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Today's topic No. 235 2019/2/1 |
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[ビー・オー・エム・サービス2019年1月ベストセラー] 2019年1月の月間ベスト・セラーです。曲目、解説、ご注文は各リンクにて。 |
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[CD] ●MH-1724 ROLAND WHITE『Tribute To The Kentucky Colonels』CD(本体\2,450-)\2,646- クラレンス&ローランド・ホワイト兄弟を擁してブルーグラス不毛の地と呼ばれたカリフォルニアで孤軍奮闘した伝説のケンタッキー・カーネルズ、今年80歳になるローランドを中心にダリン&ブルック・オルドリッジ、クリスティン・スコット・ベンソン、デビッド・グリア、モリー・タトル、ビリー・ストリングス等々、ベテラン、若手が入り混じってケンタッキー・カーネルズのナンバーを演じる。 http://www.bomserv.com/NEWS/tt197.html ●PATUX-311 DANNY PAISLEY & THE SOUTHERN GRASS 『That's Why I'M Lonesome』CD(本体\2,450-)\2,646- 父親ボブ・ペイズリー&サザングラスを引き継いでトラッド・ブルーグラス一直線、ダニー・ペイズリーのパタクセント移籍第2作目。パタクセント移籍第3弾となる最新作。2016年にIBMAアワード年間最優秀男性ボーカルに選ばれたマウンテン・ソウルたっぷりの歌いっぷりは益々、円熟味を増している。ゲストにロンダ・ビンセント、ダドリー・コンネル。 http://www.bomserv.com/NEWS/tt222.html ●1166100425 THE EARLS OF LEICESTER 『Live at the CMA Theater in the Country Music Hall of Fame』CD(本体¥2,450-)¥2,646- 現在のブルーグラスシーンのトップ・ミュージシャンによるフラット&スクラッグスカバーバンドの三作目となるライブアルバム。ジェリー・ダグラス(d)の音頭取りでスクラッグス・スタイルを知り尽くしたチャーリー・クシュマン(bj)と父親ポール直系のフィドル・スタイルを引き継ぐジョニー・ウォーレン(f)、レスター・フラット役を務めるショーン・キャンプ(g)、バリー・ベイルズ(bs)、カーリー・セクラー役を務めるジェフ・ホワイト(m)という面々で全盛期のフォギー・マウンテン・ボーイズのサウンドを現代によみがえらせる。超一級ミュージシャンの高級な遊びを超えて、聴衆に迫る物がある。特にジョニー・ウォーレンのフィドリングはまさに一子相伝のお家芸といった趣でチャーリー・クシュマンの産み出すグループに乗って、時空を超えて1963年のカーネギーホールに誘う。 http://www.bomserv.com/NEWS/tt203.html ●SFW-40228 V.A.『Epilogue: Tribute To John Duffey』CD(本体\2,450-)\2,646- カントリー・ジェントルメン、セルダム・シーンでおなじみ「モダン・ブルーグラスの父」称せられるジョン・ダフィ(1934-1996)、彼を敬愛するブルーグラス45の大塚章と故ロニー・フリーランドの共同プロデュースで、サム・ブッシュ、ジェリー・ダグラスをはじめとしてオールスター・キャストによる追悼アルバム。貴重な写真満載の40頁に及ぶブックレット付き。 http://www.bomserv.com/NEWS/tt157.html ●ACD-89 DAVID GRISMAN & DOC WATSON『Doc & Dawg: Live at Acoustic Stage』2CD(本体\2,750-)\2,970- 1997年10月10日、当時74歳のドック・ワトソンとデビッド・グリスマンによるノース・キャロライナ州ヒッコリー、アコースティック・ステージのライブ・パフォーマンス。1997年にリリースされた最初のコラボレーション・アルバムのタイトル曲をスタートに、ジミー・ロジャース、カーター・ファミリーをはじめとして、二人の長いキャリアの中で培ってきたお馴染みの曲を披露。ドックとビル・モンローはモンロー・ブラザーズの再現や卓越したインストルメンタル・ワークで、フォークリバイバルの立役者の一人であるラルフ・リンズラーの手によって各地のフォーク・フェスティバルの呼び物として人気を集めたが、ここではグリスマンがモンロー役に納まっているという印象。他にサポートは長年、ドックの相方を務めたジャック・ロウレンスと孫のリチャード・ワトソンが参加。ドックの無駄のない説得力のある一音一音、ドウグの2曲のオリジナルを含んで、ビンテージ・ギブソンF-5の最高の音色を引き出すグリスマンのプレイに只々、感動、珠玉のフォーク芸が堪能できる。ジャック・ローレンスの流れるようなフラットピッキングとボーカルをフィーチャーした"East Bound Freight Train"他 http://www.bomserv.com/NEWS/tt224.html ●YEP-2597JIM LAUDERDALE『Jim Lauderdale & Roland White 』CD(本体\2,750-)\2,970- アメリカーナ系最重要アーティストの一人、ジム・ロウダーデイルとブルーグラス界のレジェンズ、ローランド・ホワイトが79年にアール・スクラッグスの自宅の地下室で録音した幻の音源。ローダデイルのオリジナル2曲他、ローランドお得意の"I Might Take You Back Again"、レノ&スマイリー"Walls Built Around Your Heart"、レスター・フラット"Six White Horses"他。マーティ・チュアート(g)、ジーン・ウートン(d)、ジョニー・ウォーレン(f)、テリー・スミス(bs)、スタン・ブラウン(bj)がサポート。 ナッシュビル・ブルーグラス・バンドやデル・マッカリー・バンドが登場する以前の、ポテンシャルを内包したナッシュビルのブルーグラスが弾ける前夜といった趣のサウンドが興味深い。 http://www.bomserv.com/NEWS/tt172.html ●PATUX-320 AL JONES, BILLY BAKER & DEE GUNTER 『Just a Memory』CD(本体\2,450-)\2,646- ワシントンDC地区で長年活動を続けるアル・ジョーンズと60年代のブルーグラス・ボーイズやデル・マッカリーのアーフリー録音で知られるビリー・ベイカー、メリーランド州ボルチモアで活躍するディー・ガンターというベテランによるハードコア・トラディショナル・ブルーブルーグラス。ビル・モンローの後落胤、アル・ジョーンズ、ビル・キースのラウンダー盤の"Pain In My Heart"で強い印象をを持った。ここではチャーリー・ムーアの望郷ソングでペイズリー親子の名唱でお馴染みの"Leaving Detroit"、ジミー・マーチン・ソングが"Losing You"他4曲、今年86歳とは思えない、しっかりしたボーカルに驚かされる。ビリー・ベイカーの健在振りを示すフィドル・チューンも3曲。味で勝負するマスターズ・ブルーグラス。 http://www.bomserv.com/NEWS/tt214.html ●PATUX-325 JEFF SCROGGINS & COLORADO『Over the Line』CD(本体\2,450-)\2,646- コロラドをベースに最近ではナショナル・ワイドに活躍するジェフ・スクロギンズ&コロラドのパタクセント移籍第一弾。アンディ・オウエンスと来日したことでも知られるジェフ・スクロギンズ(bj)、息子でモンローからニュー・アコースティックまで幅広いスタイルを弾きこなすトリスタン(m)他、ニューグラスという言葉自体がクラシックになりつつある現在のブルーグラス・シーンで、70年代のニューグラス・ムーブメントを思い起こさせる、少し懐かしさを憶えるようなコンテンポラリー・ブルーグラスが今、新鮮に聞こえる。 http://www.bomserv.com/NEWS/tt236.html [DVD] ●UM-013D RHONDA VINCENT『Bluegrass Legends/Live At The Ryman』 DVD(本体¥2,950-)¥3,186- ブルーグラス界の女帝、ロンダ・ビンセントがオズボーン・ブラザーズ、マック・ワイズマンを迎えてライマン公会堂で行ったライブ映像作品がCDと同時発売。ジミー・マーチンの当たり曲を皮切りに貫禄のステージを魅せるロンダ・ビンセント&レイジの面々、ロンダの娘でフィドルのハンターベリーの妻であるサリーも登場。久々に人前に登場したソニー(コーラスのみ)とボビーを迎えてオズボーン・サウンドを再現。マック・ワイズマンは十八番をメドレーで、ジェシー・マクレイノルズも昔と変わらぬアグレッシブなプレイを聞かせる。 http://www.bomserv.com/NEWS/tt201.html ●MH-1063D DOYLE LAWSON『Through the Years』DVD(本体\3,800-)\4,104- 2004年春、ドイル・ローソン&クイックシルバーが結成25周年を祝ったチョー豪華な記念コンサートから、全32曲2時間に及ぶ素晴らしいライブ映像(ムーンシャイナー誌2004年9月号に詳細)の大ベストセラー。別名「School of Bluegrass」とも呼ばれるドイルの率いるクイックシルバー、本作では歴代のメンバーが一堂に会し、1980年代以降のブルーグラス主流派をリードしたスマートなソリッドグラスが、2004年当時の現役メンバー(ジェイミー・デイリー、バリー・スコット)のほか、つぎつぎと迎えるラッセル・ムーア、ジム・ミルズ、テリー・バウコム、スティーブ・ガリー、ジョン・ボウマンなどの歴代メンバーゲストとともに、現在最高峰のブルーグラスライブが堪能できる秀作ライブ映像集。 http://www.bomserv.com/NEWS/tt227.html ●SRDVD-2001 MULESKINER DVD(本体\2,950-)\3,186- New Camptown Races/Dark Hollow/Land of the Navajo/Blackberry Blossom/Knockin On Your Door/Opus 57 In G Minor/Red Rocking Chair/The Dead March/Orange Blossom Special. 全9曲 ビル・モンローがTV収録に間に合わず、急きょ集められた当時のロックスターたち、ピーター・ローワン、クラレンス・ホワイト(g)、デビッド・グリスマン(m)、ビル・キース(bj)、リチャード・グリーン(f)といった奇跡のメンバーによるジャムバンドとして30分のテレビ番組に出演、奇跡的にそのVTRが残っていたDVD映像。 この後、ワーナー・ブラザーズに歴史的な名盤『Muleskinner; A Potpourri of Bluegrass Jam』(OXCD-6009 \2,970-)を残すことになる彼ら、このテレビ出演ではトラッドを中心に、ブルーグラスを思いっ切り楽しんで演じている。 21世紀はじまりの今と同様1970年代、ジョン・ハートフォードとともにブルーグラスがドラスティックに変わっていく精神的支柱となった彼らが、トラッドグラスへの愛情とすばらしい演奏を残した奇跡的な、永遠のお宝映像である。 http://www.bomserv.com/NEWS/tt195.html |
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