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Today's topic No. 139
2018/5/2 |
レスター・フラット、ジミー・マーティンと並ぶブルーグラス界最高のヴォーカリスト、レッド・アレンの絶頂期ともいうべき60年代半ばの貴重な遺産のCD化。
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●REB-1127 RED ALLEN『Keep On Going:The Rebel & Melodeon Recordings』CD(本体\2,450-)\2,646-
Don't Lie to Me*/Lonesome Weary Heart*/Sad And Lonesome Day/I Don't Believe You'd Do Me Wrong*/Little Birdie/Faded Memory/Froggy Went a Courtin'/Sad And Lonesome Day/Journey's End/Those "Gone And Left Me" Blues/No Blind Ones There/The Family Who Prays/If That's the Way You Feel*/Worry My Life Away/Down Where the River Bends/Hello City Limits/Out on the Ocean/I Don't Know Why/Plant Some Flowers by My Graveside/Close by/Froggy Went a Courtin'/Purple Heart*/Keep on Going 全25曲(* indicates previously unreleased)
レスター・フラット、ジミー・マーティンと並ぶブルーグラス界最高のヴォーカリスト、レッド・アレンの貴重な遺産が遂にCD化された。
オズボーン・ブラザーズとの至高のトリオ・コーラスをフィーチュアした50年代のMGM録音、フランク・ウェイクフィールドとのフォークウェイズ盤(64年)に続いて、レッドの絶頂期ともいうべき60年代半ばの音源。
ウェイクフィールド、ラルフ・ロビンソン(bj)、ジム・コックス(bs)とのレベルでのデモ・セッション(63年)、ビル・エマーソン、チャビー・ワイズ、ウェイン・イェイツ、ビル・イェイツとのメロデオン盤『Solid
Bluegrass Sound of The Kentuckians』(MLP-7325)、そしてポーター・チャーチ、スコッティ・ストーンマン、イェイツ兄弟とのレベル・セッション(65年)を収録。
前回紹介のREB-1128にはカウンティに残した2枚の名盤、イェイツ兄弟、チャーチとの『Bluegrass Country』(County
704)とチャーチ、デヴィッド・グリスマン、クレイグ・ウィングフィールド、ジェリー・マカーリーとの『Red Allen & The Kentuckians』(710)を収録している(それぞれに未発表曲が含まれている)。
これら3枚のオリジナルLPがいずれも65年から66年にかけての短期間にレコーディングされたという、そのひとことだけをとってみても、この時期のレッド・アレンというブル―グラッサ―がいかに充実したときを過ごしていたかが理解されるだろう。
70年代後半以降オハイオに半ば隠棲し、息子たちとの活動だけに限定するという状況のもと、93年に63歳という若さで亡くなったレッド、それがためもあって、その類稀なるハイ・ロンサム・ヴォーカルがもっともっと高く評価されてしかるべき存在でありながら、"underrated
vocalist"の座に甘んじてきた感が強い。
今回の名盤復刻によって、レッド・アレンという稀代のヴォーカリストの真価を再確認したいものだ。
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