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Today's topic No. 043
  2017/3/23

 レッド・クレイ・アーカイブ・シリーズ・・・ 
1979年夏、もっともホットだった時代の宝塚ブルーグラス・フェスの記録。

 


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RC-106 V.A.『The 8th Annual Takarazuka Bluegrass Festival』 CD\2138-(本体\1,980-)

RC-106LP V.A.『The 8th Annual Takarazuka Bluegrass Festival』 LP \2138-(本体\1,980-)


Fastest Grass Alive(Goro Tani)/I've Gotta Be Me(Keep On The Grass)/Ooh Las Vegas(The Southbound)/Love Has No Pride(Akio Okusawa)/Don't Look At My Shadow(The Sumou Special)/Help(the Humpty Dumpty Hippoptamus)/Sudara Breakdown(Goro Tani)/Blue And Lonesome(Saburo Watanabe & AHO)/Lonesome Feeling(Otohto Mountain Boys)/Take Me Back To Tulsa(The Grass)/Could You Love Me One More Time(Masuo Sasabe & Kazuyoshi Ohnishi)/Shackes And Chains(The Bluegrass Nuts)/Go Home(The Shaggy Mountain Boys)/Rollin In My Sweet Babys Arms(The Shaggy Mountain Boys)

 1979年夏、もっともホットだった時代の宝塚ブルーグラス・フェスの記録。

 全国から集まった若者が、ゴローショーの「スーダラ・ブレイクダウン」に笑い転げ、タイムスリップした重鎮シャギー・マウンテン・ボーイズの登場に驚き、20代最後の年を迎えた笹部益生&大西一由や渡辺三郎&AHOに、当時の若者たち、奥沢明雄、ブルーグラス・ナッツ、弟マウンテン・ボーイズ、キープ・オン・グラス、グラス・ストアー、サウスバウンド、ハンプティ・ダンプティ・ヒポポトマス、相撲スペシャルら、学生たちのほとばしるようなブルーグラスがめちゃくちゃ爽快だ。

 オズボーン・ブラザーズの軽快な"Fastest Grass Alive"、後にプロの喋り手になる片鱗が充分に窺える谷五郎のMCで否が応でも盛り上がる。

 ブルーサイド・オブ・ロンサムの笹部益生とイッツ・ア・クライングタイムの大西一由によるスタンレー曲、バンジョーで稲葉和裕が参加している。スウィンギーで小粋なアレンジが新鮮だったキープ・オン・ザ・グラス、現在はソロ・アーティストとして自身のマーマレイド・スカイを率いて活躍中の奥沢明雄によるエリック・カッズの名曲。

 グラム・パーソンズの名曲をブルーグラス・アレンジで聞かせるサウスバウンド。

 どんとどんとと波乗り越えてのMCも印象的な巨漢揃いだった日大サンズ・オブ・ホーボーズ・相撲スペシャル、キュートなボーカルでビートルズのブルーグラス・アレンジで野郎共の心を鷲掴みしたハンプティ・ダンプティ・ヒポポタマス、ゴロー・ショーのスーダラ・ブレイクダウンはアール・スクラッグス研究家として知られる津田敏之がスーダラ節のメロディを見事にスクラッグス・スタイルでアレンジしたものを酒井潤一が自らのアイデアを加えて弾いている。

 両氏とも故人となってしまったのは寂しい限り。

 渡辺三郎(bj)率いるアコースティック・ヘビー・オーケストラは松本善雄(g)、祇園隆司(f)、大矢貞男(f)、谷村順造(m)、アンドレ佐藤(d)、久永雅史(bs)という当時、ずば抜けて優れたミュージシャンが顔を揃えたスーパーバンド。トニー・ライスの影響色濃いリードギターがバリバリ聴ける弟マウンテンボーイズ。

 第一回目から連続出場を現在も継続中のブルーグラス・ナッツ、あの有田純弘氏の師匠である宮本有(bj)のスタイリッシュなプレイを聞き物。

 学生バンドで抜擢された同志社のグラス・ストア、そして昨年、結成50年を迎えて、現在も活躍中のシャギーマウンテンボーイズの貫禄のフォギーマウンテンボーイズ・サウンド。あれから38年、今年も46年目の宝塚ブルーグラス・フェスがやってくる。


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