| HOME PAGE|前のTopic |次のTopic | メールでのご注文はこちらからどうぞ|

Today's topic No. 109
  2018/2/7

 ダン・フォーゲルバーグとヒア・トゥディ・バンドの奇跡のコラボレーションによるウエスト・コースト・ブルーグラスの名盤を含むコンピレーション。






クレジットカードでのお求めは

 


●BGOCD-1237 DAN FOGRLBERG『High Country Snows / Exiles』2CD (本体\2,450-)\2,646-

Disc One(High Country Snows):Down The Road/Mountain Pass/Sutter’s Mill/Wolf Creek/High Country Snows/The Outlaw/Shallow Rivers/Go Down Easy/Wandering Shepherd/Think Of What You’ve Done/The Higher You Climb
Disc Two(Exiles):Exiles/What You’re Doing/Lonely In Love/Seeing You Again/She Don’t Look Back/The Way It Must Be/Hearts In Decline/It Doesn’t MatterIt Doesn’t Matter/Our Last Farewell

 叙情的な歌詞と繊細で優しいボーカルで70年代に日本でも絶大な人気を集めたダン・フォーゲルバーグが1985年に大幅なイメージチェンジで発表した本格的なナッシュビル録音によるブルーグラス・アルバム『High Country Snows』とソフトロック路線に走った『 Exiles』、デジタル・リマスターに新たなライナーノーツを加えたカップリング。

 カントリー・ガゼットを髣髴させる"Down The Road"を皮切りにデビッド・グリスマン(m)、ジム・ブキャナン(f)、ハーブ・ピーダーセン(bj)、エモリー・ゴーディJr.(bs)というヒア・トゥディ・バンドにジェリー・ダグラス(d)<、リッキー・スキャッグス(v)、ラス・カンケル(percussion)というこれ以上は無いというメンバーによる"Mountain Pass"で心を鷲掴みにされたブルーグラッサーも多い事と思う。

 チャーリー・マッコイのハープをフィーチャーした"Sutter’s Mill"、前出のメンバーにダン・フォーゲルバーグとドック・ワトソンのツイン・ギターをフィーチャーしたインスト曲"Wolf Cree"、グリスマン節全開のソロが聞ける。

 タイトル曲ではクリス・ヒルマン(m,v)、ハーブ・ピーダーセン(v)とアル・パーキンス(steel)を迎えた典型的なウエスト・コースト・サウンドが魅力。

 印象的なリフを挟んで心地よいブルーグラスに仕立てた"The Outlaw"や楽器のバトルも楽しい"Shallow Rivers"、ダンの多重録音で一人CSN&Yといつた趣きの"Go Down Easy"、ビンス・ギルとハーブを迎えたセイクレット曲"andering Shepherd"は絶品のコーラス。

 ハーブとリッキーを迎えてスタンレーの"Think Of What You’ve Done"もオーセンティック・ブルーグラス好きにも嬉しい。

 一方、コンテンポラリー路線に走った『Exiles』、ステェファン・スティルスとクリス・ヒルマンのマナサス時代の"It Doesn’t Matter"を取上げている。

 ダン・フォーゲルバーグにとっては異色な2枚の作品という意味でのカップリングなのか?

 2007年12月16日、数年間の闘病生活の後、前立腺癌によって死去。

    ☆☆ビー・オー・エム・サービス(御注文は:TEL 0797-87-0561:FAX 0797-86-5184:E-MAIL order@bomserv.comにて承ります。☆☆