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Today's topic No. 592
  2023/4/26


  アリソン・ブラウンの新作はショーロ、弦楽四重奏、スウィング・ジャズ、ボサノバ等、多岐のジャンルにわたってバンジョーの可能性を広げた意欲作。





●COMP-4788 ALISON BROWN『On Banjo』CD(\2,450-)\2,695-税込

Wind the Clock/Choro 'Nuff/Foggy Morning Breaking/Sweet Sixteenths/Sun and Water (Here Comes the Sun/Waters of March)/Old Shatterhand/Regalito/Banjobim/Tall Hog at the Trough/Porches全10曲

 アリソン・ブラウンの新作はショーロ、弦楽四重奏、スウィング・ジャズ、ボサノバ等、多岐のジャンルにわたってバンジョーの可能性を広げた意欲作。

 お馴染みのステュアート・ダンカン、俳優のスティーブ・マーチンのクロウハンマーとのデュオやクロノス・クァルテット他。

 2021年に他界したパーカッショニスト、ケニー・マローンに捧げられた"Wind the Clock"はフルートやストリングスが加わったメロディアスで美しいオリジナル。

 ニューヨークを拠点とするジャズ クラリネット奏者、アナット・コーエンを迎えたショーロ風味の"Choro 'Nuff"、映画俳優のスティーブ・マーチンとのデュオによる"Foggy Morning Breaking"ではシエラ・ハル(m)、ステュアート・ダンカン(f)、クリス・エルドリッジ(g)、トッド・フィリップス(bs)がサポート。

 シエラ・ハル(m)とのデュオでクラシカルな"Sweet Sixteenths"、続く"Sun and Water"はビートルズのHere Comes the Sunとアントニオ・カルロス・ジョビンの"Waters of March"の合体。

 現在のツアー・メンバーによる"Old Shatterhand"とボサノバ風味の"Banjobim"、クラシック・ギタリストでジュリアード音楽院のギター科の初代ディレクターというシャロン・イスビンを迎えた"Regalito"、ステュアート・ダンカンとの非常に洗練されたフィドル&バンジョーによる"Tall Hog at the Trough"、アルバムの最後を締めくくるのは様々なジャンルの音楽に亘って活動を続けるクロノス・クァルテットを迎えてアリソンのロゥ・バンジョーの響きが美しい"Porches"。

 ベラ・フレック同様にバンジョーという楽器の可能性を広げ、ソロ楽器としてのステイタスを高める事に貢献して来たアリソンの面目躍如、何よりも美しいメロディとバンジョーの響きに癒される作品に仕上がっている。

 シャッド・コブ(f)、ロニー・マッカリー(m)がホットなソロを繰り広げる"Let The Old Dog In"と聞き所満載。

 

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