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Today's topic No. 025
  2016/10/14

 バルト三国のエストニア、その国民的人気バンドだという。ムーンシャイナー誌2016年9月号で特集したカーリーストリングス。「国にはブルーグラスバンドがは二しかないんだ」という中、独自のサウンドを創り上げ、昨年の国内音楽賞を総なめ、ポップ音楽賞も三部門で獲得。またヨーロッパ全域のブルーグラス大会、EWOB(ヨーロピアンワールドオブブルーグラス)の2016年最優秀バンドを受賞している実力派。フィドル、マンドリン、ギター、ベースのホットピッキンとエーバの魅力的な女性ハスキーボイスが創る彼ら独自のエストニア風ブルーグラスを偏見なく楽しんで欲しい。

 


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TAKI-6018 CURLY STRINGS『Ule Ilma(世界を巡れ)』CD(本体\2,450-)\2,646-

世界は響く Maailm heliseb/遠くの村で Kauges Kulas/ハンガリーで迷ったKadunud Ungarisse/恋人への歌 Laul sobrale/レヴェレンド Reverend/リベンジ Kattemaks/ニシン Heeringas [Trad.]/突然やってきた Tuli akki/ライラックの咲く頃 Kui oitseb sirel[Trad.]/七人の花嫁 Seitse pruuti [Trad.]/トール・フィドラーTall Fiddler/世界を巡れ Ule ilma.

 バルト三国のエストニア、その国民的人気バンドだという。ムーンシャイナー誌2016年9月号で特集、そして10月2日の兵庫県三田市での来日ツアー最終日となる「北欧の音楽祭 スペルマンス・ステンマ」を観に行った。そのパフォーマンス力に、正直、驚いた。エストニア語で演じられるオリジナル曲とトラッドのアレンジ、また現代風オリジナルインストは、バンジョーレスのブルーグラス編成ながら、その国内での人気が証明するようにメインストリーム市場で十分に堪えうる音楽性、すなわち日本の聴衆にも大受けだった音楽力を持っている。

 ブルーグラスにはまったフィドルとメインボーカルのエーヴァとマンドリンのヴィッルのタルシ夫妻、そしてギタリストのヤルマル・ヴァバルナとベースのターヴェト・ニレルはともにヴィッル・タルシが教鞭をとるというタルトゥ大学・ヴィリヤンディ文化アカデミーでそれぞれギターとベースを専攻したという、正式な音楽教育を受けてブライアン・サットンやエドガー・マイヤーを目指すという、現在の米国ボストンで起こっていることと同様のことがエストニアでも起きている。ブルーグラスという最強のアコースティック弦楽器ノウハウをいかにそれぞれの国情に合わせて活かしていくか、すばらしいサンプルである。

 「国にブルーグラスバンドは二つだけなんだ」という中、ブルーグラスが盛んな北欧とは一線を画した独自のサウンドを創り上げ、昨年のエストニア国内の音楽賞を総なめ、ポップ音楽賞も三部門で獲得。またIBMAの影響下に生まれたヨーロッパ全域のブルーグラス大会、EWOB(ヨーロピアンワールドオブブルーグラス)の2016年最優秀バンドを受賞している。フィドル、マンドリン、ギター、ベースのホットピッキンとエーバの魅力的なハスキーボイスが創る彼ら独自のエストニア風ブルーグラスを偏見なく楽しんで欲しい。
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