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  [B.O.M.Services 最新入荷&ベストセラー]
2017年9月1日
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 [新入荷]
  ●RCSI-1159 BALLINGER FAMILY『It's About Time』CD(本体\2,450-)\2,646-

Pearls On String/Kathy's Song/Bloody heart/I Wish It Would Rain/Gonna Lay Down my old Guitar/The One I Love Is Gone/Song For A Winter's Night/Presbyterian Guitar-Wish We Had Our Time Again/Something Special他全12曲

 1995年に来日して爽やかな旋風を巻き起こしたクラスター・プラッカーズのデイル&クリス・バリンジャー夫妻とマルチ・ミュージシャンでプロデュースも勤める息子のイーサンによるバリンジャー・ファミリー待望の新作。色々なジャンルから気に入った曲を引っ張ってきて、自分たちのスタイルに纏め上げるクラスター・プラッカーズ時代からの手法は健在。ジョン・ハートフォードとの思い出が沢山詰まった"Wish We Had Our Time Again"、ポール・サイモンの"Kathy's Song"ではクリスが70年代に学んだときと同じギブソンの12弦ギターを使って録音。トニー・ライスが好んで取上げてブルーグラスでもお馴染みのゴードン・ライトフットの作品から"Song For A Winter's Night"ではルーク・ブラのフィドルが冴える。ナンシー・グリフィスの"I Wish It Would Rain"ではイーサンの、ナンシのギタリスト、フィリップ・ドナリーを髣髴させるプレイ、デルモアの"Gonna Lay Down my old Guitar"でも印象的なプレイを披露。ビル・モンロー作でヘイゼル&アリスで知られる"The One I Love Is Gone"。デイルがハスキー・ボイスで切々と歌うトム・ウェイツ"Picture In A Frame"。ジョン・ハートイーサンががバックを務めるリーアン・ウォーマックの娘=オーブリー・セラーズの"Something Special"、オルタナ・カントリーでフジ・ロックにも来日したライアン・アダムス"Pearls On String"等、新世代の作品もバリンジャー夫妻の手に掛かると耳に馴染んだサウンドに変わるのは流石、。思わずオリジナルに触れてみたくなる。随所で好プレイでサポートするルーク・ブラのフイドルも聞き物。こうなるとマーガレットが復帰してクラスター・プラッカーズのリユニオンを切望。
  ●REB-1869 JOE MULLINS & THE RADIO RAMBLERS『The Story We Tell』CD(本体\2,450-)\2,646-

Long Gone Out West Blues/The Last Old Shovel/Songs That Will Get 'Em/I Could Have Gone Right/If I'D Have Wrote That Song/Neighbors/I Heard That Train/In The Short Rows Now/I'M Nowhere Bound/Would You Care/The Fiddle Man'S Delight/When God'S In It全12曲

 IBMAアワードの常連でグランド・オール・オープリーの定期的なゲスト出演、各地のフェスのヘッドライナーとして現在、ブルーグラス界で最も多忙なバンドの一つと云われるジョー・マリンズ&ラジオ・ランブラーズ、レベル社から6枚目の作品。父親ポール・マリンズとのトラディショナル・グラスで活躍、一時は家業のラジオ局経営の為に音楽活動をセーブしていたジョー・マリンズ(bj)を中心にドイル・ローソン&クィックシルバーから移籍のジェイソン・バリー(f)、創立メンバーの一人でもあるマイク・テリー(m)、トラディショナル・グラスの一員でもあった故ジェラルド・エバンス&パラダイスのデュアン・スパークス、ルー・リード&キャロライナ、ロンダ・ビンセント&レイジ他、数多くのバンドを渡り歩いてきたベテラン、ランディ・バーンズ(bs)という筋金入りのメンバー。ラリー・コーデル、ロニー・ボウマン他、現役バリバリのソングライターの作品に加えて、デルモア・ブラザーズの"The Last Old Shovel"、先行シングルとしてリリースされたカナダのフォーク・デュオ=ファリス&ジェイソン・ロメロの" "Long Gone Out West Blues"、マール・ハガードの"I Could Have Gone Right"、ブラウンズの"Would You Care"ではオズボーン風のトリオ・コーラスが魅力。"Old Joe Clark""Clinch Mountain Backstep"他、フィドル・チューンをモチーフした"When God'S In It"等々、オハイオ・ブルーグラスの伝統を引継ぎながらも、コーラスや楽器に新たなアイデアを加えた意欲作。
  ●PATUX-285 THE MOLLY ROSE BAND『With All Due Respect』CD(本体\2,450-)\2,646-

Westward Bound/Go and Leave me I Don't Mind/I Haven't Seen Mary in Years/Burden of Sin/Molly Rose/Columbus Stockade Blues/Drinking her Memory Down/Trading the Blues/Beautiful Blue Eyes/A Better Place in Time/Don't Let Smokey Mountain Smoke Get in Your Eyes/Trading My Cross For a Crown/Why Did you Leave me Little Darlin'

 ジミー・マーチンやロスト&ファウンドで活躍したベテラン、リンウッド・ランスフォードがビッグ・カントリー・ブルーグラスを離れた後に参加した新バンド、モリー・ローズ・バンドの「充分に敬意を表して」と題されたデビュー作がトラッド・ブルーグラスの秀作を次々と発表するパタクセントからリリースされた。リンウッド・ランスフォード(bj)のタイトでタイミング良いプレイを軸に、ソングライターとして黄金時代のブルーグラスの香りのする4曲のオリジナルを提供、レッド・アレンにも通じるマーク・ハドソン(g)の素朴でストレートなボーカルとデビッド・ルイス(m)のハイ・テナー、ノース・キャロライナの知る人ぞ知るコンスタント・チェンジのメンバーとして活躍したギャリー・ベアド(bs)のバリトンというで、これぞトラッド・ブルーグラスというメインストリームのバンドが失ってしまった昔ながらの良さが伝わる作品。オールド・ファンには嬉しいDCグラスのレジェンド、ピート・パイクの"Go and Leave me I Don't Mind"、ビル&ジェームス・モンローの親子共演盤から"I Haven't Seen Mary in Years"、ロスト&ファウンドのアラン・ミルズとボビー・アトキンスの超レアなレノ&スマイリーからリリースされたブルーグラス・バディーズの"Trading the Blues"、オズボーンの"Don't Let Smokey Mountain Smoke Get in Your Eyes"、アルバム・タイトルとCDカバーのイラストが中身を良く表している。
  ●JLEP-001 JEN LARSON『Burning House』EP/CD(本体\1,500-)\1,620-

Burning House of Love/Dreams/4th Man in the Fire/Come All Ye Tenderhearted/Lost Black Diamond Town/That Star Belongs to Me全6曲

 ニューヨークのトラッド・ブルーグラス・バンド、ストレイト・ドライブで活躍、ブルックリンをベースに活動する女性ブルーグラス・シンガー&ソングライター、ジェン・ラーソンがNYCブルーグラス・シーンの牽引役、マイケル・デイブスをプロデュースに迎えて創り上げたミニ・アルバム。マイケル・デイブス(g)、アンディ・スタットマン(m,mandochello)、ノーム・ピケルニー(bj)、、ポール・カワート(bs)、クリス・エルドリッジ(v)といつたパンチ・ブラザーズ人脈も参加。マイケル・デイブスのセッションに度々、登場するベン・フレイカー(m)のモンロー・スタイルのプレイやテリー・マクギルのスクラッギスト振りも特筆すべき。知的でブルーグラスへの愛情を感じる彼女のオリジナル3曲に加えて、デル・マッカリーの"Dream"、スタンレー・ブラザーズのマウンテン・ソウル溢れる"Come All Ye Tenderhearted"、リリー・ブラザーズで知られる"That Star Belongs to Me"というカバー。アンディのアグレッシブながらもブルーグラスを感じさせるプレイをフィーチャーした3曲、特にマンドチェロをフィーチャーしてジェンが朗々と歌い上げる"Come All Ye Tenderhearted"が印象的。ジャケットのアートワークも彼女自身が手掛けたという。「ブルーグラスのリソースは南部だけじゃない!」という古い友人の言葉が頭を過ぎった。
  ●CP-9503 CLUSTER PLUCKERS『Un-Plucked』CD(本体\2,750-)\2,970-[再入荷] 

Willow Garden/I Will/Mama Tried/Family Bible/Midnight on the Water/Keep On Lovin' You 他全12曲

 1995年に来日して日本のブルーグラッサーの心を鷲掴みにした女性ふたり、マーガレットとクリスを中心に爽やかな唄とサウンド、そして馴染みの選曲でブルーグラス・ファンをハッピーにしてくれるクラスター・プラッカーズの第3作目。1989年のデビュー作、"I Wonder Where You Are Tonight"や"Woman in Love"などが収められた『Cluster Pluckers』(CP-8901 \2,970-)も評価が高い。
 *オールドタイム/フォーク
  ●PATUX-302THE WILDMANS『Wandering Thoughts』CD(本体\2,450-)\2,646-

Timeless/Turbo Dog/Darlin' Corey/Wandering Thoughts/Bluegrass in the Backwoods/It Takes One to Know One/Soggies/Summertime/Grey Eagle/Walk On Boy/Salt Creek/Wheel Hoss/Wade in the Water/J.S. Bach: Concerto for Two Violins in Dm, 3rd Movement

 カウンティ・セールスの所在地としてお馴染みのバージニア州フロイドのフロイド・カントリー・ストアで毎週金曜日に開かれるジャム会育ちの兄妹エリ(m)&アイラ(f)・ワイルドマン、将来が嘱望される若きオールドタイム&ブルーグラス・ミュージシャンのデビュー作。超絶テクニックを駆使してクロウハンマー・バンジョーの世界を広げるビクター・ファタード(bj)とマルチ・ミュージシャンとしてパタクセント作品ではお馴染みのダニー・ナイスリー(g)とベテラン、マーク・シャッツ(bs)がサポート。詳細次号にて。
 *カントリー
  ●FCM-0003 GENE WATSON 『Real. Country. Music』CD(本体\2,650-)\2,862-

Enough for You (Kris Kristofferson)/When a Man Can’t Get a Woman Off His Mind(Bill Anderson / Sharon Vaughn)/Help Me(Larry Gatlin)/Couldn’t Love Have Picked a Better Place to Die(Bucky Jones / Curly Putman)/A Girl I Used to Know(David Ball)/Bitter They Are, Harder They Fall(Larry Gatlin)/Ramblin Rose(Joe Sherman / Noel Sherman)/A Bridge That Just Won’t Burn (Jim McBride / Roger Murrah)/Ashes to Ashes” (Joe Chambers / Larry Jenkins / Mark Sherrill)/Old Loves Never Die (Dave Kirby / Warren Rob)/She Never Got Me Over You(Hank Cochran / Dean Dillon / Keith Whitley)/All My Tomorrows(Nat Stuckey)/I’ll Find It Where I Can(Michael Clark / Zack Van Arsdale)全13曲

 ロンダ・ビンセントとの共演でブルーグラス・ファンにも馴染み深いカントリー歌手、ジーン・ワトソン、2015年の作品。タイトル通り、スチール・ギター、フィドルをたっぷりフィーチャーした本物のカントリー音楽。ビル・アンターソン、クリス・クリストファーソン、ラリー・ガトリン等の作品を歌い上げる。
 [ムーンシャイナー誌9月号関連作品]
 *ベラ・フレック『アール・スクラッグス:Banjo Icon』に寄せて
  ●WOU-1007 EARL SCRUGGS『Nashville's Rock』CD(本体\2,450-)\2,646-

Honky Tonk Women/Hey Jude/Something/Train #45/In the Gloryland/Nashville Skyline Rag 他全11曲

 1969年にフラット&スクラッグスを解散、アール・スクラッグス・レビューがデビューするまでの間、47歳のアール個人名義で1971年に発表された幻のバンジョーインスト集。当時、このポップなロッキンサウンドには散々な評価だったが、わたしはこのアルバムでバンジョーのトーン、そしてアール独特のメロディの取り方(スリーフィンガーとの折り合い)を学んだつもりだ。当時17歳の息子ランディのほか、ナッシュビルのスタジオ・ミュージシャンと女性ソウルボーカリストたちに囲まれたアールが、当時のロックヒット曲を次々と演じる。見事なスリーフィンガーでの"hey Jude"、トラッドゴスペルが美しい大地を感じさせる"In the Gloryland"、そして最後にオーケストラとの生指単音弾き"Bridge Trouble Water"など、アールのバンジョー天国だ。アール信奉者、必聴/必携の一枚!! 
  ●ES-TEE アール・スクラッグス・オフィシャルTシャツ\3.990(本体\3,800-) →特価\2,500売り切れ御免!!

ブルーグラス・バンジョーの神様!?アール・スクラッグスのTシャツは、黒地に最近のアールアールの写真がカラー・プリント。
 *ボビー・オズボーン最新盤『Original 』「ぼくは、オズボーンズが大好きだ!」後編
  ●COMP-4687 BOBBY OSBORNE『Original』CD(本体\2,450-)\2,646-

 不滅のオズボーン・ブラザーズ・サウンドを打ち立てて、ブルーグラス史に大きな足跡を残し、今なお、クリエイティブに現役で活躍するボビー・オズボーンがアリソン・ブラウンのプロデュースの下、シェラ・ハル、モリー・タトル等の若い才能を含む、腕利きのミュージシャンと創り上げた素晴らしい作品。
 *ブリストルセッションから90年・後編
  ●BCD-16094 V.A.『Bristol Sessions 1927-1928』CD5枚組+120頁ハードカバー本(本体\19,250-)\20,790-

 オールドタイムやブルーグラス、そしてロカビリーからロックを含めた広義のカントリー音楽、そのビッグバンと位置付けられ、カーターファミリーやジミー・ロジャーズをはじめ、さまざまなアーティストが発掘された「ブリストルセッション」の第1回、1927年夏の12日間、19のアーティストによる76曲と、あまり知られていない超レアな翌1928年の録音と合わせて全124曲を完全収録。第54回グラミー賞で最優秀歴史アルバムと最優秀ライナーノーツのダブルノミネーションをした究極の超豪華ボックスセットである。その凄いLPサイズのハードカバー120頁の本とともに、居間にデーンと置きたいフォーク、ブルーグラス、カントリー、ロックに至るアメリカ南部白人系音楽のもっとも重要な歴史遺産である。受注後約2週間で入荷予定。
  ●SONY510135 V.A.『Orthophonic Joy: The 1927 Bristol Sessions Revisited』2CD(本体\2,750-)\2,970-

 カーター・ファミリー、ジミー・ロジャースを輩出した『ブリストル・セッションズ』(1927年)をカントリーやポップ・シーンの有名スターが再演するという超話題盤。2014年にバージニアとテネシーの州境の町ブリストルに、スミソニアン財団の下” Birthplace of CountryMusic Museum”がオープンしたことを記念して企画されたコンピレーション。ブリストルが“カントリー・ミュージック生誕の地”として知られるきっかけとなった歴史的レコーディング『ブリストル・セッションズ』(1927年)を、現役で活躍するヴィンス・ギル、ドリー・パートン、マーティ・スチュワート、シェリル・クロウ、アシュリー・モンロー(ピストル・アニーズ)、ブラッド・ペイズリー等、錚々たるアーティストが再録音したコンピレーション。エミルー・ハリスの"Bury Me Beneath the Willow"、ドリー・パートン"When They Ring Those Golden Bells"他。
 *ネッシーエクスペディション関西
  ●FB-1002 NESSIE EXPEDITION『Hear the First Whippoorwill』CD(本体\2,000-)\2,160-

 1973年、大学を出たばかりの若者たち、本間正敏(法政大)、松本康男(千葉大)、窪田光紀(青学大)らが結成、1976年にLP『Hello City Limits』を発表し、渡米ツアーを行ったネッシーエクスペディション。仕事も家庭も一段落し、2012年に再び渡米ツアー、37年ぶりの興奮に、ついつい(!?)2014年1月に山田重夫(関学大)と佐藤美和(法政大)を加えバンド再編、CDアルバムを制作。ビル・モンローのカバーを中心にネッシー流のソリッドグラスとハイロンサムを聴かせる。10月に関西ツアーを敢行!! 
 *レビュー紹介作品
  ●ROU-00259 THE JERRY DOUGLAS BAND『What If』CD(本体\2,600-)\2,808- 

Cavebop/Unfolding/2:19/What If/Hey Joe/Battle Stick/Go Ahead and Leave/Butcher Boy/Freemantle/The Last Wild Moor/Hot Country 84.5全11曲

 アールズ・オブ・レスターを率いてブルーグラス・シーンで圧倒的な支持得たジェリー・ダグラスの自身の名前を冠したバンドとしてはデビューにあたる最新作。ジェリー(d,lap steel,v)を中心に、クリスチャン・セドルマイヤー(f)、ダニエル・キンブロ(bs)、ダグ・ブロット(drums)という2014年に来日したメンバーに加えて、マイク・シール(g)、ジャーメル・ミッチェル(sax)、バンス・トンプソン(trumpet)という面々。ドブロという楽器の可能性を限りなく広げて、デビッド・グリスマン一派からトニー・ライス、サム・ブッシュ、マーク・オコーナー、ベラ・フレック等とのストレングス・イン・ナンバーズ等と共に推し進めてきた新しいアコースティック音楽の進化系、ブルーグラスとジャズのフィージョン色の強い作品。共作を含む8曲のオリジナルに加えて3曲のカバーはジェリーのドブロを真ん中に据えたバンド・サウンドにアレンジされている。『Lookout for Hope』(2002)収録のセルフカバー、管楽器をフィーチャーしたジャズ=フュージョン・ナンバー"Cavebop"を皮切りに『Glide』(2008)でも取上げていたエドガー・マイヤー作"Unfolding"、ジェリーのボーカルによるトム・ウェイツ"2:19"やジミ・ヘンドリックス"Hey Joe"では変幻自在なリズムによるアレンジが施されている。アイリッシュのジグのメロディをトランペットを上手く活かしてアレンジされた"Butcher Boy" 美しいメロディをドブロ、フィドル、ギターが良く歌う抜群のソロを聞かせる"The Last Wild Moor、マーク・オコーナーとのアメリカン・ミュージック・ショップ時代を髣髴させるウエスタン・スウィング風味の"Hot Country 84.5"。ジェリーの並々ならぬ創作意欲が伝わる力作。
  ●MH-1685 LONESOME RIVER BAND『Mayhayley's House』CD(本体\2,450-)\2,646-

Wrong Road Again/As Lonesome As I Am/Mayhayley’s House/Old Coyote Tow/Blackbirds And Crows/Ida Red/Diggin’/As The Crow Flies/Lonesome Bone/Think I’m Gonna Be Alright/Feels Real Good Goin’ Down/Hickory Hollow Times and County News/Fly Around My Pretty Little Miss全13曲

 90年代のブルーグラスをリードしたロンサム・リバー・バンド(LRB)、サミー・シーラーがバンド・リーダーになって以降、よりオーセンティック志向にソリッドなブルーグラスを演じ続けている。ナッシュビルからの誘いを受けながらも、オールドタイム、アパラチアン・トラッドの宝庫であるバージニア州メドウズ・オブ・ダンを本拠にフルタイムでバンドを維持するという並大抵では無い苦労をしながらも、ブルーリッジの真ん中に住み続けるサミーの音楽に向き合う姿勢に共感を覚える。ブランドン・リックマン(g)、マイク・ハートグローブ(f)、バリー・リード(bs)、ジェシー・スマザーズ(m)というメンバー。タイトル曲はジョージア州の女性弁護士、政治活動家、助産婦でフォークシンガー、千里眼で失せ物を見つけ出すというメイへイリー・ランカスターに捧げらており、彼女はジョージア州コウェタ郡の殺人事件を担当、後にジューン・カーター・キャッシュの出演でテレビドラマとして取上げられた。クリスタル・ゲイルのヒット曲でジョー・バルのハイロンサム・バージョンで知られる"Wrong Road Again"、ウエスタン・スウィングの"Ida Red"は同郷のロスト&ファウンドのアレンジで、チャーリー・プライドの"Hickory Hollow Times and County News"、ブランドンの甘いボーカルをフィーチャーしたドン・ウィリアムスの"Old Coyote Tow/Blackbirds And Crows"等々、カントリーのLRB流ブルーグラス。サミーのドライブ感が半端無い、ショーン・キャンプ作の典型的ブルーグラス・ソング"As Lonesome As I Am"やフィドル・チューン"Fly Around My Pretty Little Miss"もファンには嬉しい。バンジョーのロールに身を委ねているだけで心地よいブルーグラス。
  ●RCSI-1153 FRETLAND『1st』 CD (本体\1,389)\1,500-

Voice of Calling Sun(N.Kido)/Dreams written(S.Takenaka)/Sprout! written(N.Kido)/Blacksburg(Y.Arita)/Once in Heaven(S.Takenaka)

 鬼怒無月、有田純弘、竹中俊二、、、日本を代表する三人の凄腕ギタリストによるフレットランドのデビュー作。ブルーグラスにルーツを持ち、森山良子のツアーをはじめライブやレコーディングで活躍、洗足学園大学ジャズコースで教鞭を執る、本誌でもお馴染みの有田、プログレッシブ・ロックをルーツにジャズ、ロックの枠を越えて前衛音楽、クラシック、タンゴ等々、幅広い音楽性で知られる鬼怒、実家がジャズ喫茶を営む豊かな音楽環境で育ち、ジャズ、ロック、ソウル、クラシック、ブラジル音楽にも造詣が深く、話題の女性ジャズシンガー、ギラ・ジルカをはじめ、多くのアーティストのサウンドプロデュースを手掛ける竹中の3人が意気投合、有田のバンジョーもフィーチャーして、世界レベルを目指すアコースティック・ギター・トリオとして活動を開始。ライブではデビッド・グリスマンの初期の名曲"Fish Scale"を取上げ、グリスマンのドウグ、ベラ・フレック等の推し進めるブルーグラスかに端を発した新しいアコースティック音楽に通じるアプローチも見られる。フュージョン風味の"Voice of Calling Sun"から有田がバンジョーに持ち替えて美しいメロディを優しいトーンで奏でる"Dreams"、一転してファンキーな"Sprout!"、ワイアットのリズム・ギターが入ったらそのままトニー・ライス・ユニットという趣の"Blacksburg"、ギターの響きをじっくり聞かせるとい趣の"Once in Heaven"、幅広い曲調で巧みなアレンジを施して、彼等の世界へ引き込まれる。ムーンシャイナー誌2016年4月号に特集記事有り。
  ●SFR-2017 RALPH STANLEY II & THE CLINCH MOUNTAIN BOYS CD(本体\2,450-)\2,646-

Henry Brown/Road Going Home/On Boot Hill/Wave on Old Glory/Fortune Fame Freedom/Don't Point Your Finger/Goin' 'round This World/Life to Go/Raining in My Heart/Mary Merry Christmas/No More the Moon Shines on Lorena/Cannonball Blues全12曲

 偉大な父親の血を受け継ぐラルフII、クリンチ・マウンテン・ボーイズを正式に引き継いで初のアルバム。1946年からカーターが亡くなる1966年まで築かれたスタンレー・ブラザーズ・サウンドは、その後、ラルフ・スタンレーが引き継ぎ、ラリー・スパークス、ロイ・リー・センターズ、キース・ホィットリー、チャーリー・サイズモアといった優れたリード・シンガーを輩出して,育て来たものをラルフIIが引き継ぐ。先代からのメンバーであるジョン・リグスビー(f,m)、アレックス・リーチ(bj)、ノア・ブラウン(bs)というメンバー。一時はキース・ホィットリーの後を追いかけていたという印象のラルフIIの深みの加わったバリトン・ボイスの存在感が増して説得力のある歌声が聴かれる。キング時代のスタンレー・サウンドにつき物のクロスピッキングによるリード・ギターも随所に聞かれるのがファンには嬉しい。カーターが亡くなる1ヶ月前に妻の為に書き上げたという"Mary Merry Christmas"、ラルフIIは『Listen To My Hammer Ring』(REB-1750\2,646-)に続いて2回目の録音。カーター・ファミリーやブルースカイ・ボーイズで知られる"No More the Moon Shines on Lorena"はラリー・スパークスが"On The Old Plantation"のタイトルで録音を残している。ラルフIIの自然なボーカルが心に染みる。3曲のオリジナル、モダンな曲調も身に付いている自らのサウンドに自然に仕立て上げているところが素晴らしい。従来のスタンレー・ファンの方々に、しっかりとフォローして頂きたい作品。
  ●DNP-1591 DAVID NAIDITCH 『Bluegrass That Swings』 CD(本体\2,450-)\2,646-

Roanoke/Flatbush Waltz/Back Home Again in Indiana/East Tennessee Blues/Sweet Georgia Brown/Ookpik Waltz/Twinkle Little Star/All of Me/Rutland's Reel/Shepherd's Wife Waltz/Cattle in the Cane/Exactly Like You/

 ブルースやフォーク・ミュージックで一般的な10穴のブルースハープでは無く、レバーの操作で半音階を自在に演奏できるクロマチック・ハーモニカを駆使してジャズ、ブルーグラスの有名曲を演じる。マンドリンにシェラ・ハル、フィドルにステュアート・ダンカン、コディ・キルビーの後任でリッキー・スキャッグス・&ケンタッキー・サンダーの一員となった凄腕、ジェイク・ウォークマン、ロブ・アイクス(d)といった面々がサポート。メロディに忠実に吹き切る"Roanoke"やハウディ・フォレスターで知られる"Rutland's Reel"等の美しいブルーグラス・フィドル・チューンと"Back Home Again in Indiana","Sweet Georgia Brown"等、超有名スタンダード曲。
  ●UM-011 RHONDA VINCENT & DARYLE SINGLETARY『American Grandstand』CD(本体\2,450-)\2,646-

American Grandstand/One/Above and Beyond/As We Kiss Our World Goodbye/A Picture of Me Without You/After the Fire is Gone/We Can't Live Life/Golden Ring/Louisiana Woman Mississippi Man/Slowly But Surely/We Must Have Been Out of Our Minds/Up This Hill and Down全12曲

 ブルーグラス界の女帝、ロンダ・ビンセントと男性カントリーのダリル・シングルタリーがロレッタ・リン&コンウェイ・トゥイッティ、ジョージ・ジョーンズ&タミー・ワイネット等々の名曲を取上げたデュエット集。メジャー・カントリー進出も経験、チャーリー・ルービン、ジーン・ワトソン等との共演経験も豊富なロンダが選んだのはジョージ・ジョーンズ、マール・ハガード等、正統派カントリーの伝統を引き継ぐダリル・シングルタリー。コンウェイ・トゥッティ&ロレッタ・リン"After the Fire is Gone"Louisiana Woman Mississippi Man、タミー・ウィネット&ジョージ・ジョーンズ、ブルーグラスではドライ・ブランチ・ファイアー・スクワッドが取上げていた"Golden Ring"、同じくジョージ・ジョーンズ&メルバ・モンゴメリー"We Must Have Been Out of Our Minds、"マール・ハガード&ボニー・オウエンス"Slowly But Surely"、バック・オウエンスとドン・リッチの"Above and Beyond"、オズボーン・ブラザーズ"Up This Hill and Down"等、アリソン・クラウスの『Windy City』(B002625002Deluxe Edition\3,186-)にも参加していたマイク・ジョンソン(steel g)他、手堅いバックで盛り立てる。近頃のカントリーはとお嘆きの皆さんにお勧めの骨太カントリー作品。
 [最近作お勧め作品]
 *ブルーグラス復刻、再発見。
  ●ECHO-2090 FLAT & SCRUGGS『New River Ranch Rising Sun, Maryland 1959-1961』CD(本体\2,450-)\2,646-

Intro/Instrumental(Durham's Reel)/Maggie Blues/Sputnik Dog, The/Flint Hill Special/I Know What It Means to Be Lonesome/Little Darlin' Pal of Mine/Black Eyed Susie/Don't Let Your Deal Go Down/Instrumental(Steel Guitar Blues)/Bugle Call Rag/Blues on My Mind(Someone You Have Forgotten ) /Gotta Travel On/I'm on My Way to Canaan's Land/Georgia Buck/I Won't Be Hanging Around/Instrumental(Grey Eagle)/Baby You Gotta Quit That Noise/Six White Horses/Before I Met You/Earl's Breakdown/I'll Go Stepping Too/Cotton Eyed Joe/I'm Head Over Heels in Love/Orange Blossom Special/Dim Lights Thick Smoke/Foggy Mountain Breakdown/Big Black Train/I Saw Mother With God Last Night/What's the Matter Now?/Listen to the Mockingbird/I Know What It Means to Be Lonesome /Fire on the Mountain

 フラット&スクラッグスの1959年から1961年頃のメリーランド州ライジングサンの郊外型野外劇場、ニューリバー・ランチに於けるライブ音源集。"Train45"のイントロに導かれて"Durham's Reel""Maggie Blues"のインスト3連発に始まって、アンクル・ジョッシュとジェイク・ターロックのデュオで宇宙船スプートニク号に乗った犬を取上げたノベルティ・ソング、ミディアム・テンポで唄われる"I Know What I Means to Be Lonesome"、レスターのゾクゾクする唄いだしに導かれる"Big Black Train"やクァルテット・ナンバー"I Saw Mother With God Last Night"、ポール・ウォーレンの"Black Eyed Susie"、カーリー・セクラーの"What's the Matter Now?"、アールのギターインストで"Georgia Buck"等、ライブならではの躍動感で聞き所満載、お馴染みの曲もビビッドに伝わる。全盛期の凄まじい演奏。クレジットされた曲名に若干の不備が有ったので上記で補っています。  
  ●RCSI-1158 JOHN HARTFORD & THE AEREO PLAIN BAND『LIVE』 CD (本体\2,600-)\2,808-

Turn Your Radio On/Slumberin On The Cumberland/Tear Down The Grand Ole Opry/Daisy Dean/Doin My Time/Back In The Goodle Days/Vamp In The Middle/Steam Powered Aereo Plane/California Earthquake/Way Downtown/Instrumental/Nashville Skyline Rag/Up On The Hill Where They Do The Boogie/The Six Oclock Train Girl With Green/Holding/Banks Of The Ohio/Steamboat Whistle Blues/Shady Grove/I Still Miss Someone全19曲

 ジョン・ハートフォードとエアロ・プレイン・バンド(ノーマン・ブレイク、タット・テイラー、バッサー・クレメンツ)、1971年11月9日、オハイオ州シンシナティのラジオ局WABN-FMに於けるライブ音源。1968年にグレン・キャンベルが歌った"Gentle On My Mind"が大ヒット、バーズのカントリーロックの先駆けとなった『ロデオの恋人』に参加後、ナッシュビル・アンダーグラウンドの面々と夜な夜なジャムを繰り返し、デビッド・ブロムバーグの名プロデュースによってニューグラス・ムーブメントの先駆けとなるエアロ・プレインを発表後、参加メンバーによるアルバムの曲を中心としたライブ・パフォーマンスの模様が収められている。
 *トラディショナル・ブルーグラス
  ●REB-1865 MARK KUYKENDALL, BOBBY HICKS & ASHEVILLE BLUEGRASS 『Forever And A Day』CD(本体\2,450-)\2,646-

Roust-a-bout/I Don't Have The Want To Anymore/Remember Me/I'll Follow Jesus/Ashokan Farewell (instrumental)/We Live in Two Different Worlds/Zuma Swing/Journey's End/Forever and a Day/Mary Jane, Won't You Be Mine/In His Arms I'm Not Afraid/They'll Never Take Her Love From Me/Sally, Don't You Grieve/Wicked Path of Sin全14曲

 祝ボビー・ヒックス、ブルーグラス名誉の殿堂入り!! クラシック・ブルーグラスの伝統を引き継ぐマーク・カイケンダール、ボビー・ヒックス&アッシュビル・ブルーグラス、『Down Memory Lane』(REB-1855\2,646-)に続く2枚目の作品。レスター・フラットやレッド・アレンの名唱で御馴染みの"Roust-a-bout""We Live in Two Different Worlds"、アーネスト・タブ作、ビル・モンローの『Bluegrass Ramble』の印象が強い"Journey's End"、モンロー70年代の名演"Mary Jane, Won't You Be Mine"、元ブルーグラス・ボーイズのジム・イーンズ"In His Arms I'm Not Afraid"、デキシー・ジェントルメンのジェイク・ランダース"I'll Follow Jesus"といった通好みのゴスペル曲、ボビー・ヒックスの渋い声を活かしたカントリー曲"They'll Never Take Her Love From Me"とインスト曲"Ashokan Farewell"等々、マークの厳つい体格に似合わず、クリアーでジェントルな歌声、ヒックスのゴージャスなフィドルとバックのシュアなプレイで、どこを切り取っても正しいブルーグラス。これぞクラシック・ブルーグラスという演奏が楽しめる。
 *バンジョー
  ●COMP-4616 NOAM PIKELNY『Plays Kenny Baker Plays Bill Monroe』CD(本体\2,450-)\2,646-

 昨年の第45回宝塚ブルーグラス・フェスティバルに参加してくれたパンチ・ブラザーズのバンジョー奏者ノーム・ピケルニー、2014年発表の大ベストセラー。 ブルーグラスフィドルの一典型を創ったケニー・ベイカーがビル・モンローの有名インストをカバーした1976年のブルーグラス史上に残る名盤『Kenny Baker Plays Bill Monroe』(CO-2708 \2,646-)を、現在ブルーグラスの最高峰であるノームのほか、ステュアート・ダンカン(f)、ロニー・マッカーリー(m)、ブライアン・サットン(g)、マイク・バブ(bs)がそのまんまカバー。あらゆる種類の先入観を飛び越えて、自らの心の動きを音に載せていくその自由な発想とテクニックには完全脱帽、そこまでに至る努力と愛情にただただ感動。 
  ●PATUX-300 EDDIE ADCOCK 『Vintage Banjo Jam』CD(本体\2,450-)\2,646-

Los Dedos/Downtown Boogie/Theme From "Exodus" /Country Gentleman/Warm And Windy/Banjo Bop/Camptown Races/Meet Mister Callaghan/Darling Nelly Bly/Eddie To The Rescue/The Waltz You Saved For Me/Blowing Bubbles/Virginia Bluebell/
革新的なバンジョー・スタイルを確立、ジョン・ダフィ、チャーリー・ウォーラー、トム・グレイと共にクラシック・カントリー・ジェントルメン(1959-1970)のメンバーとして活躍後、ニュー
 グラス・ムーブメントの魁となったセカンド・ジェネレーションを結成、良き伴侶と共にエディ&マーサ・アドコックとして現在も活動、ブルーグラス史に大きな足跡を残すエディ・アドコック、カントリー・ジェントルメン在籍中の1963年に、自らのバンジョー・スタイルのショーケース的なデモ・テープが発掘されて、CD化された。エディ・アドコックのアグレッシブ、唯一無二のバンジョーをトム・グレイ(bs)、ピート・カイケンダール(g)、バリー・ウォレル(drums)が支える。ここではスリー・フィンガーのロールでバリバリ弾くよりもむしろ、ギャロッピングやスチールギター・リックを多用した、ほぼ全てがバンジョー・ソロで、チェット・アトキンスの一連のギター・スタイルをバンジョーにアダプトした独自のて自らのスタイルに昇華、ブルーグラスより広い市場を見据えた、エディ・アドコック・ファンには堪らない幻の音源。
 *フィドル
  ●COMP-4674 MICHAEL CLEVELAND 『Fiddlers Dream』CD(本体\2,450-)\2,646-

Fddler's Dream/Henryville/Steamboat Whistle Blues/Tall Timber/Blues for Bill/Where is Your Heart Tonight?/Sunday Drive/Unwanted Love/Lonesome Desert/Earl Park/I Knew Her Yesterday/Northeast Seaboard Blues/Nashville Storms

 10度のIBMA年間最優秀フィドラー獲得という、ブルーグラス界で最も活躍するフィドラーの一人マイケル・クリーブランドの自主制作を合わせて通作8作目となる、コンパスからの第二作。サム・ブッシュを迎えたジョン・ハートフォードの名曲“Steamboat Whistle Blues”ではエアロ・プレインバンドのバッサー・クレメンツを髣髴させる。デル・マッカリー・バンドのジェイソン・カーターを迎えてビル・モンローの強烈なツイン・フィドル・ナンバー“Tall Timber”他、共同プロデュースのジェフ・ホワイト(g,v)、ジェリー・ダグラス(d)、ジェフ・ガーンズィ(g)、バリー・ベイルズ(bs)、ロイド・ダグラス(bj)、アンディ・スタットマン(m)、ポール・フランクリン(steel guitar)、ビンス・ギル(v)という素晴らしいミュージシャンのサポートを得て、クリーブランドの火を吹くフィドルが存分に楽しめる。
  ●HMBP-NCC NEW COON CREEK GIRLS『Live @ Willis WoodSongs Coffee House 2/16/13』2DVD set(本体\3,700-)\3,996-

 ニュークーンクリークガールズ、1979年結成時からのオリジナル・メンバーであるビッキー・シモンズ(bs)、パム・ガッド(bj,g)、ワンダ・バーネット(f,g)、パム・ペリー(m,g)というメンバーで30年近く活動続けている彼女たちのお馴染み、ウィリス・ミュージック・ウッドソングス・コーヒーハウスに於けるライブ映像作品。パム・ガッドはパム・ペリーと共にワイルド・ローズのメンバーとして'91年には熊本カントリー・ゴールドに出演、ワイルド・ローズでも取上げていたパムのペンによる"Home Sweet Highway"を皮切りにマック・ワイズマン&オズボーン・ブラザーズ、アリソン・クラウスが最新作で取上げている"It's Goodbye & Long To You"、ナンシ・グリフィスの"Love At The Five & Dime"、オリジナル・クーン・クリーク・ガールズの伝統を引継ぐ"Banjo Pickin' Girl""How Mny Bisquits"、"Hank Williams medley"等々、エンターテイナー振りが伺える。ここでもおまけで、ワイルド・ローズ、ナンシー・グリフィス、メル・ティリスのお宝映像が楽しめる。受注生産の為、再入荷に少し時間掛かる事、ご了承ください。
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