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NEW ARRIVALS 0411 2004/11/30 | ||
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2005年ブルーグラスカレンダー | ||
●{『2005年ブルーグラス・カレンダー』 CCBC-2005
\2,089-(30pLPサイズ見開き) ムムム、これは素晴らしい!!…と思ってくれる人が何人いるだろう?恒例のブルーグラス・カレンダー2005年版、クリスマス・プレゼントにもぜひお勧め、…貴重な写真のほか、毎日、ブルーグラスの重要な出来事や誕生日が記されています。 さて、何が素晴らしいって、このめちゃくちゃ地味な、しかし重要な、この人選。ブルーグラスが一地方の音楽から都会へ、そして世界へ広がりはじめる1960年代、ほんの一握りの有名アーティストを除いて、みんな貧しく、むちゃくちゃな生活をしていた、その歴史の一面が見事に切り取られた素晴らしい写真の数々…。 …あのグロリア・ベル(ムーンシャイナー7月号のライ・クーダー・インタビューで、ライがグロリアに電話したと言うくだりがある。何故なのだ!?!?)が、カーターを失った翌年のラルフ・スタンレー最初のステージに何故いるのだ!?!?そこに写っているアリソン・クラウスのヒーロー、ラリー・スパークスのなんと若いことよ!!…おいおい、ドン・レノ&レッド・アレン!?!?そんなの知らないぞ!!…リリー・ブラザーズとドン・ストーバーには今年IBMA名誉の殿堂入りしたコレクターで評論家のビル・バーノンが!!…「ニューグラス」という言葉をはじめて使ったウォルター・ヘンズレイ…等々、超マニアックな人選。 |
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[BLUEGRASS NEW RECORDINGS] | ||
●ALISON KRAUSS AND UNION STATION『Lonely
Runs Both Ways』ROU-0525 CD \2,573 Gravity/Restless/Rain Please Go Away/Goodbye Is All We Have/Unionhouse Branch/Wouldn't Be So Bad/Pastures Of Plenty/Crazy As Me/Borderline/My Poor Old Heart/This Sad Song/Doesn't Have To Be This Way/I Don't Have To Live This Way/If I Didn't Know Any Better/A Living Prayer 全15曲 アリソン・クラウス&ユニオン・ステーション、スタジオ録音としては『New Favorite』(ROU-0494\2,573)以来3年ぶりとなる最新作。アリソンのお気に入り、ロバート・リー・キャッスルマン作のアコースティック・カントリー調のポップなメロディが印象的な4曲、ギリアン・ウェルチやコックス・ファミリーなどの繊細な感覚に満ちた作品での、アリソンのクリスタル・クリアなエンジェリック・ヴォイスと、ジェリー・ダグラスの存在感を主張するドブロ、ロン・ブロックの磨きぬかれたギターを軸とした唯一無二ともいえるアンサンブルが一体となった、ユニオン・ステーションならではの美しさ。そして、そこに突然割り込んでくるダン・ティミンスキのソウルフルなブルーグラス、デル・マカーリーをカヴァーしたバリバリのソリッド・ブルーグラスやウッディ・ガスリーの名曲でのロンサム・フィーリング、アンバランスとも思える構成が不思議な高揚感をもたらしているあたりも聴きどころ。もうひとつ注目してほしいのが、ドナ・ヒューズ作の"My Poor Old Heart"、インディー・レーベルでのアルバム『Same Old Me』(この曲も収録されている、RDR-001\2,888)がケン・アーウィンの目にとまり、来年ラウンダーからのナショナル・デビューが決まっている気鋭の女性シンガー/ソングライターの見事なブルーグラス・ソング、新しい才能にいちはやく着目するあたりの感覚の鋭さにも敬服。 |
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●BECKY BULLER『Little Bird』BBR-015 CD \2,888 Save Your Goodbye/Little Bird/On the South Dakota Wind/Clivus Mutchum/Opal, Ruby & Pearl/You're My Guide/Topaz Moon/Soddy-Daisy/Iris/The Master's Garden/Where the Rivers Divide/Cabin on a Mountain/Take Me Over Jordan 全13曲 ETSU出身のフィドラ―/シンガー/ソングライター、ヴァレリー・スミス&リバティ・パイクのキー・メンバーとして活躍中、ベッキ―・ビューラーのセカンド・ソロ・プロジェクト。ETSU在学中からそのソングライターとしての実力を認められ、ロンダ・ヴィンセントやドイル・ローソン、サード・タイム・アウトなどトップ・クラスがこぞってベッキ―のオリジナルをレコーディングしているという、輝かしい才能をここでも遺憾なく発揮して、ソリッド・ブルーグラスから繊細なアコースティック・バラード、ゴスペル、フィドル・チューンと、1曲の例外を除いて自作オリジナルの多彩な作品を、コンテンポラリー感覚いっぱいの抜群のアンサンブルにのせた、感性豊かな自信に満ちたヴォーカルで聴かせる。特筆すべきは、"On the South Dakota Wind""Topaz Moon"など、ロン・ブロック(g)とアダム・ステフィ(m)、ロブ・アイクス(d)のデリケートなニュアンスに彩られた演奏をバックに、静けさ、美しさを湛えたベッキ―のヴォーカル。そして、ベーシックなフィドル&バンジョー・デュエットの"Soddy-Daisy"など3曲のインスト、"The Master's Garden"などゴスペル作品、唯一のカヴァー曲として選んだヴァーン&レイの"Cabin on a Mountain"などでのクラシック・ブルーグラスへのリスペクトもすがすがしい。ウェイン・ベンソン(m)、アンドレア・ゾン(f)、カール・ジャクソン(vo)も参加。 |
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●V.A.『Christmas Grass Vol.2:A Celebration
of Christmas, Bluegrass Style』KOCH-9804
CD \2,888 Christmas Time's a Comin'(Dolly Parton)/Merry Christmas Ho Ho Ho(Ronnie Bowman)/God Rest Ye Merry Gentlemen/Tennessee Christmas(Rhonda Vincent)/O Christmas Candle(Doyle Lawson & Quicksilver)/Beautiful Star of Bethlehem(Darrin Vincent & Jamie Daley)/It Came Upon a Midnight Clear/Christmas Is Near(Russell Moore)/Christmas in Dixie(The Larkins)/Silent Night(Bobby Osborne)/Luke 2(Charlie Daniels)/Mary, Did You Know?(Sonya Issacs)/We Wish You a Merry Christmas 全13曲 2002年に発売された『Christmas Grass:A Celebration of Christmas, Bluegrass Style』(AUD-8162\2,888)の続編。前作はインスト集だったが、今回は上記豪華メンバーのヴォーカルでしっとりと聴かせるという趣向。前作同様ダリン・ヴィンセント(bs)が制作に関わって、スチュアート・ダンカン(f)、アダム・ステフィ(m)、ブライアン・サットン(g)、チャーリー・クッシュマンまたはジム・ミルズ(bj)、ランディ・コーアズ(d)という強力サポート陣がパーフェクトなバックアップで盛りたてている。ドリー・パートンがハッピー・クリスマスを演出する定番中の定番"Christmas Time's a Comin'"にはじまって、ダリン・ヴィンセント、シャロン・ホワイトのハーモニーも美しいお馴染みのクリスマス・ソング、オリジナル曲が季節の雰囲気をいやがうえにもかきたてる。達人たちのキラリと光る技を随所に散りばめたインスト3曲も秀逸。 |
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●TENNESSEE HEART STRINGS BAND『New Strings,
New Hearts』THSB-2004 CD \2,888 Bluegrass Home/Keystone Coal/Love Is A Fabric/Georgia/January Wind/Dancin' Around Love/Ride Upon The Moon/If I'd Had A Mother Like You/St. Simon Says/New Spring Dress/One Heart/Gonna Be Movin' 全12曲 2001年、ナッシュヴィルで結成された女性4人組、テネシー・ハート・ストリング・バンドのセカンド・アルバム。ブルーグラス、カントリーを問わず、それぞれに豊富なキャリアをもつボー・ジェイミソン(g)、カレン・ペンドリー(f)、テリ・コーカー(bs)のヴェテラン3人に、20代の若さながら多くのバンドでキャリアを積んできたケイシー・ヘンリー(bj、03年秋に加入)という編成で、マンドリンにはケイシーの弟クリスやニュー・ク―ン・クリーク・ガールズのメンバーだったディーニー・リチャードソンなどがゲスト参加している。ケイシーのクリスピーなスクラッグス・スタイル・バンジョーとカレンのスムーズなフィドルにのせたハーモニー、4人いずれもがリードもハーモニーもとれるというヴァリエーション豊かなコーラスで、女性バンドならではの爽やかなブルーグラスを聴かせてくれる。各人のバックグラウンドを映し出したというメンバーのオリジナルを中心に、折り目正しい極上のコンテンポラリー・ブルーグラスが楽しめる。 |
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●V.A.『Moody Bluegrass:A Nashville Tribute
To The Moody Blues』ROU-0550 CD \2,573 Lovely To See You/Land Of Make Believe/The Voice/The Other Side Of LIfe/It's Up To You/Ride My See Saw/I'm Just A Singer In A Rock & Roll Band/Legend Of A Mind/Your Wildest Dreams/Nights In White Satin/Late Lament/Never Comes The Day全12曲 60年代末から70年代、日本でも絶大な人気のあったブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックの雄ムーディー・ブルース、美しいメロディ・ラインと幻想的なイメージャリーの「サテンの夜」などのヒット曲、『童夢』などの大作アルバムが知られている彼らの曲をブルーグラスに仕立てるという、ロンサム・スタンダード・タイムなどのヴェテラン・マンドリン・プレイヤー、デヴィッド・ハーヴェイが仕掛けた企画アルバム。スチュアート・ダンカンのフィドルとアンドリュー・ホール(ロニー・ボウマンの新バンドに参加している)のドブロを中心に、アリソン・ブラウンやキース・リトル(bj)、フレッド・カーペンターやオーブリー・ヘイニ―(f)などによる繊細なアンサンブルが、オリジナルの雰囲気を損なうことなく、見事なプログレッシヴ・ブルーグラスに生まれ変わらせている。ヴォーカル陣には、ハーリー・アレン、ジョン・コウワン、アリソン・クラウス、サム・ブッシュ、ティム・オブライエン、ラリー・コードル、ジョン・ランドール等々、これでもかという強力な顔ぶれを集めて、なんとも贅沢なハーモニーを聴かせてくれる。一見してミス・マッチな組み合わせから生まれた秀作。 |
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[BLUEGRASS REISSUES AND DISCOVERIES] | ||
●V.A.『Cabin on a Mountain』KG-0542 CD \2,363 Blue Eyed Darling(Jimmy Martin & Bob Osborne)/Cabin on a Mountain(Vern & Ray)/Orange Blossom Breakdown(Stoneman Family)/You'll Never Be the Same(Jimmy Martin & Bob Osborne)/Thinkin' of Home(Vern & Ray)/Turn Me Loose(Stoneman Family)/My Lonely Heart(Jimmy Martin & Bob Osborne)/Carroll County Breakdown(Vern & Ray)/That Pal of Mine(Stoneman Family)/She's Just a Cute Thing(Jimmy Martin & Bob Osborne)/Blue Grass Style(Vern & Ray)/Talking Fiddle Blues(Stoneman Family) 全12曲 60年代前半、日本のブルーグラス草創期に一世を風靡したヴァーン&レイの名曲をタイトルにしたコンピ レーションの登場。現在に至るまで、カリフォルニア・トラッド・ブルーグラス・シーンの精神的支柱として多くの追従者を生んできたヴァーン・ウィリアムズが、レイ・パークと組んだキャロル・カウンティ・ボーイズで61年スターデイに録音した4曲、日本でもオムニバスLPに収められた"Cabin on a Mountain"と"Blue Grass Style"に心奪われたオールド・ファンも多いことだろう。ビル・モンローのもとから巣立ったジミー・マーティンがボブ・オズボーンと組んだ4曲は51年のキング録音。チャーリー・クライン(bJ)、カーリー・レイ・クライン(f)をバックに、ボビーのリード・ヴォーカルもフィーチュアしている。スコッティ・ストーンマンの火を吹くようなフィドルを軸としたインスト2曲が凄まじいストーンマン・ファミリーは、女性ブルーグラッサーの草分けともいうべきロニ(m)とドナ(bj)もフィーチュアした62〜63年のスターデイ録音。いずれもブルーグラス黄金期の熱気に包まれた、貴重な音源である。 |
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[FOLK & OLDTIME NEW RECORDINGS] | ||
●DEMOLITION STRING BAND『Where The Wild
Flowers Grow:The Songs of Ola Belle Reed』OKR-4973
CD \2,888 I Threw Away the Key/Springtime of Life/My Epitaph/High on a Mountain/You Don't Tell Me/Go Home Little Girl/You Lead Me to the Wrong/Only the Leading Role/You Don't Even Know/Undone in Sorrow/Sing Me a Song/I've Endured/Where the Wild, Wild Flowers Grow 全13曲 ニュー・ジャージー州ホボーケンをホームに、ニュー・ヨーク・エリアで活動しているエレナ・スカイ(m,g)とブー・ライナーズ(bj,g)のデュオ、デモリション・ストリング・バンドの新作。カントリー・ロックから出発してブルーグラスやオールドタイムを演奏し、パティ・スミスからリッキー・スキャッグス、ジャック・エリオットのオープナーを務めたというから、一筋縄ではいかないユニークなデュオが、ニュー・リヴァ―・ランチを舞台にハイ・ロンサム・ヴォーカルの真髄を聴かせ続けたオールドタイマー、オラ・ベル・リードに捧げたアルバム。都会の若者が偶然出会ったヒルビリー・ミュージックに惹きこまれて、トリビュート・アルバムを作ってしまうという、ホンモノの音楽が持つ不思議な力を感じさせる作品。デル・マカーリーで有名な"High on a Mountain"や、ティム・オブライエンなどがとりあげた"I've Endured"など、スタンダードとして歌い継がれる曲も多いが、力強さとロンサムネスが同居したエレナのヴォーカルに絡んでくるリサ・ガトキンのフィドルが、原典の味わいをよく伝えている。デル・マカーリー・バンドのマイク・バブがベースで加わっている。 |
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[FOLK & OLDTIME REISSUES AND DISCOVERIES] | ||
●EMMYLOU HARRIS『Light of the Stable』R2-76110
CD \2,079 Christmas Time's A-Coming/O Little Town Of Bethlehem/Away In A Manger/Angel Eyes/The First Noel/Beautiful Star Of Bethlehem/Little Drummer Boy/There's A Light(previously unreleased)/Cherry Tree Carol(previously unreleased)/Golden CradleSilent Night/Man Is An Island(previously unreleased)/Light Of The Stable 全13曲 エミルー・ハリスが1979年に発表した名作クリスマス・アルバムが、最新録音3曲を加えて再発売された。リッキー・スキャッグス(f、m、bj)を核に、ブライアン・エイハーン(g)、アルバート・リー(m)、ロドニー・クロウェル(g)、ハンク・デヴィト―(steel)、エモリー・ゴーディJr(bs)と、新旧ホット・バンドの精鋭たちが織り成す絶妙のアコースティック・サウンドと、シャロン&シェリル・ホワイト、ドリー・パートン&リンダ・ロンシュタット、ウィリー・ネルソン&リッキーなど贅沢なハーモニーを伴った、エミルーの透明感溢れるヴォーカルが、クリスマス・ソングならではのなんともすがすがしい、美しさに満ちた音楽をつくりあげている。この作品ののち、『Roses in the Snow』そして『Angel Band』、さらにはあのナッシュ・ランブラーズへと連なる、エミルーのターニング・ポイントとなったアルバム。2004年録音の3曲も、リッキー・スキャッグス(m)、ブライアン・エイハーン(bj、g、bs)、グレン・ハーディン(key)とのリユニオン、そしてケイト&アンナ・マギャリグルのハーモニーと、オリジナル・アルバムのコンセプトに沿った仕上がりで、いちだんと深みを加えている。 |
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[COUNTRY NEW RECORDINGS] | ||
●SHANIA TWAIN『Up! Close and Personal』B000331909
DVD60分 \3,098 I'm Gonna Getcha Good!/Ain't No Particular Way/From This Moment on/Whose Bed Have Your Boots Been Under?/I Ain't Goin' Down/Up!/You're Still the One/I'm Holdin' on to Love(To Save My Life)/She's Not Just a Pretty Face/Forever and for Always/In My Car(I'll Be the Driver)/You Shook Me All Night Long 全12曲 コンテンポラリー・ポップ・カントリーの女王シャナイア・トゥウェインのライヴ、NBC-TVのスペシャルとしてオン・エアされたコンサートのDVD発売。スイスに住まいを移し、最近では滅多に見られなくなったシャナイアの最新ライヴ、しかも、全編アリソン・クラウス+ユニオン・ステ―ションとのコラボレーションによるアコースティック・ライヴという、ユニーク極まりないセッティングが楽しめる60分。いつものポップなサウンドとは全く違う表情をみせるシャナイアのヴォーカルと、アリソンのフィドル、ロン・ブロックのギター、ダン・ティミンスキのマンドリンそしてワン・アンド・オンリー、ジェリー・ダグラスのドブロが織り成す繊細なアンサンブルにのせたアリソンとのハーモニー。TV放映時にはカットされた曲も収録、さらに、シャナイアのインタヴューや、オフ・ステージを撮影したシーン(25分)がボーナスとして収録されている。 |
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●DERYL DODD『Stronger Proof』CD DUAT-1191
\2,573 Never Again/Stronger Proof/Somethin' Ain't Always Better/Outside Lookin' In/More Of The Same/Love Or Something Like It/She Does The Best She Can/You Told Me To Go/Let Me Be/The Crowd 全10曲 テキサスの正統派カントリー・シンガー/ギタリスト/ソングライター、デリル・ドッドの最新作。90年代ナッシュヴィルでギタリストとしてキャリアをスタート、ソニーから2枚のソロ・アルバム、シングル・ヒットで将来を嘱望されながら、ウィルス性神経疾患のため90年代末から活動を中断、2002年のアルバムも不発に終わったところから故郷テキサスに戻り、心機一転再出発となったのがこのアルバム。グレン・ダンカンのフィドルを主役に据え、正統ホンキー・トンク・バラード、バック・オウエンズ・スタイルのカントリー・シャッフルを核に、サザン・ロック・テイストなどさまざまなスタイルの坩堝ともいうべきテキサス・カントリーならではのホットなサウンドが楽しめる。 |
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●JOHN ENGLAND & THE WESTERN SWINGERS『Thanks
A Lot』WS-2004 CD \2,888 Thanks A Lot/Walkin The Floor Over You/I'm Looking High And Low For My Baby/I Love You Because/Mississippi Gal/It's Been So Long Darlin/Don't Be Ashamed Of Your Age/You Nearly Lose Your Mind/Waltz Across Texas/Rhodes-Bud Boogie/In Her Own Particular Way/Tomorrow Never Comes 全12曲 ホンキー・トンク・スタイルの父ともいうべきアーネス・タブ&テキサス・トゥルバドゥ―ルスのヒット曲を、ボブ・ウィルス&テキサス・プレイボーイズ・スタイルのウェスタン・スウィングに料理するという、秀逸なアイディアから生み出されたハッピーなサウンドが楽しめるアルバム。演ずるは、ナッシュヴィルのクラブ・サーキットで人気の高い、ジョン・イングランド&ウェスタン・スウィンガーズ。ある者はドリウッドのミュージカル・ディレクター、またある者はカントリー・スター、リッキー・ヴァン・シェルトンのツアー・バンドのリーダーと、多彩なキャリアのヴェテランたちが、フィドルとスティールを主役にホーン・セクションも加えて、楽しみながら唄い演奏する様子が伝わってくる。テキサスに誕生したふたつのスタイルの見事なコラボレーション。"Rhodes-Bud Boogie"は、トゥルバドゥ―ルスのメンバーだったレオン・ローズ(g)とバド・チャールトン(steel)作のインスト。 |
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●ED BURLESON『The Cold Hard Truth』PD-0502
CD \2,888 Honky-Tonk Heart/All Bucked Up/The Cold Hard Truth/If You Want To Go(Just Go)/Lonliness/Northeast Texas Women/Long Distance Love/Ramble On/Tell Me Why/Sneakin' Suspicion/I Can't Help Myself/The Can/Dead Skunk/Heart Break Highway 全14曲 ビルボード誌のコラムニスト、チェット・フリッポが「もっともピュアなサウンドをもったカントリー・シンガー」と絶賛する、テキサスのホンキー・トンク・シンガー/ロデオ・カウボーイ、エド・バールソンの新作。オーソドックスなスタイルにはじまって、バック・オウエンズのヒット曲のフレーズを巧みに取り込んだ熱いオマージュ、ブルーグラス・スタイルにカントリー・シャッフル、さらにはウェスタン・スウィング調からロックン・ロールまで、殆どすべてが自作オリジナルの、テキサス・カントリーの構成要素を隅々にまで取りこんだ欲張りカントリー。なかでは、中盤で聴かれるベイカ―ズフィールド・サウンドやブルーグラス・テイストに、ドワイト・ヨーカムの匂いがプンプンとするヴォーカルが興味深い。テキサスのローカル・ミュージシャンの手堅いサポートで、気持ちよさそうに唄っている。 |
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●RED KILBY『Keepin' It Real』RLK-001 CD
\2,888 That Bakersfield Sound/When She Does Me Right/I'll Come Running/Colors I'm Gonna Paint The Town/Crystal Chandeliers/Honky Tonk Heartache/If There's One Angel Missing/Yours To Hurt Tomorrow/Just Between You and Me/AKA Gumpy's Girl/I'm Gonna Knock On Your Door/11 Months And 29 Days 全12曲 チャーリー・プライドやマール・ハガードがヒーローだという正統派シンガー、レッド・キルビーのセカンド・アルバム。1曲目そのものズバリのベイカーズフィールド・サウンドにはじまって、コニー・スミスやビリー・クラッシュ・クラドック、プライドにハガードと、60年代黄金期のストレート・カントリーのカヴァーを軸にのびのびと唄っている。そしてバックには、ベイカーズフィールド・サウンドの生みの親ともいうべきラルフ・ムーニーや、ナッシュヴィルのヴェテラン、ロイド・グリーン、最近のテキサス・カントリー・シーンで大活躍のディッキー・オーヴァーベイなどスティール・ギターの達人を迎え、レッド・ヴォルカートのテレキャスターとのコンビで極上のサウンドをつくりあげている。 |
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●ELIZABETH COOK『Elizabeth Cook』BSM-001
CD \2,888 House Of Mirrors/Everyday Sunshine/Don't Bother Me/Fade Away/What About Now/Blue Shades/You Say/Demon/Mama You Wanted To Be A Singer Too/Try Me 全10曲 最新作『This Side of the Moon』(HC-2536\2,888)でその大器ぶりを改めて実証してみせたエリザベス・クック、彼女が2000年に発表したデビュー作、ファンのあいだで『Blue Album』と呼ばれてきたものが再プレスされての登場だ。ロレッタ・リンやタミ―・ワイネットの流れを汲むスケールの大きな正統派のヴォーカル、クラシック・カントリーへの愛情が如実にみてとれるソングライティングという、エリザベスの特質が、デビュー作にすでに明らかだったことが確認できるだろう。 |
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●SHANE WORLEY『Feelin' Haggard』CD-1065
CD-R \2,888 Big City/Someday When Things Are Good/Loneliness Is Eating Me Alive/Honky Tonk Night Time Man/You Take Me For Granted/I Threw Away The Rose/I Think I'll Just Stay Here And Drink/Somewhere Between/My House Of Memories/Ley\t's Chase Each Other Around The Room/High On A Hilltop/If We're Not Back In Love By Monday 全12曲 既に何枚かのアルバムをリリースしている若手ホンキー・トンク・シンガー、シェーン・ワーリーが、ヒーロー、マール・ハガードに捧げたアルバム。若き日のマールを思い起こさせるような粘っこいバリトン・ヴォイスで唄うバラードには、マールにはとても及ばないとはいえ真面目なフォロワーぶりが伝わってくるなかなかに捨てがたいものがあり、マールの初期の曲、"My House Of Memories"やトミー・コリンズをカヴァーした"High On A Hilltop"に、あまり有名ではない曲を多くとりあげたあたり、選曲にもひとひねりした工夫がみてとれる。バックも、プロデュースを務めたマイク・ヘドリックのエレキとスティールを軸に、無名ながら手堅いプレイで、ストレンジャーズ・サウンドの雰囲気を演出している。 |
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●DARRYL WORLEY『Darryl Worley』B000232202
CD \2,573 Awful Beautiful Life/If I Could Tell The Truth/I Love Her, She Hates Me/If Something Should Happen/Work And Worry/If It Hadn't Been For Love/Was It Good For You/Find Me/Wake Up America/What Makes A Man Do That/Better Than I Deserve/Whistle Dixie 全12曲 9.11直後のアメリカの心情を唄った"Have You Forgotten?"(同名アルバムUNI-450443\2,783に収録)が大ヒットとなったダリル・ワーリー、今年のカントリー・ゴールドのヘッドライナーを務めた彼の新作。コンテンポラリー・サウンドが快調なハーリー・アレンとの共作ヒット・ナンバー"Awful Beautiful Life"や、ジェリー・サリーとのオーソドックスなバラード"If I Could Tell The Truth"など自作曲を中心に、ブルージーかつスウィンギーなナンバーなど変化球もまじえながら、現在のナッシュヴィル・カントリーの主流のひとつとなっている、エレキ・ギター、スティールを主役に、ピアノ、フィドルやドブロなどをからませたコンポラ・スタイルにのせた、正統カントリー・スタイルを継承したヴォーカルが堪能できる。9.11に続く社会派ダリルのテーマは、ドラッグ問題を唄った"Wake Up America"。 |
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[COUNTRY REISSUES AND DISCOVERIES] | ||
●TOBY KEITH『Greatest Hits 2』B000232312
CD \2,573 How Do You Like Me Now?!/Country Comes To Town/You Shouldn't Kiss Me Like This/I'm Just Talkin' Bout Tonight/I Wanna Talk About Me/My List/Courtesy Of The Red, White And Blue(The Angry American)/Who's Your Daddy/Beer For My Horses/Stays In Mexico(previously unreleased)/Mockingbird(previously unreleased)/Go With Her(previously unreleased)/You Ain't Much Fun(previously unreleased live version)/Should've Been A Cowboy(previously unreleased live version) 全14曲 "Courtesy Of The Red, White And Blue(The Angry American)"、"Beer For My Horses"の大ヒットでトップ・スターの仲間入りを果たしたトビー・キースのベスト第2集。99年以降のヒット曲9曲と、目下シングル・チャート上昇中の"Stays In Mexico"など新曲3曲そしてライヴ・ヴァージョンが2曲という構成。"Courtesy Of The Red, White And Blue(The Angry American)"をめぐってのディキシー・チックスとの場外乱闘という話題もあったっけ。 |
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●SHANIA TWAIN『Greatest Hits』B000307202
CD \2,573 Forever And Always/I'm Gonna Getcha Good!/Up!/Come On Over/Man! I Feel Like A Woman!/That Don't Impress Me Much/From This Moment On/Honey, I'm Home/You're Still The One/Don't Be Stupid(You Know I Love You)/Love Gets Me Every Time/No One Needs To Know/You Win My Love/(If You're Not In It For Love)I'm Outta Here!/The Woman In Me(Needs The Man In You)/Any Man Of Mine/Whose Bed Have Your Boots Been Under?/Party For Two(previously unreleased, featuring Mark McGrath)/Don't!(previously unreleased)/Party For Two(previously unreleased, featuring Billy Currington)/I Ain't No Quitter(previously unreleased) 全21曲 全米で実に2000万枚という驚異的な売上を記録した97年作品『Come on Over』でトップに上り詰めたスーパー・スター、シャナイア・トゥウエインの決定盤ベスト・アルバム。"Come On Over"、"The Woman In Me(Needs The Man In You)"など多くのナンバー・ワン・ヒットを含む17曲と、目下チャート上昇中の"Party For Two"(2ヴァージョン)など新録4曲の全21曲。夫であるロバート・ジョン・"マット"・ラングが仕掛けたコンテンポラリー・ポップ・カントリーの極致、ナッシュヴィルの「いま」を象徴するスタイルが聴ける。 |
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Gibson Mandolin and Banjo | ||
GIBSON RB-3 Banjo "NEW" 今ならチャリー・久ッシュマン氏のセットアップでお届けします。その他のモデルについて価格など御問い合わせ下さい。 Gibson F-9 Mandolin (New w/Light Case) 税込 ふち飾りなし。エボニーフレット、インレイなし。サイドドットつき。メイプルネック、メイプルサイド&バック、スプルーストップ。トラディショナルFモデル。つや消しビンテージブラウン。トーンバーはGibsonの伝統を引き継いだ職人によって調整されている。その他のマンドリン各モデルについて価格など御問い合わせ下さい。 |
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