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Today's topic No. 295
  2019/7/3
 
  結成50周年を迎えるラリー・スパークス&ロンサムランブラーズの5年ぶりのスタジオ新録音がトラッド・ブルーグラスの名門、レベル社からリリース。




 




●REB-1870 LARRY SPARKS『New Moon Over My Shoulder』CD(本体\2,450-)\2,646-

Down in Union County/I'm Really Leaving/Henry Hill/Take Me Back to West Virginia/New Highway/I Was Wrong/Peacock Rag/There's a New Moon Over My Shoulder/I Only Exist/Annie's Boy/Things Will Get Better/Green Pastures in the Sky全12曲

 ラリー・スパークス、ロンサム・ランブラーズ結成50年記念の5年ぶりのスタジオ新録音によるニューアルバム。

 兄カーターを亡くして失意の中にいたラルフ・スタンレーの復帰を助けた後に自らのロンサム・ランブラーズを率いて50年の長きにわたって第一線で活躍、デイブ・エバンス、マイク・リリー&ウェンディ・ミラーからデイブ・ハーベィ、ステュアート・ダンカン等々、多くのミュージシャンを輩出、60枚以上のアルバムをリリース、キング・オブ・ブルーグラス・ソウルと称されている。

 本作ではビル・モンローのグラミー受賞作『Southern Flavor』に参加していたマイク・フィーガン(f)、ラルフ・スタンレーを髣髴させるボーカルで2枚のソロ作をリリースしているジェフ・クレア(m)、エバン・ウィルソン(m)、マシュー・マッデン(bs)、バンジョーとセカンド・フィドルにロン・ステュアート(bj,f)という面々。

 ジミー・デイビス作でテックス・リッターで有名になったタイトル曲とロイ・エイカフのコロンビア録音から"Down in Union County"ではツイン・フィドルとラリーお得意のリード・ギターもフィーチャー。

 先行シングルとしてリリースされた"Take Me Back to West Virginia"は"Tennessee 1949""Blue Virginia Blues"を髣髴させる、お得意のご当地望郷ソング。

 97年にマウンテンホームからリリースされたゴスペル・アルバムタイトル曲となった"New Highway等 、ゲイリー・ファーガソンやダニエル・クラブトリー他、気鋭のソングライターによる新しい曲とスタンレー・ソング"I Only Exist"や"Green Pastures in the Sky"お馴染みのセルフ・カバー、マイク・フィーガンと自身のリードギターをフィーチャーしたインス"Peacock Rag"等、新しいレパートリーを増やしながらも、従来のファンにも配慮したバランスの良い選曲で安心して楽しめる。


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