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2009/01 NEW ARRIVALS,  BACK IN STOCKS & DISCOVERS 
LOC-0869 V.A.『Hornography』 CD \2,573-(本体価格\2,450-)

Wheel Hoss - Rob Ickes/In 24 - Randy Kohrs/Walkin' To Rockford - Bruce Bouton/Is This America - Mike Witcher/Fishtail - Andy Hall/Drivin' The Nails - Lou Wamp/River Of Tears - Shannon Hayes/She's Crazy About Me - Justin Moses/Hot Toddy's Snake Oil Into - Todd Livingston/Hot Toddy's Snake Oil/Autumn Sunset - Tim Scheerhorn/Cattle In The Cane - Lee Hiers/Carter's Blues - Jack Ferguson/Primo Duetto For Reso & Viola - Billy Cardine/Dust My Broom - Randy Kohrs/Turnaround - Jimmy Ross/What A Friend We Have In Jesus - Tim Scheerhorn

 ドブロの個人製作家の最高峰、ティム・シアホーンの信奉者によるトリビュート作品がユーザーの一人でもあるランディ・コーアズのプロデュースの下、コーアズ自身のレーベルからリリースされた。ブルーハイウェイのメンバーでアンディ・レフトウィッチ(f)、デイブ・ポメロイとスリー・リング・サークルなる超強力ユニットでも活躍するロブ・アイクスの凄まじいモンロー曲を皮切りに、アンディ・ホール、女性ドブロ弾きサリー・バン・メーター他、名スチール弾きブルース・バートンはゆったりと自作曲、ミッシー・レイズの実験的なユニット、ニューヒップで活躍するマイク・ウィッチャー、ルー・ワンプ、ダン・ティミンスキー・バンドで凄いフィドルを弾いていたジャスティン・モーズ、ビスケットバーナーズでユニークなオリジナル。コンポジションによるソロ作品でも知られるビリー・カーディン、ランディ・コーアズの叔父であるジャック・ファーがソン、ティム・シアホーン自身ののびのびしたプレイも含めたショーケース、層の厚さを目の当たりにすることが出来る。ティムの厳選された素材とクラフトマンシップと新しいアイデアを採用した楽器の登場によって従来のドブロの認識を変えて、ジャンルを超えたアコースティック音楽の花形楽器として認知されたことは特筆すべきである。
(ムーンシャイナー誌20009年2月号レビューより)


WPW-7002 RON AULT & JIM WOOD『Banjo & Fiddle』 CD \2,888-(本体価格\2,750-)

Whiskey Before Breakfast/Over the Waterfall/Chinese Breakdown/Salt Creek他

テネシー在住のロン・オールトとコンテスト・フィドラーとしても優れたキャリアを持つジム・ウッドによるクロウハンマー・バンジョー&フィドル集。ジム・ウッドは'98年にジョン・ハートフォードとのコラボでフィドル&バンジョー・クラシックを集めた『The Bullies Have All Gone To Rest』という作品を残しているが、ここでは、今回が本格的なスタジオ録音初体験というロン・オールトの1903年のフェアバンクスのホワイトレディー、1922年のベガ・チューバホーンといつたバンジョー・マニア垂涎のビンテージ楽器を駆使して、極めてシンプルに超有名なフィドル・チューンのスタンダードを聞かせてくれる。コンテスト・フィドラー出身らしい、洗練された音使いによる華麗なバリエーションが素晴らしい"Whiskey Before Breakfast"。珍しいバイオリンチェロの深い低音を活かした"Needle Case/Spotted Pony/Soldier's Joy"やエド・ヘイリーで知られる"Garfield's Blackberry Blossom"。バンジョー&ブズーキの組合せも聞き物。
(ムーンシャイナー誌20009年2月号レビューより)
PATUX-174 PATRICK McAVINUE『Rutland's Reel』 CD \2,573-(本体価格\2,450-)

ROAD TO COLUMBUS/TENNESSEE WAGONER/PICK ME UP ON YOUR WAY DOWN/BLACKBERRY BLOSSOM/UNCLE WOODYAMAZING GRACE/GRAVE RUN/FROM THE MANGER TO THE CROSS/CUTTIN' LOOSE/ODE TO A VENDING MACHINE/BARNUM'S DANCE/BACK UP AND PUSH/NEW FIVE CENTS/SUNDAY MORNING WALTZ/SUNNY SIDE OF THE MOUNTAIN

 現在、オーディ・ブレイロック&レッドラインのフィドラーとして活躍中のパトリック・マカビューの第二作目、素晴らしいストレートなブルーグラス・フィドル集。IBMAのショーケースでは全くのソロ・パフォーマンスを見る機会に恵まれたが、ブルーグラス、ジャズといったジャンルの垣根を越えたバーサタイルなフィドル音楽を披露、ここではオーセンティクな上質なフィドル音楽が堪能。1曲目はハウディ・フォレスターの名演で知られる"Rutland's Reel"、マイケル・クリーブランドとのツイン・フィドルが凄まじい。続いてネイト・リースとのツインフィドルよるイントロでオーディ・ブレイロックのハイ・ロンサムな持味を存分に活かした"With Body & Soul"。ジミー・マーチンの"Skip Hop ではロック・ソリッドなビートに載せて。大ベテラン。クリス・ワーナー(bj)を迎えて、古いミシシッピー・ストリング・バンドで流行った"Charlston #1"とテキサス・フィドルの名曲を凄まじいテンションで弾き切る"Soppin' The Gravy"。再びツインフィドルでバディ・スパイカーのイントロを拝借して"Dowm Yonder"、高いテンションをキープしての息もぴったりなのが凄い。ベーカーの渋い"Rinky Dinky Do"。モンローの"Old Dangerfield"のバンジョー・ソロの新しい解釈が面白い。
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