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B.O.M.Newsletter #380web 2012年6月11日 |
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INDEX
今月の新入荷注目作品
ブルーグラス新入荷
ブルーグラス発掘&編集モノ新入荷
B.O.M.特選コーナー
ブルーグラスお勧め作品
ブルーグラス古今の秀作コーナー
インスト新入荷
各楽器別お勧め再入荷作品
オールドタイム&フォーク新入荷
カントリー新入荷
カントリーお勧め作品
映像新入荷
映像ものお勧め作品
教則もの新入荷
教則ものお勧め
楽器、その他……
輸入雑誌
月刊『ムーンシャイナー』
B.O.M.ご利用方法
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梅雨入りですね。鬱陶しい雨も、豊かな実りをもたらします。……自然って、うまくできてますね。悲しいけれども、人が亡くなるのも自然ですね。
今年前半、3月28日のアール・スクラッグス、そして5月29日のドック・ワトソンと、ブルーグラスとオールドタイム音楽にとても大きな影響を残した偉人が相次いで亡くなりました。アールのときにも述べましたが、このふたりのおかげで、どれほど多くの人が新しい世界と出会ったことでしょう。そんなことを考えると、彼らと同じ時代を生き、出会ったことに感謝しても仕切れません。その出会いを大切に、これかも彼らからもらった音楽をもっと楽しく、大きなものにしたいですね。
◆この6月から7月、ムーンシャイナー6月号でも紹介したように、日米草の根交流のようなイベントが三種類あります。
①ブルーグラス・ハーモニーのルーツのルーツである初期アメリカで生まれたシェイプノート・シンギングの実際をティム・クックが指導するワークショップ。東京(6/24)と大阪(6/25)。(問)井上ゆい子、info@ann-grassroots.com
②ブルーグラス・ハーモニーの基本を教え、一緒に楽しむスー・トンプソンのボーカル・ワークショップ。愛媛(7/14)、岡山(7/15)、東京(7/18)。(問)磯山裕美、ray.bluekiss@gmail.com
③そして7月、1ヶ月間にわたるノースカロライナ大学生、ジェイコブ・シャープの「日本ブルーグラス」研究のための調査と各地でのピッキンパーティ。(問)井上ゆい子、info@ann-grassroots.com
いずれも、若い人たちが中心になり企画/主催しています。みなさん、協力してあげましょうネ!!
◆月刊ムーンシャイナー最新6月号(¥525-)は、アメリカン・ハーモニー前編「グレゴリオ聖歌から南部教会音楽/シェイプノート・シンギングについて」ほか、ダグ・ディラード追悼、イッツ・ア・クライング・タイム「1972年6月渡米」、森繁昇「ロストシティ・キャッツ」、小樽「グラスオーセブン」、ジェイコブ・シャープ「米国学生ブルーグラス事情」、日本ブルーグラス年表1974年ほか、日米ブルーグラス情報満載!!
月刊ムーンシャイナー定期購読は1年間(12冊)
¥6,000- 半年間(6冊)¥3,300-。単冊は¥525-ですが、ぜひとも年契ポートをお願いします。購読開始希望月をお知らせください、早速お送りします!!
ほんま、ムーンシャイナー購読、そして原稿への協力……、なにとぞよろしくお願いします!
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今月の新入荷注目作品 (電子版レター#376と#377の新入荷も含みます) |
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SME-97465 YO-YO MA, STUART DUNCAN, EDGAR MEYER & CHRIS THILE『Goat Rodeo
Sessions Live』DVD¥2,079-(本体¥1,980-)
今年1月31日、ヨーヨー・マとクリス・シーリの歴史的ライブがDVD化だ。映像新入荷参照。
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KMA-0001 LOU REID & CAROLINA『Callin' Me Back Home』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
ダッフィ後のシーンを支えるルー・リード、自身のバンドでの最新作。ブルーグラス新入荷参照
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HESS-2012 CLAY HESS『Rain』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
リッキー・スキャッグスKYサンダーから現在はシエラ・ハル&ハイウェイ111で活躍するスーパーギタリストの最新作。ブルーグラス新入荷参照。
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COMP-4581 LARRY STEPHENSON『What Really Matters』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
ソロ活動20年、超強力助っ人ともにコンパス移籍、入魂の第一弾。ブルーグラス新入荷参照。
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RUR-1099 BOBBY OSBORNE & ROCKY TOP X-PRESS『New Bluegrass & Old Heartaches』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
超人ボビー・オズボーン80歳、すばらしい最新作、ブルーグラス新入荷参照。
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MCAD-31310 BILL MONROE『Bluegrass '87』CD¥2,079-(本体¥1,980-)
ビル・モンロー晩年の廃盤が限定入荷、ブルーグラス発掘新入荷参照。
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NF-9069 BILL EVANS『In Good Company』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
バンジョー教育者でもあるビル・エバンズの最新作にはゲストが一杯。インスト新入荷参照。
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OB-707 TED LUNDY & the Southern Mountain Boys CD¥2,573-(本体¥2,450-)
アーリー・ブルーグラスの香りがプンプン、テッド・ランディの1962~1971年録音のすばらしいトラッドグラス作品。ブルーグラス発掘新入荷参照。
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ROU-0648 STEEP CANYON RANGERS『Nobody Knows You』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
スティーブ・マーティンとの共演で知られるスティープ・キャニオン・レンジャーズ最新ラウンダーデビュー作。ブルーグラス新入荷参照。
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JASMD-3608 V.A.『Bluegrass: That High Lonesome Sound』CD2枚組¥2,888-(本体¥2,750-)
メチャ味わい深く楽しい初期ブルーグラス秀作。ブルーグラス発掘新入荷参照。
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BGOCD-830 EARL SCRUGGS REVUE『Anniversary Special Vol.1 & Vol.2』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
1975年と76年に発表されたスクラッグス・レビューのアルバム2枚。ブルーグラス発掘新入荷参照。
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SCOUNT-001 STANLEY BROTHERS『Songs of Tragedy and Redemption』CD¥2,079-(本体¥1,980-)
イギリスから25曲を詰め込んだスタンレー・ブラザーズ曲集。ブルーグラス発掘新入荷参照
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PCR-1302 THE DILLARDS『Mountain Rock』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
1979年、ハーブ・ペダーソンを擁したディラーズ、幻のダイレクトディスク録音盤の登場だ。ブルーグラス発掘新入荷参照。
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AGR-1023 MIPSO TRIO『Long, Long Gone』CD¥2,000-(本体¥1,905-)
ムーンシャイナー6月号で紹介された学生バンド。BOM特選、ムーンシャイナー6月号関連参照。
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SBR-120808 STEVE KAUFMAN『Acoustic Stomp』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
3度の全米フラットピッキン・チャンプのギター集。インスト新入荷参照。
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SMB-2012 SLEEPY MAN BANJO BOYS『America's Music; Classic American Bluegrass』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
昨年来、米国で大きな話題の子供たち、フツーじゃないぞ!! インスト新入荷。
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RCSI-1068 DAVID NAIDITCH『High Desert; Bluegrass Sessions』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
パット・クラウドほかによるとても楽しいブルーグラス・スタンダード集。インスト新入荷参照。
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MAF-02 ながい よう『ちむじゅらさん』CD2枚組¥2,500-(本体¥2,381-)
ディランIIの永井 洋、ブルーグラスも取り入れた2枚組、オールドタイム/フォーク新入荷参照。
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THM-1206 LONESOME SISTERS『Deep Water』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
アパラチアの陰影を見事に表現する女性デュオの最新第4作。オールドタイム/フォーク新入荷参照
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VAN-78208 MERLE HAGGARD『Working in Tennessee』CD¥2,888-(本体¥2,750-)
大御所マール・ハガード、昨年10月発売の最新作。カントリー新入荷参照。
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B0069EO200 映画『コールド・マウンテン』Blue-Ray¥2,500-(本体¥2,381-)
B0069EO6CO 映画『コールド・マウンテン』DVD¥1,500-(本体¥1,429-)
ブルーリッジのオールドタイム音楽が背景となった2003年のアカデミー受賞作品。映像新入荷参照。
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VAR-66768 THE DILLARDS『A Night in the Ozarks』DVD¥2,573-(本体¥2,450-)
5月に亡くなったダグ・ディラード、彼の思い出が一杯の映像ドキュメント。映像新入荷参照。
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HL-307116 DAILEY & VINCENT『Songbook』book ¥3,570-(本体¥3,400-)
現在、サイコーのハーモニーを誇るデイリー&ビンセントのソングブック。教則新入荷参照。
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MISC-0014 CHEAT-A-KEYS『D-Tuner』 ¥26,250-(本体¥25,000-)
あの"Flint Hill Special"の快感が味わえる「D-チューナー」の決定版! 楽器/その他参照。
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ROU-9142 BELA FLECK & THE MARCUS ROBERTS TRIO『Across the Imaginary
Divide』CD\2,573-(本体\2,450-)
べラ・フレックとピアノ・ジャズ・トリオの共演。詳細次号
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SWR-11016 DAVID THOM『That Old Familiar』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
ローリー・ルイスのプロデュースによるサンフランシスコのローカル・ブルーグラス・シンガーのソロ・プロジェクト。バックにはローリー(f)、ビル・エバンス(bj)、チャド・マニング(f)、トニー・マーカス(bs)、トッド・フィリップス(bs)、トム・ロザム(m)、パトリック・ソーバー(bj)、ポール・シュラスキー(f)、マイケル・ウィッチャー(d)西海岸のオールスターが共演。詳細次号。
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ブルーグラス新入荷 (電子版のみで紹介したレター#376と#377の新入荷も含みます) |
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HESS-2012 CLAY HESS『Rain』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
Cabin in Caroline/Traveling Down the Blue Road/Walter B/My Little Girl in Tennessee 他全11曲
リッキー・スキャッグスのケンタッキーサンダーで、ブライアン・サットンの後釜としてデビュー、そのシュアにしてメチャ早フラットピッキンで人々を驚かせたクレイ・ヘスの最新作。9歳でトニー・ライスの"Manzanita"を聴いてギターを弾きはじめたというんだから「……フムウム!!」。KYサンダーから移籍したマウンテンハートでは、ちょうどトニー・ライスとのコラボツアーで活躍、そののちシエラ・ハル&ハイウェイ111で昨年末まで活躍、現在は自身のクレイ・ヘス・バンドを率いるスーパーギタリスト本作ではフラット&スクラッグスのマーキュリー名作2曲のほか、マンドリンにはシエラ・ハルとアダム・ステッフィ、バンジョーにはロン・ブロックとシエラとともに高校生のときに来日したコリー・ウォーカー、フィドルには同じ来日組のクリスチャン・ウォードとティム・クロウチ、ベースはハロルド・ニクソンとアーロン・ラムジーといった完璧な面子。その渋いバリトン・ボイスを活かしたボーカル作品だが、1曲のインスト(ロンのバンジョー!!)、F&Sカバー2曲のすごいこと(高校時代来日組が爆発!!)、そのほかドイル・ローソン&クイックシルバーのカバーやオリジナルなど、さすが一流サイドマンを長年続けたセンスが光る秀作である。
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RUR-1099 BOBBY OSBORNE & ROCKY TOP X-PRESS『New Bluegrass & Old Heartaches』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
I'm Going Back to the Mountain/Heartaches Looking for a Home/Muddy Waters/The
Old Oak Tree/Low and Lonely/Born in Kentucky 他全10曲
ブルーグラス第一世代の80歳、超人ボビー・オズボーンのすばらしい最新作、グレン・ダンカンのアメージング・フィドルに導かれるコード・プログレッションに従いつつ、オズボーン・ブラザーズ伝統を踏まえたアレンジがメチャ面白く、快適だ。卒中による右指の麻痺のために引退したソニー・オズボーン(74)のデッカ/MCA時代の最後、6弦バンジョーを駆使していた頃を髣髴させるマイク・トッピンズの思わせぶりソニーも、グレンのアグレッシブなスパイカー特級スタイルとともに、メチャ楽しませてくれる。ハーモニーは、ボビーの息子ボビー・オズボーンJr(bs)が見事にリードとテナーで父親の完璧なサポート、グレンのバリトンとともにカバーする。ギターにはジョー・ミラー、全員がロッキートップ・エクスプレスの正式メンバーだ。ディキシー・ジェントルメンのジェイク・ランダース作の2曲、ポール・クラフトのHeartaches Looking for a Home"やセルダム・シーンの"Muddy Waters"、フレッド・ローズ"Low and Lonely"では久々のマンドリンイントロが嬉しい。7月に83歳を迎えるジェシー・マクレイノルズと並び、現役の第一線で走り続けるブルーグラス第一世代の偉人、その衰えない抑えがたい衝動を味わいたい。
ちなみに前作、デビュー60周年記念『Memories』(RUR-1072 ¥2,573-)は、ラッセル・ムーアやパティ・ラブレス、デビッド・グリスマンやロニー・マッカーリー、サミー・シーラーやオウディ・ブレイロック、そしてなんと!!三味線の国本武春らをゲストに迎え、初期オリジナル"Pain in My Heart"から、出世曲"Ruby"、そしてテネシー州歌にもなった"Rocky Top"をはじめ代表曲がズラッの楽しい作品もオススメです。
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ROU-0648 STEEP CANYON RANGERS『Nobody Knows You』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
Rescue Me/As I Go/Natural Disaster/Summer Winds/Open Country/Knob Creek/Reputation 他全12曲
名門ノースカロライナ大学チャペルヒル校の学生バンドとして2000年に結成されたスティープ・キャニオン・レンジャーズ、スティーブ・マーティンとの共演で一躍トップグループになった彼らだが、それ以前に新進バンドとして2006年にIBMA最優秀新人バンドを受賞した実力派。何よりもトラッドグラスのよさを守りながら若者らしいユニークなメロディと歌詞で、バランスの取れたバンドサウンドが元気な彼ら、ゲイリー・パチョーザとジョン・ランドールのプロデュースによるラウンダーからの1枚目だ。確かにハリウッドセレブで一流のバンジョー奏者でもあるスティーブとの2009年からのツアーで名を上げたものの、昨秋のIBMAアワード最高賞のエンターテイメント受賞、そしてグラミーにもノミネートされ、ポール・マッカートニーやディキシーチックスがゲストというスティーブ・マーティン『Rare Bird Alert』(ROU-0660 ¥2,573-)も秀逸だったにはそのすばらしいバンドサウンドがあったからこそだろう。本作ではティム・ハーディンの"Reputation"のカバー以外はメンバーのオリジナルで、とくに過去4枚のレベル作品で定評のあるグレアム・シャープ(bj)のキャッチーな曲がメインだ。ウッディ・プラット(g)、マイク・ガグギノ(m)、ニック・サンダーズ(f)、チャールズ・ハンフリーIII(bs)のメンバーの結束も固く、とても新鮮なブルーグラスを聴かせてくれる。
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COMP-4581 LARRY STEPHENSON『What Really Matters』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
My Heart Is on the Mend/Seashore of Old Mexico/Blues Don't Care Who Got'em/Big Train 他全12曲
クリスタル・クリアなテナーボイスで、ボビー・オズボーンの再来と騒がれて20年、すでに大ベテランといったキャリアで活躍を続けるラリー・スティーブンソンの最新作。サム・ブッシュ(f)との強烈なトラッドグラス・デュエット"Philadelphia Lawyer"(サムは準備にレッド・アレンを聴いてきたという)を超目玉に、晩年のレスター・フラットとジミー・マーティンを支えたあのケニー・イングラムをバンジョーに迎え(J.D.クロウの"Beartracks"カバーもバンジョーファンに嬉しいぞ!)、背水の陣を敷いたアリソン・ブラウンが主宰するコンパス・レコード移籍第一弾。見事なケニーのスリーフィンガーロールのイントロで次々とソリッドなブルーグラスを軸に快調に飛ばしていく中、カントリーバラードやゴスペルカルテットを配し、最後にはフォービート・カントリーまで、ケニーと、ケビン・リチャードソン(g)、ダニー・スチュワート(bs)のバンドメンバーにオウブリー・ヘイニー(f)が加わっている。故ハーリー・アレンのタイトル曲ほか、ブルーグラスソングライターやマール・ハガードなど人生の機微を歌う。ラリーの旧譜では、初々しいクリスティン・スコット(ベンソン)のバンジョーにソニー・オズボーンのプロデュースという2000年作品『Two Hearts on the Borderline』(PC-1098 ¥2,573-)がある(廃盤につき売り切れゴメン!)。
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MRR-1014 FREEMAN & WILLIAMS CD¥2,573-(本体¥2,450-)
Always Looking Back/Old Wiley/Grandpa That I Know/Wrong Road Again/June Apple/John Henry/Don't Think I'll Cry/My Reward/Muddy River 他全13曲
アパラチアのど真ん中で生活してきたベテラン・ミュージシャンたち3人が組んだトリオによるシンプルなサウンドをベースにした珍しいブルーグラス作品だ。トラッドグラスで近年高い評価を受けているビッグ・カントリー・ブルーグラスのメンバーだったジョニー・ウィリアムズ(g)、デビッド・グリスマン・クインテットを聴いてマンドリンをはじめたと「裏口入学!?」を認めるスコット・フリーマン(m,f)に、自身のバンドで数々の賞を受けているジーネット・ウィリアムズ(bs)。ジョニーとジーネット夫妻のリード・ボーカルを交互に配しながら、オリジナルやトラッド、カントリーヒットなどを非常にシンプルなサウンドに、しっかりとしたトリオ・コーラスで、趣味よく聴かせる。
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KMA-0001 LOU REID & CAROLINA『Callin' Me Back Home』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
When the Love We Have Is Gone/Oh, Kentucky/Blew Monday/Some Hearts/Kentucky Blues 他全10曲
圧倒的なボーカルのうまさとそのバリトンからテナーまでの幅広いレンジ、そして何でもこなすマルチプレイヤーぶりでリッキー・スキャッグスのカントリーヒットを支え、その後はドイル・ローソン&クイックシルバーで時代を創り、ジョン・ダッフィ亡き後のセルダム・シーンを、ダドリー・コンネルとともに支えてきたルー・リード、自身のバンド、カロライナの最新作である。いずれもブルーリッジ系ブルーグラスのテクニックと感覚をたっぷりと身につけたシャノン・スローター(g)とトレバー・ワトソン(bj)に、すばらしい女性ブルーグラス・ボーカルを1曲披露する妻クリスティ・リード(bs)のカロライナに、ロン・スチュワートとロブ・アイクスが参加、ゲストにはトニー・ライスが"Oh Kentucky"で美しいギターを、マイク・オルドリッジが最後のカントリー曲で"Big Old Red Guitar"でペダル・スティールを弾いている。メチャ早の"Carolina Moonshine Man"が最初のシングルとして現在、ブルーグラス・ラジオに取り上げられはじめているという。さすがにシュアなコンテンポラリーブルーグラス作品。
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ブルーグラス発掘&編集モノ新入荷 |
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JASMD-3608 V.A.『Bluegrass: That High Lonesome Sound』CD2枚組¥2,888-(本体¥2,750-)
1945年12月にアール・スクラッグスがビル・モンローのブルー・グラス・ボーイズに加わってから生まれ、のちに「ブルーグラス」と呼ばれるようになる音楽がいかに衝撃だったのか、さまざまな人が証言しているし、現に日本にいるわれわれも、その虜になっている。同時期に広まった「ホンキートンク・カントリー」には電気ギターやスティールギターなどより大きな仕掛けが必要だったからなのか、当時、アパラチアをはじめ東南部一帯のストリングバンドが一斉に「ブルーグラス」を演奏しはじめたという。それは第2次世界大戦という強烈なプレッシャーから開放された若者たちが情熱をぶつけるのにふさわしいヒップなドライブ感に溢れ、かつ、アパラチアン・バラッドとのちにロカビリーからロックへとつづくブルース色の濃いヒット曲が混じり合った気持ちのいいメロディーとハーモニーに彩られていた。イギリスから発表されたこの2枚組CDにはそんな、有名無名のフォロワーたちの生き生きとした楽曲が雑多に収められている。11歳というから1948年、バンジョーを買い与えられたソニー・オズボーンが14歳で1952年に録音した"Uncle Pen"を1曲目に、1953年発売のロウズ・ブラザーズ"Orange Blossom Special"が2曲目、つづいて1960年代に日本盤が出ていたバリア・ブラザーズ、4曲目にはラッキー・チャップマンの"Blue Grass"、なんとジョン・ダッフィによるアグレッシブなマンドリン・インスト!!……などなど。たしかに録音も良くないし、演奏技術もスーパーなわけない、けれどもこの深い味わいとウキウキ/ワクワクは何だろう? これは、ムーンシャイナーの特集ネタだ。近々、この謎を解明してみよう。みんなのブルーグラスがもう一段深まるかもしれないぞ……!? とりあえずそれまで、この麗しい!?アーリー・デイズ・オブ・ブルーグラスの雰囲気にどっぷりと浸ることをオススメします!!
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PCR-1302 THE DILLARDS『Mountain Rock』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
Caney Creek/Don't You Cry/Reason To Believe/I've Just Seen the Face/Walkin in Jerusalem/Never See My Home Again/Somebody Touched Me 他全11曲
1968年、ダグの抜けたディラーズがその代わりに加わったバンジョーとテナーのハーブ・ペダーソン(ピーダソン)とともに成したウエストコースト・ロック大名盤『Wheatstraw Suite』を再現しようと目論んだのか、10年後の1979年、ソロ・キャリアを積んでいたハーブ・ピーダセンを再び擁したディラーズ、当時としては最新技術だったダイレクト・ディスク録音を2日間にわたって行ったとき、さらに当時では珍しいデジタル録音でバックアップとして録られた音がCDとして登場だ。「ブルーグラス/カントリーロック初のデジタル録音、ボリューム最高でドーゾ」と謳われている。で、演奏は、これがすごい!! むかし、初めて聞いたときは「何、これっ」と思ったのはなぜだろう? 何よりも、ロドニーのボーカルセンスとハーブの強烈なバンジョーとテナーに(スタンレー曲"Fields Have Turned Brown"でソロ)、クールなディーン・ウェッブのマンドリンとハモがいい。バーン&レイのレイ・パークがフィドルで参加。とても複雑なコーラスとアレンジにもかかわらず、またポール・ヨークのドラムスにエレキとエレベも伴ったロック指向で目一杯のボリュームで演じるその自信!!がバリバリと伝わる、ライブの醍醐味が味わえるのだ。エルトン・ジョンがほれ込んで初の全米ツアー(1972年)のオープニングに指名されたというザ・ディラーズのすごい能力とポップ性に今更ながら驚き、ホンマ、そのスタジオに迷い込んだような臨場感が味わえるぞ。
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SCOUNT-001 STANLEY BROTHERS『Songs of Tragedy and Redemption』CD¥2,079-(本体¥1,980-)
Mother No Longer Awaits for Me at Home/Little Glass of Wine/White Dove/Lonesome River/Man of Constant Sorrow/Nobody's Love Is Like Mine 他全25曲
アメリカのスタンレーファンがうらやむ、レーベルを越えた英国製ベスト25曲集。初期リッチ・R.トーンからコロムビア、そして高い評価のマーキュリー時代からキング/スターデイ時代までを網羅、ブルーグラスの歴史に大きな足跡を残したスタンレー・ブラザーズの名曲名演、ビル・モンローの助言でエルビスをカバーした"Blue Moon of Kentucky"や21世紀に大ヒットした"Man of Constant Sorrow"、シェイプノート・シンギングの伝統を汲んだ"Angel Band"からブルーグラス・フィドルの定番となった"Orange Blossom Special"などが一望できるすばらしいコンピレーション。もちろん、その各時代の全録音も揃っている(■ブルーグラス・マスターズの項参照)ので、それぞれの味わいをゆっくり楽しむのもよい。とりあえず、スタンレー・ブラザーズの音楽を一望するにはうってつけの廉価版である。
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OB-707 TED LUNDY & the Southern Mountain Boys CD¥2,573-(本体¥2,450-)
Mountain Sally Ann/Dark Hollow/Banjo Boy Chimes/Ryestraw/Garden in the Sky/Don't Forget Me Little Darlin'/On and On/When You Are Lonely 他全18曲
1937年組、アールのバンジョー絶頂期に15歳前後だったバンジョー奏者のひとり、テッド・ランディ(1937-1980)の1962~1971年の録音を集めたアーリー・ブルーグラス秀作である。1980年に自殺したテッドのアパラチアの雰囲気が横溢したなトラッドグラス音楽は、1965年からバンドメンバーだったボブ・ペイズリー(1931-2004)によって継承され(2001年作品『Forty Years of Trouble』のみ在庫あり)、さらにはボブの息子、ダニー・ペイズリーとテッドの息子ボビー・ランディ(bj)とT.J.ランディ(f)らによってサザン・グラスとしてハードドライビングなーでソウルフルなトラッドグラス継承されていることは、ご承知の通りだ(最近2008年作『Room Over Mine』は秀作!!)。ストリングバンド音楽のメッカのひとつ、バージニア州ゲイラックスの出身で、バージニアからノースカロライナ一帯の当時の若者たちが、一斉に伝統的なオールドタイム音楽からブルーグラスに転向しはじめたその只中にいた若い彼らは、フラット&スクラックスの完璧なアンサンブルに憧れ、ビル・モンローのパンクなインパクトに耐える次々と雇う若きスーパーピッカーたちのテクニックをフォローし、瞬く間にブルーグラスのエッセンスを我が物としていった。そこに重要な要素として、全員に共通していたのは、言うまでもなくアパラチアを中心にした伝承音楽だ。本作のボーカル曲のメロディは19世紀のシートミュージックをベースに、アパラチアのブラザーデュオやカーターファミリーがリファインしていったものを、あたらしく洗練されたトリオ・ハーモニーやドライブ由来と思えるボーカルの節回しなどで軽快に表現していく、20世紀後半の経済成長とともに開けていくアパラチアのエネルギーを感じさせるものだ。またテッド・ランディのバンジョーはスクラッグス・ロールをベースにしながらも、キースのメロディックをスリーフィンガーロール的に組み入れた独自のもので、6曲収められているフィドル・チューンでその真価を発揮している。1980年代以降にブルーグラスがはまっていく完璧なリズムとは違った、もっと豊かなリズムの揺らぎの中、ノスタルジックなハーモニーやボーカルとともにアーリー・ブルーグラスのエッセンスが味わえる秀作だ。それをゲイラックス・スタイルのブルーグラスと呼ぶ。
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BGOCD-830 EARL SCRUGGS REVUE『Anniversary Special Vol.1 & Vol.2』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
Banjoman/Swimming Song/Gospel Ship/Bleeker St. Rag/Song to Woody/Hey Porter/Fairytale 他全20曲
1969年、23年に及ぶレスター・フラットとのコンビを解消、息子たちゲイリー(bs)、ランディ(g)、スティーブ(g,keyboard)、そして早弾きギタリストのジョー・メイフィスの息子ジョディ(drums)らと組んだアール・スクラッグス・レビュー。アールのコロンビア/CBSレコードとの25周年を記念して1975年と76年に発表されたスクラッグス・レビューのLPアルバム2枚がCD1枚で2005年にGOTTから発表された作品の英国版。アールの25年を祝ってゲストには、ジョン・バエズ、ビリー・ジョエル、ポインターシスターズ、ジョニー・キャッシュ、ラウドン・ウェインライトIII、ランブリン・ジャック・エリオット、ロギンス&メッシーナ、ダン・フォーゲルバーグ、ライダーズ・オブ・パープル・セイジ、バフィ・セント・メリー、レナード・コーヘン、マイケル・マーティン・マーフィーほか。アールを慕う人脈に改めて感服するとともに、ニューグラス勃興期にレビューは完全にロックしていたことを再認識。ボブ・ディラン作"Song to Woody"でアールがソロを歌ってるバースがあるの、知ってましたか?
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MCAD-31310 BILL MONROE『Bluegrass '87』CD¥2,079-(本体¥1,980-)
Long Bow/Mighty Dark to Travel/Music Valley Waltz/Old Crossroads/Old Brown County Barn/Stay Away from Me/Bluest Man in Town 他全10曲
インスト4曲、オリジナル新曲2曲の76歳にして衰えぬこの創作力、そしてジム&ジェシーやデル・マッカーリーらのゲストを迎えた再録スタンダードの4曲、ビル・モンローのオリジナル・アルバムである。ブルー・グラス・ボーイズには、ちょうど交代期にあったウェイン・ルイスとトム・ユーイングのギター、バンジョーにはブレイク・ウィリアムズ、ベースにはテイター・テイト(プロデューサーを務めたエモリー・ゴーディJrが参加するカットもある)といった来日組に、フィドルはグレン・ダンカン(ツインなどでボビー・ヒックスや火を噴くバディ・スパイカーも参加)。貴重なビル・モンローのオリジナル・アルバムの発掘である。廃盤限定入荷につき、売り切れゴメン!!
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B.O.M.特選コーナー |
■ムーンシャイナー6月号特集関連作品 |
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COL-86843 OST『Cold Mountain』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
Wayfaring Stranger/I Wish My Baby Was Born/The Scarlet Tide/The Cuckoo/Lady Margret 他全19曲
6月号のカバーストーリー、アメリカ南部教会音楽のルーツ「シェイプノート・シンギング」が登場、そのほかにノースカロライナのブルーリッジに伝わるオールドタイム音楽が背景となった名作映画(今春に廉価DVD、また初ブルーレイ化された商品は映像新入荷に詳細)の秀逸なサントラ盤。21世紀の『風とともに去りぬ』とも言われる『コールドマウンテン』のサントラには、アリソン・クラウスがスティングとデュオしたりエルビス・コステロの書下ろしを歌ったり、ロック界の若きカリスマにならんとしつつあるジャック・ホワイトが映画でも出ていたようにオールドタイムやってて、アルバム一曲目からシェイプノート・シンギングのレパートリーとして広まった"Wayfaring Stranger"をはじめ、渋いオールドタイムやブルース"Sittin' on Top of the World"などをストリングバンドで聴かせるほか、ティム・オブライエンとライリー・ボウガス&ティム・エリクセンや、ステュアート・ダンカン&ダーク・パウェルといった強力オールドタイム音楽集。全編で60分以上あるうち15分ほどはオーケストラ曲も入っているが、アパラチア入門にもオススメできるすばらしい内容。
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B0069EO200 映画『コールド・マウンテン』Blue-Ray¥2,500-(本体¥2,381-)
B0069EO6CO 映画『コールド・マウンテン』DVD¥1,500-(本体¥1,429-)
上記のアカデミー受賞映画。映像新入荷参照。
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VAR-66768 THE DILLARDS『A Night in the Ozarks』DVD¥2,573-(本体¥2,450-)
5月に亡くなったダグ・ディラードの追悼特集。これは彼の思い出が一杯のザ・ディラーズ再結成したときの映像ドキュメント。映像新入荷参照。
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DMD-1015 森繁 昇『陽が昇るまでに』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
神戸の元ロストシティ・キャッツのフィドラー「森繁昇物語」の連載が3月号からはじまり、6月号でようやく「キャッツ」登場。1973年にキャッツの一員として渡米、そのまま残留しスコッティ・ストーンマン亡き後のストーンマン・ファミリーをはじめ、1975年にはブルー・フィールドというニューグラスバンドを結成、メジャーデビューも経験している森繁、クリスチャンとなって以来1984年から伝道アルバムを発表している。15作目となるこの最新作は、ドブロに「アンドレ」佐藤博之、マンドリンに宮崎勝之、バンジョーに吉崎ひろし、ベースに田中久之らを迎え、自身も久々にフィドルを手にしてブルーグラスを意識した作品に創り上げた日本語ブルーグラス・ゴスペル。歌の上手さ、オリジナルの出来栄え、そしてアレンジなど、どれをとっても見事なメッセージを持ったすばらしい音楽作品。
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AGR-1023 MIPSO TRIO『Long, Long Gone』CD¥2,000-(本体¥1,905-)
Lonely Town/The Only One/Angelina Jane Is Long Gone/Thousand Miles/Twice/Home Again 他全13曲
このバンドのマンドリン奏者ジェイコブ・シャープが日本のブルーグラスに興味を持ち、卒論のテーマに選び、この7月から日本で論文の調査をするということからムーンシャイナー6月号でジェイコブ自身が投稿している。これはそのジェイコブが参加するノースカロライナ州立大学チャペルヒル校の学生バンド「ミプソ・トリオ」、今春発表されたデビューアルバム。初々しい感性で書かれたオリジナルで現在の若者たちに訴えかけるメッセージを持ったフォーク系ブルーグラスといった趣向。トラッドの"Weeping Willow"にそっくりなメロディや、ディランの"Don't Think Twice It's Allright"のパロディなど、マンドリン、ギター、ベースのトリオに、曲によってフィドルやバンジョーのゲストを迎えて、技術的には学生バンドのレベル、ぎこちなさがあるものの、伝えるべきメッセージ、さすがに歌とコーラスは、はっきりとしている。大学街のライブハウスで開かれた彼らのアルバム発売コンサートには800人もの人たちが集まったという。技術的に突き詰めたブルーグラスとは対極のゆるさを持った彼らのメッセージとリズムに乗る若者の姿を目にして、コンサートに行っていた古い友人は、「われわれはこのために(ブルーグラスを広める)仕事をしてきたんだ」と嬉しくなったとメールしてくれた。そう、彼らにビルモンやフラダンスクラゲを求めるんじゃなく、ブルーグラスという大きなコミュニティの仲間として、ともにさまざまなブルーグラスを楽しめる状況を作ればいいんだ。7月はじめから宝塚フェスまで、日本全国に出没するかもしれないジェイコブを、よろしく!!
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RC-101 IT'S A CRYING TIME CDR¥2,079-(本体¥1,980-)
Love Please Come Home/Old Kentucky Bound/Out on the Ocean/End of Memory Lane/Deep River Blues/Harbor of Love/Blue Kentucky Mountain 他全12曲
'72年に発売されたレッド・クレイの記念すべき第一弾、イッツ・ア・クライング・タイムのLPがオリジナル・ジャケットでCDRで復刻。山口さとしの絶妙なバランス感覚が清水英一の強烈な個性による斬新なバンジョー、大西一由の天性のテナーボーカルと勝見明のリズムをコントロールする。その選曲、アレンジ、表現など、おそらく今なお、日本のトラッドグラスの最高峰ではないだろうか……。ちょうど40年前の今月、渡米したその珍道中記の連載開始。
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■アール・スクラッグス追悼 |
3月28日に亡くなったアール、ムーンシャイナー5月号で大特集、6月号でも特集②。 |
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VAN-79706 EARL SCRUGGS『Classic Bluegrass Live 1959-1966』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
アール・スクラッグスがいかに偉大なバンジョー奏者か、あの驚異の10枚シリーズDVDでつくづく思い知った諸君!! これはアールがニューポート・フォーク・フェスに残した公式ライブ録音を1枚にまとめたもの。1959年にハイロ・ブラウンを伴って単身参加した8曲(これが凄い)、翌60年にレスター・フラットとバンドを伴った4曲、そして同じく66年の6曲の全18曲(ただし"Girl in the Blue Velvet Band"以外はこれまでにさまざまな形で発表済)。アールのライブ、そのトーン、タイミング、そしてミスにいたるまで、アールの音に対する感性が痛いほど読み取れる…はず、だよ。
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WOU-8630 FLATT & SCRUGGS『Folk Songs of Our Land/ Fabulous Sound of Flatt & Scruggs』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
1962年8月発売の『Folk Songs...』と1964年11月発売の『Fabulous...』の2枚のLPをCD1枚にまとめたもの全24曲。10年前の1952年に完成されたソリッドなブルーグラス(ムーンシャイナー2月号「ジョディ・レインウォーター追悼」特集参照)とは対極の超ゆるーいブルーグラスとして当時、大きな不興を買った(と記憶している)アルバムだが、レスター・フラットのリズム&ボーカル崇拝者にとっては、またアールのトーン&フィンガリング・コントロール崇拝者にとって、――とくに1962年のカーネギーホール出演と「じゃじゃ馬億万長者テーマ」のナンバーワンヒット以降となる『Fabulous...』から1967年7月の『Hear The Whistles Blow』までのオリジナル・アルバムは――もっともふたりの感情に触れることが出来る究極のフラット&スクラッグスだ!!……と、ひとり思っている。このふたりの蕩けるような円熟味と、アンクル・ジョッシュのミュージシャンシップ、ポール・ウォーレンの不器用にしてなん人もまねの出来ない味わい、そしてジェイク・ターロックの軽々としたテナーとバウンシーなベースを存分に味わってほしい。カーター・ファミリーを溺愛し、そのメロディと詞のエッセンスを見事に昇華した彼ら、その音楽性はひとえにアールに負うものだと、断じて言おう。わたしの大好きなのは、各アルバムからしいて言えば、"Hear the Wind Blue"("Down in the Valley"ともいう)と"A Faded Red Ribbon"、……聴いてみて!!
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BGOCD-830 EARL SCRUGGS REVUE『Anniversary Special Vol.1 & Vol.2』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
1975年と76年に発表されたスクラッグス・レビューの記念作2枚。ブルーグラス発掘新入荷参照。
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ブルーグラスお勧め作品 (すでにレター#379以前に紹介済みの作品です) |
■話題のブルーグラス最近作 |
今、最も旬なブルーグラス・アルバムたち…… |
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RUR-1094 V.A.『MACC Life Goes On』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
Six Feet Under the Ground/Goin Across the Sea/Highway of Sorrow/Fraulein/Rain & Snow/Panhandle County/Water Is Wide/Hard Times 他全39曲
1998年6月27日、アール・スクラッグスをカムバックさせたことでも知られるオハイオ州フロンティアランチのブルーグラス・クラシック・フェスは現在、小児ガンと闘う子供たちを援助するボランティア・フェスとなっており、本作は2006年発表の第一作『Celebration of Life』(SKFR-9001 2枚組¥3,360-)につづく最新ライブ2枚組である。現在、南部系ブルーグラスの第一線で活躍する139アーティストによる39曲は、第一作が発表されたのち、2006年から2011年までに録音されたもの。一枚目はジョンソン・マウンテン・ボーイズのリユニオン"Goodbye to the Blues"を皮切りに、マイケル・クリーブランド&フレームキーパー、ジョッシュ・ウィリアムズ・ハンド、ギブソン・ブラザーズ、ブランドン・リックマン、クレイ・ヘス、スティールドライバーズ、グラスカルズ、ジュニア・シスク、ロンサム・リバー・バンド、ロンダ・ビンセント&レイジ、ロスト&ファウンド、J.D.クロウ&ニューサウスほか。二枚目はトニー・ライス"Manzanita"を皮切りに、シエラ・ハル&ハイウェイ111、ドイル・ローソン&クイックシルバー、サードタイム・アウト、ブルーハイウェイ、ダドリー・コンネル、ケニー&アマンダ・スミス、ジェイムズ・キング、ダニー・ペイズリー、マーティ・レイボンほか、現在のトップアーティストがずらり。その上、このフェス名物の特別企画による珍しい顔合わせなどのお楽しみが一杯。2000年、小児ガンで娘マンディを亡くしたプロモーターのダレル・アドキンスがはじめた非営利フェスMACC(Musician Against Children Cancer)は現在までに、合計59万ドルがテネシー州メンフィスの聖ジュード小児病院やYMCAなどに贈られている。現在の南部系ブルーグラス・トレンドを一望する秀作。
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ROU-9124 DAILEY & VINCENT『The Gospel Side of Dailey & Vincent』CD¥2,880-(本体¥2,750-)
目の覚めるようなパリパリに乾いたドライブ一杯のサウンドに乗って当代随一のデュオを聴かせるデイリー&ビンセントの最新作は、2010年のスタットラー・ブラザーズ曲集につづき、ふたたびラウンダー・レーベルながら米国レストランチェーン、クラッカーバレルの店頭のみで入手可という、すばらしいゴスペル作品、しかも3月には、ビルボード・ブルーグラス・チャートで1位を記録という、現在米国ブルーグラスの人気ナンバーワン・バンド。
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MH-1398 THE BOXCARDS『All In』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
ロン・スチュワートのバンジョーを聴きたいということではじまったのかも知れないが、長年にわたるサイドマンとしての活躍を経て結成された彼らの狙いはおそらく、市場のニーズに左右されないマイペースで好きなブルーグラスをやることだったのではないか?……その当然の結果が、めちゃくちゃ端正な現代メインストリーム・ブルーグラスの粋を集めたバンドの誕生には違いない。たとえば、フラット&スクラッグスの"I've Lost You"が、J.D.のニューサウスでトニー・ライスとリッキー・スキャッグスのフィルターを通り、ボックスカーズが料理するとこんな風になるといった……。アダム・ステッフィ(m)のインスト"That's What She Said"のイントロではパンチ・ブラザーズを思わせる、そんな超一級の耳と技を持った凄いバンドだ。結成一年目にしてIBMA最優秀新人賞と最優秀インストバンド賞、そしてバンジョーとマンドリンを獲得したスーパーグループの最新第2作。
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RUR-1097 MARTY RAYBON『Southern Roots & Branches』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
1989年から1996年まで人気カントリーグループ、シェナンドーで数々のヒットを飛ばしたマーティ・レイボンが古巣のブルーグラスに戻って『Full Circle』(2003年)を発表してからもう10年になる。昨年ガンのために療養したが、今年はツアーにも復帰、この最新作は既発の9曲に、ケニー・スミス(g)、スーパーマルチプレイヤーのジャスティン・モーゼス(bj)、グレン・ギブソン(d)、マーク・フェイン(bs)での新録3曲の合計12曲。シャド・コッブ(f)やデビッド・タルボット(bj)、ブライアン・サットン(g)らを擁した旧録音からはビル・モンローの超スピード"White House Blues"や"Rocky Road Blues"、そしてアイドルだったというジミー・マーティンの"Home Run Man"や"Prayer Bells of Heaven"そしてジミー調に今風ドライブをかけたフラット&スクラッグスの"Down the Road"など、ブルーグラス・スタンダードやコンテンポラリーなブルーグラスに加え、カントリーヒットの常連だった経歴を思わすキャッチーなカントリーサウンドも取り混ぜたバラエティを収録。カントリーのヒットシンガー、マーティを聴いているとその説得力の豊かさにはうならされる。
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REB-7518 CHRIS JONES & NIGHT DRIVERS『Lost Soul & Free Spirits』¥2,097-(本体¥1,980-)
ナッシュビルに移る前にはボストンで有田純弘らとバンドを組んでいたクリス・ジョーンズ、さすが現在もっとも人気のあるブルーグラスDJらしく、渋いバリトン・ボイスで見事なバンドアンサンブルをまとめ上げる今年54歳、今や大ベテランである。本作は1997年から2009年にレベルに残した11曲と3曲の新録音で聴かせるすばらしいコンピレーション。名作1枚だけを残したウエアリーハーツ時代の仲間ロン・ブロック(bj)にダン・ティミンスキやマイク・コンプトン(m)を配した98年から00年の作品5曲のさすが見事な仕上がり、そして現在のメンバーでもあるネッド・ルベレッキ(bj)、ウィル・マリングと来日経験もあるマーク・ストッフェル(m)らとの新録も含めた6曲など、いずれも非常にレベルの高いアンサンブルとボーカルを堪能させてくれる。クリス・ジョーンズの魅力を知るお勧め廉価作品!!
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NONE796277 PUNCH BROTHERS『Who's Feeling Young Now?』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
「この国がかつて生み出したバンドの中でもっとも途方もないバンド……」と、T.ボーン・バーネットをして言わしめるパンチ・ブラザーズ最新第3作(実質第4作)は超ポップなオルタナグラス!! 結成5年目、またしても天才クリス・シーリに触発された超秀才たちのブルーグラス標準楽器5人編成で、誰一人として一瞬も無駄な音を出さずに創り上げた信じ難いアンサンブルだ。今回は、敏腕プロデューサー&エンジニアのジャクワイアー・キングを迎え、ブルーグラス・バンドとしてまったくあたらしい世界に踏み出している。レディオヘッド"Kid A"と、スウェーデンのヴェーセンの"Flippen"のカバー2曲をインストで取り上げるほか、ほぼ全曲メンバーのオリジナル。ものすごい高度なことをしながら、現代の若者の胸に届くメッセージを私的に表現できるポップ、きわめて稀有なアーティスト集団であり、21世紀ブルーグラス最先端のひとつの形である。「音好き」のヒップなお子さんにもオススメ!!
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■ブルーグラス発掘・編集最近作 |
最近発売された昔懐かしのブルーグラス!! |
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RCSI-1055 J.D.CROWE & NEW SOUTH『Holiday In Japan』CD2枚組¥4,725-(¥4,500-)
East Virginia Blues/Why Don't You Tell Me So/Banks of the Ohio/You Don't Know My Mind/Freeborn Man/Nashville Skyline Rag/I'm Walkin' 他全23曲
一時品切れましたが不安定ながらの再入荷です。1975年夏、来日したJ.D.クロウとニューサウスのライブ2枚組。当時アメリカではほとんどツアーをしなかったメンバーを擁したこのバンドこそ、そののちのブルーグラスのマイルストーン(道標)となる超強力版。つまり、当時の日本のブルーグラス・ファンのみがこの伝説のバンドを味わい尽くしたといってもいい。トニー・ライス、リッキー・スキャッグス、ジェリー・ダグラス、ボビー・スローンとJ.D.の5人組。彼らが日本のレーベルに残したあの幻の名盤がついにCD化の、すごいお宝CDです。J.D.の日本ツアーの話や、このアルバムの裏話など、28頁のブックレットもお値打ちの自費制作限定盤。来日から30年後のムーンシャイナー誌2005年8月号(MS-2210
¥525-、残部些少!)で特集がある。
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BGOCD-1016 COUNTRY GAZETTE『Country Gazette Live/Sunny Side of the Mountain/What A Way To Make A Living』CD2枚組¥2,888-(本体¥2,750-)
1970年代ウエストコースト・ブルーグラスのトップランナー、カントリー・ガゼットの初期大名盤、随分前にすでに発売されていた1972年と73年、最初のLP2枚『Traitor In Our Midst/Don't Give Up Your Day Job』(BGOCD-298 CD¥2,573-)につづいて昨年発表された本作は、ローランド・ホワイト(g)が参加したのち、1975年『Live』、1976年『Sunny Side of the Mountain(米タイトルは"Out To Lunch")』、1977年『What a Way to Make a Living』のLP3枚がイギリスでCD2枚となっての再発売。これでガゼットの初期LP作品5枚がすべてCD化である。
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RC-103 TONY RICE『got me a martin guitar』CD-R¥2,070-(本体¥1,980-)
Freeborn Man/Faded Love/Salt Creek/Doin' My Time/Windy and Warm/John Hardy/Nine Pound Hammer/Lonesome Ruben.
41年前の1971年夏、米国フェス・サーキットから帰ってきたわたしと兄の敏雄はその秋から、レコードの輸入通販のB.O.M.サービスと、自主制作レコード会社レッド・クレイを立ち上げました。レッドクレイは主に日本のブルーグラス/オールドタイムを紹介することを目的に、関西のスーパーバンド『It's A Crying Time』(RC-101 ¥2,079-)と夫婦デュオ『Shu & Nobu Ishida』(RC-102 CD-R¥2,079-)を翌年にかけて発表しました。同時に米国で見たトニー・ライスという無名の若者ですばらしいギタリストを日本から紹介したいと思いました。何度もの手紙のやり取りの末、1972年に契約成立、あまりの低予算に日本人の遠慮というか、優しさから「アメリカでの発売権はあげるよ……」と言ってしまった失敗が悔やまれるが、トニーは今でも、「日本には足を向けては寝られない」なんて言ってくれませんが、それでも感謝してるようです。あまりにも有名なブルーグラス・ギターの歴史を変えた日本発トニー・ライスのデビュー作を、1973年のオリジナル・ジャケットでいかがですか?
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RC-104 RED ALLEN & FRANK WAKEFIELD『with Don Stover, Kenny Kosek, Kevin Smyth, Greg & Neal Allen』CD-R¥2,070-(本体¥1,980-)
If I Should Wander Back Tonight/Don't Wake Me Till It's Over/If That's the Way You Feel/We Can't Be Darlings Anymore/Roustabout/Sweet Love Ain't Around/Letter To Tom/Weeping Willow 他全14曲
米国でお蔵入りしたカウンティ・レコードのレッド・アレン三部作となるはずだった一枚を探り当て、1976年に発表した作品のCD化。1950年代からオズボーン・ブラザーズとメジャー録音を残し、1967年には病気のレスター・フラットに代わってアール・スクラッグスの相棒もつとめた偉大なボーカリスト、レッド・アレン(ムーンシャイナー2005年11月号でIBMA名誉の殿堂入りを記念した特集あり ¥525-)。現在は1枚にまとめられCD化『Lonesome and Blue』(REB-1128 ¥2,573-)されているデビッド・グリスマン制作のカウンティLP2枚『Bluegrass Coutry』(1966、リチャード・グリーン最初の録音)と『Bluegrass Country Vol.2』(グリスマンのマンドリンがすごい)に続くものとしてカウンティが制作したのがこれ。録音は1971年、フランクのすばらしいマンドリンにドン・ストーバーのバンジョー、カントリークッキング/ブレックファースト・スペシャルの若手フィドラー、ケニー・コセックを迎え、フラット&スクラッグス、スタンレーからハンク・ウィリアムズ、そしてトラッドなど、すばらしい選曲で幻のトラッドグラスが堪能できる。
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■話題のインスト最近作 |
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SR-1963 JAMES ALAN SHELTON『Road to Coeburn / Guitar Tracks』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
Sunny Side of the Mountain/Angeline the Baker/East Virginia Blues/I Saw the Light/Sugarfoot Rag/Old Spining Wheel/Cannonball Blues/Snow Deer/Sweet Bye and Bye/Shenandoah 他全26曲
1994年以来、ラルフ・スタンレー&クリンチ・マウンテン・ボーイズのギタリストとして知られるジェイムズ・アラン・シェルトンの『Road to Coeburn』('97)と『Guitar Tracks』('99)の2枚のカパークリーク作品を1枚にまとめた全26曲のお徳用作品。1946年のマーティンD-28ヘリンボーンをメインギターとし、基本的なカーターピッキンとスタンレーサウンドには欠かせないジョージ・シャフラーの開発したクロスピッキン、そして決して派手ではない基本に忠実なフラットピッキンもきっちりとこなす、リードギターのお手本のような作品である。バックアップにはアダム・ステッフィ、ジョン・リグスビー(m)、ジェイムズ・プライス(f)、スティーブ・スパークマン(bj)、ラルフ・スタンレー2世(g)、ベン・アイザックス、バリー・ベイルズ(bs)という申し分ないもの。ブルーグラス・リードギターの基本、第一歩がここにある。
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CMH-9452 BENNY MARTIN『Fiddle Collection』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
初期ブルーグラス・フィドルの最高峰のひとりとされるベニー・マーティン(1928-2001)が1976年、48才当時に録音した超有名スタンダード25曲集LP2枚組のCD化に3曲のボーナスを足した全28曲。何も言わずに、ベニーの呼吸に合わせて酔うべし。中期ブルーグラス・フィドルの最高峰、几帳面でクールなケニー・ベイカーとは対照的な感情露出型だが、そのふたつが組み合わさったところに現代フィドルの粋がある、とわたしは思っている。バックの故ジョッシュ・グレイブスのドブロの決まり方もすごい。全フィドラーに心から勧めたい、ブルーグラス・フィドルの歌い方の基本、穴が開くほど聴くべし!!である。ベニー、あまりにも偉大なのだ。
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ブルーグラス古今の秀作コーナー |
■トラッドグラス |
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VAND-2005 BLUE GRASS BOOGIEMEN『Who's Afraid of the Boogiemen?』CD¥2,079-(本体¥1,980-)
ブルーグラスとアーリー・カントリーがクロスオーバーするブルー・グラス・ブギー・メン。曰く、「ブルーグラスに膝までドップリ浸かりつつ、心にホンキートンク・ブルース、魂にロカビリーの火を宿す」彼ら、ハンク・ウィリアムズやジミー・マーティンからフランク・ウェイクフィールド、その選曲から50年代サウンドまで、小ざかしい理屈抜きに、純粋なアーリー・ブルーグラスやヒルビリー音楽への愛情が直に伝わる作品に仕上げた、ディープなブルーグラス魂を持つオランダの根性バンド。
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RHY-1042 AUDIE BLAYLOCK & REDLINE『Hard Driving Bluegrass』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
「ハード・ドライヴ」と米国では形容されるエネルギーを前面に、1950~60年代のブルーグラス名曲を現代によみがえらせるオウディ・ブレイロックの2009年作は、ジミー・マーティンとボブ・オズボーンの"You'll Never Be the Same"やレッド・アレンの"Send Me Your Address from Heaven"、"My Blue Eyed Darling"をはじめ、これでもか!と言わんばかりの渋いトラッドグラス名曲揃い。絶え間なくロールするバンジョー(エバン・ウォード)とアグレッシヴなフィドル(パトリック・マカビニュー)はともに10代、ソリッドなリズムをキープする20代前半のジェイソン・ジョンソン(m)とマット・ウォーレス(bs)の若者たちとともにバンドサウンドで勝負する快作である。ムーンシャイナー2009年2月号特集。
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ARH-524 VERN & RAY with HERB PEDERSEN『San Francisco 1968』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
サンフランシスコのブルーグラスに多大な貢献を残した故バーン・ウィリアムス(m)とレイ・パーク(f)が若きバンジョー奏者、ハーブ・ピーダーセンとともに、1968年に残したバリバリ・トラッドグラス・ライブ。超一級の魂がこもったアーリー・ブルーグラスが堪能できる貴重な発掘ライブ。ムーンシャイナー2006年7月号と8月号でバーン・ウィリアムズ追悼特集。
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■ニューグラス |
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PC-1152 JOHN COWAN BAND『New Tattoo』CD¥2,573-(本体¥2,450-)(歌詞付)
2006年秋、来日したジョン・コーワン・バンド。ニュー・グラス・リバイバルでブルーグラス界に革命を起こした2枚看板のひとりが、相変わらない絶頂期のテナーボイスと、今やパンチ・ブラザーズでバンジョー界をリードする大物に育ったノーム・ピケルニーとフィドル天才シャッド・コッブ、そしてスーパーフラットピッカーのジェフ・オートリーを率いた本作は、正統派!?ニューグラス作品。彼らの特集は06年8月号(MS-2310 ¥525-)、来日完全密着リポートはムーンシャイナー誌2006年10月号(MS-2312 ¥525-)。
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■ブルーグラス・マスターズ |
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B000053402 STANLEY BROTHERS『Complete Mercury Recordings』CD2枚組¥3,675-(本体¥3,500-)
カーター&ラルフ・スタンレーが1953年から58年の間にマーキュリー・レコードに残した、兄弟のもっとも評価の高い全48曲集。カーターが28才、ラルフが26才、モンローやフラット&スクラッグスの後塵を拝しつつも、かくも独創的な録音を残したことに驚く。のちのキング時代の全集前編『King Years 1958-61』(KCD-7000 CD4枚組特価¥4,725-)、全集後編『King Years 1961-65』(KCD-9504枚組特価¥4,725-)と、そしてマーキュリー以前のコロムビア時代の全曲集『Complete Columbia Recordings, 1949-1953』(COL-53798 ¥2,079-)、そして最初期リッチ・R.トーンの貴重な全14曲集『Earliest Recordings: Complete Rich-R-Tone 78s, 1947-1952』(ROU-1110 ¥2,573-)で、重要なスタンレー・ブラザーズ録音はすべて揃う。
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■ブラザー・デュオ |
(最小のバンド・アンサンブルです、皆さんも、夫婦、親子、同僚、他人…、始めませんか?) |
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SH-3711 RICKY SKAGGS & TONY RICE『Skaggs & Rice: the Essential Old-Time Country Duet Recordings』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
ほぼ30年前の1981年に発表されたリッキー・スキャッグス&トニー・ライスのすばらしいブラザーデュオ盤名作。2011年夏発表されたクリス・シーリ&マイケル・デイヴス『I'm Gonna Sleep With One Eye Open』(NONE-79649 ¥2,573-)とぜひ聴き比べて欲しい。この30年、ブルーグラスがいかに精神的に揺るぎないものに成長したか、はたまたいかに……!?、その証明となるのかもしれない。
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インスト新入荷 |
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NF-9069 BILL EVANS『In Good Company』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
バンジョー奏者であり、ワークショップなどを通じてバンジョーのすばらしさを広める教育者でもあるビル・エバンズの楽しい最新作。デビッド・グリア(g)、マイク・マーシャル(m)、トッド・フィリップス(bs)、ダロル・アンガー(f)にトリスタン(cello)とタシナ(f)・クラーリッジ弟姉のセットでのオリジナルインストを軸に、インファマス・ストリングダスターズに若手マンドリン奏者ドミニク・レスリーを加えたセット、アメリカ南部の黒人が奴隷制度のない北部へ逃れる地下鉄道を歌ったティム・オブライエンとローリー・ルイスのセット、そしてボストンの若手ジョイ・キルズ・サローの女性ボーカルをフィーチャーした若手シンガーソングライター、サラ・シスカインド曲(アリソン・クラウスが2曲取り上げている)などの歌モノをサンドイッチ。そしてこの作品の目玉であろう、基本セットでのビートルズ曲集、"Mother Nature's Son"、"You've Got to Hide Your Love Away"、"Lucy in the Sky with Diamonds"、そして見事なハードドライビング・ブルーグラスに仕上がった"A Hard Day's Night"の4連発など、バラエティたっぷりに楽しませてくれる秀作だ。
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RKRS-2012 ROBIN KESSINGER & ROBERT SHAFER『Old Friends』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
ウエストバージニア出身のふたりのフラットピッカー、ロビン・キッシンジャーとロバート・シェーファーによるフラットピッキン集。トラッドフィドル・チューン"St. Anne's Reel"や"Forked Deer"、ジャズ/スウィング"Lady Be Good"や"A Shanty in old Shanty Town"、スタンダード"Old Spinning Wheel"や"I'll See You in My Dreams"、ブルーグラス"Dixie Hoedown"など、バラエティに富んだレパートリーをホットなフラットピッキンで聴かせる。なおこのふたり、今春デビッド・ブロムバーグと来日したマーク・コスグローブとの3人でのライブが、フラットピッキン・ギターマガジン社からDVD作品『Picking at Peaceful Bend』(FGM-1015D ¥3,990-、カラー63分)となっている。
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SMB-2012 SLEEPY MAN BANJO BOYS『America's Music; Classic American Bluegrass』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
Clinch Mountain Backstep/Fireball Mail/Foggy Mountain Breakdown/Salt Creek/Flint Hill Special/Bugle Call Rag/Reuben/John Hardy 他全12曲
上記、ブルーグラスの超スタンダードを見事、完璧に演じるミゾーニ3兄弟、スリーピー・マン・バンジョー・ボーイズ。ニューヨーク・シティから西へ60マイル、ニュージャージー州レバノンタウンシップに住む彼ら、最年少のバンジョー奏者ジョニー9歳、フィドルのロビー11歳、ギターのトミー13歳。はっきり言いますが、ジョニーのバンジョー、その右指のインパクトは十分本物です。子供の才能ってすごい。それを伸ばそうとする米国のメディアやミュージシャンのコミュニティが、またすばらしい。「子供だから」、とか「親の七光り」とか、そんな言葉はないようだ。マイク・コンプトン(m)、そしてマイク・バブとミッシー・レインズ(bs)がバックアップ、最後にボーナスで、J.D.クロウとの"Flint Hill Special"のライブが収められている。
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SBR-120808 STEVE KAUFMAN『Acoustic Stomp』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
Interstate Rag/Mr. Bojangles/Dill Pickle Rag/I'm Goin' Fishin'/Windy and Warm/Blackberry Rag/Rickett's Hornpipe - June Apple 他全16曲
毎年6月にアコースティック・キャンプを開催、ギターファンにさまざまなチャンスを与えている教育者でもあるスティーブ・カウフマンの、紹介し忘れていた2009年発表のギターインスト集(珍しく歌も歌うぞ!!)。故ドック・ワトソンによって開かれたアコースティック・ギター・インストの世界、ケン・ミラー製のギターとウェイバー製マンドリンを駆使して「弾きまくる」フラットピッキンの世界。この逡巡しない思い切りの良さは、ブルーグラスとは異質な快感だろう。
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RCSI-1068 DAVID NAIDITCH『High Desert; Bluegrass Sessions』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
Shenandoah Breakdown/Alabama Jubilee/I Am a Pilgrim/Beaumont Rag/Kentucky Waltz/Lonesome Fiddle Blues/Red Wing/Silver Bell 他全13曲
パット・クラウド(bj)、クリスチャン・ウォード(f)、エリック・ユーグラム(g)、デビッド・ナイディッチ(chromatic harmonica)、オースティン・ウォード(bs)の5人、フィドルがクロマティック・ハーモニカに代わっただけのユニークなブルーグラス・スタンダード・インスト集。発売が2008年7月というから、ちょうどクリスチャンとオースティンのウォード兄弟が川口市の招きで国際交流の高校生としてシエラ・ハルとともに来日したときの作品ということになる。また、このアルバム制作の動機は、「パットが長期の日本滞在から久々に帰国したので」という、なんとも日本と縁の深い!?作品。メロディック奏法でジャズグラスしてしまうパットの至芸、今やシエラ・ハル・バンドで大きなフィドラーに成長したクリスチャン、そしてその養父であるカリフォルニアの趣味のいいギタリスト、エリックらによるとても楽しいブルーグラス・インストに仕上がっている。
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各楽器別お勧め再入荷作品 |
(楽器奏法や教則、またCDに関してはミュージシャン歴豊富なスタッフがアドバイス、また楽器につきましては、本体やパーツなど、各種取り扱っています。お気軽にお問い合わせください) |
■ギター |
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GT-0665 DON RENO『Golden Guitar』CD¥1,260-(本体CD¥1,200-)
Grey Eagle/Polka on the Guitar/Turkey in the Straw/Dixie Medley/I Like Mountain Music 他全15曲
お蔵入りしていたドン・レノ(1927-1984)、1972年録音のギター・インスト・アルバムが1999年にCD化されたものが、さらに廉価版として再々登場である。ブルーグラス・フラットピッキンのお手本作品。ドック・ワトソン登場以前からバリバリのフラットピッキンを聴かせていたドン・レノ、13歳でアーサー「ギター・ブギ」スミスのバンドに入ったキャリアから当時のポップ音楽にも精通した音楽観はメイン楽器であるバンジョーにも遺憾なく発揮されているのはご承知の通り。スクラッグス同様、彼らの育ったカロライナのピードモント地方は、けっこうな音楽先進地だったのだろう。
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MRR-1013 SNYDER FAMILY『Stages』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
2010年夏、驚きをもって紹介した当時中学生の兄ゼブと小学生の妹サマンサのギター/マンドリンとフィドル/ボーカルに父バド(bs)のトリオ、スナイダー・ファミリーの最新第2作。7曲がインスト、6曲の歌物で16歳と12歳になった兄妹のスーパーピッキンを楽しむ。オリジナルのほか、J.J.ケールのカバーや最後には2曲続けてのフォスター、"I am a Pilgrim"ではフラットピックでトラビス・ピッキンに挑戦など。12歳にして主張とリズムがしっかりしたサマンサと、数多いるキッズピッカーの中でも群を抜いたゼブ・スナイダーのフラットピッキン・ギター、……子供と侮ってはいけません!!
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■バンジョー |
(ムーンシャイナー連載のチチ松村「バンジョー祭り」、世界のバンジョー音楽をお見逃しなく!!) |
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SH-3929 CARL JACKSON『Songs of the South』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
かつて天才バンジョー少年、今やヒットカントリー・ソングライターのカール・ジャクソンが、故アール・スクラッグスに捧げた1980年作『Banjo Man』を中心に、翌々年の『Songs of the South』からの曲を加えたベスト全16曲。ゲストにエミルー・ハリス、故キース・ウィットリー、そしてバッサー・クレメンツやジェリー・ダグラスを迎えての、"Earl's Breakdown"、"John Henry"、"Home Sweet Home"、"Little Darling Pal of Mine"をはじめスクラッグス・スタンダードと、"Keep on the Sunny Side"や"You Are My Flower"などのカーター・ファミリー・ソングに"On My Mind"や"Lonesome River"などの歌物が半々の全16曲、超お勧め名作。アールに捧げた歌"Banjo Man"を聴いて「涙」しよう……!!
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COMP-4292 ALISON BROWN『Fair Weather』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
"B"ナチュラルの凄いテンションバリバリのインストではじまるアリソン2000年発表の大ベストセラー作品。オリジナル・バンジョー・インストを中心に、サム・ブッシュ(コステロの"Everyday I Write the Book")、ビンス・ギル(アリソン高校時代のバンドメイトでタイトル曲を歌う)、ティム・オブライエン(「真夜中のカウボーイ」)、クレア・リンチ(レオン・ラッセル"Hummingbird")らのボーカルを配し、全編のサムほか、トニー・ライスやジェリー・ダグラス、ステュアート・ダンカンらがバックアップする問答無用の現代ブルーグラス大秀作。本作からベラ・フレックをゲストに迎えた"Leaving Cottondale"でグラミー受賞。昨秋来日時も、日本語でMCをこなしたハーバード大出身の才媛だけど、これは、そんなん関係ない!!ブルーグラス大秀作。
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■マンドリン |
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COMP-4279 PHILLIPS GRIER & FLINNER『Todd Phillips, David Grier & Matt Flinner』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
昨春、バリンジャーファミリーの一員として来日したマット・フリナー(m)が1999年、偉大なフラットピッカー、デビッド・グリア(g)とトッド・フィリップス(bs)とのトリオで発表したクールで知的なアコースティック・トリオ・アンサンブル作品。1970年代を生き抜いたブッシュ/ライスら、ノーてんきな(いい意味だぞ!?)ブルーグラスらしさから生まれるドライブによるエキサイトメントは控え、それぞれの楽器のあり方!?とトーン?!に集中して創られた音世界は、聴き込んでいくほどに深いという。彼らにはもう1枚、ビル・モンローからビートル、カバーばかりを集めた『Looking Back』(COMP-4342 ¥2,573-)がある。
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■フィドル |
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COMP-4275 DAROL ANGER『Diary of a Fiddler』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
フィドルの求道者ダロル・アンガーの1999年大名盤。ブルーグラス、ブルース、ジャズ、ケープブレトン(ケルト)など、さまざまな北米フィドルの第一人者をゲストに迎え、まさしく収録されているビートルズ曲"With a Little Help from My Friends"そのままの楽しい作品。ゲストは故バッサー・クレメンツ、ステュアート・ダンカン、サム・ブッシュ、ナタリー・マクマスター、マット・グレイザー、リチャード・グリーン、ブルース・モルスキー、ティム・オブライエン、そして10代のケイシー・ドリーセン他、フィドルの多様な楽しさが詰まったとても楽しい豪華作品。
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SFR-33032 CLAYTON McMICHEN『Traditional Years』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
戦前ストリングバンド時代にもっとも有名になったジョージア・フィドラー、クレイトン・マクミッチェン(1900-1970)のトラッドな面とモダンな面の両方を収めた78回転SP盤を復刻したLPのCD化15曲。1925年にギド・ターナーのスキリット・リッカーズに参加、南部ストリングバンド(現在オールドタイムと呼ばれる音楽)の典型を創ったのち、1930年代にはジョージア・ワイルドキャッツを結成、折からのウエスタン・スウィングやポップ音楽を取り入れた活動をしている。その間、ソロとして録音した"Sweet Bunch of Daisies"というポップ曲のフィドル・バージョンが10万枚のヒットを記録、同曲はのちにケニー・ベイカーもカバーしている。また、ジミー・ロジャーズの有名曲"Peach Pickin' Time in Georgia"(1932)はクレイトンとの共作。
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PC-6512 JASON BARIE『The Past Is Present』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
現在、ドイル・ローソンのクイックシルバーを支えるフィドラー、2008年IBMA最優秀インスト・アルバムの最終候補に選ばれた本作、当時はジム&ジェシーのフィドラーだったジェイソン・バリーのデビュー作。バンジョーのスティーブ・ディリングとボーカルにティム・メッシーのほか、楽器はほとんどジェイソン本人。ビル・モンロー音楽のノウハウを抽出し、ミュージシャンとして最大限の表現でコントロールする秀作オリジナル以外はモンローソングとマール・ハガード、そしてジミー・マーティン。全編すばらしく美しい、幸せになれるトラッドグラス作品。さすがトップグループに雇われるだけの実力の持ち主だということ!!
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■ドブロ |
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TAK-8914 MIKE AULDRIDGE『Dobro / Blues and Bluegrass』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
ブルーグラス・インスト・アルバムとして歴史に残る大名盤。ドブロという楽器の未来を根底から変えたちょうど40年前、1972年発売『Dobro』と1974年発売『Blues and Bluegrass』の2枚のLPがCD1枚になったもの。1955年にアンクル・ジョッシュ・グレイブスによってフラット&スクラッグスに持ち込まれ、6番目のブルーグラス楽器となったドブロが、これらのアルバムからまったくあたらしい未来を歩きはじめた瞬間を記録。「ドブロ」というくくり抜きにしたブルーグラス名盤。セルダム・シーンのほか、デビッド・ブロムバーグやバッサー・クレメンツ、リンダ・ロンシュタットらを迎えた超大名盤です。
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オールドタイム&フォーク新入荷 |
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THM-1206 LONESOME SISTERS『Deep Water』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
Peachtree/Poor Orphan Child/Oil in My Vessel/Hungry and Faint and Poor/Long Time Sun 他全10曲
10年前に結成されたサラ・ホウカー(g,bj)とデブラ・クリフォード(g,bj)の女性デュオ、アパラチアの陰影を見事に表現するその名も「ロンサム・シスターズ」の最新第4作。ウエストバージニアの人間国宝的トラッドシンガー、ギニー・ホウカーを叔母に、ニューロスト・シティ・ランブラーズのトレイシー・シュワルツを叔父に、プリミティブ・バプティストのシンガー(スタンレーと同系)だという祖父の影響を受けながら育ったという純正アパラチアン・シンガーのサラのオリジナルとすばらしく枯れた繊細なクロウハンマー・バンジョーとリードボーカル。北部出身のギターとゴード・バンジョー、そしてハーモニーボーカル担当のデブラ。現代的な詞を持つオリジナルも古くから伝わるトラッドも、同じようにアパラチアの暖かい豊かな伝統が感じられ、マールフェスやクリフトップなど、数々のソングライティング・コンテストで優勝した実力が頷ける。2006年にはギブソン社から最優秀アコースティック・デュオを受賞している。"Amazing Grace"の作者ジョン・ニュートン(1725-1807)の書いた"Hungry, and Faint and Poor"でのア・カペラにはシェイプノート・シンギングの伝統が色濃く聴き取れる。アパラチアの寂寥感が運んでくる人間の暖か味が癒しとなる、そんなロンサムなデュオ、オススメだ!!
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MAF-02 ながい よう『ちむじゅらさん』CD2枚組¥2,500-(本体¥2,381-)
彼女が帰っていく/キンモクセイ/我が子のようなフォークシンガーへ/12月の沖縄 他全16曲
元ディランII(1971-74)の永井 洋、ファーストアルバム『ながいよう/3つの赤いふんどし』(2009)につづく最新作。ディランII解散から五つの赤い風船75に参加、70年代末からほぼ20年、音楽から遠ざかっていたがカムバック。1999年にかつてのバンド仲間だった西岡恭蔵氏の死を受けてオリジナルを作りはじめ、2007年に本作でも参加する平 光成(g)と、杉本"Q"仁美(f,blues harp)と「三つの赤いふんどし」を結成したという。本作はオリジナル16曲、タイトル『ちむじゅらさん』は沖縄言葉で「優しい」を意味するという、……その日常的な風景や出来事を朴訥に歌いこむ、1枚目の最後「13回忌」にはゾウさんこと西岡へ、また2枚目は1曲目とラスト「6月23日」に沖縄をテーマに……、いわゆる関西フォークの伝統をしっかりと表出している。関西ブルーグラスから秋元慎(m)、村片和彦(bj)、久永雅史(g,bs)が4曲で参加している。
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カントリー新入荷 |
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VAN-78208 MERLE HAGGARD『Working in Tennessee』CD¥2,888-(本体¥2,750-)
Down on the Houseboat/Cocaine Blues/What I Hate/Under the Bridge/Working Man Blue 他全11曲
75歳になったカントリーアイコン、マール・ハガードの最新バンガード第2作。タイトル曲は70年代に私淑、自身もフィドルを弾くきっかけとなったボブ・ウィルスのウエスタン・スウィングに敬意を表したスコット・ジョスをフィーチャーした曲にはじまり、衰えないオリジナル曲の数々。ウィリー・ネルソンと自身の息子ベン・ハガードを迎えての自身のクラシックとなった"Working Man Blue"、そして妻のテレサとでジョニー・キャッシュとジューン・カーターの"Jackson"、キャッシュの伝説的なライブアルバム『At Folsom Prison』にも収められていた"Cocaine Blues"などをカバー。老いてもなお、犯罪者やホームレスなど、反権力と弱者への視線を持ち続ける社会派カントリーシンガーの面目躍如である。
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カントリーお勧め作品 |
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HOTR-4168 DARRELL McCALL『Pictures Can't Talk Back』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
バディ・エモンズのプロデュースで1997年に発表された正統派ホンキートンクシンガー、ダレル・マッコールの再発。大きなヒットはないが、1960年代初頭より活躍、現在はテキサス・カントリーの牙城ハート・オブ・テキサス・レコードから次々とアルバムを発表しているレイ・プライス調のシンガーを、ピッグ・ロビンス、バディ・ハーマン、ジョー・アレン、レオン・ローズ/ジミー・キャップス/ピート・ウェイドほか、1970年代のナッシュビル・スーパーピッカーズがバックアップする本作。デビュー同期のジョニー・ペイチェックをゲストに迎え、彼の最後の録音となったタイトル曲ほか、ボーナスにはジョージ・ハミルトンⅣをゲストに、懐かしい「アビリーン(Abilene)」なども聴かせてくれる。
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BACM-157 V.A.『Country Music on the Capitol Label』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
1曲目の1952年録音のジミー・ヒープのメロディ・マスターズから、最後の1951年録音のジミー・スキナー"Women Beaware of the Ramblin' Kind"まで全28曲、カントリー音楽がそのスタイルを決定付けるサウンドを創っていた時代、いわゆるホンキートンクと呼ばれる、現在から言うところの「クラシック・カントリー」の隠れたアーティストと録音を中心にキャピトルに残された録音集。本作中、わたしのごく少ないカントリー知識で知っている名前と言えば……、1953年のフレディ・ハートの初セッション"Butterfly Love"、1952年録音レオン・ペイン"Mailman"、1944年録音ジャック・ガスリー"Answer to Moonlight and Skies"、1953年マール・トラビス"Re-Enlistment Blues"、1952年録音ブルーグラス・スタイルのカール・ソースマン"Down the Road to Love"、1953年録音ジーン・シェパード"I'd Rather Die Young"、そして1949年録音"Chattanooga Sho Shine Boy"……くらいかな。1942年に西海岸初のメジャーレーベルとして創立、ケン・ネルソンのプロデュースでカントリー部門はマール・トラビスやファーリン・ハスキー、ハンク・トンプソンらを輩出、1960年代にはベイカーズフィールド・サウンドと呼ばれるバック・オウエンズやマール・ハガードなどの成功で知られる。本作に収められた録音も多くは西海岸で録音されている。
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BCD-15793 V.A『...Ant The Anser Is』¥3,308-(本体¥3,150-)
カントリーの世界ではポピュラーなアンサー・ソング(既に存在する歌に対する返答として作られた歌のこと。元となる歌とは別の歌手・アーティストによるものが多いが、自身で「続編」の意味でアンサーソングを作る例も見られる。)と、その元歌を集めたコンピレーション作品。ジョニー・キャッシュの「ティーン・エイジ・クィーンのバラード」に対する「帰ってきたティーン・エイジ・クィーン」(トミー・タッカー)等々、全30曲。
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CURB-79299 HANK III『Long Gone Daddy』CD¥2,573-(本体¥2,450-)
ハンク・ウィリアムズの孫、ハンク3世(39)が正面からハンク・シニアのいたクラシック・カントリーの時代、1950年代のサウンドを再現、その中に大胆に飛び込んでいく。あまりに偉大な祖父を持ったハンク3、パンクやメタル・バンドにも参加していたというが、ここではそんな精神が見事に祖父の時代のホンキートンクと重なるのは、今の混沌とした時代のせいだろうか。父ハンク・ジュニアはシニアと比較され苦しんだというが、サザンロックに新境地を見いだし独自の名声を得ている。比較や批判など、せこいことせず、飛び込んだ彼のド・ホンキートンクを味わってみよう。……いけるぞ!!
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■日本のカントリーアーティスト |
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TRPCD-0601 石田新太郎&シティライツ『ウエスタン・スペシャル』CD¥2,500-(本体¥2,381-)
荒野の七人/帰らざる河/ジャニーギター/駅馬車/アラモのテーマ/デビー・クロケットの歌~黄色いリボン/OK牧場の決闘/ローハイド他全16曲
寺内タケシが2005年にプロデュースしたウエスタン、つまり西部劇映画の主題歌集。スティール・ギタリストの石田新太郎を中心にしたインストと彼のボーカル、そして娘、石田美也のボーカルをフィーチャーしたシティライツに5曲で寺内もゲスト出演する。
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TOYU-100511 宮前ユキ『White Lightning』CD¥2,800-(本体¥2,667-)
Ring of Fire/Apartment #9/Today I Started Loving You Again/Honky Tonk Angels/美しい朝/Crazy Arms/うつろな日曜日/Tennessee Waltz 他全11曲
前作『Waltz of the Wind~風のワルツ~』以来、5年ぶりの2011年の最新作は、奥沢明雄(g,m,v)、尾崎博志(d)らにアリソン・ブラウン(bj)、マット・コム(f)、ドン・リグズビー(m,v)、マロ川端(g)、マーク・シャッツ、渡辺 茂(bs)らブルーグラス系アコースティック・セットと、村中愛靖、スリム山口、ロイド・グリーン(steel g)、ゲアリー・ウエスト(ebs)、ラリー・アマヌイック、吉田宏治(drums)らのカントリー系エレキ・セットが、優しい宮前のボーカルをフワッと包み込む。カントリースタンダード名曲とオリジナル曲をバランス良く配し、デビュー40年が近付いた大ベテランの丁寧なメッセージを届ける。
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PB-2427 M.Z.M.『We are Friends!』CD2枚組¥3,500-(本体¥3,334-)
2011年作品、現在の日本のカントリー・シーンを一望するCD2枚組全18曲。マイク・ダン(bs)、尾崎 孝(steel g)、松本 亮(drums)の3人「MZM」を中心に、カントリー/ブルーグラス系ミュージシャン(奥沢明雄、西海孝、古橋一晃、有田純弘、岸本一遥、松田幸一、徳武弘文ほか)たちがシンガー、田村大介、坂本愛江、山本康世、マイク・ダン、福原照晃、ハンク佐々木、森下昇、坂本孝昭、宮前ユキ、おおの眞虎、三田ひろし、チャーリー永谷、愛江&マイクの13組をバックアップした全18曲。
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ISG-2011 きたむらいづみ『Izumi』¥2,800-(本体¥2,666-)
ムーンシャイナー誌2012年2月号ではプロデューサーの奥沢明雄がこのアルバム作りの詳細を寄稿している。2002年のデビュー作『Sweet Grass』(CD¥2,800-)につづく、きたむらいづみの最新第2作は、奥沢明雄がアレンジと共同プロデュースを担当、東京のカントリー/ブルーグラスのスーパーピッカーたちがバックアップ。ジミー・ロジャーズからプレスリー、ジャズやブルーグラスのスタンダードなどの5曲を散りばめ、オリジナル6曲、自分の音楽のルーツである自然をロマンチックに表現する。カントリー系には尾崎孝、徳武弘文、宇戸俊秀など。ブルーグラスでは有田純弘、岸本一遥、竹内信次らに、渡辺茂、高橋結子がリズムを支える。
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TFC-1461 V.A.『日本のカントリー&ウエスターン史~オールスター競演』CD6枚組¥15,750(本体¥15,000-)
これは強烈です。日本のカントリー、いや、戦後の日本音楽シーンをリードした「ウエスタン」と呼ばれた全150曲を収めた化粧箱入り解説書+歌詞付きの6枚組CDです。ジミー時田、小坂一也をはじめ、寺本圭一、黒田美治、大野義夫、ロバート&ジェリー対中、井上高、石橋イサオ、カマヤツ・ヒロシ、守屋浩……、女性ではトミ藤山から宮前ユキまで。そしてバック・ミュージシャンにはホリ・プロや田辺エージェンシーなど、そののちの日本の音楽・芸能界を支える事になる重鎮たちが顔を揃える。
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映像新入荷 |
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SME-97465 YO-YO MA, STUART DUNCAN, EDGAR MEYER & CHRIS THILE『Goat Rodeo Sessions Live』DVD¥2,079-(本体¥1,980-)
Quarter Chicken Dark/Where’s My Bow?/13:8/Hill Justice/No One But You/Fiddle
Medley/Bach: Gamba Sonata No.1, Movements 3 & 4 他全14曲
ムーンシャイナー2月号のカバーストーリーで報じたように今年1月31日、ボストンの名門“ハウス・オブ・ブルース”で開かれたライブ、全米430の映画館に同時中継されたブルーグラスとクラシックが出会った歴史的なライブを収めたDVD。クラシック界で、おそらくもっとも有名な世界的チェリスト、ヨーヨー・マが昨秋発表した、本人曰くブルーグラス・アルバム『Goat Rodeo Sessions』(COL-84118 ¥2,573-)は、彼にとって最大のヒット作となっているという。ブッシュ/ダグラス/フレック/オコナーらとのストレングス・イン・ナンバーズ『Telluride Sessions』(MCAD-70033 ¥2,079-)でブルーグラス界にクラシックの手法と感覚を持ち込んだ朋友ベーシストのエドガー・マイヤーはもちろん、なによりも、マはクリス・シーリという天才マンドリン奏者との音を残すことに大きな意味を見い出したのだろうが、ステュアート・ダンカンという極めつけのブルーグラス職人のフィドルとバンジョー、そしてイーファ・オドノバンという稀有な女性シンガーを得て、その創造力はブルーグラスの現代ブルーグラスのトーンとノウハウに世界の音楽たる深みを与えている。その驚くべき技と音楽性に、ただただ感心する。ブルーグラスはこういう発展もする音楽だ。ムーンシャイナー誌2月号「ブルーグラスとクラシック」(MS-2904 ¥525-)も是非……!
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B0069EO200 映画『コールド・マウンテン』Blue-Ray¥2,500-(本体)本編154分特典20分
B0069EO6CO 映画『コールド・マウンテン』DVD¥1,500-(本体)本編154分特典20分
南北戦争を舞台に、21世紀の『風とともに去りぬ』とも評されたブルーグラス/オールドタイムのシンパ、チャールズ・フレイジャーが書いた大ベストセラー小説『コールド・マウンテン』(新潮文庫刊)の映画版が今春、廉価DVDとして発売だ。アパラチアン・オールドタイム音楽のプロモ映画と言いたくなるほどバックの音楽もいいし、ルビー(本作でアカデミー助演女優賞を獲得したルネー・ゼルウィガー)が憧れているミュージシャン役のジャック・ホワイトらがオールドタイム・ストリングバンド音楽を演じたり、アメリカン・ハーモニーの原点ともいえるシェイプノート・シンギングの現場が映し出される。ノースカロライナの西、ブルーリッジの山中の閉鎖社会に残されたケルトの血が感じられる映画で、ニコール・キッドマンとジュード・ロウ主演、ゼルウィガーが演じる強いアパラチアン姉御は秀逸な『コールド・マウンテン』(2003、アンソニー・ミンゲラ監督)の廉価DVD、そして初ブルーレイ化(ともに英語版、日本語版に日本語字幕、英語字幕、吹替用字幕つき)。ちなみに、このサントラ盤も大推薦!! サントラ詳細はB.O.M.特選コーナーのムーンシャイナー6月号関連商品へ!!
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VAR-66768 THE DILLARDS『A Night in the Ozarks』DVD¥2,573-(本体¥2,450-)
Banjo in the Hollow/There Is a Time/Old Home Place/Whole World Around/Doug's Tune 他全15曲
1989年、初来日した同じ年に製作されたザ・ディラーズ・リユニオンのドキュメントがDVD化されている。ダグとロドニーのディラード兄弟の故郷、ミズーリ州セイラムでジョン・マキュエン(ニッティ・グリティ・ダート・バンド)が監督、かつてのメンバー(ディーン・ウェッブと故ミッチ・ジェーン)が集まって昔を思い出しながら古い曲を次々と演奏していくという設定のドキュメント収録、われわれにはありがたいことに、ほとんどが演奏をメインにしたもの。兄弟の父、ホーマーのオールドタイム・フィドルやロドニーのパートナー、ビバリー・コットンのクロウハンマーとスプーン、ダグの当時のパートナー、ジンジャー・ボートライト、ディラーズとして来日もしたスティーブ・クーリーなどをゲストに、ザ・ディラーズのバーサタイルなブルーグラスが目一杯堪能できる前半55分と、後半は映画の舞台裏とメンバーそれぞれの思い出などの35分と彼らを見て人生が変わったというマキュエンの思い出など、合計1時間45分。5月16日に亡くなったダグ・ディラード、彼の思い出が一杯のすばらしいオリジナル・ディラーズの映像ドキュメント。
1961年、オザークの山からロサンゼルス(LA)に夢を求めて出て行った彼ら、最初の夜にLAのクラブ「アッシュグローブ」でグリーンブライアー・ボーイズと意気投合、それを見ていたエレクトラ・レコードのプロデューサーに認められメジャーデビュー、さらには全米人気TV番組のレギュラーに抜擢されるというアメリカン・ドリームを体現。そののちも西海岸(ウエストコースト)ロックのはじまりとされるザ・バーズのハーモニーを導き、1968年にはディラーズを離れたダグは、バーズのジーン・クラークとともにディラード&クラークとして、また同年ロドニーはハーブ・ピーダセンを加えポップなグラスロックを提示、イーグルスで完成するウエストコースト・ロックの真のパイオニアだった彼らのベースとなったザ・ディラーズ、その音楽/演奏のすばらしいドキュメントだ。最後、マキュエンがディラーズへの愛と映画の裏話で持ち出したもっとも好きな写真は、自身とダグを捉えた小森谷信治氏の撮影!?
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[予約受付中] |
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●RCSI-1074DD J.D.CROWE & NEW SOUTH 『Live From The Festival of Bluegrass
& The Studio of KET』(2 時間)DVD¥,888-(本体¥2,450-)近日入荷予約受付中
J.D.クロウ&ニューサウス、1999年にレキシントンのフェスティバル・オブ・ブルーグラスでのライブと'75年、トニー・ライス、リッキー・スキャッグス、ジェリー・ダグラス、ボビー・スローンという面々でレキシントンのKET局のスタジオで撮られた映像のカップリング。
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映像ものお勧め作品 |
■ブルーグラス |
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RCSI-1054D J.D.CROWE & NEW SOUTH『Live from Crow-Fest & Kentucky Lake Bluegrass Fest』DVD-R¥2,888-(本体¥2,750-、115分)
1975年に確立したニューサウス・サウンドを現在もなお、忠実に継承するJ.D.クロウ&ニューサウス、これは2003年と2004年のフェス・ライブ映像。今やもっとも尊敬されるブルーグラス・バンジョー奏者J.D.クロウ、トニーを忠実に受け継ぐリッキー・ワッソン、スキャッグスには及ばずともすばらしいドワイト・マッコール、ベースには現在人気絶頂のボックスカーズにいるハロルド・ニクソン、そして当時、新規加入したロン・スチュワートのハツラツとしたフィドルがJ.D.をニヤリとさせている2004年収録ものは、"Fare thee Well"、そして"I'm Walkin'"とつづく出だしで、もう気分は「ハッピーミディアム!」。ケンタッキー州ベントンの美しい湖を背景に、フィドルがリッキー・シンプキンズの2003年収録は"You Can Have Her"から"Dark Hollow"……。そのほか、"Your Love Is Like A Flower"、"East Virginia Blues"、"Old Home Place"、"Born To Be with You"、"Take This Hammer"、"Rock Salt & Nails"、"She's Gone Gone Gone"、"Down the Road"、"God's Own Singer"の有名フラット&スクラッグス・カバー曲オンパレード。J.D.クロウ74歳、今春「引退」を宣言した。
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■フォーク/カントリー |
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RCSI-1067D DOLLY PARTON『An Evening with Doll, Live』DVD+CD2枚組¥3,675-(本体¥3,500-)
20世紀のアメリカ音楽が生んだもっとも偉大な女性シンガーソングライターのひとり、ドリー・パートンの充実したエンターテイメントがきっちりと収められた2008年のロンドン公演のライブDVDとCDの2枚組。東テネシーの貧しい農家に、12人の子供のひとりとし生まれたドリー、世界的なヒット "I Will Always Love You" をはじめ数々のヒット曲の中には、アパラチア色の強い"Coat of Many Colors"などのカーターファミリー的な曲も含まれ、また1999年の『Grass Is Blue』以来の一連のブルーグラス色の濃いアルバムからのアパラチアン・ケルト風などもある。だからといって、オールドタイムやブルーグラスを感じさせるライブではなく、あくまでも徹底したポップ・エンターテイメントで押しまくる華やかなものだ。米レストランチェーン・クラッカーバレル店頭のみで販売される「これぞドリー・パートン!」、エンターテイメント・ライブである。
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CCD-WBS4 WILBURN BROTHERS SHOW『Vol. 4』DVD-R¥2,573-(本体¥2,450-、カラー120分)
2時間に及ぶ30分TV番組「ウィルバーン・ブラザーズ・ショウ」の6エピソードを集めたシリーズの最終第4巻。大ブレイク直前、レギュラーで出演するロレッタ・リンのすばらしいこと、バンジョー奏者(ノースカロライナのスリーフィンガー)/コメディアンのハロルド・モリソン、もちろんテディとドイルのウィルバーン・ブラザーズのカントリー王道の司会、そして何より、1968~1971年までのバディ・スパイカーとハル・ラグがリーダーを務めるバンドのすごいこと!! 順次ご紹介したシリーズ、今回1966年から1972年放映各エピソードのゲストは、バーノン・オックスフォード、ボビー・ベア、チャーリー・プライド(不完全収録)、ジーニー・シーリー、ペギー・スー、ジーン・シェパード(白黒の66年作)の放映作品。
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教則もの新入荷 |
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HL-307116 DAILEY & VINCENT『Songbook』book ¥3,570-(本体¥3,400-)
Cumberland River/By the Mark/Girl in the Valley/Head Hung Down/I Believe/More Than a Name On a Wall/My Savior Walks with Me Today/On the Other Side/Poor Boy Workin' Blues/When I Reach That Home Up There/Winter's Come and Gone/Tears Ago.
現在、サイコーのハーモニーを誇るデイリー&ビンセント、ギリアン・ウェルチとデビッド・ロウリングスが書いた最初のヒット曲"By the Mark"ほか、上記12曲のソングブック。ピアノ譜、ギターコード、そしてボーカル/ハーモニー譜のA4版72頁。
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教則ものお勧め |
下記のほか、教則に関しては演奏レベル/ニーズに応じて、ご相談ください。 |
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BP-1 Banjo Package『復刻版 Vol.1: 1975 Nov.~1977 Oct.』Book¥5,565-(本体¥5,300-)
1970年代、ジューンアップル誌と並んで日本ブルーグラスの情報発信雑誌だった『バンジョー・パッケージ』誌。その創刊号(75年11月号)から通巻24号(77年10月号)までを完全復刻。まるで電話帳、32mmにも及ぶ厚みになる当時のバンジョー情報満載!懐かしい当時の広告、膨大なTAB譜!そしてあの名前、この名前……。売り切れていましたが再入荷!! 残部些少につき、売り切れゴメン!!
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楽器、その他…… |
拡大写真 |
MISC-0014 CHEAT-A-KEYS『D-Tuner』 ¥26,250-(本体¥25,000-)
キース・チューナーでは味わえない、あの"Flint Hill Special"の快感が味わえる「D-チューナー」。スクラッグスが1952年に考案したカム式チューナーなんですが、ヘッドに穴をあける必要がない新アイデアで登場です。カム式だからできる瞬時の「チュン」といった2弦の"B"から"A"への転換、あのスクラッグスのオリジナル録音同様の快感ですぞ!!(キースチューナーは「チューン」と時間がかかってしまいます!!) 恥ずかしながら、わたしもジョージ・バックナーに紹介されて以来使ってます!! 「スタンダード」(ヘッド幅"1-7/8"インチ="48"ミリ)はRB-3やRB-4タイプのダブル・カット/フィドル・カット用のものと、「エキストラ・ワイド」(1-7/8インチ=65ミリ=こちらは在庫なく、受注発注します)という2種類がありますのでご指定ください。
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●CB-320 『Fマンドリン用ケース』¥6,825-(本体¥6,500-)
●CB-360
『ドレッドギター用ケース』 ¥7,350-(本体¥7,000-)
●CB-367
『オープンバックバンジョー用ケース』 ¥7,350-(本体¥7,000-)
●CB-369
『バンジョー用ケース』 ¥7,350-(本体¥7,000-)
以上、ボウルダー・ブランドのアルパイン・シリーズ、お手頃価格のブルーグラス用ギグ・バッグが勢ぞろいです。スマートなデザインと持ちやすさ、担ぎやすさは抜群、恥ずかしながら、わたしもよる年波には勝てず、とても気に入って愛用しております。外から見ても、「お、バンジョ!」とか、「お、Fタイプ」とか分かるのも、くすぐるね。色はそれぞれ、フォレストグリーン(緑)、ネイビーブルー(青)、タン(黄褐色)の三種類。
ちなみに米国製、高級ギグバッグの「コロラドケース」、ギターとマンドリンの在庫がありますので、興味のある方はお問い合わせください。
詳細写真 |
PAUL DUFF F-5 MANDOLIN(2003年) ¥812,500-(本体¥773,809-)
ギルクリスト並んぶ、オーストラリア在住の優れたマンドリン・ビルダー、ポール・ダフのロイド・ロアの伝統を引継ぐF-5モデル。昨年、マイク・コンプトンがエンドースしてオーストラリア・ツアーを敢行、その合間にスタジオ入りして彼のマンドリンとマンドラを駆使して全くのソロ・アルバムを創り上げたことは記憶に新しい。フラワーポットのインレイ、美しいバーニッシュ仕上げ、音量、音質共に申し分なし。エンドピン近くに小さな引っかき傷有り、それ以外はとても綺麗な状態です。トラベライト・クォリティ・ケース付
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SUDA GUITAR STYLE D-18 ¥546,000-(本体¥520,000-)
戦前のマーチン、ドレッドノートに深いリスペクトを払った作風で、低音から高音までバランスよく、太く芯のある際立った音の立ち上がり3年連続IBMA最優秀ギターに選ばれたジョッシュ・ウィリアムス、パンチ・ブラザーズのクリス・エルドリッジ、ケニー&アマンダ・スミスのケニー・スミス等、若手フラットピッカーが認めた大阪府河内長野の須田ギター。数多有るマーチン・コピーの中で戦前のスペックに拘りを持って、ドレッドノートに的絞って、'03年からずっとトレイド・ショーに出展、デビッド・グリアやケニー・スミス等のトップ・プレイヤーの眼に留まり、有益なアドバイスを受けることで進化を遂げ、グルーン・ギターの特約店契約を得るに至る。昨年のIBMAのアワード・ショーでジョッシュ・ウィリアムスがステージで彼のギターを使い、超絶ギター・ソロを披露してやんやの喝采を浴びた時には、長年の努力を傍で見てきた者として熱い物を感じました。このモデルはトップにアディロンダック・スブルース、バック&サイドにホンジュラス・マホガニー、指板にアフリカン・エボニー、ウェイバリーのチューニングマシンを使用、トラスロッドはアジャスタブルor
Tバーを選択可能、接着剤には膠を使用、ニトロセルロース・ラッカー塗装と細部にまで拘って'30年代のD-18のスペックを意識、戦前のマーチンをリスペクトした質実剛健な感じが魅力。ホンジュラス・マホガニーがワシントン条約のカテゴリーに入ってしまった為、今後は入手困難になると予想され、価格が上がることは確実です。他にD-28スタイルのホンジュラス・ローズウッド・モデル=¥619,500-(¥590,000-)、ハカランダに近い材質のマダガスカル・ローズウッド・モデル=¥672,000-(本体¥640,000-)有。受注発注になりますので納期等、詳細は御問合せ下さい。http://homepage3.nifty.com/sudastrings/index2.html
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STELLING STAGHORN LIST ¥800,000-(本体¥761,905-)→¥707,000-(本体¥673,333-)
'75年にアラン・マンデとのコラボレーションによって登場、一世を風靡したステリング・バンジョーのフラッグシップ・モデルです。ファンシー・ウォルナットによるネックとリゾネーター、金属パーツはニッケル、アバロン・インレイ、五大湖の底から引き上げられた樹齢300~500年の原始林の木材のバーチを使用しているというトニー・パスのオールド・ウッド・リムを使用。少々、手荒に扱っても全てを受け止める懐の深さ、非力な女性ピッカーにも有利な豊かなボリューム、その太くて目の詰まった密度の高いサウンドはアラン・マンデやビル・エマーソン等、ジミー・マーチン系のソリッドなスタイルのバンジョー・プレイヤーに好まれます。又、音の分離が良い為にメロディック・スタイルにおいても威力を発揮します。80年代にニュー・ギブソンのマスター・トーンの復活に押されて国内で見かけることは少なくなりましたが、独自のセオリーによるモダンなサウンドとファクトリー・メイドには無い、細部にまで行き届いた丁寧な仕事振りは流石です。納期は受注後、約6ヶ月。その他のモデルに関しても御問合せ下さい。http://www.stellingbanjo.com/
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輸入雑誌 |
(以下の4誌は英語版で、共にバックナンバーも豊富に取り揃えています。気になるアーティスト等の特集等についてはお問い合せ下さい。…調べる&知るの面白さをいかがですか) |
■フラットピッキン・ギター誌 |
隔月刊の掲載全タブ譜対応CD付きフラットピッキン・ギター誌。ブルーグラスからスウィング/ジャズまで。一冊でさまざまな奏法が学べる。 |
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FGM-16.4 最新「2012年5~6月号」CD付きBook¥2,625-(本体¥2,500-)
2007年の全米フラットピッキン・チャンプで、現在ミッシー・レインズのニューヒップのギタリスト、ディロン・ホッジスをカバーストーリーに、ギタービルダーはジェイソン・ボワーマン、お店訪問はアパラチアン・ブルーグラス。連載コラム「Ⅱ~Ⅴ(ニコニコ)コードについて」(John Carlini)、「ナッシュビル・フラットトップはタイミングとグルーヴとリズムについて」(Brad Davis)、「トーンについて」(Dan Crary)など、そのほか今月のタブ譜は"Turkey in the Straw"、"I'll Stay Around"(Beginner)、"East Tennessee Blues"(Steve Kaufman)、"My Home's Across the Blue Ridge Mountains"(Orrin Star)、"We Wish You a Merry Christmas"(Dix Bruce)ほか多数。
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FGM-16.3 「2012年3~4月号」CD付きBook¥2,625-(本体¥2,500-)
今年からシエラ・ハル&ハイウェイ111のリードギタリスト、21歳のジェイク・スタージェルのカバーストーリーとタブ譜は"Stymie"、10歳でグリスマンと録音を残し、23歳でバークリー音楽院の講師を勤めるたジュリアン・レージのインタビューと"Red Prairie Dawn"、スナイダーファミリーのアルバム『Stage』紹介とゼブの"Goose Down Pillow"ほか、スティーブ・ポティア"If I Lose"と"Foggy Mountain Special"、初心者"I'm On My Way Back to the Old Home"、18世紀の古謡"Girl I Left Behind"、ジミー・ロジャーズ"Waiting for a Train"、"Angeline the Baker"、"Lorena"、"Billy in the Lowground"ほかタブ譜、練習、アイデアなど。
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FGM-15.5 「2011年7~8月号」CD付きBook¥2,625-(本体¥2,500-)
若手注目バンド、ジョイ・キルズ・サローのギタリストで、2006年の全米フラットピッキン・チャンピオンで、ギター製作家でもあるマット・アーカラのカバーストーリーとタブ譜"Greasy Coat"ほか、ジョー・カー"Flatt 5"、初心者"Ballad of Jed Clampett(じゃじゃ馬億万長者)"、スティーブ・カウフマン"Maid Behind the Bar"、ジョン・カーリニの理論教室は"The Sooner the Better、ブラッド・デイビス"Your Love Is Like a Flower"(デイビス/ミラー/メイのアルバム『Doves, Crows and Buzzards』より)、キャシー・バーウィック"Nashville Blues"、レジー・ハリス"Old Joe Clark"、オリン・スター"Fisher's Hornpipe"、ディックス・ブルース"Chinatown, My Chinatown"、ジョン・ミゲーン"Tando Derrane"、スティーブ・ポティア"I Wonder Where You Are Tonight"など、おなか一杯のフラットピッキン68頁!!
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FGM-15.4 「2011年5~6月号」CD付きBook¥2,625-(本体¥2,500-)
カントリーのティム・マグロウのギタリスト、ボブ・ミナーのカバーストーリーとタブ譜"First Hog to the Troughほか、ジョー・カー"Carter's Blues"、ダン・ハッカビー"Old Home Place"、カウフマン"Banks of the Ohio"、"Sheebeg Sheemore"、"Sally Goodin"、"Eight More Miles to Louisville"、"LImehouse Blues"、"Angeline the Baker/Leather Britches"、さまざまなキーでの"Sailor's Hornpipe"、レイ・プライス調カントリーシャッフル・リズムほか、イースト・バージニア・ギター社訪問など、おなか一杯のフラットピッキン68頁!!
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■バンジョー・ニューズレター誌 |
世界唯一のバンジョー専門月刊誌。毎号タブ譜満載(ウェブサイトから「MP3」で音源入手可!!)、バックナンバーもお問い合せ下さい。探しておられるタブ譜の曲名や演奏スタイル、またお気に入り奏者の特集も探します。収蔵曲のCDやDVDなども在庫していますので、お問い合わせください。 |
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BNL-12/04 最新2012年4月号 ¥525-
東京ディズニーランドにも来ていたロス・ニッカーソンのカバーストーリーと"Roundhouse"ほか、セサミストリートの人形でバンジョー奏者の蛙の「カーミット」のインタビューと"Rainbow Connection"、ブラッド・ペイズリーとのバトル"Man or Frog?"、アール・スクラッグスとラウドン・ウェインライトIIIの"Swimming Song"、トム・アダムズのハイポジションでの7thブルースほか、バンジョーに関する話題満載44頁。
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BNL-12/03 2012年3月号 ¥525-
ノーム・ピケルニーのカバーストーリーと"Jim Thompson's Horse"と"Fish & Bird"……凄いんです!ほか、タブ譜はスティーブ・マーティン"The
Great Remember"、アール・スクラッグス"Before I Met You"、アレン・シェルトン"She
Left Me Standing on the Mountain"、トム・アダムズ"Your Cheatin' Heart"など。サイトからYoutubeなどで確認できるようになっている。
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BNL-11/12 2011年12月号 ¥525-
12月号は、ジャネット・ビーズリーのカバーストーリーほか、タブ譜は初心者"Bury Me Beneath the Willow"、フレッド・ゲイガーはスタンダードの"Christmas
Song"、"Salt Creek"、トム・アダムズはハイポジションの指使いその①"Boil That
Cabbage Down"、ビル・エバンス"Man of Constant Sorrow in the Key of D"、アール・スクラッグス"Jingle
Bell"、ビートルズ"Here Comes Sun"、ブルーグラス・バンジョー奏者のクロウハンマー入門ほか、バンジョーに関する話題満載44頁。
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■ブルーグラス・アンリミテッド誌 |
米国の最大のブルーグラス月刊専門誌。お探しの記事などバックナンバーもお問い合わせください。 |
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BU-12/06 最新2012年6月号 ¥840-
ヤンダー・マウンテン・ストリングバンドのカバーストーリーに、アール・スクラッグス追悼第2集「ブルーグラス・メモリーズ/ルイーズ・スクラッグス」、「アール・スクラッグス天才のサウンド」、「アール・スクラッグス葬儀リポート」ほか、米国ブルーグラス情報満載。
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BU-12/05 2012年5月号 ¥840-
アール・スクラッグス追悼特集号。著名バンジョー奏者のアール惜別寄稿のほか、ルイーザ・ブランスコム、オウディ・ブレイロック&レッドライン、チャーリー・コリンズ追悼ほか、米国ブルーグラス情報満載の80頁。
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BU-12/04 2012年4月号 ¥840-
ブルーグラス・ハイウェイのカバーストーリーほか、1970年のダグ・ディラード&エクスペディション(バイロン・バーライン/ロジャー・ブッシュ/ビリー・レイ・レイザム)訪問記、ノースカロライナのニュブルー、インテリタッチ・チューナー探訪ほか。
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BU-12/03 2012年3月号 ¥840-
アンリミテッド誌3月号の恒例「楽器特集」は、ベアード・ギターズ、マンドリン族楽器について、アジア産ノースフィールド楽器、ストラップ専門「ラコタ・レザー」、バージニア州ゲイラックスのるしあー、ジミー・エドモンズらの特集ほか。
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BU-12/02 2012年2月号 ¥840-
チャーリー・サイズモアのカバーストーリーほか、シエラ・ハル、バディ・グリフィン、IBMM「ビル・モンロー生誕100年」リポート特集など。
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BU-12/01 2012年1月号 ¥840-
1月号恒例、全米ブルーグラス・フェス・ガイドほか、フロリダ州のライブ・オーク・フェス、メイン州のトーマス・ポイント・ビーチ・フェスの特集や、ブルーグラスを支える女性パブリシスト特集などのほか、米国ブルーグラス情報満載の96頁。
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■オールドタイム・ヘラルド誌 |
内容の濃いオールドタイム音楽専門誌。アメリカン・トラッド音楽研究に必読の良書!!バックナンバーが揃っています。お問い合わせください。 |
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OTH-1302 最新第13巻2号 ¥1,260-
全米フェス&キャンプガイド特集のほか、西アフリカ・ガンビア共和国ジョラ族のアコンティング奏者ラエモウアヒュマ・ジャッタのインタビュー、ウォルト・コーケンの「ハイウッド・ストリングバンドからの逸話②」は「ショッティーシュ(ボヘミア起源のダンス)」など、オールドタイム/アメリカンルーツ音楽情報満載の52頁。
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OTH-1301 第13巻1号 ¥1,260-
ダン・マーゴリーズ「ハンドメイド弦~猫と馬の尻尾から生まれる音楽」をメイン特集に、アート・ローゼンバウム「北部ジョージアでの1日」、ウォルト・コーケン「ハイウッド・ストリングバンドからの逸話」シリーズ第1回など、オールドタイム/アメリカンルーツ音楽情報満載の52頁。
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月刊『ムーンシャイナー』 |
1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一のブルーグラス月刊専門誌、28年目です。 |
■定期購読:1年¥6,000-半年¥3,300-
お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。
■バックナンバー:各¥525-。
下記以外にも、アーティストや知りたい事をお知らせ下さい。掲載号を探してお送りします。
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MS-2908 最新2012年6月号(通巻343号)¥525-
アメリカン・ハーモニー前編「グレゴリオ聖歌から南部教会音楽/シェイプノート・シンギングについて」ほか、ダグ・ディラード追悼、イッツ・ア・クライング・タイム「1972年6月渡米」、森繁昇「ロストシティ・キャッツ」、小樽「グラスオーセブン」、ジェイコブ・シャープ「米国学生ブルーグラス事情」、日本ブルーグラス年表1974年ほか、日米ブルーグラス情報満載!!
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MS-2907 2012年5月号(通巻342号)¥525-
アール・スクラッグス追悼特集①ほか、80歳を越えてのデビューアルバム『Til We Meet Again』を発表した尾崎ブラザーズ、弦楽四重奏団スーパージャズ・ストリングス「アメリカン・フィドルの旅」に参加して、WOB2011リポート「須田ギター後編/恐怖のグルーンギター体験!?」、森繁 昇物語③、橘 俊暁、日本ブルーグラス年表1974年ほか。
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MS-2906 2012年4月号(通巻341号)¥525-
今月来日するテリー・バウカムをカバーストーリーに「ブーンクリークのドライブ」を検証とサンセットドライブ2012来日ツアー特集ほか、2月に来日ツアーしたパシフィック・リム・アコースティック・オールスターズ「奇跡のセッション」リポート、ウィンターグラス2012「ブルーグラス45」、WOB2011リポート「須田ギター前編」、名古屋・鶴舞公園フェス、森繁 昇物語②、日本ブルーグラス年表再開1974年ほか。
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MS-2905 2012年3月号(通巻340号)¥525-
今アメリカでもっともブルーグラスがホットな街、ボストンの女性ブルーグラス、デラ・メイをカバーストーリー。日本ブルーグラス年表総集編「1950年代~1973年」、2011年発売ブルーグラスレコード総括、元ロストシティーキャッツ森繁 昇物語①『陽が昇るまでに』、国本武春芸歴31周年『武春まつり』、バンジョー弾き語りデュオ『マダム&スー』、WOB2011「楽器リポート」ほか。
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MS-2904 2012年2月号(通巻339号)¥525-
ヨー・ヨー・マ、クリス・シーリ、ステュアート・ダンカン、エドガー・マイヤーらのブルーグラス作品『Goat Rodeo Sessions』をカバーストーリーに、フラット&スクラッグスの1952年最高の録音を生んだジョディ・レインウォーター追悼、青山学院大「ブルー・マウンテン・ボーイズの50年」、奥沢明雄「きたむらいづみ『IZUMI』について」、神戸で3月4日「オールドタイム・ジャム&ダンス・パーティ」、WOB2011「楽器関連リポート」のほか。
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MS-2903 最新2012年1月号(通巻338号)¥525-
2月に来日するケイシー・ドリーセンのカバーストーリーほか、祝米寿!アール・スクラッグス「誰がブルーグラスを創ったか?①」、セルダム・シーン40周年記念ライブ・リポート「ジョン・ダッフィの思い出とともに」、カントリー・ジェントルメン「1972年1月17日、来日から40年」、きたむらいづみ2ndCD『IZUMI』、ヨーマ・コウコネン&バリー・ミターホフ来日、長谷川健悦の復興フェス・リポート!
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B.O.M.ご利用方法 |
ビー・オー・エムのニューズレターは会員制ではなく、商品の定期購買者に無料でお届けしています。一定期間、 弊社からの商品のお買上げがない場合、勝手ながらレターの発送をストップさせて頂きますので、ご了承下さい。
1). このニューズレターで紹介する商品は、ニューズレター発行時点で、すべて在庫しています。
2). ハガキやお電話、ファックス、Eメイル等で、封筒のお名前の下の6桁お客様コード番号とお名前と共に、ご希望の商品コードをお知らせ下さい。
3). 通常ご注文から1週間以内にはお届けします。ただ、レター掲載時には充分な在庫を心掛けていますが品切れになった場合、再入荷を期して発送が遅れる場合もありますのでご了承ください。
4). 基本送料は下記の通りです。
CD/DVD 全国均一、1枚¥180-、2枚¥210-、3枚以上、もしくは¥8,000-以上お買い上げの場合、送料全国無料!! (ただし、特定地域、特定商品などについては、別途加算の場合があります。お問い合せ下さい)
5). お支払は、品物を受け取られてから1週間以内に同封請求書(代金+送料+消費税)をご確認の上、郵便振替や銀行振込でお願いします。
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カ)ビーオーエムサービス
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(営業時間:月~金の午前10時~午後5時。なお祝日は休みをいただきます)
●fax.0797-86-5184(24時間)
●http://www.bomserv.com/
●E-mail:info@bomserv.com
ビー・オー・エム・サービスのホームページでは随時、最新入荷案内やニュースを更新しています。ニューズレター、在庫リスト、ムーンシャイナー誌バックナンバーなども紹介しています。最新情報の更新案内をメールでご希望の方はお申し出ください。
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