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NEW ARRIVALS 0206 2002/06/30 | ||
[BLUEGRASS NEW RECORDINGS] | ||
●RALPH STANLEY『Ralph Stanley』COL-86625
CD \2,650 Lift Him Up, That's All/False Hearted Lover's Blues/Henry Lee/Girl From The Greenbriar Shore/Twelve Gates To The City/Little Mathie Groves/Look On And Cry/I'll Remember You Love In My Prayers/Calling You/The Death Of John Henry/Great High Mountain 全11曲 時の人ラルフ・スタンレーの最新スタジオ録音アルバム。600万枚!というブルーグラス史上空前のセールスを記録した『OBWAT?』サントラ盤のプロデューサー、T・ボーン・バーネットが映画の製作監督コンビ、コーエン兄弟と組んで、コロムビアとのジョイントで立ち上げたDMZレーベルの第1弾。初めてクリンチ・マウンテン・ボーイズを離れ、スチュアート・ダンカン(f&bj)、マイク・コンプトン(m)、ノーマン・ブレイク(g,weissenborn,mandocello)、デニス・クロウチ(bs)をサポート陣に起用して、あくまでもトラディショナル・ソングにこだわりながらも、これまでのラルフにはなかったアプローチで新生面を切り開いた作品。これ以上はない完璧のアコースティック・アンサンブルと、見事にコントロールされたラルフのマウンテン・ソウル、エモーションが、静かな感動を誘う。"Look On And Cry"と"Calling You"の2曲には、『OBWAT?』にも参加していたコックス・ファミリーのイヴリンとスザンヌがハーモニーをつけている。エンハンスト仕様で、ラルフの写真集!!と、"Calling You"の別ヴァージョンが楽しめる。 |
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●RICKIE SIMPKINS『Don't Fret It』DS-2006
CD \2,750 Old Tree/Stoney Lonesome/My Heart Feels The Pain/Waltz For Reannon/When I Come Home/Golden Slippers/I'm Not A Miner/Chestnut Ridge/Mountain High Feelin' Low/Think About Life/Black Mountain Rag 全11曲 80年代後半、コンポラ・ソリッドの雄ヴァージニア・スクワイアーズで一躍第一線に躍り出たリッキー・シンプキンズ、その後、トニー・ライス・ユニットやロンサム・リヴァー・バンドのメンバーとして、また、セッション・フィドラーとして確固たる位置にある彼の最新ソロ・アルバム。ここでは本職のフィドルだけでなくマンドリンやバンジョー、さらにはシブいヴォーカルまで披露するという多彩な表情をみせ、インスト、ヴォーカルそれぞれにホットでいながら落ち着いた味わいを示している。トニー・ライスのギターをほぼ全編にフィ−チュア、さらにワイアット・ライスやロニー・ボウマン、ロニー・シンプキンズといった仲間たちに、ダン・ティミンスキなどドゥービー・シー人脈にランディ・コーアズも動員してシュアーなサポート体制をとっている。自作インストにフィドル・チューンの古典、そしてコンテンポラリー・ソングライターのヴォーカル・ナンバーをバランスよく配して、凄く聴きやすい作品に仕上げている。 |
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●ERNIE THACKER『The Chill of Lonesome』DS-2004
CD \2,750 Little Piece of Land/Father Son & Holy Ghost/Another Piece of My Heart/Momma Preached & Daddy Plowed/Old Kentucky Home/Old Barn/Own Brand of Misery/The Chill of Lonesome/Highway of Sorrow/Whiskey & Women/Old Time Drunkard 全11曲 90年代初頭、ラルフ・スタンレー&クリンチ・マウンテン・ボーイズのリード・シンガーとして数年を過ごした後、ジュニア・ブランケンシップとの2枚のアルバムやドゥービー・シー・レコードのスタンレー・トラディション参加を経て、自身のバンド、ルート23でコンテンポラリー・ブルーグラスに本格的に名乗りをあげたアーニー・サッカーのソロ・プロジェクト。スタンレー・トラディションを基本としたハート・フェルト・ヴォーカルに、最近のスタンレー・サウンドのひとつの特徴となっている故キース・ウィットリーのヴォーカル・スタイル、すなわち、レフティ・フリゼル/マール・ハガードのホンキー・トンクを色濃く映したヴォーカルに影響された圧倒的な節回しがここでも印象的に響く。ブルーリッジ参加で再び注目のジュニア・シスクのトラッド風味を生かした曲や、ロニー・ボウマン、キース・テュー、ドン・リグスビーなど気鋭のソングライターのコンポラ曲を、ドゥービー・シー・サウンドともいうべきソリッド・ブルーグラスに仕上げた爽快な作品。アダム・ステフィ、ロン・スチュワート、ロブ・アイクスなどいつもながらの強力サポート陣に、スティーヴ・ガリーの強烈テナーとダン・ティミンスキのバリトンという鉄壁のハーモニー。 |
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●JESSE BROCK『Kickin' Grass』PC-6501 CD
\2,750 Kickin' Grass/Georgia Stomp/You're The Best Of All The Leading Brands/Roadrunner/She's No Angel/Lil' Ben/Red Rooster/The Girl In The Blue Velvet Band/Home Sweet Home/Mother Knows Best/New Camptown Races/Maury River Blues 全12曲 リン・モリス・バンドのマンドリン・プレイヤーとして注目を集めている若手、ジェシー・ブロックのソロ・デビュー作。自作オリジナルやデヴィッド・マクラフリン、ロン・スチュワートなどの新作に、ジミー・マーティン、フランク・ウェイクフィールドのクラシックを加えたインスト8曲と、リン・モリス・バンドでは滅多に聴けない彼のヴォーカル4曲という構成。トム・アダムスのソリッド・バンジョー、ロン・スチュワートのギター、ジェイソン・カーターのフィドルにロブ・アイクスのドブロ、ベースにはマーシャル・ウィルボーン、ジェイソン・ムーアというシュアーこの上ないメンバーを集めて、落ち着いたなかにキラリと光るものを窺わせる演奏が楽しめる。ヴォーカル曲も、レスター&マック、オズボーン・ブラザーズ&レッド・アレン、ブレイ・ブラザーズにマック・ワイズマンと、古くからのファンをもうならせる選曲にブルーグラス・センスを発揮して、ただ者ではないところをみせている。ヴォーカル・サポートはアラン・オブライアント、ウェイン・テイラーにロンという布陣。他にリン・モリス、ジム・ハーストもゲスト参加。決して派手ではないが、中身の濃い1枚。ラスト、モンローに捧げた曲が哀しくも美しく胸をうつ。 |
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●KRISTIN SCOTT BENSON『Straight Paths』PC-6502
CD \2,750 The Hunt/Foggy Mountain Rock/Home Of The Red Fox/That's An Irish Lullaby/Just Because/Creekstone/Joe & Smokey/Fireball Express/Put Me On The Trail To Carolina/Sally Ann/The Woodchopper's Reel/Straight Paths 全12曲 ラリー・スティーヴンソン・バンドからサリー・ジョーンズ&サイドワインダーズでの勢いあるバンジョー・ピッキンで人気のクリスティン・スコット・ベンソン、自主制作でのデビュー作以来のセカンド・アルバム。デビュー作ではその勢いある演奏でぶっ飛ばしていた、という印象が強かったが、今作では夫君ウェイン・ベンソンのサポートで、ずいぶんと考えぬかれた構成の、インテリジェントな(?)バンジョー・インスト集となっている。ウェインのマンドリン、ジム・ハーストのギター、ジム・ヴァン・クリーヴのフィドルというラインナップからして何やらニオってくる、その期待に十二分に応えたクリスティンの成長が如実に表われた作品集。スクラッグスやビル・エマーソン、ジム&ジェシーなどのひとひねりしたアレンジが興を惹く。 |
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●JIM HURST『Second Son』PC-1119 CD \2,750 Steven's Deep Coal Mines/Big Iron/Our Old Home/Lonesome Road Blues/Wings Of An Eagle/Stafford's Stomp/Widow's Weeds/Sin's Dark Valley/The Long Road/Three Days Deep Forever Wide/Seven Year Blues/Danny Boy 全12曲 超絶技巧のギタリストとして、フロント・ポーチ・ストリング・バンドやミッシー・レインズとのデュオで活躍しているジム・ハーストのセカンド・ソロ・アルバム。今回は、ブルーグラス・アルバムを作りたかったという彼の意志を映して、バンジョーにアリソン・ブラウン、クリスティン・スコット・ベンソン、スコット・ヴェスタル、マンドリンにウェイン・ベンソン、ジェシー・ブロック、ショーン・レイン、フィドルにスチュアート・ダンカン、ケイシー・ドリーセン、ロン・スチュワートなどなど、そしてハーモニー・ヴォーカルにジョン・カウワンやジェフ・ホワイト他、総勢27名ものスーパー・ピッカー総動員での豪華セッション。マウンテン・ソウルの横溢するナンバーから、控えめなアコースティック・スタイル、そしてハード・ドライヴィング・ブルーグラスまで、スクラッグスやルーヴィン・ブラザーズなど先人へのリスペクトもぬかりなく、決して上手いとはいえないジムのヴォーカルが抑えの効いた、独特の味を出している。インストはティム・スタッフォード作の1曲だけだが、期待のジムのギターは全編にさりげなくフィ−チュアされて、そのハイテクを楽しむことができる。 |
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●DAVID PARMLEY & CONTINENTAL DIVIDE『Pathway
of Time』PC-1117 CD \2,750 Without Her In My Arms/The Fallen Snow/Up And Down The Mountain/Those Dusty Fields/Onion Creek/Wake Up/Leave Or Stay/The House By The Cornfield/Thirty-Two Acres Of Bottomland/Pathway Of Time/My Saro Jane/Our Bed Of Roses 全12曲 デヴィッド・パームリー&コンティネンタル・ディヴァイドの最新作。前作『There'll Always Be a Rocking Chair』PC-1095\2,750)で俄然ふっきれたか、コンポラとトラッドのはざまでふらついていた感のあったデヴィッド・パームリーが、本来の持ち味であるトラッド・ブルーグラスに再びシフトした、現代版ソリッド・ブルーグラスでその好調をキープしたニュー・アルバム。ソロ・アルバム(NR-20975\2,750)もあるスティーヴ・デイ(f)、ダニー・バーンズ(m)、ベン・グリーン(bj)、マイク・アングリン(bs)という布陣で、メンバーのオリジナルやベッキー・ビューラーなど気鋭のソングライターの新曲でのソリッド・サウンドから、カーディナルスの再演にフラット&スクラッグス・ソング、デヴィッドのカントリー・タッチのヴォーカルが冴えわたるマール・ハガード、ジョージ・ジョーンズのホンキー・トンク・ソングまで、バランスよく構成された作品となっている。グレン・ダンカン(f)とジム・ハースト(g)がゲスト参加。 |
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●PETE WERNICK'S LIVE FIVE『Up All Night』NR-2002
CD \2,750 Alabamy Bound/Hold It/Spirit in a Bottle/Seven Come Eleven/Foggy Mt. Breakdown/My Buddy/Owensboro Hop/Pick and Roll/Up All Night/On a Roll/Sweet Georgia Brown/The Doctor is in/Foggy Mt. Special/Soldier's Joy 5 Ways 全14曲 ドクター・バンジョーこと、ピート・ワーニックがホット・ライズ解散後92年から続けているグループ、ライヴ・ファイヴの最新第3作。ブルーグラスとジャズが近しい関係にあることは、ビル・モンローの最初から明らかであったが、ライヴ・ファイヴの音楽――フレキシグラスと称している――は、トラディショナル・ジャズのフォーマットに、ドクター・バンジョーのストレートかつ新たなイノヴェーションに満ちたブルーグラス・バンジョーを合体させた、ノスタルジックでありながら新鮮な響きをもっている。ベニー・グッドマン、チャーリー・クリスチャンのスウィング・ジャズをベースに、ニュー・オーリンズの味わいをあわせもったクラリネットとヴァイヴが醸し出すどこか懐かしい音楽とバンジョーの響きが妙に溶け合って、心落ち着く思い。ジャズ/ポップ・スタンダードも、スクラッグス・クラシックも、それぞれに秀逸なアレンジが施されて楽しい仕上がりだが、やっぱり7曲を数えるオリジナル曲のアイディア、仕掛けに注目したい。奥方ジョーン・"ノンディ"・ワーニックの"My Buddy"など3曲のヴォーカルもいい味を出している。スクラッグスの"Foggy Mt. Special"など3曲はボールダー・シアターでのライヴ録音。 |
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●HAYSEED DIXIE『A Hillbilly Tribute to Mountain
Love』DUAT-1118 CD \2,750 My Best Friend's Girl/Centerfold/Walk This Way/Feel Like Making Love/The Perfect Woman/I Love Rock and Roll/Fat Bottom Girls/Big Bottom/Cat Scratch Fever/I'm Keeping Your Poop 全10曲 昨年、へヴィ・メタルのトップ・バンド、AC/DCへのトリビュート・アルバム『A Hillbilly Tribute to AC/DC』(DUAT-1104)が5万枚を超えるセールスを記録したらしいヘイシード・ディキシーの第2作。「アパラチアのど真ん中、ディアー・リック・ホラーからやってきた、バーリー・スコッチとヤンガー兄弟のグループ云々」という資料からして全くの冗談、実際は、マルチ・プレイヤーでシンガーのバーリー・スコッチことジョン・ウィーラー(f,g.bs,vo)のワンマン・バンドというのが本当のところのようで、レノ・ブラザーズ解散後のデイル・レノ(m)とドン・ウェイン・レノ(bj)が、それぞれイナス・ヤンガー、タルカム・ヤンガーと名乗って参加しているのがミソ。クイーン、エアロスミス、バッド・カンパニーなどロックのビッグ・ネームのラヴ・ソングのカヴァー8曲に、スコッチ(ウィーラー)のオリジナル2曲。ロック・ナンバーをNGR路線で料理した、アイデア勝負のノヴェルティ・アルバム。 |
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[BLUEGRASS REISSUES AND DISCOVERIES] | ||
●LAURIE LEWIS『Birdsong』SMM-2002 CD \2,750 Bird In The Wood/Tell Me True/The Wood Thrush's Song/When The Night Bird Sings/Singing Bird/Let The Bird Go Free/Haven Of Mercy/Acony Bell/Solitary Singer/Little Birds/The Blackest Crow 全11曲 『鳥の歌』と題されたローリー・ルイスのニュー・リリースは、環境保護団体オーデュボン・キャ二オン・ランチのためのチャリティ・アルバム。カリフォルニアのマリン・カウンティとソノマ・カウンティに3箇所の自然保護のサンクチュアリを所有、運営しているこのNPO組織の活動に共感した彼女が、これまでのアルバムからの9曲をセレクトし、さらに新録2曲("Tell Me True"と"Solitary Singer")の、鳥のイメジャリーを唄った曲を集めてチャリティに供したもの。アパラチアン・トラッドの薫り高いアカペラのバラッドからブルー・ローズやブルーグラス・パルズとのブルーグラス、そしてアイリッシュやジャズ風味のナンバーまで、ローリーの幅広いスタイル、優しく美しいヴォーカルが楽しめるナイス・コンピレーション。オール・ガール・ボーイズのバンジョー・プレイヤー、デビー・コッター・キャスパリ制作のアートワークが素晴らしい。 |
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●THE DILLARDS『Copperfields』CCH-281 CD
\2,450 Yesterday/In Our Time/The Old Man At The Mill/Touch Her If You Can/Woman Turn Around/Brother John/Copperfields/West Montana Hanna/Close The Door Lightly/Pictures/Ebo Walker/Sundown 全12曲 ダグ・ディラードの脱退とハーブ・ペダーセンの加入、そしてそれを受けての、ブルーグラス・ベースのカントリー・ロック・バンドへと劇的な変身を遂げた前作『Wheatstraw Suite』('68 CCH-280 \2,450)に続いて70年に発表したエレクトラ・レコードでのラスト・アルバムの、本国アメリカでは初めてのオリジナル・ヴァージョンでのCD化。前作での手法を踏襲しながらさらなる深化を示した作品として、ロック・フィールドでの評価も高い。ビートルズ・ソングのパーフェクトなアカペラ・ヴァージョンにはじまって、オリジナル・ソングをペダーセンの見事なウェストコースト・ハーモニーを軸としたコーラスで聴かせる。ダグ・ディラードのディラード&クラーク・エクスペディションと共に、70年代ニュー・グラスに絶大な影響を及ぼした記念碑的作品。 |
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●JIM & JESSE『American Pride』PC-1118
CD \2,750 Big Hands/Thank God For The USA/God Bless America Again/If We Forget God/Under The Double Eagle/When The Wagon Was New/Log Cagin In The Lane/Back In The USA/America The Beautiful-God Bless America-Battle Hymn Of The Republic/Matthew 24/The Family Who Prays(Never Shall Part) 全11曲 昨年9月11日のあの同時多発テロ事件をうけて、カントリーではアラン・ジャクソンの感動的なオリジナル曲や、ペイトリオット・ソングとよばれる愛国的な内容のアルバムがずいぶんと発売されたが、ジム&ジェシーのこのアルバムもそのひとつ。76年にオールド・ドミニオン・レーベルで発表した『Songs About Our Country』からの9曲と、『Jesus Is the Key to the Kingdom』(74年)からの2曲。99年のボックス・セット『The Old Dominion Masters』(PC-9001)に収録されている。アレン・シェルトン、ヴィック・ジョーダン、ガーランド・シューピング、ジョー・メドウズ、ボビー・トンプソンなど手練れのサポートで、真摯なハーモニーが胸に迫る。 |
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●V.A.『In Memory Of A Friend - A Tribute
To Randall Hylton』PC-1116 CD \2,750 Rough Edges(Wildfire)/When The Dam Breaks(The Rarely Herd)/She's Come Too Far(Larry Stephenson Band)/Hot Night In August(Gary Ferguson)/Thirty-Two Acres Of Bottom Land(Special Consensus)/Pentecostal Camp Meeting(Eddie & Martha Adcock)/Oh Anita(Randall Hylton & Charlie Waller)/Mountain Laurel(Continental Divide)/Only When I'm Leaving(Larry Stephenson Band)/Keep The Candles Burning(The Rarely Herd)/I've Heard The Wind Blow Before(Continental Divide)/Slippers With Wings(Eddie & Martha Adcock)/Round About Way(Larry Stephenson Band)/Room At The Top Of The Stairs(Randall Hylton) 全14曲 昨年3月、大脳動脈瘤のため55歳という若さで世を去ったソングライター/シンガー/ギタリスト、ランドール・ヒルトンへのトリビュート。70年代からソングライターとして頭角をあらわし、80年代末以降はソロ・アクトとして4枚のアルバムを発表するなど、フィンガー・ピッキン・ギタリスト/シンガーとして活躍してきた。彼の作品は、カントリー、ブルーグラスを問わず、150組以上のミュージシャンによってレコーディングされている。ここでは、パインキャッスル・レコードのカタログから、彼自身が唄う代表作やチャーリー・ウォーラーとのデュエットをはじめ、彼の作品を好んで取り上げたラリー・スティーヴンソン・バンドやコンティネンタル・ディヴァイドのほか、エディ&マーサ・アドコックからレアリー・ハードまで、新旧の作品を集めたもの。 |
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[FOLK & OLDTIME NEW RECORDINGS] | ||
●JORMA KAUKONEN『Blue Country Heart』COL-86394
CD \2,650 Blue Railroad Train/Just Because/Blues Stay Away From Me/Red River Blues/Bread Line Blues/Waiting For A Train/Those Gambler's Blues/Tom Cat Blues/Big River Blues/Prohibition Blues/I'm Free From The Chain Gang Now/You And My Old Guitar/What Are They Doing In Heaven Today? 全13曲 60年代末から、ジェファーソン・エアプレーンやホット・ツナ、さらにはザ・バンドのリユニオンへの参加など、ルーツ・ロック・シーンのビッグ・ネームとして知られるヨーマ・コーコネンが、永年の夢だったという、サム・ブッシュ、ジェリー・ダグラスとの共演を実現したアコースティック・ブルース・アルバム。ジミー・ロジャース、デルモア・ブラザーズ、ジミー・デイヴィスなど、20年代、30年代のオールド・カントリー・ソング、ヒルビリー・ブルースをメインにした卓抜な選曲がまず素晴らしい。ドク・ワトソンを思わせる枯れたヴォーカルと自身の見事なフィンガー・ピッキン・ギターに、サムのホットなフィドルとマンドリン、ジェリーの多彩なドブロとワイセンボーン・ギター、この手の音楽を知り尽くしたふたりが繰り広げる凄まじいインタープレイ(2曲だけではあるがベラ・フレックも乱入してくる)と、それを支えるバイロン・ハウス(現サム・ブッシュ・バンド)のベース。名人、達人が生み出した至福のアルバム。 |
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●V.A.『If I Had A Song:The Songs Of Pete
Seger Vol. 2』APPLE-1055 CD \2,750 Guantanamera(Jackson Browne/Joan Baez)/If I Had A Hammer(Bill Bragg/Eliza Carthy)/Words, Words, Words(John Wesley Harding/The Minus 5)/Walking Down Death Row(Steve Earle)/Oh, Had I A Golden Thread(Dar Williams/Toshi Reagon)/66 Highway Blues(Arlo Guthrie/Pete Seeger)/Talking Union(John McCutcheon/Corey Harris)/Maple Syrup Time(Moxy Fruvous)/Snow, Snow(Eric Andersen)/Little Boxes(Petites Boites)(Kate & Anna McGarrigle)/Last Train To Nuremberg(Joel Rafael Band)/You'll Sing To Me Too(Guardabarranco)/This Old Car(Pete Seeger/Arlo Guthrie)/Old Devil Time(Kim & Reggie Harris/Mapgpie)/The Emperor Is Naked Today-O(Dave Carter/Tracy Grammer)/Well May The World Go(Larry Long/Pete Seeger) 全16曲 半世紀以上にわたってフォーク・ミュージックを象徴する存在として先頭に立ち続けてきたピート・シーガー、アメリカの良心を体現する彼を敬愛する多くのシンガーたちによる真摯なトリビュートの第2作。第1作(APPLE-10242枚組\4,500)からはずいぶんと顔ぶれが変わりはしたが、現在のフォーク・ミュージック、シンガー/ソングライターからロックまで、幅広い音楽シーンから多彩なメンバーが集まっての贅沢なアルバム。 |
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[FOLK & OLDTIME REISSUES AND DISCOVERIES] | ||
●THE CARTER FAMILY『1927-1934』JSP-7701
5CD \5,500 [DISC 1]Bury Me Under The Weeping Willow/Little Log Cabin By The Sea/The Poor Orphan Child/The Storms Are On The Ocean/Single Girl, Married Girl/The Wandering Boy/Meet Me By The Moonlight, Alone/Little Darling, Pal Of Mine/Keep On The Sunny Side/Anchored In Love/John Hardy Was A Desperate Little Man/I Ain't Goin' To Work Tomorrow/Will You Miss Me When I'm Gone/River Of Jordan/Chewing Gum/Wildwood Flower/I Have No-One To Love Me(But The Sailor On The Deep BLue Sea)/Forsaken Love/Sweet Fern/My Clinch Mountain Home/God Gave Noah The Rainbow Sign/I'm Thinking Tonight Of My Blue Eyes/Little Moses/Lulu Wall/The Grave On The Green Hillside [DISC 2]Don't Forget This Song/The Foggy Mountain Top/Bring Back My Blue-Eyed Boy To Me/Diamonds In The Rough/Engine One-Forty-Three/The Homestead On The Farm/The Cyclone Of Rye Cove/Motherless Children/When The Roses Bloom In Dixieland/No Telephone In Heaven/Western Hobo/Carter's Blues/Wabash Cannonball/A Distant Land To Roam/Jimmie Brown The Newsboy/Kitty Waltz/Fond Affection/The Cannonball/The Lover's Farewell/There's Someone Awaiting For Me/The Little Log Hut In The Lane/When The Springtime Comes Again/When The World's On Fire/I Have An Aged Mother/Dying Soldier/Worried Man Blues [DISC 3]Lonesome Valley/On The Rock Where Moses Stood/Room In Heaven For Me/Lonesome Pine Special/No More The Moon Shines On Lorena/On My Way To Canaan's Land/Where Shall I Be?/Sow 'Em On The Mountain/Darling Nellie Across The Sea/The Birds Were Singing Of You/Weary Prodigal Son/My Old Cottage Home/When I'm Gone/Sunshine In The Mountain/Let The Church Roll On/Lonesome For You/Can't Feel At Home/Why There's A Tear In My Eye/The Wonderful City/Jimmie Rodgers Visits The Carter Family/The Carter Family And Jimmie Rodgers In Texas/'Mid The Green Fields Of Virginia/Happiest Days Of All/Picture On The Wall/Amber Tresses [DISC 4]I Never Loved But One/Tell Me That You Love Me/Where We'll Never Grow Old/We Will March Through The Streets Of The City/Sweet As The Flowers In Maytime/Will The Roses Bloom In Heaven/My Little Home In Tennessee/The Sun Of The Soul/If One Won't, Another One Will/Broken Hearted Love/Two Sweethearts/The Winding Stream/I Wouldn't Mind Dying/The Spirit Of Love Watches Over Me/The Church In The Wildwood/Give Me Roses While I Live/I Will Never Marry/On The Sea Of Galilee/Home By The Sea/I Loved You Better Than You Knew/This Is Like Heaven To Me/See That My Grave Is Kept Green/Over The Garden Wall/Gold Watch And Chain/Will My Mother Know Me There? [DISC 5]On A Hill Lone And Gray/Cowboy Jack/I'll Be All Smiles Tonight/Away Out On The Old Saint Sabbath/Happy Or Lonesome/One Little Word/Darling Daisies/The East Virginia Blues/Lovers Return/It'll Aggravate Your Soul/Hello Central! Give Me Heaven/I'm Working On A Building/You've Been Fooling Me, Baby/Longing For Old Virginia/March Winds Gonna Blow My Blues All Away/There'll Be Joy, Joy, Joy/Are You Tired Of Me, My Darling/My Heart's Tonight In Texas/There's No Hiding Place Down Here/Cowboy's Wild Song To His Herd/The Evening Bells Are Ringing/The Mountains Of Tennessee/I'll Be Home Some Day/Faded Coat Of Blue/Sailor Boy 全126曲 伝説のブリストル・セッションから75年、ということで今また大きくクロースアップされるオリジナル・カーター・ファミリーのヴィクター録音(ほぼ)全曲集。1927年のブリストルでの6曲から、コロムビアに移るまでの7年間の記録。41年に再び(そして最後に)ヴィクターに録音した12曲が収められていないのでヴィクター録音全曲集、とはいえないが、カーター・ファミリーのもっとも有名なレコーディング、有名曲の殆どが収録されている。しかも、5枚組でこの価格。 |
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●NANCI GRIFFITH『From A Distance:The Very
Best of Nanci Griffith』UNI-170301 CD \2,650 Lone Star State Of Mind/Cold Hearts-Closed Minds/From A Distance/Ford Econoline/Trouble In The Fields/There's A Light Beyond These Woods/Looking For The Time(Working Girl)(live)/I Don't Want To Talk About Love/Drive-In Movies And Dashboard Lights/It's A Hard Life Wherever You Go/If Wishes Were Changes/Once In A Very Blue Moon(live)/Anyone Can Be Somebody's Fool/I Knew Love/Gulf Coast Highway(with Mac McAnally)/I Wish It Would Rain/Outbound Plane/Love At The Five And Dime(live)/It's Just Another Morning Here/Late Night Grande Hotel/Hometown Streets/The Wing And The Wheel(live) 全22曲 現代を代表するシンガー/ソングライターのひとり、ナンシ・グリフィス、カーヴィル・フォーク・フェスティヴァルなどで認められての78年のデビュー以来一貫して、その清楚でいながら力強いヴォーカルと時代を映したソングライティングで人気を集めている。今作は、地元テキサスでのマイナー・レーベルから一転、ナッシュヴィルに進出しメジャーのMCAから発表した、87年から91年の間の5作品(ライヴ1枚を含む)からセレクトされた22曲。ナッシュヴィル・ミュージシャンとの交流、キャシー・マティアやスージー・ボガスなどカントリー・シンガーへの曲の提供をとおして、繊細なフォーク・スタイルにカントリーの味わいを加味したナンシ独特の「フォーカビリー」が完成された時期のベスト・アルバム。 |
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[VIDEO NEW RECORDINGS] | ||
●WYNONNA『Music in High Places-Live in Venice』VHS
IMAGE-1088 \3,200 New Day Dawning/Change the World/Somebody to Love You/Va Pensiero/No One Else on Earth/My Angel Is Here/Only Love/How Great Thou Art/When I Reach the Place I'm Goin'/Testify to Love/Going Nowhere 全11曲 50分 さまざまなジャンルのトップ・アーティストが、世界遺産に列せられるような場所で行うパフォーマンスを捉えたライヴ・ヴィデオ・シリーズ、『Music in High Places』の一編、ワイノナのヴェニスでのアコースティック・ライヴ。アコースティック・カントリーのトップ・デュオとして一世を風靡したジャッズの解散から10年、ジャッズ時代とは趣きを異にしたロッキン・カントリー・ポップで人気のワイノナの、初めてのライヴ・ヴィデオ。ヴェニスの美しい風景、史跡と、ワイノナのヒット曲、両方をいっぺんに楽しもうという贅沢な企画作品。もちろん、エリック・クラプトンがカヴァーして日本でも大ヒットとなった"Change the World"も収録。 |
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[COUNTRY NEW RECORDINGS] | ||
●CHRIS HILLMAN & HERB PEDERSEN『Way
Out West』VIR-11978 CD \2,650 Back Porch Boy/There You Go/Invitation to the Blues/No Longer A Sweetheart of Mine/Problems/Better Man Than That/The Old Cross Road/Sugar Cane/After All Is Said And Done/You Done Me Wrong/Save The Last Dance For Me/Are You Missing Me?/That's The Way It Was/You're Learning/Our Love It Don't Come Easy/Good Year/Back Porch Boy(outro) 全17曲 ウェスト・コーストのブルーグラス/カントリー・ロック・シーンを常にリードしてきた大ヴェテランふたり、クリス・ヒルマンとハーブ・ペダーセンの最新作。ライス兄弟とのユニット、ライス・ライス・ヒルマン・ペダーセンでの2001年作品『Running Wild』(ROU-0483\2,750)でもカントリー色を強く打ち出していたが、今作は、96年作品『Bakersfield Bound』(SH-3850\2,750)の続編ともいうべき、ベイカーズフィールド・サウンドへのオマージュ。と同時に、そこでも気配を見せていたルーヴィン、ジム&ジェシー、レノ&スマイリー、バック・オウエンズ&ドン・リッチ、エヴァリー・ブラザーズなど偉大なデュエット・ティームへの真摯なリスペクトをこめたふたりの完璧のデュエットに、彼らが関係してきた多くのグループに継承されてきたウェスト・コースト・ハーモニーを織り込んだタイトでホットな作品集。バリバリのベイカーズフィールド・サウンドから鉄壁のブルーグラスまで、ラリー・パークの鮮やかなベンダー・プレイや、元バッカルーズのジェイ・ディー・メイネス(スティール)、マルチ・ピッカー、デニス・キャプリンガー(f)などが快調にぶっ飛ばし、テーマ曲ともうひとつのインストは、ふたりにゲイブ・ウィッチャー(f)、ケニー・ブラックウェル(g)、ビル・ブライソン(bs)のローレル・キャ二オン・ランブラーズというセットで決めている。 |
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●MARK CHESNUTT『Mark Chesnutt』COL-86540
CD \2,650 Don't Know Why I Do It/She Was/Sacred As A Sunday/I'm In Love With A Married Woman/Population Minus One/You'd Be Wrong/I Want My Baby Back/Just Right For You/My Dreams/I Drew Me/Good Night To Be Lonely 全11曲 90年代MCAから数多くのヒット曲を放ってきたマーク・チェスナットの、ソニー・ナッシュヴィル移籍第1弾。カントリーの王道を行くサウンドとヴォーカルをつくりだしているのは、ダン・ダグモア、ポール・フランクリン、オーブリー・ヘイニー、エディ・ベイヤーズなどおなじみのスタジオ・エースたち。スマッシュ・ヒット"She Was"をフィ−チュア。 |
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●BRAD MARTIN『Wings Of A Honky Tonk Angel』COL-85115
CD \2,250 Before I Knew Better/Completely/Rub Me The Right Way/On The Wings Of A Honky Tonk Angel/Run To Me/The Fifth/Just Like Love/That's A Woman/Damn The Whiskey/Wait 全10曲 ソングライターとしても期待されているソニー・ナッシュヴィルからデビューの新人、ブラッド・マーティン。ナッシュヴィルのスタジオ・エースたちのサウンドにのせた、繊細な味わいを併せ持ったヴォーカル、ルックス、ソングライティングが話題をふりまいている。シングル・チャート上昇中のスマッシュ・ヒット"Before I Knew Better"をフィ−チュア。 |
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●KEVIN DENNEY『Kevin Denney』HL-165020 CD
\2,450 It Don't Matter/Correct Me If I'm Right/That's Just Jessie/Cadillac Tears/It'll Go Away/Takin' Off The Edge/My Kind Of Song/We Rhyme/That's What I Believe/Ain't Skeered/Daddy Was A Navy Man 全11曲 メインストリーム・カントリーの新人ケヴィン・デニーのデビュー作。最近登場してくる新人の多くが、故キース・ウィットリーに影響されたスタイルをもっているが、彼もそのひとり。レフティ・フリゼル、マール・ハガードといったカントリー・ジャイアントに負うところの大きいキースのヴォーカル・スタイルを、それぞれにとりいれた正統派のスタイルに期待がかかる。こちらもブレント・メイソン、ポール・フランクリン、オーブリー・ヘイニー以下のサポートが手堅い職人芸で、きっちりとまとめている。 |
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[COUNTRY REISSUES AND DISCOVERIES] | ||
●STEVE EARLE『Side Tracks』COL-507837 CD
\2,650 Some Dreams/Open Your Window/Me And The Eagle/Johnny Too Bad/Dominick Street/Breed/Time Has Come Today/Ellis Unit One/Creepy Jackalope Eye/Willin'/Sara's Angel/My Uncle/My Back Pages 全13曲 デル・マカーリー・バンドと共演したブルーグラス作品『Mountain』(E2-1064\2,750)でも知られるオルタナ・カントリー系のシンガー/ソングライター、スティーヴ・アールの、これまで未発表だった曲や別テイク、映画のサントラからの曲やEPだけで発売されていたものなど、レアな音源を集めたコレクション・アルバム。ボブ・ディランの"My Back Pages"やニルヴァーナの"Breed"などのカヴァー、シェリル・クロウとの共演などが興をひくが、なかでもやっぱり気になるのは、ティム・オブライエン、ダレル・スコット、ケイシー・ドリーセン、デニス・クロウチという凄いメンツのブルーグラス・デュークスとの"Willin'"(リトル・フィート)、"My Uncle"(フライング・ブリトウ・ブラザーズ)など3曲。 |
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●KITTY WELLS『20th Century Masters:The Millennium
Collection』UNI-170282 CD \1,980 It Wasn't God Who Made Honky Tonk Angels/Release Me/One By One(with Red Foley)/Makin' Believe/As Long As I Live(with Red Foley)/Searching (For Someone Like You)/I Can't Stop Loving You/Mommy For A Day/Amigo's Guitar/Heartbreak U. S. A./Will Your Lawyer Talk To God/You Don't Hear 全12曲 "Queen of Country Music"キティ・ウェルズの新編集ベスト・アルバム。カントリーの世界ではじめて女性シンガーとしてナンバー1を記録した1952年のヒット"It Wasn't God Who Made Honky Tonk Angels"(ハンク・トンプソンの"Wild Side of Life"のアンサー・ソング)をスタートに、数多くのヒット曲を放ち、女性カントリー・シンガーの位置を確立させた大スター。レッド・フォーレーとのデュエット・ヒットなど、52年から65年の間デッカ・カントリーの看板スターの座にあった時代の12曲集。 |
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●ARTHUR "GUITAR BOOGIE" SMITH『Have
a Little Fun』JASMD-3530 CD \1,980 Chew Tobacco Rag/Big Mountain Shuffle/Have a Little Fun/Indian Boogie/Blue Boogie/Mr. Stalin, You're Eating Too High on the Hog/Chicken Strur/He Went That-a-Way/Lady of Spain/Somebody Left Another Young 'Un at Your House/Dime a Dozen/Midnight Rag/'Lasses/Conversation with a Mule/Mule Train/Fiddle-Faddle/The Corset Song/You're Hooked/Oklahoma Polka/Foolish Questions/The Memphis Blues/Careless Hands 全22曲 アーサー“ギター・ブギ”スミスのジャスミンからの第3作。今回は、半数近くに彼のヴォーカルをフィ−チュアして、シンガー、アーサー・スミスをクロース・アップした編集。もちろん、彼の強烈なギターが存分に楽しめるインストや、ドン・レノ・スタイルのバンジョーとのバトルなど、カントリーからジャズまで、さまざまなギター・スタイルのひとつの原点ともいうべきギター・アルバム。 |
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