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Today's topic No. 611
  2023/10/19


 話題のイースト・ナッシュ・グラスやデビッド・グリア・バンドのメンバーとして又、2008年の宝塚フェスにシエラ・ハルと共に参加してくれたコリー・ウォーカーのマウンテン・フィーバーからのデビュー・ソロ。








●MFR-231001 CORY WALKER『School Project』CD(\2,650-)\2,915-税込

Jamboree/Far Away Land/Nashville Skyline/Javelina Breakdown/One Too Many Mornings/Made In France/Walker's Backstep/Tried To Ruin My Name/Marlin's Waltz/Bugle Call Rag全10曲


 アンディ・ベリング作で東京ディズニーランドの為に書かれたという"Jamboree"はジェイク・ステーゲル(g)、デニス・クロウチ(bs)、ビリー・コントレラス(f)、マイク・コンプトン(m)という面々で凄まじいばかりのテンションで度肝を抜かれる。

 ティム・オブライエン(g,v)を迎えた兄弟のジャロッド作の"Far Away Again"ではイースト・ナッシュ・グラスのハリー・クラーク(m)、ゲイブン・ラージェント(d)が好サポート。続く"Nashville Skyline Rag"でも超絶プレイが聞ける。

 コリーのオリジナル・インスト"Javelina Breakdown"ではデビッド・グリア(g)、ビリー・コントレラス(f)等とバトルを繰り広げる。

 同メンバーによる"Made In France"はビレリ・ラグレーンのマヌーシュジャズ、コリーのリリカルなバンジョーとドブロが聞き物の"Marlin's Waltz"。

 一転してディラン作"One Too Many Mornings"ではロドニー・ディラードとハーブ・ペダーセンを迎えたディラーズのハーモニーにコリーのバンジョーが絡む。

 ネイト・リース(f)を迎えて彼との共作による"Walker's Backstep"はニュー・オールドタイムのフィドル・チューン。ピー・ウィー・キングとレックス・スチュアート作でウィルマ・リーが取り上げていた"Tried To Ruin My Name"は独自のノスタルジックな雰囲気を醸しだすシェラ・フェレルを迎えて。

 ラストは超絶バトルを繰り広げる"Bugle Call Rag"で大団円を迎える。








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