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Today's topic No. 307
  2019/8/7


  ホンモノのブルーグラス・ボーカリストとして、一部のシティ派ブルーグラッサーから熱烈な支持を受けた、故レッド・アレン(1930年-1993年)を主役に、デビッド・グリスマン(m)、ハーブ・ペダーソン(bj)、ジム・ブキャナン(f)、ジェイムズ・カウィン(bs)、そしてジェリー・ガルシア(g)が3曲に参加した素晴らしい1992年発表のトラッドグラス作品に2曲の未発表音源を加えたデラックス・エディション。
  

 




ACD-90 V.A.『Bluegrass Reunion Deluxe Edition』CD (本体\2,450-)\2,646-

Back Up and Push (Theme)/She's No Angel/I'm Just Here to Get My Baby Out Of Jail/The Fields Have Turned Brown/To Love and Live Together/I'm Blue, I'm Lonesome/Pidgeon Roost/Down Where the River Bends/Love Please Come Home/Letter From My Darlin/Is This My Destiny?/Ashes of Love/Is it Too Late Now?/Little Maggie/Will You Miss Me When I'm Gone?/Back Up and Push (Theme)/On and On/The Fields Have Turned Brown

 ホンモノのブルーグラス・ボーカリストとして、一部のシティ派ブルーグラッサーから熱烈な支持を受けた、故レッド・アレン(1930年-1993年)を主役に、デビッド・グリスマン(m)、ハーブ・ペダーソン(bj)、ジム・ブキャナン(f)、ジェイムズ・カウィン(bs)、そしてジェリー・ガルシア(g)が3曲に参加した素晴らしい1992年発表のトラッドグラス作品に2曲の未発表音源を加えたデラックス・エディション。

 グリスマンはレッド・アレン&フランク・ウェイクフィールド名義でフォークウェイズからリリースされたアルバムでプロデューサーとしての最初の仕事を得てカウンティから1966年に出たアルバムにマンドリン・プレイヤーとして参加。

 ハーブ・ぺダーセンとは1967年にカリフォルニアで、短命に終わったスモーキー・グラス・ボーイズとして活動、1982年には、ジム&ジェシーのエピック録音で活躍、元DGQのメンバーで本作にも参加のジム・ブキャナンを交えて『Here Today』(ROU-0169)を発表、グリスマンとガルシアは1973年リリースのオールド&イン・ザ・ウェイでの共演を始め、数々のコラボレーション作品を発表している。

 ベースにはDGQのジム・カーウィン。フィドル・チューンのテーマにはじまり、典型的なラジオ・ライブを模した抜群の選曲がグリスマン美学を盛り上げる。

 レッド・アレンがオズボーン・ブラザーズとMGMに残した"She's No Angel""Is This My Destiny?"、ウェイクフィールドとの"I'm Just Here to Get My Baby Out Of Jail"、J.D.クロウ&ケンタッキー・マウンテン・ボーイズ時代の名演が印象的な"Down Where the River Bends"、フォークウェイズ時代のフランク・ウェイクフィールドを髣髴させるマンドリン・イントロに導かれてハーブ・ぺだーセンが歌い上げる"Little Maggie"やジム・ブキャナンのボーカルで"To Love and Live Together"。ジェリー・ガルシアによるスタンレー曲"The Fields Have Turned Brown"、ジョニー&ジャック他、デッド系ブルーグラスで好んで取上げられる"Ashes of Love"等々。

 今回のボーナス・トラックとしてガルシアのリード・ボーカルによる"On and On"とバッサー・クレメンツのフィドル・ソロによる"The Fields Have Turned Brown"と別テイクの"Back Up and Push"が新たに収録されている。グリスマンやガルシアにとっては正にアイドルとの「夢の共演」なのである。

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