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●RCSI-1165 SCOTT VESTAL『Images』CD(本体\2,450-)\2,646-
Across Time /All I Needed/ Kaotika/ V DriveG R30 2000/Walk with Me/Kylemore Run/Forward Motion/Sea Miner/Hills of Tennessee/Indian Blood/Zup Zup/The Call (It’s a New Day)/Shadows and Doubt
昨年、バンジョーの分野で多大な功績を残した者に贈られるステーブ・マーチン賞に選ばれ、現在サム・ブッシュ・バンドで活躍中のスコット・ベスタル。
1993年のカセット・アルバム『In pursuit of happiness』、2000年の『Millenia』(PC-1096)に続く3作目のソロ・プロジェクトはキーボード、プログラミングを多用した、プログレッシブなバンジョー作品。
インストルメンタルの有名曲を集めたパインキャッスル社の人気シリーズで超絶テクニックを見せ付けたベスタル、ここではロック魂のこもったオリジナル作品をのびのびと演じる。
18歳でラリー・スパークスのバンドに参加してプロ・ミュージシャンのキャリアをスタート、サザン・コネクションからラッセル・ムーアと共にドイル・ローソン&クイックシルバーに参加、短命に終わった幻のニューグラス系バンド=ライブワイアーの後、テキサス・レンジャーズのメンバーとして瀬戸大橋の京阪フィシャーマンズ・ワーフに半年滞在。
帰国してからナッシュビルに移り元ブルーグラス・カージナルスのデビッド・パームリー共同名義のコンチネンタル・ディバイドで活躍、ニューグラス・リバイバル人脈のジョン・コーワンや現在もメンバーとして活躍するサム・ブッシュ・バンドとキャリアを重ねてきたベスタルのクリエーターとしての才能開花という印象。楽器の一つとして溶け込んでいる妻のアリスのボーカルもフィーチャー。
パトリック・マカビニュー(m,f)とコディ・キルビー(g)参加のメロディアスな2曲、流石の存在感を示すサム・ブッシュ(m,f)が2曲、ランディ・コーアズ(d,lap
steel)も2曲でアグレッシブなプレイを披露、タイトルに似合わずエキゾチックな雰囲気を醸し出す"Hills of Tennessee"はアリスのボーカルとケイシー・ドリーセン(f)が素晴らしい。
バンジョーの可能性を広げる音創りによるフュージョン、ロック作品。
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