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Today's topic No. 284
  2019/6/19
 
   最後の創立メンバー、ベン・エルドリッジの引退を受けて、再出発の新生セルダム・シーンのラウンダー移籍第一弾は同レーベル創立メンバーのケン・アーウィンとの共同プロデュースの下、70年代初頭にジョン・スターリングが取上げて、ブルーグラス界に新風を巻き込んだ様な、60ー70年代のシンガーソングライターの作品を取上げた、云わばセルダム・シーンの原点に立ち返ったような作品。




 




●ROU-00485 SELDOM SCENE『Changes』CD(本体\2,450-)\2,646-


Everybody’s Talkin’ (Fred Neil)/Steel Rail Blues (Gordon Lightfoot)/Darcy Farrow (Stephen B. Gillette-Thomas Campbell)/Louise (Paul Siebel)/A Good Time (John Prine)/Seven Bridges Road (Steve Young)/Bob Dylan’s Dream (Bob Dylan)/Pack Up Your Sorrows (Richard Farina-Pauline Marden Bryan)/Changes (Phil Ochs)/I’ll Be Here In the Morning (Townes Van Zandt)/Morning Sky (Dan Fogelberg)/Sweet Baby James (James Taylor)全12曲

 最後の創立メンバー、ベン・エルドリッジの引退を受けて、再出発の新生セルダム・シーンのラウンダー移籍第一弾は同レーベル創立メンバーのケン・アーウィンとの共同プロデュースの下、70年代初頭にジョン・スターリングが取上げて、ブルーグラス界に新風を巻き込んだ様な、60ー70年代のシンガーソングライターの作品を取上げた、云わばセルダム・シーンの原点に立ち返ったようなコンセプト・アルバム。

 映画『真夜中のカーボーイ』でハリー・ニルソンのカバーで有名になったフレッド・ニール作"Everybody’s Talkin’"、ワクワクするバンジョーのイントロに導かれてルーの硬質なボーカルがブルーグラスらしいる。ジョン・ダフィの美意識を引き継いだようなフレッド・トラバースの"Darcy Farrow"、イーグルスのウェスト・コースト風コーラスが印象深い"Seven Bridges Road"もここではスタンレーの香りがする。

 典型的なセルダム・シーン流ブルーグラスという趣きの"Pack Up Your Sorrows "、ダドリー・コンネルはジョンソン・マウンテン・ボーイズ時代のハイテンションのボーカルのイメージが強いが、ここではフォーク・タッチの曲を丁寧に歌いこんでいる。

 ルーリードが長年、歌いこんでいる"Sweet Baby James"(J.テイラー)は流石に説得力がある。





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