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  [B.O.M.Services 最新入荷&ベストセラー]

2024年1月1日

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[謹 賀 新 年]

 今月のハイライト
  ●ROU-11622 TONY RICE『#58957:Bluegrass Giutar Collection』CD(\2,650-)\2,915-税込

Tipper/Monroe's Hornpipe/Jerusalem Ridge/New Chance Blues/Blackberry Blossom/Medley: Fiddler's Dream〜/Whiskey Before Breakfast: Fiddler's Dram〜Whiskey BeforeBreakfast/Whitewater/Lost Indian/Stoney Point/Misty Morning/Gold Rush/Foggy Mountain Rock/Stoney Creek/Home Sweet Home/Bill Cheatham/Stoney Lonesome/Soldier's Joy/Cheyenne/Big Mon/Birdland Breakdown/Port Tobacco全21曲 再入荷

 ブルーグラス界に最も大きなインパクトを与え続けたトニー・ライス、愛器のシリアル・ナンバーをタイトルにした、彼のリズムとリード・ギターを焦点に集められたブルーグラス・インスト全21曲集。ベラ・フレックのアルバムやブルーグラス・アルバム・バンド他、さまざまなアルバムから選ばれた、「これがトニー・ライスのブルーグラス・ギターだっ!」作品。バッサー・クレメンツ、ジェリー・ダグラス、サム・ブッシュを従えた息をつかせぬアグレッシブなソロで始まる全21曲、モンロー・スタンダードとトラッド、そしてオリジナル、1970年代後半からのさまざまなセットでトニー・ライス の進化が堪能できる。そのすばらしいリードはもちろんだが、その希有なリズム・ギターに是非聴き入って欲しい。各曲でのトニー自身のコメントでの聴き所や、ギター"#58957"のことなど、寡黙だったトニーが解説するのも嬉しい。 
 [テリー・バウカム追悼]
 ブーン・クリーク、クイックシルバー、サード・タイム・アウトの創設メンバーとして活躍、80年代以降のブルーグラス・バンジョーのトレンドをセットしたテリー・バウカムが71歳で亡くなりました。謹んでご冥福をお祈りします。
  ●DDR-2022 TERRY BAUCOM'S DUKES OF DRIVE 『Here In The Country』CD(\2,650-)\2,915-税込

Here In The Country/One Morning In May/Lonesometown/If I Don't Lost My Fire/Hello Blues/The Table/My Baby On My Mind/I Should Have Started Yesterday/Thumbin' Down/Christmas At The Old Homeplace全10曲

 ブーン・クリーク、クィックシルバーでの活動を通して80年代以降のコンポラ・ソリッド・スタイルのバンジョーのトレンドをセットしたドライブ公爵ことテリー・バウカムと彼のデュークス・オブ・ドライブの2022年最新作。テリーの至芸ともいえるハード・ドライビング・バンジョーを中心にウィル・クラーク(m)、クリント・コッカー(g)、ジョー・ハナバッハ(bs)というメンバーに加えてブルー・ハイウェイのゲイリー・ハルトマン(d)とスナイダー・ファミリーのフィドラーで作家としても活動するサマンサ・スナイダー(f)がゲスト参加他、テリー夫人でDJとしても活躍するシンディ・バウカムが"Christmas At The Old Homeplace"他1曲を披露、トップ・ソングライターによる、表情豊かな曲を贅沢に揃えて楽しませてくれる。
  ●REB-1691 IIIrd TYME OUT CD(\2,450-)\2,695-税込 

Moundsville Pen/Love Gone Cold/Miles of Texas/When He Reached Down His Hand/Phone Call Away/Woman Dressed in Scarlet/When My Time Comes to Go/Thanks a Lot他全12曲

 ドイル・ローソン&クィックシルバーから独立したバンド=サード・タイム・アウトのデビュー作。6度のIBMA年間最優秀男性ボーカル受賞のラッセル・ムーアのリード・ボーカルを軸に強力なバス・ボーカルの盟友、レイ・ディートン(bs)、元ブーン・クリークのテリー・バウカム(bj)、現在、バルサム・レンジに参加したアラン・バイビー(m)、現ロンサム・リバー・バンドのマイク・ハートグローブ(f)という面々。90年代を風靡したコンポラ・ソリッド・グラスの代表的手法。とにかく、バッチリと決るし唄はうまい。ピート・ゴーブルの作品が4曲と選曲の趣味も良い。
 ■ブルーグラス新入荷
  ●REWO7264462 DOUG DILLARD EXPEDITION 『Live At The Hotel Fremont Las Vegas September 1970』 CD(\2,450-)\2,695-税込

Fire on the Mountain/Uncle Pen/Dixie Breakdown/Singing All Day, Dinner on the Ground/Don't Let Your Deal Go Down/Take a Whiff on Me/Orange Blossom Special/Can't You Hear Me Calling/Bugle Call Rag/Won't You Call Me Darling/Durham's Reel/Dear Old Dixie/Roll in My Sweet Baby's Arms/Cumberland Gap/Panhandle Country/Wicked Path of Sin/Down the Road/Will You Be Loving Another Man/Wheel Hoss/Lee Highway Blues全20曲

 ディラーズを脱退したダグ・ディラードは1968年に元バーズのジーン・クラークとディラード & クラーク・エクスペディションを結成、『The Fantastic Expedition of Dillard & Clark』と『Through the Morning, Through the Night』の2枚のブルーグラス・ロックのアルバムを2枚残した後、デビッド・シャクソン(bs,piano,v)、ドナ・ウォッシュバーン(g,v)等とダグ・ディラード・エクスペディションを結成、ここにバイロン・バーライン(f,m,v)とドン・ベック(g,bj,v)が参加して1970年1月頃まで活動後、1970年にダグとバイロンだけ残り、元ケンタッキー・カーネルズのロジャー・ブッシュ(bs,v)とビリー・レイ・レイサム(g,bj,v)が加わった時期の録音が発掘された。バイロン・バーラインの押しの強いフィドリングとロジャー・ブッシュ & ビリー・レイの産みだす、カントリー・ガゼット結成前夜という趣の70年代西海岸産ブルーグラス。
  ●MH-2225 BALSAM RANGE『Kinetic Tone』CD(\2,650-)\2,915-税込

Echo Canyon/Snake Charmer/Evergreen/Marshall McClain/Just to Satisfy You/God Knows/Two Lane Highway/Running Out of Reasons/Worry/We'll All Drink Money/What the Years Do全11曲

 ノース・カロライナ州、グレート・スモーキーとブルー・リッジが取り囲むヘイウッド・カウンティの地域をバンド名に冠して活動するIBMAアワード・ウィニング・バンド、バルサム・レンジの10作目となる最新作。ライナーノーツに「2023 年の初めに バルサム レンジ がこのアルバムを始めるためにスタジオに入ったとき、新しいレベルの興奮と創造の喜びが存在しました。『キネティックトーン』はあまり知られていない音楽用語で、エネルギーの適用によってサウンドが静的な音から変化する音にどのように移行するかを定義します。声かもしれない。ギターかもしれない。声と楽器が協奏しているのかもしれない。私たちは、それが音楽グループの共通の考え方でもあり得ると主張します。」バディ・メルトン(f,v)、マーク・プルエット(bj)、ティム・サレット(d,bs,v)カレブ・スミス(g,v)、オリジナル・メンバーのダリン・ニコルソンに代わって、新加入のアラン・バイビー(m,v)という面々でメロディアスなナンバーからハード・ドライブするストレートなブルーグラスまで、非常に美しく聞きやすいブルーグラスが魅力。ゴールドラッシュ後のカリフォルニアが舞台の"Echo Canyon" 寂びれ往く田舎町が舞台の"Running Out of Reasons""Marshall McClain"等、ミラン・ミラーが3曲提供。ウェロン・ジェニングスの出世作をブルーグラスにアレンジした"Just to Satisfy You"。「2車線のハイウェイが私を行きたいところへ連れて行ってくれる」、"Two Lane Highway "はアラン・バイビーが共作に名を連ねている。
  ●PATUX-357 THE COUNTRY GENTLEMEN TRIBUTE BAND『Yesterday and Tomorrow』CD(\2,650-)\2,915-税込

Miner's Child/A Fool Such As I/Mountains and Memories/(Ghost) Riders in the Sky/Appalachia 1975/One Tin Soldier/How Great Thou Art/Teach Your Children/Misty Mountain Rain/God's Coloring Book/Sea of Heartbreak/The Eddie Swing/You Can't Go Home (Charlie's Lament)/Legend of the Dogwood Tree全14曲

 「現代のブルーグラス・バンドで、革新のリーダーとして、また伝統の伝達者として特筆に値するものがあるとすれば、それはカントリー・ジェントルマンだろう。 間違いなく、ジェンツはフォーク、カントリー、ロックンロール、ポップスのファンの耳にも留まりながら、ブルーグラスのジャンル全体に影響を与えた。そして今日、その象徴的なグループのサウンドに最も敬意を払っているブルーグラス・バンドがあるとすれば、それはカントリー・ジェントルメン・トリビュート・バンドだろう。(マーサ&エディ・アドコック)」 マイク・フィップス(g,v)、デヴィッド・プロプスト(m,v)、リンウッド・ランスフォード(bj,v)、ダレン・ビーチリー(d,v)、ジェフ・ゲイ(d,v)、エリック・トラウトマン(bs,v)、ビル・イェーツ(朗読)、リック・ブリッグス(bj,v)、マーク・クリフトン(d)、トム・ミンティ(bass v)。
  ●MFR-220080 HAMMERTOWNE『You Can Learn A Lot From A Song』CD(\2,650-)\2,915-税込

I'm Going Sailing/Next to Nothing/Can't You Hear Jerusalem Moan/You Can Learn A Lot From a Song/Mostly You/Take That/I'm Going Home to Tennessee/Life's Highway/These Old Boots/I'll Blame It On the Rain全10曲

 東ケンタッキー出身の、トラディショナルとプログレッシブを上手にブレンドしたブルーグラス・バンド、ハマー・タウン(HAMMERTOWNE)の「歌から多くを学ぶことができる」と題された、マウンテン・フィーバーから5枚目となるニュー・アルバム。レコーディング・セッションで偶然出会い、その相性の良さに感嘆し、バンド結成に至ったという、デイヴ・キャロル(g,v)、チャストン・キャロル(m,v)、、ブライアン・ラッセル(bs,v)、スコット・タケット(v)、デイル・トーマス(bj)、そしてスペシャル・ゲストとしてロン・スチュワートがフィドルで参加。伝統的なブルーグラスの作法に則ったデイブ・キャロルによるタイトル曲他、スティーブ・ウォーリナーの1986年のヒット"Life's Highway"、「ウェストバージニアの丘からアラバムの緑の野原まで、この古いブーツはこの土地を遠くまで旅してきた」と歌う"These Old Boots"、テネシー州賛歌"I'm Going Home to Tennessee"、ニューグラス・リバイバルも取り上げていたゴスペル曲"Can't You Hear Jerusalem Moan"トラッドなカバーも織り交ぜている。楽器、コーラス、選曲と非常にバランスの取れたブルーグラスを聞かせてくれる。
  ●MFR-230701 ANDY LOWE『Nervous Energy』CD(\2,650-)\2,915-税込

On The Lonesome Wind/Lonley Moon/Boatman Stomp/Zip-Lock/Barbry Allen/Uptown/Holiday Religion/Drop Dead Gorgeous/Please Be My Love/Mountain/Last Old Dollar/Jamaica Farewell全12曲

 バージニア州アマーストを本拠に活動するディア・クリーク・ボーイズのバンジョー奏者のソロ・プロジェクト。アンディ・ロウ(bj)のバックを勤めるのはベースとドブロのジェフ・パーティン、マンドリンのアーロン・ラムゼイ、ギターのジェイコブ・バールソン、フィドルのジム・ヴァン・クリーヴという腕利きがサポート。ボーカルにはマウンテン・ハートのジョッシュ・シリング"Mountain"、アーラン・ラムゼイ"Barbry Allen"、アマンダ・クック"Drop Dead Gorgeous"を夫々フィチャー他、ロンダ・ビンセント & レイジのザック・アーノルド、サイドラインのジェイコブ・グリとベイリー・コウ、ディア・クリーク・ボーイズのジャスティン・トムリン等が参加。ロニー・マッカリーとビリー・スミス作のロンサム感漂う"On The Lonesome Wind"では重量感のあるバンジョーが際立つ、ステュアート・ダンカンも取り上げていたトリオ・ナンバー"Lonley Moon"では情感たっぷりに演じる。ジム & ジェシーの"Please Be My Love"やモンローも取り上げていた"Last Old Dollar"のストレートなカバーも良い出来。本作では1930年代のギブソンTB-11コンバージョンと1935年のギブソンスタイル1コンバージョンを使用、高級カポの製作者としても知られたトム・マッキーニー作のインスト曲"Uptown"やハリー・ベラフォンテで知られる"Jamaica Farewell"を取り上げているところもユニーク。
 [オズボーン・ブラザーズのCMH時代の2タイトル入荷]
  ●CMH-9008 THE OSBORNE BROTHERS 『From Rocky Top to Muddy Bottom』 CD(\2,750-)\3,025-税込 [再入荷]

Rocky Top/We Could/Georgia Mulea and Country Boys/Don't Ever Tell Me You Love Me/Hey Joe!/All I Have to Do Is Dream/Packing Up Your Heart/Tell It to Your Old Grandma/Little Boy/Banjo's Goin' Home/Goergia Piney Woods/Just Another Dream/I Can't See the Rainbow/Take Me as I Am (Or Let Me Go)/Tennessee Hound Dog/Where Did the Sunshine Go?/Country Boy/Love Hurts/Fortune, Fortune/Muddy Bottom全20曲

 オズボーン・ブラザーズがカントリー・フィールドでも大人気を得るきっかけとなった大ヒット"Rocky Top"('68)、その作者であり、ポップ・シーンでも"Bye Bye Love"など多くのヒットをもつカントリー名誉の殿堂入りのソング・ライティング・ティーム、フェリス&ブードロー・ブライアント夫妻の作品集。"Rocky Top" に始まる一連の思いっきり快調なブルーグラスと、"All I Have to Do Is Dream" などのスウィートなバラード、オズボーンズが得意中の得意とするところを、ボビー絶頂期の悶絶ヴォーカルを軸に完璧に仕上げている。バディ・エモンズ大活躍のスティーリン・サウンドは、往時邪道ともいわれたが、何とまあかっこいいこと。 
  ●CMH-9011 OSBORNE BROTHERS『Bluegrass Collection』CD(\2,750-)\3,025-税込[再入荷]

 1970年代後半、絶頂期にあったオズボーン・ブラザースが、それまでのヒット曲路線を変換、最愛のトラッド・ブルーグラス路線に戻るきっかけとなった2枚組LP秀作、ブルーグラスの大スタンダード曲を、彼等らしくアッサリと、しかも非常にレベルの高い質で、演じられた名盤。ブレイン・スプラウスとケニー・ベイカーのツイン・フィドルが美しい。とてつもなく良い音のソニーの愛器ギブソン・グラナダ、ボビーの1925年製ギブソンF-5とボビーの圧倒的なボーカルとコーラスが文句無しに素晴らしい。
 ■オールドタイム、フォーク、アメリカーナ新入荷
  ●SFR-123 UNCLE SHUFFELO & HIS HAINT HOLLOW HOOTENANNY CD(\2,650-)\2,915-税込

Sally Ann/K.C. Moan/Run Mountain/Alabama Jubilee/June Apple/Keep Your Skillet Good and Greasy/Just Because他全18曲

 テネシー州中部を拠点に、スキレットリッカーズの精神とショーマンシップを備えた面白いファッションで、歴史的な曲を独自の解釈で演じる21世紀のオールドタイム・ストリングバンド、アンクル・シュフェロ・アンド・ヒズ・ヘイント・ホロー・フーテナニーのフル・アルバムがミドル・テネシー州立大学のポピュラー音楽センターに属するスプリング・フェドからのリリース。オースティン・デリーベリー(f,harmonica,v)、コートニー・ウィリアムズ・デリーベリー(g,v)、ブライアン・デリーベリー(bs,v)、ミーガン・ウィリアムズ ギリアム(washboard,Victrola Horn,v)、コナー・デリーベリー(bj,bones)、エマ・ジーン・ウィリアムズ(autoharp,jug,v)、キース・ウィリアムズ(bj,v)という面々で、メイナーズ・マウンテニアーズ、テネシー・ランブラーズ、アンクル・デイブ・メイコン、ジミー・ロジャース、アール・ジョンソン等々、オールドタイム、ラグタイム、ブルース、ゴスペルの名曲をホットに演じている。「最高のオールド・タイム・ミュージックであり、アメリカン・ルーツ・ミュージックが好きな人なら誰でも気に入るだろう。」はレーベルの宣伝文句。
 ■インスト新入荷
  ●FLID-3001 DOC & MERLE WATSON『Songs Doc Didn't Sing』CD(\2,650-)\2,915-税込

 フラットピッキングを駆使してギターの弾き方を永遠に変えたドック・ワトソンと、彼の素晴らしい相棒、息子マール・ワトソンのインストルメンタル・チューンの極上のコンピレーション。"Down Yonder"、"Sheeps in the Meadow"、そして彼の代表曲である "Black Mountain Rag "といったフィドル・チューンを演奏。マールはよりブルースに傾倒、"John Henry "や "Talking to Casey "でのスライド・プレイは素晴らしい。このデュオはスウィング("Liza / Lady Be Good")、ポルカ("Guitar Polka")にも触れ、"Take Me Out to the Ballgame "ではありそうでなかった遊びを披露している。 
 ■日本のアーティスト
  ●RC-128 FICTION TWINS PLUS(Toshio Watanabe)『My Favorit Songs』CD(\2,450-)\2,695-税込

Girl I Love Don't Pay Me No Mind/Bummin' An Old Freight Train/How Will I Explain About You?/Knoxville Girl / On The Sea Of Galilee/Watson Blues/What Became Of That Beautiful Picture/ Are You Tired Of Me My Darling? /The Bluebirds Singing are Singing for Me/Go Home/Rocky Run/The Cyclon Of Rye Cove/Don't Forget Me/Mama Don't Allow

 前作から10年、今回はbanjo, fiddle, bassなどを加えてbluegrassを、と言う趣向。長らく聞き覚えた好みの曲を中心にbluegrass basicsを演じている。オリジナルアレンジをと考えたが所詮ブルーグラススタンダードパターンになったとは本人の言。曲はアーサー・スミス、カーター・ファミリー、モンロー・ブラザーズ、チャーリー・モンローから学んだものが中心である。 
  ●RC-126 TOSHIO WATANABE『The Fiction Twins』CDR(\1,818-)\2,000-税込

My Long Journey Home/Little Red Shoes/Weeping Willow/Will the Roses Bloom/Alabama/I'm thinking Tonight Of The Old Folks/In My Dear Old Southern Home/Just A Song Of Old Kentucky/Little Annie/Just Because/Valley Of Peace/Maple On The Hill/Will the Circle Be Unbroken/You're Gonna Miss Me When I'm Gone 全14曲

 よく選曲された美しいメロディーをじつに丁寧に、言葉(英語)をかみ締めた表現が聴く者に伝わるように、決して美声とは言わないが、歌われている。そして重要なことは、モンロー兄弟が持っていたその初期ドライブが見事に身に付いていることだと思う。それは、自分で言うのもナンだが、弟であるわたし、ブルーグラスなどアメリカ音楽の底辺にあるビート、若いときにモンロー・ブラザーズと出会ったおかげで身に付いたのだろう。渡辺敏雄は高校生のとき、中学生の音楽に無垢な弟、井上三郎にギターを押し付け!?、ここに収められているのとほとんど同じレパートリーを高校の学園祭で演奏した。もう50年以上前のことになる。レスターもアールも、きっとそうしたように、モンロー・ブラザーズから最初に学んだということが渡辺/井上兄弟の原点だったような気がする。そして1950年以前のアメリカン・ポピュラー音楽の原点のひとつといえるブラザーデュオのメロディとビート、そして歌を見事に再現した、秀作ではないだろうか? B.O.M.のインディレーベルRed ClayRecordsからの発売。(渡辺三郎)
 ■月刊ムーンシャイナー特集/関連作品
 [コディ・ノリス・ショー・インタビュー]
  ●REB-1878 KODY NORRIS SHOW『Rhinestone Revival』CD(\2,450-)\2,695-税込

 ラインストーンの施されたド派手な衣装で熱気溢れるストレートなブルーグラスで観衆を魅了するコディ・ノリス・ショー、ベルからの第二作。ビル・モンロー、ジミー・マーティン、スタンリー・ブラザーズといったブルーグラスのアイコンからインスピレーションを受け、黄金時代のブルーグラスを呼び起こす勢い。現在のブルーグラス界で最も忙しく、最も働き者で、最も面白いバンドのひとつと評される彼等は、ステージ衣装にに「Nudie」や「Manuel」といった伝説的なデザイナーによるウエスタンウエアを髣髴させるスーツを甦らせた。本作ではハードドライビングなトラディショナル・ブルーグラス満載。レノ & スマイリーやラルフ・スタンレーも取り上げていた"Mountan Rosalie"を皮切りにコディのブルーグラスの作法に則ったオリジナルが4曲。
 [ブッチ・ロビンズ「ブルーグラス音楽」]
  ●HHH-201/3L THE BLUEGRASS BAND『Shine Hallelujah Vol.1 - Vol.3』VINYL/LP3枚組(\4,500-)\4,950-税込

 1991年、ブッチ・ロビンズが当時、将来を嘱望される若手を集めて一挙に録音したブルーグラス・ゴスペル・スタンダード43曲(正確には1曲のみキーを変えて録音したものがあるので42曲)。ブッチ入魂のバンジョーに、ダドリー・コンネルとラリー・スティーブンソンのリードとテナーボーカルに、デビッド・マクローリン(m)、ブレイン・スプラウス(f)、ロニー・シンプキンズ(bs)、そして若いロブ・マッカーリー(bj)を起用。ブルーグラス・ゴスペルの美学をとことん、満喫できる42曲だ。 
  ●SF-40063 BILL MONROE 『Live Recordings 1956-1969』 CD(\2,450-)\2,695-税込

 ただ、ただ、凄い。ブルーグラスという音楽、その様式を創った男、ビル・モンローの最も過激な時代の50〜60年代、その過激なライブ録音集。強烈なビート=ドライブと弧高のブルーズ=ハイロンサムがここに凝縮されている。
 [Fiddlers in Japan 列伝J]
  ●RC-108 大矢貞男『Beaumont Rag』CD(\1,980-)\2,178-税込

Panhandle Country/Used To Be/Shenandoah BRD/Kentucky Waltz/Song for Life/MinorSwing 他全12曲

 レッドクレイ・アーカイブ・シリーズ

 東京ホット倶楽部バンドなどで活躍、現在は大阪に戻ってテキサス・クラブやサポート・ミュージシャンとして活動中のフィドラー、大矢貞男が、1985年、米国音楽留学から一時帰国中の有田純弘(bj)、赤木一孝(g,v)、谷村順造(m)、アンドレ佐藤(d)、久永雅史(m,v)という、当時の飛びぬけて優れていたブルーグラス・プレイヤー他、ジャズ人脈と創り上げた。ポップでスウィンギーなブルーグラス・アルバム。70〜80年代関西ブルーグラス・シーンを見事に捉えた作品。 
  ●TRCD-001 TEXAS CLUB『TEXAS SWING 2021』CD(本体\1,818-)\2,000-税込

 ジャズ・フィドラーの大矢貞男とブルーグラス・マンドリンの秋元慎、ジャズを中心に年間100本以上の演奏を行う熊谷侑真によるオール・インストのストリング・バンド、テキサス・クラブの第1作。ジャズのスタンダードやフィドル曲等、お馴染みのナンバーをインストルメンタルで演じる。
 [ブルーグラス聖地巡礼の旅]
  ●COMP-4802 SPECIAL CONSENSUS『Great Blue North』CD(\2,450-) \2,695-税込

 グレッグ・ケイヒル(bj)をリーダーとして1975年に結成、シカゴでを拠点として、現在は全米ツアー、ヘッドライナーとして活躍するスペシャル・コンセンサスの最新作は、デイヴ・ファンシー、ゴードン・ライトフットなど、カナダのシンガー・ソングライターの有名曲から無名曲までを収録。クレア・リンチのクリスタルなボーカルハーモニーによるクラシック"Snowbird"の耳に心地よいブルーグラス・バージョンからスタート。また、このアルバムのテーマ的な中心曲としてゴードン・ライトフットから2曲、"Brave Mountaineers"と"Alberta Bound"を取り上げている。 
 [NEW LOOK!NEW SOUND!]
  ●RSR-217 ANNIE STANINEC AND NICK HORNBUCKLE『Twin Sisters』CD(\2,450-)\2,695-税込

 今年(2023年)の10月にパートナーのジョン・カイルと共に来日、各地で素晴らしいフィドルを披露したポートランド在住の日系フィドラー、アニー・スタニネッツとブリティッシュコロンビアのバンジョー奏者、ニック・ホーンバックルのコラボレーション。全ての曲のフイドルとバンジヨーのチューニングが明記されているのでプレイヤーにも嬉しい。素晴らしいオールドタイム・フィドル&バンジョー集。 
 [ムーンシャイナー1月号レビュー紹介作品]
●REWO7264462 DOUG DILLARD EXPEDITION 『Live At The Hotel Fremont Las Vegas September 1970』 CD(\2,450-)\2,695-税込
●MFR-230701 ANDY LOWE『Nervous Energy』CD(\2,650-)\2,915-税込
●FLID-3001 DOC & MERLE WATSON『Songs Doc Didn't Sing』CD(\2,650-)\2,915-税込


 上記、新入荷.参照.。
  ●CGSO388033 TOMMY EMMANUEL『Accomplice Two』CD(\2,750-)\3,025-税込 再入荷

 オーストラリアから登場したフィンガーピッキング・ギターの達人が豪華なゲストを迎えて創り上げた極上のコラボレーション・アルバムが漸く入荷。ブルーグラス界で現在、最も注目のビリー・ストリングス、モリー・タトル、やシエラ・ハル、ドブロの巨匠のジェリー・ダグラス、ミスター・ニューグラスのサム・ブッシュ、ドウグ音楽の始祖のデビッド・グリスマン、大御所のデル・マッカリー・バンド他、ニッティ・グリッティ・ダート・バンド、リトル・フィート、マイケル・マクドナルド等のロック界の大物、イギリス人のフィンガーピッキングの達人のリチャード・スミス、ボブ・ディラン。バンドのラリー・キャンベル & テレサ・ウィリアムス等々が参加。
  ●PC-1282 TIM RAYBON BAND 『I Could Get Used To This』CD(\2,450-)\2,695-税込

 マーティ&ティム・レイボン兄弟でアメリカン・ブルーグラス・エクスプレスなるファミリー・バンドでキャリアをスタートしたティム・レイボン自身の名を冠したバンド名義の作品がパインキャッスルよりリリース。ハード・ドライビング・ナンバーからしっとり聞かせるアコースティック・カントリーまで質の高いサウンドを聞かせる。
  ●PATUX-373 SERENE GREEN 『If It Wasn't for Longing』CD(\2,650-)\2,915-税込

 ペンシルベニア・ネイティブによる4人組、トラディショナル・ブルーグラスに深く根ざしたオリジナル・ソングを手作り感溢れる素朴なサウンドでストレートに表現する様子は新鮮。2017年にオール・オリジナルの『To Whom It Pertains』をリリースして以来の2作目。
  ●AMVB2325 ANDY HALL『Squareneck Soul』CD(\2,650-)\2,915-税込

 インファマス・ストリングダスターズのドブロ奏者、アンディ・ホールのソロ・プロジェクト。全曲、様々な表情を魅せるアンディ・ホールによるオリジナル。サポートはバンド仲間のトラビス・ブック(bs)、サム・ブッシュ・バンドのウェス・コーベット(bj)、ご存知ブライアン・サットン(bs)を基本バンドに"Muscle Car"ではビリー・ストリングス(g)、"Skunk Weed"ではロニー・マッカリー(m)がゲスト参加。セッションまでの3−4週間の間に全10曲を書き上げたという。 ドブロをメインとしたブルーグラス・インストアルバムの秀作。
  ●BKBW934526 V.A.『A Tribute To The Judds 』CD (\2,950-)\3,245-税込

 アコースティックなカントリーで80年代を席巻したザ・ジャッズ、カントリー・ミュージック界のビッグ・スターたちによるトリビュート・アルバム。参加アーティストは、ウィノナ、ドリー・パートン、レバ・マッケンタイア、ソーニャ・アイザックス、トリシャ・イヤーウッド、ブルーグラス関係からはモリー・タトルとロブ・アイクス & トレイ・ヘンズリーが参加。
 ■ブルーグラス最近作/お勧め作
  ●REB-1879 THE HIGH FIDELITY『Music In My Soul』CD(\2,450-)\2,695-税込

 現在のオーセンティック・ブルーグラスやトラディショナル・カントリーのシーンで最も才能のあるミュージシャン & シンガーで、忘れ去られたり見過ごされてきたブルーグラスやオールド・タイム・ミュージックの貴重な宝石を発掘し、新たな聴衆のために再び輝かせるブルーグラス考古学者と称されるジェレミー・スティーブンス、コリーナ・ローズ・ログストン・スティーブンス、カート・スティーブンスンのマルチな才能を持つ3人によるハイ・フィディリティの最新ゴスペル・アルバム。ジェレミーがかつて在籍していたゴスペル・バンドの老舗、チャック・ワゴン・ギャングの"I'll Be No Stranger There"、キティ・ウェルズ"I Need the Prayers"、他、クラシック時代のブルーグラスやカントリー・ミュージック、リノ & スマイリー、ジム & ジェシー、ルーヴィン・ブラザーズ等の隠れた名曲を現代に甦らせることに加えて、先行シングルの"The Mighty Name of Jesus"はジェレミーとコリーナ・ローズによる彼ら初オリジナル曲を収録。
  ●MFR-230818 EAST NASH GRASS 『Last Chance To Win』CD(\2,650-)\2,915-税込

 2021年に自主制作によるセルフタイトルのデビュー作に続くイースト・ナッシュ・グラスのマウンテン・フィーバーからの第1作。ジェームス・キーのボーカルによる"I Almost Told Her"、ハリー・クラーク作でボーカルを務める"Scarlet Iris "、リロイ・カーがオリジナルでジム路クェスキンやティム&モリー・オブライエンも取り上げていた"Papa's on the Housetop "、ビル・アンターソン作でジーン・シェパードでヒットした"Slippin' Away"やジョニー・ロドリゲス"How Could I Love Her So Much"等、カントリーのブルーグラス・アレンジも秀逸。ラストはアンクル・デイブ・メイコンの"Railroadin' & Gambin'"ビートの効いたパワフルなパフォーマンスで大団円を迎える。ナッシュビル生んだ素晴らしいブルーグラス・バンド、今後も注目。
  ●LOR-640 KATHY KALLICK BAND『The Lonesome Chronicles』CD(\2,950-)\3,245-税込

 キャシー・キャリック・バンドの最新作。キャシーのパワフルな新作6曲を収録。メンバーはキャシー(g)に加えて、アニー・スタニネッツ(f)、グレッグ・ブース(d,bj)、トム・ベケニー(m)、ケーリー・ブラック(bs)というメンバー。グレッグとトムが書き下ろした新曲に加え、オズボーン・ブラザーズ、アール・スクラッグス、ビル・モンロー、ジョン・プライン等も収録。テッド・ランディ&ボブ・ペイズリーの名演で知られる"Never Been So Lonesome"では新たな歌詞が書き加えられている。歌詞、解説、写真(Anne Hamersky)とグラフィック(Lisa Berman)が掲載された16ページのブックレット付き。
  ●YEP-3042 STEEP CANYON RANGERS『Morning Shift』CD(\2,950-)\3,245-税込

 アパラチアやピードモントの豊かな文化遺産が残るノース・カロライナ州アッシュビルをベースに活動をスタート、スティーブ・マーチンとのコラボレーションで一躍、全米で人気を得たスティープ・キャニオン・レンジャーズ、ダレル・スコットをプロデュースに迎えて、彼等の故郷ノースカロライナ州バット・ケーブのヒッコリー・ナット・ギャップ・インで録音。ロビー・フルクスの"Fare Thee Well, Carolina Gals"を除いて、全てメンバーによるオリジナル。静かな弾語りからコーラスとフィドルを加えて展開する"Recommend Me"他、凝ったアレンジを施した発展型ブルーグラス。
  ●RCSI-1191 COUNTRY GONGBANG『UNKNOWN POETS』CD(\2,450-)\2,695-税込

 2016年の宝塚フェスに参加、フランスのLa Rocheのブルーグラス・フェスでも好評を博し、今年のIBMAで高い音楽性を披露して大注目を集めた韓国のブルーグラス・バンド、カントリーゴンバン、アメリカのマーケットを意識して、満を持してのセカンド・アルバム。優れた歌唱力と卓越したテクニックで韓国語で歌うことで、言語の違いを超えて聴衆を魅了。詳細なプロフィール、曲目解説はムーンシャイナー11月号(MS-4101)の特集記事ご参照下さい。
 ■オールドタイム/フォーク/アメリカーナ最近作 & お勧め作
  ●FF-70004 NORMAN BLAKE 『Fields of November/Old & New』CD(\2,750-)\3,025-税込

Last Train From Poor Valley/Southern Railroad Blues/The Old Brown Case/The Fields Of November/Forked Deer/Cuckoo's Nest/Sweet Heaven/Ajimina/Flat Rock他全26曲 

 ノーマン・ブレイク初期の名作LP2枚がCD1枚に収録されたコンピレーション、ギター1本での弾き語りとフラットピッキンのインストで構成された徳用盤。彼のオリジナルがセルダム・シーンやニュー・グラス・リバイバルにも取り上げられ、ギター・ピッカーのみならずソングライターとしの評価も高い。トラディショナルなフォークとしてもドック・ワトソンと並ぶ超一級のミュージシャンだ。 
  ●DIRT-0104 ALLISON DE GROOT & TATIANA HARGREAVES『Hurricane Clarice』CD(\2,450-)\2,695-税込

 アリソン・ディ・グルート(bj)とタテイアナ・ハーグリーブス(f)、新世代のオールドタイムシーンのリーダー的存在の二人によるデュオ第二作は、フィル・クックのプロデュースの下、フォークリバイバル時代のフィールド・レコーディングを髣髴させライブ録音。ローズ・マドックスで学んだ"Each Season Changes You"、強力なダンス・ナンバー"Nancy Blevins "他。
 ■インスト最近作 & お勧め作
  ●COMP-4784 MR. SUN『Extrovert』CD(\2,450-)\2,695-税込 

 デヴィッド・グリスマン・クインテットのオリジナル・メンバーで、約半世紀に渡ってブルーグラス&アコースティック・ミュージックのクリエイティブなシーンを牽引して来たダロル・アンガーと、彼のユニークな音楽ビジョンを心技体で共有するジョー・ウオルシュとグラント・ゴーディという若き仲間達と一緒に、ブルーグラス表現の新境地に挑むMr.Sunの2ndアルバム。
 
 ■発掘、編集 最近作 & お勧め作
  ●SF-40038 VARIOUS ARTISTS『Mountain Music Bluegrass Style』 CD(\2,450-)\2,695-税込

 1959年に発表されたあまりにも有名なフォークウェイズ作品のCD化。しかも故アール・テイラー等の未発表曲四曲のオマケ付!!この作品が当時の米国北部学生達や日本の60年代の学生等に与えた影響は測り知れない程大きいのだ。まずはアール・テイラー、ドン・ストーバー、ボブ・ベイカー、スマイリー・ホッブス、チャビー・アンソニー、その他、本物の50年代ローカル・ブルーグラスを存分にお楽しみ下さい。マイク・シーガーの素晴らしい編集である。 
 ■楽器関連作品
 *バンジョー
  ●MFR-231001 CORY WALKER『School Project』CD(\2,650-)\2,915-税込

 話題のイースト・ナッシュ・グラスやデビッド・グリア・バンドのメンバーとして又、2008年の宝塚フェスにシエラ・ハルと共に参加してくれたコリー・ウォーカーのマウンテン・フィーバーからのデビュー・ソロ。東京ディズニーランドの為に書かれたという"Jamboree"はジェイク・ステーゲル(g)、デニス・クロウチ(bs)、ビリー・コントレラス(f)、マイク・コンプトン(m)という面々で凄まじいばかりのテンションで度肝を抜かれる。ティム・オブライエン(g,v)を迎えた兄弟のジャロッド作の"Far Away Again"ではイースト・ナッシュ・グラスのハリー・クラーク(m)、ゲイブン・ラージェント(d)が好サポート。続く"Nashville Skyline Rag"でも超絶プレイが聞ける。ウィルマ・リーの"Tried To Ruin My Name"は独自のノスタルジックな雰囲気を醸しだすシェラ・フェレルを迎えて。ラストは超絶バトルを繰り広げる"Bugle Call Rag"で大団円を迎える。 
  ●COMP-4788 ALISON BROWN『On Banjo』CD(\2,450-)\2,695-税込

 アリソン・ブラウンの新作は彼女の美しいバンジョーのトーンをたっぷりフィーチャー、ショーロ、弦楽四重奏、スウィング・ジャズ、ボサノバ等、多岐のジャンルにわたってバンジョーの可能性を広げた意欲作。お馴染みのステュアート・ダンカン、俳優のスティーブ・マーチンのクロウハンマーとのデュオやクロノス・クァルテット他、極上のサウンドを聞かせる。
  ●SF-40037 V.A.『American Banjo; Scruggs and Three Finger Style』CD(\2,450-)\2,695-税込

 1957年、世界最初のブルーグラスLPアルバムとして発表された作品は、その前年に若きマイク・シー ガーが録音した15人のさまざまなバンジョー奏者によるスリー・フィンガー・スクラッグス・バンジョー・ スタイルへの軌跡を記録した貴重な作品。オリジナルLPに16曲のオマケ付き。
 *フィドル
  ●COMP-4809 MICHAEL CLEVELAND『Lovin' Of The Game』CD(\2,450-)\2,695-税込

 IBMA年間最優秀フィドルやグラミー賞を受賞しているクリーブランドのスタジオ録音盤としては6作目となる最新作。ジェフ・ホワイト、クリーブランド、ショーン・サリバンによるプロデュース。現在のフレイムキーパー(FK)に加えてベラ・フレック、ビリー・ストリングス、チャーリー・スター、ジェフ・ホワイト、トラベリン・マッカリー、ヴィンス・ギルなどの豪華なゲストが参加昨今の作り込まれたブルーグラスと違った魅力を感じる。 
 ■楽器、その他……
  ●MISC-PF190 『GHS AMERICANA SERIES BANJO LIGH(10-11-13-W20-10)』(\900-)\990-税込

 話題のGHS社、ノーム・ピケルニー使用弦。メーカーによるとDCT極低温凍結プロセスにより、弦を長持ちさせ、もう少し明るくする。低温処理を施すことによりステンレス鋼の輝きを保ちながら、ニッケルのようにあなたのフレットに優しい弦とのことです。 
☆☆ビー・オー・エム・サービス(御注文は:TEL 0797-87-0561:FAX 0797-86-5184:E-MAIL order@bomserv.comにて承ります。☆☆