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 「オズボーン・ブラザーズ・パインキャッスル4部作完結!!」   2014/06/24

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  ●PC-1184 OSBORNE BROTHERS 『Nashville』CD(本体\2,250-) \2,430-新入荷

Gonna Be Raining When I Die/Muddy Waters/The Oak Tree/My Baby'S Gone/Going Back To The Mountains/When I Stop Dreaming/The Hard Times/Half A Mind

パインキャッスル・レコード社の創業者、カーネル・トム・リグスの肝いりでスタートしたオズボーン・ブラザーズのデビューからの足跡を辿るという企画作品4部作の最終回。ケンタッキー州ハイデンをスタートにカントリーの殿堂オープリーの大スターに登りつめた彼らの安住の地となったナッシュビルと冠されたアルバムはトム・リグスの健康上の理由でこれまでリリースされなかったが、新たな経営となって再スタートした同社がこれまで未発表だった'75年のオウエン・ブラッドレイのスタジオで録音された7曲の音源と1995年のリッチー・アドラー・スタジオの音源全8曲を集めてシリーズを完結させた。'75年セッションはデル・スレッドに加えてレイ・エディントン、ピッグ・ロビンス、バッサー・クレメンツ、レオン・ローズ、ハル・ラッグ等、名うてのスタジオ・ミュージシャン達とセッションが熱い。ソニーの独創的なバンジョーが冴える。ルービンの2曲とジェイク・ランダースが3曲提供しているのも特徴的。
  ●PC-1085 OSBORNE BROTHERS『Hyden』CD(本体\2,450-) \2,646-

Ruby/I'll Just Pretend/Picture on the Wall/Grandpaw's Radio/Great Speckled Bird/Star Spangled Banner Waving Somewhere/Little Cabin Home on the Hill 他全13曲

ケンタッキー州ハイドンという小さな田舎町から世界をツアーするミュージシャンにまで成長したオズボーン兄弟。彼らの足跡を辿るというコンセプトで創られた第一作。ごく時折やや不安定な音程になるものの、いまだに抑え難い衝動を感じさせてくれるボビー・オズボーンのボーカルはただ者ではない狂気を含んでいるのが嬉しい。ブルーグラスはそんなヤワな音楽ではないものネ。ソニーのバンジョー美学は愛器グラナダで自分の世界に入り込み、そのワガママを善しとしよう。とにかくこの兄弟は並みのオープリ・スターではなく、凄い芸術的インパクトを備えた2人なのだ。2人を支えるのはザ・サイドメンの主役でもあるテリー・エルドレッジ(g)、ジーン・ウートン(d)、テリー・スミス(bs)、グレン・ダンカン(f、何曲かはジミー・キャンベルとデビッド・クロウが参加)の職人芸の持ち主達。トラッドやブルーグラス・スタンダードにラリー・コードルやビリー・スミスらの書き下ろし曲を配し、今のオズボーン・サウンドを聴かせる。67才のボビーと61才のソニー、いつまでもこんな風にトンガッテいて欲しいものだ。
  ●PC-1100 OSBORNE BROTHERS『Dayton to Knoxville』CD(本体\2,450-) \2,646-

Y'all Come/I'm Thinking Tonight of My Blue Eyes/Alabama/Is It Too Late Now/I Wonder Where You Are Tonight/I Cried Again 他全16曲  
オズボーン・ブラザーズのキャリアを振り返る4作シリーズの第2作。1949年から54年、懸命にブルーグラスのノウハウを学んでいた時代の懐かしい曲を、現在のメンバーで再演している。
  ●PC-1124 THE OSBORNE BROTHERS『Detroit to Wheeling』2CD (本体\3,150-)\3,402-

Shady Lane/Helen/I'm Old Kentucky Bound/Tahoe/Down In The Willow Garden/Lover's Farewell/Big Sandy River/Mansion On The Hill/Pretty Little Maid/Lonesome Wind Blues/Billy And The Low Ground/Love And Wealth/Cherokee Shuffle/Down Where The River Bends/Take These Chains From My Heart/Foggy Mountain Breakdown/You Go To Your Church(And I'll Go To Mine)/Banjo Gospel Medley:I'll Fly Away-You've Got To Walk That Lonesome Valley-Unclouded Day/The Black Sheep Returned To The Fold/The End of the World/Heaven/Rock Of Ages/Gone Home/Eddie Stubbs Introduces Sonny & Bobby/Theme:Shuckin' The Corn/The Hills Of Roan County/Here Today Gone Tommorow/They Sleep Together Now At Rest/Highway Of Sorrow/Who Done It/Theme:Redwing/We'll Meet Again Sweetheart 全31曲

 オズボーン・ブラザーズの50年に及ぶキャリアを自ら振り返る4部作シリーズの第3部。今作は54年のデトロイトでのタクシー運転手などの仕事をしながらブルーグラスを続けるという、経済的にも恵まれなかった時代、そしてレッド・アレンとチームを組むことで認められ、ローカルのラジオ・ショウから、オープリにも匹敵する人気番組だったウェスト・ヴァージニア州ウィーリングのWWVAジャンボリーへと進出した時期、MGMと契約しレコーディング・アーティストとしても成功を収めかけた時代を回顧している。ここではそうした時代を映し出すべく、当時のラジオ・ショウのフォーマットに則した構成を採り入れている。ハイギアのインストをオープニングに、軽快なMCとコマーシャルをはさんでそのときどきの流行り唄そしてゴスペル、再びインストというラジオ・ショウのパターンを踏襲して当時のふたりのレパートリー、公式には録音していない曲を中心に、多くのインストをまじえてたっぷりと楽しませてくれる。ボビーとソニーの音楽に内包される先鋭性、毒気を隠し味に、クラシック・ブルーグラスの醍醐味にすべてを注ぎ込んだ会心作。ジョッシュ・スタイルがシュアーな故ジーン・ウートン(d)、バディ・スパイカー直系のシャド・コッブ(f)在籍時の録音が中心となっている。そして今回の目玉は、DISC2後半に収められた、レッド・アレンとのコーラス、オズボーンズの看板となったハイ・リードのトリオ・コーラスの完成を見た時期の、WWVAジャンボリーでのライヴ音源、そして61年、レスター・フラットとボビーが初めて共演した"We'll Meet Again Sweetheart"(ソニー、ジョッシュ、ポール・ウォーレン、ジェイク・タロックという混成チーム)。
  ●PC-108 OSBORNE BROTHERS『Live in Germany』CD2枚組+DVD(本体\3,500-)\3,780-

Walkin' the Floor Over You/Muddy Bottom/If I Should Wander Back Tonight/Bluegrass Melodies/Listening to the Rain/Midnight Flyer 他全22曲+DVD

 2004年12月の肩の回旋腱板の手術以降、バンジョーを持てなくなったソニーの引退で、現在は 幻となったオズボーン・ブラザーズ、1989年7月30日、ドイツでのライブの全容が、すばらしいCD 2枚組とオマケのDVD映像となって楽しめる。テリー・エルドレッジ(g)、テリー・スミス(bs)、ス ティーブ・トーマス(f)を配し、ボビー・オズボーンのアグレッシブなボーカルとマンドリン、そし てライブで本領を発揮するソニー・オズボーンの円熟の極地に達したアメージング・バックアップ とアドリブの連発……、全員がオズボーン・アンサンブルを創るために全身で音楽に集中しているさ まが手を取るように分かる…、すばらしいのひと言だ。ただCD2枚の音質は抜群なのでまずはそち らを耳をカッポジイテ楽しみ、DVDは画質音質ともに当時のアマチュアによるもので、CDで目が回っ たあとに「オマケ」として楽しみたい。オズボーン・ヒット曲に"Blue Ridge Cabin Home"や"Your Love Is Like a Flower"ほかのスタンダードの選曲バランスも絶妙だ。日本公演もそうだったが、日常の 米国内ツアーとはまったく違った本気の集中力が全員のブルーグラス緊張感を極限にまで高める。 当時58才と52才のボビーとソニー、第一世代ブルーグラスのミュージシャン魂は、ものすごい ぞ!!
  ☆☆ビー・オー・エム・サービス(御注文は:TEL 0797-87-0561:FAX 0797-86-5184:E-MAIL order@bomserv.comにて承ります。☆☆
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