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Today's topic No. 141
  2018/5/8

 ノース・キャロライナの山中でバイオリン・ショップを営むロジャー・ハウエルのアパラチアン・フィドル作品。有名フィドル曲を飾りけなしにストレートに弾く姿勢が清清しい。クロウハンマーのデビッド・ホルトとスクラッグス・スタイルのトム・マッキニーによるバッキングも聞き物。






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●BWCD-226 ROGER HOWELL『Hills & Heroes』CD(本体\2,450-)\2,646-

Two O'clock/Hog Trough Reel/Chinky Pin/Rambling Hobo/New Five Cents/The Minstrel Boy to War Has Gone/Lafayette/Jimmy in the Swamp/Lady of the Lake/Diamonds in the Rough/Wreck of the Old '97/Blackberry Blossom/Presbyterian Guitar/Flop-eared Mule/Little Stream of Whiskey/St. Anne's Reel/Newport Breakdown/Soldier's Joy/Amazing Grace/Polecat Blues/Diamonds in the Rough/Mississippi Sawyer/Run Johnny, Run. 全22曲

 アパラチアの音楽には、イギリス諸島のスコットランドを中心にしたケルト民族が持ち込んだフィドル音楽がいまだに生き続けているのだが、それは譜面で表現できるものでは決してなく、19世紀に出会った黒人文化との融合の中から生まれた呼吸のようなものである。

 それを感じ、会得するには何度も何度も繰り返し聴くことに尽きる(目の前でジャムするのがベストだが)。ロジャー・ハウェルはそんな音楽を、友人たちから丁寧に受け継ぎ、心を込めて披露するアパラチアンフィドルの大秀作。

 知る人ぞ知るスクラッグススタイルのトム・マッキーニーとの1曲目フィドル&バンジョーからはじまり、2曲目にはローカルのブルーグラスバンド、3曲目でハンマーダルシマをフィーチャーしたストリングバンド、4曲目にはドック・ワトソンから学んだというロジャーのクロウハンマーバンジョーソロ。

 そのほか友人だったという故ジョン・ハートフォードの“Presbyterian Guitar”などではフィンガーピッキンギター、カーターファミリーの歌物“Diamonds in the Rough”……などなど、ほかにアパラチアンダルシマやツーフィンガーバンジョーなど、さまざまな伝統楽器を駆使して、とても上質な、品の良い(!?)。

 大推薦ののアパラチア伝統音楽インスト集。

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