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B.O.M.Newsletter #340web 2009年2月8日 |
PDFファイルは郵便でお届けのフーオーマットでごらんいただけます。 またプリントアウトしてお読みいただけます。 PDFファイル INDEX 今月の新入荷注目作品 ブルーグラス新入荷 今春来日ラッシュ!! ブルーグラスお勧め作品 インスト新入荷 各楽器別インストお勧め再入荷作品 オールドタイム&フォーク新入荷 オールドタイム&フォークお勧め作品 カントリーお勧め作品 映像新入荷 映像ものお勧め作品 教則もの新入荷 教則ものお勧め 楽器、その他… 輸入雑誌 月刊『ムーンシャイナー』 B.O.M.ご利用方法 |
1月のニューレターはweb版だけだったので、印刷版をお送りしている皆さんには、今年はじめての ご挨拶です。……今年も1年、一所懸命に、すばらしい音楽を紹介していきたいと思います。何卒よろ しくお引き立て下さるよう、お願いします。また1年以上お買い上げない方の郵送の大幅整理を予定し ています。 ◆音楽はすばらしいものです。そして音楽を心から楽しむには、何よりも、音楽を創るミュージシャン に対するリスペクトを失ってはならないと思います。昔から日本音楽界のカタログを不思議に思って いました。アメリカのシュワン・カタログなどはアーティスト検索だったのに、日本は曲目検索が主 でした。ヒット曲やメロディー/詩を楽しむというのも否定はしませんが、わたしはアーティストを楽 しみたいと思いつづけています。アーティストが精魂を込めた自己表現こそが、音楽の命です。それは、 アルバムやライブでしか味わえないものです。 世界的な経済危機という大変な世の中、皆さんも今こそ心の支えになるような感動と出会ってくださ い。われわれはそのお手伝いをするために、一生懸命に音楽を紹介しつづけます。 ◆26年目の月刊ムーンシャイナー誌1月号は、バークリー音楽院学長のIBMA基調演説「ブルーグラスと ビバップ」(意外な驚きでした!!)、全国ブルーグラス・サークル・サーベイ前編、聖地ビーン・ブロッ サムを救おう、クリスティン・スコット・ベンソン、ウィンターグラス写真リポートなどの特集ほか、日 米のブルーグラス情報満載です!! また最新2月号は、テキサス・フィドルとコンテスト・フィドリング「その歴史とブルーグラスとの 関わり」、ジミー・アーノルドのバンジョー、オーディ・ブレイロック「アーリー・ブルーグラス魂」、 全国ブルーグラス・サークル・サーベイ後編、鷲見明保「アイダホ州ウィザー、6月19日の長い一 日」、石原孝子IBMA2008 WOBリポート@、日本ブルーグラス年表「1966年」などの特集ほか、日米 のブルーグラス情報満載です!! 月刊ムーンシャイナー定期購読は1年間(12冊)\6,000- 半年間(6冊)\3,300-。購読開始希望月をお知らせください、早速お送りします ...是非!! |
CCBC-2009 『BLUEGRASS CALENDER 2009』30cmX23cm見開きカラー、\2,363-(本体\2,250-) 2009年ブルーグラス・カレンダー、今年はパインキャッスル・レコード創立20周年記念というテーマで の登場。毎月、見開きでパイン・キャッスルのアーティスト写真と、毎日の出来事には誕生日や主要なブルー グラス界の出来事が記されています。日々、あたらしい発見や懐かしい 思い出が巡ります。どーせなら、ブルーグラスと毎日を…!! |
入荷しています!! フラット&スクラッグスDVD第7弾&8弾 予約受付中!! 2月末入荷予定 |
2月末まで予約特価各\2,993-(本体\2,850-)通常価格\3,308-(本体 \3,150-) SHA-617D 『The Best of Flatt & Scruggs TV Show Vol.7』DVD(白黒約1時間) SHA-618D 『The Best of Flatt & Scruggs TV Show Vol.8』DVD(白黒約1時間) |
今月の新入荷注目作品 |
MP-0208 MAC WISEMAN『Bluegrass 1971 with Lester Flatt & Chubby Wise』DVD\2,573-(本体\2,450-) すごい映像が出てきたぞ!! 1971年のマック、レス ター、チャビーにシェナンドー・カッタップス。映像新入荷参照。 RHY-1044 MICHAEL MARTIN MURPHEY『Buckaroo Blue Grass』CD\2,573-(本体\2,450-) この春一番に乗ってやってきた超お勧めのカウボー イ・ブルーグラス!! ブルーグラス新入荷参照。 RHY-1042 AUDIE BLAYLOCK & REDLINE『Hard Driving Bluegrass』CD\2,573-(本体\2,450-) 1950〜60年代のブルーグラス名曲をハード・ドライ ヴによみがえらせるオーディ・ブレイロックの最新作。ブルーグラス新入荷参照。 OXCD-6030 CLARENCE WHITE『White Lighetnin'』CD\2,573-(本体\2,450-) クラレンス・ホワイトのお宝音源シリーズ最新作は主にストリングベンダーをフィーチャーした 貴重録音集。インスト新入荷参照。 PATUX-176 JORDAN TICE『Long Story』CD\2,573-(本体\2,450-) 20歳、ワシントンDC地区のフラットピッカー、ジョーダン・タイスの若い感性が見事な新世代の ブルーグラス・ギター集。インスト新入荷参照。 LOC-0869 V.A.『Hornography』CD\2,573-(本体\2,450-) 現在もっとも信頼されるドブロ製作者のひとり、ティム・シアホーンの作品をトップ・ドブリストが 演じる17曲。インスト新入荷参照。 COMP-4498 MISSY RAINES & NEW HIP『Inside Out』CD\2,573-(本体\2,450-) IBMA最優秀ベーシストのミッシー・レインズ女史と強力な仲間による新世界。インスト新入荷参 照。 VES-13115D DAVID BRONBERG 『Demon in Disguise』DVD \4,148- (本体\3,950-) アコースティック・ギターの鬼才、デビッド・ブロムバーグの映像発掘。詳細は次号にて。 RW-CTAB CLARENCE WHITE『The Essential Clarence White Bluegrass Guitar Leads』Book+CD2枚組\6,930-(本体\6,600-) ついに出ました!! ローランド・ホワイトが精魂込めて創った弟クラレンスの102頁教則本とCD。 詳細は次号にて。 |
ブルーグラス新入荷 |
RHY-1044 MICHAEL MARTIN MURPHEY『Buckaroo Blue Grass』CD\2,573-(本体\2,450-) Lone Cowboy/What Am I Doing Hanging Around/Lost River/Carolina in the Pine/Cherokee Fiddle 他全11曲 やっぱメジャーで名の通った人は凄い!!(ただし米国の…!?) 数々のヒット曲を持つシンガーソン グライター、マイケル・マーティン・マーフィーの最新ブルーグラス作品は、必ずどこかで聴いたこ とのあるあの美しく優しいメロディーが、マーフの甘いボーカル、そしてパット・フリン(g)、チャー リー・クッシュマン(bj)、アンディ・レフトウィッチ(f)、サム・ブッシュ/ロニー・マッカーリー(m)、 ロブ・アイクス(d)ほか、ゲスト・ハーモニーにロンダ・ビンセント等、申し分ないバックで見事なブ ルーグラス・サウンドになって流れてくる(クッシュマンのクロウハンマーが見事)。ホンマもんの カウボーイ生活から生まれた現代のカウボーイ・ソングの気持ちよく爽やかなこと、その美しい流 れに見事にはまるブルーグラス……、これぞまさしく現代の自然派サウンドだろう(マーフ自身の ライナーもいい)。かつてクリス・ヒルマンが久々に出したブルーグラス作品のあまりの爽やかさに 驚いたことがあるが、これも同様、メジャー経験から来る自信というか説得力の大きさを実感する。 春を迎える気分にぴったりのお勧め「バッカルー(カウボーイ)・ブルーグラス!!」だ。 HMG-1004 DONNA ULISSE『Walk This Mountain Down』CD\2,573-(本体\2,450-) In My Wildest Dreams/Poor Mountain Boy/Dust to Dust/Child of the Great Depression 他全13曲 メジャー・カントリーデビューの経験を持つドナ・ユリッシー、自らのルーツであるブルーグラス に戻った2007年の『When I Look Back』(HMG-1002 \2,888-)につづいての自費制作最新第2弾。サム・ブッシュ・バンドやアール・スクラッグス・ファミ リー&フレンズなどで知られ、フラットピッキン・マガジン誌のすばらしい教師でもある才人キース・ ソウェル(g)をプロデューサーに、アンディ・レフトウィッチ(f,m)、スコット・ベスタル(bj)、ロブ・ アイクス(d)、バイロン・ハウス(bs)の、ナッシュビル凄腕セッションマンのフレキシブルなバック アップで、クリンチ・マウンテンでの出来事をベースにしながらもキャッチーな詩とメロディの全曲 オリジナルを聴かせる。3才のときにフェスで唄った"Take This Hammer"以来、長じてからは地元のウエスタン・スウィング・バンドで歌い、そこ で出会ったラルフの従兄弟、リック・スタンレーと結婚、ナッシュビルに移ってからメインストリー ム・ヒットを目指したが挫折、それでも夫のブルーグラス仲間に囲まれて、マイペースで音楽を創り つづける彼女の等身大のブルーグラス。 RHY-1042 AUDIE BLAYLOCK & REDLINE『Hard Driving Bluegrass』CD\2,573-(本体\2,450-) Whispering Waters/Two Lonely Hearts/You'll Never Be the Same/Send Me Your Address from Heaven/My Blue Eyed Darling/Who'll Sing for Me? 他全12曲 鳥肌が立つような1950〜60年代のブルーグラス名曲/名演、それは時代が生んだエネルギーに違 いない。創造主のモンロー/フラット/スクラッグスはもちろん、その後のブルーグラスに一貫し て流れるこのエネルギーは、ジミー・マーティンやレッド・アレン、ボビー・オズボーンやラリー・リ チャードソン(ロンサム・パイン・フィドラーズ)らに引き継がれ、70〜80年代にソリッドグラスな どと形容されるブルーグラス独特のリズム/サウンドを生んでいった。そんな「ハード・ドライヴ」 と米国では形容されるエネルギーを前面に、1950〜60年代のブルーグラス名曲を現代によみがえらせる オーディ・ブレイロックの最新作は、これでもか!と言わんばかりの渋いトラッドグラス名曲揃い。絶え間 なくロールするバンジョー(エバン・ウォード)とアグレッシヴなフィドル(パトリック・マカビニュー)は ともに10代、ソリッドなリズムをキープする20代前半のジェイソン・ジョンソン(m)とマット・ウォーレス (bs)の若者たちとともにバンドサウンドで勝負する快作である。ムーンシャイナー2月号特集。 PC-1164 BETH STEVENS & EDGE『Strong Enough』CD\2,573-(本体\2,450-) If I Knew Then What I Know Now/Back to Back Heartaches/Demons and Angels/Close By 他全13曲 フィドラーである父の影響で幼くしてバンジョーを 弾き始め、12歳からファミリーバンドで活躍、そののち妹のエイプリルとともにスティーヴンズ・シスター ズとしてラウンダーから2枚のアルバムを発表したベス・スティーブンスが自身のバンド、エッジを率いての デビュー作。女性とは思えないパンチの効いたバンジョープレイ同様に、アパラチア直系のストレートで 硬質なヒルビリー・ボイスが気持ちいい。父親ダグラスをギター/ボーカルに、マット・レッドベターのすばら しいドブロ(父フィルもドブロ奏者)、ゲイリー・ロウズ(bs)のメンバーに、いつも目一杯弾いてくれるスト リングダスターズのジェシ・コッブ(m)、シュアーなスティーブ・トーマス(f)を基本セットに、スティーブ・ ガリー、デイル・アン・ブラッドリーらをゲストボーカルに迎えたスコット・ベスタルの制作。東テネシーで生 まれ育ち、ETSUバンドではアダム・ステッフィーやティム・スタッフォード、ケニー・チェズニーらと活躍、ア パラチア伝統を背負ったすばらしい女性ブルーグラッサーである。 PATUX-174 PATRICK McAVINUE『Rutland's Reel』CD\2,573-(本体\2,450-) With Body and Soul/Skip Hop Woble/Down Yonder/Lonesome Without You/No Longer a Sweetheart of Mine/Soppin' the Gravy/Old Dangerfield 他全12曲 アール・スクラッグスの"Earl's Breakdown"のオリジナル録音で、すばらしいフィドル・スタイル を提示したハウディ・フォレスター作のタイトル曲を思いっきりの突っ込みでマイケル・クリーブ ランドとツインフィドルするパトリック・マカビニュー、18歳のフィドラーの最新第2作である。 IBMAで中学生くらいのときから気になっていた彼、ジャムではブルースからジャズまでを軽々とこな し、現在はソリッドグラスの権化オーディ・ブレイロックのレッドラインでトラッドグラス名曲を先 人の足跡に習いつつ独自の若い感性をプラスしてすばらしいフィドルを聴かせる。この最新作品で もモンロー/マーティン/レノ&スマイリーらの名曲をオーディのボーカルをゲストに、2曲の フィドル&バンジョーではあのクリス・ワーナーと、3T抜群のピート・ケリー(bj)とジェシー・ブロック(m)も すばらしく、また、スタンダード・フィドル・チューンを若い勢いで弾きまくる快作である。繊細なテク ニックよりもブルーグラス本来のグルーヴを優先する、そんな頼もしいフィドラーだ。70年代前半、ブルーグ ラスの首都とも言われたワシントンDCのブルーグラス界が、若いスーパーピッカーが次々と登場して活気づ いている。 PC-1162 NOTHIN' FANCY『Lord, Bless This House』CD\2,573-(本体\2,450-) Let Your Light Shine Down/Gone Home/Bells of St. Mary/Where the Soul of Man Never Dies/House of Gold/Lean on Me/Peace in the Valley 他全12曲 毎年2月にナッシュビルで開かれる『SPBGMA』(米国ブルーグラス音楽保護協会)のアワードで圧 倒的な人気を誇るナッシング・ファンシーの最新作はロンダとターリンのビンセント姉弟のプロ デュースによるゴスペル集。音楽的にはフィドルのクリス・セクストンのほかは目立ったプレイ ヤーはいないが、ゴスペル名曲を中心にバランスの取れた正調ブルーグラス・ゴスペルを聴かせる。 ミズーリ州を中心に保守的な南部/中西部のブルーグラス・フェスのファン投票で選ばれる SPBGMAアワードは、スーパーピッカーやスーパーシンガーであることよりも、聴きやすさや親しみ やすさとともに人柄も加味された、南部エンターテイメントとしての評価が左右するのだろうが、 そこで並み居る有名アーティストを押しのけて最高賞を連続受賞する彼ら、世俗アルバムでは「ダ イナおばさんのパーティー」を含む2004年作『Reflections』(PC-1139 \2,573-)のほか、2002年作『Once Upon a Road』(PC-1120 \2,573-)、2006年作『#7』(PC-1153 \2,573-)の在庫がある。 PC-1167 ERNIE THACKER『The Hangman』CD\2,573-(本体\2,450-) The Ballad of Charlie Dill/Detroit City Chill/This Drinkin' Will Kill Me/I Wish You Knew/Church Upon the Hill/Sunday Morning Coming Down 他全12曲 生死をさまよう交通事故から生還したアーニー・サッカー、16歳でラルフ・スタンレーのクリンチ・ マウンテン・ボーイズのマンドリニストとなり、18歳でラルフのリードシンガーとなったして高い評価を 得たアーニーの最新作。キース・ウィットリー、ハンク・ウィリアムズとエルビス・プレズリーがアイドルと いうアーニーの定評のある深いボーカルと、無名ながらベテランのディック・ローチ(bj)と故ガーランドの 遺児ブランドン・シュッピング(m)、そしてゲストのジョン・リグスビー(f)のフレットのすみずみを心得た ミュージシャンに囲まれて歌心満点のトラッド・ブルーグラスを聴かせてくれる。ルービン〜ジム&ジェ シー名曲のほか、ドワイト・ヨーカムやクリス・クリストファーソンらの作品とオリジナルをバランスよく配 した秀作である。 ちなみに、ダン・ティミンスキ、アダム・ステッフィ、 ロン・スチュワート、ロブ・アイクスらが脇を固めた前作、「ガース・ブルックスがブルーグラスをすれば……」 といった評もある2002年の秀作『Chill of Lonesome』(DS-2004 廃盤特価\2,079-)の在庫がある。 PC-1168 DAVID PARMLEY & CONTINENTAL DIVIDE『Three Silver Dollards』CD\2,573-(本体\2,450-) Meadow of the Mountain/Winsborough Cotton Mill Blues/She's Lying in the Cold Cold Ground/Ain't Gonna Let You Drag Me Down/Carolina Rain 他全12曲 圧倒的なボーカルの上手さで高校生当時の父親(バンジョーのドン・パームリー)とのブルーグラ ス・カーディナルズ時代からスバ抜けた評価を持つデビッド・パームリーの最新作。近年のドイル・ ローソン&クイックシルバーを支えてきたデイル・ペリー(bj)を迎え、ソングライターとしても知ら れるロン・スピアーズ(m)とともに、ゲスト・フィドラーにロン・スチュワート、ベースにカイル・ パーキンスを迎えた新生コンティネンタル・ディバイドの再始動である。日本での評価は遅れてい るが、デビッドはブルーグラス界のジョージ・ジョーンズとも称される独特のコブシと、70年代 から若手ブルーグラッサーとの交流で培ったブルーグラスに対する真摯な情熱をあわせ持った影 の大物である。トム・T.ホールのタイトル曲をはじめ、父親がヒルメン時代に取り上げたピート・ シーガー曲など、ブルーグラス、カントリー・バラッド、ゴスペルほか、さまざまなパターンが楽し める秀作である。 デビッド・パームリー&コンティネンタル・ディバイドには、2000年作『There'll Always Be a Rocking Chair』(PC-1095 \2,573-)と、2002年作『Pathway of Time』(PC-1117 \2,573-)がある。 |
今春来日ラッシュ!! |
各詳細はムーンシャイナー誌3月号にて……。 |
■ティプトン・ヒル・ボーイズ、(ジョージ・バックナー、クリス・シャープ、ケ ビン・スルーダー) |
BOM、レッド・クレイ・レコード・アーティスト、彼 らの『2009年CDリリースパーティツアー。』バンドとして活動しているティプトン・ヒル・ボーイズ=ボ ビー・オズボーンを髣髴させる初来日のケビン・スルーダー(bs)と凄くディープなスクラッグス・バンジョー の達人ジョージ・バックナーとのトリオで、胸を締めつけるようなトラッドグラスやクラシック・カントリー を聴かせます。 米原(3/24)、四国中央(3/27)、高知(3/28)、鳴門(3/29)、大阪(4/10)、神戸(4/11)、川口(4/12)、東 京(4/13)、小樽(4/16)、札幌(4/17)その他おライブ企画など問合せください。 RC-120 TIPTON HILL BOYS『Lucky』CD\2,888-(本体\2,750-) 本作はクリス・シャープが、フラット&スクラッグス・サウンドとオズボーンの洒落っ気を目指した ティプトン・ヒル・ボーイズ。絶妙のヒルビリー・フィー ルを生み出す、今どきレトロな深〜い味わいに満ちたブルーグラス秀作。ムーンシャイナー誌07年5月号 (MS-2407 \525-)にてクリス・シャープとジョージ・バックナーのインタビューがあります。 RC-117 CHRIS SHARP『Good "Fa-air" Side』CD\2,888-(本体\2,750-)(歌詞付き) "Flatt by Sharp"と、故ジョン・ハートフォードが見事にこのアルバムの本質を一言で語り尽くしてい る。クリス・シャープはレスターの持っていた音楽センスを再現する数少ないミュージシャン。その彼を師匠、 故ジョン・ハートフォード(f)が心を込めて導く、F&Sサウンド・ファン感動の作品。マイク・コンプトン(m)、 ラリー・パーキンス(bj)らの基本セットに、ケニー・ベイカーが2曲、アール・スクラッグスが1曲、ジョッ シュ・グレイブスが4曲等々にゲスト。ハートフォード 作のバンジョー・インスト"Foggy Mountain Landscape"は必聴! RC-122 CHRIS SHARP『Working It Out』CD\2,888-(本体\2,750-) クリス・シャープ、昨春発表のソロ第2作。彼が歌ったニッサンのTV-CMの"Sunny Side of Life"をはじめ、オールディーズからクラシック・カント リーの名曲も含むすばらしい選曲と、ステュアート・ダンカン(f)、マイク・コンプトン(m)、そして ジョージ・バックナー(bj)とケビン・スルーダー(bs)のティプトン・ヒル・ボーイズをバックに、ブ ルーグラスとヒルビリー/カントリーが見事にブレンドされたノスタルジックで楽しい作品だ。1950 年代のブルーグラスとクラシック・カントリーの真髄を理解し、伝えることの出来る稀有なミュー ジシャン/シンガーである。ジョン・ハートフォードの片腕として"Flatt by Sharp"(シャープによるレスター・フラット)という異名を与えられ、ま たルーツ・ミュージック・リバイバル現象を呈した『オー・ブラザー』の一員で、グラミー受賞者でも ある。 |
■トニー・トリシュカ来日 |
バンジョー革命児トリシュカが有田純弘とともに、さまざまなバンジョーの可能性を伝道するツ アー。ハイライトである27日の横浜は「日米和親バンジョー祭り」。バンジョー・ファン必見である!!大阪(3/25)、名古屋(3/26)、横浜(3/27)、仙台(3/28)、 浜松(3/29)。http://fiddleandbanjo.way-nifty.com/ |
ROU-0203 TONY TRISCHKA『Hill Country』CD\2,573-(本体\2,450-) 1985年バンジョー・アルバムが昨年ようやくCD化。 トニー・ライスとサム・ブッシュをバックの要に、超目玉曲のソニー・オズボーンとの合作"Sunny Days"にはベラ・フレックも参加するといった豪華版を含むベラ がプロデュースしたナッシュビル・セッション7曲のほか、ワシントンDC録音のデル・マッカーリーと若きロ ニーの2曲や、ダドリー・コンネルらのジョンソン・マウンテン・ボーイズとのセッション3曲、そしてボーナ スにロン・スチュワートらとの2000年録音。なによりも絶頂期ともいえるトニー/サムのコンビにジェリー・ ダグラスやブレイン・スプラウスが絡むセッションは、アルバムの主旨がトラッドグラスということもあって、 ドン・レノの洒落っ気を思わせるトリシュカをはじめメンバーの持つ「ブルーグラスらしさ」が何とも楽しい 秀作。 ROU-0548 TONY TRISCHKA『Double Banjo Bluegrass Spectacular』CD\2,573-(本体\2,450-) 今月16日、還暦を迎えたバンジョー革命児。本作は2008年のグラミー賞ノミネート作品で、2007 年秋にはIBMA最優秀インスト作品と最優秀企画作品にも選ばれた秀作。アール・スクラッグスから ベラ・フレックをはじめ、多くのバンジョー・スタイリストが参加、ブルーグラスへの愛情溢れた秀 作。 |
■マロ川端&サミー・シーラー |
IBMA最優秀バンジョーを4度受賞したサミー・シー ラーがマロ川端と、昨年につづいて4月に来日ツアー。去年と同じアンディとETSUのフィドラー、レイチェル が初来日。 |
RCSI-1009 マロ・カワバタ『Rippling Water』CD\2,573-(本体\2,450-) 米国ブルーグラス界で活躍をつづけるマロ・カワバ タの最新第2作。3度におよぶ大手術を乗り越えてなお、ブルーグラスに夢をかけるマロの気持ちが込めら れたトラッドグラス作品。サミー・シーラー(bj)、マイク・コンプトン(m)、ロン・スチュワート(f)、ロブ・ アイクス(d)、ロバート・ゲートリー(bs)という申し分ないバックとプロデューサーのキース・リトル…、カー ター・ファミリーやレスター名曲などを軸に、聴きやすい作品に仕上げている。 CCCD-0186 マロ川端『Carolina Blue』CD\2,573-(本体\2,450-) 米国でブルーグラス・フラットピッキン・ギター奏 者としてのキャリアを積んでいるマロ川端、ボビー・ヒックスやサミー・シーラー他、素晴らしいミュージ シャンを配したデビュー・ソロ作品。 SH-4033 LONESOME RIVER BAND『Best of Sugar Hill Years』CD\2,573-(本体\2,450-) 1990年代、ブルーグラス界に旋風を巻き起こしたロ ンサム・リバー・バンド、その絶頂期であるシュガー・ヒル・レコード時代、ロニー・ボウマン、ダン・ティ ミンスキ/ドン・リグスビー、ケニー・スミス、そしてサミー・シーラーという最高のメンバーでのベスト 16曲集。1994年から2000年まで、4枚のアルバムと数多くのIBMAアワードを獲得したかれら、その爽快ブ ルーグラスの集大成である。ブルーグラスの誕生から50年を経た90年代、ブルーグラスを生んだ土地、ブ ルー・リッジ地方でもっとも人気を博した今日的ブルーグラスの典型である。 RHY-1040 LONESOME RIVER BAND『No Turning Back』CD\2,573-(本体\2,450-) サミーが率いるロンサム・リバー・バンド最新作は、 90年代のコンポラソリッドからトラッドにシフトしながらも、その圧倒的な影響力を持つサミー・シーラーの バンジョーに乗って軽快なブルーリッジ系ブルーグラスを聴かせる。昨春、サミーとともに来日したアン ディ・ボール(m)のほか、新ボーカルのブランドン・リッ クマン(g)がすばらしい。 |
ブルーグラスお勧め作品 |
(すでに新入荷で紹介済みの作品です) |
■話題のブルーグラス最近作 |
今、旬なブルーグラス・アーティストたち… |
SKFR-2019 CADILLAC SKY『Gravity's Our Enemy』CD\2,573-(本体\2,450-) まったく新しい次元でハイロンサムを捉える若手ブルーグラス期待のキャディラック・スカイ、ス キャッグス・レコードからの最新第2作。マイク・マーシャルのプロデュースを得て、ブライアン・シ ンプソン(m)のすばらしいオリジナルを意表をつく曲構成で、ハイロンサム・ブルーグラスのノウハウ をあらゆるパートで逆手に取りながらとてつもないアンサンブルを構築していく秀作である。アル バムを通して、すみずみまで計算された緻密なアンサンブルでブルーグラスのまったく新しい形を 聴かせる。 RHY-1041 CROWE BROTHERS『Brothers -N- Harmony』CD\2,573-(本体\2,450-) あの懐かしいジム&ジェシーのような美しい抑揚を 持ったメロディーとブラザー・デュオを彷彿させてくれるクロウ・ブラザーズ最新作。ザ・サイドメンの創設 メンバーでザ・ホワイツにもいたスティーブ・トーマスのフィドラーらしい美学でのプロデュースの元(だか らバックは安心!)、ルービン・ブラザーズやドン・レノ (息子ドン・ウェインが見事な父のフレーズ!!)らのスタンダードほか、ブルーグラスがカントリー市場で同 じ土俵で勝負していた時代のオールド・ファンには嬉しい作品。 ROU-0588 DANNY PAISLEY & SOUTHERN GRASS『Room Over Mine』CD\2,573-(本体\2,450-) 現在の米国ブルーグラス界にあって、奇跡的なトラッドグラスの魂を伝えるバンド。多くの全米クラス のバンドがきわめて整理されたリズムを聴かせる中、アーリー・ブルーグラスのローカルなリズム・エネル ギーを保ち続け、メンバー全員が親から受け継いだ愚直なトラッドグラスの王道を演じる。ムーンシャイ ナー誌2008年7月号表紙記事参照。トラッドグラス・ファン、涙必定!! RHY-325 MASHVILLE BRIGADE『Bluegrass Smash Hits, Volume 1』CD\2,079-(本体\1,980-) ナッシュビル火曜日名物、ステーション・インのザ・サイドメンに変わって昨年来、話題の若者集団、 マッシュビル・ブリゲイドのデビュー作。「ウィーピング・ウィロー」から「オハイオの岸辺」ほか、全16曲 ブルーグラスの超スタンダードを中心に今が旬の若手たちがバンドとして聴かせるエンジン全開ブルーグラ ス作品に仕上がっている。ジョッシュ・ウィリアムズとダレル・ウェッブ(g)、アーロン・マクダリス(bj)、ア シュビー・フランク(m)、そしてジム・バンクリーヴ(f)とグレッグ・マーティン(bs)。ホットピッキンとテン ションの連続にオジサンの脳細胞もビリビリと刺激を受けます。モンロー、フラット&スクラッグス、スタン レー、マーティンらの名曲スタンダードがビシビシと甦ります。 ROU-0618 EARL SCRUGGS with Family & Friends 『The Ultimate Collection:Live at Ryman』CD\2,573-(本体\2,450-) 2007年6月、当時83歳のアール・スクラッグスがゲ イリー(bs)とランディ(g)の息子ふたりと友人たちを伴って、1946年12月8日に初舞台を踏んだ、そしてそ のときにブルーグラスが誕生した場所、ナッシュビルのライマン公会堂でのホットなライブ盤。たしかに全 盛期とは比べものにならないロールの性質だが、完全にバンドを支配するそのリズム感=グルーヴ、そして 圧倒的な左右の指のインパクトとバランス、年齢とは無縁の音楽に対するアールの「抑えがたい衝動」が聴く 者を圧倒、聴くたびにあたらしい発見がある。バンドは70年代のアール・スクラッグス・レビューを踏襲する グラスロック。今月6日、元気に85才の誕生日を迎えたアールに乾杯!! REB-1824 STEEP CANYON RANGERS『Lovin' Pretty Women』CD\2,573-(本体\2,450-)(歌詞付) 昨秋のIBMAアワード・ショウのトップバッターで出 演、強力な印象を残したノース・カロライナ州立大学で結成された若いバンド、スティープ・キャニオン・レン ジャーズの2008年IBMA最優秀アルバム候補作品。トラッドグラスの王道をきっちりと守りつつ、グレアム・ シャープ(bj抜群)のオリジナルが見事な5人組。ロ ニー・ボウマンのプロデュースで、若い才能と感性をバランスよく制しながらのトラッドグラスに対する真摯 な取り組みがすばらしい。ムーンシャイナー誌07年10月号で特集。 FD-3907 FAREWELL DRIFTERS『Sweet Summer Breeze』CD\2,573-(本体\2,450-) 2008年のIBMAで気に入ってしまった若者バンド、フェアウェル・ドリフターズ。60年代のフォークから ウェストコーストの雰囲気を漂わせ、バーズとブリトーズらがブルーグラスやってるみたいな…、そうい えばこのギター(クレイトン・ブリット)、クラレンス(風貌/ファッション)そっくり、で、メチャうまい (トーン/タッチがそっくり)。クリス・ヒルマンとグラ ム・パーソンズの"Wheels"と、ジェリー・リー・ルイス/J.D.クロウで知られる"You Can Have Her"以外はオリジナル。…そうそう70年代のブルーグラス・ アライアンスとかを思い起こさせるユニークなバンドのデビュー作だ。 RHY-1038 RICKEY WASSON『from the Heart and Soul』CD\2,573-(本体\2,450-) 現在のJ.D.クロウ&ニューサウスを支えるリード・ ボーカリスト、リッキー・ワッソンの最新作。ロン・スチュワートのバンジョーとフィドルが中心で、アダム・ ステッフィの2曲、そしてフラット&スクラッグスの2曲(コピー!!)には御大、J.D.クロウがお出まし。そ れにしても、ロンのバンジョーはJ.D.と見まがうばかりのトーン/タイミング/テイスト、見事だ。現代ブ ルーグラスのスタンダードをセットしたとまで言われる70年代のニューサウス・サウンドを今でも守り続け るリッキー・ワッソン、すばらしいボーカリストである。 CB-288407 RICKY SKAGGS『The High Notes』CD\2,888-(本体\2,750-) リッキー・スキャッグスがカントリー界のスターダ ムを登りつめた1980年代の大ヒット曲の数々を、現在のケンタッキー・サンダーとのアコースティックで演 じ直したメチャ珍しい盤。というのも、手に入るのは米国南部に地盤を持つ外食チェーン・クラッカー・バレル の店頭のみ専売CD。そんなヒット曲をアコースティック/ブルーグラス・セットで演じ、エレキ/ドラムスば りばりのヒット版と遜色ないビッグ・サウンドに仕上げるのはさすがだ。 ROU-0604 DAILEY & VINCENT CD\2,573-(本体\2,450-) 2008年IBMAアワードの主要部門を独占してしまった 話題バンド。元ドイル・ローソン&クイックシルバーで数々のテナーを聴かせたジェイミー・デイリー(g)と、 ロンダの弟でリッキー・スキャッグスのサイドマン、また数々のトラッドグラス名作プロデューサーとして知 られるダリン・ビンセント(bs)、デイリー&ビンセントのデビュー作。ジェイミーの透き通るようなテナー・ ボイスとダリンの硬質なソリッド・ボイスでブラザー・デュオの伝統にありながらオズボーンズ/クイックシ ルバー系のスッキリさわやか系グラス。 |
■ムーンシャイナー最新1/2月号特集関連作品 |
(以下は、ブルーグラス専門月刊誌のムーンシャイナー 最新1月号と2月号の特集記事関連作品) |
PC-6514 KRISTIN SCOTT BENSON『Second Season』CD\2,573-(本体\2,450-) 今年のIBMAアワードで、女性としてアリソン・ブラ ウン以来の17年ぶり、最優秀バンジョー奏者に輝いたクリスティン・スコット・ベンソンの最新ソロ第2作。 なんと!11月末からザ・グラスカルズ入り!! 2002年のデビュー作『Straight Path』(PC\6502 \2,540-)から6年、夫のウェイン・ベンソン(サード・タイム・ アウト)とともに子育てに励みながら創り上げたバンジョー・アルバム。オリジナルとトラッド・アレンジに ボーカルもの4曲のオズボーン・チーフ・バンジョーのウッディで上品な響きを丁寧に表現する。1月号「闘魂 バンジョー」特集。 CO-2742 V.A.『Texas Hoedown』CD\2,573-(本体\2,450-) 2月号特集のテキサス・フィドル。本作はそのバイブ ル「County-703」のCD化である。1965年録音を中心に、本作全24曲にはバーノン・ソロモン5曲、バート ウ・ライリー3曲、そしてベニー・トーマソン11曲と、ベニーの兄ルイスの5曲など、60年代にテキサス・ス タイルを完成させた偉大なフィドラーの足跡が刻まれている。なお、さすがカウンティー、本作にはオリジナ ルの「703」の全14曲から10曲のほかに、未発表10曲とボイジャー・レコードからの4曲をここに収め、 「703」の残り3曲は既発のベニー・トーマソン『Legendary Texas Fiddler』(CO-2737 \2,573-)に収められていて重複を避けている。フィドルを志すヒ トは必聴のテキサス・スタイルの基である。 REB-7513 JIMMY ARNOLD『Riding with Ol' Mosby』CD\2,079-(本体\1,980-) 2月号特集のジミー・アーノルド。1992年、40歳の 若さで急逝した天才バンジョー、フィドル&ギター達人ジミーのレベル録音集。大塚章と廖学誠、マイク・オ ルドリッジらが大活躍の1974年作『Strictly Arnold』から7曲、76年の未発表ギター・インスト2曲、82年 の『Rainbow Ride』から5曲(内1曲未発表)、83年のボーカル作品『Southern Soul』から3曲のベスト17曲集、フォスターをはじめ有名曲満載で選曲も秀逸。 スリーフィンガーのスリルとドラマをビビッドに思い起こさせてくれる、すごいアルバムだ。バンジョー奏 者必携!! RHY-1042 AUDIE BLAYLOCK & REDLINE『Hard Driving Bluegrass』CD\2,573-(本体\2,450-) 2月号のカバーストーリーはオーディ・ブレイロッ ク。ブルーグラス新入荷参照!! |
■ブルーグラス・ライブ |
RHY-1033 MOUNTAIN HEART『Live; Road That Never Ends』CD\2,573-(本体\2,450-) 圧倒的なバカテクとド・パワーで聴く者をひれ伏せ るマウンテン・ハートの最新作は、物凄い迫力ライブ!! スティーブ・ガリーに代わる新メンバーのジョッ シュ・シリングがいい!! アダム・ステッフィ、クレイ・ジョーンズ、ジム・バンクリーブの圧倒的なハイ テクに、障害をものともせずバンジョーは右手という真実を教えてくれるバリー・アバーナシー、ベーシス トの家系というジェイソン・ムーアの6人がワイアレス・マイクを楽器にステージせましと暴れまわるライ ブ。ま、いっぺん彼らのライブ、聴いてみなはれ…!! SKFR-9001 V.A.『Celebration of Life:Musicians Against Childhood Cancer』CD2枚組\3,360-(本体\3,200-) ブルーグラスの醍醐味、ライブの良さを堪能できる 2006年度IBMA最優秀アルバム受賞オールスター子供癌基金チャリティー作品。今の米ブルーグラス界を一覧 することが出来るホットなライブ全37曲。セルダムシーン、ニューサウスからグラスカルズ、ロンダ・ビン セント、チェリーホームズ、そして大ラスのトニー・ライス"Shenandoah"まで、70年代以降のアクティブなバ ンド総勢136人参加のライブ。 |
■トラッドグラス |
PC-1157 JACK COOKE『Sittin' on Top of the World』CD\2,573-(本体\2,450-) ムーンシャイナー07年4月号「正しいブルー・グラ ス・ボーイの歌い方」というタイトルで、ジャック・クッ クのデビュー作について、トラッドグラスの、しかもモンローのボーカリストの正しいあり方を紹介していま す。「正しい」という言葉に反応する人、かかっておいで…!? バッターボックスに立った7番バッターのよう に決して自己主張をせず、あくまで淡々と突き抜けるように歌う、これがホンモノのトラッドグラスのお手本な のです。ビルにもレスターにもマックにもカーターにも出来ない、これがブルー・グラス・ボーイの真髄なので す、…とわたしは思うのです。70才にしてこのはりのある声、そして気持ちの持って行きよう…、完全脱帽の正 統トラッドグラス。 ROU-0131 VERN WILLIAMS BAND『Bluegrass from Gold Country』(CD\2,573-) 2006年6月、76才で逝ったバーン・ウィリアムズが 遺した1980年代最高のトラッドグラス大ベストセラー・アルバム。フォスターからカーター・ファミリー、そし てトラッドを丁寧に心を込めて、締め付けられるような感動で演じる秀作だ。2006年発売されたレイ・パークと コンビを組んでいた頃に若いハーブ・ペダーソンとともに遺したライブ『San Francisco 1968』(ARH-524 \2,573-)もすばらしい。 TAD-602 ALLEGHENY DRIFTERS『Can't Wait』CD\2,888-(本体\2,750-) Mind Your Own Business/Homesick/Im Gonna Settle Down/Trouble Aint Nothing but the Blues 他全12曲 ペンシルベニア州ピッツバーグ、米国北部に属するが アパラチアの一部、アレゲニー山脈の中にある鉄鋼/労働者の街である。ここを本拠にトラッドグラスの本流を 守るアレゲニー・ドリフターズ、日本でも東理夫氏によって邦訳された『ブルーグラス』('79年)の著者ボブ・ アーティス(m)と奥さんのカレン(bs)、そしてバーニー・カニンガム(g)とキース・ビーバー(bj)の4人 に、マイケル・クリーブランド(f)が全面参加した最新作。古き善きトラッドグラス・リズムに、一家言ある ボブらしいオリジナルとよく選ばれたトラッドに、ハンク・ウィリアムズやレスター・フラットほかの名曲 をちりばめ、今どきの完璧なアンサンブルとは違う、トラッドグラスのグルーヴをうまく表現している。オー ルドファンには懐かしいリズムとサウンドだ。 |
■ニューグラス |
ブルーグラスの様式に、他の音楽様式を加味。 |
THERE-005 ROWAN BROTHERS『Crazy People』CD\2,573-(本体\2,450-) 寒い季節に暖かくなれる、これほんま、秀作です。ブルーグラス・カリズマ、ピーター・ローワ ンが弟ふたり、俳優でもあるローリンとクリス・ローワンとともに創ったノスタルジックで暖かい アメリカン・ミュージック。全編、オールディーズの雰囲気を漂わせながらのアコースティック・ スウィングとカリプソ、そしてテックス・メックスのハッピー・ミュージック!! ジェリー・ダグラス、フラコ・ヒメネス、エドガー・マイヤー、サ ム・ブッシュ他。とても幸せになれる2002年の素晴らしいアコースティック極楽作品。 ROU-0550 V.A.『Moody Bluegrass, a Nashville Tribute to the Moody Blues』CD\2,573-(本体\2,450-) 2004年のニューグラス秀作。ティム・オブライエン、ジョン・コーワン、ハーリー・アレン、ラリー・ コードルらをリード・ボーカルに、アリソン・ブラウン、チャーリー・クッシュマン、バリー・クラブトゥ リー、キース・リトル(bj)、ステュアート・ダンカン、フレッド・カーペンター(f)、またハーモニーにはアリ ソン・クラウスやサム・ブッシュも名を連ねた豪華版(ジョンのリードにアリソンのテナーとサムのバリトン は一聴の価値あり…!)。デビッド・ハービー(m)がジョン・コーワン・バンドで2006年来日したフラットピッ カー、ティム・メイ(g)と創ったオールスター・キャストによる、イギリスのロックバンド、ムーディー・ブ ルースのカバー集。 |
■若者ブルーグラス |
圧倒的に台頭してくる若いブルーグラッサー!! |
PC-1136 JOSH WILLIAMS『Lonesome Highway』CD\2,573-(本体\2,450-) 今年のIBMA最優秀ギタリスト獲得と同時に、トニー・ライス・ユニットへの加入など、次々と夢をか なえるジョッシュ・ウィリアムズ。本作はジョッシュの2004年最近作。J.D.クロウをゲストに迎えるなど、 先人へのリスペクトを含め、ギターとマンドリンに渋いバリトン・ボイスで典型的な現代のブルーグラスを 聴かせる秀作である。ムーンシャイナー2008年12月号特集。 SH-4017 CHRIS THILE『How to Grow a Woman from the Ground』CD\2,573-(本体\2,450-、歌詞付) 2006年発売の衝撃作品。2008年にパンチ・ブラザー ズとして登場する前、彼らの考えるブルーグラスに正面から取り組んだ、21世紀の若者ブルーグラスを象徴 するような才能と魂が詰まった大秀作。当時、ほぼ全員が25才、ブルーグラスの未来を背負っていくスー パーピッカーらによるキョーレツなスタジオ・ライブ、一発録り。パンチよりはるかにブルーグラスらしいの で、ご安心…!!? でもほんま、ぜひ聴いてみてください若いブルーグラスを!!! |
■日本のアーティスト |
RMA-0704 マエドリン・カフェ『cafe "bluegrass』CD\1,500-(本体\1,429-) 広島〜関西間で活躍する前田宏樹と秋山龍哉の若手 ブルーグラス・デュオ「maEdolin Cafe」。若者らしい覇気と指離れの良さから生まれるクリアーなマンドリ ンとフラットピッキン・ギターで、ふたりのオリジナル・インスト2曲とジミー・ロジャーズやレスター・フ ラットなどのボーカルものに、ジャズ小品、そしてスタンダードのスロー・ゴスペル・インストからビル・モ ンローでしめる全8曲、若者らしい向こう見ずな突込みがすばらしい。MS誌2007年5月号(MS-2407 \525-)に特集。 |
■ブルーグラス・マスターズ |
そのキャリアで地位の確立した巨匠たち。 |
MS-0044 BILL YATES & Friends『Country Gentlemen Tribute』CD\2,888-(本体\2,750-) 故チャーリー・ウォーラーと18年間、カントリー・ ジェントルメンを支えたビル・イェーツ(bs)が2007年に発表したカントリー・ジェントルメンに捧げるアル バム。チャーリーそっくりのマイク・フィップスのボーカルを軸に、ドイル・ローソン/ジミー・グドローを 思わせるデイブ・プロスト(m)、そしてドイル・ローソン&クイックシルバーのダーレン・ビーチリー(g)、ス コット・ウォーカー(bj)、デイブ・マクグラッシャン(bs)が、あの懐かしくて、ホッとするカントリー・ジェ ントルメンのサウンドを再現してくれる。今更ながら、ダッフィやアドコックといっても、やっぱりジェントル メンはチャーリー、そのボーカルの大きさにも気付かされる。 |
■ゴスペル |
REB-1830 PAUL WILLIAMS & The Victory Trio『What a Journey』CD\2,573-(本体\2,450-) ブルーグラス・ゴスペル王道を行くポール・ウィリア ムズの最新作。かつて10代でロンサム・パイン・フィドラーズやジミー・マーティンで活躍したあの透き通る ようなテナーは健在で、前作『Where No One Stands Alone』(REB-1822 \2,573-)はIBMA最優秀ゴスペルの最終ノミネート作品。ローカル・ミュージシャン達と創 るシンプルなブルーグラス・ゴスペル・サウンドはブ ルーグラス本来の出自だ。 |
■女性ブルーグラス&オールドタイム |
TCP-203 SHEARWATER『Shearwater』CD\2,573-(本体\2,450-) かつて瀬戸大橋のフィッシャーマンズ・ウォーフに長 期滞在、中島ファミリー・バンドのベースも担当、1995年の阪神淡路大震災ではいち早く慰問に訪れて避難施設 を回り、そのさわやかなボーカルで人々を癒してくれたタミー・ファサートの最新作。デイブ・クラークのギ ターとジェイムズ・ウィットールのマンドリンにタミーのベース、そしてフィドルのゲストというバンジョーレ スで、「ミズナギ鳥(Shearwater)」というユニット名に相応しく、素敵な声質のタミーらしい、飾り気のないさ わやかなオリジナルのブルーグラスが楽しめる。女性ブルーグラス・シンガー/ファンにお勧めの曲がタップ リ。 |
インスト新入荷 |
PATUX-176 JORDAN TICE『Long Story』CD\2,573-(本体\2,450-) Locust Point/Salad Days/Song for Leslie/Sofia/Ode to a Vending Machine/The Colony/3 AM 他全10曲 今、20歳にして2枚目のアルバムを発表するフラッ トピッキン・ギタリスト、ジョーダン・タイス。見事なフィドル・チューンから新世代のインストまで、圧倒的 なテクニックと感性で全曲オリジナル・インスト集。そのすばらしいメロディーを肉付けしていくバンドは、 ノーム・ピケルニー(bj)、ケーシー・ドリーセン(f)、アンディ・ホール(d)の若者スーパーピッカーと、そし てマーク・シャッツ(bs)。メロディーが、どれもじつに自然な流れを持っていてブルーグラス的であるのは、 おそらく幼いころから両親に連れられてフェスにどっぷり浸かった賜物か。幼馴染のフェス友、パンチ・ブラ ザーズのクリス・エルドリッジがライナーを書くという、現在の米国ブルーグラス若者事情を如実に語る。バ イオに曰く、「ブルーグラス家庭に育ちながらロック以外に興味をしめさなかった彼が15才の夏突然、87年の ベラ・フレック"Drive"と89年のストレングス・イン・ナンバーズ"Telluride Sessions"以降の世代の音楽にのめり込んだ…」。すばらしいブルーグラス・ギター・ アルバムである。 ちなみに高校生時代の『No Place Better』(PATUX-126 \2,573-)は、大塚アキラ、ロン・スチュワート、マーク・シャッツ、マイク・マンフォードらの猛者を バックにしたデビュー作。 LOC-0869 V.A.『Hornography』CD\2,573-(本体\2,450-) Wheel Hoss/Is this America/Catle in the Cane/Carter's Blues/What a Friend We Have in Jesus 他全17曲 1955年に故ジョッシュ・グレイブスがフラット&ス クラッグスに持ち込んで以来、強烈な発展を遂げたブルーグラス・ドブロ。左手に持った、たった一本の鉄製 の棒(バー)で信じられないほど多彩な音を生み出し、そのすごいテクニックはブルーグラスのみならず、音 楽界のあらゆるところで聴かれるようになっている。現在もっとも信頼されるドブロ製作者のひとり、ティ ム・シアホーンの作品をトップ・ドブリストが演じる17曲。IBMA最優秀ドブリストのロブ・アイクスのビル・モ ンロー・チューンを皮切りに、ロバート・ジョンソンのブルースやパット・メセニー曲などを散りばめながら、 個性的なドブリストがそれぞれのオリジナルを披露する。ランディ・コーアズやサリー・バン・ミーター、ス トリングダスターズのアンディ・ホール、ビスケット・バーナーズのビリー・カーダイン、ダン・ティミンスキ・ バンドのジャスティン・モーゼスほか、ティム・シアホーン自身の演奏も収められ、ドブロ・ファンには堪ら ない楽しい作品になっている。 COMP-4498 MISSY RAINES & NEW HIP『Inside Out』CD\2,573-(本体\2,450-) Basket of Singing Birds/Magnolia/Pootie Tang/Tatto/Stop Drop & Waggle/Angeline 他全10曲 ブルーグラス・フェスの中で育ち、トム・グレイに 師事、IBMA最優秀ベーシストを7度受賞しているミッシー・レインズ。女性でありながら、ものすごい迫力 でバンドを引っ張り安定させる彼女、自身がリーダーとしてのニューヒップのデビュー作である。クラス ター・プラッカーズのクリスとデイルの息子、21歳になったイーサン・バリンジャーのすばらしいマンドリ ン、パンチ・ブラザーズのゲイブの弟マイケル・ウィッチャーの感覚的なドブロ、17歳でウィンフィールドの フラットピッキン・チャンプ(マーク・オコナーに次ぐ年少記録)になったアラバマ大学在学中のディロ ン・ホッジスのフリーなギターを核に、自由な発想のアコースティック音楽が繰り広げられる新世界。ほか にほぼ全編にドラムスを導入、また、かつてのメンバーで4曲(うち2曲はエド・スナッダリー作品)に 参加するETSU出身のメガン・マコーミック嬢のボーカ ルがめちゃいい!! そのほか、ローリー・ルイスとマイク・マーシャルの共作品やトラッドのほかはオリジ ナル。全員が持つブルーグラス・ルーツから飛び出したヒップなアコースティック・アンサンブルがすばら しい。 OXCD-6030 CLARENCE WHITE『White Lighetnin'』CD\2,573-(本体\2,450-) No Title Yet Blues/Tuff & Stringy/Tango for a Sad Mood/Buckaroo/Yesterday's Train-Sally Goodin Meets Byrds/Freeborn Men/Cuckoo Bird 他全18曲 クラレンス・ホワイトのレコード・デビューとなっ た1962年のワイズバーグ/ブリックマンの伝説的な"No Title Yet Blues"(初CD化)からはじまる本作は、おもにクラレンスのストリング・ベンダーを駆 使したエレキギタリストとしての貴重な録音を集めたもの(アコギはバーズの"Sally Goodin"を含み3曲)。注目されるのは1967年、クラレンスが別ユニッ トとして活動していたカントリー・バンド、ラウスタバウツの未発表ライヴ・テイク3曲。さらには、バー ズの未発表スタジオ・テイク(ジーン・パーソンズとのジャム含む)や、ストリング・ベンダーが強烈な、あ の"Freeborn Man"のオリジナル・ヒット・バージョンを含むフレディ・ウェラーのコロムビア音源、 ジョー・コッカーとのセッション、エバリー・ブラザーズとの、クラレンス最晩年の『Silver Meteor』セッションを含む4曲等々、各セグメントの終わりに短い ベンダーソロがメチャ面白い、シエラ・レコードのお宝音源シリーズ。6カット以外の12曲は初CD化だとい う。 HCPCD-2008 東京ホット倶楽部バンド『Autumn in Tokyo』CD\2,500-(本体\2,381-) C'Est Si Bon/Autumn Leaves/Cherokee/I Found a New Baby/Smile/Caravan/Night and Day 他全11曲 日本のホットクラブ・バンド(1930年代に出現した ジャンゴ・ラインハルトとステファン・グラッペリらによるアコースティック・スウィング・ストリングバ ンドのスタイル)の草分け、東京ホット倶楽部バンドの最新作。1985年、元ブルーグラス・フィドラーの大 矢貞男を中心に結成以来、フランスのジャンゴ・フェスやイギリス、ポルトガル、ニュージーランドやオー ストラリアのツアーをこなしながら数々のアルバムを発表してきた彼ら、最新作は「セシボン」からコール・ ポーターの「ナイト&デイ」まで、癒し系の名曲ばかりを集めたライブ。大矢のフィドルを軸に、水口昌昭、 杉山太郎、千田哲彦(スパイダーテツ)のギター3台に小美濃悠太のベースとゲストボーカルの繭本珠妃。 |
各楽器別インストお勧め再入荷作品 |
(楽器につきましては、楽器本体やパーツから教則物ま で、各種取り扱っています。お気軽にお問い合わせください) |
■ギター |
RHY-1025 CLAY JONES『Mountain Tradition』CD\2,573-(本体\2,450-) おそらく、世界最速フラットピッキンのひとつとな る"Big Mon"他、クレイ・ジョーンズによるブルーグラス・スタンダード・インスト集。アダム・ステッフィ、 ジム・バンクリーブ、ロン・スチュワート、ジェイソン・ムーアといったトップ・ピッカーをバックに演じ る。…メチャ強烈です。 DREAD-0701 DAVID GRIER『Live at the Linda』CD\2,888-(本体\2,750-) ブルーグラス・ギターの最高峰デビッド・グリアの 自費制作最近作は、1946年製マーティンD-28とべっ甲ピックを駆使、オリジナルに有名曲(ビートルズか らロバータ・フラック、モンロー/父親=ラマー・グリアからスクラッグスまで)を散りばめた天才グリア のソロ・コンサート・ライブ集。純粋にギターと同化して、無邪気なまでにギターを、いつでもどこでも弾き つづけるグリア。その曲の中に込められた、左指と右ピックから湧き出すスリルに満ちた煌きをお聴き逃し なく!! |
■バンジョー |
(ムーンシャイナー連載のチチ松村「バンジョー祭り」、 お見逃しなく!!) |
PC-1160 V.A.『More Ultimate Pickin』CD\2,573-(本体\2,450-) Pretty Little Indian/Little Darlin' Pal of Mine/Whiskey Before Breakfast/Big Sandy River/Katy Hill/John Henry/Stony Point/Amazing Grace 他全20曲 ご覧の通りの有名スタンダード曲を、スコット・ベス タル(bj)が中心になってシリーズしたアルバム『究極ピッキン』のベスト20曲集第2弾。アダム・ステッフィ 6曲、ウェイン・ベンソン18曲のマンドリン組(ツイン4曲含む)、クレイ・ジョーンズ6曲、ジェフ・オウ トリー11曲のギター組、オウブリー・ヘイニー9曲、リッキー・シンプキンズ6曲、ジム・バンクリーヴ3曲 らのフィドル組ほか、90年代以降の第一線スーパーピッカーらが見事に、ヒントいっぱいに聴かせてくれ る。第一弾『Ultimate Pickin』(PC-1147 \2,573-)もお忘れなく。 |
■マンドリン |
NR-025 THE EMORY LESTER SET CD\2,888-(本体\2,750-) 米国東海岸からカナダにかけて活躍するスーパーピッカー、エモリー・レスターが1994年に発表したドー グ/ニューエイジ系インスト作品集。マンドリンを中心にしたバンジョーレスのカルテットで、エモリーの 素晴らしいテクニックとトーンを堪能させてくれる。日本では無名だが、米国のマンドリン界では知られた エモリー、素晴らしいモンテレオーネ・マンドリンの音をお楽しみください。全13曲61分に及ぶ力作。 ROU-0453 RONNIE McCOURY『Heartbreak Town』CD\2,573-(本体\2,450-) IBMA最優秀マンドリンを連続8回受賞したロニー・ マッカーリーのソロ・デビュー作品。マンドリン奏者としては4曲のインストにベラ・フレックやジェリー・ダ グラス、デビッド・グリアやステュアート・ダンカン、そしてデビッド・グリスマンをゲストに、残りの9曲は ボーカルもので、DMBやザ・サイドメンの仲間らと。ソロの第二作目は2007年発売のすばらしい子供向けアル バム『Little Mo' McCoury』(MCM-0007 \2,573-)である。 |
■フィドル |
RHY-1029 JIM VAN CLEVE『No Apologies』CD\2,573-(本体\2,450-)(歌詞付) 現在もっともアグレッシヴなブルーグラス・フィド ラー、マウンテン・ハートのジム・バンクリーヴのデビュー・ソロ作品。インストが6曲とボーカル物が5 曲、アダム・ステッフィ(m)、クレイ・ジョーンズ(g)、ジェイソン・ムーア(bs)、ロン・スチュワート(bj)、 ロブ・アイクス(d)の6人を基本に、ブライアン・サットン(g)を5曲で起用。なぜ?60年前に完成されたブ ルーグラスが半世紀を経た今も、執着と挑戦の対象であり続けるのか、つまりそれがブルーグラス……、五 つの楽器が一瞬の隙も見せずに、ひたすら緊張し続ける音楽だから。凄い!! 2007年のグラミー・ノミネー ト作品でもある。 K2B2-3569 BUELLGRASS『All Strung Out. Adventures in Buellgrass』CD\2,573-(本体\2,450-) ジャズ・ベーシスト(チェリスト)のビュエル・ネ イドリンガーが率いるビュエルグラス。ビル・モンローとセロニアス・モンクらの作品を演じた1曲目から4曲 目は96年録音のダロル・アンガーとリチャード・グリーンらとの弦楽四重奏。99年録音の5曲目から7曲 目はトラッドグラスやブラザー・デュオで、天才ダニー・バーンズ(bj)やロバート・ボウリン(f,m,g)と。 最新2005年録音は、ルーシー・ドーンフェルド(f)らとオールドタイム・クルーヴをクラシック調弦楽五重 奏にアレンジ。そして最後、11曲目から13曲は1982年の、アンディ・スタットマン、リチャード・グリー ンらとのライブで、「ダニー・ボーイ」など。どこを切っ ても擦弦楽器のスリリングな音とグルーヴの冒険が楽しめるアルバム。 |
■ドブロ |
MB-21785D ROB ICKES『Contemporary Dobro Artistry』DVD+Book+CD\4,725-(本体\4,500-) アンディ・レフトウィッチのマンドリンとのデュオ にはじまり、ジャズ・ピアニストのマイケル・アルビーも加わってのセッションも見ごたえ十分のロブ・アイ クスのドブロ教則。10度目のIBMA最優秀ドブロに選ばれたロブ、そのアメージングなテクニックとセンス を余すところなく伝えてくれるドブロ教則秀作である。ボーナスに収録17曲のCDが付いていて、いつでもどこ でもドブロ・イメージを確認。映像、音、そして教則本でドブロの最先端を!!……日本でドブロ奏者がもっと増 えないかなぁ!? |
■日本人インストルメンタリスト |
RMA-0704 マエドリン・カフェ『cafe bluegrass』CD\1,500-(本体\1,429-) 広島〜関西間で活躍する前田宏樹と秋山龍哉の若手ブ ルーグラス・デュオ「maEdolin Cafe」。若者らしい覇気と指離れの良さから生まれるクリアーなマンドリンと フラットピッキン・ギターで、ふたりのオリジナル・インスト2曲とジミー・ロジャーズやレスター・フラット などのボーカルものに、ジャズ小品、そしてスタンダードのスロー・ゴスペル・インストからビル・モンローで しめる全8曲、若者らしい向こう見ずな突込みがすばらしい。MS誌2007年5月号(MS-2407 \525-)に特集。 |
オールドタイム&フォーク新入荷 |
BALZ-2008 バラーズ『想い溢れて』CD\2,100-(本体\2,000-) 都会人よ/見えないあした/想いを染めて/巡る季節に寄り添って/一つの真実/生きてるって 他全10曲 1968年に結成され、2ヶ月後には高石ともやのコン サートでステージデビュー、その後、折からのブームの中で活躍、70年に中津川フォークジャンボリーなどを 経て、同年解散した女性フォーク・トリオ、バラーズの最新第3弾CDアルバム。1990年、岡本寿子、平岩美佐 子、福中いづみのオリジナル・メンバーで復活、本作ではムーンシャイナー誌のフォーク・コラム"One Nite Stand"を連載していた岩崎昌樹(m,g,autoharp)、稲本義信(bs,12string-g)、稲本弘美(keybord)、ナター シャセブンやSAMで活躍した新藤了彦(dobro,bj)、福井秀彦(bluesharp)らをバックに、デビューから40年、 女性ならではの感性、優しいハーモニーとアコースティック・サウンドで10曲のオリジナルを聴かせる。 TT-2008 高石ともや『詩歌集〜もう一歩』CD\1,500-(本体\1,429-) もう一歩/水は頑張らない(水のものがたり)/Run River Run!(いび川マラソン・テーマ曲)/街 全4曲 高石ともやの最新作は4曲収録のミニアルバム。マー ティー・ブレイシーのパーカッションに自身のギター、バンジョー、ペニーホイッスル、そして村尾あいと古河 さち子がボーカルでサポートするシンプルな作品。 |
オールドタイム&フォークお勧め作品 |
■オールドタイム |
DUAT-1186 JANETTE & JOE CARTER『Last of Their Kind』CD\2,573-(本体\2,450-) 2005年春の弟ジョーに続いて2006年1月22日、ジャ ネット・カーターが82才で亡くなった。本作は2004年に発表されたジョー&ジャネット・カーターの遺作。31 年間、一年中休むことなく毎週土曜日にカーター・フォールドでのコンサートを続け、父A.P.と母サラの 音楽と文化を継承してきたジャネット、ここにもたしかな証を遺している。 |
■フォーク |
ARP-591594 V.A.『Beautiful Dreamer;The Songs of Stephen Foster』CD\2,888-(本体\2,750-) 草競馬/ケンタッキーの我が家/スワニー河/オー・スザンナ/金髪のジェニー/Hard Times... 他全18曲 久々の再入荷!アメリカ最初の人気ソングライター、 スティーブン・フォスターをカバーしたベスト18曲集。マーク・オコナーやヨーヨーマらをバックに歌うアリ ソン・クラウスやバーズのロジャー・マッギン、カントリーのスージー・ボガスやBR5-49、ジョン・プライン やミシェル・ショックドらのほか、新世代のアパラチアンたち、ザ・ダックス、グレイ・ディライル、オラベル など、斬新なサウンドで聴かせるどの曲も、それぞれの解釈がユニークで楽しめるアメリカーナ音楽と化して いる。現在アメリカ南部音楽の懐の深さを改めて感じさせる秀作、新しい才能に出会ってください。 |
■日本のアーティスト |
RS-7788 赤木一孝『からっぽの部屋』CD\3,000-(本体\2,857-) 「あかべえ」こと、赤木一孝のデビュー・ソロ・アルバムである。デル・マッカーリーをアイドルと するベテラン・ブルーグラッサーであるが、ここではシンガー/ソングライターとして10曲中8曲の作曲 (作詞は佐々木由紀)を手がけ、ポップなアレンジで、軽 やかなテナー・ボイスとブルーグラス/ジャズを極めたギターが、さわやかなアコースティック作品に仕上 げている。ブルーグラスやジャズのほか、故坂庭省悟らとのSAMなど、1970年代から音楽で生活してきた赤 木、待望のソロ・デビュー作。ムーンシャイナー2月号に特集(MS-2404 \525-)。 |
カントリーお勧め作品 |
LDR-013 RALPH STANLEY U『This One Is Two』CD\2,888-(本体\2,750-) ラルフ・スタンレーの息子として生まれ、「ツゥー (two)」というニックネームでクリンチ・マウンテン・ボーイズのリード・ボーカルを担当して12年、その間 ソロ・アルバムを4枚発表、年ごとにボーカリストとしての幅を広げてきたラルフ・セカンド、これまでの ブルーグラス作品から一転、さまざまなライターの作品を取り上げ、メインストリーム・カントリー市場に も通用すべくステップを踏む音作りに挑んでいる。ガース・ブルックス、エルトン・ジョン、ライル・ラ ベット、タウンズ・バン・ザントらのカバー、ジム・ロー ダーデイルとのデュオ"L.A.Country"、叔父であるカーター・スタンレーを歌った"Carter"、ギターを 歌った"If This Guitar Could Talk"、自作の"Honky Tonk Way"など、ラルフのバンドからメインストリーム・カントリーでブレイクした故キース・ウィットリー に憧れて唄を志したというだけあって、全体にしっとりと聴かせる作品。 SP-1223 Various Artists『Gram Parsons Notebook; The Last Whipoorwill』CD\2,888-(本体\2,750-) Hickory Wind/L.A. Customs Blues/Cash on the Barrelhead/Barefootin'/A Song for You 他全12曲 カントリーロックの生みの親とされるグラム・パー ソンズに捧げられた2000年作品。インターナショナル・ サブマリン・バンドのメンバーだったジョン・ニュイスの総制作の元、カール・ジャクソン、マイク・ウォード (ジェイムズ・バートンのエルビス・バンドとの共演を含む)、エディ・カニンガム、ジム・ローダー デイル、ロナ・ヘインズとレベッカ・リン・ハワードら、スターシンガーではないが、ソングライター などとして活躍する濃いメンバーたちが、グラムのレパートリーに挑む秀作。 BCD-16850 BUCK OWENS『Act Naturally』5CD+84頁本\20,213-(本体\19,250-) マール・ハガード、ジョージ・ジョーンズに続いて、 遂に完成したバック・オウエンズ全曲集第1弾。バック自身が生前、ベア・ファミリーの手でまとめられること を切望していたという大全集、今回は1953〜54年のセッションマン時代の作品に始まって、ベイカーズ フィールド・サウンドを完成に導きヒットを連発、トップスターの座を確立した64年までの集大成。キャピト ル音源は、初期ローズ・マドックスとのデュエット・ヒットなども含んで、最初のアルバム『Buck Owens』から『I've Got a Tiger by the Tail』まで完全収録、未発表2曲にオルタネイト・テイク多数も含む全 159曲、6時間半にも及ぶ超大作、84頁の完璧な解説書つき!(宇野誠之) TL-80031 HANK WILLIAMS『Unreleased Recordings』CD3枚組\5,040-(本体\4,800-) ハンク・ウィリアムズが1951年頃にレギュラー出演していたWSMラジオの早朝15分番組のために録音した アセテート盤が廃棄寸前に救出され、ようやく陽の目を見ることとなった超貴重音源。ハンクのオリジナル や馴染み深いヒット曲も含まれてはいるが、その多く(27曲)はハンク自身公式には録音していない曲やここ で初めて聴かれる曲。カントリー史上最初のスーパースター、ハンク・ウィリアムズがその絶頂期に残した 54曲、彼の実像を知る上でまたとない貴重な音源となるだろう。 |
■日本のアーティスト |
LG-2003 森山美果&ホンキートンク・デビルズ『My Country Song Book』CD\2,625-(本体\2,500-) Crazy/Somewhere Between/Seven Lonely Days/Silver Wings/Faded Love/Kentucky Waltz 他全14曲 大阪の北新地、「ライト・ゲージ」をホームとして西 宮のフォートワースや伊丹のハンクスなど、阪神間で活躍する女性カントリー・シンガー、森山美果が、由上 万基(steel g)、小林由夫(f)、岡田幸夫(g)他、ベテラン・ミュージシャンらによるホンキートンク・デ ビルズを率いてのデビュー作。 |
映像新入荷 |
MP-0208 MAC WISEMAN『Bluegrass 1971 with Lester Flatt & Chubby Wise』DVD\2,573-(本体\2,450-、カラー47分) Homestead on the Farm/I'll Still Write Your Name in the Sand/Blue Birds Are Singing for Me/Sweetheart You Done Me Wrong/Will You Be Loving Another Man?/Jimmy Brown, the newsboy 他全14曲 すごい映像だ!! チャビー・ワイズ、テイター・テイ ト、ジョー・グリーンの強力トリプル・フィドルでキックオフされる"Wabash Cannonball"にはじまるマック・ワイズマン数々の当たり曲。シェナンドー・カッ タップス(故ビリー・エドワーズ、ハーシャル・サイズモア、ジョン・パーマー、テイター・テイト、ゲストに ハーリー・ガバード)のパリパリに乾いたソリッドグラスの、ほぼジャムに近い形ですごい演奏(バックアップ もメチャ面白い、ビリーのメロディの美しいバンジョー!!)に、マック絶頂期のすばらしい声("Voice from Heart"の異名通り)を聴かせる。中ほどでは元気だったレスター・フラットがナッシュビル・グラス (ローランド・ホワイト、ジョッシュ・グレイヴス、ハスケル・マコーミック、ポール・ウォーレンにゲストの なんと!ハウディ・フォレスター!!ほか)を率いて登場……故ジョッシュのインパクト・ドブロ、若いローラン ドのチョップ、そしてハウディの左指……もう堪りません!! その上、カールトン・ヘイニー(世界初のマル チデイ・ブルーグラス・フェスを開いたプロモーター)が出てきてレスターとチャビーを呼び、オリジナル・ブ ルーグラス・バンド時代のことをインタビューするという、すごいオマケまでついている。昨秋、米国の人間 国宝に選ばれたマック、その実力/すばらしさを再認識するとともに、1970年代のはじまりに台頭してくる ブルーグラス・フェスの勢いに乗ったいきいきとした KOCH-4241 CHARLIE DANIELS & Friends『Preachin', Prayin', Singin'; Live from Nashville』DVD\2,888-(本体\2,750-) Walkin' in Jerusalem/I'm Working on a Building/What Would You Give/Old Crossroads/Salty Dog Blues/Keep on the Sunny Side/Uncle Pen 他全12曲 サザンロックのスーパースターとなったチャーリー・ ダニエルズもブルーグラス出身で、60年代にはフラット&スクラッグスの録音セッションにも参加していた。 そんな彼が、ブルーグラスに戻ってきて、親友のマック・ワイズマンと和気あいあいのブルーグラス・ゴスペ ル・ライブを繰り広げるリラックスした2005年のセッション・コンサート。ゲストにアール・スクラッグスと ゲーリーとランディの息子ふたり、そしてデル・マッカーリー。基本セットのバック・バンドには、ロニー・ マッカーリー(m)、ロブ・マッカーリー(bj)、ジェイソン・カーター(f)、マイク・バブ(bs)のデル・マッカー リー・バンドに、インファマス・ストリングダスターズのアンディ・ホール(d)と、2006年にジョン・コーワン・ バンドで来日したティム・メイ(g)に、コーラス隊としてザ・ホワイツ、観客の中には故ルイーズ・スクラッグ スもいる。実にリラックスした笑顔が一杯の、ジャムに近いようなセッション・コンサートである。 |
映像ものお勧め作品 |
NONE514400 EDGAR MEYER & CHRIS THILE CD+DVD\3,780-(本体\3,600-) ブルーグラス楽器にとってニューグラス/ドーグにつ づく第3の革命をもたらした1989年のストレングス・イン・ナンバーズの核となったエドガー・マイヤーと、そ れを発想の源として聴き育ったクリス・シーリ。ベースとマンドリン、ふたりの天才ミュージシャンが創る至福 のCD48分と、ふたりの音楽創造の過程やコンサートを収めたボーナスDVD55分。観ていると、すでに現在、音楽 的にはジャズやクラシックと同じく高い芸術性を認められるブルーグラスを実感されることと思う。 BVD-20113 V.A.『Country Style U.S.A.-Season 3』DVD\4,515-(本体\4,300-、3時間) クラシック・カントリーのファンにはたまらない発掘 お宝映像4巻シリーズ第三弾。1956年からアメリカ陸軍が制作した15分のTV番組を各DVDに13本ずつ収めたシ リーズ。毎回グランド・オール・オープリのトップスター を主役にヒット曲満載。今回紹介のシーズン3はベニー・マーティンとチェット・アトキンスらの写真をカ バーに、エディ・アーノルド、ドン・ギブソン、ファーリン・ハスキー、レイ・プライス、ハンク・スノウ、カー ル・スミス、ザ・ブラウンズ、マック・ワイズマン、そしてマザー・メイベルとカーター・シスターズほかが主 役の13エピソード、ゲストにはスキーター・デイビスやデル・ウッド。3時間の極楽とミニ・バイオや貴重な写 真等のブックレットがついたデジパック仕様。カントリーの黄金時代を居ながらにして楽しめる、ドイツのベ アファミリー社から、またとない贈り物。 SHDVD-4802 V.A.『Country Bluegrass Homecoming, Vol.1』 SHDVD-4805 V.A.『Country Bluegrass Homecoming, Vol.2』上記2点ともにDVD\3,675-(本体\3,500-)(Dolby Digital 5.1 and Stereo、90分) 上記2作とも、ブルーグラス/カントリーの新旧トッ プ・アーティストが見事なエンターテイメントを繰り広げるメジャー・プロダクションのゴスペルDVD。錚々 たるメンバー、ビンス・ギル、ラルフ・スタンレー、ジョージ・ジョーンズ、ロンダ・ビンセント、ザ・グ ラスカルズ、マーティ・ステュアート、ドイル・ローソン&クイックシルバー、チェリーホームズ、デイ リー&ビンセントほか、カントリーのバックにはブレント・ローワンやポール・フランクリンら、ナッシュ ビル最高のセッション・ミュージシャン達。もっとも成功したクリスチャン・シンガーのひとり、ビル・ゲ イサーがホストとなり、南部のゴスペル娯楽を見せてくれる秀作。 SHA-615D 『The Best of Flatt & Scruggs TV Show Vol.5』DVD\3,308-(本体\3,150-、白黒60分) Earl's Breakdown/Storms Are on the Ocean/Girl I Love Don't Pay Me No Mind/Please Help Me I'm Falling/I'll Never Shed Another Tear 他全30track 火を噴く"Eral's Breakdown"ではじまる1962年3月のショウと、"Roll in My Sweet Baby's Arms"ではじまる1961年7月のショウの30分番組が2本収 められているシリーズ第5弾である。フラット&スクラッグスがもっとも成熟したアンサンブルを聴かせ、 あの12月のカーネギーホール公演に向かいつつある時期、48才のレスター・フラットの絶妙な歌心と38才 のアール・スクラッグスのゴールデン・トーンに、ジョッシュ・グレイブス、ポール・ウォーレン、ジェ イク・ターロック、そしてカーリー・セクラーが作る見事なチームワークで、ストレイト・ブルーグラスか ら当時流行りのカントリー、ゴスペル、コメディー、フィドル&バンジョーなど、盛りだくさんのエンター テイメントを楽しませてくれる。世界中のブルーグラッサーがアンサンブルの手本にするフラット&スク ラッグスなのだ。必見である!! なお、奇跡的に発掘された貴重なフィルムのDVD化シリーズ全6作、必見です!! SKFR-1005 RICKY SKAGGS & KENTUCKY THUNDER『Soldier of the Cross, the Concert』DVD\3,098-(本体2,950-) 現在ブルーグラス界で最重量級のライブ・バンド、 ケンタッキー・サンダーを率いてリッキー・スキャッグスが2001年1月、ナッシュビルのギブソン・カフェ でアルバム『Soldier of the Cross』発売記念で聴かせるバリバリのブルーグラス・ライブ全11曲。ビル・ モンローの"Get Up John"や"Walls of Time"のほか、ゴスペルを中心に鉄壁のブルーグラス・アンサンブ ルを堪能させてくれる。 |
教則もの新入荷 |
DVDJHNBJ21 MARK JOHNSON『Clawgrass Banjo』DVD+Tab\5,040-(本体\4,800-、1時間45分) Old Joe Clark/Cherokee Shuffle/Cold Frosty Morning/Angeline the Baker/Heartbroken/John Wilkes Booth and Mosby's Ranger. 「クロウグラス」と異名をとるマーク・ジョンソンのス タイルを学ぶ教則DVD。トニー・ライスら兄弟と幼友達だった彼が、ブルーグラスのリズムの中で見つけたクロ ウハンマー/フレイリング奏法だ。現在のオールドタイム・ストリングバンドの典型的なクローハンマー・バン ジョーとは違い、ブルーグラス的な発想とリズムの中で弾くことができるフレイリング・スタイルが基本だとい う。そこから、ツーフィンガーのドロップサムに進み、彼 自身のスタイルに到達する過程を教えてくれる。スリーフィンガーばかりに飽きているあなた、いろいろとやっ てみることですよ、ね!? 何事も自分から取りに行かなくては、タナボタはないもんね…。 CDBALHY01 BUTCH BALDASSARI『Mandolin Hymns』CD+Book\3,780-(本体\3,600-) Down to the River to Pray/What a Friend We Have in Jesus/Amazing Grace/I Am a Pilgrim/Life Is Like a Mountain Railroad/Pass Me Not 他全15曲 惜しくも今年1月10日に他界したブッチ・バルダサリ の遺作。先月紹介したアパラチア名曲集『Appalachian Mandolin』(CDBALAP01 \3,780-)のCD付きコピー譜につづいて、上記ヒム(ゴスペル)の有名曲15曲の楽譜と タブ譜にCD付き。シンプルに美しく、ステュアート・ダンカン、ロバート・ボウリンほかのバックアップも秀逸 なCDをそのまま38頁にコピー譜。ウェアリーハーツやロンサム・スタンダード・タイム、そしてナッシュビル・ マンドリン・アンサンブルで知られるマンドリン奏者ブッチ、オールドタイム/ブルーグラスからクラシック まで幅広い知識と技量の持ち主で、マンドリン音楽の普及に努め、南部名門大学バンダービルトのブレアー音楽 校の教授でもあった。 MB-95389D PAUL YANDELL『Fingerstyle Legacy』DVD\3,990-(本体\3,800-)(48分) After You've Gone/Munich Memories/Oh By Jingo/Georgia Camp Meeting/St. Louis Blues/Sweet Ala Lee/The Perfect Song/Going Home. 昨年他界したジェリー・リードとは1970年から5年間、そしてチェット・アトキンスの片腕として1975 年からチェットの亡くなる2001年まで、職人芸でチェットを支え、ともに曲作りをしたポール・ヤンデ ルがジェリーとチェットのフィンガーピッキン・スタイルの基本を見せる1995年作教則ビデオのDVD化。ケ ンタッキー・サム奏法の歴史を紹介する5分ほどのセグメントにつづいて、20分ほどで上記のレパートリー を弾いて聴かせ、その後20分ほど、チェット・アトキンスとジェリー・リードの典型的なロールやフレー ズを32項目紹介していく。ただし、画面分割もスローも説明もなく、またチャプターへのスキップもなく、 ただポールが目の前で次々と「…こんなん」と弾いてくれる。習おうとするなら、かなりのギターの心得が 必要である。ただ、ポールのようなギター職人が目の前で、ギターのおいしい扱い方を紹介してくれるのを 至福だと思う人には、まことのお宝映像である。 |
教則ものお勧め |
下記のほか、教則に関しては演奏レベル/ニーズに 応じて、ご相談ください。 |
DVDKOSFI22 KENNY KOSEK『Become a Better Fiddler!; Bluegrass Tunes and Techniques』DVD\5,040-(本体\4,800-)(90分楽譜付) カントリー・クッキングやレッド・アレンとの活躍 をはじめとするベテラン・フィドラーのケニー・コセックが、ブルーグラス・フィドルの中級者向けDVD。 有名フィドル・チューンやモンロー・スタンダードをネタに、あなたのテクニックにさまざまなアイデアを 吹き込んでくれます。同じケニーの初心者向けDVD『Learning Bluegrass Fiddle』の第1集と第2集につづくものと位置づけている。 (収録曲)Little Rabbit/Bill Cheatham/Cotton Patch Rag/Midnight on the Water/Tall Timber/Sugar Hill/Ace of Spades/Footprints in the Snow/Linda Lu/Salty Dog Blues/The Duke of Fife. |
楽器、その他… |
ヒューバー・バンジョー バンジョーセットアップでも名の知られているスティーブ・ヒューバーのブランド。良質のギブソン トーンをお求めならこれ。ネックの削り出し、トーンリングの旋盤削りだしと製作のほとんどを自らの目の とどく所で行っている「ヒューバー・バンジョー」カタロ グと見積もりはお問合せください。 GIBSON RB-800 Banjo (Used) \367,500-(本体\350,000-) 1970年代から80年前半に掛けて作られた当時のtop of the line. ナチュラル・フィニッシュ、リース・パターン・インレイ、フィドル・シェイプ・ペ グヘッド、ゴールド・プレート(アームレスト一部剥離有り)。 他にステーリング/レッド・フォック ス1996年\472,500-、リッチ・アンド・ティラー/ビル・キー ス・モデル\420,000-の在庫有り。 BOOK-42 PHIL ZIMMERMAN『Bluegrass Time』Book\3,990-(本体\3,800-) 70年代の米国ブルーグラス・フェスを切り取った64 頁のすばらしい超お勧め!写真集です。1972年から1984年までのフェスの様子を活写、ビル・モンロー/ レスター・フラットからニュー・グラス・リバイバル、そしてピーター・ローワン/エミルー・ハリスまで、筋 金入りの70年代ブルーグラス・フリークの目を通して、熱い時代の記憶がよみがえる秀作。 |
輸入雑誌 |
(以下の3誌は英語版で、共にバックナンバーも豊富に 取り揃えています。気になるアーティスト等の特集等についてはお問い合せ下さい。…調べる&知るの面白 さをいかがですか) |
■フラットピッキン・ギター誌 各\2,625- CD付きタブ満載のフラットピッキン・ギター隔月刊 誌。さまざまなスタイルの曲や初心者から各レベルの練習など、あたらしい発想方法が一杯。 FGM-13.1 Flatpicking Guitar Magazine『Nov./Dec. 2008』CD+Book\2,625-(本体\2,500-) 創刊13年目に突入。クリス・ジョーンズのカバース トーリーと"In the Pines"ほか、"Tennessee Wagoner"、"St. Anne's Reel"、"Flowers Of Edinburgh"ほか、クリスマス名曲集。 FGM-13.2 Flatpicking Guitar Magazine『Jan./Feb. 2009』CD+Book\2,625-(本体\2,500-) ジョン・ロウェルのカバーストーリーと"Blue Ridge Mountain Blues"ほか、フラット&スクラッグス"Cabin on the Hill"、"Down the Road"(初心者)、"Foggy Mountain Special Swing"(コード分解とリード)や、"Liberty"、"St.Anne's Reel"(Dm)、"Lonesome Fiddle Blues"、"Red Wing Swing"ほか。 ■バンジョー・ニューズレター誌 各\525- 世界唯一のバンジョー専門月刊誌。毎号タブ譜満載 (ウェブサイトから『MP3』で音の入手可!!)、バックナ ンバーもお問い合せ下さい。探しておられるタブ譜の曲名や演奏スタイル、またお気に入り奏者の特集も探 します。 BNL-08/12 最新2008年12月号 \525- カバー・ストーリーの"Dueling Banjo"のエリック・ワイスバーグ・インタビューPart1のほか、トニー・ ト リシュカ"New York Chimes"、アリソン・ブラウン"Fair Weather"タブ、初心者コーナー"Auld Lange Syne"にクロウハンマーなど、丸ごとバンジョー情報満載の48頁。 ■ブルーグラス・アンリミテッド誌 各\840- 米国の最大のブルーグラス月刊専門誌。お探しの記 事などバックナンバーもお問い合わせください。 BU-09/01 2009年1月号 \840- 恒例ブルーグラス・フェス・スケジュール一覧ほか、 ゲイラックス・フィドラ―ズ・コンベンション、オーガスタ・ヘリテージ・ブルーグラス・ウィーク、シル バーダラー・シティなどの特集、さまざまなコラムで米国ブルーグラス情報満載の108頁。 BU-09/02 2009年2月号 \840- エバレット・リリーのカバーストーリーほか、バン ジョー製作者ドニー・リトルとウォーレン・イェーツ、ジョー・マリンズ、バルサム・レンジなどの特集、さ まざまなコラムで米国ブルーグラス情報満載の64頁。 ■オールドタイム・ヘラルド誌 各\945- 内容の濃いオールドタイム音楽専門誌。アメリカン・ トラッド音楽研究に必読の良書!!バックナンバーが揃っています。お問い合わせください。 OTH-1107 最新2008年10月/11月号 \945- 1920〜30年代、医師、ラジオ・パーソナリティ、カ ンザス州知事候補と多彩な顔で知られたドクター・ジョン・ブリンクリーのカバーストーリーほか、オール ドタイム/トラッドフォーク情報満載56頁。 |
月刊『ムーンシャイナー』 |
1983年11月の創刊以来、毎月発行を続ける日本唯一 のブルーグラス月刊専門誌、25年目です。 ■定期購読:1年¥6,000-半年¥3,300- お申込はお葉書やお電話、ファックスやメールでご 希望の購読開始月をお知らせ下さい。バックナンバーも含めて、いつからでもご自由です。 ■ムーンシャイナー・ファイル:\840- ムーンシャイナーの一年分12冊を傷をつけずにファイルできるコクヨ製ロゴ入り特製フォルダー。 ■バックナンバー:各¥840-。 下記以外にも、アーティストや知りたい事をお知ら せ下さい。掲載号を探してお送りします。 MS-2603 2009年1月号(通巻303号)\525- バークリー音楽院学長のIBMA基調演説「ブルーグラ スとビバップ」(感動的です!!)、全国ブルーグラス・サークル・サーベイ前編、聖地ビーンブロッサムを救お う=その歴史と谷村順造のビーンブロッサム'76、クリスティン・スコット・ベンソン、ウィンターグラス写真 リポートなどの特集ほか、日米のブルーグラス情報満載!! MS-2604 最新2009年2月号(通巻304号)\525- テキサス・フィドルとコンテスト・フィドリング「そ の歴史とブルーグラスとの関わり」、ジミー・アーノルドのバンジョー、オーディ・ブレイロック「アーリー・ ブルーグラス魂」、全国ブルーグラス・サークル・サーベイ後編、鷲見明保「アイダホ州ウィザー、6月19日 の長い一日」、石原孝子IBMA2008 WOBリポート@、日本ブルーグラス年表「1966年」などの特集ほか、日 米のブルーグラス情報満載!! |
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