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Today's topic No. 259   2019/4/11
クラスターブラカーズのリチャード・ベイリー(bj)とブレント・トリット(md)にマイク・フレミング(bs)、アダム・ステッフィの元妻タミー・ロジャーズ(fd)、2010年に前任者クリス・ステイプルトンに代わって参加、ゲイリー・ニコルズ(gt)の５人組による人気バンド。 　ナッシュビルと並んで南部音楽の重要な発信地であるアラバマ州「マスクルショールズ録音」ということをタイトルに冠したスティールドライバーズの最新作は、ニューヨークやボストンで更新される新しいブルーグラスサウンドに対して、南部であることをことさらに強調することによってあたらしいマーケットを開拓している。
		●ROU-9180 STEELDRIVERS『Muscle Shoals Recordings』CD(本体\2,450-) \2,646- Long Way Down/Drinkin' Alone/Ashes of Yesterday/Day Before Temptation/Here She Goes/California Chainsaw/Hangin' Around/Brother John/Six Feet Away/Too Much/River Runs Red全11曲 　ブルーグラスをかじり始めた頃、オーティス・レディングがブルーグラスをバックに"Can't You Hear Me Calling"を歌ったらと妄想を巡らした、スチールドライバースの最新作を聞いて、そんなこと思い出した。 　第58回グラミー賞のベスト・ブルーグラス・アルバム受賞という快挙を成し遂げた彼等の第4作はゲイリー・ニコルス(g)の出身地、アラバマ州の片田舎で白人カントリー系スタジオ・ミュージシャンで固めてアレサ・フランクリンを筆頭にソウル・ミュージックのヒット曲を量産したスタジオ・フェイムで知られ、デキシー・ジェントルメンのジェイク・ランダースのホームタウン、マッスルショールズ録音。 　今回のグラミー賞カントリー部門で2冠に輝くクリス・スティプルトンの後任として、前作『Hammer Down』から参加したゲイリー(g)と、同じくマイク・ヘンダーソンに代わって参加の、元クラスタープラッカーズでレコーディング・エンジニアとしても有能なブレント・トゥリット(m)、元夫アダム・ステフィとのダスティ・ミラーで活動、ソングライターとしても多才なタミー・ロジャース(f)、リチャード・ベイリー(bj)という創立からのメンバー、共同プロデューサーにモリー・タトルの最新作で共演しているアラバマ出身のシンガーソングライター、ジェイソン・イズベル。南部産ブルーグラス。(ムーンシャイナー誌レビューより)
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