ20曲を、中級程度のレベル向けに楽譜、タブ譜、コード譜など32頁の教本と、スローバージョン含んで一緒に弾けるCD付。
  CDZ-SM01 SAM BUSH『Teaches Mondolin Repertoire & Technique』BOOK+CD\3,413-(本体\3,250-)

Cotton Patch Rag, Tom & Jerry, Leather Britches, Lime Rock, Banjalin, Diadem, Norman and Nancy, and Russian Rag.

 1970年代以降のブルーグラスマンドリンの歴史を作ったサム・ブッシュ本人が教えるブルーグラスマンドリンのレパートリーとテクニックの極意...!? サムの上記有名9曲を楽譜、タブ譜、コードなど40頁の教本と、59トラックにわたるCDで分解して紹介するシビアな実践向き教則。
  MFD-0204 ジミー赤澤『Enjoy Bluegrass Banjo』教則本+DVD\4,800-(本体\4.571-)

Will the Circle Be Unbroken/Turkey in the Straw/Banks of the Ohio/Red Wing/Final Round.

 たしかに、ブルーグラス・バンジョーは非常に難しく、いきおいタブ譜に頼ってしまう傾向があるが、タブに慣れきっててしまうとフレキシブルな対応/発想がおろそかになる。そんな悩みを理解したうえで、ブルーグラス・バンジョーに習熟する方法を、マルチプレイヤーのジミィ赤澤が提案する教則本+映像。ムーンシャイナー誌2011年12月号特集「バンジョー教則DVDを作った訳……」でも彼が述べているように、「基本構造」を知り、「ずっこい弾き方」ができるようになるか……、少なくともジミィは、サンプル曲"Will the Circle Be Unbroken"をベースに、さまざまなワザのパーツを見せ、さらに、"C"フォームと"D"フォームからバックアップまで、その導入口を示している。さて、皆さんも「ずっこい弾き方」ができるだろうか? 初心者から上級者まで、さまざまな奏法を網羅し、最後にはオリジナル曲でしめる、腹一杯なバンジョー教則本+映像である。
  MFD-0202 JIMMY 赤澤『Bluegrass Fiddle Jam』CD\2,100-(本体\2,000-)

Devils Dream/Golden Slippers/Old Joe Clark/Down Yonder/Jerusalem Ridge/Faded Love/Back Up Push/Road to Columbus/Orange Blossom Special 他全33曲

MFD-0203 『Bluegrass Fiddle Jam, Music and Tab of 20 Fiddle Tunes』A4版75頁book\1,050-(本体\1,000-)

 「ジミイ」こと赤澤孝次郎によるスタンダード・フィドル・チューンのCD全33曲(上)と、その収録曲から楽譜+タブ譜20曲集(下)。20歳を過ぎてはじめたというフィドルにしろ、11歳からというバンジョーにしろ、実に見事に弾きこなすその天才的な音感は持って生まれたものだろうが、超有名スタンダードを33曲をほとんどひとりでこれほどまでに弾きこなす努力、才人にはありがちな「クール!?」さを装うものの、陰に隠れた努力と音楽への愛情の賜物なのだろう。ゲストとして各人2曲ずつ、吉田悟士/進藤了彦/吉崎ひろし(bj)、竹内信次/秋元慎/平井秀道(m)、赤木一孝/井上太郎(g)、小島慎司/橋岡ハシ(d)、今井達也(bs)、笹部益生(harmony)らが参加、スタンダードの模範演奏を楽しめる秀作。ムーンシャイナー誌2010年4月号(MS-2706 \525-)の特集にて、本作の制作記を特集!!
 楽器、その他……
 楽器メンテナンス承ります!!
バンジョー、マンドリン、ギター、フィドル等々、長年お使いの愛器のメンテナンス引き受けます。各楽器のエキスパートによる修理、調整で甦ります。何なりとご相談下さい。
 輸入雑誌
 (以下の4誌は英語版で、共にバックナンバーも豊富に取り揃えています。気になるアーティスト等の特集等についてはお問い合せ下さい。…調べる&知るの面白さをいかがですか)
 ■フラットピッキン・ギター誌
  隔月刊の掲載全タブ譜対応CD付きフラットピッキン・ギター誌。ブルーグラスからスウィング/ジャズまで。一冊でさまざまな奏法が学べる。
  FGM-17.5 最新「2013年7〜8月号」CD付き70頁Tab-Book\2,625-(本体\2,500-)

Streamlined Cannonball/Lonesome Wind Blues/Y'all Come/Kennedy's March/White Horse Breakdown/I Don't LOve Nobody (Nothing To It)/Fuzzy Rag/Jacky bTar/Eighth of January/Pretty Polly/Something in the Way She Moves/Dark Hollow/Bluegrass Stomp/Mr. Lonely's Bar & Grill/Sweepin' My Grave.

 クルーガーブラザーズのウー・クルーガーをカバーストーリーに、クラレンス・ホワイトの思い出、ティム・ハービン、ライリー・パケットらの特集記事ほか、コラムニストたち、ジョー・カー、ダン・クレアリー、スティーブ・ポティア、ブラッド・デイビス、ティム・メイ、オリン・スター、ジョン・カーリニほかによる上記のタブ譜とCD付。 
  FGM-17.4 「2013年5〜6月号」CD付き70頁Tab-Book\2,625-(本体\2,500-)

Angel Band/Be Toou My Vision/Festival Waltz/Kentucky Waltz/Tennessee Waltz/Roxanna Waltz

 記念すべき通巻100号は「ワルツ号」として21曲、丸ごとワルツ・タブ譜で埋め尽くされている。ティム・メイやジョーダン・タイス、ダン・ハッカビーほか21名のフラットピッカーが選んだ21曲。なかなか遊び甲斐のあるすばらしい企画である。
  FGM-17.3 「2013年3〜4月号」CD付きBook\2,625-(本体\2,500-)

 ランブリン・ジャック・エリオットをカバーストーリーに、22歳のスーパーピッカー、クリス・ラケット特集と"Down in the Willow Garden"タブほか、ジョー・カーはフラット&スクラッグスとメイベル・カーターの"False Hearted Lover"、ダン・ハッカビーは初心者向けトニー・ライス風"Why Don't You Tell Me So"、スティーブ・カウフマンは聖パトリックを祝してブロムバーグから学んだという"Rights of Man Hornpipe"。ジョン・カーリニは"Bolero"、オリン・スターはジャック・エリオット風"Roving Gambler"、マイケル・マダックスのハイポジにおける練習と"Bill Cheatham"、スティーブ・ボティアはビル・モンローの"Crossing the Cumberland"ほか、フラットピッキンギター上達にいたるヒントやタブ譜が音源とともに満載。
 ■バンジョー・ニューズレター誌
  世界唯一のバンジョー専門月刊誌。毎号タブ譜満載(ウェブサイトから「MP3」で音源入手可!!)、バックナンバーもお問い合せ下さい。探しておられるタブ譜の曲名や演奏スタイル、またお気に入り奏者の特集も探します。収蔵曲のCDやDVDなども在庫していますので、お問い合わせください。
  BNL-13/07 最新2013年7月号 \630-

 話題の第一世代ブルーグラスバンジョーのフォロワー、クリス・ヒルのカバーストーリーと"If That Footsteps That I Hear"と"I Get the Blues When It Rains"のタブ譜、曲はともにトム・フェラーとのブルーグラス・バッカルーズ『Feller and Hill and the Bluegrass Buckaroos』(BCR-035 \2,573-)より。そのほか、レノ・スタイル"Mr. Bottle"、トム・アダムズ"Rock Around the Clock"ほか、"Beaumont Rag"、"Lady Be Good"、"St. Anne's Reel"などとオールドタイム/クロウハンマーなどのタブ譜満載。
  BNL-13/06 2013年6月号 \630-

 ディック・ワイズマン(Dick Weissman)のカバーストーリー……って誰?って思うよね。でもきっと、結構多くのひとが見たことのある、ウッディ・アレンみたいな人が楽器店のようなところでオープンバックのバンジョーを弾いていて、その写真が、斜め上にダブってコラージュされているジャケット、タイトルは『Modern Banjo Mountain Style』……覚えていませんか? 1961年にはフォークグループ、ジャーニーメンを結成、フォーク界の知られざる最先端を歩んできたディックのインタビュー。人に歴史あり! フォークのみならず、スクラッグスやボビー・トンプソン、ライ・クーダーやビル・ダノフら、さまざまな登場人物の逸話も楽しい。そのほかタブ譜は、アール・スクラッグス"Red River Valley"(ハートフォードとのジャムテープより、この逸話が面白い!!)、初心者には"When You and I Were Young Maggie"、ブルース"I'm So Glad"、トム・アダムズdチューニングの"Cumberland Gap"、ジェリー・リード"Jerry's Breakdown"、ドビュッシー"Reverie"、リッチ・スティルマン"Cascade"ほか、クロウハンマーなどのタブ譜満載。
  BNL-13/05 2013年5月号 \630-

 ティム・ウィードのカバーストーリーのほか、アメリカン・バンジョーキャンプ・リポート、クロウハンマーで弾くバッハの特集ほか、タブ譜はアール・スクラッグスがハイロ・ブラウンとライブ録音を残した闊達な"Prisoner's Song"、アラン・マンデ"Cotton Patch Rag"ほか、バンジョーに関するタブ譜と話題満載40頁。
  BNL-13/04 2013年4月号 \630-

 アリソン・クラウスのユニオン・ステーションのロン・ブロックをカバーストーリー/インタビューにタブ譜は、ジェリー・ダグラス作アリソン・クラウスの『New Favotite』に収められていた"Choctaw Hayride"と同アルバムからの"Take Me for Longing"、そして最新作『Paper Airplane』からの"My Love Follows You Where You Go"ほか、ニューロストシティ・ランブラーズのジョン・コーヘンのシビアなインタビュー「On Old-Time Music Before There Was 'Old-Time'」とタブ譜"Cumberland Gap"と"Buck Creek Girls"ほか、タブ譜は"Fireball Mail"のインプロバイズ、トニー・トリシュカの3-0-2リックによる"Black Mountain Rag"、トム・アダムズのハイポジションのレッスンはスクラッグス・リックのバリエーション。ディーリング・バンジョー社のリポートもあるバンジョーに関する話題満載40頁
  BNL-13/03 2013年3月号 \630-

 トニー・ライスらと「クロウグラス」という、ブルーグラス・バンドのセッティングでクロウハンマーを弾く独自の世界を築き、昨秋は第3回スティーブ・マーティン賞を受賞したマーク・ジョンソンのカバーストーリーと"Marching Through Georgia"(パイのパイのパイで知られる東京節)のタブ譜ほか、アール・スクラッグスのライブテープからオタク美学の"Your Crazy Heart"、フレッド・ゲイガーのコード遊びは1931年のビング・クロスビー"Wrap Your Troubles in Dreams"、トム・アダムズはハイポジにおけるDからGへ戻る10の方法、ジャネット・デイビスのバックアップはCチューニングにおける"Soldier's Joy"、ジャム・スタンダードを変拍子で楽しむジェイク・シェップスの7拍子の"Whiskey Before Breakfast"と5拍子の"Blackberry Blossom"、ティム・カーターの"Waltz for Earl"ほか、各種クロウハンマーなど、バンジョーに関する話題満載40頁。
  BNL-13/02 2013年2月号 \630-

 2011年のIBMA最優秀バンジョー奏者で、ただひとり最優秀フィドル奏者も獲得しているロン・スチュワートのカバーストーリーとタブ譜は"Crawford County"、ロジャー・シミノフによる「プリウォーサウンドpart 2」はアール・スクラッグスの右手のアタックに関する考察、初心者は「知っておくべき10のリック」、トム・アダムズは「タブを書こう!?」、ジャネット・デイビスのバックアップは"America the Beautiful"をネタにセブンスコードの使い方、アール・スクラッグスは先月に続いてジャムでの"Walking the Floor Over You"ほか。
  BNL-13/01 2013年1月号 \630-

 懐かしや!アンディ・オウエンズと来日したジェフ・スロギンズのカバーストーリーとタブ譜は"Woodland Arch"と"Boundary Hunter"、そのほかアール・スクラッグスはシラブルで弾く"Walking the Floor Over You"、ハーモニー研究「枯葉B」、トム・アダムズは「発見されるのを待つ音たち」と題したちょっとしたアイデア集、バックアップは"Old Spinning Wheel"、初心者コーナーはコード進行のパターンリストほか、オールドタイム・コーナーと、バンジョーに関する話題満載40頁。
 ■ブルーグラス・アンリミテッド誌
  米国の最大のブルーグラス月刊専門誌。お探しの記事などバックナンバーもお問い合わせください。
  BU-13/08 最新2013年8月号 \840-

 スティーブ・ヒューバーが復活させたウエイド・メイナーの1930年製ギブソン・グラナダ#9530-4をカバーストーリーに、今年からノースカロライナ州ローリーに移るIBMAのワールドオブブルーグラス、その誘致に尽力した団体パインコーン、ビル・モンローの愛人だったベッシー・リー・モウルディン、そしてギブソン・ピラミッド・バンジョーと呼ばれた戦前のマスタートーン・スタイル2の物語などの特集のほか、米国ブルーグラス情報満載の64頁。 
  BU-13/07 2013年7月号 \840-

 ロニー・レノのカバーストーリーほか、タウンマウンテン、デニス・マクブライド、「ヒルビリー」という言葉の由来となった1920年代のバンド、ザ・ヒル・ビリーズの正体ほか、米国ブルーグラス情報満載の66頁。
  BU-13/06 2013年6月号 \840-

 リッキー・スキャッグスのカバーストーリーのほか、リッキーのハーモニーパートナーを18年間努めるポール・ブルースター、ライマン公会堂再建物語、ラス・カーソンとグレン・カーソン「バンジョーファミリートゥリー」、若手ヒルベンダーズなどの特集のほか、、米国ブルーグラス情報満載の70頁。
  BU-13/05 2013年5月号 \840-

 スティールドライバーズをカバーに、ポール・ウィリアムズ、ジョー&ステイシー・アイザックス、バンジョー・サファリのアフリカ旅行記などの特集ほか、定期コラムなど米国ブルーグラス情報満載。
  BU-13/04 2013年4月号 \840-

 キャシー・キャリックとスピニー・ブラザーズをカバーに、ジム・ハーストのソロについて、ビル・モンローやデル・マッカーリーとの活躍で知られるトラッドグラス・フィドラー、ビリー・ベイカーなどの特集ほか。
  BU-13/02 2013年2月号 \840-

 ジム・ローダーデイルのカバーストーリーほか、マンドリンのスーパーピッカー、アラン・バイビー、ギター若手ジョーダン・タイス、オハイオのジェッツ・クリークなどの特集ほか。
  BU-13/01 2013年1月号 \840-

 サム・ブッシュを表紙に恒例の全米ブルーグラス・フェスリスト(数百箇所)と、ブリストル・リズム&ルーツ・リユニオン・フェス、ルディ・フェス、マウンテン・オープリハウスなど、各地のイベント特集に連載コラムほか。
 ■オールドタイム・ヘラルド誌
  内容の濃いオールドタイム音楽専門誌。アメリカン・トラッド音楽研究に必読の良書!!バックナンバーが揃っています。お問い合わせください。
  OTH-1303 最新第13巻3号 \1,260-

 アルバート・ハッシュ・メモリアル・フェスのリポート、ミズーリ・フィドラーのR.P.クリステンソン、ウォルト・コーケンの連載「Tales from the Woods Vol.3」など、オールドタイム/アメリカンルーツ音楽情報満載の52頁。 
  OTH-1302 第13巻2号 \1,260-

 全米フェス&キャンプガイド特集のほか、西アフリカ・ガンビア共和国ジョラ族のアコンティング奏者ラエモウアヒュマ・ジャッタのインタビュー、ウォルト・コーケンの「ハイウッド・ストリングバンドからの逸話A」は「ショッティーシュ(ボヘミア起源のダンス)」など、オールドタイム/アメリカンルーツ音楽情報満載の52頁。
  OTH-1301 第13巻1号 \1,260-

 ダン・マーゴリーズ「ハンドメイド弦〜猫と馬の尻尾から生まれる音楽」をメイン特集に、アート・ローゼンバウム「北部ジョージアでの1日」、ウォルト・コーケン「ハイウッド・ストリングバンドからの逸話」シリーズ第1回など、オールドタイム/アメリカンルーツ音楽情報満載の52頁。
 月刊『ムーンシャイナー』
  1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス月刊専門誌、28年目です。

■定期購読:1年¥6,000-半年¥3,300-

 お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。

■バックナンバー:各¥525-。

 下記以外にも、アーティストや知りたい事をお知らせ下さい。掲載号を探してお送りします。
  MS-3010 最新2013年8月号(通巻358号)\525-

 「ハウトゥープレイ・ブルーグラス」特集として、ブルーグラス楽器奏法のつかみ方を「岸本一遥のケニー・ベイカーから学んだこと」や「アールの日」のリポートを軸に特集。そのほか、奥 和宏「アメリカン・ルーツミュージック、ディスクでたどるアメリカ音楽史」、全国サイマル放送一覧表とFMはしもと「しもちゃんの“Bluegrass”でナイト」、学生プロファイル#7は首都大学東京「山本南希」、人口16人の瀬戸内海での「斎島ブルーグラス」、ブルーリッジに本拠を置くマウンテン・フィーバー・レコード社、埼玉・狭山市の美食ブルーグラスレストラン「SOFT」、ネッシーエクスペディション37年目の渡米顛末記Cほか、日米ブルーグラス情報満載!! 
  MS-3009 2013年7月号(通巻357号)\525-

 第26回マールフェスリポート」ほか、ジョージ・ジョーンズ追悼「カントリーソング」後編、ジェイコブ・シャープ「ミプソ」来日!、菅沼工房5弦フィドル製作記E最終回、井上 高とホームタウナーズ「50年前に活躍したプロのブルーグラスバンド」後編、学生ブルーグラス・プロファイル#6 北海道大学「兼平愛弓」、日本ブルーグラス年表#65「1977年」ほか、ネッシーエクスペディション37年目の渡米顛末記B、1911年ビル・モンローの生まれた日ほか、日米ブルーグラス情報満載!!
  MS-3008 2013年6月号(通巻356号)\525-

 北海道の八雲フェス特集のほか、ジョージ・ジョーンズ追悼「カントリーソング」前編、ブルーサイド・オブ・ロンサムと坂本愛江、「Tri Barrel(トライバレル)」尾崎博志、古橋一晃、河合徹三、知っておきたい#2「新進気鋭のマンドリニストたち」、菅沼工房5弦フィドル製作記D、井上 高とホームタウナーズ「50年前に活躍したプロのブルーグラスバンド」前編、学生ブルーグラス・プロファイル#5 名古屋大学「山田遼一」、日本ブルーグラス年表#64「1976-77年」ほか、日米ブルーグラス情報満載!!
  MS-3007 2013年5月号(通巻355号)\525-

「フェスティバル・シーズン到来号」として、ブルーグラスフェスの歴史とウィンターグラス2013リポート後編のほか、ブルーグラス・リズムギター上達の近道、サードタイムアウト「ブルーグラスる!?(Bluegrassed)」、知っておきたいブラザーデュオ一覧、ケンタッキーのモアヘッド州立大学ブルーグラス科を訪ねた川合くんのすばらしいリポート、ネッシーエクスペディション米国ツアー顛末記A、学生ブルーグラスプロファイル#4「米澤 望(酪農学園大)」、菅沼工房5弦フィドル製作記Cなど特集ほか。
  MS-3006 2013年4月号(通巻354号)\525-

 今月久々に来日、東海道をバンジョー行脚するビル・キースの大特集後編、ジェリー・ガルシアやライ・クーダーらとの逸話など、1963年のビル・モンローとブルー・グラス・ボーイズの重厚な写真をカバーに、ウィンターグラス2013リポート前編、ネッシー・エクスペディション米国ツアー記@、ブルーグラス・アルバム・バンド・リユニオン、マイク伊藤「留学のススメ」、ロストシティキャッツ・リユニオン、菅沼工房5弦フィドル製作記B、学生ブルーグラスプロファイル#3「森山亮治(大谷大)」などの特集ほか、日米ブルーグラス情報満載!!
  MS-3005 2013年3月号(通巻353号)\525-

 4月に久々の来日、大阪、京都、名古屋、浜松、横須賀、東京でワークショップやコンサートをするビル・キースをカバーストーリーに、フルアルバム『Sailing Home』を発表し今月には全米ツアーをする女性トリオ、パイレーツ・カヌー、ハンク・ウィリアムズのセイクレッドソング解説、2012年年発表レコード総括、菅沼工房5弦フィドル製作記A、学生ブルーグラス断簡その壱「松本捺美(神大)と小形奈緒子(東北大)」などの特集ほか、日米ブルーグラス情報満載!!
  MS-3004 2013年2月号(通巻352号)\525-

 ドブロのマイク・オルドリッジのカバーで追悼特集「ブルーグラスを変えたドブロ奏者」ほか、ブラザーデュオ秀作を発表した渡辺敏雄、かつてジューンアップル誌のスタッフだった菅沼利夫「5弦フィドルへの道@」、ラジオ関西「カントリーミュージック・トラベル」が今年20年、950回目を迎えているDJ阿部和則のリポート、1946年のブルーグラス誕生の年にオープリで出会った?ハンク・ウィリアムズとビル・モンローなどの特集ほか、日米ブルーグラス情報満載!!
  MS-3003 2013年1月号(通巻351号)\525-

 アール・スクラッグスの右手の表紙写真にメイン特集は、村片和彦のアール・スクラッグス奏法解析「俺、アールやもん」と、先月号の50年前のフラット&スクラッグス『カーネギーホール』で「マーサ・ホワイト!」を叫んだ本人の当時のリポート「アール・スクラッグス異聞」ほか、市川慎一郎のボジョアギター“Slope D”「バンジョーキラー」修理リポート、若手ドブロ宣言「ドブロだって主役!」、60年前の1953年1月1日にアパラチア山中で息を引き取ったハンク・ウィリアムズの最後の1年ドキュメント、フットヒル・ドライブ「アメリカツアー記」などの特集ほか、日米ブルーグラス情報満載!!
  MS-3002 2012年12月号(通巻350号)\525-

 50年前のフラット&スクラッグス『カーネギーホール』カバーストーリー特集ほか、1月に盛岡から沖縄まで、全国12ヵ所をツアーする井上太郎の「TARO & JORDAN」、千日前ブルーグラスアルバムバンドが伝えるアーリーブルーグラスの魅力!、手島家のマールフェス珍道中記B最終回、名古屋大学ブルーグラスの「本場に学ぶ!ナッシュビルとIBMAのWoB体験」ほか。
  MS-3001 2012年11月号(通巻349号)\525-

 11月号恒例のIBMAアワード大特集号で現在の米国ブルーグラス・トレンドを一挙紹介のほか、16年ぶりに全国8ヵ所をツアーするブルーグラス45、手島家のマールフェス珍道中記A、名古屋大学ブルーグラスの「本場に学ぶ!ブルーリッジ紀行」ほか。
 B.O.M.ご利用方法
  ビー・オー・エムのニューズレターは会員制ではなく、商品の定期購買者に無料でお届けしています。一定期間、 弊社からの商品のお買上げがない場合、勝手ながらレターの発送をストップさせて頂きますので、ご了承下さい。

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 ビー・オー・エム・サービスのホームページでは随時、最新入荷案内やニュースを更新しています。ニューズレター、在庫リスト、ムーンシャイナー誌バックナンバーなども紹介しています。最新情報の更新案内をメールでご希望の方はお申し出ください。
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