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Today's topic No. 185 2018/9/3 |
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ビル・モンローとレスター・フラットの下でサイドメンとして働き、弟のクラレンスと共にケンタッキー・カーネルズを皮切りに、カントリー・ガゼット、ナッシュビル・ブルーグラス・バンド、現在は自身のバンドを率いて現役で活動するレジェンド、ローランド・ホワイトの'76年リリースのデビュー・ソロ。 |
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●TSQ-2400 ROLAND WHITE『I Wasn't Born to Rock'n Roll』CD(本体\2,750-)\2,970- Kansas City Railroad Blues/The Storms Are On The Ocean/Head Over Heels In Love With You/Doorstep Of Trouble/ If I Should Wander Back Tonight/Texas Gales/I Saw Your Face In The Moon/The Prisoner's Song/Marathon/Same Old Blues Again/Powder Creek/Can't You Hear Me Calling/She Is Her Own Special Baby 1976年に発表されたローランド・ホワイトのデビューソロ・アルバムが未発表を1曲、オマケに加えて初CD化。 骨の髄までトラッドグラスを知り尽くした男のソロアルバムをウエストコースト乗りのカントリーガゼットがバックアップ。 アラン・マンデの完璧なまでのバンジョースタイルがとても目立つのだが、いやいや、このアルバムの味噌は、ロジャー・ブッシュのスラッピング・ベースが生み出したリズムとケニー・ワーツを加えたビーチ・ボーイズ風トリオ・ハーモニー、そのふたつがローランドのトラッド感覚(でもフレキシブルなんだ!)と見事に生き生きしたサウンドを創り出してこのアルバムを色あせない名盤にしている。 今聴いても古さを感じさせないカーター・ファミリー“Storms Are on thee Ocean”からビル・モンロー、フラット&スクラッグス“If I Should Wander Back Tonight”や“Head Over Heels”の名曲中の名曲、自身のアイドル、マック・ワイズマン“I Saw Your Face in the Moon”、そして"Love Please Come Home"から"Sittin' on Top of the World"までメドレーでつづる超スタンダード……全13曲。ビル・モンローとレスター・フラット、ふたりの巨人の女房役を務めたまれな幸せ者(金銭的な成功からは遠かったが)、ブルーグラスファンをおなか一杯に楽しませてくれるローランド、ほんとうに優しく温かい人だ。 |
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