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NEW ARRIVALS 0108-2        2001/08/31
さらに緊急入荷致しました。
●RALPH STANLEY 『Clinch Mountain Sweethearts』 REB-1770 CD \2,750
Ridin' That Midnight Train(with Iris DeMent)/Will You Miss Me?(with Pam Tillis)/Little Willie(with Patty Mitchell)/Oh, Death(with Gillian Welch)/Loving You Too Well(with Dolly Parton)/The Memory of Your Smile(with Maria Muldaur)/Are You Tired of Me My Darling(with Sara Evans)/Weeping Willow(with Joan Baez)/I'll Never Grow Tired of You/(with Kristi Stanley)/Rank Stranger(with Gail Davies)/Trust Each Other(with Iris DeMent)/Angel Band(with Chely Wright)/You Win Again(with Melba Montgomery)/I'm Ready to Go(with Jeannie Seely)/Farther Along(with Lucinda Williams)/I'll Remember You Love in My Prayers(with Valerie Smith) 全16曲

グラミー賞最優秀ブルーグラス・アルバム部門にノミネートされた98年の大ヒット作『Clinch Mountain Country』(REB-5001 \4,900)に続く、ラルフ・スタンレーの企画アルバム。今回は上記のとおり、カントリー/フォーク/ブルーズなど各分野から、トップ・ランクの女性シンガーを招いてのスタンレー・サウンド・コレクション。『O Brother』の大ヒットで、マウンテン・ソウルの導師としてひろくその名を知らしめたラルフの存在感と、対等にわたりあう女性陣の組み合わせの妙が実に面白い。『Songcatcher』(VAN-79586)やパティ・ラヴレスの『Mountain Soul』(COL-85651)など、女性シンガーによるトラッド作品の注目作が続く中、タイムリーな好企画といっていいだろう。ラルフU世(g)、ジェイムズ・プライス(f)、ジョン・リグスビー(m)など、クリンチ・マウンテン・ボーイズの現役メンバー総出演でのサポートも光る。

●THE MARK NEWTON BAND 『Charlie Lawson's Still』 REB-1773 CD \2,750
Charlie Lawson's Still/It Ain't Happend Yet/Got Leavin' On Her Mind/Can't You Please Help Me Up/Southern Skies/Down In The Cold Ground/Roy Lee/Lost/Blue Moonshiner/Somebody Loves You Darling/Lonesome Pine/I'll Cross Over Jordan Someday 全12曲

女性ブルーグラッサーへのトリビュート『Follow Me Back to the Fold』(REB-1764\2,750)を大ヒットさせたマーク・ニュートン、今回は彼の初めてのレギュラー・バンド、マーク・ニュートン・バンドでの初アルバム。ピーター・ローワンとの活動などで知られるヴェテラン、マイク・マンフォード(bj)、ソングライターとしても有能なところを見せるトロイ・エングル(ここでも2曲をフィ−チュアしている、m&f)そしてボブ・ゴフJr(bs)という編成。バズ・バズビーやモリス・ブラザーズのクラシック・ソングも取り上げてはいるが、最近話題のベッキー・ビューラーやビリー&テリー・スミス、テリー・スタッフォードなど新しい感性のソングライターの作品、そして大御所トム・T・ホール(彼のスタジオでの録音だ)のゴスペルなど、コンテンポラリー・ブルーグラスの旬を鮮やかに切り取ってみせる。

●JEREMY STEPHENS 『Scarlet Banjo』 REB-1766 CD \2,750
Jacknife-in'/Hard Times/John Brown's Dream/Greasy Wagon/The Scarlet Banjo/The Storms Are On The Ocean/Signal Of The Banjo/Eighth Of January/Double Banjo Roll/June Apple/Mack's Hoedown/Just Pickin'/Arkansas Traveler/Dear Old Dixie 全14曲

またまた現れた、弱冠16歳ジェレミー・スティーヴンス。赤ん坊のときに蓄音機でSPレコードを聴かされて以来、グランパ・ジョーンズとドン・レノがお気に入りという、変な子供が長じてバンジョー、ギターにはまっていった、といったところか。トロイ・ブラマー、カーク・サトフィンというオールド・タイマーに、ロン・スチュワートがゲスト。クロウハンマー・スタイルでも達者なところをみせているが、アイドル、ドン・レノの影響が随所に表われた、若さをもろに表現した力づくバンジョーに一種快感を覚える。

●WILDFIRE 『Uncontained』 PC-1114 CD \2,750
Rough Edges/Don't Let Me Stand In Your Way/Victim Of Life's Circumstances/Bartender Blues/Maria(Love To See You Again)/Fall On Your Knees/Louise/You Can't Cut Me Any Deeper/Moanin' The Blues/Straight And Narrow/It Could Be You/Don't Let Your Deal Go Down 全12曲

J.D.クロウ&ニュー・サウスの現役メンバー、フィル・レッドベター(d)、ダレル・ウェッブ(m)、ロバート・へイル(g)、カート・チャップマン(bs)が新たにスタートさせたユニット、ワイルドファイアのデビュー作。バンジョーにはスコット・ヴェスタルを迎えてのプロジェクト(レギュラーのBjは元ロンサム・ランブラーズのバリー・クラブトゥリー)は、J.D.という盤石の存在感がなくなった分だけ特徴的な個性は薄められたが、その分、ニュー・サウスをベースにしながら、ニュー・サウスでは出来なかったであろう試みにも果敢に挑んで、いまどきのソリッド・ブルーグラスとして十分楽しめる作品に仕上げている。

●JOSH WILLIAMS 『Now That You're Gone』 PC-1115 CD \2,750
If You Were Mine/Now That You're Gone/An Eye For An Eye/You Can Keep Your Nine Pound Hammer/There's Always A Light In The Church/All Of You/Many A Mile/Tennessee Blues/If It Were Anyone But You/Last Widow Of The Civil War/Medicine Show/Moonlight Motor Inn 全12曲

キッズ・ピッカーの代表選手として注目されたジョッシュ・ウィリアムズ、彼も20歳になりました。現在は、スペシャル・コンセンサスのキー・メンバーとして活躍する彼の新作は、リーダー、グレッグ・ケイヒルの他、J.D.クロウ、ドン・リグスビー、サミー・シーラー、ロン・スチュワートそしてキッズ・ピッカーのライヴァル(?)クリス・シーリーなど、錚々たる顔ぶれを迎えての豪華セッション。マンドリン・プレイヤーとしての実力はもちろんだが、ここでは20歳になって大人の表情、落ち着きをみせるようになったヴォーカルをじっくりと聴かせるという、ジョッシュの成長を物語る上質のコンテンポラリー・ブルーグラスが楽しめる。

●DELIA BELL & BILL GRANT 『Good Woman Blues』 OH-90216 CD \2,750
Good Woman Blues/You're Not Easy to Forget/Lona's Gone/Man of Constant Sorrow/I Overlooked an Orchid/The Prisoner Song/Fly Little Bluebird/A Hundred Years From Now/Honky Tonk Angels/Each Minute Seems a Million Years/That Beautiful Woman/The Open Pit Mine 全12曲

デリア・ベル&ビル・グラント、2001年最新作。このところずっと付き合っているカール・シフレット(g)、ビリー・ジョー・フォスター(f)、クリス・シフレット(bs)などのサポートで、相変わらずの安定したトラッド・ブルーグラスを演じきっている。ブルーグラス・スタンダードを中心に、トラッド、ホンキー・トンク・ソングのアレンジなど、手慣れたもの。ビルのロンサム・ヴォーカルにますます磨きがかかり、デリアのハスキーなカントリー・ヴォイスとのコンビネーションもいつもどおり。新しさはないけれど、安心できるブルーグラス。

●THE DIXIE GENTLEMEN 『Today And Yesterday』 OH-4024 CD \2,750
Take Me Back to Dixie/Rain,Rain,Rain/Someday We'll Meet Again/Grey Eagle/The Best Friend I Know/I Ain't Got No Silver Eagle/Leave When You Want to/I Don't Like to Fly/Cincinnati Rag/Walking And Talking in the Right Way/This Is the Girl/Little Pal/Mockin' Banjo/I'll Never Forget/I'll Wear the Banner/I'm Alone And Broken Hearted/Short Term Contract/Waves of Sorrow/Walk Softly on My Heart/Dixie Ride/It's a Lonesome Road/Why Not Confess/Pray for Me/Three Steps 全24曲

60年代、ユナイテッド・アーティスツからリリースしたアルバムで一世を風靡したディキシー・ジェントルメン、これは、ルアル・ヤーブロー(bj)、ハーシェル・サイズモア(m)、ヴァッサー・クレメンツ(f)、ジェィク・ランダース(g)など、オリジナル・メンバーがリユニオンして72年クリスマス・シーズンに録音したLP(track11-22)と、80年代末の再度のリユニオンで制作したカセット(track1-10)に、出所不明の2曲を足してCD化したもの。ヴァッサーとジェイムズ・ブライアンのツイン・フィドルが聴ける曲もふくまれる。"This Is the Girl""I'm Alone And Broken Hearted"など、ずいぶんとコピーされていたことを思い出す人も多いだろう。オリジナル UA盤とは若干趣きがかわるが、ディキシー・ジェントルメンならではのソフト&スマートなブルーグラスが詰まっている。

●CHARLIE BAILEY & THE HAPPY VALLEY BOYS 『Everlasting Joy-Early Bluegrass Gospel』 OH-102 CD \2,750
Everlasting Joy/I'm Building a Mansion/If We Forget God/Ashamed to Own the Saviour/Where the Soul Never Dies/After the Sunrise/Somewhere in the Shadows/I'm Gonna Serve Him/When He Reached Down/Tramp on the Street/Old Time Religeon in My Heart/The Blood That Stained the Old Rugged Cross 全12曲

ボビーとソニー、オズボーン兄弟がメンバーとして加わった、オールドタイマー、チャーリー・ベイリー&ハッピー・ヴァレー・ボーイズのゴスペル集。1955年、オズボーンズがジミー・マーティンと組んでいたほぼ同じ時期、ウェスト・ヴァージニア州ウィーリングのWWVAジャンボリーでの録音。若き日のボビー・オズボーンのクリアーなヴォーカルがフィ−チュアされ、兄弟のマンドリン、バンジョーも楽しめる。何曲かに聴かれるフィドルはバディ・スパイカー、彼の最も初期のものだろう。アコーディオンがフィ−チュアされるあたりが、いかにも時代をうつして面白い。

●RED & FRED 『Songs From The Heart Of The Country』 CO-721 CD \2,750
One Little Word/Foggy Valley/Gathering Flowers From the Hillside/This is the End/Cotton Eyed Joe/Are There Tears Behind Your Smile/More Pretty Girls Than One/Blue Tomorrow/Stoney Fork/Before I Met You/Indian Warrior/I'll Never Let You Worry My Mind Anymore 全12曲

ヴェテラン、レッド・レクター(m&vo)がフレッド・スミス(g&vo)と組んで1969年に発表した、古きよき時代のブラザー・デュオ・トラディションの薫り高い、トラッド・ブルーグラスの逸品CD化。絶頂期のケニー・ベイカー(f)と、ビル・チェンバーズ(bj)のサポートで、フィドル・チューンなどもまじえた優しいブルーグラス集。

●CLARENCE TOM ASHLEY 『Green Back Dollar』 CO-3520 \2,750
Little Sadie/Greenback Dollar/Frankie Silvers/Coo Coo Bird/Rude & Rambling Man/Baby All Night Long/Drunk Man/House Carpenter/My Sweet Farm Girl/Short Life Of Trouble/You Are A Little Too Small/Old John Henry/Corrina Corrina/Sadie Ray/3 Men Went A Huntin'/Naomi Wise/Haunted Road Blues/Train Done Left Me/Dark Holler/Times Ain't Like They Used To Be 全20曲

フォーク・リヴァイヴァルの時代、1960年代になってラルフ・リンズラー等によって「再発見」された、偉大なるフォーク・アーティスト、クラレンス・トム・アシュレーの、29年から33年のレコーディング集。バンジョーでのソロ・パフォーマンス、ハーモニカとのデュオ、そしてストリング・バンドでの歌唱と、夫々のシークエンスに見事にフィットしていった、彼のエンターテイナーとしての貴重な記録である。
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