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Today's topic No. 312
  2019/8/29(2019/10/1更新)


   グラミー賞ノミネートをはじめIBMAアワード年間最優秀フィドラー11回受賞としいう快挙を遂げたマイケル・クリーブランド、最近、ドキュメンタリー映画『Flamekeeper:The Michael Cleveland Story』も公開されて乗りに乗っている彼の最新作。
  

 




●COMP-4737 MICHAEL CLEVELAND『Tall Fiddler』CD(本体\2,450-)\2,695-

Arkansas/High Lonesome Sound/20 Cent Cotton and 90 Cent Meat/Beauty of My Dreams/5-String Swing/Old Time River Man/Tennessee Plates/Tall Fiddler/Tarnation/Son of a Ramblin' Man/Mountain Heartache/Me and Helen/Lazy Katie

 グラミー賞ノミネートをはじめIBMAアワード年間最優秀フィドラー11回受賞としいう快挙を遂げたマイケル・クリーブランド、この度、ドキュメンタリー映画『Flamekeeper:The Michael Cleveland Story』も公開されて乗りに乗っている彼の最新作。

 現メンバーのフレイムキーパーを基本バンドにゲストを加えたトラックが6曲、その他、適材適所に豪華なゲストによるよるセッションが7曲という構成。

 マイケル(f)、ジョッシュ・リチャーズ(g)、ネイサン・リヴァーズ(m)、タイラー・グリフィス(bs)、ジャサイア・シュロード(bj)という現在のフレームキーパーの面々によるジム・シューメイトのインスト"Arkansas"、デル・マッカリー(v)を迎えて、デルのラウンダー時代の十八番"Beauty of My Dreams"、ダン・ティミンスキーを迎えたビンス・ギル作の"Son of a Ramblin' Man""Mountain Heartache"と共にヘビー級ブルーグラス、メンバーの緊張の中にも嬉々とした様子が伝わる。

 最近はブルーグラスのフィールドでの活躍の目立つトミー・エマニュエルを迎えたタイトル曲はトミー自作によるオリジナル・フィドルチューン、途中のギター&フィドルのバトルが凄まじい。ジェリー・ダグラスを迎えた"Me and Hele"は叙情的なジョッシュのオリジナル・ソング。ジェリーとマイケルの会話が聞こえてきそうなリリカルなプレイが美しい。

 マイケルとトラベリン・マッカリーズの共演によるピーター・ローワンのビル・モンロー賛歌"High Lonesome Sound"、ティム・オブライエン(m,bj,v)、ジェフ・ホワイト(g)、バリー・ベイルズ(bs)という面々でストリングビーンのオールドタイムの色濃い"20 Cent Cotton and 90 Cent Meat"、こちらにベラ・フレックが加わって小粋にスウィングするマイケルのオリジナル"5-String Swing"、ティムのクロウハンマーとベラのフィンガー・スタイルのバンジョー共演でジョン・ハートフォードのノスタルジックな"Old Time River Man"、ジョンやベニー・マーチンの香りのするマイケルのフィドリングも聞き物。

 "Tarnation"はベラとマイケルの共作によるフィドル&バンジョー曲。

 サム・ブッシュを迎えたジョン・ハイアット作"Tennessee Plates"ではラリー・アタマニュィック(drums)、ガスリー・トラップ(elec.g)とサムのスライド・マンドリンも加わったスワンプ・ロック。ラストはフレイムキーパーの前メンバーのコディ・ルーパー(bj)、サム(m)、ジェフ(g)、バリー(bs)とマイケルのリード・ギターをフィーチャーしたミディアム・テンポのオリジナル・フイドル曲"Lazy Katie"は、何処か懐かしさを感じさせる味わい深い仕上がり。

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