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国内現役最古参のジプシージャズバンド、イエロー・ジャンゴ・リバイバルのリーダーを務める長谷川光(bj,cello,bs,f,g,v)と谷口敏郎(g,v)で2007年から活動開始、2013年に亀井孝浩(m,v)によるリフレクションのブルーグラス・アルバム。
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●DF-240701 THE REFLECTION『Bluegrass Dream』CD(\1,818-)\2,000-税込
70年代の後半から80年代の前半に掛けて日本のブルーグラスが大いに盛り上がった時代、フラット & スクラッグスやカントリー・ジェントルメンの来日には乗り遅れたけど、J.D.クロウ & ニュー・サウス、オズボーン・ブラザーズ、カントリー・ガゼット、セルダム・シーンには間に合った世代。
振り返ればブルーグラスのアルバムが日本盤で数多く発売され、来日アーティストもひっきりなしに公演が行なわれ、宝塚をはじめとしたブルーグラス・フェスティバルの全盛期を謳歌した世代。
現在は国内現役最古参のジプシージャズバンド、イエロー・ジャンゴ・リバイバルのリーダーを務める長谷川光(bj,cello,bs,f,g,v)と谷口敏郎(g,v)で2007年から活動開始、2013年に亀井孝浩(m,v)が加わって現在のバンド名になってレパートリーも増えたのを機会にレコーディングを決意、旧メンバーの佐藤俊次(f)をゲストに迎えて、本作の完成へと至った。
選曲はあの頃のブルーグラスを知る者の琴線に触れる名曲揃い。
以下、誌上ライナーノーツ(MS7月号より)
・Cold Kentucky Love
クリフ・ウォードロンの名唱でオールド・ファンにおなじみの曲。あんなに速くできないのでジジイのリズムで。
・Mean Mother Blues
セルダム・シーンで有名ですが、クリス・エルドリッジの歌を気に入って僕ら流にアレンジした。・Melody For Baby
カントリー・ガゼットでおなじみの曲。これも速くできないのでジジイのリズムで。
・Blue Virginia Blues
ラリー・スパークスの名唱で知られる渋い曲。谷口敏郎が思い入れたっぷりに歌う。
・Peaches And Cream
アラン・マンデ作のバンジョー・インスト。僕は40年前を思い出しながら弾いた。
・Always On A Mountain
ブルーグラス・カバーもいくつかある、マール・ハガードの名曲。これは僕らのオリジナルアレンジ。
・月の庭(Sally's Garden)
ケルトの方のトラッドで、佐々木由紀さんが日本語歌詞を書いたのを谷口敏郎が劇的にカバー。
・City Of New Orleans
1970年代初めにスティーブ・グッドマンが作ってアーロ・ガスリーがヒットさせたトレインソング。当時、ブルーグラスのカバーがたくさんあった。
・Arkansas
ブルーグラスでもいくつかカバーされている、カントリーのウィルバーン・ブラザーズのヒット曲。
・My Baby's Gone
ルービン・ブラザーズの名曲。僕らはカントリー・ガゼットとかカーネルズのイメージで。
・Texas Crapshooter
1930年代のファー・ブラザーズの録音が有名なテキサス・フィドルのトラディショナル。
・Gentle On My Mind
ご存知ジョン・ハートフォードの名曲。 |
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