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NEW ARRIVALS 0407                 2004/08/03
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[BLUEGRASS NEW RECORDINGS]
[BLUEGRASS REISSUES AND DISCOVERIES]
[FOLK & OLDTIME NEW RECORDINGS]
[FOLK & OLDTIME REISSUES AND DISCOVERIES]
[COUNTRY NEW RECORDINGS]


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[BLUEGRASS NEW RECORDINGS]
●NASHVILLE BLUEGRASS BAND『Twenty Year Blues』SH-3959 CD \2,573
Blackberry Blossom/Travelin' Railroad Man Blues/That's All Right/Old Riverman/Pretty Red Lips/Sitting On Top Of The World/Luckiest Man Alive/Hush(Somebody's Callin' My Name)/Gambling Barroom Blues/There's A Better Way/Rockin' Chair Money/Crossing The Cumberlands/Tell Me Your Love Is Still True 全13曲
 ビル・モンローのブルーグラス・ソウル、スピリットをそのもっともディープなところで継承してきた孤高のグループ、ナッシュヴィル・ブルーグラス・バンドの、実に6年振りとなる新作が遂にリリースされた。オリジナル・メンバーであるマイク・コンプトンの復帰、『Down From The Mountain』ツアーへの参加など、話題には事欠かなかったものの、新作登場まで6年、バンド結成から20年という節目の年にようやく待った甲斐のあるアルバムが届けられた。タイトルが示すように、結成以来一貫してNBB最大の特徴となってきたブルージーなブルーグラスが、コンプトンのカムバックによってより鮮明なかたちで表現された、実にソウルフルなブルーグラス・アルバムに仕上がっている。過去2作がグラミー賞を受賞するという実績も申し分ないが、ここでもその名に恥じない完璧のブルーグラス、トラッド曲を軸にジミー・ロジャースからモンロー・インスト、モンローとジョン・ハートフォードの共作曲などの選曲とアレンジ、スチュアート・ダンカンとコンプトンの魂から生まれる演奏、パット・エンライト、アラン・オブライアントとコンプトン3人の個性あるリード・ヴォーカルと唯一無二のハーモニー、どこを切っても文句なし、NBBならではのブルーズ・フィーリングいっぱいの見事な作品。
●THE LAST FRONTIER featuring TAKEHARU KUNIMOTO『Appalachian Shamisen』NT-2005 CD \2,800
Appalachian Shamisen/Are You Missing Me/Tiger Creek/Lonesome Dreams/Lonesome Yokocho/It Was Your Love/Eureko's Breakdown/I'll Never Shed Another Tear/Ninja Rag/Little Girl And The Dreadful Snake/Earl's Medley/This World Is Not My Home/Dream Of A Geisha/Pray For Asia 全14曲
 昨年9月からイースト・テネシー州立大学に留学し、ブルーグラス・プログラムで学びながら異文化交流の最前線でめざましい活動を続けてきた浪曲師にしてブル―グラッサ―、国本武春をフィーチュアしたETSUの学生たち(とその指導者、OB)のバンド、ラスト・フロンティアのアルバム。ビル・モンローの規範に沿いながら、常に新しい要素を取り込んできたブルーグラスに、三味線というまったく未知であった楽器をどのように生かしているか、そして、三味線の音そのものがバンジョーとの類似を超えてどのように伝わるか、が焦点となる。そのあたり、国本のオリジナル・インストでは当然のことながら、スクラッグス・メドレーやヴォーカル曲などブルーグラス・スタンダードでも、単なるノヴェルティの域を超えて、ひとつのリード楽器として確立された存在感を十分に示しているといっていいだろう。オリジナル曲のタイトルだけみると、珍奇なもの、色物というイメージが先行しているのは仕方のないことかもしれないが、J.P.マシスII(bj)以下、オーソドックスなブルーグラスをエネルギッシュに演じきったパワフルな若者たちに、正面切って勝負した国本の力技に拍手。ラスト、アメリカ人を圧倒するであろう得意のひとふしに続いて、ヒドゥン・トラックあり。
[BLUEGRASS REISSUES AND DISCOVERIES]
●BILL MONROE『Far Across The Blue Water...Bill Monroe in Germany(1975 & 1989)』 BCD-16624 4CD+1DVD(93分)+52 PAGE BOOK \20,213
[CD 1:Neusuedende,1975]Introduction/Roustabout(Ralph Lewis, vocal)/The Bluegrass Breakdown/Muleskinner Blues/Footprints In The Snow/Kentucky Mandolin/I'm Working On A Building/The Road Of Life/Grey Eagle/Festival Waltz/Uncle Pen/The Truck Drivin' Man(Ralph Lewis, vocal)/In The Pines/Shuckin' The Corn/Roll In My Sweet Baby's Arms/Doin' My Time(Ralph Lewis, vocal)/Flint Hill Special/Little Joe/You Won't Be Satisfied That Way
[CD 2:Neusuedende,1975]McKinley's March/I Saw The Light/Orange Blossom Special/Orange Blossom Special/Orange Blossom Special/Blue Moon Of Kentucky/My Little Georgia Rose/Down Yonder/Wabash Cannonball/You'll Find Her Name Written There/Swing Low Sweet Chariot-I Saw The Light/John Henry/Molly And Tenbrooks/Fraulein/Medley(Sittin' On Top Of The World/Hand Me Down My Walkin' Cane/Good Old Mountain Dew/Careless Love/Blue Moon Of Kentucky)(Bill Monroe and the E.L. Hillbillies)
[CD 3:Streekermoor,1989]My Sweet Blue Eyed Darling/The Old Home Town/Sugar Loaf Mountain/Muleskinner Blues/Blue Moon Of Kentucky/Southern Flavor/A Beautiful Life/The Old Brown County Barn/Uncle Pen/Cheyenne/Footprints In The Snow/My Little Georgia Rose/Walls Of Time/Jerusalem Ridge
[CD 4:Streekermoor,1989]Raw Hide/Down Yonder/In The Pines/Bluegrass Breakdown/There's An Old, Old House/I Saw The Light/On And On/Soldier's Joy/Wayfaring Stranger/Molly And Tenbrooks/Roll In My Sweet Baby's Arms/Sally Goodin'/So Long And Goodbye/John Henry/Wheel Hoss
[DVD:Streekermoor,1989]Introduction by Klaus Groteluschen/My Sweet Blue Eyed Darling/The Old Home Town/Sugar Loaf Mountain/Muleskinner Blues/Blue Moon Of Kentucky/Southern Flavour/A Beautiful Life/The Old Brown County Barn/Uncle Pen/Cheyenne/Footprints In The Snow/My Little Georgia Rose/Walls Of Time/Jerusalem Ridge/Raw Hide/Down Yonder/In The Pines/Bluegrass Breakdown/There's An Old, Old House/I Saw The Light/On And On/Soldier's Joy/Wayfaring Stranger/Molly And Tenbrooks/Roll In My Sweet Baby's Arms/Sally Goodin'/So Long And Goodbye/John Henry/Wheel Hoss/[Bonus:Interview with Bill Monroe, conducted by Jim Skurdal] 全62曲+DVD93分
 ビル・モンロー&ブルー・グラス・ボーイズのライヴ音源、それもドイツでのものが発掘された。しかも映像付きで。これをニュースといわずしてなんとする。今回発掘されたのは75年5月と89年7月のライヴ。モンロー自身は69年にもドイツへのツアーを経験しているが、そのときは米軍基地での演奏だけで一般のファンの前ではなかったという。75年のヨーロッパ・ツアーは当時イギリスに住んでいたビル・クリフトンが仲介、行を共にしたもので、そのツアーの最後に出演したノイスエーデンデのフェスでの45分2セット。ケニー・ベイカー(f)、ラルフ・ルイス(g)、ボブ・ブラック(bj)、ランディ・デイヴィス(bs)という、その前年初めて日本に来たときと同じメンバーで、初めてモンローの姿を目にし演奏を耳にした、その興奮を思い出させてくれるもの。強烈なパワー、エネルギーを発散するモンローはもちろん、心技体いずれも絶頂期、冴えに冴え渡るベイカーを軸としたブルー・グラス・ボーイズに脱帽。89年のほうは、オズボーン・ブラザーズを帯同したツアーから、ストレーケンモーアでの45分2セット。年齢から来る衰えは否めないが、それを克服するエネルギーを全編に感じさせるとともに、精神的にはどんどんと深みを増していったモンローを、トム・ユーイング(g)、テイター・テイト(f)、ブレイク・ウィリアムズ(bj)、ビリー・ローズ(bs)という布陣でサポートしている。そして、この90分の演奏を収録したDVD、1台の据えつけカメラだけで撮ったアマチュア・レベルの映像とはいえ、モンローのライヴをコンプリートに収録した映像としてはいまのところ唯一のものであり、貴重この上ないお宝であることは間違いあるまい。ライヴ・フォト、ヨーロッパ・ツアーのパンフレットのリプリントなど、リズ・マイヤーほかのエッセイなど満載、52ページブックレットつき、さすがベア・ファミリーのお仕事。
[FOLK & OLDTIME NEW RECORDINGS]
●V.A.『The Unbroken Circle:The Musical Heritage Of The Carter Family』DUAT-1162 CD \2,573
Worried Man Blues(George Jones)/No Depression In Heaven(Sheryl Crow)/On The Sea Of Galilee(Emmylou Harris With The Peasall Sisters)/Engine One-Forty-Three(Johnny Cash)/Never Let The Devil Get The Upper Hand Of You(Marty Stuart And His Fabulous Superlatives)/Little Moses(Janette And Joe Carter)/Black Jack David(Norman And Nancy Blake With Tim O'brien)/Bear Creek Blues(John Prine)/You Are My Flower(Willie Nelson)/Single Girl, Married Girl(Shawn Colvin With Earl Randy Scruggs)/Will My Mother Know Me There?(The Whites With Ricky Skaggs)/The Winding Stream(Rosanne Cash)/Rambling Boy(The Del McCoury Band)/Hold Fast To The Right(June Carter Cash)/Gold Watch And Chain(The Nitty Gritty Dirt Band With Kris Kristofferson) 全15曲
 「ファースト・ファミリー・オヴ・アメリカン・ミュージック」、カントリー・ミュージックの歴史はここから始まった、といっても過言ではない偉大なグループ、カーター・ファミリーへの真摯なトリビュート・アルバムが遂に完成した。サード・ジェネレーションにあたるジョン・カーター・キャッシュ入魂のプロデュースのもと、セカンド・ジェネレーションの、ジャネット&ジョー・カーターと故ジューン・カーターキャッシュのこれまた魂からのヴォーカルがファミリー・トラディションの重みをひしひしと伝えてくれる。そして、故ジョニー・キャッシュの影響力の大きさをまざまざと示した強烈な顔ぶれが、オリジナル・ヴァージョンをおもいおこさせるシンプルなスタイルから、自分自身のサウンド、スタイルに仕上げたものまで、それぞれにカーター・ファミリーへの想いをしっかりと唄に込めている。エミルー・ハリスと可憐なコーラスが素晴らしいピーソール・シスターズ(映画『オー・ブラザー!』や『Down From The Mountain』ツアーで印象的なデビューを果たした3人姉妹)、アール・スクラッグスの絶妙のギターをバックに唄うショーン・コルヴィン、ニッティ・グリッティ・ダート・バンドとクリス・クリストファーソンのヴェテランの味を十二分に発揮したコラボレーションなど、組み合わせの妙も堪能させてくれる。サム・ブッシュ(m)、ローラ・キャッシュ(f)、ランディ・スクラッグス(g)、パット・マクラフリン(m)など、バックも手堅い演奏でしっかりとしたサポートをみせる。有名曲に偏ることなく、カーター・ファミリーの真髄を伝える各人の選曲も素晴らしい。
●NORMAN & NANCY BLAKE『Morning Glory Ramblers』DUAT-1160 CD \2,573
Sunny Side Of Life/Dark And Stormy Weather/Precious Memories/The Little Log Hut In The Lane/All The Good Times Are Past And Gone/We Are Climbing/Going Down The Valley/I Loved You Better Than You Knew/When The Roses Bloom In Dixieland/I Ain't Got Time/The Way Worn Traveler/Rise When The Rooster Crows/Short Life Of Trouble/Elijah's God Still Lives Today/Fame Apart From God's Approval/Dry Bones/Men With Broken Hearts 全17曲
映画『オー・ブラザー!』で脚光を浴びることとなったヴェテランのひとり、ノーマン・ブレイクの新作。奥方ナンシーとのデュエット・アルバムとしては8年ぶりとのこと。5曲のカーター・ファミリー・ソングを軸に、ブルー・スカイ・ボーイズからチャック・ワゴン・ギャング、さらにはハンク・ウィリアムズがリュ―ク・ザ・ドリフタ―の名前で録音した曲(ナンシーのレシテーション)まで、古きよき時代のルーラル・ルーツ・ミュージックの古典を、ギター2本(ときにドブロやマンドリンを加えて)だけで淡々と唄い綴っている。年齢を重ねた仙人然とした風貌に似合った、枯れた味わいのヴォーカル、かつてはいやみなところも窺えた臭みがすっかりととれた、自然体がすがすがしい。みずから立ち上げたプレクトラフォン・レコードという名とSPレコードを模したレーベル・デザイン、『Morning Glory Ramblers』というアルバム・タイトル、そしてコロラド・スプリングスの1887年に建てられたサンタ・フェ鉄道の倉庫を改造したというレトロなスタジオでの録音、すべてがアーリー・ルーツ・ミュージックへの愛情とリスペクトを表わした、こころ落ち着くアルバムに仕上がっている。
[FOLK & OLDTIME REISSUES AND DISCOVERIES]
●JANETTE CARTER『Deliverance Will Come』BCD-16335 CD \3,255
Bury Me Beneath The Willow/Lonesome Street/Listen To The Mockingbird/I Ain't Gonna Work Tomorrow/Sinking In The Lonesome Sea/I Found Jesus/Storms Are On The Ocean/'Neath The Shade Of A Beautiful Pine/Red Wing/Little Moses/In The Shadow Of Clinch Mountain/Joy, Joy, Joy/Howdayado!/Little Rosewood Casket/Wayworn Traveller/Take-Me-Back Blues/Johnny Doesn't Live Here Anymore/Waltz, Kitty, Waltz/Lonesome Pine Special/Give Him One More As He Goes/Heartbreaking Waltz/Dark And Stormy Weather/My Native Home/Little Moses/Kissin' Is A Crime/My Dixie Darlin'/Sea Of Galilee/I'm Leaving You/I'm Missing You(with J. E. Mainer)/Johnny Doesn't Live Here Anymore/The Storms Are On The Ocean 全31曲
80歳を超えた今もヴァージニア州ヒルトンズのカーター・フォールドを舞台に、アメリカン・ミュージックの良心そのものであるカーター・ファミリーの伝統を守りつづけるジャネット・カーター、彼女のあまり知られていない70年代のレコーディングが発掘された。カーター・フォールドでの活動をスタートさせる直前、72年にテネシー州キングスポートで録音、イリノイのバーチ・レコードから発売された『Storms Are On The Ocean』の12曲、73年にテネシーのトラディショナル・レコードからリリースの『Howdayadoo』の16曲("Folk Festivals of the Smokies"でのライヴ2曲を含む)そして68年、ノース・キャロライナで録音されたJ.E.メイナーとの共演3曲からなる全31曲。オリジナル・カーター・ファミリーのレパートリーを中心に、ジャネットのオリジナル――カーター・ファミリー・ソングといっても不自然ではない――やトラッド、珍しいインスト曲もまじえて、ファミリー・トラディションを継承したナチュラルなスタイルで淡々と綴っていく。トラディション盤ではジョー・カーターのギターとハーモニー・ヴォーカルも聴かれる。ギターとオートハープを核とした馴染み深いスタイルに、ハーモニカやフィドルも加えた優しいサウンドが新鮮に響く。
BZCS-9040 岩井 宏『30才』CD \1.700(本体\1.619)
小さな歯車/ほおずき市/放浪者の子守唄/路地/かみしばい/道草/赤ん坊さんよ負けるなよ/屋根裏部屋/春のつむぎ歌/30才
惜しくも不慮の事故で亡くなった関西フォーク・シーンでバンジョー奏者の草分け的存在、オールドタイム、ブルーグラスとも関わりの深かった岩井宏が残した唯一のソロ・アルバム、奇跡のCD化。加川良、中川イサトのシンプルなバックが祝いさんの素朴な唄を支えて良い味に仕上ってます。在りし日の姿が目に浮かびます。
[COUNTRY NEW RECORDINGS]
●THE NOTORIOUS CHERRY BOMBS『The Notorious Cherry Bombs』B000253002 CD \2,573
Let It Roll, Let It Ride/If I Ever Break Your Heart/Wait a Minute/Making Memories of Us/Oklahoma Dust/Dangerous Curves/Forever Someday/On the Road to Ruin/Heart of a Jealous Man/It's Hard to Kiss the Lips at Night That Chew Your Ass Out All Day Long/Sweet Little Lisa/Let It Roll, Let It Ride(Reprise) 全12曲
 70年代末から80年代はじめ、当時夫婦だったロドニー・クロウェルとローザンヌ・キャッシュのツアー・バンドとして結成されたチェリー・ボムズ、カントリー・ロック・ファンの間で幻のスーパー・バンドとして語り継がれてきた彼らが、20年の時を経て再結成、遂にデビュー・アルバムを発表した。オリジナル・メンバーはロドニー、ピュア・プレイリー・リーグを抜けたばかりのヴィンス・ギル、のちにナッシュヴィル最高のプロデューサーとなるトニー・ブラウン(キーボード)、元エミルー・ハリス&ホット・バンドのハンク・デヴィト―(スティール)とエモリー・ゴーディ・ジュニア(ベース)そしてリチャード・ベネットのギターにラリー・ロンディンのドラムスという強烈な顔ぶれだった。今回のリユニオンでは第一線から引退したエモリー、92年に亡くなったラリーに代わってナッシュヴィルのエース、マイケル・ローズとエディ・ベイヤ―ズが参加、さらにジョン・ホッブスのキーボードも加えてい。ロドニーとヴィンス、ふたりの自信と確信に満ちたリード・ヴォーカルを核に、ほどよい感覚のロックン・ロールのビートをうちだしながら、ヴィンス得意のカントリー・バラードやジョニー・キャッシュ・サウンドを採り入れるなど余裕しゃくしゃく、それぞれに名を成したヴェテランたちの名人芸が随所に光る、まさに「おとなの」アルバム。
●BILLY YATES『Anywhere But Nashville』MOD-1423 CD \2,888
Anywhere But Nashville/All By My Lonesome/This Song Doesn't Rock/The Best Thing In The World/What Are We Thinkin'/Blinded By The Bud Light/Roxanne's Bayou/Love Is Standing Still/Alcohol Abuse/Blue Ain't Just A Mood/I'm Just Drinkin'/Nothin' Bigger Than Our Love/My Infinite Love/You're Why God Made Me/American Vouces/Little Annie's Christmas Wish 全16曲
 "Too country, and proud of it!"を旗印に、ナッシュヴィル・アンダーグラウンドで正統カントリーの灯を守りつづけるビリー・イェイツの最新作。最近はメジャー・シーンへの露出も目立っている。「懸命に働き、恋におち恋に破れ、夢を抱いて生きる、それが本当のアメリカ、その本当のアメリカを唄うシンガーがビリー・イェイツ」とロバート・K・オアマン(カントリー音楽研究の第1人者)はいう。さらに「このアルバムは、まっとうなカントリー・ミュージックがいまも愛され、敬意を持って迎えられる、そんなほんとうのアメリカを唄ったアルバム」とも。ナッシュヴィルのヴェテランたちをバックに、まっすぐなカントリー・スタイルで綴る、すべて自作(共作)の16曲、正統カントリーのさまざまなパターンを完全に手のうちに入れて、生き生きとしたパフォーマンスを聴かせてくれる。
●AARON WATSON『The Honky Tonk Kid』AW-001 CD \2,888
The Right Place/The Honky Tonk Kid(featuring Willie Nelson)/Reckless/What She Don't Know/If You're Not In Love/Let's Lose Some Sleep Tonight/Honky Tonkin' Around Texas(featuring Asleep At The Wheel)/Mackenzie Park/Fool's Paradise/Diesel Driving Daddy(featuring Dale Watson)/Next To Heaven/For What It's Worth/Will You Love Me In A Trailer? 全13曲
テキサス州アマリロ出身のホンキー・トンク・シンガー、アーロン・ワトソン。これまでにロイド・メインズなどの力を借りた2枚のインディー・アルバムがある。3作目となるこのアルバムは、テキサス・スウィングの大立者、アスリープ・アット・ザ・ウィ―ルのレイ・ベンソンがプロデュース、ウィリー・ネルソンやデイル・ワトソンそしてAATWという、テキサスのビッグ・ネームがゲストとして加わっている。ウィリー、ウェイロン・ジェニングスのアウトロー・カントリー、マール・ハガード、ジョージ・ストレイトの王道ホンキー・トンクを継承する、テキサス・カントリー期待の新人のひとり。
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