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Today's topic No. 019
  2016/9/12

  まだカントリーがアパラチアのヒルビリー音楽を体現していた1950年代、女性として初のナンバーワンヒット“It Wasn't God Who Made Honky Tonk Angels”を産み出し、2012年7月に亡くなったカントリーの女王、キティ・ウェルズ(1919-2012)へのホンキートンク充溢の追悼アルバム。
 


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HOTR-7338 V.A.『Remembering Kitty Wells』CD(本体\2,450-)\2,646-

It Wasn't God Who Made Honky Tonk Angels(Loretta Lynn)/How Far is Heaven(The Whites)/Mommy For A Day(Rhonda Vincent)/We Missed You(Bill Anderson)/Searching(Ronnie Milsap)/Making Believe(Wanda Jackson)/Amigo’s Guitar(Mona McCall)/A Tribute To Kitty Wells(Justin Trevino)/Will Your Lawyer Talk To God For You(Norma Jean)/There Must Be Another Way To Live(Amber Digby)/Oh So Many Years(George Hamilton IV)/You Don’t Hear(Georgette Jones)/It’s All Over But The Crying(Jan Howard)/The Lonely Side Of Town(Dottsy)/Kitty Wells Started It All(Tom T. Hall)/Dust On The Bible(Joe Paul Nichols)全16曲

ロレッタ・リン、ザ・ホワイツ、ロンダ・ビンセントほか、ハートオブテキサス・レコードの代表アーティストが彼女の代表曲をクラシック・カントリー・スタイルで演じる。

 戦後の日本人男性には、「レディーファースト」という言葉で知られるアメリカの女性たち、しかし南部、とくにアパラチアという閉鎖社会に閉じ込められた女性たちシチュエーションはきわめて過酷なものであったことは近年よく知られる。

 そんな中から、カントリーシンガーには珍しいナッシュビル生まれで、15歳のときから大切に育てられた……という感のキティ・ウェルズ、「酒場の女」という、当時にしては刺激的なキャッチフレーズで登場したものの、その清楚なアパラチア感を持ち続けたまま大物シンガーとなっていったように思う。

 そんな戸惑いが(誤解にせよ)素晴らしい映像で観られた『KITTY WELLS AND JOHNNIE & JACK』(DVD \3,402-)、ショット・ジャクソンのフェンダー社スティールギターとドブロ、レイ・クリスプまたはベニー・マーティンのフィドルを擁したバックバンドというお宝!!)とともに、彼女が遺したレガシーをメインストリームカントリーとは一線を画した、いわゆる「ホンモノ」のホンキートンクカントリーを提供しつづけるハートオブテキサスレコードが発表。全カントリーファンにお勧めの、女性カントリーに捧げられた秀作。

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