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[B.O.M.Services 最新入荷&ベストセラー]
2025年1月1日
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今月のハイライト |
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●MMKE220 THE CAROLINA CUTUPS CD(\2,650-)\2,915-税込
Bowling Green/Dim Lights, Thick Smoke/Keep a Memory/Short Life of Trouble/Ducks on a Mill Pond/Locks and Bolts/Bravest Cowboy/Stone Walls Steel Bars/Harolds Super Service/Fox Chase/Weapon of Prayer/Shortnin' Bread/Lonesome River/Gloryland全14曲
豊かなオールドタイム、ブルーグラスの宝庫、ノースカロライナ州ピードモントの中学の数学教師と、その教え子たちによるブルーグラス・バンド。マシュー・ルービン(bj)、デイヴ・ヘンダーソン(g)、スペンサー・ウッドマン(bs)は卒業後、中国やニューヨーク、シカゴでそれそぞれの道を歩んでいたが、コロナ禍で故郷に戻った時に再会、バイオリン奏者で、当時は数学の教師でもあったティム・ウェルズとバンドを結成、シェナンドア・カットアップスのような初期のブルーグラス・グループに倣って作られた、カロライナ・カットアップスが誕生した。ウェルのオールド・タイム・フィドルとルービンのブルーグラス・バンジョーを中心に、スタンレーやフラット&スクラッグス等、お馴染みの曲を取り上げ、ノースカロライナの様々なストリングバンド音楽の伝統を活かした、独特のハードドライビング・サウンド。 |
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■ブルーグラス新入荷 |
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●EMM5076917 BILL MONROE『Bluegrass Breakdown』CD(\2,650-)\2,915-税込
Orange Blossom Special/Uncle Penn/Footprints in the Snow/Bluegrass Breakdown/I Saw the Light/Shady Grove/Shenandoah Breakdown/Muleskinner Blues (Blues Yodel No. 8)/The Prisoner's Song/Blue Moon of Kentucky/Can't You Hear Me Callin'/Nine Pound Hammer Is Too Heavy全12曲
この音源は1981年に海賊盤として「Stack-O-Hits」から発表された1965年頃の非公式音源。『The Music of Bill
Monroe』(N.ローゼンバーグ & C.ウルフ共著)に拠るとビルに加えて、レフティのバンジョー弾きドン・ラインバーガー、フィドルとビルがテナーに回ったときのほとんどのリード・ボーカルを取るベニー・ウィリアムス(f)、ギターにジミー・エロルド(g)ベースはジェームス・モンローという面々。1963年にビル・キースが画期的なメロディック・スタイルのバンジョーをモンローの音楽に持ち込み、フォーク・リバイバルに乗って都会のリスナーの支持を得た時代の典型的なライブ・ショーの模様を収録。この後、ピーター・ローワン(g)、リチャード・グリーン(f)、ラマー・グリア(bj)といったシティ・ボーイによる伝説の『Bluegrass
Time』の時代の前夜という趣。 |
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●NONE559053 EMMYLOU HARRIS & THE NASH RAMBLERS『At the Ryman』CD(\3,100-)\3,410-税込
Guitar Town/Half As Much/Cattle Cal/Guess Things Happen That Way/Hard Times/Mansion
On The Hill/Scotland/Montana Cowgirl/Like Strangers/Lodi/Calling My Children
Home/If I Could Be There/Walls Of Time/Get Up John/It's A Hard Life Wherever
You Go-Abraham, Martin And John/Smoke Along The Track/Rollin' and Ramblin'(The
Death of Hank Williams)*/The Nash Ramble 再入荷
グラム・パーソンズとのコラボでカントリー・ロックの誕生に立会い、『Blue Kentucky Girl』でトラッド・カントリー回帰、ブルーグラス作品『Roses
In The Snow』等、カントリー・ミュージックのシーンで話題作を提供し続けてきたエミルー・ハリスが、サム・ブッシュが率いたナッシュ・ランブラーズをバックに従えて、極上のアコースティック・カントリーに取り組んでいた1992年作品に2曲の未発表音源を加えた再発盤。スティーブ・アールの1曲目から、フォスター、ハンク・ウィリアムス、ビル・モンロー、ブルース・スプリングスティーンまで、音楽スタイルを超越した存在感。アル・パーキンスのドブロを皮切りにサム・ブッシュのエネルギー全開、ジョン・ランドールのフラット・ピッキンも冴えるインスト曲"The
Nash Ramble"は圧巻。バーズの『ロデオの恋人』で南部の保守的なカントリーというイメージとは違ったカントリー・ロックというあたらしい流れを創りながらも早世したグラム・パーソンズの遺志を引き継いできたエミルーと、ニューグラス・リバイバルのリーダーとしてムーブメントを牽引、メジャーでの成功を収めて更なるステップにを踏み出したサム・ブッシュ(m,f)がアル・パーキンス(d)、ラリー・アタマニュィック(drums)、ジョン・ランドール(g)、に加えてロイ・ハスキーJr.(bs)の参加で奇跡のような最強のアコースティックによるツアー・バンドが実現した。ハンク・ウィリアムスやジョニー・キャッシュ、トム・フォガティ、からビル・モンローのハイロンサムの極めつけ"Walls
of Time"をはじめとしたブルーグラスのスタンダードまでを取上げている。 |
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●ACBT3532 OSBORNE BROTHERS『Early Years: Complete Releases 1951-62』2CD(\3,900-)\4,290-税込
ケンタッキー出身のボビー&ソニーのオズボーン・ブラザーズはブルーグラスでキャリアをスタートして、その名人芸とも云える卓越した演奏技術と完璧なタイト・ハーモニーでカントリー界でも成功、年代以降はオーセンティックなブルーグラス。の世界でも成功、1980年代以降はオーセンティックなブルーグラス・スタイルに戻って、ソニーが2005年に引退するまで活動を続けた。この54曲入り2枚組CDは、1951年に姉のルイーズと共にキティ・レーベルからリリースされた最初のシングルから始まり、1954年から55年にかけてのジミー・マーティンとRCAからリリース、その後のMGM録音を収録。MGM録音にはレッド・アレンが参加。1958年のヒット曲"Once
More"」や、1970年に再レコーディングしてヒットした"Ruby Are You Mad"のオリジナル・ヴァージョンも収録。彼らの初期の作品を知らない人にとっては入門編として最適であり、彼らの独特で研ぎ澄まされたブルーグラス・ブランドの素晴らしいショーケースである。 |
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●SFW-40228 V.A.『Epilogue: Tribute To John Duffey』CD(\2,450-)\2,695-税込 再入荷
カントリー・ジェントルメン、セルダム・シーンでおなじみ「モダン・ブルーグラスの父」称せられるジョン・ダフィ(1934-1996)、彼を敬愛するブルーグラス45の大塚章と故ロニー・フリーランドの共同プロデュースでエディ・アドコック、マイク・オールドリッジ、ジョン・スターリング等の所縁の深いミュージシャンをはじめサム・ブッシュ、トニー・ライス、ジェリー・ダグラス、ティム・オブライエン、ジョン・コーワン、ジェームス・キング他、オールスター・キャスト、15年以上の歳月を掛けて完成させた、追悼アルバム。貴重な写真満載の40頁のブックレット付き。あるうちにどうぞ。 |
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●SFW-40238 V.A.『Industrial Strength Bluegrass: Southwestern Ohio's Musical Legacy』CD(\2,450-)\2,695-税込 再入荷
アパラチアンらの移住者がもたらしたブルーグラスとカントリーの歴史にスポットを当てた素晴らしい企画作品。ラジオ・ランブラーズのリーダーでラジオ局経営にも携わってきたジョー・マリンズのプロデュースの下、ドワイト・ヨーカム"Readin',
Rightin', Route 23"、ダン・ティミンスキーによるジミー・マーチン"20/20 Vision"、ハーリー・アレンの名曲"Suzanne"をキース・ホィットリーの影響色濃いモー・ピットニー、ラリー・スパークスのメドレーをジョッシュ・ウィリアムス、ブラッドレィ・ウォーカー、ラッセル・ムーアという当代随一のシンガーが共演、リーアン・ウォーマックによるデイブ・エバンスの"From
Life's Other Side"、フランク・ウェイクフィールドのインスト曲"Mountain Strings"をシェラ・ハルが演じる等々、全曲ハイライトといっても良い素晴らしい内容。 |
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[クリスマス作品] |
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●BBR-0216 DARIN & BROOKE ALDRIDGE『Hometown Holiday』 CD(\2,650-)\2,915-税込
"With Bells On"、"Little Saint Nick"、"It Wasn't
His Child"を含む12曲の新曲クリスマス・ソングに加え、ボーナス・トラックとして彼らのヒット・クリスマス・シングル"Light
of the Stable"を収録。サマンサ・スナイダー(f)、ジェイコブ・メッツ(d)、ビリー・ジー(bs)というツアー・バンドに加え、マーク・フェイン(bs)、ステュアート・ダンカン(f)、ティム・サレット(bs)、デヴィッド・ライン(piano)らブルーグラスの名手が参加。スタトラー・ブラザーズのドンとハロルド・リード作"Who
Do You Think?"ではブルック美しいリード・ヴォーカルに加え、夫のダリン(m)ハーモニー・ヴォーカル、サマンサ・スナイダー(f)、コディ・キルビー(g)、マーク・フェイン(bs)によるバッキングが冴える。鈴の音がワクワクするドリー・パートン作"With
Bells On"や手拍子が楽しい"Must Be Santa"でクリスマス気分も盛り上がる。カントリー・ジェントルメンの"Christmas
Time Back Home"』はストレートなブルーグラス。ラストのボーナス・トラックはステュアート・ダンカン(f)とマーク・フェイン(bs)参加の"Light
of the Stable』は1979年にリリースされたエミルー・ハリス初のホリデー・アルバムのタイトル曲、ここではダーリンとブルックによるハーモニーが素晴らしい。 |
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●SIG-2052 SWEETBACK SISTERS『Country Christmas Singalong Spectacular』CD(\2,950-)\3,245-税込
ブルックリン出身の小粋な現代版ホンキートンク・バンド、スウィートバック シスターズのご機嫌なロッキン・カントリーのクリスマス・アルバム。エミリー・ミラーとザラ・ボーデのカリスマ的ボーカルの掛け合いを中心に、お馴染みのナンバーを演じる。トワイギーなイントロがワクワクする"Santa
Claus Is Coming To Town"、ゆったりと美しいハーモニーの"Walking in a Winter Wonderland"、ブルーグラスでもお馴染みの"Beautiful
Star of Bethlehem"、ブレンダ・リーの"Rocking Around the Christmas Tree"では腰を振るサンタクロース人形が目に浮かぶ。賛美歌を動物の鳴きまねで演じる"Hark!
The Herald Angels Sing"には賛否分かれるかも。"It's Beginning to Look a Lot
Like Christmas"はご機嫌なカントリー・ギター・インスト。ハワイアン風味の"Christmas Island"ムーディに演じるフランク・シナトラの"Have
Yourself a Merry Little Christmas"等々、 毎年恒例の『Country Christmas Singalong
Spectacular』なるイベントで劇場を満席にしているという。 |
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■オールドタイム・フォーク・アメリカーナ新入荷 |
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●DIRT-0122 CALEB KLAUDER & REEB WILLMS『Gold In Your Pocket』CD(\2,750-)\3,025-税込
オレゴン州ポートランドを本拠に活動するフォグホーン・ストリンクバンドのケイレブ・クラウダーとリーブ・ウィルムスによる、『Oh Do Your
Remember』(2012)、『Innocent Road』(2016)に続く3作目、フリーダートから初となるアルバム。ルーツ音楽に深く根ざした二人に加えてペダル・スチールとエレキ・ギターを加えたシンプルなアプローチで、往年のクラシック・カントリー、ブルーグラス、オールド・タイム、ケイジャンの影響を融合させたサウンドを聞かせる。伝説的なケイジャン・ミュージシャンでエンジニアのジョエル・サヴォイによるルイジアナ録音とクリス・スクラッグス参加のナッシュビル録音。 |
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●ARH-522 WHITETOP MOUNTAIN BAND『Bull Plus 10%』CD(\2,450-)\2,695-税込
アパラチア200年有余の伝統音楽を演じつづけているというホワイトトップ・マウンテン・バンドの一時間におよぶライブを収めた2006年リリース.作品。当時、70才になるフィドラー、ソーントン・
スペンサーをリーダーに、妻のエミリー(bj)、現在、ソロとして活躍中のマーサ(g)の3人を核に、スペンサー・ペニントン (g)とミシェル・ライル(bs)が加わった典型的なオールドタイム・ストリングバンド。G.B.グレイソンやドック・ワトソンなどを生んだ、東テネシーと北カロライナに囲まれたバージニア西南部に現在も息づいている
オールドタイム音楽とダンス文化、フィドル・チューンを軸にオリジナル・バラッドやブルース、女性陣に よるボーカル物も味わい深い。アパラチアの山深くに現存するホンモノ音楽。 |
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●ATRD166765 JERRY GARCIA & DAVID GRISMAN『Bare Bones: Volume I - Master
Takes』3CD(\4,500-)\4,950-税込
デイヴィッド・グリスマンとジェリー・ガルシアのデュオとして後に『Garcia/Grisman』、『Shady Grove』、『Been All
Around This World』、『Not for Kids Only』としてリリースされた録音のマスター・テイク集。 |
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■カントリー・ポップ・ロック新入荷 |
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●LHWY166951 RINGO STARR『Look Up』CD(\2,750-)\3,025-税込 1/10発売予定
Breathless (Featuring Billy Strings)/Look Up (Featuring Molly Tuttle)/Time on My Hands/Never Let Me Go (Featuring Billy Strings)/I Live for Your Love ((Featuring Molly Tuttle)/Come Back (Featuring Lucius)/Can You Hear Me Call (Featuring Molly Tuttle)/Rosetta (Featuring Billy Strings & Larkin Poe)/You Want Some/String Theory (Featuring Molly Tuttle & Larkin Poe)/Thankful (Featuring Alison Krauss)
ビートルズのリンゴ・スターが、映画『オー・ブラザー』やブルーグラス・ミュージシャンを起用したアメリカーナ作品で知られるT・ボーン・バーネットを共同プロデュースに迎えて、ビリー・ストリングス、モリー・タトル、ルシアス、ラーキン・ポー、アリソン・クラウス参加の全く新しいカントリー・ミュージック・アルバム『ルック・アップ』を2025年1月10日にロスト・ハイウェイ・レコードからリリース。 |
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■発掘、編集新入荷 |
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●CUTY230 GEORGE JONES『The Lost Nashville Sessions』CD(\2,750-)\3,025-税込
Window Up Above/I'll Share My World with You/The Race Is on/The Grand Tour/Once
You've Had the Best/Love Bug/She Thinks I Still Care/Four O Thirty Three/The
Honky Tonk Downstairs/Old Brush Arbors/A Picture of Me Without You/Walk
Through the World with Me/Tender Years/She's Mine/White Lightnin'/Hey Good
Lookin'全12曲
史上最高のカントリー・シンガーと称されるジョージ・ジョーンズ、1970年代にラジオでオンエア用に録音された音源で、これまで商業的にリリースされたことはない。有名曲を多数集めたこれらの録音は曲の間にアナウンサーの声を入れて、しばしば1テイクか2テイクで録音され、番組を放送後、しばしばそれを破棄したり廃棄されていたが、カントリー・リワインド・レコード社長兼エグゼクティブ・プロデューサーのトーマス・グラムーリアは、箱入りのオリジナル・マスター・テープを発見、その多くは状態が悪く、何年も触れられていなかったが、最新技術を駆使して、アナウンスやその他の余計なものを取り除き、音質を21世紀の標準に近づけるとともに、必要に応じて楽器を加えて現代に甦らせた。 |
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■日本のアーティスト |
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●RC-123 HARVEST MOON『In the Wind』CD(\1,980-)\2,178-税込
今年活動再開、京都の学生ブルーグラスが持つモダニズムを昇華したようなサウンドで、「ナンシーとピーター」のアイドル路線!?と「和製ブルーグラス」というキャッチで人気を博したハーベスト・ムーン全曲英詩のオリジナル作品集。古田直樹(f)と木下健太郎(m,f)による作詩作曲によるオリジナルを中心に、折り目正しい小野田浩二(bj)、そしてクールな毛利武志(g)と植田雅也(bs、2曲で作曲)のベースに支えられて、今井佐由子(1曲で作詞)のリード・ボーカル
がやさしく歌いかけてくれる。各人に似合わない英名のニックネームが付けられているが、彼らの創った英 詩とその歌は、そのニックネーム以上に馴染みやすいだろう。われわれ日本人がブルーグラスを唄うという
ことに、英語も日本語も関係ない、あるのは、そして重要なのは音楽に対する真摯な態度だけである。彼ら、ハーベスト・ムーンは自分たちの言葉で、自分たちの音楽を創り上げている。ぜひ、聴いてみて欲しい。 |
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■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品 |
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●ARH-524 VERN & RAY 『SAN FRANCISCO 1968』CD(\2,450-)\2,695-税込
60年代初め、スターデイに録音した"Cabin on a Mountain"と"Bluegrass Style"が早くに日本でも紹介されたことで知られるヴァーン&レイ、しかしながらそれ以外には殆ど公式録音がなく、いつしか「幻のバンド」となっていった彼らの貴重極まりない音源発掘。60年代前半のケンタッキー・カーネルズと並ぶ、ウェスト・コースト・トラッド・ブルーグラスの最重要遺産である。 |
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●ARH-9062 ROSE MADDOX with THE VERN WILLIAMS BAND『This Is Rose Maddox』CD(\2,450-)\2,695-税込
女性シンガーによる史上初のブルーグラス・アルバム『Rose Maddox Sings Bluegrass』(1962)から18年、クイーン・オヴ・ウェスト・コースト・カントリー、ローズ・マドックスがブルーグラス・レジェンド、ヴァーン・ウィリアムズと組んで発表した80年作品のCD化。 |
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[ムーンシャイナー1月号レビュー紹介作品] |
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●RPRW844792 BILLY STRINGS『Highway Prayers』2CD(\3,500-)\3,850-税込
発売直後にビルボートのアルバム・チャートの1位を獲得!!ビリー・ストリングス、2022年の親子共演『Me/And/Dad』以来、また2021年、ラウンダーからの『Renewal』以来となるソロ・スタジオ・アルバムは彼のメジャーからのスタジオ録音としてはデビューとなる作品。ブルーグラスから大きく逸脱する事無く、今のリスナーの琴線に触れる歌詞で自身の世界を構築、多くのファンをこの世界に引き込んでいる功績は大きい。 |
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●MAC-2024 MAC MARTIN『ROSEWOOD SESSIONS & LIVE AT WALSH'S LOUNGE (1971
& 1972)』2CD (\2,450-)\2,695-税込
ペンシルバニア州フィラデルフィア地域で1925年に生まれのマック・マーチン、本作は2022年に96歳で亡くなったマックがウェス・ホムナーのローズウッド・スタジオに残した5曲の未発表音源(内4曲は『Venango』のアウトテイク)と、ウォルシュ・ラウンジでの1971年と1972年のライブ音源のカップリング。 |
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■ブルーグラス最近作/お勧め作 |
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●RCSI-1193 THE ALUM RIDGE BOYS & ASHLEE『Live At WPAQ』CD(\3,200-)\3,520-税込
バージニア州のブルーリッジ・マウンテンを拠点に伝統的なブルーグラスやマウンテン・ミュージック、アーリー・カントリーを演じるアルム・リッジ・ボーイズ&アシュリー初の自主制作盤。アンドリュー・スモール作の"You Don't Care"を皮切りに、トラッド・ブルーグラスのシングルを集めたカウンテイの名盤『Spring Time In The Country』に収録されていたラリー・リチャードソン & ハッピー・スミスの"Just Let Me Fall"、バズ・バスビーの"Lonesome Road"、トレバー作のインスト曲"Toast 'em Dry"では変則チューニングのマンドリンが良い効果。全18曲、極上のブルーグラスを演じている。 |
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●EICK940064 DAN TYMINSKI『Live From The Ryman』CD(\2,950-)\3,245-税込
ロンサム・リバー・バンドの歴史的名盤『Carrying the Tradition』をはじめとして、80年代のメインストリーム・ブルーグラスをリード、現在も活動を続けるアリソン・クラウス&ユニオン・ステーションのメンバーとして又、ソロ活動も積極的に行なうダン・ティミンスキー(g)が、シェイソン(bj)&
グレイス(bs)・デイビス夫妻とイースト・ナッシュ・グラスのハリー・クラーク(m)、マディ・デントン(f)、ゲイヴン・ラージェント(d)という強力なメンバーを従えて凄まじいばかりのパフォーマンスを披露した、ナッシュビルのライマン公会堂に於けるライブ・レコーディング・アルバム。 |
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●MCM-0024 DEL MCCOURY『Songs Of Love And Life』CD(\2,750-)\3,025-税込
[2024年IBMA年間最優秀エンターテイナー、年間最優秀バンジョー:ロブ・マッカリー]
1939年2月1日生まれの現在85歳のデル・マッカリー、前作2021年リリースの『Almost Proud』に続く最新作。デル自身と息子のロニーがプロデュースで、ケニー・ロジャース、ロイ・オービソン、エルヴィス・プレスリー、そして次世代の才能モリー・タトル等々、ヴィンテージからコンテンポラリーまで様々な選曲で聞かせる。 |
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●NNS698603 MOLLY TUTTLE & GOLDEN HIGHWAY『City of Gold』CD(\2,650-)\2,915-税込
[2024年IBMA年間最優秀アルバム]
祝2年連続グラミー・ベスト・ブルーグラス・アルバム受賞とIBMA年間最優秀アルバム!!モリー・タトルが自身のゴールデン・ハイウェイを率いて2022年に発表したNonesuch移籍第一弾作品にしてグラミー賞受賞アルバム『CROOKED TREE』に続く最新作。 |
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●PATUX-358 LEON MORRIS『The Best of Leon Morris』CD(\2,650-)\2,915-税込
カナダのトロント生まれでオンタリオ育ち、幼少の頃からハンク・スノウ等のカントリーに親しみ、デトロイト、シカゴ。カンサスと渡り歩き、60年代からワシントンDCでバズ・バズビーやビル・エマーソンと活動を始めたベテラン・ブルーグラス・シンガー、レオン・モリスの、フランク・ウェイクフィールド(m)との共演盤から5曲他、パタクセントの音源を集めたコンピレーション。レオンの親しみ易いボーカルが耳に心地よい。"Lena"と"Sitting Here Waiting for You"ではダニー・ペイズリーの強力なテナー・ボーカルとのデュオが圧巻。 |
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●SIG-2157 TWISTED PINE『Love Your Mind』CD(\2,950-)\3,245-税込
ノー・デプレッション誌が「ポップな栄光、ファンキーなグルーヴ、宇宙船のようなサウンド」と絶賛した『Right Now』に続く待望の作品。実験的なプロダクション、各メンバーの意見を取り入れた大胆不敵なソングライティング、精巧に練り上げられた共同アレンジ、時に名人芸的で、常に直感的な演奏。あなたの心を愛することを要求するバンドのサウンド。
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[温故知新] |
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●SF-40064 BILL MONROE & DOC WATSON『Live Duet Recordings1963-1980』 CD(\2,450-)\2,695-税込
これまた超貴重ライブ集だ。かつて海賊LP盤として出回ったことがあるが公式には初の登場である。ビル・モンローとドック・ワトソンという2人の巨人が、その全盛期に組んでマンドリン&ギターのブラザー・デュオ・スタイルに挑戦するという、正しく「夢の共演」である。ラルフ・リンズラーがフォーク・リバイバルの最中にも拘らず当時不遇だった2人の本物のルーツ音楽を体現できるアーティストの為にコーディネイトしたものだ。ここに収められた16曲はその時、1963〜66年の間に録音されたもの(1曲のみ1980年のホワイトハウスでの録音が含まれている)である。 |
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●KCD-1423 MOORE & NAPIER『Truckin' Favorites』CD(\2,100-)\2,310-税込
ブルーグラス・ミュージックで最もソウルフルなヴォーカリストのひとり、サウスカロライナ出身のギタリストでシンガー・ソングライターのチャーリー・ムーアと、スタンレー・ブラザーズと録音した"Daybreak In Dixie"のマンドリンでマルチ・インストゥルメンタリスト、シンガー・ソングライターのビル・ネイピアとのコンビによるキング録音のコンピレーション。ジミー・マーチンや、最近ではロニー・ボウマンがカバーした"Truck Driver's Queen"他、トラック・ドライバー・ソング集。 |
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■オールドタイム・フォーク・アメリカーナ最近作 & お勧め作 |
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●EMG-11120 MIKE COMPTON & JOE NEWBERRY『Home In My Heart』CD(\2,450-)\2,695-税込
ナッシュビル・ブルーグラス・バンド、ジョン・ハートフォード・ストリングバンド、映画『オー・ブラザーズ』の挿入歌を演じたソギー・ボトム・ボーイズ等で活躍、モンロー・マンドリン・キャンプの主宰者としてインストラクターとしても優れた活動を続けるマイク・コンプトン(m,v)と、クロウハンマー・バンジョーの名手でIBMA年間最優秀ソング受賞の優れたソングライターとしても知られるジョー・ニューベリー(v,bj,g)、熟練の二人によるオールドタイム、ブルースを基調にした全曲、二人によるアレンジ又は共作含むオリジナル曲によるスタジオ作品。 |
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●LL-408 LAURA BOOSINGER & JOSH GOFORTH『Most of All』CD(\2,750-)\3,025-税込
癒し系アパラチアン・ボイスで人気のローラ・ブージ ンガーが、ETSU(東テネシー州立大学)バンドとしてTAROらとともに来日もしたマルチプレイヤーのジョッ
シュ・ゴーフォースとふたりで録音した優しく暖かい男女デュエット集。ジョン・ハートフォードの名曲"In Tall Buildings"他、伝統的なアパラチアン・デュオを、ゆったりと聴かせてくれるローラとジョッシュの秀作。 |
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■インスト最近作 & お勧め作 |
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●ROU-11622 TONY RICE『#58957:Bluegrass Giutar Collection』CD(\2,950-)\3,245-税込
ブルーグラス界に最も大きなインパクトを与え続けたトニー・ライス、愛器のシリアル・ナンバーをタイトルにした、彼のリズムとリード・ギターを焦点に集められたブルーグラス・インスト全21曲集が再入荷。そのすばらしいリードはもちろんだが、その希有なリズム・ギターに是非聴き入って欲しい。各曲でのトニー自身のコメントでの聴き所や、ギター"#58957"のことなど、寡黙だったトニーが解説するのも嬉しい。 |
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■カントリー・ポップ・ロック最近作 & お勧め作 |
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●THTG5035 DWIGHT YOAKAM『Brighter Days』CD(\2,750-)\3,025-税込
ドワイト・ヨーカム、ケンタッキー出身で西海岸のカウパンク・シーンで頭角を現し、ベイカーズ・フィールドの大御所バック・オウエンスとの共演を果たし、役者としての才能も発揮する彼の9年ぶりのオリジナル・アルバム。12曲のオリジナルに加えてカーター・ファミリー"Keep On The Sunny Side"、バーズやデザート・ローズ・バンドデお馴染みの"Time Between"、カリフォルニアのオルタナ・ロックのケイクの"Bound Away Cake"の3曲のカバー曲。先行シングルの"Wide Open Heart"は初期の『Guitars, Cadillacs etc.』や『Hillbilly DeLuxe』を髣髴させるご機嫌なロッキン・カントリー、ラッパーのポスト・マローンを迎えて"I Don't Know How To Say Goodbye (Bang Bang Boom Boom)"では息ぴったりのデュオを聞かせる。 |
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●SIG-2150 BRENNEN LEIGH『Ain't Through Honky Tonkin' Yet』CD(\2,750-)\3,025-税込
1984年生まれてノース・ダコタ出身のブレナン・リー、シグネチャー・サウンドから2作目となるソロ・アルバム。自主制作のソロ・デビューではブルーグラス。カントリー・ルーツに根ざしたソングライティングによる粒揃いのオリジナルの数々を、表現力豊かなボーカルで聞かせる。 |
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■発掘、編集 最近作 & お勧め作 |
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●SF-40038 VARIOUS ARTISTS『Mountain Music Bluegrass Style』 CD(\2,450-)\2,695-税込
1959年に発表されたあまりにも有名なフォークウェイズ作品がCD化され再発売だ。しかも故アール・テイラー等の未発表曲四曲のオマケ付!!この作品が当時の米国北部学生達や日本の60年代の学生等に与えた影響は測り知れない程大きいのだ。本物の50年代ローカル・ブルーグラスを存分にお楽しみ下さい。 マイク・シーガーの素晴らしい編集である。 |
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■楽器関連作品 |
*バンジョー |
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●PATUX-372 ALAN MUNDE『Excelsior』CD(\2,650-)\2,915-税込
●PATUX-372T ALAN MUNDE『Excelsior Tab-Book』57ページBook(\3,500-)\4,110-税、送料込み
70年代にカントリー・ガゼットのバンジョー奏者として絶大な人気を誇ったアラン・マンデの最新スタジオ作品。 2021年にスティーブ・マーチン賞で得たお金を制作につぎ込んだと言う本作は50年にも及ぶ音楽活動で出会った人たちや場所への強い思い思い出を披露した全15曲中13曲がアランのオリジナル、残り2曲がギターで参加しているエリオット・ロジャースの作品という構成。
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*マンドリン |
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●KH-001 WYATT ELLIS『Happy Valley』CD(\2,450-)\2,695-税込 再入荷
14才の天才マンドリン・プレイヤー、ワイアット・エリス、待望のデビュー作。シエラ・ハルの夫のマルチ・インストゥルメンタリスト、ジャスティン・モーゼスがプロデュース。リッキー・スキャッグス
& ケンタッキー・サンダーのギターリストのジェイク・ワークマン、斯界最高のフィドラーであるマイケル・クリーブランド、音楽面のもならずミュージシャンとしての姿勢にも大きな影響を与えているシエラ・ハル等のマンドリン・プレイヤーが共演、若きマンドリン・プレイヤーのデビューに花を添えている。 |
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*フィドル |
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●PATUX-347 WILLIE MARSCHNER CD(\2,450-)\2,695-税込
ワシントンDC地区在住、発売当時13歳のフィドラー、ウィリー・マーシュナーのデビュー作。ケニー・ベイカー、アーサー・スミス、ハウディ・フォレスター"等、先人達へのリスペクト溢れるカバーに加えて、スゥィングやオールドタイムやアイリッシュのメドレー等々。 |
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*ギター |
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●COMP-4831 REBECCA FRAZIER『Boarding Windows in Paradise』CD(\2,450-)\2,695-税込
バージニア.生まれ、可憐なボーカルで凄腕ギタリスト、フラットピッキンマガジン誌の表紙(2006年9月号)を女性として初めて飾ったレベッカ・フレイジャー、『When
We Fall』に続くコンパスからの2作目。メジャー・デビュー後のニューグラス・リバイバルを髣髴とさせるサウンドが聞かれる。 |
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■書籍、教則おすすめ |
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●BOOK-67 『カントリー・ミュージックの地殻変動―多様な物語り(ストーリーテリング)』BOOK(\2,400-)\2,640-税込
ポピュラー音楽研究者の大和田俊之の監修のもと、永冨真梨が責任編集を行った。インタビューや対談、研究者によるエッセイに加えて、カントリーとの関わる体験を交えたディスクガイド210枚を収録。ベラ・フレック、アビゲイル・ウォッシュバーン、有田純弘による鼎談も収録。小田晶房と永冨の京都のフォーク・ブルーグラス・カントリーシーンに関する対談からは、渡辺三郎の活躍とその背景も描き出される。現在日本のカントリー、アメリカーナを先導する高田漣、長岡亮介、それらの土台を作ってきたKeiko Walker、三宅伸治も参加。ミッキー・カーチスがプロデュースした、日本のアメリカーナの元祖とも言える幻のアルバム『カントリー・パンプキン』の秘話も注目。『ムーンシャイナー』編集長、秋元慎のブルーグラスのディスクガイドは永久保存版。
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■楽器、その他…… |
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●MISCEJM75C 『DADDARIO MANDOLIN MONEL MEDIUM PLUS 』(\2,000-)\2,200-税込
ダダリオ社のニッケルと銅の合金であるモネル製の巻弦を採用したマンドリン弦。煌びやかなブロンズ弦と比べてナチュラルなトーンを好む方にお勧め。ギブソン社から出ていたサム・ブッシュ弦(11-14-25-41)と同じカスタム・ケージ。 |
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●MISC-PF190 『GHS AMERICANA SERIES BANJO LIGH(10-11-13-W20-10)』(\900-)\990-税込
話題のGHS社、ノーム・ピケルニー使用弦。メーカーによるとDCT極低温凍結プロセスにより、弦を長持ちさせ、もう少し明るくする。低温処理を施すことによりステンレス鋼の輝きを保ちながら、ニッケルのようにあなたのフレットに優しい弦とのことです。
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●MISC-0012 =BILL KEITH BANJO STRINGS(\1,200-) \1,320-税込
ビル・キースバンジョー弦限定入荷。特徴は1、2、5弦が同じゲージ。.011 .011 .015 .022 .011(ミディアムゲージ)。4弦ブロンズ(スチールも有り)が珍しい。 |
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●MISC-5THN =BANJO 5弦用釘(\220-)\242-税込
鉄道模型用の犬釘です。少し加工が必要ですがブルーグラスバンジョープレーヤーのスタンダード。簡単なインストラクションとスペア用も含めて10本入りです。 |
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●MISC-NP2 NATIONAL『Finger-Pick PAT. No. 1787136 U.S.A.』(\700-)\770-税込
定番、戦前のオールド・ナショナルの復刻版フィンガーピック。ニッケル・シルバー素材厚み 0.025インチ、No.1787136の特許ナンバーの刻印入り、こちらも永遠のスタンダードです。ディーラーシップの変更に伴い止む無く価格改定させて戴きました。 |
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[祇園隆司追悼] |
関西出身で関東方面で活躍したフィドラーの祇園隆司さんが12月15日に亡くなりました。彼が残した生前に残した唯一のアルバムで在りし日の姿を偲びたいと思います。
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●MW-001 G-ON!『Club Cat』CD(\2,800-)\3,080-税込
東京周辺の、いわゆる関東ブルーグラスを見事に集約した秀作『ジー・オン!』。関西出身で横浜在住のフィドラー、祇園隆司が中心となり、岸本一遥(=勇人)と茂泉次郎とのトリプル・フィドルを軸に、ビル・モンローと彼のフィドラー達が完成させたブルーグラスの様式美のあるパターンを徹底的に追求した結果が、見事なサウンドに結実している。トリプル・フィドル(バイオリン3台によるハーモニー)は1950年代に完成されたものの、ここに表現されているのは1970年代、モンロー・サウンドが究極の完成を見た頃の手法だ。恐らく祇園のアイドルでもあろうケニー・ベイカーとバディー・スパイカーらの発想法やセンスを下敷きに、イントロや間奏はもちろん、フィドラーならではのバックアップ等々、あるスタイルにおけるブルーグラス・フィドルの美学が凝縮されている。バンジョーの増田浩(2曲で有田純弘)とマンドリンの竹内信次(2曲でサンディー・ロスマン)らの意表を突くアイデアや、小島慎司のドブロとジョン藤村のベース、そしてベテラン・ボーカリスト達、笹部益生、故柳沢光昭、奥沢明雄の3人3様の味わい深いボーカル。制作に10年がかかったという本作、かかわったミュージシャン達には様々な思いがあろうが、聴く者にとっては誠に見事な、関東ブルーグラスの90年代を的確に捉えた傑作である。(渡辺三郎)
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