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[B.O.M. Services 新入荷&お勧め作品]
2016年7月1日  
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 詳細解説はビーオーエム・ホームページのニュースレターご参照ください。

*お詫びと訂正
 6,7月号のムーンシャイナー誌裏表紙に記載の三田アスレチックの電話番号に誤りがありました。正しくは079-569-0024です。謹んでお詫びして訂正いたします。
 *ラルフ・スタンレー逝去
  ビル・モンロー、フラット&スクラッグスと共にブルーグラスのパイオニアの一人、ラルフ・スタンレーが6月23日、バージニア州の自宅で亡くなりました。享年89歳でした。406年から兄のカーターと共にスタンレー・ブラザーズとして活躍、1966年、カーター没後は自らクリンチ・マウンテン・ボーイズを率いて活躍、映画『オー・ブラザー』の音楽で大きくフィーチャーされて、新しい世代のリスナーを獲得、ソウルフルなマウンテン・スタイルの唄とバンジョーで多くのリスナーを魅了し続けてきました。謹んでご冥福をお祈りします。
 *ブルーグラス
  ●TGE-78440 RICKEY WASSON『Croweology:The Study of J.D. Crowe's Musical Legacy』CD(本体\2,450-)\2,646-

East Virginia Blues/For Lovin Me/She's Gone, Gone, Gone/Home Sweet Home Revisited/You Can Have Her/You Can Share My Blanket/I'm Walkin'/Railroad Lady/You Are What I Am/Ten Degrees and Getting Colder/God's Own Singer/Ramblin' Boy/Cryin' Holy Unto The Lord全13曲

 今年後半一番の話題作!!J.D.クロウ&ニュー・サウスのボーカル&ギタリストを15年間勤め上げたリッキー・ワッソンが長年、J.D.の元で学んだことを形として表したJ.D.クロウ・トリビュート作品。ワッソン(g)在籍時にニューサウスで一緒だったこともあるロン・スチュアート(bj,f)、ハロルド・ニクソン(bs)、彼らとはボックスカーズのバンド仲間でも有るアダム・ステフィ(m)を基本バンドにモー・ピットニー、ダン・ティミンスキー、ドン・リグスビー、スティーブ・ガリーを招いて、ニューサウスの代表曲を演じる。75年の初来日以来、カントリー・ガゼット、セルダム・シーン、ニューグラス・リバイバルと共に日本のブルーグラッサーたちに大きな影響を与えたニューサウスのサウンドがリック・ワッソンと、その仲間たちによって再構築されて次の世代に引継がれていくことだろう。
  ●PC-1200 SISTER SADIE CD(本体\2,450-)\2,646-

Unholy Water/Don'T Tell Me Stories/Don'T Let Me Cross Over/Ava'S Fury/Falling/Now Forever'S Gone/Look What I'M Trading For A Mansion/I May Be A Fool/Not This Time/All I Can Do/Mama'S Room/Blood Red & Goin' Down

デイル・アン・ブラッドレィ(g)、ティナ・アデア(m)、ディーニ―・リチャードソン(f)、ジーナ・ブリット(bj)、ベス・ローレンス(bs)という実力は女性ブルーグラッサーがステーション・インの一晩限りのギグをきっかけに誕生した新ユニット。5度のIBMA年間最優秀女性ボーカルに輝くデイル・アン、自らのバンドを20年間に亘って活動を続けてシュガーヒルからソロ・アルバムをリリースしているティナ、幼少の頃からコンテストで鳴らし、13歳でオープリー・デビュー、ビンス・ギル、ボブ・シーガーやチーフタンズ等々、メジャーシーンでも活躍するディーニー、現在、グラスタウンのメンバー、瀬戸大橋のも滞在していたジーナ、ドーター・オブ・ブルーグラスやマーク・ニュートン等々、数々のセッションに参加するベスという面々が意気投合、ストレートなブルークラスを演じる。マッスル・ショールズ出身のルブラン&カーの"Falling"なんて意外なカバーも魅力。
  ●MFR-160527 JUNIOR SISK & RAMBLERS CHOICE『Poor Boy's Pleasure』CD(本体\2,450-)\2,646-

Lonnie Ray/Longneck Blues/Hang A Wreath/Land On Our Feet/In This World But Not Of It/Jimmy, JD and Paul/Walking In The Blueridge/I Watched You Go/Poor Boy's Pleasure/Cold In Carolina/What About Me Lord/Ain't Gonna' Work Tomorrow.

 現在の米国ブルーグラス界でもっともトラディショナルなブルーグラスが歌えるシンガーの一人、ジュニア・シスクの最新作。「貧者の一灯」とでも訳そうか?マウンテンハートのスーパーピッカー、アーロン・ラムジーのプロデュース。2枚のソロアルバムが評判の良かったジェイソン・デイビスをバンジョーに、ジェイミー・ハーパー(fd)、ジョナサン・ディロン(md)、カメロン・ケラー(bs)……、なんでこんなに名前も知らない連中が強烈に上手いのだ!?J.D.クロウとトニー・ライスがセットしたニューサウス系ドライブを楽しむしかない。アーロンの抑えたプロデュースが素晴らしい!!
 *カントリー
  ●EW-CD-RCM GENE WATSON 『Real. Country. Music』CD(本体\2,650-)\2,862- 

Enough for You (Kris Kristofferson)/When a Man Can’t Get a Woman Off His Mind(Bill Anderson / Sharon Vaughn)/Help Me(Larry Gatlin)/Couldn’t Love Have Picked a Better Place to Die(Bucky Jones / Curly Putman)/A Girl I Used to Know(David Ball)/Bitter They Are, Harder They Fall(Larry Gatlin)/Ramblin Rose(Joe Sherman / Noel Sherman)/A Bridge That Just Won’t Burn (Jim McBride / Roger Murrah)/Ashes to Ashes” (Joe Chambers / Larry Jenkins / Mark Sherrill)/Old Loves Never Die (Dave Kirby / Warren Rob)/She Never Got Me Over You(Hank Cochran / Dean Dillon / Keith Whitley)/All My Tomorrows(Nat Stuckey)/I’ll Find It Where I Can(Michael Clark / Zack Van Arsdale)全13曲

ロンダ・ビンセントとの共演でブルーグラス・ファンにも馴染み深いカントリー歌手、ジーン・ワトソンの最新作はタイトル通り、スチール・ギター、フィドルをたっぷりフィーチャーした本物のカントリー音楽。ビル・アンターソン、クリス・クリストファーソン、ラリー・ガトリン等の作品を歌い上げる。
  ●HOTR-7338 V.A.『Remembering Kitty Wells』CD(本体\2,450-)\2,646-

It Wasn't God Who Made Honky Tonk Angels(Loretta Lynn)/How Far is Heaven(The Whites)/Mommy For A Day(Rhonda Vincent)/We Missed You(Bill Anderson)/Searching(Ronnie Milsap)/Making Believe(Wanda Jackson)/Amigo’s Guitar(Mona McCall)/A Tribute To Kitty Wells(Justin Trevino)/Will Your Lawyer Talk To God For You(Norma Jean)/There Must Be Another Way To Live(Amber Digby)/Oh So Many Years(George Hamilton IV)/You Don’t Hear(Georgette Jones)/It’s All Over But The Crying(Jan Howard)/The Lonely Side Of Town(Dottsy)/Kitty Wells Started It All(Tom T. Hall)/Dust On The Bible(Joe Paul Nichols)全16曲

 まだカントリーがアパラチアのヒルビリー音楽を体現していた1950年代、女性として初のナンバーワンヒット“It Wasn't God Who Made Honky Tonk Angels”を産み出し、2012年7月に亡くなったカントリーの女王、キティ・ウェルズ(1919-2012)へのホンキートンク充溢の追悼アルバム。ロレッタ・リン、ザ・ホワイツ、ロンダ・ビンセントほか、ハートオブテキサス・レコードの代表アーティストが彼女の代表曲をクラシック・カントリー・スタイルで演じるお勧め作品。
  ●BFDR-642 MARK CHESNUTT『Tradition Lives』CD(本体\2,650-)\2,862- 

I’ve Got a Quarter in My Pocket/Is It Still Cheating/Lonely Ain’t the Only Game in Town/Oughta Miss Me By Now/Neither Did I/So You Can’t Hurt Me Anymore/You Moved Up in Your World/Look at Me Now/Losing You All Over Again/Never Been to Texas/What I Heard/Hot/There Won’t Be Another Now” (Tribute to the Hag and Red Lane)13全曲

1980年代のネオ・ホンキートンク・リバイバルに乗って登場、アラン・ジャクソンと並ぶ正統派カントリーのスーパー・スター、マーク・チェスナット、6年ぶりの新作。先頃亡くなったマール・ハガードとソングライターのレッドラインに捧げられたボーナス・トラック入り。
  ●ST-1007 DOTTIE JACK 『Texan In A Stetson』CD(本体\2,650-)\2,862-

Texan In A Stetson (Duet with Johnny Bush)/I'm Not Over You/I'll Save Some Blues For You/Sentimental Ole You/Blanket On The Ground/Sure Had A Good Time/Jealous Heart/It Was Just Like Takin' Candy From A Baby/Love And Honor/It Wasn't God Who Made Honky Tonk Angels/I'll Be A Lady Tomorrow/Tears Will Be The Chaser For Your Win 

テキサスの本物のカントリーとウエスタン・スゥイング専門レーベル、スターテックス・レコードからリリースされた女性シンガー、ドティ・ジャック、ボビー・フローレス(f)のプロデュースでラルフ・ムーニーのスチール、コーラスにジョニー・ブッシュがゲスト参加。"It Wasn't God Who Made Honky Tonk Angels"のカバー他、ストレートな歌唱が魅力。
 *オールドタイム、フォーク
  ●ACCD-8019 JOHN HARTFORD/JONI MITCHELL/PETE SEEGER『Gentle On My Mind 1970』CD(本体\2,450-)\2,646-

Frustrated Bird (John Hartford)/In Tall Buildings (John Hartford)/A Case Of You (Joni Mitchell)/Bring Me A Little Water (Pete Seeger)/Orange Blossom Special (John Hartford)/Both Sides Now (Joni Mitchell & Pete Seeger)/Willy (Joni Mitchel)/For Free (Joni Mitchell)/A Simple Thing As Love (John Hartford)/Sunshine Lady, You Really Know How To Slow A Man Down (John Hartford)/The Water Is Wide (Pete Seeger & Joni Mitchell)/Mr. Tambourine Man (Joni Mitchell & John Hartford)全12曲

70年10月18日LAのKCOP-TVのスペシャル番組『GENTLE ON MY MIND』の音源を収録。各自のソロ・パフォーマンスに加えて珍しい共演場面も聞けるのが嬉しい。
 *インスト
  ●RC-113 JIMMY CAMPBELL "Pieces of Time" CD(本体\1,980-) \2,138-レッド・クレイ・アーカイブ・シリーズ

Down Yonder/Watson's Blues/Texas Quickstep/Jenny Lynn/Soldier's Joy 他全12曲

 ケニー・ベイカー・スタイルの継承者としてブルーグラス・ボーイズ、ジム&ジェシー、オズボーン・ブラザーズ等を渡歩き、2003年、事故で他界したザ・サイドメンのフィドラー、ジミー・キャンベルが97年に、わがレッドクレイレコードから発表した最高作が新たにアーカイブ・シリーズのカタログに加えられることになりました。マイク・コンプトン(m)、ロニー・マッカーリー(g)、ダナ・カップ(bj)、マイク・バブ(bs)らのバックに、ビル・モンローが参加、ビルの最後の録音でもある。素晴らしい正統派ブルーグラス・フィドル・アルバム。
  ●ACD-84 THE DAVID GRISMAN SEXTET CD(本体\2,450-)\2,646-
 1976年、日本のブルーグラスファンに衝撃を与えた5月の来日公演(ムーンシャイナー誌5〜6月連載大特集!各\500-)を果たしたデビッド・グリスマン・クインテット。それから40年、同じジャケットデザインで聴かせる40年目の最新第11作である。本作もブルーグラスはもちろんハッピーなフィドルチューン的発想からなにやら悲しげなジプシーやユダヤという背景を背負ったヨーロピアンムード、またマンドリンバンジョーを使ったラグタイムっぽいアーリージャズ、カリビアンなボサノバ……、ドウグのメロディセンスとスピリットは健在だ。
 [祝夏の宝塚ブルーグラス・フェスティバル45年]
  ●RC-106 V.A.『The 8th Takarazuka Bluegrass Destival』 LP+CDR\2,322-(本体\2,150-)

Fastest Grass Alive/Oh, Las Vegas/Help/Blue & Lonesome/Lonesome Feeling/Could You Love Me One More Time/Roll in My Sweetbaby's Arms 他全14曲

 1979年夏、もっともホットだった時代の宝塚ブルーグラス・フェスの記録。全国から集まった若者が、ゴローショーの「スーダラ・ブレイクダウン」に笑い転げ、タイムスリップした重鎮シャギー・マウンテン・ボーイズの登場に驚き、20代最後の年を迎えた笹部益生&大西一由や渡辺三郎&AHOに、第一回から今も連続出演を続けるブルーグラス・ナッツ、当時の若者たち、奥沢明雄、弟マウンテン・ボーイズ、キープ・オン・グラス、グラス・ストアー、サウスバウンド、ハンプティ・ダンプティ・ヒポポトマス、相撲スペシャルら、学生たちのほとばしるようなブルーグラスがめちゃくちゃ爽快だ。あれから37年、今年で45年目の宝塚ブルーグラス・フェスの貴重なアルバム、アナログとデジタルのセットでお楽しみください。
  ●COMP-4616 NORM PIKELNY『Plays Kenny Baker Plays Bill Monroe』CD(本体\2,450-)\2,646-

8月に来日が予定されているパンチ・ブラザーズのノーム・ピケルニー(bj)が、ステュアート・ダンカン(f)、ロニー・マッカリー(f)、ブライアン・サットン(g)、マイク・バブ(bs)という最強の面々を従えてケニー・ベイカーの名作をフル・カバーという話題作。
 [映像新入荷]
  ●TIKI-006 BRUCE MOLSKY『Can't Stay Here This a-Way』DVD(本体\3,300-)\3,564-

Shelving Rock/Old Virginia/Fiddle Or A Dram/Metis Set/Brothers And Sisters/Red Rocking Chair/Tie Your Dog, Sally Gal/Flying Indian/Come Home/Morgan On The Railroad/Married Man'S Blues/Laughing Boy Set/Polly Put The Kettle On/Bye Bye Little Girl/We'Ll Have A Way Hoeing Corn/Solly'S Favorite-

現在、最もアクティブに活動を続けるオールドタイム・ミュージシャンの一人、ブルース・モルスキーの最新映像集。様々なチューニングによるフィドル、バンジョー、フィンガーピッキング・ギター、ボーカルをフィーチャーしたビデオ。
  ●MP-2107 V.A.『Sunday Morning in the Valley: featuring Mac Wiseman』DVD\2,862-(本体\2,650-、64分)再入荷

 1971年収録(1973年というクレジットも見えるが)の超貴重な、マック・ワイズマンを軸にしたレンフロ・バレーの野外ライブ・シリーズ第二弾は、本物のカントリー(田舎)日常の一部である日曜日のゴスペル・ショーを収めたすばらしいDVD映像。シェナンドー・カッタップスとチャビー・ワイズ、ジョー・グリーン、テイター・テイトのトリプル・フィドルをバックにしたマック・ワイズマンが5曲。そのシェナンドー・カッタップス(故ビリー・エドワーズ、ハーシャル・サイズモア、ジョン・パーマー、テイター・テイト、ゲストにハービー・ガバード)のパリパリに乾いた超極上ソリッドグラスが5曲。レッド・レクター(m)とジョー・グリーン(f)をバックにしたヒルビリー・デュオのボニー・ルー&バスターが2曲。そしてレンフロ・バレー・バーン・ダンスの立役者ジョン・レアーを司会に進行する本物の田舎(カントリー)ゴスペル・エンターテイメントに登場するやわらかい女性デュオや一般的なファミリー・シンギングなど6曲。70年代にローカル放映されたものだろうが、なんの演出もない分、田舎の人たちに触れる感覚が味わえる。
 [ムーンシャイナー7月号関連作品]
 [パンチ・ブラザーズ来日][パンチ・ブラザーズ来日][パンチ・ブラザーズ来日]
  『ハウ・トゥ・グロウ・ア・バンド ~パンチ・ブラザーズの作り方』7/20発売 予約受付中
  ●ブルーレイPCXE-50637 (本体¥4,800円)\5,184-
●DVD PCBE-54308 (本体¥3,800円)\4,104-


パンチ・ブラザーズ (出演), マーク・ミアット (監督) 収録時間:本編88分+映像特典173分
 ブルーグラスを超えて「史上最高のストリングバンド」と呼ばれるパンチ・ブラザーズ。彼らの初アルバム『Punch』発表の2008年2月26日前後の初の英国ツアーや米国ツアーの様子を中心に、前人未踏の音世界を創る様子を丹念に追ったドキュメンタリー映画『How To Grow a Band』(88分)と、その本編ではカットされた映像をほぼ3時間(173分)に渡って収めたボーナス映像が日本語字幕付きで7月20日に発売される。
  ●SH-3931 CHRIS THILE『Not All Who Wander Are Lost』CD(本体\2,450-)\2,646-

 21世紀、別次元に到達したブルーグラス・マンドリン。天才クリス・シーリ、2001年発表当時21歳、フレック/ダグラス/ダンカン/サットン/ハウス&マイヤーらを従え、恐るべき才能、聴くべし。音楽観や好みとは関係なく、60年を経たブルーグラスを核とするアコースティック音楽がどこまで拡がっていくのか、それを、ぜひ感じて欲しい大秀作。これ以降クリス、インスト作品は創っていない。10年前にすでに21世紀のブルーグラス・マンドリンをセットしてしまった驚異的なアルバムである。
 [BANJO AI ニューアルバム]
  ●JRLA-0009 バンジョーアイ『Love Always』CD(本体\1,852-)\2,000-

 沖縄で活躍するバンジョーアイ、シングル、ミニアルバムにつづいて最新第3作は、これまでに発表した5曲を含む、初の10曲入りフルアルバム。“Flint Hill Special”の完璧なカバーで始まる「Banjo Aiのテーマ」から、今回挑戦したのはベラ・フレックの“White Water”と沖縄がコラボする「Boiling Water」! ほかにスクラッグスの代表曲“Foggy Mountain Special”と“Foggy Mountain Breakdown”2曲のほか、全編にバンジョーが心地よい素晴らしい沖縄J-ポップだ。
 [ムーンシャイナー7月号レビュー紹介作品]
  ●JW-316 JEFF WHITE『Right Beside You』CD(本体\2,450-)\2,646-

 このところ、次々と発表されるブルーグラスを知り尽くしたベテランたちの心のこもったアルバム、その最高の一枚が届いた。今年59歳になるジェフ・ホワイト、なんと18年ぶり、自費制作の最新ソロ第3作。奥さんも日本語ぺらぺらという親日家、チャーリー・クッシュマン、マイケル・クリーブランド、ビンス・ギル、ロニー・マッカーリー、ダン・ティミンスキ、ジェリー・ダグラス、アリソン・クラウスほか、気心の知れたバンド仲間たちのバックアップで入魂の超お薦めブルーグラス作品。 
  ●MH-1642 THE BOXCARS『Familiar with the Ground』CD(本体\2,450-)\2,646-

 現在ブルーグラスのトップグループのひとつ、その中でもトラッドグラスサウンドにこだわりを持つコンセプトのボックスカーズの最新第4作である。現在サイコーのサイドマンふたり、ロニー・スチュワート(bj,fd)とアダム・ステッフィ(md)を抱えた超特級バンドに相応しい、じつに見事なアンサンブルに乗って奇をてらわずに意表を突く面白いアレンジ満載、その完璧なタイミングのコントロールはとても楽しめるおススメバンドだ。
  ●RBR-021 ERIC BRACE & PETER COOPER『C&O Canal』CD(本体\2,450-)\2,646-

 70年代のシンガーソングライターたちの空気を見事にブルーグラスに反映させたセルダムシーン、そんなシーンを高校生時代にかぶりつきで見ていたふたり、音楽評論でも高名なエリック・ブレイスとピーター・クーパーが、ナッシュビル一級のサイドメンたちと創った、「われわれからあの時代、あの場所、そしてあの人たちへの“Thank You”」。ジョン・スターリング、エミルー・ハリス、アリス・ジェラード、そしてスタンレーら名曲を、軽いアコースティック・カントリーポップで演じる。
  ●FF-16041 THE STRING BAND『The Lost Tapes: Jimmy Akazawa/ Shin Akimoto/ Hikaru Hasegawa』CD(本体\1,000-)\1.080-

 ほぼ30年前の若者たち、ジミィ赤澤(fd)/秋元 慎(md)/長谷川 光(gt,bj,bs)の3人によるフィドルチューンやジャズスタンダードなど、有名インスト集。カセットテープに4CHマルチ録音されたものをデジタル・リミックス、若さにとひたむきな音楽希求に溢れた演奏は、とんでもなくイキイキと聴き応えがある。トラディショナル音楽へのリスペクトとブルーグラス・ミュージシャンとしての矜持が見え隠れする。失われた1980年代の日本のアメリカン・ルーツ音楽の一つの軌跡として貴重な記録である。
  ●MR-1292 FIDDLING LEONA『On My Own』CD(本体\2,314-)\2,500-

今年も5月終わりから6月半ばにかけて全国ツアーしたフィドリン・レオナの最新第3作。ツアーは故・国本武春のラストフロンティアのメンバーであった3人、夫であるJ.P.マシス(bj)、アーロン・ジャクソン(gt)、ジェイソン・クロウフォード(bs)とのカルテットで、高い完成度を見せたが、本作でもその3人を核に(ジェイソンが2曲ですばらしいマンドリンを聴かせる)、トラッドフィドルチューン2曲を除いて、全曲がレオナとJ.P.のオリジナルである。コミカルな「山手線」やオールドタイミーな「空耳」……、そして国本に捧げられたインスト「Japanese Storyteller」など、ラストフロンティアのメンバーとバンドを組むことに、特別な意味があったというレオナ、彼女の思いはムーンシャイナー5月号特集に詳しい。
  ●ACD-84 THE DAVID GRISMAN SEXTET CD(本体\2,450-)\2,646-

 1976年、日本のブルーグラスファンに衝撃を与えた5月の来日公演(ムーンシャイナー誌5〜6月連載大特集!各\500-)を果たしたデビッド・グリスマン・クインテット。それから40年、同じジャケットデザインで聴かせる40年目の最新第11作である。本作もブルーグラスはもちろんハッピーなフィドルチューン的発想からなにやら悲しげなジプシーやユダヤという背景を背負ったヨーロピアンムード、またマンドリンバンジョーを使ったラグタイムっぽいアーリージャズ、カリビアンなボサノバ……、ドウグのメロディセンスとスピリットは健在だ。
 [ラルフ・スタンレー追悼]
  ●REB-9501 RALPH STANLEY『Old Songs & Ballads』CD (本体\1,500-)\1,620-

Little Maggie/Dad's Old Rocky Field/Train 45/Short Life of Trouble/Gold Watch and Chain/Pretty Little Indian/Hemlocks and Primroses/Rocky Island/The Orphan Girl/Pretty Polly. 以上10曲
  ●REB-9502 RALPH STANLEY『Old Songs & Ballads, Vol.2』CD (本体\1,500-)\1,620-

Little Birdie/I'll Remember You Love in My Prayers/Handsome Molly/Cluck Old Hen/Man of Constant Sorrow/Nine Pound Hammer/East Virginia Blues/Henry Brown/Rose Conley/Old Time Pickin' 以上10曲
去る6月23日、89歳でこの世を去ったラルフのもっとも評価の高いクリンチ・マウンテンの山中で両親や教会から学んだアパラチアの伝統的な唱法が堪能できるすばらしい10曲の第一集と第二集。ほとんどがこれぞスタンレーサウンドといった評価の固まったカーリー・レイ・クライン(f)やロイ・リー・センターズ(g)のいたレベル初期、1970年代の録音と思われるラルフ40代、若々しい声がすばらしい。ラルフのすばらしい民衆芸能をアルバムで堪能するにはちょうどいい各25分という、疲れない時間と10曲の廉価がいい。
 [ベストセラー強力お勧め作品]
  ●RB-2015 RON BLOCK『Hogan's House of Music』CD(本体\2,650-)\2,862-(再入荷)

Smartville/Hogan's House of Boogie/Wolves A-Howling/The Spotted Pony (featuring: Stuart Duncan, Alison Krauss, Adam Steffey)/Clinch Mountain Backstep/Gentle Annie (featuring Tim Crouch)/Mooney Flat Road (featuring: Stuart Duncan, Alison Krauss)/Mollie Catherine Carter/Seneca Square Dance (featuring: Sierra Hull)/Calico/You Are My Sunshine/Lonesome Road Blues/'65 Mustang Blues (featuring: Sam Bush, Jerry Douglas)/Brushy Fork of John's Creek/Carter's Creek Pike/Home Sweet Home全16曲

 アリソン・クラウス&ユニオン・ステーションのロン・ブロック、ソロ第4作にして初のバンジョー集! バンジョーの特性をロンなりに突き詰めた一曲目のオリジナルからスクラッグス丸コピーはもちろん、フォスターからジミー・マーティン、そして「埴生の宿」まで。考え抜かれたオリジナルと超有名スタンダードのアレンジがほぼ半々、そして登場するみんな凄い。ステュアート・ダンカンのえげつない凄さにティム・クロウチとアリソン・クラウスも存在感を示すフィドル群。いつ聴いてもハッピーになるサム・ブッシュ印にアダム・ステッフィとシエラ・ハルのマンドリン組。バリー・ベイルズ、バイロン・ハウス、マーク・フェインの完璧ベース団。ダン・ティミンスキ、クレイ・ヘスのギター、そしてジェリー・ググラスのひとりドブロ。曲によってリン・ウィリアムズのパーカッションが入る。11曲目からジミー・マーティンの『Big and Country Instrumentals』(1967)のJ.D.クロウ“You Are My Sunshine”、12曲目のフラット&スクラッグス『Foggy Mountain Banjo』の“Lonesome Road Blues”、そして最後の“Home Sweet Home”のコピーに、リスペクト以外のどんな意味があるのだろう? 全編、ブルーグラス楽器の楽しさに溢れた大秀作である。
  ●MH-1643 THE GRASCALS『and then there's this...』CD(本体\2,450-)\2,646-

 米国ブルーグラスのトップグループのひとつ、ザ・グラスカルズ最新第9作。テリー・エルドリッジとボーカルを交互に担当する新メンバー、ジョン・ブライアンが加わってから初めての作品だが、テリーの田舎臭さとは対照的な伸びやかで清々しいテナーボイスが見事に、オズボーンブラザーズの伝統を弾くモダングラスの中で映える。紅一点のクリスティン・スコット・ ベンソン(bj)ほか、ダニー・ロバーツ(md)、アダム・ヘインズ(fd)、テリー・スミス(bj)ら、伝統ある鉄壁のナッシュビルブルーグラスの粋を聴かせる気持ちのいい「春一番」ブルーグラスだ。
  ●ACD-83 DEL MCCOURY AND DAVID GRISMAN 『Del & Dawg Live! Hi-Def Deluxe Edition』CD2枚組(本体\2,750-)\2,970-

 いまやブルーグラス界最高の重鎮として認められるデル・マッカーリー(77)と、ドウグという愛称で知られるデビッド・グリスマン(70)。ふたりが2014年以来、ブラザーデュオスタイルでツアーするステージを2セット分、ブラザーデュオからブルーグラス・スタンダード、オリジナル・インスト、そして旧友ビル・キースに捧げられたメドレーを演じるライブパフォーマンスを完全収録した合計103分に及ぶライブ全23曲集。
  ●MH-1650 LONESOME RIVER BAND『Bridging the Tradition』CD(本体\2,450-)\2,646-

 『Carrying the Tradition』で90年代ブルーグラスを牽引したロンサム・リバー・バンド、前作『Turn On A Dime』の好評を受けての最新作はオーセンティックとコンテンポラリーと非常にバランスの取れた王道ブルーグラス、正に次の世代への橋渡しを意識した秀作。
  ●COMP-4668 SPECIAL CONSENSUS『Long I Ride』CD(本体\2,450-)\2,646-

Long I Ride/Life Stories/Highway 40 Blues/New Shenandoah/First One To Know/Fireball/Where The Wild River Rolls/Jesus Is My Rock/Baby I'm Blue/Time For Movin' On全10曲

 結成40年を迎えるスペシャル・コンセンサス、コンパス移籍第4作はプロデュースとアレンジにアリソン・ブラウンを迎えて、ゲストにロブ・アイクス、トレイ・ヘンズリー、デラ・メイ、マット・コム、バディ・スパイカー、マウンテン・フェイスのサマー・マクメーハンが参加。詳細次号にて。
  ●MFR-160318 RICE & MENZONE ALLIANCE『Something Out of the Blue』CD(本体\2,450-)\2,646-

 トニー・ライスの弟として、兄ゆずりのシュアーなフラットピッキンとそのライス流派リズムに高い評価を持つワイアット・ライス、その最新作はバンジョー奏者ダン・メンゾーンとの共演で、インストと、ラッセル・ムーアやドン・リグズビーら豪華ゲストの歌ものが半々の楽しいブルーグラス作品。
  ●COMP-4662 MOUNTAIN HEART『Blue Sky』CD(本体\2,450-)\2,646-

Blue Skies/Miss Me When I'm Gone/Maggie's Farm/No One to Listen/She'll Come Back to Me/Addicted/The Bad Grounds/Have You Heard About the Old Hometown/I Can't Get Over You/Hurtin全10曲

かつてはメインストリーム・ブルーグラスの中心的バンドだったマウンテン・ハート、メンバーチェンジを繰り返し現在はプログレッシブなサウンドでより大きなマーケットで成功を収めた彼らのコンパス・デビュー作。ジョッシュ・シリング(g,piano)の圧倒的なボーカル、マルチ・プレイヤーとしてまたプロデューサーとしても多才なアーロン・ラムジー(m)、超絶フラット・ピッキングのセス・テイラー(g)、ボリューム・ファイブやアーロンのプロデュースによるセクション・ハウスにも参加していたジェフ・パーティン、チェリーホームズでIBMAの年間最優秀エンターテイナーにも選ばれたモリー・チェリーホームスという面々による卓越したテクニックでブルーグラス楽器を駆使してグレイトフル・デッドやオールマン・ブラザーズにも繋がるサウンドを聞かせる。
 [カントリーお勧め]
  ●R2-554096 CYNDY LAUPER『Detour』CD(本体\2,450-)\2,646-

"Time after Time"他、大ヒット曲を持つスーパースター、シンディ・ローパー、ヴィンス・ギル、エミルー・ハリス、ジュエル、アリソン・クラウス、ウィリー・ネルソン、ジュエルとのデュエットを含むナッシュビル録音、クラシック・カントリーのカバー・アルバム。
 [映像お勧め]
  ●FBG-001D V.A.『Families of Bluegrass: An American Tradition』DVD\2,862-(本体\2,650-、64分)再入荷

 デル・マッカーリー、ラルフ・スタンレー、オズボーン・ブラザーズ、ザ・ホワイツ、アリサ&ラモナ・ジョーンズ、レノ・ブラザーズ、コックス・ファミリーをゲストに家族に伝わっていくブルーグラスを演じ語るライブ映像全17曲。地方制作のケーブル・テレビ番組のDVD化でチャプターもない製品だが、ブルーグラスがあたらしい時代に向かうバラエティに富んだ楽しめる映像作品である。
  ●BCSX-400 V.A.『Reno's Best of Bluegrass Box Set』DVD4枚組(本体\6,300-)\6,804-[再入荷]

 ドン・レノの息子、マンドリン奏者のロニー・レノが製作/司会をしたTV番組シリーズ『Reno's Old Time Music Festival』から名演を選び、それぞれDVD作品『The Best of Bluegrass』、『The Best of Bluegrass Gospel, Part 1』、『The Best of Bluegrass Legends』(マック・ワイズマン/オズボーン・ブラザーズ/チャーリー・ウォーラー/レノ&スマイリー/ビル・ハレル/ラルフ・スタンレーのインタビューと演奏全10曲)、『The Best of Bluegrass Gospel, Part 2』として発売された4枚のDVDをボックスセット。「Legends」以外はロンサム・リバー・バンド、エディ・アドコック・バンド、ドイル・ローソン&クイックシルバー、クレア・リンチ、J.D.クロウ、ラリー・スパークスほか、30アーティストによる全59曲のお楽しみDVD4枚組セット!!
 [ビル・モンロー]
  ●BCD-16637 BILL MONROE『My Last Days on Earth(1981-1994)』4CD+84PAGE BOOK (本体\16,500-)\17,820-

ベア・ファミリー・レコードが1988年にスタートさせたビル・モンローのレコーディングをコンプリートに集大成する大プロジェクトが、モンローの晩年、81年から94年の録音を集めたこのセットでついに完結。最晩年まで、ゴスペル・アルバムの制作や新しいインスト・ナンバー作りに意欲を燃やしつづけたモンローの強固な意思が込められた、未発表を含む全89曲、多言無用、マスト・アイテムである。
 [映像お勧め作品]
  ●CFRC-GTBC 『Grassroots to Bluegrass Collection』10 DVD SET (本体\18,375-)\19,845-入荷中

 対訳記事連載中!!、1999年に発表された第一世代のブルーグラス・レジェンズが勢ぞろいした見応えたっぷりのDVD10枚組み映像作品。
  ●FBG-001D V.A.『Families of Bluegrass: An American Tradition』DVD\2,862-(本体\2,650-、64分)再入荷

 デル・マッカーリー、ラルフ・スタンレー、オズボーン・ブラザーズ、ザ・ホワイツ、アリサ&ラモナ・ジョーンズ、レノ・ブラザーズ、コックス・ファミリーをゲストに家族に伝わっていくブルーグラスを演じ語るライブ映像全17曲。地方制作のケーブル・テレビ番組のDVD化でチャプターもない製品だが、ブルーグラスがあたらしい時代に向かうバラエティに富んだ楽しめる映像作品である。
  ●MP-0510 LESTER FLATT AND THE NASHVILLE GRASS 'First Generation Bluegrass'DVD (本体\2,650-)\2,862-

フラット&スクラッグス解散後レスター・フラットが'69年に新たに結成したナッシュビル・グラスの貴重な映像、ローランド・ホワイト、ハスケル・マコーミック、ジョッシュ・グレイブス(d)、ポール・ウォーレン(f)、ジョニー・ジョンソン(g)よるサウンドが楽しめる。ビル・エマーソン(bj)、ジミー・グッドロウ(m)、ウェイン・イエイツのカントリー・ジェントルメンによるも"Matterhorn"も収録。
  ● MP-0108 DON RENO & RED SMILEY『Bluegrass 1963』 DVD\2,862-(本体\2,650-、64分)再入荷

 あのフラット&スクラッグスのDVD10巻シリーズに匹敵する超貴重映像、レノ&スマイリーの1963年のテレビ番組がDVD化である。なんと、スタンレー・ブラザーズのゲスト出演!! そしてまたなんと1957年の結成間もないころの超お宝映像"I'm the Talk of the Town"も登場する。トラッドグラス・ファン必携のDVD!! ドン・レノって……凄過ぎますです!!
 [ピック、アクセサリー]
  ●DRY-400 『弦楽器用除湿剤:ドライフォルテ』(本体\400-)\432-

野外フェスシーズン到来、愛用の楽器を湿気から守る楽器用除湿剤です。「ケースの中など密閉された空間 の中の余分な湿気をとことん!!吸い取ります。過酷な条件から愛器を護るアイテムです。
 [教則お勧め]
  ●ACB-8 DAVID GRISMAN『The Book of the Dawg Vol.3: Dawg Jazz』Book77頁(本体\3,800-)\4,104-

Rattlesnake/Dawg Patch/E.M.D./Blue Midnite/Dawgola/Hot Club Swing/Dawgma/Dawg Jazz/Steppin' with Stephane/Svingin' with Svend/Mad Max/Dawg Daze/Learned Pigs/Grateful Dawg/Jazzin' with Jazzbo/Dawg after Dark/Limestones/Cinderella's Fella/Dawg's Groove/Swang Thang全20曲
 デビッド・グリスマンの音楽ルーツを音符とマンドリンタブ譜、そして写真やコメントで追っていくという趣向の教則本。今回はトニー・ライスのラウンダー・デビュー作に提供した"Rattlesnake"、DGQの初期からの主要レパートリー"E.M.D."他、ジャズ・スタイルで演奏されてるドウグ音楽のオリジナル20曲を収録。すばらしいマンドリン教則タブ譜集。 
  ●BOOK-AS ANNIE STANINEC『Traditional Bluegrass Fiddle Solos』Book(本体\5,300-)\5,724(52頁、webにてオーディオ解除コード付き)

 アニー・スタニネッツ(ムーンシャイナー3月号カバーストーリー)、日系のフィドラーがブルーグラスフィドルの「キモ」を紹介してくれる抜群に有益なフィドル教本秀作! ムーンシャイナーでも詳細に解説していたようにカーリー・レイ・クラインやジョン・グリックなど、とてもマニアックなものからチャビー・ワイズ、ケニー・ベイカーまで、トラッドグラス系歌モノの間奏、完全コピー譜+解説である。楽譜が読める人にとって、ブルーグラスフィドルの神髄に触れる最初の技術的な第一歩になるかもしれない、とても素晴らしい実践的なブルーグラスフィドル教則本である。
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