HOME PAGE | ご注文|NEWSLETTER INDEX |前のご案内 |次のご案内     
  [B.O.M.Services 最新入荷&ベストセラー]

2024年11月1日

  PDF FILE 印刷フォーマットでも読んでいただけます。 
 ■今月のハイライト
  ●MAC-2024 MAC MARTIN『ROSEWOOD SESSIONS & LIVE AT WALSH'S LOUNGE (1971 & 1972)』2CD (\2,450-)\2,695-税込

DISC1:If I Lose/Old Lonesome Time/Backtrackin'/In My Heart You Will Always Be Mine/Love & Wealth全5曲

DISC 2:Just to Ease My Troubled Mind/Doin' My Time/Salt Creek/Does It Have to End This Way/Used to Be/Why Do You Weep Dear Willow?/Lee Highway Blues/Don't You Cry over Me/I'm Lonesome Without You/Pretty Flowers for My Pretty Baby/In Despair/White House Blues全12曲

 ペンシルバニア州フィラデルフィア地域で1925年に生まれのマック・マーチン、本作は2022年に96歳で亡くなったマックがウェス・ホムナーのローズウッド・スタジオに残した5曲の未発表音源(内4曲は『Venango』のアウトテイク)と、ウォルシュ・ラウンジでの1971年と1972年のライブ音源のカップリング。マック・マーチン最後のスタジオ録音となった音源ではマック(g,m,v)、ボブ・マーチン(lead guitar)、ノーム・エイジンガー(bs)に加えてブラッド・ファウスト(m)、キース・リトル(bj)、マイク・カーソン(f)、ロン・メッシング(d)が参加、マーチンのオリジナル・インスト"Backtrackin'"他、チャーリー・プールがオリジナルでスタンレーでお馴染みの"If I Lose"、ソニー・ジェームスやカール・スミスの"Old Lonesome Time"、ジミー・デイビスの"In My Heart You Will Always Be Mine"、ルービン・ブラザーズの"Love & Wealth"。
マック・マーチンは1925年生まれ、本名、ビル・コレラン、1940年代の後半にペンシルバニア州グリーズバーグのWHJB局でビル・ヒギンズ(f)、ビル・ワグナー(bs)とパイクカウンテイ・ボーイズを始めたときに、同じバンドに3人のビルが居るのは紛らわしいのでマック・マーチンのステージ・ネイムを使うようになったという。デキシートラベラーズは1957年に結成、メンバーの仕事や家庭の関係でピッツバーグに留まっての活動が中心となったが、ブルーグラスのスタンダードやアーリー・カントリー、トラッド曲等、幅広いレパートリーでルーラル・リズムやゲイトウエィ、カウンテイ等に20枚以上のアルバムを残している。ここでは名盤の誉れ高い『Dixie bound』(COU-743)から"Just to ease my worried mind""Does it have to end this way"他、モンロー、スタンレー、フラット&スクラッグス、デルモア・ブラザーズ、ロイ・エイカフ、ベイルズ・ブラザーズ等々、録音から40年経った今、彼らの上質のトラッド・ブルーグラスが楽しめる。 
  ●EICK940064 DAN TYMINSKI『Live From The Ryman』CD(\2,750-)\3,025-税込

This Sad Song/Let Me Fall/Modern Day Jezebel/Cumberland Gap/Ode to Jimmy/God Fearing Heathen/The Boy Who Wouldn't Hoe Corn/I Am a Man of Constant Sorrow/Silence in the Brandy/Say Won't You Be Mine/GOAT/Whiskey Drinking Man/Old Home Place (Live)全13曲

 ロンサム・リバー・バンドの歴史的名盤『Carrying the Tradition』をはじめとして、80年代のメインストリーム・ブルーグラスをリード、現在も活動を続けるアリソン・クラウス&ユニオン・ステーションのメンバーとして又、ソロ活動も積極的に行なうダン・ティミンスキー(g)が、シェイソン(bj)& グレイス(bs)・デイビス夫妻とイースト・ナッシュ・グラスのハリー・クラーク(m)、マディ・デントン(f)、ゲイヴン・ラージェント(d)という強力なメンバーを従えて凄まじいばかりのパフォーマンスを披露した、ナッシュビルのライマン公会堂に於けるライブ・レコーディング・アルバム。フィドル&バンジョーのハイロンサムなイントロとアウトロ、マンドリン&ドブロのブレイクをフィーチャーした"This Sad Song"(アリソン・クラウスとアリソン・ブラウンの共作)に続いて強烈にドライブする"Let Me Fall"で会場は興奮の坩堝と化す。ティミンスキーがクラシック・ブルーグラスと呼ぶ悪女をテーマにしたJ.デイビス作"Modern Day Jezebell"。火を吹くようなインスト曲"Cumberland Gap"。ジミー・マーチン賛歌"Ode to Jimmyp"、最新スタジオ盤『God Fearing Heathen』のタイトルとなる自作ゴスペル曲、ゲイヴンの卓越したドブロ・ソロに続いてティミンスキーがユニオン・ステーションでも演じている"The Boy Who Wouldn't Hoe Corn"に続いて映画『オー・ブラザー』のサントラで大ヒットした"I Am a Man of Constant Sorrow"、最新スタジオ盤から"Silence in the Brandy"と"GOAT"、ソウルフルなボーカルと分厚いバックによるサポートが素晴らしいスタンレーの"Say Won't You Be Mine"、新曲のハード・ドライビング・ナンバー"Whiskey Drinking Man"、ラストはお馴染みの"Old Home Place"から"Train 45"でで大団円を迎える。最近聞いた中で一番強力なブルーグラス。
 ■ブルーグラス新入荷
  ●RPRW844792 BILLY STRINGS『Highway Prayers』2CD(\3,500-)\3,850-税込

Leaning on a Travelin' Song/In the Clear/Escanaba/Gild the Lily/Seven Weeks in County/Stratosphere Blues〜I Believe in You/Cabin Song/Don't Be Calling Me (At 4Am)/Malfunction Junction/Catch and Release/Be Your Man/Gone a Long Time/It Ain't Before/My Alice/Seney Stretch/Morbud4Me/Leadfoot/Happy Hollow/The Beginning of the End/Richard Petty全20曲

 IBMAアワードの年間最優秀エンターテイナーを2021年から3年連続で受賞、2021年に『Home』でグラミーのに最優秀ブルーグラスアルバムを受賞、モダン・ブルーグラスのスーパースター、ビリー・ストリングス、2022年の親子共演『Me/And/Dad』以来、また2021年、ラウンダーからの『Renewal』以来となるソロ・スタジオ・アルバムは彼のメジャーからのスタジオ録音としてはデビューとなる作品。前作『Live Vol. 1』はステージ上での彼のジャム演奏の限界を強調したコンサートのハイライト集だったが、このスタジオ セットはブルーグラスにしっかりと根ざして、ツアーを共にするメンバーとのハイロンサムなハーモニーと卓越したピッキングをフィーチャー、ビリーのブルーグラスへの深い理解と愛情が伺える。プロデューサーに、映画音楽の作曲も手掛けるという才能あるジョン・ブライオンを起用、大掛かりなギミック的な要素は薄れて、ブルーグラスに絵画的なニュアンスを加えているという。オープニングの"Leaning on a Travelin' Song"は旅をテーマに、トリオ・コーラスからツイン・フィドルのイントロに繋いで、オーセンティックなブルーグラスへのリスペクトを感じさせる。"Escanaba"、"Malfunction Junction"は、今ではオーセンティックに聞こえる、ニューグラス的インスト曲。"Seney Stretch"はリリカルなギター・インスト。"Gild the Lily"はミディアム・テンポで印象的なリフと美しいコーラスが特徴。ウェスタン調のアレンジを施した監獄物語"Seven Weeks in County"。州警察とのいざこざをトーキング・ブルースに仕立てた"Catch and Release"。典型的なブルーグラス・テンポの"Cabin Song"。ツアーの情景を唄いこんだ"Gone a Long Time"、ブルーグラス的なピアノが聴ける"Be Your Man"。マウンテン・バラッドの雰囲気を湛えた"My Alice"、"MORBUD4ME"では水パイプのゴボゴボという音とライターを擦る音をリズム・トラックに用いている。同様に古いシボレーの排気音をサンプリングして用いた"Leadfoot"。ラストはアカペラによる"Richard Petty"、「自分の人生をより良く生きる方法を見つけて、争いなく生きていく」と宣言。ブルーグラスから大きく逸脱する事無く、今のリスナーの琴線に触れる歌詞で自身の世界を構築、多くのファンをこの世界に引き込んでいる功績は大きい。
  ●RCSI-1193 THE ALUM RIDGE BOYS & ASHLEE『Live At WPAQ』CD(\3,200-)\3,520-税込

You Don't Care/Just Let Me Fall/Lonesome Road/Toast 'em Dry/I'll Break Out Again Tonight/I Couldn't Stand To Hear You Say "I Do"/Little Annie/Polecat Blues/Don't Walk In The Moonlight/I'll Be No Stranger There/Border Ride/Countin' The Days/There Is A Time/Just A Heart/Are You Tired Of Me Darling/I'm Left Alone/Beautiful Brown Eyes/16 Days In Georgia全18曲

 バージニア州のブルーリッジ・マウンテンを拠点に伝統的なブルーグラスやマウンテン・ミュージック、アーリー・カントリーを演じるアルム・リッジ・ボーイズ&アシュリー初の自主制作盤。カバーのデザイインは往年のカウンティ・レコードのアルバムを髣髴させるの。アシュリー・ワトキンス(g,bj,v)とアンドリュー・スモール(m,f,v)、トレバー・ホールダー(bj,v)、コナー・ヴリートストラ(f,g,v)、オースティン・ジェイニー(bs)という面々で、ノース・カロライナ州マウントエリーの伝統的なラジオ局WPAQでワンマイク一発録音でクラシック・ブルーグラスの名曲やブルーグラスの作法に則ったメンバーによるオリジナルを演じている。アンドリュー作の"You Don't Care"を皮切りに、トラッド・ブルーグラスのシングルを集めたカウンテイの名盤『Spring Time In The Country』に収録されていたラリー・リチャードソン & ハッピー・スミスの"Just Let Me Fall"、バズ・バスビーの"Lonesome Road"、トレバー作のインスト曲"Toast 'em Dry"では変則チューニングのマンドリンが良い効果。
カントリー・ジェントルメンのライブ・イン・ジャパンでビル・イエイツが取り上げていた"I'll Break Out Again Tonight"、アラバマのギター&マンドリン・デュオのリーベ&ラーベ"I Couldn't Stand To Hear You Say "I Do""、カーター・ファミリーが"When the Springtime Comes Again"のタイトルで録音して、後にリリー・ブラザーズの名演で知られる"Little Annie"、オールドタイム・フイドルの定番"Polecat Blues"、ゴスペル・バンドの名門、チャック・ワゴン・ギャングがオリジナルでセルダム・シーンをはじめ多くのブルーグラス・バンドがカバーしている"I'll Be No Stranger There"、ジェシー・マクレイノルズのマンドリン・インスト"Border Ride"、ディラーズの"There Is A Time"、テキサス州ウェーコのカントリー・シンガー。ジェームス・ハンドの"Just A Heart"、カーター・ファミリー曲でリリー・ブラザーズ、スタンレー・ブラザーズが取り上げた"Are You Tired Of Me Darling"、ロンサム・パイン・フィドラーズ"I'm Left Alone"、デルモア・ブラザーズがアーサー・スミス・トリオ名義で録音した"Beautiful Brown Eyes"、キッシンジャー・ブラザーズのフィドル曲"16 Days In Georgia"まで全18曲、極上のブルーグラスを演じている。
  ●MH-2234 THE GRASCALS『20』CD(\2,750-)\3,025-税込

Tennessee Hound Dog/Coal Dust Kisses/Some People Make It/I Need A Night Off/Pull The Trigger/Reflection/Georgia Pineywoods/The First Step/I Go/12th & Pine/Jenny/Just Let Me Know/Come Jesus Come全13曲

 ドリー・パートンのツアーでフィーチャーされるなど、鳴り物入りでデビュー、結成20年を迎えたグラスカルズの最新作。ブルーグラスからスタートしてオープリーを始めとしてカントリーの世界でも商業的な成功を収めたオズボーン・ブラザーズが最初に録音した"Tennessee Hound Dog"のパワフルなバージョンでスタート、本作ではオズボーンの"Georgia Pineywoods"も収録されている。ボビーとソニーを髣髴させるジョン・ブライアン(g)のハイ・テナー・ボーカルとクリスティン・スコット(bj)のハード・ドライビング・バンジョーが爽快。創立メンバーで、最近。バンドに復帰したジェイミー・"グラスカル"・ジョンソンの少しハスキーなボーカルによる"Coal Dust Kisses"。続くロジャー・ミラー作の"Some People Make It"ではグラスカルズの新メンバー、ジェイミー・ハーパー(f)によるリードボーカル、テリー・スミス(bs)、ダニー・ロバーツ(m)等、鉄壁のバックのホットな演奏も素晴らしい。本作ではパーカッションのトニー・クリースマン(Percussion)とジミー・ヘインズ(g)がゲスト参加。ショーン・キャンプとジェイミー・ジョンソン作のダウンビートを活かしたブルーズィな"Pull The Trigger"。ブライアンの透明感のあるハイ・トーンを活かした"Reflection"。クリス・バートンとジェフ・ハスによるカントリー・バラード"The First Step"ではジェイミー・ジョンソン、ジョン・ブライアン、テリー・スミスによるオズボーン直系のトリオのハーモニーが光る。"12th & Pine"はダニー・ロバーツとワイアット・エリス作のインスト曲、ダニー・ロバーツのクリーンなマンドリンを中心に各メンバーが腕を競う、爽やかな曲中で異彩を放っている。ジェイミー・ジョンソン作のスロー・ナンバー"Jenny"ではクレジットには無い、スチールギターが良い味を出している。ラストのセイクレット・ナンバー"Come Jesus Come"まで全13曲、安心安定のサウンドが楽しめる。
  ●EMG-11090 FAST TRACK『IV』CD(\2,450-)\2,695-税込

Back In The Country/Rain On My Window/Oakley's Radio/Knee Deep In Love/Darlin' Say You'll Be Around/The Race To The Bottom/Haunting Memories Of The Past/Run Girl Run/River Of Regret/The Old Brown County Barn全10曲

 元ブルーグラス・カーディナルスのデビッド・パームリーのカーディナル・トラディションとして活動していたメンバーが、パームリーの引退(現在は復帰)を受けて、デュアン・スパークス(g,v)を加えて結成されたファスト・トラックの4作目がエンゲルハート ミュージック グループからリリースされた。当初はジェシー・ブロックがマンドリン、ロン・スピアーズがベースを担当していたが、ジェシーはオーセンティック・アンリミテッドに移籍し、シェイン・バートリーに交代、ロンは昨年亡くなり、ザック・コリアーがその座を引継ぎ、デイル・ペリー(bj)、スティーブ・デイ(f)という布陣。ルイジアナ生まれのカントリー・シンガー、エディ・レイヴンが書いてロイ・エイカフが取り上げた"Back In The Country"、"Rain On My Window"と"Haunting Memories Of The Past"はシェインの兄弟であるリック・バートリー作、"Oakley's Radio"と"The Race To The Bottom"は本作のプロデュースも務めたグレン・ダンカン作、前メンバーの故ロン・スピアーズ"River Of Regret"、ビル。モンローの『Bluegrass '87』収められていたインスト曲"The Old Brown County Barn"。
  ●MH-2366 V.A.『Bluegrass Sings Paxton』CD(\2,750-)\3,025-税込

I Can’t Help But Wonder (Where I’m Bound) (feat. Tom Paxton, Della Mae)/Leaving London (feat. Greg Blake)/The Things I Notice Now (feat. Alice Gerrard)/The Same River Twice (feat. Aaron Burdett)/I Give You the Morning (feat. Claire Lynch)/Looking for the Moon (feat. Sav Sankaran)/Ramblin’ Boy (feat. Danny Paisley)/Central Square (feat. Laurie Lewis)/You Took Me In (feat. Tim O’Brien)/All I Want (feat. Cathy Fink & Marcy Marxer)/The Last Hobo (feat. Chris Jones)/The Last Thing On My Mind (feat. Sister Sadie)全12曲

 "The Last Thing On My Mind"や"I Can't Help But Wonder Where I'm Bound"の作者として知られるトム・パクストンの作品をブルーグラス・ミュージシャンがカバーする企画アルバム。ボストンの女性バンド、デラメイとパクストンとの共演による実に味わい深い"I Can’t Help But Wonder (Where I’m Bound)"、IBMA年間最優秀男性ボーカルでスペシャル・コンセンサスのグレッグ・ブレイクによる"Leaving London"はドック・ワトソン、ビリー・ストリングスが取り上げていた。"The Things I Notice Now"では今年90歳のアリス・ジェラルドが矍鑠とした歌声を聞かせる。3度のIBMA最優秀男性ボーカリストに輝くダニー・ペイズリーはJ.D.クロウ&ケンタッキー・マウンテン・ボーイズが取り上げていた"Ramblin' Boy"、ティム・オブライエンはパートナーのジャン・ファブリシャス作"You Took Me In "を提供、キャシー・フィンク&マーシー・マクサーはデラメイをバックに"All I Want"他、元スティーブ・キャニオン・レンジャーズのアーロン・バーデット、アンスポークン・トラディションのベースでインド系のサヴ・サンカラン、クレア・リンチ、ローリー・ルイス、クリス・ジョーンズ、ラストにはシスター・セイディによる"The Last Thing On My Mind"。バックを務めるのはクリスティン・スコット・ベンソン(bj)、ダレン ニコルソン (m)、ディニー リチャードソン(f)ネルソン ウィリアムズ(bs)ジェイク・ブラント(bj)他。
  ●PC-1292 ROUTE 3『Just Believe』CD(\2,650-)\2,915-税込 

Don't Know What I'll Do/North & South/What's The Difference/Your Love Is A Miracle/Boy From West Virginia/Broken Hearted Fool/Just Believe全7曲 

 ミズーリ州西部を本拠に活動するオーセンティック・ブルーグラス・バンド「ルート3」、2022年リリースの『Losing Time』の好評で全米のブルーグラス・シーンでブレイク。、9歳でビル・モンローと出会ったというジェイソン・ジョーダン(m)、地元の教会で音楽活動をスタートしたダグ・クリフトン(bs)、SPBGMAの中西部地区の年間最優秀バンジョーに9度選出されたジャニス・ハウク(bj)、グレッグ・ポッター(g)というメンバーにゲスト・フィドラーとしてロン・スチュアートが参加。マーク・チェスナットの1990年のヒット曲"Your Love Is A Miracle"のブルーグラス・カバー以外はジェイソンによるオリジナル。ニュー・サウス、ブーンクリーク、クイックシルバーを髣髴させるタイトでソリッドなブルーグラスに載せて楽曲の良さが際立つ。
 ■オールドタイム・フォーク・アメリカーナ新入荷
  ●EMG-11120 MIKE COMPTON & JOE NEWBERRY『Home In My Heart』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ナッシュビル・ブルーグラス・バンド、ジョン・ハートフォード・ストリングバンド、映画『オー・ブラザーズ』の挿入歌を演じたソギー・ボトム・ボーイズ等で活躍、モンロー・マンドリン・キャンプの主宰者としてインストラクターとしても優れた活動を続けるマイク・コンプトン(m,v)と、クロウハンマー・バンジョーの名手でIBMA年間最優秀ソング受賞の優れたソングライターとしても知られるジョー・ニューベリー(v,bj,g)、熟練の二人によるオールドタイム、ブルースを基調にした全曲、二人によるアレンジ又は共作含むオリジナル曲によるスタジオ作品。 
  ●SIG-2157 TWISTED PINE『Love Your Mind』CD(\2,750-)\3,025-税込

 NPRに「注目すべきバンド」と評されたこのバンドの4年ぶりのアルバムは、ノー・デプレッション誌が「ポップな栄光、ファンキーなグルーヴ、宇宙船のようなサウンド」と絶賛した『Right Now』に続く待望の作品。本作は、数年にわたるツアー、真剣な内省、輝かしい創造性の爆発、そして夜明けまでピッキングを続けた多くのフェス後のジャム・セッションを経て、カルテットが着地したことを表している。10年前、名高いマサチューセッツのアメリカーナ・シーンの塹壕で(セミ)トラディショナル・ブルーグラス・バンドとしてスタートしたこのバンドは、どんな芸術的回り道も嬉々として駆け抜けるアンサンブルへと開花した。実験的なプロダクション、各メンバーの意見を取り入れた大胆不敵なソングライティング、精巧に練り上げられた共同アレンジ、時に名人芸的で、常に直感的な演奏。あなたの心を愛することを要求するバンドのサウンド。
 ■カントリー・ポップ・ロック新入荷
  ●SNEO158411 SHAWNA THOMPSON『Lean On Neon』CD(\2,650-)\2,915-税込

 アラバマ育ちでナッシュビルをベースに活動するショウナ・トンプソン、夫のキーファと共にトンプソン・スクエアとして2011年にメジャーデビューして以来、メインストリーム・カントリーで成功を収めてきた彼女によるトラディショナル・カントリー・プロジェクト。ヴィンス・ギル、リッキー・スキャッグス、レオナ・ウィリアムス、パム・ティリス、ジム・ローダーデールなどのコラボレーションを収録。父親の影響で物心ついたころからずっと、クラシック・カントリー・ミュージックに惹かれ、バック・オウェンズ、マール・ハガード、ジョージ・ジョーンズ等を聞いて育ったという。トンプソン スクエアがレコード契約が切れたタイミングで、長い間温めていたソロ アルバムのアイデアを実現。全13曲中7曲を彼女が個人的に共同執筆したため、キーファーと、2度のグラミー賞受賞者であるチャド カールソン (テイラー スウィフト、トリシャ イヤーウッド) が共同プロデューサーとして参加、外部の意見無しに、伝統的なホンキートンク・アルバムを創り上げた。「私はクラシックカントリーミュージックに深い情熱を持っているの。『Lean on Neon』を制作するにあたり、私たちはその真正さを尊重し、今のアーティストとしての私を形成してくれた先人たち全員に敬意を表そうとしました。この伝統を次の世代に伝えることは私にとってとても重要なことです。そして、昔ながらのカントリーファンの皆さんには、聴いているときにタイムマシンに乗ったような気分になってほしいです。」と述べている。 
  ●THTG5035 DWIGHT YOAKAM『Brighter Days』CD(\2,450-)\2,695-税込 11/15発売

 ドワイト・ヨーカム、9年ぶりのオリジナル・アルバム。12曲のオリジナルに加えてカーター・ファミリー"Keep On The Sunny Side"他1曲のカバー。
  ●OWER163570 DOLLY PARTON『Smoky Mountain DNA: Family, Faith And Fables』2CD(\3,900-)\4,290-税込予価 11/15発売

 ドリー・パートン&ファミリー - スモーキー・マウンテンのDNA」で豊かな遺産を体験しよう: CD2枚組、ディープ・ダイブ・ブックレット付き。伝統的なカントリー、ブルーグラス、ポップス、ロックが融合したこの必携コレクションは、オーエンズ家とパートン家のアパラチアの深いルーツを讃えている。世代を超えた不朽の名盤を収録したこの画期的なリリースは、アメリカを象徴する2つの家族への力強いトリビュート。限定盤。
 ■発掘、編集新入荷
  ●FED-526 JIM & JESSE『Best of the Best: Legendary Bluegrass Duets』CD(\1,980-)\2,138-税込

Pardon Me/I'll Love Nobody But You/Dixie Hoedown (Instrumental)/Have You Lost Your Love for Me/Let the Spirit Descend/I'm Changing the Words to My Love Song/Hard Hearted/Border Ride (Instrumental)/Let Me Whisper/They Can't Love Jesus More Than Me

 ブラザー・デュオ・スタイルのブルーグラスを継承するジム&ジェシー、初期スターディ録音。二人のスムースなコーラスに加えてバッサー・クレメンツ(f)やボビー・トンプソン(bj)参加のインスト曲も聞き物。
  ●KOCH-7929 FLATT & SCRUGGS『At Carnegie Hall』CD(\2,650-)\2,915-税込

 あの有名な1962年のフラット&スクラッグスの『カーネギー・ホール』ライブ(LPは全13曲)の未発表テイク含む全32曲入りのコンプリート盤。誰が何と言っても、1950〜60年代のブルーグラス界で最も優れたアンサンブルを誇り、レスター・フラットの表現し難い滑らかな極上ボーカルとギター、アール・スクラッグスの完全に円熟したバンジョー・テクニックの絶頂期にあった時、ジョッシュ・グレイヴスのドブロが吠え、ポール・ウォーレンが鋭く切り込む、折りからのフォーク・ブームも背景にしてナッシュビルのバンドとしては異例にニューヨーカー達に受け入れられた最高のバンド・アンサンブルの興奮が、そのまま35年を経ても直に伝わってくる名盤なのである。半世紀以上前に存在したブルーグラス史上最高のアンサンブルの全貌である。味わうべし!(渡辺三郎)
 ■日本のアーティスト
  ●JS-0002 城田純二『Back to Banjo』CD(\2,727-)\3,000-税込

 ザ・ナターシャセブンのメンバーとして故高石ともやと共にブルーグラス、オールドタイムの普及に貢献してきた城田純二、2023年から一念発起してバンジョーを再開、自身のバンジョーとギター、河合徹三(bs)のサポートで本作を創り上げた。長いキャリアで培ってきた名曲の数々を、ゴールド・トーン、ギブソンTB-4コンバージョン、ディーリング・グッドタイムのバンジョーとローデンのギターを駆使して味わい深く聞かせる。
 ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
  ●GT7-0636 MOORE & NAPIER『Bluegrass Gospel And Sacred Songs』CD(\2,100-)\2,310-税込

 ブルーグラス・ミュージックで最もソウルフルなヴォーカリストのひとり、サウスカロライナ出身のギタリストでシンガー・ソングライターのチャーリー・ムーアと、スタンレー・ブラザーズと録音した"Daybreak In Dixie"のマンドリンでマルチ・インストゥルメンタリスト、シンガー・ソングライターのビル・ネイピアとのコンビによるキング録音のゴスペル集。在庫些少。
 [ムーンシャイナー11月号レビュー紹介作品]
  ●PC-1290 TROY ENGLE『Back Home』CD(\2,650-)\2,915-税込

 ブルーグラス、カントリーの世界でサイドメンとして活躍して来たトロイ・エングル、ナッシュビルのグランド・オール・オープリーから全米のブルーグラスやカントリーのフェスティバルで活躍、パティ・ラブレス、ラリー・スパークス、マーク・ニュートン、アイザックス、バディ・ジュエル等のアーティストと共演した彼のバインキャッスルからのソロ・デビュー作。 
  ●BGOCD-1527 CHARLIE MCCOY『The World Of Charlie McCoy/The Nashville Hit Man/Charlie My Boy!/Harpin’ The Blues』2CD(\3,300-)\3,630-税込

 ハーモニカの第一人者、マルチ・インストルメンタリストのチャーリー・マッコイの1968年、74年、75年のモニュメントからリリースされた4枚のアルバムを収録。ベアフット・ジェリーやエリア・コード615のメンバーとして又、ナッシュビルのトップ・スタジオ・ミュージシャンとしてプレスリーからディランまで、あらゆるミュージシャンとセッションして来たチャーリーの脂の乗り切っている時代の作品をデジタル・リマスター。
  ●SHF3011 KENNY KOSEK『Twisted Sage』CD(\2,650-)\2,915-税込

 ベテランのフィドラー、ケニー・コセックによる、様々なアメリカン・フォーク・ミュージックの基本中の基本であるフィドルとバンジョーのデュオ集。アルバムの大半をバンジョーのイノベーター、トニー・トリシュカとのコラボ。アンディ・スタットマンが"Turkeys in the Straw"(「わらの中の七面鳥」は複数形)他で参加。
  ●MCAN149149 GEORGE STRAIT『Cowboys And Dreamers』CD(\2,650-)\2,915-税込

 ジョージ・ストレイト、MCAナッシュビルからの31枚目のアルバムとなる、すべて新曲を収録した、2019年以来初の最新アルバム。
 ■ブルーグラス最近作/お勧め作
  ●MCM-0024 DEL MCCOURY『Songs Of Love And Life』CD(\2,750-)\3,025-税込
[2024年IBMA年間最優秀エンターテイナー、年間最優秀バンジョー:ロブ・マッカリー]

 1939年2月1日生まれの現在85歳のデル・マッカリー、前作2021年リリースの『Almost Proud』に続く最新作。デル自身と息子のロニーがプロデュースで、ケニー・ロジャース、ロイ・オービソン、エルヴィス・プレスリー、そして次世代の才能モリー・タトル等々、ヴィンテージからコンテンポラリーまで様々な選曲で聞かせる。
 *コンテンポラリー
  ●COMP-4831 REBECCA FRAZIER『Boarding Windows in Paradise』CD(\2,450-)\2,695-税込

 バージニア.生まれ、可憐なボーカルで凄腕ギタリスト、フラットピッキンマガジン誌の表紙(2006年9月号)を女性として初めて飾ったレベッカ・フレイジャー、『When We Fall』に続くコンパスからの2作目。メジャー・デビュー後のニューグラス・リバイバルを髣髴とさせるサウンドが聞かれる。
  ●MH-2297 THE LONESOME RIVER BAND『Winning Hand』CD(\2,750-)\3,025-税込

 ロンサム・リバー・バンドの最新作。ジェシー・スマザーズとアダム・ミラーがリード・ヴォーカルを担当し、カメロン・ケラー、マイク・ハートグローブ、そしてサミー・シーラーがバックを務めている。
 *トラッド
  ●SFW-40267 PO' RAMBLIN BOYS『Wanderers Like Me』 CD(\2,450-)\2,695-税込

 オーセンティック・ブルーグラスの旗頭、ポーランブリン・ボーイズ、フォークウェイズの2枚目となる最新作。------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
 *プログレッシブ
  ●SIG-2156 AJ Lee & Blue Summit 『City of Glass』CD(\2,750-)\3,025-税込

 カリフォルニア州サンタクルーズを拠点に活動するAJリー&ブルー・サミット、シグネチャー・サウンドからのデビュー作。 
  ●RPRW725347 BILLY STRINGS『Billy Strings Live Vol 1』2CD(\3,500-)\3,850-税込

 今やブルーグラス界を牽引する勢いのビリー・ストリングスの2枚組ライプ・アルバム。
  ●NNS698603 MOLLY TUTTLE & GOLDEN HIGHWAY『City of Gold』CD(\2,650-)\2,915-税込
[2024年IBMA年間最優秀アルバム]

 祝2年連続グラミー・ベスト・ブルーグラス・アルバム受賞とIBMA年間最優秀アルバム!!モリー・タトルが自身のゴールデン・ハイウェイを率いて2022年に発表したNonesuch移籍第一弾作品にしてグラミー賞受賞アルバム『CROOKED TREE』に続く最新作。
 ■オールドタイム・フォーク・アメリカーナ最近作 & お勧め作
  ●LL-408 LAURA BOOSINGER & JOSH GOFORTH『Most of All』CD(\2,750-)\3,025-税込

 癒し系アパラチアン・ボイスで人気のローラ・ブージ ンガーが、ETSU(東テネシー州立大学)バンドとしてTAROらとともに来日もしたマルチプレイヤーのジョッ シュ・ゴーフォースとふたりで録音した優しく暖かい男女デュエット集。ジョン・ハートフォードの名曲"In Tall Buildings"他、伝統的なアパラチアン・デュオを、ゆったりと聴かせてくれるローラとジョッシュの秀作。
 ■インスト最近作 & お勧め作
  ●KH-001 WYATT ELLIS『Happy Valley』CD(\2,450-)\2,695-税込 再入荷

 14才の天才マンドリン・プレイヤー、ワイアット・エリス、待望のデビュー作。シエラ・ハルの夫のマルチ・インストゥルメンタリスト、ジャスティン・モーゼスがプロデュース。リッキー・スキャッグス & ケンタッキー・サンダーのギターリストのジェイク・ワークマン、斯界最高のフィドラーであるマイケル・クリーブランド、音楽面のもならずミュージシャンとしての姿勢にも大きな影響を与えているシエラ・ハル等のマンドリン・プレイヤーが共演、若きマンドリン・プレイヤーのデビューに花を添えている。
  ●SHF3010 ANDY STATMAN『Bluegrass Tracks』CD(\2,650-)\2,915-税込

 1950年ニューヨーク生まれのアンティ・スタットマンの最新ブルーグラス・マンドリン・アルバム。2021年に亡くなったバイロン・バーライン(f)の最晩年の録音を含み、ロン・スチュワート(bj)、ブライアン・サットン(g)、マイク・バブ(bs)といった名うてのメンバーを従えて、アンディ・スタットマンの名人芸が冴える。
  ●DTRD00152 TONY TRISCHKA『Earl Jam』CD(\2,750-)\3,025-税込
[2024年IBMA年間最優秀コラボレーション・レコーディング"Brown’s Ferry Blues"]

 トニー・トリシュカ、新興ダウンザロードからの最新作は1980年代から90年代にかけてアール・スクラッグスの家でアールとジョン・ハートフォードがジャムっている非常に貴重なプライベート録音に触発されて創られた作品。
 ■カントリー・ポップ・ロック最近作 & お勧め作
  ●OB82 VARIOUS『My Black Country: The Songs of Alice Randall』CD(\2,650-)\2,915-税込

 トリーシャ・イヤーウッドの"XXX's and OOO's (An American Girl)"のヒットでカントリーチャート1位を獲得した初の黒人ソングライターとなり、その後、多くのヒット曲を送り出したアリス・ランドールの作品をアメリカーナ系黒人女性シンガーたちが取り上げたブラック・カントリー・アルバム。 
  ●DOSD18 JENNY DON'T & THE SPURS『Call Of The Road』CD(\2,650-)\2,915-税込

 西海岸のネオ・カントリー、ホンキートンク、カウ・パンク・シーンでアクティブに活動するジェニー・ドント&スパーズの2017年作品。
 [近日入荷]
  ●LHWY166951 RINGO STARR『Look Up』CD(\2,650-)\2,915-税込 1/10予約受付中

 ビートルズのリンゴ・スターが、映画『オー・ブラザー』やブルーグラス・ミュージシャンを起用したアメリカーナ作品で知られるT・ボーン・バーネットを共同プロデュースに迎えて、ビリー・ストリングス、モリー・タトル、ルシアス、ラーキン・ポー、アリソン・クラウス参加の全く新しいカントリー・ミュージック・アルバム『ルック・アップ』を2025年1月10日にロスト・ハイウェイ・レコードからリリース。
 
 ■書籍、教則おすすめ
  ●BOOK-67 『カントリー・ミュージックの地殻変動―多様な物語り(ストーリーテリング)』BOOK(\2,400-)\2,680-税込

 アメリカのカントリー・ブルーグラス・アメリカーナの大きな変化に対応して、その現在地をジャンルや国境を越える活動をしてきたアーティスト、音楽評論家、研究者の視点から捉えようとした著書。ポピュラー音楽研究者の大和田俊之の監修のもと、永冨真梨が責任編集を行った。インタビューや対談、研究者によるエッセイに加えて、カントリーとの関わる体験を交えたディスクガイド210枚を収録。ベラ・フレック、アビゲイル・ウォッシュバーン、有田純弘による鼎談も収録。小田晶房と永冨の京都のフォーク・ブルーグラス・カントリーシーンに関する対談からは、渡辺三郎の活躍とその背景も描き出される。現在日本のカントリー、アメリカーナを先導する高田漣、長岡亮介、それらの土台を作ってきたKeiko Walker、三宅伸治も参加。ミッキー・カーチスがプロデュースした、日本のアメリカーナの元祖とも言える幻のアルバム『カントリー・パンプキン』の秘話も注目。『ムーンシャイナー』編集長、秋元慎のブルーグラスのディスクガイドは永久保存版。 河出書房新社から10月29日発売。
 ■楽器、その他……
  ●MISC-PF190 『GHS AMERICANA SERIES BANJO LIGH(10-11-13-W20-10)』(\900-)\990-税込

 話題のGHS社、ノーム・ピケルニー使用弦。メーカーによるとDCT極低温凍結プロセスにより、弦を長持ちさせ、もう少し明るくする。低温処理を施すことによりステンレス鋼の輝きを保ちながら、ニッケルのようにあなたのフレットに優しい弦とのことです。
  ●MISC-SBMP 『秋元慎シグネチャー・マルチカラーピック』(\250-) \275-税込

 何故か一部のミュージシャンの間で人気のマルチカラー・グリスマン・シェイプのピック。
  ●MISC-SBPML 『秋元慎シグネチャー・ピック1.3mm厚』(\250-) \275-税込

 フラットピッカー、特にマンドリン向けのアセチレート素材によるラウンド・トライアングル、1.3mm厚のピック。今回、ティアドロップも入荷。
 ☆☆ビー・オー・エム・サービス(御注文は:TEL 0797-87-0561:FAX 0797-86-5184:E-MAIL order@bomserv.comにて承ります。☆☆