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  [B.O.M.Services 最新入荷&ベストセラー]

2024年9月1日

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 ■今月のハイライト
  ●SFW-40267 PO' RAMBLIN BOYS『Wanderers Like Me』 CD(\2,450-)\2,695-税込

 オーセンティック・ブルーグラスの旗頭、ポーランブリン・ボーイズ、テネシーの醸造所のハウス・バンドとして活動を始めた彼等のフォークウェイズの2枚目となる最新作。C.J.レヴァンドフスキ(m)、ジョッシュ・リンケル(g)、ジェレム・ブラウン(bj)、ジャスパー・ローレンツェン(bs)、紅一点のローラ・オルショー(f)という面々。スティーブン・モージンとの共作のタイトル曲含む全10曲中7曲がジョッシュ・リンケルのオリジナル。ミズーリ州のC.J.のの故郷の近くで、農夫からソングライターに転身したデイモン・ブラックに敬意を表して、オズボーン・ブラザーズが取り上げていた"The Condition of Samuel Wilder's Will"、ケンタッキーの夫婦デュオ、クライド & マリー・デニーのレパートリーから、彼等がビル・モンローのお墓の前で演じたのを聞いて取り上げた"In Remembrance of Me"と、トミー・ブラウンが持ち込んだ"Streets of Chicago"の2曲を取り上げている。因みにトミー・ブラウンは30年に亘ってカントリー・ラインを率いてハード・ドライビング・ブルーグラスを演じてきましたが、近頃、引退して彼等のバス・ドライバーを務めているという。 
 ■ブルーグラス新入荷
  ●SIG-2156 AJ Lee & Blue Summit 『City of Glass』CD(\2,750-)\3,025-税込

 カリフォルニア州サンタクルーズを拠点に活動するAJリー&ブルー・サミット、シグネチャー・サウンドからのデビュー作。若い頃、モリー・タトルと共に切磋琢磨していたAJ(m)が、10代の頃に地元のブルーグラス・フェスティバルで出会った、モリー・タトルの兄弟のサリバン・タトル(g)、スコット・ゲイツ(g)、ジャン・プラット(f)というメンバーに加えて、カリフォルニア・ハニードロップスのレッチ・ヴィエルジンスキーがプロデュース他、ルーク・アボット(bj)、マツダ・ミキヤ(steel g)が参加。選曲はAJ・リーやAJ・リーメンバーのオリジナルに加えてアラバマのソウル・シンガー、キャンディ・ステイトンの"He Called Me Baby"のカバー曲他。 
  ●MFR-240349 JUNIOR SISK『If there's a will there's a way』CD(\2,650-)\2,915-税込

 ブルーリッジを本拠に活動を続けるジュニア・シスク(g,v)、『意志があれば道は開ける』と題されたマウンテン・フィーバーから6枚目となる最新作。アーロン・ラムジーを共同プロデュースとエンジニアに迎え、バージニア州ウィリスのマウンテン・フィーバー・スタジオ録音。2013年IBMA年間最優秀男性ボーカル受賞のシスクの心に染みる歌声をトニー(bj,v)& ヘザー・ベリー・メイブ(g,v)夫妻、ジョナサン・ディロン(m)、カート・ラブ(bs)に加えて、ゲストのティム・クロウチ(f)が鉄壁のサポート。力強いストロークに続くツイン・フィドルによるイントロに導かれてポジティブなメッセージを伝える"What a Wonderful Life"。ダン・ティミンスキ(v)を迎えたロジャー・ミラーのホンキートンクのブルーグラス・アレンジで聞かせる"A Man Like Me"。"These Are They"はマクピーク・ブラザーズが取り上げていたゴスペル曲。スタンレーの"Memories of Mother"ではリッキー・スキャッグスとの極上のハーモニーを聞かせる。デル・マッカリーの"Bluegrass Country"はヘザー・ベリー・メイブのエンジェリックなボーカルをフィーチャー。正統派ブルーグラス・ファンに強くお勧めします。(ムーンシャイナー誌レビューより)
  ●RPRW725347 BILLY STRINGS『Billy Strings Live Vol 1』2CD(\3,500-)\3,850-税込

 今やブルーグラス界を牽引する勢いのビリー・ストリングスの2枚組ライプ・アルバム。2017年にデビュー以来、2020年グラミーで最優秀ブルーグラス・アルバム、2022年と2023年のアメリカーナ・ミュージック・アウォードでアーティスト・オブ・ジ・イヤー。IBMAのエンターテイナー・オブ・ジ・イヤーを3年連続受賞。ハードロックのやジャムバンド文脈でブルーグラスやカントリーを超絶技巧で演奏し、聴くものを力技で圧倒する彼の真髄を堪能できるライヴ・アルバム。ジミー・マーチンにも通じるソリッド・ブルーグラスから大胆に展開して大掛かりなアレンジで聴衆を興奮の渦に巻き込むステージングは圧巻。ブルーグラスの伝統と精神を受け継ぎ、ブルーグラス・クラシックやカントリーのスタンダードを新たな聴衆に伝えることにも貢献しているビリー、ここではソングライターとして又、サウンド・クリウエーターとして自身の言葉と音を演じている。
  ●DTRD00485 SELDOM SCENE『Canges』CD(\2,750-)\3,025-税込 再発売

 ワシントンDCのキャピタル・ブルーグラスの伝統を、オリジナル・メンバーが一人も居なくなった現在も守り続けるセルダム・シーン、最後の創立メンバー故ベン・エルドリッジ引退後、ラウンダー移籍第一弾が新生ダウンザロードより再発売された。映画『真夜中のカーボーイ』でハリー・ニルソンのカバーで有名になったフレッド・ニール作"Everybody's Talkin'"、ワクワクするバンジョーのイントロに導かれてルーの硬質なボーカルがブルーグラスらしいる。ジョン・ダフィの美意識を引き継いだようなフレッド・トラバースの"Darcy Farrow"、イーグルスのウェスト・コースト風コーラスが印象深い"Seven Bridges Road"もここではスタンレーの香りがする。ルーリード長年の愛唱歌"Sweet Baby James"(J.テイラー)は流石に説得力がある。
  ●MH-2297 THE LONESOME RIVER BAND『Winning Hand』CD(\2,750-)\3,025-税込 再入荷

 ロンサム・リバー・バンド(LRB)の最新作。ジェシー・スマザーズ(g)とアダム・ミラー(m)がリード・ヴォーカルを担当し、カメロン・ケラー(bs)、マイク・ハートグローブ(f)、そしてサミー・シーラー(bj)という面々によるフル・アルバム。カード・ゲームからインスピレーションを得て書いたという、ジェシーとアダムの共作で最初のシングルとなった"Queen of Hearts"。サミーのロック・ソリッドなバンジョーに導かれる"Oh Darlin'"とご機嫌なハード・ドライビング曲"Brown Hill"は、サミーが敬愛する、元祖ブルーリッジ系ブルーグラス・バンド、ロスト&ファウンド(L & F)のレパートリーから。サミーのジーン・パーカー(L & F)を髣髴させるイントロに導かれる"Nothin' Comes To Mind"。ロンサム・リバー・バンド好きの琴線に触れるメロディの"That's Why Trains Are Lonesome"とラリー・コーデルの作風と見紛うカントリー・タッチのシャッフル・ビートが沁みる"A Happy Song"は彼等のお気に入りライター、ダニエル・サリヤー作。テキサス・フィドルの定番"Tom and Jerry"もここではLRB流に見事に仕上げている。
  ●SHF3010 ANDY STATMAN『Bluegrass Tracks』CD(\2,650-)\2,915-税込 9/6発売

 繊細さ、輝き、優美さ、ウィットを兼ね備えた『Bluegrass Tracks』は、フィドルの伝説的名手バイロン・バーライン(2021年に死去する前の最後の録音の一部)、バンジョー奏者ロン・スチュワート、ギタリストのブライアン・サットン、コントラバス奏者マイク・バブのオールスター・アンサンブルを率いる巨匠アンディ・スタットマンの名人芸であり、マンドリンのリッキー・スキャッグス、ヴォーカルとギターのティム・オブライエンがゲスト参加している。「ブルーグラスの父」ビル・モンローにインスパイアされ、目を見張るような奇想天外な演奏を聴かせた2019年の『Monroe Bus』に続き、スタットマンはこのアルバム・タイトルが暗示する伝統に近づいている。モンローの2曲(アルバムのオープニングを飾る遊び心溢れる "Stoney Lonesome "と "Brown County Breakdown")、伝統的な "Bile 'em Cabbage Down"(オブライエンをフィーチャー)、そして "Katy Hill "のほとんど狂気的な挿入曲は、これらの曲を補完し、音楽の未来を指し示しながら、何世代にもわたる輝きを結びつけている。(レーベル資料より)
  ●COMP-4831 REBECCA FRAZIER『Boarding Windows in Paradise』CD(\2,450-)\2,695-税込

 あのフラットピッキンマガジンの表紙(2006年9月号)を女性として初めて飾ったレベッカ・フレイジャー、『When We Fall』に続くコンパスからの2作目。ベラ・フレック、サム・ブッシュ、スチュアート・ダンカン、ジョシュ・スウィフト、バリー・ベイルズ、ロブ・ブロック、バイロン・ハウス他、トレイ・ヘンズレー、ラブ・カノン、シェルビー・ミーンズらとコラボレーション。
 *温故知新
  ●SF-40063 BILL MONROE 『Live Recordings 1956-1969』 CD(\2,450-)\2,695-税込

 ただ、ただ、凄い。 ブルーグラスという音楽、その様式を創った男、ビル・モンローの最も過激な時代の50〜60年代、その過激なライブ録音集だ。 様式以上に重要なブルーグラスという音楽の持つ精神的な支柱がこれだ。強烈なビート=ドライブと弧高のブルーズ=ハイロンサムがここに凝縮されている。75分に及ぶライブ録音や非公式なジャム・セッションにはピーター・ローワン、リチャード・グリーン、ラマー・グリアの強力66年セットやビル・キース、デル・マッカーリー、ケニー・ベイカーらの63年セット、伝説のエド・メイフィールド、ドン・レノ、テイター・テイトの56年セット、同年のルディー・ライルとボビー・ヒックス、イエーツ・グリーンらのセット、その他ピーター・ローワンを相手にしたジャム・セッションではデビッド・グリスマンがベースを弾いたりしている。 
  ●SF-40064 BILL MONROE & DOC WATSON『Live Duet Recordings1963-1980』 CD(\2,450-)\2,695-税込

 これまた超貴重ライブ集だ。かつて海賊LP盤として出回ったことがあるが公式には初の登場である。ビル・モンローとドック・ワトソンという2人の巨人が、その全盛期に組んでマンドリン&ギターのブラザー・デュオ・スタイルに挑戦するという、正しく「夢の共演」である。ラルフ・リンズラーがフォーク・リバイバルの最中にも拘らず当時不遇だった2人の本物のルーツ音楽を体現できるアーティストの為にコーディネイトしたものだ。ここに収められた16曲はその時、1963〜66年の間に録音されたもの(1曲のみ最近のビル・モンロー・マンドリン教則ビデオのオマケで見る事が出来る1980年のホワイトハウスでの録音が含まれている)である。
 ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
  ●SF-40259 SONYA COHEN CRAMER『You've Been a Friend to Me』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ニュー・ロスト・シティ・ランブラーズのメンバーであるジョン・コーエンを父に、フォークウェイズ・レコーズ創立者モーゼス・アッシュを祖父に持ち、名門シーガー家の血を受け継ぐソニヤ・コーエン・クレイマー(1965-2015)、1980年代から2010年代までに残した録音のコンピレーション。繊細な歌声にチェロ、ハンマー・ダルシマー、ハーモニウム、マンドリン、トロンボーンなどの音色などを重ね、伝統的なバラッドを現代に蘇らせた珠玉のコレクション。透き通った彼女のソロ・ボーカルに加えて、叔母ペギー・シーガー、叔父ピート・シーガー、エリザベス・ミッチェル、ダニエル・リトルトン、フォークフュージョングループ「ラスト・フォーエバー」とのコラボレーションも収録。
 ■インスト新入荷
  ●COMP-4829 ALISON BROWN『Simple Pleasures (Remixed and Remastered)』CD(\2,450-)\2,695-税込

 1990年にバンガードから発売されて、グラミー賞にノミネート、長らく廃盤だったアリソン・ブラウンのデビュー作に、3曲のデモ未発表音源を加えたリマスター盤。1991年には女性初のIBMAアワードの年間最優秀バンジョーを受賞。本作ではドウグ・ミュージックの創始者で、ブルーグラスのフォーマットでニュー・アコースティックなるジャンルのマーケットを創出した張本人のデイヴィッド・グリスマンのプロデュース、参加ミュージシャンはデヴィット(m)。アリソン・クラウス(F)、マイク・マーシャル(g,f,m)、マット・イークル(flute)、ジョー・クレイブン(percussion)、ジム・カーウィン(bs)。"Leaving Cottondale"、"Mambo Banjo"、"Wolf Moon"等、全曲アリソンによるオリジナル。デモ音源は1988年にカリフォルニア州バークレーのファンタジースタジオで録音、リチャードグリーンのプロデュース、、デビッドグリスマン(m)、マイクマーシャル(gー)、トッドフィリップス(bs)、グリーン(f)が参加。
  ●SHF3011 KENNY KOSEK『Twisted Sage』CD(\2,650-)\2,915-税込

 ベテランのフィドラー、ケニー・コセックによる、様々なアメリカン・フォーク・ミュージックの基本中の基本であるフィドルとバンジョーのデュオ集。アルバムの大半をバンジョーのイノベーター、トニー・トリシュカとのコラボ。アンディ・スタットマンが"Turkeys in the Straw"(「わらの中の七面鳥」は複数形)他で参加。"Evan's Farewell"(1997年のコセックのソロ・アルバム『Angelwood』に収録)ではマーク・コスグローブ(g)、マーティ・カトラー(bj)とは、1954年の怪獣映画『ゴジラ』のテーマをファンタジア風にアレンジした「Gojira Country Breakdown」を演奏。その他、モルダヴィアの「ジューイッシュ・ダンス」(スタットマンが40年前にクレズマー・オーケストラと録音したバージョン)から、「テキサス」(1966年のヘンリー・リードのフィールド録音を基にした曲で、コセックとトリシュカがスパーリング)、イギリス諸島の曲まで幅広い選曲。(レーベル資料より)
 ■カントリー・ロック・ポップ新入荷
  ●OB82 VARIOUS『My Black Country: The Songs of Alice Randall』CD(\2,650-)\2,915-税込

 トリーシャ・イヤーウッドの"XXX's and OOO's (An American Girl)"のヒットでカントリーチャート1位を獲得した初の黒人ソングライターとなり、その後、多くのヒット曲を送り出したアリス・ランドールの作品をアメリカーナ系黒人女性シンガーたちが取り上げたブラック・カントリー・アルバム。リアノン・ギデンズ、ヴァレリー・ジューン、アリソン・ラッセル、レイラ・マッカラ、アディア・ヴィクトリア、ミコ・マークス、リッシ・パ−マー、そしてアリスノ娘、キャロライン・ランドール・ラッセル他。
  ●DOSD18 JENNY DON'T & THE SPURS『Call Of The Road』CD(\2,650-)\2,915-税込

 西海岸のネオ・カントリー、ホンキートンク、カウ・パンク・シーンでアクティブに活動するジェニー・ドント&スパーズの2017年作品。
  ●MCAN149149 GEORGE STRAIT『Cowboys And Dreamers』CD(\2,650-)\2,915-税込 9/6発売

Three Drinks Behind/Cowboys And Dreamers/To The Moon/Mia Down In Mia/Wish I Could Say/Calling From The Car/People Get Hurt Sometimes/Honky Tonk Hall Of Fame (Featuring Chris Stapleton)/The Little Things/The Book/Rent/Waymore’S Blues/The Journey Of Your Life全13曲

ジョージ・ストレイト、MCAナッシュビルからの31枚目のアルバムとなる、すべて新曲を収録した、2019年以来初の最新アルバム。
 ■発掘、編集新入荷
  ●NW-6276 DWIGHT YOAKAM『21st Century Hits: Best Of 2000 - 2012 (Deluxe Edition) 』CD+DVD(\4,500-)\4,950-税込

[CD]The Sad Side of Town/The Late Great Golden State/The Back of Your Hand/If Teardrops Were Diamonds/Long Goodbye (with Michelle Branch)/Intentional Heartache/Blame the Vain/I Wanna Love Again/Just Passin' Time/Crazy Little Thing Called Love/Close Up the Honky Tonks/My Heart Skips a Beat/Act Naturally/A Heart Like Mine全14曲

 80年代にカウパンクの旗頭として登場、あれよあれよという間に大スターに登り詰めたドワイト・ヨーカムがニューウエストに残した音源を集めたベスト・アルバム。自身が監督を務めるミュージック・ビデオの映像を納めたDVD付。
  ●RENA844 NEW RIDERS OF THE PURPLE SAGE『Live at the Capitol Theater - October 31, 1975』CD(\2,650-)\2,915-税込 

 1969年寝サンフランシスコのサイケデリック・ロック・シーンから登場したカントリー・ロック・バンド、ニュー・ライダース・オブ・パープル・セイジ、1975年のライブ音源。デヴィッド・ネルソン、ジョン・ドーソン、バディ・ケイジ、スキップ・バティン、スペンサー・ドライデンというメンバーで当時の新譜『Oh, What A Mighty Time』に加えて『Brujo』、『Panama Red』、『Gypsy Cowboy』他からの選曲。
  ●JASMCD3806 THE MCCORMICK BROTHERS『Tennessee Bluegrass For Home Folks - The Hickory 45s 1954-1962』CD(\2,450-)\2,695-税込

 マコーミック・ブラザーズが1954年から1962年にかけて発表したクラシック・ブルーグラスの27曲。彼らのオリジナル曲の他、ルーヴィン、ラスティとダグ・カーショウ、フェリスとブードロー・ブライアントによる作品も収録。ハスケル・マコーミックのバンジョー・プレイとケリー・マコーミックのマンドリン・プレイも聞ける。マコーミック・ブラザーズのレアなレコーディングのリリースは1950年代のブルーグラス・ミュージックのサウンドの形成に貢献した、ほとんど忘れ去られた名前のひとつを紹介する完璧な入門書として又、彼らの多くの既存ファンにも受け入れられるに違いない。
 ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
  ●DTRD00152 TONY TRISCHKA『Earl Jam』CD(\2,750-)\3,025-税込

 トニー・トリシュカ、新興ダウンザロードからの最新作は1980年代から90年代にかけてアール・スクラッグスの家でアールとジョン・ハートフォードがジャムっている非常に貴重なプライベート録音に触発されて創られた作品。サム・ブッシュ、ダドリー・コネル、マイケル・デイヴス、シエラ・フェレル、ギブソン・ブラザーズ、ヴィンス・ギル、デル・マコーリー、ブルース・モルスキー、ビリー・ストリングス、モリー・タトルをゲストに迎えて録音されたアルバムが完成した。トニー・トリシュカがアール・スクラッグスを今日のブルーグラスとオールドタイムの一流スターと共演! 
  ●BGOCD-1420 EARL SCRUGGS『Nashville's Rock / Dueling Banjos / TheStoryteller & The Banjo Man /Top Of The World』2CD(\2,950-)\3,245-税込

 47歳のアール個人名義で1971年に発表された幻のバンジョーインスト集。続いて73年アール・スクラッグス名義のバンジョー・インスト集、そのゴールデン・トーンと音を創ろうとする指先に込められた衝動は学ぶべきだろう。ランディ・スクラッグス(g)他、絶頂期のバッサー・クレメンツ(f)とジョッシュ・グレイブス(d)の3人が目一杯フィーチャーされているのも嬉しい。初CD化となる82年作のトム・T・ホールと共演の『TheStoryteller & The Banjo Man』、83年作『TOP OF THE WORLD』ではロドニー・ディラード、リッキー・スキャッグス、レイシー・ダルトン等が参加、印象的なバンジョーインスト"Roller Coaster"も聞き物。
 [ムーンシャイナー9月号レビュー紹介作品]
  ●MCM-0024 DEL MCCOURY『Songs Of Love And Life』CD(\2,750-)\3,025-税込

 1939年2月1日生まれの現在85歳のデル・マッカリー、前作2021年リリースの『Almost Proud』に続く最新作。デル自身と息子のロニーがプロデュースで、ケニー・ロジャース、ロイ・オービソン、エルヴィス・プレスリー、そして次世代の才能モリー・タトル等々、ヴィンテージからコンテンポラリーまで様々な選曲で聞かせる。
  ●YEP-3045 WATCHHOUSE『Such Jubilee』CD(\2,750-)\3,025-税込

 ノースカロライナをベースに活動するアンドリュー・マーリン(m,g,v)とエミリー・フランツ(f,g,v)によるブルーグラス、オールドタイムの進化系 男女デュオ、ウォッチハウス(旧マンドリン・オレンジ)、2015年リリースの4枚目のスタジオアルバム。
  ●PSR10 LAURA CANTRELL『Just Like A Rose: The Anniversary Sessions』CD(\2,750-)\3,025-税込

 国際的なアメリカーナ&ルーツ・ミュージック・シーンでおなじみの存在であるローラ・カントレルが、9年間の活動休止後、最新スタジオ・アルバムを携えて帰ってきた。スティーブ・アール、バディ・ミラー、ロージー・フローレスといった著名なミュージシャンの協力を得て、ニューヨークとナッシュビルのスタジオで制作された。
  ●BLFK83731 CHICK COREA & BELA FLECK『Remembrance』CD(\2,450-)\2,695-税込

 2024年リリースの『Remembrance』は、バンジョー奏者のベーラ・フレックとピアニストのチック・コリアが、2007年のラテン・グラミー賞を受賞した『The Enchantment』で初めてフル・アルバムで共演した、彼等の創造的かつ個人的な深い絆の感動的な最終記録である。また、このアルバムはコリアのレガシーに対する重要な補遺でもあり、コリアの未発表曲3曲と、フレックが書き下ろした5曲の短いフリー・インプロヴィゼーション(即興曲)を収録している。
  ●NW-6505 SARA WATKINS『Under the Pepper Tree』CD(\2,750-)\3,025-税込

 ニッケル・クリーク、アイム・ウィズ・ハーで来日経験も有るサラ・ワトキンスの最新作。映画「夢のチョコレート工場」(1971年)の主題歌"Pure Imagination"、『ピーターパン』の"The Second Star to the Right"、ニッケル・クリークを迎えた"Blue Shadows on the Trail"や『サウンド・オブ・ミュージック』の"Edelweiss"、『ティファニーで朝食を』の"Moon River"、『ピノキオ』の"When You Wish Upon a Star"等々、古今の名曲をノスタルジックに歌い上げる癒しのボーカル作品。
  ●OMRE113921 NEW RIDERS OF THE PURPLE SAGE『Hempsteader: Live At The Calderone Concert Hall, Hempstead, New York, June 25, 1976』CD(\3,600-)\3,960-税込

 ヘンプステッダー ライヴ・アット・ザ・カルデロン・コンサート・ホール、ヘンプステッド、ニューヨーク、1976年6月25日 ジョン・ドーソンのクラシックなオリジナル曲とチャック・ベリー、オーティス・レディング、ザ・ローリング・ストーンズなどのカヴァーが収録されている。ニュー・ライダーズ・オブ・ザ・パープル・セイジは、1969年にサンフランシスコの音楽シーンから登場し、そのオリジナル・ラインナップにはグレイトフル・デッドのメンバーが数人いた。ヘンプステーダー Live At The Calderone Concert Hall, Hempstead, New York, June 25, 1976』は、その時代と場所を追体験するチャンスであり、その場にいたかのように感じることができる。
 ■ブルーグラス最近作/お勧め作
  ●DTRD19442 BLUE HIGHWAY『Lonesome State Of Mind』CD(\2,750-)\3,025-税込

 1994年結成以来、メインストリームのブルーグラスのヘッドライナーを務めるブルー・ハイウェイは、15枚目のスタジオ・アルバム。現在はジェイソン・バールソン(bj,m,g)、ショーン・レーン(m,f,g)、ティム・スタッフォード(g)、ウェイン・テイラー(bs)、ゲイリー・ハルトマン(d)という面々。ソングライティングの才能豊かな個性の違うリード・ボーカルを揃えて、高い技術に裏打ちされた非常に洗練されたブルーグラスを聞かせる。 
  ●SFW-40254 SAM BUSH『Radio John: Songs Of John Hartford』CD(\2,450-)\2,695-税込 (再入荷)

 『ラジオ・ジョン:ソングス・オブ・ジョン・ハートフォード』は、サム・ブッシュが彼のヒーローであり師であるジョン・ハートフォードに捧げるトリビュート作品。1970年代にステージやスタジオでハートフォードと一緒に演奏した曲等、ハートフォードの膨大な持ち歌の中からのセレクション。以前からハートフォードのお気に入りの曲の自演のデモ・テープを録り溜めていて、コロナ禍でツアーが休みの間に本格的に制作を開始して完成させた。28頁のブックレットにはジョンとサムの貴重な写真も収録。サムの想いがたっぷり詰まった作品。
 *コンテンポラリー
  ●BRC-5032 DANIEL GRINDSTAFF『Heroes & Friends』CD(\2,650-)\2,915-税込

 18歳の頃からジム & ジェシーのバンジョー奏者として活動を開始、ドリー・パートン、デイリー & ヴィンセント、ドイル・ローソン等の下で20年に亘ってサイドメンとして活動してきたダニエル・グラインドスタッフの、多彩なゲストを迎えたソロ・プロジェクト。良くプロデュースされた上質のブルーグラスが楽しめる。 
  ●ROU-0103 J.D.CROWE & THE NEW SOUTH『My Home Ain't In The Hall Of Fame』CD(\2,450-)\2,695-税込

 故キース・ウィットリーを擁したJ.D.クロウ&ニュー・サウスが78年に発表したランドマーク・アルバムがまさかの再入荷。J.D.がキースという希代のシンガーを得たことでブルーグラスから大きく一歩踏み出したアルバム。J.D.、キースにジミー・グッドロー、ボビー・スローン、スティーヴ・ブライアントというラインナップから繰り出される先鋭的なブルーグラス、ダグ・ジャーニガン(pedal steel)をフィ−チュアしたカントリー・サウンドを大胆に取り込んだ新しいスタイル。
 *トラッド
  ●SF-40127 RED ALLEN 『The Folkways Years 1964-1983 Featuring Frank Wakefield』 CD(\2,450-)\2,695-税込

 60年代前半を代表する名盤のひとつ、レッド・アレンとフランク・ウェイクフィールドのフォークウェイズ盤『Bluegrass』(FA-2408 '64)のCD化。CD化に当たって、オリジナルLPの12曲に加えて、アウト・テイクとなっていた6曲(これが実に素晴らしい!!)が初登場、更に、70年代後半以降に息子たちや友人を交えてフォークウェイズに残した4枚のアルバムから10曲をセレクトしての全28曲という構成。 
 *プログレッシブ
  ●PC-1291 LIAM PURCELL & CANE MILL ROAD『Yellow Line』CD(\2,650-)\2,915-税込

 2018年にパタクセントから『Gap To Gap』をリリースしたケイン・ミル・ロード、その後、IBMAのモメンタム・アワード受賞、パーセルは2022年のロッキーグラスのバンド・コンテストで全部門優勝という快挙。アカペラのコーラスから始まるキャッチーな先行シングル"Crooked As You Go"がチャートを賑わし、ブルーグラス・ワルツの"Homesick For Virginia"や"Yellow Line"他全12曲、聴き応えの有る作品。 
  ●OMAC-30 MARK AND MAGGIE O’CONNOR『Life After Life 』CD(\2,650-)\2,915-税込

 マークとマギー・オコーナー夫妻によるマギーのボーカルを中心とした作品。TNNの人気番組『アメリカン・ミュージック・ショップ』のバンマスを務めていたマークのフィドルとギターをたっぷりとフィチャーした流石の音創り。
 ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作 & お勧め作
  ●SIG-2150 BRENNEN LEIGH『Ain't Through Honky Tonkin' Yet』CD(\2,750-)\3,025-税込

 1984年生まれてノース・ダコタ出身のブレナン・リー、シグネチャー・サウンドから2作目となるソロ・アルバム。自主制作のソロ・デビューではブルーグラス。カントリー・ルーツに根ざしたソングライティングによる粒揃いのオリジナルの数々を、表現力豊かなボーカルで聞かせる。
  ●SPIT-043 LAURA CANTRELL『Live At the BBC』CD(\2,750-)\3,025-税込

 ナッシュビル生まれで、ニューヨークを拠点に活動する女性シンガー、ローラ・カントレル、BBCの司会者ジョン・ピールの支持を得た事でイギリスでの人気に火が付いたという。伝統的なカントリー音楽にも造詣の深い彼女、マンドリンやギターをフィーチャーしたアコースティックなサウンドに載せた感性豊かな歌声が堪能できる。
  ●ATRD-8825 OLD CROW MEDICINE SHOW『Jubilee』CD(\2,650-)\2,915-税込

 "Wagon Wheel"のメガヒットで一躍、人気グループになって、現在はグランドオール・オープリーのメンバーにも抜擢されたオールド・クロウ・メディスン・ショー、結成25周年記念アルバム。設メンバーのケッチ・セコーを中心にフィドル、バンジョー、アコーディオンが縦横無尽に駆け回り、疾走感溢れる演奏に引き込まれる。
 ■映像最近作 & お勧め作
  ●LIB-4040 CLARENCE WHITE『Guitar Workshop』DVD(\2,750-)\3,025-税込

 フラットピッキン/ブルーグラス・ギターの歴史/スタンダードを創ったクラレンス・ホワイト の奇跡的に残された24分のギター・ワークショップ映像を中心に写真やビデオ。最後の3曲ではローランド・ホワイトやバイロン・バーライン、アラン・マンデらも参加してのギタリストにとっての超お宝である。
  ●MVD2331D V.A.『Woody Guthrie All-Star Tribute Concert 1970』DVD 80分(\3,100-)\3,410-税込

 1970年にカリフォルニア州ハリウッドの野外音楽堂、ハリウッド・ボウルで開催されたウッディ・ガスリー追悼コンサートの模様を収めた映像作品。出演はウッディの息子、アーロ・がスリー、ジョーン・バエズ、ピート・シーガー、カントリー・ジョー・マクドナルド、オデッタ、リッチー・ヘブンス、ランブリン・ジャック・エリオット。
 ■カントリー・ロック・ポップ最近作 & お勧め作
  ●BGOCD-1513 KATHY MATTEA『Kathy Mattea / From My Heart / Walk The Way The Wind Blows / Untasted Honey』2CD(\2,950-)\3,245-税込

 ウェスト・バージニア生まれのカントリー・シンガーでブルーグラス・アルバムもリリースしているキャシー・マティア、84年のデビュー作『Kathy Mattea』、1985年『From My Heart』からプロデュースにアレン・。レイノルズが担当、ティム・オブライエン作のタイトル曲やナンシー・グリフィス作"Love at the Five and Dime"他、ブルーグラス・ミュージシャンが起用されている1986年『Walk The Way The Wind Blows』、No.1ヒット"Eighteen Wheels and a Dozen Roses"やティム・オブライエンとのデュオ"The Battle Hymn of Love"、ナンシ・グリフィスも取り上げていた"Goin' Gone"を収録、ブルーグラス寄りのアコースティック・カントリー路線がより明確となった『Untasted Honey』の4作を2枚のCDに収めたコンピレーション。
 ■発掘、編集 最近作 & お勧め作
  ●BCD-17756 V.A.『Meet Me At The Coffee Shop』CD(\2,250-)\2,475-税込

 1940年から1962年までの30年間の歌とヒット曲、25曲のコーヒーに関する歌を集めた絶妙なミュージカル・カフェイン・ショット。ジャズ、ポップスからカントリー、R&B、R'n'Rまで、ジャンルを超えて、コーヒーを飲み、楽しみ、踊ることをテーマにしている。世界中で愛飲されてるコーヒーに因んで、アメリカ、ペルー、イタリア、イギリスの国際的なアーティストを紹介、ビル・ヘイリー、ペギー・リー、インク・スポッツなどの有名アーティストとあまり知られていないパフォーマーをミックス。フルカラー16ページのブックレットには各曲の解説と豊富なイラストが掲載。
 ■楽器関連作品
 *バンジョー
  ●PATUX-377 BILL EMERSON『String Time』CD(\2,650-)\2,915-税込

 カントリー・ジェントルメンの創立メンバーでジミー・マーチン&サニー・マウンテン・ボーイズで活躍した名バンジョー・プレイヤー、ビル・エマーソンが1962年と1963年に廉価盤専門レーベルのコロネット・レーベルからリリースした『Bill Emerson and his Virginia Mountaineers, Banjo Pickin' N' Hot Fiddlin', Country Style』の第1集と第2集のリイッシュ。ビル・エマーソン(bj)の他、レッド・アレン(g)、フランク・ウェイクフィールド(m)、トム・モーガン(bs)、ケニー・ハドック(d)、カール・ネルソン(f)、チャーリー・ウォーラー(g)、ビル・ハレル(g)がクレジットされている。
 *マンドリン
  ●PATUX-227 FRANK WAKEFIELD『a Tribute to Bill Monroe』CD(\2,650-)\2,915-税込

 ビル・モンローのマンドリン・スピリットを完全に習得した最初のひとり、フランク・ウェイクフィールドが77歳の時にモンローに捧げた入魂の作品。最後のブルー・グラス・ボーイ、トム・ユーイング(g)のボーカル(6曲)に、マイケル・クリーヴランド(f)、マーク・ディレイニー(bj)、マーシャル・ウィルボーン(bs)を核にした歌物10曲とインスト6曲。モンロー精神の本質をその見事なトーンを生むピック捌きと縫うように繊細な運指が完璧に表現。
 ■書籍、教則おすすめ
  ●TIM-1 EARL SCRUGGS『Mercury Sessions 1』Tab\(1,000-)1,100-税込
●TIM-2 EARL SCRUGGS『Mercury Sessions 2』Tab\(1,000-)1,100-税込
●TIM-3 EARL SCRUGGS『Foggy Mountain Jamboree』Tab\(1,000-)1,100-税込
●TIM-4 EARL SCRUGGS『Kings of Bluegrass』Tab\(1,000-)1,100-税込


 日本のアール・スクラッグス研究家の故津田敏之氏が私家版で出していた完全コピー集のリプリント判。アール・スクラッグスのフラット&スクラッグス時代の全録音の可聴部分をバックアップを含めてオリジナルLP順にタブ譜化した小冊子。TIM-1はマーキュリー録音の前半。TIM-2はマーキュリー録音後半、TIM-3はアルバム『Foggy Mountain Jamboree』、"TIM-4"は『Kings of Bluegrass』の計4冊)がある。スクラッグス虎の巻 ! 
  ●RW-CTAB CLARENCE WHITE 『The Essential Clarence White Bluegrass Guitar Leaads』102頁Book + CD 2枚組 (本体\6,600-)\7,260-税込

 不世出の天才ギタリスト、クラレンス・ホワイトの教則本。。クラレンスがそのスタイルの確立に向け、1962年にホーム・レコーディングした『33Acoustic Guitar Instrumentals 』から、さまざまなパターンが学べる14曲を厳選、クラレンス・ホワイトという偉大なギタリストの呼吸、すなわちブルーグラス・フラットピッキンの真髄を感じ取ることのできる素晴らしい教則本となっている。あるうちにどうぞ。
  ■楽器、その他……
  ●MISC-PF190 『GHS AMERICANA SERIES BANJO LIGH(10-11-13-W20-10)』(\900-)\990-税込

 話題のGHS社、ノーム・ピケルニー使用弦。メーカーによるとDCT極低温凍結プロセスにより、弦を長持ちさせ、もう少し明るくする。低温処理を施すことによりステンレス鋼の輝きを保ちながら、ニッケルのようにあなたのフレットに優しい弦とのことです。
  ●MISC-0012 =BILL KEITH BANJO STRINGS(本体\1,200-) \1,320-

 ビル・キースバンジョー弦限定入荷。特徴は1、2、5弦が同じゲージ。.011 .011 .015 .022 .011(ミディアムゲージ)。4弦ブロンズ(スチールも有り)が珍しい。
  ●MISC-SBPML 『秋元慎シグネチャー・ピック1.3mm厚』(\250-) \275-税込

 フラットピッカー、特にマンドリン向けのアセチレート素材によるラウンド・トライアングル、1.3mm厚のピック。今回、ティアドロップも入荷。*******************************************************
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