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NEW ARRIVALS 0202    2002/02/27
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[VIDEO NEW RELEASES]
[BLUEGRASS NEW RECORDINGS]
[BLUEGRASS REISSUES AND DISCOVERIES]
[JAZZ NEW RECORDINGS]
{JAZZ REISSUES AND DISCOVERIES]
[OLDTIME NEW RECORDINGS]
[COUNTRY NEW RECORDINGS]
[COUNTRY REISSUES AND DISCOVERIES]

[VIDEO NEW RELEASES]
●BELA FLECK & THE FLECKTONES『Live at the Quick』COL-54058V VHS 90分 \3,500
Intro/Earth Jam/Lover's Leap/Zona Mona/Ovombo Summit/Hall of Mirrors/Scratch & Sniff/Amazing Grace/Big Country/Alash Khem(Alash River Song)/A Moment So Close/Prelude From Bach Violin Partita #3/Hoedown/Ah Shu Dekio 全14曲
コンテンポラリー・ジャズ・バンドとして、トップ・ランクの座を確立したベラ・フレック&フレックトーンズの新作ヴィデオ。フューチャー・マンのシンセ・アックス、ドラムスに、ヴィクター・ウートンのベースという不動のぶっ飛びリズム・セクションとジェフ・コフィンのサックスに、ゲストとして、ポール・マッキャンドレスのオーボエ&サックス、ポール・ハンソンのバスーンという特異な管楽器をフィ−チュアし、さらに、アンディ・ナレルのスティール・ドラムとサンディップ・ブルマンのタブラをリズム隊に加えるという、アルバム『Outbound』(COL-62178 \2,650)プロジェクトのキー・メンバーからなる豪華大編成のバンドを従えたべラの異次元音楽世界。フレックトーンズのヴィデオとしては91年の『Flight of the Cosmic Hippo』(WB-38233V \3,200)以来実に11年ぶりとなる今作では、ライヴ・バンドとしての実力を遺憾無く発揮したパフォーマンスが十二分に楽しめる。なお、DVDも発売されているがリジョン・コードの関係で日本では見られない。また、同時発売のCDとは若干内容が異なる。

[BLUEGRASS NEW RECORDINGS]
●BELA FLECK & THE FLECKTONES『Live at the Quick』COL-86355 CD \2,750
That Old Thing(intro)-Earth Jam/Zona Mona/Ovombo Summit/Hall Of Mirrors/Scratch And Sniff/Improv-Amazing Grace/Big Country/Interlude/Lover'sLeap/Alash Khem(Alash River Song)/A Moment So Close/Improv-Prelude From Bach Violin Partita #3/Intro/Hoedown 全12曲
上記、ベラ・フレック&フレックトーンズのライヴのCDヴァージョン。前回のライヴ・アルバム『Live Art』('96、WB-46247 \2,950)ではサム・ブッシュなどがゲスト参加していたが、今回は上記のとおり、ホーンと打楽器を多用した分厚いサウンドで新しい次元のバンジョー・プラス・アルファ・ミュージックを展開している。

●JAMES KING『Thirty Years of Farming』ROU-0490 CD \2,750
Thirty Years Of Farming/I Don't See What I Once Saw/Heartbreak Express/Roy Lee/Flame In My Heart/Toil, Tears And Trouble/Here Today And Gone Tomorrow/A Faded Rose, A Broken Heart/Color Of The Blues/Days Of Grey And Black/I Overlooked An Orchid/Whoopin' It/Play Us A Waltz 全13曲
トラッド・ブルーグラスの唄い手として今やトップに位置する存在となったジェイムズ・キングのラウンダー第4作。コニー&ベイブやスピーディ・クライス、バディ・スターチャー(マック・マーティン盤が秀逸)のクラシックに、ジョージ・ジョーンズ(デリア・ベル&ビル・グラント盤、ボブ・ペイズリー盤から学んだもの)、カール・スミスなどのホンキー・トンク・スタンダードさらにはカナダのソングライター、フレッド・イーグルスミスのタイトル曲をはじめとするトム・T・ホールやビリー・スミスの新作ストーリー・ソングまで、正しいトラッド・ブルーグラスのソング・セレクションに納得の一枚。アダム・ポインデクスター(bj)以下のツアー・バンド、ジェイムズ・キング・バンドの呼吸も、過去3作でのセッション・エースたちの域には及ばないとはいえ、若干切り込みの鋭さに物足りなさはおぼえるもののパワー充分のサウンドで、期待に違わぬ「これがトラッドじゃ」の真っ直ぐなブルーグラスを堪能できる。トラッド・ファン必聴。ダドリー・コンネル、ドン・リグスビーとのヴォーカル三枚看板で迫るスペシャル・プロジェクト、ロングヴューの新作も後を追うように発売される。

●MICHAEL CLEVELAND『Flame Keeper』ROU-0494 CD \2,750
Dance Around Molly/Six Feet Under The Ground/North Carolina Breakdown/Lost Indian/Prayer Bells Of Heaven/Blue Violet Waltz/Rye Straw/Too Late To Walk The Floor/Virginia Darling/Will You Be Satisfied That Way/Bear Creek Hop/Goodbye Old Pal/Two O'Clock In The Morning/Shenandoah Waltz/Lee Highway Blues 全15曲
昨年秋のIBMAアウォードにおいて、弱冠20歳にして最優秀フィドル・プレイヤーの栄冠に輝いた、今もっとも注目を集めるプレイヤーのひとり、マイケル・クリーヴランドのセカンド・ソロ・プロジェクト。93年のIBMAウィークで、ユース・オールスターズの一員としてクリス・シーリー(現ニッケル・クリーク)、コディ・キルビー(現ケンタッキー・サンダー)等と共に大きな話題を集め、近年はロンダ・ヴィンセント&ザ・レイジのメンバーとして活躍してきた。今作では、ザ・レイジでの仲間だったトム・アダムス(bj)、オーディ・ブレイロック(g&vo)を中心に、ジェシー・ブロック(m)、ジェフ・ホワイト(vo)などのサポートで、モンロー・チューン、トラディショナル・フィドル・チューンでの故ベニー・マーティン直系のホットなフィドリングに加えて、唄のバックでの繊細なプレイに故チャビー・ワイズの影を映し出すなど、その多彩な技量を遺憾無く発揮した、グッド&ストレートなブルーグラス、熱い音楽を演じている。"Virginia Darling"ではボビー・ヒックスとのツイン・フィドルも披露している。ブレイロック、ホワイトのヴォーカル・ナンバー6曲に、インストが9曲という構成でパワー全開、ムチャクチャ勢いのあるソリッド・ブルーグラスが凄まじい。マイケル・クリーヴランド、現在はトム・アダムスと共に再びデイル・アン・ブラッドレーのクーン・クリークに参加している。

[BLUEGRASS REISSUES AND DISCOVERIES]
●SLIM RICHEY『Jazz Grass』RRR-0009 CD \2,750
Gravy Waltz/Back Home Again in Indiana/To Linda/There'll Never Be Another You/Boppin' at the Bluebird/Angel Eyes/Jazz Grass Waltz/Rose Room/Summer Time/The Preacher/Stompin' at the Savoy/Night in Tunisia 全12曲
1970年代、テキサスをベースに新しい空気を送り込んで一時代を作ったリッジランナー・レコードの復刻第一弾。自ら"The Most Dangerous Guitar Player in Texas"と名乗るオーナー、スリム・リッチーのもとに、アラン・マンデ(bj)、ジョー・カー(m)、ダン・ハッカビー(d)を中心としたテキサス・ミュージシャンを集め、さらにフィドルにはサム・ブッシュ、リッキー・スキャッグス、リチャード・グリーンという豪華なメンツをそろえてのライトなジャズ・グラス・アルバム。そう言えば、「ジャズ・グラス」という言葉もこのアルバムが最初だったような、、、。ベニー・グッドマンなどのスウィング名曲から、ディジー・ガレスピー、レイ・ブラウン、ホレス・シルヴァーのモダン・ジャズ初期の超有名曲にオリジナルをまじえて、楽しげな演奏が心地よい。ラスト、ゲスト参加ビル・キースの流石のバンジョーがやっぱり素晴らしい。

●THE BAILEY BROTHERS『Take Me Back to Happy Valley』ROU-0030 CD \2,750

Take Me Back To Happy Valley/I'd Rather Have Jesus/Sweet Alla Lee/I'll Meet You In The Morning/Happy Valley Theme/He Whispers Sweet Peace To Me/Mountain Laurel/I Don't Mean To Cry When You're Gone/Heaven/Honeysuckle Rose/Let's Be Lovers Again/Camping In Cannan's Land/What A Change One Day Can Make/Whispering Hope 全14曲
1930年代後半から活動を始めたチャールズ(m)とダニー(g)、ベイリー兄弟の74年録音の名盤CD化。30年代からオールドタイム・カントリー・ミュージックの世界でポピュラーなものとなっていったブラザー・デュオの手法を、はじめてブルーグラスに持ち込んだティームとして知られる彼らのタイトなハーモニーが、アーリー・ブルーグラスの鄙びたサウンドに溶け込んで落ち着いた懐かしい音楽を生み出している。ヴェテラン、テイター・テイト(f)、ジェィク・タロック(bs)そして70年代後半ピナクル・ボーイズで端正なバンジョーを聴かせてくれたラリー・マティスのサポートで、よく知られたトラッド・ソングとゴスペルを、美しいハーモニーで仕上げている。

●FLATT & SCRUGGS『16 Biggest Hits』COL-86269 CD \2,250
Tis Sweet To Be Remembered/Cabin In The Hills/Crying My Heart Out Over You/Polka On A Banjo/Go Home/Just Ain't/The Ballad Of Jed Clampett/Pearl Pearl Pearl/Earl's Breakdown/You Are My Flower/Petticoat Junction/Workin' It Out/I Still Miss Someone/Nashville Cats/Down In The Flood/Foggy Mountain Breakdown 全16曲
フラット&スクラッグス、2002年新編集のコロムビア中期/後期ベスト16曲集。大ヒットしたTVコメディ『じゃじゃ馬億万長者』や『ペチコート・ジャンクション』の主題歌を中心に、カントリー・チャートにランクされた曲や、何度目かの録音になる"Foggy Mountain Breakdown"まで。

●V.A.『Time-Life's Treasury of Bluegrass』TL-18701 2CD \3,960
Uncle Pen(Ricky Skaggs)/Footprints In The Snow(Bill Monroe)/You Don't Know My Mind(Jimmy Martin)/Muddy Water(The Seldom Scene)/Jimmy Brown The Newsboy(Mac Wiseman)/Little Maggie(Ralph Stanley)/Kentucky Waltz(Bill Monroe)/Old Home Place(J.D. Crowe & The New South)/Fox On The Run(Bill Emerson/Cliff Waldron)/Rocky Top(The Osborne Brothers)/Nine Pound Hammer(Jim & Jesse)/Ballad Of Jed Clampett(Lester Flatt/Earl Scruggs)/Blue Moon Of Kentucky(Bill Monroe)/Sunny Side Of The Mountain(Jimmy Martin)/I Wonder How The Old Folks Are(Mac Wiseman)/Mountain Dew(Grandpa Jones)/Foggy Mountain Breakdown(Lester Flatt/Earl Scruggs)/Two Highways(Alison Krauss)/Legend Of The Rebel Soldier(The Country Gentlemen)/Smokey Mountain Memories(Larry Sparks)/High On A Mountain(Del McCouty & The Dixie Pals)/New Mule Skinner Blues(Bill Monroe)/Ruby, Are You Mad(Osborne Brothers/Red Allen)/Orange Blossom Special(Johnson Mountain Boys) 全24曲
タイム・ライフ社がTV番組のために制作したブルーグラス入門CD。モンロー、フラット&スクラッグスなどのクラシックから、70年代のヒット曲、さらにはアリソン・クラウスまで、なかなかにバランスよくセレクトされたコンピレーション。2枚組にしては曲数の少ないのが、、、。

[JAZZ NEW RECORDINGS]
●MARK O'CONNOR『Hot Swing!』OMAC-4 CD \2,750
Swingin' on the 'Ville/Nuages/Sweet Suzanne/Satin Doll/Minor Swing/In the Cluster Blues/Lament/Pickles on the Elbow 全8曲
今やクラシックの世界でもトップクラスのヴァイオリニストとしての地位を確立した感のあるマーク・オコーナーが、今度は正面きってジャズに取り組んだアルバム。ジャンゴ・ラインハルトのジプシー・スウィングをベースに、ジャンゴ、ステファン・グラッペリ、そしてデューク・エリントンの名曲に、自身のオリジナルという構成で、タイトル通り、見事にホットなジャズ・ヴァイオリンが凄い。アコースティック・ディスクからのソロ・ギター作で馴染みのできた中堅ジャズ・ギタリスト、フランク・ヴァイノーラのジャンゴ・ギターと、ジョン・バーのベースという、実にシンプルなトリオ編成から繰り出される変幻自在の音楽が素晴らしい。マーク自身、これだけ本格的にジャズに取り組んだレコードは初めてだろう、かつてのグリスマン・クインテット時代、あるいはワーナーで録音した『Heroes』(WB-45257\2,250)と比べても、全く異なる次元へと進化したマークのジャズ・ヴァイオリンが楽しめる。2000年2月ニュー・ジャージーでのライヴ。

●ROB ICKES『What It Is』ROU-0492 CD \2,750
Mr. Goodbar/Scheerhorn Shuffle/Self Portrait/Stanford And Son/I'll Take Les/Killene/Juke Joint/Blues For Sammy/When We Were Leaving/Union Pacific/50 Years Ago 全11曲
ジェリー・ダグラスと並び称されるドブロ・ジャイアント、ロブ・アイクスのソロ第3作。今作は、アリソン・ブラウン・カルテットのジョン・R・バー(p)、ケンドリック・フリーマン(ds)と、ニッケル・クリークのデレク・ジョーンズ(bs)、そしてベイ・エリア・ジャズ・シーンで活躍、フレックトーンズやダロル・アンガーとの共演でブルーグラス・ミュージシャンとの交流もある木管奏者ポール・ハンソン(テナー・サックス)というラインナップでのジャズ・アルバム。前作の路線をさらにおしすすめた、グルーヴィーなファンク・ナンバーやスウィンギーな曲、そしてバップ・テイストと、モダン・ジャズのイディオムにティム・シアホーン作のドブロを鮮やかに適合させた仕上げが見事。ゲイリー・バートンの『Tennessee Firebird』、バディ・エモンズの『Steel Guitar Jazz』と並ぶ会心のカントリー/ジャズ・フュージョン。

{JAZZ REISSUES AND DISCOVERIES]
●STEPHANE GRAPPELLI & STUFF SMITH『Stuff and Steff』UNI-016510 CD \1,500
How High the Moon/Blues in the Dungeon/Skip It/S'posin'/Willow Weep for Me/This Can't Be Love 全6曲
ユニヴァーサル・フランスから続々とリイシューされている『Jazz in Paris』シリーズのニュー・リリース。ジャズ・ヴァイオリンの二大巨匠、ステファン・グラッペリとスタッフ・スミスが共演した65年作品。

[OLDTIME NEW RECORDINGS]
●WAYNE ERBSEN & LAURA BOOSINGER『Log Cabin Songs』NG-115 CD \2,750
Sugar in the Gourd/My Old Cottage Home/Red Rocking Chair/Little Log Cabin in the Lane/Fracas on the York Ridge/Blackest Crow/Cricket on the Hearth/Mary of the Wild Moor/Cabin Creek/East Virginia/Little White Washed Chimney/Lost Jug in the Cornpile/Goodbye to My Stepstone/Darling Cory/Puncheon Floor/The Hound Dog Song 全16曲
オールドタイム・フォーク・ソングの発掘を続けているシンガー/マルチ・プレイヤーのウェイン・アーブセンが、ローラ・ブージンガーと組んだ新作。19世紀から20世紀初頭、新世界アメリカで独自の進化をとげ、ポピュラーなものとなっていったスコッツ・アイリッシュ系トラディショナル・ミュージックを、往時の雰囲気をたたえたサウンド、スタイルでしっとりときかせてくれる。バンジョー、フィドルなどウェインのインスト6曲と、ふたりのヴォーカル10曲という構成。ローラのカーター・ソングは絶品というほかない。各曲の来歴を記したライナーが興味深い。

[COUNTRY NEW RECORDINGS]
●V.A.『Caught In The Webb:A Tribute To The Legendary Webb Pierce』AUD-8146 CD \2,750
In The Jailhouse Now(Dale Watson/The Jordanaires)/Slowly(Mandy Barnett)/I'm Tired(Charley Pride)/I Ain't Never(Rosie Flores/The Jordanaires)/Yes I Know Why(George Jones)/If You Were Me(Dwight Yoakam)/Wondering(Emmylou Harris)/Tupelo County Jail(Robbie Fulks/Joy Lynn White)/Back Street Affair(Allison Moorer)/Even Tho'(Matt King)/More And More(Crystal Gayle)/I'm Walking The Dog(The Del McCoury Band)/That Heart Belongs To Me(Lionel Cartwright)/Honky Tonk Song(Guy Clark/The Jordanaires)/Love Love Love(Gail Davies)/That's Me Without You(Willie Nelson)/There Stands The Glass(BR549)/I Don't Care(Billy Walker/The Carol Lee Singers)/Why Baby Why(Kevin Welch/Deborah Pierce)/It's Been So Long(Trent Summar)/No Love Have I(Pam Tillis/The Jordanaires) 全21曲
ヴェテラン・カントリー/フォーク/ブルーグラス・シンガー、ゲイル・デイヴィースがプロデュースした50年代デッカ・カントリーの看板スター、ウェッブ・ピアースへのトリビュート。52年に放った最初のナンバー・ワン・ヒット"Wondering"を皮切りに、60年代前半までに計13曲のナンバー・ワンを記録、ロックン・ロール/ロカビリーの波をも自分のものとしてカントリー・シーンに君臨した彼のヒット曲が、現代を代表するカントリー、オルタナ・カントリーの大物たちのヴォーカルで甦る。ブルーグラス陣営からの、デル・マカーリー・バンドの参加が興をそそる。

●THE TWANGBANGERS『26 Days On The Road』HT-8142 CD \2,750
Truck Drivin' Man/I Got A Rocket In My Pocket/The Stuff Inside/Wacky Walk/She Loves Anything That Swings/How Mountain Girls Can Love/Rockabilly Funeral/In Memory Of A Memory/Rock Bottom/Telewacker/I Gotta Get Drunk/Hot Rod Lincoln 全12曲
元コマンダー・コディ&ヒズ・ロスト・プラネット・エアメンのギタリスト&シンガー、ビル・カーチェンと、元マール・ハガード&ストレンジャーズのギタリスト、レッド・ヴォルカートが、ホンキー・トンク・シンガー、ダラス・ウェインと組んだオモシロ・ユニット、トゥワングバンガーズのライヴ・アルバム。ホンキー・トンク、ブルーグラスからウェスタン・スウィング、ロカビリーまで、何でもありのハチャメチャ・ライヴは、かつてのコマンダー・コディを思い起こさせるパワーとエネルギー満載。もちろん、ビルとレッドの強烈ギター・プレイも十分楽しめる。昨年のミズーリ州スプリングフィールドでのライヴにスタジオ・テイクをプラス。

●CHARLIE DANIELS『How Sweet the Sound:25 Favorite Hymns and Gospel Greats』SPAW-51908 2CD \3,500
Amazing Grace/Precious Lord, Take My Hand/In The Garden/Softly And Tenderly/Abide With Me/I Saw The Light/Just A Closer Walk With Thee/Just a Little Talk With Jesus/Swing Down Chariot/Nothing But The Blood/I'll Fly Away/How Great Thou Art/Somebody Was Prayin' For Me/They Tell Me Of A Home/Are You Washed In The Blood?/The Old Rugged Cross/What A Friend We Have In Jesus/Blessed Assurance/Peace In The Valley/In The Sweet By And By/I Am Thine Oh Lord/Come Unto Me/Kneel At The Cross/Life's Railway To Heaven/There Is Power In The Blood 全25曲
サザン・ロックの大立者チャーリー・ダニエルズの新作は、いつもの彼とはイメージ一新、ゴスペルの名曲を真摯に唄った2枚組25曲集。フィドル、マンドリン等もフィ−チュアしてはいるが、オーケストラ、合唱団を従えての抑えたヴォーカルが胸をうつ。懐かし、ボニー・ブラムレットがハーモニー・ヴォーカルで参加。

[COUNTRY REISSUES AND DISCOVERIES]
●JOHNNY CASH『The Essential Johnny Cash』COL-86290 2CD \3,960
Hey Porter/Cry, Cry, Cry/I Walk The Line/Get Rhythm/There You Go/Ballad Of A Teenage Queen/Big River/Guess Things Happen That Way/All Over Again/Don't Take Your Guns To Town/Five Feet High And Rising/The Rebel Johnny Yuma/Tennessee Flat Top Box/I Still Miss Someone/Ring Of Fire/The Ballad Of Ira Hayes/Orange Blossom Special(with Charlie McCoy/Boots Randolph/The Carter Family)/Were You There(When They Crucified My Lord)(with The Carter Family)/It Ain't Me, Babe(with June Carter Cash)/The One On The Right Is On The Left/Jackson(with June Carter Cash)/Folsom Prison Blues(live)/Daddy Sang Bass/Girl From The North Country(with Bob Dylan)/A Boy Named Sue(live)/If I Were A Carpenter(with June Carter Cash)/Sunday Morning Coming Down/Flesh And Blood/Man In Black/Ragged Old Flag/One Piece At A Time/(Ghost)Riders In The Sky/Song Of The Patriot/(with Marty Robbins)/Highwayman(with Willie Nelson/Waylon Jennings/Kris Kristofferson)/The Night Hank Williams Came To Town(with Waylon Jennings)/The Wanderer(U2 with Johnny Cash) 全36曲
2月26日、70歳を迎えるカントリー・レジェンド、ジョニー・キャッシュ。それを記念してソニー・レコードが大々的なキャンペーンを展開することになっているが、これはその第1弾、サム・フィリップスのサン・レコードからデビューして以来半世紀近くに及ぶキャリアの集大成36曲。デビュー当時のヒット曲や大きな話題となったフォルサム、サン・クエンティン刑務所でのライヴなど60年代、そして「マン・イン・ブラック」とよばれるようになった70年代からウィリー・ネルソン、故ウェイロン・ジェニングスなどとのハイウェイメン、さらにはオルタナ・カントリーにまで絶大なる影響を及ぼしたアメリカン・レコーディング・シリーズまで、カントリー・ミュージック界の精神的支柱としてそびえたつ巨人の偉大な足跡を辿る2枚組のナイス・コンピレーション。

●JIM REEVES『RCA Country Legends』RCA-65100 CD \2,250
Mexican Joe/Bimbo/Yonder Comes A Sucker/I've Lived A Lot In My Time/According To My Heart/Am I Losing You?/Four Walls/Billy Bayou/Home/He'll Have To Go/Look Behind You/Stand At Your Window/I Heard A Heart Break Last Night/The Image Of Me/I Guess I'm Crazy/Distant Drums 全16曲
ナッシュヴィル・サウンドの代名詞的存在として、死後37年を経た今もなお絶大な人気と存在感を保ち続ける「ジェントルマン・ジム」ことジム・リーヴスの代表曲16曲集。アボットからヴィクターに移籍した当時のストレート・カントリー時代のヒット曲"Bimbo""Yonder Comes A Sucker"などから、ナッシュヴィル・サウンドの代表曲となった"Four Walls""He'll Have To Go"まで、ナンバー・ワン・ヒット6曲、アメリカ初CD化5曲を含む。

●DOLLY PARTON『RCA Country Legends』RCA-65101 CD \2,250
False Eyelashes/Evening Shade/Muleskinner Blues/Joshua/Daddy's Moonshine Still/Jolene/I Will Always Love You/Love Is Like A Butterfly/The Bargain Store/All I Can Do/Here You Come Again/Heartbreaker/Shattered Image/Old Flames Can't Hold A Candle To You/9 To 5/Tennessee Homesick Blues 全16曲
カントリーの枠を超えて、シンガー、女優など圧倒的な存在感を示すドリー・パートンの代表曲16曲集。70枚以上のアルバム、3000曲!!を越えるオリジナル・ソングから選び抜かれた、ナンバー・ワン・ヒット10曲を含む全16曲集。

●THE FLYING BURRITO BROTHERS『Honky Tonkin'』OW-35186 CD \2,250
Sons Of The Golden West/Honky Tonkin'/Area 51/Mama's Hungry Eyes/Pioneer Zephyr Train/When I Was A Cowboy/Down At The Palomino/Genuine Healer/Pull This!/Never Be Anyone Else But You/Honky Tonk Blues/Up On Sycamore/Locked Away/Wheel Of Love/Willin'(bonus track, live)/You're Still On My Mind(bonus track, live) 全16曲
60年代からの、ウェスト・コースト・カントリー・ロック・シーンの生き残り?フライング・ブリトウ・ブラザーズの世紀末ヴァージョン。99年にオーストラリアのみで発売されたアルバムに、98年のノルウェイでのライヴ2曲を加えてUS発売されたもの。ギブ・ギルボーもいなくなってジョン・べランドのバンドとなったこのヴァージョンでの唯一のもの。ピアノにあの『Sweethearts of the Rodeo』のアール・ボールを迎え、ゲストとしてアリソン・クラウス&サム・ブッシュ("Anyone Else But You")、リッキー・スキャッグス&チャーリー・クッシュマン("Pioneer Zephyr Train")そしてマール・ハガード("Mama's Hungry Eyes"、凄い存在感!)を持ってきたあたりがミソ。

●REBA McENTIRE『I'm a Survivor:The Collection』UNI-170202 CD \2,650
I'm A Survivor(previously unreleased)/Forever Love/The Heart Is A Lonely Hunter/And Still/If You See Him, If You See Her(with Brooks & Dunn)/The Night The Lights Went Out In Georgia/Fallin' Out Of Love/The Heart Won't Lie/Take It Back/She Thinks His Name Was John/The Fear Of Being Alone/Why Haven't I Heard From You/One Honest Heart/Myself Without You(previously unreleased)/Sweet Music Man(previously unreleased) 全15曲
今や大ヴェテランの域に達したリーバ・マッキンタイアのグレイテスト・ヒッツ第3集。カントリーの枠を超えて、TVスター、ミュージカル・スターとしても確固たる位置を築いた彼女の最近の作品からの、未発表3曲を含むベスト・セレクション15曲。ラストはアリソン・クラウスがプロデュース、アリソンのハーモニーとロン・ブロック、クリス・シーリー、ジェリー・ダグラスが参加。

●TEX RITTER『Sing, Cowboy, Sing:Early Tex Ritter』ASV-5400 CD \2,450
Ai Viva Tequila/Arizona Days/Bill The Bar Fly/Down The Colorado Trail/Get Along, Little Dogies/Headin' For The Rio Grande/High, Wide And Handsome/The Hills Of Old Wyomin'/I'm A Do Right Cowboy/I'm Natural Born Cowboy/I'm Hittin' The Trail For Home/Jailhouse Lament/Lady Killin' Cowboy/A Melody From The Sky/Nobody's Darling But Mine/The Oregon Trail/Out On The Prairie/Ride, Ride, Ride/Ridin' Down The Trail To Albuquerque/Sam Hall/Sing, Cowboy, Sing/Singing In The Saddle/Sundown On The Prairie/Take Me Back To My Boots And Saddles/We'll Rest At The End Of The Trail/When It's Lamplighting Time In The Valley 全26曲
映画『真昼の決闘』の主題歌"High Noon"で知られるカントリー/カウボーイ・シンガー&映画スター、テックス・リッターがその最初期、1935年から39年に録音したカウボーイ・ソング26曲集。コマーシャル・カウボーイ・イメージに毒される以前、ホンモノのカウボーイ・ソングが楽しめる。

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